JP4332903B2 - 映像データ再生装置及び映像データ再生方法 - Google Patents
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Description
本発明は映像データ再生装置及び映像データ再生方法に関し、特に映像データを記録時とは異なった速度で再生する映像データ再生装置及び映像データを記録時とは異なった速度で再生する映像データ再生方法に関する。
背景技術
近年、CATV(ケーブルテレビ)等の普及による情報提供の多チャンネル化に伴い、従来のVTR(ビデオテープレコーダ)とは異なり、1台の映像・音声データ記録再生装置から複数の映像・音声データを同時に記録したり、再生したり、さらには記録しながら再生したりする等の要求が高まりつつある。そして、この要求を満たすためにハードディスクなどのランダムアクセス可能な記録媒体を用いて映像・音声データを記録再生するビデオサーバと呼ばれる装置が普及しつつある。上記ビデオサーバはAV(Audio and/or Video)サーバとも呼ばれる。
一般的に、放送局内におけるビデオサーバは、画質や音質に対する要求から、必要とされるデータの転送レートが高い上に、長時間のデータを記録するために大容量である必要がある。そこで、映像・音声データを蓄積するとともに並列処理が可能な複数のハードディスク(以下、HDという)装置を含むデータ記録再生装置を用いることによりデータの転送速度の高速化と大容量化を図る試みや、さらにパリティデータを記録しておくことにより、万一いずれかのHD装置が故障しても信頼性を確保できるようにする試みがなされている。これにより、放送局が提供しようとしている番組の内容や放送形態により要求されているチャンネル数が異なる場合であっても、複数の映像・音声データからなる素材データを分散的に記録しておき多チャンネル送出を同時に行ったり、同一の素材データを再生時間をずらして多チャンネルで再生することにより、VOD(ビデオオンデマンド)やNVOD(ニアビデオオンデマンド)等のシステムを構築するなど、多様な使用形態に対応することができるマルチチャンネルビデオサーバを実現することができる。
このようなビデオサーバに用いられるデータ記録再生装置には、1988年にPatterson等によって発表された論文(”A Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks(RAID)”,ACM SIGMOND Conference,Chicago,III,Jun.1・3,1988)に提唱されている複数のHDからなるハードディスクドライブ(以下、HDDという)をさらに複数台用いて構成されたRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)技術が用いられている。
上記論文の中でRAIDは、RAID−1からRAID−5までの5つに分類されている。RAID−1は2つのHDDに同じ内容を書き込み方式である。RAID−3は、入力データを一定の長さに分割して複数のHDDに記録するとともに、各HDDの互いに対応するデータブロックの排他的論理和であるパリティデータを生成して他の1台のHDDに書き込む方式である。さらに、RAID−5は、データの分割単位(ブロック)を大きくして、1つの分割データをデータブロックとして1つのHDDに記録するとともに、各HDDの互いに対応するデータブロックの排他的論理和をとった結果(パリティデータ)をパリティブロックとしてHDDに記録するとともにパリティブロックを他のHDDに分散する方式である。その他のRAIDについては、上記論文を参照されたい。
従来、このようなビデオサーバにおいて、HDに記録された映像を1倍速より遅い速度で再生する場合、例えば同一フレームを連続して出力させる(重複させる)ようにして低速再生を実現している。
また、再生映像を1倍速より速い速度で再生する場合、映像データを間引いて一部の映像データのみを取り出し、他の映像データは捨てて表示している。
これは再生速度がn倍速、すなわち標準速度で1フレーム分の映像データを再生する時間にnフレーム分の映像データを再生する場合には、1フレーム以上の映像データを取り出すことが困難であるからである。
したがって、n分の1、すなわち1フレーム分の映像データのみを再生し、残りのn−1フレーム分の映像データは再生しない。
図1A及び図1Bは従来の倍速時の再生処理を示す図である。映像データは、図1Aに示すように、1倍速の場合には、フレーム1、フレーム2・・・フレーム9として順に表示される。3倍速の場合には、映像データは、図1Bに示すように、3フレームおきにフレーム1、フレーム4、フレーム7・・・というように表示される。このような再生映像処理を行って、映像データを表示するのが一般的に行われている。
しかし、上記のように再生される映像データの再生速度が高速の場合、すべての映像データを再生していないので、サーチ対象のフレームを見落としてしまうといった問題があった。
また、すべての映像データを再生していないので、映像が1フレーム異なることによって映像全体に変化が生じてしまう場合があり、映像内容を正しく認識できないといった問題があった。
