JP5144132B2 - 浴室用握りバー - Google Patents

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Description

本発明は、浴室用握りバーに関するものである。
従来から、浴室内において浴槽近くの壁面に浴槽用グリップを取り付け、入浴者が浴槽用グリップを把持することにより、浴槽の出入りを安全に行なえるようにした構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、上記特許文献1に見られる従来例では、浴槽用グリップが浴槽近くの壁面に固定されているために、浴槽と壁面とが離れている場合は、浴槽用グリップを把持する際に入浴者が壁面付近まで近づかなければならず、また入浴者が無理に手を伸ばして把持しなければならず、使い難いという問題があった。さらに浴槽用グリップは壁面から突出しているため、使わないときは納まりが悪く、例えば浴槽を清掃する際には清掃作業の邪魔になるという問題もあった。
特開平8−187197号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、浴槽の出入りの際に入浴者の体を支えるのに都合がよく、浴槽の出入りや入浴時に邪魔になることもなく、使い勝手がきわめて良好であり、また使用しないときは邪魔にならない位置に保持できると共に簡易な物干しバーとして付加価値を高めることができる浴室用握りバーを提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明にあっては、洗い場2と浴槽3との境界となる浴槽フランジ部4のコーナー部4aと該コーナー部4aの上方の天井部6との間に握りバー7を配置し、該握りバー7の基端7aが天井部6に回動自在に吊り下げ支持されると共に該握りバー7の先端7bが浴槽フランジ部4のコーナー部4aに設けた凹部5に抜き差し自在とされ、該握りバー7の先端7bを凹部5に差し込むことで握りバー7が垂直姿勢で保持され、回動支持部8から離れた天井位置に回動支持部8と対面する方向に解放された天井側凹所12を有し、握りバー7の先端が接続されるホルダー部13が設けられ、該握りバー7の先端7bを凹部5から抜いて基端7a側を支点にして横方向に回動させホルダー部13に接続することで、該握りバー7を垂直姿勢から横向き姿勢に変更可能としたことを特徴としている。
このような構成とすることで、握りバー7の先端7bを浴槽フランジ部4のコーナー部4aに設けた凹部5に差し込むことにより握りバー7が垂直姿勢で保持され、入浴者が中腰の姿勢や立ち座りの姿勢で握りバー7を握って体を支えるのに都合がよくなり、しかも浴槽3の出入りや入浴時に邪魔になることもない。一方、使用しないときは、握りバー7の先端7bを凹部5から抜いて基端7a側を支点にして横方向に回動させ、握りバー7の先端を天井側凹所12に挿入しホルダー部13に接続することで垂直姿勢から横向き姿勢に変更となり、これにより、握りバー7を邪魔にならない位置に保持できるようになる。
本発明は、握りバーの先端を浴槽フランジ部のコーナー部に設けた凹部に差し込むことにより握りバーを垂直姿勢で保持でき、入浴者が中腰の姿勢や立ち座りの姿勢で握りバーを握って体を支えるのに都合がよくなり、しかも浴槽の出入りや入浴時に邪魔になることもないので、従来の浴槽用グリップを壁面に固定した場合のように壁面付近まで入浴者が近づく必要がなくなり、使い勝手がきわめて良好となる。また、使用しないときは、垂直姿勢から横向き姿勢に変更させることにより、握りバーを邪魔にならない位置に保持でき、これにより浴槽の清掃等が容易に行なえると共に、タオル類などを干すことができる簡易な物干しバーとしても有効に使用可能となる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1は本発明の握りバー7の使用状態の説明図であり、図1の実線は握りバー7の垂直姿勢を示し、仮想線は横向き姿勢を示している。
システムバスルーム等の浴室1内には、浴槽3と洗い場2とが隣接して設けられていると共に、浴槽フランジ部4のコーナー部4a側に寄せて本発明の回動式の握りバー7が配設されている。
回動式の握りバー7は、洗い場2と浴槽3との境界となる浴槽フランジ部4のコーナー部4aと、該コーナー部4aの上方の天井部6との間に亘って掛け渡されており、入浴者が把持したり、寄りかかったり、抱え込んだりすることで、入浴の者の体を支えることができる太さと強度とを有しており、例えば、ステンレス製金属、合成樹脂、木材等で真っ直ぐなパイプ状或いは中実棒状に形成されている。
上記浴槽フランジ部4のコーナー部4aには、図2に示すように、上方に開放された有底筒状の凹部5が設けられており、この凹部5には握りバー7の先端7bが抜き差し自在とされ、握りバー7の先端7bを凹部5に差し込むことで握りバー7が垂直姿勢で保持される。なお、凹部5の底には浴槽フランジ部4の下方に貫通する水抜き孔5aを設けて、凹部5内に水が溜まらないようにするのが望ましい。
一方、握りバー7の基端7aは、回動支持部8により回動自在に吊り下げ支持されている。回動支持部8は、浴槽フランジ部4のコーナー部4aの上方の天井部6に固定されている。本例の回動支持部8は、図2に示すように、握りバー7の基端7aを回動自在にガイドする下方向乃至横方向に開口したガイド溝9と、ガイド溝9の奥に固定された固定ピン10と、固定ピン10に接続される圧縮コイルバネからなるロックバネ11とを備えている。握りバー7の基端7aは、ロックバネ11に連結されており、これにより握りバー7の基端7aが固定ピン10側を支点にして図1の矢印方向に回動自在となり且つロックバネ11の伸縮によって握りバー7はその軸方向(凹部5又は天井側凹所12に対して抜き差しする方向)にスライド可能となっている。
