JP5143664B2 - 液晶表示パネル - Google Patents

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本発明は液晶表示パネルに係り、更に詳しくは液晶注入口を封止する封止材が表示領域
内へ過度に入り込むことを抑制した液晶表示パネルに関するものである。
液晶表示パネルは、通常、一対の基板間にシール材を介在させて貼り合せ、これらの基
板間に空間を形成し、予め設けられた液晶注入口からこの空間内へ液晶を注入し、更にこ
の液晶注入口を封止することにより製造されている。ところが、液晶表示パネルの製造工
程において、液晶注入口を封止する際、液晶注入口に入り込む封止材の量は時間とともに
増加するが、入り込み過多となった液晶表示パネルは注入口ムラとして製品不良の原因と
なる。
そこで、このような問題点を解決するために下記特許文献1には配向膜の所定の一端部
を封止材堰き止め部の液晶注入口側の壁面と同一の面まで延在させた発明が開示されてい
る。この下記特許文献1に開示されている液晶表示装置の構成を図9を用いて説明する。
図9Aは、下記特許文献1に開示された液晶表示装置の要部の平面図、図9Bは図9A
の液晶表示装置のIXB−IXB線の断面図である。
この液晶表示装置60は2枚のフィルム基板61、62を備えている。下側フィルム基
板61の上面の表示領域には透明電極63および配向膜64が設けられ、配向膜64の外
側には液晶注入口65を有するシール材66が設けられ、配向膜64と液晶注入口65と
の間にはシール材66と同一の材料からなる封止材堰き止め部67が設けられている。上
側フィルム基板62の下面の表示領域には透明電極68および配向膜69が設けられてい
る。そして、両フィルム基板61、62はその間にスペーサ70が介在された状態でシー
ル材66および封止材堰き止め部67を介して貼り合わされ、シール材66の内側におけ
る両フィルム基板61、62間には液晶71が液晶注入口65を介して注入され、この後
液晶注入口65は封止材72によって封止されている。更に、この液晶表示装置60では
、配向膜64、69の各所定の一端部は封止材堰き止め部67の液晶注入口65側の壁面
と同一の面まで延在されている。
この下記特許文献1に開示された液晶表示装置の発明によれば、封止材堰き止め部67
によって液晶注入口72側の壁面と同一面を形成する配向膜64、69の所定の一端面に
封止材堰き止め機能を持たせることができ、これにより封止材材料が表示領域内に入り込
まないようにすることができるという効果を奏する。
特開平7−318956号公報(図1、段落[0002]、[0006]〜[0008])
しかしながら、上記特許文献1に開示されている液晶表示装置60における封止材堰き
止め部67は、液晶注入口65が形成されている場所の表示領域と非表示領域との境界に
形成されている。そのため、上記特許文献1の液晶表示装置60では、表示領域と非表示
領域の境界で封止材65を堰き止めても、封止材堰き止め部67の両端側で封止材が表示
領域側に入り込んでしまうため、表示不良が発生してしまうこととなる。
本発明は、このような従来技術が抱える課題を解決するためになされたものであり、本
発明の目的は封止材の入り込み過多による表示不良を効果的に抑制した液晶表示パネルを
提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の液晶表示パネルは、液晶表示パネル用の一対の基板を備え、前記一対の基板の周辺部が液晶注入口部分を除いてシール材によって囲まれ、前記一対の基板の一方には柱状スペーサが配置され、前記シール材で囲まれた領域内に液晶が封入され、前記液晶注入口が封止材により封止された液晶表示パネルであって、前記シール材の前記液晶注入口部分には屈曲部が設けられ、前記液晶注入口に、前記液晶注入口の幅と同じかもしくは短い長さの幅を有し、対向する前記屈曲部の側には該屈曲部の形状に沿った形状を有し、かつ、高さが前記一対の基板間の隙間よりも低く形成された壁部を有し、前壁部は、前記基板の端部よりも内側に形成され、かつ、角柱形状の複数の障壁および空間を交互に隣接配置して構成されている。
