JP5132626B2 - 車両用警報装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両の通常使用時および盗難時に警報を発する車両用警報装置に関するものである。
近年、走行中などの通常使用時に周囲の車や歩行者に注意を喚起する警笛(警報)を鳴動させることに加えて、車両の盗難が行われようとしていることが検知された場合にも周囲に警報を発するようにした車両用の警報装置が、自動車等に装備されるようになってきている。
この種の警報装置では、盗難時において確実に警報器が作動し、警報の発生が可能となっていることが重要である(例えば、特許文献1参照)。図6は、従来の警報装置における電気回路の構成を示したものである。
この従来の警報装置は、2つの通常ホーン81a、81bと1つの盗難時専用ホーン82を有している。通常ホーン81a、81bは、第1リレー回路131が備えるスイッチ131aの一方の端子に接続されており、このスイッチ131aの他方の端子は、第1ヒューズ121を介して電源110のプラス端子に接続されている。また、第1リレー回路131が備えるコイル131bの一方の端子は、スイッチ131aと同様に第1ヒューズ121に接続され、他方の端子は、ダイオード150の一方の端子とホーンスイッチ160に接続されている。
一方、盗難時専用ホーン82は、第2リレー回路132が備えるスイッチ132aの一方の端子に接続されており、このスイッチ132aの他方の端子は、第2ヒューズ122を介して電源110のプラス端子に接続されている。また、第2リレー回路132が備えるコイル132bの一方の端子は、スイッチ132aと同様に第2ヒューズ122に接続され、他方の端子は、ダイオード150のもう一方の端子とセキュリティ制御ユニット170に接続されている。なお、図6に示されているように、第1ヒューズ121、第1リレー回路131、通常ホーン81a、81bからなる系統と、第2ヒューズ122、第2リレー回路132、盗難時専用ホーン82からなる系統とは、電源110に対して並列(別系統)になっている。
ここで、上記第1リレー回路131と第2リレー回路132の間に設けられたダイオード150は、電流が第1リレー回路131からセキュリティ制御ユニット170へ流れるようにその向きが設定され、接続される。これにより、ホーンスイッチ160が操作されて通電されると(すなわち通常使用時)、電流は、電源110から第1ヒューズ121、第1リレー回路131のコイル131b、ホーンスイッチ160へと流れる。そして、コイル131bに電流が流れることにより第1リレー回路131のスイッチ131aが閉成されて、通常ホーン81a、81bへ電流が流れる。その結果、通常ホーン81a、81bが作動し、警笛としての警報音が発せられる。
また、図示しないセンサ等によって盗難行為が検知されると、セキュリティ制御ユニット170はその入力端(図6中B点)の電位が接地電位と等しくなるよう制御を行う。すると、電流は、電源110から第1ヒューズ121、第1リレー回路131のコイル131b、ダイオード150を通ってセキュリティ制御ユニット170へ流れるとともに、電源110から第2ヒューズ122、第2リレー回路132のコイル132bを通ってセキュリティ制御ユニット170へ流れる。これにより、第1リレー回路131のスイッチ131aと第2リレー回路132のスイッチ132aとがともに閉成されて、通常ホーン81a、81b、盗難時専用ホーン82の全てのホーンが作動し、盗難行為に対しての警報が発せられる。
ところで、通常ホーン81a、81bは、法規で定められた警笛としての音圧を満たすため車両の前端部に配設されることが多い。盗難行為を行う者が、当該部位に配設された通常ホーンに車両外部から加工を施し、図6中のA点を接地させた場合、セキュリティ制御ユニット170の制御により第1リレー回路131のスイッチ131aが通電されることによって、電源110、第1ヒューズ121、スイッチ131a、A点を結ぶ経路には過大電流が流れ、第1ヒューズ121は切断されてしまう。この結果、通常ホーン81a、81bは動作不能の状態となる。しかし、盗難時専用ホーン82を例えばエンジンルーム内の外部から届かない箇所に配設しておけば、通常ホーンと盗難時専用ホーンとは別系統のため、上記A点が接地させられても第2ヒューズ122は切断されることはなく、盗難時専用ホーン82からの警報を発し続けることが可能である。
実開平4−31059号公報
