JP5134488B2 - パウチ容器送出装置および袋型レール吊下げ補助具および中古自販機のリニューアル方法 - Google Patents

パウチ容器送出装置および袋型レール吊下げ補助具および中古自販機のリニューアル方法 Download PDF

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Description

本発明は、市場が拡大しているパウチ飲料商品(以下パウチ商品という)を自動販売機にて販売することを可能とし、併せて、既存の飲料自動販売機で多く使用されているサーペンタインラックを電気的制御機構はそのままに置換してパウチ商品を販売することが可能であるパウチ容器送出装置に関するものである。
自動販売機にてパウチ商品販売を専用とする送出機構はいまだ開発されておらず、箱状体あるいは不定形状体の商品を送出するためのスパイラル機構(例えば、特許文献1参照)を流用してパウチ商品を販売している事例が見られる。
パウチ商品の販売が拡大傾向にあるとはいえ、ペットボトルや缶といった缶体の商品に比べての販売量はまだまだ少ないため、パウチ専用の自動販売機は市場展開されておらず、自動販売機の送出機構にスパイラルラックと別の機構を組み合わせた自動販売機(例えば、特許文献2、特許文献3参照)にてパウチ商品が販売されているというのが実情である。
また、パウチ商品を缶素材やペットボトル素材による円筒体に入れて封をして、サーペンタイン式の自動販売機にて販売する方法もある。
特開平05−081533号公報 特開2000−331234号公報 特開2001−222759号公報
根本的な課題として、パウチ商品を専用に送出するための効率的かつ経済性の高い自動販売機用の機構が存在しないことが挙げられる。現状におけるパウチ商品の自動販売機での販売は、従来の送出機構の流用であり、パウチ商品を自動販売機で販売するにおいてかならずしも効率的かつ経済性の高い機構とはいえない。
パウチ商品を自動販売機にて販売する送出機構としてスパイラル機構が挙げられる。スパイラル機構を使用した自動販売機は、サーペンタイン機構の自動販売機よりも駆動制御等の機構が複雑であり、高単価の機械となっている。
また、サーペンタイン機構は投入順に販売されるのに対し、スパイラル機構の主流となるシースルー自動販売機では商品の投入の際、ラック上に残っている商品を一旦ラックから抜き取り、新しい商品を奥に投入し、元の商品を手前に投入するという先入れ先出し作業が伴うという難点がある。
更に、スパイラル機構は多様な商品を送出するに際してスパイラルのピッチが定義されており、商品に汎用性を持つ分、一列のラックに多くの商品を装填できないという難点もある。
また、スパイラル機構はスパイラルピッチと商品幅の関係によっては、送出エラーがサーペンタイン方式のラックよりも比較的多く発生している。
更に購買者の視点では、スパイラルラ機構はモーター等の回転による移動により搬送を行うため、購入までの待ち時間が長いという問題点もある。
パウチ商品を缶素材やペットボトル素材による円筒状の筐体に入れて封をして、サーペンタイン式の自動販売機にて販売する方法については、複数装填した場合に下部の商品は上からの圧力で変形し、送出エラーが発生しやすいという問題があり、さらに一商品毎に筐体に入れて封をするというオペレーション上の煩わしさもある。
課題を整理すると、パウチ商品を自動販売機で販売することにおいて、1つのラック内の商品収納数を高めつつ、パウチ商品の投入順に販売され、購入に要する待ち時間が少なく、オペレーション時に別の補助具を必要とせず、送出エラーが発生しにくい機構が低コストにて提供できることが挙げられる。
本発明であるパウチ容器送出装置は、2枚の薄い板をパウチ容器の筒部の幅よりわずかに広い間隔を有して並べて同じ高さに固定してレールを構成し、パウチ容器の注出口にある溝をレールの空間に通すことにより、パウチ容器をレールによって吊下げる。
レールの前部にはレール方向に対し概ねパウチ容器のキャップの径の距離を隔てて前後2つのゲートが設けられており、2つのゲートはソレノイドを駆動装置として一方のゲートが開けば他方のゲートが閉じるように連動した仕組みとなっており、ソレノイドに電流が流れていない場合は前方のゲートがレールを閉じて後方のゲートがレールを開き、ソレノイドに電流が流れた場合は前方のゲートがレールを開き後方のゲートがレールを閉じる仕組みとなっている。
