JP5136442B2 - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDという。)に関するものである。
従来、外光を透過しつつ、画像情報に応じた強度の画像光をユーザの眼に投射して当該ユーザの眼の前方に前記画像光に応じた虚像である表示画像を視認させる表示手段を備えたシースルー型のHMDが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このシースルー型のHMDによれば、装着したユーザは、視線方向の外界の風景である背景画像と、虚像である表示画像との両者を同時に視認することとなる。
特開2006−165773号公報
しかしながら、上記従来のシースルー型のHMDでは、表示画像の内容が、文字や複雑な模様などの細かな画像や背景画像と近い輝度の画像などの場合、背景画像に紛れてしまい、視認し難くなる場合があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、シースルー型でありながら、どのような表示画像であっても背景画像に紛れることなくユーザに視認し易くさせることのできるHMDを提供する。
上記従来の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、外光を透過しつつ、画像情報に応じた強度の画像光をユーザの眼に投射して当該ユーザに前記画像光に応じた画像を視認させる表示手段を備えたシースルー型のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記ユーザの視野範囲のうち少なくとも画像が表示される範囲を含む所定範囲を撮像する撮像手段と、外光によりユーザに視認される背景画像に重畳すると、三原色の各色毎に所定フレーム期間内は輝度一定の基準背景輝度の画像となって前記背景画像を相殺する背景キャンセル用画像を、前記撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて生成する画像生成手段と、原画像情報に応じた画像に前記背景キャンセル用画像を表示位置と大きさを合わせて合成する画像処理手段と、前記背景キャンセル用画像を合成した画像を前記表示手段によって表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えることとした。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記画像生成手段は、前記撮像画像の各色の最大輝度に基づいて各色毎に前記基準背景輝度を設定することとした。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記画像生成手段は、前記撮像画像の各色毎の最大輝度のうち最も高い輝度に基づいて各色毎の前記基準背景輝度を設定することとした。
また、請求項4に記載の発明では、請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記画像生成手段は、前記撮像手段で撮像できる最大輝度に基づいて前記基準背景輝度を設定することとした。
また、請求項5に記載の発明では、請求項1から4のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、ユーザによって操作可能な操作手段と、前記操作手段の操作に応じて、前記背景キャンセル用画像の合成を有効とするか無効とするかを決定する表示決定手段と、を備えることとした。
また、請求項6に記載の発明では、請求項1から4のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記撮像画像を解析する撮像画像解析手段と、前記撮像画像解析手段による解析結果に基づいて、前記撮像画像が特定の撮像画像であるか判定する撮像画像判定手段と、前記撮像画像判定手段による判定結果に基づいて、前記背景キャンセル用画像の合成を有効とするか無効とするかを決定する表示決定手段と、を備えることとした。
請求項1に記載の発明によれば、ユーザの視野範囲のうち少なくとも画像が表示される範囲を含む所定範囲を撮像する撮像手段と、外光によりユーザに視認される背景画像に重畳すると、三原色の各色毎に所定フレーム期間内は輝度一定の基準背景輝度の画像となって前記背景画像を相殺する背景キャンセル用画像を、前記撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて生成する画像生成手段と、原画像情報に応じた画像に前記背景キャンセル用画像を表示位置と大きさを合わせて合成させる画像処理手段と、前記背景キャンセル用画像を合成した画像を前記表示手段によって表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えたため、重畳した際に単一色となる領域(以下、マスク領域という。)内に原画像情報に応じた画像(以下、原画像という)を表示させることができて、原画像が文字や複雑な模様などの細かな画像や背景画像と近い輝度の画像などであっても、背景画像に紛れることなくユーザに対し、視認し易くさせることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、画像生成手段は、前記撮像画像の各色の最大輝度に基づいて各色毎に前記基準背景輝度を設定することとしたため、マスク領域を背景画像に応じた有彩色または無彩色とすることができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、画像生成手段は、前記撮像画像の各色毎の最大輝度のうち最も高い輝度に基づいて各色毎の前記基準背景輝度を設定することとしたため、マスク領域を背景画像に応じた明るさの無彩色とすることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、画像生成手段は、前記撮像手段で撮像できる最大輝度に基づいて前記基準背景輝度を設定することとしたため、背景画像の状態に関わらず、マスク領域の輝度を一定に保つことができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、ユーザによって操作可能な操作手段と、前記操作手段の操作に応じて、前記表示画像への前記背景キャンセル用画像の合成を有効とするか無効とするかを決定する表示決定手段と、を備えたため、ユーザの希望により、マスク領域を表示するか否かを決定することができる。
