JP5145216B2 - 通気性ソールを有する靴 - Google Patents

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Description

本発明は、通気性ソール(breathable sole)を有する靴に関する。
足の衛生的かつ快適な状態を保証するため、靴は、発汗産物(水分および水蒸気)を溜め込んではならず、その反対に、それらの停滞を防がなければならないことが知られている。この要件は、足が過熱またはストレスを受ける場合(例えばスポーツ活動)にますます大きい。靴を通気性にしようとして、靴によって提供される強度および保護を危うくしてはならないことは明白である。
通気性であり、同時に快適かつ安全である靴を得ようとする多くの解決策が知られている。特許文献1は、
・少なくとも1つの大きな部分が「穴のあいた」材料でできた支持層と、
・前記支持層の上面の少なくとも前記大きな部分に結合された通気性の膜と、
・少なくとも前記大きな部分に大きな穿孔を有するプラスチック材料製のトレッド(tread)であって、少なくとも前記大きな部分の周囲に沿って、前記膜および前記支持層に対して密封接合されたトレッドと
を含むソールを記載している。
特許文献2は、通気性の膜が接合されたフェルト(felt)層を含むソールによって技術的な問題を解決しようとする。この通気性膜は、フェルト層に対して弾性が十分でないため裂けてしまう。この解決策の本質は、膜の下に位置するフェルトの伸長を防ぐ層を有するインナーソール(inner sole)を提供することにある。これらの3つの層は、サンドイッチの形態で提供され、靴のトレッドに形成された穴によって外部と連通する。
特許文献3では、技術的な問題が、通気性の靴を製造する工程を改良し、結合された通気性膜が機械的応力から守られることを保証することである。トレッドは、穿孔を有するように提供され、層状構造またはサンドイッチ構造を形成するように保護層の上に結合された膜を含む中底と接触する。中底は事前に成形され、接着剤を使用して、またはオーバーインジェクション(overinjection)によってトレッドに組み付けられる。
特許文献4では、技術的課題が、(通常は低い)靴の内部の空気の循環を増大させ、それと同時に、靴を通気性にする通気性膜を保護することにある。低い循環は、靴の穿孔の数がその表面積に対して少ないことに起因すると考えられ、そのため、提案された解決策は、空き領域の隆起した垂直突起が、その上面に膜が結合された保護層と接触した一体化されたトレッドを有するソールである。この空き領域は、多数の水平チャネル(channel)によって靴の外部と連通する。
特許文献5では、技術的課題が通気性の靴を提供することである。この特許は、その全てがサンドイッチ構造を有する、穴のあいたトレッドに接合されたその下の保護層と結合した膜を含む中底を有する靴を記載する。穴のあいた充填層すなわち「充填材」が膜上に配置される。組立ての変形形態では、この膜の縁をトレッドに直接に接合することもできる。
これらの解決策は全て固有の欠点を有する。通気性の膜を含むサンドイッチ構造は普通、トレッドを形成するプラスチック材料のオーバーインジェクションによって、靴の残りの部分に固定される。したがって、それ自体非常に繊細であり、溶融プラスチック材料の攻撃的な作用にあまり耐えないこの膜を傷つける危険性がある。他の非常に重要な欠点は、この膜を通した靴の内部からの水分の放出が、自然にしか起こらない可能性があることであり、すなわち、水分が自然発生的に膜を通過しなければならないことである。これは、非常にゆっくりとした自然過程であり、その効率を増大させる強制された過程が有利であろう。
さらに、支持層上に置かれた通気性の膜を有するソールであって、前記支持層が、膜の下の領域に穴があけられており、垂直中空インサートによって補強されているソールが開示されている特許文献6が知られている。この膜は、ソールの同じレベルに載っており、きつく張られていると開示されている。
国際公開第04/028284号パンフレット 国際公開第02/32246号パンフレット 国際公開第98/51177号パンフレット 特許EP1,089,642 国際公開第02/14326号パンフレット 米国特許出願公開第2001/0010127号明細書 欧州特許EP697,957
本発明の目的は、以上に簡単に述べた問題および欠点を持たない通気性ソールを有する靴を提供することにある。
この目的は、請求項1に記載の特徴を有する防水性かつ通気性の靴のソールによって達成される。
後により完全に明らかにされるように、本発明に基づくソールは主に以下の利点を有する。
・この防水性膜は、補強要素の(好ましくはオーバーインジェクションによる)接合が実施された後にソール要素に対して密封され、したがって、この溶融材料の高い温度に起因する全ての問題および/または膜の取扱いに関連した全ての問題が排除される。
・前記領域を覆う膜を前記領域の周囲の輪郭に沿って密封し、有利には、膜を領域からわずかに持ち上げることによって、足の移動によって周期的に圧縮、膨張を繰り返す空気室(すなわち前記領域の上方の空き空間)を形成にすることができ、この振動作用は、靴の外部への湿った空気のポンピング(pumping)を引き起こし、前記靴の通気性を向上させる。このポンピング効果は、膜が、前記領域の縁よりも高く持ち上がっておらず(すなわちより小さな寸法の空気室)、前記領域の上にぴんと張られていない状態で広がっているだけであっても得られ、この場合、足の移動は、膜の振動を引き起こし、ポンピング効果を生み出すのに十分である。