レールは前方を下に後方を上にするように傾斜して支持し、パウチ容器をレール後部より装填するとレール上を滑って前方に移動し、レールの前部に設けられた前後2つのゲートのうち、レールを閉じた前方のゲートにより停止する。
販売時にソレノイドに電流が流れると閉じていた前方のゲートは開放し、パウチ容器1個がレール出口より滑り落ち、送出されると同時に、後方のゲートは閉じて落下したパウチ容器以降のパウチ容器を停止させた状態とする。
ソレノイドへの電流が停止すると、ゲートは元に戻り前方のゲートは閉じて後方のゲートが開き、後方のゲートにより停止されていたパウチ容器が前に移動して前方ゲートにより停止する。
本発明は2つのゲートの開閉によりパウチ容器の自由落下を制御することによりパウチ容器を送出することから、機構的に簡素でありかつ送出エラーが極めて少ない安定的な機構である。
本発明は、飲料自動販売機で最も多いサーペンタイン装置の駆動装置として使用されるソレノイドを駆動装置として使用することにより、通常の飲料自動販売機に対し特別な電子機構やプログラミングを行うことなく、構造的にも簡素なことから低コストにて更に送出の安定性をもって自動販売機に搭載することができる。
本発明はまず自動販売機にてパウチ商品を販売できるという効果がある。その販売に際して、レールに吊下げられたパウチ商品が隙間無く並ぶことから1つのラック内の商品収納数が高く、先に装填したパウチ商品が先に販売されることから先入れ先出しのオペレーションが不要で、駆動装置としてソレノイドを使用することにより購入に要する待ち時間が少なく、オペレーション時に別の補助具を必要とせず、レール上のゲート開閉による自由落下の制御による送出方法により送出エラーが極めて少なく、これらの機構が簡素な構造であるために低コストにて自動販売機に搭載できるという効果がある。
本発明の現実的な運用としては、小型の中古自動販売機内のサーペンタイン装置を取り外し、本発明のパウチ容器送出装置と置換してパウチ飲料専用自動販売機にすることができる。また、中型および大型の自動販売機内のサーペンタイン装置の一部を取り外して本発明のパウチ容器送出装置を装備することにより、一台の自動販売機に缶体の飲料とパウチ飲料の双方を販売することが可能となる。即ち、自動販売機の新品・中古、自動販売機の大小を問わずパウチ飲料の販売を可能とし、設置ロケーションに応じて自動販売機内のサーペンタイン機構とパウチ容器送出機構の配分を変化させることが可能となる。
(パウチ容器)
本発明はパウチ容器を送出することを目的としており、その送出方法はパウチ容器特有の形状を利用することによる。図1に示すとおり、パウチ容器1には大きく2つ形状がある。図1(a)に示すとおり、パウチ容器は内容物が入る袋部2と内容物を注入したり飲用する注出部3から構成されており、注出部3は筒部4を中心軸にして袋部2に近い出っ張りであるフランジA6aとその上方にある出っ張りであるフランジB6bとキャップ5にて構成されている。これが第一の形状である。図1(b)に示すとおり、フランジB5bの上部に更に一つのフランジC5cを有するパウチ容器1があり、これが第二の形状である。いずれの形状においても、フランジA6aとフランジB6bの間であるフランジギャップ7を有しており、フランジギャップ7は一定の幅(5mm程度)を有し、フランジギャップ7にある筒部4は円柱形状ではなく角柱形状をしている。本発明は、この注出部3にあるフランジギャップ7と筒部4およびキャップ5の構造を主として活用することにより、送出を可能とするものである。
(レール構造)
図2で示すとおり、2本のアングル20の一辺を向かい合わせ、その辺と辺が図1(b)のL2より大きくL3より小さい距離となり辺と辺が並行でかつ同じ高さになるよう、溝型鋼23により固定されたものをレールとし、辺と辺の間の空間をレール口21とし、当該辺を形成する面をレール部22とする。尚、レール面の厚さは、フランジギャップ7の距離であるL1(図1(b)参照)より薄い。
(スライドレール)
図2で示すとおり、レールの前方上部には、レール前方に種々の部材を設置できるよう支持板24bをアングル20に固定して設けている。支持板24bの上にはスライドレール固定部25aがレール方向と垂直になるように載置されており、その上をスライドレール可動部25bが左右に可動することができる。
