JP5146215B2 - 防水カメラ - Google Patents

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Description

この発明は、光軸方向に進退可能なレンズ鏡筒と、カメラ本体の前面に取り付けられたマウントとを備えた防水カメラに関する。
従来から、カメラ本体に取り付けられた鏡筒外筒と、この鏡筒外筒内に光軸方向に沿って進退自在に配置されたズーム移動枠とを備えた防水カメラが知られている(特許文献1参照)。
かかる防水カメラは、鏡筒外筒の先端部にワイドコンバータが着脱可能に取り付けられるようになっている。また、鏡筒外筒の先端部の内周面に防水Oリングが設けられており、鏡筒外筒とズーム移動枠の間には水などが侵入しないようになっている。
また、2段沈胴式のレンズ鏡筒を搭載した防水カメラが知られている(特許文献2参照)。
この防水カメラは、カメラ本体の前面にレンズカバーを装着することにより、レンズ鏡筒がレンズカバーおよびカメラ本体内に水密に収納された状態となり、これにより水中で撮影が行えるようになっている。
また、カメラ本体の開口内に光軸方向に沿って進退可能なレンズ筒を配置し、カメラ本体に通気孔を設け、この通気孔に非通水性で通気性のフィルタを設け、前記開口とレンズ筒との間にOリングを設けた防水カメラが知られている(特許文献3参照)。
特開平7−92537号公報 特開2006−106340号公報 実公平4−356号公報
ところで、特許文献1に示す防水カメラにあっては、鏡筒外筒の内周面に防水Oリングが設けられていることにより、例えばズーム移動枠を進出させた場合、カメラ本体内の圧力が減少する。このため、防水Oリングの防水機能が損なわれる虞がある。また、防水Oリングの防水機能が損なわれないように防水機能を強くすると、ズーム移動枠の進退がスムーズに行われず、その移動に大きな力が必要となる。
特に、鏡筒外筒の先端部に防水のワイドコンバータを装着してズーム移動枠を進退させた場合、ワイドコンバータ内の圧力も増減するため、ズーム移動枠の移動がさらにスムーズに行われず、その移動に相当な大きな力が必要となる。
また、特許文献2に示す防水カメラにあっては、レンズカバーを装着しなければ、防水機能を発揮することができないという問題がある。
特許文献3に示す防水カメラにあっては、カメラ本体の通気孔を設けていることにより、レンズ筒の光軸方向への移動をスムーズに行うことができるが、防水アダプタを装着できる構造になっておらず、この防水アダプタをレンズ筒を覆うように取り付けた場合、レンズ筒の進退により防水アダプタ内の圧力が変化するため、そのレンズ筒の進退をスムーズに行うことができない。
この発明の目的は、防水アダプタを装着してもレンズ鏡筒の進退がスムーズに行え、しかもカメラ本体だけでも防水機能を発揮することのできる防水カメラを提供することにある。
請求項1の発明は、防水構造のカメラ本体と、このカメラ本体の前面に形成された開口内に配置されるとともに光軸方向に進退可能なレンズ鏡筒と、前記開口を囲むようにカメラ本体の前面に取り付けられた環状のマウントと、前記開口の内周面とレンズ鏡筒との間をシールするシール部材とを備え、別光学系を取り付けるための防水アダプタが前記マウントに着脱自在に装着される防水カメラにおいて、
前記カメラ本体のマウントの内側の前壁部に通気孔を設け、
この通気孔に防水通気シートを取り付け、
前記マウントに防水アダプタを装着して前記レンズ鏡筒を進退させた際に、前記カメラ本体内とアダプタ内との間で前記通気孔を介して空気が移動することを特徴とする。
請求項2の発明は、防水構造のカメラ本体と、このカメラ本体の前面に形成された開口内に配置されるとともに光軸方向に進退可能なレンズ鏡筒と、前記開口を囲むようにカメラ本体の前面に取り付けられた環状のマウントと、前記開口の内周面とレンズ鏡筒との間をシールするシール部材とを備え、別光学系を取り付けるための防水アダプタが前記マウントに着脱自在に装着される防水カメラにおいて、
前記カメラ本体のマウントの内側の前壁部に通気孔を設け、
閉成により前記通気孔を塞ぎ且つ前記防水アダプタの装着時には開成させておく防水蓋を開閉可能に設け、
前記マウントに防水アダプタを装着して前記レンズ鏡筒を進退させた際に、前記カメラ本体内とアダプタ内との間で、防水蓋が開成された前記通気孔を介して空気が移動することを特徴とする。
請求項3の発明は、前記防水蓋は、前記防水アダプタの着脱に連動して開閉することを特徴とする。