しかしながら、上記した従来の警報装置では、通常時に使用される通常ホーンとは別に盗難時専用ホーンを設けることが必要であるため、ホーンの所要数が多くなってコストが高くなり、また盗難時専用ホーンを取り付けるためのスペースも確保しなければならないという課題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、低コスト且つ省スペースで盗難時にも確実に警報を発することが可能な車両用警報装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、複数の警報器を有する車両用警報装置において、第1ホーン(例えば、実施形態におけるローホーン41)と、車両の外部から接触不能な場所に配置された第2ホーン(例えば、実施形態におけるセキュリティホーン42)とを備え、前記第1ホーンは、ホーンスイッチ(例えば、実施形態におけるホーンスイッチ60)の作動時に接点が閉成される第1リレー(例えば、実施形態における第1リレー回路31)と該第1リレーに直列に接続される第1ヒューズ(例えば、実施形態における第1ヒューズ21)とを介して電源(例えば、実施形態における電源10)に接続され、前記第2ホーンは、盗難行為の発生が検知されたときに2つの接点が切換え可能な第2リレー(例えば、実施形態における第2リレー回路32)と、該第2リレーに直列に接続される第2ヒューズ(例えば、実施形態における第2ヒューズ22)とを介して前記電源に接続され、前記第2リレーは、ホーンスイッチの作動時に少なくとも閉成されて前記第1リレーおよび前記第1ヒューズを介して前記第2ホーンを前記電源に接続する第1接点(例えば、実施形態における第1接点32b)と、前記盗難行為の発生が検知されたときに閉成されて前記第2ヒューズを介して前記第2ホーンを前記電源に接続する第2接点(例えば、実施形態における第2接点32c)と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1ヒューズおよび前記第2ヒューズのうち少なくとも一方は、車両に搭載される所定の灯具(例えば、実施形態におけるストップランプ系負荷35、スモールランプ系負荷36)と前記電源との間に設けられるヒューズと共用されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、ホーンスイッチの作動時には電源から第1ヒューズおよび第1リレーを介して第1ホーンに通電されるとともに、電源から第1ヒューズおよび第2リレーの第1接点を介して第2ホーンに通電され、一方、盗難行為の発生が検知されたときには、電源から第2ヒューズおよび第2リレーの第2接点を介して第2ホーンに通電されるので、通常のホーンスイッチの作動時には第1ホーンおよび第2ホーンの両方を鳴動させることができ、また、盗難行為などによって第1ヒューズが切れた場合であっても盗難行為の発生が検知されたときには第2ヒューズを介して確実に第2ホーンを鳴動させることができるため、部品点数の増加を防止して低コスト化を実現しつつセキュリティ性の向上を図ることができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、第1ヒューズまたは第2ヒューズが切れている場合に車両に搭載される所定の灯具が点灯されないのでヒューズ切れを容易に認知することができ、したがって、ヒューズ切れ状態を解消してホーンスイッチの作動時に確実に第1ホーンおよび第2ホーンを鳴動させることができると共に、盗難行為の発生が検知された場合に確実に第2ホーンを鳴動させることができる効果がある。
本発明の実施形態における車両用警報装置のローホーンとセキュリティホーンとの設置位置を示す斜視図である。 本発明の実施形態における車両用警報装置の電気回路図である。 図2においてブレーキランプ系負荷およびスモールランプ系負荷に流れる電流を模式的に示した図である。 図2において通常使用時に回路に流れる電流を模式的に示した図である。 図2において盗難時に回路に流れる電流を模式的に示した図である。 従来の警報装置の電気回路図である。
次に、この発明の実施形態における車両用警報装置について図面を参照しながら説明する。
本発明の一実地形態における車両用警報装置1は警笛に加え盗難防止用の警報を駆動する装置であり、図1,2に示すように、相対的に低音を発するロー(LOW)ホーン(第1ホーン)41および相対的に高音を発するセキュリティ(SCTY)ホーン(第2ホーン)42を備えている。ローホーン41は、法規で定められた警笛としての音圧を満たすために車両前端部のグリル開口部101付近などに配置され、また、セキュリティホーン42は、車両外部から容易に接触できない位置、具体的には車両前方側のバンパー102内部等に配置されて、盗難行為の検知時に警報音を発すると共に、警笛作動時に高音域を担当するハイ(HI)ホーンとしてローホーン41と共に鳴動される。
図2に示すように、ローホーン41の一端側は、第1リレー回路31と第1ヒューズ21とを介して電源(+B)10に接続され、他端側は車体等のアースEに接続されている。第1リレー回路31は、コイル31aと、このコイル31aへの通電により閉成される接点を構成する接点31bと可動接片31cとを備えて構成されている。そして、この接点31bのアース側端子に上記ローホーン41の一端が接続され、接点31bの電源側端子に第1ヒューズ21が直列接続されている。また接点31bの電源側端子には、コイル31aの電源側端子が接続されるとともに、車両のブレーキランプ系負荷(ストップLT系負荷)35が分岐接続されている。これにより、ユーザによってブレーキペダルが踏込まれると、図3に示すように、電源10から第1ヒューズ21を介してブレーキランプ系負荷35へ通電されブレーキランプ等が点灯する。
