JP2008242127A - キャップ保持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取り外したレンズキャップを撮影に影響を与えずに保持する。
【解決手段】レンズ鏡筒15に設けられたキャップ保持装置14は、レンズキャップ13、ケース本体33、ボビン34、ゼンマイバネ35、紐40から構成されている。ボビン34はケース本体33に回転自在に収納されている。ゼンマイバネ34は一端をボビン34に固定され、他端はケース本体33に固定されている。紐40は、一端をボビン34に固定され、他端は貫通孔36から外部に引き出されてレンズキャップ13に結ばれている。レンズキャップ13が取り外されると、ゼンマイバネ35は内周を拡径される。これにより、ボビン34に紐40が巻き取られ、接合部46が突起45に接合し、レンズキャップ13がケース本体33に接触させて保持される。
【選択図】図2
【解決手段】レンズ鏡筒15に設けられたキャップ保持装置14は、レンズキャップ13、ケース本体33、ボビン34、ゼンマイバネ35、紐40から構成されている。ボビン34はケース本体33に回転自在に収納されている。ゼンマイバネ34は一端をボビン34に固定され、他端はケース本体33に固定されている。紐40は、一端をボビン34に固定され、他端は貫通孔36から外部に引き出されてレンズキャップ13に結ばれている。レンズキャップ13が取り外されると、ゼンマイバネ35は内周を拡径される。これにより、ボビン34に紐40が巻き取られ、接合部46が突起45に接合し、レンズキャップ13がケース本体33に接触させて保持される。
【選択図】図2
Description
本発明は、撮影レンズを保護するために撮影レンズまたはカメラボディに取り付けられるレンズキャップを保持するキャップ保持装置に関するものである。
通常、撮影レンズが組み込まれたレンズ鏡胴の先端には、撮影レンズを保護するレンズキャップが着脱自在に取り付けられている。レンズキャップはカメラボディやレンズ鏡胴に紐で連結されており、撮影時などレンズキャップを取り外しても紛失しないようになっている。しかし、取り外したレンズキャップは、カメラボディやレンズ鏡胴から紐でぶら下がった状態となるため、撮影画像にレンズキャップの影などが写り込む(ケラレ)ことや、撮影操作の邪魔になることがあった。
そのため、特許文献1に記載のレンズキャップは、バンド状の紐部材が挿通される本体取付穴状部とキャップ取付部とが一体に形成され、さらに、レンズキャップの内側中心部には突状部が形成されており、レンズ鏡胴から取り外されたレンズキャップは突状部をキャップ取付部に嵌着させてレンズキャップを紐部材に固定している。また、特許文献2に記載のプロジェクタ装置では、電源コード巻取り装置に巻き取られる電源コードの先端部にレンズキャップが取り付けられており、電源コードの巻取り終了時にレンズキャップがレンズを保護可能な位置に移動するようになっている。
実開平5−83735号公報
特開平10−319505号公報
しかしながら、特許文献1では、撮影者が自らキャップ取付部に突状部を嵌着しなければならない。そのため、レンズキャップを取り外してから撮影操作に移るまでの時間がかかってしまう。さらに、撮影中にレンズキャップに衝撃が加えられて突起部の嵌着が外れた場合などは、撮影者はその度にレンズキャップを固定し直さなければならない。また、特許文献2では、ズームやフォーカスを行うためのレンズ移動用のモータを用いて電源コードの巻上げを行っている。そのため、モータを電源コードの巻上げ機構とレンズ移動機構との間で移動させるための機構が設けられている。これにより、部品点数が増加し、組立て性や小型化の点で問題があった。さらに、レンズ移動機構から巻上げ機構にモータを移動させるために時間がかかるという問題もある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、撮影レンズまたはカメラボディから取り外されたレンズキャップを撮影に支障をきたさないように容易に保持できるキャップ保持装置を提供することを目的とする。
本発明は、撮影レンズを保護するために前記撮影レンズまたはカメラボディに着脱自在に取り付けられるレンズキャップを保持するキャップ保持装置において、前記レンズキャップに一端が取り付けられる紐状部材と、前記紐状部材の他端が取り付けられ、前記紐状部材を巻き取り収納する巻取部材と、前記巻取部材を回転自在に保持する保持本体と、前記巻取部材を巻き取り方向に回転して前記紐状部材を前記巻取部材に巻き取って、前記撮影レンズまたは前記カメラボディから外された前記レンズキャップを前記保持本体に接触させて保持する巻取機構とを備えることを特徴とするものである。
