JP5147672B2 - 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、配線材により互いに電気的に接続された複数の太陽電池を有する太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法に関する。
太陽電池モジュール1は、図1の概念的な断面図に示すように、配線材2により互いに電気的に接続された複数の太陽電池3、3・・・が、表面保護部材107と裏面保護部材108との間に封止層109によって封止されて構成されている。配線材2と各太陽電池3とは半田からなる接着部7aにより接着されている。
また、配線材2は製造時において、予めリール状に巻かれたものが準備されている。そして、配線材2を所定の長さに切断し、順次各太陽電池3の電極表面に接着する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平10-93120号公報
従来の太陽電池モジュールの製造方法では、配線材2を所定の長さに切断するため、切断部で変形やバリが発生する虞がある。
そして、従来はこのように端部にバリや変形の生じた配線材2の全面を太陽電池の電極表面に半田からなる接着層7aにより接着している。しかしながら、このような配線材2を用いると、配線材2と太陽電池3との接着時に加えられる圧力は、配線材2のバリや変形部近傍で局所的に大きくなる。そして、局所的に大きくなった圧力が、接着部7aを介して太陽電池3に加わる。このため、局所的に加わった過剰な圧力により、太陽電池に割れや欠け、或いはクラックやマイクロクラック等の欠陥が発生し易くなるという課題があった。
また、配線材2により接着された複数の太陽電池3を表面保護部材107と裏面保護部材108との間に封止材109によって封止する際にも、圧力が加わる。そして、この場合においても、配線材2のバリや変形部近傍に局所的に大きな圧力が加わり、そして、この圧力が接着層7aを介して太陽電池3に加えられ、太陽電池に割れや欠け、或いはクラックやマイクロクラック等の欠陥が発生し易くなるという課題もあった。
また、上記の欠陥の影響により、信頼性が低下するという課題もあった。
そして、これらの課題により、従来は太陽電池モジュールの出力が低下し、このため歩留りが低下する虞があった。
そこで、本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、歩留まりが向上した太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る太陽電池モジュールは、表面に接続電極を有する太陽電池と、接続電極に電気的に接続される配線材と、配線材を太陽電池の表面に接着する接着層と、を有し、配線材は、端部に接着層から突出する突出部を有する。
本発明に係る太陽電池モジュールは、突出部の太陽電池の表面に対向する面と、太陽電池の表面との間に空間が設けられている。
本発明に係る太陽電池モジュールは、突出部の先端が、太陽電池の外周縁よりも内側に位置する。
本発明に係る太陽電池モジュールは、接着層が導電性を有し、配線材が前記接着層によって前記接続電極に電気的に接続される。
本発明に係る太陽電池モジュールは、配線材が、接続電極と直接接することにより接続電極に電気的に接続されている。
本発明に係る太陽電池モジュールは、配線材が、導電性を有する芯材と、芯材の表面に形成された導電層とを有し、接続電極の一部は、前記導電層内にめり込んでいる。
本発明に係る太陽電池モジュールは、複数の太陽電池が配列され、接続電極は、太陽電池の表面上に太陽電池の配列方向と直交する方向に延在し、且つ、互いに平行に配列された複数本の細線電極の一部を含み、配線材は、複数本の細線電極上に、配列方向に沿って延在するように配されている。
本発明に係る太陽電池モジュールは、複数本の細線電極のうち配線材の先端部側の最外部で配線材と電気的に接続される細線電極と、隣接する細線電極とを電気的に接続するための交差電極を有する。
本発明に係る太陽電池モジュールは、交差電極が、前記配線材と重畳するように配されている。
本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、ロール状に巻かれた長尺の配線材を準備する第1の工程と、配線材を所定の長さに切断する第2の工程と、配線材を接着によって太陽電池上に接着する第3の工程と、を有し、第3の工程において、配線材の端部を接着から突出させた状態で太陽電池上に接着する。

