JP5134596B2 - ペットボトル送出装置および物品送出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、市場で流通している様々な形状のペットボトルを自動販売機にて販売することを可能とし、併せて飲料自動販売機で多く使用されているサーペンタインラックの電気的制御機構はそのまま使用して様々な形状のペットボトル飲料を販売することが可能であるペットボトル送出装置に関するものである。
自動販売機にて通常販売されているペットボトルの胴体は円筒形状(以降、円筒型ペットボトルと称する)のものが中心である。
これは、自動販売機の進化の推移の中、胴体が円柱構造を持つ缶容器を排出するサーペンタインラックの一般化に伴い、サーペンタインラックの仕組みで販売できる円筒型ペットボトルが自動販売機でのペットボトル販売の大勢を担っている構図といえる。
サーペンタイン式自動販売機において、胴体が角正四柱形状のペットボトル(以降、角型ペットボトルと称する。図1(A−1)斜視図参照)を排出する機構についてはサーペンタインラックの下部に位置して排出部を制御するベンドメカの改良により角型ペットボトルの送出を可能としている。ベンドメカのストッパ面に相対する面に切り替え式の通路幅規制板を配置した自動販売機の商品収納ラック(例えば、特許文献1参照)が見られる。また、ベンドメカのストッパ面に相対する面に突起部を設けた自動販売機の商品投出部の構造(例えば、特許文献2参照)がある。更に、ベンドメカのストッパ面に相対する面に通路幅規制板をアタッチメントとして着脱できる自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラック(例えば、特許文献3)がある。これらの技術的テーマとしては最下部のペットボトルを排出する際、その上段のペットボトルを留めるということであり、そのための通路幅および通路形状の改良といえる。
これらの機構でいう角型ペットボトルには指定サイズがあり、断面対角寸法が略72mmのものを対象としている。この角型ペットボトルのサイズは上記文献が出願された時期に主流とされているものである。
また、サーペンタインラックではなくコンベア式ラックの自動販売機においては、コンベア上に横倒しに収納されたペットボトルを、コンベアにより上下移動稼動なL字型のバケットに移し、搬送用コンベアにて送出する自動販売機の商品搬出装置(例えば、特許文献4)がある。
一方ペットボトル形状に着目してみると、今までは自動販売機のサーペンタイン式排出機構に適合するペットボトルのサイズ・形状が主流であったが、コンビニエンスストアの台頭で、飲料におけるペットボトルの形状は多様化されている。
内容量500ml以下ペットボトルの胴体の断面対角寸法に着目してみると、略72mmのみならず、64mm、60mmと小型なものが出現している。
また、ペットボトルの胴体断面形状も正方形ではなく長方形のもの(以降平型と称する。図1(B−1)斜視図参照)、胴体が括れた形状(図12参照)のものなど複雑な形状が出現している。500ml容量以下のペットボトルについて、上記すべての形状のペットボトルを送出できるベンドメカは存在しない。
特許第3700472号公報 特開2003−217022号公報 特許第3709700号公報 特許第2943392号公報
ペットボトルの胴体形状や断面対角寸法が変化する中、サーペンタイン式自動販売機において変化するペットボトルの排出を可能とするためにはそれぞれの変化する形状に応じてベンドメカの排出部を調整することが必要となり、新たなペットボトル形状1つの出現に対して、既存のベンドメカで送出可能かどうかの確認が必要であり、送出不可の場合はベンドメカ等排出機構の改良開発が必要となってくる。多くのペットボトル形状に1つのベンドメカで対応することは極めて困難である。
年度ごとに発生した新手のペットボトル形状に対して、ベンドメカを開発したとしてもX年度に開発した自動販売機はX年度のペットボトルまでの対応であり、Y年度に開発した自動販売機はY年度のペットボトルまで対応可能ということになる。従って新しい年度に導入されたペットボトル形状に古い年度のベンドメカが対応できるとは限らない。
