JP2009244303A - 液晶表示装置 - Google Patents
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- G02F2202/00—Materials and properties
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Abstract
【課題】液晶表示装置において、TFT基板に形成されたコモン配線と対向基板に形成された対向電極との接続のための導電ペーストが外側にはみ出すことを防止する。
【解決手段】液晶表示装置の表示領域10の外側にシール材20が形成されている。液晶表示装置のコーナー部で、シール材20の外側に、TFT基板100に形成されたコモン配線と対向基板200に形成された対向電極との接続のための導電ペースト30が設置されている。導電ペースト30が外側にはみ出すことを防止するためにL字状のストッパー40が対向基板200に形成されている。ストッパー40が形成されているために、額縁部の幅d1が1.5mm以下となっても、導電ペースト30が外側にはみ出すことを防止することが出来る。
【選択図】図1
【解決手段】液晶表示装置の表示領域10の外側にシール材20が形成されている。液晶表示装置のコーナー部で、シール材20の外側に、TFT基板100に形成されたコモン配線と対向基板200に形成された対向電極との接続のための導電ペースト30が設置されている。導電ペースト30が外側にはみ出すことを防止するためにL字状のストッパー40が対向基板200に形成されている。ストッパー40が形成されているために、額縁部の幅d1が1.5mm以下となっても、導電ペースト30が外側にはみ出すことを防止することが出来る。
【選択図】図1
Description
本発明は表示装置に係り、外形サイズの割には表示面積が大きい、小型のフラットパネル表示装置に関する。
液晶表示装置や有機EL表示装置はフラットで軽量であることから、色々な分野で用途が広がっている。携帯電話やDSC(Digital Still Camera)等には、小型の液晶表示装置や有機EL表示装置等が広く使用されている。これらの表示装置では、外形は出来るだけ小さくすることが要請されている。一方、表示領域は大きいほうが見やすい。したがって、外形が小型であるのに、表示領域が大きい表示装置が要求されている。
液晶表示装置は、画素電極、薄膜トランジスタ(TFT)等が形成された画素がマトリクス状に配置されたTFT基板と、TFT基板に対向してカラーフィルタ等が形成された対向基板との間に液晶層を挟持した構成である。液晶層は、TFT基板と対向基板との間の周辺に形成されたシール材によって封止されている。対向基板には、TFT基板の画素電極に対向して対向電極が形成されている。画素電極と対向電極との間に映像信号を加えることによって画素毎にバックライト等からの透過光、あるいは、外光の反射光を制御することによって画像を形成している。
対向基板に形成された対向電極にはコモン電圧が印加されるが、コモン電圧は、TFT基板に形成された端子部に外部から導入され、TFT基板に形成されたコモン配線を介して対向基板の対向電極に供給される。したがって、TFT基板に形成されたコモン配線と対向基板に形成された対向電極とを導通する必要がある。TFT基板のコモン配線と、対向基板の対向電極との導通は、TFT基板と対向基板との間に導電ペーストを設置することによって行われる。導電ペーストは、樹脂ペースト内に導電ビーズ等を分散させたものが使用される。このような導電ビーズを含む導電ペーストによってTFT基板と対向基板とを導通する技術については、例えば、「特許文献1」に記載されている。
外形を小さく保ったまま表示領域10を大きくすると、いわゆる額縁部分(額縁部、額縁領域ともいう)の幅が小さくなる。額縁部分には、画素に走査信号を供給するための走査線引出し線、映像信号を供給するための映像信号線引出し線が配置される。額縁部分が小さくなると、走査線引出し線等の設置場所が不足する。一方、額縁部分には、TFT基板100と対向基板200とを接着するためのシール材20を形成しなければならず、また、TFT基板100と対向基板200との間を高い信頼性をもって封止するためには、シール材20の幅は所定の値以上である必要がある。また、TFT基板100に形成されたコモン配線と対向基板200に形成された対向電極とを接続するための導電ペーストも額縁部分に形成される。したがって、額縁部が小さくなると、走査線引出し線、シール材、導電ペースト等の設置場所が小さくなることによる問題が生ずる。
図15は携帯電話等に使用される液晶表示装置の平面図である。図15において、TFT基板100上に対向基板200が設置されている。TFT基板100と対向基板200との間に液晶層が挟持されている。TFT基板100と対向基板200とは額縁部に形成されたシール材20によって接着されている。TFT基板100は対向基板200よりも大きく形成されており、TFT基板100が対向基板200よりも大きくなっている部分には、液晶表示装置に電源、映像信号、走査信号等を供給するための端子部150が形成されている。また、端子部150には、走査線、映像信号線等を駆動するためのICドライバ50が設置されている。
