JP2010054980A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】窓部の形成に伴う不透過領域の大きさを縮小させることのできる表示装置を提供することである。
【解決手段】
複数本のドレイン線と、該ドレイン線と交差する複数本のゲート線と、ドレイン線とゲート線とに囲まれた領域を画素の領域とする第1基板と、該第1基板と対向配置される第2基板とを有する表示装置であって、画素の集合体である表示領域内の一部にドレイン線及びゲート線並びに画素が形成されない非表示領域と、該非表示領域内の一部に形成される開口部と、該開口部の周囲に沿い環状に形成され、第1基板と第2基板とを固定するシール材と、非表示領域で分断されたドレイン線及びゲート線をそれぞれ迂回して接続する迂回配線と、第1基板の液晶面側に形成され、少なくとも前記シール材の形成領域である第1の領域と、該第1の領域から開口部の周縁部までの領域である第2の領域とを被う有機絶縁膜とを備え、第2の領域に少なくとも1以上の迂回配線が配置され、かつ、有機絶縁膜に覆われている表示装置である。
【選択図】図1
【解決手段】
複数本のドレイン線と、該ドレイン線と交差する複数本のゲート線と、ドレイン線とゲート線とに囲まれた領域を画素の領域とする第1基板と、該第1基板と対向配置される第2基板とを有する表示装置であって、画素の集合体である表示領域内の一部にドレイン線及びゲート線並びに画素が形成されない非表示領域と、該非表示領域内の一部に形成される開口部と、該開口部の周囲に沿い環状に形成され、第1基板と第2基板とを固定するシール材と、非表示領域で分断されたドレイン線及びゲート線をそれぞれ迂回して接続する迂回配線と、第1基板の液晶面側に形成され、少なくとも前記シール材の形成領域である第1の領域と、該第1の領域から開口部の周縁部までの領域である第2の領域とを被う有機絶縁膜とを備え、第2の領域に少なくとも1以上の迂回配線が配置され、かつ、有機絶縁膜に覆われている表示装置である。
【選択図】図1
Description
本発明は表示装置に係わり、アクティブ・マトリックス型であって表示部に例えば窓部等の非表示領域を有する表示装置に関する。
アクティブ・マトリックス型の表示装置は、例えばx方向に延在しy方向に並設された複数のゲート線とy方向に延在しx方向に並設された複数のドレイン線とで囲まれた領域に、少なくとも、ゲート線からの走査信号によってオンされる薄膜トランジスタと、このオンされた薄膜トランジスタを介してドレイン線からの映像信号が供給される画素電極を備えて画素を構成している。これにより、各画素を独立に制御でき、これら画素によって画像を表示することができる。
このような構成からなる表示装置において、画素の集合からなる表示領域の一部に開口(貫通孔)からなる窓部を形成し、例えば、該表示装置の背面側を目視できるように構成したものが知られている。このような表示装置は、主としてパチンコあるいはスロットマシン等のアミューズメント機器に適用させて用いられ、該機器の興味を増加できるようになっている。このような表示装置としては、例えば特許文献1に開示がなされている。特許文献1には、前記窓部に相当する孔の周囲を迂回させ画素の領域(画素領域)にも及んで形成される迂回用の配線により、分断された各信号線の電気的な接続を図る技術が開示されている。
また、本願に関連する技術として、特許文献2には、配線重畳部分に寄生容量低減用の層間絶縁膜を新たに一層追加させる技術が開示されている。この特許文献2に記載の技術では、ガラス基板の液晶面側にゲート線、ゲート絶縁膜、TFTの表面保護膜、有機系の樹脂や有機溶媒に可溶な無機ポリマからなる塗布型絶縁膜、及び配向膜が順に積層されるTFT基板が開示されている。このTFT基板とCF基板とは液晶層を介して対向配置され、シール材により固定されると共に液晶が封止される構成となっている。このとき、TFT基板に形成されるゲート線がシール材を超えて液晶表示装置の外周部まで延在され、外周部でゲート線の上層にパッド電極が形成される構成となっている。
特開2005-46352号公報
特開2002-258321号公報
特許文献1の迂回用の配線を画素の領域に形成した構成では、画素の構成が迂回用の配線によって複雑化してしまう懸念や、迂回用の配線と各画素の電極との間の寄生容量等による表示品質の低下等が懸念される。
このため、窓部WDで分断された一方のドレイン線及びゲート線は、当該窓部WDの周囲に設けた迂回配線(ドレイン迂回配線及びゲート迂回配線)を介して、窓部WDの反対側のそれぞれ対応する他方のドレイン線及びゲート線に接続することが望ましい。そして、この迂回配線は、画素に重ならないように配置することが望ましい。
