JP5134419B2 - 車両用安全性判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に加わる荷重に応じて変化する前記車両の重心位置に基づいて、前記車両が傾斜したときの安全性を判定する車両用安全性判定装置に関するものである。
従来、主としてトラック等の大型車両には、車両の各車輪の近傍に配置した、例えば、歪み式ゲージセンサ等の重量測定用のセンサの出力を基に、その車両における積載重量を算出するに当たり、車両の傾きによる各センシング素子の出力の変化を補正し算出積載重量の正確化を計るために、車両の傾きの度合いを示す車両偏度や、この偏度により各センシング素子の出力を補正した積載重量を算出し、その結果を表示する車両用積載状態表示装置が搭載されている。
この車両用積載状態表示装置では、各車輪のセンシング素子の出力から車両の積載重量を算出するに当たり、各車両の両端の車輪に対応するセンシング素子どうしの出力から各車軸毎の左右方向(車幅方向)の偏度値を算出し、これら各車軸毎の左右偏度値を、その車軸の前中後の配置に従い、それぞれの分散荷重の配分に応じた計数により重み付けして、この重み付けした各車両毎の左右偏度値を合計して車両全体の左右偏度値を算出している。
また、この積算重量算出装置では、車両の前方の各センシング素子の出力合計と車両の後方の各センシング素子の出力和との差分に対する、全センシング素子の出力合計の比を求めてこれを車両の前後方向の偏度値とし、車両全体の左右偏度値とともにこの車両の前後方向の偏度値によって各センシング素子の出力の合計を補正して積算重量を算出するとともに、これらの求めた左右偏度値及び前後偏度値を基に、荷重が前後左右のどの方向に偏っているかを表示ランプにより表示するようにしている。
ところが、このような車両の荷重が前後左右のどの方向に偏っているかの表示は、荷崩れが起きないように荷物を積み込むようにするための目安とすることができる点で、非常に重要であるが、車両の荷重が実際に前後左右のどの方向かに偏ってしまった場合に、それを矯正し解消するために荷物を積み直しするとなると、どの方向にどの程度の荷重を移せば荷重の偏りが解消するか事前に解らない限り、例えば、上述した表示ランプが全部消えるような積み方となるまで試行錯誤を繰り返すしかなく、非常に効率が悪いという不具合を有していた。
そこで、本出願人は、特許文献1に示す車両用積載状態表示装置を提案し、表示部に表示された荷台の模式図内に、荷物の重心位置を視覚的且つ的確に表示することで、運転者等にその重心位置から荷物の積み直しの必要性を容易に判断させて、走行開始前に荷物の積載状態の修正を可能としてきた。
特許第3775713号公報
しかしながら、上述した車両用積載状態表示装置等では、重心位置は水平平面に対する移動のみを考慮したものであり、積載物の増加に伴って重心位置が高くなった場合と空荷等の重心位置が低い場合とでは横転する傾斜角も異なるため、従来の方法では積荷時には安全と判定されても、車両が傾斜したときに横転する可能性があった。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、走行開始前に車両が傾斜したときの横転の可能性を正確に把握することができる車両用安全性判定装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の車両用安全性判定装置は、図1の基本構成図に示すように、荷重が加わった車両が傾斜したときの安全性を前記車両の走行開始前に判定する車両用安全性判定装置10であって、前記車両の傾斜角に対して予め定められ且つ前記安全性を判定するための安全判定情報を記憶する安全判定情報記憶手段14と、前記荷重に応じて変化する荷重情報を検出する荷重検出手段15と、前記車両の傾斜情報を検出する傾斜検出手段16と、前記荷重検出手段15の荷重情報と前記傾斜検出手段16の傾斜情報とに基づいて、前記車両の高さ方向に延びる前記車両の車軸の車幅方向の断面における重心位置を算出する重心位置算出手段11aと、前記重心位置算出手段11aが算出した重心位置と任意の前記傾斜角に対応した前記安全判定情報記憶手段14の安全判定情報とに基づいて、前記車両が傾斜したときの安全性を判定する安全性判定手段11bと、前記安全性判定手段11bが判定した判定結果を走行開始前に通知する通知手段11cと、を有することを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の車両用安全性判定装置によれば、荷重検出手段15によって車両に加わる荷重情報が検出されると共に、傾斜検出手段16によって車両の傾斜情報が検出されると、その荷重情報と傾斜情報とに基づいて車両の車軸の高さ方向の断面における重心位置が重心位置算出手段11aによって算出される。そして、安全性判定手段11bによって重心位置と任意の傾斜角、例えば予め設定された傾斜角、所望の傾斜角範囲における複数の傾斜角等に対応した安全判定情報記憶手段14の安全判定情報とに基づいて車両が傾斜したときの安全性が判定され、その判定結果が通知手段11によって走行開始前に通知される。