図15において、液晶表示装置の縦寸法LYは81mm、横寸法LXは54mmである。また、ICドライバ50等が搭載されている端子部150の幅はTは2.7mmである。表示領域10からTFT基板100または対向基板200の端部までの幅、すなわち、額縁部の幅はd1である。額縁部の幅d1が例えば、1.5mm以下となると次のような問題が生ずる。
額縁部には、図示しない走査線引出し線、シール材、TFT基板100に形成されたコモン配線と対向基板200に形成された対向電極とを接続する導電ペースト30が設置される。図15において、表示領域10の端部から対向基板200の端部までの距離d1を1.5mmとした場合、シール材20の幅wは例えば、0.6mm、表示領域10の端部からシール材20の端部までの距離d2は0.4mm、シール材20の端部から対向基板200の端部までの距離d3は0.5mm程度である。
TFT基板100と対向基板200とを電気的に接続する導電ペースト30は、図15に示すコーナー部に設置される。この部分がスペース的に最も余裕があるからである。導電ペースト30はシール材20の外側に設置される。導電ペースト30はノズル等で対向基板200に滴下されたあと、TFT基板100と対向基板200とを貼り合わせるときにつぶれて広がる。額縁の面積が小さくなると、導電ペースト30を設置するスペースも限られてくるので、例えば、導電ペースト30が対向基板200の端部を越えて広がる。
図15に示すような液晶表示装置は、大きなマザー基板に複数形成した後、切断線において分離される。導電ペースト30が図15に示すように広がると、マザー基板から各液晶表示装置を分離する際に、切断不良が生ずる。したがって、導電ペースト30が所定の領域以外に広がることは防止しなければならない。図15は額縁の幅d1が1.5mmの場合であるが、d1は1.5mmよりも小さくする要求もあり、導電ペースト30が広がることの問題はさらに深刻化する。本発明の課題は以上のような問題点を解決することである。
本発明は上記課題を克服するものであり、具体的な手段は次のとおりである。
(1)コモン電圧を供給するコモン配線を有するTFT基板と、前記コモン電圧が供給される対向電極を有する対向基板と、前記TFT基板と前記対向基板とを貼り合わせるシール材と、前記TFT基板と前記対向基板と前記シール材との間に封止された液晶とを有する液晶表示装置であって、前記対向基板は表示領域と額縁領域とを有し、前記額縁領域の幅は、前記表示領域の端部を決める辺から前記対向基板の端部までの距離で定義され、前記TFT基板の前記コモン配線と前記対向基板の前記対向電極は、導電ペーストによって導通し、前記導電ペーストは前記シール材の外側に形成され、前記導電ペーストの外側には、前記導電ペーストが外側にはみ出すことを防止するストッパーが前記対向基板に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
(2)前記ストッパーは前記対向基板のコーナー部2箇所に設置されていることを特徴とする(1)に記載の液晶表示装置。
(3)前記ストッパーはL字形であることを特徴とする(1)または(2)に記載の液晶表示装置。
(4)前記シール材はエポキシ樹脂で形成され、前記導電ペーストはエポキシ樹脂に導電ビーズが分散されていることを特徴とする(1)から(3)の何れかに記載の液晶表示装置。
(5)前記額縁領域の幅は1.5mm以下であることを特徴とする(1)から(4)の何れかに記載の液晶表示装置。
(6)コモン電圧を供給するコモン配線を有するTFT基板と、前記コモン電圧が供給される対向電極を有する対向基板と、前記TFT基板と前記対向基板とを貼り合わせるシール材と、前記TFT基板と前記対向基板と前記シール材との間に封止された液晶とを有する液晶表示装置であって、前記対向基板は表示領域と額縁領域とを有し、前記額縁領域の幅は、前記表示領域の端部を決める辺から前記対向基板の端部までの距離で定義され、前記対向基板は長辺と短辺とを有し、前記TFT基板の前記コモン配線と前記対向基板の前記対向電極は、導電ペーストによって導通し、前記導電ペーストは前記シール材の外側に形成され、前記導電ペーストの外側には、前記導電ペーストが外側にはみ出すことを防止するストッパーが前記対向基板に形成されおり、前記ストッパーは前記対向基板の長辺コーナーに設置された第1のストッパーと、前記対向基板の短辺コーナーに設置された第2のストッパーとから構成され、前記第1のストッパーと前記第2のストッパーとの間には100μm以下で、5μm以上の隙間が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
(7)前記第1のストッパーと前記第2のストッパーとの間の前記隙間は50μm以下で、5μm以上であることを特徴とする(6)に記載の液晶表示装置。
(8)前記第1のストッパーと前記第2のストッパーは棒状であることを特徴とする(6)または(7)に記載の液晶表示装置。