例えば、高速で移動する物体や瞬時に変化する現象が1〜2フレーム程度にしか記録されていない場合には、それが記録された映像信号をn分の1に間引いて再生すると、高速で移動する物体や瞬時に変化する現象を見つけることができず、全体のストーリーがわからなくなってしまう場合があった。
発明の開示
本発明の目的は、上述の如き従来の問題点に鑑み、高速再生に対しても、映像内容を認識できるようにした映像データ再生装置及び映像データ再生方法を提供することにある。
本発明は、割り当てられたタイムスロットで複数のノンリニアアクセス可能な記録媒体に蓄積された映像データを含むデータを読み出して出力する映像データ再生装置において、上記記録媒体から読み出された上記映像データをn(n>1)倍速映像データとして外部に出力するとき、nが整数のとき出力映像1フレームをn分割し、nが整数でないとき出力映像1フレームをm+1(mはnの整数部:n=m.・・・)分割する再生画面分割手段と、上記n分割あるいはm+1分割した出力映像1フレームに上記記録媒体から読み出された上記映像データnフレームあるいはm+1フレームを割り当てて再生映像を生成する再生映像生成手段と、上記再生画面分割手段と再生映像生成手段の動作を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、指示された再生倍速から上記再生画面分割手段による出力映像1フレームの領域分割数を決定し、上記n分割あるいはm+1分割した出力映像1フレームの各領域の間に挿入する分割線の幅と色を設定し、上記再生映像生成手段は、上記制御手段により設定された幅と色の領域分割線を上記n分割あるいはm+1分割した出力映像1フレームの各領域の間に挿入して再生映像を生成することを特徴とする。
また、本発明は、割り当てられたタイムスロットで複数のノンリニアアクセス可能な記録媒体に蓄積された映像データを含むデータを読み出して出力する映像データ再生方法において、上記記録媒体から読み出された上記映像データをn(n>1)倍速映像データとして外部に出力するとき、指示された再生倍速から上記再生画面分割手段による出力映像1フレームの領域分割数を決定し、n分割あるいはm+1(mはnの整数部:n=m.・・・)分割した出力映像1フレームの各領域の間に挿入する分割線の幅と色を設定する第1のステップと、上記第1のステップで決定された領域分割数に基づいて、出力映像1フレームをn分割又はm+1分割する第2のステップと、上記n分割あるいはm分割した出力映像1フレームに上記記録媒体から読み出された上記映像データnフレームあるいはm+1フレームを割り当てて、上記制御手段により設定された幅と色の領域分割線を上記n分割あるいはm+1分割した出力映像1フレームの各領域の間に挿入して再生映像を生成する第3のステップと、上記第3のステップで生成された上記再生映像データをn倍速映像データとして出力する第4のステップとを備えたことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
図1A及び図1Bは、従来の倍速時の再生処理を示す図である。
図2は、本発明に係る映像データ再生装置の原理図である。
図3は、上記映像データ再生装置の具体的な構成を示すブロック図である。
図4A及び図4Bは、本発明に係る映像データ再生装置で3倍速再生するときの1フレームの構成を示す。
図5A及び図5Bは、上記映像データ再生装置による再生映像の一例を示す図である。
図6は、上記映像データ再生装置におけるフレームメモリ上のデータのアドレスを示す図である。
図7は、上記映像データ再生装置におけるアドレスジェネレータのパラメータと動作を示す図である。
図8は、上記映像データ再生装置における3倍速再生処理の制御フローの前半を示す図である。
図9は、上記3倍速再生処理の制御フローの後半を示す図である。
図10は、上記倍速再生処理におけるパラメータNとパラメータMの関係を示す図である。
図11は、映像データ蓄積部に1GOPの映像データが蓄積されている場合の3倍速再生処理の制御フローの前半を示す図である。
図12は、上記3倍速再生処理の制御フローの後半を示す図である。
図13は、パラメータN、M及びLの関係を示す図である。
図14は、上記映像データ再生装置における映像インタフェース部の構成を示す図である。
図15は、上記映像データ再生装置における分割線の生成制御の処理フローを示す図である。
図16A及び図16Bは、上記映像データ再生装置において、分割された領域に対し、縮小したフレーム映像を割り当てて、再生映像を生成する処理を示す図である。
図17は、上記縮小したフレーム映像を割り当てて、再生映像を生成する場合の3倍速再生処理の制御フローを示す図である。
図18は、上記縮小したフレーム映像を割り当てて、再生映像を生成する場合の3倍速再生処理の他の制御フローを示す図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図2は本発明に係る映像データ再生装置1から出力される映像と、映像データ再生装置1の構成とを概略的に示した図である。映像データ再生装置1は、映像(ビデオ)データを記録時とは異なった速度で再生する際に、ユーザに映像内容を認識できるように映像データの再生処理を行う。
