JP4460172B2 - 2つのワークの溶接装置 - Google Patents
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Description
本発明は、結合技術、特に溶接技術の分野に関する。
【0002】
本発明は、2つのワークが両ワーク間に結合領域を画成している2つのワークの溶接方法に関する。また本発明は、2つのワークが両ワーク間に結合領域を画成し、摩擦心棒がその結合領域内に送り込まれる2つのワークの溶接装置に関する。
【0003】
例えばアルミニウム製あるいはアルミニウム合金製の2つのワークを接合するために、例えばヨーロッパ特許第0615480号明細書において、摩擦で発生した熱によって、両ワークの突合わせ領域、接合領域あるいは結合領域での溶接のために、基礎材料を可塑化するかあるいは溶融することが知られている。このために、摩擦溶接ヘッドが利用されている。その摩擦溶接ヘッドは、周期的に高速運動(例えば高速回転)する摩擦心棒を有している。この摩擦心棒は、被接合ワークの材料より硬くて高い融点の材料から成っている。この摩擦心棒は、2つの板状ワークを接合するために、ワークの結合領域の範囲において横でワークに当てられる。この摩擦心棒は、その周期的な高速運動でワークを可塑化するので、同時に結合領域に沿って送り運動すると、両ワークの対向して位置する範囲に侵入する。そして可塑化した範囲が冷えると、両ワークが溶接される。その方法は摩擦攪拌溶接(Friction Stir Welding)と呼ばれている。
【0004】
この摩擦攪拌溶接(Friction Stir Welding)の改良形態および変更例は、国際公開第WO95/26254号明細書および国際公開第WO96/38256号明細書に記載されている。
【0005】
しばしば、溶接継目が両ワークの縁部まで延びないように、両ワークを互いに溶接しなければならない。その場合、摩擦心棒は(ワークに横から侵入した後)このワークから別の個所で再び横に出せない。例えば板状ワークは突合わせ縁に沿って途切れ途切れでしか溶接されず、またその溶接部分は少なくとも板状ワークの縁まで達しない。この場合、溶接継目の終端に、摩擦心棒を引き抜く際あるいは持ち上げる際、摩擦心棒の材料排除に基づいて、望ましくない孔が残存する、という問題が生ずる。
【0006】
この問題は、溶接継目が閉鎖形状で製造されねばならないときも生ずる。特に、2つの管を(気密に)溶接する際、摩擦心棒が管円周に沿って完全に一周した後再び開始個所に戻るために生ずる。
【0007】
ドイツ特許第19616285号明細書において、摩擦心棒を円周方向に運動しながら管壁からゆっくり引き抜き、これによってくさび状の退路開口が生ずるようにすることが提案されている。しかしこれによっても、半径方向に持ち上げる際に生ずる孔は完全に避けられない。溶接された管は、くさび状退路出口の範囲がしばしば望ましくない薄い壁厚となる。
【0008】
ワークにおける望ましくない孔あるいは望ましくない開口を閉鎖するために、例えば英国特許出願公開第2233923号明細書において、その孔ないしは開口の中に、プラグを高速回転して摩擦熱を発生しながら挿入し、このプラグでその孔ないしは開口を気密に閉鎖することが知られている。多数の管を溶接する場合のそのような処置は、摩擦心棒の一周ごとに、そのような摩擦プラグを挿入しなければならず、このために場合によっては、特別な装置あるいは少なくとも一回の工具交換が必要とされるので、経費がかかる。
【0009】
従って本発明の課題は、溶接継目の最終個所で摩擦心棒が持ち上げられることによる生ずる孔が、安価な技術的経費で確実に回避されるような2つのワークの溶接装置を提供することにある。
【0010】
本発明によれば、2つのワークが両ワーク間に結合領域を画成し、