支持要素は一般に、地面と接触することができ、したがってさらに層状とすることができ、あるいは台中底、トレッドソールまたはその両方などのさまざまなサブ要素を含むことができる、膜支持要素であると理解される。
支持層に対して密封される膜は、少なくとも前記領域の外側の輪郭に沿って前記支持層に対して密封されると有利である。これによって、拘束されていない膜の表面積が増大するため、空気室の寸法、またはいずれにせよ膜が実行できる移動量を増大させることができる。いくつかのケース(例えば、足の移動が相当あり、膜が制御不能の振動運動を実行する可能性がある極端な活動において使用される靴)では、構造上の理由のために、前記領域に沿ったある点で膜を固定することができる。たとえこのケースで膜の移動度が限定される場合でも、膜の自由な部分がポンピング表面として機能する。
補強要素は、空気が通過することができる前記領域、またはソールの構造全体、あるいはその両方を強化する。
前記支持層を空気が通過することを可能にする前記領域は、空気が通過することを可能にするチャネルを有することができる。前記領域はさらに、空気の通過を可能にする材料、例えば網目布(meshwork fabric)または防水性かつ蒸気透過性の材料でできた膜を、有利にはそれと結合させて有することができる。このようにして、ソールの水密性および頑丈さ(および強度)は有利に改良される。
本発明の利点は、添付図面を参照して例示的に提供される、本発明の好ましい実施形態の以下の説明からより明確に浮かび上がるであろう。
図1から7は、加工完了後の図である図8および図9に100で示された靴用の本発明に基づく通気性かつ防水性のソールの製造、ならびに該ソールを有する靴(部分的にしか示されていない)の以降の製造の主要なステップの概略図を示す。a1〜a9によって示されるこれらのステップは以下の通りである。
a1)台中底(mounting insole)101(図1および9参照)は、第1の撥水材料102a(例えば水を「吸い込まない」普通のフェルト)と、アルミニウムフィルム102bと、第2の撥水材料層102a(第1の層と全く同じ)とから構成されたサンドイッチからなる。(任意選択の)アルミニウム層102bは、熱を保持し、断熱材の役目を果たすために有用であり、中底101は、例えば単一のフェルト層からなることができ、中底101にはさらに、少なくとも1つの中央窓(または貫通開口)103が、例えばパンチング(punching)によって形成されている。
a2)中底101の窓103の中に、窓の寸法に一致するかまたはそれよりも大きい寸法を有する透過性布107、例えば網目布を、好ましくはペリメトラルステッチ(perimetral stitch)105によって固定する(図2参照)。
a3)少なくとも1つ、好ましくはいくつかの穴または垂直開口113(単純にするために一部だけが参照符号によって指示されている)を有する穴のあいた補強要素111を形成するために、網目布107の地面に面する面に、熱可塑性材料のオーバーインジェクションを実施する(図3参照)。前記穴113は、布107を外部と連通させる。要素111は、網目布107の表面よりも大きな寸法を有し、網目布107の全厚を貫き、縫い目105を覆い、さらにこれを密封する。
a4)前記網目布107を取り囲むリム(rim)(またはフレーム(frame))115を得るために、台中底の要素111とは反対側の部分、すなわち足に面する部分に、熱可塑性材料の第2のオーバーインジェクションを実施する(図4)。
a5)防水性かつ蒸気透過性の材料でできた膜の部分117を裁断する。前記膜は、リム115に等しいかまたはそれよりも大きい広がりを有し、ペリメトラルステッチング119によってリム115に固定される(図5)。
a6)その下のリム115に適合した(compatible)特殊なテープ121を熱溶接または高周波溶接することによって、縫い目119を覆う(図6)。このテープは、膜117を傷つけることなく膜117の縁およびリム115に完璧に溶接され、防水性シールによってそれらを接合する。
a7)このようにして製造した中底101を、ペリメトラルステッチ125(図7に示されている)によって、アッパー(upper)123(図9参照)に取り付ける。
a8)別の型の中への射出によって形成されたカバー要素127を、ペリメトラルステッチング125の少なくとも一部分を覆い/保護するように、中底101に取り付ける。
a9)接着剤を使用して、またはアッパーに直接に射出することによって、トレッドソール129を中底101に取り付ける。ソール129は、要素111を部分的に取り囲む凹形ゾーン199を含む。
使用者の足は、好ましくはさらにインナーソール(図示せず)を使用して、膜117の上に載る。靴のソール100と接触した外部の水は、膜117およびフェルト102aによって止められる。フェルト102aはせいぜい、表面(すなわち数ミリメートル)に水が染み込むだけである。この最小限の吸収をも防ぐため、ポリウレタンフィルムによって覆われたフェルトを使用することもできる。
