JP2002027373A - データ記録再生装置及びデータ入力フォーマット変換方法 - Google Patents

データ記録再生装置及びデータ入力フォーマット変換方法

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JP2002027373A
JP2002027373A JP2000200350A JP2000200350A JP2002027373A JP 2002027373 A JP2002027373 A JP 2002027373A JP 2000200350 A JP2000200350 A JP 2000200350A JP 2000200350 A JP2000200350 A JP 2000200350A JP 2002027373 A JP2002027373 A JP 2002027373A
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JP2000200350A
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Inventor
Hidetoshi Takizawa
英俊 瀧澤
Shigeru Yoshino
茂 吉野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィールドフォーマットで撮影されたデータ
をフレームフォーマットのデータに変換して記録する。 【解決手段】 入出力手段301a,301b,301
cから入力された奇数フィールドの画像データを記憶す
る第1の記憶領域と、偶数フィールドの画像データを記
憶する第2の記憶領域とを有する第1の記憶手段205
a,205b,205cと、入出力手段301a,30
1b,301cから入力された奇数フィールドの画像デ
ータを記憶する第3の記憶領域と、偶数フィールドの画
像データを記憶する第4の記憶領域とを有する第2の記
憶手段205d,205e,205fと、画像データの
読み出し動作及び書き込み動作を制御する制御手段25
0と、読み出された奇数、偶数フィールドの画像データ
からフレーム単位の画像データを生成するフレーム画像
データ生成手段215とを備えることで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノンリニア再生可
能な記録媒体へ高速度で撮影した画像データを記録し、
記録した画像データを通常速度で再生するデータ記録再
生装置及びデータ入力フォーマット変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CATV(ケーブルテレビ)等の
普及による情報提供の多チャンネル化に伴い、従来のテ
ープ状記録媒体を備えたVTR(ビデオテープレコー
ダ)とは異なり、1台の画像音声データ記録再生装置か
ら複数の画像音声データを同時に記録、再生、更には記
録しながら再生する等の要求がある。そして、このよう
な要求を満たすために、ハードディスク等のランダムア
クセス可能な記録媒体を用いて映像音声を記録再生する
ビデオサーバと呼ばれる装置が普及しつつある。
【0003】このビデオサーバは、ノンリニア再生可能
な大容量のハードディスク装置を多数接続し、全体とし
て数十〜数百ギガバイトの記録容量を有してなる。この
ビデオサーバは、音声データ及び画像データ又はこれら
のいずれか等のデータ量が非常に大きいデータの記録に
適しており、特に、任意の音声データ、画像データを短
いアクセスタイムで再生できるので、編集装置用の記録
再生装置として優れている。
【0004】例えば、スポーツ中継では、スポーツ選手
がファインプレイなどをしたときは、その場面を再び視
聴者に放送すべく、スロー又は通常の速度でのリプレイ
をすることがある。ビデオサーバは、このような要求に
対応すべく外付けのデータ処理装置を取り付け、入力す
るデータに高画質なスローモーション再生をするため所
定のデータ処理を行い、データ処理を行ったデータをハ
ードディスクへ記録させている。
【0005】データ処理装置は、例えば、毎秒30フレ
ームで供給される画像データに対して3倍のレートの毎
秒90フレームの画像データを入力し、入力された毎秒
90フレームの画像データを30フレーム毎に3つのメ
モリに蓄積し、蓄積した画像データを毎秒30フレーム
でビデオサーバに供給することでビデオサーバへ入力す
る画像データのレートを変換させる。ビデオサーバは、
データ処理装置でレート変換された画像データを入力端
子から入力させ、上述の各ハードディスクに記憶し、記
憶した各画像データを元のフレーム順に読み出すこと
で、高速で動く被写体を高画質なスローモーション画像
として再生することを実現している。
【0006】スーパスローモーションを実現するために
ビデオサーバに入力する画像データは、専用のスーパス
ローモーションカメラを用いて撮影された画像データで
ある。
【0007】スーパスローモーションカメラは、通常の
撮影よりも高いレートで被写体を撮影しビデオサーバに
画像データを供給する。
【0008】例えば、スーパスローモーションカメラ
は、通常レートが毎秒30フレームの3倍のレートの毎
秒90フレームで画像データを撮影する場合、毎秒90
フレームで撮影される画像データを3つの出力端子の各
出力端子から30フレーム分の画像データを出力させビ
デオサーバへと入力する。これに対して、ビデオサーバ
はスーパスローモーションカメラから入力された画像デ
ータを上述のようなデータ処理を行ってからハードディ
スクへと記録させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のビデオ
サーバは、フレーム単位で入力された画像データを記録
し、再生することでスーパスローモーションを実現して
いるため、撮影した画像データをフィールド単位で出力
させるスーパスローモーションカメラからの画像データ
を入力させると、画像データを正しく再生することがで
きないといった問題がある。
【0010】例えば、図9(a)に通常レートの3倍の
レートで被写体を撮影し、フレーム単位で画像データを
ビデオサーバに出力するスーパスローモーションカメラ
(以下、フレーム制御SSカメラと呼ぶ。)からのの出
力の様子を示し、図9(b)に通常のレートの3倍のレ
ートで被写体を撮影し、フィールド単位で画像データを
ビデオサーバに出力するスーパスローモーションカメラ
(以下、フィールド制御SSカメラと呼ぶ。)からの画
像データの出力の様子を示す。
【0011】フレーム制御SSカメラは、まず出力端子
A1から1フレーム目(F1)の奇数フィールド、偶数
フィールドを出力し、続いて出力端子A2から2フレー
ム目(F2)の奇数フィールド、偶数フィールドを出力
し、さらに出力端子A3から3フレーム目(F3)の奇
数フィールド、偶数フィールドを出力し、以下、4フレ
ーム目(F4)以降も同様にフレーム単位で出力端子を
変えて画像データを出力する。
【0012】フィールド制御SSカメラは、まず出力端
子B1から1フレーム目(F1)の奇数フィールドを出
力し、出力端子B2から1フレーム目(F1)の偶数フ
ィールドを出力し、出力端子B3から2フレーム目(F
2)の奇数フィールドを出力し、出力端子B1から2フ
レーム目(F2)の偶数フィールドを出力し、出力端子
B2から3フレーム目(F3)の奇数フィールドを出力
し、出力端子B3から3フレーム目(F3)の偶数フィ
ールドを出力し、以下、4フレーム目(F4)以降も同
様にフィールド単位で出力端子を変えて画像データを出
力する。
【0013】したがって、上述のようなフレーム単位で
画像データを制御するビデオサーバにフィールド制御S
Sカメラから出力された画像データを入力すると、ビデ
オサーバは、例えば、フィールド制御SSカメラの出力
端子B1から出力されるF2の偶数フィールドの画像デ
ータをF1の偶数フィールドの画像データであると認識
してしまい、スーパスローモーションを実現するための
ハードディスクへの正確な記録が行えないといった問題
がある。
【0014】そこで、本発明は上述したような問題を解
決するために案出されたものであり、フィールド単位で
画像データを出力するスーパスローモーションカメラの
画像データをフレーム単位で制御してスーパスローモー
ションを実現させる記録をするビデオサーバへ記録させ
るデータ記録再生装置及びデータ入力フォーマット変換
方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るデータ記録再生装置は、画像データ
及び音声データを含むデータを入出力するn個の入出力
手段を有し、n個の入出力手段から所定の1フレーム時
間にnフレームの画像データを撮影する高速度撮影で撮
影されたnフレームの画像データを入力し、割り当てら
れたタイムスロットでノンリニアアクセス可能な複数の
記憶媒体にn個の入出力手段から入力された高速度撮影
で撮影された画像データを入力し、入力した画像データ
を記録媒体に記録し、記録媒体に記録した高速度撮影で
撮影された画像データを所定の1フレーム時間で1フレ
ームだけ再生しn個の入出力手段から出力するデータ記
録再生装置であって、n個の入出力手段は、高速度撮影
で撮影されたnフレームの画像データをそれぞれ奇数フ
ィールド及び偶数フィールド単位で入力し、n個の入出
力手段のそれぞれから入力された奇数フィールドの画像
データを記憶する第1の記憶領域と、偶数フィールドの
画像データを記憶する第2の記憶領域とを有するn個の
第1の記憶手段と、n個の入出力手段のそれぞれから入
力された奇数フィールドの画像データを記憶する第3の
記憶領域と、偶数フィールドの画像データを記憶する第
4の記憶領域とを有するn個の第2の記憶手段と、n個
の第1の記憶手段の各第1の記憶領域に奇数フィールド
の画像データを書き込ませ、n個の第1の記憶手段の各
第2の記憶領域に偶数フィールドの画像データを書き込
ませる動作と、n個の第2の記憶手段の各第3の記憶領
域に奇数フィールドの画像データを書き込ませ、n個の
第2の記憶手段の各第4の記憶領域に偶数フィールドの