本発明によれば、歩留りの向上した太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法を提供することができる。
次に、図面を用いて、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
《第1実施形態》
まず、図2から図5を用いて本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュール1について説明する。
(太陽電池モジュールの構成)
図2は、本実施形態に係る太陽電池モジュール1の構成を示す概念的な断面図である。太陽電池モジュール1は、配線材2により電気的に接続された複数の太陽電池3、3…と、受光面保護部材107と、封止材109と、裏面保護部材108とを有する。
配線材2は銅箔等の金属材料からなり、表面は金属材料が露出しても良いし、錫メッキ等の導電性の材料で覆われていてもよい。配線材2は予めリール状に巻かれており、太陽電池3の大きさや厚み等に合わせて適宜、所定の長さに切断されたものが用いられる。そして、この配線材2は接着層7aによって太陽電池3の表面に接着されている。太陽電池3と配線材2との接続関係は後述する。
太陽電池3の受光面側には、透光性を有する表面保護部材107が、透光性を有する封止材109よって接着されている。表面保護部材107は、例えば、ガラス、透光性プラスチック等の透光性を有する材料を用いて構成されている。また、太陽電池3の裏面側には、裏面保護部材108が封止材109によって接着されている。裏面保護部材108は、例えば、PET等の樹脂フィルム或いはAl箔を樹脂フィルムでサンドイッチした構造の積層フィルム等からなる。
封止材109は例えば、EVA、PVB等の透光性を有する樹脂であり、太陽電池セル3を封止する機能も有している。さらに、裏面保護部材108の例えば裏面には図示しない電力取り出し用の端子箱が配されている。さらに太陽電池モジュールの外周部には、必要に応じて枠体が取り付けられている。
このような太陽電池モジュール1を製造するにあたっては、まず、受光面保護部材107、封止材109、複数の太陽電池3、封止材109、裏面保護部材107を順次積層して積層体を作成する。次に、積層体の上下から圧力を加えながら加熱し、太陽電池モジュール1を作成する。
(太陽電池の構造)
図3(a)は本実施形態に係る太陽電池3を受光面側からみた平面図であり、図3(b)は裏面側からみた平面図である。太陽電池3は、図3(a)及び図3(b)に示すように、光電変換部5と、この光電変換部5の受光面及び裏面の夫々に配された集電電極4、41とを有している。光電変換部5は基体として機能する一導電型の半導体ウエハを有し、pn接合或いはpin接合等の光生成キャリア分離用の電界を形成する半導体接合を含んでいる。半導体ウエハとして、単結晶半導体シリコンウエハ、多結晶シリコンウエハといった結晶系ウエハや、GaAs等の化合物半導体ウエハ、その他周知の半導体材料からなる半導体ウエハを用いることができる。また、上記半導体ウエハとの間で半導体接合を形成する材料としては、結晶系半導体、非晶質系半導体、化合物半導体或いはその他周知の半導体材料を用いることができる。
光電変換部5の受光面に形成された集電電極4は、図3(a)の平面図に示すように、光入射によって光電変換部5で生成された電子・正孔のキャリアを集める複数本の細線状の細線電極4A、4A…と、細線電極4A、4A…により集められたキャリアを集電するバスバー電極として機能すると共に、配線材2が接続される接続電極4B、4Bを有する。また、細線電極4Aは太陽電池3の配列方向と直交する方向に延在し、そして、互いに略平行に配列されている。
図3(b)は太陽電池を裏面側から見た平面図である。裏面に形成された集電電極41は、電子・正孔のキャリアを集める複数本の細線状の細線電極41A、41A…と、細線電極41A、41A…により集められたキャリアを集電するバスバー電極として機能すると共に、配線材2が接続される接続電極41B、41Bを有する。また、細線電極41Aは太陽電池3の配列方向と直交する方向に延在し、そして、互いに略平行に配列されている。尚、裏面側の集電電極41は、これに限らず種々の構成をとることができる。例えば、裏面全面に導電材を形成して集電電極としても良い。
集電電極4、41は、例えば、エポキシ樹脂をバインダー、導電性粒子をフィラーとした熱硬化型の導電性ペーストより形成される。また、単結晶シリコン太陽電池、多結晶シリコン太陽電池などの場合には、これに限らず、銀、アルミニウムなどの金属粉末とガラスフリットと、有機質ビヒクルなどから構成される、焼成型ペーストを用いてもよい。また、銀、アルミニウムなどの一般的な金属材料を用いて形成しても良い。
(配線材の接着)
図4(a)は、接続電極4B、接着層7a及び配線材2の接続関係を示すための受光面側からみた図であり、図4(b)は図4(a)において点線で囲む領域Xの要部拡大図面である。図5は図4(a)に示すA-A切断面に沿った断面図である。
図4に示すように、隣り合う太陽電池3、3は、配線材2によって互いに電気的に接続される。配線材2は、太陽電池3の配列方向に沿って延在するよう配される。ここで、複数の太陽電池3の中で、隣り合う太陽電池3の一方を第1の太陽電池3A、他方を第2の太陽電池3Bとする。
図4及び図5に示すように、第1及び第2の太陽電池3A、3Bを接続する配線材2は、第1の太陽電池3Aの受光面に形成された接続電極4Bの表面及び第2の太陽電池3Bの裏面に形成された接続電極41Bに表面の接着層7aにより接着される。そして、配線材2と第1の太陽電池3Aの受光面に形成された接続電極4Bと第2の太陽電池3Bの裏面に形成された接続電極41Bとは電気的に接続される。このとき、本実施形態においては、配線材2は延在方向における端部が接着層7から突出するように接着される。これにより、配線材2は端部に接着層7aから突出する突出部αを有する。配線材2の端部に存在する変形やバリは突出部αに含まれる。そして、突出部αの太陽電池3の表面に対向する表面と太陽電池3の表面との間は離間し、その間には空間が設けられている。
接着層7aは接着からなる。接着としては、半田等の溶融性金属材料や導電性樹脂接着等の導電性接着を用いることができる。また、配線材2と接続電極4B、41Bとを直接接触させることにより直接電気的な接続を行い、機械的な接続を接着層7aにより行っても良い。この場合、接着は導電性のもの以外に絶縁性のものを用いることができる。