(9)前記導電ペーストが外側にはみ出すことを防止する前記ストッパーは前記対向基板の2箇所のコーナー部に設置されていることを特徴とする(6)から(8)の何れかに記載の液晶表示装置。
(10)前記額縁領域の幅は1.5mm以下であることを特徴とする(6)から(9)の何れかに記載の液晶表示装置。
(11)コモン電圧を供給するコモン配線を有するTFT基板と、前記コモン電圧が供給される対向電極を有する対向基板と、前記TFT基板と前記対向基板とを貼り合わせるシール材と、前記TFT基板と前記対向基板と前記シール材との間に封止された液晶とを有する液晶表示装置であって、前記対向基板は表示領域と額縁領域とを有し、前記額縁領域の幅は、前記表示領域の端部を決める辺から前記対向基板の端部までの距離で定義され、前記表示領域内において、前記対向基板には、前記TFT基板と前記対向基板との間隔を規定するための柱状スペーサが形成され、前記TFT基板の前記コモン配線と前記対向基板の前記対向電極は、導電ペーストによって導通し、前記導電ペーストは前記シール材の外側に形成され、前記導電ペーストの外側には、前記導電ペーストが外側にはみ出すことを防止するストッパーが前記対向基板に形成されており、前記ストッパーは前記柱状スペーサと同じ材料で形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
(12)前記ストッパーと前記柱状スペーサとは、同じプロセスで形成されていることを特徴とする(11)に記載の液晶表示装置。
(13)前記ストッパーと前記柱状スペーサとは、高さが同一であることを特徴とする(11)または(12)に記載の液晶表示装置。
(14)前記額縁領域の幅は1.5mm以下であることを特徴とする(11)から(13)の何れかに記載の液晶表示装置。
本発明では、TFT基板に形成されたコモン配線と対向基板に形成された対向電極との導通を取る導電ペーストに対し、導電ペーストが外側にはみ出さないようにストッパーを形成するので、導電ペーストを所定の領域内に保持出来る。したがって、導電ペーストがはみ出すことによる種々の問題を対策することが出来る。特に、液晶表示パネルをマザー基板から分離する時に、導電ペーストがはみ出すことによる、分離時のガラスの不規則な欠け等を防止することが出来る。
また、本発明の他の面によれば、導電ペーストがはみ出すことを防止するためのストッパーを、表示領域内に形成したTFT基板と対向基板との間隔を規定するための柱状スペーサと同時に形成するので、ストッパーを形成するための工程数が増加せず、コスト上昇を伴うことなく、導電ペーストのはみ出しを確実に防止することが出来る。
実施例にしたがって本発明の内容を詳細に開示する。
図1は本発明が適用される、携帯電話等に使用される液晶表示装置である。図1におけるTFT基板100、対向基板200、液晶層300、端子部150、ICドライバ50、シール材20等の配置は図15において説明したのと同様である。図1の液晶表示装置の外形も図15で説明したと同様であり、縦寸法LYは81mm、横寸法LXは54mm、また、ICドライバ50等が搭載されている端子部150の幅Tは2.7mmである。表示領域10からTFT基板100または対向基板200の端部までの幅、すなわち、額縁部分の幅d1は例えば、1.5mmであるが、本発明はd1が1.5mm以下であっても適用可能である。以下、額縁部の幅d1が1.5mmの場合を例にとって説明する。
図1において、シール材20の幅wは、0.6mm、表示領域10の端部からシール材20の端部までの距離d2は0.4mm、シール材20の端部から対向基板200の端部までの距離d3は0.5mmである。本実施例においては、液晶は滴下方式で対向基板200に滴下されるので、図1において、シール材20は、全周に切れ目なく設置されている。尚、液晶を注入孔から注入する方式の場合は、シール材20に一部切り欠きを形成して注入孔を形成する。
対向基板200に形成された対向電極204には、TFT基板100の各画素に形成された画素電極110との間に電界を形成して、液晶分子を制御するための、コモン電圧が印加される。コモン電圧は、TFT基板100に形成されたコモン端子およびコモン端子に接続するコモン配線1011を介して外部から供給される。
TFT基板100に形成されたコモン配線1011と対向基板200に形成された対向電極204との導通をとるための、導電ペースト30は図1に示すように、コーナー部に設置されている。この部分が導電ペースト30を設置するスペースをとり易いからである。なお、図1の対向基板200の下側コーナー部には配線が密集しており、導電ペースト30を設置するスペースをとることが出来ない。
本発明の対象とする液晶表示装置では、額縁部分の幅d1が小さいために、導電ペースト30を設置するスペースが十分では無く、本発明の課題において説明したように、導電ペースト30が所定領域からはみ出ししまうという問題を生ずる。なお、額縁部分は液晶表示装置において、TFT基板100側にも対向基板200側にも形成されるが、定義を明確にするために、表示領域10からの寸法を定義する場合は、対向基板200側における額縁部分の寸法をいうものとする。本実施例においては、図1に示すように、導電ペースト30が設置されるコーナー部に、L字状のストッパー40を配置して導電ペースト30が特定領域からはみ出すことを防止している。