請求項2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1に記載の車両用安全性判定装置において、前記安全性判定手段11bが、所望の傾斜範囲内の複数の傾斜角の各々に対応し且つ前記重心位置に対して予め定められたパラメータを算出し、該パラメータと前記傾斜角に対応した前記安全判定情報とに基づいて、前記車両が所望の傾斜範囲内で傾斜したときの安全性を判定する手段であることを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の車両用安全性判定装置によれば、安全性判定手段11bによって所望の傾斜範囲内の複数の傾斜角の各々に対応し且つ重心位置に対して予め定められたパラメータが算出されると、該パラメータとその傾斜角に対応した安全判定情報とに基づいて車両が所望の傾斜範囲内で傾斜したときの安全性が判定される。
請求項3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項2に記載の車両用安全性判定装置において、前記安全性判定手段11bが、前記重心位置に対して任意に定められる遠心加速度を加味して前記パラメータを算出する手段であることを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の車両用安全性判定装置によれば、安全性判定手段11bによって重心位置に対して任意に定められる遠心加速度を加味してパラメータが算出され、該パラメータとその傾斜角に対応した安全判定情報とに基づいて車両が所望の傾斜範囲内で傾斜したときの安全性が判定される。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の車両用安全性判定装置によれば、車両に加わる荷重情報と傾斜情報とに基づいて車両の高さ方向の断面における重心位置を算出し、その重心位置と予め定められた傾斜角に対応した安全判定情報とに基づいて車両が傾斜したときの安全性を判定できるようにしたことから、車両への積荷後の走行開始前に車両が傾斜したときの安全性を運転者等が確認できるため、車両の横転防止及び安全走行に貢献することができる。また、車両の前輪と後輪とで傾斜角が異なるが、車両の断面における重心位置に着目しているので、その断面を任意の車軸上に設定することで、より一層正確に安全性を判定することができる。従って、運転者等が走行開始前に車両が傾斜したときの横転の可能性を正確に把握することができるため、荷物の積み直しの必要性を正確に判断させて、走行開始前に荷物の積載状態をより的確に修正させることができる。
請求項2に記載した本発明の車両用安全性判定装置によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、所望の傾斜範囲内の複数の傾斜角の各々に対応し且つ重心位置に対して予め定められたパラメータを算出し、該パラメータとその傾斜角に対応した安全判定情報とに基づいて所望の傾斜範囲内で車両が傾斜したときの安全性を判定するようにしたことから、車両を実際に傾斜させることなく、車両が傾斜したときの安全性を判定することができる。従って、車両を実際に傾斜させることなく、走行開始前に安全性を判定することができるため、利便性の向上を図ることができる。
請求項3に記載した本発明の車両用安全性判定装置によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、重心位置に対して任意に定められる遠心加速度を加味してパラメータを算出し、該パラメータと傾斜角に対応した安全判定情報とに基づいて安全性を判定するようにしたことから、走行開始前に車両の右折や左折時のモーメントを考慮して安全性をより一層正確に判定することができ、運転者に走行時の安全性も認識させることができるため、荷物の積載状態をより的確に運転者に修正させることができる。従って、走行開始前により一層の安全性の向上を図ることができる。
以下、本発明に車両用安全性判定装置の一実施形態を、図2乃至図9の図面を参照して以下に説明する。
