JP5136392B2 - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の車内側における窓の上縁側に折り畳まれて収納されるとともに、内部に膨張用ガスを流入させて、窓の上縁側から、下方に向かって突出し、窓の車内側を覆うように膨張を完了させる構成のエアバッグを、備える頭部保護エアバッグ装置に関する。
頭部保護エアバッグ装置では、車両のロールオーバー時にも、乗員を保護することを考慮して、膨張を完了させたエアバッグにより、窓の車内側を極力広い範囲で覆うことが好ましい。従来、頭部保護エアバッグ装置としては、エアバッグが、膨張完了時に窓の車内側を覆う膨張遮蔽部と、膨張遮蔽部の前縁側に配置されて窓の前縁側において窓の上縁側から斜め下方に延びるピラー部の領域に収納される縁側遮蔽部と、を備える構成とされて、ピラー部の傾斜に対応させて傾斜させた縁側遮蔽部の上縁を、前後方向に沿った3箇所に設けられた取付部で、ピラー部のボディ側部材に取り付ける構成のものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−75038公報
しかし、従来の頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグは、前後方向に沿った折目をつけて、下縁側を上縁側に接近させつつ、上下方向の幅寸法を縮めるように折り畳まれていることから、このエアバッグを折り畳んで構成される折り完了体において、縁側遮蔽部は、膨張遮蔽部の上縁から前後方向に沿った直線状に連なるように、折り畳まれており、この縁側遮蔽部を折り畳んで構成される縁側折畳部を、水平方向に対して傾斜しているピラー部内に収納させている。換言すれば、従来の頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグを平らに展開した状態で、縁側遮蔽部に形成される取付部が上下方向側でオフセットされた位置に配設されていることから、この縁側遮蔽部に形成される取付部間を結ぶ直線距離が、折り畳んだ後の状態となった縁側折畳部における取付部間の離隔距離よりも大きくなって、膨張完了時のエアバッグにおいて、縁側遮蔽部における取付部間の上縁側の部位に、たるみが生ずることとなっていた。そのため、従来の頭部保護エアバッグ装置では、縁側遮蔽部の上縁側を、前後方向に沿った3箇所でピラー部側に取り付ける構成であっても、縁側遮蔽部により、窓におけるピラー部の下方側の領域を、隙間なく覆う点に改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、エアバッグを簡便に折り畳むことができ、かつ、エアバッグの膨張完了時に、縁側遮蔽部によって、窓におけるピラー部の下方側の領域を広く覆うことが可能な頭部保護エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る頭部保護エアバッグ装置は、膨張完了時の上縁側を、車内側における窓の上縁側のボディ側部材に連結させて窓の上縁側に収納されるとともに、内部に膨張用ガスを流入させて、窓の上縁側から、下方に向かって突出し、窓の車内側を覆うように膨張を完了させる構成のエアバッグを、備え、
エアバッグが、
膨張完了時に窓の車内側を覆う膨張遮蔽部と、
膨張遮蔽部の前後の縁部側に配設されるとともに、エアバッグの折畳収納時に、窓の前後の縁部側において窓の上縁側から斜め下方に延びるピラー部の領域に収納され、平らに展開した状態の上縁を、ピラー部の傾斜に対応させて傾斜させた構成とされて、エアバッグの膨張完了時に、窓において、ピラー部の下方側の領域の車内側を覆う構成の縁側遮蔽部と、
を、備え、
縁側遮蔽部が、膨張完了時の上縁側に配置されて、膨張遮蔽部側に位置される第1取付部と、第1取付部よりも前後方向の端側であってかつ下方に位置する第2取付部と、において、ピラー部におけるボディ側部材に取り付けられる構成とされ、
エアバッグが、下縁側を上縁側に接近させるように前後方向に略沿った折目を付けて折り畳んで構成される折り完了体において、膨張遮蔽部の上縁から前後方向に沿った直線状に連なるように縁側遮蔽部を折り畳んで構成される縁側折畳部を、ピラー部内に収納させる構成の頭部保護エアバッグ装置において、
縁側遮蔽部が、エアバッグを平らに展開した状態の第2取付部の上方において、前後の位置を、第2取付部と一致させ、かつ、上下の位置を、第1取付部と一致させるような位置に、第2取付部と共締めされる補助取付部を、配設させた構成とされ、
補助取付部は、第1取付部から直線的に延びる延設部の先端側に配設され、
縁側遮蔽部において、補助取付部と元部側取付部との間の上縁側の部位が、連結部によって、延設部と連結されていることを特徴とする。
本発明の頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグの膨張完了時にピラー部の下方側の領域を覆う縁側遮蔽部が、上側に配置される第1取付部と下側に配置される第2取付部とにより、上下方向側でオフセットされた位置でピラー部のボディ側部材に取り付けられる構成であっても、第1取付部から前後方向に沿った直線状に延びる延設部の先端側に形成される補助取付部が、エアバッグの折り畳み完了時に、縁側遮蔽部を折り畳んで構成される縁側折畳部における第2取付部と一致した位置に、配置されることとなる。すなわち、本発明の頭部保護エアバッグ装置では、延設部の前後方向に沿った長さ寸法(換言すれば、第1取付部と補助取付部との離隔距離)が、ピラー部のボディ側部材における第1取付部と第2取付部とを取り付ける取付部位間の離隔距離と、略一致することとなる。
そのため、エアバッグの膨張完了時において、第1取付部と補助取付部とを連結している延設部は、第1取付部と補助取付部との間で張った状態で、配置されることとなる。そして、本発明の頭部保護エアバッグ装置では、縁側遮蔽部は、第1取付部と第2取付部との間の上縁側の部位で、連結部により、延設部に連結されていることから、この縁側遮蔽部における第2取付部と第1取付部との間の上縁側の部位が、車内側に向かって口開きするようにたるむことを抑えられることとなり、縁側遮蔽部により、窓におけるピラー部の下方側の領域を、極力広い範囲で覆うことができる。その結果、車両のロールオーバー時にも、膨張を完了させたエアバッグによって、窓の車内側を極力広い範囲で、覆うことができて、乗員を的確に保護することができる。
また、本発明の頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグは、下縁側を上縁側に接近させるように前後方向に略沿った折目を付けて折り畳まれていることから、従来の頭部保護エアバッグ装置と同様に、エアバッグを、折り板等を利用して簡便に折り畳むことができる。