尚、表示パネルに開口部を形成する方法は、例えばウォータジェット、超音波、及び機械加工等の各種の方法があるが、いずれの方法を用いた場合であっても水を使用する必要がある。このため、迂回配線の腐食防止のために迂回配線の形成領域を開口部に形成されたシール材の形成位置までとする必要がある。
図4は液晶表示装置の比較例の概略構成を説明するための図であり、特に図4(a)は液晶表示装置の比較例のドレイン線DL、ゲート線GL、ドレイン迂回配線JDL、ゲート迂回配線JGLを取り出して描いた平面図であり、図4(b)は図4(a)におけるB−B線での断面図である。
図4(a)、(b)から明らかなように、比較例の液晶表示装置ではドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGLの形成領域は、窓部WDの周辺領域の内で第2シール材(シール材)SL2が形成される領域(第1の領域)とその外周領域となっている。また、ドレイン迂回配線JDLとゲート迂回配線JGLとが形成される領域を含めた領域(図中点線で示す領域)は、不透過領域NTAとしてブラックマトリクス(遮光膜)BMが形成される構成となっている。但し、窓部WDは開口部であるため、ここにはブラックマトリクスBMは形成されない。すなわち、この不透過領域NTAは表示に係わらない領域となるので、不透過領域NTAの縮小が切望される。
特に、開口部の面積が大きい場合や高精細な液晶パネルの場合には迂回用の配線数が多くなってしまい、画素が形成されず画像表示ができない不透過領域NTAが大きくなってしまうという問題があった。なお、図4において、SUB1は第1基板、SUB2は第2基板、ARは表示領域、LAは配線領域、PASiは保護絶縁膜、LCは液晶層、SL1は第1シール材である。
本発明の目的は、窓部の形成に伴う不透過領域の大きさを縮小させることのできる表示装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、表示領域を拡大させることのできる表示装置を提供することにある。
(1)前記課題を解決すべく、本発明の表示装置は、複数本のドレイン線と、前記ドレイン線と交差する複数本のゲート線と、前記ドレイン線と前記ゲート線とに囲まれた領域を画素の領域とする第1基板と、前記第1基板と対向配置される第2基板とを有する表示装置であって、前記画素の集合体である表示領域内の一部に前記ドレイン線及び前記ゲート線並びに前記画素が形成されない非表示領域と、前記非表示領域内の一部に形成される開口部と、前記開口部の周囲に沿い環状に形成され、前記第1基板と前記第2基板とを固定するシール材と、前記非表示領域で分断されたドレイン線及びゲート線をそれぞれ迂回して接続する迂回配線と、前記第1基板の液晶面側に形成され、少なくとも前記シール材の形成領域である第1の領域と、前記第1の領域から前記開口部の周縁部までの領域である第2の領域とを被う有機絶縁膜とを備え、前記第2の領域に少なくとも1以上の前記迂回配線が配置され、かつ、前記有機絶縁膜に覆われている表示装置である。
(2)前記課題を解決すべく、前述する(1)に記載の表示装置において、前記ドレイン線及び前記ゲート線並びに前記迂回配線は無機絶縁膜で被われ、前記無機絶縁膜の上層に前記有機絶縁膜が形成されている。
(3)前記課題を解決すべく、前述する(2)に記載の表示装置において、前記第2の領域に形成された前記無機絶縁膜の端部が前記有機絶縁膜で被われている。
(4)前記課題を解決すべく、前述する(1)乃至(3)の内のいずれかに記載の表示装置において、前記第2基板は前記開口部を除く前記非表示領域に遮光膜を備えるものである。
(5)前記課題を解決すべく、前述する(1)乃至(4)の内のいずれかに記載の表示装置において、前記第1基板と前記第2基板とは液晶を介して対向配置されている。
本発明の表示装置では、迂回配線を被う有機絶縁膜を備えるので、シール材と開口部の周縁部との間に迂回配線を配置した場合であっても、開口された窓部を形成する際に水を使用しても迂回配線を腐食から防止することができる。
従って、開口された窓部の形成に伴う不透過領域の大きさを縮小させることができる。
その結果、同じ画面サイズの表示装置であっても、より多くの情報を表示させることができる。
本発明のその他の効果については、明細書全体の記載から明らかにされる。
以下、本発明が適用された実施形態の例について、図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明は省略する。
〈全体の構成〉