また、前記保持本体を、内筒および外筒を有するケース本体から構成し、前記巻取部材を、前記内筒と外筒との間に取り付けられ、前記紐状部材を外周面に巻き取るボビンから構成し、前記巻取機構は、前記ボビンと前記内筒との間に設けられるゼンマイバネから構成されていることが好ましい。
また、前記紐状部材が通過する貫通孔を前記ケース本体の下部に有することが好ましい。
また、撮影レンズを保護するために前記撮影レンズまたはカメラボディに着脱自在に取り付けられるレンズキャップを保持するキャップ保持装置において、前記撮影レンズまたは前記カメラボディに一端が取り付けられる紐状部材と、前記紐状部材の他端が取り付けられ、前記紐状部材を巻き取り収納する巻取部材と、前記巻取部材を回転自在に保持し、前記レンズキャップに取り付けられる保持本体と、前記巻取部材を巻き取り方向に回転して前記紐状部材を前記巻取部材に巻き取り、前記撮影レンズまたは前記カメラボディから外された前記レンズキャップを前記紐状部材の一端の取り付け部分に接触させて保持する巻取機構とを備えることを特徴とするものである。
また、前記保持本体を、筒部材及びこの筒部材の内側に設けられた内側部材とを有するケース本体から構成し、前記巻取部材を、前記筒部材と前記内側部材との間に取り付けられ、前記紐部材を外周面に巻き取るボビンから構成し、前記巻取機構は前記ボビンと前記内側部材との間に設けられるゼンマイバネから構成されていることが好ましい。
また、前記ゼンマイバネに取り付けられ、前記ゼンマイバネの伸縮に応じて前記レンズキャップの半径方向で移動し、前記紐状部材が巻き取られたときに前記撮影レンズまたは前記カメラボディに係止し、前記紐状部材が引き出されたときには前記係止を解除する位置になる複数の係止爪を有することが好ましい。
本発明によれば、撮影レンズまたはカメラボディからレンズキャップが取り外されると巻取機構によって紐状部材が巻取部材に自動的に巻き取られ、レンズキャップを保持本体に接触させた状態で保持されるので、紐状部材がもつれることや、レンズキャップが原因で撮影画像にケラレが発生することを防止できる。
また、ゼンマイバネを用いて、ケース本体の内筒と外筒の間に取り付けられたボビンに紐状部材を巻き取るようにしたので、キャップ保持装置を小型化することもできる。これにより、例えば、ケース本体をレンズ鏡胴の外周面に設けることができる。また、ゼンマイバネの付勢力によって紐状部材をボビンにスムーズ巻き取ることができる。
また、貫通孔をケース本体の下部に設けたので、レンズキャップをケース本体に接触させて保持しても撮影画像にケラレが発生することや、撮影操作に支障をきたすことがない。
また、巻取部材および巻取機構を備えた保持本体がレンズキャップに設けられており、撮影レンズまたはカメラボディからレンズキャップが取り外されると、巻取機構によって紐状部材が巻取部材に自動的に巻き取られ、撮影レンズまたはカメラボディに一端が取り付けられた紐状部材の取り付け部分にレンズキャップが接触して保持されるので、紐状部材のもつれることや、レンズキャップが原因で撮影画像にケラレが発生することを防止できる。さらに、保持されたレンズキャップが撮影操作に支障をきたすことがない。
保持本体を筒部材と内側部材とを有するケース本体から構成し、筒部材と内側部材との間にボビンを取り付け、ボビンと内側部材との間にゼンマイバネを設けたので、ゼンマイバネの付勢力によって紐上部材をスムーズにボビンに巻き取ることができる。
また、ゼンマイバネに取り付けられ、ゼンマイバネの伸縮に応じてレンズキャップの半径方向に移動し、紐状部材が巻き取られたときに撮影レンズまたはカメラボディに係止し、紐状部材が引き出されたときには係止を解除する位置になる複数の係止爪を有したので、レンズキャップを固定する機構を別途設ける必要がない。よってコストが削減できる。
カメラシステム10は、図1に示すように、カメラボディ11と、レンズユニット12とを備えて構成されており、レンズユニット12は、カメラボディ11に着脱自在に装着される。また、このレンズユニット12の外周面には、その先端から取り外されたレンズキャップ13を保持するキャップ保持装置14が設けられている。