本発明に基づくソール構造は非常に有利な効果を生み出すことに留意されたい。膜117は、外部と(すなわち開口113を通して下方へ)連通した少なくとも1つの領域107を有する支持層の上方に位置し、少なくとも前記領域を取り囲む輪郭(記載の例ではリム115)に沿って前記支持層に接合されているため、膜117は、従来技術に基づくサンドイッチ構造の場合とは違い、通気性層107に付着するようには強制されない。したがって、足の移動は膜117の垂直振動を促進し、この振動はさらに、膜117と通気性層107との間に形成された空気室140(図9参照)によって促進され、これは、靴のソール100から外部への空気のポンピングを引き起こす。この空気は、例えば足の発汗によって生み出された靴の中の水分を外側へ運ぶ。この湿った空気のポンピング作用は明らかに、ソール100を有する靴の快適性を、従来の靴と比べてかなり向上させる。このポンピング作用を促進するスポンジ状材料(例えば大きな空孔を有する発泡ポリウレタン)のクッションを、室140の中に挿入することも可能である。
膜117は、要素111のオーバーインジェクションが実施された後に中底101に取り付けられ、したがって、この射出ステップ中の高温によって引き起こされる劣化の危険にさらされない。テープ121は前記膜117に適合しているため、膜117の縁へのテープ121の局所的取付けは、膜117を傷つける危険性を含まない工程である。水の浸入を防ぐ最大限の隔離が達成され、膜117とリム115との間のある種の弾性は、快適性を向上させるために室140が通気性クッション(図示せず)によって占有される場合に、裂ける危険を生じない膜117の周囲に沿ったわずかな程度の降伏(yielding)を保証する。
図10から15は、加工完了後の図である図16および図17に200で示された本発明に基づく第2のソールの製造、ならびに該ソールを有する靴(部分的にしか示されていない)の以降の製造の主要なステップを示す。b1〜b10によって示されるこれらのステップは以下の通りである。
b1)台中底201(図11および17参照)は、第1の撥水材料202a(例えば水を「吸い込まない」通常のフェルト)と、アルミニウムフィルム202bと、第2の撥水材料層202a(第1の層と全く同じ)とから構成されたサンドイッチからなる。層102aおよび102bに対してなされた解説は、層202aおよび202bに対しても適用可能であり、中底201にはさらに、少なくとも1つの中央窓(または開口)203が、例えばパンチングによって形成されている。
b2)中底201の窓203に、一致するかまたはやはりわずかに大きい寸法を有する水および空気透過性の布207、例えば網目布を、ペリメトラルステッチ205(または他のシステム、例えば高周波溶接)によって固定する(図12参照)。
b3)少なくとも1つ、好ましくはいくつかの穴または垂直開口213(単純にするために一部だけが参照符号によって指示されている)を有する穴のあいた補強要素211を形成するために、網目布207の地面に面する面に、熱可塑性材料のオーバーインジェクションを実施する(図13参照)。前記穴213は、布207と外部とを結ぶ。要素211は、網目布207の表面よりも大きな寸法を有し、網目布107の全厚を貫き、縫い目105を覆い、さらにこれを密封する。
b4)前記網目布207を取り囲むリム(またはフレーム)215を得るために、台中底201の要素211とは反対側の部分、すなわち足に面する部分に、熱可塑性材料の第2のオーバーインジェクションを実施する(図14)。
b5)このようにして形成した中底201を、ペリメトラルステッチ266によって、アッパー250に取り付ける(図17参照)。
b6)膜107の特性と全く同じ特性を有する不透過性かつ通気性の膜を使用して、管状ストッキング(stocking)260を準備する(図10参照)。ストッキング260は、足の上部を包む上部289と、第2の中底部分290とを含み、2つの部分289、290は、ストッキング260を形成するように縫い目292によって縫い合わされ、次いで水の浸入を防ぐために熱溶接される。
b7)足に面する台中底201の表面294を、要素215によって構成されたエリアを除き、接着剤295で覆う(図14および17参照)。
b8)管状ストッキング260の中底の領域290の底ゾーンを、図10の271によって示されたエリア(破線で示されている)を除き、接着剤で覆う。前記エリアは、中底201上の要素215によってその範囲が画定されたエリアに実質的に一致する。次いでストッキング260と中底201とを接着剤で接合する。
b9)この膜からなる管状ストッキング260を、カラー(collar)のゾーンのペリメトラルステッチング(図示せず)によって、アッパー250に取り付ける。
b10)別の型への射出によって得られたプラスチック材料でできた要素227を、ペリメトラルステッチング226の少なくとも一部分を覆い/保護するように、中底201に取り付け、トレッドソール212を取り付ける。ソール212は、要素111を部分的に取り囲む凹形ゾーン299を含む。
前記変形形態と同様に、使用者の足は、好ましくはさらにインナーソール(図示せず)を使用して、膜材料でできたストッキング260の部分290の上に載る。ソール200を有する靴の外部からの水の浸入は、部分290の膜および接着剤295によって止められる。
