JP2007212971A - アダプターリング及び防水ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】フレアやゴーストの発生を確実に防止する。
【解決手段】デジタルカメラ2は、カメラ本体3、レンズ鏡筒4を備える。カメラ本体3には、アダプターリング20が着脱自在に取り付けられる。アダプターリング20は、保持筒21、マスク22、コイルバネ23を備える。マスク22は、保持筒21内部に撮影光軸方向に移動自在に保持される。コイルバネ23は、マスク22をレンズ鏡筒4の前面に当接する方向に向けて付勢する。アダプターリング20の前面には、コンバーションレンズ27が着脱自在に取り付けられる。レンズ鏡筒4が撮影位置まで突出すると、レンズ鏡筒4の第1筒部4aの前面が、マスク22の当接部22cに当接する。レンズ鏡筒4を前後方向に移動させた場合にも、コイルバネ23の付勢により、常に、第1筒部4aの前面が、マスク22の当接部22cに当接する。
【選択図】図5

Description

本発明は、レンズ鏡筒とコンバーションレンズ等の光学部材との間に設けられるアダプターリング及び、レンズ鏡筒とカメラボディを収納する防水ケースに関し、さらに詳しくは、外部からの光がレンズ鏡筒に反射して光学部材または防水ケースに入射しないように遮光するマスクに関するものである。
カメラには、撮影レンズを保持するレンズ鏡筒が設けられている。レンズ鏡筒は、カメラボディ内部に収納される収納位置と、この収納位置から突出した撮影位置との間で撮影光軸方向に移動自在に設けられている。撮影レンズに外部からの有害な光が入射すると、フレアやゴーストが発生するため、フレアやゴーストの発生を防止するための技術が提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
また、近年では、レンズ鏡筒の前側に取り付けられるコンバーションレンズ等の光学部材が広く一般に普及している。コンバーションレンズをレンズ鏡筒に取り付けて撮影を行うと、外部からの光がレンズ鏡筒の前面やレンズ鏡筒の前面に設けられた化粧板で反射して、この反射光がコンバーションレンズに入射することがあり、コンバーションレンズで反射された反射光が撮影レンズに入射した場合には、フレアやゴーストが発生するという問題あった。近年では、デザイン性の向上のために、レンズ鏡筒の前面及び側面をメッキ加工したり、レンズ鏡筒自体を金属で形成するものが多くなっており、メッキ加工された面や金属で形成された場合の金属面では、光を反射しやすく、特に問題となっていた。そこで、レンズ鏡筒とコンバーションレンズとを接続するアダプターリングを設け、このアダプターリングの内部に、外部からの光がレンズ鏡筒に反射してコンバーションレンズに入射しないように遮光するマスクを配設している。
特開2001−296465号公報 特開2002−40310号公報
しかしながら、上記したマスクは、アダプターリング内部に固定されており、ズーム時にレンズ鏡筒を撮影光軸方向に移動させるカメラでは、レンズ鏡筒の前面とマスクとの間に隙間ができ、マスクによる遮光性能が悪化し、フレアやゴーストが発生するという問題あった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、フレアやゴーストの発生を確実に防止することができるアダプターリング及び防水ケースを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のアダプターリングは、カメラボディ内部に収納される収納位置とこの収納位置から突出した撮影位置との間で撮影光軸方向に移動自在なレンズ鏡筒が設けられた前記カメラボディの前面に取り付けられる保持筒を備え、前記保持筒の前面側に光学部材が装着可能なアダプターリングであって、前記保持筒内部に撮影光軸方向に移動自在に設けられ、前記保持筒内部に入射した光が前記レンズ鏡筒の前面に入射しないように遮光するマスクと;前記マスクを、前記レンズ鏡筒の前面に当接する方向に向けて付勢する付勢手段と;を備え、前記レンズ鏡筒が前記撮影位置に位置するときには、前記マスクは、前記付勢手段の付勢により前記レンズ鏡筒の前面に当接していることを特徴とする。なお、前記光学部材としては、コンバーションレンズ等が挙げられる。また、前記マスクは、前記レンズ鏡筒に当接するときに当該レンズ鏡筒の表面を傷つけることがない素材から構成することが好ましく、例えば、樹脂系材料等から構成することが好ましい。さらに、前記保持筒は、前記マスクを撮影光軸方向に移動自在に保持するものである。
