JP5140716B2 - メディアコンテンツをストリーミングする方法および復号化方法並びに符号化装置および復号化装置並びにストリーミングシステム - Google Patents

メディアコンテンツをストリーミングする方法および復号化方法並びに符号化装置および復号化装置並びにストリーミングシステム Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載されたメディアコンテンツをストリーミングする方法および請求項14に記載された復号化方法に関する。さらに本発明は、請求項15に記載された符号化装置および請求項16に記載された復号化装置並びに請求項17に記載されたストリーミングシステムに関する。
ここ数年間で、インターネットベースのアプリケーションがますますポピュラーになってきている。アプリケーションの1つの分類はストリーミングアプリケーションである。このアプリケーションでユーザはストリーミングプロトコルを用いて、マルチメディアコンテンツにオンラインでアクセスすることができる。マルチメディアコンテンツとは例えばテキスト、グラフィック、音楽、ビデオまたはこれらの混成であると理解されたい。音楽を伴うビデオクリップは、マルチメディアコンテンツの一例である。この関連ではオンラインとは、最初のデータパケットがユーザに受信された後に、もうこれがスピーカー等で再生されることを意味する。例えばビデオクリップを完全にダウンロードする必要はない。コンテンツサーバがマルチメディアコンテンツを取り出し準備状態にする他に、マルチメディアコンテンツがリアルタイムで記録、処理され、緩衝記憶なしに、いわゆるコンテンツサーバ上で直接的にユーザにストリーミングアプリケーションを介して転送されることも可能である。このようにリアルタイムで記録され、伝送されるマルチメデイアコンテンツは例えばラジオ番組(ウェブラジオ)である。この場合には、例えばコンテンツサーバ上にマルチメディアコンテンツを記憶する必要はない。
さらに、ダウンロードアプリケーションが(例えばMPS音楽作品またはMPEGー2映画をダウンロードするために)非常に好まれている。この場合にはマルチメディアコンテンツは、例えばMP3またはMPEGー2ビデオに従った標準圧縮方法によって符号化され、いわゆるコンテンツサーバに、ダウンロードのために提供される。はじめに、ユーザは完全なマルチメディアコンテンツを自身の機器、例えば自身のコンピュータまたは自身の携帯電話にダウンロードし、ダウンロード過程が終了した後に、このメディアコンテンツを、例えばディスプレイ上に再生することができる。
さらに、ストリーミングとダウンロードアプリケーションを混合した形態も話題になっている。例えば、音楽配信サービスでは、ユーザは、自身の機器、例えば自身の携帯電話によって音楽作品を選択し、購入価格を支払うことでこれを自身の機器にダウンロードすることができる。この場合にはユーザはダウンロード過程中に音楽作品を聞くことができ、完全な音楽作品が自身の機器にダウンロードされた後に好きなだけ再生することができる。ユーザはこれによって、音楽作品がストリーミングされた印象を受ける。しかしこの場合にはストリーミング過程終了後に、完全な音楽作品を自身の機器上に取得するのである。このような混合形態のケースでは、今日は、ユーザの機器とコンテンツサーバの間にポイントツーポイント接続が形成される。
ストリーミングとダウンロードアプリケーションのこのような混合形態の他に、ポイントツーマルチポイント接続も可能である。ポイントツーマルチポイント接続は、「ブロードキャスト」または「マルチキャスト」の名でも知られている。以下ではこのような混合形態をブロードキャストアプリケーションと称す。このようなアプリケーションでは、複数のユーザが同時に同じマルチメディアコンテンツを使用することができる。ここで例として、生放送でユーザに放送され、録画される音楽ビデオを挙げる。
このようなブロードキャストアプリケーションのユーザは、優れた画質および音質の他にも、マルチメディアコンテンツ内で伝送エラーが生じないことも望んでいる。移動無線チャネルを介したデータパケットの伝送時には、コストのかかるエラー防御方法にもかかわらず、物理層およびラジオリンク層内で残余エラーが生じてしまう。残余エラーの典型的な値は約1%である。ポイントツーポイント接続の場合には、エラー伝送されたデータパケットは、ARQ方法(ARQ−Automatic Repeat Request) によって繰り返されるが、ブロードキャストおよびマルチキャストアプリケーションの場合には一般的にこれは経済的に実行可能でない。従って、データパケットはエラー受信される。従ってこのようなブロードキャストアプリケーションの場合には、マルチメディアコンテンツは一方向性伝送チャネルを用いて伝送され、逆方向チャネルは使用されない。この種のブロードキャストアプリケーションは例えば、UKWラジオ技術から公知である。IPプロトコル(IP−Internet Protokoll)の使用時には、エラーを有するデータパケットは完全なデータパケットの損失を招く。これによって、マルチメディアコンテンツは正しく再生されなくなってしまう。
移動無線チャネルを介したエラーデータ伝送の他に、無線セルが変わることによってもデータパケットは損失してしまう。詳細には、無線セルが変わるときには、約10秒間にわたってデータ伝送が中断され得る。純粋なブロードキャストダウンロードアプリケーションでは、データパケットは適切な措置(例えば割込)自体によって、中断が長い場合に再構築されるが、このような方法はストリーミングアプリケーションの場合には、時間的な遅延が生じるために使用されない。エラーを有するデータパケットまたは喪失したデータパケットを再構築するために、例えば非特許文献5に記載されているように多くの方法が知られている。
J. Rosenberg, H. Schulzrinne著 "An RTP Payload Format for Generic Forward Error Correction", IETF RFC 2733, 1999年12月, http:///www.ietf.org 3GPP Doc. GP-031391: "Channel Coding Schemes with Incremental Redundancy for MBMS", 3GPP TSG-GERAN Meeting #15, Fort Lauderdale, Florida, 2003年6月 A. Shokrollahi, "LDPC Codes; An Introduction", 2003年4月, http: //www.ipm.ac.ir/IPM/homepage/Amin2 .pdf 3GPP Doc. S4-040230, "Raptor Code Specification for MBMS file download", 3GPP TSG-SA4 Meeting #31, Montreal, Canada, 2004年5月, http://www.3gpp.org M. Bossert著, "Kanalcodierung", B.G. Teubner, 1992年
本発明の課題は、一方向性伝送チャネルのみによる共通のストリーミングおよびダウンロード機能を伴うアプリケーションに対する効果的なエラー防御を容易かつ効果的に提供する、ストリーミング方法および復号化方法ならびに符号化装置および復号化装置並びにストリーミングシステムを開示することである。
