JP5133752B2 - 遊技機装置 - Google Patents

遊技機装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5133752B2
JP5133752B2 JP2008083815A JP2008083815A JP5133752B2 JP 5133752 B2 JP5133752 B2 JP 5133752B2 JP 2008083815 A JP2008083815 A JP 2008083815A JP 2008083815 A JP2008083815 A JP 2008083815A JP 5133752 B2 JP5133752 B2 JP 5133752B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balance
media
medium
stored
lending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008083815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009233137A (ja
Inventor
雅輝 川原
正宏 青山
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
Priority to JP2008083815A priority Critical patent/JP5133752B2/ja
Publication of JP2009233137A publication Critical patent/JP2009233137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5133752B2 publication Critical patent/JP5133752B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、貸出操作に応じて残高の範囲内で遊技媒体を貸出すと共に計数媒体の範囲内で再遊技を許可する遊技機装置に関する。
近年、特許文献1のように遊技機毎に計数機(以下、台毎計数と称する)を設ける遊技場が増加しつつ有る。また、このような台毎計数機に、特許文献2のような貨幣の受付に応じて記憶媒体が記憶する有価価値を加算し、記憶媒体の有価価値に基づいて遊技媒体を貸し出す機能を付加した遊技機装置も見受けられるようになってきている。このような遊技機装置では記憶媒体を発行する場合に、台毎計数機が計数した遊技媒体数を示す計数情報と、受け付けた貨幣の残高を示す残高情報とを、1つの記憶媒体に記憶し発行している。
実用新案2579792号公報 特許3730464号公報
ところで、ある遊技者が、発行可能な計数情報が残っているにも関わらず遊技終了したとして発行すること無く離席し、その計数情報に気づかない状態で次の遊技者が貨幣を入金すれば、計数情報に加えて新たに残高情報が発生する。この場合、計数情報は前の遊技者のものだが、残高情報は後の遊技者のものになる。このような状態で、後になって計数情報が残っていることに気づいた前の遊技者が自分の計数情報の発行を求めた場合、発行処理を行っても、記憶媒体には前の遊技者の計数情報と後の遊技者の残高情報との双方が記憶される為、その記憶媒体を巡って双方の遊技者間でトラブルが発生する虞が有った。
しかしながら、通常では計数情報についても残高情報についても対象者は一人である為、双方を区分けして発行処理を行うと利便性を損ねるばかりか、遊技機装置の処理負担を増加させることになる。このような問題は、残高情報が残っているにも関わらず次の遊技者が貨幣を入金したときにも生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、通常処理における遊技者の利便性を損ねたり、処理負担を招いたりすることなく、遊技者間のトラブルを未然に防ぐことができる遊技機装置を提供することにある。
遊技機に対応して設けられ、対応する遊技機で遊技者が獲得した遊技媒体を計数する計数手段を備えた遊技機装置であって、
貨幣を受け付ける貨幣受付手段と、遊技者から受け付けた貨幣の残高を記憶する残高記憶手段と、遊技者が獲得した遊技媒体数を持媒体数として記憶する持媒体記憶手段と、
所定の発行操作を受け付けた場合に、前記残高記憶手段が記憶する残高、及び前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数を特定可能な残高情報を記憶した記憶媒体を発行する発行手段と、前記発行手段が発行した記憶媒体を受け付ける媒体受付手段と、前記残高記憶手段が記憶する残高を、前記貨幣受付手段による貨幣受付、或いは前記媒体受付手段による記憶媒体受付が行われた場合である入金受付時に加算更新する一方、遊技者に対して貸出遊技媒体が払出される貸出処理が行われた場合に減算更新する残高更新手段と、前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数を、前記計数手段が遊技媒体を計数した場合、或いは前記媒体受付手段が記憶媒体を受け付けた場合に加算更新する一方、遊技者に対して再遊技媒体が払出される再遊技処理が行われた場合に減算更新する持媒体更新手段と、前記入金受付時に、前記残高記憶手段が記憶する残高が所定数以上か否かの判定処理、及び前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数が所定数以上か否かの判定処理を行う判定手段と、を備え、