角型や括れのあるものなど円筒型でない新しい形状のペットボトルを自動販売機の対象品目として指定するためには、その都度新しいペットボトルの排出テストを行い、詰ることなく安全に排出されることを確認しなくてはならない。1種類のベンドメカのみをテストするのであればそのテストの負荷は大きくないが、市場には10年以上前に導入された機種もたくさん残っているため、市場に展開しているすべてのタイプのベンドメカのテストを行うことは極めて困難である。従ってベンドメカタイプを絞り込んだ範囲でのテストに基づき、新しい形状のペットボトルは自動販売機の対象品目としてノミネートされることになる。
自動販売機に商品を投入するオペレーターの立場になると、角型のペットボトル50A(図1(A−1)斜視図参照)など円筒型でない形状のペットボトルを装填する場合、サーペンタインラックの商品送出制御を行うベンドメカについて自動販売機の年式やアタッチメントの装着状態などによりどの形状・サイズのペットボトルまで対応できるのかを識別して投入することが必要になる。商品の装填換えが発生すると、ベンドメカについて無調整で投入できるものからアタッチメントや切替レバーの設定の必要なものまで判断を行い、必要に応じて調整作業をオペレーターは実施しなくてはならない。
冷加温の切り替えシーズンなど一度に複数のコラムを変更する際は、一時期にたくさんのベンドメカ確認作業およびアタッチメントや切替レバーの操作が発生し、作業が極めて煩雑になる。アタッチメントの着脱やレバー切替などのオペレーションのミスにより、商品詰りや多本販売を起こすことは少なくない。
更に近年、平型のペットボトル50B(図1(B−1)斜視図参照)や胴体に括れのあるペットボトル55(図12参照)など、ベンドメカのアタッチメント挿着では対応の難しいパッケージも出現している。
オペレーターとしてはペットボトル形状やサイズに伴う設定のミスによる商品詰まりクレームを回避するために、年式を問わず共通的に送出が約束されている形状のペットボトル、即ち円筒型のペットボトルしか装填しなくなるという傾向が生まれる。結果、販売力のある商品であって新たに装填方法が開発されてあっても、円筒型のペットボトル以外のペットボトルを自動販売機にて全面展開することは難しく、このことが販売政策上大きな問題になっている。
更に近年の環境対策で、円筒型・角型・平型といった形状を問わず、材質の厚みを薄くする薄型ペットボトルが出現している。薄型ペットボトルはサーペンタインラックであっても複数本数装填すると、上部の重みで変形をおこし、正常に送出できない事象が発生してきている。結局、アタッチメントをつけるなどの対策を余儀無くされる。この場合、上記と同様、商品換えが発生した場合、調整板をとり忘れて商品詰まりの原因になるなどの恐れがある。
特許文献4に挙げたようなコンベア式自動販売機の場合、種々のペットボトル形状やサイズに適合しうるが収容本数が少なく、コンベアとバケットはモーター駆動であり、サーペンタイン式自動販売機のソレノイド駆動と比べて機構がはるかに複雑であり結果、故障の発生も多く、自動販売機のコストもはるかに大きく、汎用自動販売機としては向かないという欠点がある。
本件では円筒型のみならずあらゆる形状のペットボトルを送出することができ、将来発生する新しい形状のペットボトルにも送出対応でき、機構に対する切換えやアタッチメントの着脱の必要がなくオペレーターに確認や操作負担を発生させず、ソレノイドを送出駆動源とすることでサーペンタイン自動販売機の駆動に関わる電気制御機構が同一である機構が、低コストにて提供できることを課題としている。
本発明であるペットボトル送出装置は、2枚の薄い板をペットボトルのネック部の径よりわずかに広い間隔を有して並べて同じ高さに固定してレールを構成し、ペットボトルのネック部分をレールの空間に通すことにより、ペットボトルのフランジによってペットボトルを吊下げる。
レールの前部にはレール方向に対し概ねペットボトルのキャップの径の距離を隔てて前後2つのゲートが設けられており、2つのゲートはソレノイドを駆動装置として一方のゲートが開けば他方のゲートが閉じるように連動した仕組みとなっており、ソレノイドに電流が流れていない場合は前方のゲートがレールを閉じて後方のゲートがレールを開き、ソレノイドに電流が流れた場合は前方のゲートがレールを開き後方のゲートがレールを閉じる仕組みとなっている。