(駆動装置)
駆動装置としてソレノイド30を用いる。図2で示すとおり支持板24bへ固定された台板24上に、プランジャ31がスライドレール可動部25bと平行可動するようにソレノイド30が載置されている。台板24に設けられた孔28に一端を掛けたバネ33の別の一端がゲート板26に設けられた孔に掛けられており、プランジャ31の動きがバネ33の弾性力に影響を受ける配置となっている。
(ゲート板)
図2に示すように、ゲート板26はプランジャ31とスライドレール可動部25bを掛け渡してそれぞれ固定具81および固定具80により固定されており、図3で示すようにゲート板26は前後2つの下方に延びるゲートを有し、前方に位置するゲートを前方ゲート26a、後方に位置するゲートを後方ゲート26cとし、後方ゲート26cは後方ゲート軸26bから内側方向に伸びて設けられている。2つゲートの位置関係について図3の距離L4が、パウチ容器1のキャップ5の径と同程度の距離を有している。また、図3の距離L5は図4で示すように、前方ゲート26aが閉じている際に後方ゲート26cがパウチ容器1のレール上の進行を妨げない位置関係にある。
(支持)
図5に示すようにパウチ容器送出装置10は傾斜設置する。自動販売機の天井部にある金具に吊下げて固定された4本の支持板40の有する支持穴41にパウチ容器送出装置10の支軸36の溝部37ではさむことにより(支軸36の先端は着脱可能)、一定の角度をもって固定する(図2参照)。パウチ容器1の大きさによってパウチ容器送出装置10の高さが調節できるように、支持板40の有する支持穴41は一定間隔で複数設けられている。尚、パウチ容器送出装置10を自動販売機に取り付けるに際しては、固定用の穴を有する箱状の筐体を天井部より吊下げて、その筐体内に取り付ける方法などもある。
(装填)
図6に示す後方のレール口21からパウチ容器1を装填する。装填はパウチ容器1のフランジギャップ7をレール口21に通すことにより行い、フランジB6bの下面がレール部22上面を滑っていき、レール前部にある前方ゲート26bにパウチ容器1の注出部3が引掛り、停止する。複数の装填は、前のパウチ容器1に進行を阻まれ、パウチ容器1はレールにそって整列した状態で停止する。
(送出1)
図7(a)に示すように、装填されたパウチ容器1aは前方ゲート26aに進行を遮られることにより停止し、後続のパウチ容器もレールに沿って並んだ状態で停止している。
(送出2)
図7(b)に示すように、販売時、ソレノイド30に電流が流れるとプランジャ31がソレノイド30内部に引かれる。プランジャ31と連結されたスライドレール可動部25bにより可動状態にあるゲート板26はプランジャ31と連動して移動し、前方ゲート26aが開き、止めていた最前列のパウチ容器1aを開放して前方に落下させる。同時に、後方ゲート26cが閉じて二番手にあったパウチ容器1bを停止させ、後続のパウチ容器を停止させる。
(送出3)
図7(c)に示すように、ソレノイド30への電流が停止するとバネ33の弾性力によりプランジャ31が引き戻され、プランジャ31と連結しているゲート板26も同方向に移動して後方ゲート26cが開きパウチ容器1bが前方に移動すると同時に前方ゲート26aが閉じてパウチ容器1bおよびその後続のパウチ容器1cを停止させる。
(自販機内への搭載)
図8に示すようにパウチ容器送出装置10は自動販売機の背面に向かって下方に傾斜させて支持板40に設置する。パウチ容器1の装填は自動販売機の前面の扉を開けて、パウチ容器送出装置10の後方より行う。パウチ容器送出装置10の前端と自動販売機の背面板51とはパウチ容器1が落下するに十分な間がある。販売時に送出され落下するパウチ容器1が落下時に下部のパウチ容器送出装置10に当たらないよう、パウチ容器送出装置10の上下間に保護板42がパウチ容器送出装置10と概ね平行に傾斜するように支持板40に取り付けられている。
(自販機内の動線)
図8に示すように、販売時に送出され落下するパウチ容器1は背面板51とパウチ容器送出装置10の前端あるいは保護板42の前端の間を通って落下し、傾斜しているシューター52を滑り、受け口53へ到達する。購入者は取出し口54を経由してパウチ容器1を手にする。
(支持2)