前記残高更新手段は、前記判定手段が何れかの判定処理によって所定数以上であると判定した場合に、前記入金受付時前において前記残高記憶手段が記憶していた残高である区分前残高を特定可能な状態となるように前記残高記憶手段が記憶する残高を更新する一方、所定数以上でないと判定した場合には前記残高記憶手段が記憶する残高を入金受付分の残高によりそのまま加算更新し、前記持媒体更新手段は、前記判定手段が何れかの判定処理によって、前記残高、及び前記持媒体数の少なくとも一方が所定数以上であると判定した場合に、前記入金受付時前において前記持媒体記憶手段が記憶していた持媒体数である区分前持媒体数を特定可能な状態となるように前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数を更新する一方、所定数以上でないと判定した場合には前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数を受付分の持媒体数によりそのまま加算更新するものである(請求項1)。
上記構成において、前記判定手段が何れかの判定処理によって、前記残高、及び前記持媒体数の少なくとも一方が所定数以上であると判定した場合に、遊技場の従業員を呼び出す処理を行う状態である呼出状態となる呼出手段と、従業員による前記呼出手段の呼出状態を解除する所定の呼出解除操作を受け付ける解除受付手段と、前記残高記憶手段が記憶する残高に基づいて区分前残高を特定する前残高特定手段と、前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数に基づいて区分前持媒体数を特定する前持媒体特定手段と、を備え、
前記発行手段は、前記呼出手段が呼出状態となった場合に、前記解除受付手段により呼出解除操作が受付されたことを条件として前記前残高特定手段が特定した区分前残高、及び前記前持媒体特定手段が特定した区分前持媒体数を特定可能な区分前情報を記憶した記憶媒体を発行するようにしてもよい(請求項2)。
また、前記判定手段が何れかの判定処理によって、前記残高、及び前記持媒体数の少なくとも一方が所定数以上であると判定した場合に、遊技場の従業員を呼び出す処理を行う状態である呼出状態となる呼出手段と、従業員による前記呼出手段の呼出状態を解除する所定の呼出解除操作を受け付ける解除受付手段と、所定の貸出操作を受け付けた場合に前記残高記憶手段が記憶する残高に基づいて貸出処理を許容する貸出許容手段と、所定の再遊技操作を受け付けた場合に前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数に基づいて再遊技処理を許容する再遊技許容手段と、を備え、
前記貸出許容手段は、前記呼出手段が呼出状態となっている状態で所定の貸出操作を受け付けた場合に、前記残高記憶手段が記憶する残高の内、区分前残高を除いた残高が所定以上である場合には貸出処理を許容する一方、前記残高記憶手段が記憶する残高の内、区分前残高を除いた残高が所定数未満である場合には貸出処理を許容せず、前記再遊技許容手段は、前記呼出手段が呼出状態となっている状態で所定の再遊技操作を受け付けた場合に、前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数の内、区分前持媒体数を除いた持媒体数が所定数以上である場合には再遊技処理を許容する一方、前記残高記憶手段が記憶する残高の内、区分前持媒体数を除いた持媒体数が所定数未満である場合には再遊技処理を許容しないようにしてもよい(請求項3)。
また、前記判定手段が何れかの判定処理によって、前記残高、及び前記持媒体数の少なくとも一方が所定数以上であると判定した場合に、遊技場の従業員を呼び出す処理を行う状態である呼出状態となる呼出手段と、従業員による所定の表示操作を受け付ける表示操作手段と、区分前残高に対応する前記貨幣受付手段が貨幣を受け付けた時刻、区分前残高に対応する前記貨幣受付手段が受け付けた受付額、区分前持媒体数に対応する前記計数手段が計数した計数時刻、区分前持媒体数に対応する前記計数手段の計数媒体数の内、少なくとも何れか一つを特定可能な情報である区分前対応情報を記憶する対応情報記憶手段と、前記呼出手段が呼出状態となった場合に、前記表示操作手段により表示操作が受付されたことを条件として前記対応情報記憶手段が記憶する区分前対応情報を特定可能な情報を表示する表示手段と、を備えるようにしてもよい(請求項4)。
また、前記解除受付手段による呼出解除操作の受付から所定時間以内における前記判定手段による判定結果に基づく残高更新処理、及び前記持媒体更新手段による更新処理を許容しない抑制手段を備えるようにしてもよい(請求項5)。
請求項1の発明によれば、遊技客が交代した虞が有る場合に、その残高及び持媒体数(以下、持玉と称する)を特定可能な状態となるようにしたので、残高及び持玉を特定可能な情報を一つの記憶媒体に記憶させた場合であっても、遊技者の利便性を高めたまま、遊技者間のトラブルを防止できる。
請求項2の発明によれば、呼出処理後、従業員が確認した場合は、前遊技者分の残高及び持玉を特定可能な情報が記憶された記憶媒体が発行される為、従業員がその記憶媒体を保管しておけば、後に前遊技者が自身の残高等の返却を求めた場合にその記憶媒体を返却するのみでトラブルを防止できる。
請求項3の発明によれば、呼出状態時には、前遊技客分の残高や持玉は使用できないが、自身の残高や持玉は使用できる為、呼出状態としても遊技者の不快感を軽減できる。また、従業員が確認できない状態で前遊技者の残高、或いは持玉が後遊技者に使用されることはないので、後のトラブルを防止できる。
請求項4の発明によれば、呼出により遊技機装置へと駆け付けた従業員が現(後)遊技者に対する前遊技者分の残高、或いは持玉に関わる問い合わせを行った上で、表示操作を行えば問い合わせ内容の真偽を従業員により判断できるようになり、真の前残高、及び前持玉の持主を特定する一助となる。
