JPH0556684U - シートベルト装置 - Google Patents

シートベルト装置

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JPH0556684U
JPH0556684U JP10745391U JP10745391U JPH0556684U JP H0556684 U JPH0556684 U JP H0556684U JP 10745391 U JP10745391 U JP 10745391U JP 10745391 U JP10745391 U JP 10745391U JP H0556684 U JPH0556684 U JP H0556684U
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JP
Japan
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webbing
buckle device
occupant
vehicle
tongue plate
Prior art date
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JP10745391U
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Inventor
尚弘 築山
光由 大野
稔人 宮川
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Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タングプレートの装着が容易な位置から車両
後方側へバックル装置を移動させ、乗員にウエビングを
装着する際にウエビングの張力を緩和する。 【構成】 車両前後方向へ移動可能なバックル装置に連
結されたワイヤ44が、ウエビング12のアンカプレー
ト22側端部に連結されている。バックル装置が車両前
方側の第2位置に位置するときに、ワイヤ44に対する
引張力がウエビング12に伝達され弛緩部68が形成さ
れ、バックル装置が第2位置からこれよりも車両後方側
の第1位置に移動されるときに、ワイヤ44に対する圧
縮力が弛緩部68を開放する力としてウエビング12に
伝達される。タングプレートを装着するときには、バッ
クル装置は車両前方側の第2位置に位置して装着性が高
められ、装着後には、第1位置に移動して、弛緩部68
が開放されウエビング12の腰拘束部の張力が緩和され
た状態でウエビング12を乗員に装着可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はタングプレートの装着が容易な位置と、乗員にウエビングを装着する 位置とに移動されるバックル装置を備えたシートベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
シートベルト装置では、バックル装置を車両前後方向へ移動可能とし、シート に着座した乗員がタングプレートをバックル装置に装着するときには、装着容易 性を考慮してバックル装置を車両前方側へ移動させ、タングプレートの装着後に は、バックル装置を車両後方側へ移動させて乗員にウエビングを緊密に装着させ ることができる(西独特許3044834号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記シートベルト装置では、タングプレートが装着されたバッ クル装置が車両後方側へ移動されると、ウエビングの張力、特にウエビングの乗 員の腰部を拘束する腰拘束部の張力が高くなる。
【0004】 本考案は上記事実を考慮し、タングプレートの装着が容易な位置から乗員の腰 部へ近接する方向へバックル装置を移動させ乗員にウエビングを装着する際にウ エビングの張力を緩和できるシートベルト装置を得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るシートベルト装置は、一端が巻取装置に巻取られ他端が車両の側 壁下部付近に設けられアンカプレートに係止されたウエビングと、このウエビン グの長手方向中間部に挿通されたタングプレートと、このタングプレートが係合 可能とされたバックル装置と、を備え、前記タングプレートを前記バックル装置 へ係合させることにより少なくとも前記ウエビングの前記アンカプレートと前記 タングプレートとの間の腰拘束部によって乗員を拘束するとともに前記バクル装 置は前記乗員の腰部に対して近接及び離間する方向へ移動可能とされ且つ前記タ ングプレートの前記バックル装置への係合前の状態では前記乗員の腰部に対して 離間する方向へ移動し乗員の腰部から比較的遠い第2位置に位置し前記タングプ レートの前記バックル装置への係合後の状態では前記乗員の腰部に対して近接す る方向へ移動し乗員の腰部に比較的近い第1位置に位置するシートベルト装置で あって、前記バックル装置が前記第2位置に位置するときに前記タングプレート が前記ウエビングの前記他端近傍に弛緩部を形成すると共に前記タングプレート が前記バックル装置へ係合され前記バックル装置が前記第2位置から前記第1位 置に移動するするときに前記弛緩部を開放しウエビングの張力を緩和する張力緩 和手段と、を有することを特徴としている。