図2は本発明を適用した表示装置として液晶表示装置の場合を一例として示すものであり、本発明の実施形態の液晶表示装置の概略構成を説明するための平面図である。
図2は本発明を適用した表示装置として液晶表示装置の場合を一例として示すものであり、本発明の実施形態の液晶表示装置の概略構成を説明するための平面図である。
図2から明らかなように、本実施形態の液晶表示装置は画素電極等が形成される第1基板SUB1と、図示しないカラーフィルタや図示しないブラックマトリクス(遮光膜)が形成され、第1基板SUB1に対向して配置される第2基板SUB2と、第1基板SUB1と第2基板SUB2とで挟持される図示しない液晶層とで構成される液晶パネルを有し、この液晶パネルと光源となる図示しないバックライトユニットとを組み合わせることにより、液晶表示装置ができる。第1基板SUB1と第2基板SUB2との固定及び2枚の基板SUB1、SUB2で挟持される液晶の封止は、第2基板SUB2の周辺部に環状に塗布された第1シール材SL1及び液晶表示装置の中央部に環状に塗布された第2シール材(シール材)SL2とで固定され、液晶も封止される構成となっている。
また、本実施形態の液晶表示装置では、液晶は第1シール材SL1と第2シール材SL2との間の領域に封入され、この液晶が封入された領域の内で画素の形成される領域が表示領域ARとなる。しかし、液晶が封入されている領域内であっても、画素が形成されておらず表示に係わらない領域(窓部WDの周囲に点線で示す不透過領域NTAの内、第2シール材SL2よりも外側の領域)は表示領域ARとはならない。また、表示領域AR以外の、液晶が封入されていない領域のうち、第2シール材SL2の形成領域(第1の領域)、および、第1の領域から窓部(開口部)WDの周縁部までの領域(第2の領域)についても、表示を行うことはできない。従って、本明細書中では、窓部WDの周縁部から当該窓部WDの周囲に点線で示す領域までを不透過領域NTAと記し、該不透過領域NTAと窓部WDとを合わせた領域を非表示領域と記す。
図2に示すように、不透過領域NTAでは、迂回配線であるドレイン迂回配線JDLとゲート迂回配線JGLとが前述した第2の領域に形成されている。特に、窓部WDの外周部の表示に寄与しない領域である不透過領域NTAを狭くしたいとの要望に基づき、配線幅の細い迂回配線(ドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGL)が密に形成されている。また、これら迂回配線が第2シール材SL2よりも窓部WDに近い内側の領域(第2の領域)に形成される。この構成により不透過領域NTAの縮小化を可能とする構成となっている。
一方、第2シール材SL2で囲まれた領域は液晶が封入されない領域となっており、特に本実施形態では第1基板SUB1及び第2基板SUB2の窓部WDに対応する位置は孔が形成され、開口された構成となっている。なお、開口された窓部WDの詳細については、後述する。
第1基板SUB1の液晶側の面であって表示領域AR内には、図中x方向に延在しy方向に並設されるゲート線GLが形成されている。また、図中y方向に延在しx方向に並設されるドレイン線GLが形成されている。
ドレイン線DLは窓部WDの箇所において形成されることはなく、窓部WDの図中上下において該窓部WDによって分断された一対のドレイン線を有することになる。これら分断された一対のドレイン線DLは、窓部WDの周囲すなわち不透過領域NTA内に形成されるドレイン迂回配線JDLによって電気的に接続されている。
同様に、ゲート線GLも窓部WDの箇所において形成されることはなく、窓部WDの図中左右において該窓部WDによって分断された一対のゲート線GLを有することになる。これら分断された一対のゲート線GLも窓部WDの周囲すなわち不透過領域NTA内に形成されるゲート迂回配線JGLにより互いに電気的に接続されている。
また、本実施形態では各ドレイン迂回配線JDLはドレイン線DLと同じ工程で形成されている。従って、ドレイン迂回配線JDLとドレイン線DLとは同層に形成されると共に同一材料で形成され、その膜厚も同じである。同様に、各ゲート迂回配線JGLもゲート線GLと同じ工程で形成され、その材料及び膜厚も同じであり同層に形成されている。
また、ドレイン線DLとゲート線GLとで囲まれる矩形状の領域は画素が形成される領域を構成し、これにより、各画素は表示領域AR内においてマトリックス状に配置されるようになる。各画素は、例えば図中丸印Aの部分において、その拡大図A’に示すように、ゲート線GLからの走査信号によってオンされる薄膜トランジスタTFTと、このオンされた薄膜トランジスタTFTを介してドレイン線DLからの映像信号が供給される画素電極PXと、コモン線CLに接続され映像信号の電位に対して基準となる電位を有する基準信号が供給される対向電極CTとを備えている。