また、遮光性を有する接着層7aを用いた場合は、配線材2の内側に接着層7aを形成することが好ましい。
(第1実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法)
次に、本実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法について、図6を用いて説明する。
まず、図6(a)に示す第1工程において、ロール状に巻かれた長尺の配線材2を準備する。ここで、配線材2としては銅等の金属製の材料を用いている。
次に、図6(b)に示す第2工程において、ロール状に巻かれた長尺の配線材を、所定の長さに切断する。例えば上下からカッター51により切断する等の切断方法により切断すればよい。このとき、切断部である配線材2の端部には変形やバリが発生する。そして、切断された配線材2を太陽電池3の形状等に合わせて、折れ曲がり部を形成する。
次に、図6(c)に示す第3工程において、接続電極4B、41B上に導電性の接着を塗布し、この上に配線材2を配する。導電性の接着としては半田や導電性樹脂接着を用いることができる。

この時、配線材2は、配線材2の延在方向における端部が接着から突出するように配置する。この突出する量は、配線材2のバリや変形等を考慮して決められる。そして、適宜、配線材2を配置後、加熱部52により加熱しながら圧着することにより、配線材2と太陽電池3とを接着層7aにより接着する。このとき、配線材2は端部が接着層7aから突出するように接着される。これにより、配線材2は端部に接着層7aから突出する突出部αを有する。そして、配線材2の端部に存在する変形やバリは突出部αに含まれ、配線材2の突出部αと太陽電池3とは離間し、その間には空間が設けられる。

(作用及び効果)
本実施形態に係る太陽電池モジュール1によれば、配線材2は、延在方向における端部に接着層7aから突出する突出部αを有するように配置される。配線材2の突出部αにはバリや変形部が含まれ、太陽電池3には配線材2の平坦部が接着される。そして、配線材2の切断時に発生するバリや変形部を有する配線材2の突出部αの太陽電池3の表面に対向する面と太陽電池3との間は離間し、その間には空間が設けられている。従って、接着時に配線材2と第1の太陽電池3Aの受光面側の接続電極4Bと第2の太陽電池3Aの裏面側の接続電極41Bとに加えられる圧力は、配線材2の略平坦な部分に分散して加えられ、接着層7aを介して太陽電池3に加えられる。このため、太陽電池3に対して局所的に大きな圧力が加わることを抑制することができる。また、配線材2の突出部αと太陽電池3との間には空間が設けられているので、接着時に突出部αに加わった圧力を、突出部αが空間側に変形することにより逃がすことができる。これらの結果、局所的に大きな力が加わることに起因する、太陽電池の割れ、欠け、或いはクラックやマイクロクラック等の欠陥の発生が抑制される。また、太陽電池3A、3Bと配線材2とは、配線材2の略平坦な部分に配された接着層7aによって接着されるため、接続不良の発生が抑制される。
さらに、太陽電池モジュール1は、受光面保護部材107、封止材109、配線材2により接続された複数の太陽電池3、封止材109、裏面保護部材107を順次積層して、積層体の上下から圧力を加えながら加熱することにより、製造される。このとき、複数の太陽電池3を接続する配線材2は、延在方向における端部に接着層7aから突出する突出部αを有するように配置される。配線材2の突出部αにはバリや変形部が含まれ、太陽電池3と配線材2とは配線材2の平坦部において接着されている。これにより、太陽電池モジュール1の作成時に加えられる圧力は、配線材2の平坦部を介して太陽電池3に略均一に加えられるため、太陽電池の割れ、欠け、或いはクラックやマイクロクラック等の欠陥の発生が抑制される。以上により、本実施形態によれば出力の低下を抑制でき、歩留りの向上した太陽電池モジュールを提供することができる。さらに、上記欠陥に起因する出力の低下を抑制できるので、太陽電池ジュールの信頼性を高めることができる。
尚、本実施形態にあっては配線材2として金属製の材料を用いたが、これに限らず表面が半田でコートされた銅箔等の金属製の材料を用いることもできる。この場合には、第3工程に記載した接着を塗布する工程を省略することができる。この代わりに、配線材2を加熱する際に、配線材2の端部の半田が融点温度未満の温度になるように配線材2の中央部を加熱し、中央部付近にコートされた半田を溶解すればよい。このようにすることで、配線材2は端部に接着層7aから突出する突出部αを有するように、配線材2を接続電極4B、41Bの表面に接着することができる。