また、前記マスクに一体的に設けられ、前記保持筒内部に入射した光が前記付勢手段に入射しないように当該付勢手段を覆うとともに、撮影光軸方向に伸縮自在な蛇腹部材を備え、前記蛇腹部材は、前記レンズ鏡筒が前記収納位置から前記撮影位置に移動するときに、前記付勢手段の付勢に抗して収縮し、前記レンズ鏡筒が前記撮影位置から前記収納位置に移動するときに、前記付勢手段の付勢により伸長することが好ましい。なお、前記蛇腹部材を構成する素材としては、ゴム系材料等が挙げられる。
さらに、前記蛇腹部材に、前記付勢手段を脱落しないように保持する付勢保持部を設け、前記保持筒に、前記付勢手段を保持した状態の前記蛇腹部材を着脱自在に保持する蛇腹保持部を設けることが好ましい。
また、本発明の防水ケースは、カメラボディ内部に収納される収納位置とこの収納位置から突出した撮影位置との間で撮影光軸方向に移動自在なレンズ鏡筒を有するカメラを水密に収納するとともに、光を通すための透明部が設けられた防水ケースであって、前記レンズ鏡筒の前面と前記透明部との間に撮影光軸方向に移動自在に設けられ、前記透明部を通った光が前記レンズ鏡筒の前面に入射しないように遮光するマスクと;前記マスクを、前記レンズ鏡筒の前面に当接する方向に向けて付勢する付勢手段と;を備え、前記レンズ鏡筒が前記撮影位置に位置するときには、前記マスクは、前記付勢手段の付勢により前記レンズ鏡筒の前面に当接していることを特徴とする。なお、前記マスクは、前記レンズ鏡筒に当接するときに当該レンズ鏡筒の表面を傷つけることがない素材から構成することが好ましく、例えば、樹脂系材料等から構成することが好ましい。
さらに、前記マスクに一体的に設けられ、前記透明部を通った光が前記付勢手段に入射しないように当該付勢手段を覆うとともに、撮影光軸方向に伸縮自在な蛇腹部材を備え、前記蛇腹部材は、前記レンズ鏡筒が前記収納位置から前記撮影位置に移動するときに、前記付勢手段の付勢に抗して収縮し、前記レンズ鏡筒が前記撮影位置から前記収納位置に移動するときに、前記付勢手段の付勢により伸長することが好ましい。なお、前記蛇腹部材を構成する素材としては、ゴム系材料等が挙げられる。
また、前記蛇腹部材に、前記付勢手段を脱落しないように保持する付勢保持部を設け、ケース本体に、前記付勢手段を保持した状態の前記蛇腹部材を着脱自在に保持する蛇腹保持部を設けることが好ましい。
本発明のアダプターリングによれば、カメラボディ内部に収納される収納位置とこの収納位置から突出した撮影位置との間で撮影光軸方向に移動自在なレンズ鏡筒が設けられたカメラボディの前面に取り付けられる保持筒を備え、保持筒の前面側に光学部材が装着可能なアダプターリングであって、保持筒内部に撮影光軸方向に移動自在に設けられ、保持筒内部に入射した光がレンズ鏡筒の前面に入射しないように遮光するマスクと;マスクを、レンズ鏡筒の前面に当接する方向に向けて付勢する付勢手段と;を備え、レンズ鏡筒が撮影位置に位置するときには、マスクは、付勢手段の付勢によりレンズ鏡筒の前面に当接しているから、レンズ鏡筒の前面とマスクとの間に隙間ができ、保持筒内部に入射した光がレンズ鏡筒の前面で反射し、この反射光が光学部材に入射することに起因するフレアやゴーストの発生を確実に防止することができる。特に、レンズ鏡筒にメッキ処理が施されている場合に効果的である。
また、マスクに一体的に設けられ、保持筒内部に入射した光が付勢手段に入射しないように当該付勢手段を覆うとともに、撮影光軸方向に伸縮自在な蛇腹部材を備え、蛇腹部材は、レンズ鏡筒が収納位置から撮影位置に移動するときに、付勢手段の付勢に抗して収縮し、レンズ鏡筒が撮影位置から収納位置に移動するときに、付勢手段の付勢により伸長するから、保持筒内部に入射した光が付勢手段で反射し、この反射光が光学部材に入射することに起因するフレアやゴーストの発生を確実に防止することができる。
さらに、蛇腹部材に、付勢手段を脱落しないように保持する付勢保持部を設け、保持筒に、付勢手段を保持した状態の蛇腹部材を着脱自在に保持する蛇腹保持部を設けたから、蛇腹部材と付勢手段とをユニット化した状態で保持筒に取り付けることができ、蛇腹部材及び付勢手段の取り付けを容易に行うことができる。
また、本発明の防水ケースによれば、カメラボディ内部に収納される収納位置とこの収納位置から突出した撮影位置との間で撮影光軸方向に移動自在なレンズ鏡筒を有するカメラを水密に収納するとともに、光を通すための透明部が設けられた防水ケースであって、レンズ鏡筒の前面と透明部との間に撮影光軸方向に移動自在に設けられ、透明部を通った光がレンズ鏡筒の前面に入射しないように遮光するマスクと;マスクを、レンズ鏡筒の前面に当接する方向に向けて付勢する付勢手段と;を備え、レンズ鏡筒が撮影位置に位置するときには、マスクは、付勢手段の付勢によりレンズ鏡筒の前面に当接しているから、レンズ鏡筒の前面とマスクとの間に隙間ができ、透明部を通った光がレンズ鏡筒の前面で反射し、この反射光が透明部に入射することに起因するフレアやゴーストの発生を確実に防止することができる。特に、レンズ鏡筒にメッキ処理が施されている場合に効果的である。