【0006】
【作用】
本考案に係るシートベルト装置は、バックル装置が第2位置に移動した状態で は、バックル装置は乗員の腰部から比較的遠い位置にあり、乗員は、体を大きく 捩じることなくタングプレートをバックル装置に容易に装着できる。
【0007】 また、タングプレートがバックル装置に装着される前に、ウエビングは、張力 緩和手段によってウエビングの他端近傍に弛緩部が形成される。
【0008】 タングプレートがバックル装置に装着された状態で、バックル装置が第2位置 から第1位置に移動する場合には、張力緩和手段により、前記弛緩部が開放され るため、バックル装置が乗員の腰部に近接する方向へ移動することによるウエビ ングに付与される張力が緩和される。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の第1実施例に係るシートベルト装置を図1〜図4に従って説明 する。なお、図3及び図4において、矢印FRは車両前方方向、矢印UPは車両 上方向、矢印INは車室内方向を示している。
【0010】 図1に示す如く、このシートベルト装置では、ウエビング12の中間部が図示 しないセンターピラーに固定されたスリップジョイント14に長手方向へスライ ド可能に支持されている。ウエビング12の一端は、巻取装置16に巻き取られ 、他端はシートクッション18の側方に、図2に示すベースプレート21を介し て取付られたアンカプレート22に固定されている。
【0011】 図1に示す如く、ウエビング12の中間部には、スリップジョイント14とア ンカプレート22(図2参照)との間に、タングプレート24がウエビングの長 手方向にスライド可能に取付られ、このタングプレート24をバックル装置26 に装着させることにより、シート28に着座した乗員は、ウエビング12によっ て3点式シートベルト装置の装着状態となる。すなわち、ウエビング12は、ア ンカプレート22とタングプレート24との間の部分が腰拘束部12Aとして作 用し、タングプレート24とスリップジョイント14との間の部分が肩拘束部1 2Bとして作用する。
【0012】 図3にも示す如く、このバックル装置26は、タングプレート24(図1参照 )が装着される装着部26Aと反対側の端部が移動ブロック30の車室内側の側 壁32に支持されている。移動ブロック30の中央部に形成された貫通孔には、 長手方向(図3の矢印C方向)全体に沿って雌ねじ30Aが形成されており、従 動ギア34が固着されたねじ軸36の雄ねじ36Aに螺着されている。
【0013】 このねじ軸36は、従動ギア34から車両後方側へ突出された軸支部36Bが 、略L字状のブラケット38の脚板部38Aの略中央部に形成された軸支孔38 Bに、図示しない軸受を介して軸支されている。また、ねじ軸36は、軸支部3 6Bと反対側の軸支部36Cが、略L字状のブラケット40の脚板部40Aの中 央部に形成された軸支孔40Bに、図示しない軸受を介して軸支されている。こ のねじ軸36は、図1に示す如く、車両前方側へ向けて車両上方側ヘ傾斜した状 態で配置されている。なお、ブラケト38、40は各々の側板部38C、40C を介してベースプレート21に固定されている。
【0014】 図3にも示す如く、前記従動ギア34は、回転軸52の車両前方側の端部に固 着された駆動ギア54と噛み合っている。回転軸52の他端部は、脚板部38A の貫通孔38Bよりも車両上方側に形成された貫通孔38D内に配置されたカッ プリング56を介して、脚板部38Cに固定されたモータ58の駆動軸58Aに 連結されている。