現遊技者が真の前残高、及び前持玉の持主であった場合に、記憶媒体を受付すれば良いが、この場合、更新処理が行われる虞が有る。請求項5の発明によれば、更新処理が抑制されるので呼出解除後に呼出状態とならずスムーズに記憶媒体を受け付けることが可能となるばかりか、更新処理による処理負担を軽減できる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技システム全体の構成を示す概略図である。遊技機1に対応して貸出装置(計数手段、貨幣受付手段、発行手段、媒体受付手段、残高更新手段、持媒体更新手段、判定手段、呼出手段、解除受付手段、前残高特定手段、前持媒体特定手段、貸出許容手段、再遊技許容手段、表示操作手段、表示手段、抑制手段、残高記憶手段、持媒体記憶手段、対応情報記憶手段に相当)2が設置されていると共に、2台の遊技機1、貸出装置2に対応して中継装置3が設置されている。事務所には管理装置4が設置されている。中継装置3は、遊技機1、貸出装置2、及び管理装置4と接続されており、貸出装置2及び管理装置4は中継装置3を介して遊技機側(遊技機1、貸出装置2等)から送信される遊技信号を受信して遊技情報を管理する。
遊技機側からは、次の遊技信号が出力される。
アウト信号:使用玉を回収するアウトボックスから出力。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスなので、アウト信号数×10を使用媒体数(アウト)として特定する。尚、遊技機1から出力しても良い(使用媒体信号)。
セーフ信号:遊技機から出力。払出10玉に対して1パルスなので、セーフ信号数×10を払出媒体数(セーフ)として特定する。尚、補給装置からの補給信号をセーフ信号としても良い(払出媒体信号)。
スタート信号:遊技機から出力。始動口への入賞に応じて変動(動作)する表示部(役物)における図柄変動(役物作動)1回につき1パルス。尚、始動口への入賞に応じて出力される始動入賞信号をスタート信号としても良い。更に、管理対象を所謂羽根物等のパチンコ遊技機とした場合、始動口への入賞に応じて入賞領域を開放する役物を特定の役物とし、その入賞領域の開放を役物作動としても良い(始動信号となる)。この場合、役物作動数、或いは始動入賞数をスタートとして特定する。
大当信号:遊技機から出力。所定条件が成立(表示部において特定の図柄を表示等)した場合に発生し、大入賞口等への入賞率が高まる大当たり中にレベル信号出力。
確変信号:遊技機から出力。大当たり確率が向上する確変状態中にレベル信号出力(特別遊技状態信号)。
貸出信号:貸出装置から出力。遊技者から貨幣等の有価価値を受付けた場合に遊技者に貸し出される貸出玉25玉(100円)に対して1パルスなので、貸出信号×25(100)を貸出玉数(貸出額)として特定する。
尚、特別遊技状態信号は、確変信号の代わりに、始動口への入賞率が高まる時短状態中にも出力される状態信号としても良い。勿論、時短状態中のみ出力される時短信号としても良い。
貸出装置2は、CPUを主体とする制御部(計数手段、貨幣受付手段、発行手段、媒体受付手段、残高更新手段、持媒体更新手段、判定手段、呼出手段、解除受付手段、前残高特定手段、前持媒体特定手段、貸出許容手段、再遊技許容手段、表示操作手段、表示手段、抑制手段に相当)、HDD、RAM、ROM等からなる記憶部(残高記憶手段、持媒体記憶手段、対応情報記憶手段に相当)、I/Oからなる送受信部(発行手段、貸出許容手段に相当)から構成されている。
貸出装置2には情報表示部5が設けられている。この情報表示部5はタッチパネル式に構成されている。
図2は、貸出装置2の下半部を示す斜視図である。貸出装置2には、再遊技釦6、玉払出口7、受光部8、計数カード排出口9が設けられていると共に、最下部には可動玉受皿10及び計数部11が設けられている。遊技者が遊技にて獲得した玉を可動玉受皿10へと導いた場合には、計数部11にてその玉数を計数し、後述するように計数玉及び持玉を加算する。持玉は、対応する遊技機1を遊技する遊技者の獲得玉数であり、図2に示すように可動玉受皿10に設けられた持玉表示部13にて実数単位にて表示され、遊技者はこの個人持玉に基づいて玉の払出(再遊技処理)や、計数カード(記憶媒体に相当)の発行(発行処理)等を行う。
図3は、遊技機1の玉受上皿を示す平面図である。玉受上皿12には、貸出釦14、発行釦15、及び残度数表示部16が設けられ、貸出釦14の押下(貸出操作)が有った場合は中継装置3に残高を問い合わせ、中継装置3にて残高の減算、及び貸出額を加算すると共に、対応する貸出玉を遊技機1の払出口17より払出す(貸出処理)。残度数表示部16の表示は、貨幣受入や貸出玉の払出等の貸出装置2における残高更新時に遊技機1へと残高情報が送信され、その残高情報に対応する残度数(100円1度数)を更新する。
管理装置4は、貸出装置2に対して各種設定を設定可能であり、設定更新した場合等に貸出装置2へと設定情報を送信し、貸出装置2は設定情報を受信した場合に自身の設定情報を更新する。
図4は、貸出装置2に設定された貸出装置設定を示している。「設定項目」に対応して、「計数分離」、「自動呼出」、「自動発行」の各項目が設定されており、それらの項目の意味は次の通りである。
計数分離:計数分離処理を行うか否か。行う場合は後述する貸出装置履歴情報に客交代毎の履歴を作成し、行わない場合は履歴を作成せずに1レコードのみで記憶する。
自動呼出:計数分離を「有」にした場合に設定可能で、客交代判定時に従業員を呼出すか否か。
自動発行:自動呼出を「有」にした場合に設定可能で、自動呼出時に従業員リモコンから確認信号を受信した場合に前客分の計数カードを発行するか否か。
尚、計数分離「有」で、自動呼出、或いは自動発行が「無」の場合は、従業員リモコンの前客発行釦押下に応じた前客発行信号の受信に基づいて前客分の計数カードを発行する。
図5は、貸出装置2に設定された貸出装置履歴情報を示している。「NO.」に対応して、「入金額」、「貸出額」、「残高」、「計数玉」、「再遊技玉」、「持玉」、「発行処理」の各項目が設定されており、それらの項目の意味は次の通りである。
時刻:最新入金時刻で、最後に入金処理を行った時刻。
入金額:受け付けた貨幣、及び計数カードにより入金された入金額。
貸出額:貸出玉に対する対価。
残高:入金額−貸出額となる値で、この残高が有る状態で貸出操作が有った場合に遊技者へと貸出玉を貸し出す。
計数玉:計数部にて計数した計数玉数、及び計数カードにより加算された持玉数。
再遊技玉:計数玉の内、遊技者へと払い戻した再遊技玉数。