再生画面分割部11は、映像データを1倍速より速い速度で再生する場合に再生速度に応じて再生画面を複数の領域に分割する。
ここでは、映像データをn倍速で再生する際に、nが整数の場合は再生画面を1/nに、nが整数でない場合は再生画面を1/(m+1)(mはnの整数部:n=m.・・・)に分割する。図2では3倍速の例を示しており、画面を3分割している。
なお、高速度(例えば、10倍以上)で再生する場合は、分割数を10に固定してしまう。この場合は元の映像のすべての表示はしないが、従来に比べて10倍のフレーム映像を表示することになる。
再生映像生成部12は、分割された領域に映像データのフレーム映像を割り当てて再生映像を生成する。
ここでは、分割された領域に対し、この領域と同じ位置にあるフレーム映像の画面を割り当てて、再生映像を生成する。
例えば、図2ではフレームfr1の画面領域a、フレームfr2の画面領域b及びフレームfr3の画面領域cを割り当てて、1枚の再生映像を生成している。
再生映像表示部13は、生成された再生映像を表示する。図2では分割された領域で1枚の映像を生成したことがわかるように、領域の間に分割線を入れて再生映像を表示している。なお、分割線は表示してもしなくてもよい。分割線の生成制御については後述する。
次に映像データ再生装置1の具体的な構成について図3を用いて説明する。図3に示すように、映像データ再生装置1は、外部制御インターフェース部10、映像データ蓄積部30、制御部20及び複数の出力処理部40A,40B・・・から構成されている。
各出力処理部40A,40B・・・は、図示しないタイムスロット発生手段からの割り当てられたタイムスロット内で動作するようになされ、厳密には独立して動作するが、各出力処理部40A,40B・・・に割り当てられるタイムスロットは非常に短い時間であるので複数の映像データを同時に出力するように見える。
複数の出力処理部40A,40B・・・は、すべて同じ構成となっている。図3には、複数の出力処理部40A,40B・・・のうち出力処理部40Aの構成のみを示してある。
出力処理部40Aは、デコーダ41、フレームメモリ43、映像インターフェース部44やアドレスジェネレータ42などから構成されている。
外部制御信号インタフェース部10は、リモコン/編集装置2などの外部装置から送信される外部制御信号のインタフェース処理を行って外部制御信号の内容(倍速指定など)を制御部20に送る。
制御部20は、後述するフレームメモリ43やアドレスジェネレータ42等の周辺ブロックを用いて、上記で説明した再生画面分割部11、再生映像生成部12、再生映像表示部13の各機能の制御を行う。
映像データ蓄積部30は、複数のハードディスクを並列に並べたRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)、MO(Magneto Optical)ディスクやDVD等の光ディスクやフラッシュメモリやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリなどのノンリニアアクセス可能な記録媒体で構成され、非圧縮又は圧縮された映像データを蓄積する。
圧縮はMOTION−JPEGやフレーム間相関を利用したMPEGなどである。そして、制御部20からのリード命令により映像データを読み出す。
デコーダ41は、圧縮された映像データをベースバンド信号にデコードする。
フレームメモリ43は、ダブルバッファで構成されており、一のバッファでデコーダ41からの出力データを書き込みながら、別のバッファに書き込まれたデータを映像インターフェース部44に出力することができる。
フレームメモリ43のサイズは、デコードされた映像データがバッファできるようにMOTION−JPEGの場合では最低映像1フレーム分、1GOPが15フレームのMPEGでは最低映像15フレーム分必要となる。
アドレスジェネレータ42は、制御部20の制御により、フレームメモリ43のアクセスのためのアドレスを生成する。
映像インタフェース部44は、フレームメモリ43内のベースバンド映像データに同期信号を付加して映像信号を生成し出力する。
次に本発明のn倍速再生処理及び再生映像について説明する。図4A及び図4Bは、本発明の3倍速で再生するときの1フレームの構成を示す。
映像データは1倍速の場合には、図4Aに示すようにフレーム1、フレーム2・・・フレーム9として順に表示される。3倍速の場合には、図4Bに示すようにフレーム1,2,3をそれぞれ3分割した際の領域が1フレーム内のフレームfraに表示される。
フレームfrbでは、フレーム4,5,6をそれぞれ3分割した際の領域が表示される。フレームfrcでは、フレーム7,8,9をそれぞれ3分割した際の領域が表示される。以降、同様である。つまり、1フレームの枠を3分割し、各分割領域に連続する3つのフレームの一部を割り当てて1フレームを構成し、これを出力する。
図5A及び図5Bは再生映像の一例を示す図である。フレーム1〜フレーム3の映像が1倍速時の元の映像であるとする(図5A)。これを本発明で3倍速処理した場合の再生映像は、フレーム1〜フレーム3のそれぞれを3分割した際の領域a,b,cが1枚のフレームfraとして表示される(図5B)。つまり、1つのフレームfraを3つの領域a,b,cに分割し、各領域a,b,cに連続する3つのフレームの各領域a,b,cを割り当てて、割り当てたフレームfraを表示する。