上述の課題は、少なくとも1つの単方向性伝送経路(UW1、UW2)を介して伝送される一連のデータパケット(D1・・・DN)の形状のメディアコンテンツをストリーミングする方法であって、a)第1のエラー防御方法(FS1)によって、順次連続するデータパケット(D1・・・DN)の部分ブロック(T1・・・TM)を符号化し、当該データパケットを前記メディアコンテンツのストリーミングの間に生じる伝送エラーから保護し;b)第2のエラー防御方法(FS2)によって、全てのデータパケット(D1・・・DN)を符号化し、当該データパケットを、前記メディアコンテンツのストリーミングの間に生じる伝送エラーから保護し;c)前記第1のエラー防御方法に対応する第1の復号化方法を、受信された部分ブロックに施行し、当該部分ブロックがエラーを含んでいない場合には、当該部分ブロックは、当該部分ブロックによって表されるコンテンツの再生のために提供されて、部分ブロック伝送される間に再生が行われ;d)前記第1の復号化方法を施行することによって前記部分ブロックのデータパケットの再構築が、エラーの無い再構築されたデータパケットを提供することが出来ない場合には、前記部分ブロックによって表されるコンテンツを再生する代わりに、当該データパケットを記憶し;e)前記第2のエラー防御方法に対応する第2の復号化方法を行い、エラーを修正し、以前にダウンロードされたメディアコンテンツを含んでいるデータパケットがあらゆるパケットエラーなく記憶される、ことを特徴とする、メディアコンテンツをストリーミングする方法によって解決され、請求項14の上位概念に記載された復号化方法から出発して、請求項14の特徴部分に記載された構成によって解決される。さらに、上述の課題は請求項15の上位概念に記載された符号化装置から出発して、請求項15の特徴部分に記載された構成によって解決され、請求項16の上位概念に記載された復号化装置から出発して、請求項16の特徴部分に記載された構成によって解決され、少なくとも1つの単方向性伝送経路(UW1、UW2)を介して伝送される一連のデータパケット(D1・・・DN)の形状のメディアコンテンツをストリーミングするシステムであって:部分ブロック発生器と、符号器と、ブロックハンドラと、復号器とを有しており、前記ブロック発生器は、第1のエラー防御方法(FS1)によって符号化された順次連続するデータパケット(D1・・・DN)の部分ブロック(T1・・・TM)を生成し、当該データパケットを前記メディアコンテンツのストリーミングの間に生じる伝送エラーから保護し;前記符号器は、全てのデータパケット(D1・・・DN)に第2のエラー防御方法(FS2)を施行し、当該データパケットを、前記メディアコンテンツのストリーミングの間に生じる伝送エラーから保護し;前記ブロックハンドラは、前記第1のエラー防御方法に対応する第1の復号化方法を、受信された部分ブロックに施行し、当該部分ブロックがエラーを含んでいない場合には、当該部分ブロックは、当該部分ブロックによって表されるコンテンツの再生のために提供されて、部分ブロックが伝送される間に再生され;前記第1の復号化方法を施行することによって前記部分ブロックのデータパケットの再構築が、エラーの無い再構築されたデータパケットを提供することが出来ない場合には、前記部分ブロックによってあらわされるコンテンツの再生の代わりに、再構築されたデータパケットが記憶のために提供され;前記復号器は、前記第2のエラー防御方法に対応する第2の復号化方法を行い、エラーを修正し、以前にダウンロードされたメディアコンテンツを含んでいるデータパケットがあらゆるパケットエラーなく記憶される、ことを特徴とする、メディアコンテンツをストリーミングするシステムによって解決される。
本発明の符号化方法の個々の処理ステップを実行するための、複数のデータパケットを伴う第1の実施例を示す図。 全体エラー防御ブロックの作成を示す図。 第1の伝送経路を介した符号化されたデータパケットの伝送と、第2の伝送路を介した冗長ブロックの伝送を示す図。 受信された符号化データパケットを復号するため、およびデータパケットを再構築するための、受信側での処理ステップ例を示すフローチャート。 符号化方法を実施するための符号化装置、伝送媒体および復号化方法を実施するための復号化装置を示す図。 本発明による符号化方法の処理ステップを示すフローチャート。
少なくとも1つの一方向性伝送経路を介して一連のデータパケットを伝送する符号化方法の場合には、二段階式エラー防御方法を伴う、ストリーミングとダウンロードが組み合わされたアプリケーションの枠内で、第1のエラー防御方法によって、順次連続するデータパケットの部分ブロックが、ストリーミング中に生じる伝送エラーの少なくとも一部分から保護され、第2のエラー防御方法によって、全てのデータパケットが、ストリーミング終了後に残っている伝送エラーから保護される。
本発明の方法によって一方では、ストリーミング中に一連のデータパケットを再生することが可能になる。この場合には、第1のエラー防御方法によって次のことが保証される。すなわち、伝送に起因する伝送エラーの少なくとも一部分が修正され、データパケットの少なくとも一部分がエラーなく再構築されることが保証される。従ってエラー伝送にもかかわらず、データパケットの少なくとも一部の再生が保証される。
さらに、ストリーミング終了後には全てのデータパケットが再構築されて供給される。これは、一連のデータパケットのダウンロードに相当する。第2のエラー防御方法を使用して、さらに、第1のエラー防御方法によってエラーのないように再構築されなかった再構築データパケットが修正される。従ってユーザは、ストリーミングの間に、例えば音楽作品であるデータパケットを再生することができ、ストリーミング終了後には、場合によってはまだエラーを含んでいるこれらのデータパケットが再構築され、これによってこのデータパケットは後の時点で例えばスピーカーに出力される。
本発明の方法は実際に有利である。なぜなら一方では、伝送用の逆方向チャネルが不要であるからである。従って本発明の方法を、ポイントツーマルチポイント接続のために使用することができる。他方では、二段階式エラー防御方法によって、すなわち第1および第2のエラー防御方法によって次のことが実現される。すなわち各部分ブロック毎のエラーの第1の数が第1のエラー防御方法によって修正され、第2のエラー防御方法によって、この第1のエラー防御方法によって除去されなかったエラー(例えば比較的長いエラーバースト)だけが改善されることが実現される。
さらに、一連のデータパケットを伝送するために、順次連続する複数のデータパケットがそれぞれ1つの部分ブロックにまとめられ、各部分ブロックに対する第1のエラー防御方法によって、エラー防御ブロックが次のように形成される。すなわち、各エラー防御ブロックが複数のエラー防御パケットから成り、各エラー防御ブロックで、少なくとも1つのエラー防御パケットが符号化されたデータパケットをあらわし、少なくとも1つの別のエラー防御パケットが冗長ブロックをあらわし、符号化されたデータパケットが各データパケット毎に形成され、エラー防御ブロックは、所属するデータパケットが時間的に再生される順番でシーケンシャルに伝送され、符号化されたデータパケットは1つの全体ブロックにまとめられ、この全体ブロックに対する第2のエラー防御方法によって全体エラー防御ブロックが形成され、この全体エラー防御ブロックはシーケンスに属する全てのエラー防御ブロックが伝送された後に伝送される。
このような有利な実施形態を使用して、本発明の方法は複数のステップで、例えば符号化装置によって容易に実施される。
有利には第1および/または第2のエラー防御方法に対して、少なくとも以下のエラー防御アルゴリズム、すなわちEXORパリティ符号, リードソロモン符号および/またはLow Density Parity Check Codeの少なくとも1つが使用される。このようなエラー防御アルゴリズムの少なくとも1つによって、第1および/または第2のエラー防御方法を有利に実行することができる。
