JP2004185544A - 記憶デバイス制御装置システムの制御方法、及び記憶デバイス制御装置システム - Google Patents

記憶デバイス制御装置システムの制御方法、及び記憶デバイス制御装置システム Download PDF

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Abstract

【課題】転送ブロックサイズの異なる記憶デバイスを混在させ、同時に使用する。
【解決手段】CKD形式及びFBA形式でデータが記憶される第1及び第2の記憶デバイスに接続され、メインフレーム及びオープン系からそれぞれデータ入出力要求を受付る第1及び第2の通信制御手段を有する第1の記憶デバイス制御装置と、CKD形式でデータが記憶される第3の記憶デバイスに接続され、第2の通信制御手段と接続される第3の通信制御手段を有する第2の記憶デバイス制御装置とを備える記憶デバイス制御装置システムの制御方法であって、第1の記憶デバイス制御装置は、オープン系コンピュータから受信したデータ読出要求が第3の記憶デバイスに記憶されたデータに対するものである場合には第2の記憶デバイス制御装置にコマンドを送信し、第2の記憶デバイス制御装置により第3の記憶デバイスから読出されたデータをオープン系コンピュータに送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶デバイス制御装置システムの制御方法、及び記憶デバイス制御装置システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年コンピュータシステムで取り扱われる情報量は莫大な量に達している。またこれまでの長年にわたるコンピュータシステムの運用の結果、大量の記憶情報の蓄積も存在する。そのため、このような大量の記憶情報を有効に活用できるようにするため、ストレージコンソリデーションの技術が進んでいる。ストレージコンソリデーションとは、これまでコンピュータシステム毎にばらばらに運用されてきた記憶装置の管理を統一し、記憶装置毎にばらばらに記憶されてきた大量の記憶情報を統合管理するための技術である。
【0003】
そのような技術の一つとして、1つの記憶装置で様々なメーカのコンピュータと接続できるようにするために、コンピュータと記憶装置との間で授受されるデータの転送ブロックサイズを複数取り扱える様にした記憶装置に関する技術が公開されている(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
米国特許第5,887,199号明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、記憶装置の初期設定時に転送ブロックサイズを選択できるようにしたものである。従って転送ブロックサイズの異なる様々なメーカのコンピュータと接続可能ではあるが、それらのメーカのコンピュータを混在させて同時に使用することはできない。
【0006】
また新たな記憶制御装置の導入の仕方としては、例えば、旧記憶制御装置から新たに導入する記憶制御装置のみを用いた運用に完全に移行させてしまう方法、旧記憶制御装置と新たに導入する記憶制御装置とをともに併存させた状態で運用する方法などが考えられる。しかしながら、例えばメインフレーム対応のFICON(登録商標)インターフェースを持つ記憶制御装置間の移行又は併存を考えた場合、記憶制御装置内部で記録形式を変換する必要が生ずることとなり、新たな記憶制御装置の導入が困難な場合がある。これは、メインフレームで採用されているCKD(Count Key Data)形式と呼ばれるデータフォーマットは、記憶制御装置内部で使用されるFBA(Fixed Block Architecture)形式のデータフォーマットと異なっていることより、FICON(登録商標)インターフェースで受けたメインフレームホストからの要求を他記憶制御装置に中継することが出来ないからである。
【0007】
将来的に、莫大な蓄積データを持つメインフレームコンピュータのデータと、近年のコンピュータのダウンサイジング化により急速に普及したオープン系コンピュータのデータとの共有化を考えた場合、メインフレームコンピュータのデータとオープン系コンピュータのデータとでは記憶制御装置への記録形式が異なり、互換性がないため、共有化する以前に記憶制御装置に蓄積されているデータを、他の記憶制御装置、特に既に共有化されている記憶制御装置に移し換える必要が生じてしまう。
【0008】
そこで、本発明は既存の記憶装置に対してコンピュータの種類を問わずにアクセスを可能とする記憶デバイス制御装置システムの制御方法、及び記憶デバイス制御装置システムを提供することを主たる目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の記録形式に従ってデータが記憶される第1の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第1の入出力制御手段と、第2の記録形式に従ってデータが記憶される第2の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第2の入出力制御手段と、前記第1の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第1の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第1の通信制御手段と、前記第2の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第2の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第2の通信制御手段とを有する第1の記憶デバイス制御装置、及び前記第2の記録形式に従ってデータが記憶される第3の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第3の入出力制御手段と、前記第3の記憶デバイスに記憶されたデータに対する入出力要求を受け付ける第3の通信制御手段とを有する第2の記憶デバイス制御装置を備え、前記第2の通信制御手段と前記第3の通信制御手段とが接続されてなる記憶デバイス制御装置システムの制御方法であって、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記第1の情報処理装置からデータ読み出し要求を受信するステップと、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データ読み出し要求が前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータに対するものであることを判断するステップと、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データ読み出し要求が前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータに対するものであると判断した場合には、前記データ読み出し要求を前記第2の記憶デバイス制御装置に送信するステップと、前記第2の記憶デバイス制御装置が、前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータを読み出して前記第1の記憶デバイス制御装置に送信するステップと、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データを前記第1の情報処理装置に送信するステップとを備える。
【0010】
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
【0011】
【発明の実施の形態】
===開示の概要===
本明細書の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