次に、上述した1フレームを複数の領域に分割し、各領域に連続するフレームを割り当てる処理について詳細に説明する。これは図3のフレームメモリ43に映像フレームを蓄積させ、フレームメモリ43からの読み出しを制御することにより実現される。図6は、フレームメモリ43上のデータのアドレスを示す図である。フレームメモリ43上のデータは、フレームナンバfn、1フレーム内の水平アドレスh及び垂直アドレスvで定まる。例えば図6のAdrのアドレスは(fn,h,v)となる。
次にアドレスジェネレータ42の動作について図7を用いて説明する。
図7は全体として映像1フレームを表し、アドレスジェネレータ42は、このフレームの走査線上にアドレスを生成して、パラメータにしたがって1フレーム内を一定の規則(図7の矢印方向)でアドレッシングする。
アドレスジェネレータ42が設定するパラメータは、フレームナンバfn、アドレスの初期値(Hlnlt,Vinit)、水平H及び垂直V方向の増加量(Hincr,Vincr)及びアドレッシングの範囲(Hleng,Vleng)である。
したがって、アドレスジェネレータ42は、(f n,Hinlt,Hincr,Hleng,Vlnit,Vincr,Vleng)のバラメータを与えることにより、映像データの指定を行う。
次に本発明での3倍速再生処理の制御フローについて、図8及び図9を用いて説明する。
図8及び図9は、データ蓄積部30にIntra−フレームや非圧縮のフレーム単位で完結する映像データが蓄積されている場合の3倍速再生処理の制御フローを示している。
この3倍速再生処理では、先ず、ステップS1で外部制御信号インタフェース部10は、3倍速再生を指示する外部制御信号をリモコン/編集装置2から受信する。
次に処理はステップS2に移り、外部制御信号インタフェース部10は、ステップS1で受信した外部制御信号を映像データ再生装置1内で処理できる形式に変換、あるいは制御部20内で処理できる形式に変換して、変換した3倍速再生の指示する制御命令を制御部20に供給する。
制御部20は、N=1を設定し(ステップS3)、さらに、M=0を設定する(ステップS4)。N,Mについては後述する。
次に、処理はステップS5に移り、制御部20は、映像データ蓄積部30に対してフレームNのデータを読み出す制御命令を送信する。
この制御命令を受信した映像データ蓄積部30は、蓄積されたフレームNの映像データを読み出し、デコーダ41に出力する(ステップS6)。
デコーダ41は、入力されたフレームNのデータが圧縮されている場合にはデコードして、フレームメモリ43に出力する。
次に、処理はステップS8に移り、制御部20は、アドレスジェネレータ42を制御して、デコーダ41から出力されるフレームNの映像データをフレームメモリ43に書き込む。
次に、処理はステップS9に移り、制御部20は、パラメータAの設定をする。パラメータAは、上述したアドレスジェネレータ42が設定するパラメータであり、フレームナンバ(fn)、アドレスの初期値(Hlnlt,Vinit)、水平Hと垂直V方向の増加量(Hincr,Vincr)及びアドレッシングの範囲(Hleng,Vleng)から構成される。ここでは、例えばA=(fn=N,Hlnlt=0,Hincr=1,Hleng=H,Vinit=M・V/3,Vincr=1,Vleng=V/3)が設定される。つまり、フレームナンバはステップS3で設定された1、アドレスの初期値は(0,0)、水平Hと垂直V方向の増加量は(1,1)、アドレッシングの範囲(H,V/3)を示す。
そして、このパラメータAをアドレスジェネレータ42が設定して、フレームメモリ43の読み出しをこのパラメータAをもとに制御する。
次に、処理はステップS10に移り、このパラメータAをもとにフレームメモリ43からデータの読み出しを行うべく、制御部20は、フレームメモリ43からデータを読み出すようにアドレスジェネレータ42を制御する。
フレームメモリ43から読み出されたデータを映像インタフェース部44へ出力される。
次に、制御部20は、Mをインクリメントし(ステップS11)、さらに、Nをインクリメントする(ステップS12)。
次のステップS13では、制御部20は、ステップS11でインクリメントされたMの値が3であるか否を判断する。ここでMの値が3でなければステップS5へ戻り、上述した処理を繰り返す。また、Mの値が3であれば処理はステップS14に移る。
ステップS14では、映像インタフェース部44は、フレームメモリ43から読み出されたデータに同期信号を付加して外部に映像信号として出力する。そして、処理はステップS5へ戻り、上述の処理を繰り返す。
図10は、上述した3倍速再生処理におけるパラメータNとパラメータMの関係を示す図である。図4Bや図5Bに示す3倍速再生画像を得るのに必要な3つの映像フレームに、N,Mは対応するパラメータである。すなわち、1番目のフレーム1はN=1,M=0、2番目のフレーム2はN=2,M=1、3番目のフレーム3はN=3,M=2を示す。
このように映像データが非圧縮又はMOTION−JPEG又はIntra−MPEGで蓄積している場合は、フレーム単位で蓄積されているので、1フレームのデータを映像データ蓄積部30から読み出すことができる。