したがって、本発明の頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグを簡便に折り畳むことができ、かつ、エアバッグの膨張完了時に、縁側遮蔽部によって、窓におけるピラー部の下方側の領域を広く覆うことができる。
また、本発明の頭部保護エアバッグ装置において、縁側遮蔽部を、1枚の布材から構成し、
連結部を、エアバッグを平らに展開した状態において、延設部と縁側遮蔽部の上縁との間の隙間を埋めるように、形成することが好ましい。
上記構成の頭部保護エアバッグ装置では、縁側遮蔽部が1枚の布材から構成されていることから、延設部を別体とする場合と比較して、延設部及び連結部の連結作業が不要となり、エアバッグの製造が容易となる。また、上記構成の頭部保護エアバッグ装置では、連結部が、延設部と縁側遮蔽部の上縁との間の隙間を埋めるように形成されていることから、エアバッグの膨張完了時に、この連結部の部位が、縁側遮蔽部の上縁とピラー部との間に生じる隙間を塞ぐように配置されることとなり、窓におけるピラー部の下方側の領域を、一層広い範囲で覆うことができる。
なお、本発明の頭部保護エアバッグ装置において、延設部を、第1取付部から直線的に延びる帯状として、エアバッグと別体として構成するとともに、第1取付部と補助取付部との間の部位を、縁側遮蔽部の上縁側と結合させて構成し、この結合部位により、連結部を構成してもよく、このような構成の場合、既存のエアバッグに延設部を連結させ、延設部と縁側遮蔽部の上縁側を結合させればよいことから、既存のエアバッグを使用することができて、好ましい。また、上記構成の頭部保護エアバッグ装置では、縁側遮蔽部を構成する布材を複数に分割できることから、歩留まりを良好にでき、製造コストの増大を抑えることもできる。
さらにまた、上記構成の頭部保護エアバッグ装置において、縁側遮蔽部における膨張完了時の上縁側を、前後方向に沿って少なくとも3箇所に配置される取付部によって、ピラー部におけるボディ側部材に取り付ける構成とし、隣り合う取付部間に、補助取付部を有した延設部と、連結部と、を配設させる構成とすれば、縁側遮蔽部の上縁側を、少なくとも前後方向に沿った3箇所で、ボディ側部材に取り付けることができて、エアバッグの膨張完了時に、縁側遮蔽部の上縁側が、車内側に向かって口開きするようにたるむことを一層防止できて、好ましい。
また、上記構成の頭部保護エアバッグ装置において、第2取付部と補助取付部とを、平らに展開した状態における上下方向側で相互に分離可能に、隙間を介在させた構成とすれば、第2取付部と補助取付部との共締めを円滑に行なえる状態を維持して、エアバッグを、車内側への突出を抑えて車外側に向けて展開膨張可能とするように、平らに展開した状態の下縁側を車外側に向かって巻くようなロール折りにより、支障なく折り畳むことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mは、車両Vの車内側における窓W1,W2の上縁側に配置されるもので、図1に示すように、エアバッグ19と、インフレーター13と、取付ブラケット10,14と、エアバッグカバー8と、を備えて構成されている。実施形態の場合、エアバッグ19は、図1,2に示すように、車両Vの窓W1,W2の上縁側において、フロントピラー部FPの下縁側から、ルーフサイドレール部RRの下縁側を経て、リヤピラー部RPの上方側までの範囲に、折り畳まれて収納され、膨張用ガスの流入時に、窓W1,W2の車内側を覆うように、窓W1,W2の上縁側から下方に向かって突出しつつ、展開膨張する。フロントピラー部FPは、窓W1の前上側において窓W1の上縁側から斜め下方に延びるように、構成されている。
エアバッグカバー8は、フロントピラー部FPに配置されるフロントピラーガーニッシュ4とルーフサイドレール部RRに配置されるルーフヘッドライニング5とのそれぞれの下縁側から構成されている。なお、フロントピラーガーニッシュ4とルーフヘッドライニング5とは、合成樹脂製として、フロントピラー部FPとルーフサイドレール部RRとにおいて、それぞれ、ボディ1側のインナパネル2における車内側に、取付固定されている。ルーフヘッドライニング5は、フロントピラー部FPの上方付近から、センターピラー部CPの上方を経て、リヤピラー部RPの上方付近まで、配設されている。
インフレーター13は、エアバッグ19に膨張用ガスGを供給するもので、図1に示すように、略円柱状のシリンダタイプとして、先端側(実施形態の場合、前端側)に、膨張用ガスを吐出可能な図示しないガス吐出口を、配設させている。インフレーター13は、ガス吐出口付近を含めた前端側を、エアバッグ19における後述するガス流入口部25に挿入させ、ガス流入口部25の後端側に外装されるクランプ16を利用して、エアバッグ19に対して連結されている。また、インフレーター13は、インフレーター13を保持する取付ブラケット14と、取付ブラケット14をボディ1側のインナパネル2に固定するためのボルト15と、を利用して、インナパネル2における窓W2の上方となる位置に、取り付けられている。
エアバッグ19において、後述する膨張遮蔽部20の上縁20a側に配置される上側取付部37や、縁側遮蔽部21の上縁21a側に配置される第1取付部38、第2取付部39、及び、第3取付部41、を、ボディ1側のインナパネル2に取り付ける取付ブラケット10は、2枚の板金製のプレートから構成されるもので、図1に示すように、エアバッグ19の各上側取付部37,第1取付部38,第2取付部39,第3取付部41を間に挟むようにして、各上側取付部37,第1取付部38,第2取付部39,第3取付部41に取り付けられ、ボルト11を利用して、インナパネル2に取り付けられている。なお、第2取付部39及び第3取付部41は、それぞれ、後述する上側補助取付部44,下側補助取付部46とともに、取付ブラケット10に挟持されることとなる。
エアバッグ19は、図3に示すように、インフレーター13からの膨張用ガスGを流入させて、折り畳み状態から展開して、窓W1,W2や、センターピラー部CPの車内側に配置されるセンターピラーガーニッシュ7、リヤピラー部RPの車内側に配置されるリヤピラーガーニッシュ6の車内側を覆うように、膨張を完了させる構成とされている。エアバッグ19は、膨張完了時の上縁19a側を、窓W1,W2の上縁側におけるボディ側部材としてのインナパネル2に連結され、下縁19b側を上縁19a側に接近させるように折り畳まれて、窓W1,W2の上縁側に収納されるもので、車内側壁部23aと車外側壁部23bとの間に膨張用ガスGを流入させて膨張する膨張部23と、車内側壁部23aと車外側壁部23bとを結合させるように構成されて内部に膨張用ガスを流入させない非膨張部29と、を有している。