販売時に送出され落下するパウチ容器1が落下時に下部のパウチ容器送出装置10に当たらない措置として、図9に示すように上に設置するパウチ容器送出装置10の前端位置が下に設置するパウチ容器送出装置10の前端位置よりもパウチ容器1の厚み以上前に出る位置に設置する方法もある。
(売切れ検知)
パウチ容器送出装置10による売切れの検知は、図7、図2で示すとおりマイクロスイッチ34で行う。マイクロスイッチ34の位置はパウチ容器1がレール上に存在するとマイクロスイッチ34の感知レバー34aをパウチ容器1の注出部3が押すように配置されている。マイクロスイッチ34の位置により、レール上に何個残った状態で売切れになるかを調節することができる。マイクロスイッチ34の電極はコネクタ35に配線されている。サーペンタインランクでは通常、レール上に飲料容器が1個残った状態で売り切れになる位置にマイクロスイッチの感受位置を設定しているが、これは売切れ後の装填直後において、適温に冷蔵または加温された飲料を販売するためであり、パウチ容器送出装置10のマイクロスイッチ34位置についても同様にパウチ容器1が1個残った状態で売り切れになる位置に設定することが有効であるがその限りではない。
(後方ゲートの形状)
後方ゲート26cの形状は、板状であっても機能するが、パウチ容器送出装置10に装填されたパウチ容器1の数が多くなると、前方にあるパウチ容器1の袋部2が後方のパウチ容器1の袋部2に押されて注出部3の角度が変わり、レールを構成している板をフランジA6aの前上辺とフランジBの後下辺で挟むようになりレール上の滑りが悪くなる場合がある。そこで、後方ゲート26cは前方に膨らみをもつ形状とすることで、後方ゲート26cが閉じた際に、前側にあるパウチ容器1の注出部3を前に押し出すことができ、送出をより確実にする。
(配線)
最も一般的な飲料自販機は、サーペンタイン装置による送出機構であり下部に駆動装置としてソレノイドを有しており、缶体が1本残った状態で売切れになるようにマイクロスイッチが検知できる位置に配置されている。販売時に購入ボタンを押すと短い時間ソレノイドに電流を流し、プランジャの移動に際して1本だけを送出する仕組みとなっており、サーペンタイン装置(コラム)のソレノイド電極とマイクロスイッチ電極が自動販売機の電子制御装置に配線されている。パウチ容器送出装置10も同様に、販売時に購入ボタンを押すと短い時間ソレノイドに電流を流し、プランジャの移動に際して1個だけ送出する仕組みであり、サーペンタイン装置と同様にソレノイド電極32とマイクロスイッチ34の電極が電子制御装置に配線されている。この配線の同一は本発明であるパウチ容器送出装置10が最も一般的な飲料自動販売機のサーペンタイン装置と容易に置換できることを意味している。従って、パウチ容器送出装置10はパウチ飲料用自動販売機の低コスト化を約束する。
(自販機内への搭載2)
先に述べたとおり、パウチ飲料の需要は拡大傾向にあるとはいえ、中型・大型の自動販売機内すべてがパウチ飲料を販売するほどの販売比率を有していない。従って、図10に示すとおり一台の自動販売機内部を通常のサーペンタイン装置による缶体の送出と本発明であるパウチ容器送出装置10によるパウチ容器の送出に分割して使用する方法が実運用面として有効である。
(基本原理の整理)
パウチ容器送出装置10の基本的原理を整理すると、間隔を有する2枚の薄い板のレールを傾斜させて支持し、パウチ容器のフランジギャップをレール口にとおして、レール上にパウチ容器を滑らせて前方に移動させ、レール前部にある駆動装置と連動した前方ゲートによりパウチ容器は停止し、以降の装填されたパウチ容器はその後ろに滞留する。販売時に駆動装置が動くことにより前方ゲートが開きパウチ容器1個を送出するとともに、同じく駆動装置と連動した後方ゲートが閉じて落下したパウチより後ろにあったパウチ容器を停止させ、駆動装置への電流が停止すると前方ゲートと後方ゲートが元に位置に戻り最前列にあったパウチ容器が閉じた前方ゲートにより停止し、以降のパウチ容器がレール上に滞留する仕組みである。
(ワイヤー式)