部分ブロックのデータパケットのパケット数を、固定可能な遅延に依存して、伝送レート、冗長ブロックの長さおよび符号化されたデータパケットの長さを考慮して求める場合、このパケット数を、音楽作品等のデータパケットを再生する場合に最小遅延が得られるように調整することができる。
択一的な実施形態では各データパケットに対して、統計的手法を用いて、特性値が生成される。ここでこの特性値は、少なくとも1つの別のデータパケットと比べた各データパケットの重要性をあらわしている。さらに部分ブロックに対するデータパケットのパケット数は、順次連続するデータパケットの特性値の合計が、各部分ブロック内で、少なくとも1つの設定された閾値に達するように調整される。これによって、部分ブロック内に、特に重要な情報を有する少数のデータパケットと、重要でない情報を有する多数のデータパケットをまとめることができる。例えば全ての部分ブロックに、同じ長さの冗長ブロックが作成される場合、少ないパケット数のデータパケットを有する部分ブロックは、より多くのパケット数のデータパケットを有する部分ブロックよりも良好にエラーから保護される。例えば、重要なデータパケットは、全てのデータパケットにとって復号化のために必要なパラメータ情報を含む。
有利には、エラー防御ブロックは次のように形成される。すなわち、エラー防御ブロック内で、符号化されたデータパケットに異なるエラー防御が設けられるように形成される。これによって、1つまたは複数の符号化されたデータパケットは、同じエラー防御ブロックの符号化された別のデータパケットよりもより多くのエラー防御を有する。符号化されたデータパケットがエラー伝送された場合には、比較的多数のエラー防御を有する符号化されたデータパケットは修正され、比較的少数のエラー防御を有する別の符号化されたデータパケットはエラーのないようには再構築されない。
付加的に、重要な情報を含んでいる符号化されたデータパケットにより多くのエラー防御が設けられ、それ程重要でない情報を含んでいる別の符号化されたデータパケットにより少ないエラー防御が設けられる。これによって、少なくとも重要な情報を含んでいる符号化されたデータパケットがエラーのないように再構築される。
特に有利な実施形態では、エラー防御ブロックは次のように形成される。すなわちエラーを含むエラー防御パケットの設定可能なエラーブロック数が、エラー防御ブロック内で、各エラー防御ブロックによって修正されるように形成される。従って、エラー防御ブロックの修正特性は個別のものであり、例えば伝送経路のエラーになりやすさに合わせて調整することができる。
択一的な実施形態では、少なくとも1つのエラー含有エラー防御パケットがエラー防御ブロック内で、各エラー防御ブロックによって修正される。これによって、エラー防御ブロックの最小修正特性が保証される。
択一的な有利な実施形態では、少なくとも2つの、順次連続するエラー含有エラー防御パケットがエラー防御ブロック内で、各エラー防御ブロックによって修正される。多くの伝送システム、例えばUMTS(UMTS−Universal Mobil Telecommunications System)が、伝送エラーを回避するために、エラー修正方法および割込方法を使用している。しかしこのようなエラー防御が、例えばエラーが多すぎて機能しなくなる場合、2つまたはそれより多くの符号化されたデータパケットが次々にエラーを有してしまう恐れがある。従って、現行の伝送システム(例えばUMTS)を考慮するこのような実施形態は、特に有利な形態である。
第1のエラー防御方法を用いるよりも多数のエラー含有符号化データパケットが、エラー防御ブロック内で修正されるように全体エラー防御ブロックが形成される場合には次のことが保証される。すなわち、第1のエラー防御方法によって修正されない、より多くのエラー含有符号化データパケットが、符号化された全データパケットの完全な伝送後に、全体エラー防御ブロックによって、エラーのないように再構築されることが保証される。
符号化されたデータパケットの異なるサブセットが、全体エラー防御ブロックの複数のセグメントによって修正可能であるように、全体エラー防御ブロックが形成されるのは有利である。この場合には、第2のエラー防御方法に対して、データパケットの数を制限するエラー防御アルゴリズムを使用することもできる。例えば、ガロア領域「2」におけるリードソロモン符号によって、255の符号化されたデータパケットのみが保護される。符号化されたデータパケットを複数のサブセット、例えば各200の符号化されたデータパケットに対する4つのサブセットに分けることによって、リードソロモン符号によって設定された条件が守られる。
有利な形態では、エラー防御ブロックの伝送時に、符号化されたデータパケットが第1の伝送経路を介して伝送され、冗長ブロックが第2の伝送経路を介して伝送される。従って、それほど複雑ではないダウンロードアプリケーションによって、第1の伝送経路の符号化されたデータパケットと全体エラー防御ブロックが処理され、複雑なアプリケーションによって、2つの伝送経路の符号化されたデータパケット、冗長ブロックおよび全体エラー防御ブロックが処理される。
特に有利な実施形態では符号化されたデータパケットおよび冗長ブロックは次のように同期して伝送される。すなわち、各エラー防御ブロックの冗長ブロックが遅くとも、次のような時点には受信側に届いているように伝送される。すなわち、その時々のエラー防御ブロックの最後の符号化されたデータパケットも受信側に達する時点である。これによって、2つの伝送経路を使用する場合に、ストリーミング中のデータパケット再生の遅延が最小になることが保証される。
さらに本発明は、復号化方法に関する。この復号化方法によって、符号化方法によって符号化された一連の符号化されたデータパケットが復号化される。これによって、本発明の方法によって符号化されたデータパケットが再構築される。
さらに本発明は、符号化方法を実行する手段を伴う符号化装置に関する。従って、本発明による符号化方法は、符号化装置、殊に移動無線機器、携帯機器および/または固定計算機内に組み込まれ、実行される。
さらに本発明は、復号化方法を実施するための手段を有する復号化装置に関する。従って、本発明による復号化方法は、復号化装置、殊に移動無線機器、携帯機器および/または固定計算機内に組み込まれ、実行される。
さらなる詳細および利点を図1〜6に基づいてより詳細に説明する。同一の機能および作用を有する要素には、図1から図6において同一の参照符号が付されている。
図1a〜1eを用いて、以下で本発明による方法の個々の処理ステップをより詳細に説明する。図6には、フローチャートの形で、処理ステップが示されている。第1の実施例では、ビデオサーバから移動端末機器に音楽ビデオクリップが伝送される。音楽ビデオクリップは図1aでは、N=800のデータパケットから成り、D1・・・D800=DNである。ここではまずは全てのデータパケットD1・・・D800は同じデータパケット長PLを有していると想定する。1つのデータパケットD1・・・D800は例えば多数のビットまたはバイトから成り、例えばPL=320バイトのデータパケット長から成る。
第1の処理ステップV1では、順次連続する複数のデータパケットD1・・・DNがそれぞれ1つの部分ブロックT1・・・TMにまとめられる。図1aでは、それぞれ40個のデータパケットが1つの部分ブロックを形成し、例えばデータパケットD41・・・D80は部分ブロックT2を形成する。この実施例では、常に40個のデータパケットが1つの部分ブロックにまとめられる。従って、各部分ブロックT1・・・TMに対して、含まれているデータパケットの数を示すパケット数L1・・・LMは40であり、L1=L2=・・・=L20=40である。しかし、一般的には、任意の数のデータパケットD1・・・DNを1つの部分ブロックT1・・・TMにまとめることができ、そのような場合には、このパケット数L1・・・LMは部分ブロック毎に異なる。このような処理ステップの終了後に、全てのデータパケットD1・・・DNは部分ブロックT1・・・TMに割り当てられている。