本実施の形態の一態様は、第1の記録形式に従ってデータが記憶される第1の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第1の入出力制御手段と、第2の記録形式に従ってデータが記憶される第2の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第2の入出力制御手段と、前記第1の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第1の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第1の通信制御手段と、前記第2の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第2の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第2の通信制御手段とを有する第1の記憶デバイス制御装置、及び前記第2の記録形式に従ってデータが記憶される第3の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第3の入出力制御手段と、前記第3の記憶デバイスに記憶されたデータに対する入出力要求を受け付ける第3の通信制御手段とを有する第2の記憶デバイス制御装置を備え、前記第2の通信制御手段と前記第3の通信制御手段とが接続されてなる記憶デバイス制御装置システムの制御方法であって、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記第1の情報処理装置からデータ読み出し要求を受信するステップと、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データ読み出し要求が前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータに対するものであることを判断するステップと、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データ読み出し要求が前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータに対するものであると判断した場合には、前記データ読み出し要求を前記第2の記憶デバイス制御装置に送信するステップと、前記第2の記憶デバイス制御装置が、前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータを読み出して前記第1の記憶デバイス制御装置に送信するステップと、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データを前記第1の情報処理装置に送信するステップとを備えることを特徴とする。
【0012】
このような態様により、例えば既存の記憶デバイス制御装置に新たに記憶デバイス制御装置を導入する場合において、古い記憶デバイス制御装置のデータの記録形式を問わずに、古い記憶デバイス制御装置に記憶された情報を新たな記憶デバイス制御装置を介して読み出すことことが可能となる。ここで、古い記憶デバイス制御装置に対する仕様変更や改造、あるいは古い記憶デバイス制御装置に記憶されたデータの移し替え等を行わずに、古い記憶デバイス制御装置に記憶された情報を新たな記憶デバイス制御装置を介して読み出すことことができる。
【0013】
また本実施の形態の一態様は、第1の記録形式に従ってデータが記憶される第1の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第1の入出力制御手段と、第2の記録形式に従ってデータが記憶される第2の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第2の入出力制御手段と、前記第1の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第1の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第1の通信制御手段と、前記第2の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第2の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第2の通信制御手段とを有する第1の記憶デバイス制御装置、及び前記第2の記録形式に従ってデータが記憶される第3の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第3の入出力制御手段と、前記第3の記憶デバイスに記憶されたデータに対する入出力要求を受け付ける第3の通信制御手段とを有する第2の記憶デバイス制御装置を備え、前記第2の通信制御手段と前記第3の通信制御手段とが接続されてなる記憶デバイス制御装置システムの制御方法であって、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記第1の情報処理装置からデータ書き込み要求を受信するステップと、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データ書き込み要求が前記第3の記憶デバイスに対するものであることを判断するステップと、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データ書き込み要求が前記第3の記憶デバイスに対するものであると判断した場合には、前記データ書き込み要求を前記第2の記憶デバイス制御装置に送信するステップと、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記第1の情報処理装置から受信した書き込みデータを前記第2の記憶デバイス制御装置に送信するステップと、前記第2の記憶デバイス制御装置が、前記書き込みデータを前記第3の記憶デバイスに書き込むステップとを備えることを特徴とする。
【0014】
このような態様により、例えば既存の記憶デバイス制御装置に新たに記憶デバイス制御装置を導入する場合において、古い記憶デバイス制御装置のデータの記録形式を問わずに、古い記憶デバイス制御装置に対して新たな記憶デバイス制御装置を通してデータを書き込むことことが可能となる。ここで、古い記憶デバイス制御装置に対する仕様変更や改造、あるいは古い記憶デバイス制御装置に記憶されたデータの移し替え等を行わずに、古い記憶デバイス制御装置に対して新たな記憶デバイス制御装置を通してデータを書き込むことことができる。
【0015】
また本実施の形態の一態様は、前記記憶デバイス制御装置システムの制御方法において、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データを前記第1の情報処理装置に送信するステップは、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データを前記第1の記録形式に従ったデータに変換してから前記第1の情報処理装置に送信するステップであることを特徴とする。
【0016】
このような態様により、第2の記憶デバイス制御装置に記憶された情報を第1の記憶デバイス制御装置を介して読み出す場合に、第1の記憶デバイス制御装置が記録形式の変換を行うため、第1の情報処理装置はそのような記録形式の変換処理を行う必要がなくなる。
【0017】
また本実施の形態の一態様は、前記記憶デバイス制御装置システムの制御方法において、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記第1の情報処理装置から受信した書き込みデータを前記第2の記憶デバイス制御装置に送信するステップは、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記第1の情報処理装置から受信した書き込みデータを前記第2の記録形式に従ったデータに変換してから前記第2の記憶デバイス制御装置に送信するステップであることを特徴とする。
このような態様により、第2の記憶デバイス制御装置に第1の記憶デバイス制御装置を介して情報を書き込む場合に、第1の記憶デバイス制御装置が記録形式の変換を行うため、第1の情報処理装置はそのような記録形式の変換処理を行う必要がなくなる。
【0018】
また本実施の形態の一態様は、前記記憶デバイス制御装置システムの制御方法において、前記第1及び第2の記録形式はそれぞれFBA形式及びCKD形式であることを特徴とする。
このような態様により、FBA形式でデータを記録するオープン系コンピュータから、CKD形式でデータが記録された記憶デバイス制御装置に記憶されたデータをアクセスすることが可能となる。
【0019】
また本実施の形態の一態様は、前記記憶デバイス制御装置システムの制御方法において、前記第1及び第2の記録形式はそれぞれCKD形式及びFBA形式であることを特徴とする。
このような態様により、CKD形式でデータを記録するメインフレームコンピュータから、FBA形式でデータが記録された記憶デバイス制御装置に記憶されたデータをアクセスすることが可能となる。
【0020】