図2は図1において導電ペースト30が設置されているコーナー部の拡大平面図である。図2はTFT基板100と対向基板200とが重ね合わさった状態において、コーナー部の状況を示すための透視図である。図2において、L字状のストッパー40がコーナー部に設置されている。ストッパー40の内側に導電ペースト30が滴下される。導電ペースト30は粘度が高い液体である。シール材20は、コーナー部において、導電ペースト30のためのスペースを確保するために面取り状となっている。
後で説明するように、L字状のストッパー40も、導電ペースト30も、シール材20も最初は対向基板200側に設置され、その後、対向基板200とTFT基板100とを重ね合わせる。図2において、シール材20は、エポキシ系の樹脂が使用され、対向基板200に印刷によって形成される。また、L字状のストッパー40は、表示領域10において、対向基板200とTFT基板100との間隔を規定するための柱状スペーサ205の形成と同時に形成される。導電ペースト30は、シール材20と同様の、エポキシ系の樹脂に後で説明する導電ビーズ31が分散されたものである。
図2において、L字状のストッパー40は幅swが10μm、L字の一辺の長さが0.5mmである。また、L字状のストッパー40の高さは、表示領域10における柱状スペーサ205の高さと同じ4μm程度である。つまり、L字状ストッパー40は非常に細長い形状となっている。L字状ストッパー40がこのように細長くとも、導電ペースト30に対するストッパー40としての役割は十分に果たすことが出来る。
ストッパー40の外側端部と対向基板200の端部との間の距離d4は、0.2mm程度である。d4は、マザー基板から個々の液晶表示パネルを分離するときの、スクライビングマシーンの精度によって規定される。導電ペースト30はストッパー40によって規定領域からはみ出すことを確実に防止することが出来るので、額縁部分の幅が小さくなっても、液晶表示パネルを分離するときの不良を防止することが出来る。
図3は表示領域10における液晶表示装置の断面図である。図3において、TFT基板100上には、ゲート電極101が形成されている。ゲート電極101はスパッタリングによって形成され、その後、フォトリソグラフィによってパターニングされる。ゲート電極101はAlによって形成され、膜厚は300nm程度である。ゲート電極101と同層で走査線等が同時に形成される。対向基板200の対向電極204にコモン電圧を供給するためにTFT基板100に形成されるコモン配線1011も、ゲート電極101と同層で、同時に形成される。ゲート電極101を覆って、ゲート絶縁膜102が形成される。ゲート絶縁膜102は、例えば、SiN膜をCVD法で成膜することによって形成される。ゲート絶縁膜102は例えば、400nm程度である。
ゲート電極101の上には、ゲート絶縁膜102を介して半導体層103が形成される。半導体層103はa−Siで形成され、膜厚は150nm程度である。a−Si層にTFTのチャネル領域が形成される。a−Si層にソース電極105およびドレイン電極106を設置する前に、n+Si層104を形成する。a−Si層103とソース電極105あるいはドレイン電極106との間にオーミックコンタクトを形成するためである。
n+Si層104の上にソース電極105あるいはドレイン電極106が形成される。ソース電極105あるいはドレイン電極106と同層で、映像信号線等が形成される。ソース電極105あるいはドレイン電極106は、Moあるいは、Al等によって形成される。なお、Alが使用される場合は、その上下をMo等によって覆う。Alがコンタクトホール113部において、ITO等と接触すると、接触抵抗が不安定になる場合があるからである。
ソース電極105あるいはドレイン電極106を形成したあと、ソース電極105およびドレイン電極106をマスクとしてチャネルエッチングを行う。チャネル層からn+Si層104を完全に除去するために、a−Si層の上部までエッチングを行い、チャネルエッチング領域109が形成される。その後、TFT全体を覆って無機パッシベーション膜107を形成する。無機パッシベーション膜107はSiNによって形成する。無機パッシベーション膜107は例えば、400nm程度である。
無機パッシベーション膜107を覆って有機パッシベーション膜108が形成される。有機パッシベーション膜108は平坦化膜としての役割を有するので、厚く形成され、例えば、2μm程度の厚さに形成される。有機パッシベーション膜108には例えば、アクリル樹脂が使用される。有機パッシベーション膜108は感光性のアクリル樹脂が使用され、レジストを使用せずにパターニングを行なうことが出来る。
その後、有機パッシベーション膜108および無機パッシベーション膜107にコンタクトホール113を形成する。ITOで形成される画素電極110とTFTのソース電極105との導通をとるためである。有機パッシベーション膜108の上には、画素電極110となるITOが形成される。
