JP5139021B2 - 軟磁性鋼材、並びに軟磁性鋼部品およびその製造方法 - Google Patents
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C:0.002〜0.050%(質量%の意味、以下同じ)、
Si:1.5〜2.8%、
Mn:0.2〜0.8%、
P:0.02%以下(0%を含まない)、
S:0.02〜0.10%、
Cu:0.1%以下(0%を含まない)、
Ni:1.0%以下(0%を含まない)、
Cr:1.0%以下(0%を含まない)、
Al:0.05〜1.0%、
N:0.0040%以下(0%を含まない)、
O:0.0100%以下(0%を含まない)、
5≦Mn/S≦50、
Si+Mn+Cr≦4.0を満たし、
残部:鉄および不可避不純物からなり、
金属組織に占めるフェライト相が95%以上であり、かつ
該フェライト中の炭化物およびMnSの最大粒径(長径と短径の平均値)が20μm以下であって、
常温(20℃)での電気抵抗率が40〜60μΩcmであり、かつ直流初期透磁率が4000以上であるところに特徴を有する。
軟磁性鋼材の磁気特性は、材料内部を移動する磁束を固定するエネルギー量に関係しており、フェライト結晶粒の大きさや、析出物の磁気的性質や分布形態で異なる。通常、フェライト組織中に析出物が多数存在する場合、磁気焼鈍時の結晶粒成長を妨げるため、磁壁移動の抵抗となる結晶粒界を十分に減少できず、また析出物自体も磁壁を縛束するため、外部磁界に対する応答性、即ち磁気特性が低下する結果となる。
上記フェライト中のMnSを微細化させるには、鋼中のMn量とS量の比:Mn/Sを50以下に抑えるのがよい。好ましくは20以下である。しかしMn/Sの値が低すぎると、FeSが結晶粒界に析出し、磁束密度の低下をもたらすため、Mn/Sは5以上となるようにする。好ましくは7以上、より好ましくは10以上である。
Si、MnおよびCrの合計量が多いと、転炉出鋼温度が1750℃を超えて転炉耐火物の損傷が大きく、生産性の悪化を招くと共に、不純物が混入し易くなり、磁束密度に悪影響を及ぼす。よって本発明では、これらSi、MnおよびCrの合計量を4.0%以下とする。好ましくは合計で3.5%以下である。
Cは、鋼材の強度と延性のバランスを支配する元素であり、含有量が少ないほど強度は低下し、延性は向上する。またCは鋼中に固溶し、部品成型時にひずみ時効が生じるので極低Cが望ましく、磁気特性の面からも極低Cが好ましい。本発明では、電磁ステンレスなみ若しくはそれ以上の磁気特性を満足する観点から、C量の上限を0.05%と定めた。C量は、好ましくは0.03%以下である。
Siは、溶製時に脱酸剤として用いられるものであり、また部品の交流磁束密度を向上させる作用を有する。このような作用を充分に発揮させるため、Si量の下限を1.5%と定めた。Si量は、好ましくは1.8%以上である。しかしSi量が過剰であると、磁気特性と鋼材の冷間鍛造性が劣化する。そこで本発明では、電磁ステンレス並みの磁気特性の確保と部品成型時の冷間鍛造性を確保する観点から、Si量の上限を2.8%と定めた。Si量は好ましくは2.5%以下である。
Mnは、溶製時に脱酸剤として用いられるものであり、また鋼中のSと結合し、Sによる脆化を抑制する作用も有する。またMnとSは、MnS析出物、または酸化物の周囲にMnSが存在する複合析出物(以下、これらを「MnS含有析出物」と省略することがある)を形成して、部品の電気抵抗を向上させる作用も有する。部品の電気抵抗が向上すると、渦電流および鉄損が抑制され、交流磁束密度の低下を防止することができる。これらの作用を充分に発揮させるために、Mn量の下限を0.2%と定めた。Mn量は、好ましくは0.3%以上、より好ましくは0.4%以上である。しかしMn量が過剰になると、磁気モーメントが低下し、電気抵抗向上による効果が減殺され、かえって交流磁束密度が低下する。そこでMn量の上限を0.8%と定めた。Mn量は、好ましくは0.7%以下、より好ましくは0.6%以下である。