レンズユニット12は、レンズ鏡胴15、レンズ側マウント部16、キャップ保持装置14等から構成されている。レンズ鏡胴15は円管状をしており、その前面から撮影レンズ18が露呈している。また、反対側の端部にはレンズ側マウント部16が設けられている。レンズ側マウント部16は、接点を有するバヨネット爪19を備えている。また、レンズ鏡胴15の長手方向の略中心付近には、レンズ鏡胴15を内側に嵌め込んだリング状のキャップ保持装置14が設けられている。さらに、レンズ鏡胴15には、レンズ側マウント部16の背後に撮影レンズ18によって結像された被写体像を撮像する撮像素子であるCCD(図示せず)が設けられている。
カメラボディ11の前面には、本体側マウント部20が設けられており、この本体側マウント部20には、バヨネット溝21が形成されている。前述のレンズユニット12をカメラボディ11に装着する場合、バヨネット爪19をバヨネット溝21に位置合わせして押し込み、時計回りに回転させることによって、レンズユニット12がカメラボディ11に装着される。なお、レンズユニット12は交換式のレンズユニットであり、このレンズユニット12としては、撮影レンズ18の焦点距離が異なるものや、CCDの画素数が異なるもの、モノクロ撮影が可能なもの、赤外線撮影が可能なもの等の複数種類のレンズユニットが用意される。
また、本体側マウント部20にはロックピン25が設けられており、レンズユニット12がカメラボディ11に装着された時に、このロックピン25がレンズ側マウント部16に形成されたピン孔(図示せず)と係合して、レンズユニット12の回転がロックされる。このため、レンズユニット12がカメラボディ11から脱落することが防止される。さらに、本体側マウント部20には前方にバネ付勢されたマウント蓋26が設けられており、レンズユニット12が装着されていない時にカメラボディ11内に塵埃が侵入することを防止できる。
また、本体側マウント部20の近傍には、ロック解除ボタン27が設けられている。レンズユニット12がカメラボディ11に装着されている時に、このロック解除ボタン27が押圧操作されると、この操作に連動してロックピン25が後方に移動し、ロックピン25とピン孔との係合が解除される。このため、ロック解除ボタン27を押圧しながらレンズユニット12を回転させることによって、レンズユニット12をカメラボディ11から取り外すことができる。
さらに、本体側マウント部20の近傍には、ストロボ発光部30が設けられている。また、カメラボディ11の上面には撮影時に押圧操作されるレリーズボタン31と、撮影モードと再生モードとを切り替える時に回転操作される切り替えダイヤル32とが設けられている。また、図示しないが、背面にはLCDや電源スイッチなどが設けられている。
図2〜図4に示すように、キャップ保持装置14は、ケース本体33、ボビン34、ゼンマイバネ35から構成されている。ケース本体33(保持本体)は内筒33aと外筒33bとを有しており、その内筒33aの内側はレンズ鏡胴15の外周面に当接して固定されている。また、外筒33bには、外部とケース本体33内とを貫通させた貫通孔36が形成されている。この貫通孔36は、レンズユニット12がカメラボディ11に装着された際に真下を向くように配置されている。
ボビン34(巻取部材)は、図2に示すように光軸に平行な断面形状がH型をしており、内筒33aと外筒33bとの間に設けられている。そして、ボビン34は内筒33aの外周面に沿って回動自在である。図2及び図4にも示すように、ボビン34の外径側に設けられた外側凹部34aには、紐40(紐状部材)の一端が固定されている。図3に示すように、紐40は外側凹部34aに反時計方向(巻取り方向)に巻き付けられており、他端は貫通孔36からケース本体33の外部に引き出されてレンズキャップ13に固定されている。なお、ボビン34に固定される紐40の固定方法としては、ボビン34に紐40の端部を挿通させる孔を形成し、この孔に挿通させた紐40を結んでボビン34に固定することが好ましいが、紐40の固定方法はこれに限るものではない。また、紐40の長さはレンズ鏡胴15の長さや、キャップ保持装置14の設置位置に応じて適宜に設定することが好ましい。
レンズキャップ13は、例えば樹脂やゴムなどによって円盤状に形成されている。レンズキャップ13の一方の面13aには、レンズ鏡胴15の先端部15aが嵌め込まれる嵌込み溝41が形成されている。さらに、図示しないがレンズキャップ13の外周の一部には紐40を通す孔が形成されている。そして、この孔にはケース本体33の貫通孔36から引き出された紐40の他端が通されて結ばれている。また、詳しくは後述するが、紐40が結ばれている孔の近傍で、かつレンズキャップ13の外周面には貫通孔36に設けられた突起45に接合する接合部46が形成されている。