a)摩擦心棒が、溶接開始で、結合領域内および結合領域の両側における両ワークの対向して位置する範囲内に挿入され、
b)摩擦心棒が両ワークを溶接しながら溶接方向に結合領域に沿って移動され、
c)両ワークの溶接後に、摩擦心棒が結合領域から出され、
d)摩擦心棒が、持ち上げられながら、犠牲要素に挿入される
2つのワークの溶接方法であって、
e)犠牲要素が別個の犠牲体として形成され、この犠牲体が少なくとも一方のワークに隣接して設けられ、
f)結合領域が閉鎖形状を有し、
g)摩擦心棒が、結合領域を完全に一周した後、摩擦心棒の円周運動を維持しながら開始個所を越えて移動され、犠牲要素に挿入される
2つのワークの溶接方法が提案される。
【0011】
ここで犠牲要素とは、両方のワーク(例えば両方の管)の機能にとって必要でないあらゆる要素を意味している。従って本発明の方法によれば、摩擦心棒を持ち上げた際に残存する孔が、ワークの機能上重要な部位には生ぜず、犠牲要素に生ずるという利点が得られる。例えば犠牲要素は2つの管状ワークの外側表面から突出し、これによって、犠牲要素に孔が生じた際、管にその設定壁厚を下回った個所が生ずることはなくなる。
【0012】
犠牲要素は任意の形状(例えば突起、突出部あるいは延長部の形)をしていてよい。
【0013】
摩擦心棒は特に、両ワークの互いに対向して位置する部位の可塑化が結合領域の両側で現れる摩擦攪拌原理で作動する。
【0014】
本発明における摩擦心棒の持ち上げまたは取り外しとは、摩擦心棒を一方あるいは両方のワークから引き抜くことを意味する。この引き抜きは少なくとも、結合領域の方向(即ち溶接方向に対して垂直な方向)における運動成分を有する。
【0015】
有利な実施態様において、犠牲要素は、一方のワークの構成部分として犠牲部位を形成してこのワークに一体形成されている。例えば犠牲部位およびワークは単一の部材から形成されるか製造される。特に犠牲部位は一方のワークの表面から突出している。
【0016】
他の実施態様において、犠牲要素は別個の犠牲体として形成され、この犠牲体は少なくとも一方のワークに隣接して設けられる。そのような犠牲体は単純に製造でき、ワークを製造する際に補助的な経費を必要としない。
【0017】
例えば犠牲体は、できるだけ隙間あるいは空隙のない接触が生ずるように、その下側面がワークの輪郭に合わされている。犠牲体は(犠牲部位も同様に)好適には、溶接方向に対して垂直にも延びている。
【0018】
犠牲体あるいは犠牲部位がワークと同じ材料から成っていると特に有利である。これによって、犠牲要素を利用しない場合にワークに残存する孔が、犠牲要素の材料によって特に確実に回避されるか閉鎖されることが保証される。
【0019】
好適には、本発明に基づく方法は、結合領域が閉鎖形状、特にリング形を有しているようなワークに利用される。そのようなワークは例えば管である。この場合、溶接継目は開始個所から最終個所まで延び、その最終個所は開始個所と一致している。例えば管の場合、一周(360°)の円周線に沿って溶接される。
【0020】
閉鎖形状を有する結合領域の場合、摩擦心棒は、結合領域を完全に一周した後、好適には開始個所を越えて移動される。これは、2つの管を溶接する際、摩擦心棒が360°より大きな円周運動を行い、即ち最終個所を越える運動を行うことを意味する。
【0021】
その場合、例えば摩擦心棒により数回通過される結合領域の部分が生ずる。例えば機械で調整されるそのようなオーバーラップによって、本発明に基づく方法の許容誤差が有利に増大する。
【0022】
特に犠牲要素は、溶接方向に見て特に最終個所と一致する開始個所の後方に設けられる。
【0023】
特に有利な実施態様において、閉鎖形状を有する結合領域の場合、摩擦心棒が既に溶接方向に移動された後、犠牲体が、開始個所に、あるいは摩擦心棒が既に通過し終えた個所に設けられる。犠牲体は例えば、開始個所上にあるいは既に摩擦心棒が通過し終えた個所上に、犠牲体を設けるための十分な場所が存在する時点で設けられる。