これらの基本原理を実現すれば、パウチ容器送出装置10は多少の形状が変化をしてもパウチ容器1を送出できる。図11に示すとおり、パウチ容器送出装置10bは駆動装置であるソレノイド30を本体の側面に配置し、ゲート板26zを定滑車60とワイヤー61によりプランジャ31と連動させて前方ゲート26aと後方ゲート26cを制御し、プランジャ31位置の復元を定滑車60を介してワイヤー61で繋がったバネ33で行い、上記基本原理の送出動作を行うものである。即ち、駆動装置の位置を変えても連動のための補助機構を用いることにより前方ゲート26aと後方ゲート26cを一定の法則のもとに可動させ、パウチ容器1を送出できる。
(棒鋼によるレール)
また、レールを板で構成するのではなく図14に示すように棒鋼20bでレールを構成したパウチ容器送出装置10cにて上記基本原理の動作を実現してパウチ容器1を送出することができる。パウチ容器送出装置10cはパウチ容器送出装置10と、本体支持ならびに駆動動作の変わりはない。異なるのは、アングル20の代わりに基台20aと棒鋼20bを使用し、2本の棒鋼20bの直線部についてパウチ容器送出装置10にてレールを構成する2枚の板と距離および厚みが同じ条件内で基台20aと溝型鋼23および固定具82にて固定されている点である。もう一点異なるのは、基台20aに台板24aを取り付けてマイクロスイッチ34を固定している点である。
(モーター駆動)
自動販売機の構成上、既存の仕組みに大きな改変がないため、駆動装置としてソレノイド30を使用することが望ましいが、前方ゲート26aと後方ゲート26cを上記基本原理のもとに可動させるに際してモーターを駆動装置とすることも可能である。
(揺動機構)
最前列のパウチ容器1を送出した際、後続のパウチ容器1の注出部3がレールを滑らず、レール上にパウチ容器1が滞留して送出機構のある前方ゲート26aに達しない場合がある。図15および図16に示す揺動機構を用いることによりパウチ容器がレール上を円滑に移動することができる。図15に示すように、パウチ容器送出装置10dのプランジャ31に固定具81を介してワイヤー90が取り付けられており、ワイヤー90は台板24に付設したガイド92を通り、更に支持板40に取付けるガイド93を通り、ワイヤー止め91に固定されている。図16に示すように、支持板40の支持穴41に支軸36を軸着し、パウチ容器送出装置10dは支軸26を中心に回動可能な状態であり、プランジャ31からガイド92を通って後方に伸びるワイヤー90は、パウチ容器送出装置10dの上方に位置する支持穴41上に固定されたガイド93を通って、ワイヤー止め91に固定され、パウチ容器送出装置10d後方がワイヤー90により吊り下げられた状態となっている(図15参照)。販売時にプランジャ31がソレノイド30本体内に、即ち横方向に引かれると、プランジャ31に連動したワイヤー90はガイド92とガイド93により引く方向が変えられてパウチ容器送出装置10dの後方を持ち上げる。販売後の通電が終わりプランジャ31が元の位置に戻ると、ワイヤー90は後方に送り込まれてパウチ容器送出装置10dは元の位置に戻る。結果、販売時にパウチ容器送出装置10dの傾斜角度が変化することにより、パウチ容器1はレール上を円滑に滑って送出される位置へと移動することができる。尚、この揺動の原理はプランジャ31の動きをパウチ容器送出装置の上下運動に展開するものであり、その動力伝達はワイヤーとガイドの組合せに限らず、クランクを用いることによっても実現できる。
(直付け保護板)
パウチ容器送出装置10を上下に並べて自販機に搭載する場合、図17に示すように送出動作を行う機構部分を覆う直付け保護板43を台板24に固定して動作部分を保護することにより、図8に示す保護板42を使用しなくても、パウチ容器1はパウチ容器送出装置10から送出された後、直下の直付け保護板43を滑落し、円滑に受け口53まで移動する。
(他の物品の送出1)
本発明であるパウチ容器送出装置1を用いて、パウチ容器1以外の別の物品を送出することができる。図12(a)に示すとおり、穴あき物品用レール吊下げ補助具70は注出部3と同様の形状を有するレールスライド部71の下方に穴を有する物品を引っ掛けることのできる物品吊下げ部72を設けている。図12(b)に示すとおり穴あき物品用レール吊下げ補助具70を使用することで、レールスライド部71を介して穴あき物品74をパウチ容器送出装置1にて送出することができる。
(他の物品の送出2)
