JPH07107773B2 - 画像ファイル装置 - Google Patents

画像ファイル装置

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JPH07107773B2
JPH07107773B2 JP62115073A JP11507387A JPH07107773B2 JP H07107773 B2 JPH07107773 B2 JP H07107773B2 JP 62115073 A JP62115073 A JP 62115073A JP 11507387 A JP11507387 A JP 11507387A JP H07107773 B2 JPH07107773 B2 JP H07107773B2
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茂生 阪上
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、円盤状の記録媒体であるディスクに、カラー
テレビジョン信号などから作成した静止画像と音響信号
をディジタル信号として記録し、これを再生する画像フ
ァイル装置に関するものである。
従来の技術 近年、情報サービスの分野などでは、ソフト制作が比較
的手軽に行なえる静止画を用いたファイル装置が望まれ
ている。このような画像ファイル装置では、ビデオディ
スクなどの動画と比較してより高画質の静止画と音響信
号を組み合わせたプログラムが多数記録されており、こ
れらのプログラムから希望するプログラムを簡単に検索
できる機能が必要である。そのため、ディスク上に画像
信号,音響信号やコード信号などをディジタル信号で記
録することが望ましい。
このようなディジタル画像ファイル装置として連続した
音響信号と静止画像信号を記録,再生するファイル装置
を提案した特願昭62-20844号。これについて、簡単に説
明する。この画像ファイル装置では、1枚の静止画を表
わす画像信号から画像ブロックを構成し、各チャンネル
の音響信号を所定の時間単位で区切り音響ブロックを構
成する。この単位時間をブロック時間Tbと呼ぶ。また、
ディスク駆動装置の最大アクセス時間をTac、画像ブロ
ックの転送時間をTv、1秒間の音響信号から構成した音
響ブロックの転送時間をTaと表わせば、1ブロック時間
内に最大Nブロックの画像ブロックや最大Mブロックの
音響ブロックを再生する場合のブロック時間は次式で表
わすことができる。
Tb>M・Ta・Tb+N・Tv+(M+N)Tac ……(1) この1ブロック時間内に、ディスクから読み出した画像
ブロックや音響ブロックの再生信号は、それぞれ画像メ
モリ,音響メモリに書き込まれる。そして、次のブロッ
ク時間の期間に音響メモリから順次、データを読み出し
て音響信号を再生し、画像メモリから繰返してデータを
読み出し、静止画の表示を行なう。
このとき、(1)式のようにブロック時間Tbを設定すれ
ば、ブロック時間の音響信号を再生する期間内に、次の
ブロック時間の再生に必要な音響ブロック,画像ブロッ
クをディスクから順次アクセスして読み出し、メモリに
書き込んでおくことができるため、ディスク上の任意の
位置に各ブロックを記録しても、音響信号を途切れるこ
となく連続して再生しながら、画像信号も同時に再生す
ることができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような画像ファイル装置では、画
像信号と音響信号の切換えのタイミングが、ブロック時
間毎に制限されるという問題点がある。上記の従来例で
示した特許出願に記載した例では、ブロック時間をTb=
4秒に設定している。このブロック時間は、(1)式に
示したように各パラメータにより変化するが、実用的な
範囲では、少なくとも数秒以上の時間が必要となる。そ
のため、再生する音響信号に合わせて静止画を順次、切
換えて表示するような用途では、ブロック時間が長くな
れば、そのプログラムの作者が意図するタイミングで画
面を切換えることが難しくなる。
本発明は、かかる点に鑑み、画像信号および音響信号を
再生するタイミングをあらかじめ自由に設定できるよう
にし、作者の意図する構成に従ってプログラムを製作
し、それを再生することができる画像ファイル装置を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、静止画による画像信号および音響信号を組み
合わせて製作したプログラムを記録する場合、画像信号
から画像ブロックを構成し、音響信号を所定のブロック
時間毎に区切り音響ブロックを構成し、これらの信号を
ブロック単位で記録媒体上に記録,再生する画像ファイ
ル装置であって、プログラムに属する各画像ブロックと
