JP5178327B2 - 液晶表示パネル、液晶表示パネルを備えた電子機器、及び液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents
液晶表示パネル、液晶表示パネルを備えた電子機器、及び液晶表示パネルの製造方法 Download PDFInfo
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Description
しかしながら、近年では、この金属材料に代えて樹脂材料からなる遮光層が登場してきている。この樹脂材料からなる遮光層は、金属材料に比して安価である。また、反射率が金属材料より低いため、高コントラスト化が達成し易い。また、環境への影響も少ない。このように、金属材料を使用する場合よりも有利な点を有している。
先ず、ガラス基板11上に所定厚のアルミニウム、モリブデン、クロム、チタンあるいはこれらの合金からなる導電物質を成膜する。なお、前述した材料以外の材料でも可能である。そして、周知のフォトリソグラフィー法を用いてパターニングする。この工程により、横方向に伸びる走査線51と、隣接する走査線51の間に位置する補助容量線53と、走査線51から延在するゲート電極Gと、補助容量線53の一部を拡幅して形成される補助容量電極53aと、ゲート引回し線GLと、コモン引回し線(図示省略)と、を形成する。
ただし、保護膜63をシール材30との接着部分にだけ設けた場合、表示領域DAにおいて、樹脂遮光層61は共通電極64に覆われるので液晶40と直接に接することはないが、額縁部分61aにおいて、シール材30が設けられている位置と表示領域DAとの間では樹脂遮光層61と液晶40とが直接に接してしまうことになる。この場合、樹脂遮光層61からイオン成分が溶け出し、液晶40に拡散し、表示ムラを生じさせる恐れがある。
従って、実施例において保護膜63は、額縁部分61a全体を覆うように設けられている。なお、額縁部分61aにおいても、樹脂遮光層61の表面を共通電極64で覆うことも考えられるが、共通電極64の材料となるITO等の透明導電材はシール材30との密着性が悪いことが知られている。従って、後述する延出部64a以外では、共通電極64とシール材30とは密着させない構造にしている。
アレイ基板10及びカラーフィルタ基板20は、互いの表面が対向するように配置された状態で、いずれか一方の基板(例えばカラーフィルタ基板20)の表示領域DA内に柱状スペーサ(図示省略)が配設される。またアレイ基板10又はカラーフィルタ基板20のいずれか一方に、表示領域DAの外周に亘ってシール材30を塗布する。そして、アレイ基板10とカラーフィルタ基板20とをこのシール材30により貼り合わせる。そして、液晶注入口31から液晶40を注入し、液晶注入口31を封止材(図示省略)により封止することで液晶表示パネル1が組み立てられる。
図7は実施例2に係る液晶表示パネルのアレイ基板表面の状態を示す概略平面図である。図8は1画素領域の配線構造を説明するため図7のVIII部分を拡大して示した拡大平面図である。図9は図8のIX−IX線で切断した要部断面図である。図10は実施例2に係る液晶表示パネルのカラーフィルタ基板を分解して示す概略平面図である。図11は図7のXI−XI線で切断した要部断面図である。
なお、本実施例2の液晶表示パネル2は、半透過型であること以外は上記実施例1の液晶表示パネル1と実質的に同一の構成を備えているので、以下には実施例1の液晶表示パネル1と異なる構成についてのみ詳述し、同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
Hb=1/2Ha ・・・・・・(式1)
Claims (7)
- 透明基板上の表示領域における画素領域毎に少なくとも画素電極及びスイッチング素子を有するアレイ基板と、前記画素電極に対向するようにカラーフィルタ層が形成されたカラーフィルタ基板と、前記表示領域の外側を囲むシール材により貼り合わされた前記アレイ基板と前記カラーフィルタ基板との間に封入された液晶と、を備える液晶表示パネルであって、
前記カラーフィルタ基板には、
樹脂材料からなり、前記シール材が形成される領域の内周より内側の領域を含む前記表示領域の外周を覆って形成される額縁部を有する樹脂遮光層と、
前記シール材との密着性が高い材料からなり、前記表示領域では開口部を有し、前記表示領域の外側では少なくとも、前記樹脂遮光層の前記額縁部が前記液晶側に露出される領域の内周に対応する位置から、前記シール材が形成される領域の外周に対応する位置まで、を含む額縁状に前記樹脂遮光層を覆って形成される保護膜と、
を有する、
液晶表示パネル。 - 前記保護膜は、前記開口部が、前記表示領域と略同一の形状を有する、
請求項1に記載の液晶表示パネル。 - 前記画素領域は透過部と反射部とを有し、
前記保護膜は、透明樹脂からなり、
前記反射部に対応する位置には前記保護膜が配設され、
前記透過部に対応する位置には前記開口部が形成されている、
請求項1に記載の液晶表示パネル。 - 前記保護膜は、隣接する前記透過部に跨って前記開口部が形成されている、
請求項3に記載の液晶表示パネル。 - 前記透過部における前記アレイ基板の表面と前記カラーフィルタ基板の表面との距離をHaとし、前記反射部における前記アレイ基板の表面と前記カラーフィルタ基板の表面との距離をHbとしたとき、
Hb=1/2Ha
という関係となるように前記保護膜の肉厚が設定されている、
請求項3又は請求項4に記載の液晶表示パネル。 - 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の液晶表示パネルを備えた、
電子機器。 - 透明基板上の表示領域における画素領域毎に画素電極及びスイッチング素子が形成されたアレイ基板と、前記画素電極に対向するようにカラーフィルタ層が形成されたカラーフィルタ基板と、を備え、前記アレイ基板及び前記カラーフィルタ基板が前記表示領域の外側を囲むシール材により貼り合わされ、前記アレイ基板と前記カラーフィルタ基板との間に液晶が封入されてなる液晶表示パネルの製造方法であって、
前記カラーフィルタ基板上に、樹脂材料からなり、前記画素領域を区画するように設けられる格子部と、前記シール材が形成される領域の内周より内側の領域を含む前記表示領域の外周を覆うように設けられる額縁部と、を有する樹脂遮光層を形成する工程と、
前記カラーフィルタ基板上の前記画素領域毎に前記カラーフィルタ層を形成する工程と、
前記樹脂遮光層及び前記カラーフィルタ層が形成された前記カラーフィルタ基板上の表面に、前記表示領域が開口し、前記表示領域の外側では少なくとも、前記樹脂遮光層の前記額縁部が前記液晶側に露出される領域の内周に対応する位置から、前記シール材が形成される領域の外周に対応する位置まで、を含む額縁状に前記樹脂遮光層を覆う保護膜を形成する工程と、
前記表示領域の外側に前記シール材を塗布し、前記アレイ基板と前記カラーフィルタ基板とを貼り合せる工程と、
を有する、液晶表示パネルの製造方法。
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