レールは前方を下に後方を上にするように傾斜して自動販売機内に取り付けられており、ペットボトルのネックをレール後端のレール開口部分に通してペットボトルを装填するとレール上をフランジ部分が滑って前方に移動し、レールの前部に設けられた前後2つのゲートのうちレールを閉じた前方のゲートにより停止する。
販売時にソレノイドに電流が流れると閉じていた前方のゲートは開放し、レール上のペットボトルが1本だけレール前端の開口部より滑り落ち、送出されると同時に後方のゲートは閉じて落下したペットボトル以降のペットボトルをレール上に停止させた状態とする。
ソレノイドへの電流が停止すると、ゲートは元の位置に戻り前方のゲートは閉じて後方のゲートが開き、後方のゲートにより停止されていたパウチ容器が前に移動して前方ゲートによりレール上に停止する。
本発明は2つのゲートの開閉によりペットボトルのレール外への送出を制御するという簡素な機構であり、かつ送出エラーが極めて少ない安定的な機構である。
本発明は、ペットボトルが通常サイズのネック径(略26mm)およびキャップ径(略30mm)であれば、胴体形状の如何に関わらず送出することができる。
本発明は、飲料自動販売機で最も多いサーペンタイン装置の駆動装置として使用されるソレノイドを駆動装置として使用することにより、通常の飲料自動販売機に対し特別な電子機構開発やプログラミングを行うことなく、構造的にも簡素なことから低コストにて、更に送出の安定性をもって自動販売機に搭載することができる。
本発明は胴体の形状の如何に関わらずネックの径が等しいすべてのペットボトルを自動販売機にて販売できるという効果がある。従って、自動販売機でのペットボトルの販売機会が広がるとともに、オペレーターはペットボトルにあわせて自動販売機機種の確認やサーペンタインラック下部のベンドメカの確認をするという煩わしさがなくなる。
本発明は駆動装置としてモーターではなくソレノイドを使用しており、ペットボトル排出の制御もコンベアではなくレール上のゲート開閉によるため、モーターに比べて送出エラーが極めて少なく、これらの機構が簡素な構造であるために低コストにて自動販売機に搭載できるという効果がある。
またソレノイドを駆動装置としているため、通常のサーペンタイン式自動販売機の電子制御機構をそのまま使うことができる。従って、新品自動販売機に本発明を搭載することはもちろん、既存自動販売機・中古自動販売機のサーペンタインラックを取り外して本発明を置き換えることも可能である。尚ここでは、新品自動販売機とはまだ市場に設置したことのない自動販売機をいい、既存自動販売機とは市場に1度だけ設置したことのある自動販売機をいい、中古自動販売機とは1度設置した自動販売機が整備工場等に引き上げられた状態の自動販売機あるいは市場に2度以上設置したことのある自動販売機のことをいう。
本発明はキャップ部、フランジ、ネック部を有する容器であればレールの間隔とゲート板の形状を変更することにより、ペットボトル以外の容器でも送出することが可能である。
非円筒型ペットボトルの正面図および斜視図 ペットボトル送出装置(機構カバー無し)の正面斜視図 ペットボトル送出装置の正面斜視図 ゲート板の正面斜視図 ペットボトル送出装置の正面図 1列用ハウジングユニットの背面斜視図 2列用ハウジングユニットの背面斜視図 機構カバーの正斜視図 ペットボトルを送出する状態を表す正面斜視図 ハウジングユニットを取付けた自動販売機の透視左側面図 ハウジングユニットを取付けた自動販売機の正面斜視図 括れのあるペットボトルの正面図 ペットボトル型物品容器の正面図
(ペットボトル)
本発明はペットボトルの胴体形状に関わらずペットボトルを送出することを目的としており、その送出方法はペットボトルに共通している形状を利用することによる。図1(Aー1)にはサーペンタインラックでは送出することが困難な角型のペットボトル50A(胴体断面が略正方形のもの)の斜視図、図1(B−1)には平型のペットボトル50B(胴体断面が略長方形)の斜視図を表している。図1の(A−2)および(B−2)に示すとおり、ペットボトルのキャップ51の下部にはフランジ52が設けられており、フランジ52の下部にはフランジ52より径の小さいネック53がある。日本で販売されている殆どのペットボトルは胴体形状に関わらずネック53の径が略26mm、キャップ51の径が略30mmで共通化されている。本発明はキャップ51、フランジ52およびネック53の構造を活用することにより、送出を可能とするものである。
(レール構造)