【0015】 なお、モータ58は、図示しない制御手段によって制御されるようになってい る。すなわち、バックル装置26がウエビング12によって乗員を拘束する位置 、すなわち、図1の仮想線で示す第1位置に位置するときに、乗員が装着部26 Aを押圧してタングプレート24の係合を解除すると、この装着解除を検知して 、図示しない制御手段は、直ちに又は所定時間経過後に駆動軸58Aが図3の矢 印A方向に回転するようにモータ58の作動を制御する。これにより、ねじ軸3 6が図3の矢印B方向に回転され、これにより、移動ブロック30が図1の矢印 C方向(車両前方向)に移動されて、バックル装置26が図1の実線で示す第2 位置に移動する。この第2位置では、バックル装置26は、装着部26Aがシー ト28に着座した乗員の腿部近傍に位置し、乗員が体を捩じることなく容易にタ ングプレート24をバックル装置26に装着できるようになっている。
【0016】 一方、図示しない制御手段は、乗員がタングプレート24を、第2位置に位置 するバックル装置26に装着したときに、この装着状態を検知して、駆動軸58 Aが図3の矢印B方向に回転するようにモータ58の作動を制御する。これによ って、ねじ軸36が図3の矢印A方向に回転され、移動ブロック30が図3の矢 印D方向(車両後方向)に移動して、バックル装置26が図3の矢印D方向に移 動され、図1に仮想線で示す第2位置に移動する。
【0017】 この移動ブロック30には、略L字状のブラケット42の脚板部42Bが取付 用孔42Cに挿通された図示しないボルトによって固定されており、ブラケット 42の側板部42Eの貫通孔42Dに、ワイヤチューブ46の端部46Aから露 出したワイヤ44の端部44Aが挿入された状態で固着されている。なお、ワイ ヤチューブ46の端部46Aには、筒状取付部材48が固着されている。筒状取 付部材48には、雄ねじ48Aが形成され、さらに一端に段部48Bが形成され ており、筒状取付部材48は、脚板部38Aに形成された略U字状の切欠38C に嵌入された状態で、雄ねじ48Aにナット50が螺着されて切欠30Cの周縁 部が段部48Bに押圧されており、これにより端部46Aがブラケット38に固 定されている。
【0018】 ワイヤ44の中間部はワイヤチューブ46に挿通されており、ワイヤ44の他 端部は、図2及び図4に示すワイヤチューブ46の端部46Bから露出してウエ ビング12のアンカプレート22側の端部に連結されたリングストッパ60の基 部62(図4参照)に取付られている。ワイヤチューブ46の端部46Bは、取 付用ブラケット61を介してベースプレート21に固定されている。
【0019】 リングストッパ60は、基部62の先端に、スリット64Aが形成された係止 部64を備えており、スリット64Aにウエビング12が挿通されている。なお 、リングストッパ60には、基端が基部62に固定され先端がスリット64内に 配置された樹脂等の弾性材料により形成された係止爪66が固定されている。係 止爪66の先端は、係止部64とによってウエビング12を挟持しており、ウエ ビング12との相対移動に抵抗力を付与している。
【0020】 リングストッパ60の基部62と、ワイヤチューブ46の端部46Bとの間に は、ワイヤ44が挿通された状態で圧縮コイルばね70が介在されており、腰拘 束部12Aに弛緩部68が形成されている状態で、ウエビング張力と相まってリ ングストッパ60を弛緩部68を開放する方向へ付勢している。
【0021】 バックル装置26が前記第2位置に位置するときには、リングストッパ64が ワイヤ44によって引っ張られて、ウエビング12の腰拘束部12Aの車室外側 の端部、すなわち、ウエビング12のアンカプレート22側の端部には、弛緩部 68が形成されるようになっており、バックル装置26が前記第2位置から前記 第1位置に移動するときに、ワイヤ44から略車両上方向への力(開放力)を受 けて弛緩部68を開放し、図4の仮想線で示す如く、ウエビング12に弛緩部6 8のない状態とされるようになっている。
【0022】 なお、この弛緩部68の弛み量は、バックル装置26が前記第1位置に位置す るときに、圧迫感のない状態で、乗員にウエビング12、特に腰拘束部12Aを 緊密に装着できるような量に予め設定されている。具体的には、乗員の体格に応 じて、弛み量を大きく設定する必要がある場合には、リングストッパ60を略車 両上方側へ移動させ、弛み量を小さく設定する必要がある場合には、リングスト ッパ60を略車両下方側へ移動させる。
【0023】 以下に第1実施例の作用を説明する。 ウエビング12の装着前においては、バックル装置26は、図1の実線で示す 第2位置に位置しており、乗員は、ウエビング12を引出して容易にタングプレ ート24をバックル装置26に装着できる。また、この状態では、図2及び図4 に示す如く、ウエビング12のアンカプレート22側の端部には、この端部がワ イヤ44によりリングストッパ64を介して引っ張られて弛緩部68が形成され ている。