また、各ゲート線GLは例えばその右端において、第1シール材SL1を越えて延在され、図示しない半導体装置(走査信号駆動回路)の一の出力端子に接続されている。さらには、各ドレイン線DLは、例えばその上端において、第1シール材SL1を越えて延在され、図示しない半導体装置(映像信号駆動回路)の一の出力端子に接続されている。
なお、走査信号駆動回路および映像信号駆動回路はそれぞれ半導体チップからなる半導体装置を第1基板SUB1面に搭載させて構成可能である。しかし、例えばテープキャリア方式やCOF(Chip On Film)方式で形成した半導体装置の一辺を第1基板SUB1に接続させるようにしてもよい。 また、第1基板SUB1上に回路を一体的に作り込んでもよい。
〈画素の構成〉
図3は本実施形態の液晶表示装置における画素の概略構成を説明するための図である。特に、図3(a)は液晶表示装置のマトリックス状に配置された各画素のうちの一つの画素の一実施例を示した平面図であり、図3(b)は図3(a)のb−b線における断面図を示しており、図3(c)は図3(a)のc−c線における断面図を示している。
図3は本実施形態の液晶表示装置における画素の概略構成を説明するための図である。特に、図3(a)は液晶表示装置のマトリックス状に配置された各画素のうちの一つの画素の一実施例を示した平面図であり、図3(b)は図3(a)のb−b線における断面図を示しており、図3(c)は図3(a)のc−c線における断面図を示している。
図3(a)に示すように第1基板SUB1の液晶側の面(表面)には、ゲート線GLおよびコモン線CLが比較的大きな距離を有して平行に形成されている。
ゲート線GLとコモン線CLの間の領域には、例えばITO(Indium-Tin-Oxide)の透明導電材料からなる対向電極CTが形成されている。対向電極CTは、そのコモン線CL側の辺部において該コモン線CLに重畳されて形成され、これにより、コモン線CLと電気的に接続されて形成されている。
そして、図3(b)に示すように、第1基板SUB1の表面には、ゲート線GL、コモン線CL、および対向電極CTをも被うようにして絶縁膜GIが形成されている。この絶縁膜GIは、後述の薄膜トランジスタTFTの形成領域において該薄膜トランジスタTFTのゲート絶縁膜として機能するもので、それに応じて膜厚等が設定されるようになっている。
絶縁膜GIの上面であって、ゲート線GLの一部と重畳する個所において、例えばアモルファスシリコンからなる非晶質の半導体層ASが形成されている。この半導体層ASは薄膜トランジスタTFTの半導体層となるものである。
なお、この半導体層ASは、例えば、薄膜トランジスタTFTの形成領域の他に、AS’(以下、アモルファスシリコン層と記す)で示すように、ドレイン線DLの下層、該ドレイン線DLと薄膜トランジスタTFTのドレイン電極DTとを電気的に接続する接続部JCの下層、および、薄膜トランジスタTFTのソース電極STの該薄膜トランジスタTFTの形成領域を超えて延在する部分(パッド部PDを含む)の下層にも形成され、例えばドレイン線DLにおいて段差を少なく構成できるようにしている。
そして、図中y方向に伸張してドレイン線DLが形成され、このドレイン線DLはその一部において薄膜トランジスタTFT側に延在する延在部を有し、この延在部(接続部JC)は半導体層AS上に形成された薄膜トランジスタTFTのドレイン電極DTに接続されている。また、図中y方向に伸張して形成されるドレイン線DLは薄膜トランジスタTFTの近傍の領域において、絶縁膜GI及びアモルファスシリコン層AS’を介してゲート線GLと交差する構成となっている。
また、ドレイン線DLおよびドレイン電極DTの形成の際に同時に形成されるソース電極STが、半導体層AS上にてドレイン電極DTと対向し、かつ、半導体層AS上から画素領域側に若干延在された延在部を有して形成されている。この延在部は後に説明する画素電極PXと接続されるパッド部PDに至るようにして構成されている。
ドレイン電極DTは、ソース電極STの先端部を囲むようにして形成された例えばU字状のパターンとして形成されている。これにより、薄膜トランジスタTFTのチャネル幅を大きく構成するようにできる。
また、本実施形態の薄膜トランジスタTFTは、ゲート線GLをゲート電極としたいわゆる逆スタガ構造のMIS(Metal Insulator Semiconductor)構造のトランジスタが構成されることになる。なお、MIS構造のトランジスタは、そのバイアスの印加によってドレイン電極DTとソース電極STが入れ替わるように駆動するが、この明細書の説明にあっては、便宜上、ドレイン線DLと接続される側をドレイン電極DT、画素電極PXと接続される側をソース電極STと称している。
