JP5136482B2 - 荷重調整機構 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両に搭載され、シートベルトの荷重調整を行うための荷重調整機構に関する。
従来の荷重調整機構としては、例えば特許文献1に記載されているように、シートベルトに所定のテンションをかけるテンションレデューサーを備えたものが知られている。この荷重調整機構では、テンションレデューサーにおいてスプリングによる付勢力を調整することでシートベルトの荷重調整が行われている。
実開平7−13619号公報
しかしながら、上述したような荷重調整機構では、例えば車両の乗員の体格に応じて荷重調整を行う場合、その構造上、かかる荷重調整が煩雑で困難となるおそれがある。
そこで、本発明は、シートベルトの荷重調整を容易に行うことができる荷重調整機構を提供することを課題とする。
上記課題を達成するために、本発明に係る荷重調整機構は、車両に搭載され、シートベルトの荷重調整を行うための荷重調整機構であって、シートベルトの巻取及び繰出を行うリトラクタと、車両において乗員の肩部上方に位置するよう配置され、リトラクタから延びるシートベルトを挿通して支持するショルダアンカと、シートベルトのベルト面においてリトラクタとショルダアンカとの間に当接可能に設けられた当接部材と、を備え、当接部材は、シートベルトにおけるショルダアンカ回りの角度が変更されるようにベルト面に対して押し付けられることを特徴とする。
この荷重調整機構では、当接部材をシートベルトのベルト面に当接させて押し付けるだけで、シートベルトにおけるショルダアンカ回りの角度(以下、単に「ベルト角」という)を変更することができ、シートベルトとショルダアンカとの摩擦力を可変することができる。よって、シートベルトの荷重調整を容易に行うことが可能となる。
ここで、当接部材は、ベルト面に対して押し付けられる押付け状態と、ベルト面から離間する離間状態との間で切替え可能とされていることが好ましい。この場合、押付け状態と離間状態とを切り替えることによって、ベルト角が変更されることになる。
このとき、ショルダアンカは、その高さ位置が調整可能とされており、当接部材は、ショルダアンカの高さ位置に応じて、押付け状態と離間状態との間で切替え可能とされていることが好ましい。この場合、ショルダアンカの高さ位置を切り替えることで、押付け状態と離間状態とを切り替えてベルト角を変更することができる。
また、当接部材は、ベルト面に当接する高さ位置が調整可能とされていることが好ましい。さらにまた、当接部材は、ベルト面に対して押し付けられるときの押付け量が調整可能とされていることが好ましい。これらの場合、精度よいシートベルトの荷重調整が可能となる。
本発明によれば、シートベルトの荷重調整を容易に行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る荷重調整機構を示す概略図である。 図1の荷重調整機構の要部における押付け状態を示す概略図である。 図1の荷重調整機構の要部における離間状態を示す概略図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る荷重調整機構を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態の荷重調整機構1は、自動車等の車両10に搭載されるものであり、例えば衝突時にて乗員Mに加わる衝撃力を低減するための3点式のシートベルト2の荷重調整を行う。
この荷重調整機構1は、シートベルト2の巻取及び繰出を行うリトラクタ3と、リトラクタ3から延びるシートベルト2を挿通して支持するショルダアンカ(スリップジョイントとも称される)4と、備えている。リトラクタ3は、例えばセンタピラーの内の下方に固定されており、非装着時にはシートベルト2を巻き取って収納している。
ショルダアンカ5は、乗員Mの肩部S上方に位置するよう配置されており、例えばセンタピラーの上方に取り付けられている。このショルダアンカ5は、乗員Mの体格に応じてシートベルト2を最適な位置に配置させるべく高さ調節機能を有しており、鉛直方向に延在するガイド部4に沿って移動可能に構成されている。
リトラクタ3から繰り出されたシートベルト2は、ショルダアンカ5の挿通孔5aに通され、タングプレート9の挿通孔9aに通され、アウタアンカ8に固定されている。タングプレート9は、シートベルト2を装着/非装着するための金具であり、バックル11に差し込まれて係合する。アウタアンカ8は、シートSTの下方に取り付けられており、シートベルト2の一端を固定する。
ここで、本実施形態の荷重調整機構1は、シートベルト2のベルト面2aにおいてリトラクタ3とショルダアンカ5との間に当接可能に設けられた当接部材6を備えている。
図2,3は、図1の荷重調整機構の要部を示す概略図である。図2,3に示すように、当接部材6は、シートベルト2の装着時において、シートベルト2におけるショルダアンカ5回りの角度θ(以下、「シート角θ」という)が変更されるようベルト面2aに対して押し付けられる。ここでの当接部材6は、ショルダアンカ5と同様な材質で形成された円柱形状を呈しており、その外周面6aがベルト面2aに対して所定の摩擦力でもって当接されて押し付けられるようになっている。
この当接部材6は、具体的には、ベルト面2aに対して押し付けられる「押付け状態」(図2参照)と、ベルト面2aから離間する「離間状態」(図3参照)との間で、ショルダアンカ5の高さ位置に応じて切替え可能とされている。ここでは、図2に示すように、例えば乗員が成人の場合においてショルダアンカ5が高い位置に設定されるとき、当接部材6がベルト面2aに向けて移動されて該ベルト面2aに押し付けられる。これにより、シート角θが狭まるように変更され、シートベルト2とショルダアンカ5との摩擦力が高められることになる。
一方、図3に示すように、例えば乗員が子供の場合においてショルダアンカ5が低い位置に設定されるとき、当接部材6がベルト面2aから離れるよう移動されて該ベルト面2aから離間される。これにより、シート角θが拡がるように変更され、シートベルト2とショルダアンカ5との摩擦力が低減されることになる。
以上、本実施形態によれば、当接部材6をシートベルト2のベルト面2aに当接させて押し付けるだけで、ベルト角θを変更することができ、シートベルト2とショルダアンカ5との摩擦力を可変することができる。よって、シートベルト2の荷重調整を容易に行うことが可能となる。
また、上述したように、ショルダアンカ5は、その高さ位置が調整可能とされており、当接部材6は、ショルダアンカ5の高さ位置に応じて、押付け状態と離間状態との間で切替え可能とされている。よって、乗員Mの体格に応じてシートベルト2を最適位置に配置するためにショルダアンカ5の高さ位置を切り替えるとき、かかる切替えに応じて「押付け状態」と「離間状態」とを切り替えベルト角θを好適に変更することができる。すなわち、本実施形態では、人体の胸部耐性が体格によって異なる点に鑑み、乗員体格に応じたシートベルト2のFL荷重を実現するようにシートベルト2における荷重を切り替えることが可能となっている。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明に係る荷重調整機構は、実施形態に係る荷重調整機構1に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、当接部材6は、シートベルト2のベルト面2aに当接する高さ位置が調整可能とされていてもよい。つまり、当接部材6は、リトラクタ3とショルダアンカ5との間の中間で当接してもよく、かかる間のリトラクタ3側又はショルダアンカ5側で当接してもよい。さらに、当接部材6は、ベルト面2aに対して押し付けられるときの押付け量が調整可能とされていてもよい。これらの場合、一層精度よいシートベルト2の荷重調整が可能となる。
また、リトラクタ3は、シートST内等に配置されてもよく、その配置位置は限定されるものではない。ちなみに、本発明は、助手席、運転席、前席及び後席の何れのシートベルトにも適用可能なものである。
1…荷重調整機構、2…シートベルト、2a…ベルト面、3…リトラクタ、5…ショルダアンカ、6…当接部材、10…車両、M…乗員、S…肩部、θ…シート角(ショルダアンカ回りの角度)。