請求項4の発明は、前記通気孔は、前記マウントから所定距離離間するとともにそのマウントに覆われることを特徴とする。
この発明によれば、防水アダプタを装着してもレンズ鏡筒の進退がスムーズに行え、しかもカメラ本体だけでも防水機能を発揮することができる。
以下、この発明に係る防水カメラの実施形態である実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
図1および図2に示す防水カメラ(防水デジタルカメラ)は、カメラ本体10を有し、このカメラ本体10のマウント11に防水アダプタ50が着脱可能に装着されるようになっている。また、防水アダプタ50の先端部(図2において左端部)には、防水のテレコンバータ(別光学系)や防水のワイドコンバータ(別光学系)60等が着脱可能に装着される。
カメラ本体10は、前面が開口された本体ケース12を有し、この本体ケース12の前面開口に前カバー13が取り付けられている。本体ケース12と前カバー13の接合部にはシール部材S1が取り付けられている。
前カバー13には開口13Aが形成され、この開口13Aを囲むようにマウント11が前カバー13の前面にネジNにより固定されている。また、マウント11の内周面に沿って前カバー13の前面にシール部材S2が設けられている。
そして、前カバー(前壁部)13の開口13Aの上であって且つマウント11の内側には通気孔14が形成されている。この通気孔14には、空気のみを通し水を通さない防水通気シート15が設けられている。
前カバー13の開口13A内には、レンズ筒(レンズ鏡筒)20が光軸方向に沿って進退可能に配置されており、レンズ筒20はズームレンズ21を保持した筒部22を有している。
また、前カバー13の開口13Aの内周面にはシール部材S3が取り付けられており、この開口13Aの内周面とレンズ筒20の外周面との間がシール部材S3によりシールされている。そして、シール部材S1,S3によりカメラ本体10は単独でも防水機能を有している。
そして、カメラ本体10とレンズ筒20とマウント11とシール部材S1〜S3等とで防水カメラが構成されている。
レンズ筒20は、図示しない移動機構により光軸方向に進退するようになっており、カメラ本体10に設けたテレ・ワイドスイッチ(図示せず)を操作すると、図示しないモータが駆動して移動機構によりレンズ筒20が光軸方向に進退するものである。
カメラ本体10内には、撮像素子であるCCD30と、このCCD30上に被写体像を結像する結像レンズ系40等が設けられている。
レンズ筒20が沈胴すると、図3に示すように結像レンズ系40が筒部22内に進入するようになっている。
マウント11は、環状に形成されるとともに内周面に環状溝11Mが形成され、図4に示すように前壁部11Aの内周縁部には、後述する防水アダプタ50の突起部52を環状溝11Mへ案内するための3つの切欠11bが形成されている。
防水アダプタ50は、両端が開口された筒状に形成されたアダプタ本体51を有し、このアダプタ本体51の後端には外方に突出した3つの突起部52(図4のみに図示)が形成されている。また、アダプタ本体51の先端部の内周面には、図2に示すように雌ネジ53が形成されており、その先端部の先端面にはシール部材S4(図2参照)が取り付けられている。なお、図4では開口13Aおよびレンズ筒20は省略してある。
防水アダプタ50のマウント11への装着は、従来と同様に、アダプタ本体51の突起部52をマウント11の切欠11bに入れ、アダプタ本体51を回転させてその突起部52をマウント11の環状溝11M内に挿入することにより、防水アダプタ50がマウント11に装着されるものである。
ワイドコンバータ60は、広角レンズ61を保持したラッパ状の筒体62を有し、この筒体62の後端部(図2において右端部)の外周面に雄ネジ63が形成され、この雄ネジ63が防水アダプタ50の雌ネジ53に螺合することにより、ワイドコンバータ60が防水アダプタ50に着脱可能に装着される。
[作 用]
次に、上記のように構成される防水カメラの作用について説明する。
図3に示すように防水アダプタ50を装着しない場合、レンズ筒20が沈胴した状態からレンズ筒20を前方(図3において左方)へ繰り出していくと、カメラ本体10内の圧力が低下していくことになるが、レンズ筒20の繰り出しとともに前カバー13の通気孔14から防水通気シート15を介して外気がカメラ本体10内に導入されるので、カメラ本体10内の圧力を一定に保つことができる。このため、レンズ筒20の繰り出しの際に、シール部材S1,S3のシール性が損なわれてしまうことがなく、水滴などがシール部材S1,S3を介してカメラ本体10内に入ってしまうことを防止することができ、防水機能が低下してしまうことを防止することができる。