図13(b)に示す物品78は小さな穴を本体にもたない物品である(たとえばカップ麺)。この場合、図13(a)に示すように袋型レール吊下げ補助具75を使用することにより、パウチ容器送出装置1にて送出することが可能となる。袋型レール吊下げ補助具75は注出部3と同様の形状を有するレールスライド部71の下方に例えばポリプロピレンなどの薄い膜素材でできた収納部77と収納した物品78が袋からでないようにする粘着剤の着いたスカート部76を有している。図13(b)に示すように物品78を収納部77に入れ、スカート部76bを収納部77に接着、梱包することにより、レールスライド部71を介して物品78をパウチ容器送出装置1にて送出することができる。
(他の物品の送出3)
尚、袋型レール吊下げ補助具75のレールスライド部71および穴あき物品用レール吊下げ補助具70のレールスライド部71は、パウチ容器の注出部3と全く同じ形状である必要はなく、レール部22に吊下げられてスライドし、マイクロスイッチ34の感知レバー34aに接触しうる幅を有する基台を持ち、貴台上部にはゲート板26の制御即ち停止および送出しを受けるべく突出部を持てば良い。
(自動販売補助筐体)
図21に示すとおり、自動販売機50では販売できないサイズの物品や、冷却加温の不向きな物品を販売する際に、自動販売機50内部のサーペンタインのベンドメカにつながれるべきコネクタと中継した延長コード56を自動販売補助筐体50aの内部に搭載されたパウチ容器送出装置1の有する電極類と接続する。自動販売機50に自動販売補助筐体50aで販売する物品をディスプレイし、自動販売機50の当該ボタンを押すことにより、自動販売機50に隣接する自動販売補助筐体50aにてパウチ容器送出装置1に装填された物品を販売する。また、自動販売機50と自動販売補助筐体50aに上記の電気的連絡を行い、自動販売機50内部の電子制御装置による当選機能により、自動販売機50で購入した際の当選物品を自動販売補助筐体50aから提供することもできる。
(小型自動販売機への搭載について)
10セレクションの小型の中古自動販売機のサーペンタイン装置をすべてはずし、自動販売機の天井部に支持板40を取り付け、パウチ容器送出装置10を傾斜角20度にして5段の2列、計10台搭載した。パウチ容器送出装置10の上下間には保護板42を支持板40にとりつけた。パウチ容器送出装置10への配線は、既存の電子制御装置からの配線を延長するのみの延長コードの先端にあるコネクタにより、ソレノイド電極32とマイクロスイッチ34のコネクタ35に接続した。自動販売機内のシューター52の角度を既存よりも5度上げてパウチ容器1の受け口53までの動きを確実にした。パウチ容器送出装置10の全長は450mmのものを使用したところ、1台のパウチ容器送出装置10に16個のパウチ容器1が装填できた。販売動作に関しては、通常の販売が安定的に行われた。
(中型自動販売機への搭載について)
既に市場で販売を行っている20セレクションの自動販売機のサーペンタイン装置1列5コラムを取り外した。その天井部に支持板40を取り付け、直付け保護板43を有するパウチ容器送出装置10dを傾斜角20度にして5段の1列、計5台搭載した。パウチ容器送出装置10dへの配線は、既存の電子制御装置からの配線を延長するのみの延長コードの先端にあるコネクタにより、ソレノイド電極32とマイクロスイッチ34のコネクタ35に接続した。パウチ容器送出装置10の下部にシューター52の角度を既存よりも5度上げた別のシューターを取り付けてパウチ容器1の受け口53までの動きを確実にした。パウチ容器送出装置10dの全長は400mmのものを使用したところ、1台のパウチ容器送出装置10に12個のパウチ容器1が装填できた。該自動販売機は缶体を15セレクションとパウチ容器1を5セレクション販売できる自動販売機となり、販売動作に関しては通常の販売が安定的に行われた。
(支持方法について)
前述[0028]でいう箱状の筐体とは例えば図18および図19に示すハウジング44の如きであり、直付け保護板43を取付けたパウチ容器送出装置10を固定すべく4本の支持板40と上部フレーム材44b、中央フレーム材44c、連結金具44dにて固定された骨格を持ち、更に前方をハウジングカバー44aで覆い、ハウジングカバー44aの下部は自動販売機のシューター52よりも大きな角度の傾斜部を有している。この傾斜角はパウチ容器送出装置10からパウチ商品が送出されるに際して滑落の勢いを衰えさせず、円滑に取出し口54まで到達することを助ける。自販機の天井部に設けられた上部金具固定用の穴に上部固定金具45aをネジ46にて固定し、上部金具45aの羽部45bにハウジング44の上部フレーム材44bを吊下げ、支持板40の一部と自販機内部壁面やサーペンタインを固定していた前面固定板とを連結固定した。