持玉:計数値−再遊技玉となる値で、この持玉が有る状態で再遊技操作が有った場合に遊技者へと再遊技玉を払い戻す。
発行処理:対応する残高及び持玉について発行処理を行ったか否か。
尚、営業開始時にはNO.1のレコードのみが作成されており、「時刻」は空欄、「発行処理」には「未」、他の項目には「0」が記憶されている(図5(a)参照)。
次に上記構成の作用について説明する。以下の説明では、図4の貸出装置設定における3つの設定項目の全てに「有」を設定した場合について説明する。
貸出装置2は、稼動判定処理、履歴情報更新処理を順に実行している。
図9は、貸出装置2による履歴情報更新処理を示すフローチャートである。貸出装置2は、貨幣を受付けたか(B1)、計数カードを受付けたか(B4)、持玉計数か(B5)、貸出処理有りか(B6)、再遊技処理有りか(B7)、呼出フラグが「1」か(B8)、発行操作有りか(B12)を判断している。
遊技者が遊技を開始するために貸出装置2に貨幣を入金すると、貸出装置2は、貨幣を受付けたと判断し(B1:YES)、客交代判定処理を実行する(B2)。
図10は、貸出装置2による客交代判定処理を示すフローチャートである。貸出装置2は、稼動フラグが「0」かを判断している(C1)。遊技者が遊技していない場合は、稼動フラグは「0」であることから(C1:YES)、持玉または残高が有るか(1(所定数に相当)以上か)を判断する(C2)。最初の遊技者が貸出装置2へ貨幣を入金した場合は、持玉も残高も無いことから(C2:NO)、何もすることなくリターンする。
貸出装置2は、図9の履歴情報更新処理において、上述のように客交代判定処理を終了した場合は、履歴情報である図5の貸出装置履歴情報の「NO.1」のレコードの「入金額」、及び「残高」に受付金額を加算すると共に、「時刻」を更新する(B3)。つまり、「時刻」は、遊技者による最後の入金時刻を示すことになる。図5(b)に示す例では、最初の遊技者が8時30分に5000円を貸出装置2へ入金したことを示している。
遊技者が貸出装置2に貨幣を入金する毎に、貸出装置2から入金信号が出力されるので、中継装置3は、残高を加算して遊技機1に残高信号を出力する。これにより、遊技機1の玉受上皿に設けられた残度数表示部16に表示されている残度数が入金金額分(100円単位)で増加する。
遊技者が貸出釦14を押下げると、遊技機1から貸出要求信号が中継装置3に送信されるので、中継装置3は、残高を参照し、残高が有る(以上の)場合には、貸出許可信号を遊技機1へ送信する。貸出許可信号を受信した遊技機1は100円単位で貸出玉を払出口17より払出すと共に、残度数表示部16を更新し、貸出要求信号を中継装置3へと再度送信する。
以上の処理を1回の貸出釦14に対する押下に応じて5度数分(500円分)の払出が終わるまで繰り返す。途中で残高が無くなれば貸出拒否信号を送信し、処理を終了する。この場合、貨幣を入金した場合に貸出釦14を押下したときと同じように貸出玉を払い出しても良く、このように本発明でいう「遊技機装置が貸出操作を受け付けた場合」とは、貸出装置2にて貸出釦14に対する操作を受け付けた場合だけでなく遊技機1から貸出要求信号を受け付けた概念や、貨幣の入金を受け付ける概念も含むことになる。
以上のようにして、遊技者は、貸出釦14に対する操作により入金金額の範囲内で貸出玉の貸出しを受けることができる。
中継装置3は、遊技機1から貸出許可信号を受信する毎に、残高から100円減算し、そのことを貸出装置2へ送信する。
貸出装置2は、図9の履歴情報更新処理において、貸出処理が有ったと判断し(B6:YES)、履歴情報を更新する(B3)。つまり、図5の貸出装置履歴情報のNO.1レコードにおける「貸出金額」に100円を加算すると共に、「残高」から100円を減算する。
遊技者が遊技機1で遊技を開始すると、アウトボックスからアウト信号が出力される。
図8は、貸出装置2による稼動判定処理を示すフローチャートである。貸出装置2は、アウト信号を受信したか(A1)、稼動タイマがタイムアップしたか(A4)を判断している。アウト信号を受信したときは(A1:YES)、稼動タイマの作動を開始してから(A2)、稼動フラグを「1」とする(A3)。
遊技により遊技機1の玉受上皿12に貯められた獲得玉が満杯となった場合は、オーバーフローした獲得玉が図1に示す玉受下皿18へと払い出される。玉受下皿18に払い出された玉は玉受下皿18に設けられるレバーを操作することで落下させることが可能なので、遊技者はレバー操作により獲得玉を落下させる。玉受下皿18から落下した獲得玉は可動玉受皿10で受けられて計数部11を通過する際に計数される。
貸出装置2は、図9の履歴情報更新処理において、持玉を計数した場合は(B5:YES)、履歴情報を更新する(B3)。つまり、図5の貸出装置履歴情報の「計数玉」及び「持玉」に計数玉を加算する。持玉は、対応する遊技機1を遊技する遊技者の獲得玉数であり、遊技者が再遊技釦6を押下(再遊技操作)した場合には、この持玉に基づき、持玉が有る(以上)場合に払出口17から玉の払出(再遊技処理)を行う(125玉単位)。尚、再遊技にて玉を払出た場合には、払出玉数に対応した(同数の)持玉を減算し、再遊技玉を加算する。
従って、遊技者は、計数玉の範囲内で再遊技することができる。図5(c)に示す例では、NO.1の遊技者は、5000円の内の3000円を使用して遊技玉の貸し出しを受け、遊技の結果、6000玉を計数し、再遊技玉で遊技していないことを示している。
NO.1の遊技者が台移動したり、或いは遊技を終了したりする場合、残高及び計数玉が有ることから、貸出装置2から計数カードを発行するために遊技機1の玉受上皿12に設けられている発行釦15を押下げる。