【0024】
このような処置の際、摩擦心棒は完全に一周した後に、その(方位)運動方向の変更あるいは補助的な運動を必要とすることなしに、いわば自動的に犠牲体に入り込む。
【0025】
あるいはまた、摩擦心棒が既に溶接方向に移動された後、犠牲体が、溶接方向に見て、開始個所の横に、あるいは摩擦心棒が既に通過し終えた個所の横に設けられる。この場合、摩擦心棒の完全な一周後に、場合によっては、摩擦心棒が開始個所の横から、あるいは摩擦心棒が既に通過した個所の横からワーク内での前進運動後に犠牲体の中に動かし入れられるように、摩擦心棒の方位前進運動の終了あるいは変更が必要である。
【0026】
他の特に有利な実施態様において、犠牲要素は結合領域に直に隣接して設けられる。これによって、結合領域に沿った完全な溶接後に、摩擦心棒を時間的損失なしに犠牲要素内に挿入できるという利点が得られる。場合によっては、その場合には一方のワーク内における特別な前進運動が必要とされず、摩擦心棒を犠牲要素内へ挿入する際の摩擦心棒の持ち上げは結合領域から出される最中に行われる。
【0027】
時間損失を小さくするために、犠牲要素は少なくとも、結合領域に対して摩擦心棒の直径より小さな間隔を隔てて設けられる。
【0028】
他の実施態様において、犠牲要素は、溶接方向に見て、結合領域の横に設けられる。この実施態様は、犠牲要素が犠牲部位として一方のワークの構成部分である場合に有利である。その犠牲部位は、結合領域に沿った被溶接ワークの位置決め及び/又は摩擦心棒の運動を害することなしに、結合領域に対して間隔を隔てて特に簡単に形成できる。
【0029】
本発明に基づく方法の有利な実施態様において、犠牲要素は、ワークの溶接後に除去される。摩擦心棒が犠牲要素から引き抜かれた後、その犠牲要素の除去あるいは削除は例えばフライス削りあるいは切断によって行われる。
【0030】
他の有利な実施態様において、摩擦心棒の持ち上げ中、摩擦心棒の送り運動が維持される。これらの両運動を重畳させることによって、特にきれいな退去個所が生ずる。
【0031】
好適には、犠牲要素が取り囲むワークの表面からの犠牲要素の高さは、溶接継目深さより大きい。溶接継目深さは摩擦心棒(沈み込み摩擦面)の高さに関係するので、これによって、沈み込んだ摩擦棒全体が犠牲要素によって受けられることが保証される。
【0032】
特にここでいう「高さ」は、ワークの表面に対して垂直な高さを意味する。例えば、犠牲要素はこの高さだけ溶接方向に対して垂直に結合領域から突出している。
【0033】
更に有利な実施態様において、犠牲要素が取り囲むワークの表面からの犠牲要素の高さは三次元的に変化している。これによって、特に摩擦心棒の持ち上げ運動と前進運動とが重なり合った全体運動に関連して、結合領域から犠牲要素への単純できれいな移行が達成される。特に、摩擦心棒の送り運動方向に平行な方向に沿って高さが(連続的に)増加する。
【0034】
他の有利な実施態様において、それに従って、摩擦心棒は、犠牲要素内にその高さが増大する方向に挿入される。
【0035】
例えば犠牲要素はくさび状をしている。2つの管を溶接する際、くさびは特に、その表面あるいは外側面が少なくとも部分的に管の外周面に対して接線方向に延びる形をしている。
【0036】
摩擦心棒は好適には、犠牲要素の輪郭に従って制御されて持ち上げられるか引き上げられる。
【0037】
溶接装置に関する課題は、本発明によれば、2つのワークが両ワーク間に結合領域を画成し、摩擦心棒がその結合領域内に送り込まれ犠牲要素に挿入され、摩擦心棒を犠牲要素の輪郭に従って制御してワークから引き上げ、同時に摩擦心棒の送り運動を実施する制御装置が設けられている2つのワークの溶接装置であって、摩擦心棒が、制御装置に設けられ犠牲要素の輪郭を表している制御カムに従って引き上げられることによって解決される。