図2で示すとおり、2本のアングル11の一辺を向かい合わせ、その辺と辺の距離L1がネック53の径より大きくフランジ52の径より小さく、辺と辺が並行でかつ同じ高さになるよう、台板12、支持板18および支持板19bで固定されたものをレールとする。
(スライドレール)
図2で示すとおり、台板12の上にはスライドレール固定部16aがレール方向と垂直になるように固定されており、その上をスライドレール可動部16bがレール方向に対して垂直に可動することができる。なお、スライドレール固定部16aとスライドレール可動部16bの組み合わせをスライドレールという。
(駆動装置)
駆動装置としてソレノイドを用いる。ソレノイドはソレノイドベース13とプランジャ14で構成される。ソレノイドは電流が流れるとソレノイドベース13の内部にプランジャ14が吸引される力を生む駆動装置であり、多くの自動販売機の駆動装置として使用されている。図2で示すとおりプランジャ14がスライドレール可動部16bと同じくレール方向に対して垂直に可動するようにソレノイドベース13が台板12に固定されている。
(ゲート板)
図2に示すように、ゲート板15はプランジャ14とスライドレール可動部16bを掛け渡してそれぞれネジ22およびネジ23により取り付けられており、台板12に設けられた孔に一端を掛けたバネ17の別の一端がゲート板15に設けられた孔に掛けられており、プランジャ14の動きがバネ17の弾性力に影響を受ける配置となっている。
図4(A)で示すようにゲート板15は前後2つの下方に延びるゲートを有し、前方に位置するゲートを前方ゲート15a、後方に位置するゲートを後方ゲート15bとし、後方ゲート15bは後方ゲート軸15cから内側方向に伸びて設けられている。2つゲートの位置関係について図4(A)の距離L3が、ペットボトルのキャップ51の径と同程度の距離を有している。また、図5に示すように、前方ゲート15aがレールを閉じている際に後方ゲート15bがペットボトルのレール上の進行を妨げない位置関係にある。
(ハウジング)
図6に示すとおりペットボトル送出装置10はハウジング40に固定する。ハウジング40は2本の上部フレーム41a、2本の中央フレーム41b、4本の垂直フレーム41c、前方の垂直フレーム41cを架渡す複数の支持フレーム41d、後方の垂直フレーム41cを架渡す複数の支持フレーム41eおよび前方を覆うハウジングカバー42で構成されている。
ペットボトル送出装置10の前方にある支持板19aを支持フレーム41dに、後方にある支持板19bを支持フレーム41eにそれぞれ取付けてペットボトル送出装置10を前方に傾斜するように固定する(図2、図10追加参照)。ハウジング40にペットボトル送出装置10が搭載されたものをハウジングユニットと称する。
尚、ハウジング40を用いることなくパウチラック送出装置10を取り付けるためのフレームを直接自動販売機に設けることもできる。
(自動販売機内への搭載)
図6および図10に示すとおり、自動販売機90の天井部に2つ以上の上部固定金具43を固定し、羽部43aに対し上部フレーム41aの水平方向に伸びた出っ張り面を引っ掛けてハウジング40を吊り下げる。ハウジング40を吊下げて奥まで挿入した状態で上部取付金具43および上部フレーム41aに設けた穴を介してネジ等で固定を確実にする。
尚、ハウジング40を自動販売機90に搭載する方法はこれに限らずメーカーごとに異なる自動販売機内部のサーペンタインラック取付け構造に合わせて、ハウジング40の吊り下げる構造を合わせればよい。
(装填)
ペットボトル送出装置10のレールの後端開口部にペットボトルのネック53を通してペットボトルを装填する(図1、図2参照)。図5に示すように、レールを構成するアングル11の上面にフランジ52が支持され、ペットボトルはレール上に吊り下げられる。ペットボトル送出装置10は前傾しているため、装填されたペットボトルのフランジ52がレール上面を滑って移動し、レール前部に位置してレール開口部を封鎖している前方ゲート15aにキャップ51が進行を遮られてペットボトルがレール上で停止する。複数のペットボトルを装填した場合、前のペットボトルに進行を阻まれ、ペットボトルはレールにそって整列した状態で停止する。
(送出1)
図9(A)に示すように、装填されたペットボトル50Bは前方ゲート15aに進行を遮られることによりレール上に停止し、後続のペットボトル50Bもレールに沿って並んだ状態で停止している。