図2において、車両用安全性判定装置(安全性判定装置ともいう)10は、貨物等の運送車両1に搭載されている。運送車両1は、荷物、運搬物等を積載する荷台2を有している。そして、荷台2に積載される積載量に応じた荷重が運送車両1の車軸3等に加わることになる。
安全性判定装置10は、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)11、CPU11のためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM12、各種のデータを格納するとともにCPU11の処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM14等を有して構成している。
さらに、CPU11はメモリ部14と、荷重検出部15と、傾斜検出部16と、表示部17と、操作部18と、を有し、それらは図示しないインタフェースを介してCPU11と電気的に接続されている。
メモリ部14は、EEPROM(electrically erasable programmable ROM)等が用いられ、運送車両1の種類に対応した安全判定情報D1等の各種情報を記憶する。即ち、本実施形態では、メモリ部14が図1に示す請求項中の安全判定情報記憶手段として機能している。また、安全判定情報D1を複数種類の運送車両1で共通して用いる場合は、ROM12等に記憶させても良いが、書き換え可能なメモリ部14に記憶することで、安全判定情報D1を複数の利用者に対して個別に対応させることができる。
荷重検出部15は、図1に示す荷重検出手段に相当し、運送車両1の前方側車軸3の車輪寄りに設けられた一対の荷重センサ15aと、運送車両1の後方側車軸3の車輪寄りに設けられた一対の荷重センサ15aと、を有している。荷重センサ15a,bは、車両10に加わる荷重に応じて変化する歪み量を荷重データとして発生する歪み式ゲージセンサ等であり、発生した荷重データをCPU11に出力する。
傾斜検出部16は、図1に示す傾斜検出手段に相当し、運送車両1の前方側車軸3に設けられた傾斜センサ16aと、運送車両1の後方側車軸3に設けられた傾斜センサ16bと、を有している。傾斜センサ16a,bは、各種傾斜センサが用いられ、傾斜による角変位を検出して傾斜角信号をCPU11に出力する。
表示部17は、LCD、複数のLED、警告灯等の各種表示装置が用いられ、CPU11の制御によって判定結果、警報等の各種情報を利用者に表示する。操作部18は、表示切替や利用者に各種データを入力させるための複数の各種キースイッチを有し、その操作に応じた操作信号をCPU11に出力する。
次に、上述したメモリ部14に記憶する安全判定情報D1の一例を、運送車両1の後方側の断面を示す図4の図面を参照して以下に説明する。
なお、図4において、x軸が運送車両1の車幅方向、z軸がその高さ方向をそれぞれ示している。そして、x軸を運送車両1の前方側及び後方側の各々の車軸3と設定したときに、x軸とz軸とを通るように運送車両1の断面Pを設定している。これは、運送車両1の前方側及び後方側の車軸3の各々は傾斜角が異なるためであり、判定精度の向上を考慮すると、前方側及び後方側の各々の車軸3に着目して安全性を判定することが好ましいが、本発明はこれに限定するものではなく、前方側及び後方側のなくとも一方のみに着目しても安全性を判定するなど種々異なる実施形態とすることができる。なお、運送車両1の前後方向がy軸となっている。
運送車両1は、半径rの一対のタイヤ4間はタイヤ距離bとなっている。そして、車両重量m(荷物等を含む)は運送車両1の重量を示している。重心位置Cは、運送車両1に加わる荷重に応じて変化する前記車両の重心の上述した断面Pにおける位置を示し、重心座標(x1,z1)で示すことができる。そして、重心位置Cは、荷物等を積載していない空荷状態が初期位置となり、荷物等が積載されて重量が増加することで、重心は高さ方向の上方に向かって重量の増加量に応じて分だけ移動することになる。重心高さhは、地面100から重心位置Cまでの高さを示している。
重力加速度gは、運送車両1に働く重力をその運送車両1の質量で割った値を示している。遠心加速度aは、運送車両1が左折や右折に応じて生じるみかけ上の力を示している。傾斜角θは、運送車両1を所望の方向(図4では左方向)に傾斜されたときの角度を示し、本実施形態では左側のタイヤ4の中心線が地面100と交わった支点Aの傾斜角を示している。そして、運送車両1の右側のタイヤの中心線と地面100と交わった点を支点Bとしている。
