JP2010175607A - 液晶表示装置 - Google Patents

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幸弘 長三
Toshiro Iwata
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Abstract

【課題】封入孔から液晶を注入するさい、液晶と同時に異物が液晶表示パネル内に進入することを防止する。
【解決手段】封入孔に、開口部の高さを小さくする調整壁40を設けて大きな異物が液晶表示パネル内に進入することを防止する。調整壁40は、例えば、表示領域の有機パッシベーション膜108と同じ材料によって同じプロセスによって形成する。したがって、調整壁40の形成のためにプロセスが追加となることは無い。特定の大きさよりも大きい異物の進入を押さえることによって表示領域における輝点を防止することが出来る。特に液晶表示パネルをタッチパネルとして使用する場合に、指等で液晶表示パネルの押したとき、TFT基板100の画素電極と対向基板200の対向電極が異物によってショートすることを防止することが出来る。
【選択図】図3

Description

本発明は表示装置に係り、特に基板間に挟持された液晶層内の異物を減少させて、異物に起因する光漏れを対策した液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は薄型にできることから色々な分野に用途が広がっている。液晶表示装置では画素電極および薄膜トランジスタ(TFT)等がマトリクス状に形成されたTFT基板に、画素電極と対応する場所にカラーフィルタ等が形成された対向基板が対向し、TFT基板と対向基板の間に液晶が挟持されている。そして液晶分子による光の透過率を画素毎に制御することによって画像を形成している。
液晶層をTFT基板と対向基板との間に充填する方法は、滴下方式と注入方式とがある。滴下方式は、例えば対向基板の周辺にTFT基板と対向基板とを接着するためのシール材を形成し、シール材の内側に液晶を滴下した後、TFT基板と対向基板を接着することによって行われる。滴下方式は、滴下する液晶の量を正確にコントロールする必要がある。
液晶層をTFT基板と対向基板との間に充填する他の方法は、シール材を対向基板側に注入孔の部分を残して形成し、TFT基板と対向基板を接着する。そして、TFT基板と対向基板の間の空間を真空にした後、注入孔の部分から液晶を注入するものである。現在は注入方式が主流となっている。
TFT基板と対向基板の端部は、シール材の端部よりもわずかに外側になっている。これはマザー基板から個々の液晶表示パネルを分離する際、スクライブによる破断をしやすくするためである。つまり、周辺においては、TFT基板と対向基板と、シール材との間に空間が形成されており、この空間に、液晶注入の液晶が入り込むと付近の配線の腐食を誘発する等の問題を生ずる。このような封入孔付近における液晶残りの問題を対策したものとして、「特許文献1」があげられる。
特開2000−314895号公報
液晶層に異物が混入していると、この部分の液晶の配向が乱れてバックライトからの光が漏れて輝点不良となる。近年、液晶表示装置をタッチパネルとして使用する用途が増大している。液晶表示装置をタッチパネルとして使用する場合は、対向基板の特定部分を人間の指等で押すことになるが、このとき、対向基板が撓んで、対向基板とTFT基板との間隔が小さくなる。
対向基板を押すことによって対向基板とTFT基板との間隔が小さくなった場合、この部分に金属性の異物が存在していると、TFT基板に形成された画素電極と対向基板に形成された対向電極をショートすることになって、輝点不良が明確に現れることになる。
本発明の課題は、注入方式によって液晶を充填する方式の液晶表示装置において、TFT基板と対向基板の間の液晶層に異物が侵入することを防止して、輝点不良を減少させることである。
本発明は上記課題を克服するものであり、具体的な手段は次のとおりである。