第2の処理ステップV2では各部分ブロックT1・・・TMに対して、第1のエラー防御方法FS1によってエラー防御ブロックF1・・・FMが形成される。従来技術から、エラー防御方法として使用される多数の体系的なエラー防御アルゴリズムおよび非体系的なエラー防御アルゴリズム(英語:Code)が公知である。これは例えば非特許文献5である。ここでこの第1のエラー防御方法FS1はEXORパリティ符号、リードソロモン符号(RS)またはLow Density Parity Check Codeに相当する。第1のエラー防御方法FS1による符号化の後、図1bでは各エラー防御ブロックF1・・・F20は、符号化された40個のデータパケットC1・・・C800および冗長ブロックR1・・・R20を含む。この場合には、符号化されたデータパケットC1・・・CNには、それぞれ1つのデータパケットD1・・・DNが割り当てられている。この実施例では、冗長ブロックR1・・・R20はそれぞれ320バイトを含む。符号化されたデータパケットC1・・・C800および冗長ブロックR1・・・R20はエラー防御パケットとも称される。従って、例えば、エラー防御ブロックF1・・・F20内のエラー含有エラー防御パケットは修正可能である。
実際には、第1のエラー防御方法FS1に対して体系的なエラー防御アルゴリズムを使用するのは有利である。なぜならここの場合にはデータパケットD1・・・DNは、変化せずに符号化されたデータパケットC1・・・CN内にあらわれるからである。これに対して、体系化されていないコードの場合、データパケットD1・・・DMの符号化は次のように行われる。すなわち、符号化されたデータパケットC1・・・CNの2進コンテンツが、各データパケットD1・・・DNの2進コンテンツに相当しないように、符号化が行われる。体系的なエラー防御アルゴリズムを使用する場合には次のことが有利である。すなわち、符号化データパケットC1・・・CNの伝送時にエラーが生じていない場合に、直接的に符号化データパケットC1・・・CNからコピーすることによって、受信側がデータパケットD1・・・DNを直接的に得ることができるのは有利である。しかも第1のエラー防御方法FS1を復号化のために使用する必要はない。従って、体系的なエラー防御アルゴリズムを使用することによって、復号化方法を実施するための複雑さが受信側で格段に低減される。
第3の処理ステップV3では、エラー防御ブロックF1・・・FMが伝送される。ここでエラー防御ブロックF1・・・FMは次のように伝送される。すなわちまず、最初に再生されるべきデータパケットD1・・・D40をあらわすエラー防御ブロックF1が伝送され、最後に再生されるべきデータパケットD761・・・D800をあらわすエラー防御ブロックF20が最後に送られる。図1Cではこれが示されている。はじめにエラー防御ブロックF1が伝送され、その後にF2が伝送され、最後にF20が伝送される。エラー防御ブロックF1〜FMをこの順番で伝送することによって次のことが保証される。すなわち、受信側がはじめにエラー防御ブロックF1の全てのエラー防御パケットを受信し、場合によっては必要な、エラーを伴って受信されたエラー防御パケットの修正の後および、非体系的なコードの使用時に必要な復号化の後に、再構築された40個のデータパケットD1・・・D40が再生のためにスピーカー等に迅速に転送されることが保証される。例えばはじめに第1に全ての符号化されたデータパケットC1・・・C800およびこれに続いて全ての冗長ブロックR1・・・R20が伝送されるならば、受信者は例えば符号化データパケットC40内にエラーが生じたときに、まずは800個の全符号化データパケットC1・・・C800を受信し、その後にエラー修正ないし復号化を続けなければならない。従って、第1のエラー防御ブロックF1の符号化されたデータパケットC1・・・C40と、冗長ブロックR1を一緒に伝送することによって、次のことが実現される。すなわち、41個の(40個の符号化されたデータパケットと1つの冗長ブロック)の短い遅延を伴って、音楽ビデオクリックの再生が、既にストリーミング中に、僅かな遅れを伴って開始されることが実現される。
このようなスキーマによって生じる遅延Vを以下の例で説明する。エラー防御パケットF1・・・FMが伝送される伝送媒体UEMは、伝送帯域幅UR=64kbit/秒を有している。エラー防御ブロックF1・・・FMの各エラー防御パケットはそれぞれ40個の符号化データパケットおよび冗長ブロックを含み、符号化データパケット長CL1・・・CLNと冗長ブロック長J1・・・JMを有する。ここで例えばCL1=・・・=CLN=320バイトであり、J1=・・・=JM=320バイトである。
従って、音楽ビデオクリップ再生の最大遅延Vは以下のようになる。
Figure 0005140716
従って最大遅延V=1. 64秒である。ユーザが、音楽ビデオクリップを再生する前に、まずは全てのエラー防御ブロックF1・・・FMの全てのエラー防御パケットを伝送する場合、ユーザはエラー伝送時には最大遅延、
Figure 0005140716
を、完全な音楽ビデオクリップが再生準備状態になるまでに、甘受しなければならない。
移動無線チャネルを介した伝送時には、長いエラーバーストよりも短いエラーバーストが頻繁に起こる。なぜなら、長いエラーバーストは例えば、ハンドオーバが非常に少ない場合にのみ起こるからである。従って有利には、エラー防御ブロックF1・・・FMは第1のエラー防御方法FS1によって次のように形成される。すなわち、各エラー防御ブロックF1・・・FM内の少数のエラー伝送されたエラー防御パケットが修正されるように形成される。例えば、1つまたは2つのエラー防御パケットが各エラー防御ブロックF1・・・FM毎に修正される。さらに、エラー防御パケット内のエラー防御が大きい場合には、伝送されるべき大きいオーバーヘッドが生じる。この実施例では、エラーを伴って伝送されるエラー防御パケットが2つよりも多い場合には、第1のエラー防御方法FS1を用いた修正は可能ではなく、ユーザは、ある時間期間(例えばV=1.64秒)の間、音楽ビデオクリップの中断を甘受しなければならない。さらに以降で示すように、このようなエラーは、第2のエラー防御方法FS2によって除去されるべきであり、従ってダウンロードの終了後には、エラーのない音楽ビデオクリップが提供される。さらに、第1のエラー防御方法FS1の選択時に次のようなエラー防御アルゴリズムを選択するのが有利である。すなわち、任意に配置されたエラー含有エラー防御パケット(殊に符号化されたデータパケットC1・・・CN)をエラー防御ブロックF1・・・FM内で修正することができるエラー防御アルゴリズムを選択するのが有利である。
さらに有利には、エラー防御ブロックF1・・・FMは次のように形成される。すなわち、エラー防御ブロックF1・・・FM内の符号化されたデータパケットC1・・・CNおよび冗長ブロックR1・・・RMでの設定可能なエラーブロック数FFが修正可能であるように形成される。例えば非特許文献5のような公知のエラー防御アルゴリズムでは、これは冗長ブロックR1・・RMを適切な長さに設計することによって実現される。例えば全ての符号化されたデータパケットC1・・・CNは同じ長さであり、例えばそれぞれ100バイトである。従って100バイトの長さの冗長ブロックR1・・・RMによって、各エラー防御ブロックF1・・・FM毎にエラー防御パケットが改善される。冗長ブロックR1・・・RM毎に2×100バイト=200バイトを使用する場合には、例えば2つの符号化されたデータパケットC1・・・CNが各エラー防御ブロックF1・・・FM毎に修正可能である。各エラー防御ブロック毎に3つおよびそれより多くの符号化データパケットC1・・・CNを修正する特性を得るために、このようなスキーマが同じように繰り返すことも可能である。符号化されたデータパケットC1・・・CNの他に、各冗長ブロックR1・・・RMも修正可能である。