(送出2)
図9(B)に示すように、販売時にソレノイドベース13へ電流が流れるとプランジャ14がソレノイドベース13内部に引かれる。プランジャ14と連結されてスライドレール可動部16bと同方向に可動状態にあるゲート板15はプランジャ14と連動して移動し、前方ゲート15aが開き、止めていた最前列のペットボトル50Bを開放して前方に落下させる。同時に、後方ゲート15bが閉じてレールを封鎖して二番手にあったペットボトル50Bを停止させ、後続に装填されていたペットボトル50Bを停止させる。
(送出3)
図9(C)に示すように、ソレノイドベース13への電流が停止するとバネ17の弾性復元力によりプランジャ14が引き戻され、プランジャ14と連結しているゲート板15も同方向に移動して後方ゲート15bが開きレールを開放してペットボトル50Bが前方に移動すると同時に前方ゲート15aが閉じてレール開口部を封鎖してペットボトル50Bを停止させる。
(自動販売機内の動線・機構カバー)
図10に示すように、自動販売機90の内部に吊下げ固定されたハウジング40に取付けられたペットボトル送出装置10からペットボトル50Bは販売時に送出され落下する。ペットボトル送出装置10の前端より送出されたペットボトル50Bはハウジングカバー42内の空間を自由落下し、ハウジングカバー42に設けられた下部の傾斜面を滑って移動し、更にシューター91上を滑り、受け口92へ到達する。
ペットボトル50Bが落下する際、下段に位置するペットボトル送出装置10の前方の送出機構部分に衝突して機構を損傷させたり、ペットボトルを傷つける場合がある。機構部分の保護やペットボトルの傷つけ防止および作業安全のため、図3に示すとおり前方に向かって傾斜した面を持つ機構カバー21を台板12に取付けることができる(図8(A)追加参照)。機構カバー21が前方傾斜しているのは落下したペットボトルを停止させることなく前方のハウジングカバー42の空間へ円滑に移動させるためである。
高さのあるペットボトルを送出する際、ペットボトルがハウジングカバー42の内壁と機構カバー21を橋渡した形で停止することがある。従って、機構カバー21はフッ素樹脂加工した金属板などの滑りやすい素材が有効である。また、図8(B)に示すように波型形状をもつ金属あるいは合成樹脂性の滑落板21aを付設することも有効である。
自動販売機を開発する一般的な概念として、ペットボトルを30cm以上の高い場所から落下させるという考え方は商品の破損ということから除外されてきた。しかし本発明において実際にペットボトルを自動販売機内の高所(100cm)から落下させても、ハウジングカバー42の下部に傾斜を持たせているためペットボトルの落下運動がシューターに沿って前方に移行して、通常の自動販売機が取り出し口付近にもつ取出口機構(フラッパーや盗難防止板および緩衝材)により衝撃力が緩和されペットボトルの破損を起こさない。
(売切れ検知)
ペットボトル送出装置10による売切れの検知はセンサーで行う。図5および図2で示すとおりセンターとしてマイクロスイッチ20を使用することが低コストで機能を満たすことができる。マイクロスイッチ20の位置はペットボトルがレール上に存在するとマイクロスイッチ20の感知部位をキャップ51が押すように配置されている。マイクロスイッチ20の位置により、レール上に何個残った状態で売切れになるかを調節することができる。サーペンタインラックでは通常、レール上に飲料容器が1本残った状態で売り切れになる位置にマイクロスイッチの感知位置を設定しているが、これは売切れ後の装填直後において、適温に冷蔵または加温された飲料を販売するためであり、ペットボトル送出装置10のマイクロスイッチ20位置についても同様にペットボトルが1本残った状態で売り切れになる位置に設定することが有効であるがその限りではなく、本図面では1本残しせず売り切りする位置にマイクロスイッチ20を付設している。
(後方ゲートの形状)