本発明に基づくソール200の構造は、膜117に関してすでに説明したように、部分290の膜が布207に付着しておらず、前記布層207の上方の空気室288の中で膜が振動することができることによって、靴の外部へ湿った空気をポンピングする効果を生み出すことに留意されたい。
さらに、この不透過性かつ通気性の膜は、要素211のオーバーインジェクションが実施された後に中底201に取り付けられ、したがって、この射出ステップ中の高温によって傷つけられる危険にさらされない。膜を傷つける危険性を最小限にするため、スポット接着(spot gluing)(クモの巣(spiderweb)技法)またはスプレー接着(splay gluing)によるさまざまな接着ステップを実施することができる。
図18から22は、加工完了後の図である図23および図24に300で示された本発明に基づく第3のソールの製造、ならびに該ソールを有する靴(部分的にしか示されていない)の以降の製造の主要なステップを示す。c1〜c8によって示されるこれらのステップは以下の通りである。
c1)本発明の出願人が特許文献に記載した方法を使用して、網目布307の上に熱可塑性材料302を射出することによって、台中底301(図18参照)を得る。中底301の少なくとも1つの中央窓(または開口)303にはオーバーインジェクションが実施されず、このように、オーバーインジェクションが実施されなかった領域では、その下の網目布307が露出したままになる(例えば小さないくつかの穴を含む領域または格子の形成を含む解決策も可能である)。明らかに、異なる形状を有する2つ以上の窓を提供することも可能である。
c2)少なくとも1つ、好ましくはいくつかの穴または垂直開口313(単純にするために一部だけが参照符号によって指示されている)を有する穴のあいた補強要素311を形成するために、中底301の地面に面する面の網目布307の露出したゾーンに、熱可塑性材料のオーバーインジェクションを実施する(図19参照)。前記穴313は、布207を外部と連通させる。要素311は、網目布307の窓303よりも大きな寸法を有し、網目布307の全厚を貫く。
c3)台中底301の要素311とは反対側の部分、すなわち足に面する部分に、網目布307の前記窓303を取り囲む参照溝305を形成する(図21および24参照)。
c4)台中底301の足に面する面を、溝305によってその範囲が画定されたエリアを除き、接着剤395で覆う。
c5)膜107の特性と全く同じ特性を有する不透過性かつ通気性の膜を使用して、管状ストッキング360を準備する(図20参照)。ストッキング360は、足の上部を包む上部389と、第2の中底部分390とを含み、2つの部分389、390は、ストッキング360を形成するように縫い目392によって縫い合わされ、次いで水の浸入を防ぐために熱溶接される。
c6)管状ストッキング360の中底のゾーン390の底面を、図20の371によって示されたエリア(破線で示されている)を除き、接着剤395で覆う。このエリアは、中底301上の溝305によってその範囲が画定されたエリアに実質的に一致する。次いでストッキング360と中底301とを接着剤で接合する。
c7)不透過性かつ通気性の材料でできた管状ストッキング360を、カラーのゾーンのペリメトラルステッチング(図示せず)によって、アッパー350に取り付ける(図24参照)。一方で、アッパー350の底縁351を折り込み、中底301の下に接着する。
c8)別の型への射出によって得られた補強要素327を、縁351の少なくとも一部分を覆い/保護するように、中底201に取り付け、要素111を部分的に取り囲む凹形ゾーン399を含むトレッドソール312を取り付ける。
前記変形形態と同様に、使用者の足は、好ましくはインナーソールを使用して、膜からなるストッキング360の部分390の上に載る。ソール300を有する靴の外部からの水の浸入は、ストッキング360の膜部分390および接着剤395によって止められる。
この場合も、ソール300を有する靴の中の本発明に基づく構造は、膜117に関してすでに説明したように、膜部分390が布307に付着しておらず、前記布層307の上方の空気室388の中で膜部分が振動することができることによって、ソール300の外部へ湿った空気をポンピングする効果を生み出すことに留意されたい。
さらに、この不透過性かつ通気性の膜は、要素311のオーバーインジェクションが実施された後に中底301に取り付けられ、したがって、この射出中の高温によって傷つけられる危険にさらされない。膜を傷つける危険性を最小限にするため、スポット接着(クモの巣技法)またはスプレー接着によるさまざまな接着ステップを実施することができる。
(記載された3つの全ての変形形態にさらに存在する)他の利点は、部分390の膜が、足の移動によって裂ける危険にさらされないことである。実際、この膜は、ぴんと張られることなく、縫い合わされかつ/または接着されるため、足の移動に起因する変形を、重大な応力なしで受けることができる。
保護要素111、211、311は、非常に強い材料から形成することができ(このことは特に、膜117、290、390を保護するために必要である)、トレッドソール129、212、312は、(衝撃を弱めるため)非常に軟かくすることができ、本発明に基づく靴の快適性はかなり向上する。特定のケースに応じて、地面と接触する追加のトレッド部分として保護要素111、211、311を形成するように選択し、または、地面に触れないような寸法を有するように保護要素111、211、311を設計することが可能である。