また、配線材2の突出部αの先端は、太陽電池3の外周縁よりも内側に位置する。突出部αの先端が太陽電池3の外周縁よりも外側に突出する場合、モジュール化の際に、変形した突出部αの先端が太陽電池3の側面に接触し、このまま封止される虞がある。そして、このように配線材2の突出部αの先端が太陽電池3の側面に接触すると、場合によっては、配線材2と太陽電池3との間で不所望の電流リークや短絡が生じる虞がある。従って、配線材2の突出部αの先端は、太陽電池3の外周縁よりも内側に位置することが好ましい。このような構成にすることにより、配線材2と太陽電池3との間で不所望な電流リークや短絡が生じることを抑制することができる。
《第2実施形態》
本発明の第2実施形態について、図7乃至図9を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態と同一又は類似の部分についての説明は省略する。
(太陽電池)
図7は第2実施形態に係る太陽電池32を受光面及び裏面側から見た平面図である。図7(a)に示すように、太陽電池32の受光面には電子・正孔のキャリアを収集する細線状の細線電極42Aのみが形成されている。また、図7(b)に示すように、太陽電池32の裏面には電子・正孔のキャリアを収集する細線状の細線電極412Aのみが形成されている。また、細線電極42A、412Aの一部分は、配線材2と電気的な接続を行うための接続電極としても機能する。また、細線電極42A、412Aは太陽電池32の配列方向と直交する方向に延在し、そして、互いに略平行に配列されている。尚、裏面側の細線電極412Aは、これに限らず種々の構成をとることができる。例えば、裏面全面に導電材を形成して集電電極412としても良いし、第1実施形態と同様の構成であっても良い。
(配線材の接着)
図8(a)は細線電極42A、接着層7a及び配線材2の接続関係を示すための受光面側からみた図であり、図8(b)は図8(a)において点線で囲む領域Yの要部拡大図面である。図9は図8(a)に示すB-B切断面に沿った断面図である。
図8に示すように、32は太陽電池であり、複数の太陽電池32は配線材2によって互いに電気的に接続される。配線材2は、太陽電池32の配列方向に沿って延在するよう複数本の細線電極42A、412A上に配される。ここで、複数の太陽電池32の中で、隣り合う太陽電池32の一つを第1の太陽電池32A、他方を第2の太陽電池32Bとする。
本実施形態においては、配線材2は、銅線等の金属材料からなる芯材2Aとその表面にコートされた半田等の導電層2Bとを有している。そして、細線電極42A、412Aの先端が導電層2B内にめり込むことにより、細線電極42A、412Aと配線材2とが電気的に接続されている。また、配線材2は、隣接する細線電極42A、42A間、細線電極412A、412A間において、太陽電池32の表面に接着層7aによって接続されている。上述の通り、本実施形態にあっては細線電極42A、412Aと配線材2とが直接接触することによって電気的な接続が取られている。従って、本実施形態にあっては、接着層7aを形成する接着として導電性のものに限らず、樹脂接着等絶縁性の接着を用いることができる。

そして、図8及び図9に示すように、本実施形態においては、配線材2は延在方向における端部が接着層7aから突出するように接着される。これにより、配線材2は端部に接着層7aから突出する突出部αを有する。この際、配線材2の端部に存在する変形やバリは突出部αに含まれる。そして、突出部αと太陽電池32表面とは離間し、その間には空間が設けられている。
(第2実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法)
本実施形態に係る太陽電池モジュールを製造する方法について以下に説明する。
工程1及び工程2については、第1実施形態に係る太陽電池モジュールの製造方法と同様である。
工程3において、太陽電池32A、32B上に接着を塗布し、切断され折れ曲がり部を形成した配線材2を配する。配線材2を配置する箇所は、細線電極42A、412Aの長さ、幅、厚み等を考慮し、配置すればよい。

この時、配線材2を、配線材2の延在方向における端部が接着から突出するように配置する。この突出する量は、配線材2のバリや変形等を考慮して決められる。そして、適宜、配線材2を配置後、加熱部52により加熱しながら圧着することにより、配線材2と太陽電池32とを接着層7aにより接着する。このとき、細線電極42A、412Aが導電層2Bにめり込むよう、配線材2に圧力が印加される。配線材2の接着後、配線材2は端部が接着層7aから突出するように接着されている。これにより、配線材2は端部に接着層7aから突出する突出部αを有する。そして、配線材2の端部に存在する変形やバリは突出部αに含まれ、配線材2の突出部αと太陽電池32とは離間し、その間には空間が設けられる。