画像データを書き込ませる動作とを交互に行うよう制御
し、第2の記憶手段への画像データの書き込み動作と同
時に、n個の第1の記憶手段の各第1の記憶領域に記憶
されたn個の奇数フィールドの画像データを第1のクロ
ックで読み出し、n個の第1の記憶手段の各第2の記憶
領域に記憶されたn個の偶数フィールドの画像データを
第2のクロックで読み出し、第1の記憶手段への画像デ
ータの書き込み動作と同時に、n個の第2の記憶手段の
各第3の記憶領域に記憶されたn個の奇数フィールドの
画像データを第3のクロックで読み出し、n個の第2の
記憶手段の各第4の記憶領域に記憶されたn個の偶数フ
ィールドの画像データを第4のクロックで読み出すよう
制御する制御手段と、制御手段によって第1のクロック
で読み出されるn個の奇数フィールドの画像データと、
第2のクロックで読み出されるn個の偶数フィールドの
画像データとから対をなしフレームを形成する奇数フィ
ールドの画像データと、偶数フィールドの画像データと
を抽出しn個のフレーム単位の画像データを生成し、第
3のクロックで読み出されるn個の奇数フィールドの画
像データと、第4のクロックで読み出されるn個の偶数
フィールドの画像データとから対をなしフレームを形成
する奇数フィールドの画像データと、偶数フィールドの
画像データとを抽出しn個のフレーム単位の画像データ
を生成するフレーム画像データ生成手段とを備えること
を特徴とする。
【0016】また、上述の目的を達成するために、本発
明に係るデータ入力フォーマット変換方法は、画像デー
タ及び音声データを含むデータを入出力するn個の入出
力手段を有し、n個の入出力手段から所定の1フレーム
時間にnフレームの画像データを撮影する高速度撮影で
撮影されたnフレームの画像データを入力し、割り当て
られたタイムスロットでノンリニアアクセス可能な複数
の記憶媒体にn個の入出力手段から入力された高速度撮
影で撮影された画像データを入力し、入力した画像デー
タを記録媒体に記録し、記録媒体に記録した高速度撮影
で撮影された画像データを所定の1フレーム時間で1フ
レームだけ再生しn個の入出力手段から出力するデータ
記録再生装置におけるデータ入力フォーマット変換方法
であって、n個の入出力手段は、高速度撮影で撮影され
たnフレームの画像データをそれぞれ奇数フィールド及
び偶数フィールド単位で入力し、n個の入出力手段のそ
れぞれから入力された奇数フィールドの画像データをn
個の第1の記録手段が備える第1の記憶領域にそれぞれ
書き込み、n個の入出力手段のそれぞれから入力された
偶数フィールドの画像データをn個の第1の記録手段が
備える第2の記憶領域にそれぞれ書き込み、n個の入出
力手段のそれぞれから入力された奇数フィールドの画像
データをn個の第2の記録手段が備える第3の記憶領域
にそれぞれ書き込み、n個の入出力手段のそれぞれから
入力された偶数フィールドの画像データをn個の第2の
記録手段が備える第4の記憶領域にそれぞれ書き込み、
第2の記憶手段への画像データの書き込み動作と同時
に、n個の第1の記憶手段の各第1の記憶領域に記憶さ
れたn個の奇数フィールドの画像データを第1のクロッ
クで読み出し、第1のクロックでの奇数フィールドの画
像データ読み出し終了後、n個の第1の記憶手段の各第
2の記憶領域に記憶されたn個の偶数フィールドの画像
データを第2のクロックで読み出し、第1の記憶領域か
ら読み出されたn個の奇数フィールドの画像データと、
第2の記憶領域から読み出されたn個の偶数フィールド
の画像データとから、対をなしフレームを形成する奇数
フィールドの画像データと、偶数フィールドの画像デー
タとを抽出しn個のフレーム単位の画像データを生成
し、第1の記憶手段への画像データの書き込みと同時
に、n個の第2の記憶手段の各第3の記憶領域に記憶さ
れたn個の奇数フィールドの画像データを第3のクロッ
クで読み出し、第3のクロックでの奇数フィールドの画
像データ読み出し終了後、n個の第2の記憶手段の各第
4の記憶領域に記憶されたn個の偶数フィールドの画像
データを第4のクロックで読み出し、第3の記憶領域か
ら読み出されたn個の奇数フィールドの画像データと、
第4の記憶領域から読み出されたn個の偶数フィールド
の画像データとから、対をなしフレームを形成する奇数
フィールドの画像データと、偶数フィールドの画像デー
タとを抽出しn個のフレーム単位の画像データを生成す
ることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ記録再
生装置及びデータ入力フォーマット変換方法の実施の形
態を図面を参照にして詳細に説明する。
【0018】本発明は、例えば図1に示すように構成さ
れたA/V(Audio/Video)サーバ1に適用される。こ
のA/Vサーバ1は、音声及び/又は画像データ(以
下、A/Vデータと記す。)を記録媒体に対して記録及
び/又は再生(以下、記録再生と記す。)するものであ
る。このA/Vサーバ1は、後述するコントロールパネ
ルをユーザが操作することによって、A/Vデータの記
録再生処理の他、編集処理を可能とするものである。
【0019】A/Vサーバ1は、記録ポート10、再生
ポート20、3つの入力端子を有する記録ポート30、
エディティングマネージャ(Editing Manager)50、
ビデオエフェクタ(Video Effecter)60、コントロー
ルパネル70、タイミングマネージャ(Timing Manage
r)80、ファイルマネージャ(File Manager)90、
複数の記録媒体を備えたHDD(Hard Disk Drive)1
001,1002,・・・,100n-3,100n-2,10
n-1,100n(nは、任意の整数)を有するHDDア
レイ(HDD Array)110、フィールド単位で入力さ
れた画像データをフレーム単位の画像データに変換する
フィールド・フレーム変換部300を備えている。
【0020】また、A/Vサーバ1は、記録ポート1
0、再生ポート20、3つの入力端子を有する記録ポー
ト30の各ポートと、HDDアレイ110との間のデー
タ転送のためのデータバス120と、各部を制御するた
めの制御信号を転送するための制御バス121とを備え
ている。A/Vサーバ1は、このように2つの入力処理
部及び1つの出力処理部を有しており、5系統の入出力
処理を行う。
【0021】記録ポート10は、入力端子19から入力
した画像データ及び音声データを含むデータ(以下、デ
ータともいう。)をHDDアレイ110に記録等するた
めの処理を行う入力処理部として機能する。この記録ポ
ート10は、データ入出力部11と、データ管理部12
とからなる。データ入出力部11は、セレクタ13と、
エンコーダ14と、画像データ分割部15とを備え、デ
ータ管理部12は、シリアル−パラレル変換処理部(以
下、S/Pと記す。)16と、バッファ17と、CPU
18とを備えている。
【0022】セレクタ13は、符号化するデータを選択
するものである。具体的には、セレクタ13は、例え
ば、SMPTE(Society of Motion Picture and Tele
visionEngineers)−259Mで規格化されているSD
I(Serial Digital Interface)に準拠したデータやS
MPTE−305Mで規格化されているSDTI(Seri
al Digital Transfer Interface)に準拠したデータ等
の入力端子19から入力される映像・音声データを含む
データと、後述するエディティングマネージャ50が備
える編集部51から出力されるデータとのうち、いずれ
か一方のデータを選択して後段のエンコーダ14に出力
する。
【0023】エンコーダ14は、セレクタ13から出力
されたデータを所定のフォーマットにエンコードする。
具体的には、エンコーダ14は、入力されたデータにつ
いてMPEG(Moving Picture Experts Group)方式に
よる圧縮符号化を行う。ただし、このエンコーダ14に
おいては、圧縮符号化処理のみならず、後段のHDD1
001,1002,・・・,100n-3,100n-2,10
n-1,100nに記録しやすいフォーマットに変換すれ
ばよく、例えば上述したSDIに準拠したデータから、
画像データや音声データを抜き出す処理を行ってもよ
い。さらに、エンコーダ14においては、上述したSD
TIに準拠したデータから画像データや音声データを取
り出す処理を行うようにしてもよく、上述した処理の組
み合わせを行うようにしてもよい。なお、以下の説明に
おいては、エンコーダ14は、入力したデータを圧縮符
号化して出力するものとする。エンコーダ14の圧縮符
号化により生成された圧縮データは、画像データ分割部
15に入力される。
【0024】画像データ分割部15は、エンコーダ14
から出力された画像データを単位画像毎に複数の画像グ
ループに分割して複数のブロックを生成する。例えば、
画像データは、図2に示すようなA、B、C、Dという
4つのブロックに分割される。画像グループ分割部15
によって生成されたブロックは、S/P16へ出力され
る。この画像グループ分割部15によって画像データを
複数のブロックに分割する処理は、所望の画像データを
再生してサーチする場合に再生画像の欠落が少なくなる
ような再生が行えるようにHDDアレイ110へ分割し
た複数のブロックを記録させるための処理である。
【0025】例えば、画像グループ分割部15を設け
ず、画像データを分割させないでフレーム毎にF1,F
2,F3,F4,F5・・・・というようにHDDアレ
イ110に画像データを記録したとする。このようにし
てHDDアレイ110に記録された画像データを1倍速
で再生すると、A/Vサーバ1は、F1,F2,F3,
F4,F5・・・・というように記録したフレームをH
DDアレイ110から読み出し全て再生するが、2倍速
で再生するとF1,F3,F5・・・というように、4
倍速で再生をするとF1,F5,F9・・・というよう
に再生速度が増すごとに再生されないフレームが生じさ
せてしまうため、所望の画像データを確実にサーチする
ことが困難となってしまう。
【0026】そこでこの画像グループ分割部15で、画