第4の処理ステップV4では、符号化されたデータパケットC1・・・CNが1つの全体ブロックGBにまとめられる。図1dにはこれが例として示されている。
第5の処理ステップV5では、全体ブロックGBに対して、第2のエラー防御方法FS2によって、全体エラー防御ブロックGFBが作成される。ここでは公知のエラー防御アルゴリズム、例えば非特許文献5が使用される。しかし第1のエラー防御方法FS1とは異なり、第2のエラー防御方法のFS2の場合には、体系的なエラー防御アルゴリズムしか使用してはならない。なぜなら、非体系的なエラー防御アルゴリズムの使用時には、符号化データパケットのコンテンツがバイナリに変化し、従って、第1のエラー防御方法FS1による修正ないし復号化が第2のエラー防御方法FS2による復号化の後にしか可能でないからである。以下では、受信者に伝送された符号化データパケットC1・・・CNは伝送された符号化データパケットE1・・・ENと称される。ここではこの伝送された符号化データパケットE1・・・ENは、伝送にエラーが生じやすいので、伝送エラーを有している恐れがある。
実際にはさらに、各エラー防御ブロックF1・・・FMを用いるよりも、全体エラー防御ブロックGFBを用いて、エラー伝送された符号化データパケットE1・・・ENがより多く修正されるのは有利である。例えば、ハンドオーバが原因で、伝送された符号化された10個のデータパケットE51・・・E60が、部分ブロックT2内でエラー伝送されたとする。エラー防御ブロックF2は、自身の冗長ブロックR2を用いて、例えばエラー伝送された符号化データパケットE51・・・E60のうちの2つだけを修正することができるが、(完全な)エラー修正は可能ではない。しかし全体的なエラー防御ブロックGFBによって、エラー伝送された符号化データパケットE1・・・ENを例えば20個まで修正することができ、部分ブロックT2内のこれらのエラー伝送された符号化された10個のデータパケットE51・・・E60はエラーのないように再構築される。しかしこれは次のことを前提条件にする。すなわち、さらに伝送された符号化データパケットE1・・・E50、E61〜ENが10個だけ、エラーを伴って受信されたことを前提条件とする。そうでない場合には、エラー伝送された複数のデータパケットE1・・・ENが、第2のエラー防御方法FS2によって修正されるものとして存在する。
第6のステップV6では、全体エラーブロックGFBが、エラー防御ブロックF1・・・FMの後に伝送される。従って、全てのエラー防御ブロックF1・・・FMのストリーミング後に、付加的に、全体エラー防御ブロックGFBが、エラー防御ブロックF1・・・FMによって修正されないエラーを修正するために供給される。本発明による方法の可能な発展形態では、部分ブロックT1・・・TMのデータパケットD1・・・DNのパケット数L1・・・LMは、設定可能な遅延Vに依存して、伝送レートUR、符号化されたデータパケット長CL1・・・CLNおよび冗長ブロック長J1・・・JMを考慮して求められる。符号化されたデータパケットの長さCL1・・・CLNは、符号化されたデータパケットCL1・・・CN毎のシンボル(例えばバイト)の数を含む。冗長ブロックJ1・・・JMは、冗長ブロックR1・・・RM毎のシンボル(例えばバイト)の数をあらわす。これを以下の例に則してより詳細に説明する。
・符号化されたデータパケット長CL1=CL2=・・・=CLN=500バイト;
・冗長ブロック長J1=J2=・・・=JM=500バイト;・遅延V=3秒;
・伝送レートUR=128kbit/秒=16kByte/秒;
このようなパラメータを使用して、部分ブロックT1・・・TMのデータパケットの数L1・・・LMは以下のように計算される:
Figure 0005140716
最大で95個の符号化データパケットが可能であり、符号化データパケット毎に1つのデータパケットが割り当てられるので、95個のデータパケットが部分ブロックT1内に含まれる。これによって、上で挙げたパラメータの場合に、最大で3秒の遅延Vを超過することはない。上述の例では、各符号化されたデータパケットC1・・・CN内の符号化されたデータパケット長CL1・・・CLNは同じ長さであると想定されている。一般的に、符号化されたデータパケットC1・・・CNは、データパケットD1・・・DNとしても任意の長さを有していてよい。
本発明による方法の発展形態では、データパケットの数L1・・・LMは、順次連続するデータパケットD1・・・DNの特性値W1・・・WNに基づいて求められる。ここでこの特性値W1・・・WNは、少なくとも1つの別のデータパケットD1・・・DNと比べた各データパケットD1・・・DNの重要性をあらわしている。例えば、それぞれ10個目のデータパケットD1、D11、D21・・・D791は、全てのデータパケットD1・・・DNにとって重要なパラメータを含む。全ての残りのデータパケットD2、D3・・・D10、D12・・・DNは、マルチメディア情報パラメータのみを含み、例えば、他のPCMデータに依存しないで復号化可能であるPCMデータ(PCM−Pulse Code Modulation)を含む。統計的手法によって、まずは各データパケットD1・・・DNに特性値W1・・・WNが割り当てられる。例えば、測定によって次のことが求められる。すなわち特定のデータパケットD1・・・DNのエラーがどのような影響を、音楽作品の場合には、例えば音響的なクオリティに対して有しているのかが求められる。統計的手法の別の実施形態では、重要なデータパケットD1、D11、D21・・・D79に、特性値W1=W11=・・・=5が割り当てられ、それほど重要でないデータパケットD2、D3・・・DNに重要値W2=W3=・・・=WN=1が割り当てられる。別の実施例ではデータパケットD1・・・DNは符号化されたビデオ信号をあらわす。ここでは、運動ベクトルを含むデータパケットが復号化のために特に重要である。これに対して、符号化された残留エラー信号を含む残りのデータパケットは画質に関してそれほど重要でない。従って、例えば、重要なデータパケットの特性値は高い値を有し、それほど重要でないデータパケットは低い値を有する。設定可能な閾値WSを設定することによって値を設けることができ、各部分ブロックT1・・・TN内の順次連続するデータパケットD1・・・DNの特性値W1・・・WNの合計はこの値を超えてはならない。
例えば以下のパラメータ値が設定される:
・設定可能な閾値WS=35;
・特性値W1=W11=W21=・・・=5;
・特性値W2=W3=W4=・・・=WN=1;
順次連続するデータパケットD1・・・DNの特性値W1・・・WNを合算することによって、部分ブロックT1に対するデータパケットの数L1・・・LMが求められる。例えばL1=W1+W2+W3+W4+・・・+W23=35≦WS
従って、部分ブロックT1はデータパケットD1・・・D23を含む。従ってこの場合にはパケット数L1=23になる。本発明による方法のこのような発展によって、部分ブロックT1・・・TMに対するデータパケットの数L1・・・LMは、各特性値W1・・・WNおよび所定の閾値WSによって求められる。データパケットの別のパケット数L2・・・LMの場合にも、パケット数L1に対する実施と同じように設定が行われる。