しかも、カメラ本体10内の圧力を一定に保つことができることにより、レンズ筒20の繰り出しをスムーズに行うことができる。
また、前カバー13の通気孔14には防水通気シート15が設けられているので、この通気孔14から外気が導入される際にその外気とともに水が入ってしまうことは防止される。
そして、図1に示すようにレンズ筒20を繰り出した状態から沈胴方向(図1において右方向)へ移動させていくと、カメラ本体10内の圧力が上昇していくが、防水通気シート15を介して前カバー13の通気孔14からカメラ本体10内の空気が排出されていくので、カメラ本体10内の圧力を一定に保つことができる。このため、沈胴方向の移動の際にもレンズ筒20をスムーズに移動させることができる。すなわち、レンズ筒20の光軸方向への移動(進退)をスムーズに行うことができ、大きなパワーのモータを必要としない。
次に、図2に示すように、マウント11に防水アダプタ50を装着し、防水アダプタ50にワイドコンバータ60を装着した場合、図2に示すように繰り出したレンズ筒20を沈胴方向へ移動させていくと、カメラ本体10内の圧力が上昇し、防水アダプタ50内の圧力が減少していくが、カメラ本体10内の空気が防水通気シート15を介して前カバー13の通気孔14から防水アダプタ50内に導入されるので、カメラ本体10内および防水アダプタ50内の圧力が一定に保たれる。
沈胴したレンズ筒20が繰り出されていくと、カメラ本体10内の圧力が低下し、防水アダプタ50内の圧力が増加していくが、防水アダプタ50内の空気が前カバー13の通気孔14および防水通気シート15を介してカメラ本体10内へ導入されるので、カメラ本体10内および防水アダプタ50内の圧力が一定に保たれる。このため、レンズ筒20の繰り出しの際に、水滴がシール部材S3を介してカメラ本体10内に入ってしまうことを防止することができる。
このように、レンズ筒20が光軸方向に進退しても防水アダプタ50内およびカメラ本体10内の圧力が一定に保たれることにより、シール部材S1〜S4のシール性が損なわれてしまうことがなく、防水機能が低下してしまうことを防止することができる。また、レンズ筒20の進退の際に防水アダプタ50内およびカメラ本体10内の圧力が一定に保たれるので、レンズ筒20の進退をスムーズに行うことができる。
また、シール性の高いシール部材S1,S2,S4を使用すれば、水中撮影が可能となり、しかも、レンズ筒20の進退によってシール部材S1,S2,S4のシール性が損なわれてしまうことがないので、水中であってもレンズ筒20を自由に進退させることができる。また、この場合でも、シール部材S3は防水アダプタ50およびカメラ本体10で囲まれる空間内に存在することにより、シール性を高める必要がなく、このためレンズ筒20の進退をスムーズに行うことができる。
[第2実施例]
図5ないし図7は第2実施例の防水カメラを示す。この第2実施例の防水カメラでは、カメラ本体10の前カバー13に取り付けたマウント111によって前カバー13の通気孔14を覆うようにしたものである。
すなわち、マウント111の後壁部111Bが前カバー13の通気孔14から所定距離離間するとともに対向するようにマウント111を前カバー13に取り付けたものである。
また、マウント111の外周面には環状溝111Mが形成されている。また、マウント111の内壁部111Aの外周縁部には3つの切欠111bが形成されている。
防水アダプタ150のアダプタ本体151の後端には内方に突出した3つの突起部152が形成されている。この突起部152をマウント111の切欠111bに入れ、アダプタ本体151を回転させてその突起部152をマウント111の環状溝111M内に挿入することにより、防水アダプタ150をマウント111に装着するものである。他の構成は第1実施例と同様なのでその説明は省略する。
この第2実施例の防水カメラによれば、前カバー13の通気孔14がマウント111によって覆われた状態となっているので、飛び散った水滴などが前カバー13の通気孔14に直接進入してくるのが防止されるため、通気孔14の防水通気シート15の防水機能をより確実なもの、すなわち防水性能が向上する。また、カメラ本体10を前面から見たとき、通気孔14がマウント111によってかくれているので、見栄えがよく外観的にも優れているものになる。
[第3実施例]
図8および図9は第3実施例の防水カメラを示す。この第3実施例の防水カメラは、カメラ本体10の前カバー13の通気孔14を樹脂製の蓋部材200で塞ぐようにしたものである。