像データをフレームごとに複数のグループに分割し後述
するような手法でHDDアレイ110に記録させること
で、倍速での再生において、画像データを分割しないで
HDDアレイ110に記録していた際には飛ばしていた
フレームの要素であるブロックを少なくとも一つフレー
ムの構成要素となるようにフレームを再構築させること
が可能となる。例えば、フレームF1をF1A,F1
B,F1C,F1Dという4つのブロックに、フレーム
F2をF2A,F2B,F2C,F2Dという4つのブ
ロックに、フレームF3をF3A,F3B,F3C,F
3Dという4つのブロックに、フレームF4をF4A,
F4B,F4C,F4Dという4つのブロックに分割し
た場合、2倍速では、フレームF1のF1A,F1Bと
フレームF2のF2C,F2Dで一つのフレームを構成
し、4倍速では、フレームF1のF1A、フレームF2
のF2B、フレームF3のF3C、フレームF4のF4
Dで一つのフレームを構成し再生させることで、必ずフ
レームの情報を再生画像に盛り込むことができる。
【0027】後述する画像グループ分割部35,38,
41においても、上述した画像グループ分割部15と同
様の理由で入力された画像データを複数のブロックへ分
割させる。
【0028】S/P16は、エンコーダ14から入力し
た圧縮データをHDD1001,1002,・・・,10
n-3,100n-2,100n-1,100nのそれぞれに書
き込むことができるように、シリアル−パラレル変換を
行う。このS/P16によりシリアル−パラレル変換が
なされて得られた各データは、後段のバッファ17に随
時供給される。
【0029】バッファ17は、S/P16から出力され
てくる画像データ、音声データを一時的に格納し、例え
ば画像データ、音声データをデータバス120に時分割
多重して送り出すために使用されるものである。バッフ
ァ17は、図示しないが、S/P16から出力されてく
る各データを画像データ分割部で分割した画像データを
ブロックごとに一時的に所定の画像単位分、例えば16
フレーム単位分だけ蓄積する。バッファ17は、S/P
16からの各データを随時入力するとともに、後述のタ
イミングパルス発生器81からのタイムスロットがCP
U18に割り当てられると、このCPU18の制御のも
とに、バッファリングしているデータをタイムスロット
で許容された所定期間においてデータバス120に出力
する。データバス120に出力する際、CPU18は、
バッファ17に一時記憶されているブロックごとの画像
データを一定のパターンで周期的に変化して出力される
ようにバッファ17から読み出す。例えば、1フレーム
がA,B,C,Dの4つに分割されている場合、1フレ
ーム目がA,B,C,D、2フレーム目が、B,C,
D,A、3フレーム目がC,D,A,B、4フレーム目
がD,A,B,Cといううように4フレームごとに循環
するような並びでデータバス120へと出力される。
【0030】ここで、データバス120は、SBX(Sp
ydar Bus eXtension)バスと呼ばれるものであり、図示
しないものの、データを記録する方向にのみデータを伝
送する上りバスと、データを再生する方向にのみデータ
を伝送する下りバスとに分かれており、これらの上りバ
ス及び下りバスとに分かれて構成されている。そのた
め、バッファ17から出力された各データは、データバ
ス120を構成する各データに対応するバスを介してH
DDアレイ110に送信される。また、バッファ17の
後段には、図示しないバス出力処理部が設けられ、バッ
ファ17から出力された各データには、データバス12
0の伝送フォーマットに従うように、例えばHDD10
1,1002,・・・,100n-3,100n-2,100
n-1,100nへの書き込みを指示するコマンド等が重畳
される。
【0031】CPU18は、例えば後述するコントロー
ルパネル70から制御バス121を介して送信されてく
る外部コマンド等の制御信号に基づいて、記録ポート1
0の各部を制御する機能を有する。また、CPU18
は、与えられた制御信号を必要に応じてエディティング
マネージャ50が備えるCPU53に転送する。さらに
CPU18は、タイミングパルス発生器81により割り
当てられたタイムスロットに基づいて、バッファ17に
保持されているデータの出力を制御する。
【0032】また、再生ポート20は、HDDアレイ1
10に記録されていたデータを外部へ出力するための処
理を行う出力処理部として機能するものであり、データ
管理部21と、データ入出力部22とからなる。
【0033】データ管理部21は、画像グループ検出部
23と、バッファ24と、パラレル−シリアル変換処理
部(以下、P/Sと記す。)25と、CPU26とを備
え、データ入出力部22は、デコーダ27と、セレクタ
28とを備えている。
【0034】画像グループ検出部23は、HDDアレイ
110からデータバスを介してパラレルに出力される画
像データ及び音声データを所定単位分(例えば16フレ
ーム単位分)読み込み、音声データはそのままバッファ
24へ出力し、画像データはそのグループ情報に基づい
て画像データを分割してバッファ24へ出力する。画像
グループ検出部23は、タイミングパルス発生器81か
らのタイムスロットがCPU26に割り当てられると、
このCPU26の制御のもとに、HDDアレイ110か
らデータを読み出して入力する。
【0035】バッファ24は、画像グループ検出部23
から出力される各データを一時的に格納する。バッファ
24は、画像グループ検出部23から出力される画像デ
ータを各グループごとのバンクに分けて一時記憶する。
【0036】ここで、HDDアレイ110から送られて
くる各データには、データバス120の伝送フォーマッ
トにしたがうように、例えば上述した各HDD100へ
の書き込みを指示するコマンドに対するステータスが重
畳されている。このようなデータは、上述したデータバ
ス120の下りバスで伝送される。そのため、A/Vサ
ーバ1においては、入力系のデータと出力系のデータと
が衝突するといったエラーを引き起こす要因が少なく、
割り当てられたタイムスロットに基づいてデータを伝送
することで、データの記録再生を同時に行うようにみな
すことができる。バッファ24に入力されたデータは、
このバッファ24によりバッファリングされた後、後段
のP/S25に供給される。
【0037】P/S25は、バッファ24から入力した
パラレルデータをシリアルデータに変換する。このP/
S25によりパラレル−シリアル変換がなされて得られ
たデータは、データ入出力部22におけるデコーダ27
に供給される。
【0038】CPU26は、制御バス121を介して送
信されてくる外部コマンド等の制御信号に基づいて、再
生ポート20の各部を制御する機能を有する。また、C
PU26は、与えられた制御信号を必要に応じてエディ
ティングマネージャ50が備えるCPU53に転送す
る。さらに、CPU26は、タイミングパルス発生器8
1により割り当てられたタイムスロットに基づいて、デ
ータバス120の使用権を獲得し、バッファ24にデー
タを入力するように制御する。
【0039】データ入出力部22におけるデコーダ27
は、P/S25から入力したシリアルデータを所定の復
号処理によりデコードする。このデコーダ27は、各H
DD100から再生されたデータが圧縮符号化されてい
るときには伸張し、上述したSDIデータ等に変換して
出力する。このデコーダ27によりデコードして得られ
た映像・音声データを含む各種データは、セレクタ28
やエディティングマネージャ50が備える編集部51に
入力される。
【0040】セレクタ28は、出力端子29を介して外
部に出力するデータを選択するものである。具体的に
は、セレクタ28は、デコーダ27から出力されるデー
タと、エディティングマネージャ50が備える編集部5
1から出力されるデータとのうち、いずれか一方のデー
タを選択し、SDIデータやSDTIデータとして出力
端子29に供給する。
【0041】記録ポート30は3つのデータ入出力部を
備え、後述するフィールド・フレーム変換部から出力さ
れこの3つのデータ入力部に入力されたデータをHDD
アレイ110に記録等するための処理を行う入力処理部
として機能する。記録ポート30では、A/Vサーバ1
において、高画質なスローモーション再生を行うための
データを記録する処理を行う。
【0042】記録ポート30の3つのデータ入出力部に
は、通常の3倍の速度で撮影された画像データがフィー
ルド・フレーム変換部300から入力される。例えば、
記録ポート30の3つのデータ入力部には、通常、毎秒
30フレームで供給される画像データに対して3倍のレ
ートの毎秒90フレームの画像データが1/90秒毎に
3つに分配された画像データが入力される。通常のレー
トと3倍のレートとの関係を図3に示す。通常のレート
の場合、1/30秒で1フレームとなっているが、3倍
のレートの場合1/90秒で1フレーム、1/30秒だ
と3フレーム分の画像データを記録することができる。
【0043】この記録ポート30は、データ入出力部3
1と、データ管理部32とからなる。データ入出力部3
1は、セレクタ33と、エンコーダ34と、画像グルー
プ分割部35と、セレクタ36と、エンコーダ37と、
画像グループ分割部38とを備え、データ管理部32
は、セレクタ39と、エンコーダ40と、画像グループ
分割部41と、データ多重化部42と、DMブロック4
3と、CPU44とを備えている。
【0044】セレクタ33は、符号化するデータを選択
するものである。具体的には、セレクタ33は、例え
ば、SMPTE(Society of Motion Picture and Tele
visionEngineers)−269Mで規格化されているSD
I(Serial Digital Interface)に準拠したデータやS
MPTE−305Mで規格化されているSDTI(Seri
al Digital Transfer Interface)に準拠したデータ等
の入力端子45から入力される映像・音声データを含む
データと、後述するエディティングマネージャ50が備
える編集部51から出力されるデータとのうち、いずれ