また、実施形態の場合、エアバッグ19は、窓W1におけるフロントピラー部FPより後方側の領域の車内側を覆う膨張遮蔽部20と、膨張遮蔽部20の前縁側に配設されてフロントピラー部FPの下方側の領域の車内側を覆う縁側遮蔽部21と、から構成されている。膨張遮蔽部20は、エアバッグ19の膨張完了時に、窓W1におけるフロントピラー部FPより後方側のエリア、センターピラーガーニッシュ7、窓W2、及び、リヤピラーガーニッシュ6の車内側を覆い可能に、膨張完了形状を略長方形板状として、構成されている。この膨張遮蔽部20は、折り畳まれた状態で、ルーフサイドレール部RRの領域に、収納されている。
縁側遮蔽部21は、エアバッグ19の膨張完了時に、窓W1におけるフロントピラー部FPの下方側の領域の車内側を覆い可能に、折り畳まれた状態で、フロントピラー部FPの領域に、収納されている。また、縁側遮蔽部21は、窓W1の上縁に対して前下がりで配置されるフロントピラー部FPに対応して、平らに展開した状態において前端側(第3取付部41側)にかけて狭幅とするように、構成されている。詳細には、縁側遮蔽部21は、下縁21bを、膨張遮蔽部20の下縁20bから連なるように、前後方向に略沿わせて構成され、上縁21a側に配置される後述する第1取付部38,第2取付部39,第3取付部41(詳細には、各第1取付部38,第2取付部39,第3取付部41の挿通孔38a,39a,41aの中心)を結んだ線SLを水平方向に対して傾斜した前下がりの略直線状として、この線SLの水平方向に対する傾斜角度θ1を、フロントピラー部FPに対応させるように、フロントピラー部FPの水平方向(前後方向)に対する傾斜角度θ2と略一致させて、構成されている(図1,3参照)。なお、実施形態のエアバッグ19では、膨張遮蔽部20と縁側遮蔽部21とは、袋織りにより一体的に、構成されており、実施形態のエアバッグ19は、ポリアミド糸等を使用した袋織りにより、製造されている。
膨張部23は、実施形態の場合、ガス供給路部24、ガス流入口部25、及び、保護膨張部26から、構成されている。
ガス供給路部24は、図3に示すように、エアバッグ19の上縁19a側で、車両Vの前後方向に沿うように、膨張遮蔽部20の前後の略全域にわたって配設されており、インフレーター13から吐出される膨張用ガスGを、ガス供給路部24の下方に配置される保護膨張部26に案内する構成である。実施形態の場合、ガス供給路部24と保護膨張部26とは、後述する厚さ規制部31と、後述する区画部33,34において前後方向に略沿うように配置される横棒部33a,34aと、により、区画されている。ガス供給路部24における前後方向の中央から若干前方にずれた位置には、インフレーター13と接続されるガス流入口部25が、ガス供給路部24と連通されて、ガス供給路部24から上方に突出するように、配設されている。ガス流入口部25は、実施形態の場合、後端25a側を開口させて構成されるもので、後端25a側の開口からインフレーター13を挿入させ、インフレーター13に外装された状態で、クランプ16を利用して、インフレーター13に連結されることとなる。
保護膨張部26は、ガス供給路部24の下方に配置されるもので、実施形態の場合、膨張遮蔽部20と縁側遮蔽部21との領域内において、エアバッグ19の前後の略全域にわたって配設されている。具体的には、保護膨張部26は、その領域内を、後述する区画部32,33,34,35により区画されて、前後方向に沿って並設される7個のセル26a,26b,26c,26d,26e,26f,26gから、構成されている。実施形態の場合、前側に配置されるセル26aとセル26bの前端側の部位と、が、縁側遮蔽部21の領域内に配置され、セル26bの残部と、セル26c,26d,26e,26f,26gと、が、膨張遮蔽部20の領域内に配置されている。保護膨張部26を構成するこれらの各セル26a,26b,26c,26d,26e,26f,26gは、平らに展開した状態から、車内側壁部23aと車外側壁部23bとを離すように内部に膨張用ガスGを流入させた際に、前後方向の幅寸法を縮めるように膨張することとなる。そして、実施形態では、縁側遮蔽部21の領域内にも、2つのセル26a,26bが、配置されており、さらに詳細に説明すれば、前側のセル26aは、縁側遮蔽部21における第3取付部41と第2取付部39との間に配置されるとともに、後述する区画部32に区画されて、上端側を閉塞されて下端側の部位のみで後側のセル26bと連通されている。そのため、縁側遮蔽部21は、エアバッグ19の膨張完了時に、平らに展開した状態よりも前後方向の幅寸法を縮められることとなり、特に、縁側遮蔽部21における第3取付部41と第2取付部39との間の部位(前側の部位)が、セル26aの収縮により、上縁側における前後方向側の収縮量を大きくした状態で、配置されることとなる。
非膨張部29は、実施形態の場合、周縁部30、厚さ規制部31、区画部32,33,34,35、上側取付部37、第1取付部38、第2取付部39、第3取付部41、帯状部40、上側延設部43,下側延設部45、上側補助取付部44,下側補助取付部46、及び、上側連結部48,下側連結部49から、構成されている。周縁部30は、エアバッグ19における膨張部23の周囲を、全周にわたって囲むように、形成されている。
厚さ規制部31は、保護膨張部26におけるセル26bの領域内において、保護膨張部26とガス供給路部24を部分的に区画するように、配置されている。具体的には、厚さ規制部31は、膨張遮蔽部20と縁側遮蔽部21との境界部位付近であって第1取付部38の下方となる位置に、配置されている。実施形態の場合、厚さ規制部31は、外形形状を、長軸を前後方向に略沿わせた略楕円形状とされている。区画部32は、保護膨張部26の前端近傍であって、縁側遮蔽部21の領域内に配置されるもので、周縁部30における縁側遮蔽部21の上縁21a側の部位から下方に延びて、セル26a,26b間を区画するように、形成されている。