【0038】
この装置は本発明に基づく方法を実施するために特に適している。この装置は、高さが三次元的に変化している犠牲要素が使用される場合に特に有利である。
【0039】
好適には、摩擦心棒は、送り方向に進んだ行程に関係して、自動的に引き上げられる。
【0040】
装置の有利な実施態様において、この装置は、摩擦心棒の行程を走査し引上げ運動を制御する走査体を有している。
【0041】
走査体と摩擦心棒とは好適には制御シリンダを介して接続されている。
【0042】
摩擦心棒が、制御装置に設けられた制御カムに従って引き上げられると有利である。制御カムは機械式あるいは電子式に実現される。
【0043】
特に有利な実施態様において、制御カムは犠牲要素の輪郭を表している。
【0044】
本発明はまた上述の方法を実施するための犠牲体にも関する。この犠牲体は少なくとも1つのワークに当てられる別個の物体である。犠牲体の考え得る形態および利点は、以下の本発明に基づく方法の説明から理解できる。
【0045】
更に本発明は本発明に基づく方法を実施するための犠牲部位を備えたワークに関する。特にその犠牲体は、一方のワークの構成部分としてこのワークに一体に形成されている。
【0046】
犠牲部位の有利な実施態様は、本発明に基づく方法の以下の説明から同様に理解できる。
【0047】
以下図1〜図11を参照して、本発明に基づく方法とその装置の複数の実施例を詳細に説明する。
【0048】
図1には、端面1A、3Aを突合わせて配置された2つの板状ワーク1、3が示されている。その両ワーク1、3はそれらの端面1A、3Aによって両ワーク1、3間に結合領域5を画成している。ワーク1、3はその端面1A、3Aがほとんど隙間なしに接触しているか、両端面1A、3A間に例えば製造技術に起因する(望ましくない)小さな空隙を有している。
【0049】
ワーク1、3はその結合領域5に沿って、開始個所7で始まって、ワーク1、3の縁から離れている最終個所9まで、互いに溶接される。このために、摩擦・攪拌溶接原理で作動する摩擦心棒23付き溶接ヘッド21が、開始個所7で結合領域5およびこの結合領域5の両側における両ワーク1、3の相対して位置する部位あるいは区域に挿入される。摩擦心棒23は、所定の溶込み深さに到達した後、結合領域5に沿って溶接方向25に移動される。
【0050】
摩擦心棒23は、挿入中および前進移動中、詳述しない電動駆動装置によって、回転中心線27を中心として高速回転される。同時に摩擦心棒23が両ワーク1、3間の結合領域5に押し付けられ、これによって、材料が加熱され、可塑化される。そのために溶接ヘッド21は案内肩22を有している。可塑化した材料は、摩擦心棒23の回転運動によってその背後に移送され、案内肩22および摩擦心棒23の輪郭(図示せず)によって圧縮される。そして冷却した際、融点に到達することなしに、固い結合が生ずる。
【0051】
摩擦心棒23は、溶接方向25に最終個所9まで移動した後、そこで結合領域5およびワーク1、3から遠ざけねばならない。この場合、摩擦心棒23による材料排除のために、最終個所9に孔が残存するが、この孔は補助材で塞がねばならない。
【0052】
従って本発明に基づいて、最終個所9にくさび状の犠牲体31が締付け固定され、圧着され、あるいは溶接されている。この犠牲体31は両ワーク1、3を押し合わせた後、その上に置かれる。犠牲体31はその尖端33が、犠牲体31上を移動すべき溶接ヘッド21に向いている。犠牲体の下側面35は両ワーク1、3上に結合領域5を覆って位置している。
【0053】
犠牲体31の最大高さHは、摩擦心棒23が犠牲体31によって完全に取り囲まれるように、溶接継目深さTより大きくされている。
【0054】