そして、デコーダ41でデコードするとフレームメモリ43の1枚の領域に対し、ベースバンド信号の映像が書き込まれる。
また、制御部20はアドレスジェネレータ42を制御して、1枚のフレームからパラメータAに設定されているように1/3の領域の映像を読み出す。したがって、フレームメモリ43から読み出す1/3の領域は順次、上1/3、中1/3、下1/3となる。
図8及び図9に示した3倍速再生処理は、データ蓄積部30にIntra−フレームや非圧縮のフレーム単位で完結する映像データが蓄積された場合での処理であったが、次に、映像データ蓄積部30にInter−MPEG(1GOP=15フレーム)のようなフレーム間に相関がある映像データが蓄積されている場合について、図11及び図12を用いて説明する。
図11及び図12は、映像データ蓄積部30に1GOP=15フレームの映像データが蓄積されている場合の3倍速再生処理の制御フローを示している。
この3倍速再生処理では、先ず、3倍速再生を指示する外部制御信号を外部制御信号インタフェース部10が受信する(ステップS20)。
外部制御信号を受信した外部制御信号インタフェース部10は、外部制御信号を映像データ再生装置1内あるいは制御部20内で処理できる形式に変換して、3倍速再生の指示する制御命令を制御部20に送信する(ステップS21)。
次に、制御部20は、パラメータNを1に設定する(ステップS22)。このパラメータNは1GOP単位の番号を示す。
次に、制御部20は、ステップS22で設定したGOP番号の映像データ(1GOP分の映像データ)を読み出すよう制御命令を映像データ蓄積部30に送信する(ステップS23)。
この制御命令を受信した映像データ蓄積部30は、N番目のGOPの映像データを読み出し、デコーダ41に出力する(ステップS24)。
デコーダ41は、映像データ蓄積部30から出力された1GOP分の圧縮映像データをデコードして、15フレームの非圧縮映像データをフレームメモリ43に出力する(ステップS25)。
次に、制御部20は、アドレスジェネレータ42を制御して、デコーダ41から出力された15フレームの非圧縮映像データをフレームメモリ43に書き込む(ステップS26)。
次に、制御部20は、M=0を設定し(ステップS27)、さらに、L=0を設定する(ステップS28)。N,M,Lについては後述する。
さらに、制御部20は、パラメータBを設定する。このパラメータBは、上述したアドレスジェネレータ42が設定するパラメータであり、フレームナンバ(fn)、アドレスの初期値(Hlnlt,Vinit)、水平Hと垂直V方向の増加量(Hincr,Vincr)及びアドレッシングの範囲(Hleng,Vleng)から構成される。ここでは、例えばB=(fn=3M+L+1,Hlnlt=0,Hincr=1,Hleng=H,Vinit=L・V/3,Vincr=1,Vleng=V/3)が設定される。つまり、ステップS22で設定されたGOP番号1の映像データに対して、アドレスの初期値(0,0)、水平Hと垂直V方向の増加量(1,1)、アドレッシングの範囲(H,V/3)を設定したことになる。
制御部20は、このパラメータBをもとにアドレスジェネレータ42を制御して、フレームメモリ43から1GOP(15フレーム)分の非圧縮映像データをフレームメモリ43から読み出す。フレームメモリ43から読み出された映像データは映像インタフェース部44へ出力される。
次に、制御部20は、Lの値をインクリメントする(ステップS31)。
そして、制御部20は、ステップS31でインクリメントされたLの値が3であるか否を判断する(ステップS32)。ここでLの値が3でなければステップS29へ戻り、上述の処理を繰り返す。
また、ステップS32においてLの値が3であれば、映像インタフェース部44は、フレームメモリ43から読み出されたデータに同期信号を付加して外部に映像信号として出力する(ステップS33)。
次に、制御部20は、Mの値をインクリメントする(ステップS34)。
そして、制御部20は、ステップS34でインクリメントされたMの値が5であるか否を判断する(ステップS35)。すなわち、このステップS35では、1GOP分の映像フレームすべて上述の処理を終えたか否かを判断する。ここでMの値が5でなければステップS28へ戻り、上述の処理を繰り返す。
また、ステップS35においてMの値が5であれば、制御部20は、Nの値をインクリメントして次のGOPを指定し(ステップS36)、ステップS28へ戻って上述の処理を繰り返す。
このようにして、制御部20は、上記設定パラメータBに基づいて、アドレスジェネレータ42を制御して、フレームメモリ43から順次、上1/3、中1/3、下1/3の映像を読み出す。
ここで、パラメータN、M及びLの関係を図13を用いて説明する。
上述したように映像フレームは全部で15フレームから1GOPが構成される。3倍速再生のとき、3フレームで出力映像1フレームが構成される。この3フレームを1つのグループとして順番に割り振った番号を、パラメータMは示す。したがって、1GOPでは順番にM=0からM=4まで存在する。各グループの3つの映像フレームに対して割り振った番号がパラメータLであって、各グループ毎にL=0からL=2まで存在する。また、パラメータNは、各GOPの番号であり、図13に示す例では2つのGOP分の映像フレームがあるので、これを順番に示すN=1、N=2が割り振られている。