区画部33は、保護膨張部26における前後方向の略中央であって、膨張遮蔽部20の領域内に配置されて、ガス供給路部24と保護膨張部26とを区画するように前後方向に沿って配置される横棒部33aと、横棒部33aの前端から斜め前下方に延びてセル26b,26c間を区画する縦棒部33bと、横棒部33aの後端から斜め後下方に延びてセル26e,26f間を区画する縦棒部33cと、横棒部33aの前後の中央付近から下方に延びてセル26d,26e間を区画する縦棒部33dと、を備えている。なお、実施形態では、横棒部33aにおいて、縦棒部33c,33d間に配置される後側部位33aaは、上下方向の幅寸法を広くして外形形状を略台形状として、構成されている。区画部34は、保護膨張部26の後端側に配置されるもので、周縁部30における膨張遮蔽部20の後縁側の部位から前後方向に略沿うように延びてガス供給路部24と保護膨張部26とを区画する横棒部34aと、横棒部34aの前端から斜め後下方に延びてセル26f,26g間を区画する縦棒部34bと、を備えている。区画部35は、周縁部30における膨張遮蔽部20の下縁20b側の部位から上方に延びるように形成されるもので、区画部33における縦棒部33b,33c間において、セル26c,26d間を区画するように、配置されている。
上側取付部37は、膨張遮蔽部20の上縁20a側において、周縁部30から上方に延びるように、形成されており、実施形態の場合、ガス流入口部25の前縁近傍の1箇所と、ガス流入口部25の後方における前後方向に沿った4箇所と、の、5箇所に、形成されている。第1取付部38、第2取付部39、及び、第3取付部41は、縁側遮蔽部21の上縁21a側において、周縁部30から延びるように、形成されている。すなわち、縁側遮蔽部21は、上縁21a側を、第1取付部38、第2取付部39、及び、第3取付部41の前後方向に沿った3箇所で、ボディ1側のインナパネル2に取り付けられている。
第1取付部38は、縁側遮蔽部21の上縁21a側において、膨張遮蔽部20側となる位置に、配置されるもので、詳細には、膨張遮蔽部20との境界部位付近に配置されている。さらに詳細には、第1取付部38は、上下の位置を、上側取付部37と一致させた位置に、配置され、車両搭載時には、フロントピラー部FPとルーフサイドレール部RRとの境界部位付近に、取り付けられることとなる。第3取付部41は、縁側遮蔽部21の前端側に配置されている。実施形態の場合、第3取付部41は、詳細には、第1取付部38より下方となる位置であって、縁側遮蔽部21の前端側における下縁21b近傍から前方に延びるように前後方向に沿って配設される帯状部40の先端側に、配置されている。第2取付部39は、第1取付部38と第3取付部41との間の前後の中央付近となる位置に、配置されている。そして、第2取付部39は、上下方向側においても、第1取付部38と第3取付部41との上下の中央付近となる位置に、配置されている。すなわち、第2取付部39は、第1取付部38より前端側の下方であって、第3取付部41より後端側の上方となる位置に、配置されている。詳細には、第2取付部39は、上下の位置を、各区画部33,34における横棒部33a,34aの位置(換言すれば、ガス供給路部24と保護膨張部26との境界部位)に略一致させ、前後の位置を、セル26a,26bを区画している区画部32に略一致させるように、配置されている。
各上側取付部37,第1取付部38,第2取付部39,第3取付部41は、エアバッグ19の上縁19a側をボディ1側に連結させる部位であり、それぞれ、取付ブラケット10をボディ1側のインナパネル2に固定させるためのボルト11を挿通可能な挿通孔37a,38a,39a,41aを、備えている。そして、各上側取付部37,第1取付部38,第2取付部39,第3取付部41は、取付ブラケット10とボルト11とを利用して、ボディ側部材であるインナパネル2に取付固定されることとなる。
上側延設部43及び下側延設部45は、それぞれ、周縁部30における縁側遮蔽部21の領域に、形成されている。上側延設部43は、隣り合う第1取付部38,第2取付部39間に配設されるもので、縁側遮蔽部21の上縁21a側において、第1取付部38から直線的に前方に向かって延びるように前後方向に略沿った略帯状とされており、先端43a(前端)側に、第2取付部39とともに共締めされる上側補助取付部44を、備えている。上側補助取付部44は、エアバッグ19を平らに展開した状態において、第2取付部39の上方に配置されるもので、前後の位置を、第2取付部39と一致させ、かつ、上下の位置を、第1取付部38と一致させるような位置に、配置されている。すなわち、この上側補助取付部44は、図5に示すように、エアバッグ19を折り畳んだ折り完了体53の状態で、第2取付部39と車内外方向側(実施形態の場合、車内側)で重ねられることとなり、第2取付部39の挿通孔39aに対応した位置に、ボルト11を挿通可能な挿通孔44aを、備えている。そして、この上側延設部43は、図5に示すように、前後方向に沿った長さ寸法L1(第1取付部38の挿通孔38aの中心と上側補助取付部44の挿通孔44aの中心との離隔距離)を、フロントピラー部FPにおける第1取付部38と第2取付部39(上側補助取付部44)とを取り付ける取付部位間の離隔距離D1(図6におけるボルト11A,11B間の離隔距離)と、略一致させて構成されている。
下側延設部45は、隣り合う第2取付部39,第3取付部41間に配設されるもので、縁側遮蔽部21の上縁21a側において、第2取付部39から直線的に前方に向かって延びるように前後方向に略沿った略帯状とされており、先端45a(前端)側に、第3取付部41とともに共締めされる下側補助取付部46を、備えている。下側補助取付部46は、エアバッグ19を平らに展開した状態において、第3取付部41の上方に配置されるもので、前後の位置を、第3取付部41と一致させ、かつ、上下の位置を、第2取付部39と一致させるような位置に、配置されている。すなわち、この下側補助取付部46は、図5に示すように、エアバッグ19を折り畳んだ折り完了体53の状態で、第3取付部41と車内外方向側(実施形態の場合、車外側)で重ねられることとなり、第3取付部41の挿通孔41aに対応した位置に、ボルト11を挿通可能な挿通孔46aを、備えている。そして、この下側延設部45は、図5に示すように、前後方向に沿った長さ寸法L2(第2取付部39の挿通孔39aの中心と下側補助取付部46の挿通孔46aの中心との離隔距離)を、フロントピラー部FPにおける第2取付部39と第3取付部41(下側補助取付部46)とを取り付ける取付部位間の離隔距離D2(図6におけるボルト11B,11C間の離隔距離)と、略一致させて構成されている。