図4(B)に示すように後方ゲート15dの形状は平坦な板状であっても機能する。しかしながら、[0035]〜[0037]で表す販売時のゲート板15の連続動作の中、販売時にソレノイドに電流が流れて前方ゲート板15aがレールを開放している短い間にペットボトルはレールの外まで滑っていかなくてはならず、ペットボトルがレール上に滞留すると販売エラーとなってしまう。ペットボトル送出装置10の前傾角度を上げれば滑る速度が早くなるため販売エラーの確率は低くなるが、装填されたペットボトルの本数が多くなればゲート板15への加重が大きくなり、破損の可能性が大きくなる。そこで、図4(A)に示すように後方ゲート15bの形状はレール前方方向に膨らみを持ち、レール中央部に向かって鋭角を有する形状とすることで、販売時にプランジャ14が移動して後方ゲート15bがレールを閉じた際に、前側に位置するペットボトルのキャップ51を後方ゲート15bの膨らみにより前方へ押し出す。この前方に押し出す力により、ペットボトルのレール外への送出を確実にすることができる。
(配線)
最も一般的な飲料自動販売機はサーペンタインラックを搭載した自動販売機である。サーペンタインラックの下部には送出を制御するベンドメカがあり駆動装置としてソレノイドを有している。販売時に購入ボタンを押すと短い時間ソレノイドに電流を流し、プランジャの移動に際して1本だけを送出する仕組みとなっており、ベンドメカ内部にあるソレノイド電極とマイクロスイッチ電極が自動販売機の電子制御装置に配線されている。ペットボトル送出装置10もベンドメカと同様に、販売時に購入ボタンを押すと短い時間ソレノイドに電流を流し、プランジャの移動に際して1個だけ送出する仕組みであり、ベンドメカと同様にソレノイドベース13の電極とマイクロスイッチ20の電極が電子制御装置に配線されている。サーペンタインラックとペットボトル送出装置10の配線および電子部品構成が同一であることは、パウチ容器送出装置10が最も一般的な飲料自動販売機のサーペンタインラックと容易に置換できることを意味している。既存自動販売機の電子制御装置の改変が不要なことにより、ペットボトル送出装置10の開発は既存自動販売機のわずかな改良で導入を可能とし、低コスト化を約束する。
(既存自動販売機へのパウチコラム搭載)
[0041]に記載の如くサーペンタインラックのベンドメカとペットボトル送出装置10配線構造が同一であることから、既存自動販売機からサーペンタインラックを取外して、取外した箇所の天井部に上部固定金具43を固定し、ハウジングユニット(ペットボトル送出装置10を搭載したハウジング40)を取付け、配線を行い、ペットボトルを販売することができる。即ち、サーペンタインラックを搭載する自動販売機であれば、新品自動販売機であっても既存自動販売機であっても中古自動販売機であってもペットボトル送出装置10を搭載することが可能である。
(ハウジングサイズ)
飲料自動販売機のサーペンタインラックの横幅サイズは大きく2種類ある。自動販売機メーカーや年式により若干の違いはあるが250ml缶が入る基準で定義されている略16cm幅のものと500mlペットボトルが入る基準で定義されている略24cm幅のものとがある。前者を缶サイズ、後者をペットサイズと称する。
缶サイズのサーペンタインラックスペースに取り付ける場合は、缶サイズの横幅に対応したハウジング40を用い、図6に示すとおり上下方向一列にパウチ容器送出装置10を配列する。販売するペットボトルの高さによってハウジング40に搭載できるパウチ容器送出装置10の数は異なり、3〜5台のペットボトル送出装置10を搭載することができる。1列6コラムの缶サイズのサーペンタインラック用スペースにハウジング40を搭載した場合、サーペンタインのベンドメカ用の配線は6本あるのに対して1〜3本の未配線、即ち空きコラムが発生することになる。
ペットサイズのサーペンタインラック用スペースに取り付ける場合は、空間を有効に活用するため、図7に示すとおりペットサイズの横幅に対応したハウジング70を用いる。ハウジング70の基本構造・自動販売機への取付構造は[0030]に示すハウジング40と同じであり、上部フレーム71a・中央フレーム71b・垂直フレーム71cはハウジング40のそれと共用でき、横幅の違いから支持フレーム71d・支持フレーム71e・ハウジングカバー72および上部固定金具73のサイズが異なる。横幅がペットサイズのため、ペットボトル送出装置10の横幅を小さくすることにより、一組の支持フレームに対し左右に2つペットボトル送出装置10を並べて搭載することが可能である。これにより、ハウジング70に対して最低6台のペットボトル送出装置10を搭載することができる。1列6コラムのペットサイズのサーペンタインラックス用ペースにハウジング70を搭載した場合、サーペンタインのベンドメカ用の配線は6本あるのに対してすべての配線をペットボトル送出装置10に接続して空きコラムを発生させることなく運用することができる。