次に映像インタフェース部44について説明する。図14は映像インタフェース部44の構成を示す図である。
映像インタフェース部44は、同期信号生成部51、ラッチ回路52、切り換え器53、切り換え制御部54及び同期信号付加部55等から構成されている。
同期信号生成部51は、放送局内同期信号(ハウスシンク)や水晶発振器などからの同期信号に基づいて水平同期信号(Hsync)及び垂直同期信号(Vsync)を生成する。この同期信号生成部51により生成された水平同期信号(Hsync)及び垂直同期信号(Vsync)は、同期信号付加部55に供給され、さらに、水平同期信号(Hsync)は切り換え制御部54に供給されている。
ラッチ回路52は、制御部20からの制御命令に基づいて、上述した分割線を設定する。なお、この際に分割線の色データも設定できる。
切り換え器53は、フレームメモリ43からの出力である映像データと、ラッチ回路52からの出力である分割線とを切り換える。この切り換えは、制御部20からの指示に基づいて切り換え制御部54の制御によって行われる。
切り換え制御部54は、制御部20から指示される分割数と分割線の幅とを設定し、水平同期信号(Hsync)をカウントして切り換え器53をフレームメモリ43側又はラッチ回路52側に切り換えるための制御を行う。
同期信号付加部55は、同期信号生成部51から供給される水平同期信号(Hsync)及び垂直同期信号(Vsync)を切り換え器53から供給される映像データに付加して出力する。
次に、制御部20の指示による上述した分割線の生成制御の処理について、図15を用いて説明する。
この分割線の生成制御処理では、制御部20は、リモコン/編集装置2から外部制御信号インタフェース部10を介して入力されるn倍速再生を指示する外部制御命令を受信する(ステップS40)。
次に、制御部20は、映像インタフェース部44にn倍速再生の指示する制御命令を送る(ステップS41)。
次に、制御部20は、指示した再生倍速から1フレームの領域分割数を決定し(ステップS42)、さらに、領域分割線の幅と色を設定する(ステップS43)。
次に、制御部20は、設定したこれら領域分割数、領域分割線の幅、色を示す制御命令を映像インタフェース部44のラッチ回路44-2に送り(ステップS44)、さらに、これらの制御命令を映像インタフェース部44の切り換え制御部54に送る(ステップS45)。
そして、切り換え制御部54は、制御部20からの制御命令に基づいて、同期信号生成部51から供給される水平同期信号(Hsync)をカウントし、分割線を出力する走査ラインのときにラッチ回路52側に切り換えるように切り換え器53を制御する(ステップS46)。
次に本発明を変形した第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、分割された領域に対し、縮小したフレーム映像の全体を割り当てて、再生映像を生成する。
図16A及び図16Bは第2の実施の形態の再生映像を示す図である。フレーム1〜フレーム3の映像が1倍速時の元の映像であるとする(図16A)。これを3倍速処理した場合の再生映像は、フレーム1〜フレーム3の全体それぞれを縮小して1枚のフレームfraとして表示する(図16B)。
次に、制御部20の指示により分割された1フレーム枠に縮小した映像を割り当てて再生映像信号を出力する処理について、図17及び図18を用いて説明する。
図17は、映像データ蓄積部30に非圧縮映像データやMOTION−MPEG、及びIntra−MPEGのように、フレーム単位で完結する映像データが蓄積された場合の3倍速再生処理の制御フローを示している。
この3倍速再生処理では、先ず、外部制御信号インタフェース部10は、リモコン/編集装置2などの外部装置から3倍速再生を指示する外部制御信号を受信する(ステップS50)。
外部制御信号を受信した外部制御信号インタフェース部10は、外部制御信号を映像データ再生装置1内あるいは制御部20内で処理できる形式に変換して、3倍速再生の指示する制御命令を制御部20に送信する(ステップS51)。
次に、制御部20は、N=1を設定し(ステップS52)、さらに、M=0を設定する(ステップS53)。N,Mについては後述する。
次に、制御部20は、映像データ蓄積部30に対してフレームNのデータを読み出す制御命令を送信する(ステップS54)。
この制御命令を受信した映像データ蓄積部30は、記録媒体に記録されたN番目のフレームの映像データを読み出し、デコーダ41に出力する(ステップS55)。
デコーダ41は、入力されたフレームNのデータが圧縮されている場合には伸張して、フレームメモリ43に出力する(ステップS56)。
次に、制御部20は、アドレスジェネレータ42を制御して、デコーダ41から出力されるフレームNの映像データをフレームメモリ43に書き込む(ステップS57)。