また本実施の形態の一態様は、第1の記録形式に従ってデータが記憶される第1の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第1の入出力制御手段と、第2の記録形式に従ってデータが記憶される第2の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第2の入出力制御手段と、前記第1の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第1の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第1の通信制御手段と、前記第2の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第2の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第2の通信制御手段とを有する第1の記憶デバイス制御装置、及び前記第2の記録形式に従ってデータが記憶される第3の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第3の入出力制御手段と、前記第3の記憶デバイスに記憶されたデータに対する入出力要求を受け付ける第3の通信制御手段とを有する第2の記憶デバイス制御装置を備え、前記第2の通信制御手段と前記第3の通信制御手段とが接続されてなる記憶デバイス制御装置システムであって、前記第1の記憶デバイス制御装置は、前記第1の情報処理装置からデータ読み出し要求を受信する手段と、前記データ読み出し要求が前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータに対するものであることを判断する手段と、前記データ読み出し要求が前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータに対するものであると判断した場合には、前記データ読み出し要求を前記第2の記憶デバイス制御装置に送信する手段と、前記第2の記憶デバイス制御装置から送信された前記第3の記憶デバイスに記憶されていたデータを前記第1の情報処理装置に送信する手段とを備え、前記第2の記憶デバイス制御装置は、前記第1の記憶デバイス制御装置から送信された前記データ読み出し要求により、前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータを読み出して前記第1の記憶デバイス制御装置に送信する手段を備えることを特徴とする記憶デバイス制御装置システムに関する。
【0021】
また本実施の形態の一態様は、第1の記録形式に従ってデータが記憶される第1の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第1の入出力制御手段と、第2の記録形式に従ってデータが記憶される第2の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第2の入出力制御手段と、前記第1の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第1の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第1の通信制御手段と、前記第2の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第2の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第2の通信制御手段とを有する第1の記憶デバイス制御装置、及び前記第2の記録形式に従ってデータが記憶される第3の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第3の入出力制御手段と、前記第3の記憶デバイスに記憶されたデータに対する入出力要求を受け付ける第3の通信制御手段とを有する第2の記憶デバイス制御装置を備え、前記第2の通信制御手段と前記第3の通信制御手段とが接続されてなる記憶デバイス制御装置システムであって、前記第1の記憶デバイス制御装置は、前記第1の情報処理装置からデータ書き込み要求を受信する手段と、前記データ書き込み要求が前記第3の記憶デバイスに対するものであることを判断する手段と、前記データ書き込み要求が前記第3の記憶デバイスに対するものであると判断した場合には、前記データ書き込み要求を前記第2の記憶デバイス制御装置に送信する手段と、前記第1の情報処理装置から受信した書き込みデータを前記第2の記憶デバイス制御装置に送信する手段とを備え、前記第2の記憶デバイス制御装置は、前記書き込みデータを前記第3の記憶デバイスに書き込む手段を備えることを特徴とする記憶デバイス制御装置システムに関する。
【0022】
また本実施の形態の一態様は、上記記憶デバイス制御装置システムにおける前記第1の記憶デバイス制御装置に関する。
【0023】
また本実施の形態の一態様は、上記記憶デバイス制御装置システムにおける前記第1の記憶デバイス制御装置に上記機能を実現させるためのプログラムに関する。
【0024】
===全体構成例===
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
まず本実施の形態に係る記憶デバイス制御装置システムの全体構成を示すブロック図を図1に示す。
メインフレームコンピュータ100はCPU(Central Processing Unit)やメモリ等を備えたコンピュータ(情報処理装置)である。操作端末(不図示)と接続され、操作端末からの命令を受け付けて所定のプログラムを実行する。例えば、銀行の自動預金預け払いシステムや、航空機の座席予約システム等の大規模コンピュータシステムの中枢コンピュータとして利用される。メインフレームコンピュータ100上では、メインフレーム系オペレーティングシステム103の制御の下、メインフレーム系アプリケーションプログラム101が実行される。
【0025】
一方、オープン系コンピュータ200もCPUやメモリ等を備えたコンピュータ(情報処理装置)である。オープン系コンピュータ200は公開されている技術規格に従って製造されており、規格さえ合えば異なるメーカ同士の機器を接続して使用できるという特徴を持つ。また、近年のコンピュータのダウンサイジング化により、従来メインフレームコンピュータ100で行われてきた業務が、オープン系コンピュータ200で行われるようになっている。オープン系コンピュータ200上では、オープン系オペレーティングシステム203の制御の下、オープン系アプリケーションプログラム201が実行される。
【0026】
上記メインフレームコンピュータ100及びオープン系コンピュータ200は、共に第1の記憶デバイス制御装置300に接続されている。第1の記憶デバイス制御装置300は、第1のメインフレーム系ボリューム(記憶デバイス)360と第1のオープン系ボリューム(記憶デバイス)370とを備えており、それぞれメインフレームコンピュータ100、オープン系コンピュータ200のデータを記憶する。
【0027】
メインフレームコンピュータ100は、伝統的にCKD(Count Key Data)形式でデータを第1のメインフレーム系ボリューム360に記憶する。CKD形式では、データの記憶アドレスはシリンダ番号、ヘッド番号、レコード番号で指定される。一方、オープン系コンピュータ200は、FBA(Fixed Block Architecture)形式でデータを第1のオープン系ボリューム370に記憶する。FBA形式では、データの記憶アドレスはLBA(Logical Block Address)で指定される。
【0028】
従って、メインフレームコンピュータ100は第1のオープン系ボリューム370に記憶されているデータを直接アクセスすることはできないし、オープン系コンピュータ200は第1のメインフレーム系ボリューム360に記憶されているデータを直接アクセスすることはできない。
【0029】
メインフレームコンピュータ100から第1のオープン系ボリューム370に記憶されているデータをアクセスするためには、FBA形式で記録されたデータをCKD形式として取り扱えるようにする必要がある。メインフレームコンピュータ100上で実行されるオープン系データアクセスプログラム102は、メインフレームコンピュータ100から第1のオープン系ボリューム370にFBA形式で記憶されているデータをアクセス可能とするためのプログラムである。メインフレーム系アプリケーションプログラム101は、オープン系データアクセスプログラム102を介してデータアクセスを行うことにより、FBA形式で記憶されているデータをアクセスすることが可能となる。
【0030】
同様に、オープン系コンピュータ200から第1のメインフレーム系ボリューム360に記憶されているデータをアクセスするためにはCKD形式で記録されたデータをFBA形式として取り扱えるようにする必要がある。オープン系コンピュータ200上で実行されるメインフレーム系データアクセスプログラム202を介してデータアクセスを行うことにより、オープン系アプリケーションプログラム201は、CKD形式で記憶されているデータをアクセスすることが可能となる。
【0031】