本発明の液晶表示パネルにおいては、液晶注入口を形成するシール材の屈曲部の形状に沿って障壁が形成されているので、封止材の入り込み領域を表示領域から離れた液晶注入口の入口近辺に抑制できる。そのため、本発明の液晶表示パネルによれば、封止材の表示領域への入り込みによる表示ムラを抑制することができる。また、液晶注入口を確実に封止するには、封止材がある程度液晶表示パネルの内側に入り込んでいる必要がある。本発明の液晶表示パネルによれば、障壁の端部は液晶表示パネルの端部よりも内側に形成されているので、封止材がこの液晶表示パネルの端部と障壁との間に十分に入り込むことができ、角柱形状の複数の障壁および空間を交互に隣接配置して構成されているので、封止を確実に行うことができるようになる。
また、本発明の液晶表示パネルにおいては、前記障壁は、前記柱状スペーサを形成する
材料と同じ材料からなることが好ましい。
本発明の液晶表示パネルによれば、障壁を柱状スペーサと同工程で形成することができ
るようになるので、障壁の形成に特別な製造工程を増やす必要がなく、障壁の形成を簡単
に行うことができるようになる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態
は、本発明の技術思想を具体化するための液晶表示パネルを例示するものであって、本発
明をこの液晶表示パネルに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含ま
れるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。また、この明細書における
説明のために用いられた各図面においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大
きさとするため、各層や各部材ごとの縮尺を異ならせて表示しており、必ずしも実際の寸
法に比例して表示されているものではない。
図1は本発明の実施形態1に係る液晶表示パネルの平面図である。図2は図1の液晶表
示パネルのアレイ基板の1画素領域を拡大して示す拡大平面図である。図3は図2のIII
−III線で切断した断面図である。図4Aは図1に示す液晶表示パネルのIVA部のカラー
フィルタ基板を透過した拡大図であり、図4Bは図4AのIVB−IVB線の断面図であり、
図4Cは図4AのIVC部の拡大図である。図5Aは本発明の実施形態2に係る液晶表示パ
ネルの図4Aに対応する部分の拡大図であり、図5Bは図4Bに対応する断面図であり、
図5Cは図4Cに対応する部分の拡大図である。図6Aは本発明の実施形態3に係る液晶
表示パネルの図4Aに対応する部分の拡大図であり、図6Bは図4Bに対応する断面図で
あり、図6Cは図4Cに対応する部分の拡大図である。図7Aは本発明の実施形態4に係
る液晶表示パネルの図4Aに対応する部分の拡大図であり、図7Bは図4Bに対応する断
面図であり、図7Cは図4Cに対応する部分の拡大図である。図8Aは本発明の実施形態
5に係る液晶表示パネルの図4Aに対応する部分の拡大図であり、図8Bは図4Bに対応
する断面図であり、図8Cは図4Cに対応する部分の拡大図である。
[実施形態1]
本発明の実施形態1に係る液晶表示パネル10Aについて、図1〜図3を参照して説明
する。液晶表示パネル10Aは、アレイ基板AR及びカラーフィルタ基板CFと、両基板
AR、CFを貼り合わせるシール材30と、アレイ基板AR、カラーフィルタ基板CF及
びシール材30により囲まれた領域に封入された液晶LCと、から構成されたいわゆるC
OG(Chip On Glass)型の液晶表示パネルである。