また、中古自動販売機の中には天井部にサーペンタインラックを吊下げるレール溝が設けられているものがあり、図20に示すとおり、ハウジング44の上部フレーム材44bにレール溝への遊挿部45dを有する上部固定金具45cを取り付け、当該レール溝に遊挿部45dを挿入してハウジング44を吊下げ、支持板40の一部と自販機内部壁面やサーペンタインを固定していた前面固定板等とを連結固定した。
更に、パウチ容器送出装置10の支持部位として、パウチ容器送出装置10の着脱を容易にすべく支持板40に有する支持穴41を支持溝41aにした。
本発明は、販売量が拡大傾向にあるパウチ飲料の販売を自動販売機にて行うことができるため、パウチ飲料の市場拡大ならびに自動販売機の付加価値を生むことができる。
本発明は、さまざまな自動販売機への取り付けが容易であることから、中古自動販売機の筐体および電気制御機構を使用することによる自動販売機の再生といったリサイクルの推進と企業の費用負担軽減の両立に供することができる。
本発明は、パウチ容器1の注出部3と同様の形状を有する補助具を使用することにより、パウチ容器1以外の物品を送出することができるため、自動販売機での新たな物品販売が可能である。
パウチ容器の正面図 パウチ容器送出装置の正面斜視図 ゲート板の斜視図 パウチ容器送出装置の正面図 パウチ容器送出装置の支持状態を表す左側面図 パウチ容器送出装置の平面図 パウチ容器の送出状態を表すパウチ容器送出装置の正面斜視図 パウチ容器送出装置を自動販売機に搭載した状態を表す透視左側面図 パウチ容器送出装置の別の支持状態を表す左側面図 パウチ容器送出装置とサーペンタイン装置の併用状態を表す正面斜視図 ワイヤー式のパウチ容器送出装置の正面斜視図 穴あき物品用レール吊下げ補助具の正面斜視図 袋型レール吊下げ補助具の正面斜視図 レールが棒鋼でできているパウチ容器送出装置の正面斜視図 揺動機能を有するパウチ容器送出装置の正面斜視図 揺動機能を有するパウチ容器送出装置の取付け状態を表す左側面図 保護板を装着したパウチ容器送出装置の正面斜視図 ハウジングにパウチ容器送出装置を搭載した状態を表す右側面図 ハウジングの自動販売機への搭載方法を表す斜視図1 ハウジングの自動販売機への搭載方法を表す斜視図2 自販機販売補助筐体と自動販売機の連携状態を表す正面図
符号の説明
1 パウチ容器
1a パウチ容器
1b パウチ容器
1c パウチ容器
2 袋部
3 注出部
4 筒部
5 キャップ
6a フランジA
6b フランジB
6c フランジC
7 フランジギャップ
10 パウチ容器送出装置
10b パウチ容器送出装置
10c パウチ容器送出装置
10d パウチ容器送出装置
20 アングル
20a 基台
20b 棒鋼
21 レール口
22 レール部
23 溝型鋼
24 台板
24a 台板
24b 支持板
25a スライドレール固定部
25b スライドレール可動部
26 ゲート板
26a 前方ゲート
26b 後方ゲート軸
26c 後方ゲート
26z ゲート板
27 孔
28 孔
30 ソレノイド
31 プランジャ
32 ソレノイド電極
33 バネ
34 マイクロスイッチ
34a 感知レバー
35 コネクタ
36 支軸
37 溝部
40 支持板
41 支持穴
41a 支持溝
42 保護板
43 直付け保護板
44 ハウジング
44a ハウジングカバー
44b 上部フレーム材
44c 中央フレーム材
44d 連結金具
45a 上部固定金具
45b 羽部
45c 上部固定金具
45d 遊挿部
46 ネジ
50 自動販売機
50a 自動販売補助筐体
51 背面板
52 シューター
53 受け口
54 取出口
55 サーペンタインコラム
56 延長コード
60 定滑車
61 ワイヤー
70 穴あき物品用レール吊下げ補助具
71 レールスライド部
72 物品吊下げ部
74 穴あき物品
75 袋型レール吊下げ補助具
76 スカート部
77 収納部
78 物品
80 固定具
81 固定具
82 固定具
90 ワイヤー
91 ワイヤー止め
92 ガイド