【0024】 タングプレート24がバックル装置26に装着されると、図示しない制御手段 によりモータ58の作動が制御され、モータ58の駆動軸58Aが図3矢印B方 向に回転され、この回転力が、駆動ギア54、従動ギア34を介して、ねじ軸3 6に伝達されて、ねじ軸44が図3の矢印A方向に回転する。これによって、バ ックル装置26が移動ブロック30とともに車両後方側(図3の矢印D方向)に 移動し、ウエビング12の腰拘束部12Bとウエビング12の腰拘束部12Aと 、肩拘束部12Bとによって乗員を拘束する。
【0025】 この場合、ウエビング12の腰拘束部12Aの車両外側の端部に、バックル装 置26が車両後方側へ移動する際に、この移動力が弛緩部68を開放する開放力 として伝達されると共に、圧縮コイルばね70の付勢力が付与され、ウエビング の張力と相まって弛緩部68が開放されて、図4の仮想線で示す如く、腰拘束部 12Aは弛緩部68のない伸長した状態とされる。この場合、弛緩部68による 弛み量分、乗員のウエビング12の装着時における長さを車両前方側へ長くして いるので、乗員は、ウエビング12によって圧迫感を受けることのない良好な装 着状態となることができる。なお、乗員がウエビング12の装着状態を解除する 場合には、装着部26Aを押圧する。これにより、図示しない制御手段によりモ ータ58の作動が制御されて、モータ58の駆動軸58Aが図3矢印A方向に回 転され、この回転力が、駆動ギア54、従動ギア34を介して、ねじ軸36に伝 達されて、ねじ軸44が図3の矢印B方向に回転する。これによって、第1位置 に位置するバックル装置26は、移動ブロック30とともに車両前方(図3の矢 印C方向)へ移動し、第2位置に配置される。この状態では、ウエビング12の 腰拘束部12Aの端部には、この端部がワイヤ44によって引っ張られて弛緩部 68が形成されている。
【0026】 図5及び図6には、本考案の第2実施例に係るシートベルト装置が示されてい る。図中、第1実施例と同一部材は同一符号を付して説明を省略する。なお、本 実施例では、シートクッション18の車室内側に取付られる部材(図1及び図3 参照)は、第1実施例と同様であり、バックル装置26は、第1実施例と同様の 作用で、図1に仮想線で示す第1位置及び実線で示す第2位置に移動される。
【0027】 本実施例では、図5に示す如く、ワイヤ44のアンカプレート22側の端部が 、回動アーム72に固着されたプーリ74に係止された状態で巻掛けられている 。図6にも示す如く、回動アーム72は、車両前後方向へ軸方向を向けて配置さ れたシャフト76を備えており、このシャフト76の両端から車室内側へ向けて 脚部78、脚部80が互いに平行に延出されている。図5に示す如く、脚部78 には、車室内側端部に、車両後方側へ突設されたピン78Aが設けられ、このピ ン78Aは、プリー74の回転中心に固着されている。また、脚部80は、車室 内側の端部に、車両前方側へ突設されたピン80Aが設けられ、ピン80Aは、 図6に示すシートクッション18の車室外側の図示しない固定部に軸支されてい る。シャフト76は、軸方向中間部にウエビング12のアンカプレート22側の 端部が車室外側から巻掛けられている。
【0028】 ワイヤ44は、図5に示す取付用金具82を介して前記図示しない固定部に固 定されており、ワイヤ44の取付用金具82とプーリ74との間に固着された係 止突部84と取付用金具82との間に圧縮コイルばね70が介在されている。
【0029】 バックル装置26が前記第2位置に位置するときには、ワイヤ44に引張力が 付与され、この引張力がプーリ74にピン78Aを中心とする矢印E方向(車両 後方側からみて反時計方向)への回転力として伝達されるようになっている。こ れによって回動アーム72も矢印E方向へ回動され、図5の実線で示す如く、ウ エビング12のアンカプレート22側の端部に引張力が作用し弛緩部68が形成 されるようになっている。また、バックル装置26が前記第2位置から前記第1 位置に移動するときに、ワイヤ44に作用する圧縮力が付与され、この圧縮力が プーリ74に、ピン78Aを中心とする反矢印E方向側への回動力として作用し 、回動アーム72が図5の反矢印A方向に回動し、図5の仮想線で示す位置へ移 動し、弛緩部68を開放し、ウエビング12に弛緩部68のない状態とするよう になっている。なお、この弛緩部68の弛み量は、バックル装置26が前記第1 位置に位置するときに、圧迫感のない状態で、乗員にウエビング12を緊密に装 着できるような量に予め設定されている。具体的には、乗員の体格に応じて、弛 み量を大きくする必要ある場合には、回動アーム72の矢印E方向への回動量を 大きく設定し、弛み量を小さくする必要がある場合には、回動アーム72の矢印 E方向への回動量を小さく設定する。なお、図示はしないが、回動アーム72の 回動軌跡上には、ストッパが設けられており回動アーム72は、このストッパに よって矢印E方向への回動量が制限されるようになっている。