(作用及び効果)
本実施形態に係る太陽電池モジュール1においても、配線材2は、延在方向における端部に接着層7aから突出する突出部αを有するように配置される。配線材2の突出部αにはバリや変形部が含まれ、太陽電池32には配線材2の平坦部により接着される。そして、配線材2の切断時に発生するバリや変形部を有する配線材2の突出部αと太陽電池32とは離間し、配線材2の突出部αと太陽電池32との間には空間が設けられる。従って、接着時に配線材2と第1の太陽電池32Aと第2の太陽電池32Bとに加えられる圧力は、配線材2の略平坦な部分に分散して加えられ、接着層7aを介して太陽電池32A、32Bに加えられる。また、配線材2の突出部αと太陽電池32との間には空間が設けられているので、接着時に突出部αに加わった圧力は、突出部αが空間側に変形することにより逃がすことができる。これらの結果、局所的に大きな力が加わることに起因する太陽電池の割れ、欠け、或いはクラックやマイクロクラック等の欠陥の発生が抑制される。また、太陽電池32A、32Bと配線材2とは、配線材2の略平坦な部分に配された接着層7aで接着されるため、接続不良の発生が抑制される。
さらに、太陽電池モジュール1は、受光面保護部材107、封止材109、配線材2により接続された複数の太陽電池32、封止材109、裏面保護部材107を順次積層して、積層体の上下から圧力を加えながら加熱することにより、製造される。
このとき、複数の太陽電池32を接続する配線材2は、延在方向における端部に接着層7aから突出する突出部αを有するように配置される。配線材2の突出部αにはバリや変形部が含まれ、太陽電池32と配線材2とは配線材2の平坦部において接着されている。従って、太陽電池モジュール作成時に加えられる圧力は配線材2の平坦部を介して略均一に太陽電池32に加わるため、太陽電池の割れ、欠け、或いはクラックやマイクロクラック等の欠陥の発生が抑制される。以上により、本実施形態によれば、歩留りが向上した太陽電池モジュールを提供することができる。さらに、上記の欠陥に起因する太陽電池32の出力の低下を抑制し、太陽電池モジュールの信頼性を高めることができる。
《第3実施形態》
本発明の第3実施形態について、図10から図12を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態及び第2実施形態と同一又は類似の部分についての説明は省略する。
(太陽電池)
図10(a)は本実施形態に係る太陽電池33を受光面側みた平面図であり、図10(b)は裏面側からみた平面図である。
本実施形態が第2実施形態と異なる点は、複数本の細線電極43A、413Aと電気的に接続するように交差電極43B、413Bを設けた点にある。
(配線材の接着)
図11(a)は見た交差電極43B、細線電極43A、接着層7aの接続関係を示すための受光面側からみた図であり、図11(b)は図11(a)において点線で囲む領域Zの要部拡大図面である。図12は図11(a)に示す図のC−C断面に沿った断面図である。
図11に示すように、交差電極43B、413Bは、配線材2の先端部に対応する位置に配されている。そして、交差電極43B、413Bは、複数本の細線電極43A、413Aのうち配線材2の先端部側の最外部で配線材と電気的に接続されている細線電極43A1、413A1と、それに隣接する細線電極43A、413Aとを電気的に接続するために設けられている。そして、細線電極43A、413Aの一部分及び交差電極43B、413Bは、配線材2と電気的な接続を行うための接続電極としても機能する。この交差電極43B、413Bの幅は、配線材2の表面に形成された導電層2Bの幅より狭い。従って、図12の断面図に示すように、細線電極43A、413Aに加え、交差電極43B、413Bも導電層2Bにめり込むことにより、配線材2と太陽電池33とが電気的に接続されることになる。このとき、交差電極43Bは配線材2と重ならない位置に設けてもよいが、交差電極43Bは受光面積を損なうことのないよう配線材2に重畳するよう配されることが好ましい。
前述したように、配線材2の突出部αの先端は、太陽電池33の外周縁よりも内側にある。このため、配線材7は、太陽電池33の外周縁から距離を空けて内側に配される。この場合、第2実施形態の構造では、太陽電池33の外周縁に最も近い位置に設けられた細線電極43A1、413A1、即ち最外部に設けられた細線電極43A1、413A1と配線材2、2との間で直接電気的な接続を取る際、その部分に接着層7aが存在しない可能性がある。このような場合、太陽電池33に対する配線材2の接着強度が先端部分で低下する虞があり、長期間の使用に伴い配線材2が最外部の細線電極43A1、413A1から剥がれ、出力が低下する虞がある。一方、本実施形態によれば、最外部の細線電極43A1、413A1をその内側にある複数本の細線電極43A、413Aと交差電極43B、413Bによって電気的に接続しているので、出力が低下する虞がない。
(作用及び効果)
本実施形態においても、第2実施形態と同一の効果を奏する。
本実施形態において、交差電極43B、413Bと最外部の細線電極43A1、413A1とは電気的に接続されている。そして、交差電極43B、413Bは配線材2の導電層2Bにめり込むことにより、配線材2と電気的に接続される。これにより、最外部の細線電極43A1、413A1からの集電を確実に行うことができる。従って、最外部の細線電極43A1、413A1と配線材2との接続不良の発生に伴う出力の低下を抑制し、信頼性を向上することができる。
また、交差電極43B、413Bは、最外部の細線電極43A1及び413A1と複数本の細線電極43A、413Aとに電気的に接続するように形成されている。よって、最外部の細線電極43A1、413A1よりも内側に接着の塗布が可能となる。これにより、配線材2の突出部αの先端を太陽電池33の外周縁よりも内側に形成することが容易となる。