また、請求項6に記載の発明によれば、撮像画像を解析する撮像画像解析手段と、前記撮像画像解析手段による解析結果に基づいて、前記撮像画像が特定の撮像画像であるか判定する撮像画像判定手段と、前記撮像画像判定手段による判定結果に基づいて、前記表示画像への前記背景キャンセル用画像の合成を有効とするか無効とするかを決定する表示決定手段と、を備えたため、撮像画像の状態に応じて、マスク領域の表示、非表示をHMDに行わせることができる。
本実施形態に係るHMDの特徴点を説明するための説明図である。 本実施形態に係るHMDの特徴点を説明するための説明図である。 本実施形態に係るHMDの画像処理を説明するための説明図である。 本実施形態に係るHMDの画像処理を説明するための説明図である。 本実施形態に係るHMDの画像処理を説明するための説明図である。 本実施形態に係るHMDの外観を示す説明図である。 本実施形態に係るHMDを装着した状態を示す説明図である。 本実施形態に係るHMDの電気的構成及び光学的構成を示したブロック図である。 本実施形態に係るHMDの制御部の構成を示したブロック図である。 本実施形態に係るHMDにおいて実行される処理の動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係るHMDにおいて実行される処理の動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係るHMDにおいて実行される処理の動作を示すフローチャートである。
本実施形態に係るHMDは、静止画や動画を表示したり、文字や模様など比較的エッジの多い画像をユーザに対して表示する際に、ユーザの視線方向の外界風景(以下、背景画像とする)の一部または全部を相殺し、この相殺した領域(マスク領域)に画像を表示させることで、容易に視認可能とするものである。
まずここでは、本実施形態に係るHMDの特徴的な点について、図面を参照しながら簡単に説明する。なお、以下の説明において「画像」は、特に断りのない限り、ユーザが視覚的に認識する所謂「画像」を意味するほか、画像データや画像信号の意味合いも含む場合がある。この「画像」は、技術的に可能な限り、両者いずれの意味で解釈しても良い。
図1及び図2は、本実施形態に係るHMDの特徴点を説明するための説明図である。なお、本実施形態に係るHMDは、写真やスライド、テレビ画像等の一般的な静止画や動画についても、ユーザが視認し易くなるという効果を有しているが、ここでは説明を容易とするために文字情報をユーザに対して提示するという状況を例にとって説明する。前述したように、シースルー型のHMDは、図1にも示すように、外光由来の背景画像G1と、表示画像G2との両者を重畳した状態で視認できるという特徴を有している。
ここで図1に示す表示画像G2は、HMDが画像情報に応じて出射する画像光によりユーザに視認させるようとする画像(以下、原画像G5という。)のみで構成されている。すなわち、表示画像G2は、原画像G5をそのまま適用している。
なお、原画像G5は、原画像情報に基づいて生成されるものであり、この原画像情報には、ユーザに提示する情報(ここでは「NEWS」という文字情報としている。)を画像として表示するためのデータが含まれている。原画像情報は、HMDの外部から供給したり、HMDの内部に記憶されている情報であり、例えば、外部入力画像信号や、文字などのテキストファイル、jpegなどの静止画ファイル、mpegなどの動画ファイルの形態などとすることができる。
このように、原画像情報に基づく原画像G5を表示画像G2として、ユーザに対し視認させるのであるが、背景画像の状態によっては、図1の重畳後の画像(以下、ユーザ視認画像G3という。)のように、背景画像G1の中に表示画像G2が埋もれて、表示画像G2の視認が困難となる場合がある。
そこで、本実施形態に係るHMDでは、図2に示すように、シースルーにより視認する背景画像G1を相殺する背景キャンセル用画像G4と、原画像G5とを合成表示し、この合成後の画像を、背景画像G1と重畳させる表示画像G2としている。
すると、重畳後のユーザ視認画像G3では、背景キャンセル用画像G4により相殺された領域(以下、マスク領域Mという)内に、原画像G5が明瞭に表示されることとなる。
ここでマスク領域Mは、輝度が平均化された無彩色又は単色の状態となっており、原画像G5は、マスク領域Mの無彩色又は単色の画像に上乗せして表示されるため、シースルー型でありながら、背景画像G1に原画像G5が紛れることなく画像をユーザに視認し易くさせることができる。
このマスク領域Mを生成するための背景キャンセル用画像G4は、HMDに備えられている撮像手段(後述)により撮像された画像(以下、撮像画像という。)に基づいて生成されるものである。
そこで次に、背景キャンセル用画像G4の生成から、ユーザ視認画像G3が形成されるまでのデータの処理について、図3及び図4を用いながら説明する。なお、本実施形態に係るHMDでは、各ピクセル毎に、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光の三原色(以下、サブピクセルという。)を重ね合わせて画像光を生成しカラー画像の表示を行う(後述)が、赤色、緑色及び青色に対する処理は同様の処理であるため、理解を容易とするために、ここでは赤色についての処理を例に挙げて説明する。