さらに、マスクに一体的に設けられ、透明部を通った光が付勢手段に入射しないように当該付勢手段を覆うとともに、撮影光軸方向に伸縮自在な蛇腹部材を備え、蛇腹部材は、レンズ鏡筒が収納位置から撮影位置に移動するときに、付勢手段の付勢に抗して収縮し、レンズ鏡筒が撮影位置から収納位置に移動するときに、付勢手段の付勢により伸長するから、透明部を通った光が付勢手段に入射して反射し、この反射光が透明部に入射することに起因するフレアやゴーストの発生を確実に防止することができる。
また、蛇腹部材に、付勢手段を脱落しないように保持する付勢保持部を設け、ケース本体に、付勢手段を保持した状態の蛇腹部材を着脱自在に保持する蛇腹保持部を設けたから、蛇腹部材と付勢手段とをユニット化した状態で防水ケースに取り付けることができ、蛇腹部材及び付勢手段の取り付けを容易に行うことができる。
図1及び図2に示すように、デジタルカメラ2は、カメラ本体(カメラボディ)3と、レンズ鏡筒4と、を備えて構成されている。レンズ鏡筒4は、カメラ本体3内部に収納される収納位置(図2参照)と、この収納位置から突出した撮影位置(図1参照)との間で撮影光軸方向に移動自在に設けられている。詳しくは後述するように、カメラ本体3には、本発明を実施したアダプターリング20が着脱自在に取り付けられる。
レンズ鏡筒4は、撮影レンズ(図示せず)を保持する第1筒部4aと、第2筒部4bとを備えて構成されている。第1筒部4aは、第2筒部4bよりも小さい径で形成されており、レンズ鏡筒4が収納位置に位置するときには、第1筒部4aは第2筒部4b内部に収納され、レンズ鏡筒4が撮影位置に位置するときには、第1筒部4aは第2筒部4bの前面側に突出するようにされている。第1筒部4a及び第2筒部4bの前面及び外周面には、メッキ処理が施されている。
カメラ本体3の前面には、アダプターリング20を着脱自在に保持するための本体側マウント部5が設けられている。この本体側マウント部5には、取付開口6と、アダプターリング20を係止するためのバネヨット溝7と、ロックピン8と、が形成されている。バネヨット溝7は、2個形成されている。
本体側マウント部5には、前方向にバネ付勢されたマウント蓋9が設けられており、このマウント蓋9は、アダプターリング20装着時にリング側マウント部24に押圧されて後方向に移動する。マウント蓋9は、アダプターリング20非装着時に、カメラ本体3内部に塵埃が侵入することを防止する役割を果たしている。
マウント蓋9には、レンズ鏡筒4の移動を可能にするための鏡筒用開口9aが形成されている。鏡筒用開口9aは、レンズ鏡筒4が収納位置に位置するときには、図示しないシャッタにより遮蔽されている。このシャッタは、レンズ鏡筒4が収納位置と撮影位置との間で移動するときには、鏡筒用開口9aを露呈する。
カメラ本体3の前面には、ロックピン8と連動するロック解除ボタン10が設けられている。ロック解除ボタン10は、アダプターリング20を取り外す際に操作されるものであり、押圧することでロックピン8を後方向に移動させて、ロックを解除することができる。
カメラ本体3の上面には、撮影時に押圧操作されるレリーズボタン11が設けられている。レリーズボタン11は、2段押しの構造とされている。レリーズボタン11を軽く押圧(半押し)すると、フォーカシングなどの撮影準備動作が行われる。この状態でさらに押圧(全押し)すると、撮影動作が行われる。
図3に示すように、カメラ本体3の後面には、電源のオン/オフを行うための電源ボタン12、撮影画像や各種設定条件が表示されるLCD13、撮影時の撮影画像をズームする拡大ズームボタン14及び縮小ズームボタン15が設けられている。また、カメラ本体3の後面には、各ボタン12,14,15の他に、デジタルカメラ2を操作するための各種操作ボタン(例えば、記憶したデータを再生するための再生ボタン等)が設けられている。
電源ボタン12押圧してデジタルカメラ2の電源をオンすると、レンズ鏡筒4は撮影位置(図1参照)まで突出し、電源ボタン12を押圧してデジタルカメラ2の電源をオフすると、レンズ鏡筒4は収納位置(図2参照)まで移動する。
デジタルカメラ2の電源をオンした状態(レンズ鏡筒4が撮影位置)で、拡大ズームボタン14及び縮小ズームボタン15を押圧操作すると、レンズ鏡筒4が前後方向に移動するようにされており、このレンズ鏡筒4の前後方向への移動により拡大及び縮小が行われるようにされている。