車幅bの運送車両1が図2(b)に示すように水平面上にある場合、左側のタイヤ4に重力W1、右側のタイヤ4に重力W2がそれぞれ加わり、且つ、運送車両1が図4に示すように傾斜角θの傾斜面上にある場合、左側のタイヤ4に重量W1’、右側のタイヤ4に重量W2’がそれぞれ加わっていることを荷重検出部15で検出すると、前方側及び後方側の各重心位置Cの重心座標(x1,z1)は以下の式1,2で算出することができる。
x1=(W2/(W1+W2))*b ・・・(式1)
z1=(x1−(W2’/(W1+W2)*b))/tanθ ・・・(式2)
横転限界線Lが、運送車両1の横転する基準線となっており、重心座標(x1,z1)が横転限界線Lを左側へ超えると横転することになる。即ち、横転限界線Lの右側が安全走行可能な領域となる。これは、支点Bに対しても同様に設定されるものである。
このような場合に、支点Aを中心に運送車両1を左側に傾斜角θだけ傾けると、重心位置Cから地面100に対する垂線によってタイヤ距離bは第1距離b1と第2距離b2(b−b1)とに分割される。そして、モーメントのつり合いより、((mg*sinθ)+(−ma*cosθ))*h>((mg*cosθ)+(ma*sinθ))*b1となると自重により左に横転することになる。即ち、左辺が車軸3に平行な力によるモーメントを示し、右辺が車軸3に垂直な力によるモーメントを示している。
その式をh/b1>(g*cosθ+a*sinθ)/(g*sinθ−a*cosθ)と変形し、安全係数をαnとすると、以下の算出式1を求めることができる。ただし、nは任意の整数であり、本実施形態では、n=0〜2とし、α0、α1、α2(α0<α1<α2)とした場合について説明する。より具体的には、図5,6等に示すように、α0が安全領域、α1が注意領域、α2が危険領域を画定するための安全係数となっている。
Figure 0005134419
ただし、算出式1において、遠心加速度a=0G、安全係数αn=0の場合、傾斜地での横転条件は以下の式となる。
(h/b1)=1/tanθ ・・・(算出式1’)
よって、遠心加速度a=0G、安全係数α0=1,α1=2,α2=5とした場合、上述した算出式1からh/b1と傾斜角θ[deg]との関係は、安全係数α0〜α2の各々に対して図5に示すグラフL10〜L12で表すことができる。そして、図5において、グラフL10によって安全領域E10、グラフL10とグラフL11によって注意領域E11、グラフL11とグラフL12によって危険領域E12をそれぞれ画定している。このように領域の区分数、領域範囲等は、安全係数αnの数や設定値によって利用者、製造元等が任意に定めることを可能としている。
また、図4に示す重心位置Cにおいて、遠心加速度による運送車両1の右側への横転を考えると、支点Bに対するモーメントのつり合いにより、((−mg*sinθ)+(ma*cosθ))*h>((mg*cosθ)+(ma*sinθ))*b2となると遠心加速度により右に横転することになる。そして、その式を算出式1と同様に変形し、安全係数をαnとすると、以下の算出式2を求めることができる。ただし、b2=b−b1、nは任意の整数とする。
Figure 0005134419
よって、遠心加速度a=0.5G、安全係数α0=1,α1=2,α2=5とした場合、上述した算出式2からh/(b−b1)、即ちh/b2と傾斜角θ[deg]との関係は、安全係数α0〜α2の各々に対して図6に示すグラフL20〜L22で表すことができる。そして、図6において、グラフL20によって安全領域E20、グラフL20とグラフL21によって注意領域E21、グラフL21とグラフL22によって危険領域E22をそれぞれ画定している。また、本実施形態では、遠心加速度a=0.5Gの場合についてのみ説明するが、複数種類の遠心加速度aの各々に対応して複数の算出式2を求めることもできる。
本実施形態では、上述した算出式1,2を安全判定情報D1としてメモリ部14に記憶しておく場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、複数の傾斜角に対応するように上述した算出式1,2で算出した値とその傾斜角を関連付けたテーブルとして安全判定情報D1を作成する、複数の傾斜角の各々に対応した判定用閾値を有する安全判定情報D1を作成するなど種々異なる実施形態とすることができる。
次に、上述した算出式1,2を設定する場合にCPU11が実行する設定処理の一例を、図7のフローチャートを参照して以下に説明する。
CPU11によって設定処理プログラムが実行されると、ステップS11において、表示部17に許容最大等の判定すべき遠心加速度aの入力を運転者等に促す遠心加速度入力画面を表示させ、その遠心加速度入力画面に対応して操作部18から入力される遠心加速度入力データがメモリ部14に記憶され、その後ステップS12に進む。これにより、判定すべき遠心加速度が設定されることになる。