上側延設部43は、上側連結部48によって、縁側遮蔽部21における上縁21a側と連結されている。上側連結部48は、第2取付部39と第1取付部38との間の部位において、周縁部30から上方に延びるように形成されて、縁側遮蔽部21の上縁21aと、上側延設部43と、の間の隙間を埋めるように、形成されている。具体的には、上側連結部48は、前後方向側の幅寸法を、上側延設部43より若干小さくして、前縁48aを、上側補助取付部44及び第2取付部39の後側近傍に配置させるとともに、上下方向に略沿った直線状として構成されている。すなわち、上側連結部48は、上側補助取付部44及び第2取付部39の領域を除いた部位で、上側連結部48によって連結されており、換言すれば、上側延設部43と第2取付部39との間の部位を、前方から後方側に向かって凹ませるようにして、構成されている。そして、上側補助取付部と第2取付部39とは、平らに展開した状態における上下方向側で、相互に分離可能に、隙間H2を介在させて構成され、上側連結部48の前縁48aと、第2取付部39と、は、前後方向側で相互に分離可能に、隙間H1を介在させて構成されている(図5参照)。
下側延設部45は、下側連結部49によって、縁側遮蔽部21における上縁21a側と連結されている。下側連結部49は、第3取付部41と第2取付部39との間の部位において、周縁部30から上方に延びるように形成されて、縁側遮蔽部21の上縁21aと、下側延設部45と、の間の隙間を埋めるように、形成されている。実施形態の場合、下側連結部49は、前後方向側の幅寸法を、下側延設部45の半分程度として、前縁49aを、帯状部40と周縁部30との境界部位付近に配置させるように、構成されている。この下側連結部49における前縁49aは、上下方向に略沿った直線状として構成されている。すなわち、下側延設部45と縁側遮蔽部21とは、下側延設部45の後半分の領域で、下側連結部49により連結されており、換言すれば、下側連結部49は、下側延設部45と第3取付部41との間の部位を、前方から後方側に向かって凹ませるようにして、構成されている。そして、下側補助取付部46と第3取付部41とは、平らに展開した状態における上下方向側で、相互に分離可能に、隙間H3を介在させて構成され、下側連結部49の前縁49aと、第3取付部41と、は、前後方向側で相互に分離可能に、隙間H4を介在させて構成されている(図5参照)。
実施形態のエアバッグ19では、膨張遮蔽部20と縁側遮蔽部21とは、既述したごとく、袋織りにより一体的に形成されており、換言すれば、縁側遮蔽部21は、1枚の布材から、構成されている。
次に、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載について、説明する。まず、エアバッグ19を折り畳む。エアバッグ19は、平らに展開した状態から、下縁19b側を上縁19a側に接近させるように前後方向に略沿った折目を付けて折り畳まれるもので、具体的には、図4のAに示すように、エアバッグ19を、車内側壁部23aと車外側壁部23bとを重ねて平らに展開した状態から、ガス供給路部24の領域を、前後方向に沿った折目をつけて蛇腹折りして、蛇腹折り部位51を形成し(図4のB参照)、その後、ガス供給路部24より下方となる保護膨張部26の領域を、図4のCに示すように、下縁19bを車外側Oに向かって巻くようにロール折りして、ロール折り部位52を形成して、エアバッグ19を折り畳んで、折り完了体53を形成し、破断可能な図示しない折り崩れ防止用のラッピング材により、折り完了体53の周囲の所定箇所をくるんでおく。このエアバッグ19の折り畳み時において、縁側遮蔽部21は、第2取付部39より上方であって第2取付部39と第1取付部38との間の領域を蛇腹折りの領域として、この部位により蛇腹折り部位51を形成され、第2取付部39より下方の領域をロール折りの領域として、この部位によりロール折り部位52を形成されている(図5参照)。そして、折り完了体53において、縁側遮蔽部21を折り畳んで形成される縁側折畳部54(折り完了体53における第1取付部38より前側の領域)は、図5に示すように、膨張遮蔽部20の上縁20aから前後方向に沿った直線状に連なるように、配置されることとなる。
その後、上側延設部43を、上側補助取付部44を第2取付部39に重ねるように、平らに展開させ、下側延設部45を、下側補助取付部46を第3取付部41に重ねるように平らに展開させた状態で、各上側取付部37,第1取付部38,第2取付部39,第3取付部41に、それぞれ、取付ブラケット10を取り付ける。このとき、第2取付部39の部位では、上側補助取付部44が、ともに取付ブラケット10に挟持され、第3取付部41の部位では、下側補助取付部46が、ともに取付ブラケット10に挟持されることとなる。そして、クランプ16を利用しつつ、ガス流入口部25にインフレーター13を接続させ、インフレーター13の周囲に、取付ブラケット14を取り付ければ、エアバッグ組付体を形成することができる。
次いで、取付ブラケット10,14を、インナパネル2の所定位置に配置させて、ボルト11,15を利用して取付固定し、エアバッグ組付体をボディ1に取り付ける。次いで、インフレーター13に、所定のインフレーター作動用の制御装置から延びる図示しないリード線を結線し、フロントピラーガーニッシュ4とルーフヘッドライニング5とをボディ1側のインナパネル2に取り付け、さらに、リヤピラーガーニッシュ6とセンターピラーガーニッシュ7とをボディ1側のインナパネル2に取り付ければ、頭部保護エアバッグ装置Mを車両Vに搭載することができる。
頭部保護エアバッグ装置Mの車両Vへの搭載後、インフレーター13が作動されれば、インフレーター13からの膨張用ガスが、エアバッグ19内に流入し、エアバッグ19が、図示しないラッピング材を破断させ、さらに、フロントピラーガーニッシュ4とルーフヘッドライニング5との下縁で構成されるエアバッグカバー8を押し開いて、下方へ突出しつつ、図1の二点鎖線及び図6に示すように、窓W1,W2、センターピラー部CP、及び、リヤピラー部RPの車内側を覆うように、大きく膨張することとなる。
そして、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、エアバッグ19の膨張完了時にフロントピラー部FPの下方側の領域を覆う縁側遮蔽部21が、上側に配置される第1取付部38と下側に配置される第3取付部41と、上下方向の中間に配置される第2取付部39と、により、上下方向側でオフセットされた位置でフロントピラー部FPのボディ側部材としてのインナパネル2に取り付けられる構成であっても、第1取付部38から前後方向に沿った直線状に延びる上側延設部43の先端側に形成される上側補助取付部44が、エアバッグ19の折り畳み完了時に、縁側遮蔽部21を折り畳んで構成される縁側折畳部54における第2取付部39と一致した位置に、配置され、第2取付部39から前後方向に沿った直線状に延びる下側延設部45の先端側に形成される下側補助取付部46が、エアバッグ19の折り畳み完了時に、縁側遮蔽部21を折り畳んで構成される縁側折畳部54における第3取付部41と一致した位置に、配置されることとなる。すなわち、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、上側延設部43の前後方向に沿った長さ寸法L1(換言すれば、第1取付部38の挿通孔38aの中心と上側補助取付部44の挿通孔44aの中心との離隔距離)が、フロントピラー部FPのインナパネル2における第1取付部38と第2取付部39(上側補助取付部44)とを取り付ける取付部位間の離隔距離D1(ボルト11A,11B間の離隔距離)と、略一致し、下側延設部45の前後方向に沿った長さ寸法(換言すれば、第2取付部39の挿通孔39aの中心と下側補助取付部46の挿通孔46aの中心との離隔距離)が、フロントピラー部FPのインナパネル2における第2取付部39と第3取付部41(下側補助取付部46)とを取り付ける取付部位間の離隔距離D2(ボルト11B,11C間の離隔距離)と、略一致することとなる(図5,6参照)。