図3において、画素電極110の上には液晶分子を配向させるための配向膜111が形成されている。TFT基板100と対向基板200との間に液晶層300が挟持されている。液晶層300の液晶分子は、TFT基板100に形成された配向膜111と対向基板200に形成された配向膜111とによって初期配向が規定されている。
図3において、対向基板200の内側には、カラーフィルタ201が形成されている。カラーフィルタ201は画素毎に、赤、緑、青のカラーフィルタ201が形成されており、カラー画像が形成される。カラーフィルタ201とカラーフィルタ201との間にはブラックマトリクス(遮光膜)202が形成され、画像のコントラストを向上させている。なお、ブラックマトリクス202はTFTに対する遮光膜としての役割も有し、TFTに光電流が流れることを防止している。
カラーフィルタ201およびブラックマトリクス202を覆ってオーバーコート膜203が形成されている。カラーフィルタ201およびブラックマトリクス202の表面は凹凸となっているために、オーバーコート膜203によって表面を平らにしている。オーバーコート膜203の上には、透明導電膜であるITOによって対向電極204が形成されている。TFT基板100の画素に形成された画素電極110と、対向基板200に形成された対向電極204との間に電圧を印加することによって液晶分子を回転等させて透過光あるいは反射光を制御することによって画像を形成する。
対向電極204の上には、対向基板200とTFT基板100との間の間隔を規定するための柱状スペーサ205が形成されている。柱状スペーサ205は、バックライト等の光が透過しない、ブラックマトリクス202が形成された部分に形成される。柱状スペーサ205のある部分は液晶の配向が乱れ、バックライト等から光漏れが生じ、コントラストが低下する原因となるからである。
柱状スペーサ205の高さHは、液晶層300の層厚と同じで、例えば、4μmである。図2に示すL字状ストッパー40は柱状スペーサ205と同時に形成される。したがって、柱状スペーサ205とL字状ストッパー40とは同じ高さである。また、柱状スペーサ205とL字状ストッパー40とは同じ材料で形成されている。柱状スペーサ205は例えば、感光性のアクリル樹脂によって形成される。アクリル樹脂は対向基板200の全面に塗布され、マスクを使用して露光すると、光の当たった部分のみ、現像液に不溶となって、露光した部分のみが柱状スペーサ205(またはストッパー40)として残る。感光性の樹脂を使用することによって、レジスト工程が不要となり、工程が短縮される。
柱状スペーサ205および対向電極204を覆って配向膜111が形成される。TFT基板100に形成された配向膜111と対向基板200に形成された配向膜111とによって液晶層300の初期配向が決定され、この配向状態となっている液晶分子に対し、TFT基板100に形成された画素電極110と対向基板200との間に印加される電圧によって液晶分子を回転等させて液晶層300を透過する光を制御して画像が形成される。なお、本実施例においては、図1で説明したように、液晶は滴下方式によって滴下封入される。
図4は、図2のA−A断面図である。図4において、シール材20とL字状ストッパー40との間に導電ペースト30が設置されている。導電ペースト30内には導電ビーズ31が分散されており、導電ビーズ31によってTFT基板100に形成されたコモン配線1011と対向基板200に形成された対向電極204との導通を取っている。なお、導電ペースト30はシール材20と同じエポキシ樹脂であり、シール材20と同じ条件で硬化することが出来る。
図5は導電ビーズ31の断面模式図である。図5(a)は、導電ビーズ31の形状であり、球形をしている。導電ビーズ31は、プラスチックビーズ32に金等の金属薄膜がコーティングされており、金属薄膜(導電コート33)によって導電性を持たせている。図5(a)に示す導電ビーズ31の直径DDは例えば、6μmである。図5(a)に示す導電ビーズ31が分散された導電ペースト30を対向基板200に設置してTFT基板100と対向基板200とを貼り合わせると導電ビーズ31がつぶれて図5(b)に示すような形状となる。導電ビーズ31がつぶれたあとの、図5(b)に示す短径DEは例えば、5μmである。導電ビーズ31がつぶれた分、その反発力によって、TFT基板100のコモン配線1011、および、対向基板200の対向電極204にしっかりと接触することになる。
図4にもどり、ゲート電極101と同層で形成されたコモン配線1011がTFT基板100上に延在している。コモン配線1011の上には、ゲート絶縁膜102、無機パッシベーション膜107、有機パッシベーション膜108が存在している。ただし、コモン配線1011と対向電極204とが導通する部分は、ゲート絶縁膜102、無機パッシベーション膜107、有機パッシベーション膜108にはコンタクトホールが形成され、コモン配線1011を露出させる。
コモン配線1011はAlで形成されており、外部環境にさらされると腐食するので、化学的に安定な、金属酸化物導電膜120によってコンタクトホール部を被覆する。金属酸化物導電膜120にはITOが使用される。この部分のITOは表示領域10内の画素電極110と同時に形成される。