ボビン34の内径側に設けられた内側凹部34bとケース本体33との間にはゼンマイバネ35(巻取機構)が設けられている。ゼンマイバネ35は、外側の一端を内側凹部34bに固定し、内側の他端は内筒33aの外周面に固定している。このとき、ゼンマイバネ35は撮影レンズ18側から見て反時計回りに巻かれている(以下、回転方向の説明は撮影レンズ18側から見た状態で説明する)。例えば図示しないが、ゼンマイバネ35の端部とボビン34および内筒33aとの固定方法は、ゼンマイバネ35の端部に形成された挿通穴にネジを挿通し、このネジを内筒およびボビン34に形成されたネジ穴に螺合させているが、ゼンマイバネ35の固定方法としてはこれに限るものではない。
図2に示すように、レンズキャップ13がレンズ鏡筒15の先端15aから取り外されている場合には、ゼンマイバネ35の内周が拡径するように付勢力が働いている。また、ボビン34に巻き取られている紐40が引き出され、ボビン34が時計方向に回転されるとゼンマイバネ35の内周が縮径する。このように、縮径されたゼンマイバネ35が元の内周の大きさに戻ろうとする付勢力によってボビン34が反時計方向に回転され、引き出された紐40がボビン34の外側凹部34aに巻き取られる。
図2及び図3に示すように、レンズキャップ13が先端15aから取り外されて、引き出された紐40がボビン34の外側凹部34aに巻き取られると、レンズキャップ13に設けられた接合部46が貫通孔36に進入し、ケース本体33内に設けられている突起45と接合する。この突起45は貫通孔36から露呈しており、接合部46が接合されることでレンズキャップ13をキャップ保持装置14の下部に当接させた状態で保持する。なお、突起36としては矩形状、円形状や台形状など貫通孔36に進入した接合部46と接合し易い形状であればよい。
レンズキャップ13をレンズ鏡胴15の先端15aに取り付ける際に、ケース本体33から紐40を引っ張り出すとゼンマイバネ35の付勢力に逆らってボビン34が時計方向に回転される。そして、紐40を十分な長さまで引き出し、嵌込み溝41にレンズ鏡筒15の先端15aを嵌め込む。このようにレンズキャップ13がレンズ鏡筒15の先端15aに取り付けられると、ゼンマイバネ35は再び内周を拡径するように変形してボビン34に付勢力を付与するので、余分に引き出された紐40がボビン34に巻き取られる。このように、ボビン34はゼンマイバネ35によって常に反時計方向(巻取り方向)に付勢力が与えられているので、レンズキャップ13とボビン34とを連結している紐40には常にテンションが与えられている。
また、本発明のキャップ保持装置14では、ボビン34に巻き付けられている紐40が外部に引き出される場合、図4に示すように、ボビン34の内側が内筒33aの上方の外周面に摺接する。また、紐40をボビン34に巻き取る場合やレンズキャップ13がケース本体33の下部に当接して保持されている場合は、図2に示すように、ボビン34の内側が内筒33aの下方の外周面に摺接する。このように、ボビン34は内筒33aによって回転がガイドされている。
上記のように、レンズキャップ13がレンズ鏡胴15の先端15aから取り外されると、ゼンマイバネ35の付勢力によって紐40が自動的にボビン34に巻き取られ、キャップ保持装置14の下部に接触した状態でレンズキャップ13が保持されるので、撮影操作に支障をきたすことがなく、撮影画像にケラレが発生することを防止できる。また、レンズキャップ13とボビン34とを連結している紐40には、ゼンマイバネ34によって常にテンションが与えられており、紐40がもつれたり絡まったりすることを防止できる。さらにまた、レンズ鏡胴15の周囲にキャップ保持装置14を設けることで、キャップ保持装置14を小型化、薄型化でき、デザイン性も向上した。
また、上記実施形態では、レンズ鏡胴15に撮影レンズ18および撮像素子が組み込まれたレンズユニット12にキャップ保持装置14を設けたが、これに限らず、焦点距離の異なる撮影レンズだけを備えた交換式のレンズ鏡胴や、カメラボディから突出したレンズ鏡胴一体型のカメラや、撮影レンズ18がカメラボディの内部に組み込まれているカメラなどに本発明のキャップ保持装置14を設けてもよい。
なお、上記実施形態では、貫通孔36に突起45を設け、レンズキャップ13に接合部46を設けたが、突起45および接合部46は適宜に設けることが好ましい。