図3の(a),(b)及び図4の(a)〜(f)は、各画像の任意の位置における水平走査方向のピクセル(画素)における赤色のサブピクセルの輝度を示している。
まず、図3(a)に示すように、HMDに備えられている撮像手段により、ユーザが視認する背景画像を撮像し、1フレーム毎に撮像画像を形成する。そして、この撮像画像を、シースルーによりユーザに視認される背景画像の輝度レベルに合わせる処理、すなわち撮像画像のRGBの各サブピクセル(図3(b)ではRの各サブピクセル)に透過率αを乗じて輝度調整を行って調整撮像画像を生成する。換言すれば、ユーザの眼に投射したときにユーザが視認する画像が、ユーザがシースルーにより視認する背景画像と同じ画像となる調整撮像画像を生成する。このとき、例えば図3(a)の最も左側のサブピクセルに着目すると、撮像画像では輝度L1であったのが、透過率αを乗じて変換されることにより、輝度L2となる。この透過率αは、シースルー部(例えば、後述のハーフミラー19)における光の透過率である。また、この際、撮像画像にγ補正等の補正を施して、HMDの表示特性に合う画像となるよう調整を行う。
次に、調整撮像画像の赤色のサブピクセルの最大輝度と同じ輝度又はそれ以上の輝度が基準値として設定される。この基準値は、前述のマスク領域Mの輝度となるものであり、以下、基準背景輝度Kということとする。図4(a)において、基準背景輝度は、調整撮像画像におけるサブピクセルの輝度のうち最大輝度と同じ値としている。
次に、図4(b)に示すように、各サブピクセルの輝度と、基準背景輝度Kとの差分をそれぞれ求め、図4(c)に示すように、その差分のみで構成される画像を背景キャンセル用画像G4とする。
この背景キャンセル用画像G4に、図4(d)で示す原画像G5を合成(輝度を加算)すると、図4(e)に示す合成後画像G6が得られることとなる。この合成後画像G6を表示画像G2とし、ユーザに対して表示すると、背景画像G1(図4(a)参照)と重畳されて、図4(f)に示すユーザ視認画像G3となって、ユーザが視覚的に認識することとなる。
このユーザ視認画像G3は、図4(f)を見ても分かるように、背景画像G1の輝度が、基準背景輝度Kの値で平坦化されて輝度一定の状態となってマスク領域Mを構成し、そのマスク領域M内に、原画像G5が輝度を上乗せした状態となっている。
これにより、ユーザは、原画像G5が、輝度一定のマスク領域M上に表示されるのを視認することとなるため、原画像G5が文字や複雑な模様などの細かな画像であったとしても、背景画像に紛れることなく視認できることとなる。
なお、上述では、図5(a)に示すように、赤色の基準背景輝度Kは、撮像画像における赤色のサブピクセルの輝度のうち最大輝度の値とし、緑色の基準背景輝度Kは、緑色のサブピクセルのうち最大輝度の値とし、青色の基準背景輝度Kは、青色のサブピクセルのうち最大輝度の値とすること(以下、RGB別基準背景輝度設定モードともいう。)となるが、これに限定されるものではない。
例えば、図5(b)に示すように、三原色全てのサブピクセルの輝度のうち最大輝度の値を、赤色、緑色、青色に共通の基準背景輝度Kとして設定すること(以下、RGB共通基準背景輝度設定モードともいう。)としても良く、また、図5(c)に示すように、撮像手段の撮像可能な輝度上限値を基準背景輝度Kとして設定すること(以下、CCD上限基準背景輝度設定モードともいう。)としても良い。特に、CCD上限基準背景輝度設定モードによれば、撮像手段で撮像できる最小輝度から最大輝度の範囲に対応した輝度範囲で背景キャンセル画像を生成することとなる。
以下に、本発明に好適な実施形態について、さらに具体的に図面に基づいて説明する。
〔HMDの構成〕
次に、本実施形態に係るHMD10の具体的な構成について、図6及び図7を参照しながら説明する。
図6に示すように、本実施形態に係るHMD10は、前述の原画像情報や後述するCCDカメラ14L,14Rからの入力に基づいて、画像光を形成するコントローラ11と、コントローラ11から出射された画像光を伝送する光ファイバケーブルを備えた伝送ケーブル部12と、伝送された画像光を走査してユーザPに投射し、ユーザP対して画像を表示するための頭部装着ユニット13とを備えている。なお、伝送ケーブル部12は、後述するCCDカメラ14L,14Rにて撮像した画像の信号(以下、撮像画像信号という。)や、後述の光源部31L,31Rに備えられる水平走査系48及び垂直走査系51と制御部30との間で同期をとるための垂直駆動信号35、水平駆動信号34をコントローラ11へ伝送する画像信号伝送用ケーブルも有している。
コントローラ11には、外部入出力端子15が形成されており、外部からの原画像情報の送受信を可能としている。また、コントローラ11には、前述の背景キャンセル用画像G4の原画像G5への合成を有効とするか、無効とするかを操作する背景キャンセルスイッチ20と、後述する制御部30により自動的に背景画像G1のキャンセルを行うか否かを操作する自動処理スイッチ21と、前述のRGB別基準背景輝度設定モード、RGB共通基準背景輝度設定モード、CCD上限基準背景輝度設定モードのいずれかを選択するモード切替スイッチ22と、HMD10の電源を操作するための電源スイッチ25とが配設されている。これらの各スイッチ20,21,22は、ユーザPによって操作可能な操作手段として機能する。