アレイ基板ARは、矩形状のガラス基板11の表面に形成される表示領域DAに液晶駆
動用の各種配線等が形成されたものである。このアレイ基板ARはカラーフィルタ基板C
Fよりもその長手方向の長さが長く、両基板AR、CFを貼り合わせた際に外部に延在す
る延在部11aが形成されるようになっており、この延在部11aには駆動信号を出力す
るICチップあるいはLSI等からなるドライバDrが設けられている。
アレイ基板ARの表示領域DA内には、ガラス基板11上に横方向に伸びる複数本の走
査線12と、これら複数本の走査線12間に位置する補助容量線14と、走査線12から
延在するゲート電極Gと、補助容量線14の一部を拡幅して形成される補助容量電極14
aが形成されている。更に、表示領域DAの周囲には、コモン配線や各種の引回し配線が
形成されているが図示省略してある。また、走査線12や補助容量線14等が形成された
ガラス基板11上を覆うように所定厚のゲート絶縁膜17が成膜されている。このゲート
絶縁膜17としては酸化ケイ素や窒化ケイ素等の透明な無機絶縁材料が用いられる。
更に、ゲート絶縁膜17上にゲート電極Gを覆うようにTFT(Thin Film Transistor
)16の一部となる例えばアモルファスシリコン(a−Si)からなる半導体層15が形
成されている。そして、ゲート絶縁膜17の表面には、走査線12に交差する方向に延び
る複数本の信号線13、この信号線13から延設され半導体層15に接続されるソース電
極S、補助容量電極14a上を覆うとともに一端が半導体層15に接続されるドレイン電
極Dがパターニングされている。これにより、ガラス基板11の走査線12と信号線13
との交差部近傍にはスイッチング素子となるTFT16が形成される。なお、複数本の走
査線12及び信号線13により囲まれた領域が1サブ画素領域PAを形成している。
また、これらの各種配線を覆うようにガラス基板11上に表面の安定化のための酸化ケ
イ素や窒化ケイ素等の無機絶縁材料からなる保護絶縁膜(パッシベーション膜)18が成
膜されている。そして、走査線12及び信号線13によって囲まれた1サブ画素領域PA
ごとに例えばITO(Indium Tin Oxide)または、IZO(Indium Zinc Oxide)等の透
明導電性材料からなる画素電極19が形成されている。なお、保護絶縁膜18の補助容量
電極14a上に位置する部分には画素電極19とドレイン電極Dとを電気的に接続するた
めのコンタクトホールCHが設けられている。更に、ガラス基板11の各種配線が形成さ
れた表面には配向膜(図示省略)が塗布されており、その配向膜の表面は例えばラビング
ローラを用いてラビング処理されている。
一方、カラーフィルタ基板CFは、矩形状のガラス基板21の表面に各種配線等が形成
されたものである。カラーフィルタ基板CFの表示領域DA内には、アレイ基板ARの画
素領域PAに合わせてマトリクス状に設けられた遮光部材22と、この遮光部材22によ
り囲まれた領域に赤(R)、緑(G)、青(B)等のカラーフィルタ層23が形成されて
いる。そして、これらのカラーフィルタ層23を覆うように例えばITOないしIZOか
らなる共通電極24が設けられている。また、カラーフィルタ基板CFの額縁部分は、光
漏れを抑制するために遮光部材22を延在させることにより遮光されている(図4B参照
)。更に、液晶注入口31の所定箇所には障壁40Aが形成されているが、この障壁40
Aの詳細な構成については後述する。また、ガラス基板21の各種配線が形成された表面
には配向膜(図示省略)が塗布されており、その表面は例えばラビングローラを用いてラ
ビング処理されている。
上述したアレイ基板AR及びカラーフィルタ基板CFは、表示領域DAの外周囲を覆う
ようにシール材30が塗布されて貼り合わされている。このシール材30としては、熱硬