《第4実施形態》
本発明の第4実施形態について、図13及び図14を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、上記第1実施形態乃至第3実施形態と同一又は類似の部分についての説明は省略する。
(太陽電池)
図13(a)は本実施形態に係る太陽電池33を受光面側から見た平面図であり、図13(b)は裏面側からみた平面図である。
本実施形態が第3実施形態と異なる点は、交差電極43B、413Bの代わりに、ジグザグ状の連結線43C、413Cを設けた点にある。
(配線材の接着)
図14(a)は交差電極43B、細線電極43A、接着層7aの接続関係を示すための受光面側から見た図であり、図14(b)は図14(a)において点線で囲む領域Zの要部拡大図面である。
図14に示すように、連結線43C、413Cは、配線材2の先端部に対応する位置に配されている。そして、連結線43C、413Cは、複数本の細線電極43A、413Aのうち細線電極43A1、413A1を含む6本の細線電極43A、413Aを電気的に接続するために設けられている。そして、連結線43C、413C及び6本の細線電極43A、413Aは、配線材2と電気的な接続を行うための接続電極としても機能する。この連結線43C、413Cの線幅は、上記実施形態に係る接続電極や交差電極の線幅よりも細い。従って、細線電極43A、413Aに加え、連結線43C、413Cも導電層2Bにめり込むことにより、配線材2と太陽電池33とが電気的に接続されることになる。
ここで、図14に示すように、連結線43C、413Cの一部は、配線材2からはみ出て、太陽電池33の受光面上に露出されていてもよい。ただし、受光面積の減少を抑制する観点から、連結線43C、413Cの露出部分は少ない方が好ましい。
前述したように、配線材2の突出部αの先端は、太陽電池33の外周縁よりも内側にある。このため、配線材7は、太陽電池33の外周縁から距離を空けて内側に配される。この場合、第2実施形態の構造では、太陽電池33の外周縁に最も近い位置に設けられた細線電極43A1、413A1、即ち最外部に設けられた細線電極43A1、413A1と配線材2、2との間で直接電気的な接続を取る際、その部分に接着層7aが存在しない可能性がある。このような場合、太陽電池33に対する配線材2の接着強度が先端部分で低下する虞があり、長期間の使用に伴い配線材2が最外部の細線電極43A1、413A1から剥がれ、出力が低下する虞がある。一方、本実施形態によれば、最外部の細線電極43A1、413A1をその内側にある複数本の細線電極43A、413Aと連結線43C、413Cによって電気的に接続しているので、出力が低下する虞がない。
(作用及び効果)
本実施形態においても、第2実施形態と同一の効果を奏する。
本実施形態において、連結線43C、413Cと最外部の細線電極43A1、413A1とは電気的に接続されている。そして、連結線43C、413Cは配線材2の導電層2Bにめり込むことにより、配線材2と電気的に接続される。これにより、最外部の細線電極43A1、413A1からの集電を確実に行うことができる。従って、最外部の細線電極43A1、413A1と配線材2との接続不良の発生に伴う出力の低下を抑制し、信頼性を向上することができる。
また、連結線43C、413Cは、最外部の細線電極43A1及び413A1を含む複数本の細線電極43A、413Aを電気的に接続するように形成されている。よって、最外部の細線電極43A1、413A1よりも内側に接着の塗布が可能となる。これにより、配線材2の突出部αの先端を太陽電池33の外周縁よりも内側に形成することが容易となる。

《実施例》
以下、本発明に係る太陽電池モジュールについて、実施例を挙げて具体的に説明する。
本発明の実施例として、第1〜3実施形態に係わる太陽電池モジュールを以下のように作製した。以下の作製方法では、工程を工程1〜4に分けて説明する。
<工程1>光電変換部形成
まず、約1Ω・cmの抵抗率と約200μmの厚みとを有する約125mm角のn型単結晶シリコン基板を準備した。次に、CVD法を用いて、n型単結晶シリコン基板の上面上に、約5nmの厚みを有するi型非晶質シリコン層と、約5nmの厚みを有するp型非晶質シリコン層とをこの順序で形成した。
次に、n型単結晶シリコン基板の裏面上に、CVD法を用いて約5nmの厚みを有するi型非晶質シリコン層と、約5nmの厚みを有するn型非晶質シリコン層とをこの順序で形成した。
次に、スパッタ法を用いて、p型非晶質シリコン層及びn型非晶質シリコン層の各々の上に、約100nmの厚みを有するITO膜をそれぞれ形成した。
以上の工程により、実施例に係る太陽電池の光電変換部を作製した。
<工程2>集電電極形成
次に、光電変換部の受光面側及び裏面側に配されたITO膜の表面に、夫々印刷法により、エポキシ系熱硬化型の銀ペーストを用いて、以下の形状を有する集電電極を形成した。
第1〜3実施形態の夫々に係わる実施例1〜3のサンプルについて、幅が約100μm、厚みが約40μmの細線電極をピッチが約2mmで夫々形成した。
また、第1実施形態に係わる実施例1のサンプルとして、長さが約122mm、幅が約1.0mm、厚みが約50μmのバスバー電極を接続電極4B、41Bとして、細線電極4A、41Aと直交する方向に2本形成した。第2実施形態に係わる実施例2のサンプルとしは、上述の細線電極のみを接続電極として有する。また、第3実施形態に係わる実施例3のサンプルとして、単結晶シリコンウエハの外周縁から1.5mmの箇所から長さが約5mm、幅が約1.0mm、厚みが約50μmの交差電極43B、413Bを形成した。このとき、交差電極43B、413Bは光電変換部5の端部に配された細線電極43A、413Aと夫々内側の細線電極43A、413Aの2本とを電気的に接続されている。交差電極43B、413Bを設ける位置は、配線材2の端部側である。
尚、接続電極4B、41B及び交差電極43B、413Bは、細線電極の両端から約1/4の長さの位置に夫々配されている。
<工程3>配線材の接続
ロール状に巻かれた長尺の配線材2を準備した。材質としては銅を使用し、その表面に半田がコートされたものを使用した。配線材の幅は約1.5mmである。この配線材2を太陽電池の厚み、大きさ等を考慮し、約253mmに切断した。
次に、接続電極上に、ディスペンサー等により熱硬化型エポキシ系樹脂を含む樹脂型の接着を塗布した。なお、接着は、樹脂中に体積率約5%のニッケル粒子を含有させることにより、導電性を付与している。