(1)画素毎にTFTが形成され、前記TFTを覆って有機パッシベーション膜が形成された表示領域を有するTFT基板と、前記TFT基板に対向して配置された対向基板と前記TFT基板との間に液晶が挟持され、前記TFT基板と前記対向基板は周辺に形成されたシール材によって接着し、前記シール材の第1の端部と第2の端部の間に封入孔が形成された液晶表示装置であって、前記前記封入孔には封入孔の高さを小さくする調整壁が前記有機パッシベーション膜と同じ材料によって前記TFT基板に形成され、前記調整壁は、前記シール材の前記第1の端部および前記第2の端部において、前記シール材とオーバーラップしており、前記封入孔は封止材によって封止されており、前記シール材の前記第1の端部と前記第2の端部との距離をw1、前記調整壁の幅をw2、前記封止材が形成されている前記TFT基板の辺と平行な前記シール材の幅をw3としたとき、w1≦w2≦w3の関係が存在することを特徴とする液晶表示装置。
(2)前記調整壁は前記表示領域に形成された前記パッシベーション膜とは分離して形成されていることを特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。
(3)前記調整壁は前記表示領域に形成された前記パッシベーション膜と連続して形成されていることを特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。
(4)画素電極とTFTを有する画素がマトリクス状に形成された表示領域を有するTFT基板と、前記TFT基板に対向して配置された対向基板と前記TFT基板との間に液晶が挟持され、前記TFT基板と前記対向基板との間隔が前記対向基板に形成された柱状スペーサによって規定され、前記TFT基板と前記対向基板は周辺に形成されたシール材によって接着し、前記シール材の第1の端部と第2の端部の間に封入孔が形成された液晶表示装置であって、前記封入孔には封入孔の高さを小さくする調整壁が前記柱状スペーサと同じ材料によって前記対向基板に形成され、前記調整壁は、前記シール材の前記第1の端部および前記第2の端部において、前記シール材とオーバーラップしており、前記封入孔は封止材によって封止されており、前記シール材の前記第1の端部と前記第2の端部との距離をw1、前記調整壁の幅をw2、前記封止材が形成されている前記TFT基板の辺と平行な前記封止材の幅をw3としたとき、w1≦w2≦w3の関係が存在することを特徴とする液晶表示装置。
(5)前記調整壁は前記柱状スペーサとは分離して形成されていることを特徴とする(4)に記載の液晶表示装置。
本発明によれば、TFT基板に形成された有機パッシベーション膜と同じ材料によってTFT基板基板に形成された調整壁、あるいは、柱状スペーサと同じ材料によって対向基板に形成された調整壁によって、液晶の封入孔の開口部の高さを小さくしているので、液晶とともに、異物が液晶表示パネル内に進入することを防止することが出来る。
また、TFT基板側に形成される調整壁は有機パッシベーション膜の形成と同じプロセスによって形成され、対向基板側に形成される調整壁は柱状スペーサの形成と同じプロセスで形成されるので、プロセスの増加を伴うことなく、調整壁を形成することが出来る。
さらに、封入孔の幅よりも、調整壁の幅を大きくし、かつ、調整壁の幅よりも封入孔を封止する封止材の幅を大きくするので、封入孔の開口部の高さを確実に小さくすることが出来るとともに、調整壁の存在によるシール部の信頼性を低下させることも無い。
実施例1の液晶表示装置の平面図である。 実施例1の封入孔付近の平面図である。 実施例1の封入孔付近の断面図である。 封止前の実施例1の封入孔付近の平面図である。 封止前の実施例1の封入孔付近の断面図である。 実施例1の他の形態による液晶表示装置の平面図である。 実施例2の封入孔付近の平面図である。 実施例2の封入孔付近の断面図である。 封止前の実施例2の封入孔付近の平面図である。 封止前の実施例2の封入孔付近の断面図である。 実施例3の封入孔付近の平面図である。 実施例3の封入孔付近の断面図である。 封止前の実施例3の封入孔付近の平面図である。 封止前の実施例3の封入孔付近の断面図である。 液晶表示装置の表示領域の断面図である。 従来例の液晶表示装置の平面図である。 従来例の封入孔付近の平面図である。 従来例の封入孔付近の断面図である。 封止前の従来例の封入孔付近の平面図である。 封止前の従来例の封入孔付近の断面図である。
本発明の具体的な実施例を説明する前に、本発明が適用される液晶表示装置の構成例を説明する。図15は一般的なTN方式の液晶表示装置の表示領域の断面図である。図15において、TFT基板100上には、ゲート電極101が形成されている。ゲート電極101はスパッタリングによって形成され、その後、フォトリソグラフィによってパターニングされる。ゲート電極101はAlによって形成され、膜厚は300nm程度である。