ステップS12において、予め定められた傾斜範囲(1〜40deg)内で判定すべき傾斜角θを運転者等に設定させるための傾斜角設定画面が表示部17に表示され、その傾斜角設定画面に対して操作部18から設定された設定内容がメモリ部14に記憶され、その後ステップS13に進む。これにより、判定すべき複数の傾斜角θが設定されることになる。
ステップS13において、上記安全係数α1,α2がα2>α1>1の関係となるように運転者等に設定させる安全係数設定画面が表示部17に表示され、その安全係数設定画面で設定された設定内容がメモリ部14の上記安全係数α1,α2の各々の設定値として記憶され、その後ステップS14に進む。
ステップS14において、上記算出式1にメモリ部14の複数の傾斜角θ(例えば1〜40の傾斜範囲内の任意の角度)と安全係数α0(初期値である”1”),α1と遠心加速度aの各々が順次組み合わされて代入され、各傾斜角θに対応するh/b1が算出され、その算出結果は安全係数α0,α1の各々に関連付けられてメモリ部14に記憶されることで、図5に示すグラフL11,L12が求められて危険領域E12が画定され、その危険領域E12を示すデータがメモリ部14の安全判定情報D1に設定されて記憶され、その後ステップS15に進む。
ステップS15において、ステップS14と同様に、上記算出式1にメモリ部14の複数の傾斜角θと安全係数α1,α2の各々が順次組み合わされて代入され、各傾斜角θに対応するb/b1が算出され、その算出結果は安全係数α1,α2の各々に関連付けられてメモリ部14に記憶されることで、図5に示すグラフL10,L11が求められて注意領域E11が画定され、その注意領域E11を示すデータが安全判定情報D1に設定されてメモリ部14に記憶され、ステップS16において、そのグラフL10に基づいて図5に示す安全領域E10が画定され、その安全領域E10を示すデータがメモリ部14の安全判定情報D1に設定されて記憶され、その後ステップS17に進む。
ステップS17において、上記算出式2にメモリ部14の複数の傾斜角θ(例えば1〜40の傾斜範囲内の任意の角度)と安全係数α0(初期値である”1”),α1と遠心加速度aの各々が順次組み合わされて代入され、各傾斜角θに対応するh/(b−b1)が算出され、その算出結果は安全係数α0,α1の各々に関連付けられてメモリ部14に記憶されることで、図6に示すグラフL21,L22が求められて危険領域E22が画定され、その危険領域E22を示すデータがメモリ部14の安全判定情報D1に設定されて記憶され、その後ステップS18に進む。
ステップS18において、ステップS17と同様に、上記算出式1にメモリ部14の複数の傾斜角θと安全係数α1,α2の各々が順次組み合わされて代入され、各傾斜角θに対応するh/b1が算出され、その算出結果は安全係数α1,α2の各々に関連付けられてメモリ部14に記憶されることで、図6に示すグラフL20,L21が求められて注意領域E21が画定され、その注意領域E21を示すデータが安全判定情報D1に設定されてメモリ部14に記憶され、ステップS16において、そのグラフL20に基づいて図6に示す安全領域E20が画定され、その安全領域E20を示すデータがメモリ部14の安全判定情報D1に設定されて記憶され、その後処理を終了する。
以上の設定処理によって、メモリ部14の安全判定情報D1には、複数(本実施形態では2つ)の遠心加速度aの各々に対応した安全領域E10,20と注意領域E11,21と危険領域E12,22を示すデータが設定されることになる。
次に、上述したCPU11が実行する安全性判定処理の一例を、図8のフローチャートを参照して以下に説明する。
CPU11によって安全性判定処理が実行されると、ステップS31において、荷重検出部15からの荷重データに基づいて、各車軸3の各測定ポイントにおける荷重情報が検出しされてRAM13等に記憶され、ステップS32において、傾斜検出部16からの傾斜角信号、又は、運転者等によって入力された傾斜角θに基づいて、各車軸3の傾斜情報が検出されてRAM13等に記憶され、その後ステップS33に進む。
ステップS33において、RAM13等の荷重情報及び傾斜情報に基づいて、各車軸3に対応した運送車両1の断面Pにおける重心位置Cが算出されてRAM13等に記憶され、ステップS34において、RAM13等の傾斜情報が示す傾斜角を前記算出式1,2に代入して、重心位置に対した算出式1,2のパラメータが算出され、その後ステップS35に進む。