実施例1のサンプルについては、太陽電池3Aの接続電極4B上及び太陽電池3Bの接続電極41Bの表面に接着を厚みが約30μm、幅が約1.2mmとなるよう順次塗布する。この際、接続電極4B、41Bの延在方向における端部から約3mmの箇所は接着を塗布しない。そして、塗布した接着上から配線材2の延在方向における端部が約3mm突出するよう、配線材2を配する。

実施例2のサンプルについては、太陽電池32Aの受光面表面及び太陽電池32Bの裏面表面に太陽電池の配列方向に沿って接着を厚み約30μm、幅が約1.2mmとなるよう塗布する。このとき、接着は、細線電極42A、412Aの両端から約1/4の長さの位置に太陽電池の配列方向に沿って2ヶ所に塗布される。また、この際、太陽電池32の外周縁から約4mmの箇所は接着を塗布しない。そして、塗布した接着上から配線材2の端部が約3mm突出するよう、配線材2を順次配する。また、接着はすべての細線電極42A、412Aに跨るように配される。

実施例3のサンプルについては、太陽電池33Aの受光面上及び太陽電池33Bの裏面上に接着を厚みが約30μm、幅が約1.2mmとなるよう順次塗布する。この際、接着は、交差電極43B、413Bの表面を含み、太陽電池の配列方向に沿って塗布される。この際、単結晶シリコンウエハの外周縁から約4mmの箇所は接着を塗布しない。また、接着は交差電極43B、413Bと電気的に接続されていない細線電極43A、413A全てに跨るように配される。そして、塗布した接着上から配線材2の延在方向における端部が約3mm突出するよう、配線材2を順次配する。

そして、実施例1〜3の太陽電池上に配された配線材2を順次上下から加熱部で挟み、所定の圧力をかけながら加熱し、その後、接着を硬化させることで接着部7aを形成し、接着部7aにより配線材2を接着した。そして、これを漸次繰り返し、複数の太陽電池を接続した。

以上の工程を経ることにより、いずれの実施例のサンプルでも配線材2は配線材2の端部に接着部7aから約1.5mm突出した突出部を形成した。
<工程4>モジュール化
ガラス基板からなる表面保護部材107の上に、EVAからなる封止材シート109を載せた後、配線材2によって接続された複数の太陽電池を配置した。そして、その上に、更にEVAからなる封止材シート109を載せた後、PET/アルミニウム箔/PETの3層構造を有する裏面保護部材108を配置した。そして、周知のラミネート法を用いて一体化した後に、実施例に係る太陽電池モジュールを作製した。
このような工程を経ることにより、夫々、第1実施形態に係わる実施例1のサンプル、第2実施形態に係わる実施例2のサンプル、第3実施形態に係わる実施例3のサンプルを形成した。
(比較例)
第1実施形態に係るサンプルと配線材の接続の工程までは同一のサンプルを使用した。配線材2の端部を、接着により太陽電池と接続を行った。