93 ガイド

Claims (5)

  1. 2枚の板の長辺がパウチ容器の注出部の筒部の正面幅より大きくフランジの正面幅より小さい間隔を有して平行に並び、2枚の板は最下端のフランジとその上にあるフランジの間隔よりも薄く、かつ同じ高さに並べて固定された状態のものをレールとし、該レール前部には駆動装置としてのソレノイドを載置し、プランジャと連動した2つのゲートがレール方向に対して前後にあり、前方ゲートはレールを閉じ、後方ゲートは前方に向かって膨らみをもつ後方ゲートレールを開いた状態を定常状態として、
    プランジャの動きにより前方ゲートと後方ゲートの開閉が反対に作用し、2つのゲートにおけるレール方向の幅は概ねパウチ容器のキャップの径であり、レールは前方を下に傾斜して支持されており、
    パウチ容器のフランジギャップを後方のレール口に入れてパウチ容器を装填すると、フランジの一部がレール上面に接して該レールに吊下げられた状態で前方に移動し、閉じた前方ゲートによりレール上に停止し、レールの長さに応じて複数のパウチ容器を装填することができ、パウチ容器の注出部とマイクロスイッチの感知レバーの接触によりパウチ容器の売切れ状態を感知できるようレールの前部にマイクロスイッチが位置し、
    販売時に該ソレノイドに電流が流されプランジャが移動することにより、プランジャと連動した前方ゲートが開いて最前列にあったパウチ容器をレールから落下できる状態とし、同じくプランジャと連動した方ゲートが閉じて先頭直後のパウチ容器およびそれ以降に装填されているパウチ容器を停止させるとともに先頭のパウチ容器の注出部に該膨らみの部分が接触して前方に押出すことで確実に該レールからパウチ容器を送出し、該ソレノイドへの電流が停止するとプランジャがバネの弾性力で元の位置に戻り、プランジャに連動した2つのゲートは定常状態の位置に戻り、方ゲートが閉じ、方ゲートが開かれ、落下したパウチ容器の直後にあったパウチ容器が最前列のパウチ容器として前方ゲートに止められた状態になる動作が一販売動作となることを特徴とするパウチ容器送出装置。
  2. パウチ容器送出装置は前方の支持板に支えられて支軸を中心に回動可能な状態であり、プランジャに一端を取付けられたワイヤーが台板に付設したガイドを通り、更に後方の支持板に取付けたガイドを通り、パウチ容器送出装置後方に位置するワイヤー止めにワイヤーの他端が固定されてパウチ容器送出装置の後方がワイヤーにより吊り下げられた状態とし、ソレノイドへの通電時にプランジャがソレノイド本体内に引かれると、プランジャに連動したワイヤーが該パウチ容器送出装置の後方を持ち上げ、ソレノイドへの通電が終わるとプランジャが元の位置に戻り、ワイヤーが後方に送り込まれてパウチ容器送出装置が元の位置に戻り、結果パウチ容器送出装置が支軸を中心に上下に揺動することを特徴とする請求項1に記載のパウチ容器送出装置。
  3. パウチ容器送出装置の前方に位置するソレノイドおよびスライドレールおよびゲート板の上部に、台板を介して取付けられた直付け保護板を有しており、パウチ容器送出装置が上下に搭載された際に、上部に位置するパウチ容器送出装置により送出された物品の落下から直下に位置する該パウチ容器送出装置を保護するとともに、物品をパウチ容器送出装置前方へ滑落させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパウチ容器送出装置。
  4. パウチ容器以外の物品を請求項1乃至請求項のうちいずれか1つに記載のパウチ容器送出装置より送出するために、パウチ容器の注出部と同様の形状であるレールスライド部と、レールスライド部の下方に物品を入れる合成樹脂素材でできた収納部と入れた物品が袋から出ないように入り口を閉めることのできる粘着剤の着いたスカート部を有することを特長とする、袋型レール吊下げ補助具
  5. 中古の自動販売機のサーペンタイン装置の一部あるいは全部を取り外し、該自販機筐体内部に請求項1乃至請求項のうちいずれか1つに記載のパウチ容器送出装置を取り付け、中古自動販売機の配線を延長して請求項1乃至請求項のうちいずれか1つに記載のパウチ容器送出装置の電気系統の配線と接続し、中古の自動販売機をリニューアルする方法。

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