(基本原理の整理)
ペットボトル送出装置10の基本的原理を整理すると、間隔を有する2枚の板のレールを傾斜させて支持し、ペットボトルのネックをレール後端の開口部にとおして、レール上にペットボトルを滑らせて前方に移動させ、レール前部にある駆動装置と連動した前方ゲートによりペットボトルは停止し、以降の装填されたペットボトルはその後ろに滞留する。販売時に駆動装置が動くことにより前方ゲートが開きペットボトル1本を送出するとともに、同じく駆動装置と連動した後方ゲートが閉じて送出されたペットボトルより後ろにあったペットボトルを停止させ、駆動装置への電流が停止すると前方ゲートと後方ゲートが元に位置に戻り最前列にあったペットボトルが閉じた前方ゲートにより停止し、以降のペットボトルがレール上に滞留する仕組みである。
(他の物品の送出)
本発明であるペットボトル送出装置10を用いて、ペットボトル以外の別の物品を送出することができる。
例えば、図13に示すとおり、ペットボトル型物品容器65は、キャップ51と同径のキャップ部66をもち、その下部にフランジ67をもちネック53と同径のネック部68をもち、物品の出し入れができるよう栓69を有している。ペットボトル型物品容器65の内部に物品を収納する。ペットボトル送出装置10にペットボトル型物品容器65を装填して販売することができる。
更に、ペットボトル送出装置10の排出を決定付ける、キャップ、フランジ、ネックの機能を有するものであれば、キャップ、フランジ、ネックのサイズや形状がペットボトルと同じではない別の容器でも送出することができる。キャップはゲート板15においてレール上の移動を制御させるものであれば良く、ネックはレールに設けられている空間に差し込める形状であればよく、フランジはレール上を滑落できれば良い。レールの間隔、前方ゲート板と後方ゲート板の間隔、後方ゲート板の膨らみの大きさを調整することにより、キャップ(必ずしも開閉が必要ではなく、ゲート板によって進行制御を受ける形状・大きさを有する部位)、フランジ、ネックを有する容器であればペットボトル送出装置にて送出することが可能である。
(中古自動販売機への搭載について)
図11は中古の自動販売機90にペットボトル送出装置10を搭載した状態を表すものである。自動販売機90は元々、缶サイズのサーペンタインラック93が4列、ペットサイズのサーペンタインラック94が2列で構成されている。そのうち中央に位置するペットサイズのサーペンタインラック94を取外した。取外したペットサイズのサーペンタインラック用スペースの天井部に上部取付金具73(図7参照)を固定し、ペットボトル送出装置10を6台搭載したハウジング70を上部取付金具73に固定して、ペットサイズのサーペンタイン用スペースにハウジング70を取付けた。ペットボトル送出装置10の前傾斜角は10度とし、ハウジングカバー72下部の傾斜角は45度にした。
ハウジング70はペットサイズのサーペンタインラック用スペースに収まるようにするため、横幅を240mmとし、その240mm幅の中で2台のペットボトル送出装置10が横に並んで搭載できるようにペットボトル送出装置10の最大横幅を115mmにした。ペットボトル送出装置10の全長は380mmで傾斜角は10度、ハウジング70の前端からペットボトル送出装置10の後端までの長さを520mmとし、自動販売機90の扉の開閉に影響のないようにした。
サーペンタインラック94のベンドメカに接続すべく6本の電子制御用のコネクタをペットボトル送出装置10に接続し、通常の自動販売機コラム数を最大限に活かした配線を行うことができた。
販売動作に関しては、販売ボタンを押すとプランジャ14が引かれてゲート板15が開き、ペットボトルを1本のみ送出し、送出されたペットボトルはハウジングカバー72内の空間を落下し、シューター91上を滑って受け口92にスムーズに到達し、通常の販売が安定的に行われた。
ペットボトルの破損については、最も位置の高い位置にあるペットボトル送出装置に装填した1本のペットボトルを10回送出(落下)させたところ中身に異常はなく、ペットボトルの表面に細かい傷はわずかに発生するが購入者が気に止めるほどの傷ではないことを確認した。尚、この際の落下高低差は約85cmであった。