(結果)
実施例1〜3及び比較例に係る太陽電池モジュールについて、夫々の生産歩留まりを算出した。なお、生産歩留まりは、配線材接続時に発生した太陽電池割れやクラックを目視で確認できたものを不良とし算出した。また、実施例1〜3及び比較例に係る太陽電池モジュールについて、温度サイクル試験(JIS C8917)を3倍の期間で行った。そして、温度サイクル試験により発生した太陽電池モジュールの出力の劣化率を、試験前変換効率と試験後変換効率との比から算出した。以上の結果を表1に示す。
Figure 0005147672
表1から比較例に対し、実施例1〜3において歩留まりが向上したことが分かる。比較例はバリや変形部分を含む配線材の端部が接着層により太陽電池に直接接着されているのに対し、実施例1〜3はバリや変形部分を含む配線材の端部が接着層から突出するように接着されているため、太陽電池の割れや欠け或いはクラックやマイクロクラック等の欠陥の発生を抑制することで歩留まりが向上したものと考えられる。
また、劣化率も比較例に対し、実施例1〜3において向上したことが分かる。実施例1〜3は、配線材のバリや変形部分を含む端部が接着層から突出するように接着されているため、太陽電池の割れや欠け或いはクラックやマイクロクラック等の欠陥に起因する出力の低下が抑制されたと考えられる。従って、実施例1〜3の劣化率は比較例に対して改善されたと考えられる。
尚、実施例1〜3に係る太陽電池モジュールの出力特性は比較例と同等の特性を得ることができた。
(その他の実施形態)
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
例えば、第1〜3実施形態において太陽電池側に接着を塗布したが、配線材側に接着を塗布し、接着を行ってもよい。この様な場合においても、配線材の延在方向における端部が接着層から突出する突出部を形成するように接着されることで同一の効果を奏することができる。また、接着としてはペースト状のものを用いても良いし、シート状のものを用いても良い。
また、実施形態においては、太陽電池の受光面と裏面で電気的な接続を行ったが、裏面のみで電気的な接続を行ういわゆるバックコンタクト型の太陽電池であってよい。バックコンタクト型の太陽電池では、裏面側に一導電側の電極と逆導電側の電極が形成されている。この場合においても、配線材の端部が接着層から突出する突出部を有していれば同一の効果を奏することができる。
また、第3実施形態において、交差電極43B、413Bは、配線材2の先端部側の2本の細線電極43A、413Aに接続されることとしたが、これに限られるものではない。例えば、交差電極43B、413Bは、図15に示すように、配線材2の先端部側から3本以上の細線電極43A、413Aに接続されていてもよい。さらに、交差電極43B、413Bは、複数本の細線電極43A、413Aのうち細線電極43A1、413A1のみに接続されていてもよい。この場合においても、交差電極43B、413Bが配線材2の導電層2Bにめり込むことにより、配線材2の先端部が剥離することを抑制することができる。
また、第4実施形態において、連結線43C、413Cは、細線電極43A1、413A1を含む6本の細線電極43A、413Aを電気的に接続することとしたが、これに限られるものではない。連結線43C、413Cは、少なくとも、細線電極43A1、413A1を含む2本の細線電極43A、413Aを連結していればよい。
また、第4実施形態において、連結線43C、413Cは、ジグザグ状に形成されることとしたが、これに限られるものではない。例えば、連結線43C、413Cは、直線状や波線状に形成されていてもよい。本発明は、連結線43C、413Cの形状を限定するものではない。
従来に係る太陽電池モジュールの概念図である。 第1実施形態に係る太陽電池モジュールの概念図である。 第1実施形態に係る太陽電池の平面図である。 第1実施形態に係る太陽電池モジュールの太陽電池と配線材との接続関係を説明する図である。 第1実施形態に係る太陽電池モジュールの太陽電池と配線材との接続関係を説明する断面図である。 第1実施形態に係る太陽電池モジュールの製造工程を説明する工程図である。 第2実施形態に係る太陽電池の平面図である。 第2実施形態に係る太陽電池モジュールの太陽電池と配線材との接続関係を説明する図である。 第2実施形態に係る太陽電池モジュールの太陽電池と配線材との接続関係を説明する断面図である。 第3実施形態に係る太陽電池の平面図である。 第3実施形態に係る太陽電池モジュールの太陽電池と配線材との接続関係を説明する図である。 第3実施形態に係る太陽電池モジュールの太陽電池と配線材との接続関係を説明する断面図である。 第4実施形態に係る太陽電池の平面図である。 第4実施形態に係る太陽電池モジュールの太陽電池と配線材との接続関係を説明する図である。 実施形態に係る太陽電池の平面図である。
符号の説明
1…太陽電池モジュール
107…表面保護部材
108…裏面保護部材
109…封止層
2…配線材
2a…芯材
2b…導電層
3、32、33…太陽電池
4、41、42、412、43、413…集電電極
4A、41A、42A、412A、43A、413A…細線電極
4B、41B…接続電極
43B、413B…交差電極
5…光電変換部
7a…接着層

Claims (12)

  1. 表面に複数本の細線電極を有する太陽電池と、
    前記複数本の細線電極に電気的に接続される配線材と、
    前記配線材を前記太陽電池の前記表面に接着する接着層と、を有し、
    前記接着層は、前記複数本の細線電極全てに跨るように配され、
    前記配線材は、端部に前記接着層から突出する突出部を有する、太陽電池モジュール。
  2. 前記突出部は、前記太陽電池の前記表面と反対側に突出している、請求項1記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記突出部の前記太陽電池の前記表面に対向する面と、前記太陽電池の前記表面との間に空間が設けられている、請求項1記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記突出部の先端は、前記太陽電池の外周縁よりも内側に位置する、請求項1乃至3のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記接着層は導電性を有し、
    前記配線材は前記接着層によって前記細線電極に電気的に接続される、請求項1乃至4のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記接着層は絶縁性を有する請求項1乃至4のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記配線材は、前記複数本の細線電極と直接接することにより該細線電極に電気的に接続されている、請求項1乃至6のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
  8. 前記配線材は、導電性を有する芯材と、当該芯材の表面に形成された導電層とを有し、
    前記複数本の細線電極の一部は、前記導電層内にめり込んでいる、請求項1乃至7のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
  9. 複数の前記太陽電池が配列され、
    更に前記太陽電池の表面上に該太陽電池の配列方向に延在した接続電極を含み、
    前記配線材は、前記接続電極上に延在するように配されている、請求項1乃至8のいずれか記載の太陽電池モジュール。
  10. 前記複数本の細線電極のうち前記配線材の先端部側の最外部で当該配線材と電気的に接続される細線電極と、隣接する細線電極とを電気的に接続するための交差電極を有する、請求項1乃至9記載のいずれか記載の太陽電池モジュール。
  11. 前記交差電極は、前記配線材と重畳するように配されている、請求項10記載の太陽電池モジュール。
  12. ロール状に巻かれた長尺の配線材を準備する第1の工程と、
    前記配線材を所定の長さに切断する第2の工程と、
    前記配線材を接着剤によって太陽電池の複数本の細線電極上に接着する第3の工程と、を有し、
    前記第3の工程において、前記接着剤を前記複数本の細線電極全てに跨るように配置し、前記配線材の端部を前記接着材から突出させた状態で前記太陽電池上に接着する太陽電池モジュールの製造方法。
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