上記技術により、第1の記憶デバイス制御装置300に接続されたメインフレームコンピュータ100及びオープン系コンピュータ200のどちらからも、CKD形式でデータが記憶されている第1のメインフレーム系ボリューム360及びFBA形式でデータが記憶されている第1のオープン系ボリューム370にアクセスが可能となる。
以下に、本実施の形態に係る記憶デバイス制御装置システムについて説明する。
【0032】
===第1の記憶デバイス制御装置===
上述の通り、第1の記憶デバイス制御装置300は、メインフレームコンピュータ100、オープン系コンピュータ200と接続されている。どちらのコンピュータからも、CKD形式でデータの記憶されている第1のメインフレーム系ボリューム360、及びFBA形式でデータの記憶されている第1のオープン系ボリューム370をアクセスすることが可能である。
【0033】
チャネル制御部(通信制御手段)A310はメインフレームコンピュータ100と接続され、データ入出力コマンドの授受や、データ入出力の制御を行う。プロセッサA311は、チャネル制御部A310の制御を司る。キャッシュメモリA312は、メインフレームコンピュータ100との間で授受されるデータを一時的に記憶する。制御メモリA313は、プロセッサA311の制御を行うための制御プログラムA318や、データセット管理テーブル317を記憶する。通信インタフェースA314は、一つはメインフレームコンピュータ100と接続され、もう一つは第2の記憶デバイス制御装置400と接続される。ディスクインタフェースA315は、内部ネットワーク330を介してディスク制御部(入出力制御手段)A340、ディスク制御部B350、及びチャネル制御部B320と接続される。
【0034】
チャネル制御部B320はオープン系コンピュータ200と接続され、データ入出力コマンドの授受や、データ入出力の制御を行う。プロセッサB321は、チャネル制御部B320の制御を司る。キャッシュメモリB322は、オープン系コンピュータ200との間で授受されるデータを一時的に記憶する。制御メモリB323は、プロセッサB321の制御を行うための制御プログラムB328や、ファイル管理テーブル327を記憶する。通信インタフェースB324は、一つはオープン系コンピュータ200と接続され、もう一つは第3の記憶デバイス制御装置500と接続される。ディスクインタフェースB325は、内部ネットワーク330を介してディスク制御部A340、ディスク制御部B350、及びチャネル制御部A310と接続される。
内部ネットワーク330は、チャネル制御部A310、チャネル制御部B320、ディスク制御部A340、及びディスク制御部B350を相互に接続する。
【0035】
ディスク制御部A340は、チャネル制御部A310、又はチャネル制御部B320からの指示を受けて、第1のメインフレーム系ボリューム360にCKD形式で記憶されているデータの入出力を制御する。
ディスク制御部B350は、チャネル制御部A310、又はチャネル制御部B320からの指示を受けて、第1のオープン系ボリューム370にFBA形式で記憶されているデータの入出力を制御する。
【0036】
第1のメインフレーム系ボリューム360は、CKD形式でデータを記憶する。物理的な記憶領域上に論理的に構成される記憶領域とすることもできるし、物理的な記憶領域とすることもできる。また第1のメインフレーム系ボリューム360は、一つとすることもできるし、複数とすることもできる。またデータの信頼性、アクセスの高速性を向上させるために、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)の構成をとることもできる。
【0037】
第1のオープン系ボリューム370は、FBA形式でデータを記憶する。物理的な記憶領域上に論理的に構成される記憶領域とすることもできるし、物理的な記憶領域とすることもできる。また第1のオープン系ボリューム370は、一つとすることもできるし、複数とすることもできる。またデータの信頼性、アクセスの高速性を向上させるために、RAIDの構成をとることもできる。
【0038】
なお、第1の記憶デバイス制御装置300の別構成例として、チャネル制御部A(310)もしくはディスク制御部A(340)にてCKD形式からFBA形式に変換し、第1のメインフレーム系ボリューム360上ではFBA形式に変換する構成をとることができる。この場合は、第1のメインフレーム系ボリューム360上のデータはオープン系コンピュータ200からのデータ読み出しを意図したものではなく、CKD形式のデータをそのままの形式で格納することが性能上必要なため、オープン系データアクセスプログラム102等を介してアクセスしなければならない点は同様である。このような構成としては例えば特開平6−12786号公報に詳しい。
【0039】
===第2の記憶デバイス制御装置===
第2の記憶デバイス制御装置400は、チャネル制御部C410、ディスク制御部C420、及び第2のメインフレーム系ボリューム430を備える。第1の記憶デバイス制御装置300と同様、内部ネットワークを備えるようにすることもできる。
第2の記憶デバイス制御装置400は第1の記憶デバイス制御装置300とは異なり、FBA形式でデータを記憶するオープン系ボリュームは備えていない。
【0040】
チャネル制御部C410は第1の記憶デバイス制御装置300と接続され、データ入出力コマンドの授受や、データ入出力の制御を行う。プロセッサC411は、チャネル制御部C410の制御を司る。キャッシュメモリC412は、第1の記憶デバイス制御装置300との間で授受されるデータを一時的に記憶する。制御メモリC413は、プロセッサC411の制御を行うための制御プログラムを記憶する。通信インタフェースC414は、第1の記憶デバイス制御装置300と接続される。ディスクインタフェースC415はディスク制御部C420と接続される。
ディスク制御部C420は、チャネル制御部C410からの指示を受けて、第2のメインフレーム系ボリューム430にCKD形式で記憶されているデータをアクセスする。
【0041】
第2のメインフレーム系ボリューム430は、CKD形式でデータを記憶する。物理的な記憶領域上に論理的に構成される記憶領域とすることもできるし、物理的な記憶領域とすることもできる。また第2のメインフレーム系ボリューム430は、一つとすることもできるし、複数とすることもできる。またデータの信頼性、アクセスの高速性を向上させるために、RAIDの構成をとることもできる。
【0042】
===第3の記憶デバイス制御装置===
第3の記憶デバイス制御装置500は、チャネル制御部D510、ディスク制御部D520、及び第2のオープン系ボリューム530を備える。第1の記憶デバイス制御装置300と同様、内部ネットワークを備えるようにすることもできる。
第3の記憶デバイス制御装置500は第1の記憶デバイス制御装置300とは異なり、CKD形式でデータを記憶するメインフレーム系ボリュームは備えていない。
【0043】
チャネル制御部D510は第1の記憶デバイス制御装置300と接続され、データ入出力コマンドの授受や、データ入出力の制御を行う。プロセッサD511は、チャネル制御部D510の制御を司る。キャッシュメモリD512は、第1の記憶デバイス制御装置300との間で授受されるデータを一時的に記憶する。制御メモリD513は、プロセッサD511の制御を行うための制御プログラムを記憶する。通信インタフェースD514は、第1の記憶デバイス制御装置300と接続される。ディスクインタフェースD515はディスク制御部D520と接続される。
ディスク制御部D520は、チャネル制御部D510からの指示を受けて、第2のオープン系ボリューム530にFBA形式で記憶されているデータをアクセスする。
【0044】
第2のオープン系ボリューム530は、FBA形式でデータを記憶する。物理的な記憶領域上に論理的に構成される記憶領域とすることもできるし、物理的な記憶領域とすることもできる。また第2のオープン系ボリューム530は、一つとすることもできるし、複数とすることもできる。またデータの信頼性、アクセスの高速性を向上させるために、RAIDの構成をとることもできる。
【0045】
第2の記憶デバイス制御装置400、第3の記憶デバイス制御装置500としては、例えば大型計算機センタで稼動していたコンピュータシステムの記憶デバイス制御装置などを想定することができる。当該記憶デバイス制御装置には長年にわたるコンピュータの運用の結果、莫大な記憶情報が蓄積されている。一方で、めまぐるしい技術の進歩、及び取り扱う情報量の激増に対応するため、新たな大容量記憶デバイス制御装置を導入することも必要である。この場合、記憶デバイス制御装置を総リプレースしてしまうことも可能であるが、メインフレームコンピュータのみならず、オープン系コンピュータからも過去の記憶情報を利用できるようにするためには、新たな記憶デバイス制御装置に当該データを移し替える必要がある。