か一方のデータを選択して後段のエンコーダ34に出力
する。
【0045】エンコーダ34は、セレクタ33から出力
されたデータを所定のフォーマットにエンコードする。
具体的には、エンコーダ34は、入力されたデータにつ
いてMPEG(Moving Picture Experts Group)方式に
よる圧縮符号化を行う。ただし、このエンコーダ34に
おいては、圧縮符号化処理のみならず、後段のHDD1
001,1002,・・・,100n-3,100n-2,10
n-1,100nに記録しやすいフォーマットに変換すれ
ばよく、例えば上述したSDIに準拠したデータから、
画像データや音声データを抜き出す処理を行ってもよ
い。さらに、エンコーダ34においては、上述したSD
TIに準拠したデータから画像データや音声データを取
り出す処理を行うようにしてもよく、上述した処理の組
み合わせを行うようにしてもよい。なお、以下の説明に
おいては、エンコーダ34は、入力したデータを圧縮符
号化して出力するものとする。エンコーダ34の圧縮符
号化により生成された画像データは、画像グループ分割
部35に入力される。
【0046】画像グループ分割部35は、エンコーダ3
4から出力された画像データを単位画像毎に複数の画像
グループに分割して複数のブロックを生成する。例え
ば、画像データは、図2に示すようなA、B、C、Dと
いう4つのブロックに分割される。画像グループ分割部
35によって生成されたブロックは、データ多重化部4
2へ出力される。データ多重化部42へ出力される際、
各ブロックは分割数に基づいて一定のパターンで周期的
に1バイト単位でデータ多重化部42へ出力される。一
定のパターンで周期的にブロックを出力する具体的な手
法については、後で詳細に説明をする。
【0047】セレクタ36は、入力端子46から入力さ
れた画像データが入力され、入力された画像データにセ
レクタ33と同様の処理を行いエンコーダ37へ出力す
る。
【0048】エンコーダ37は、セレクタ36から入力
された画像データをエンコーダ34と同様の処理を行
い、画像グループ分割部38へと出力する。
【0049】画像グループ分割部38は、エンコーダ3
7から出力された画像データを画像グループ分割部35
と同様の処理を行いブロックに分割してデータ多重化部
42へと出力する。
【0050】データ管理部32における、セレクタ39
は、入力端子47から入力された画像データが入力さ
れ、入力された画像データにセレクタ33と同様の処理
を行いエンコーダ40へ出力する。
【0051】エンコーダ40は、セレクタ39から入力
された画像データをエンコーダ34と同様の処理を行
い、画像グループ分割部41へと出力する。
【0052】画像グループ分割部41は、エンコーダ4
0から出力された画像データを画像グループ分割部35
と同様の処理を行いブロックに分割してデータ多重化部
42へと出力する。データ多重化部42は、データ入出
力部31のエンコーダ34,37及びデータ管理部32
のエンコーダ40から出力された画像データ及び音声デ
ータをCPU44の制御により多重化する。このデータ
多重化部42により多重化された各データは、後段のD
Mブロック43に随時供給される。
【0053】データ多重化部42は、図4に示すよう
に、画像データ用のFIFOメモリ42a,42b,4
2cと、音声データ用のFIFOメモリ42d,42e
と、FIFOコントローラ42fと、マルチプレクサ4
2gとからなる。
【0054】FIFOメモリ42a,42b,42c,
42d,42eは、データ先入れ先出し型のSRAM
(Static Random Access Memory)である。FIFOメ
モリ42a,42b,42c,42d,42eは、FI
FOコントローラ42fの制御によって上述したエンコ
ーダ34,37,40からそれぞれ出力された画像デー
タ及び音声データを書き込んだり、読み出したりし、マ
ルチプレクサ42gへ出力する。
【0055】FIFOメモリ42a,42b,42cに
は、通常の3倍の速度で撮影された画像データが3つに
分配されエンコーダ34,37,40でエンコードされ
て、それぞれ入力される。例えば、通常レートで毎秒3
0フレームのデータが供給されている場合、3倍のレー
トでは毎秒90フレームのデータが供給されることにな
る。つまり、通常レートでは1フレームを供給できる時
間で、3倍のレートでは3フレーム供給することができ
る。
【0056】FIFOメモリ42d,42eは、音声デ
ータ用のSRAMである。特にFIFOメモリ42e
は、A/Vサーバ1とフォーマットの異なる外部装置か
らの入力によって生じる音声データの遅延に対処するた
めの設けられたSRAMである。
【0057】FIFOメモリコントローラ42fは、デ
ータ管理部32のCPU44の制御によってFIFOメ
モリ42a,42b,42c,42d,42eのデータ
の書き込み及び読み出しを制御する。
【0058】データ多重化部42gは、FIFOメモリ
42a,42b,42c,42d,42eから出力され
たデータをマルチプレクスして、DMブロック43へと
出力する。
【0059】DMブロック43は、データ多重化部42
から出力されてくる各データを一時的に格納し、例えば
各データをデータバス120に時分割多重して送り出す
ために使用されるものである。DMブロック43は、デ
ータ多重化部42から出力されてくる各データを個別に
保持するように構成されている。DMブロック43は、
データ多重化部42からの各データを随時入力するとと
もに、後述のタイミングパルス発生器81からのタイム
スロットがCPU44に割り当てられると、このCPU
44の制御のもとに、バッファリングしているデータを
タイムスロットで許容された所定期間においてデータバ
ス120に出力する。
【0060】CPU44は、例えば後述するコントロー
ルパネル70から制御バス121を介して送信されてく
る外部コマンド等の制御信号に基づいて、記録ポート3
0の各部を制御する機能を有する。また、CPU44
は、与えられた制御信号を必要に応じてエディティング
マネージャ50が備えるCPU53に転送する。さらに
CPU44は、タイミングパルス発生器81により割り
当てられたタイムスロットに基づいて、DMブロック4
3に保持されているデータの出力を制御する。
【0061】また、CPU44は、後述するフィールド
・フレーム変換部300の制御をする。
【0062】エディティングマネージャ50は、編集部
51と、インターフェース(I/F)52と、CPU5
3とを備えており、上述した記録ポート10、再生ポー
ト20,記録ポート30から入力されたデータを、編集
部51を介して後述するビデオエフェクタ60に出力し
て編集させる。また、エディティングマネージャ50
は、ビデオエフェクタ60からのデータを、記録ポート
10のセレクタ13、再生ポート20のセレクタ28,
記録ポート30のセレクタ33,36,39に出力す
る。
【0063】編集部51は、記録ポート10及び記録ポ
ート30に入力したデータ及び再生ポート20のデコー
ダ27を経たデータのうちの所望のデータを、内部に備
える図示しないセレクタ等によって適宜切り換えること
で選択し、ビデオエフェクタ60へと出力する。また、
編集部51は、ビデオエフェクタ60から入力されるデ
ータを、内部に備える図示しないセレクタ等によって適
宜切り換えることで、所望のポート又はCPU53へと
出力する。さらに、記録ポート10及び記録ポート30
に入力したデータや、再生ポート20のデコーダ27を
経たデータや、ビデオエフェクタ60から入力されるデ
ータを外部のモニタ装置等に出力したい場合には、編集
部51は、これらのデータを出力端子54に供給する。
【0064】I/F52は、後述するコントロールパネ
ル70と接続し、コントロールパネル70を制御するた
めの制御信号、A/Vデータ等がCPU53から入力さ
れてコントロールパネル70に出力するとともに、コン
トロールパネル70からの操作入力信号等をCPU53
に入力する。また、I/F52は、例えば外部のVTR
(Video Tape Recorder)等を接続してデータや各種コ
マンドを出力するとともに、外部からの各種コマンドを
入力する。
【0065】CPU53は、内部に格納された編集処理
実行プログラムを実行することで、記録ポート10、再
生ポート20、記録ポート30がそれぞれ備えるCPU
18、CPU26、CPU44を制御する。
【0066】また、CPU53は、各ポートのCPUを
制御することによって、同時に複数のポートを制御する
とともに、各100に記憶されたA/Vデータを読み出
す旨の制御信号をHDDアレイ110に出力してA/V
データを入力する。このとき、CPU53は、編集処理
の対象となっている素材データを後述するVFLに従っ
て読み出し、I/F52を介してコントロールパネル7
0に出力することで、ユーザに編集内容を提示する。
【0067】更に、このCPU53は、コントロールパ
ネル70からのプレビュー処理を行う旨の操作入力信号
に応じて、編集処理の結果生成されたVFLに基づくプ
レビュー処理を行う。このとき、CPU53は、ファイ
ル管理部91に格納されたVFLを読み出して、VFL
が示すA/Vデータを順次各HDD100から各ポート
20〜40を介して読み出してI/F52を介してコン
トロールパネル70に出力する。
【0068】ビデオエフェクタ60は、複数のポートを
利用して、データに特殊効果処理を施す。ビデオエフェ
クタ60は、具体的には、ある素材データに別の異なる
素材データを挿入して各素材データを接続することで新
たな時系列データを生成するピクチャインピクチャ(Pi
nP)等の特殊効果処理を行って編集データを生成する処
理をエディティングマネージャ50から入力した素材デ
ータに対して行う。
【0069】コントロールパネル70は、例えば、編集
作業を行うデータの選択や、データの入出力を行うポー
トを選択する際にユーザが操作する各種スイッチ等や、
編集作業に用いる画像等を表示する表示部等を備える。
コントロールパネル70は、ユーザに操作されることに
よって、操作に対応した操作入力信号を生成する。
【0070】タイミングマネージャ80は、ビデオの同