化性あるいは紫外線硬化性の樹脂材、例えばエポキシ樹脂が使用される。このシール材3
0は、例えばアレイ基板ARの表示領域DAの外縁部に沿って塗布されるとともに、その
一部は液晶注入口31を形成するためにアレイ基板ARの側端部に向かって延びている(
図1参照)。なお、液晶注入口31が形成される位置は、図1ではアレイ基板ARのドラ
イバDrが形成された側の短辺に対向する短辺のほぼ中央部に形成されている。ただし、
その他の部分、例えばアレイ基板ARのいずれか一方の長辺の隅部等に設けることも可能
である。
その後、両基板AR、CFの表面同士を対向させて貼り合わせ、シール材30を硬化さ
せることにより空セルが形成される。次にこの空セル内に液晶LCが液晶注入口31から
注入される。そして、液晶LCが注入された後に液晶注入口31が封止材32により封止
される。この後、偏光板やドライバDr等の装着を行うことにより本実施形態1にかかる
液晶表示パネル10Aが完成される。
次に、図4を参照して本発明の実施形態1にかかる液晶表示パネルの障壁40A及び液
晶注入口31の具体的構成を説明する。液晶注入口31は、所定の開口幅を有する開口3
1a、この開口31aの両端から内部空間方向へ所定長さ延設された一対の対向する側壁
31c、31dがシール材30で形成され、対向する側壁31c、31d間は液晶が注入
される導入路31bとなっている。また、液晶注入口31の導入路31b部分のシール材
30には屈曲部30aが設けられており、この導入路31bには封止材33の入り込みを
抑制するための障壁40Aが形成さている。この障壁40Aは、所定の高さ及び幅長を有
し、シール材30の屈曲部30aの形状に沿って形成されている。障壁40Aの高さWA
は、基板間の隙間GPの50%〜80%の高さに形成されている。この障壁40Aの高さ
WAが隙間GPの80%を超えると、液晶の注入速度が遅くなりすぎるために液晶注入工
程に時間が掛かりすぎるようになる。また、障壁40Aの高さWAが隙間GPの50%未
満であると、障壁40Aを設けない場合との差異が生じ難くなる。この障壁40Aにより
、封止材33が過度に表示領域DA内へ入り込むことを抑制でき、良好な表示品質を維持
することができる。
また、障壁40Aは基板の端部よりも内側、具体的には、基板の端部から0.1mm以
上内側に形成されている。このように障壁40Aを基板の端部から内側に形成することで
、液晶注入口31に封止材33を貯留する空間32(以下、封止材貯留部32という)が
形成される。そのため、本発明の実施形態1にかかる液晶表示パネル10Aによれば、液
晶注入口31を封止するのに十分な封止材33が封止材貯留部32に浸入することができ
るので、液晶注入口31の封止を確実に行うことができるようになる。加えて、液晶注入
口31を形成するシール材30の屈曲部30aの形状に沿って障壁40Aが形成されてい
るので、封止材33の入り込み領域を表示領域DAから離れた液晶注入口31の入口近辺
に抑制できる。そのため、本発明の実施形態1にかかる液晶表示パネル10Aによれば、
封止材33の表示領域DAへの入り込みによる表示ムラを抑制することができるようにな
る。
この障壁40Aは、カラーフィルタ基板CFに柱状スペーサ41を形成する際に、カラ
ーフィルタ基板CFの額縁領域部分の遮光部材22上に柱状スペーサ41と同じ材料を用
いて形成することができる。これにより、特別な材料及び工程を追加することなく、簡単
に障壁40Aを形成することができるようになる。
なお、本発明の実施形態1にかかる液晶表示パネル10Aにおいては、障壁40Aは、
図4Cに示すように、シール材30の屈曲部30aとの間に一定の隙間SPが設けられる
ように形成されている。このように障壁40Aとシール材30との間に一定の隙間SPを
設けることで、シール材30の塗布ムラが生じても、両基板AR、CFを貼り合せる際に
障壁40Aとシール材30とが重なることが抑制されるため、ギャップ不良が発生する可