【0046】
しかしながら本実施の形態に係る記憶デバイス制御装置によれば、メインフレームコンピュータ100及びオープン系コンピュータ200は、従来からの記憶デバイス制御装置(第2の記憶デバイス制御装置400、第3の記憶デバイス制御装置500)に記憶されたデータを、新たな記憶デバイス制御装置(第1の記憶デバイス制御装置300)を通してアクセスすることが可能となる。しかも、メインフレームコンピュータ100は、従来はアクセスできなかった第3の記憶デバイス制御装置500に記憶されたデータにもアクセスできるようになる。またオープン系コンピュータ200は、従来はアクセスできなかった第2の記憶デバイス制御装置400に記憶されたデータにもアクセスできるようになる。
【0047】
以下に、オープン系コンピュータ200から、第2の記憶デバイス制御装置400の第2のメインフレーム系ボリューム430に記憶されたデータをアクセスする場合の処理の流れを図4のフローチャートに従って説明する。
【0048】
===データの読み出し処理===
オープン系アプリケーションプログラム201は、メインフレーム系ボリューム(第1のメインフレーム系ボリューム360、又は第2のメインフレーム系ボリューム430)に記憶されているデータセットを読み出す場合は、メインフレーム系データアクセスプログラム202にデータセット名を指定して読み出し命令を発行する(S1000)。そうすると、メインフレーム系データアクセスプログラム202は、データ転送路B205を介して、オープン系コンピュータ200と接続されているチャネル制御部B320に対してデータセット名を指定して読み出し命令を発行する(S1001)。
【0049】
データ転送路B205を介してオープン系コンピュータ200とチャネル制御部B320との間で行われるデータ転送は、様々なプロトコルに従って行うことができる。例えば、ファイバチャネルプロトコルや、SCSI(Small ComputerSystems Interface)プロトコルや、iSCSI(Internet Small Computer Systems Interface)プロトコル等を採用することができる。また、データ転送路B205上には、いくつかの中継ノードやスイッチが設置されているようにすることもできる。
【0050】
チャネル制御部B320がデータ読み出し命令を受け取ると、プロセッサB321は、当該データ読み出し命令を解析し、当該データ読み出し命令がCKD形式で記憶されたデータセットに対するものであると判断する(S1002)。そして当該データ読み出し命令を内部ネットワーク330を介してチャネル制御部A310に転送する(S1003)。チャネル制御部A310がデータ読み出し命令を受け取ると、プロセッサA311は制御メモリA313に記憶されているデータセット管理テーブル317を参照する(S1004)。
【0051】
データセット管理テーブル317の構成を図2に示す。データセット管理テーブル317は、第1のメインフレーム系ボリューム360及び第2のメインフレーム系ボリューム430に記憶されているデータの記憶位置をデータセット毎に管理するためのテーブルである。
【0052】
データセット名610は、当該データのデータセット名を示す。ボリューム番号620は、当該データセットが記憶されている記憶ボリュームの番号を示す。ボリューム位置730は、当該記憶ボリュームを記憶している記憶デバイス制御装置の番号を示す。データ位置640は、当該データセットが記憶されているアドレスを示す。CKD形式の場合は、データの記憶位置はシリンダ番号641、ヘッド番号642、及びレコード番号643で指定される。
【0053】
プロセッサA311がデータセット管理テーブル317を参照すると、チャネル制御部B320から受け取ったデータ読み出し命令により指定されたデータセットの記憶位置が判明する(S1004)。もし、当該データセットが第1のメインフレーム系ボリューム360に記憶されているものである場合には(S1005)、プロセッサA311はディスク制御部A340に対して当該データセットの読み出し命令を発行する(S1006、S1007)。
【0054】
一方、当該データセットが第2のメインフレーム系ボリューム430に記憶されているものである場合には(S1005)、プロセッサA311は、データ転送路C417を介してチャネル制御部B320から受信したデータ読み出し命令を第2の記憶デバイス制御装置400に転送する(S1008)。
【0055】
データ転送路C417を介して行われるデータ転送のプロトコルは、第2の記憶デバイス制御装置400に従う。例えば代表的なプロトコルとして、ESCON(登録商標)やFICON(登録商標)等が採用される。もちろん、オープン系と同様にファイバチャネルプロトコルや、SCSIプロトコル、iSCSIプロトコル等を採用することもできる。
【0056】
データ読み出し命令を受信した第2の記憶デバイス制御装置400は、ディスク制御部C420を介して第2のメインフレーム系ボリューム430の指定アドレスからデータセットを読み出す(S1009)。そして、データ転送路C417を介して第1の記憶デバイス制御装置300に読み出したデータを転送する(S1010)。
【0057】
チャネル制御部A310のプロセッサA311は、当該データを内部ネットワーク330を介してチャネル制御部B320に転送する(S1011)。そして、チャネル制御部BのプロセッサB321は当該データをデータ転送路B205を介してメインフレーム系データアクセスプログラム202に送信する(S1012)。
【0058】
メインフレーム系データアクセスプログラム202は、当該データをCKD形式からFBA形式に変換してオープン系アプリケーションプログラム201に引き渡す(S1013、S1014)。ここで、読み出したデータのCKD形式からFBA形式への変換は、チャネル制御部B320で行うようにすることも可能である。
【0059】
このようにして、オープン系コンピュータ200から第1のメインフレーム系ボリューム360または第2のメインフレーム系ボリューム430に記憶されているデータの読み出しを行うことができる。
【0060】
===データの書き込み処理===
続いて、オープン系コンピュータ200から第1のメインフレーム系ボリューム360または第2のメインフレーム系ボリューム430にデータを書き込む場合の処理について図5のフローチャートに従って説明する。
【0061】
まず、オープン系アプリケーションプログラム201は、メインフレーム系データアクセスプログラム202にデータセット名を指定して書き込みデータ、及び書き込み命令を発行する(S2000)。そうすると、メインフレーム系データアクセスプログラム202は、当該データをFBA形式からCKD形式に変換する(S2001)。そしてデータ転送路B205を介して、オープン系コンピュータ200と接続されているチャネル制御部B320に対して書き込みデータ、及びデータセット名を指定して書き込み命令を発行する(S2002)。
【0062】
チャネル制御部B320が書き込みデータ、及びデータ書き込み命令を受け取ると、プロセッサB321は、当該データ書き込み命令を解析し、当該データ書き込み命令がCKD形式で記憶されたデータセットに対するものであると判断する(S2003)。そして当該データ、及び当該データ書き込み命令を内部ネットワーク330を介してチャネル制御部A310に転送する(S2004)。チャネル制御部A310が書き込みデータ、及びデータ書き込み命令を受け取ると、プロセッサA311は制御メモリA313に記憶されているデータセット管理テーブル317を参照し、当該データセットの記憶位置を特定する(S2005)。もし、当該データセットの記憶位置が第1のメインフレーム系ボリューム360である場合には(S2006)、プロセッサA311はディスク制御部A340に対して当該書き込みデータ、及び書き込み命令を発行する(S2007、S2008)。
【0063】
一方、当該データセットの記憶位置が第2のメインフレーム系ボリューム430である場合には(S2006)、プロセッサA311は、データ転送路C417を介してチャネル制御部B320から受信した書き込みデータ、及びデータ書き込み命令を第2の記憶デバイス制御装置400に転送する(S2009)。 書き込みデータ、及びデータ書き込み命令を受信した第2の記憶デバイス制御装置400は、ディスク制御部C420を介して第2のメインフレーム系ボリューム430の指定アドレスに当該書き込みデータを書き込む(S2010)。 このようにして、オープン系コンピュータ200から第1のメインフレーム系ボリューム360または第2のメインフレーム系ボリューム430に対してデータの書き込みを行うことができる。なお、書き込みデータのFBA形式からCKD形式への変換は、チャネル制御部B320で行うようにすることも可能である。