【0030】 以下に第2実施例の作用を説明する。 乗員のウエビング12の装着前においては、バックル装置26は、図1の実線 で示す第1位置に位置しており、乗員は、体を捩じるなどすることなく、ウエビ ング12を引出して容易にタングプレート24をバックル装置26に装着できる 。また、この状態では、回動アーム72は、図5の実線で示す位置に位置してお り、ウエビング12のアンカプレート22側端部には、弛緩部68が形成されて いる。
【0031】 タングプレート22がバックル装置26に装着されると、前記第1実施例と同 様の作用により、移動ブロック30が車両後方側(図3の矢印D方向)に移動し 、ウエビング12が乗員に装着される。この場合、バックル装置26が車両後方 側へ移動する際に、この移動力がワイヤ44を介して回動アーム72を図5の反 矢印E方向へ回転させる回転力として伝達される。これにより、回動アーム72 が反矢印E方向へ回動してウエビング12に対する引張力が解除され、弛緩部6 8が開放されて図5の仮想線で示す如く、ウエビング12のアンカプレート22 側端部は、弛緩部68のない伸長した状態とされる。この場合、弛緩部64によ る弛み量分、乗員のウエビング12の装着時における長さを車両前方側へ長くし ているので、乗員は、ウエビング12によって圧迫感を受けることのない良好な 装着状態となることができる。
【0032】 乗員がウエビング12の装着状態を解除する場合には、タングプレート24の 係合を解除する。これにより、第1実施例と同様の作用により、第1位置に位置 するバックル装置26が移動ブロック30とともに車両前方(図3の矢印C方向 )へ移動し、第2位置に配置される。この状態では、ウエビング12の腰拘束部 12Aの端部には、ワイヤ44の引張力が回動アーム72を矢印E方向側(車室 外側)へ回動させる回動力として伝達され、ウエビング12の腰拘束部12Aの 端部に弛緩部68が形成されている。
【0033】 図7には、本考案の第3実施例に係るシートベルト装置が示されている。なお 、図中、第1実施例と同一部材は同一符号を付して説明を省略する。本実施例で は、ウビング12の一端を係止したアンカプレート23が長尺状のブーツ86内 に配置されている。このブーツ86、アンカプレート23の車両下方側の端部の 各々には、ボルト88が挿通されこのボルト88を中心としてアンカプレート2 3がブーツ86とともに車両前後方向へ回動可能に図2に示すべーすプレート2 1に支持されている。
【0034】 アンカプレート23のウエビング係止部とボルト88との間には、ブーツ86 の底部87のボルト88側の端部に形成された長穴87Aに挿通されたワイヤ4 4の一端が係止されており、バックル装置26の車両前後方向への移動により、 移動によってワイヤ44に引張力及び圧縮力付与されると、この圧縮力及び引張 力がワイヤ44を介してアンカプレート23に車両前後方向への回転力として伝 達されるようになっている。
【0035】 アンカプレート23が図7の実線で示す位置に位置するときに、ウエビング1 2に引張力が付与され、アンカプレート23側端部に弛緩部68が形成されるよ うになっている。この弛緩部68の弛緩量は前記第1実施例と同様の基準で設定 されている。
【0036】 以下に第3実施例の作用を説明する。 ウエビング12の装着前においては、バックル装置26は、図1の実線で示す 第2位置に位置しており、乗員は、ウエビング12を引出して容易にタングプレ ート24をバックル装置26に装着できる。また、この状態では、アンカプレー ト23に、ワイヤ44の引張力が車両前方側への回動力として伝達されており、 アンカプレート23は、図7の実線で示す位置にあり、ウエビング12のアンカ プレート23側の端部には、弛緩部68が形成されている。
【0037】 タングプレート22がバックル装置26に装着されると、図示しない制御手段 によりモータ58の作動が制御され、第1実施例と同様の作用により、移動ブロ ック30が車両後方側(図3の矢印D方向)に移動し、ウエビング12の腰拘束 部12Aと、肩拘束部12Bとによって乗員を拘束する。
【0038】 この場合、ウエビング12の腰拘束部12Aの車両外側の端部に、バックル装 置26が車両後方側へ移動する際にワイヤ44に付与された引張力がボルト88 を中心としアンカプレート23を車両後方側へ回動させる回転力として伝達され る。この回転力が弛緩部68を開放する開放力として作用すると共に、圧縮コイ ルばね70の付勢力も作用して、弛緩部68が開放されて、図5の仮想線で示す 如く、腰拘束部12Aは弛緩部68のない伸長した状態とされる。この場合、弛 緩部68による弛み量分、乗員のウエビング12の装着時における長さを車両前 方側へ長くしているので、乗員は、ウエビング12によって圧迫感を受けること のない良好な装着状態となることができる。