期信号に基づいてタイミングをとり、データバス120
を管理するものである。このタイミングマネージャ80
は、タイミングパルスを発生させるタイミングパルス発
生器81と、コントロールパネル70とのインターフェ
ースであるインターフェース(I/F)82と、各部を
制御するCPU83とを備える。
【0071】このタイミングマネージャ80は、外部か
ら入力されるビデオ同期信号に基づいて、CPU83が
タイミングパルス発生器81を制御してタイミングパル
スを発生させ、制御バス121に送信する。タイミング
マネージャ80は、このタイミングパルスに基づいてデ
ータバス120の使用権を管理する。
【0072】ファイルマネージャ90は、後述する各H
DD100におけるファイルの記録領域を示すファイル
管理情報を保持し、このファイル管理情報に基づいてフ
ァイルの管理を行うファイル管理部91と、例えばイー
サネット(登録商標)等の外部のネットワークに接続さ
れ、外部のネットワークとの間でデータの入出力を行う
ネットワークドライバ92と、各部を制御するCPU9
3とを備える。
【0073】ファイルマネージャ90は、CPU93の
制御のもとに、後述するHDDアレイ110に記録され
たデータの管理を行う。例えば、ファイルマネージャ9
0は、あるファイルがHDD100に記録されたとき
に、これらのHDD100内のどのアドレスにファイル
が記録されたかを示す情報を含むファイル管理情報を用
いて、HDDアレイ110に記録されたデータの管理を
行う。
【0074】また、ファイル管理部91は、ファイル管
理情報を保持することによって、操作入力信号に応じた
ファイル名を指定するだけで所望のファイルの再生を行
うようにHDDアレイ110を制御する処理等の操作を
行うことができ、後述する再生ファイル情報である仮想
ファイル(Virtual File;以下、VFLと記す。)に基
づいて、編集の際に新たにデータを記録することなく編
集結果をもとに素材データを再生することができる。
【0075】HDDアレイ110は、各HDD100に
対し各種データを格納及び管理するものである。HDD
アレイ110は、複数のHDD1001,1002,・・
・,100n-3,100n-2,100n-1,100nから構
成され、これらのHDD1001,1002,・・・,1
00n-3,100n-2,100n-1,100nに対して各種
データを記憶させるとともに、これらのHDD10
1,1002,・・・,100n-3,100n-2,100
n-1,100nに記録されているデータの管理を行う。H
DDアレイ110は、バッファ111と、画像データ書
き込み/読み出し処理部(V)112と、音声データ書
き込み/読み出し処理部(A)113とを備える。
【0076】HDDアレイ110は、例えば、放送業務
用として記録されるべきデータが確実に記録されるとと
もに、記録されているデータが確実に再生されるように
冗長性を持たせてあり、いわゆるRAID(Redundant
Arrays of Inexpensive Disks)構成をとる。画像デー
タが記録されるHDD1001,1002,・・・,10
n-3,100n-2は、RAID−6の構成、すなわち、
データを複数のディスクに分けて並行転送することで転
送性能を高め、さらにパリティディスクを設けた構成を
とり、音声データが記録されるHDD100n-1,10
nは、いわゆるデータの二重書きを行うミラーディス
クと呼ばれるRAID−1の構成をとる。
【0077】バッファ111は、データバス120との
間でのデータを転送を行うときに、一時的にデータを記
憶する。例えば、各HDD100からのデータは、この
バッファ111においてバッファリングされた後、デー
タバス120に出力される。
【0078】画像データ書き込み/読み出し処理部11
2は、接続された各HDD100に対して画像データの
書き込み及び読み出し処理を行う。画像データ書き込み
/読み出し処理部112は、具体的には、各HDD10
0の中から所望のHDD100を選択して、バッファ1
11から入力された画像データを書き込むとともに、所
望のHDDから画像データを読み出してバッファ111
に出力する。
【0079】音声データ書き込み/読み出し処理部11
3は、接続された各HDD100n- 1,100nに対して
音声データの書き込み及び読み出し処理を行う。音声デ
ータ書き込み/読み出し処理部113は、具体的には、
接続された2つのHDD100n-1,100nのいずれか
一方を選択し、バッファ111から入力された音声デー
タを書き込むとともに、所望のHDD100から音声デ
ータを読み出してバッファ111に出力する。
【0080】フィールド・フレーム変換部300は、フ
ォーマット変換部200と、フィールド制御SSカメラ
から出力されたデータを入力するための入力端子301
a,301b,301cとを備えている。また、フィー
ルド・フレーム変換部300は上述した記録ポート30
に接続されており、フィールド・フレーム変換部300
で所定の処理を施されたデータを記録ポート30へ入力
させる。
【0081】ここで、フィールド制御SSカメラについ
て説明をする。フィールド制御SSカメラは、例えば、
通常のレートの3倍のレートで被写体を撮影し、撮影さ
れたデータを3つの出力端子からフィールド単位で切り
換えて出力させるようなスーパスローモーション用の映
像を撮影するカメラである。
【0082】続いて、図5に示すブロック図を用いて、
フィールド・フレーム変換部300に備えられたフォー
マット変換部200の構成について説明をする。
【0083】フォーマット変換部200は、データを入
力する入力端子201a,201b,201cと、FI
FOメモリ202a,202b,202cと、FIFO
メモリ202a,202b,202cへの書き込み動作
をそれぞれ制御するFIFOメモリ書き込みコントロー
ラ203a,203b,203cと、読み出し動作を制
御するFIFOメモリ読み出しコントローラ204と、
SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memo
ry)205a,SDRAM205b,SDRAM205
c,SDRAM205d,SDRAM205e,SDR
AM205fと、SDRAM205aとSDRAM20
5bの書き込み動作、読み出し動作をそれぞれ制御する
SDRAM書き込みコントローラ206、SDRAM読
みだしコントローラ207と、SDRAM205cとS
DRAM205dの書き込み動作、読み出し動作をそれ
ぞれ制御するSDRAM書き込みコントローラ208、
SDRAM読みだしコントローラ209と、SDRAM
205eとSDRAM205fの書き込み動作、読み出
し動作をそれぞれ制御するSDRAM書き込みコントロ
ーラ210、SDRAM読みだしコントローラ211
と、スイッチ部212a,212b,212c,213
a,213b,213c,214a,214b,214
cと、各SDRAMから出力された画像データ及び音声
データを同一のタイミングで出力させるデータ出力部2
15とを備える。
【0084】入力端子201a,201b,201c
は、フィールド制御SSカメラの3つの出力端子からフ
ィールド・フレーム変換部300の入力端子301a,
301b,301cに入力されたデータを入力し、入力
したデータをFIFOメモリ書き込みコントローラ20
3a,203b,203cの制御によってFIFOメモ
リ202a,202b,202cへ供給する。
【0085】FIFOメモリ202a,202b,20
2cはデータ先入れ先出し型のSRAM(Static Rando
m Access Memory)である。FIFOメモリ202a,
202b,202cは、FIFOメモリ書き込みコント
ローラ203a,203b,203c、FIFOメモリ
読み出しコントローラ204の制御によって、入力端子
201a,201b,201cを介して入力されるデー
タを書き込み、各SDRAMへ出力する。また、FIF
Oメモリ202a,202b,202cに書き込まれた
データは、FIFOメモリ読み出しコントローラ204
の制御に応じて書きまれた順番が古い画像データから順
に読み出される。
【0086】FIFOメモリ202aから読み出された
データは、SDRAM205a又はSDRAM205b
へ供給され、FIFOメモリ202bから読み出された
データはSDRAM205c又はSDRAM205dへ
供給され、FIFOメモリ202cから読み出されたデ
ータはSDRAM205e又はSDRAM205fへと
供給される。
【0087】FIFOメモリ書き込みコントローラ20
3a,203b,203cはタイミングパルス発生器8
1の発生するタイミングパルスに応じて対応するFIF
Oメモリへデータを書き込ませるための制御信号を生成
し、FIFOメモリ読み出しコントローラ204はタイ
ミングパルス発生器81の発生するタイミングパルスに
応じて各FIFOメモリから映像データを読み出す制御
信号を生成し、各FIFOメモリの動作を制御する。
【0088】SDRAM205a,205b,205
c,205d,205e,205fは、データ読み出し
動作及び書き込み動作が、外部からのクロック信号に同
期して高速に実行可能なDRAM(Dynamic Random Acc
ess Memory)である。各SDRAMは、図6に示すよう
に、それぞれバンクA、バンクB、バンクC、バンクD
の4つバンクを備えており、バンクA及びバンクBに
は、FIFOメモリから出力されるデータの奇数フィー
ルドのデータが書き込まれ、バンクC、バンクDにはデ
ータの偶数フィールドのデータが書き込まれる。以下の
説明においては、バンクA、バンクBをバンクABとし
て呼び、バンクC、バンクDをバンクCDと呼ぶ。
【0089】FIFOメモリ202aから供給されるフ
ィールド単位のデータは、SDRAM書き込みコントロ
ーラ206の制御に応じてSDRAM205a又はSD
RAM205bに書き込まれ、FIFOメモリ202b
から供給されるフィールド単位のデータは、SDRAM
書き込みコントローラ208の制御に応じてSDRAM