【0064】
===データの読み出し処理===
次に、メインフレームコンピュータ100から、第3の記憶デバイス制御装置500の第2のオープン系ボリューム530に記憶されたデータをアクセスする場合の処理の流れを図6のフローチャートに従って説明する。
【0065】
メインフレーム系アプリケーションプログラム101は、オープン系ボリューム(第1のオープン系ボリューム370、又は第2のオープン系ボリューム530)に記憶されているファイルを読み出す場合は、オープン系データアクセスプログラム102にファイル名を指定して読み出し命令を発行する(S3000)。そうすると、オープン系データアクセスプログラム102は、データ転送路A105を介して、メインフレームコンピュータ100と接続されているチャネル制御部A310に対してファイル名を指定して読み出し命令を発行する(S3001)。
【0066】
データ転送路A105を介してメインフレームコンピュータ100とチャネル制御部A310との間で行われるデータ転送は、様々なプロトコルに従って行うことができる。例えば、ESCON(登録商標)やFICON(登録商標)等を採用することができる。また、データ転送路A105上には、いくつかの中継ノードやスイッチが設置されているようにすることもできる。
【0067】
チャネル制御部A310がデータ読み出し命令を受け取ると、プロセッサA311は、当該データ読み出し命令を解析し、当該データ読み出し命令がFBA形式で記憶されたファイルに対するものであると判断する(S3002)。そして当該データ読み出し命令を内部ネットワーク330を介してチャネル制御部B320に転送する(S3003)。チャネル制御部B320がデータ読み出し命令を受け取ると、プロセッサB321は制御メモリB323に記憶されているファイル管理テーブル327を参照する(S3004)。
【0068】
ファイル管理テーブル327の構成を図3に示す。ファイル管理テーブル327は、第1のオープン系ボリューム370及び第2のオープン系ボリューム530に記憶されているデータの記憶位置をファイル毎に管理するためのテーブルである。
【0069】
ファイル名710は、当該データのファイル名を示す。ボリューム番号720は、当該ファイルが記憶されている記憶ボリュームの番号を示す。ボリューム位置730は、当該記憶ボリュームを記憶している記憶デバイス制御装置の番号を示す。データ位置740は、当該ファイルが記憶されているアドレスを示す。FBA形式の場合は、データの記憶位置はLBAで指定されるので、LBAの値が記入される。
【0070】
プロセッサB321がファイル管理テーブル327を参照すると、チャネル制御部A310から受け取ったデータ読み出し命令により指定されたファイルの記憶位置が判明する(S3004)。もし、当該ファイルが第1のオープン系ボリューム370に記憶されているものである場合には(S3005)、プロセッサB321はディスク制御部B350に対して当該ファイルの読み出し命令を発行する(S3006、S3007)。
【0071】
一方、当該ファイルが第2のオープン系ボリューム530に記憶されているものである場合には(S3005)、プロセッサB321は、データ転送路D517を介してチャネル制御部A310から受信したデータ読み出し命令を第3の記憶デバイス制御装置500に転送する(S3008)。
【0072】
データ転送路D517を介して行われるデータ転送のプロトコルは、第3の記憶デバイス制御装置500に従う。例えば代表的なプロトコルとして、ファイバチャネルプロトコルや、SCSIプロトコルや、iSCSIプロトコル等を採用することができる。
【0073】
データ読み出し命令を受信した第3の記憶デバイス制御装置500は、ディスク制御部D520を介して第2オープンの系ボリューム530の指定アドレスからファイルを読み出す(S3009)。そして、データ転送路D517を介して第1の記憶デバイス制御装置300に読み出したデータを転送する(S3010)。
【0074】
チャネル制御部B320のプロセッサB321は、当該データを内部ネットワーク330を介してチャネル制御部A310に転送する(S3011)。そして、チャネル制御部AのプロセッサA311は当該データをデータ転送路A105を介してオープン系データアクセスプログラム102に送信する(S3012)。
【0075】
オープン系データアクセスプログラム102は、当該データをFBA形式からCKD形式に変換してメインフレーム系アプリケーションプログラム101に引き渡す(S3013、S3014)。ここで、読み出したデータのFBA形式からCKD形式への変換は、チャネル制御部A310で行うようにすることも可能である。
【0076】
このようにして、メインフレームコンピュータ100から第1のオープン系ボリューム370または第2のオープン系ボリューム530に記憶されているデータの読み出しを行うことができる。
【0077】
===データの書き込み処理===
続いて、メインフレームコンピュータ100から第1のオープン系ボリューム370または第2のオープン系ボリューム530にデータを書き込む場合の処理について図7のフローチャートに従って説明する。
【0078】
まず、メインフレーム系アプリケーションプログラム101は、オープン系データアクセスプログラム102にファイル名を指定して書き込みデータ、及び書き込み命令を発行する(S4000)。そうすると、オープン系データアクセスプログラ102は、当該データをCKD形式からFBA形式に変換する(S4001)。そしてデータ転送路A105を介して、メインフレームコンピュータ100と接続されているチャネル制御部A310に対して書き込みデータ、及びファイル名を指定して書き込み命令を発行する(S4002)。
【0079】
チャネル制御部A310が書き込みデータ、及びデータ書き込み命令を受け取ると、プロセッサA311は、当該データ書き込み命令を解析し、当該データ書き込み命令がFBA形式で記憶されたファイルに対するものであると判断する(S4003)。そして当該データ、及び当該データ書き込み命令を内部ネットワーク330を介してチャネル制御部B320に転送する(S4004)。
チャネル制御部B320が書き込みデータ、及びデータ書き込み命令を受け取ると、プロセッサB321は制御メモリB323に記憶されているファイル管理テーブル327を参照し、当該ファイルの記憶位置を特定する(S4005)。もし、当該ファイルの記憶位置が第1のオープン系ボリューム370である場合には(S4006)、プロセッサB321はディスク制御部B350に対して当該書き込みデータ、及び書き込み命令を発行する(S4007、S4008)。
【0080】
一方、当該ファイルの記憶位置が第2のオープン系ボリューム530である場合には(S4006)、プロセッサB321は、データ転送路D517を介してチャネル制御部A310から受信した書き込みデータ、及びデータ書き込み命令を第3の記憶デバイス制御装置500に転送する(S4009)。
【0081】
書き込みデータ、及びデータ書き込み命令を受信した第3の記憶デバイス制御装置500は、ディスク制御部D520を介して第2のオープン系ボリューム530の指定アドレスに当該書き込みデータを書き込む(S4010)。
【0082】
このようにして、メインフレームコンピュータ100から第1のオープン系ボリューム370または第2のオープン系ボリューム530に対してデータの書き込みを行うことができる。なお、書き込みデータのCKD形式からFBA形式への変換は、チャネル制御部A310で行うようにすることも可能である。
【0083】
===その他の構成例===
図1において示した構成例では、第1の記憶デバイス制御装置は、第2の記憶デバイス制御装置、及び第3の記憶デバイス制御装置に接続された構成例を示したが、第2の記憶デバイス制御装置、又は第3の記憶デバイス制御装置のどちらか一方のみと接続された構成とすることも可能である。
【0084】
また、図1において示した構成例では、第2の記憶デバイス制御装置はCKD形式でアクセス可能な記憶ボリュームのみを有し、第3の記憶デバイス制御装置はFBA形式でアクセス可能な記憶ボリュームのみを有している場合を示したが、第2の記憶デバイス制御装置、及び第3の記憶デバイス制御装置共に、あるいはどちらか一方が、第1の記憶デバイス制御装置と同様にFBA形式でアクセス可能な記憶ボリュームとCKD形式でアクセス可能な記憶ボリュームとを有する構成とすることもできる。
【0085】
また、図1において示した構成例では、第1の記憶デバイス制御装置は、FBA形式でアクセス可能な記憶ボリュームとCKD形式でアクセス可能な記憶ボリュームとを有する構成を示したが、どちらか一方の形式でアクセス可能な記憶ボリュームのみを有する構成とすることもできる。
さらに、本実施例ではCKD形式とFBA形式を例に説明したが、他の記録形式とすることもできる。