また、第1基板SUB1の表面には、薄膜トランジスタTFTをも被って絶縁膜からなる保護絶縁膜PASiが形成されている。尚、保護絶縁膜PASiは無機絶縁膜である。さらには、保護絶縁膜PASiの上層に有機絶縁膜PASoが形成されている。保護絶縁膜PASiと有機絶縁膜PASoとは、対向電極CTと画素電極PXとの間にも介在しており、絶縁膜GIとともに、対向電極CTと画素電極PXの間に設けられた容量素子の誘電体膜としても機能するようになっている。
有機絶縁膜PASoの上面には、画素電極PXが形成されている。この画素電極PXは、例えばITO(Indium-Tin-Oxide)等の透明導電膜からなり、対向電極CTと広い面積にわたって重畳して形成されている。
そして、画素電極PXは、多数のスリットがスリットの長手方向と交叉する方向に並設されて形成され、これによって両端が互いに接続された多数の線状の電極からなる電極群を有するようにして形成されている。
画素電極PXの各電極は、図3(a)に示すように、画素の領域をたとえば図中上下に2分割させ、その一方の領域にはたとえばゲート線GLの走行方向に対して+45°方向に延在するように形成され、他方の領域には−45°方向に延在するようにして形成されている。いわゆるマルチドメイン方式を採用するもので、1画素内における画素電極PXに設けたスリットの方向(画素電極PXの電極群の方向)が単一である場合、観る方向により色つきが生じる不都合を解消した構成となっている。
このように形成された画素電極PXは、薄膜トランジスタTFT側の辺部において、保護絶縁膜PASi及び有機絶縁膜PASoに形成されたスルーホールTH1を通して薄膜トランジスタTFTのソース電極STのパッド部PDに電気的に接続されるようになっている。また、第1基板SUB1の表面には画素電極PXも被って配向膜ORI1が形成されている。
一方、図示しない第2基板の液晶側の面(表面)は、ブラックマトリクス(遮光膜)及びカラーフィルタ層、オーバーコート層、並びに配向膜が順に積層された構成になっている。
第2基板の表面には各画素に対応したブラックマトリクスと、不透過領域NTAに対応したブラックマトリクスとが形成されている(但し、窓部WDは開口なのでブラックマトリクスは形成されていない)。このブラックマトリクスの上層には、例えば赤(R)、緑(G)、青色(B)のストライプ状パターン配列の図示しないカラーフィルタ層が形成され、各ストライプがドレイン線DLと平行となるように形成されている。なお、不透過領域NTAに対応したブラックマトリクスの詳細は後述する。
カラーフィルタ層の上層にはオーバーコート層が形成されており、例えばアクリル樹脂を塗布してオーバーコート層を形成する。このオーバーコート層の上層に当該オーバーコート層を被覆するように、例えばポリイミド材料を主成分とする液晶用の配向膜が形成されている。この配向膜の形成は、例えば周知のフレキソ印刷やインクジェット塗布成膜方法を用いることができる。
液晶層を介して対向配置される第1基板SUB1と第2基板とで形成される液晶パネルの基板外側両面には、偏光板PL1が配置される構成となっている。尚、第2基板SUB2にも図示しない偏光板が配置されている。
〈窓部の詳細構成〉
図1は本発明の実施形態の表示装置である液晶表示装置の概略構成を説明するための図である。特に、図1(a)は本実施形態の液晶表示装置におけるドレイン線DL、ゲート線GL、ドレイン迂回配線JDL、ゲート迂回配線JGLを取り出して描いた平面図であり、図1(b)は図1(a)におけるB−B線での断面図である。ただし、図1(b)に示す断面図では、不透過領域NTA内のドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGL、並びにドレイン線DL及びゲート線GL等は配線領域LAで示す領域に形成される。尚、配線領域LAは厳密な配線パターンは省略して簡略化して描いている。また、図1(b)では、第2シール材SL2と配線領域LAとの位置関係、並びに有機絶縁膜PASoと形成領域LAとの位置関係を明確にするために、薄膜トランジスタTFTや画素を構成する電極及びそれに係わる各種絶縁膜や各画素に対応するブラックマトリクスBM等は図示省略するものである。さらには、配向膜や偏光板等も図示省略する。