また、背景キャンセルスイッチ20、自動処理スイッチ21、電源スイッチ25は、一度押下するとON状態を保ち、再度押下するとOFF状態を保つプッシュ型のスイッチとしており、モード切替スイッチ22は、3段階に切換可能なスライドスイッチとしている。なお、各スイッチ20,21,22,25は、ユーザPによって操作可能な形態であれば、これらに限定されるものではなく、例えば、タッチパネルとしたり、後述のROM101内に格納されているプロクラムによってユーザ視認画像G3上に表示されるボタンの如き仮想的なスイッチとしても良いのは言うまでもない。
図7に示すように、頭部装着ユニット13には、略眼鏡形状とした支持部材16のフロント部17の左右両側に、伝送ケーブル部12により伝送されてきた画像光を、ユーザPが表示画像として認識可能とするために走査する画像形成部18L,18Rが備えられている。
画像形成部18L,18Rには、ユーザPの眼前にハーフミラー19がそれぞれ設けられており、図6に示すように、外光Laはハーフミラー19を透過させてユーザPの両方の眼YL,YRに入射させ、画像光Lbはハーフミラー19で反射させてユーザPの眼に入射させるようにしている。このとき、ハーフミラー19は透過率αを乗じた光量の外界光も透過させるので、ユーザPは、表示画像と背景画像とを同時に見ることができる。この画像形成部18L,18Rは、各色(R,G,B)毎に強度変調された画像光を2次元方向に走査した画像光をユーザPの眼YL,YRに入射し、ユーザPの眼YL,YRの網膜上で画像光を2次元方向に走査することにより、ユーザPに表示画像を視認させる網膜走査ディスプレイ(Retinal Imaging Display)である。なお、画像形成部18L,18Rとして、網膜走査ディスプレイではなく、LCD(liquid crystal display)を透過又は反射させて生成した画像光をユーザPの眼に投射することでユーザPの眼の網膜に画像を投影して、ユーザPにコンテンツを視認させるディスプレイを用いてもよい。
このようにHMD10は、外光を透過しつつ、画像光をユーザPの眼に投射するシースルー型のHMDとしている。
また、頭部装着ユニット13には、支持部材16上に、撮像用のCCDカメラ14L,14Rが左右それぞれ1つずつ配設されており、ユーザPが頭部装着ユニット13を装着した際に、ユーザPが視認する背景画像を含む範囲を撮像可能としている。すなわち、このCCDカメラ14L,14Rは、ユーザPの視野範囲のうち少なくとも表示画像が表示される範囲を含む所定範囲を撮像する撮像手段として機能する。
このCCDカメラ14L,14Rにて生成された撮像画像信号は、伝送ケーブル部12を介してコントローラ11へ伝送される。
〔HMD10の電気的構成及び光学的構成〕
次に、ユーザPが装着するHMD10の電気的構成及び光学的構成について図8を用いながら説明する。
HMD10には、コントローラ11の筐体内に収容されている画像光生成部23と、画像形成部18L,18R内にそれぞれ収容されている2つの画像走査部24L,24Rとが備えられている。なお、図8において、画像走査部24L,24R及び後述する光源部31L,31Rは、左右いずれも同様の構成であることから、ここでは左の眼YLへ画像を表示する画像走査部24L及び光源部31Lについて詳細に説明し、右の眼YR側へ画像を表示する画像走査部24R及び光源部31Rについては簡略化して記載している。
この画像光生成部23と、伝送ケーブル部12と、画像走査部24L,24Rとは、外光を透過しつつ、画像情報に応じた強度の画像光をユーザの眼に投射してユーザの眼の網膜に画像を投影し、当該ユーザに前記画像光に応じた画像を視認させる表示手段として機能するものである。
画像光生成部23には、HMD10を全体的に制御する制御部30と、2つの光源部31L,31Rとが備えられている。制御部30は、内部に記憶されているプログラムに基づいて後述するフローに従い所定の処理を実行する。なお、このプログラムは、例えば、CD−R、DVD―R等の記録媒体に記録されてから図示しない記録媒体ドライブを介して、制御部30に読み込まれるようにしてもよい。
また、制御部30には、背景キャンセルスイッチ20と、自動処理スイッチ21と、モード切替スイッチ22と、電源スイッチ25とが接続されており、制御部30はそれぞれのスイッチ20,21,22,25の状態を監視可能に構成している。
また、制御部30には、外部入出力端子15が接続されており、例えばパーソナルコンピュータなどの外部接続機器と制御部30との間で、原画像情報の送受信を可能としている。
また、制御部30には、前述した左右2つのCCDカメラ14L,14Rが接続されており、左右それぞれの撮像画像データを制御部30へ供給可能としている。
光源部31Lには、画像信号供給回路32が設けられている。この画像信号供給回路32は、制御部30が生成した画像形成信号Sに基づいて、表示画像を生成するための要素となる各信号を送信する。すなわち、画像信号供給回路34からは、R(赤色)画像信号33r、G(緑色)画像信号33g、B(青色)画像信号33b、水平駆動信号34、及び、垂直駆動信号35が出力される。
また、光源部31Lには、R画像信号33r、G画像信号33g、B画像信号33bの各画像信号をもとにそれぞれ強度変調されたレーザ光を出射するように、Rレーザ36,Gレーザ37,Bレーザ38を、それぞれ駆動するためのRレーザドライバ39,Gレーザドライバ40,Bレーザドライバ41が設けられている。
さらに、各レーザ36,37,38より出射されたレーザ光(R形成光42,G形成光43,B形成光44)を平行光にコリメートするように設けられたコリメート光学系45と、それぞれコリメートされたレーザ光を合波するダイクロイックミラー46と、合波されたレーザ光からなる画像光、すなわち、画像光を伝送ケーブル部12に導く結合光学系47とが設けられている。
尚、Rレーザ36,Gレーザ37,Bレーザ38として、レーザダイオード等の半導体レーザや固体レーザを利用してもよい。