そのため、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、エアバッグ19の膨張完了時において、第1取付部38と上側補助取付部44とを連結している上側延設部43は、第1取付部38と上側補助取付部44との間で張った状態で配置されることとなり、第2取付部39と下側補助取付部46とを連結している下側延設部45は、第2取付部39と下側補助取付部46との間で張った状態で配置されることとなる。そして、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、縁側遮蔽部21は、第1取付部38と第2取付部39との間の上縁側の部位で、上側連結部48により上側延設部43に連結され、第2取付部39と第3取付部41との間の上縁側の部位で、下側連結部49により、下側延設部45に連結されていることから、この縁側遮蔽部21における第3取付部41と第2取付部39との間の上縁側の部位と、第2取付部39と第1取付部38との間の上縁側の部位と、が、それぞれ、車内側に向かって口開きするようにたるむことを抑えられることとなる。そのため、縁側遮蔽部21により、窓W1におけるフロントピラー部FPの下方側の領域を、極力広い範囲で覆うことができる。その結果、車両のロールオーバー時にも、膨張を完了させたエアバッグ19によって、窓W1の車内側を極力広い範囲で、覆うことができて、乗員を的確に保護することができる。特に、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、縁側遮蔽部21の領域内に、膨張部23(セル26a,26b)が配設されていることから、縁側遮蔽部21事態が、平らに展開した状態よりも前後方向の幅寸法を縮められることとなって、上縁21a側の部位のたるみが抑えられることとなる。
また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、エアバッグ19は、下縁19b側を上縁19a側に接近させるように前後方向に略沿った折目を付けて折り畳まれていることから、従来の頭部保護エアバッグ装置と同様に、エアバッグ19を、折り板等を利用して簡便に折り畳むことができる。
したがって、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、エアバッグ19を簡便に折り畳むことができ、かつ、エアバッグ19の膨張完了時に、縁側遮蔽部21によって、窓W1におけるフロントピラー部FPの下方側の領域を広く覆うことができる。
また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、縁側遮蔽部21を、1枚の布材から構成していることから、延設部を別体とする場合と比較して、延設部及び連結部の連結作業が不要となり、エアバッグの製造が容易となる。そして、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、上側連結部48が、上側延設部43と縁側遮蔽部21の上縁21aとの間の隙間を埋めるように形成され、下側連結部49が、下側延設部45と縁側遮蔽部21の上縁21aとの間の隙間を埋めるように形成されていることから、エアバッグ19の膨張完了時に、図6に示すように、この上側連結部48及び下側連結部49が、縁側遮蔽部21の上縁21aとフロントピラー部FPとの間に生じる隙間を塞ぐように配置されることとなり、窓W1におけるフロントピラー部FPの下方側の領域を、一層広い範囲で覆うことができる。
なお、このような点を考慮しなければ、図7に示すエアバッグ19Aのごとく、上側延設部43A及び下側延設部45Aを、それぞれ、第1取付部38A及び第2取付部39Aから直線的に延びる帯状として、エアバッグ19Aと別体として、構成してもよい。図7のエアバッグ19Aでは、図7の括弧内に示すように、従来使用されている既存のエアバッグ19A´に、帯状とされて前端側に上側補助取付部44Aを備えた上側延設部43Aと、帯状とされて前端側に下側補助取付部46Aを備えた下側延設部45Aと、を、それぞれ、元部側で、第1取付部38A及び第2取付部39Aに縫着させた構成としている。このエアバッグ19Aでは、図7のAにおいて二点鎖線で示すように、上側延設部43Aにおける前後方向の中間部位(第1取付部38Aと上側補助取付部44Aとの間の部位)を、縁側遮蔽部21Aの上縁21aに、縫合糸を用いて縫着させ、この縫合部位を、上側連結部57としている。同様に、下側延設部45Aにおける前後方向の中間部位(第2取付部39Aと下側補助取付部46Aとの間の部位)を、縁側遮蔽部21Aの上縁21aに、縫合糸を用いて縫着させ、この縫合部位を、下側連結部58としている。図7のエアバッグ19Aでは、縁側遮蔽部21Aの上縁21aは、水平方向に対して前下がりに傾斜しており、上側延設部43A及び下側延設部45Aは前後方向(水平方向)に沿った帯状とされていることから、平らに展開した状態で、上側延設部43A及び下側延設部45Aとの間に隙間があり、これらの上側連結部57及び下側連結部58は、エアバッグ19Aを折り畳んだ折り完了体53Aの状態で、所定箇所を縫着させて、形成されることとなる(図7のB参照)。
この図7に示すエアバッグ19Aでは、縁側遮蔽部21Aの上縁21a側が、縫合糸を用いて、帯状の上側延設部43A及び下側延設部45Aに直接縫着されていることから、車両に搭載させて膨張を完了させた状態では、図8に示すように、縁側遮蔽部21Aの上縁21a側における上側連結部57及び下側連結部58近傍の部位21c,21dが、上側延設部43A,下側延設部45A側に引っ張られるような態様となり、この上側連結部57近傍の部位21cと、下側連結部58近傍の部位21dと、が、フロントピラー部FPの下方の領域を、覆うこととなる。