次に、制御部20は、次のようなパラメータCをアドレスジェネレータ42に設定する(ステップS58)。ここでは、制御部20は、3倍速再生の指示する制御命令を受信したので、C=(fn=1,Hlnlt=0,Hincr=1,Hleng=H,Vinit=0,Vincr=3,Vleng=H)をアドレスジェネレータ42に設定する。すなわち、フレームメモリ43に蓄積された1番目の映像データに対してアドレス(0,0)から水平及び垂直方向に増加量(1,3)でアドレス(H,H)まで読み出す指示を制御部20はアドレスジェネレータ42に与える。
このパラメータCを受信したアドレスジェネレータ42は、このパラメータCに沿ってフレームメモリ43に蓄積された映像データの読み出し、読み出されたデータを映像インタフェース部44に出力する(ステップS59)。
次に、制御部20は、Mをインクリメントし(ステップS60)、さらに、Nをインクリメントする(ステップS61)。
次に、制御部20は、ステップS60でインクリメントされたMの値が3であるか否を判断する(ステップS62)。ここでNは映像インタフェース部44から読み出す映像データのフレーム番号を示すパラメータであり、N=1であれば1番目のフレームを示す。また、Mは1フレーム枠の分割数を示すパラメータであり、外部制御信号インタフェース部10受信した倍速再生命令の倍速比率を示す。M=3であれば3倍速再生が指示され、M=4であれば4倍速再生が指示され、この再生倍率の値に応じて1フレーム枠の分割数が決定される。
すなわち、ステップS62では、図17に示す処理が3倍速再生で出力する処理であるので、フレーム枠の分割数(M=3)分フレームメモリ43から映像データが読み出されたか否かを判断する。
ステップS62でMの値が3でなければステップS54へ戻り、上述した処理を繰り返す。
そして、ステップS62でMの値が3であれば、出力映像1フレームの各領域に映像データ蓄積部30から読み出された映像データを縮小して割り当てたことになるので、映像インタフェース部44は、フレームメモリ43から出力された出力映像データに同期信号を付加して外部に映像信号として出力する(ステップS63)。そして、ステップS53へ戻って上述の処理を繰り返す。
次に、映像データ蓄積部30にInter−MPEGのように複数フレームが互いに相関があるような映像データ(ここでは1GOP=15フレーム)が蓄積された場合の、分割された1フレーム枠に縮小したフレームの映像を割り当てて再生映像を出力する処理について、図18を用いて説明する。
図18は、3倍速再生処理の制御フローを示している。
この3倍速再生処理では、先ず、外部制御信号インタフェース部10は、リモコン/編集装置2などの外部装置から3倍速再生を指示する外部制御信号を受信する(ステップS70)。
外部制御信号を受信した外部制御信号インタフェース部10は、外部制御信号を映像データ再生装置1内あるいは制御部20内で処理できる形式に変換して、3倍速再生の指示する制御命令を制御部20に送信する(ステップS71)。
次に、制御部20は、GOP番号を示すN=1を設定する(ステップS72)。
次に、制御部20は、指定されたN番目のGOP内の複数フレーム(ここでは15フレーム)の映像データを読み出すよう制御命令を映像データ蓄積部30に送信する(ステップS73)。
この制御命令を受信した映像データ蓄積部30は、指定されたN番目のGOP内の15フレームの映像データを読み出し、デコーダ41に出力する(ステップS74)。
デコーダ41は、映像データ蓄積部30から出力された1GOP分の圧縮映像データを伸張して、15フレームの非圧縮映像データをフレームメモリ43に出力する(ステップS75)。
次に、制御部20は、アドレスジェネレータ42を制御して、デコーダ41から出力された15フレームの非圧縮映像データをフレームメモリ43に書き込む(ステップS76)。
次に、制御部20は、M=0を設定し(ステップS77)、さらに、L=0を設定する(ステップS78)。M,Lは、図13で説明したように、この実施の形態では1GOPが15フレームで構成され、3倍速再生が指示されているので、映像データ蓄積部30から読み出される3フレーム分の映像データを1組として順番に番号を割り振った値がMであり、1組の3つの映像フレームに順番に順番に番号を割り振った値がLである。したがって、Mは0〜4までの値を取り、Nは0〜2までの値をとる。
さらに、制御部20は、アドレスジェネレータ42に対してフレームメモリ43に蓄積された映像データをどのように読み出すかを示すパラメータDを設定する(ステップS79)。ここでは、例えばD=(fn=3M+L+1,Hlnlt=0,Hincr=1,Hleng=H,Vinit=0,Vincr=3,Vleng=H)が設定される。すなわち、フレームメモリ43に蓄積された映像データに対して、先ず1番目のGOPに対してアドレス初期値(0,0)から増加量(1,3)でアドレッシング範囲(H,H)までを読み出すパラメータをアドレスジェネレータ42に与える。
このパラメータDを受信したアドレスジェネレータ42は、このパラメータDを基にフレームメモリ43に蓄積された映像データを読み出し、読み出されたデータを映像インタフェース部44に出力する(ステップS80)。
次に、制御部20は、Lの値をインクリメントする(ステップS81)。
そして、制御部20は、ステップS81でインクリメントされたLの値が3であるか否を判断する(ステップS82)。ここでLの値が3でなければステップS79へ戻り、上述の処理を繰り返す。