ゲート電極101と同層で図示しない走査線等が同時に形成される。対向基板200の対向電極204にコモン電圧を供給するためにTFT基板100に形成されるコモン配線も同層で、同時に形成される。ゲート電極101を覆って、ゲート絶縁膜102が形成される。ゲート絶縁膜102は、例えば、SiN膜をスパッタリングすることによって形成される。ゲート絶縁膜102は例えば、400nm程度である。
ゲート電極101の上には、ゲート絶縁膜102を介して半導体層103が形成される。半導体層103はa−Siで形成され、膜厚は150nm程度である。a−Si層にTFTのチャンネル領域が形成される。a−Si層にソース電極105およびドレイン電極106を設置する前に、n+Si層104を形成する。a−Si層とソース電極105あるいはドレイン電極106との間にオーミックコンタクトを形成するためである。
n+Si層104の上にソース電極105あるいはドレイン電極106が形成される。ソース電極105あるいはドレイン電極106と同層で、映像信号線50、保護ダイオード等と接続するアース線等が形成される。ソース電極105あるいはドレイン電極106は、Moあるいは、Al等によって形成される。なお、Alが使用される場合は、その上下をMo等によって覆う。Alがコンタクトホール113部において、ITO等と接触すると、接触抵抗が不安定になる場合があるからである。
ソース電極105あるいはドレイン電極106を形成したあと、ソース電極105およびドレイン電極106をマスクとしてチャンネルエッチングを行う。チャンネル層からn+Si層104を完全に除去するために、a−Si層の上部までエッチングを行い、チャンネルエッチング領域109が形成される。その後、TFT全体を覆って無機パッシベーション膜107を形成する。無機パッシベーション膜107はSiNによって形成する。無機パッシベーション膜107は例えば、400nm程度である。
無機パッシベーション膜107を覆って有機パッシベーション膜108が形成される。有機パッシベーション膜108は平坦化膜としての役割を有するので、厚く形成され、2μm〜3μm程度の厚さに形成される。有機パッシベーション膜108には例えば、アクリル樹脂が使用される。有機パッシベーション膜108は感光性のアクリル樹脂が使用され、レジストを使用せずにパターニングを行なうことが出来る。
その後、有機パッシベーション膜108および無機パッシベーション膜107にコンタクトホール113を形成する。ITOで形成される画素電極110とTFTのソース電極105との導通をとるためである。本発明のひとつの実施例では、後で説明するように、液晶の注入孔に、有機パッシベーション膜を1部残し、注入孔の高さを小さくして異物の進入を防ぐ調整壁40を形成する。表示領域10において、有機パッシベーション膜108の上には、画素電極110となるITOが形成される。
図15において、画素電極110の上には液晶分子を配向させるための配向膜111が形成されている。TFT基板100と対向基板200との間に液晶層300が挟持されている。液晶層300の液晶分子は、TFT基板100に形成された配向膜111と対向基板200に形成された配向膜111とによって初期配向が規定されている。
図15において、対向基板200の内側には、カラーフィルタ201が形成されている。カラーフィルタ201は画素毎に、赤、緑、青のカラーフィルタ201が形成されており、これによってカラー画像が形成される。カラーフィルタ201とカラーフィルタ201の間にはブラックマトリクス202が形成され、画像のコントラストを向上させている。なお、ブラックマトリクス202はTFTの遮光膜としての役割も有し、TFTに光電流が流れることを防止している。
カラーフィルタ201およびブラックマトリクス202を覆ってオーバーコート膜203が形成されている。カラーフィルタ201およびブラックマトリクス202の表面は凹凸となっているために、オーバーコート膜203によって表面を平らにしている。但し、オーバーコート膜は使用されないこともある。オーバーコート膜203の上には、透明導電膜であるITOによって対向電極204が形成されている。TFT基板100の画素に形成された画素電極110と、対向基板200に形成された対向電極204との間に電圧を印加することによって液晶分子を回転等させて透過光あるいは反射光を制御することによって画像を形成する。