ステップS35において、前記算出式1,2に代入して算出したパラメータ(h/b1,h/(b−b1))が傾斜角θに対応した安全領域E10,E20内(図5,図6参照)であるか否かが判定される。安全領域E10,E20であると判定された場合(S35でY)、ステップS36において、判定結果が「安全」であったことを示す通知情報が作成され、表示部17に出力されることで、表示部17に当該通知情報を表示させ、その後ステップS40に進む。なお、通知情報としては、安全性の判定結果のみでも良いが、その判定結果に公知の偏荷重や重心位置Cを組み合わせるなど種々異なる構成とすることができる。
また、ステップS35で安全領域E10,E20ではないと判定された場合(S35でN)、ステップS37において、算出した値(h/b1,h/(b−b1))が注意領域E11,E21内であるか否かが判定される。注意領域E11,E21内であると判定された場合(S37でY)、ステップS38において、判定結果が「注意」であったことを示す通知情報が作成され、表示部17に出力されることで、表示部17に当該通知情報を表示させ、その後ステップS40に進む。一方、注意領域E11,E21内ではないと判定された場合(S37でN)、ステップS39において、判定結果が「危険」であったことを示す通知情報が作成され、表示部17に出力されることで、表示部17に当該通知情報を表示させ、その後ステップS40に進む。
ステップS40において、終了要求があったか否かが判定される。終了要求がないと判定された場合(S40でN)、ステップS31に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、終了要求があったと判定された場合(S40でY)、処理を終了する。
以上説明したように、CPU11は図8に示す安全性判定処理を実行することで、CPU11が図1に示す請求項中の重心位置算出手段11a、安全性判定手段11b、及び、通知手段11cとして機能することになる。そして、図8中のステップS33が重心位置算出手段11a、ステップS35が安全性判定手段11b、ステップS36,S38,S39が通知手段11cにそれぞれ相当している。
次に、上述した安全性判定装置10の動作(作用)の一例を以下に説明する。
運転者等は運送車両1への荷物等の積載の終了に応じて、当該運送車両1を所定の傾斜角θに傾斜させる、又は、所定の傾斜角を入力した後、安全性判定装置10に安全性の判定を要求する。安全性判定装置10は、荷重情報と傾斜情報を検出して各車軸の重心位置を算出すると、上述した算出式1,2を用いて遠心加速度が加わらない状態と加わる状態の各々における安全性を判定する。そして、その判定結果を示す通知情報を表示部17に表示する。これにより、運転者は積載作業の終了且つ運送車両1の走行開始前に、現在の積載状態で車両が走行中に傾斜したときの横転の可能性を、表示部17に表示された通知情報に基づいて把握することができる。
以上説明したように安全性判定装置10によれば、運送車両1に加わる荷重情報と傾斜情報とに基づいて車両の高さ方向の断面Pにおける重心位置Cを算出し、その重心位置Cと予め定められた傾斜角θに対応した安全判定情報とに基づいて車両が傾斜したときの安全性を判定できるようにしたことから、運送車両1への積荷後の走行開始前に車両が傾斜したときの安全性を運転者等が確認できるため、運送車両1の横転防止及び安全走行に貢献することができる。また、運送車両1の前輪と後輪とで傾斜角θが異なるが、車両の断面Pにおける重心位置Cに着目しているので、その断面を任意の車軸3上に設定することで、より一層正確に安全性を判定することができる。従って、運転者等が走行開始前に車両が傾斜したときの横転の可能性を正確に把握することができるため、荷物の積み直しの必要性を正確に判断させて、走行開始前に荷物の積載状態をより的確に修正させることができる。
また、重心位置Cに対して任意に定められる遠心加速度aを加味してパラメータを算出し、該パラメータaと傾斜角θに対応した安全判定情報D1とに基づいて安全性を判定するようにしたことから、走行開始前に車両の右折や左折時のモーメントを考慮して安全性をより一層正確に判定することができ、運転者に走行時の安全性も認識させることができるため、荷物の積載状態をより的確に運転者に修正させることができる。従って、走行開始前により一層の安全性の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、安全性判定装置10が所定の傾斜角θに対して安全性を判定する場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、所望の傾斜範囲に対して安全性を判定することができる。なお、以下の説明では、所望の傾斜範囲を図5,6に示す1〜40の範囲とした場合について説明するが、その範囲は任意に設定することができる。