【0086】
以上本実施の形態について説明したが、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
【0087】
【発明の効果】
記憶デバイス制御装置システムの制御方法、及び記憶デバイス制御装置システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る記憶デバイス制御装置システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るデータセット管理テーブルを示す図である。
【図3】本実施の形態に係るファイル管理テーブルを示す図である。
【図4】本実施の形態に係るオープン系コンピュータがCKD形式の記憶ボリュームのデータを読み出す場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態に係るオープン系コンピュータがCKD形式の記憶ボリュームにデータを書き込む場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態に係るメインフレーム系コンピュータがFBA形式の記憶ボリュームのデータを読み出す場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態に係るメインフレーム系コンピュータがFBA形式の記憶ボリュームにデータを書き込む場合の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 メインフレームコンピュータ
101 メインフレーム系アプリケーションプログラム
102 オープン系データアクセスプログラム
103 メインフレーム系オペレーティングシステム
104 メインフレーム系通信インタフェース
105 データ転送路A
200 オープン系コンピュータ
201 オープン系アプリケーションプログラム
202 メインフレーム系データアクセスプログラム
203 オープン系オペレーティングシステム
204 オープン系通信インタフェース
205 データ転送路B
300 第1の記憶デバイス制御装置 310 チャネル制御部A
311 プロセッサA 312 キャッシュメモリA
313 制御メモリA 314 通信インタフェースA
315 ディスクインタフェースA 316 バスA
317 データセット管理テーブル 318 制御プログラムA
320 チャネル制御部B 321 プロセッサB
322 キャッシュメモリB 323 制御メモリB
324 通信インタフェースB 325 ディスクインタフェースB
326 バスB 327 ファイル管理テーブル
328 制御プログラムB 330 内部ネットワーク
340 ディスク制御部A 350 ディスク制御部B
360 第1のメインフレーム系ボリューム
370 第1のオープン系ボリューム
400 第2の記憶デバイス制御装置 410 チャネル制御部C
411 プロセッサC 412 キャッシュメモリC
413 制御メモリC 414 通信インタフェースC
415 ディスクインタフェースC 416 バスC
417 データ転送路C 420 ディスク制御部C
430 第2のメインフレーム系ボリューム
500 第3の記憶デバイス制御装置 510 チャネル制御部D
511 プロセッサD 512 キャッシュメモリD
513 制御メモリD 514 通信インタフェースD
515 ディスクインタフェースD 516 バスD
517 データ転送路D 520 ディスク制御部D
530 第2のオープン系ボリューム 610 データセット名
620 ボリューム番号 630 ボリューム位置
640 データ位置 641 シリンダ番号
642 ヘッド番号 643 レコード番号
710 ファイル名 720 ボリューム番号
730 ボリューム位置 740 データ位置
741 論理ブロックアドレス

Claims (12)

  1. 第1の記録形式に従ってデータが記憶される第1の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第1の入出力制御手段と、第2の記録形式に従ってデータが記憶される第2の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第2の入出力制御手段と、前記第1の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第1の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第1の通信制御手段と、前記第2の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第2の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第2の通信制御手段とを有する第1の記憶デバイス制御装置、
    及び前記第2の記録形式に従ってデータが記憶される第3の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第3の入出力制御手段と、前記第3の記憶デバイスに記憶されたデータに対する入出力要求を受け付ける第3の通信制御手段とを有する第2の記憶デバイス制御装置を備え、
    前記第2の通信制御手段と前記第3の通信制御手段とが接続されてなる記憶デバイス制御装置システムの制御方法であって、
    前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記第1の情報処理装置からデータ読み出し要求を受信するステップと、
    前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データ読み出し要求が前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータに対するものであることを判断するステップと、
    前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データ読み出し要求が前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータに対するものであると判断した場合には、前記データ読み出し要求を前記第2の記憶デバイス制御装置に送信するステップと、
    前記第2の記憶デバイス制御装置が、前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータを読み出して前記第1の記憶デバイス制御装置に送信するステップと、前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データを前記第1の情報処理装置に送信するステップと
    を備えることを特徴とする記憶デバイス制御装置システムの制御方法。
  2. 第1の記録形式に従ってデータが記憶される第1の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第1の入出力制御手段と、第2の記録形式に従ってデータが記憶される第2の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第2の入出力制御手段と、前記第1の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第1の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第1の通信制御手段と、前記第2の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第2の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第2の通信制御手段とを有する第1の記憶デバイス制御装置、
    及び前記第2の記録形式に従ってデータが記憶される第3の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第3の入出力制御手段と、前記第3の記憶デバイスに記憶されたデータに対する入出力要求を受け付ける第3の通信制御手段とを有する第2の記憶デバイス制御装置を備え、
    前記第2の通信制御手段と前記第3の通信制御手段とが接続されてなる記憶デバイス制御装置システムの制御方法であって、
    前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記第1の情報処理装置からデータ書き込み要求を受信するステップと、
    前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データ書き込み要求が前記第3の記憶デバイスに対するものであることを判断するステップと、