対向電極204の上には、対向基板200とTFT基板100の間隔を規定するための柱状スペーサ205が形成されている。柱状スペーサ205は、バックライト等の光が透過しない、ブラックマトリクス202が形成された部分に形成される。柱状スペーサ205のある部分は液晶の配向が乱れ、バックライト等から光漏れが生じ、コントラストが低下する原因となるからである。
柱状スペーサ205の高さは、液晶層300の層厚と同じで、例えば、3μm〜4μmである。柱状スペーサ205は例えば、感光性のアクリル樹脂によって形成される。アクリル樹脂は対向基板200全面に塗布され、マスクを使用して露光すると、光の当たった部分のみ、現像液に不溶となって、露光した部分のみが柱状スペーサ205として残る。感光性の樹脂を使用することによって、レジスト工程が不要となり、工程が短縮される。
本発明は、後で説明するように、注入孔の高さを小さくして異物の進入を防ぐ調整壁40を形成するものである。本発明のひとつの実施例においては、この調整壁40を柱状スペーサ205と同じプロセスによって、注入孔に形成する。したがって、調整壁40を形成するための新たなプロセスは必要無い。
柱状スペーサ205および対向電極204を覆って配向膜111が形成される。TFT基板100に形成された配向膜111と対向基板200に形成された配向膜111によって液晶層300の初期配向が決定され、この配向状態からTFT基板100に形成された画素電極110と対向基板200との間に印加される電圧によって液晶分子を回転等させて液晶層300を透過する光を制御して画像が形成される。
図16は従来例における携帯電話等に使用される液晶表示装置の例を示す平面図である。図16において、TFT基板100上に対向基板200が設置されている。TFT基板100と対向基板200の間に液晶層が挟持されている。TFT基板100と対向基板200とは額縁部に形成されたシール材20によって接着している。
TFT基板100は対向基板200よりも大きく形成されており、TFT基板100が対向基板200よりも大きくなっている部分には、液晶表示パネルに電源、映像信号、走査信号等を供給するための端子部150が形成されている。また、端子部150には、走査線、映像信号線等を駆動するためのICドライバ50が設置されている。ICドライバ50は3つの領域に分かれており、中央には映像信号駆動回路52が設置され、両脇には走査信号駆動回路51が設置されている。
図16の表示領域10において、横方向には図示しない走査線が延在し、縦方向に配列している。また、縦方向には図示しない映像信号線が延在し、横方向に配列している。走査線は走査線引出し線60によって、ICドライバ50の走査信号駆動回路51と接続している。図16において、表示領域10を液晶表示装置の中央に配置するために、走査線引出し線60は表示領域10両側に配置され、このために、ICドライバ50には、走査信号駆動回路51が両脇に設置されている。
走査線引出し線60の外側には、対向電極にコモン電位を供給するためのコモン配線引出し線62が配置されている。一方映像信号線とICドライバ50を接続する映像信号線引出し線61は画面下側に集められている。映像信号線引出し線61はICドライバ50の中央部に配置されている映像信号駆動回路52と接続する。
図16の端子部150とは反対側の、一部シール材20を形成してない部分は液晶の封入孔25となり、この部分から液晶が注入される。液晶を注入後、封入孔25は封止材30によって封止される。図17は、図16の封入孔25付近の拡大図である。図17は対向基板を省略し、TFT基板側の平面図を表している。
図17において、シール材20の形成されていない部分が封入孔25であり、この部分から液晶が注入される。液晶が注入された後、封入孔25が封止材30によって封止される。図17において、表示領域10はシール材20の端部よりも内側に形成されている。また、有機パッシベーション膜108は、シール材20とはオーバーラップせずに、有機パッシベーション膜108の端部は表示領域10のわずか外側に形成されている。
図18は、図17の封入孔部分に対応する断面図である。図18における断面図の層間構造は省略して記載されている。図18において、TFT基板100の上には配線層120が形成されている。配線層120は、図15における無機パッシベーション膜107以下の層の総称である。図18において配線層120の上には、無機パッシベーション膜107が形成され、無機パッシベーション膜107の上には有機パッシベーション膜108が形成されている。有機パッシベーション膜108の上には、画素電極、配向膜等が形成されるが、図18では省略されている。