図4及び図5に示すように、カメラ本体3には、アダプターリング20が着脱自在に取り付けられる。アダプターリング20は、保持筒21と、マスク22と、コイルバネ23と、を備えて構成されている。保持筒21の後面には、リング側マウント部24が設けられている。リング側マウント部24には、バヨネット爪25が形成されている。バネヨット爪25は、アダプターリング20をカメラ本体3に装着するときに、本体側マウント部5のバヨネット溝7に挿入するものであり、2個形成されている。なお、図4においては、簡略的に、2個のバネヨット爪25のうち1個のみを図示している。また、図5(A)は、レンズ鏡筒4が収納位置に位置するときの側面断面図であり、図5(B)は、レンズ鏡筒4が撮影位置に位置するときの側面断面図である。
アダプターリング20をカメラ本体3に装着する際には、リング側マウント部24のバヨネット爪25を、本体側マウント部5のバヨネット溝7に合わせた状態で押し込んでから回転させる。本体側マウント部5のロックピン8が、リング側マウント部24の図示しないピン孔と係合すると、アダプターリング20が位置決めされる。
保持筒21は、マスク22を撮影光軸方向に移動自在に保持するものであり、筒状の本体部21aに、マスク22の移動を規制する移動規制リブ21bと、コイルバネ23の受けとなるバネ受けリブ21cと、が形成されている。本体部21aの内面のバネ受けリブ21cよりも前側部には、コンバーションレンズ27のコンバーションギア部27aと噛合するための保持ギア部21dが形成されている。
マスク22は、保持筒21内部に入射した光がレンズ鏡筒4の前面に入射しないように遮光するものであり、樹脂により構成され、保持筒21内部に配設されている。マスク22は、筒状の本体部22aに、コイルバネ23の受けとなるバネ受けリブ22bが形成されている。バネ受けリブ22bは、本体部22aの側面の後側(図5における右側)端部にリング状に形成されている。本体部22aの前側部(図5における左側部)には、レンズ鏡筒4が撮影位置まで突出したときに第1筒部4aの前面(図5における左側面)に当接する当接部22cが形成されている。アダプターリング20内部に入射した光は、マスク22の当接部22cにより形成される入射開口22dを通って、レンズ鏡筒4内部に入射する。マスク22は、本体部22aの外径が、保持筒21のバネ受けリブ21cにより形成される開口の外径よりも若干小さい径となるように形成されている。
マスク22は、本体部22aの内径が、レンズ鏡筒4の第1筒部4aの外径よりも若干大きい径となるように形成されている。これにより、レンズ鏡筒4は、撮影位置まで突出したときに、本体部22a内部に入り込むことができる。
マスク22は、バネ受けリブ22bの外径が、保持筒21の内径よりも若干小さい径となるように形成されている。これにより、マスク22は、保持筒21内部に、撮影光軸方向に移動自在に保持される。
コイルバネ23は、マスク22をレンズ鏡筒4の前面に当接する方向(図5における右方)に向けて付勢するものであり、一端が保持筒21のバネ受けリブ21cに当接し、他端がマスク22のバネ受けリブ22bに当接するように、保持筒21内部に配設されている。これにより、マスク22は、コイルバネ23の付勢により、第1筒部4aの前面に当接する方向(図5における右方)に向けて付勢される。なお、コイルバネ23により付勢されるマスク22は、バネ受けリブ22bが移動規制リブ21bに当接することにより、その移動が規制される。なお、マスク22の移動範囲は、拡大ズームボタン14及び縮小ズームボタン15を押圧操作し、レンズ鏡筒4が前後方向(図5における左右方向)に移動したときにも、常に、第1筒部4aの前面にマスク22が当接するような移動範囲にされている。
図6及び図7に示すように、アダプターリング20の前面には、コンバーションレンズ(光学部材)27が着脱自在に取り付けられる。コンバーションレンズ27は、公知の部材であり、その詳細説明は簡略化するが、内部に被写体像を拡大または縮小するためのズームレンズ(図示せず)が配設されている。コンバーションレンズ27の外周面の後側(図7における右側)端部には、保持筒21の保持ギア部21dと噛合するためのコンバーションギア部27aが形成されている。本実施形態では、コンバーションレンズ27を時計方向に回転させると、保持ギア部21dとコンバーションギア部27aとが噛合し、コンバーションレンズ27を反時計方向に回転させると、保持ギア部21dとコンバーションギア部27aとの噛合が解除されるようになっている。
上記のように構成されたデジタルカメラ2の作用について説明する。デジタルカメラ2の電源をオンすると、レンズ鏡筒4は撮影位置(図1参照)まで突出する。レンズ鏡筒4が撮影位置まで突出すると、第1筒部4aの前面(図7における左側面)が、マスク22の当接部22cに当接する。コンバーションレンズ27内に入射した光は、コンバーションレンズ27内部のズームレンズ、マスク22の入射開口22dを通って、レンズ鏡筒4内部の撮影レンズに入射する。