本発明に基づくソールの製造は、特定の構造上の問題を含まず、生産の費用および単純さに不利な影響を及ぼす特許文献4の場合のようなソールの複雑な形状を回避する。
ソール129、212、312の形態は、穴のあいた要素111、211、311の大部分を横方向から取り囲む凹形ゾーンなどの凹形ゾーン199、299、399、または111、211、311によって示された要素などの穴のあいた相補的な要素がその内部に位置する穴を含むことができる。
穴のあいた要素111、211、311は、それらの開口が靴の内部の湿った空気が前記靴の外部に達することを可能にする限りにおいて、さまざまな形状および方向の開口113、213、313を含むことができる。明らかに、互いの近くに並んで位置し、または大きな間隔を置いて配置された、全く同じまたは異なる1つまたは複数の穴のあいた要素111、211、311を提供することが可能である。
足の快適性を増大させるために、容積140、288、388の中に軟かい通気性要素を挿入することが可能である。ソールを出る湿った空気の流れを低減させないように、前記要素は明らかに、多孔性または網目材料から製作されなければならない。
膜207または膜ストッキング260、360に関しては、通常はそれらがより強くなるように多層サンドイッチの形態で存在する市販のものを使用することが可能である。膜の構造にかかわりなく、本発明に基づく膜は、空気の通過を可能にする少なくとも1つの領域の上に、単純に(すなわちゆるく)、または例えば膜にしわが寄らないようにわずかに張って、配置することができる。
記載した3つの実施形態では、支持層が、空気の通過を可能にする材料を有する領域を含むが、ソール(および靴)の信頼性および強度を向上させる前記領域および/または膜を保護することによって、前記材料が存在しない本発明の変形形態も可能である。
図25を参照すると、この図は、前記空気透過性材料を含まない完成した本発明に基づく第4のソール400の概略断面図を示す。ソール400は、インナーソール410とトレッド412の組合せからなる支持層401を含む。インナーソール410は、空気の通過、特に貫通チャネル453を通した空気の通過を可能にする領域403を有する。前記チャネルは、一方の側がトレッド412の穴450の内側に開き、もう一方の側が空気室488に開く。前記室488は、アッパー423に含まれる膜材料417の管状ストッキング460、およびストッキング460を密封する支持層401上のいくつかの接着剤415によって、その範囲が画定される。前記実施形態の同様の要素に関連してなされた全ての解説は、ストッキング460、膜417およびそのシーリングにも適用可能であり、ここでは繰り返さない。トレッド412の穴450の中に、(トレッドおよび/または領域403の)補強要素411が挿入され、前記要素は、膜417および領域403の穴453を通過した靴460の内部の空気を排出するための貫通穴413を有する。先にすでに説明した全ての構造変形形態に従うことができるこの第4のソール400には、前述のポンピング効果も存在する。明らかに、ソール400はさらに、空気の通路を可能にする、特に膜417を保護するための防水性材料を備えることができる。この材料に関しては、例えば、防水性かつ蒸気透過性の材料でできた網目布または膜を選択することができる。この材料の層は、第3のソール300に対して説明した技法などの技法を使用して、例えば、領域403の穴453を覆うように領域403の上または下に配置し、あるいは前記領域403の中央に配置することができる。補強要素411は、トレッド412の全厚にわたって延びていなければならないというわけでは必ずしもない。例えば、最初の部分が、領域403から延び、地面と接触したトレッド412の表面から延びれば十分である。
これらの変形形態および他の変形形態は、添付の特許請求項の保護範囲に含まれる。
本発明に基づくソールの第1の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第1の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第1の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第1の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第1の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第1の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第1の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第1の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第1の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第1の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第1の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第1の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第1の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第1の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 図1に記載の完成したソールの下面図である。 