図18において、対向基板200には、カラーフィルタ201およびブラックマトリクス202が形成されているが、図18は、液晶表示パネルの端部付近なので、対向基板200の大部分にはブラックマトリクス202が形成されている。カラーフィルタ201およびブラックマトリクス202を覆ってオーバーコート膜203が形成されている。なお、オーバーコート膜203は形成されない場合もある。オーバーコート膜203の上には対向電極、配向膜等が形成されるが、図18では省略されている。
表示領域において、TFT基板100と対向基板200との間隔を規定するために、柱状スペーサ205が形成されている。柱状スペーサ205は対向基板200に形成され、円錐台の形をしている。有機パッシベーション膜108は表示領域よりもわずかに外側にまで形成されているが、シール材20の部分にまでは達していない。
液晶は封入孔25から注入されるが、この封入孔25は封止材30によって封止されている。図19は、図17において、封止材30によって封入孔25が封止される前の状態である。図20は、図17の封入孔部分に対応する液晶表示パネルの断面図である。図20における構成は、封止材30が無い他は図18と同様である。図20において、封入孔25の高さh1は液晶表示装置の品種によって異なるが、4μmから9μm程度ある。これに対して表示領域では、対向基板200とTFT基板100との間隔、すなわち、液晶層300の厚さは柱状スペーサ205の高さによって規定され、3〜4μmである。
図20に示すように、液晶は封入孔25から注入されるが、この部分は、対向基板200とTFT基板100の間隔が大きく、液晶を注入する際に、液晶に存在していた異物も同時に液晶表示パネル内に吸入する確率が高くなる。液晶が液晶表示パネル内に吸入されると、その異物が表示領域に到達する確率も大きくなる。
このように、異物が表示領域に到達すると、輝点不良となる確率が大きくなる。特に、液晶表示装置をタッチパネル方式で使用する場合、異物が金属性のものであると、TFT基板100に形成された画素電極と対向基板200に形成された対向電極とをショートさせ、輝点がより明確になる。
このような異物による輝点は、途中工程では発見されず、製品が完成した後、対向基板200を押す等して初めて発見できる不良なので、製造歩留まりに対する影響が特に大きくなる。本発明によれば、以下の実施例に示すように、所定の大きさよりも大きい異物は封入孔25から液晶表示パネル内に進入しないので、上記のような輝点の発生を防止することが出来る。
図1は実施例1による液晶表示装置の例を示す平面図である。図1の構成のうちの大部分は、図16で説明したのと同様なので、重複した説明は省略する。図1において、図16と異なるところは封入孔25の部分である。図1において、封入孔25には、TFT基板100に形成された有機パッシベーション膜108と同じプロセスで形成された調整壁40が形成されている。調整壁40によって封入孔25の高さを制限し、大きな異物が液晶とともに液晶表示パネル内に混入することを防止している。
図2は、図1の封入孔部分の拡大図である。図2において、シール材20の形成されていない部分が封入孔25である。封止材30の部分には、有機パッシベーション膜108によって形成された調整壁40が島状に形成されている。図2におけるその他の構成は、図17で説明したのと同様である。
図3は、図2の封入孔部分に対応する液晶表示パネルの断面図である。図3において、封入孔25の入り口には有機パッシベーション膜108と同じプロセスで形成された調整壁40が形成されている。調整壁40の高さは有機パッシベーション膜108の厚さと同じ2μm程度である。
図3において、有機パッシベーション膜108が無い状態での、TFT基板100と対向基板200の間隔はh1であり、有機パッシベーション膜108がある部分のTFT基板100と対向基板200の間隔はh2である。封入孔25の部分の開口の高さは、調整壁40が形成されているので、h2となっている。液晶が注入されたあと、封入孔25は封止材30によって封止される。その他の構成は、図18で説明したのと同様である。
図4は封止材30で封止する前の封入孔部分の平面図であり、図5は図4の封入孔部分に対応する断面図である。図4は封止材30が存在していないことを除いては図2と同様である。図4において、調整壁40の両側はシール材20とオーバーラップしている。オーバーラップ量はrである。ここで、rはゼロ以上とすることによって、封入孔25の開口部の高さは常に、有機パッシベーション膜108の厚さだけ小さくすることが出来る。図4において、封入孔25で最も幅の小さい部分をw1としている。したがって、w2は常にw1よりも大きい。