安全性判定装置10は、図9に示す安全性判定処理プログラムをROM12に記憶しておく。そして、メモリ部14は、前記所望の傾斜範囲を示す傾斜範囲情報を記憶する個で、傾斜範囲を運転者、運送会社等で任意に変更可能とすることができる。
CPU11によって安全性判定処理が実行されると、ステップS51において、荷重検出部15からの荷重データに基づいて、各車軸3の各測定ポイントにおける荷重情報が検出しされてRAM13等に記憶され、ステップS52において、RAM13等の各車軸3に対応した傾斜情報に前記傾斜範囲情報に基づいた初期の傾斜角θが設定され、その後ステップS53に進む。
ステップS53において、RAM13等の荷重情報及び傾斜情報に基づいて、各車軸3に対応した運送車両1の断面Pにおける重心位置Cが算出されてRAM13等に記憶され、ステップS54において、RAM13等の傾斜情報が示す傾斜角を前記算出式1,2に代入して、重心位置に対した算出式1,2のパラメータが算出され、その後ステップS55に進む。
ステップS55において、前記算出式1,2で算出したパラメータ(h/b1,h/(b−b1))が傾斜角θに対応した安全領域E10,E20内(図5,図6参照)であるか否かを示す安全性判定結果が傾斜角θに関連付けてRAM13等に記憶され、その後ステップS56に進む。
ステップS56において、RAM13等の傾斜情報に設定されている傾斜角θと前記傾斜範囲情報との比較結果に基づいて、傾斜範囲が終了したか否かが判定される。傾斜範囲を終了していないと判定された場合(S56でN)、ステップS57において、予め定められた条件に基づいてRAM13等の傾斜情報の傾斜角θが変更され、その後ステップS53に戻り、一連の処理が繰り返される。なお、傾斜情報の変更方法としては、例えば、所定の刻み幅、予め定められた測定角などの任意の変更方法を用いることができる。
ステップS56で傾斜範囲を終了したと判定された場合(S56でY)、ステップS58において、RAM13等の傾斜範囲に対応した安全性判定結果の全てを通知するための通知情報がRAM13等に作成され、ステップS59において、表示部17に出力されることで、表示部17に当該通知情報を表示させ、その後ステップS60に進む。
なお、ここでの通知情報の一例としては、図5,6に示すグラフ上に測定結果をプロットした内容、傾斜角θ毎に判定結果を表示する内容、警報及び注意に対応した傾斜角θのみを表示する内容など種々異なる構成とすることができる。
ステップS60において、終了要求があったか否かが判定される。終了要求がないと判定された場合(S60でN)、ステップS51に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、終了要求があったと判定された場合(S60でY)、処理を終了する。
以上説明したように、CPU11は図9に示す安全性判定処理を実行することで、CPU11が図1に示す請求項中の重心位置算出手段11a、安全性判定手段11b、及び、通知手段11cとして機能することになる。そして、図9中のステップS53が重心位置算出手段11a、ステップS55が安全性判定手段11b、ステップS59が通知手段11cにそれぞれ相当している。
次に、上述した安全性判定装置10の動作(作用)の一例を以下に説明する。
運転者等は運送車両1への荷物等の積載の終了に応じて、当該運送車両1を所定の傾斜角θに傾斜させる、又は、所定の傾斜角を入力した後、安全性判定装置10に安全性の判定を要求する。安全性判定装置10は、傾斜範囲内の所望の傾斜角から傾斜情報を検出し、荷重検出部15から荷重情報を検出して各車軸の重心位置を算出すると、上述した算出式1,2を用いて遠心加速度が加わらない状態と加わる状態の各々における安全性を傾斜範囲に対して判定する。そして、その判定結果を示す通知情報を表示部17に表示する。これにより、運転者は積載作業の終了且つ運送車両1の走行開始前に、現在の積載状態で車両が走行中に所望の傾斜範囲内で横転の可能性があるか否かを、表示部17に表示された通知情報に基づいて把握することができる。