発行釦15が押下された場合、中継装置3へと発行要求信号が送信され、その発行要求信号に基づき貸出装置2にて発行処理が行われ、貸出装置2から計数カードが発行される。このように本発明で言う「発行操作を受け付けた場合」とは、貸出装置2にて釦操作を受け付けた場合だけでなく遊技機1から発行要求信号を受け付けた概念も含むことになる。計数カードには、残高を特定可能な残高情報、及び持玉を特定可能な持玉情報が記憶されており、発行された計数カードを貸出装置2に読み取らせることにより記憶された残高の範囲内で貸玉の払出が可能であると共に持玉の範囲内で再遊技が可能となる。また、計数カードを景品交換カウンタに提出することにより、図示しないPOS端末に対する操作に基づいて持玉を景品と交換できる共に残高を清算できる。
貸出装置2は、計数カードを発行した場合は、図5(d)に示すように、「発行処理」に「済」を記憶する。
遊技者が、上述のようにして貸出装置2から発行された計数カードで再遊技する場合は、計数カードを貸出装置2へ挿入する。貸出装置2は、受け付けた計数カードから残高情報及び持玉情報を読み取り、残高及び持玉を更新してから、計数カードを初期化して図示しないストック部にストックする。
貸出装置2は、図9の履歴情報更新処理において、計数カードを受け付けた場合は(B4:YES)、上述した客交代判定処理を行い(B2)、その残高情報及び持玉情報に基づいて履歴情報を更新する(B3)。つまり、図5の貸出装置履歴情報の「入金額」、「計数玉」を加算し、「時刻」を更新する。
貸出装置2は、図10の客交代判定処理において、稼動フラグが「0」の場合(C1:YES)、つまり非稼動状態である場合に、持玉又は残高が有るかを確認する(C2)。遊技者が台移動、或いは遊技を終了する際に計数カードを発行した場合は、持玉も残高も無いことから(C2:NO)、リターンする。
貸出装置2は、上述したようにして客交代を判断する毎に、図5(e)に示すようにレコードを作成する。
さて、図5(e)の貸出装置履歴情報に示されているNO.3レコードの遊技者が、残高(500円)を有する状態で、持玉を使い尽くしたことにより自分が有する残高も全て使用し尽くしたと誤認し、計数カードの発行処理を行うことなく離席したとする。
貸出装置2は、図8の稼動判定処理において、遊技を終了してから所定時間(3分)後に稼動タイマがタイムアップするので(A4:YES)、稼動フラグを「0」とする(A5)。
次の遊技者(以下、現遊技者と称する)が残度数表示部16に表示されている残度数(=5)に気付かずに貨幣(5000円)を貸出装置2に入金した場合、貸出装置2は、図10の客交代判定処理において、稼動フラグが「0」の場合に(C1:YES)、残高(区分前残高に相当)が有ることから(C2:YES)、図5の貸出装置履歴情報に新規レコード(NO.4)を作成(図5(e)参照)すると共に(C3)、管理装置4に対して呼出信号を送信する呼出処理を実行してから(C4)、呼出フラグを「1」とする。このとき、貸出装置2は、情報表示部5に呼出メッセージを表示する。
図6は、貸出装置2による呼出処理時の表示を示している。貸出装置2の情報表示部5には、NO.3レコードの残高及び持玉が表示されると共に、入金額で貸出可能であるメッセージが表示される。
呼出処理中は、現遊技者分の持玉、残高に基づく再遊技、貸出は許容するが、前遊技者(前客)の持玉、残高に基づく再遊技、貸出は許容しない。また発行処理については、前客分、及び現遊技者分について禁止する。この場合、現遊技者の遊技は、入金額の範囲で貸出が許容されるので、遊技者の従業員を待つこと、或いは疑念を持たれたことに対する不快感を緩和できる。
管理装置4では、呼出信号を受信すると従業員に対して呼出放送を行う。呼出に応じた従業員が現遊技者に対して、前客(NO.3)分の持主で有るか、また、持主で有る場合に最後に入金した時刻は何時か等を問い合わせる。問い合わせを終えた従業員は、従業員リモコンにて貸出装置2に対して確認信号を送信する。
貸出装置2は、従業員リモコンから確認信号を受信すると、図5(e)のNO.3レコードにおける前客の履歴に対応する計数カードを発行すると共に、情報表示部5にメッセージを表示する。
図7は、貸出装置2による前遊技者計数カード発行時の表示を示している。貸出装置2の情報表示部5には、NO.3レコードの残高及び持玉が表示されると共に、NO.3レコードの時刻が表示される。
従業員は、遊技者に対する問い合わせ内容と貸出装置2の情報表示部5による表示内容とを比較して、現遊技者が前客分の計数カードの持主で有るかを判断する。この場合、確認信号を受信するまで、入金情報の一部が報知されない為、その情報について予め遊技者に問い合わせして真の持主を判断する運用が可能となる。この場合は、現遊技者が残高の持主では無いので、従業員が計数カードを持ち帰り保管することになる。これにより、前客の申し出が有った場合における遊技者間のトラブルを未然に防止できる。また、確認信号を受信(従業員が確認)するまで前客分、及び現遊技者分の計数カードの発行を禁止するので、従業員が必ず現遊技者に対して問い合わせでき、現遊技者による不用意な計数カードの持ち去りを防止できる。
尚、従業員は、現遊技者が残高の持主で有った場合、その計数カードを現遊技者に手渡す。これにより、現遊技者は、計数カードを貸出装置2へ差し込むことにより入金される。この場合、遊技機1の非稼動状態で計数カードを貸出装置2へ投入した場合は呼出状態となってしまうが、遊技者に遊技させることによる遊技機1の稼動状態で計数カードを貸出装置2へ投入させることにより呼出状態となってしまうことを回避することができる。勿論、確認信号の受信に応じて稼動判定処理における稼動タイマを作動させることにより擬似的な稼動状態を発生させるようにしても良い。この場合、アウト信号に基づくタイマを3分、確認信号に基づくタイマを5分とする等、タイマを複数設ける構成が望ましい。つまり、現遊技者が真の前残高、及び前持玉の持主であった場合に、計数カードを受付すれば良いが、この場合、更新処理が行われる虞が有るものの、このような構成によれば、更新処理が抑制されるので呼出解除後に呼出状態とならずスムーズに記憶媒体を受け付けることが可能となるばかりか、更新処理による処理負担を軽減できる。