摩擦心棒23は犠牲体31の中にその高さHが増大する方向に挿入される。その場合、結合領域5に沿った前進送り運動41に、(摩擦心棒23をワーク表面に対して持ち上げさせる)引上げ運動43が重畳される。換言すれば、摩擦心棒23はその下端が結合領域5あるいはワーク1、3の一方に最早もぐり込まなくなるまで、犠牲体31の輪郭に従って持ち上げられる。
【0055】
図2に示されている第2実施例において、犠牲体31は溶接方向25に見て結合領域5の横に設けられ、その尖端33が結合領域5に直に隣接している。犠牲体31の代わりに、一方のワーク1、3に犠牲部位51をそのワーク1、3の構成部分として一体形成できる。犠牲体31および犠牲部位51は、以下においてまとめて犠牲要素と呼ぶ。
【0056】
図2において、犠牲要素31、51は図1の配置に対して90°回転されている。摩擦心棒23が最終個所9まで移動された後、それまでの移動方向に対して90°回転され、摩擦心棒23は犠牲要素31、51に向けて送り運動41される。この送り運動41に(第1実施例と同様に)、案内肩22が犠牲要素31、51のくさび状経過に追従するようにして、引上げ運動43が重畳される。
【0057】
図3に示されている第3実施例は、図2に示された実施例にほとんど一致しているが、犠牲要素31、51が結合領域5に対して摩擦心棒23の直径Dより小さな間隔Aを隔てて置かれている点で相違している。図2と同様に、摩擦心棒23が最終個所9に到達した後、その運動方向が90°回転され、摩擦心棒23が結合領域5から外される。図2と異なって、摩擦心棒23が結合領域5から外れ始めた際、直ちに引上げ運動43は開始しない。むしろ、摩擦心棒23が犠牲要素31、51の尖端33に到達するまで、まず片側のワーク1において前進運動51が行われる。その後はじめて、引上げ運動43のためおよび送り運動41の維持によって、摩擦心棒23の持ち上げが行われる。
【0058】
図4における第4実施例において、ワーク1、3は管状形成物であるので、結合領域5は閉鎖形状、詳しくはリング形状を有している。円形溶接継目が形成される。図4に示された最初の時点において、溶接ヘッド21の摩擦心棒23が開始個所7で結合領域5内に半径方向に挿入され、即ち送り移動され、溶接方向25に沿って円周方向に結合領域5に沿ってワーク1、3を溶接し始める。
【0059】
図5に示されたその後の時点で、摩擦心棒23はそれが360°完全に一周して、開始個所7と一致する最終個所9にほぼ再び到達する。この摩擦心棒23が図3の実施例に類似して犠牲要素31、51に挿入されるまで、摩擦心棒23は距離Sだけ開始個所7を越えて移動される。この場合その距離Sは摩擦心棒23が結合領域を複数回通過する距離であり、これによって全周が液密に溶接されることが大きな許容誤差で保証される。その距離Sは少なくとも摩擦心棒22の直径Dと同じ大きさである。
【0060】
図6には、ワーク1、3が同様に管である第5実施例が横断面図で示されている。図6に示された第1時点で、摩擦心棒23は開始個所7において既にワーク1、3の壁内に挿入され、溶接方向25に沿って動き始める。
【0061】
図7には、溶接ヘッドが完全に一周した後であらためて開始個所7に到達する直前の第2時点における溶接ヘッドが示されている。図6における第1時点と図7における第2時点との間において、犠牲要素31(退去くさび)がワーク1、3の、摩擦心棒23が既に通過し終えた場所に、取り付けられる。従って、摩擦心棒23はその円周運動を維持しながら犠牲要素31に直接入り込む。これは図8に示されている。前述の実施例のように、そのために摩擦心棒23が犠牲要素31の尖端33に到達した際、引上げ運動43が行われる。既に図5に類似して示されているように、犠牲要素31は溶接方向25に見て開始個所7の後方に設けられているので、開始個所7(最終個所9と一致)と尖端33との間に、摩擦心棒23が結合領域を複数回通過して許容誤差を高める距離Sが形成される。
【0062】
くさび状犠牲体31はその下側面が管の曲率に合わされている。
【0063】