図1は本発明の実施形態の表示装置である液晶表示装置の概略構成を説明するための図である。特に、図1(a)は本実施形態の液晶表示装置におけるドレイン線DL、ゲート線GL、ドレイン迂回配線JDL、ゲート迂回配線JGLを取り出して描いた平面図であり、図1(b)は図1(a)におけるB−B線での断面図である。ただし、図1(b)に示す断面図では、不透過領域NTA内のドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGL、並びにドレイン線DL及びゲート線GL等は配線領域LAで示す領域に形成される。尚、配線領域LAは厳密な配線パターンは省略して簡略化して描いている。また、図1(b)では、第2シール材SL2と配線領域LAとの位置関係、並びに有機絶縁膜PASoと形成領域LAとの位置関係を明確にするために、薄膜トランジスタTFTや画素を構成する電極及びそれに係わる各種絶縁膜や各画素に対応するブラックマトリクスBM等は図示省略するものである。さらには、配向膜や偏光板等も図示省略する。
図1(a)に示すように、本実施形態の液晶表示装置では、ドレイン線DLは第1シール材SL1内の領域において、図中y方向に延在しx方向に並設されて形成されているが、窓部WDにおいては形成されていない。このため、窓部WDの図中上下に位置づけられる一対のドレイン線DLは、窓部WDによって分断された形態をとっている。
そして、不透過領域NTAにおいて、この不透過領域NTAに対して図中上側のドレイン線DLと図中下側のドレイン線DLとの電気的接続を図るドレイン迂回配線JDLが形成されている。
ゲート線GLも同様に窓部WDによって分断されているので、ゲート迂回配線JGLによって電気的接続が図られている。
ただし、表示領域ARは、各画素がマトリックス状に配置された領域を示し、ドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGLは、画素が形成されていない領域である不透過領域NTAに形成されるようになっている。
さらには、本実施形態の液晶表示装置では、前述するようにドレイン迂回配線JDLやゲート迂回配線JGLを保護する保護絶縁膜PASiの上層に、有機絶縁膜PASoが形成される構成となっているので、第2シール材SL2の内側領域(前述した第2の領域)にもドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGLが形成され、有機絶縁膜PASoにて保護される構成となっている。
なお、本実施の形態では、これら各ドレイン迂回配線JDLは、前述するようにドレイン線DLと同じ工程で形成されるので、ドレイン迂回配線JDLとドレイン線DLは同層に形成されると共に、同一の材料で形成され、その膜厚も同じ構成である。しかしながら、ドレイン迂回配線JDLとドレイン線DLを別の層に形成し、コンタクトホールを介して、ドレイン線DLとドレイン迂回配線JDLとを接続する構成とした場合であっても、本願発明は適用可能である。このとき、後述するように、不透過領域NTAにはブラックマトリクスBMが形成される構成となっているので、ドレイン迂回配線JDLを金属材料で形成することも可能である。金属材料は透明電極材料のITOよりもシート抵抗が小さいので、ドレイン迂回配線JDLを金属材料で形成した場合、最小ルールを当該ドレイン迂回配線JDLに適用した場合であってもITOで形成したドレイン迂回配線JDLよりも配線抵抗を大幅に低減させることができる。同様に、ゲート迂回配線JGLもゲート線GLと別の層に形成してもよく、さらにはゲート迂回配線JGLも金属材料で形成することができ、これによりドレイン迂回配線JDLと同じ効果を得られる。
また、前述するように不透過領域NTAには画素が形成されていないので、図示しないバックライトからの照射光を制御することができない。従って、図1(b)に示すように、不透過領域NTAに対応するブラックマトリクスBMが第2基板SUB2に形成されている。尚、窓部WDにはブラックマトリクスBMは形成されていない。ここで、本実施形態の液晶表示装置では、第2シール材SL2の内側領域(前述した第2の領域)にもドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGLが形成される構成となっている。従って、第2シール材SL2の外側領域(前述した第1の領域よりも表示領域AR側の領域)に形成されるドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGLを大幅に減少させることができる。その結果、不透過領域NTAを小さくでき、該不透過領域NTAに対応した窓部WDのブラックマトリクスBMも大幅に縮小することができる。この点で、前述した第1の領域にドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGLを配置するが第2の領域には配置しない図4に示した比較例とは異なっている。