また上記回動支持部8から離れた天井位置には、図1に示すように、回動支持部8と対面する方向に開放された天井側凹所12を有するホルダー部13が固定されている。天井側凹所12は、回動支持部8と凹部5との間の距離Aと同じ距離をあけて、回動支持部8と対面する位置に配置されており、握りバー7を横向きにしてその先端7bを天井側凹所12に差し込むことで、握りバー7を横向き姿勢で保持できるようになっている。なお、天井側凹所12を有するホルダー部13の取り付け位置は特に限定されないものであり、浴槽3の上方位置に限らず、洗い場2の上方位置であってもよく、握りバー7の先端7bの回動位置に合わせて適宜設計変更自在である。
しかして、上記構成の握りバー7は浴槽フランジ部4のコーナー部4aに寄せて垂直姿勢で保持されるので、入浴者が中腰の姿勢や立ち座りの姿勢で握りバー7を握って体を支えるのに都合がよく、しかも入浴者が浴槽3に出入りする際に手を伸ばすことなく楽に握りバー7を把持できると共に、握りバー7は天井部6まで起立しているので、老人や子供でも使いやすくなり、また、握りバー7を浴槽フランジ部4のコーナー部4aに寄せたことによって、浴槽3の出入りや入浴時に邪魔になることもなく、さらに、従来のように体を壁面付近に寄せる必要もないものであり、使い勝手がきわめて良好となる。
また、握りバー7の先端7bが差し込まれる凹部5は有底筒状に形成されているので、握りバー7の先端7bが凹部5の内周面及び底面で受け止められ、入浴者が立ち上がる際に十分に力を入れることができ、また立ち上がってからでも立ち姿勢を十分に支えることができる。しかも、人が意識的に握りバー7を持ち上げない限り、ロックバネ11によって握りバー7の先端7bは凹部5に差し込まれた状態で保持されるものであり、従って、浴槽フランジ部4のコーナー部4aに凹部5を設けるという簡易な構造でありながら、握りバー7の固定強度を高めて安全に使用できると共に、握りバー7を浴槽フランジ部4のコーナー部4aに寄せたことにより、従来のように浴槽用グリップを壁面に固定した場合のように壁面付近まで入浴者が近づく必要もなくなり、結果、浴槽3が壁面から離れている場合であっても本発明の握りバー7を安全に且つ楽に使用できるものである。
また、使用しないときは、握りバー7の先端7bを凹部5から抜いて基端7a側を支点にして横方向に回動させることで垂直姿勢から横向き姿勢に変更となり、これにより、例えば浴槽3の清掃時には握りバー7を邪魔にならない天井位置に保持できる。さらにこの握りバー7の先端7bを天井側凹所12に差し込むようにしたことにより、横向き姿勢を保つことができ、例えばタオル類などを干すための簡易な物干しバーとしても有効に使用でき、握りバー7の付加価値を高めることができる。また本例では回動支持部8を起点として握りバー7の先端7bを図1の矢印方向に約90°回動させる構造において、その回動方向の両端位置に凹部5と天井側凹所12とを配置することで、きわめて効率の良い設備配置とすることができる。
また本例では、回動支持部8に設けた固定ピン10と握りバー7の基端7aとをロックバネ11により連結したことにより、握りバー7の先端7bを浴槽フランジ部4の凹部5(或いは天井側凹所12)に差し込むときにロックバネ11のバネ力で差し込み状態が確実に保持されるものであり、従って、握りバー7の先端7bが凹部5(或いは天井側凹所12)から簡単に離脱することがなく安全性を確保できる。また握りバー7の先端7bを凹部5(或いは天井側凹所12)から引き抜く力が加わるとロックバネ11が収縮することで、簡単に引き抜くことができる。
さらに本例では、握りバー7を施工するにあたって、例えば長めの握りバー7を用意し、現場で握りバー7の基端7aを回動支持部8に吊り下げ支持した状態で、握りバー7の先端7bを浴槽フランジ部4のコーナー部4aに設けた凹部5の高さ位置に合わせて切断することにより、現場で最適寸法に調整可能となる。従って、1種類の握りバー7でさまざまな仕様の浴槽3に対応できるので、施工性が良好になるうえに、握りバー7の製造及び在庫管理を省略化できる利点もある。
本発明の一実施形態に用いられる握りバーの使用状態の説明図であり、図1中の実線は握りバーの垂直姿勢を示し、仮想線は横向き姿勢を示している。 同上の握りバーの基端を回動支持部から吊り下げ支持し、先端を浴槽フランジ部の凹部に差し込んだ状態を説明する一部省略断面図である。
符号の説明
1 浴室
2 洗い場
3 浴槽
4 浴槽フランジ部
4a コーナー部
5 凹部
6 天井部
7 握りバー
7a 基端
7b 先端

Claims (1)

  1. 洗い場と浴槽との境界となる浴槽フランジ部のコーナー部と該コーナー部の上方の天井部との間に握りバーを配置し、該握りバーの基端が天井部に回動自在に吊り下げ支持されると共に該握りバーの先端が浴槽フランジ部のコーナー部に設けた凹部に抜き差し自在とされ、該握りバーの先端を凹部に差し込むことで握りバーが垂直姿勢で保持され、回動支持部から離れた天井位置に回動支持部と対面する方向に解放された天井側凹所を有し、握りバーの先端が接続されるホルダー部が設けられ、該握りバーの先端を凹部から抜いて基端側を支点にして横方向に回動させホルダー部に接続することで、該握りバーを垂直姿勢から横向き姿勢に変更可能としたことを特徴とする浴室用握りバー。
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