【0039】 なお、乗員がウエビング12の装着状態を解除する場合には、装着部26Aを 押してタングプレート24の係合を解除する。これにより、第1実施例と同様の 作用により、第1位置に位置するバックル装置26は、移動ブロック30ととも に車両前方(図3の矢印C方向)へ移動し、第2位置に配置される。この状態で は、ワイヤ44の引張力がアンカプレート23をボルト88を中心とする車両前 方方向への回転力として伝達され、アンカプレート23は、図7に実線で示す位 置にあり、ウエビング12の腰拘束部12Aの端部には、弛緩部68が形成され ている。
【0040】 次に図8を用いて本考案の第4実施例に係るシートベルト装置を説明する。 なお、図中第1乃至第3実施例と同様の部材については同一符号を付して説明を 省略する。
【0041】 本実施例では、前記第1実施例乃至第3実施例とは異なり、ワイヤ44は設け られておらず、バックル装置26の車両前後方向への移動によりウエビング12 の腰拘束12Aに付与される張力が変化することを利用して腰拘束部12Aに弛 緩部68を形成している。
【0042】 ウビング12の一端を係止したアンカプレート23が長尺状のブーツ90内に 配置されている。このブーツ90、アンカプレート23の車両下方側の端部の各 々には、ボルト88が挿通されこのボルト88を中心としてアンカプレート23 がブーツ90とともに車両前後方向へ回動可能に図2に示すベースプレート21 に支持されている。
【0043】 ブーツ90の車室内側の側壁90Aには、一端92Aが前記ベースプレート2 1に係止されたコイルばね92の他端92Bが係止されている。このコイルばね 92は、ブーツ90及びアンカプレート23にボルト88を中心とする車両前方 方向への回転力を付与しており、バックル装置26が図1の実線で示す第1位置 に位置するときに腰拘束部12Aのブーツ90側に弛緩部68を形成し、バック ル装置26が図1に示す第2位置に移動したときに腰拘束部12Aの張力を受け て図9の想像線で示す位置に移動して弛緩部68を開放するようになっている。
【0044】 以下に第4実施例の作用を説明する。 ウエビング12の装着前においては、バックル装置26は、図1の実線で示す 第2位置に位置しており、乗員は、ウエビング12を引出して容易にタングプレ ート24をバックル装置26に装着できる。また、この状態では、図8に示す如 く、アンカプレート23に、コイルばね92により、ボルト88を中心とする車 両前方側への付勢力が付与されており、アンカプレート23は図9に実線で示す 位置にあり、ウエビング12のアンカープレート22側端部に、弛緩部68が形 成されている。
【0045】 タングプレート22がバックル装置26に装着されると、図示しない制御手段 によりモータ58の作動が制御され、第1実施例と同様の作用により、バックル 装置26が移動ブロック30とともに車両後方側(図3の矢印D方向)へ移動し 、ウエビング12の腰拘束部12Aと、肩拘束部12Bとによって乗員を拘束す る。
【0046】 前記バックル装置26の車両向後方側への移動により、ウエビング12の腰拘 束部12Aの張力が大きくなり、アンカプレート23がブーツ90と共にボルト 88を中心として、コイルばね92の付勢力に抗して車両後方側へ回動する。こ れにより、弛緩部68が開放されて、図8の仮想線で示す如く、腰拘束部12A は弛緩部68のない伸長した状態とされる。この場合、弛緩部68による弛み量 分、乗員のウエビング12の装着時における長さを車両前方側へ長くしているの で、乗員は、ウエビング12によって圧迫感を受けることのない良好な装着状態 となることができる。
【0047】 なお、乗員がウエビングの装着状態と解除する場合には、装着部26Aを押し てタングプレート24の係合を解除する。これにより、第1実施例と同様の作用 により、第1位置に位置するバックル装置26は、移動ブロック30とともに車 両前方(図3の矢印C方向)へ移動し、第2位置に配置される。この状態では、 ウエビング12の腰拘束部12Aは、コイルばね92の付勢力がボルト88を中 心とする車両前方方向への回転力として作用して、腰拘束部12Aのアンカプレ ート23が側端部に弛緩部68が形成されている。