205c又はSDRAM205dに書き込まれ、FIF
Oメモリ202cから供給されるフィールド単位のデー
タはSDRAM書き込みコントローラ210の制御に応
じてSDRAM205e又はSDRAM205fによっ
て書き込まれる。
【0090】SDRAM205a及びSDRAM205
bに書き込まれたフィールド単位のデータはSDRAM
読みだしコントローラ207の制御によって読み出さ
れ、SDRAM205c及びSDRAM205dに書き
込まれたフィールド単位のデータはSDRAM読みだし
コントローラ209の制御によって読み出され、SDR
AM205e及びSDRAM205fに書き込まれたフ
ィールド単位のデータはSDRAM読みだしコントロー
ラ211の制御によって読み出される。
【0091】SDRAM書き込みコントローラ206,
208,210は、タイミングパルス発生器81の発生
するタイミングパルスに応じてそれぞれのメモリへデー
タを書き込ませるための制御信号を生成し、SDRAM
読みだしコントローラ207,209,211は、タイ
ミングパルス発生器81の発生するタイミングパルスに
応じてデータを読み出す制御信号を生成し、各SDRA
Mの動作を制御する。
【0092】各SDRAMへの書き込み動作及び読み出
し動作については後で詳細に説明をする。
【0093】スイッチ部212a,212b,212c
は、FIFOメモリ202aから読み出されたデータを
SDRAM205a又はSDRAM205bに供給する
ための伝送路と、SDRAM205a又はSDRAM2
05bから読み出されたデータをデータ出力部215に
供給するための伝送路とをタイミングパルス発生器81
の制御に応じてスイッチを切り替えることで規程する。
【0094】スイッチ部213a,213b,213c
は、FIFOメモリ202bから読み出されたデータを
SDRAM205c又はSDRAM205dに供給する
ための伝送路と、SDRAM205c又はSDRAM2
05dから読み出されたデータをデータ出力部215に
供給するための伝送路とをタイミングパルス発生器81
の制御に応じてスイッチを切り替えることで規程する。
【0095】スイッチ部214a,214b,214c
は、FIFOメモリ202cから読み出されたデータを
SDRAM205e又はSDRAM205fに供給する
ための伝送路と、SDRAM205e又はSDRAM2
05fから読み出されたデータをデータ出力部215に
供給するための伝送路とをタイミングパルス発生器81
の制御に応じてスイッチを切り替えることで規程する。
データ出力部215は、SDRAM205a,205
b,205c,205d,205e,205fから読み
出されたデータをタイミングパルス発生器81の発生す
るタイミングパルスに応じて出力端子216a,216
b,216cから記録ポート30に出力する。出力端子
216a,216b,216cから出力されるデータ
は、例えば、SMPTE(Society of Motion Picture
and Television Engineers)−259Mで規格化されて
いるSDI(Serial Digital Interface)に準拠したデ
ータやSMPTE−305Mで規格化されているSDT
I(Serial Digital Transfer Interface)に準拠した
データ等に変換されてから記録ポート30に入力され
る。
【0096】続いて、フォーマット変換部200の具体
的な動作について説明をする。ここで、後の説明のため
にフィールド制御SSカメラから出力されるデータの第
1のフレームの奇数フィールドをf1、偶数フィールド
をf2、第2のフレームの奇数フィールドをf3、偶数
フィールドをf4、以下同様に奇数フィールドのデータ
をf5,f7,f9・・・とし、偶数フィールドのデー
タをf6,f8,f10として表す。
【0097】フィールド制御SSカメラから出力された
データは、フィールド・フレーム変換部300の入力端
子301a,301b,301cから入力されフォーマ
ット変換部200の入力端子201a,201b,20
1cへ入力される。データは、フォーマット変換部の入
力端子201a,201b,201cへフィールド単位
で入力される。例えば、入力端子201aにf1が入力
されると、入力端子201bにはf2、入力端子201
cにはf3が入力され、続くf4は再び入力端子201
aに入力され、以下同様にフィールド単位で各入力端子
にデータが入力されていく。
【0098】入力端子201a,201b,201cか
ら入力されたデータは、FIFOメモリ202a,20
2b,202cにFIFOメモリ書き込みコントローラ
203a,203b,203cの制御に応じてそれぞれ
入力されていく。例えば、入力端子201aとFIFO
メモリ202aの場合、入力端子201aにはf1,f
4,f7,f10・・・とデータが入力され、入力に応
じてデータがFIFOメモリ202aに書き込まれてい
く。FIFOメモリ202b,202cにも同様にして
入力端子201b,201cから出力されたデータが書
き込まれていく。図7に、FIFOメモリ202a,2
02b,202cにデータが書き込まれる様子を示す。
【0099】FIFOメモリ202a,202b,20
2cに書き込まれたデータは、FIFOメモリ読み出し
コントローラ204の制御に応じて先に書き込まれたデ
ータから順に読み出される。FIFOメモリ202aに
蓄積されているデータはf1,f4,f7・・・の順に
読み出され、FIFOメモリ202bに蓄積されている
データはf2,f5,f8・・・の順に読み出され、F
IFOメモリ202cに蓄積されているデータはf3,
f6,f9・・・の順に読み出される。
【0100】各FIFOメモリから読み出されたデータ
は、FIFOメモリから読み出されたデータを書き込む
ためにそれぞれに2つづつ備えられたSDRAMの所定
のバンクへ1フィールド単位毎に1フレーム分だけ書き
込まれる。2つのSDRAMは、一方のSDRAMに1
フレームのデータが書き込まれてから他方のSDRAM
に続くデータが書き込まれる。例えば、SDRAM20
5a,205c,205eを第1のグループとし、SD
RAM205b,205d,205fを第2のグループ
とすると、第1のグループへ1フレーム分のデータが書
き込まれてから、第2のグループへ1フレーム分のデー
タが書き込まれる。また、第2のグループのSDRAM
へのデータの書き込み動作と平行して、第1のグループ
のSDRAMへ書き込まれているデータはSDRAM読
み出しコントローラの制御に応じて読み出される。以下
同様に第1のグループと第2のグループでデータを書き
込む動作と読み出す動作とが各コントローラの制御に応
じて交互に繰り返される。
【0101】次に、図8に示すタイミングチャートを用
い、上述したSDRAMのデータの書き込み及び読み出
し動作について説明をする。
【0102】ここで、図8中に示した”BankAB_W”は、
SDRAM書き込みコントローラから出力されSDRA
MのバンクABに対してデータを書き込むことを指示す
る制御信号である。”BankCD_W”は、SDRAM書き込
みコントローラから出力されSDRAMのバンクCDに
対してデータを書き込むことを指示する制御信号であ
る。”BankAB_R”は、SDRAM読み出しコントローラ
から出力されSDRAMのバンクABからデータを読み
出すことを指示する制御信号である。”BankCD_R”は、
SDRAM読み出しコントローラから出力されSDRA
MのバンクCDからデータを読み出すことを指示する制
御信号である。ここでは、上述の各制御信号が”0”で
ある場合に各SDRAMが所定の動作をするようにして
いる。
【0103】また、第1のグループは上述の通りSDR
AM205a,205c,205eとし、第2のグルー
プはSDRAM205b,205d,205fとする。
【0104】SDRAM書き込みコントローラ206,
208,210は、まず第1のグループのSDRAMへ
データが書き込まれ、次に第2のグループのSDRAM
へデータが書き込まれるように制御信号を送信する。ま
た、SDRAM書き込みコントローラ206,208,
210は、各SDRAMにデータを書き込む際、先にバ
ンクABにデータが書き込まれ、続いてバンクCDにデ
ータが書き込まれるように制御信号を送信する。
【0105】まず、SDRAM書き込みコントローラ2
06,208,210は、まず第1のグループのSDR
AM205a,205c,205eに対して、制御信号
BankAB_W=0を送信し、例えば、SDRAM205aの
バンクABにf1、SDRAM205cのバンクABに
f2、SDRAM205eのバンクABにf3が書き込
まれるよう制御する。
【0106】続いて、SDRAM書き込みコントローラ
206,208,210は、同じく第1のグループのS
DRAM205a,205c,205eに対して、制御
信号BankCD_W=0を送信し、例えば、SDRAM205
aのバンクCDにf4、SDRAM205cのバンクC
Dにf5、SDRAM205eのバンクCDにf6が書
き込まれるよう制御する。
【0107】W_DATA1aは、FIFO202aから読み出
されSDRAM205aに書き込まれるデータを表し、
W_DATA1bは、FIFO202bから読み出されSDRA
M205cに書き込まれるデータを表し、W_DATA1cFI
FO202cから読み出されSDRAM205eに書き
込まれるデータを表している。
【0108】次にSDRAM書き込みコントローラ20
6,208,210は、第2のグループのSDRAM2
05b,205d,205fに対して、制御信号BankAB
_W=0を送信し、例えば、SDRAM205bのバンク
ABにf7、SDRAM205dのバンクABにf8、
SDRAM205fのバンクABにf9が書き込まれる
よう制御する。
【0109】さらに、SDRAM書き込みコントローラ
206,208,210は、第2のグループのSDRA
M205b,205d,205fに対して、制御信号Ba
nkCD_W=0を送信し、例えば、SDRAM205bのバ
ンクCDにf10、SDRAM205dのバンクCDに
f11、SDRAM205fのバンクCDにはf12が