このような実施形態によれば、遊技機1に対応して設けられた貸出装置2は、入金受付時、或いは計数カード受付時に、残高、或いは持玉が有ると判定した場合に、入金受付時前、或いは計数カード受付前において記憶していた残高及び持玉を特定可能な新レコードを作成し、従業員によるリモコン操作で前履歴の計数カードを発行するようにしたので、遊技客が交代した虞が有る場合にその残高及び持玉を区分できる。従って、残高及び持玉を特定可能な情報を一つの計数カードに記憶させることによる遊技者の利便性を高めたまま、遊技者間のトラブルを防止できる。
しかも、非稼動状態を条件として計数を分離するようにしたので、遊技中に遊技者が追加入金する場合の不要な計数分離を抑制できる。さらに、持玉、或いは残高が有ることを条件として計数分離するので、遊技者が持玉、残高を使用し尽くした上で、新たに入金する場合等、遊技者間でトラブルと成り得ない場合(残高、及び持玉=0)の不要な計数分離を抑制できる。
また、呼出処理後、従業員が確認した場合に前遊技者分の残高、及び持玉を特定可能な情報が記憶された計数カードを発行するようにしたので、従業員がその計数カードを保管しておけば、後に前遊技者が自身の残高等の返却を求めた場合にその計数カードを返却するのみでトラブルを防止できる。
また、呼出状態時には、前遊技客分の残高や持玉は使用できないが、自身の残高や持玉は使用できる為、呼出状態としても遊技者の不快感を軽減できる。さらに、従業員が確認できない状態で前遊技者の残高、或いは持玉が後遊技者に使用されることはないので、後のトラブルを防止できる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
呼出状態は、呼出フラグが「1」である状態であるが、情報表示部5の表示以外に別途設けられる呼出ランプを点灯させる、或いは連続して呼出信号を送信する等が呼出状態時の処理としても良い。
従業員による呼出解除操作の受付を従業員リモコンからの確認信号を受信することにより受け付けたが、例えば情報表示部5において暗証番号の入力を受け付ける等、他の構成により実現しても良い。また、呼出解除操作と表示操作を一つの操作にて兼用したが、各々区分けしても良い。
図5のような貸出装置履歴情報を作らずとも受付前後各々の残高を記憶したり、受付前後何れか一方の残高と受入前後の合計残高とを記憶したりしても、受付前後各々の残高を特定できる。持玉についても同様である。
図7の前遊技者計数カード発行時の表示として最後の入金時刻を表示するようにしたが、最初の入金時刻、最後の入金額、合計入金額、最後の計数時刻、最後の計数玉数、合計の計数玉数等を図5の貸出装置情報履歴で記憶し、図7にて表示しても良い。尚、最初の入金時刻から、或いは最後の計数時刻から現時刻までの期間等を表示しても良い。勿論、残高等を図6にて表示せずに図7にて表示しても良い。このように構成すれば、呼出により貸出装置2へと駆け付けた従業員が現(後)遊技者に対する前遊技者分の残高、或いは持玉に関わる問い合わせを行った上で、表示操作を行えば問い合わせ内容の真偽を従業員により判断できるようになり、真の前残高、及び前持玉の持主を特定する一助となる。
計数分離する場合に、残高、及び持玉が以上であることを条件としたが、前客とのトラブルにならない程度の持玉(例えば50玉)や、残高(例えば100円)等を所定としても良い。
貸出処理、及び再遊技処理における、残高及び持玉がそれぞれ所定数未満であり、払出対象玉の対価と成り得ない場合に貸出処理や再遊技処理を許容しないようにしても良い。
その他タイマ等の数値も含め全ての数値は例示である。
貸出玉の払出を貸出装置で行ったり、再遊技玉の払い出しを遊技機から払出したりしても良い。勿論、再遊技釦6、貸出釦14及び発行釦15は、遊技機1、貸出装置2のいずれに設けても良い。
貸出装置2における受入貨幣は硬貨であっても良い。
稼動判定の基礎となる遊技情報をアウトとしたが、その他の遊技情報(セーフ、スタート)を採用しても良い。
会員カード等により会員IDを受付け、対応する所謂貯玉に基づく再プレイシステムにて本発明を適用しても良い。
会員カード、計数カード等の記憶媒体はカード以外に、コインや携帯電話等の媒体を想定できる。また、既存或いは新規に記憶させた媒体のIDに対応付けて持玉、貯玉を管理装置4にて管理しても良い。
前客分の計数カードを発行する場合に、呼出解除を条件とすれば別途発行釦操作を必要としても良い。同様に図7の表示も表示操作を別途行っても良い。
貸出装置2の処理の一部を中継装置3等に行わせても良い。この場合、遊技機装置とは中継装置等をも含めた概念となる。また、中継装置3の処理の一部、或いは全部を貸出装置2に行わせても良く、全ての処理を貸出装置2に行わせ、遊技機装置を貸出装置2のみで構成しても良い。
対象となる遊技機はパチスロ等どのような遊技機であっても良く、対象となる遊技媒体もメダル等の遊技媒体を採用しても良い。
本発明の一実施形態におけるシステム全体を示す概略図 貸出装置の下半部を示す斜視図 遊技機の玉受上皿の平面図 貸出装置に設定された管理装置設定を示す図 貸出装置履歴情報の変化を示す図 呼出処理時の情報表示例を示す図 前遊技者計数カード発行時の情報表示例を示す図 貸出装置による稼動判定処理を示すフローチャート 貸出装置による履歴情報更新処理を示すフローチャート 貸出装置による客交代判定処理を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1は遊技機、2は貸出装置(計数手段、貨幣受付手段、発行手段、媒体受付手段、残高更新手段、持媒体更新手段、判定手段、呼出手段、解除受付手段、前残高特定手段、前持媒体特定手段、貸出許容手段、再遊技許容手段、表示操作手段、表示手段、抑制手段、残高記憶手段、持媒体記憶手段、対応情報記憶手段)である。

Claims (5)

  1. 遊技機に対応して設けられ、対応する遊技機で遊技者が獲得した遊技媒体を計数する計数手段を備えた遊技機装置であって、
    貨幣を受け付ける貨幣受付手段と、
    遊技者から受け付けた貨幣の残高を記憶する残高記憶手段と、
    遊技者が獲得した遊技媒体数を持媒体数として記憶する持媒体記憶手段と、