撮影者が、拡大ズームボタン14及び縮小ズームボタン15を押圧操作すると、レンズ鏡筒4が前後方向(図7における左右方向)に移動する。マスク22は、コイルバネ23によりレンズ鏡筒4の前面に当接する方向(図7における右方)に向けて付勢されており、レンズ鏡筒4が前後方向に移動した場合にも、常に、第1筒部4aの前面(図7における左側面)が、マスク22の当接部22cに当接した状態となる。
このように、撮影時(デジタルカメラ2の電源がオンで、レンズ鏡筒4が撮影位置)に、拡大ズームボタン14及び縮小ズームボタン15を押圧操作して、レンズ鏡筒4を前後方向(図7における左右方向)に移動させた場合にも、コイルバネ23の付勢により、常に、第1筒部4aの前面(図7における左側面)が、マスク22の当接部22cに当接しているから、コンバーションレンズ27内部のズームレンズ、マスク22の入射開口22dを通った光が、第1筒部4aの前面(メッキ処理され、光の反射率が高い)に入射することがない。これにより、第1筒部4aの前面で反射した反射光が、コンバーションレンズ27内部のズームレンズに入射することに起因するフレアやゴーストの発生を確実に防止することができる。
なお、上記実施形態では、デジタルカメラ2に本発明のアダプターリング20を取り付ける例について説明したが、これに限定されることなく、デジタルビデオカメラや銀塩カメラ等に本発明のアダプターリング20を取り付けるようにしてもよい。
図8に他の実施形態を示す。上記実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。この実施形態では、カメラ本体3には、アダプターリング30が着脱自在に取り付けられる。アダプターリング30は、保持筒31と、マスク32と、コイルバネ33と、蛇腹部材34と、を備えて構成されている。保持筒31の後面には、リング側マウント部24が設けられている。なお、図8(A)は、レンズ鏡筒4が収納位置に位置するときの側面断面図であり、図8(B)は、レンズ鏡筒4が撮影位置に位置するときの側面断面図である。
保持筒31は、筒状の本体部31aに、蛇腹部材34の伸長を規制する伸長規制リブ(蛇腹保持部)31bと、蛇腹部材34の受けとなる蛇腹受けリブ(蛇腹保持部)31cと、が形成されている。本体部31aの内面の蛇腹受けリブ31cよりも前側部には、コンバーションレンズ27のコンバーションギア部27aと噛合するための保持ギア部31dが形成されている。
マスク32は、保持筒21内部に入射した光がレンズ鏡筒4の前面に入射しないように遮光するものであり、樹脂により構成され、保持筒31内部に配設されている。マスク32は、円盤状に形成され、中心部には光を通すための入射開口32aが形成されている。
蛇腹部材34は、変形可能な素材(例えば、ゴム等)により構成され、蛇腹状の本体部34aの前面及び後面それぞれに、コイルバネ33の受けとなるバネ受けリブ34bが形成されている。2個のバネ受けリブ34bそれぞれには、コイルバネ33の脱落を防止するためのバネ保持リブ(付勢保持部)34cが形成されている。本体部34aの後面(図8における右側面)には、マスク32が一体的に取り付けられている。コイルバネ33を、本体部34aとバネ保持リブ34cとの間に挿入すると、コイルバネ33は蛇腹部材34に保持され、蛇腹部材34は、コイルバネ33の付勢により、伸長する方向(図8における左右に広がる方向)に付勢される。本実施形態では、蛇腹部材34の伸縮により、マスク32は撮影光軸方向に移動する。
アダプターリング30を組み立てる場合には、蛇腹部材34にコイルバネ33を組み込んだ後、蛇腹部材34を保持筒31内部の伸長規制リブ31bと蛇腹受けリブ31cとの間に組み込む。すなわち、蛇腹部材34とコイルバネ33とをサブアッセイ部品として取り扱う。蛇腹部材34を保持筒31内部に組み込んだ状態では、コイルバネ33は、蛇腹部材34により覆われており、保持筒31内部に入射した光がコイルバネ33で反射することがない。
蛇腹部材34を保持筒31内部に組み込むと、マスク32は、コイルバネ33の付勢により、第1筒部4aの前面に当接する方向(図8における右方)に向けて付勢される。なお、コイルバネ33により付勢される蛇腹部材34は、伸長規制リブ31bに当接することにより、その移動が規制される。なお、蛇腹部材34の移動範囲は、拡大ズームボタン14及び縮小ズームボタン15を押圧操作し、レンズ鏡筒4が前後方向(図8における左右方向)に移動したときにも、常に、第1筒部4aの前面にマスク32が当接するような移動範囲にされている。これにより、拡大ズームボタン14及び縮小ズームボタン15を押圧操作して、レンズ鏡筒4を前後方向(図8における左右方向)に移動させた場合にも、保持筒31内部に入射した光が、第1筒部4aの前面に入射することがなく、第1筒部4aの前面で反射した反射光が、コンバーションレンズ27内部のズームレンズに入射することに起因するフレアやゴーストの発生を確実に防止することができる。