なお、上記実施形態では巻取機構としてゼンマイバネ35を用いたが、これに限らず捩りバネやゴムなどの伸縮自在な弾性部材やモータなどのアクチュエータを用いてもよい。例えば、ゼンマイバネ35の代わりにモータを設けた場合は、図5に示すように、キャップアダプタ49に設けられたボビン34の周縁にギア50を形成する。このギア50は、モータ51の回転軸52に設けられた駆動ギア53と嵌合され、モータ51が駆動されることによってボビン34がレンズ鏡胴15の外周に沿って回転する。
モータ51はカメラボディ11のCPU54によって制御される。レンズユニット12がカメラボディ11に装着されると、レンズ用マウント部16と本体側マウント部20が電気的に接続される。これによりカメラボディ11によって電源のオンや、撮影モードの設定などの予め決められた所定条件が満たされると、CPU54はモータ51を回転させる。これにより、ケース本体33内から引き出された紐40がボビン34に巻き取られる。なお、電源がオンからオフにされた場合や、撮影モードから再生モードに切り替えられた場合には、CPU54はモータの駆動を停止させるので、ボビン34に巻き取られていた紐40を引っ張り出し、レンズキャップ13をレンズ鏡胴15の先端15aに取り付けることができる。
このように、モータ51を用いて紐40の巻き取りを行う場合には、カメラユニット10の状態に応じてCPU54がモータ51の駆動を制御することで、カメラユニット10の状態に応じて自動で紐40の巻き取りを行うことができる。
なお、モータ51によって紐40をボビン34に巻き取る場合は、レンズ鏡胴15の先端15aにレンズキャップ13の着脱を検出するセンサを設けてもよい。この場合、このセンサによってレンズキャップ13が先端15aから取り外されたことが検出されると、CPU54はモータ51を駆動させて紐40をボビン34に巻き取るようにしてもよい。また、CPU54によってモータ51を逆転(時計方向に回転)させて紐40をケース本体33から引き出すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、レンズ鏡胴15の外周面にキャップ保持装置14が固定されていたが、第2の実施形態としては、図6に示すように撮影レンズ18やCCDなどがレンズ鏡胴15に組み込まれたレンズユニット60とカメラボディ11との間にキャップ保持装置61を装着する。なお、上記実施形態と同様の構成部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
キャップ保持装置61は、ケース本体33の一方の面にレンズ側マウント部16を装着させる前側マウント部65が設けられている。前側マウント部65にはバヨネット溝66が形成されている。また、他方の面にはカメラボディ11に設けられた本体側マウント部20に装着する後側マウント部67が設けられている。後側マウント部67はレンズ側マウント部16と同様に接点が設けられており、レンズユニット60とカメラボディ11とを電気的に接続する。これにより、レンズユニット60とカメラボディ11とはキャップ保持装置61を介して電気的に接続される。
また、ケース本体33内で前側マウント部65と後側マウント部67との間には、前述のキャップ保持装置14と同様にボビン34、ゼンマイバネ35、およびボビン34に巻き付けられた紐40が設けられている。ボビン34はケース本体62の内筒62aと外筒62bとの間で光軸Lを中心に回転自在に設けられている。また、外筒33bに形成された貫通孔34から紐40の一端が引き出されレンズキャップ13に結ばれている。
キャップ保持装置61を介してレンズユニット60とカメラボディ11とを一体に固定した際に、レンズキャップ13をレンズ鏡胴15の先端15aに取り付ける場合、レンズキャップ13を引っ張ってボビン34に巻き付けられている紐40を引き出し、嵌込み溝41に先端15aを嵌め込んでレンズキャップ13を取り付ける。このとき、ゼンマイバネ35は縮径された内周を拡径させるように変形してボビン34に付勢力を付与するので、紐40には適度なテンションが与えられる。従って、紐40のもつれや引っかかりを防止できる。また、撮影を行う時に撮影者が先端15aからレンズキャップ13を取り外すと、ゼンマイバネ35の付勢力によってボビン34が回転され、紐40はボビン34に巻き取られる。これにより、レンズキャップ13の接合部46が貫通孔34からケーシング61内に進入し、突起45に接合される。よって、レンズキャップ13がキャップ保持装置61の下部に接触した状態で保持される。