    所定の発行操作を受け付けた場合に、前記残高記憶手段が記憶する残高、及び前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数を特定可能な残高情報を記憶した記憶媒体を発行する発行手段と、
    前記発行手段が発行した記憶媒体を受け付ける媒体受付手段と、
    前記残高記憶手段が記憶する残高を、前記貨幣受付手段による貨幣受付、或いは前記媒体受付手段による記憶媒体受付が行われた場合である入金受付時に加算更新する一方、遊技者に対して貸出遊技媒体が払出される貸出処理が行われた場合に減算更新する残高更新手段と、
    前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数を、前記計数手段が遊技媒体を計数した場合、或いは前記媒体受付手段が記憶媒体を受け付けた場合に加算更新する一方、遊技者に対して再遊技媒体が払出される再遊技処理が行われた場合に減算更新する持媒体更新手段と、
    前記入金受付時に、前記残高記憶手段が記憶する残高が所定数以上か否かの判定処理、及び前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数が所定数以上か否かの判定処理を行う判定手段と、
    を備え、
    前記残高更新手段は、前記判定手段が何れかの判定処理によって、前記残高、及び前記持媒体数の少なくとも一方が所定数以上であると判定した場合に、前記入金受付時前において前記残高記憶手段が記憶していた残高である区分前残高を特定可能な状態となるように前記残高記憶手段が記憶する残高を更新する一方、所定数以上でないと判定した場合には前記残高記憶手段が記憶する残高を入金受付分の残高によりそのまま加算更新し
    前記持媒体更新手段は、前記判定手段が何れかの判定処理によって所定数以上であると判定した場合に、前記入金受付時前において前記持媒体記憶手段が記憶していた持媒体数である区分前持媒体数を特定可能な状態となるように前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数を更新する一方、所定数以上でないと判定した場合には前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数を受付分の持媒体数によりそのまま加算更新することを特徴とする遊技機装置。
  2. 前記判定手段が何れかの判定処理によって、前記残高、及び前記持媒体数の少なくとも一方が所定数以上であると判定した場合に、遊技場の従業員を呼び出す処理を行う状態である呼出状態となる呼出手段と、
    従業員による前記呼出手段の呼出状態を解除する所定の呼出解除操作を受け付ける解除受付手段と、
    前記残高記憶手段が記憶する残高に基づいて区分前残高を特定する前残高特定手段と、
    前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数に基づいて区分前持媒体数を特定する前持媒体特定手段と、
    を備え、
    前記発行手段は、前記呼出手段が呼出状態となった場合に、前記解除受付手段により呼出解除操作が受付されたことを条件として前記前残高特定手段が特定した区分前残高、及び前記前持媒体特定手段が特定した区分前持媒体数を特定可能な区分前情報を記憶した記憶媒体を発行することを特徴とする請求項1記載の遊技機装置。
  3. 前記判定手段が何れかの判定処理によって、前記残高、及び前記持媒体数の少なくとも一方が所定数以上であると判定した場合に、遊技場の従業員を呼び出す処理を行う状態である呼出状態となる呼出手段と、
    従業員による前記呼出手段の呼出状態を解除する所定の呼出解除操作を受け付ける解除受付手段と、
    所定の貸出操作を受け付けた場合に前記残高記憶手段が記憶する残高に基づいて貸出処理を許容する貸出許容手段と、
    所定の再遊技操作を受け付けた場合に前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数に基づいて再遊技処理を許容する再遊技許容手段と、
    を備え、
    前記貸出許容手段は、前記呼出手段が呼出状態となっている状態で所定の貸出操作を受け付けた場合に、前記残高記憶手段が記憶する残高の内、区分前残高を除いた残高が所定以上である場合には貸出処理を許容する一方、前記残高記憶手段が記憶する残高の内、区分前残高を除いた残高が所定数未満である場合には貸出処理を許容せず、
    前記再遊技許容手段は、前記呼出手段が呼出状態となっている状態で所定の再遊技操作を受け付けた場合に、前記持媒体記憶手段が記憶する持媒体数の内、区分前持媒体数を除いた持媒体数が所定数以上である場合には再遊技処理を許容する一方、前記残高記憶手段が記憶する残高の内、区分前持媒体数を除いた持媒体数が所定数未満である場合には再遊技処理を許容しないことを特徴とする請求項1記載の遊技機装置。
  4. 前記判定手段が何れかの判定処理によって、前記残高、及び前記持媒体数の少なくとも一方が所定数以上であると判定した場合に、遊技場の従業員を呼び出す処理を行う状態である呼出状態となる呼出手段と、
    従業員による所定の表示操作を受け付ける表示操作手段と、
    区分前残高に対応する前記貨幣受付手段が貨幣を受け付けた時刻、区分前残高に対応する前記貨幣受付手段が受け付けた受付額、区分前持媒体数に対応する前記計数手段が計数した計数時刻、区分前持媒体数に対応する前記計数手段の計数媒体数の内、少なくとも何れか一つを特定可能な情報である区分前対応情報を記憶する対応情報記憶手段と、
    前記呼出手段が呼出状態となった場合に、前記表示操作手段により表示操作が受付されたことを条件として前記対応情報記憶手段が記憶する区分前対応情報を特定可能な情報を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機装置。