図8には、送り運動41および引上げ運動43(図1〜図3)が一緒にワーク1、3および結合領域5からの接線方向の退去運動の形にどのように重畳されるかが示されている。摩擦心棒23はこの退去運動後に、犠牲体31から遠ざけられ、これによって退去孔60が残される。この退去孔60は、犠牲体31が付けられていなければ、ワーク1、3の管壁に生じてしまう。
【0064】
摩擦心棒23を犠牲体31から除去した後に、犠牲体31は、この個所が滑らかな円形輪郭になるまで、フライス加工される。
【0065】
図9には、溶接装置61と制御装置64とを有する本発明に基づく装置62の第1実施例が示されている。溶接装置61は駆動装置63とこれで駆動される摩擦心棒23付き溶接ヘッド21とを有している。摩擦心棒23は制御装置64によって制御されてワーク1、3から引き上げられ(引上げ運動43)、同時に送り運動41が実施される。
【0066】
図9において、制御装置64は車輪として形成された走査体68を有している。この走査体68によって、送り方向41に進んだ行程が検出される。走査体68の運動は制御シリンダ72を介して溶接ヘッド21、従って摩擦心棒23に伝えられる。このようにして、走査体68によって、摩擦心棒23の引上げ運動43が制御される。
【0067】
図10には、本発明に基づく装置62の第2実施例が示されている。図10は管1、3に沿った縦断面図であり、この図10から、溶接ヘッド21が案内レール74に沿って管の円周方向に案内されることが理解できる。
【0068】
図10およびワーク(管)1、3の横断面図である図11に示されている実施例において、引上げ運動43は制御カム80を介して制御される。制御カム80は制御装置64に固定して設けられている。制御カム80は犠牲体31の輪郭を表しているので、送り運動41と引上げ運動43との重畳によって、摩擦心棒23は、犠牲体31の輪郭に従って制御されて持ち上げられる。制御カム80はスプール弁82を介して溶接機63に接続されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく方法の第1実施例の概略説明図。
【図2】 本発明に基づく方法の第2実施例の概略説明図。
【図3】 本発明に基づく方法の第3実施例の概略説明図。
【図4】 本発明に基づく方法の第4実施例の第1時点における概略説明図。
【図5】 図4の実施例の第2時点における概略説明図。
【図6】 本発明に基づく方法の第5実施例の第1時点における概略説明図。
【図7】 図6の実施例の第2時点における概略説明図。
【図8】 図6および図7の実施例の第3時点における概略説明図。
【図9】 本発明に基づく装置の第1実施例の正面図。
【図10】 本発明に基づく装置の第2実施例の縦断面図。
【図11】 図10の実施例の横断面図。
【符号の説明】
1 ワーク
3 ワーク
5 結合領域
7 開始個所
9 最終個所
23 摩擦心棒
25 溶接方向
31 犠牲体
41 送り方向
43 引上げ方向
51 犠牲体
62 溶接装置
64 制御装置
68 走査体
72 制御シリンダ
80 制御カム
Claims (1)
- 2つのワーク(1、3)が両ワーク(1、3)間に結合領域(5)を画成し、摩擦心棒(23)がその結合領域(5)内に送り込まれ犠牲要素(31、51)に挿入され、摩擦心棒(23)を犠牲要素(31、51)の輪郭に従って制御してワーク(1、3)から引き上げ、同時に摩擦心棒(23)の送り運動(41)を実施する制御装置(64)が設けられている2つのワーク(1、3)の溶接装置(62)であって、
摩擦心棒(23)が、制御装置(64)に設けられ犠牲要素(31、51)の輪郭を表している制御カム(80)に従って引き上げられることを特徴とする2つのワークの溶接装置。
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