【0048】 図9には、本考案の第5実施例に係るシートベルト装置が示されている。シー トクッション18の車室内側に取付られる部材(図2及び図3参照)は、第1実 施例と同様であり、バックル装置26は、第1実施例と同様の動作で、図1に仮 想線で示す第1位置及び実線で示す第2位置に移動される。また、本実施例にお いても第4実施例と同様、第1乃至第3実施例のワイヤ44は設けられておらず 、ウエビング12の腰拘束部12Aに挿通されたガイド部材94をモータ96に よって車両前後方向に沿って移動させることにより、ウエビング12のアンカプ レート22側の端部に、弛緩部68を形成している。
【0049】 すなわち、ガイド部材94は、腰拘束部12Aが挿通されたウエビング係止部 94Aから車室内方向へ延出されたシャフト94Bが、ベースプレート21の長 穴21Aに遊嵌されており、長穴21Aに沿って車両前後方向へ移動可能とされ ている。ガイド部材94のシャフト94Bは、移動ブロック100の車室外側の 側壁に固着されている。移動ブロック100には、図示しない雌ねじが形成され 、ねじ軸102が挿通された状態でこの雌ねじと螺着されていると共に側面がベ ースプレート21に当たって回転が阻止されており、ねじ軸102が回転される と、ねじ軸102に沿って車両前後方向へ移動されるようになっている。このね じ軸102は、ベースプレート21に固定された図示しないブラケットに両端部 が軸支されている。ねじ軸102の一端には、従動ギア104が固着され、モー タ96の駆動軸96Aの先端に固着された駆動ギア106と噛み合っている。
【0050】 モータ96は、図示しない制御手段によって作動が制御される。すなわち、図 1に示す如く、シート28に着座した乗員が、タングプレート24をバックル装 置26に装着したときに、駆動軸96Aを矢印F方向(車両後方側から見て反時 計方向)に回転するように制御する。これによって、ねじ軸102には、駆動ギ ア106、従動ギア104を介して反矢印F方向の回転力が伝達され、移動ブロ ック100は、車両後方側へ移動する。一方、ウエビング12の装着状態にある 乗員が装着部26Aからタングプレート24を開放すると、駆動軸96Aが反矢 印F方向へ回転するようにモータ96の作動を制御する。これにより、ガイド部 材94が移動ブロック100とともにねじ軸102に沿って車両前方へ移動され る。
【0051】 以下に第5実施例の作用を説明する。 ウエビング12の装着前においては、バックル装置26は、図1の実線で示す 第2位置に位置しており、乗員は、ウエビング12を引出して容易にタングプレ ート24をバックル装置26に装着できる。また、この状態では、移動ブロック 100は、図9に実線で示す車両前方位置に位置しており、ウエビング12には 、端部がガイド部材94に引っ張られて、弛緩部68が形成されている。
【0052】 タングプレート24がバックル装置26に装着されると、第1実施例と同様の 作用により、図3に示す移動ブロック30が車両後方側(図3の矢印D方向)に 移動し、ウエビング12の腰拘束部12Bとウエビングの腰拘束部12Aと、肩 拘束部12Bとによって乗員を拘束する。
【0053】 また、本実施例では、タングプレート24がバックル装置26に装着されると 、モータ96の作動が図示しない制御手段によって制御され、駆動軸96Aが矢 印F方向へ回転し、この回転力が駆動ギア106を介して、従動ギア104に伝 達され、ねじ軸102が反矢印F方向に回転される。これによって、ガイド部材 94は、移動ブロック100とともにねじ軸102に沿って車両後方側へ移動す し、弛緩部68が開放されて、図9の仮想線で示す如く、腰拘束部12Aは弛緩 部68のない伸長し張力が低減された状態とされる。この場合、弛緩部68によ る弛み量分、乗員のウエビング12の装着時における長さを車両前方側へ長くし ているので、乗員は、ウエビング12によって圧迫感を受けることのない良好な 装着状態となることができる。
【0054】 なお、乗員がウエビング12の装着状態を解除する場合には、装着部26Aを 押してタングプレート24の係合を解除する。これにより、第1実施例と同様の 作用により、第1位置に位置するバックル装置26が移動ブロック30とともに 車両前方(図3の矢印C方向)へ移動し、第2位置に配置される。
【0055】 また、モータ96が作動されて、駆動軸96Aが反矢印F方向へ回転し、この 回転力が駆動ギア106を介して、従動ギア104に伝達され、ねじ軸102が 矢印F方向に回転される。これによって、移動ブロック100は、ねじ軸102 に沿って車両前方側へ移動する。したがって、ウエビング12のアンカプレート 22側の端部が引っ張られて車両前方側へ移動され、弛緩部68が形成されて、 初期の状態に戻る。なお、上記ウエビング中間部に弛緩部68を形成するタイミ ングは、乗員がシートに着座した場合に行う等の如く、必ずしもタングプレート 24の係合解除動作と関連させなくてもよい。