能性を減らすことができるようになる。
[実施形態2]
次に、図5を参照して本発明の実施形態2にかかる液晶表示パネル10Bについて説明
する。なお、実施形態2にかかる液晶表示パネル10Bは、実施形態1にかかる液晶表示
パネル10Aと障壁の構成が異なるだけで他の構成は同一であるので、実施形態1にかか
る液晶表示パネル10Aと同一の構成のものについては同一の参照符号を付してその詳細
な説明は省略する。
実施形態2にかかる液晶表示パネル10Bの液晶注入口31には、壁部となる障壁40
Bと空間40B'とが一定の間隔で千鳥状に形成されている。また、障壁40Bの高さW
Bは、基板間の隙間GPの50%〜80%の高さに形成されている。このような構造にす
ることで、封止材33を注入する際に障壁40Bの間に存在する空間40B'に封止材3
3が入り込むため、この空間40B'は封止材33の基板内部への入り込みに対して抵抗
として作用する。そのため、実施形態2にかかる液晶表示パネル10Bによれば、実施形
態1の液晶表示パネル10Aに比すると更に封止材33の入り込みを抑制することができ
、より良好な表示品質の液晶表示パネル10Bが得られる。
また、障壁40Bは、上記実施形態1の液晶表示パネル10Aと同様に、基板の端部よ
りも内側、具体的には、基板の端部から0.1mm以上内側に形成されている。このよう
に障壁40Bを形成することで、液晶注入口31に封止材貯留部32が形成され、液晶注
入口31を封止するには十分な封止材33が液晶表示パネル10Bの内部に入り込むこと
ができるので、封止を確実に行うことができるようになる。
更に、この障壁40Bは、上記実施形態1の液用表示パネル10Aの場合と同様に、カ
ラーフィルタ基板CFに柱状スペーサ41を形成する際にカラーフィルタ基板CFの額縁
領域部分の遮光部材22上に柱状スペーサ41と同じ材料を用いて形成することができる
。これにより、特別な材料及び工程を追加することなく、簡単に障壁40Bを形成するこ
とができる。
また、この障壁40Bは、図5Cに示すようにシール材30の屈曲部30aとの間に一
定の隙間SPが設けられるように形成されている。このように障壁40Bとシール材30
との間に一定の隙間SPを設けることで、両基板AR、CFを貼り合せる際に障壁40B
とシール材30とが重なることがなくなり、ギャップ不良が発生する可能性を減らすこと
ができる。
[実施形態3]
次に、図6を参照して本発明の実施形態3にかかる液晶表示パネル10Cについて説明
する。なお、実施形態3にかかる液晶表示パネル10Cは、実施形態1にかかる液晶表示
パネル10Aと障壁の構成が異なるだけで他の構成は同一であるので、実施形態1にかか
る液晶表示パネル10Aと同一の構成のものについては同一の参照符号を付してその詳細
な説明は省略する。
実施形態3にかかる液晶表示パネル10Cの液晶注入口31は、壁部となる障壁40C
と空間40C'とが一定の間隔でスリット状に形成されている。また、障壁40Cの高さ
WCは、基板間の隙間GPの50%〜80%の高さとなるように形成されている。このよ
うな構造にすると、封止材33を注入する際に障壁40Cの間に存在する空間40C'に
封止材33が入り込むので、この空間40C'は封止材33の基板内部への入り込みに抵
抗として作用する。そのため、実施形態3にかかる液晶表示パネル10Cによれば、実施
形態1の液晶表示パネル10Aに比すると更に封止材33の入り込みを抑制することがで
きるため、より良好な表示品質の液晶表示パネル10Cが得られる。
加えて、上記実施形態2にかかる液晶表示パネル10Bの千鳥状に形成された障壁40
Bでは、封止材33の注入に際し、空間40B'に空気が残ったまま封止材33が入り込
むと、空気の抜け道が無くなり、気泡が生じてしまう可能性がある。しかし、実施形態3
にかかる液晶表示パネル10Cでは、空間40C'には障壁40Cの両端に空気の抜け道