図5は図4に示す封入孔25部の断面図である。図5において、液晶は封入孔25を通して液晶表示パネルの内部に注入される。封入孔25の開口部の高さh2は従来例を示す図20のh1に比べて有機パッシベーション膜108の厚さだけ小さくなっており、h2よりも大きい異物は内部に侵入できない。
異物は、一般には、長径と短径が異なっている。長径がh2よりも大きい異物は内部に侵入しづらいが、ある確率で、異物の長径がh2よりも大きくても、短径がh2よりも小さい異物が内部に侵入する。しかし、表示領域では有機パッシベーション膜108が存在するので、TFT基板100と対向基板200の間隔は、再び小さくなり、封入孔25を通過した異物が再び間隔の小さい表示領域に進入する確率は非常に小さくなる。
このようにして液晶を液晶表示パネルの内部に注入したあと、図2に示すように、封止材30によって封入孔25を封止する。ところで、図4において説明したように、調整壁40の両端はシール材20とオーバーラップしており、オーバーラップ量rはゼロ以上である。しかし、調整壁40とシール材20とのオーバーラップ量が大きいとシール部の信頼性が低下する。この点からはオーバーラップ量rは小さいほうがよい。
一方、封止材30の幅w3は、封入孔25の部分を確実に封止するために、封入孔25の幅w1よりも常に大きく形成される。すなわち、シール材20と封止材30がオーバーラップした部分は2重にシールされている状態となっている。有機パッシベーション膜108によって形成された調整壁40が封止材30が形成された部分に形成されていれば、この部分は上記のように2重にシールされているので、シール部の信頼性を確保することが出来る。つまり、図2に示すように、調整壁40の幅w2は、封入孔25の幅w1よりも大きく、封止材30の幅w3よりも小さくすることによって、調整壁40によって異物進入のストッパーとしての役割を持たせると同時に、シール部の信頼性の低下を防止することが出来る。
なお、図2においては、封止材30と調整壁40とが完全に接触した状態となっているが、この形態は必ずしも必要ではない。例えば図6に示すように、封止材30と調整壁40との間に隙間があっても差し支えない。この隙間には液晶が充填されることになる。
このように、本実施例によれば、シール部の信頼性を低下させること無く、液晶表示パネル内への異物の進入を大幅に低下させることが出来る。また、本実施例における調整壁40は表示領域における有機パッシベーション膜108と同じプロセスで形成されるので、調整壁40を形成するためのプロセスが増加することは無い。
図7は本発明の第2の実施例を示す平面図である。図6において、調整壁40は島状ではなく、表示領域に形成された有機パッシベーション膜108と連続して形成されている。すなわち、有機パッシベーション膜108が封入孔25に向かって半島状にせり出している。その他の構成は図2あるいは図3で説明したのと同様である。
図8は、図7の封入孔部分に対応する液晶表示パネルの断面図である。図8において、封入孔25の入り口には有機パッシベーション膜108と同じプロセスで形成された調整壁40が形成されている。調整壁40の高さは有機パッシベーション膜108の厚さと同じ2μm程度である。調整壁40は封入孔25付近においては、表示領域における有機パッシベーション膜108と連続して形成されている。その他の構成は図3あるいは図18と同様である。
図9は封止材30で封止する前の封入孔部分の平面図であり、図10は図9の封入孔部分に対応する断面図である。図10は封止材30が存在していないことを除いては図8と同様である。図9において、調整壁40の両側はシール材20とオーバーラップしていること、オーバーラップ量rはゼロ以上であること、w2は常にw1よりも大きいこと等は実施例1で説明したのと同様である。
図10は図9に示す封入孔25部の断面図である。図10において、液晶は封入孔25を通して液晶表示パネルの内部に注入される。封入孔25の開口部の高さh2は従来例を示す図20のh1に比べて有機パッシベーション膜108の厚さだけ小さくなっており、h2よりも大きい異物は内部に侵入できないことは実施例1と同様である。