ペットボトル落下時の騒音について、自動販売機90の扉を閉めている状態においては違和感のある騒音とはならなかった。
本発明は、キャップおよびネックについてサイズと形状が一般的なすべてのペットボトルについて自動販売機にて販売することができる。
本発明は、さまざまな自動販売機への取り付けが容易であることから、中古自動販売機の筐体および電気制御機構を使用することによる自動販売機の再生といったリサイクルの推進と企業の費用負担軽減の両立に供することができる。
本発明は、ペットボトル上部(キャップ、フランジおよびネック)の形状およびサイズが同一であれば送出することが可能な装置であるため、同構造を有する物品であれば飲料に関わらず不特定多数の物品販売が可能である。
10 ペットボトル送出装置
11 レール板
12 台板
13 ソレノイドベース
14 プランジャ
15 ゲート板
15a 前方ゲート
15b 後方ゲート
15c 後方ゲート軸
15d 後方ゲート
16a スライドレール固定部
16b スライドレール可動部
17 バネ
18 支持板
19a 支持板
19b 支持板
20 マイクロスイッチ
21 機構カバー
21a 滑落板
22 ネジ
23 ネジ
40 ハウジング
41a 上部フレーム
41b 中央フレーム
41c 垂直フレーム
41d 支持フレーム
41e 支持フレーム
42 ハウジングカバー
43 上部固定金具
43a 羽部
50A ペットボトル
50B ペットボトル
51 キャップ
52 フランジ
53 ネック
55 ペットボトル
65 ペットボトル型物品容器
66 キャップ部
67 フランジ
68 ネック部
69 栓
70 ハウジング
71a 上部フレーム
71b 中央フレーム
71c 垂直フレーム
71d 支持フレーム
71e 支持フレーム
72 ハウジングカバー
73 上部固定金具
73a 羽部
90 自動販売機
91 シューター
92 受け口
93 サーペンタインラック
94 サーペンタインラック

Claims (2)

  1. 2枚の板の長辺が平行にかつ同じ高さに固定されたものをレールとし、該レール前部には駆動装置としてソレノイドベースとプランジャで構成されるソレノイドを有し、プランジャと連動した2つのゲートがレール方向に対して前後にあり、前方ゲートはレールを閉じ、後方ゲートは前方に向かって膨らみを有しており該後方ゲートが該レールを開いた状態を定常状態として、
    プランジャの動きにより前方ゲートと後方ゲートは反対に作用し、2つのゲートにおけるレール方向の幅は概ねペットボトルのキャップの径であり、レールは前方を下に傾斜して自動販売機内部に固定されており、ペットボトルのネックをレールの後端の開口部に差し込みペットボトルを装填するとフランジの一部がレール上面に接してレールに吊下げられた状態で前方に移動し、閉じた前方ゲートによりレール上に停止し、レールの長さに応じて複数のペットボトルを装填することができ、販売時にはソレノイドに電流が流されプランジャが移動することにより、プランジャと連動した前方ゲートが開いて最前列にあるペットボトルをレールから落下できる状態とし、同じくプランジャと連動した後方のゲートが閉じて、落下した直後のペットボトルおよびそれ以降に装填されているペットボトルを停止させるとともに最前列のペットボトルのキャップに該膨らみの部分が接触して前方に押出すことで確実に該レールからペットボトルを送出し、該ソレノイドへの電流が停止するとプランジャがバネの弾性力で元の位置に戻り、プランジャに連動した2つのゲートは定常状態の位置に戻り、前方ゲートが閉じ、後方ゲートが開かれ、落下したペットボトルの直後にあったペットボトルが最前列のペットボトルとして前方ゲートに止められた状態になる動作が一販売動作となることを特徴とするペットボトル送出装置。
  2. キャップ部、フランジおよびネック部を有するサイズ又は形状がペットボトルとは異なる他の物品を送出するよう、該レールの間隔および該前方ゲート板と該後方ゲート板の間隔および該後方ゲートの膨らみが該物品を送出するサイズに適合していることを特徴とする請求項1に記載の物品送出装置。
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