以上説明したように安全性判定装置10によれば、運送車両1に加わる荷重情報と傾斜情報とに基づいて車両の高さ方向の断面Pにおける重心位置Cを算出し、その重心位置Cと予め定められた傾斜角θに対応した安全判定情報とに基づいて車両が傾斜したときの安全性を判定できるようにしたことから、運送車両1への積荷後の走行開始前に車両が傾斜したときの安全性を運転者等が確認できるため、運送車両1の横転防止及び安全走行に貢献することができる。また、運送車両1の前輪と後輪とで傾斜角θが異なるが、車両の断面Pにおける重心位置Cに着目しているので、その断面を任意の車軸3上に設定することで、より一層正確に安全性を判定することができる。従って、運転者等が走行開始前に車両が傾斜したときの横転の可能性を正確に把握することができるため、荷物の積み直しの必要性を正確に判断させて、走行開始前に荷物の積載状態をより的確に修正させることができる。
また、所望の傾斜範囲内の複数の傾斜角θの各々に対応し且つ重心位置Cに対して予め定められたパラメータを算出し、該パラメータとその傾斜角に対応した安全判定情報とに基づいて所望の傾斜範囲内で運送車両1が傾斜したときの安全性を判定するようにしたことから、運送車両1を実際に傾斜させることなく、運送車両1が傾斜したときの安全性を判定することができる。従って、運送車両1を実際に傾斜させることなく、走行開始前に安全性を判定することができるため、利便性の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、安全性判定装置10を単体の装置として説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、公知であるデジタル・タコグラフにて安全性判定装置10を実現し、安全性の判定結果をデジタル・タコグラフに記憶しておくなど種々異なる実施形態とすることができる。
このように上述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の車両用安全性判定装置の基本構成を示す構成図である。 運送車両における車両用安全性判定装置と荷重検出部と傾斜検出部の設置例を説明するための図であり、(a)は運送車両の側面、(b)は運送車両の後方、(c)は底面をそれぞれ示している。 車両用安全性判定装置の概略構成の一例を示す構成図である。 傾斜角と重心位置との関係を説明するための図である。 遠心加速度が加わらない状態の安全判定情報の一例を説明するためのグラフである。 遠心加速度が加わる状態の安全判定情報の一例を説明するためのグラフである。 図3中のCPUが実行する設定処理の一例を示すフローチャートである。 図3中のCPUが実行する安全性判定処理の一例を示すフローチャートである。 図3中のCPUが実行する安全性判定処理の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 車両用安全性判定装置
11a 重心位置算出手段(CPU)
11b 安全性判定手段(CPU)
11c 通知手段(CPU)
14 安全判定情報記憶手段(メモリ部)
15 荷重検出手段(荷重検出部)
16 傾斜検出手段(傾斜検出部)

Claims (3)

  1. 荷重が加わった車両が傾斜したときの安全性を前記車両の走行開始前に判定する車両用安全性判定装置であって、
    前記車両の傾斜角に対して予め定められ且つ前記安全性を判定するための安全判定情報を記憶する安全判定情報記憶手段と、
    前記荷重に応じて変化する荷重情報を検出する荷重検出手段と、
    前記車両の傾斜情報を検出する傾斜検出手段と、
    前記荷重検出手段の荷重情報と前記傾斜検出手段の傾斜情報とに基づいて、前記車両の高さ方向に延びる前記車両の車軸の車幅方向の断面における重心位置を算出する重心位置算出手段と、
    前記重心位置算出手段が算出した重心位置と任意の前記傾斜角に対応した前記安全判定情報記憶手段の安全判定情報とに基づいて、前記車両が傾斜したときの安全性を判定する安全性判定手段と、
    前記安全性判定手段が判定した判定結果を走行開始前に通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする車両用安全性判定装置。
  2. 前記安全性判定手段が、所望の傾斜範囲内の複数の傾斜角の各々に対応し且つ前記重心位置に対して予め定められたパラメータを算出し、該パラメータと前記傾斜角に対応した前記安全判定情報とに基づいて、前記車両が所望の傾斜範囲内で傾斜したときの安全性を判定する手段であることを特徴とする請求項1に記載の車両用安全性判定装置。
  3. 前記安全性判定手段が、前記重心位置に対して任意に定められる遠心加速度を加味して前記パラメータを算出する手段であることを特徴とする請求項2に記載の車両用安全判定装置。
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