以下、図1(b)の断面図に基づいて、第2シール材SL2の内側領域に配置されるドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGLについて詳細に説明する。
図1(b)に示すように、本実施形態の液晶表示装置は、配線領域LAを被う保護絶縁膜(無機絶縁膜)PASiの上層に保護膜として作用する有機絶縁膜PASoが形成される構成となっている。
有機絶縁膜PASoは厚膜化が可能であり、信頼性が高く、耐高湿性が高く、耐高温性がある。有機絶縁膜PASoの形成は、たとえば、周知のスピンコート法等により、有機材料であるアクリル膜等からなる有機絶縁膜PASoをガラス基板SUB1の上面側に形成する。すなわち、不透過領域NTA内に形成されるドレイン迂回配線JDLとゲート迂回配線JGLとを保護絶縁膜PASi及び有機絶縁膜PASoの2層の絶縁膜(保護膜)で保護する構成とする。この構成により、第2基板SUB2及び窓部WDの周辺部に環状にそれぞれ塗布された第1シール材SL1と第2シール材SL2により、第1基板SUB1と第2基板SUB2との固定及び液晶の封止が完了した液晶パネルに対して、窓部WDを開口するためのウォータージェット、超音波、又は機械加工等での際に使用される水によるドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGLの腐食を防止できる。
従って、本実施形態の液晶表示装置では、図1(b)に示すように、配線領域LAが第2シール材SL2の形成領域(第1の領域)を超えて、当該第2シール材SL2の内側領域(第2の領域)に形成可能となる。すなわち、本実施形態の液晶表示装置では、図1(a)に示すように、ドレイン迂回配線JDL及びゲート迂回配線JGLが共に窓部WDの周縁部近傍まで形成されており、配線領域LAを形成するドレイン迂回配線JDLやゲート迂回配線JGLが窓部WD近傍で露出されないように保護絶縁膜PASiおよび有機絶縁膜PASoが配線領域LAを被う構成となっている。このように、本実施形態の液晶表示装置の第1基板SUB1では、保護絶縁膜PASiと有機絶縁膜PASoとの2層の絶縁膜が配線領域LAの保護膜すなわちドレイン迂回配線JDLとゲート迂回配線JGLとの保護膜を構成している。
この有機絶縁膜PASoは、前述するように、薄膜トランジスタをはじめとしたゲート線GL、ドレイン線DL、コモン線等の形成に伴う第1基板SUB1の上面の凹凸を平坦化する作用があり、平坦化膜として機能する。従って、有機絶縁膜PASoの上層部分に形成される図示しない画素電極の断線等の可能性、及び配向膜の平坦化が可能となるので、本実施形態の液晶表示装置の信頼性をさらに向上させることができる。また、第1基板SUB1の上面の段差もITO電極の膜圧程度に抑えることが可能となるので、配向膜のラビング不良を効果的に抑制できる。
このように、本実施形態の液晶表示装置では、これまで配線を形成することができなかった第2シール材SL2の内側の領域に前記迂回配線を形成することが可能となるので、第2シール材SL2の外側すなわち表示領域AR内に形成される迂回配線数を大幅に減少させることができる。その結果、表示領域AR内に形成される不透過領域NTAを小さくすることが可能となる。
なお、本実施形態の液晶表示装置では、窓部WDが形成される側では、保護絶縁膜PASiのみで配線領域(迂回配線)LAの端部(図中丸印Cで示す)を被う場合について説明したが、これに限定されることはなく、保護絶縁膜PASiで配線領域LAの端部を被った後に、有機絶縁膜PASoで保護絶縁膜PASiの端部を被う構成としてもよい。このような構成とすることによって、配線領域(迂回配線)LAの端部も保護絶縁膜PASiと有機絶縁膜PASoの2層の絶縁膜で保護することができるので、窓部WDを開口する際の断線及び腐食に対する信頼性をさらに向上させることができる。
さらには、本実施形態の液晶表示装置では、第1基板SUB1の全面に有機絶縁膜PASoを形成する構成としたが、これに限定されることはなく、例えば第2シール材SL2の形成領域(第1の領域)および、第1の領域よりも窓部WD側の領域(第2の領域)のみに有機絶縁膜PASoを形成する構成でもよい。
本実施形態の液晶表示装置において、第1基板SUB1はガラスに限らず、石英ガラスやプラスチックのような他の絶縁性基板であってもよい。たとえば、石英ガラスを用いれば、プロセス温度を高くできるため、ゲート絶縁膜を緻密化できTFTの信頼性が向上する。また、プラスチック基板を用いれば、軽量で、耐衝撃性に優れた画像表示装置を提供できる。