音響ブロックの記録位置を示すアドレス値と、再生を開
始するタイミングを示すスタート値、再生信号を出力す
るチャンネルを示すチャンネル名を指定するシナリオ信
号をシナリオ信号作成部で作成して記録するものであ
る。また、再生の場合は再生したシナリオ信号から前記
のアドレス値,スタート値,チャンネル名をシナリオ信
号復号化回路で復号し、アクセスコントロール回路で、
前記アドレス値の示す位置へアクセスして信号を再生
し、切換回路で、前記チャンネル名に対応するメモリへ
再生信号を書き込む。また、カウント回路で基準クロッ
クの計数を行ない、このカウント回路のカウント値と前
記スタート値をタイミング回路で比較し、これらが一致
した時点から、前記のメモリに書き込んだ信号を読み出
し、画像信号または音響を再生するものである。
作用 一般に、画像信号と音響信号から成るプログラムを製作
する場合、各画面と音響をどのように組み合わせるか指
定する必要がある。この組み合わせは、各画像ブロッ
ク,音響ブロックごとに、画像表示装置や音響再生装置
へ出力する出力チャンネルのうち、そのブロックの該当
する装置を示すチャンネル名と、そのブロックの再生を
開始するタイミングを示すスタート値を指定することに
より決めることができる。
また、本発明による画像ファイル装置では、各ブロック
を記録媒体上に記録する位置は、再生時の組み合わせに
かかわらず任意に配置することができる。そのため、プ
ログラムに従って画像ブロック,音響ブロックを再生し
ていくためには、再生すべきブロックを記録した位置を
示すアドレス値とその再生順位を指定する必要がある。
各ブロックの再生順位は、そのアドレス値を再生順に並
べておくことで設定することができる。
本発明では、以上のアドレス値,スタート値,チャンネ
ル名をシナリオ信号として記録する。
記録したプログラムを再生する場合、そのプログラムの
シナリオ信号からアドレス値を再生する。このアドレス
値に従い、指定されたブロックに順次アクセスし、記録
されている信号を再生することにより、各ブロックを指
定された順に再生することができる。また、この再生信
号をブロック毎に指定されたチャンネル名に対応するメ
モリに書き込み、基準クロックでのカウント値が指定し
たスタート値に達した時点から前記メモリの信号を読み
だすことにより、再生時の画像信号と音響信号を指定さ
れた組み合わせおよびタイミングで再生することができ
る。
実施例 以下、本発明による画像ファイル装置の実施例について
図面を参照しながら説明する。
本実施例では、前記のように音響信号を(1)式で示し
たブロック時間毎に区切って音響ブロックを構成し、連
続する音響信号を再生しながら他の信号の再生も可能な
画像ファイル装置を例として説明する。ブロック時間
は、(1)式に示したように各パラメータにより設定す
るが、この設定方法については、前記特許出願で詳しく
説明しているので、ここでは省略する。
本実施例では、2チャンネルの音響信号と1画面の静止
画を組み合わせたプログラムを光ディスク上に記録し再
生する場合について説明する。
まず、各信号を光ディスク上に記録する場合について説
明する。第2図は、本実施例における画像ファイル装置
の記録部の構成を示すブロック図である。プログラムを
記録する場合、まずそのプログラムでの画像信号と音響
信号との組み合わせ、画面の切換えタイミングなどをあ
らかじめ設定する。この設定は、操作卓45を用いてシナ
リオ作成部46で行なう。シナリオ作成部には、使用する
光ディスクの記録可能な位置のアドレス値を読み出して
おく。また、プログラムの開始時からの経過時間を示す
カウント値を表示し、このカウント値により、画像信号
や音響信号の切換点を示すスタート値を表わす。また、
再生時の出力チャンネルを示すチャンネル名を入力す
る。このシナリオ作成部46は、マイクロコンピュータで
構成され、以上の入力を例えば、第3図のように表示す
る。第3図では各信号を区別するため、IDコードで名前
を付加している。また、このシナリオ作成部46は、同じ
チャンネルを同時に使用することなどのプログラムの設
定誤りのチェックを行なう。
まず、画像信号を記録する場合について説明する。第2
図において、1はプログラムを記録する光ディスクであ
る。モーター2で光ディスクを回転させ、ピックアップ
3からレーザー光を照射する。このレーザー光の強度を
記録信号で変調することにより、光ディスク上の記録層
の光学特性を変化させて信号を記録する。本実施例で
は、1フレームの静止画面を1つの画像ブロックとす
る。第2図において、30は画像信号の入力端子である。
例えば、VTRやビデオカメラなどからカラーテレビジョ
ン信号を入力する。ディジタル変換回路31は、入力した
画像信号を標本化,量子化しディジタル画像信号に変換
する。記録すべく画像信号を入力端子30に加え、操作卓
45より記録命令を入力する。シナリオ作成部46は、画像
信号の記録要求と記録するアドレスを示すシステムコン
トロール信号aをシステムコントロール回路18へ出力す
る。システムコントロール回路18は、アクセスコントロ
ール回路4へ記録アドレスb、切換回路35へ切換え信号
c、画像メモリコントロール回路33へ画像メモリコント
ロール信号dをそれぞれ出力する。画像メモリコントロ
ール回路33は画像メモリコントロール信号dにより、1
フレームのディジタル画像信号を画像メモリ32に書き込
む。また、アクセスコントロール回路4は、記録アドレ
スbに従い、ピックアップ3を記録位置へ移動させる。
つぎに、画像メモリ32からディジタル画像信号を読み出
す。画像符号化回路34は、シナリオ作成部46からのIDコ
ードや誤り訂正符号などをディジタル画像信号に付加す
る。切換回路35は、切換信号cにより、このディジタル
画像信号を記録回路36へ送出する。記録回路36は、光デ
ィスクへの記録に適するようにディジタル変調を行な
い、光学ピックアップ3の光源を変調して、光ディスク
上に画像ブロックの記録を行なう。以後、プログラムの
再生に必要な画像を順次、同様にして記録する。
つぎに、音響信号を記録する場合について説明する。本
実施例では、音響信号はRチャンネルとLチャンネルの
2つのチャンネルを持つが、記録時には片側のチャンネ
ルずつ記録することができる。
Rチャンネルの音響信号を記録する場合、例えば、テー
プレコーダやマイクなどからの音響信号を、入力端子37
へ加える。ディジタル変換回路38は、入力した音響信号
を標本化,量子化しディジタル音響信号に変換する。記
録すべき音響信号を入力端子37へ加え、操作卓45より記
録命令を入力する。シナリオ作成部46は、Rチャンネル
の音響信号の記録要求と記録するアドレスを示すシステ
ムコントロール信号aをシステムコントロール回路18へ
出力する。システムコントロール回路18は、アクセスコ
ントロール回路4へ記録アドレスb,切換回路35へ切換え
信号c,音響メモリコントロール回路43へ音響メモリコン
トロール信号eをそれぞれ出力する。音響メモリコント
ロール回路43は、音響メモリコントロール信号eによ
り、ディジタル音響信号をブロック時間毎に区切り、順
次、音響メモリ39に書き込む。また、アクセスコントロ
ール回路4は、記録アドレスbの位置へピックアップ3
を移動させる。つぎに、音響メモリ39からディジタル音
響信号を読み出す。音響符号化回路44は、シナリオ作成
部46からのIDコードや誤り訂正符号などをディジタル音
響信号に付加する。切換回路35は切換信号cにより、こ
のディジタル音響信号を記録回路36へ送出する。記録回
路36は前記の画像ブロックの場合と同様にして、光ディ
スク上に音響ブロックの記録を行なう。
つぎに、Lチャンネルの音響信号を記録する場合、入力
端子が40,ディジタル変換回路が41,音響メモリが42に変
更されるだけで、その動作は、Rチャンネルの場合と同
様である。
また、本実施例では、シナリオ信号も同じ光ディスクへ
記録する。シナリオ信号の内容が確定すれば、操作卓45
より記録命令を入力する。シナリオ作成部46は、シナリ
オ信号の記録要求と記録するアドレスを示すシステムコ
ントロール信号aをシステムコントロール回路18へ出力
する。同一の光ディスク上に記録したプログラムのシナ
リオブロックは再生時の検索が容易となるようにあらか
じめ設定した範囲内の位置に記録する。システムコント
ロール回路18は、アクセスコントロール回路4へ記録ア
ドレスbを出力し、ピックアップ3を記録位置に移動さ
せる。また、切換回路35へ切換え信号cを送出し、シナ
リオ符号化回路47と記録回路36を接続する。シナリオ信
号作成部46は、アドレス値,スタート値,チャンネル
名,IDコードおよびプログラム名を含むシナリオ信号を
シナリオ符号化回路47へ出力する。シナリオ符号化回路
47は、このシナリオ信号に誤り訂正符号などを付加し、
シナリオブロックを構成し、切換回路35を通して記録回
路36へ送出する。記録回路36は、前記の画像ブロックの
場合と同様にして、光ディスク上にシナリオブロックの
記録を行なう。
以上のようにして、画像信号,音響信号およびシナリオ
信号を記録した光ディスクから、あるプログラムを再生
する場合について説明する。第1図は、本実施例におけ
る画像ファイル装置の再生部の構成を示すブロック図で
ある。第1図において、1は画像ブロック,音響ブロッ
ク,シナリオブロックを記録した光ディスクである。モ
ーター2で光ディスクを回転させ、ピックアップ3から
レーザー光を照射してディスクで反射した光を受光し、
この反射光からディスク上に記録した信号を検出する。
この検出した信号は、再生回路5でディジタル復調し、
もとのディジタル信号に再生する。
光ディジタル1を装着した場合、各プログラムのシナリ
オブロックを検索して再生する。システムコントロール
回路は、あらかじめ設定された範囲で順次再生アドレス
bをアクセスコントロール回路4へ出力し、ピックアッ
プ3を移動させ、該当するブロックの信号を再生する。
再生回路5で再生した信号を、識別回路6で識別し、シ
ナリオブロックを検出する。シナリオブロックを検出し
た場合、検出信号をシステムコントロール回路18へ出力
する。この場合、システムコントロール回路18は切換え
信号lを切換回路7へ送出する。切換回路7は、切換信
号lに従い、再生したディジタル信号をシナリオ復号化
回路22へ送出する。シナリオ復号化回路22は、誤り訂正
を行ない、シナリオ信号からプログラム名,IDコード,
アドレス値,スタート値,チャンネル名を検出し、シナ
リオ作成部46へ出力する。以上の動作を繰返し、光ディ
スク1に記録されている全てのシナリオ信号を再生す
る。シナリオ作成部46では、例えば第3図に示したよう
に各プログラムのシナリオ信号を表示する。また、使用
者が希望すれば、このシナリオ信号を変更することも可
能である。
使用者は、このシナリオ信号を確認して再生するプログ
ラムを決定し、操作卓45から指定する。シナリオ作成部
46は、指定されたプログラムのシナリオ信号に基づき、
再生ブロックのアドレス値,チャンネル名を含むシステ
ムコントロール信号aをシステムコントロール回路18へ
送出する。システムコントロール回路18はアドレス値に
基づき、再生アドレスbをアクセスコントロール回路4
に送出し、ピックアップ3を移動させる。また、チャン
ネル名に基づき、切換信号l,画像メモリコントロール信
号m,音響メモリコントロール信号nを出力する。これら
の信号により、再生したディジタル信号を指定されたチ
ャンネルのメモリに書き込む。
再生回路5で再生したディジタル信号が画像ブロックの
場合、切換回路7により、画像復号回路8へ入力する。
画像復号回路8は誤り訂正処理を行ない、ディジタル画
像信号を復号する。画像メモリコントロール回路11は、
このディジタル画像信号を画像メモリ9へ書き込む。ま
た、再生したディジタル信号が音響ブロックの場合は、
切換回路7により、音響復号回路13へ入力する。音響復
号回路13は誤り訂正処理を行ない、ディジタル音響信号
を復号する。音響メモリコントロール回路16は、音響メ
モリコントロール信号nに基づき、復号したディジタル
音響信号を指定されたチャンネルの音響メモリ14あるい
は15へ書き込む。
また、基準クロック発生回路25は、この画像ファイル装
置の基準となるクロック信号を発生する。カウンタ回路
24は、プログラムの再生開始時点にリセットされ、この
基準クロックを計数し、経過時間をカウント値で表わ
す。シナリオ作成部46は、再生したブロックのスタート
値をタイミング回路23へ出力する。タイミング回路23
は、このスタート値と前記カウント値を比較し、カウン
ト値と一致したスタート値を持つブロックのチャンネル
に対応するメモリコントロール回路へ、画像メモリ読み
出し信号q,音響メモリ読み出し信号pを送出する。読み
出す信号が画像信号の場合、画像メモリコントロール回
路11は、画像メモリ読み出し信号qに従い、画像メモリ
9からディジタル画像信号を読み出す。画像再生回路10
は、読み出したディジタル画像信号をアナログ信号に変
換し、表示に必要な同期信号などを付加し、表示部12へ
出力する。表示部12は読み出した画像を表示する。次の
画面の読み出し信号が入力されるまで、画像メモリから
繰返してディジタル画像信号を読み出し、同じ画面の再
生を続ける。読み出す信号がRチャンネルの音響信号の
場合、音響メモリコントロール回路16は、音響メモリ読
み出し信号pに従い、Rチャンネルの音響メモリ14から
ディジタル音響信号を読み出す。音響再生回路17は、読
み出したディジタル音響信号をアナログ信号に変換し、
スピーカー20へ出力する。Lチャンネルの音響信号の場
合は、同様にして、音響メモリ15からディジタル音響信
号を読み出し、音響再生回路19でアナログ信号に変換
し、スピーカー21から出力する。
本実施例による画像ファイル装置では、1画面の画像信
号と2チャンネルの音響信号を同時に再生できる
((1)式で、M=2,N=1に対応する)。しかし、画
像信号をブロック時間毎につづけて変更しない場合や、
音響信号の再生に空き時間が発生する場合には、スター
ト値による制御を利用することにより、多数のチャンネ
ルの信号を取扱うことができる。例えば、2画面の静止
画像を表示する場合について説明する。2つの画面にそ
れぞれチャンネル名を割当て、再生時のチャンネル名を
指定することにより、ブロック時間毎に片方づつ画面を
変更することができる。そして、両方の画像ブロックの
スタート値を同じに設定することにより、両方の画面を
同時に変更することもできる。また、同様にして、音響
信号のチャンネル数を増やすことも可能である。
なお、本実施例では1つのプログラムに属する各ブロッ
クのアドレス値,スタート値,チャンネル名をまとめて
シナリオブロックを構成したが、本発明はこれに限るも
のではなく、例えば、スタート値やチャンネル名を各ブ
ロックの画像信号あるいは音響信号とともにブロックを
構成し、シナリオブロックには、各ブロックのアドレス
値だけを記録することも可能である。
また、本実施例では、記録媒体として光ディスクを使用
したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、磁
気ディスクや静電容量方式のディスクでも実施すること
ができる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、画像信号や音響信号を
組み合せたプログラムをブロックに分割して記録する場
合、ブロック毎に再生時に出力するチャンネル名,再生
を開始するスタート値を指定し、これを再生する場合、
指定されたチャンネルのメモリに書き込み、基準クロッ
クで計数したカウント値がスタート値と等しくなった時
にメモリから読み出して信号を再生することにより、プ
ログラムを製作する場合の画像信号と音響信号の組み合
わせや、切換えのタイミングなどを自由に設定すること
ができる。
また、プログラムの編集も、アドレス値,スタート値,
チャンネル名などのシナリオ信号を変更するだけで可能
であり、プログラムの記録も、各チャンネルやブロック
毎に行なうことができ、作業が簡単となる。
また、チャンネル名とスタート値の指定を用いることに
より、通常の転送能力より多数のチャンネルの信号を同
時に再生することができる。
本発明は、以上のような効果を持つ画像ファイル装置を
提供するものであり、その実用的効果は大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画像ファイル装置の一実施例の再
生部の構成を示すブロック図、第2図は本発明による画
像ファイル装置の実施例の記録部の構成を示すブロック
図、第3図は本発明による画像ファイル装置の実施例の
シナリオ作成部の表示画面を示す模式図である。 5……再生回路、7……切換回路、9……画像メモリ、
14,15……音響メモリ、11,16……メモリコントロール回
路、10……画像再生回路、17,19……音響再生回路、24
……カウンタ回路、23……タイミング回路、46……シナ
リオ作成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪上 茂生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−219022(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号および音響信号を組み合わせたプ
    ログラムを記録媒体に記録あるいは再生するに際し、画
    像信号から画像ブロックを構成し、音響信号を所定の単
    位時間毎に区切り音響ブロックを構成し、これらのブロ
    ックを記録媒体に記録あるいは再生する画像ファイル装
    置であって、プログラムに属する画像ブロックと音響ブ
    ロックの記録位置を示すアドレス値と、再生を開始する
    タイミングを示すスタート値と、再生信号を出力するチ
    ャンネルを示すチャンネル名を指定するシナリオ信号を
    作成するシナリオ作成部を備え、プログラムの記録にと
    もない、前記シナリオ信号を記録し、プログラムの再生
    には、前記シナリオ信号を再生し、再生したシナリオ信
    号から前記のアドレス値,スタート値,チャンネル名を
    再生するシナリオ復号化回路と、前記アドレス値の示す
    位置へアクセスするアクセスコントロール回路と、前記
    チャンネル名に対応するメモリへ再生した信号を書き込
    むメモリコントロール回路と、基準クロックで計数する
    カウント値を発生するカウント回路と、前記カウント値
    が前記スタート値と一致した時、前記メモリより信号を
    読み出すタイミング回路と、メモリより読み出した信号
    から画像信号あるいは音響信号を再生する再生回路を備
    えることを特徴とする画像ファイル装置。
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