    前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データ書き込み要求が前記第3の記憶デバイスに対するものであると判断した場合には、前記データ書き込み要求を前記第2の記憶デバイス制御装置に送信するステップと、
    前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記第1の情報処理装置から受信した書き込みデータを前記第2の記憶デバイス制御装置に送信するステップと、
    前記第2の記憶デバイス制御装置が、前記書き込みデータを前記第3の記憶デバイスに書き込むステップと
    を備えることを特徴とする記憶デバイス制御装置システムの制御方法。
  3. 請求項1に記載の記憶デバイス制御装置システムの制御方法において、
    前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データを前記第1の情報処理装置に送信するステップは、
    前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記データを前記第1の記録形式に従ったデータに変換してから前記第1の情報処理装置に送信するステップ
    であることを特徴とする記憶デバイス制御装置システムの制御方法。
  4. 請求項2に記載の記憶デバイス制御装置システムの制御方法において、
    前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記第1の情報処理装置から受信した書き込みデータを前記第2の記憶デバイス制御装置に送信するステップは、
    前記第1の記憶デバイス制御装置が、前記第1の情報処理装置から受信した書き込みデータを前記第2の記録形式に従ったデータに変換してから前記第2の記憶デバイス制御装置に送信するステップ
    であることを特徴とする記憶デバイス制御装置システムの制御方法。
  5. 請求項1または請求項2に記載の記憶デバイス制御装置システムの制御方法において、
    前記第1及び第2の記録形式はそれぞれFBA形式及びCKD形式であることを特徴とする記憶デバイス制御装置システムの制御方法。
  6. 請求項1または請求項2に記載の記憶デバイス制御装置システムの制御方法において、
    前記第1及び第2の記録形式はそれぞれCKD形式及びFBA形式であることを特徴とする記憶デバイス制御装置システムの制御方法。
  7. 第1の記録形式に従ってデータが記憶される第1の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第1の入出力制御手段と、第2の記録形式に従ってデータが記憶される第2の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第2の入出力制御手段と、前記第1の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第1の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第1の通信制御手段と、前記第2の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第2の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第2の通信制御手段とを有する第1の記憶デバイス制御装置、
    及び前記第2の記録形式に従ってデータが記憶される第3の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第3の入出力制御手段と、前記第3の記憶デバイスに記憶されたデータに対する入出力要求を受け付ける第3の通信制御手段とを有する第2の記憶デバイス制御装置を備え、
    前記第2の通信制御手段と前記第3の通信制御手段とが接続されてなる記憶デバイス制御装置システムであって、
    前記第1の記憶デバイス制御装置は、
    前記第1の情報処理装置からデータ読み出し要求を受信する手段と、
    前記データ読み出し要求が前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータに対するものであることを判断する手段と、
    前記データ読み出し要求が前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータに対するものであると判断した場合には、前記データ読み出し要求を前記第2の記憶デバイス制御装置に送信する手段と、
    前記第2の記憶デバイス制御装置から送信された前記第3の記憶デバイスに記憶されていたデータを前記第1の情報処理装置に送信する手段とを備え、
    前記第2の記憶デバイス制御装置は、
    前記第1の記憶デバイス制御装置から送信された前記データ読み出し要求により、前記第3の記憶デバイスに記憶されているデータを読み出して前記第1の記憶デバイス制御装置に送信する手段
    を備えることを特徴とする記憶デバイス制御装置システム。
  8. 第1の記録形式に従ってデータが記憶される第1の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第1の入出力制御手段と、第2の記録形式に従ってデータが記憶される第2の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第2の入出力制御手段と、前記第1の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第1の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第1の通信制御手段と、前記第2の記憶デバイスに記憶されたデータをアクセスする第2の情報処理装置からデータ入出力要求を受け付ける第2の通信制御手段とを有する第1の記憶デバイス制御装置、
    及び前記第2の記録形式に従ってデータが記憶される第3の記憶デバイスに対する入出力処理を行う第3の入出力制御手段と、前記第3の記憶デバイスに記憶されたデータに対する入出力要求を受け付ける第3の通信制御手段とを有する第2の記憶デバイス制御装置を備え、
    前記第2の通信制御手段と前記第3の通信制御手段とが接続されてなる記憶デバイス制御装置システムであって、
    前記第1の記憶デバイス制御装置は、
    前記第1の情報処理装置からデータ書き込み要求を受信する手段と、
    前記データ書き込み要求が前記第3の記憶デバイスに対するものであることを判断する手段と、
    前記データ書き込み要求が前記第3の記憶デバイスに対するものであると判断した場合には、前記データ書き込み要求を前記第2の記憶デバイス制御装置に送信する手段と、
    前記第1の情報処理装置から受信した書き込みデータを前記第2の記憶デバイス制御装置に送信する手段とを備え、
    前記第2の記憶デバイス制御装置は、
    前記書き込みデータを前記第3の記憶デバイスに書き込む手段
    を備えることを特徴とする記憶デバイス制御装置システム。
  9. 請求項7に記載の記憶デバイス制御装置システムにおいて、前記第2の記憶デバイス制御装置から送信された前記第3の記憶デバイスに記憶されていたデータを前記第1の情報処理装置に送信する手段は、
    前記第2の記憶デバイス制御装置から送信された前記第3の記憶デバイスに記憶されていたデータを前記第1の記録形式に従ったデータに変換してから前記第1の情報処理装置に送信する手段
    であることを特徴とする記憶デバイス制御装置システム。
  10. 請求項8に記載の記憶デバイス制御装置システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置から受信した書き込みデータを前記第2の記憶デバイス制御装置に送信する手段は、
    前記第1の情報処理装置から受信した書き込みデータを前記第2の記録形式に従ったデータに変換してから前記第2の記憶デバイス制御装置に送信する手段
    であることを特徴とする記憶デバイス制御装置システム。
  11. 請求項7または請求項8に記載の記憶デバイス制御装置システムにおいて、
    前記第1及び第2の記録形式はそれぞれFBA形式及びCKD形式であることを特徴とする記憶デバイス制御装置システム。
  12. 請求項7または請求項8に記載の記憶デバイス制御装置システムにおいて、
    前記第1及び第2の記録形式はそれぞれCKD形式及びFBA形式であることを特徴とする記憶デバイス制御装置システム。
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