保持筒31内部に入射した光は、蛇腹部材34の内部、マスク32の入射開口32aを通って、レンズ鏡筒4内部に入射する。コイルバネ33は、蛇腹部材34により覆われており、保持筒31内部に入射した光がコイルバネ33で反射することがない。これにより、コイルバネ33で反射した反射光が、コンバーションレンズ27内部のズームレンズに入射することに起因するフレアやゴーストの発生を確実に防止することができる。
図9及び図10に他の実施形態を示す。図1〜図7に示す実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。この実施形態では、デジタルカメラ2は、水中での撮影が可能となるように、防水ケース40に収納されている。防水ケース40は、前カバー41と後カバー42とからなり、前カバー41は後カバー42に開閉自在に取り付けられている。防水ケース40は、前カバー41を閉じたときに水密となるようにされている。デジタルカメラ2は、図示しない取付部材により、防水ケース40内部に取り付けられている。なお、図10(A)は、レンズ鏡筒4が収納位置に位置するときの側面断面図であり、図10(B)は、レンズ鏡筒4が撮影位置に位置するときの側面断面図である。
前カバー41内部には、マスク43とコイルバネ44とが配設されている。前カバー41の前面部には、撮影位置まで突出したレンズ鏡筒4を覆う鏡筒覆い部41aが形成されている。鏡筒覆い部41aは、円筒状に形成され、マスク43の移動を規制する移動規制リブ41bと、コイルバネ44の受けとなるバネ受け部41cと、が形成されている。鏡筒覆い部41aのバネ受け部41cにより形成される開口には、光を透過する透明板(透明部)45が取り付けられている。
マスク43は、透明板45を通って防水ケース40内部に入射した光が、レンズ鏡筒4の前面に入射しないように遮光するものであり、樹脂により構成され、防水ケース40内部に、撮影光軸方向に移動自在に配設されている。マスク43は、筒状の本体部43aに、コイルバネ44の受けとなるバネ受けリブ43bが形成されている。バネ受けリブ43bは、本体部43aの側面の後側(図10における右側)端部にリング状に形成されている。本体部43aの前側部(図10における左側部)には、レンズ鏡筒4が撮影位置まで突出したときに第1筒部4aの前面(図10における左側面)に当接する当接部43cが形成されている。透明板45を通って防水ケース40内部に入射した光は、マスク43の当接部43cにより形成される入射開口43dを通って、レンズ鏡筒4内部に入射する。
マスク43は、本体部43aの内径が、レンズ鏡筒4の第1筒部4aの外径よりも若干大きい径となるように形成されている。これにより、レンズ鏡筒4は、撮影位置まで突出したときに、本体部43a内部に入り込むことができる。
マスク43は、バネ受けリブ43bの外径が、鏡筒覆い部41aの内径よりも若干小さい径となるように形成されている。これにより、マスク43は、防水ケース40内部に、撮影光軸方向に移動自在に保持される。
コイルバネ44は、マスク43をレンズ鏡筒4の前面に当接する方向(図10における右方)に向けて付勢するものであり、一端が鏡筒覆い部41aのバネ受け部41cに当接し、他端がマスク43のバネ受けリブ43bに当接するように、防水ケース40内部に配設されている。これにより、マスク43は、コイルバネ44の付勢により、第1筒部4aの前面に当接する方向(図10における右方)に向けて付勢される。なお、コイルバネ44により付勢されるマスク43は、バネ受けリブ43bが移動規制リブ41bに当接することにより、その移動が規制される。また、マスク43の移動範囲は、拡大ズームボタン14及び縮小ズームボタン15を押圧操作し、レンズ鏡筒4が前後方向(図10における左右方向)に移動したときにも、常に、第1筒部4aの前面にマスク43が当接するような移動範囲にされている。
透明板45を通って防水ケース40内部に入射した光は、マスク43の当接部43cにより形成される入射開口43dを通って、レンズ鏡筒4内部に入射する。マスク43は、コイルバネ44の付勢により、第1筒部4aの前面に当接する方向(図10における右方)に向けて付勢されており、撮影時(デジタルカメラ2の電源がオンで、レンズ鏡筒4が撮影位置)に、拡大ズームボタン14及び縮小ズームボタン15を押圧操作して、レンズ鏡筒4を前後方向(図7における左右方向)に移動させた場合にも、常に、第1筒部4aの前面(図10における左側面)が、マスク43の当接部43cに当接しているから、透明板45を通って防水ケース40内部に入射した光が、第1筒部4aの前面(メッキ処理され、光の反射率が高い)に入射することがない。これにより、第1筒部4aの前面で反射した反射光が、透明板45に入射することに起因するフレアやゴーストの発生を確実に防止することができる。