が存在するので、気泡の発生を抑制することができ、また、図6Cに示すように、障壁4
0Cとシール材30との間には隙間SPが存在するので、この部分の空気も残ることがな
く、気泡が生じることはない。
また、障壁40Cは、上記実施形態1の液晶表示パネル10Aと同様に、基板の端部よ
りも内側、具体的には、基板の端部から0.1mm以上内側に形成されている。このよう
に障壁40Cを形成することで、液晶注入口31に封止材貯留部32が形成され、液晶注
入口31を封止するには十分な封止材33が封止材貯留部32に浸入することができるの
で、液晶注入口31の封止を確実に行うことができるようになる。
更に、この障壁40Cは、実施形態1の液晶表示パネル10Aの場合と同様に、カラー
フィルタ基板CFに柱状スペーサ41を形成する際に、カラーフィルタ基板CFの額縁領
域部分の遮光部材22上に柱状スペーサ41と同じ材料を用いて形成することができる。
これにより、特別な材料及び工程を追加することなく、簡単に障壁40Cを形成すること
ができる。
また、この障壁40Cは、図6Cに示すようにシール材30の屈曲部30aとの間に一
定の隙間SPが設けられるように形成されている。このように障壁40Cとシール材30
との間に一定の隙間SPを設けることで、両基板AR、CFを貼り合せる際に障壁40C
とシール材30とが重なることがなくなり、ギャップ不良が発生する可能性を減らすこと
ができる。
[実施形態4]
次に、図7を参照して本発明の実施形態4にかかる液晶表示パネル10Dについて説明
する。なお、実施形態4にかかる液晶表示パネル10Dは、実施形態1にかかる液晶表示
パネル10Aと障壁の構成が異なるだけで他の構成は同一であるので、実施形態1にかか
る液晶表示パネル10Aと同一の構成のものについては同一の参照符号を付してその詳細
な説明は省略する。
実施形態4にかかる液晶表示パネル10Dの液晶注入口31には、壁部となる障壁40
〜40D(総称して40Dともいう)と空間40D'とが一定の間隔でスリット状
に形成されている。そして、障壁40Dの高さは、最も基板の内側の障壁40Dの高さ
は基板間の隙間GPの50%〜80%の高さに形成されており、基板の内側から端部に向
かうにつれてWD、WD、WD、WDと順示階段状に高さが低くなっている。こ
のような構成とすると、封止材33を注入する際には障壁40Dの間に存在する空間40
D'に封止材33が浸入するので、この空間40D'は封止材33の基板内部への入り込み
に対して抵抗として作用する。そのため、実施形態4にかかる液晶表示パネル10Dは、
実施形態1の液晶表示パネル10Aに比するとより封止材33の入り込みを抑制すること
ができる。
更に、実施形態4にかかる液晶表示パネル10Dの障壁40Dは、スリット状に形成さ
れている点では上記実施形態3にかかる液晶表示パネル10Cの場合と同様であるが、上
記実施形態3にかかる液晶表示パネル10Cの障壁40Cは全て同じ高さに形成されてい
るのに対し、基板の端部から内側のものほど高さが高くなる階段状となっている。そのた
め、実施形態4にかかる液晶表示パネル10Dでは、液晶注入口31の入口部分では障壁
40Dの高さが低いので封止材33を十分に入り込ませることができ、基板の端部から
最も内側の障壁40Dは最も高さが高いので、封止材33の表示領域DA内への入り込
みを確実に抑制することができる。
また、障壁40Dは、上記実施形態1の液晶表示パネル10Aと同様に、基板の端部よ
りも内側、具体的には、基板の端部から0.1mm以上内側に形成されている。このよう
に障壁40Dを形成することで、液晶注入口31に封止材貯留部32が形成され、液晶注
入口31を封止するには十分な封止材33が封止材貯留部32に浸入することができるの
で、液晶注入口31の封止を確実に行うことができるようになる。
また、この障壁40Dは、カラーフィルタ基板CFに柱状スペーサ41を形成する際に