図2には、全体エラー防御ブロックGFBの作成時の本発明による方法の択一的な形態が示されている。ここでは、全体エラー防御ブロックGFBは、複数のセグメントS1・・・SLに分けられる。ここで各セグメントS1・・・SLは符号化されたデータパケットC1・・・CNのサブセットM1・・・MLを修正することができる。図2に示された実施例では、符号化されたデータパケットC1、C41、C81・・・C761はサブセットM1を表している。このサブセットM1に対して、第2のエラー防御方法FS2によって、セグメントS1が作成される。サブセットM2は、符号化されたデータパケットC2、C42、C82・・・C762を含んでいる。セグメントS2はこのサブセットM2に対するエラー防御を含んでいる。同じように、別のサブセットM3・・・MLおよびセグメントS3・・・SLが作成される。一般的に、サブセットM1・・・MLは、符号化されたデータパケットC1・・・CNの任意の組み合わせから作成される。ここで、1つまたは複数の符号化されたデータパケットC1・・・CNは複数のサブセットM1・・・ML内に含まれ得る。セグメントS1・・・SLの大きさが異なっていてもよい。従って例えばセグメントS1=100バイトおよびセグメントS2=320バイトを含む。
図1cに示された実施例では、はじめにエラー防御ブロックF1・・・FMが順次伝送される。その後に、全体エラー防御ブロックGFBが伝送される。この場合にはエラー防御ブロックF1・・・FMおよび全体エラー防御ブロックGFBは第1の伝送経路UW1を介して伝送される。図3に示された択一的な形態では、2つの伝送経路UW1、UW2も、符号化されたデータパケットC1・・・CN、冗長ブロックR1・・・RMおよび全体エラー防御ブロックGFBを伝送するのに用いられる。従って、符号化された全てのデータパケットC1・・・CNおよび全体的なエラー防御ブロックGFBは、第1の伝送経路UW1を介して伝送され、冗長ブロックR1・・・RMは第2の伝送経路UW2を介して伝送される。これは有利である。なぜならこれによって、第1の伝送経路UW1を介して、符号化されたデータパケットC1・・・CNは次のように伝送されるからである。すなわちこれが、マルチメディアコンテンツ(すなわち符号化されたデータパケットC1・・・CN)のダウンロードのみをサポートする受信機によって受信され、処理されるように伝送されるからである。さらに、第2の伝送経路UW2を介して伝送される冗長ブロックR1・・・RMをこれに加えることによって、ダウンロードアプリケーションとストリーミングアプリケーションの混成形態を実現するアプリケーションが各エラー防御ブロックF1・・・FMの冗長ブロックR1・・・RMを受け取り、エラーが生じた場合にはこのエラーを各冗長ブロックR1・・・RMを用いて修正する。2つの伝送経路UW1、UW2を使用する場合には、実際には次のことが有利である。すなわち、2つのエラー防御方法FS1、FS2が体系的なエラー防御アルゴリズムを使用することが有利である。なぜなら、そうでない場合には、符号化されたデータパケットC1・・・CNを場合によっては冗長ブロックR1・・・RMを使用せずに復号することができないからである。さらに有利には、符号化されたデータパケットC1・・・CNおよび冗長ブロックR1・・・RMは次のように同期して伝送される。すなわち、各エラー防御ブロックF1・・・FMの冗長ブロックR1・・・RMが遅くとも、次のような時点までには受信側に存在するように同期して伝送される。すなわち、各エラー防御ブロックF1・・・FMの最後の符号化データパケットC1・・・CNも受信側へ達する時点である。これを図3に基づきより詳細に説明する。従って例えば冗長ブロックR1は、エラー防御ブロックF1の最後の符号化データパケットC40とともに受信側に到着する。これは同じように、別の部分ブロックT2・・・TMにも当てはまり、例えば、冗長ブロックR2は受信側に、エラー防御ブロックF2の最後に符号化されたデータパケットである符号化データパケットC80の到達ともに達する。図3ではこの関係が破線で示されている。このような同期によって次のことが実現される。すなわちエラー防御ブロックF1・・・FMの全てのエラー防御パケットが、最後の符号化データパケットC1・・・CNの到着とともに受信側に達し、従って、エラー伝送されたエラー防御パケットの修正も、符号化されたデータパケットC1・・・CNから再構築されたデータパケットD1・・・DNの再生も、最小遅延で行われることが実現される。
さらに本発明は復号化方法に関する。この復号化方法では、符号化方法に従って得られたエラー防御を用いて、データパケットD1・・・DNが再構築される。符号化装置EVから、符号化データパケットC1・・・CNおよび冗長ブロックR1・・・RMを含むエラー防御パケットが復号化装置DVに伝送される。ここでこのエラー防御パケットは、エラーを伴う伝送の故に、伝送媒体を介してエラーを伴って、復号化装置DVに達する。復号化装置DVに達するこのエラー防御パケットは、伝送されたエラー防御パケットと称される。図4を用いて、以下で、復号化方法に対する実施例をより詳細に説明する。
・ステップS1では、エラー防御ブロックF1・・・FMの伝送されたエラー防御パケットが受信される。
・ステップS2では、エラー防御ブロックF1・・・FMのこの伝送されたエラー防御パケットが第1のエラー防御方法FS1によって復号され、ここから再構築されたデータパケットG1・・・GMが生成される。このような再構築されたデータパケットG1・・・GNは受信側のデータパケットD1・・・DNをあらわす。しかし、この再構築データパケットG1・・・GNは、伝送エラーが原因で、データパケットD1・・・DNと異なる可能性がある。別の形態では、第1のエラー防御方法FS1に対して、体系的なエラー防御アルゴリズム(英語:Code)が使用される。この場合、符号化データパケットC1・・・CNをあらわしている、伝送されたエラー防御パケットがエラーを伴って受信されていないと、伝送された符号化データパケットをコピーすることによって、部分ブロックT1・・・TMの再構築データパケットG1・・・GNが再構築される。
・ステップS3では、部分ブロックT1・・・TMの再構築データパケットG1・・・GNが、次のことに関して検査される。すなわち、これら全てのデータパケットがエラーのないように再構築されたか否かが検査される。そうである場合には、ステップS4が続き、そうでない場合にはステップS5が続く。
・ステップS4では、部分ブロックT1・・・TMの再構築データパケットG1・・・GNが、出力媒体(例えばスピーカーモジュール)に再生のために転送される。
・ステップS5では、受信されたエラー防御ブロックと再構築データパケットG1・・・GNが記憶される。
・ステップS6では、別のエラー防御ブロックF1・・・FMが受信準備状態にあるか否かが検査される。そうである場合には、再びステップS1が開始され、そうでない場合にはステップS7に続く。
・ステップS7では、全体エラー防御ブロックGFBが受信される。この全体エラー防御ブロックは場合によっては、エラーを伴う伝送媒体UEMを介した伝送が原因で、エラーを有してしまう。
・ステップS8では、第1のエラー防御方法FS1によって修正されなかった再構築データパケットG1・・・GNの残留エラーが第2のエラー防御方法FS2によって修正される。以降では、各符号化データパケットC1・・・CNをあらわす、伝送されたエラー防御パケットを、伝送された符号化データパケットE1・・・ENと称する。第1のエラー防御方法FS1の使用されているエラー防御アルゴリズムに依存して例えば2つの以下のエラー修正方法が有利である:
a)第1のエラー防御方法FS1に対する体系的なエラー防御アルゴリズムの使用時には、第1のエラー防御方法FS1によってエラーのないように再構築された全ての伝送された符号化データパケットE1・・・ENが、各再構築されたデータパケットG1・・・GNによって置き換えられる。その後、第2のエラー防御方法FS2によって、全ての伝送された符号化データパケットE1・・・ENの再構築が実施され、従って再構築されたデータパケットG1・・・GNが形成される。