平面I−Iに沿った、図8に記載のソールおよびそれに関連した靴の部分の断面図である。 本発明に基づくソールの第2の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第2の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第2の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第2の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第2の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第2の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第2の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第2の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第2の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第2の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第2の実施形態、したがって本発明に基づく靴の第2の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 完成した第2のソールの下面図である。 平面II−IIに沿った、図16に記載のソールおよびそれに関連した靴の部分の断面図である。 本発明に基づくソールの第3の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第3の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第3の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第3の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 本発明に基づくソールの第3の実施形態を製造する一ステップを示す図である。 完成した第3のソールの下面図である。 平面III−IIIに沿った、図23に記載のソールおよびそれに関連した靴の部分の断面図である。 足の長さ方向に直角な垂直面に沿った、本発明に基づく完成した第4のソールの概略断面図である。

Claims (21)

  1. 支持層(101;201;301;401)を含む構造を有し、前記支持層(101;201;301;401)が、前記支持層(101;201;301;401)を空気が通過することを可能にする少なくとも1つの領域(103;203;303;403)を有する不透過性かつ通気性の靴のソール(100;200;300;400)であって、
    前記支持層(101;201;301;401)の一方の面の前記少なくとも1つの領域(103;203;303、403)のところに接合され、前記領域を通過した前記空気を排出するための貫通開口(113;213;313;413)があけられた1つまたは複数の補強要素(111;211、311;411)と、
    前記支持層(101;201;301、401)の前記補強要素(111;211、311;411)とは反対側の面の前記少なくとも1つの領域(103;203;303、403)の上方に位置する防水性かつ蒸気透過性の材料でできた膜(117;290、390;417)と
    をさらに含むソール(100;200;300;400)において、
    前記膜は、前記少なくとも1つの領域(103;203;303;403)の上方に、空気室(140;288;388;488)を画定し、足の移動によってポンピング表面として機能する自由に振動する少なくとも1つの部分を有するために、少なくとも前記少なくとも1つの領域(103;203;303;403)の周囲の1つの輪郭(115;215;305)に沿って前記支持層(101;201;301;401)に対して密封されており、結果として生じる前記空気室の圧縮および膨張は、前記少なくとも1つの領域(103;203;303;403)および前記1つまたは複数の補強要素(111;211、311;411)の前記開口(113;213;313;413)を通過する空気流を生み出すことができる
    ことを特徴とするソール(100;200;300;400)。
  2. 前記膜(117;290;390;417)は、ぴんと張ることなく前記領域(103;203;303)上に位置することを特徴とする請求項1に記載のソール(100;200;300;400)。