、カラーフィルタ基板CFの額縁領域部分の遮光部材22上に柱状スペーサ41と同じ材
料を用いて形成することができる。これにより、特別な材料及び工程を追加することなく
、簡単に障壁40Dを形成することができる。なお、このような高さが異なる障壁40D
〜40Dは、感光性樹脂を用いて柱状スペーサ41及び障壁40D〜40Dを形
成する際に、ハーフトーンマスクやグレイトーンマスク等の多階調マスクを用いることに
よって容易に同時に形成することができる。
更に、この障壁40Dは、図7Cに示すようにシール材30の屈曲部30aとの間に一
定の隙間SPが設けられるように形成されている。このように障壁40Dとシール材30
との間に一定の隙間SPを設けることで、両基板AR、CFを貼り合せる際に障壁40D
とシール材30とが重なることがなくなり、ギャップ不良が発生する可能性を減らすこと
ができる。
[実施形態5]
次に、図8を参照して本発明の実施形態5にかかる液晶表示パネル10Eについて説明
する。なお、実施形態5にかかる液晶表示パネル10Eは実施形態1にかかる液晶表示パ
ネル10Aと障壁の構成が異なり、アレイ基板ARに平坦化膜50が形成されていること
以外他の構造は同一であるので、実施形態1にかかる液晶表示パネル10Aと同一の構成
のものについては同一の参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
まず、実施形態5にかかる液晶表示パネル10Eでは、液晶注入口31に壁部となる障
壁40E及び40E(総称して40Eともいう)と空間40E'及び40E'(総
称して40E'ともいう)とが一定の間隔でスリット状に形成されている。ただし、実施
形態5にかかる液晶表示パネル10Eでは、図8Bに示すように、全ての障壁が上記実施
形態3の液晶表示パネル10Cのようにカラーフィルタ基板CFに形成されているのでは
なく、アレイ基板AR及びカラーフィルタ基板CFに一定の間隔で交互に形成されている
。更に、アレイ基板ARには、パッシベーション膜18の表面に平坦化膜50が形成され
ており、この平坦化膜50の表面に画素電極19が形成されている。
また、障壁40Eの高さWE、WEは、それぞれの高さが基板間の隙間GPの半分
を超えない高さとなされ、更に、カラーフィルタ基板CF側の障壁40Eとアレイ基板
AR側の障壁40Eとの隙間GPはカラーフィルタ基板CFに形成されたカラーフィ
ルタ層23の厚さと略同じとなるように形成されている。
このような構造にすることによって、封止材の液晶注入口への注入を確実に行いつつ、
封止材の表示領域への入り込みを両基板に形成された障壁により確実に抑制することがで
きる。
また、障壁40Eは、上記実施形態1の液晶表示パネル10Aの場合と同様に、基板の
端部よりも内側、具体的には、基板の端部から0.1mm以上内側に形成されている。こ
のように障壁40Eを形成することで、液晶注入口31に封止材貯留部32が形成され、
液晶注入口31を封止するには十分な封止材33が封止材貯留部32に浸入することがで
きるので、液晶注入口31の封止を確実に行うことができるようになる。
また、この障壁40Eのうち、カラーフィルタ基板CF側の障壁40Eは、カラーフ
ィルタ基板CFに柱状スペーサ41を形成する際に、カラーフィルタ基板CFの額縁領域
部分の遮光部材22上に柱状スペーサ41と同じ材料を用いて障壁40Eを形成するこ
とにより同時に形成することができる。また、アレイ基板AR側の障壁40Eは、アレ
イ基板ARに平坦化膜50を形成する際に、アレイ基板ARの額縁領域部分の保護絶縁膜
18上に平坦化膜50と同じ材料で障壁40Eを形成することで、同時に形成すること
ができる。そのため、実施形態5の液晶表示パネル10Eによれば、特に特別な材料及び
工程を追加することなく、簡単に障壁40Eを形成することができる。