また、この図7に示すエアバッグ19Aでは、既存のエアバッグ19A´に上側延設部43A,下側延設部45Aを縫着させ、上側延設部43A,下側延設部45Aと縁側遮蔽部21の上縁21a側を、上側連結部57,下側連結部58の部位で縫着させればよいことから、既存のエアバッグ19A´を使用することができる。さらに、このような構成のエアバッグ19Aでは、縁側遮蔽部を構成する布材を複数に分割できることから、歩留まりを良好にでき、製造コストの増大を抑えることもできる。しかしながら、この図7のエアバッグ19Aでは、上述したごとく、水平方向に対して前下がりに傾斜している縁側遮蔽部21Aの上縁21aに対して、前後方向に沿った帯状の上側延設部43A及び下側延設部45Aを連結させていることから、上側延設部43A及び下側延設部45Aとの間に隙間があり、上側連結部57及び下側連結部58を、エアバッグ19Aを折り畳んだ折り完了体53Aの状態で、所定箇所を縫着させて、形成する必要があり、製造作業が煩雑となる。勿論、上側延設部及び下側延設部を、図7の括弧内に二点鎖線に示すごとく、上側延設部43Aや下側延設部45Aと、縁側遮蔽部21Aの上縁21aとの間の隙間を埋めるような連結部形成部位48A,49Aを備える構成としてもよく、このような場合には、エアバッグの折り畳み作業前に、予め連結部形成部位48A,49Aと縁側遮蔽部21Aの上縁21a側とを連結させておくことができる。
さらにまた、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、縁側遮蔽部21の上縁21a側を、前後方向に沿った3箇所に形成される第1取付部38,第2取付部39,第3取付部41によって、インナパネル2に取り付ける構成であることから、エアバッグ19の膨張完了時に、縁側遮蔽部21の上縁21a側が、前後方向の中央付近を車内側に向かって大きく口開きさせるようにたるむことを的確に防止できる。なお、このような点を考慮しなければ、縁側遮蔽部の上縁側を、前後両端側となる2箇所のみで、インナパネルに連結させる構成としてもよい。勿論、縁側遮蔽部の上縁側をインナパネルに取り付ける取付部の配置数は3個に限られるものではなく、4個以上配置させてもよい。また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、隣り合う取付部間(第1取付部38,第2取付部39の間、及び、第2取付部39,第3取付部41の間)に、それぞれ、延設部(上側延設部43及び下側延設部45)と連結部(上側連結部48及び下側連結部49)を配置させていることから、縁側遮蔽部21の上縁21a側を、前後の略全域にわたって、口開きするようなたるみを防止でき、縁側遮蔽部21により安定してフロントピラー部FPの下方の領域を覆うことができる。勿論、このような点を考慮しなければ、第1取付部,第2取付部の間のみに、延設部及び連結部を配置させ、第2取付部,第3取付部の間には延設部及び連結部を配置させない構成としてもよい。
また、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、エアバッグ19を、平らに展開した状態の下縁19b側を車外側Oに向かって巻くようなロール折りにより、折り畳む構成としている。具体的には、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、膨張遮蔽部20のエリアにおいて、保護膨張部26の領域を下縁側から車外側に向かって巻くようにロール折りし、保護膨張部26の上方に配置されるガス供給路部24の領域を前後方向に沿った折目を付けた蛇腹折りにより折り畳んでいる。また、縁側遮蔽部21のエリアでは、第2取付部39より下方の領域がロール折りされ、第2取付部39より上方の領域が蛇腹折りされている。実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、ロール折りの領域に配置される第3取付部41と下側補助取付部46とが、平らに展開した状態における上下方向側で相互に分離可能に、隙間H3を介在させた構成とされていることから、このようなロール折りによって、支障なくエアバッグ19を折り畳むことができる。
さらに、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、エアバッグ19の折り畳み完了後に、第3取付部41と下側補助取付部46とが取付ブラケット10により共締めされ、第2取付部39と上側補助取付部44とが取付ブラケット10により共締めされており、第3取付部41は、下側連結部49の前縁49aとの間に隙間H4を設けるようにして前方に延びる帯状部40の先端(前端)側に、形成されている。そのため、エアバッグ19の展開膨張時におけるロール折りの解消時に、第3取付部41から後方に延びるように形成される帯状部40の領域に、ねじれが生じることとなって、膨張完了時のエアバッグ19の下縁側に、前後方向に沿うようなテンションを発生させることができる。特に、実施形態のエアバッグ19では、第2取付部39は、後方に配置される上側連結部48との間に隙間H1を設けられており、上側連結部48に対して分離されていることから、実施形態のごとく、第2取付部39を境界部位として、折畳形状を異ならせるように、蛇腹折り部位51とロール折り部位52とで、折り畳んでいても、エアバッグ19を円滑に折り畳むことができる。すなわち、実施形態の頭部保護エアバッグ装置Mでは、第3取付部41と下側補助取付部46との間に隙間H3が介在され、第2取付部39と上側連結部48との間に隙間H1が介在されていることから、上下方向の中間部位に、取付部(第2取付部39)を有する構成であっても、ロール折りしてエアバッグ19を折り畳むことができる。
勿論、エアバッグ19の折畳形状は実施形態に限られるものではなく、エアバッグは、上下の全域にわたって、前後方向に沿った折目を付けた蛇腹折りにより、折り畳んでもよい。なお、エアバッグを蛇腹折りのみによって折り畳む構成とする場合、エアバッグとして、第3取付部と下側補助取付部との間や、第2取付部と上側補助取付部との間に、隙間を設けない構成のもの(換言すれば、第3取付部と下側補助取付部、第2取付部と上側補助取付部、を、それぞれ上下方向側及び前後方向側で連結させる連結部位を備える構成のもの)を使用してもよい。しかしながら、そのような構成のエアバッグでは、平らに展開した状態から折目を付けて折り畳んだ後において、取付ブラケットを取り付ける際に、第3取付部と下側補助取付部との間や、第2取付部と上側補助取付部との間に、介在されている連結部位を排除させた状態で、取付ブラケットを取り付ける必要があることから、第3取付部と下側補助取付部との間や、第2取付部と上側補助取付部との間には、上下方向及び前後方向で相互に分離させる隙間を設けることが好ましい。実施形態の場合、隙間H1,H2,H3,H4は、縁側遮蔽部21を構成する基布を切り抜くようにして構成され、さらに、この切抜部位は隅を曲線状の縁とするように形成されているが(図5参照)、隙間の形状はこれに限られるものではなく、単に、縁側遮蔽部を構成する基布に切れ目を入れるようにして、形成してもよい。しかしながら、エアバッグの展開膨張時に応力集中が生じるのを防止するためには、実施形態のごとく、隙間を、縁側遮蔽部を構成する基布を隅を曲線状の縁とするように切り抜いて、形成することが好ましい。