また、透明電極としてITO電極を用いた場合について説明したが、ITO電極に限定されることはなく公知のZnO系透明電極を用いてもよい。
さらには、本実施形態の液晶表示装置においては、図3(a)に示した面状に形成される電極を対向電極CTとし、櫛歯状に形成される電極を画素電極PXとしたが、これに限定されることはなく、面状に形成される電極に薄膜トランジスタTFTを接続して画素電極PXとし、櫛歯状に形成される電極にコモン線CLを接続して対向電極CTとしてもよい。
さらには、第1基板SUB1側に対向電極CTを形成するのではなく、第2基板SUBN2側に対向電極CTを形成した液晶表示装置であってもよい。
さらには、本願発明は有機ELを発光素子とする自発光型の表示装置などにも適用可能である。
GL・・・ゲート線、DL・・・ドレイン線、CL・・・コモン線、LC・・・液晶層
AR・・・液晶表示領域、PX・・・画素電極、CT・・・対向電極、WD・・・窓部
TFT・・・薄膜トランジスタ、AS・・・半導体層
SUB1,SUB2・・・第1基板、第2基板、GI・・・ゲート絶縁膜
ST・・・ソース電極、DT・・・ドレイン電極、TH1・・・スルーホール
BM・・・ブラックマトリクス、CF・・・カラーフィルタ、JC・・・接続部
ORI1・・・配向膜、PL1・・・偏光板、PD・・・パッド部
AP・・・開口部、JDL・・・ドレイン迂回配線、JGL・・・ゲート迂回配線
SL1・・・第1シール材、SL2・・・第2シール材
AS’・・・アモルファスシリコン、NTA・・・不透過領域、LA・・・配線領域
PASi・・・保護絶縁膜、PASo・・・有機絶縁膜
AR・・・液晶表示領域、PX・・・画素電極、CT・・・対向電極、WD・・・窓部
TFT・・・薄膜トランジスタ、AS・・・半導体層
SUB1,SUB2・・・第1基板、第2基板、GI・・・ゲート絶縁膜
ST・・・ソース電極、DT・・・ドレイン電極、TH1・・・スルーホール
BM・・・ブラックマトリクス、CF・・・カラーフィルタ、JC・・・接続部
ORI1・・・配向膜、PL1・・・偏光板、PD・・・パッド部
AP・・・開口部、JDL・・・ドレイン迂回配線、JGL・・・ゲート迂回配線
SL1・・・第1シール材、SL2・・・第2シール材
AS’・・・アモルファスシリコン、NTA・・・不透過領域、LA・・・配線領域
PASi・・・保護絶縁膜、PASo・・・有機絶縁膜
Claims (5)
- 複数本のドレイン線と、前記ドレイン線と交差する複数本のゲート線と、前記ドレイン線と前記ゲート線とに囲まれた領域を画素の領域とする第1基板と、前記第1基板と対向配置される第2基板とを有する表示装置であって、
前記画素の集合体である表示領域内の一部に前記ドレイン線及び前記ゲート線並びに前記画素が形成されない非表示領域と、
前記非表示領域内の一部に形成される開口部と、
前記開口部の周囲に沿い環状に形成され、前記第1基板と前記第2基板とを固定するシール材と、
前記非表示領域で分断されたドレイン線及びゲート線をそれぞれ迂回して接続する迂回配線と、
前記第1基板の液晶面側に形成され、少なくとも前記シール材の形成領域である第1の領域と、前記第1の領域から前記開口部の周縁部までの領域である第2の領域とを被う有機絶縁膜と
を備え、
前記第2の領域に少なくとも1以上の前記迂回配線が配置され、かつ、前記有機絶縁膜に覆われている
ことを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置において、
前記ドレイン線及び前記ゲート線並びに前記迂回配線は無機絶縁膜で被われ、
前記無機絶縁膜の上層に前記有機絶縁膜が形成されている
ことを特徴とする表示装置。 - 請求項2に記載の表示装置において、
前記第2の領域に形成された前記無機絶縁膜の端部が前記有機絶縁膜で被われていることを特徴とする表示装置。 - 請求項1乃至3の内のいずれかに記載の表示装置において、
前記第2基板は前記開口部を除く前記非表示領域に遮光膜を備えることを特徴とする表示装置。 - 請求項1乃至4の内のいずれかに記載の表示装置において、
前記第1基板と前記第2基板とは液晶を介して対向配置されていることを特徴とする表示装置。
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- 2008-08-29 JP JP2008221932A patent/JP2010054980A/ja active Pending
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