図11に他の実施形態を示す。図1〜図7に示す実施形態のものと同様の構成部材には同一の符号を付し、その詳細な説明を簡略化する。この実施形態では、デジタルカメラ2は、水中での撮影が可能となるように、防水ケース50に収納されている。防水ケース50は、前カバー51と後カバー52とからなり、前カバー51は後カバー52に開閉自在に取り付けられている。防水ケース50は、前カバー51を閉じたときに水密となるようにされている。デジタルカメラ2は、図示しない取付部材により、防水ケース50内部に取り付けられている。なお、図11(A)は、レンズ鏡筒4が収納位置に位置するときの側面断面図であり、図11(B)は、レンズ鏡筒4が撮影位置に位置するときの側面断面図である。
防水ケース50内部には、マスク53と、コイルバネ54と、蛇腹部材55と、が配設されている。前カバー51の前面部には、撮影位置まで突出したレンズ鏡筒4を覆う鏡筒覆い部51aが形成されている。鏡筒覆い部51aは、円筒状に形成され、蛇腹部材55の伸長を規制する伸長規制リブ(蛇腹保持部)51bと、蛇腹部材55の受けとなる蛇腹受けリブ(蛇腹保持部)51cと、が形成されている。鏡筒覆い部51aの蛇腹受けリブ51cにより形成される開口には、光を透過する透明板(透明部)56が取り付けられている。
マスク53は、透明板56を通って防水ケース50内部に入射した光が、レンズ鏡筒4の前面に入射しないように遮光するものであり、樹脂により構成され、鏡筒覆い部51a内部に配設されている。マスク53は、円盤状に形成され、中心部には光を通すための入射開口53aが形成されている。
蛇腹部材55は、変形可能な素材(例えば、ゴム等)により構成され、蛇腹状の本体部55aの前面及び後面それぞれに、コイルバネ54の受けとなるバネ受けリブ55bが形成されている。2個のバネ受けリブ55bそれぞれには、コイルバネ54の脱落を防止するためのバネ保持リブ(付勢保持部)55cが形成されている。本体部55aの後面(図11における右側面)には、マスク53が一体的に取り付けられている。コイルバネ54を、本体部55aとバネ保持リブ55cとの間に挿入すると、コイルバネ54は蛇腹部材55に保持され、蛇腹部材55は、コイルバネ54の付勢により、伸長する方向(図11における左右に広がる方向)に付勢される。本実施形態では、蛇腹部材55の伸縮により、マスク53は撮影光軸方向に移動する。
蛇腹部材55及びコイルバネ54を防水ケース50内部に組み付ける場合には、蛇腹部材55にコイルバネ54を組み込んだ後、蛇腹部材55を鏡筒覆い部51aの伸長規制リブ51bと蛇腹受けリブ51cとの間に組み込む。すなわち、蛇腹部材55とコイルバネ54とをサブアッセイ部品として取り扱う。蛇腹部材55を防水ケース50内部に組み込んだ状態では、コイルバネ54は、蛇腹部材55により覆われており、透明板56を通って防水ケース50内部に入射した光がコイルバネ54で反射することがない。
蛇腹部材55を防水ケース50内部に組み込むと、マスク53は、コイルバネ54の付勢により、第1筒部4aの前面に当接する方向(図11における右方)に向けて付勢される。なお、コイルバネ54により付勢される蛇腹部材55は、伸長規制リブ51bに当接することにより、その移動が規制される。なお、蛇腹部材55の移動範囲は、拡大ズームボタン14及び縮小ズームボタン15を押圧操作し、レンズ鏡筒4が前後方向(図11における左右方向)に移動したときにも、常に、第1筒部4aの前面にマスク53が当接するような移動範囲にされている。これにより、拡大ズームボタン14及び縮小ズームボタン15を押圧操作して、レンズ鏡筒4を前後方向(図11における左右方向)に移動させた場合にも、防水ケース50内部に入射した光が、第1筒部4aの前面に入射することがなく、第1筒部4aの前面で反射した反射光が、透明板56に入射することに起因するフレアやゴーストの発生を確実に防止することができる。
透明板56を通って防水ケース50内部に入射した光は、蛇腹部材55の内部、マスク53の入射開口53aを通って、レンズ鏡筒4内部に入射する。コイルバネ54は、蛇腹部材55により覆われており、防水ケース50内部に入射した光がコイルバネ54に入射することがない。これにより、コイルバネ54で反射した反射光が、透明板56に入射することに起因するフレアやゴーストの発生を確実に防止することができる。