書き込まれるよう制御する。
【0110】W_DATA2aはFIFO202aから読み出さ
れSDRAM205bに書き込まれるデータを表し、W_
DATA2bは、FIFO202bから読み出されSDRAM
205dに書き込まれるデータを表し、W_DATA2cはFI
FO202cから読み出されSDRAM205fに書き
込まれるデータを表している。
【0111】また、第2のグループへのデータの書き込
み動作が始まると同時に、第1のグループに書き込まれ
たデータは、SDRAM読み出しコントローラ207,
209,211の制御に応じて読み出される。
【0112】SDRAM読みだしコントローラ207
は、まずSDRAM205aに対してBankAB_R=0を送
信しバンクABからf1を読み出し、続いてBankCD_R=
0を送信しバンクCDからf4を読み出す。
【0113】SDRAM読み出しコントローラ209
は、まずSDRAM205cに対してBankCD_R=0を送
信しバンクCDからf5を読み出し、続いてBankAB_R=
0を送信しバンクABからf2を読み出す。
【0114】SDRAM読みだしコントローラ211
は、まずSDRAM205eに対してBankAB_R=0を送
信しバンクABからf3を読み出し、続いてBankCD_R=
0を送信しバンクCDからf6を読み出す。
【0115】R_DATA1は、SDRAM205a,205
bから読み出されるデータを表し、R_DATA2は、SDR
AM205c,205dから読み出されるデータを表
し、R_DATA3は、SDRAM205e,205fから読
み出されるデータを表している。
【0116】上述のようにして各SDRAMから読み出
されたデータはSDRAM読みだしコントローラによっ
て読み出される毎にデータ出力部215へ入力される。
データ出力部215は、第1のグループ及び第2のグル
ープのSDRAMから読み出されたデータが入力される
と、タイミングパルス発生器81の制御に応じてデータ
出力部215に備えられた3つの出力端子216a,2
16b,216cからデータを出力する際の出力端子を
選択し、データを出力させる。データ出力部215の3
つの出力端子216a,216b,216cから出力さ
れるデータは、フレーム単位でデータを処理し、A/V
サーバ1にデータを入力するフレーム制御SSカメラか
ら出力されるフォーマットと同じになる。
【0117】例えば、まず、データ出力部215には、
第1のグループのSDRAM205a,205c,20
5eからそれぞれ出力されたデータf1,f5,f3が
入力される。タイミングパルス発生器81は、データ出
力部215に入力されたf1を出力端子216aから出
力させ、f3を出力端子216bから出力させ、f5を
出力端子216cから出力させるように制御する。
【0118】続いて、データ出力部215には、第2の
グループのSDRAM205b,205d,205fか
らそれぞれ出力されたデータf4,f2,f6が入力さ
れる。タイミングパルス発生器81は、データ出力部2
15に入力されたf2を出力端子216aから出力さ
せ、f4を出力端子216bから出力させ、f6を出力
端子216cから出力させるように制御する。
【0119】このようにして出力端子216a,216
b,216cから出力されるデータは、フレーム単位の
データとなりA/Vサーバ1で所定の信号処理を行い、
スーパスローモーション用のデータとしてHDD100
に記録される。
【0120】上述のようにして、第2のグループのSD
RAMへデータの書き込みが行われ、第1のグループの
SDRAMに書き込まれたデータが読み出されると、再
び第1のグループのSDRAMへデータの書き込みが行
われ、それと同時に第2のグループのSDRAMに書き
込まれたデータが読み出され、データ出力部215の出
力端子216a,216b,216cからデータが出力
される。以下、同様にしてフィールド制御SSカメラか
ら入力されたデータを第1のグループのSDRAMと第
2のグループのSDRAMで交互に書き込み動作及び読
み出し動作を繰り返させ、データ出力部215の出力端
子216a,216b,216cからフレーム単位のデ
ータを出力させる。
【0121】このように、フィールドSS制御カメラか
らフィールドフォーマットで入力され、FIFOメモリ
を介してSDRAMに書き込まれたデータは、SDRA
M205c及びSDRAM205dのバンクABに書き
込まれた奇数フィールドのデータと、バンクCDに書き
込まれた偶数フィールドのデータとの読み出しの順番を
バンクCDのデータを読み出してから、バンクABのデ
ータを読み出すことで各SDRAMがまず奇数フィール
ドのデータを出力し、続いて偶数フィールドのデータを
出力するようにし、データ出力部215の各出力端子か
ら同一フレームの奇数フィールドのデータと偶数フィー
ルドのデータとが出力されるように制御することで、フ
レームフォーマットで記録ポート30へデータを入力さ
せることができる。
【0122】なお、フィールド制御SSカメラをフィー
ルド・フレーム変換部300の入力端子301a,30
1b,301cに接続させデータを入力する場合はフォ
ーマット変換部200で上述のような処理が行われる
が、フレーム制御SSカメラを接続した場合、データは
フォーマット変換部200をスルーして記録ポート30
へ入力される。フィールド制御SSカメラ対応のモード
か、フレーム制御SSカメラ対応のモードにするのかは
記録ポート30のCPU44によって制御される。
【0123】また、、上述の実施例では、入力端子の数
を特定して記載してあるが本発明はこれに限定されるも
のではなくn個の入力端子、n個の出力端子(nは任意
の整数)を備えていてもよい。
【0124】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のデータ記録再生装置は、n個の入出力手段によっ
て、高速度撮影で撮影されたnフレームの画像データを
それぞれ奇数フィールド及び偶数フィールド単位で入力
し、n個の入出力手段のそれぞれから入力された奇数フ
ィールドの画像データを記憶する第1の記憶領域と、偶
数フィールドの画像データを記憶する第2の記憶領域と
を有するn個の第1の記憶手段と、n個の入出力手段の
それぞれから入力された奇数フィールドの画像データを
記憶する第3の記憶領域と、偶数フィールドの画像デー
タを記憶する第4の記憶領域とを有するn個の第2の記
憶手段と、n個の第1の記憶手段の各第1の記憶領域に
奇数フィールドの画像データを書き込ませ、n個の第1
の記憶手段の各第2の記憶領域に偶数フィールドの画像
データを書き込ませる動作と、n個の第2の記憶手段の
各第3の記憶領域に奇数フィールドの画像データを書き
込ませ、n個の第2の記憶手段の各第4の記憶領域に偶
数フィールドの画像データを書き込ませる動作とを交互
に行うよう制御し、第2の記憶手段への画像データの書
き込み動作と同時に、n個の第1の記憶手段の各第1の
記憶領域に記憶されたn個の奇数フィールドの画像デー
タを第1のクロックで読み出し、n個の第1の記憶手段
の各第2の記憶領域に記憶されたn個の偶数フィールド
の画像データを第2のクロックで読み出し、第1の記憶
手段への画像データの書き込み動作と同時に、n個の第
2の記憶手段の各第3の記憶領域に記憶されたn個の奇
数フィールドの画像データを第3のクロックで読み出
し、n個の第2の記憶手段の各第4の記憶領域に記憶さ
れたn個の偶数フィールドの画像データを第4のクロッ
クで読み出すよう制御する制御手段と、制御手段によっ
て第1のクロックで読み出されるn個の奇数フィールド
の画像データと、第2のクロックで読み出されるn個の
偶数フィールドの画像データとから対をなしフレームを
形成する奇数フィールドの画像データと、偶数フィール
ドの画像データとを抽出しn個のフレーム単位の画像デ
ータを生成し、第3のクロックで読み出されるn個の奇
数フィールドの画像データと、第4のクロックで読み出
されるn個の偶数フィールドの画像データとから対をな
しフレームを形成する奇数フィールドの画像データと、
偶数フィールドの画像データとを抽出しn個のフレーム
単位の画像データを生成するフレーム画像データ生成手
段とを備えることでフィールド単位で入力された画像デ
ータをフレーム単位の画像データに変換することを可能
とする。
【0125】また、以上の説明からも明らかなように、
本発明のデータ入力フォーマット変換方法は、n個の入
出力手段によって、高速度撮影で撮影されたnフレーム
の画像データをそれぞれ奇数フィールド及び偶数フィー
ルド単位で入力し、n個の入出力手段のそれぞれから入
力された奇数フィールドの画像データをn個の第1の記
録手段が備える第1の記憶領域にそれぞれ書き込み、n
個の入出力手段のそれぞれから入力された偶数フィール
ドの画像データをn個の第1の記録手段が備える第2の
記憶領域にそれぞれ書き込み、n個の入出力手段のそれ
ぞれから入力された奇数フィールドの画像データをn個
の第2の記録手段が備える第3の記憶領域にそれぞれ書
き込み、n個の入出力手段のそれぞれから入力された偶
数フィールドの画像データをn個の第2の記録手段が備
える第4の記憶領域にそれぞれ書き込み、第2の記憶手
段への画像データの書き込み動作と同時に、n個の第1
の記憶手段の各第1の記憶領域に記憶されたn個の奇数
フィールドの画像データを第1のクロックで読み出し、
第1のクロックでの奇数フィールドの画像データ読み出
し終了後、n個の第1の記憶手段の各第2の記憶領域に
記憶されたn個の偶数フィールドの画像データを第2の
クロックで読み出し、第1の記憶領域から読み出された
n個の奇数フィールドの画像データと、第2の記憶領域
から読み出されたn個の偶数フィールドの画像データと
から、対をなしフレームを形成する奇数フィールドの画
像データと、偶数フィールドの画像データとを抽出しn
個のフレーム単位の画像データを生成し、第1の記憶手
段への画像データの書き込みと同時に、n個の第2の記
憶手段の各第3の記憶領域に記憶されたn個の奇数フィ
ールドの画像データを第3のクロックで読み出し、第3
のクロックでの奇数フィールドの画像データ読み出し終