【0056】 なお、上記実施例では、バックル装置26を車両前方へ向けて次第に車両上方 へ移動させているが、弛緩部68を形成及び開放可能な方向であればいずれの方 向であってもよい。すなわち、バックル装置26は、車両前後方向に沿って水平 に移動させてもよく、さらには、車両上下方向に沿って移動させるようにしても よい。
【0057】
【考案の効果】
以上のように構成されているので、本考案に係るシートベルト装置では、タン グプレートの装着が容易な位置から乗員の腰部へ近接する方向へバックル装置を 移動させ乗員にウエビングを装着する際にウエビングの張力を緩和できるシート ベルト装置を得ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るシートベルト装置を
車室内側から見た側面図である。
【図2】本考案の第1実施例に係るシートベルト装置を
車室外側から見た側面図である。
【図3】本考案の第1実施例に係るシートベルト装置の
車室内側に配置される部材を示す分解斜視図である。
【図4】本考案の第1実施例に係るシートベルト装置の
車室外側に配置される部材の要部の斜視図である。
【図5】本考案の第2実施例に係るシートベルト装置の
車室外側に配置される部材の要部の斜視図である。
【図6】本考案の第2実施例に係るシートベルト装置を
シートの車室外側から見た斜視図である。
【図7】本考案の第3実施例に係るシートベルト装置の
車室外側に配置される部材の斜視図である。
【図8】本考案の第4実施例に係るシートベルト装置の
車室外側に配置される部材の斜視図である。
【図9】本考案の第5実施例に係るシートベルト装置の
車室外側に配置される部材の斜視図である。
【符号の説明】
12 ウエビング 16 巻取装置 24 タングプレート 26 バックル装置 58 モータ 44 ワイヤ(張力緩和装置) 72 回動アーム(張力緩和装置) 74 プーリ(張力緩和装置) 92 コイルばね(張力緩和装置)
フロントページの続き (72)考案者 宮川 稔人 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が巻取装置に巻取られ、他端が車両
    の側壁下部付近に設けられアンカプレートに係止された
    ウエビングと、 このウエビングの長手方向中間部に挿通されたタングプ
    レートと、 このタングプレートが係合可能とされたバックル装置
    と、を備え、 前記タングプレートを前記バックル装置へ係合させるこ
    とにより、少なくとも前記ウエビングの前記アンカプレ
    ートと前記タングプレートとの間の腰拘束部によって乗
    員を拘束するとともに、 前記バクル装置は前記乗員の腰部に対して近接及び離間
    する方向へ移動可能とされ、且つ前記タングプレートの
    前記バックル装置への係合前の状態では前記乗員の腰部
    に対して離間する方向へ移動し、乗員の腰部から比較的
    遠い第2位置に位置し、前記タングプレートの前記バッ
    クル装置への係合後の状態では、前記乗員の腰部に対し
    て近接する方向へ移動し、乗員の腰部に比較的近い第1
    位置に位置するシートベルト装置であって、 前記バックル装置が前記第2位置に位置するときに前記
    タングプレートが前記ウエビングの前記他端近傍に弛緩
    部を形成すると共に、前記タングプレートが前記バック
    ル装置へ係合され前記バックル装置が前記第2位置から
    前記第1位置に移動するするときに、前記弛緩部を開放
    しウエビングの張力を緩和する張力緩和手段と、 を有することを特徴とするシートベルト装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105577A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Takata Corp シートベルト装着補助装置
JP2010215159A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Toyota Motor Corp 荷重調整機構
JP2020075675A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 オートリブ ディベロップメント エービー シートベルト装置

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