このように、レンズユニット60とカメラボディ11との間にキャップ保持装置61を装着したので、レンズユニット60またはカメラボディ11にレンズキャップ13が設けられていない場合でも、キャップ保持装置61に設けられたレンズキャップ13を用いて撮影レンズ18を保護することができる。さらに、取り外されたレンズキャップ13が撮影操作に支障をきたすこともなく、撮影画像にケラレが発生することも防止できる。
上記、第1の実施形態では紐40を巻き取るボビン34やゼンマイバネ35を備えたキャップ保持装置14をレンズ鏡胴15の外周に設け、第2実施形態ではレンズユニット60とカメラボディ11との間にキャップ保持装置62を設けたが、第3実施形態ではレンズキャップにキャップ保持装置を設けた場合を説明する。
図7〜図9に示すように、レンズキャップ68には、キャップ保持装置69が設けられている。レンズキャップ68は略コの字形状をしており、凹部にキャップ保持装置69が嵌め込まれている。キャップ保持装置69は、ケース本体70、ボビン71、ゼンマイバネ72、紐40、係止爪80,81から構成されている。
ケース本体70は、筒部材74の一方の端面が塞がれており、筒部材74の内側にはボビン71やゼンマイバネ72が収納される収納部73が設けられている。この収納部73の中央には円柱形状の挿入部材75(内側部材)が設けられている。また、筒部材74の下部には、外部と収納部73とを連通させる貫通孔84が設けられている。
ボビン71(巻取部材)は、薄板でリング状の基板71aと、この基板71aの一方の面に筒状の突出部71bが一体に形成されており、基板71aの中央に形成された開口71cは、ボビン71を収納室73に嵌め込んだ際に挿入部材75に挿入される。突出部71bは、その直径が基板71aよりも小さくなっており、突出部71bの外周に基板71aの縁部が突出している。この時、ボビン71は収納部73内で挿入部材75の外周に沿って回転自在となっている。
図7及び図9(A)に示すように、収納部73にボビン71が嵌め込まれた後、ゼンマイバネ72が突出部71bと挿入部材75の間に嵌め込まれる。このとき、ゼンマイバネ72は挿入部材75の外周に一端が固定され、突出部71bの内側に他端が固定される。ゼンマイバネ72の端部の固定方法は、ゼンマイバネ72の端部に形成された挿通孔(図示せず)にネジ76を挿通させ、挿入部材75および突出部71bに形成されたネジ孔(図示せず)にネジ76を螺合している。
図9に示すように、ゼンマイバネ72には2本の係止爪80、81が固定されている。係止爪80、81はレンズ鏡胴15の内面に形成された係止溝82に係止してレンズキャップ68をレンズ鏡胴15の先端15aに固定するためのものである。そのため、係止爪80、81はレンズキャップ68の中心から略同じ半径の円周上に配置されるようにゼンマイバネ72に固定されている。
ボビン71の突出部71bの外周面には紐40の一端が結ばれ、反時計方向に巻き取られている。他端はケース本体70に形成された貫通孔84、およびこの貫通孔84に合わせてレンズキャップ68に形成された開口85を介して外部に引き出され、レンズ鏡胴15の外周面に結ばれている。
図7及び図9(A)に示すように、レンズキャップ68がレンズ鏡胴15の先端15aに取り付けられている場合には、ゼンマイバネ72は内周を拡径する付勢力を付与している。これにより、係止爪80,81は係止溝82に押し付けられ、係止爪80,81と係止溝82とが係止した係止位置となる。よって、レンズキャップ68はレンズ鏡胴15に固定される。
また、図8及び図9(B)に示すように、ボビン71に巻き取られた紐40が引き出されると、ボビン71が時計方向に回転されることでゼンマイバネ72は内周を縮径するように変形される。これにより、ゼンマイバネ72に固定されている係止爪80,81は縮径に伴って回転しながらレンズキャップ68の半径方向で中央に向かって移動する。よって、係止爪80,81は図7に示す係止位置から図8に示す退避位置に移動する。これにより、係止爪80,81と係止溝82との係止が解除されてレンズキャップ68がレンズ鏡胴15から取り外される。
また、撮影者が引っ張っていた紐40を離すと、縮径されていたゼンマイバネ72は内周を拡径させるように変形する。これにより、ボビン71は反時計方向に回転され、突出部71bの外周に紐40が巻き取られるとともに、ゼンマイバネ72の内周の拡径にともなって係止爪80,81は退避位置(図8および図9(B)参照)から係止位置(図7及び図9(A)参照)の位置に移動する。このように紐40がボビン71に巻き取られるので、レンズキャップ68は紐40の他端が結ばれているレンズ鏡胴15の外周面に設けられた取り付け部分に接触した状態で保持される。