対向基板200において、ITOで形成された対向電極204が表示領域10から延在している。対向基板200の対向電極204とTFT基板100のコモン配線1011とを導電ビーズ31で接続している。導電ビーズ31が分散されている導電ペースト30が液晶表示パネルの分離線を越えてはみ出すことを防止するために、ストッパー40が形成されている。
ストッパー40は表示領域10の柱状スペーサ205と同時に形成されるので、柱状スペーサ205と同じ高さである。ストッパー40は、対向基板200側にアクリル樹脂を露光・現像することによって形成されるので、図4に示すように、対向基板200側の幅がTFT基板100側の幅よりも大きくなっている。図2に示すストッパー40の幅swは対向基板200側の幅である。
TFT基板100側において、ゲート絶縁膜102、無機パッシベーション膜107、有機パッシベーション膜108は、ストッパー40が形成される部分にも形成されているので、対向基板200に形成されたストッパー40は、TFT基板100側の有機パッシベーション膜108と隙間無く接触することが出来る。
図6〜図8は、対向基板200において、L字状ストッパー40、シール材20、および、導電ペースト30が設置されるプロセスを示す図である。図6に示すように、先ず、L字状ストッパー40が対向基板200のコーナー部2箇所に設置される。ストッパー40は、表示領域10内における、TFT基板100と対向基板200との間の間隔を規定するための柱状スペーサ205の形成と同時に形成される。なお、図6において、点線の内部が表示領域10であるが、表示領域10内の構造の記載は省略されている。
次いで、図7に示すように、表示領域10の外側にシール材20がスクリーン印刷によって形成される。シール材20はディスペンサによって形成してもよいが、スクリーン印刷のほうがより正確な形状とすることが出来る。シール材20にはエポキシ樹脂が使用される。本実施例においては、液晶は滴下方式によって対向基板200側に滴下するので、図7に示すように、シール材20は、切れ目なく形成されている。液晶を注入する方式の場合は、シール材20に対して注入孔が形成される。
次いで導電ペースト30がシール材20とL字形ストッパー40との間にノズルによって滴下される。滴下量は正確にコントロールされる。導電ペースト30はエポキシ樹脂で形成されるので、スクリーン印刷をすることも可能であるが、先にシール材20をスクリーン印刷によって塗布をしているので、導電ペースト30は、スクリーン印刷を用いず、ノズルによって設置する。
その後、シール材20の内部に液晶を滴下し、対向基板200とTFT基板100とを貼り合わせて液晶をシールする。シール材20の硬化は加熱によって行う。シール材20も導電ペースト30も同じエポキシ系の樹脂によって形成されているので、熱硬化の条件は同じであり、同時に硬化する。
以上説明したように、本発明によれば、導電ペースト30を設置する部分の外側にストッパー40を形成するので、導電ペースト30が所定の領域からはみ出すことを確実に防止することが出来る。本発明は、特に、額縁の幅が1.5mm以下というように小さな液晶表示装置においても、導電ペースト30のはみ出しを確実に防止することが出来る。また、ストッパー40の形成は、表示領域10内の柱状スペーサ205の形成と同時に行うことが出来るので、製造コストの上昇を伴うことも無い。
図9は、実施例1の構造において、問題となりうる現象を示す平面図である。図9は実施例1の図2と同一であるが、コーナーに形成されたストッパー40と導電ペースト30との間に空気400が存在している場合を示している。対向基板200とTFT基板100とを貼り合わせる際、L字状ストッパー40の内部に空気400が巻き込まれて存在すると、TFT基板100と対向基板200との間隔が不安定となって導電ペースト30による導通が十分に取れず、接触不良を生ずる恐れがある。
図10は図9のB−B断面図である。図10に示す構造は図4に示す構造と同一である。但し、図10において、ストッパー40と導電ペースト30との間には空気400が存在している。シール材20や導電ペースト30にはエポキシ系の熱硬化樹脂を使用している。対向基板200とTFT基板100とを貼り合わせて熱硬化させる際、ストッパー40内に残された空気400が膨張して、図10の矢印の方向にTFT基板100および対向基板200を押し広げることになる。そうすると、TFT基板100と対向基板200との間の間隔が不安定になって、導電ペースト30内の導電ビーズ31による導通が不安定になる。したがって、ストッパー40内における空気400の閉じ込めは防止する必要がある。
図11は本実施例による液晶表示装置のコーナー部を示す平面図である。図11において、ストッパー40はL字状ではなく、対向基板200の短辺のコーナー部に沿った第1の棒状ストッパー40と、対向基板200の長辺のコーナー部に沿った第2の棒状ストッパー40とから構成されている。すなわち、L字状のストッパー40のコーナー部が欠けた形状となっている。