レンズ鏡筒が撮影位置に位置するときのデジタルカメラを示す前面斜視図である。 レンズ鏡筒が収納位置に位置するときのデジタルカメラを示す前面斜視図である。 デジタルカメラを示す後面斜視図である。 デジタルカメラとアダプターリングとを示す斜視図である。 デジタルカメラとアダプターリングとを示す側面断面図である。 デジタルカメラとアダプターリングとコンバーションレンズとを示す斜視図である。 デジタルカメラとアダプターリングとコンバーションレンズとを示す側面断面図である。 アダプターリング内部に蛇腹部材を配設した実施形態のデジタルカメラとアダプターリングとを示す側面断面図である。 デジタルカメラを防水ケース内部に取り付けた実施形態の防水ケースを示す前面斜視図である。 図9に示す実施形態のデジタルカメラと防水ケースとマスクとコイルバネとを示す側面断面図である。 デジタルカメラを防水ケース内部に取り付け、防水ケース内部に蛇腹部材を配設した実施形態のデジタルカメラと防水ケースとマスクとコイルバネと蛇腹部材とを示す側面断面図である。
符号の説明
2 デジタルカメラ
3 カメラ本体(カメラボディ)
4 レンズ鏡筒
20、30 アダプターリング
21 保持筒
22、32、43、53 マスク
23、33、44、54 コイルバネ(付勢手段)
27 コンバーションレンズ(光学部材)
31b、51b 伸長規制リブ(蛇腹保持部)
31c、51c 蛇腹受けリブ(蛇腹保持部)
34、55 蛇腹部材
34c、55c バネ保持リブ(付勢保持部)
40、50 防水ケース
45、56 透明板(透明部)

Claims (6)

  1. カメラボディ内部に収納される収納位置とこの収納位置から突出した撮影位置との間で撮影光軸方向に移動自在なレンズ鏡筒が設けられた前記カメラボディの前面に取り付けられる保持筒を備え、
    前記保持筒の前面側に光学部材が装着可能なアダプターリングであって、
    前記保持筒内部に撮影光軸方向に移動自在に設けられ、前記保持筒内部に入射した光が前記レンズ鏡筒の前面に入射しないように遮光するマスクと、
    前記マスクを、前記レンズ鏡筒の前面に当接する方向に向けて付勢する付勢手段と、を備え、
    前記レンズ鏡筒が前記撮影位置に位置するときには、前記マスクは、前記付勢手段の付勢により前記レンズ鏡筒の前面に当接していることを特徴とするアダプターリング。
  2. 前記マスクに一体的に設けられ、前記保持筒内部に入射した光が前記付勢手段に入射しないように当該付勢手段を覆うとともに、撮影光軸方向に伸縮自在な蛇腹部材を備え、
    前記蛇腹部材は、前記レンズ鏡筒が前記収納位置から前記撮影位置に移動するときに、前記付勢手段の付勢に抗して収縮し、前記レンズ鏡筒が前記撮影位置から前記収納位置に移動するときに、前記付勢手段の付勢により伸長することを特徴とする請求項1記載のアダプターリング。
  3. 前記蛇腹部材に、前記付勢手段を脱落しないように保持する付勢保持部を設け、
    前記保持筒に、前記付勢手段を保持した状態の前記蛇腹部材を着脱自在に保持する蛇腹保持部を設けたことを特徴とする請求項2記載のアダプターリング。
  4. カメラボディ内部に収納される収納位置とこの収納位置から突出した撮影位置との間で撮影光軸方向に移動自在なレンズ鏡筒を有するカメラを水密に収納するとともに、光を通すための透明部が設けられた防水ケースであって、
    前記レンズ鏡筒の前面と前記透明部との間に撮影光軸方向に移動自在に設けられ、前記透明部を通った光が前記レンズ鏡筒の前面に入射しないように遮光するマスクと、
    前記マスクを、前記レンズ鏡筒の前面に当接する方向に向けて付勢する付勢手段と、を備え、
    前記レンズ鏡筒が前記撮影位置に位置するときには、前記マスクは、前記付勢手段の付勢により前記レンズ鏡筒の前面に当接していることを特徴とする防水ケース。
  5. 前記マスクに一体的に設けられ、前記透明部を通った光が前記付勢手段に入射しないように当該付勢手段を覆うとともに、撮影光軸方向に伸縮自在な蛇腹部材を備え、
    前記蛇腹部材は、前記レンズ鏡筒が前記収納位置から前記撮影位置に移動するときに、前記付勢手段の付勢に抗して収縮し、前記レンズ鏡筒が前記撮影位置から前記収納位置に移動するときに、前記付勢手段の付勢により伸長することを特徴とする請求項4記載の防水ケース。
  6. 前記蛇腹部材に、前記付勢手段を脱落しないように保持する付勢保持部を設け、
    ケース本体に、前記付勢手段を保持した状態の前記蛇腹部材を着脱自在に保持する蛇腹保持部を設けたことを特徴とする請求項5記載の防水ケース。
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