Pは、粒界偏析して、冷間鍛造性および磁気特性の低下を招く。そこでP量は、できる限り低減されていることが好ましく、本発明ではP量を0.02%以下、好ましくは0.01%以下に抑える。
Sは、MnとMnS含有析出物を形成し、電気抵抗を増加させて、部品の交流磁束密度を向上させる作用を有する。この作用を充分に発揮させるために、本発明ではS量の下限を0.02%と定めた。S量は、好ましくは0.025%以上、より好ましくは0.030%以上である。しかしS量が過剰になると、硫化物が結晶粒界に析出するため、鋼材の冷間鍛造性が劣化する。そこでS量の上限を、0.10%と定めた。S量は、好ましくは0.08%以下、より好ましくは0.06%以下である。
Cuは、電気抵抗を増加させる作用を有し、渦電流の発生を抑制して、交流磁束密度を向上させるのに有用な元素である。この作用を十分に発揮させるため、Cu量は、好ましくは0.01%以上、より好ましくは0.02%以上、さらに好ましくは0.03%以上とするのがよい。しかしCu量が過剰になると、磁気モーメントが低下して、かえって交流磁束密度が低下する。そこでCu量の上限を0.1%と定めた。Cu量は、好ましくは0.08%以下、より好ましくは0.06%以下である。
Niも、Cuと同様に電気抵抗を増加させる作用を有する。この作用を十分に発揮させるため、Ni量は、好ましくは0.01%以上、より好ましくは0.02%以上、さらに好ましくは0.03%以上とするのがよい。しかしNi量が過剰になると、Cuと同様に磁気モーメントが低下する。そこでNi量の上限を1.0%と定めた。Ni量は、好ましくは0.5%以下、より好ましくは0.1%以下である。
鋼中で炭化物を生成し、電気抵抗を増加させる。電気抵抗の増加は磁壁移動領域を拡大するため、交流磁束密度の増加に有効である。この様な観点からはCrを0.1%以上含有させることが好ましい。しかし、Cr量が過剰になると磁歪量が増加するため、上限を1.0%とする。好ましくは0.9%以下である。
Nは、AlやB等と結合して窒化物を形成する。しかし窒化物を形成しないNは、固溶Nの状態で残存して結晶構造をひずませるため、磁気特性の低下を招く。固溶N量の低減には、鋼中全窒素量を低減することが効果的であるため、N量(鋼中の全窒素量)の上限を0.0040%と定めた。一方、N量の下限は、鋼材製造コストの点から0.0010%(工業的に一般的なN量の下限)程度である。
Alは、磁気モーメントの低下を抑え、且つ電気抵抗を増加させる作用を有し、部品の交流磁束密度を向上させるために有効な元素である。これらの作用を充分に発揮させるためにAl量の下限を、0.05%と定めた。Al量は、好ましくは0.10%以上、より好ましくは0.3%以上である。しかしAl量が過剰になると、鋼材の冷間鍛造性が大きく低下する。そこでAl量の上限を1.0%に定めた。Al量は、好ましくは0.5%以下、より好ましくは0.3%以下である。
O(酸素)は常温では鋼に殆ど固溶せず、硬質の酸化物として存在し、磁気特性を大幅に低下させる。ゆえにO含有量は極力低減すべきであり、本発明では0.01%以下に抑える。O含有量は、0.005%以下に低減するのが好ましく、より好ましくは0.002%以下にするのがよい。
Bは、Fe原子との格子定数の差が大きく、電気抵抗率の増加に寄与する。また固溶NをBNの形で固定し、動的ひずみ時効を抑制する効果も有する。特に時効抑制効果を十分に発揮させるには、0.0015%以上のBを含有させることが好ましい。しかしBが過剰に存在すると磁気特性の低下を招くため、Bは0.0050%以下の範囲内で含有させるのがよい。
合金成分を母相に完全に固溶させるため、圧延前の加熱温度はできるだけ高温とすることが望ましい。しかし1200℃を超えると、フェライト結晶粒の粗大化が顕著となり、部品成型時の冷間鍛造性低下をもたらすので、その上限温度を1200℃とするのがよい。好ましくは1150℃以下である。一方、加熱温度が低すぎると異なる相が局所的に生成し圧延時の割れ発生を招く危険性がある。また、加熱温度が低いと圧延時のロール負荷が上昇し、生産性が低下する。よって加熱温度は、1000℃以上とすることが推奨される。