棒状ストッパー40の形状はL字状ストッパー40の各辺の形状と同様である。すなわち、棒状ストッパー40の長さは0.5mmで、幅は10μmである。また、棒状ストッパー40の高さは4μmである。棒状ストッパー40も表示領域10内の柱状スペーサ205の形成と同じプロセスで形成されるからである。
図11において、第1の棒状ストッパー40と、第2の棒状ストッパー40とのコーナー部における隙間gから空気400を逃がすことが出来る。したがって、L字状のストッパー40の場合に起こりうる、空気400が内部に閉じ込められる現象は回避することが出来る。図11において、コーナー部に形成された隙間gは小さいので、導電ペースト30がこの隙間から外部に流出することは無い。導電ペースト30は粘度が大きく、表面張力も大きいからである。
図12は、図11のC−C断面図である。図12は図11における棒状ストッパー40の隙間gを定義するものである。図12において、TFT基板100に形成されたコモン配線1011、ゲート絶縁膜102、無機パッシベーション膜107、有機パッシベーション膜108、ITO膜、および、対向基板200に形成された対向電極204等は省略されている。
図12において、棒状ストッパー40は表示領域10内の柱状スペーサ205と同じプロセスで形成される。つまり、棒状スペーサは、対向基板200の全面に塗布されたアクリル樹脂を露光・現像することによって形成される。したがって、棒状ストッパー40は、対向基板200側において、TFT基板100側よりも幅が広い。図12に示すように、棒状ストッパー40の隙間gは、TFT基板100側における間隔である。
隙間gの大きさは重要である。隙間gが大きすぎると導電ペースト30が外に漏れてしまい、隙間gが小さすぎると内部の空気400を十分に逃がすことができない。導電ペースト30を外部にはみ出させないという観点からは、隙間gは100μm以下とする必要があり、好ましくは50μm以下である。また、空気400の閉じ込めを防止する観点からは、隙間gは5μm以上は必要である。
以上説明したように、本実施例では、コーナーに棒状ストッパー40を設置して、内部に空気400が閉じ込められることを防止出来るので、TFT基板100と対向基板200との導通を高い信頼性を持って取ることが出来る。
図13は本発明の第3の実施例によるストッパー40の例である。本実施例においても、ストッパー40は対向基板200のコーナー部に設置し、外形状は略々L字形をしている。しかし、断面は一定ではなく凹凸が形成されている。図13(a)において、ストッパー40内には凹部41が形成されている。図13(b)は図13(a)のD−D断面図である。図13(a)および図13(b)に示す凹部41は特に意味は無く、ストッパー40の表面が平坦でなく、凹凸が形成されていても、導電ペースト30のストッパー40としての役割を果たすことが出来るということを示している。
図14は、第3の実施例の他の形態である。図14におけるストッパー40も対向基板200のコーナー部に設置されることを想定している。したがって、図14に示すストッパー40も、外形状は略々L字形をしている。図14において、L字状ストッパー40の各辺はギザギザの形状となっている。辺がギザギザとなっていることによって、導電ペースト30の粘度が小さい場合でも、導電ペースト30が外部に出にくい構成となっている。辺がギザギザとなっていても、ストッパー40の断面の幅は10μmなので、額縁部分でストッパー40の占める面積にはほとんど影響は無い。本実施例のように、ストッパー40の平面形状が不規則となっていても、ストッパー40としての役割は果たすことが出来る。
以上説明した実施例では、表示領域10のTFTの構造は、半導体層103としてa−Siを用い、ゲート電極101が半導体層103より下にある、いわゆるボトムゲート型TFTである。しかし、本発明はこれに限らず、表示領域10のTFTの構造が、半導体層103としてpoly−Siを用い、ゲート電極101が半導体層103よりも上にある、いわゆるトップゲート型TFTの場合にも本発明を用いることが出来る。
また、以上の実施例における液晶表示装置の表示領域10は、バックライトからの光を制御して画像を形成する透過型表示であるとして説明したが、本発明はこれに限らず、表示領域10が外光を反射して画像を形成する反射型表示の場合にも適用することが出来る。また、透過型の表示と反射型の表示の両方が可能な、半透過型表示装置の場合にも、本発明を適用できることは言うまでも無い。
10…表示領域、 20…シール材、 30…導電ペースト、 31…導電ビーズ、 32…プラスチックビーズ、 33…導電コート、 40…ストッパー、 41…凹部、 50…ICドライバ、 100…TFT基板、 101…ゲート電極、 102…ゲート絶縁膜、 103…半導体層、 104…n+Si層、 105…ソース電極、 106…ドレイン電極、 107…無機パッシベーション膜、 108…有機パッシベーション膜、 109…チャネルエッチング領域、 110…画素電極、 111…配向膜、 113…コンタクトホール、 120…金属酸化物導電膜、 150…端子部、 200…対向基板、 201…カラーフィルタ、 202…ブラックマトリクス、 203…オーバーコート膜、 204…対向電極、 205…柱状スペーサ、 300…液晶層、 400…空気、 1011…コモン配線。