なお、実施形態では、縁側遮蔽部21を、膨張遮蔽部20の前縁側に配置させている構成であるが、エアバッグの形状はこれに限られるものではなく、縁側遮蔽部は、膨張遮蔽部の後縁側に配置させてもよく、さらには、前後両縁側の2箇所に、膨張遮蔽部を配置させる構成としてもよい。また、実施形態では、縁側遮蔽部21が、膨張遮蔽部20と一体的に形成されているが、縁側遮蔽部自体を、膨張遮蔽部と別体として構成してもよい。また、実施形態では、縁側遮蔽部21の領域内に、膨張用ガスを流入させて膨張する膨張部23(セル26a,26b)が配置されているが、勿論、縁側遮蔽部の領域内に、膨張部を配置させない構成としてもよい。
本発明の一実施形態である頭部保護エアバッグ装置の車両搭載状態を示す概略正面図である。 図1におけるII−II部位の概略断面図である。 実施形態の頭部保護エアバッグ装置に使用されるエアバッグを平らに展開した状態の正面図である。 図3のエアバッグの折り畳み工程を説明する概略断面図である。 図3のエアバッグの折畳工程を説明する概略正面図である。 実施形態の頭部保護エアバッグ装置においてエアバッグが膨張を完了させた状態を示す正面図である。 エアバッグの変形例を示す平らに展開した状態の部分拡大正面図と、このエアバッグを折り畳んだ折り完了体と、を説明する図である。 図7のエアバッグが膨張を完了させた状態を示す正面図である。
符号の説明
1…ボディ、
2…インナパネル、
10…取付ブラケット、
19…エアバッグ、
19a…上縁、
19b…下縁、
20…膨張遮蔽部、
21…縁側遮蔽部、
21a…上縁、
21b…下縁、
37…上側取付部、
38…第1取付部、
39…第2取付部、
41…第3取付部、
43…上側延設部、
44…上側補助取付部、
45…下側延設部、
46…下側補助取付部、
48…上側連結部、
49…下側連結部、
53…折り完了体、
54…縁側折畳部、
FP…フロントピラー部、
W1,W2…窓、
M…頭部保護エアバッグ装置。

Claims (5)

  1. 膨張完了時の上縁側を、車内側における窓の上縁側のボディ側部材に連結させて前記窓の上縁側に収納されるとともに、内部に膨張用ガスを流入させて、前記窓の上縁側から、下方に向かって突出し、前記窓の車内側を覆うように膨張を完了させる構成のエアバッグを、備え、
    前記エアバッグが、
    膨張完了時に窓の車内側を覆う膨張遮蔽部と、
    該膨張遮蔽部の前後の縁部側に配設されるとともに、前記エアバッグの折畳収納時に、前記窓の前後の縁部側において前記窓の上縁側から斜め下方に延びるピラー部の領域に収納され、平らに展開した状態の上縁を、前記ピラー部の傾斜に対応させて傾斜させた構成とされて、前記エアバッグの膨張完了時に、前記窓において、前記ピラー部の下方側の領域の車内側を覆う構成の縁側遮蔽部と、
    を、備え、
    該縁側遮蔽部が、膨張完了時の上縁側に配置されて、前記膨張遮蔽部側に位置される第1取付部と、該第1取付部よりも前後方向の端側であってかつ下方に位置する第2取付部と、において、前記ピラー部におけるボディ側部材に取り付けられる構成とされ、
    前記エアバッグが、下縁側を上縁側に接近させるように前後方向に略沿った折目を付けて折り畳んで構成される折り完了体において、前記膨張遮蔽部の上縁から前後方向に沿った直線状に連なるように前記縁側遮蔽部を折り畳んで構成される縁側折畳部を、前記ピラー部内に収納させる構成の頭部保護エアバッグ装置において、
    前記縁側遮蔽部が、前記エアバッグを平らに展開した状態の前記第2取付部の上方において、前後の位置を、前記第2取付部と一致させ、かつ、上下の位置を、前記第1取付部と一致させるような位置に、前記第2取付部と共締めされる補助取付部を、配設させた構成とされ、
    前記補助取付部は、前記第1取付部から直線的に延びる延設部の先端側に配設され、
    前記縁側遮蔽部において、前記第2取付部と前記第1取付部との間の上縁側の部位が、連結部によって、前記延設部と連結されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. 前記縁側遮蔽部が、1枚の布材から構成されており、
    前記連結部が、前記エアバッグを平らに展開した状態において、前記延設部と前記縁側遮蔽部の上縁との間の隙間を埋めるように、形成されていることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  3. 前記延設部が、前記第1取付部から直線的に延びる帯状とされて、前記エアバッグと別体として構成されるとともに、前記第1取付部と前記補助取付部との間の部位を、前記縁側遮蔽部の上縁側と結合させて構成され、
    該結合部位が、前記連結部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  4. 前記縁側遮蔽部が、膨張完了時の上縁側を、前後方向に沿って少なくとも3箇所に配置される取付部によって、前記ピラー部におけるボディ側部材に取り付けられる構成とされ、隣り合う該取付部間に、前記補助取付部を有した前記延設部と、前記連結部と、を配設させていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の頭部保護エアバッグ装置。
  5. 前記第2取付部と前記補助取付部とが、平らに展開した状態における上下方向側で相互に分離可能に、隙間を介在させて構成され、
    前記エアバッグが、平らに展開した状態の下縁側を車外側に向かって巻くようなロール折りにより、折り畳まれていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の頭部保護エアバッグ装置。
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