蓋部材200は、図10および図11に示すように、平板状の蓋カバー201と、この蓋カバー201に一体形成されるとともに前カバー13の通気孔14に嵌入する棒状の閉塞部202とを有し、蓋カバー201の一端が折り曲げ自在に前カバー13に取り付けられている。閉塞部202は先端部が細くなるように形成されている。
カメラ本体10のマウント11に防水アダプタ50を装着しない場合、すなわち使用しない場合には、図10に示すように、蓋部材200の閉塞部202を前カバー13の通気孔14に嵌入して、この通気孔14を閉塞しておく。これにより、カメラ本体10の防水機能が確保される。
カメラ本体10のマウント11に防水アダプタ50を装着する場合には、図11に示すように、蓋部材200を前カバー13の通気孔14から外す。この後に、図9に示すように防水アダプタ50をカメラ本体10のマウント11に装着する。蓋部材200が通気孔14から外されていることにより、カメラ本体10内と防水アダプタ50内とが通気孔14を介して連通されている。このため、レンズ筒20を光軸方向にスムーズに進退させることができ、第1実施例と同様な効果を得ることができる。
[第4実施例]
図12は第4実施例を示したものである。この第4実施例では、前カバー13の裏面に通気孔314を挟む位置に光軸方向である後方(図12おいて右方)に延びた2つの支柱部301,302が一体形成され、この支柱部301,302に沿って移動自在に蓋部材(開閉手段)310が前カバー13の裏面側に配置されている。
通気孔314の右開口端(図12において)が拡開するようにテーパ面314aが形成されている。
蓋部材310は、支柱部301,302を通した孔313,318を有する板状の蓋部311と、この蓋部311の左側面(図12において)から左方へ突出した閉塞部315と、この閉塞部315の先端部に一体形成された突起部316とを有している。
閉塞部315は、左方にいくに従って径が漸減して周面が円錐状に傾斜しており、通気孔314のテーパ面314aに当接するようになっている。
突起部316は前カバー13の通気孔314内に挿入されており、その先端部316Aが通気孔314から突出している。先端部316Aには、左方(図12において)に向かって斜め上方に向いた傾斜面316bが形成されている。
一方、支柱部301,302の後端部(図12おいて右端部)には、Eリング320,321が取り付けられており、このEリング320,321と蓋部材310の蓋部311との間にスプリング323,324が設けられている。このスプリング323,324により蓋部材310は左方向へ付勢され、蓋部材310の閉塞部315が通気孔314のテーパ面314aに圧接して通気孔314を閉塞している。そして、スプリング323,324と突起部316等とで通気孔314の閉塞部315を開閉動作させる連動手段が構成される。
図15は、第4実施例の防水カメラのマウント11(図1参照)に装着される防水アダプタ350を示す。
この防水アダプタ350は、アダプタ本体51の後端部の内周面から後方(図15において左方)に突出した押出部351が形成されている。装着時の防水アダプタ350の回転方向(矢印方向)に向いた押出部351の端面は傾斜面351aとなっている。また、押出部351の後端面351bはアダプタ本体51の後端面から一定の高さに形成されている。
他の構成は第1実施例と同じなのでその説明は省略する。
防水アダプタ350の装着は、従来と同様に、図15に示すアダプタ本体51の突起部52をマウント11(図1参照)の切欠11bに入れる。突起部52が切欠11bに入れられると、図13に示すように、防水アダプタ350の押出部351の傾斜面351aが蓋部材310の突起部316の傾斜面316bと対向する。
そして、防水アダプタ350を矢印方向(図15参照)に回転させると、防水アダプタ350の突起部52がマウント11の環状溝11M内に挿入されていく。すなわち、防水アダプタ350の押出部351が図13に示すように下方に移動していく。この下方への移動により、押出部351の傾斜面351aが蓋部材310の突起部316の傾斜面316bに当接して、その防水アダプタ350の回転とともにその押出部351の傾斜面351aが蓋部材310をスプリング323,324の付勢力に抗して後方(図14において右方)へ移動させていく。
防水アダプタ350が所定位置まで回転されると、防水アダプタ350のマウント11への装着が完了し、図14に示すように、押出部351の後端面351bに蓋部材310の突起部316が当接し、蓋部材310がスプリング323,324の付勢力に抗して図14に示す位置へ移動され、前カバー13の通気孔314が開成される。