また、制御部20は、ステップS82においてLの値が3であれば、フレームメモリ43から読み出されたデータに同期信号を付加して外部に映像信号として出力するように映像インタフェース部44を制御する(ステップS83)。
次に、制御部20は、Mの値をインクリメントする(ステップS84)。
そして、制御部20は、ステップS84でインクリメントされたMの値が5であるか否を判断する(ステップS85)。ここでMの値が5でなければステップS78へ戻り、上述の処理を繰り返す。
また、ステップS85においてMの値が5であれば、制御部20は、Nの値をインクリメントして次のGOPを指定し(ステップS86)、ステップS78へ戻って上述の処理を繰り返す。
以上説明したように、本発明によれば、再生速度に応じて再生画面を複数の領域に分割し、この領域に映像データのフレーム映像を割り当てて、再生映像を生成して表示することにより、フレームを間引きせずにすべてのフレームを表示できるので、高速再生に対しても映像内容を正しく認識することが可能になる。
Claims (8)
- 割り当てられたタイムスロットで複数のノンリニアアクセス可能な記録媒体に蓄積された映像データを含むデータを読み出して出力する映像データ再生装置において、
上記記録媒体から読み出された上記映像データをn(n>1)倍速映像データとして外部に出力するとき、nが整数のとき出力映像1フレームをn分割し、nが整数でないとき出力映像1フレームをm+1(mはnの整数部:n=m.・・・)分割する再生画面分割手段と、
上記n分割あるいはm+1分割した出力映像1フレームに上記記録媒体から読み出された上記映像データnフレームあるいはm+1フレームを割り当てて再生映像を生成する再生映像生成手段と、
上記再生画面分割手段と再生映像生成手段の動作を制御する制御手段とを備え、
上記制御手段は、指示された再生倍速から上記再生画面分割手段による出力映像1フレームの領域分割数を決定し、上記n分割あるいはm+1分割した出力映像1フレームの各領域の間に挿入する分割線の幅と色を設定し、
上記再生映像生成手段は、上記制御手段により設定された幅と色の領域分割線を上記n分割あるいはm+1分割した出力映像1フレームの各領域の間に挿入して再生映像を生成する映像データ再生装置。 - 上記再生映像生成手段は、上記記録媒体から読み出された上記映像データnフレームあるいはm+1フレームのうち、各フレームの互いに異なる部分を、分割された上記出力映像1フレームの各部分に割り当てて再生映像を生成することを特徴とする請求の範囲第1項記載の映像データ再生装置。
- 上記再生映像生成手段は、上記記録媒体から読み出された上記映像データnフレームあるいはm+1フレームの各フレームを縮小して上記出力映像1フレームの各部分に割り当てて再生映像を生成することを特徴とする請求の範囲第1項記載の映像データ再生装置。
- 上記複数のノンリニアアクセス可能な記録媒体は、複数のハードディスクから構成されたハードディスクドライブを並べたRAIDであることを特徴とする請求の範囲第1項記載の映像データ再生装置。
- 割り当てられたタイムスロットで複数のノンリニアアクセス可能な記録媒体に蓄積たれた映像データを含むデータを読み出して出力する映像データ再生方法において、
上記記録媒体から読み出された上記映像データをn(n>1)倍速映像データとして外部に出力するとき、指示された再生倍速から上記再生画面分割手段による出力映像1フレームの領域分割数を決定し、n分割あるいはm+1(mはnの整数部:n=m.・・・)分割した出力映像1フレームの各領域の間に挿入する分割線の幅と色を設定する第1のステップと、
上記第1のステップで決定された領域分割数に基づいて、出力映像1フレームをn分割又はm+1分割する第2のステップと、
上記n分割あるいはm分割した出力映像1フレームに上記記録媒体から読み出された上記映像データnフレームあるいはm+1フレームを割り当てて、上記制御手段により設定された幅と色の領域分割線を上記n分割あるいはm+1分割した出力映像1フレームの各領域の間に挿入して再生映像を生成する第3のステップと、
上記第3のステップで生成された上記再生映像データをn倍速映像データとして出力する第4のステップとを備えた映像データ再生方法。 - 上記第3のステップは、上記記録媒体から読み出された上記映像データnフレームあるいはm+1フレームのうち、各フレームの互いに異なる部分を、分割された上記出力映像1フレームの各部分に割り当てて再生映像を生成することを特徴とする請求の範囲第5項記載の映像データ再生方法。
- 上記第3のステップは、上記記録媒体から読み出された上記映像データnフレームあるいはm+1フレームの各フレームを縮小して上記出力映像1フレームの各部分に割り当てて再生映像を生成することを特徴とする請求の範囲第5項記載の映像データ再生装置。
- 上記複数のノンリニアアクセス可能な記録媒体は、複数のハードディスクから構成されたハードディスクドライブを並べたRAIDであることを特徴とする請求の範囲第5項記載の映像データ再生方法。
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