  5. 前記解除受付手段による呼出解除操作の受付から所定時間以内における前記判定手段による判定結果に基づく残高更新処理、及び前記持媒体更新手段による更新処理を許容しない抑制手段を備えたことを特徴とする請求項2または3記載の遊技機装置。
JP2008083815A 2008-03-27 2008-03-27 遊技機装置 Expired - Fee Related JP5133752B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008083815A JP5133752B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 遊技機装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008083815A JP5133752B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 遊技機装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009233137A JP2009233137A (ja) 2009-10-15
JP5133752B2 true JP5133752B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=41247838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008083815A Expired - Fee Related JP5133752B2 (ja) 2008-03-27 2008-03-27 遊技機装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5133752B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5872193B2 (ja) * 2011-06-14 2016-03-01 グローリー株式会社 遊技システム及び遊技方法
JP6245825B2 (ja) * 2013-03-25 2017-12-13 株式会社三共 遊技用装置
JP6129607B2 (ja) * 2013-03-25 2017-05-17 株式会社三共 遊技用システム、および、遊技用装置
JP6243615B2 (ja) * 2013-03-25 2017-12-06 株式会社三共 遊技用システム、および、遊技用装置
JP6245824B2 (ja) * 2013-03-25 2017-12-13 株式会社三共 遊技用システム、および、管理装置
JP6245826B2 (ja) * 2013-03-25 2017-12-13 株式会社三共 遊技用システム、および、遊技用装置
JP6245827B2 (ja) * 2013-03-25 2017-12-13 株式会社三共 遊技用システム、および、遊技用装置
JP6129606B2 (ja) * 2013-03-25 2017-05-17 株式会社三共 遊技用システム、および、遊技用装置
JP6234767B2 (ja) * 2013-10-18 2017-11-22 ダイコク電機株式会社 遊技場用システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10113462A (ja) * 1996-10-09 1998-05-06 Sankyo Kk 遊技媒体処理システム
JPH11128518A (ja) * 1997-10-28 1999-05-18 Daikoku Denki Co Ltd パチンコ遊技機用付帯装置
JP3805739B2 (ja) * 2002-10-28 2006-08-09 株式会社ソフィア 遊技設備装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009233137A (ja) 2009-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5133752B2 (ja) 遊技機装置
JP5215042B2 (ja) 遊技機装置
JP6912201B2 (ja) 遊技管理システム及び遊技管理方法
JP5685392B2 (ja) 各台対応装置および遊技媒体貸出システム
JP5427010B2 (ja) ゲームシステム、及びメダル払出装置
JP5571361B2 (ja) 遊技場用システム
JP5221293B2 (ja) 遊技機装置
JP2011072363A (ja) 遊技場用システム
JP5893930B2 (ja) 遊技場用景品交換システム
JP6585483B2 (ja) 各台装置及び遊技媒体管理方法
JP5349082B2 (ja) 遊技媒体管理システム及び管理装置及び遊技用装置
JP2016127902A (ja) 遊技用システムおよび管理装置
JP6515167B2 (ja) 遊技システム
JP5670790B2 (ja) 遊技場用システム
JP6450116B2 (ja) 遊技場用システム
JP5596377B2 (ja) 遊技場用システム
JP5654372B2 (ja) 遊技場用システム
JP7292709B2 (ja) 遊技用装置及びプログラム
JP5513180B2 (ja) 遊技媒体貸出装置
JP6608734B2 (ja) 遊技用装置
JP6022726B2 (ja) 記録媒体取扱い装置
JP6734135B2 (ja) 遊技媒体管理システム、各台装置及び遊技媒体管理方法
JP6608733B2 (ja) 遊技用装置及び遊技場用システム
JP5576156B2 (ja) 遊技場用システム
JP6158889B2 (ja) 記憶媒体処理装置及び有価価値管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5133752

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees