JP5141777B2 - 微粒子検知装置 - Google Patents

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Description

この発明は微粒子検知装置に関する。更に具体的には、内燃機関の排気経路中に設置され、排ガス中の微粒子を検知するのに好適な微粒子検知装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、内燃機関の排ガス中の微粒子量を検出するパーキュレートセンサが開示されている。このセンサは、互いに空間をあけて平行に配置された電極を備えている。センサは、電極の少なくとも一部が排ガス中に晒されるようにして排気経路に設置される。排気経路に排ガスが流通すると排ガス中の微粒子が電極に堆積する。その結果、電極間のインピーダンスが変化する。特許文献1のセンサは、このインピーダンスの変化を検出し、これに応じて電極間に堆積する微粒子量を検出する。
日本特表2006−515066号公報
特許文献1のような従来のセンサでは、インピーダンスの変化に応じて気体中の微粒子量を検出することができるものの、気体中の微粒子の粒子径や粒子数を推定することはできない。一方、気体中の微粒子数の計測装置としては、例えばレーザ光を用いた粒子数計などが知られているが、この装置は大型かつ高額なものであり、例えば車両に搭載するなどオンボード用としての利用が難しい。従って、気体中に含まれる微粒子の量だけでなく、その粒子数や粒子径を把握できる簡便な装置が望まれる。
また、特許文献1のような従来のセンサでは、センサ電極やリード線(以下「電極等」)を含む回路全体のインピーダンスに応じて微粒子量が測定される。従って、インピーダンスの変化量(初期値に対する差)には、微粒子の堆積に起因する変化量のほかに、電極等の劣化等に起因する変化量が含まれている。そして電極等の劣化が大きい場合、検出されたインピーダンスの変化量のうち、電極等の劣化に起因する変化の割合が大きくなる。この場合、インピーダンス変化量に応じて算出された微粒子量と、実際の微粒子量との間のずれが大きくなることが考えられる。
従って、この発明は上記課題を解決することを目的とし、電極の劣化等の劣化によるずれを小さく抑えつつ、排気中に存在する微粒子の粒子径、微粒子の量を検知することができるように改良された微粒子検知装置を提供するものである。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、気体中の微粒子を測定する微粒子検知装置であって、
離間して配置された一対の電極に印加される交流電圧の、周波数を制御する周波数制御手段と、
周波数の異なる交流電圧が印加された場合の、各周波数に対するインピーダンスを検出する交流インピーダンス検出手段と、
前記各周波数に対するインピーダンスの、抵抗成分及び/又は容量成分を算出する成分算出手段と、
前記抵抗成分及び/又は前記容量成分の変化に応じて、気体中の微粒子の平均径及び/又は微粒子の数を推定する微粒子径推定手段と、
を備える。
第2の発明は、第1の発明において、前記成分算出手段は、前記抵抗成分及び/又は前記容量成分のうち、
微粒子の内部特性に起因する粒子内成分と、
微粒間の界面特性に起因する粒界成分と、
を算出し、
前記微粒子径推定手段は、前記粒子内成分と前記粒界成分との比較結果に応じて、前記微粒子の平均径及び/又は微粒子の数を推定する。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記抵抗成分のうち、前記粒子内成分と前記粒界成分とに応じて、気体中の微粒子の量を推定する微粒子量推定手段を、更に備える。
第4の発明は、第1の発明において、
前記電極間の抵抗を検出する電極間抵抗検出手段と、
検出された電極間の抵抗に応じて、気体中の微粒子の量を推定する微粒子量推定手段と、
を、更に備える。
第5の発明は、第4の発明において、
推定された微粒子の量が、飽和状態を示す基準量に達しているか否かを判別する飽和状態判別手段を更に備え、
前記交流インピーダンス検出手段は、前記微粒子の量が前記基準量に達していると判別された場合に、インピーダンスの検出を実行する。
第6の発明は、気体中の微粒子を測定する微粒子検知装置であって、
離間して配置された一対の電極に印加される交流電圧の、周波数を制御する周波数制御手段と、
周波数の異なる交流電圧を印加して、各周波数に対するインピーダンスを検出する交流インピーダンス検出手段と、
前記各周波数に対するインピーダンスの抵抗成分を、微粒子の内部特性及び界面特性に起因する粒子抵抗成分と、それ以外に起因する成分とに分けて算出する粒子抵抗成分算出手段と、
前記抵抗成分のうち前記粒子抵抗成分に応じて、微粒子の量を推定する微粒子量推定手段と、
を、備える。
第1の発明によれば、一対の電極に周波数の異なる交流電圧が印加された場合に検出されるインピーダンスの抵抗成分及び/又は容量成分の変化を検出することで、微粒子の平均径又は数を推定することができる。従って、一対の電極を有する小型の装置で、簡単に微粒子の径又は数を検出することができる。
第2の発明によれば、抵抗成分及び/又は容量成分のうち、微粒子の内部特性に起因する粒子内成分と、微粒間の界面特性に起因する粒界成分とを分けて算出する。ここで、例えば粒子径が大きい場合ほど、粒子内成分の割合は大きくなり、一方、粒子径が小さい場合ほど、粒子間の接触界面が増加するため、粒界成分の割合が大きくなる。従って、第2の発明において粒子内成分と粒界成分とを比較することで、微粒子の平均径又は数をより確実に推定することができる。
また、抵抗成分のうち、粒子内成分と粒界成分とは、共に電極間の微粒子に起因するものであり、この装置の電極等による抵抗の変動を含まない成分である。従って、第3の発明によれは、粒子内成分と粒界成分とに応じて、微粒子の量を推定することで、電極等の劣化による抵抗の変化の影響を抑え、微粒子量をより正確に推定することができる。
第4の発明によれば、1の検知装置により、微粒子の量及びその平均径や粒子数を検出することができる。
第5の発明によれば、微粒子が飽和状態まで堆積したことが認められた場合に、交流インピーダンスの検出が実行される。従って、微粒子の堆積過程において生じるインピーダンスの変動の影響を抑えることができ、より安定した状態で正確に微粒子の平均径や数を推定することができる。
第6の発明によれば、変動する周波数に対するインピーダンスの抵抗成分を、微粒子の内部特性及び界面特性に起因する粒子抵抗成分と、それ以外に起因する成分とに分けて算出し、抵抗成分のうち粒子抵抗成分に応じて、微粒子の量を推定する。これにより、電極の劣化等によって生じる抵抗の変動の影響を除いて、より正確に微粒子量を検出することができる。
この発明の実施の形態1におけるシステムの全体構成について説明するための模式図である。 この発明の実施の形態1におけるPMセンサについて説明するための模式図である。 この発明の実施の形態1におけるPMセンサにPMが堆積した場合の等価回路図について説明するための模式図である。 この発明の実施の形態1におけるセンサの周波数変化に応じたインピーダンスの変化について説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるPMセンサの容量成分と抵抗成分の周波数変化に応じたインピーダンスの変化について説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるPMセンサの抵抗比と粒子径との関係を説明するための図である。 この発明の実施の形態1においてシステムが実行する制御のルーチンについて説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2における経過時間とPM堆積量について説明するための図である。 この発明の実施の形態2においてシステムが実行する制御のルーチンについて説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるPMセンサの設置状態について説明するための模式図である。図1に示すように、PMセンサ2は、例えば車両等に搭載される内燃機関4の排気経路6に設置されている。PMセンサ2(微粒子検知装置)には、交流及び直流電圧を印加するための交流電源8が接続されている。PMセンサ2は、離間して配置された一対の電極10を備えている。電極10の少なくとも一部は、排ガスに接することができる状態で排気経路6内に設置される。また図示を省略するが、PMセンサ2は、電極10間のインピーダンスを検出するインピーダンス検出器や、交流周波数を検出する周波数検出器等に接続されている。
このシステムは、制御装置12を備える。制御装置12はPMセンサ2の各種検出器等及び交流電源8に接続されている。制御装置12は、これら検出器の出力信号を受けて、PMセンサ2の交流インピーダンス等を検出すると共に、各種必要な演算等を行い、交流電源8に制御信号を発し、PMセンサ2に印加する電圧の周波数等を制御する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるPMセンサ2について説明するための模式図である。図2に示されるように、PMセンサ2の一対の電極10は互いに所定の空間を空けて平行に配置されている。PMセンサ2使用時は、この電極10の少なくとも一部が排ガスに接する状態で設置される。
内燃機関4の排ガス中にはPM(particulate matter;微粒子)が存在する。PMはPMセンサ2の電極10に堆積する。図2(a)は、PMセンサ2の電極10間に堆積したPMが比較的小さい場合、図2(b)は大きい場合の例を表している。なお、図2では、PMの粒子径がほぼ一定のものが電極10間に堆積しているように表しているが、実際には堆積したPMの粒子径は区々である。図2では、簡略のためその平均的な径が比較的小さい場合(図2(a))と比較的大きい場合(図2(b))とを模式的に表している。PMセンサ2は、図2のように電極10間に堆積したPMの量とPMの平均径又はPMの数を以下のように検知する。
PMセンサ2に交流電圧を印加した場合に生じる抵抗成分及び容量成分は、それぞれPMセンサ2内の3つの成分に分けて考えることができる。
(1)PM内部の特性に由来する成分(粒子内成分)
(2)PMとPMとの接触界面(粒界)の特性に由来する成分(粒界成分)
(3)電極10やPMセンサ2の電極やリード線等、PM以外の成分
なお、(3)の電極等の容量成分はここでは無視することができる範囲のものである。従って、PMセンサ2は、図3に示すような等価回路図を有することとなる。図3の等価回路図において、PM内部抵抗成分R1及びPM内部容量成分C1は上記(1)のPM内部の特性に由来する成分であり、PM粒界抵抗成分R2は及びPM粒界容量成分C2は上記(2)のPM粒界特性に由来する成分であり、電極抵抗成分Reは(3)の電極等、PM以外に由来する抵抗成分を示している。
ここで、PM内部抵抗成分R1、PM粒界抵抗成分R2及びPM内部容量成分C1、PM粒界容量成分C2は、その堆積するPMの量だけでなく、PMの径(大きさ)によって変化する。例えば、PMの粒子径が小さくなると(図2(a)のような場合)、PM粒界の面積が増加するため、PM粒界の特性が回路全体に及ぼす影響が大きくなる。従って、PM粒界成分とPM内部成分とを比較した場合に、PM粒界抵抗成分R2及びPM粒界容量成分C2の割合が大きくなり、PM内部抵抗成分R1及びPM内部容量成分C1の割合が小さくなる。
一方、PMの粒子径が大きい場合(図2(b)のような場合)、PM内部の電子伝導性の影響が大きくなる。従って、PM粒界成分とPM内部成分とを比較した場合に、PM内部抵抗成分R1及びPM内部容量成分C1の割合が大きくなり、PM粒界抵抗成分R2及びPM粒界容量成分C2の割合が小さくなると考えられる。
これを利用して、PM内部、PM粒界それぞれの成分による抵抗(又は容量)の大きさを検知し比較することにより、PM堆積量だけでなく、PMの平均的な粒子径を推定することができると考えられる。以上より、この実施の形態1では、(1)〜(3)に示す各成分の抵抗等を、下記のように検知する。
図4は、この発明の実施の形態1のPMセンサ2に、周波数を低周波から高周波まで一定の間隔で周波数を変化(スイープ)させて印加した場合のインピーダンスの変化を説明するための図である。図4において、横軸は周波数の対数(logf)を表し、縦軸は、インピーダンスの対数(log|z|=ΔV/ΔI)を表している。PMセンサ2に印加する交流電圧の周波数が高周波になるに連れて、インピーダンスは理想的には図4に示されるように段階的に変化する。
図5は、図4のようにPMセンサ2に、交流電圧の周波数を連続的に変化(スイープ)させて印加した場合に検出されるPMセンサ2のインピーダンスの変化を、複素インピーダンスプロットで表した図である。横軸はインピーダンスの実数成分(抵抗成分)、縦軸は虚数成分(容量成分)を表している。
この複素インピーダンスを表す曲線とx軸との交点から、各抵抗Ra、Rc、Rdが算出される。低周波数の印加で検出され抵抗Ra(図4の領域Aの抵抗値)は、全抵抗成分を加算した抵抗であり、Ra=Re+R1+R2となる。抵抗値Rcは、Rc=Re+R1であり、抵抗値Reは、電極抵抗成分Reである。従って、Ra、Rc、Rdの値から、それぞれR1、R2、Reが算出される。
また、抵抗の平均値Rb=Re+R1+R2/2となるときの周波数fbを近似線や補間等に算出する。この算出値から、PM粒界容量成分C2が、R2C2=1/(2πfb)により算出される。また、抵抗の平均値Rd=Re+2/R1となるときの周波数fdを、近似線や補間等により算出する。この算出値から、PM粒界容量成分C2は、式R2C2=1/(2πfd)により算出される。
ここで、図5における破線(a)に示されるように、粒子径が小さい場合には、PM粒界による影響が大きくなり、PM内部抵抗成分R1及びPM内部内容量成分C1が小さくなり、PM粒界抵抗成分R2及びPM粒界容量成分C2が大きくなっている。一方、図5の実線(b)に示されるように、粒子径が大きくなると、PM内部特性の影響が大きくなるため、PM内部抵抗成分R1及びPM内部容量成分C1が大きくなり、PM粒界抵抗成分R2及びPM粒界容量成分C2が小さくなっている。
図6は、PM内部抵抗成分R1のPM粒界抵抗成分R2に対する割合と、PMの平均径との関係を表す図であり、横軸は、抵抗比R1/R2を表し、縦軸はPM平均径を表している。図6に示されるように、PM平均径は、抵抗比R1/R2に相関を有し、抵抗比R1/R2が大きくなるにつれて、即ち、PM内部抵抗成分R1の割合が大きくなるにつれて、PM平均径が大きくなる。
実施の形態1では、抵抗比R1/R2と、PM平均径との関係を予め実験等によって求め、マップとして制御装置12に記憶しておく。内燃機関4の運転中、周波数を連続的に変化させて印加して、低周波から高周波までに渡るインピーインピーダンス値を計測し、図5に示されるようなインピーダンス特性を予測し、抵抗成分R1、R2を算出する。その後、抵抗比R1/R2を算出することで、PM粒子径を算出する。
またPMセンサ2の抵抗は、電極10間に堆積したPM量に応じて変化する。但し、上記のようにPMセンサ2の抵抗の変化にはPM以外の成分である電極抵抗成分Reの変動が含まれている。従って、この実施の形態1においては、電極10に堆積したPMが飽和状態となったときに燃焼処理し、この燃焼処理を行なう度に、燃焼処理直後の初期抵抗Riを検出しておく。PM燃焼処理により電極10にPMが堆積していない状態となることから、この抵抗は電極抵抗成分Reに相当するものと考えられる。
粒子量の検出では、PMセンサ2に直流電圧を印加し(実抵抗)Rmを検出した上で、実抵抗Rmから初期抵抗Riを除いた抵抗Rm−Riに基づいて粒子量を検出する。これにより電極抵抗成分Re分に相当する抵抗を除くことができるため、電極等の劣化による影響を抑えて、PM堆積量を正しく推定することができる。なお、抵抗Rm−Riと、PM堆積量との関係は、予め実験等により求め、制御装置12にマップとして記憶しておく。実際のPM堆積量の検出においては、検出された抵抗Rm−Riに応じて、マップに従ってPM量が算出される。また、この実施の形態1では、PMの平均径とPM量とが同時に求められるため、PM粒子数をも算出することができる。
図7はこの発明の実施の形態1において制御装置が実行する制御のルーチンである。図7のルーチンは内燃機関4の運転中、一定期間ごとに繰り返し実行されるルーチンである。図7のルーチンでは、まず、内燃機関4が始動しているかどうかが検出される(S12)。内燃機関4が停止中であればPMの検知が不要であるため、今回のルーチンは終了する。
一方、内燃機関4が始動していることが認められると、次に、PMセンサ2が正常な状態にあるかどうかが判別される(S14)。ここでは、例えば、PMセンサ2がまだ活性温度にまで暖機されていないような場合には、正常状態が認められない。このようにPMセンサ2が正常であることが認められない場合、今回のルーチンが終了する。
一方、ステップS14において、PMセンサ2が正常であることが認められると、次に、初期抵抗Riが読み出される。初期抵抗Riは、新品の段階では、PMセンサ2に直流電圧を印加した場合の抵抗に設定されており、その後、このルーチンが実行されると、後述の処理において検出され更新される値である。
次に、電極10間に直流電圧を印加した場合の実抵抗Rmが検出される(S18)。次に、PM堆積量が算出される(S20)。PM堆積量は、実抵抗Rmから初期抵抗Riを減算した抵抗Rm−Riに基づき算出される。初期抵抗Riは、電極10にPMが堆積していない状態で検出されるインピーダンスである。従って、抵抗Rm−Riに応じて、堆積PM量を求めることで、正確にPM量が算出される。具体的には、制御装置12は、予め記憶されている抵抗とPM量との相関を示すマップに従って、抵抗Rm−Riに応じた堆積PM量を算出する。
次に、インピーダンスの計測が実行される(S22)。ここでは、周波数を連続的に変化させながら交流電圧を印加して、インピーダンスを検出する。これにより、抵抗成分R1、R2が検出される。
次に、PMの平均径が演算される(S24)。PM平均径は、抵抗成分R1、R2の比に応じて、予め制御装置12に記憶されたマップに従って算出される。次に、PMの粒子数が算出される(S26)。粒子数は、PM堆積量を、平均径から求められる体積で除算することにより求められる。
次に、PM堆積が飽和していないか否かが判別される(S28)。具体的には、ステップS18で求められた実抵抗Rmが第1基準抵抗ref1より小さくなっているか否かが判別される。第1基準抵抗ref1は、予め制御装置12に記憶された値であり、PMセンサ2のPM堆積量が飽和した場合に示す抵抗のうち最大値付近の値に設定されている。ステップS28において、実抵抗Rm<第1基準抵抗ref1の成立が認められない場合、このまま今回の処理が終了する。
一方、ステップS28において、実抵抗Rm<第1基準抵抗ref1の成立が認められた場合、次に、電極に堆積したPMの燃焼処理が実行される(S30)。次に、実抵抗Rmが検出される(S32)。
次に、検出された実抵抗Rmが、第2基準抵抗ref2より大きいか否かが判別される(S34)。ここで第2基準抵抗ref2は、予め制御装置12に記憶された値であり、PMセンサ2にPMが堆積していない状態の時に、PMセンサ2が示す抵抗の最小値付近の値に設定されている。
ステップS34において、実抵抗Rm>第2基準抵抗ref2の成立が認められない場合、まだPMの燃焼処理が十分でないと推測されるため、再び、ステップS30に戻り、一定時間PMの燃焼処理(S30)が行なわれ、実抵抗Rmの検出(S32)、ステップS34の判別が実行される。このPM燃焼処理(S30)、実抵抗Rmの検出(S32)と、PMが燃焼されたか否かの判別(S34)は、実抵抗Rm>第2基準抵抗ref2の成立が認められるまでの間、繰り返し実行される。
一方、ステップS34において実抵抗Rm>第2基準抵抗ref2の成立が認められると、PMの燃焼が完了したと判断できるため、次に、現在の実抵抗Rmの値が、初期抵抗Riとして記憶される(S36)。その後、今回の処理が終了する。
以上説明したように、この実施の形態1によれば、周波数を連続的に変化させ、それに応じたインピーダンスの変化を検出することで、PM内部及び粒界に起因する抵抗をそれぞれ分けて検出することができる。従って、PM堆積量のみならず、PMの平均径、PM粒子数を検知することができる。
また、この実施の形態1では、周波数を連続的に変化させて交流電圧を印加してインピーダンスを計測し、電極10等に起因する抵抗と、PM(内部及び粒界)に起因する抵抗とを分けて検出することができる。従って、検知された抵抗や容量から、電極10等に起因する抵抗成分を除去することができる。これにより、電極の劣化等によって生じるPMセンサ2の誤差の影響を除くことができPM平均径、PM粒子数を、より正確に推定することができる。
しかし、この発明はこのように電極10等の劣化の影響を除去できるものに限るものではなく、例えば、電極10等の劣化を考慮せずに、PM平均径やPM粒子数の推定をするセンサをも含む。
また、この実施の形態1では、測定時のインピーダンスである実抵抗Rmから、PM燃焼直後のインピーダンスとして記憶されている初期抵抗Riを減算し、抵抗Rm−Riに基づいてPM堆積量を算出する。これによって、PM堆積量についても、電極等の劣化によって生じるPMセンサ2の誤差の影響を除くことができ、正確な推定を行なうことができる。
なお、この実施の形態1では、PM堆積量については、PM平均径の算出のためのインピーダンス計測とは別に、予め直流電圧を印加した場合の抵抗(実抵抗Rm及び初期抵抗Ri)を検出して求める場合について説明した。しかし、例えば、所定の周波数の交流電圧を印加した場合のインピーダンスから抵抗成分を検出し、これに応じてPM堆積量を検出するものであってもよい。
また、PM平均径算出のためのインピーダンス計測において求められるPM内部抵抗成分R1及びPM粒界抵抗成分R2(粒子抵抗成分)に応じて、PM堆積量を推定することもできる。このようにしても、電極抵抗成分Reを除いてPM量を算出することができるため、電極等の劣化の影響を除去して、PM堆積量を推定することができる。
また、この発明は、PM平均径やPM粒子数を推定するセンサを含まず、PM堆積量のみを検出するセンサとして利用することもできる。このようにしても、実抵抗Rmから初期抵抗Riを減算した抵抗を用いるか、あるいはPM粒子に起因する抵抗成分R1及びR2のみを用いることにより、電極10等の劣化等による影響を抑えることができ、正確にPM堆積量の検出をすることができる。
但し、この発明はこれらのように電極10等の劣化の影響を除去できるものに限るものではなく、例えば、電極10等の劣化を考慮せずに、PM堆積量の推定をするセンサをも含む。
また、この実施の形態1においては、PM内部抵抗成分R1とPM粒界抵抗成分R2との比に応じて、PM平均径を推定する場合について説明した。しかし、図5に示されるように、容量成分についても、PMが大きい場合には、PM内部容量成分C1が大きくなり、PMが小さい場合にはPM粒界容量成分C2が大きくなる。従って、容量成分C1、C2を比較することで、PM平均径を算出することもできる。なお、容量成分C1、C2は、上記したように、抵抗Rb、Rdとそのときの周波数fb、fdを算出することにより、それぞれ算出することができる。
また、この実施の形態1においては、周波数を連続的に変化させて、低周波数から高周波数に渡る交流電圧に対するインピーダンス値を検出することで、おおよそのインピーダンス特性を予測して、各抵抗成分R1、R2、容量成分C1、C2を分離して検出する場合について説明した。しかし、この発明は、これに限るものではなく、例えば、各抵抗成分R1、R2、Re及び容量成分C1、C2を推定できる周波数を予め複数特定し、設定された周波数の交流電圧のみを印加することとしてもよい。この周波数は、例えば2点〜3点のみの周波数であってもよい。より具体的に例えば、図4における抵抗値Ra、Rc、Reに対応する周波数fa、fc、feの取る範囲は、ある程度予測可能である。従って、この予測される範囲内の周波数を定めておいて、定められた周波数の交流電圧を印加することで、抵抗成分R1、R2、Re等を推測することもできる。
なお、ステップS18の処理が実行されることで、この発明の「電極間抵抗検出手段」が実現し、ステップS20の処理が実行されることで「微粒子量推定手段」が実現し、ステップS22の処理が実行されることで「交流インピーダンス検出手段」が実現し、ステップS24又はS26が実行されることで「微粒子径推定手段」が実現する。
実施の形態2.
実施の形態2のシステムは、PM粒子数算出のタイミングを特定する点を除いて、実施の形態1のシステムと同様のものである。図8は、PMセンサ2のPM堆積量と経時変化を説明するための図である。図8において横軸は時間を表し、縦軸はPM堆積量を表している。
図8に示されるように、PMセンサ2へのPM堆積量は、時間と共に増加するが、飽和状態になるとそれ以上増加せず、一定となる。また、PMセンサ2の抵抗は、PM堆積量に応じて変化するため、飽和状態となってPM堆積量が一定になると、抵抗も変化せず一定となる。
この実施の形態2では、PMセンサ2の実抵抗Rmが飽和状態を示す抵抗となったときに、周波数を連続的に変化させた交流電圧を印加してインピーダンスの計測を実行する。これにより、各インピーダンスを安定して計測することができ、より正確にPM平均径、PM粒子数を推定することができる。
図9は、この発明の実施の形態2においてシステムが実行する制御のルーチンである。図9のルーチンは、ステップS28の処理が、ステップS20の直後に実行される点を除いて、図7のルーチンと同じものである。
具体的に、ステップS20において実施の形態1と同様にPM堆積量が算出された後、次に、ステップS40において、現在のPM堆積量が飽和状態であるか否か、即ち、実抵抗Rm−初期抵抗Ri<第1基準抵抗ref1の成立が認められるか否かが判別される(S40)。ここで、抵抗Ra−初期抵抗Ri<第1基準抵抗ref1の成立が認められない場合、現在、PM堆積が飽和状態となっていないと判断されるため、インピーダンスの計測等が実行されることなく、今回の処理がこのまま終了する。
一方、実抵抗Rm−初期抵抗Ri<第1基準抵抗ref1の成立が認められると、次に、実施の形態1と同様に、インピーダンスの計測(S22)、PM平均径、PM粒子数の演算(S24、S26)が実行される。その後、続けて、PM燃焼処理等、ステップS30〜S36の処理が実施の形態1と同様に実行される。
以上説明したように、この実施の形態2のシステムによれば、PM堆積量が飽和状態となった時に、PM平均径、粒子数の検知が行なわれる。これにより、検出されるインピーダンスの値が安定するため、より正確にPM平均径及び粒子数を推定することができる。
なお、ステップS40において、実抵抗Rm−初期抵抗Ri<第1基準抵抗ref1の成立が認められるか否かに基づく判断を行なう場合について説明した。しかし、ここでは、電極10のPM堆積が飽和状態となっているか否かが判別できればよいため、このように抵抗値に基づく判断をするものに限るものではない。
例えば、ステップS20において算出されたPM堆積量が、飽和状態を示す基準堆積量より大きいか否かで判別することもできる。また、ステップS18で実抵抗Rmを一定時間ごとに数回検出した場合に、その実抵抗Rmの変化量が所定の基準より小さな極小さな量になった場合に、飽和状態を判断することもできる。また、例えば、前回PM燃焼処理をしてからのセンサの稼動時間が、飽和状態を予想する基準経過時間以上となったか否かで判別するようにするなど、ある程度、飽和状態であることが推定される判別を行なうものであればよい。
なお、この実施の形態2において、ステップS40の処理が実行されることにより、この発明の「飽和状態判別手段」が実現する。
2 PMセンサ
8 交流電源
10 電極
12 制御装置
C1 PM内部容量成分
C2 PM粒界容量成分
R1 PM内部抵抗成分
R2 PM粒界抵抗成分
Re 電極抵抗成分
ref1 第1基準抵抗
ref2 第2基準抵抗
Ri 初期抵抗
Rm 実抵抗

Claims (6)

  1. 気体中の微粒子を測定する微粒子検知装置であって、
    離間して配置された一対の電極に印加される交流電圧の、周波数を制御する周波数制御手段と、
    周波数の異なる交流電圧が印加された場合の、各周波数に対するインピーダンスを検出する交流インピーダンス検出手段と、
    前記各周波数に対するインピーダンスの、抵抗成分及び/又は容量成分を算出する成分算出手段と、
    前記抵抗成分及び/又は前記容量成分の変化に応じて、気体中の微粒子の平均径及び/又は微粒子の数を推定する微粒子径推定手段と、
    を備えることを特徴とする微粒子検知装置。
  2. 前記成分算出手段は、前記抵抗成分及び/又は前記容量成分のうち、
    微粒子の内部特性に起因する粒子内成分と、
    微粒間の界面特性に起因する粒界成分と、
    を算出し、
    前記微粒子径推定手段は、前記粒子内成分と前記粒界成分との比較結果に応じて、前記微粒子の平均径及び/又は微粒子の数を推定することを特徴とする請求項1に記載の微粒子検知装置。
  3. 前記抵抗成分のうち、前記粒子内成分と前記粒界成分とに応じて、気体中の微粒子の量を推定する微粒子量推定手段を、更に備えることを特徴とする請求項2に記載の微粒子検知装置。
  4. 前記電極間の抵抗を検出する電極間抵抗検出手段と、
    検出された電極間の抵抗に応じて、気体中の微粒子の量を推定する微粒子量推定手段と、
    を、更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の微粒子検知装置。
  5. 推定された微粒子の量が、飽和状態を示す基準量に達しているか否かを判別する飽和状態判別手段を更に備え、
    前記交流インピーダンス検出手段は、前記微粒子の量が前記基準量に達していると判別された場合に、インピーダンスの検出を実行することを特徴とする請求項4に記載の微粒子検知装置。
  6. 気体中の微粒子を測定する微粒子検知装置であって、
    離間して配置された一対の電極に印加される交流電圧の、周波数を制御する周波数制御手段と、
    周波数の異なる交流電圧を印加して、各周波数に対するインピーダンスを検出する交流インピーダンス検出手段と、
    前記各周波数に対するインピーダンスの抵抗成分を、微粒子の内部特性及び界面特性に起因する粒子抵抗成分と、それ以外に起因する成分とに分けて算出する粒子抵抗成分算出手段と、
    前記抵抗成分のうち前記粒子抵抗成分に応じて、微粒子の量を推定する微粒子量推定手段と、
    を、備えることを特徴とする微粒子検知装置。
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