  3. 前記膜(117;290、390;417)は、前記輪郭(115;215;305)に沿って、間隔要素(115;215;395;415)によって、前記支持層(101;201;301;401)に接合されていることを特徴とする請求項1または2に記載のソール(100;200;300;400)。
  4. 前記間隔要素は、前記少なくとも1つの領域(103;203)の周囲の輪郭に沿って前記支持層(101;201)上に取り付けられ、その縁に前記膜(117;290)が密封されたリム(15;215)であることを特徴とする請求項3に記載のソール(100;200)。
  5. 前記空気室(140;288;380)の中に通気性の軟かい要素が収容されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のソール(100;200;300)。
  6. 前記支持層(101;201;301)は、撥水性材料(102a、202a)でできた中底(101;201)を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のソール(100)。
  7. 前記中底(101;201)は、透過性かつ通気性の布(107;207)が縁に接合された貫通開口(103;203)を含むことを特徴とする請求項6に記載のソール(100)。
  8. 前記支持層は、網目布(307)の少なくとも1つの領域(303)が露出したままになるように網目布(307)の上面に熱可塑性材料(302)を射出することによって得られた中底(301)を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のソール(300)。
  9. 前記間隔要素は接着剤層(395)であることを特徴とする請求項に記載のソール(300)。
  10. 前記膜(290、390;417)は、中底部分(290;390)が少なくとも前記領域(203;303;403)の周囲の輪郭に沿って前記支持層(201;301;401)に対して密封された、前記足を受け取るための管状ストッキング(260;360;460)を形成することを特徴とする請求項4から9のいずれか一項に記載のソール(200;300;400)。
  11. 前記中底部分(290)は、少なくとも前記リム(215)の縁に沿って、前記支持層(201)に対して密封されていることを特徴とする請求項10に記載のソール(200)。
  12. 前記中底部分(390)は、少なくとも前記領域(303;403)の周囲の輪郭(305)に沿って配置された接着剤(395;415)を使用して、前記支持層(301;401)に対して密封されていることを特徴とする請求項10に記載のソール(300;400)。
  13. 前記支持層の表面の溝(305)は、前記領域(303)の周囲の輪郭の外側に前記接着剤(395)を限定することを特徴とする請求項12に記載のソール(300)。
  14. 前記支持層(101;201;301)は、前記1つまたは複数の穴のあいた要素(111;211;311)を横方向から取り囲む凹形ゾーン(199;299;399)を有するトレッドソール(129;212;312;412)を含むことを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載のソール(100;200;300;400)。
  15. 前記支持層(101;201;301;401)は、前記1つまたは複数の穴のあいた要素(111;211、311;411)が中に収容された穴を有するトレッドソール(129;212;312;412)を含むことを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載のソール(100;200;300;400)。
  16. 前記輪郭(115;215;305)は、前記領域(103;203;303;403)の外側の輪郭であることを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載のソール(100;200;300;400)。
  17. 前記領域(103;203;303;403)は、前記領域を空気が通過することを可能にする材料層によって保護されていることを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載のソール(100;200;300;400)。
  18. 空気の通過を可能にする前記材料層は、前記領域(103;203;303;403)を覆っていることを特徴とする請求項17に記載のソール(100;200;300;400)。
  19. 空気の通過を可能にする前記材料層は網目布を含むことを特徴とする請求項18に記載のソール(100;200;300;400)。
  20. 空気の通過を可能にする前記材料層は、防水性かつ蒸気透過性の材料でできた膜を含むことを特徴とする請求項17または18に記載のソール(100;200;300;400)。
  21. 請求項1から20のいずれか一項に記載の製造されたソール(100;200;300;440)を含むことを特徴とする靴。
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