更に、この障壁40Eは、図8Cに示すようにシール材30の屈曲部30aとの間に一
定の隙間SPが設けられるように形成されている。このように障壁40Eとシール材30
との間に一定の隙間SPを設けることで、両基板AR、CFを貼り合せる際に障壁40E
とシール材30とが重なることがなくなり、ギャップ不良が発生する可能性を減らすこと
ができる。
なお、上記実施形態1〜5においては、共通電極24がカラーフィルタ基板CFに形成
されているいわゆる縦電界方式の液晶表示パネル10A〜10Eについて説明したが、本
発明は共通電極と画素電極が共にアレイ基板上に形成されているFFSモードないしIP
Sモード等の横電界方式の液晶表示パネルに対しても適用可能である。
図1は本発明の実施形態1に係る液晶表示パネルの平面図である。 図1の液晶表示パネルのアレイ基板の1画素領域を拡大して示す拡大平面図である。 図2のIII−III線で切断した断面図である。 図4Aは図1に示す液晶表示パネルのIVA部のカラーフィルタ基板を透過した拡大図であり、図4Bは図4AのIVB−IVB線の断面図であり、図4Cは図4AのIVC部の拡大図である。 図5Aは本発明の実施形態2に係る液晶表示パネルの図4Aに対応する部分の拡大図であり、図5Bは図4Bに対応する断面図であり、図5Cは図4Cに対応する部分の拡大図である。 図6Aは本発明の実施形態3に係る液晶表示パネルの図4Aに対応する部分の拡大図であり、図6Bは図4Bに対応する断面図であり、図6Cは図4Cに対応する部分の拡大図である。 図7Aは本発明の実施形態4に係る液晶表示パネルの図4Aに対応する部分の拡大図であり、図7Bは図4Bに対応する断面図であり、図7Cは図4Cに対応する部分の拡大図である。 図8Aは本発明の実施形態5に係る液晶表示パネルの図4Aに対応する部分の拡大図であり、図8Bは図4Bに対応する断面図であり、図8Cは図4Cに対応する部分の拡大図である。 図9Aは、従来例の液晶表示装置の要部の平面図であり、図9Bは図9Aの液晶表示装置のIXB−IXB線の断面図である。
符号の説明
10A〜10E:液晶表示パネル 11:ガラス基板 11a:延在部 12:走査線
13:信号線 14:補助容量線 14a:補助容量電極 15:半導体層 17:ゲー
ト絶縁膜 18:保護絶縁膜 19:画素電極 21:ガラス基板 22:遮光部材 2
3:カラーフィルタ層 24:共通電極 30:シール材 30a:屈曲部 31:液晶
注入口 32:封止材貯留部 33:封止材 40B'、40C'、40D'、40E':空
間 40A、40B、40C、40D、40E:障壁 41:柱状スペーサ 50:平坦
化膜 AR:アレイ基板 CF:カラーフィルタ基板 CH:コンタクトホール G:ゲ
ート電極 S:ソース電極 D:ドレイン電極 DA:表示領域 Dr:ドライバ GP
:隙間 LC:液晶 PA:サブ画素領域 SP:隙間

Claims (2)

  1. 液晶表示パネル用の一対の基板を備え、前記一対の基板の周辺部が液晶注入口部分を除いてシール材によって囲まれ、前記一対の基板の一方には柱状スペーサが配置され、前記シール材で囲まれた領域内に液晶が封入され、前記液晶注入口が封止材により封止された液晶表示パネルであって、
    前記シール材の前記液晶注入口部分には屈曲部が設けられ、
    前記液晶注入口に、前記液晶注入口の幅と同じかもしくは短い長さの幅を有し、対向する前記屈曲部の側には該屈曲部の形状に沿った形状を有し、かつ、高さが前記一対の基板間の隙間よりも低く形成された壁部を有し
    前記壁部は、前記基板の端部よりも内側に形成され、かつ、角柱形状の複数の障壁および空間を交互に隣接配置して構成されている液晶表示パネル。
  2. 前記障壁は、前記柱状スペーサを形成する材料と同じ材料からなる請求項1記載の液晶表示パネル。
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