レンズキャップ68をレンズ鏡胴15の先端15aに取り付ける場合には、取り付け部分に保持されているレンズキャップ68を引っ張る。これにより、ボビン71に巻き取られていた紐40が貫通孔84から引き出されるとともに、図9(B)に示すように係止爪80,81は係止位置から退避位置に移動する。係止爪80、81を退避位置に移動させたままの状態で、レンズキャップをレンズ鏡胴15の先端15aに当接させた後、引き出した紐40を離すとボビン71に紐40が巻き取られるとともに、係止爪80、81が退避位置から係止位置に移動することで、係止爪80,81が係止溝82に係止されてレンズキャップ68がレンズ鏡胴15に取り付けられる。
上記のように、レンズキャップ68にキャップ保持装置69を設けたので、レンズ鏡胴15やカメラボディ11を小型化できる。さらに、紐40を引っ張ると係止爪80,81が係止位置から退避位置に移動し、紐40を離すと紐40がボビン71に自動的に巻き取られるとともに、係止爪80,81が退避位置から係止位置に移動するようにしたので、
紐40の巻取機構の他にレンズキャップ68を固定する固定機構を新たに設ける必要がない。よって、コストを削減することができる。さらに、キャップ保持装置69がレンズキャップ68に嵌め込まれているので、レンズキャップ68がレンズ鏡胴15に取り付けられている場合にキャップ保持装置69が露呈することがない。よって外観のデザイン性が向上する。
紐40の巻取機構の他にレンズキャップ68を固定する固定機構を新たに設ける必要がない。よって、コストを削減することができる。さらに、キャップ保持装置69がレンズキャップ68に嵌め込まれているので、レンズキャップ68がレンズ鏡胴15に取り付けられている場合にキャップ保持装置69が露呈することがない。よって外観のデザイン性が向上する。
また、ゼンマイバネ72には係止爪80、81を2つ設けたが、これに限らず3つ以上設けてもよい。このように、複数の係止爪を設けることで確実にレンズキャップ68をレンズ鏡筒15の先端15aに取り付けることができるとともに、取り付けられているレンズキャップ68にショックが与えられても、簡単に外れることを防止できる。
また、上記実施形態では、ゼンマイバネ72に係止爪80,81を固定し、係止爪80,81を係止溝82に係止させることでレンズキャップ68をレンズ鏡胴15の先端15aに固定したが、係止爪80,81の代わりに図2に示す嵌込み溝41と同様なものをレンズキャップ68に設けてもよい。この場合、レンズキャップ68に設けられるボビン71、ゼンマイバネ72、紐40などは、嵌込み溝41より内側部分に設けることが好ましい。これにより、レンズ鏡胴15の先端15aを嵌込み溝41に嵌め込んでレンズキャップ68を固定した場合、レンズ鏡胴15の先端15aから撮影レンズ18までの間に設けられたスペースにボビン71やゼンマイバネ72などが配置されるので、スペースを有効に活用することができる。
上記各実施形態では、紐を用いてレンズキャップとボビンとを連結していたが、これに限らず、ワイヤーやコード、糸などの紐状の部材であればよい。
10 カメラシステム
13 レンズキャップ
14 キャップ保持装置
15 レンズ鏡胴
18 撮影レンズ
33 ケース本体
34 ボビン
35 ゼンマイバネ
36 貫通孔
40 紐
50 ギア
51 モータ
54 CPU
80,81 係止爪
82 係止溝
13 レンズキャップ
14 キャップ保持装置
15 レンズ鏡胴
18 撮影レンズ
33 ケース本体
34 ボビン
35 ゼンマイバネ
36 貫通孔
40 紐
50 ギア
51 モータ
54 CPU
80,81 係止爪
82 係止溝
Claims (6)
- 撮影レンズを保護するために前記撮影レンズまたはカメラボディに着脱自在に取り付けられるレンズキャップを保持するキャップ保持装置において、
前記レンズキャップに一端が取り付けられる紐状部材と、
前記紐状部材の他端が取り付けられ、前記紐状部材を巻き取り収納する巻取部材と、
前記巻取部材を回転自在に保持する保持本体と、
前記巻取部材を巻き取り方向に回転して前記紐状部材を前記巻取部材に巻き取って、前記撮影レンズまたは前記カメラボディから外された前記レンズキャップを前記保持本体に接触させて保持する巻取機構とを備えることを特徴とするキャップ保持装置。 - 前記保持本体を、内筒および外筒を有するケース本体から構成し、
前記巻取部材を、前記内筒と前記外筒との間に取り付けられ、前記紐状部材を外周面に巻き取るボビンから構成し、