b)第1のエラー防御方法FS1に対して非体系的なエラー防御アルゴリズムを使用する場合には、まずは、完全に再構築されたエラー防御ブロックF1・・・FMの再構築されたデータパケットG1・・・GNが第1のエラー防御方法FS1を用いて符号化された補助パケットにコピーされる。その後、このエラー防御ブロックF1・・・FMの伝送された符号化データパケットE1・・・ENは、符号化されたこの補助パケットによって置き換えられる。このようにして、エラー伝送された符号化データパケットのエラー数が低減される。なぜなら、第1のエラー防御方法FS1によって既に幾つかのエラーを伴って符号化されたデータパケットが改善されるからである。以降の処理ステップでは、第2のエラー防御方法FS2によって、受信された全体エラー防御ブロックGFBを用いて、伝達されて既に部分的に修正された符号化データパケットが修正される。最後に、各エラー防御ブロックF1・・・FMに対して、第1のエラー防御方法FS1によって、部分的に修正され、伝送された符号化データパケットを用いて、再構築されたデータパケットG1・・・GNが得られる。
・ステップS9では、全ての再構築されたデータパケットG1・・・GNがエラーのないように再び作成されたか否かが検査される。そうである場合には、ステップS10が続き、そうでない場合にはステップS11が続く。
・ステップS10では、再構築されたデータパケットG1・・・GNが記憶され、例えばこれによってユーザまたは復号化装置DVがこれらのデータパケットを、より後の時点で、スピーカーモジュールに出力することができる。
・ステップS11では、再構築されたが、エラーを有するデータパケットG1・・・GNが拒絶され、ユーザに次のことが伝達される。すなわち、エラーが修正可能ではないので、再構築されたデータパケットG1・・・GN(例えば音楽ビデオクリップ)が記憶されないということが伝達される。択一的な選択肢では、再構築されたデータパケットG1・・・GNが記憶される。しかしユーザはこの場合には、このデータパケットを例えばスピーカーモジュールに出力するときに、短い中断ないしエラーを伴う再生を甘受しなければならない。さらに、復号化装置DVはこの場合にはエラー隠蔽方法を用いて、例えばオーディオデータの場合には補間を用いて質を向上させる。別の択一的な選択肢では、受信部(例えば復号化装置DV)は送信部(例えば符号化装置EV)に、形成されるべき逆方向チャネルを介して制御情報、どのデータパケットがエラーのないように再構築されなかったかを伝達することができる。送信部はその後受信部に対して、保護されたポントツーポイント接続を形成し、この接続を介してさらに欠如しているおよび/またはエラーを有するデータパケットを後から追加供給することができる。別の選択肢では、冗長パケットがポイントツーポント接続を介して全ての受信部に送信される。例えば1つまたは複数のデータパケットに対する冗長情報を含むこのような冗長パケットを用いて、エラーを伴うおよび/または欠如したデータパケットを再構築することができる。これは、受信者が多く、データパケットのエラーの無い再構築が不可能である場合に有利である。エラーになりやすい伝送経路を介してデータパケットを伝送することによって、データパケットが失われる恐れもある。失われたデータパケットは、復号化時に、任意のデータパケットによって置換される。ここでこの置換されたデータパケットはエラーを有するものとしてマークされる。このようにして復号化を、エラーを有するデータパケットのみを考慮して行うことができる。
本発明は、符号化方法を実施するための手段を有する符号化装置EVも含む。この場合にこの符号化装置EVは移動無線ネットワークのデータ計算機、例えばコンテンツサーバ内に組み込まれる。これによって、符号化方法が実現される。別の使用例では、符号化装置EVが携帯端末機内に収容されてもよい。この場合には、この携帯端末機は例えばカメラによって一連の画像を撮影する。この画像はビデオ圧縮方法によって圧縮され、ここからデータパケットD1・・・DNが形成される。次に、このデータパケットD1・・・DNが本発明の方法に従って符号化され、次にネットワーク、例えばGSM (GSM - Global System for Mobile Communication) 無線ネットワークを介して伝送される。
さらに本発明は、復号化方法を実行する手段を備えた復号化装置DVも含む。この復号化装置DVによって、本発明の方法は受信装置、例えばUMTS(UMTS - Universal Mobile Telecommunications System)規格に従った移動無線電話内で実現され、使用される。
符号化装置EVおよび復号化装置DVは図5に示されている。符号化装置EVは、例えば第1の記憶モジュールSM1を例えばデータパケットD1・・・DNを記憶するために有している。さらに符号化装置EVは符号化モジュールEMも含む。この符号化モジュールによって、本発明による符号化方法を実施するための個々のステップが実現される。さらに、符号化装置EVは送信モジュールSMを有している。これによって例えばエラー防御ブロックF1・・・FMおよび全体エラー防御ブロックGFBが伝送媒体UEMを介して、復号化装置DVに伝送される。第1の記憶モジュールSM1、送信モジュールSMおよび符号化モジュールEMは、第1の接続ネットワークVX1を介して、データおよび制御情報を交換するために相互に接続されている。伝送媒体UEMは、エラー防御ブロックF1・・・FMおよび全体エラー防御ブロックGFBの伝送を可能にする。例えば、伝送媒体UEMは無線ネットワークの形状で、GSMおよび/またはUMTS規格に従って構成されているか、または有線接続されたネットワークの形状で実現されている。例えばISDN(ISDN−Integrated Digital Subscriber Network)またはIPベースのイントラネットおよび/またはインターネットである(IP− Internet Protocol)。伝送媒体UEMを通じた伝送時には、個々のパケットおよび/またはブロックはエラーを伴って伝送される恐れがある。
部分的にエラーを伴って伝送されたパケットおよびブロックは、復号化装置DVの受信モジュールEEによって受信される。さらなる処理のために、これは第2の記憶モジュールSM2内に格納される。復号化モジュールDMによって、複数のステップで、データパケットD1・・・DNをあらわす再構築されたデータパケットG1・・・GNが形成される。これは例えば第2の記憶モジュールSM2において、さらなる処理のために、例えばスピーカユニットによって格納される。第2の記憶モジュールSM2、受信モジュールEEおよび復号化モジュールDMは、第2の接続ネットワークVX2によって、データおよび制御情報を交換するために相互に接続されている。

Claims (17)

  1. 少なくとも1つの単方向性伝送経路(UW1、UW2)を介して伝送される一連のデータパケット(D1・・・DN)の形状のメディアコンテンツをストリーミングする方法であって、
    a)第1のエラー防御方法(FS1)によって、順次連続するデータパケット(D1・・・DN)の部分ブロック(T1・・・TM)を符号化し、当該データパケットを前記メディアコンテンツのストリーミングの間に生じる伝送エラーから保護し;
    b)第2のエラー防御方法(FS2)によって、全てのデータパケット(D1・・・DN)を符号化し、当該データパケットを、前記メディアコンテンツのストリーミングの間に生じる伝送エラーから保護し;