了後、n個の第2の記憶手段の各第4の記憶領域に記憶
されたn個の偶数フィールドの画像データを第4のクロ
ックで読み出し、第3の記憶領域から読み出されたn個
の奇数フィールドの画像データと、第4の記憶領域から
読み出されたn個の偶数フィールドの画像データとか
ら、対をなしフレームを形成する奇数フィールドの画像
データと、偶数フィールドの画像データとを抽出しn個
のフレーム単位の画像データを生成することでフィール
ド単位で入力された画像データをフレーム単位の画像デ
ータに変換することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態として示すA/Vサーバの構
成を説明するためのブロック図である。
【図2】同A/Vサーバにおいて、1フレームの画像デ
ータを分割する際の1例を示す図である。
【図3】同A/Vサーバにおいて、通常レートで画像デ
ータを記録した場合と3倍のレートで画像データを記録
した場合の違いについて説明するための図である。
【図4】同A/Vサーバにおいて、データ多重化部の回
路構成を説明するための図である。
【図5】同A/Vサーバにおいて、フィールド・フレー
ム変換部の回路構成を説明するための図である。
【図6】同A/Vサーバにおいて、SDRAMのバンク
構成について説明をするための図である。
【図7】同A/Vサーバにおいて、フォーマット変換部
に備えられたFIFOメモリのデータ入出力動作につい
て説明するための図である。
【図8】同A/Vサーバにおいて、SDRAMのデータ
書き込み動作及び読み出しを動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図9】同A/Vサーバにおいて、フィールドフォーマ
ットと、フレームフォーマットについて説明するための
図である。
【符号の説明】
200 フォーマット変換部、202a,202b,2
02c FIFOメモリ、202a,202b,202
c FIFOメモリ書き込みコントローラ、204 F
IFOメモリ読み出しコントローラ、205a,205
b,205c,205d,205e,205f SDR
AM、206,208,210 SDRAM書き込みコ
ントローラ、207,209,211 SDRAM読み
出しコントローラ、215 データ出力部、250 C
PU、300 フィールド・フレーム変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 3/06 301 H04N 5/93 C Fターム(参考) 5B065 BA01 CE12 CE14 5B077 DD22 MM02 5C052 AB04 AC01 CC11 5C053 FA14 FA24 GA11 GB11 GB37 HA21 HA33 LA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ及び音声データを含むデータ
    を入出力するn個の入出力手段を有し、上記n個の入出
    力手段から所定の1フレーム時間にnフレームの画像デ
    ータを撮影する高速度撮影で撮影されたnフレームの画
    像データを入力し、割り当てられたタイムスロットでノ
    ンリニアアクセス可能な複数の記憶媒体に上記n個の入
    出力手段から入力された上記高速度撮影で撮影された画
    像データを入力し、上記記録媒体に入力した画像データ
    を上記記録媒体に記録し、上記記録媒体に記録した上記
    高速度撮影で撮影された画像データを上記所定の1フレ
    ーム時間で1フレームだけ再生し上記n個の入出力手段
    から出力するデータ記録再生装置であって、 上記n個の入出力手段は、上記高速度撮影で撮影された
    nフレームの画像データをそれぞれ奇数フィールド及び
    偶数フィールド単位で入力し、 上記n個の入出力手段のそれぞれから入力された奇数フ
    ィールドの画像データを記憶する第1の記憶領域と、偶
    数フィールドの画像データを記憶する第2の記憶領域と
    を有するn個の第1の記憶手段と、 上記n個の入出力手段のそれぞれから入力された奇数フ
    ィールドの画像データを記憶する第3の記憶領域と、偶
    数フィールドの画像データを記憶する第4の記憶領域と
    を有するn個の第2の記憶手段と、 上記n個の第1の記憶手段の各第1の記憶領域に奇数フ
    ィールドの画像データを書き込ませ、上記n個の第1の
    記憶手段の各第2の記憶領域に偶数フィールドの画像デ
    ータを書き込ませる動作と、上記n個の第2の記憶手段
    の各第3の記憶領域に奇数フィールドの画像データを書
    き込ませ、上記n個の第2の記憶手段の各第4の記憶領
    域に偶数フィールドの画像データを書き込ませる動作と
    を交互に行うよう制御し、上記第2の記憶手段への画像
    データの書き込み動作と同時に、上記n個の第1の記憶
    手段の各第1の記憶領域に記憶されたn個の奇数フィー
    ルドの画像データを第1のクロックで読み出し、上記n
    個の第1の記憶手段の各第2の記憶領域に記憶されたn
    個の偶数フィールドの画像データを第2のクロックで読
    み出し、上記第1の記憶手段への画像データの書き込み
    動作と同時に、上記n個の第2の記憶手段の各第3の記
    憶領域に記憶されたn個の奇数フィールドの画像データ
    を第3のクロックで読み出し、上記n個の第2の記憶手
    段の各第4の記憶領域に記憶されたn個の偶数フィール
    ドの画像データを第4のクロックで読み出すよう制御す
    る制御手段と、 上記制御手段によって第1のクロックで読み出されるn
    個の奇数フィールドの画像データと、第2のクロックで
    読み出されるn個の偶数フィールドの画像データとから
    対をなしフレームを形成する奇数フィールドの画像デー
    タと、偶数フィールドの画像データとを抽出しn個のフ
    レーム単位の画像データを生成し、第3のクロックで読
    み出されるn個の奇数フィールドの画像データと、第4
    のクロックで読み出されるn個の偶数フィールドの画像
    データとから対をなしフレームを形成する奇数フィール
    ドの画像データと、偶数フィールドの画像データとを抽
    出しn個のフレーム単位の画像データを生成するフレー
    ム画像データ生成手段とを備えることを特徴とするデー
    タ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 画像データ及び音声データを含むデータ
    を入出力するn個の入出力手段を有し、上記n個の入出
    力手段から所定の1フレーム時間にnフレームの画像デ
    ータを撮影する高速度撮影で撮影されたnフレームの画
    像データを入力し、割り当てられたタイムスロットでノ
    ンリニアアクセス可能な複数の記憶媒体に上記n個の入
    出力手段から入力された上記高速度撮影で撮影された画
    像データを入力し、上記記録媒体に入力した画像データ
    を上記記録媒体に記録し、上記記録媒体に記録した上記
    高速度撮影で撮影された画像データを上記所定の1フレ
    ーム時間で1フレームだけ再生し上記n個の入出力手段
    から出力するデータ記録再生装置におけるデータ入力フ
    ォーマット変換方法であって、 上記n個の入出力手段は、上記高速度撮影で撮影された
    nフレームの画像データをそれぞれ奇数フィールド及び
    偶数フィールド単位で入力し、 上記n個の入出力手段のそれぞれから入力された奇数フ
    ィールドの画像データをn個の第1の記録手段が備える
    第1の記憶領域にそれぞれ書き込み、 上記n個の入出力手段のそれぞれから入力された偶数フ
    ィールドの画像データをn個の第1の記録手段が備える
    第2の記憶領域にそれぞれ書き込み、 上記n個の入出力手段のそれぞれから入力された奇数フ
    ィールドの画像データをn個の第2の記録手段が備える
    第3の記憶領域にそれぞれ書き込み、 上記n個の入出力手段のそれぞれから入力された偶数フ
    ィールドの画像データをn個の第2の記録手段が備える
    第4の記憶領域にそれぞれ書き込み、 上記第2の記憶手段への画像データの書き込み動作と同
    時に、上記n個の第1の記憶手段の各第1の記憶領域に
    記憶されたn個の奇数フィールドの画像データを第1の
    クロックで読み出し、 上記第1のクロックでの奇数フィールドの画像データ読
    み出し終了後、上記n個の第1の記憶手段の各第2の記
    憶領域に記憶されたn個の偶数フィールドの画像データ
    を第2のクロックで読み出し、 上記第1の記憶領域から読み出されたn個の奇数フィー
    ルドの画像データと、上記第2の記憶領域から読み出さ
    れたn個の偶数フィールドの画像データとから、対をな
    しフレームを形成する奇数フィールドの画像データと、
    偶数フィールドの画像データとを抽出しn個のフレーム
    単位の画像データを生成し、 上記第1の記憶手段への画像データの書き込みと同時
    に、上記n個の第2の記憶手段の各第3の記憶領域に記
    憶されたn個の奇数フィールドの画像データを第3のク
    ロックで読み出し、 上記第3のクロックでの奇数フィールドの画像データ読
    み出し終了後、上記n個の第2の記憶手段の各第4の記
    憶領域に記憶されたn個の偶数フィールドの画像データ
    を第4のクロックで読み出し、 上記第3の記憶領域から読み出されたn個の奇数フィー
    ルドの画像データと、上記第4の記憶領域から読み出さ
    れたn個の偶数フィールドの画像データとから、対をな
    しフレームを形成する奇数フィールドの画像データと、
    偶数フィールドの画像データとを抽出しn個のフレーム
    単位の画像データを生成することを特徴とするデータ入
    力フォーマット変換方法。
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