Claims (14)
- コモン電圧を供給するコモン配線を有するTFT基板と、前記コモン電圧が供給される対向電極を有する対向基板と、前記TFT基板と前記対向基板とを貼り合わせるシール材と、前記TFT基板と前記対向基板と前記シール材との間に封止された液晶とを有する液晶表示装置であって、
前記対向基板は表示領域と額縁領域とを有し、前記額縁領域の幅は、前記表示領域の端部を決める辺から前記対向基板の端部までの距離で定義され、
前記TFT基板の前記コモン配線と前記対向基板の前記対向電極は、導電ペーストによって導通し、前記導電ペーストは前記シール材の外側に形成され、前記導電ペーストの外側には、前記導電ペーストが外側にはみ出すことを防止するストッパーが前記対向基板に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記ストッパーは前記対向基板のコーナー部2箇所に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
- 前記ストッパーはL字形であることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
- 前記シール材はエポキシ樹脂で形成され、前記導電ペーストはエポキシ樹脂に導電ビーズが分散されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の液晶表示装置。
- 前記額縁領域の幅は1.5mm以下であることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の液晶表示装置。
- コモン電圧を供給するコモン配線を有するTFT基板と、前記コモン電圧が供給される対向電極を有する対向基板と、前記TFT基板と前記対向基板とを貼り合わせるシール材と、前記TFT基板と前記対向基板と前記シール材との間に封止された液晶とを有する液晶表示装置であって、
前記対向基板は表示領域と額縁領域とを有し、前記額縁領域の幅は、前記表示領域の端部を決める辺から前記対向基板の端部までの距離で定義され、
前記対向基板は長辺と短辺とを有し、
前記TFT基板の前記コモン配線と前記対向基板の前記対向電極は、導電ペーストによって導通し、前記導電ペーストは前記シール材の外側に形成され、前記導電ペーストの外側には、前記導電ペーストが外側にはみ出すことを防止するストッパーが前記対向基板に形成されおり、
前記ストッパーは前記対向基板の長辺コーナーに設置された第1のストッパーと、前記対向基板の短辺コーナーに設置された第2のストッパーとから構成され、前記第1のストッパーと前記第2のストッパーとの間には100μm以下で、5μm以上の隙間が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記第1のストッパーと前記第2のストッパーとの間の前記隙間は50μm以下で、5μm以上であることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
- 前記第1のストッパーと前記第2のストッパーは棒状であることを特徴とする請求項6または7に記載の液晶表示装置。
- 前記導電ペーストが外側にはみ出すことを防止する前記ストッパーは前記対向基板の2箇所のコーナー部に設置されていることを特徴とする請求項6から8の何れかに記載の液晶表示装置。
- 前記額縁領域の幅は1.5mm以下であることを特徴とする請求項6から9の何れかに記載の液晶表示装置。
- コモン電圧を供給するコモン配線を有するTFT基板と、前記コモン電圧が供給される対向電極を有する対向基板と、前記TFT基板と前記対向基板とを貼り合わせるシール材と、前記TFT基板と前記対向基板と前記シール材との間に封止された液晶とを有する液晶表示装置であって、
前記対向基板は表示領域と額縁領域とを有し、前記額縁領域の幅は、前記表示領域の端部を決める辺から前記対向基板の端部までの距離で定義され、
前記表示領域内において、前記対向基板には、前記TFT基板と前記対向基板との間隔を規定するための柱状スペーサが形成され、
前記TFT基板の前記コモン配線と前記対向基板の前記対向電極は、導電ペーストによって導通し、前記導電ペーストは前記シール材の外側に形成され、前記導電ペーストの外側には、前記導電ペーストが外側にはみ出すことを防止するストッパーが前記対向基板に形成されており、
前記ストッパーは前記柱状スペーサと同じ材料で形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記ストッパーと前記柱状スペーサとは、同じプロセスで形成されていることを特徴とする請求項11に記載の液晶表示装置。
- 前記ストッパーと前記柱状スペーサとは、高さが同一であることを特徴とする請求項11または12に記載の液晶表示装置。
- 前記額縁領域の幅は1.5mm以下であることを特徴とする請求項11から13の何れかに記載の液晶表示装置。
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