防水アダプタ350をマウント11から取り外せば、図12に示すように蓋部材310がスプリング323,324の付勢力により通気孔314を閉塞する。
このように、防水アダプタ350の着脱に連動して蓋部材310が前カバー13の通気孔314を開閉するので、防水アダプタ350の着脱の際に蓋部材310を手でいちいち操作して通気孔314を開閉する必要がなく、第1実施例と同様な効果を得ることができる。
この第4実施例では、蓋部材310とスプリング323,324等で通気孔314の開閉を行うようにしているが、必ずしもこの構成である必要はなく、防水アダプタ350を装着すれば通気孔314が開成され、防水アダプタ350を取り外せば通気孔314が開成されればどのような構成であってもよい。
この発明は、上記の第1ないし第4実施例に限定されるものではなく、請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能であることは勿論である。
この発明に係る防水カメラと防水アダプタとワイドコンバータの外観を示した斜視図である。 図1に示す防水カメラ等の主要部の構成を概念的に示した断面図である。 レンズ筒を沈胴させた防水カメラを示した断面図である。 マウントと防水アダプタを示した斜視図である。 第2実施例の防水カメラを示した断面図である。 第2実施例の防水カメラに防水アダプタとワイドコンバータを装着した状態を示した断面図である。 第2実施例のマウントと防水アダプタを示した斜視図である。 第3実施例の防水カメラと防水アダプタとワイドコンバータの外観を示した斜視図である。 図8に示す防水カメラ等の主要部の構成を概念的に示した断面図である。 蓋部材によって通気孔を閉塞した状態を示した説明図である。 通気孔を開成した状態を示した説明図である。 前カバーの通気孔と蓋部材とを示した断面図である。 通気孔および蓋部材と、防水アダプタの押出部との位置関係を示した説明図である。 防水アダプタの装着によって蓋部材が通気孔を開成した状態を示した説明図である。 第4実施例の防水アダプタを示した斜視図である。
符号の説明
10 カメラ本体
11 マウント
13 前カバー(前壁部)
13A 開口
14 通気孔
15 防水通気シート
20 レンズ筒(レンズ鏡筒)
50 防水アダプタ
60 ワイドコンバータ(別光学系)

Claims (4)

  1. 防水構造のカメラ本体と、このカメラ本体の前面に形成された開口内に配置されるとともに光軸方向に進退可能なレンズ鏡筒と、前記開口を囲むようにカメラ本体の前面に取り付けられた環状のマウントと、前記開口の内周面とレンズ鏡筒との間をシールするシール部材とを備え、別光学系を取り付けるための防水アダプタが前記マウントに着脱自在に装着される防水カメラにおいて、
    前記カメラ本体のマウントの内側の前壁部に通気孔を設け、
    この通気孔に防水通気シートを取り付け、
    前記マウントに防水アダプタを装着して前記レンズ鏡筒を進退させた際に、前記カメラ本体内とアダプタ内との間で前記通気孔を介して空気が移動することを特徴とする防水カメラ。
  2. 防水構造のカメラ本体と、このカメラ本体の前面に形成された開口内に配置されるとともに光軸方向に進退可能なレンズ鏡筒と、前記開口を囲むようにカメラ本体の前面に取り付けられた環状のマウントと、前記開口の内周面とレンズ鏡筒との間をシールするシール部材とを備え、別光学系を取り付けるための防水アダプタが前記マウントに着脱自在に装着される防水カメラにおいて、
    前記カメラ本体のマウントの内側の前壁部に通気孔を設け、
    閉成により前記通気孔を塞ぎ且つ前記防水アダプタの装着時には開成させておく防水蓋を開閉可能に設け、
    前記マウントに防水アダプタを装着して前記レンズ鏡筒を進退させた際に、前記カメラ本体内とアダプタ内との間で、防水蓋が開成された前記通気孔を介して空気が移動することを特徴とする防水カメラ。
  3. 前記防水蓋は、前記防水アダプタの着脱に連動して開閉することを特徴とする請求項2に記載の防水カメラ。
  4. 前記通気孔は、前記マウントから所定距離離間するとともにそのマウントに覆われることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の防水カメラ。
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