一方、画像走査部24Lには、画像光生成部23から伝送ケーブル部12を介して伝搬された画像光を水平走査系48に導くコリメート光学系49と、コリメートされた画像光を、光走査素子50を利用して水平方向に走査する水平走査系48と、水平走査系48によって走査された画像光を垂直走査系51に導く第1リレー光学系52と、水平走査系48に走査され、第1リレー光学系52を介して入射された画像光を、ガルバノミラー53を利用して垂直方向に走査する垂直走査系51と、垂直走査系51に走査された画像光をユーザPの眼YL,YRの瞳孔54に入射するように射出瞳をユーザPの眼の瞳孔に位置させる第2リレー光学系55(投射光学系)と、ハーフミラー19と、が設けられている。
2次元走査され、ハーフミラー19で反射されてユーザPの瞳孔54に入射した画像光は網膜26上に投影され、これによりユーザPはこの画像光の残像によって形成される表示画像G2と、外光Laにより視認される背景画像G1とが重畳されて、ユーザ視認画像G3として認識することができる。
水平走査系48は、画像光を水平方向に走査する光走査素子50と、その光走査素子50の駆動制御を行う水平走査制御回路56とを備え、表示すべき画像の1走査線ごとに、画像光を水平方向に水平走査させる光学系である。
これに対し、垂直走査系51は、垂直走査するガルバノミラー53と、そのガルバノミラー53の駆動制御を行う垂直走査制御回路57とを備え、表示すべき画像の1フレームごとに、画像光を最初の走査線から最後の走査線に向かって垂直に垂直走査する光学系である。
水平走査系48は、垂直走査系51より高速にすなわち高周波数で画像光を走査するように設計されている。また、水平走査系48,垂直走査系51は、図8に示すように、各々画像信号供給回路32に接続され、画像信号供給回路32より出力される水平駆動信号34,垂直駆動信号35にそれぞれ同期して画像光を走査するように構成されている。
〔制御部30の構成〕
次に、画像光生成部23内に備えられた制御部30の構成について、図9を参照しながら説明する。
制御部30は、CPU100と、ROM101と、RAM102と、CCDカメラインターフェース103と、CCDカメラ用VRAM104と、画像信号供給回路用インターフェース107と、画像信号供給回路用VRAM108と、周辺機器用インターフェース111とを備えており、システムバス112を介して相互に接続されている。
ROM101には、CPU100で実行されることにより、後述するフローチャートに従った処理を実現するためのプログラムや、その際にCPU100が参照する透過率α及びCCDカメラ14L,14Rの撮像可能な輝度上限値、及びキャンセル条件テーブルが記憶されている。
ここで、キャンセル条件テーブルとは、後述するフローを実行している際に、CPU100が、撮像画像が特定の撮像画像であるか否かを判定するために参照するテーブルである。このキャンセル条件テーブルには、キャンセル画像を生成すべき時の条件の情報が含まれており、この条件は、例えば、背景画像の全体的な輝度変化が激しい場合はキャンセル画像を生成する旨の条件や、原画像の状態が、背景画像に紛れてしまいそうな場合はキャンセル画像を生成する旨の条件などがある。
RAM102は、CPU100にて参照される各種フラグや画像データなどの一時記憶領域として機能する。
CCDカメラインターフェース103は、左右2つのCCDカメラ14L,14Rとの接続を担うものであり、CCDカメラ14L,14Rより伝送されてくる1フレーム毎の撮像画像信号を、撮像画像(撮像画像データ)に変換してCCDカメラ用VRAM104に書き込む役割を担っている。
CCDカメラ用VRAM104は、CCDカメラインターフェース103にて変換された撮像画像データを、それぞれ左撮像画像用記憶領域105と、右撮像画像用記憶領域106とに左右別個にフレーム毎に記憶する機能を有している。後に詳述するが、CPU100は、このCCDカメラ用VRAM104の左右撮像画像用記憶領域105,106に記憶された撮像画像データに基づいて、背景キャンセル用画像G4を生成する。
画像信号供給回路用インターフェース107は、画像信号供給回路32との接続を担うものであり、画像信号供給回路用VRAM108を参照して、左右別個の画像形成信号Sを生成し画像信号供給回路32に供給する。
画像信号供給回路用VRAM108は、表示画像G2を記憶するものであり、前述のように、画像信号供給回路用インターフェース107が、この画像信号供給回路用VRAM108を参照して、左右2つの光源部31L,31Rに配設されているそれぞれの画像信号供給回路34に画像形成信号Sを供給する。
具体的に説明すると、画像信号供給回路用VRAM108内には、左表示画像用記憶領域109と、右表示画像用記憶領域110とが備えられており、画像信号供給回路用インターフェース107は、左表示画像用記憶領域109に記憶されている画像データに基づいて画像形成信号Sを生成した場合、この画像形成信号Sを表示画像G2の画像情報として左眼YL用の光源部31Lの画像信号供給回路32へ供給する。一方、右表示画像用記憶領域110に記憶されている画像データに基づいて画像形成信号Sを生成した場合には、この画像形成信号Sを表示画像G2の画像情報として、右眼YR用の光源部31Rの画像信号供給回路32へ供給する。
なお、表示画像G2とは、この画像信号供給回路用VRAM108の左右表示画像用記憶領域109,110に書き込まれた画像のことである。従って、この左右表示画像用記憶領域109,110に合成後画像G6が書き込まれれば、ユーザ視認画像G3上にはマスク領域Mが表示されることとなる。一方、左右表示画像用記憶領域109,110に原画像G5のみが書き込まれれば、原画像G5が表示画像G2となり、ユーザ視認画像G3上にマスク領域Mは出現しない。