図10において、封入孔25の開口部の高さは有機パッシベーション膜108が無い部分の高さh1よりも小さくなっており、その分、異物が内部に侵入しづらくなっている。図10が、実施例1と異なるところは、有機パッシベーション膜108が表示領域まで連続して形成されていることである。
したがって、異物は封入孔25において内部に侵入しづらいのみでなく、かりに侵入しても、狭い間隔を表示領域まで移動するには種々の抵抗が生ずる。したがって、例えば、異物の長径がh2よりも大きいが、短径がh2より小さい異物が進入した場合であっても、その異物が表示領域にまで達する確率は非常に小さくなる。
図7に戻り、調整壁40の両端はシール材20とオーバーラップしている。オーバーラップ量rはゼロよりも大きいことは実施例1と同様である。また、調整壁40の幅w1は封入孔25の幅w1よりも大きく、封止材30の幅w3よりも小さいことも実施例1と同様である。なお、封入孔25の幅w1は最も小さい部分の値である。また、本実施例においても、封止材30が調整壁40に完全に接触している必要は無く、図6に示すように、封止材30と調整壁40との間に隙間が存在していてもよい。
このように、本実施例においては、調整壁40を表示領域に形成された有機パッシベーション膜108と連続して形成しているが、本実施例においても、シール部の信頼性を低下させること無く、異物が液晶表示パネル内部に侵入する確率を劇的に小さくすることが出来る。また、調整壁40を有機パッシベーション膜108と同じプロセスで形成するので、調整壁40形成のためのプロセスが増加することは無い。
実施例1および実施例2は、封入孔25においてTFT基板100側に有機パッシベーション膜108を用いて調整壁40を形成して、液晶表示パネル内に異物が進入することを防止する構成である。本実施例は、封入孔25において、対向基板200側に柱状スペーサ205を用いて調整壁40を形成する構成である。
図11は本実施例における封入孔25付近の、調整壁40よりも下側を見た平面図である。図11において、調整壁40は柱状スペーサ205と同じプロセスによって形成されている。図11が図2と異なるところは、調整壁40がシール材20よりも上側に来ていることである。したがって、本実施例では、液晶は調整壁40の下側を流れて注入される。図11におけるその他の構成は図2と同様である。
図12は図11の封入孔部分に対応する液晶表示パネルの断面図である。図12において、封入孔25の入り口には、柱状スペーサ205と同じプロセスで形成された調整壁40が形成されている。つまり、調整壁40の厚さは柱状スペーサ205の高さと同じ、3μmから4μmである。
したがって、本実施例における封入孔25の開口部の高さh3は、実施例1および実施例2における封入孔25の開口部の高さh2よりも大きいので、異物の進入に対する防止効果は実施例1および実施例2の場合よりも優れている。図12におけるその他の構成は実施例1における図3と同様である。
図13は封止材30で封止する前の封入孔部分の調整壁40よりも下側を見た平面図であり、図14は図13の封入孔部分に対応する断面図である。図13は封止材30が存在していないことを除いては図11と同様である。図13において、調整壁40の両側はシール材20とオーバーラップしていること、オーバーラップ量rはゼロ以上であること、w2は常にw1よりも大きいこと等は実施例1で説明したのと同様である。図13において、実施例1の図4と異なるところは、調整壁40が封止材30よりも上側にきていることである。
図14は図13に示す封入孔25部の断面図である。図14において、液晶は封入孔25を通して液晶表示パネルの内部に注入される。封入孔25の開口部の高さh3は調整壁40が無い場合の開口部の高さh1に比べて柱状スペーサ205の高さだけ小さくなっている。したがって、その分、異物が液晶表示パネル内に進入する確率は小さくなる。本実施例の開口部の高さh3は実施例2および実施例3における開口部の高さh2よりも小さいので、実施例1および実施例2の場合よりも異物に対する阻止効果は大きい。
図11に戻り、調整壁40の両端はシール材20とオーバーラップしている。オーバーラップ量rはゼロよりも大きいことは実施例1と同様である。一方、本実施例においては、調整壁40を柱状スペーサ205と同じプロセスによって形成しているが、柱状スペーサ205もアクリル等の樹脂によって形成されているために、シール材20とのオーバーラップは出来るだけ少ないほうがよいことは実施例1と同様である。