前記巻取機構は、前記ボビンと前記内筒との間に設けられるゼンマイバネから構成されていることを特徴とする請求項1記載のキャップ保持装置。 - 前記紐状部材が通過する貫通孔を前記ケース本体の下部に有することを特徴とする請求項2記載のキャップ保持装置。
- 撮影レンズを保護するために前記撮影レンズまたはカメラボディに着脱自在に取り付けられるレンズキャップを保持するキャップ保持装置において、
前記撮影レンズまたは前記カメラボディに一端が取り付けられる紐状部材と、
前記紐状部材の他端が取り付けられ、前記紐状部材を巻き取り収納する巻取部材と、
前記巻取部材を回転自在に保持し、前記レンズキャップに取り付けられる保持本体と、
前記巻取部材を巻き取り方向に回転して前記紐状部材を前記巻取部材に巻き取り、前記撮影レンズまたは前記カメラボディから外された前記レンズキャップを前記紐状部材の一端の取り付け部分に接触させて保持する巻取機構とを備えることを特徴とするキャップ保持装置。 - 前記保持本体を、筒部材およびこの筒部材の内側に設けられた内側部材を有するケース本体から構成し、
前記巻取部材を、前記内側部材と前記筒部材との間に取り付けられ、前記紐部材を外周面に巻き取るボビンから構成し、
前記巻取機構は、前記ボビンと前記内側部材との間に設けられるゼンマイバネから構成されていることを特徴とする請求項4記載のキャップ保持装置。 - 前記ゼンマイバネに取り付けられ、前記ゼンマイバネの伸縮に応じて前記レンズキャップの半径方向で移動し、前記紐状部材が巻き取られたときに前記撮影レンズまたは前記カメラボディに係止し、前記紐状部材が引き出されたときには前記係止を解除する位置になる複数の係止爪を有することを特徴とする請求項5記載のキャップ保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007083441A JP2008242127A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | キャップ保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007083441A JP2008242127A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | キャップ保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008242127A true JP2008242127A (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=39913567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007083441A Pending JP2008242127A (ja) | 2007-03-28 | 2007-03-28 | キャップ保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008242127A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014074820A (ja) * | 2012-10-05 | 2014-04-24 | Marumi Koki Kk | 高分子弾性体からなる緩衝機能付きレンズキャップ |
EP3051340A1 (de) * | 2015-01-29 | 2016-08-03 | Britta Böhmer | Rückzugsrolle mit einem Gehäuse für Objektivdeckel |
CN114035315A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-02-11 | 重庆禾洋光电仪器有限公司 | 一种可变光阑目镜系统 |
-
2007
- 2007-03-28 JP JP2007083441A patent/JP2008242127A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114035315B (zh) * | 2021-11-29 | 2024-03-12 | 重庆禾洋光电仪器有限公司 | 一种可变光阑目镜系统 |
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