周辺機器用インターフェース111は、制御部30に接続された周辺機器類の動作制御や信号の送受信を担うものであり、同周辺機器用インターフェース111には、前述の背景キャンセルスイッチ20や自動処理スイッチ21やモード切替スイッチ22が接続されている。
この周辺機器用インターフェース111は、例えば、背景キャンセルスイッチ20や自動処理スイッチ21、電源スイッチ25がON状態又はOFF状態とされた場合、RAM102の所定アドレスにそれぞれのスイッチがON状態又はOFF状態であることを示すフラグを立てる。また、モード切替スイッチ22が変更された際には、モード切替スイッチ22にて選択されているモードを検知して、RAM102の所定アドレスに選択されているモードを示すフラグを立てる。
これらのフラグは、プログラムの実行中にCPU100が参照することにより、前述の背景キャンセル用画像G4の原画像G5への合成を有効とするか否かの判定や、自動的に背景画像G1のキャンセルを行うか否かの判定や、電源オフ状態への移行を行うか否かの判定や、前述のRGB別基準背景輝度設定モード、RGB共通基準背景輝度設定モード、CCD上限基準背景輝度設定モードのいずれが選択されているかの判定を行うことができる。
〔制御部の処理フロー〕
次に、HMD10における制御部30での処理について、図10〜図12を用いて説明する。図10は、本実施形態に係るHMD10のメイン処理を示したフローチャートであり、図11はメイン処理にて実行される表示画像生成処理を示したフローチャートであり、図12は表示画像生成処理において実行される背景キャンセル用画像生成処理を示したフローチャートである。
まずは、図10を用いてメインフローについて説明する。制御部30のCPU100は、まず、RAM102のアクセス許可、作業領域を初期化等の初期設定を実行する(ステップS10)。
次にCPU100は、表示画像G2を生成する表示画像生成処理を行う(ステップS11)。この表示画像生成処理については、後に図11にて更に詳細に説明する。この表示画像生成処理を終えると、CPU100は、処理をステップS12へ移す。
ステップS12においてCPU100は、ステップS11にて生成された左右それぞれの眼YL,YRに表示するための表示画像G2を、画像信号供給回路用VRAM108の左右表示画像用記憶領域109,110へ書き込む。
次いでCPU100は、画像信号供給回路制御処理を行う(ステップS13)。この画像信号供給回路制御処理においてCPU100は、画像信号供給回路用インターフェース107に対して、左右それぞれの光源部31L,31Rの画像信号供給回路32に対し、画像形成信号Sを送信するよう指示を行う。なお、CPU100が、本ステップS13を実行することにより、背景キャンセル用画像G4を合成した画像を、画像光生成部23、伝送ケーブル部12及び画像走査部24L,24Rにより構成される表示手段によってそれぞれ表示させる制御を行う表示制御手段として機能する。
次にCPU100は、電源スイッチ25がOFF状態であるか否かの判断を行う(ステップS14)。ここで電源スイッチ25がOFF状態であると判断した場合(ステップS14:Yes)には、CPU100は、処理を終了する。一方電源スイッチ25がOFF状態ではないと判断した場合(ステップS14:No)には、CPU100は、処理をステップS11へ戻す。
次に、メインフローのステップS11にて実行される表示画像生成処理について、図11を参照しながら説明する。
まず、表示画像生成処理においてCPU100は、RAM102に原画像を書き込む。(ステップS20)。
次いで、CPU100は、自動処理スイッチ21の状態がON状態であるか否かについて判定を行う(ステップS21)。ここで、自動処理スイッチ21の状態がON状態であると判定した場合(ステップS21:Yes)には、CPU100は、処理をステップS22へ移す。一方、自動処理スイッチ21の状態がOFF状態であると判定した場合(ステップS21:No)には、CPU100は、処理をステップS23へ移す。
ステップS22において、CPU100は、CCDカメラ用VRAM104の左右撮像画像用記憶領域105,106を参照し、ROM101に記憶されているキャンセル条件テーブルと比較して、キャンセル画像を生成する必要があるか否かについて判定する。
そして、CPU100は、ステップS22の判定結果が、キャンセル画像が必要であるとの判定であるとき(ステップS24:Yes)には、CPU100は、処理をステップS25へ移す。一方、キャンセル画像が必要ではないとの判定であるとき(ステップS24:No)には、CPU100は、処理をステップS23へ移す。なお、CPU100が、ステップS22及び本ステップS24を実行することにより、撮像画像を解析する撮像画像解析手段、撮像画像解析手段による解析結果に基づいて、撮像画像が特定の撮像画像であるか判定する撮像画像判定手段として機能する。
ステップS23においてCPU100は、RAM102を参照し、背景キャンセルスイッチ20がON状態であるか否かについて判定を行う。ここで、背景キャンセルスイッチ20がON状態であると判定した場合(ステップS23:Yes)には、CPU100は、処理をステップS25へ移す。一方、背景キャンセルスイッチ20がON状態ではないと判定した場合(ステップS23:No)には、CPU100は、ステップS20にてRAM上に書き込んだ原画像を表示画像として設定し(ステップS29)、表示画像生成処理を終了する。なお、CPU100が、本ステップS23を実行することにより、操作手段の操作に応じて、原画像G5への背景キャンセル用画像G4の重畳を有効とするか無効とするかを決定する表示決定手段として機能する。
ステップS25においてCPU100は、ステップS20にてRAM102上に読み込んだ原画像G5を参照し、背景キャンセル用画像G4を生成する範囲を決定する。この範囲は、原画像G5を表示する画像サイズや位置に基づいて決定することができ、例えば原画像G5を表示する範囲と同じ範囲としたり、原画像G5を表示する範囲よりも上下左右にやや広めの範囲とすることができる。
次いでCPU100は、CCDカメラ用VRAM104の左右撮像画像用記憶領域105,106のピクセルデータを参照し、各ピクセルデータの三原色のサブピクセル毎に透過率αを乗じながら、RAM102上に各色の調整後画像として記憶させる(ステップS26)。
次に、CPU100は、背景キャンセル用画像生成処理を行う(ステップS27)。この背景キャンセル用画像生成処理は、後に図12を参照しながら説明する。なお、CPU100が、本ステップS27を実行することにより、背景キャンセル用画像G4を、撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて生成する画像生成手段として機能する。CPU100は、この背景キャンセル用画像生成処理を終えると、処理をステップS28へ移す。
ステップS28においてCPU100は、RAM102上に記憶している原画像G5の各色(赤色、緑色、青色)のサブピクセルの輝度に、背景キャンセル用画像G4の各色のサブピクセルの輝度を加算することで合成し、合成後画像G6を形成する。この際、生成した背景キャンセル用画像G4は、原画像G5上のステップS25にて決定した範囲(位置)に合成される。なお、CPU100が、本ステップS28を実行することにより、原画像情報に応じた原画像G5に背景キャンセル用画像G4を表示位置を合わせて合成させる画像処理手段として機能することとなる。本ステップS28を終えると、CPU100は、処理を分岐前のアドレスに戻す。
次に、表示画像生成処理のステップS27にて実行される背景キャンセル用画像生成処理について、図12を参照しながら説明する。
背景キャンセル用画像生成処理においてCPU100は、まず、RAM102に記憶されているフラグを参照し、モード切替スイッチ22がRGB別基準背景輝度設定モードであるか否かについて判定を行う(ステップS40)。
ここで、RGB別基準背景輝度設定モードであると判定した場合(ステップS40:Yes)には、CPU100は、処理をステップS41へ移す。
ステップS41においてCPU100は、RAM102上に記憶した1フレーム分の調整後画像(透過率αを乗じて変換済みの撮像画像)の各ピクセルデータの中から、R,G,B各成分別の(各サブピクセル毎の)最大輝度を検出し、それぞれこの値を、R成分の基準背景輝度、G成分の基準背景輝度、B成分の基準背景輝度として設定する。
次いでCPU100は、設定した基準背景輝度と、各サブピクセルの輝度との差分を、R,G,Bの各成分について取得し、RAM102に記憶する(ステップS42)。このステップS42を終了すると、CPU100は、処理をステップS52へ移す。
一方、ステップS40において、RGB別基準背景輝度設定モードでないと判定した場合(ステップS40:No)には、CPU100は、処理をステップS47へ移す。
ステップS47においてCPU100は、RAM102に記憶されているフラグを参照し、モード切替スイッチ22がCCD上限基準背景輝度設定モードであるか否かについて判定を行う。
ここで、CCD上限基準背景輝度設定モードでないと判定した場合(ステップS47:No)、すなわち、モード切替スイッチ22がRGB共通基準背景輝度設定モードに設定されている場合には、CPU100は、処理をステップS48へ移す。
ステップS48においてCPU100は、RAM102上に記憶した調整後画像の各ピクセルデータにおいて、三原色(RGBの各サブピクセル)の中での最大輝度を取得し、この値を基準背景輝度Kとして設定する。
次いでCPU100は、設定した基準背景輝度Kと、RGBの各サブピクセルの輝度との差分を取得し、RAM102に記憶する(ステップS49)。このステップS49を終了すると、CPU100は、処理をステップS52へ移す。
一方、ステップS47において、CCD上限基準背景輝度設定モードであると判定した場合(ステップS47:Yes)には、CPU100は、処理をステップS50へ移す。
ステップS50においてCPU100は、CCDカメラ14L,14Rの撮像可能な輝度上限値に透過率αを乗じた輝度値をROM101から取得し、この値を基準背景輝度Kとして設定する。
次いでCPU100は、設定した基準背景輝度Kと、RGBの各サブピクセルの輝度との差分を取得し、RAM102に記憶する(ステップS51)。なお、このとき、CCDカメラ14L,14Rで撮像可能な最小輝度から最大輝度の範囲に対応した輝度範囲で背景キャンセル画像G4が生成される。このステップS51を終了すると、CPU100は、処理をステップS52へ移す。
ステップS52において、CPU100は、RAM102に記憶されている取得した差分から、背景キャンセル用画像を生成して背景キャンセル用画像生成処理を終了する。
このように、本実施形態に係るHMD10は、上述してきたフローに従って、動作することとなる。
上述してきたように、本実施形態に係るHMD10によれば、外光(例えば、外光La)を透過しつつ、画像情報(例えば、画像形成信号S)に応じた強度の画像光をユーザPの眼(例えば、眼YL,YR)に投射して当該ユーザPに前記画像光に応じた画像(例えば、表示画像G2)を視認させる表示手段を備えたシースルー型のヘッドマウントディスプレイにおいて、前記ユーザPの視野範囲のうち少なくとも画像(例えば、表示画像G2)が表示される範囲を含む所定範囲を撮像する撮像手段(例えば、CCDカメラ14L,14R)と、外光によりユーザPに視認される背景画像(例えば、背景画像G1)に重畳すると、三原色の各色毎に所定フレーム期間内は輝度一定の基準背景輝度(例えば、基準背景輝度K)の画像(例えば、マスク領域M)となって前記背景画像を相殺する背景キャンセル用画像(例えば、背景キャンセル用画像G4)を、前記撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて生成する画像生成手段と、原画像情報に応じた画像(例えば、原画像G5)に前記背景キャンセル用画像を表示位置を合わせて合成させる画像処理手段と、前記背景キャンセル用画像を合成した画像(例えば、合成後画像G6)を前記表示手段によって表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えたため、シースルー型でありながら、背景(例えば、背景画像G1)に紛れることなく細かな画像(例えば、原画像G5)をユーザに十分視認させることのできるHMD(例えば、HMD10)を提供することができる。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本発明の一例であり、本発明は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、網膜走査型の画像表示装置を挙げて説明したが、シースルー型の画像表示装置であれば特に限定されるものではなく、例えば、LCDを用いる画像表示装置にも適用可能である。
また、本実施形態では、図7に示したように、ユーザPの両眼YL,YRに画像を表示することとしたが、左右いずれかの眼に画像を表示するようにしても良い。
また、図11に示した表示画像生成処理内において、現状の処理に加え、背景画像の時間的変化が激しい場合を検知して、CCD上限基準背景輝度設定モードへ移行するよう構成したり、また、キャンセル画像の生成を行わないよう構成しても良い。
さらに、本実施形態では、デジタル処理を行うことで背景キャンセル用画像G4を生成し、原画像G5と合成して表示画像G2とする構成としたが、オペアンプ等を用いてアナログ信号を処理することとしても良い。例えば、撮像信号を反転しシースルー透過率などに応じてレベル調整して、背景画像をキャンセルする信号を作り、表示画像信号に重畳するような構成としても実現することができる。
10 HMD
14L,14R CCDカメラ
19 ハーフミラー
20 背景キャンセルスイッチ
21 自動処理スイッチ
22 モード切替スイッチ
30 制御部
YL,YR 眼
G1 背景画像
G2 表示画像
G3 ユーザ視認画像
G4 背景キャンセル用画像
G5 原画像
G6 合成後画像
K 基準背景輝度
La 外光
Lb 画像光
M マスク領域
P ユーザ

Claims (6)

  1. 外光を透過しつつ、画像情報に応じた強度の画像光をユーザの眼に投射して当該ユーザに前記画像光に応じた画像を視認させる表示手段を備えたシースルー型のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記ユーザの視野範囲のうち少なくとも画像が表示される範囲を含む所定範囲を撮像する撮像手段と、
    外光によりユーザに視認される背景画像に重畳すると、三原色の各色毎に所定フレーム期間内は輝度一定の基準背景輝度の画像となって前記背景画像を相殺する背景キャンセル用画像を、前記撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて生成する画像生成手段と、
    原画像情報に応じた原画像に前記背景キャンセル用画像を表示位置と大きさを合わせて合成する画像処理手段と、
    前記背景キャンセル用画像を合成した画像を前記表示手段によって表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えたことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  2. 請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記画像生成手段は、前記撮像画像の各色の最大輝度に基づいて各色毎に前記基準背景輝度を設定するヘッドマウントディスプレイ。
  3. 請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記画像生成手段は、前記撮像画像の各色毎の最大輝度のうち最も高い輝度に基づいて各色毎の前記基準背景輝度を設定するヘッドマウントディスプレイ。
  4. 請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記画像生成手段は、前記撮像手段で撮像できる最大輝度に基づいて前記基準背景輝度を設定するヘッドマウントディスプレイ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    ユーザによって操作可能な操作手段と、
    前記操作手段の操作に応じて、前記背景キャンセル用画像の合成を有効とするか無効とするかを決定する表示決定手段と、を備えたことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載のヘッドマウントディスプレイにおいて、
    前記撮像画像を解析する撮像画像解析手段と、
    前記撮像画像解析手段による解析結果に基づいて、前記撮像画像が特定の撮像画像であるか判定する撮像画像判定手段と、
    前記撮像画像判定手段による判定結果に基づいて、前記背景キャンセル用画像の合成を有効とするか無効とするかを決定する表示決定手段と、を備えたことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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