Claims (5)

  1. 車両に搭載され、シートベルトの荷重調整を行うための荷重調整機構であって、
    前記シートベルトの巻取及び繰出を行うリトラクタと、
    前記車両において前記乗員の肩部上方に位置するよう配置され、前記リトラクタから延びる前記シートベルトを挿通して支持するショルダアンカと、
    前記シートベルトのベルト面において前記リトラクタと前記ショルダアンカとの間に当接可能に設けられた当接部材と、を備え、
    前記当接部材は、前記シートベルトにおける前記ショルダアンカ回りの角度を変更するよう前記ベルト面に対して押し付けられることを特徴とする荷重調整機構。
  2. 前記当接部材は、前記ベルト面に対して押し付けられる押付け状態と、前記ベルト面から離間する離間状態との間で切替え可能とされていることを特徴とする請求項1記載の荷重調整機構。
  3. 前記ショルダアンカは、その高さ位置が調整可能とされており、
    前記当接部材は、前記ショルダアンカの高さ位置に応じて、前記押付け状態と前記離間状態との間で切替え可能とされていることを特徴とする請求項2記載の荷重調整機構。
  4. 前記当接部材は、前記ベルト面に当接する高さ位置が調整可能とされていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の荷重調整機構。
  5. 前記当接部材は、前記ベルト面に対して押し付けられるときの押付け量が調整可能とされていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項記載の荷重調整機構。




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