    c)前記第1のエラー防御方法に対応する第1の復号化方法を、受信された部分ブロックに施行し、当該部分ブロックがエラーを含んでいない場合には、当該部分ブロックは、当該部分ブロックによって表されるコンテンツの再生のために提供されて、部分ブロックが伝送される間に再生が行われ;
    d)前記第1の復号化方法を施行することによって前記部分ブロックのデータパケットの再構築が、エラーの無い再構築されたデータパケットを提供することが出来ない場合には、前記部分ブロックによって表されるコンテンツを再生する代わりに、当該データパケットを記憶し;
    )記憶されたエラーを含むデータパケットに前記第2のエラー防御方法に対応する第2の復号化方法を施行し、当該データパケットのエラーを修正し、以前にダウンロードされたメディアコンテンツを含んでいるデータパケットがあらゆるパケットエラーなく記憶される、
    ことを特徴とする、メディアコンテンツをストリーミングする方法。
  2. 前記第1および/または第2のエラー防御方法(FS1、FS2)に対して、以下のエラー防御アルゴリズムの少なくとも1つを使用する:すなわち、EXORパリティ符号;リードソロモン符号;Low Density Parity Check Codeのうちの少なくとも1つを使用する、請求項1記載の方法。
  3. 前記部分ブロック(T1・・・TM)のデータパケット(D1・・・DN)のパケット数(L1・・・LM)を設定可能な遅延(V)に依存して、伝送レート(UR)、冗長ブロックの長さ(J1・・・JM)および符号化されたデータパケットの長さ(CL1・・・CLN)を考慮して求める、請求項1または2記載の方法。
  4. 各データパケット(D1・・・DN)に対して、統計的手法によって特性値(W1・・・WN)を形成し、ここで当該特性値(W1・・・WN)は、少なくとも1つの別のデータパケット(D1・・・DN)と比べた各データパケット(D1・・・DN)の重要性をあらわし、
    順次連続するデータパケット(D1・・・DN)の特性値(W1・・・WN)の合計が各部分ブロック(T1・・・TM)内で少なくとも1つの設定可能な閾値(WS)に達するように、各部分ブロック(T1・・・TM)に対するデータパケットのパケット数(L1・・・LM)を形成する、請求項1から2までのいずれか1項記載の方法。
  5. ラー防御ブロック(F1・・・FM)内で符号化されたデータパケット(C1・・・CN)に異なるエラー防御が設定されるように、前記各部分ブロック(T1・・・TM)に対してエラー防御ブロック(F1・・・FM)を形成する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 重要な情報を含んでいる符号化されたデータパケット(C1・・・CN)により多くのエラー防御を設け、それ程重要ではない情報を含んでいる符号化された別のデータパケット(C1・・・CN)により少ないエラー防御を設ける、請求項5記載の方法。
  7. 前記エラー防御ブロック(F1・・・FM)内のエラーを有するエラー防御パケットの設定可能なエラーブロック数(FF)が各エラー防御ブロック(F1・・・FM)によって修正されるように、前記エラー防御ブロック(F1・・・FM)を形成する、請求項5または6記載の方法。
  8. 前記エラー防御ブロック(F1・・・FM)内の少なくとも1つのエラー含有エラー防御パケットを各エラー防御ブロック(F・・・FM)によって修正する、請求項5または6記載の方法。
  9. 前記エラー防御ブロック(F1・・・FM)内の、少なくとも2つの順次連続する、エラー含有エラー防御パケットを各エラー防御ブロック(F1・・・FM)によって修正する、請求項5または6記載の方法。
  10. 前記第1のエラー防御方法(FS1)を用いて修正されるよりも多数のエラー含有符号化データパケット(C1・・・CN)がエラー防御ブロック(F1・・・FM)内で修正されるように、全体エラー防御ブロック(GFB)を形成する、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 前記全体エラー防御ブロック(GFB)の複数のセグメント(S1・・・SL)によって、符号化されたデータパケット(C1・・・CN)の異なるサブセット(M1・・・ML)が修正されるように前記全体エラー防御ブロック(GFB)を作成する、請求項10記載の方法。
  12. 前記エラー防御ブロック(F1・・・FM)の伝送時に、符号化されたデータパケット(C1・・・CN)を第1の伝送経路(UE1)を介して伝送し、冗長ブロック(R1・・・RM)を第2の伝送経路(UW2)を介して伝送する、請求項から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. 各エラー防御ブロック(F1・・・FM)の冗長ブロック(R1・・・RM)が遅くとも、各エラー防御ブロック(F1・・・FM)の最後の符号化データパケット(C1・・・CN)も受信側に達する時点で、受信側に達しているように、符号化されたデータパケット(C1・・・CN)および冗長ブロック(R1・・・RM)を同期化して伝送する、請求項12記載の方法。
  14. 復号化方法であって、
    請求項1から13までのいずれか1項に記載されたストリーミング方法に従って符号化された、一連の符号化データパケット(C1・・・CN)を復号化する、
    ことを特徴とする復号化方法。
  15. 符号化装置(EV)であって、
    請求項1から13までのいずれか1項記載のストリーミング方法を実行するための手段を有している、
    ことを特徴とする符号化装置。
  16. 復号化装置(DV)であって、
    請求項14に記載された復号化方法を実施するための手段を有している、
    ことを特徴とする復号化装置。
  17. 少なくとも1つの単方向性伝送経路(UW1、UW2)を介して伝送される一連のデータパケット(D1・・・DN)の形状のメディアコンテンツをストリーミングするシステムであって:
    部分ブロック発生器と、符号器と、ブロックハンドラと、復号器とを有しており、
    前記ブロック発生器は、第1のエラー防御方法(FS1)によって符号化された順次連続するデータパケット(D1・・・DN)の部分ブロック(T1・・・TM)を生成し、当該データパケットを前記メディアコンテンツのストリーミングの間に生じる伝送エラーから保護し;
    前記符号器は、全てのデータパケット(D1・・・DN)に第2のエラー防御方法(FS2)を施行し、当該データパケットを、前記メディアコンテンツのストリーミングの間に生じる伝送エラーから保護し;
    前記ブロックハンドラは、前記第1のエラー防御方法に対応する第1の復号化方法を、受信された部分ブロックに施行し、当該部分ブロックがエラーを含んでいない場合には、当該部分ブロックは、当該部分ブロックによって表されるコンテンツの再生のために提供されて、部分ブロックが伝送される間に再生され;
    前記第1の復号化方法を施行することによって前記部分ブロックのデータパケットの再構築が、エラーの無い再構築されたデータパケットを提供することが出来ない場合には、前記部分ブロックによってあらわされるコンテンツの再生の代わりに、再構築されたデータパケットが記憶のために提供され;
    前記復号器は、記憶されたエラーを含むデータパケットに前記第2のエラー防御方法に対応する第2の復号化方法を施行し、当該データパケットのエラーを修正し、以前にダウンロードされたメディアコンテンツを含んでいるデータパケットがあらゆるパケットエラーなく記憶される、
    ことを特徴とする、メディアコンテンツをストリーミングするシステム。
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