したがって、調整壁40の幅w1は封入孔25の幅w1よりも大きく、封止材30の幅w3よりも小さくすることは実施例1と同様である。なお、封入孔25の幅w1は最も小さい部分の値である。また、本実施例においても、封止材30が調整壁40に完全に接触している必要は無く、図6に示すように、封止材30と調整壁40との間に隙間が存在していてもよい。
このように、本実施例によれば、シール部の信頼性を低下させること無く、異物が液晶表示パネルの内部に侵入することを大幅に減らすことが出来る。また、本実施例においては、調整壁40を表示領域に形成された柱状スペーサ205と同じプロセスによって形成するので、調整壁40を形成するためにプロセスが増加することは無い。
10…表示領域、 20…シール材、 25…封入孔、 30…封止材、 40…調整壁、 50…ICドライバ、 51…走査信号駆動回路、 52…映像信号駆動回路、 60…走査線引き出し線、 61…映像線引き出し線、 62…コモン配線引き出し線、 100…TFT基板、 101…ゲート電極、 102…ゲート絶縁膜、 103…半導体層、 104…n+Si層、 105…ソース電極、 106…ドレイン電極、 107…無機パッシベーション膜、 108…有機パッシベーション膜、 109…チャンネルエッチング領域、 110…画素電極、 111…配向膜、 113…コンタクトホール、 120…配線層、 150…端子部、 200…対向基板、 201…カラーフィルタ、 202…ブラックマトリクス、 203…オーバーコート膜、 204…対向電極、 205…柱状スペーサ、 300…液晶層。

Claims (5)

  1. 画素毎にTFTが形成され、前記TFTを覆って有機パッシベーション膜が形成された表示領域を有するTFT基板と、前記TFT基板に対向して配置された対向基板と前記TFT基板との間に液晶が挟持され、前記TFT基板と前記対向基板は周辺に形成されたシール材によって接着し、前記シール材の第1の端部と第2の端部の間に封入孔が形成された液晶表示装置であって、
    前記前記封入孔には封入孔の高さを小さくする調整壁が前記有機パッシベーション膜と同じ材料によって前記TFT基板に形成され、
    前記調整壁は、前記シール材の前記第1の端部および前記第2の端部において、前記シール材とオーバーラップしており、
    前記封入孔は封止材によって封止されており、
    前記シール材の前記第1の端部と前記第2の端部との距離をw1、前記調整壁の幅をw2、前記封止材が形成されている前記TFT基板の辺と平行な前記シール材の幅をw3としたとき、w1≦w2≦w3の関係が存在することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記調整壁は前記表示領域に形成された前記パッシベーション膜とは分離して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記調整壁は前記表示領域に形成された前記パッシベーション膜と連続して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 画素電極とTFTを有する画素がマトリクス状に形成された表示領域を有するTFT基板と、前記TFT基板に対向して配置された対向基板と前記TFT基板との間に液晶が挟持され、
    前記TFT基板と前記対向基板との間隔が前記対向基板に形成された柱状スペーサによって規定され、
    前記TFT基板と前記対向基板は周辺に形成されたシール材によって接着し、前記シール材の第1の端部と第2の端部の間に封入孔が形成された液晶表示装置であって、
    前記封入孔には封入孔の高さを小さくする調整壁が前記柱状スペーサと同じ材料によって前記対向基板に形成され、
    前記調整壁は、前記シール材の前記第1の端部および前記第2の端部において、前記シール材とオーバーラップしており、
    前記封入孔は封止材によって封止されており、
    前記シール材の前記第1の端部と前記第2の端部との距離をw1、前記調整壁の幅をw2、前記封止材が形成されている前記TFT基板の辺と平行な前記封止材の幅をw3としたとき、w1≦w2≦w3の関係が存在することを特徴とする液晶表示装置。
  5. 前記調整壁は前記柱状スペーサとは分離して形成されていることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
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