仕上げ圧延温度が低すぎると、ミクロ組織が細粒となりやすく、その後の冷却過程や、部品製造時の焼鈍過程において、部分的な異常粒成長(GG)の発生を招く。GG発生部は、冷間鍛造時の肌荒れや磁気特性のばらつきの原因となるため、均一な整粒を確保することが好ましい。このような観点から、仕上げ圧延温度は、850℃以上(より好ましくは900℃以上)とすることが推奨される。
仕上げ圧延後の巻取り温度が低すぎると、仕上げ圧延温度と同様、ミクロ組織が細粒となりやすく、鋼材の冷間鍛造性および部品の磁気特性に支障をもたらすおそれがある。そこで800℃以上の温度で巻取りを完了することが推奨される。
本発明の軟磁性鋼部品を製造するためには、上記の成分組成の要件を満たす鋼材を、形状加工した後(好ましくは冷間鍛造により形状加工した後)、真空中または不活性ガス雰囲気下で焼鈍することにより、フェライト結晶粒を粗大化させることが有効である。
鋼材(線材)の横断面(圧延方向に垂直な断面)が露出する状態で支持基材内に埋め込み、研磨後、5%のピクリン酸アルコール液に15〜30秒間浸漬して腐食させ、その後、光学顕微鏡でD/4(Dは直径)部位の組織を100倍で10視野撮影し、JIS G 0551(2005)で規定するフェライト結晶粒度番号を調べ、その平均値をフェライト結晶粒度番号と定めた。その結果を表2に併記する。尚、鋼材No.2〜25のいずれの金属組織も、フェライトが面積率で95%以上であることを確認した。
各試料の鋼部品の電気抵抗率は、直流四端子法により測定した。また各試料の磁気特性は、上記線材を用いて次のように実施した。まず透磁率特性は、渦電流による遮蔽効果の影響を除す為、直流磁気測定で評価した。前記鋼材を外径32mm×内径28mm×高さ4mmのリング状に形状加工した後、表3に示す条件で焼鈍して、磁気特性測定用の試料を作製した。これに磁界印加用の1次コイルと磁束検出用の2次コイルを巻線し、自動磁化測定装置(岩通製BHアナライザ:SY−8232)を用いてB−H曲線を測定することによって直流初期透磁率を求めた。
Claims (3)
- C:0.002〜0.050%(質量%の意味、以下同じ)、
Si:1.5〜2.8%、
Mn:0.2〜0.8%、
P:0.02%以下(0%を含まない)、
S:0.02〜0.10%、
Cu:0.1%以下(0%を含まない)、
Ni:1.0%以下(0%を含まない)、
Cr:1.0%以下(但し、0.1%以下を除く)、
Al:0.05〜1.0%、
N:0.0040%以下(0%を含まない)、
O:0.0100%以下(0%を含まない)、
5≦Mn/S≦50、
Si+Mn+Cr≦4.0を満たし、
残部:鉄および不可避不純物からなり、
金属組織に占めるフェライト相が95面積%以上であり、かつ
該フェライト中の炭化物およびMnSの最大粒径(長径と短径の平均値)が20μm以下であって、常温(20℃)での電気抵抗率が40〜60μΩcmであり、かつ直流初期透磁率が4000以上であることを特徴とする軟磁性鋼材。 - 請求項1に記載の軟磁性鋼材を用いて得られる軟磁性鋼部品であって、
請求項1に記載の成分組成を満たし、金属組織に占めるフェライト相が95%以上であり、かつJIS G 0551で規定するフェライト結晶粒度番号が3以下であることを特徴とする軟磁性鋼部品。 - 請求項2に記載の軟磁性鋼部品を製造する方法であって、
請求項1に記載の軟磁性鋼材を、形状加工した後、真空中または不活性ガス雰囲気下、850〜1000℃で3時間以上焼鈍処理することにより、JIS G 0551で規定するフェライト結晶粒度番号を3以下とすることを特徴とする軟磁性鋼部品の製造方法。
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