また、コイル31aとアースEとの間にはホーンスイッチ(HORN SW)60が介装されている。このホーンスイッチ60はステアリングホイールのハブ部(図示略)などに設けられており、このホーンスイッチ60がユーザによって押圧操作されることで上記コイル31aに電流が流れて接点31b,31bが閉成される。
一方、セキュリティホーン42の一対の端子の一側である電源側端子は、第2リレー回路32と第2ヒューズ22とを介して電源10に接続され、セキュリティホーン42の一対の端子の他側であるアース側端子は、車体等のアースEに接続されている。
第2リレー回路32は、コイル32aと、このコイル32aへの通電により2つの接点を切換えるc接点を構成する第1接点32b、第2接点32c、コモン接点32dおよび、可動接片32eとを備えて構成されている。そして、コイル32aへの無通電時には可動接片32eによって第1接点32bおよびコモン接点32d間が閉成され、コイル32aへの通電時には可動接片32eによって第2接点32cおよびコモン接点32d間が閉成されるようになっている。
第2リレー回路32は、第1接点32bに上述したローホーン41の電源側端子が接続され、第2接点32cに第2ヒューズ22を介して電源10が接続されている。また、コモン接点32dにはセキュリティホーン42の電源側端子が接続され、さらに第2接点32cにはコイル32aの電源側端子が接続されている。また、第2接点32cにはスモールランプ系負荷(スモールLT系負荷)36が分岐接続され、これにより、ユーザによってスモールランプのON操作が行われると、図3に示すように、電源10から第2ヒューズ22を介してスモールランプ系負荷36へ通電されスモールランプ等が点灯する。
また、コイル32aとアースEとの間には、コイル32aへの通電を制御するセキュリティ制御ユニット70が接続され、このセキュリティ制御ユニット70によるコイル32aへの通電制御により上述した第1接点32bおよび第2接点32c間の切換え制御が行われる。なお、上述した構成のため第1リレー回路31には4個の端子が設けられ、第2リレー回路32には5個の端子が設けられている。
セキュリティ制御ユニット70は、車両用警報装置1が取付けられた車両に対する盗難行為を検知するセンサ(図示略)からの入力に基づき盗難行為発生の有無を判定し、盗難行為が発生したと判定された場合に上記セキュリティホーン42に通電することで鳴動させ警報音を出力させる制御を行う。セキュリティホーン42への通電方法としては、例えば、スイッチング素子などをON作動させて、予め接地させてあるセキュリティホーン42を電源10に接続する等の方法がある。より具体的には、盗難行為の発生が検知されたときに、盗難行為が検出されていない通常状態ではホーンスイッチ60のONにより第1ヒューズ21を介してセキュリティホーン42を電源10に接続する経路である第2リレー32の第1接点32bから、第2接点32cに切換えることで、第2ヒューズ22を介して電源10に接続する。
ここで、上記盗難行為を検知するセンサとしては、例えば、ドアロックの状態を検知するドアロックセンサやボンネットの状態を検知するフードロックセンサ等を用いることができる。ドアロックセンサの場合、その出力に基づき第三者によるドアロックの不正解除が判定可能であり、また、フードロックセンサの場合、その出力に基づき正規の手順によらないボンネットの開放などが判定可能である。
例えば、ドアロックの状態による盗難行為の検知は、車両外部から正規の方法によってドアが施錠されたことをセキュリティ制御ユニットのメモリ(図示略)に記憶させ、この施錠状態が維持されているときに車室内側からドアロックが解除されたことがドアロックセンサにより検出された場合に盗難行為として検知する。また、ボンネットの状態による盗難行為の検知についてもドアロックの状態の場合と同様に、例えば、車両がドアロックされた状態において、フードのこじ開けや車室内に設けられたフード開放レバーの操作によってフードロックの解除が検出された場合に盗難行為として検知する。
なお、上記セキュリティ制御ユニット70として、ドアロックセンサやフードロックセンサに基づき盗難行為を検知する場合について説明したが、盗難行為の内容およその検知方法は上記のものに限られるものではなく、上記以外の車両の盗難に繋がる虞のある様々な行為を検知してセキュリティホーン42を鳴動させるようにしてもよい。
次に、この実施形態の車両用警報装置1の動作、特に通常使用時と盗難時とにおける動作をそれぞれ説明する。
まず、車両の走行中などの通常使用時において、a接点である第1リレー回路31は接点31b,31bが開成状態となり、c接点である第2リレー回路32は第1接点とコモン接点とが閉成された状態となる。そして、この状態からホーンスイッチ60が押圧操作されると、図4に示すように、ホーンスイッチ60の2接点60a,60a間が短絡されて電源10から第1ヒューズ21、第1リレー回路31のコイル31a、ホーンスイッチ60、アースEへと通電される。この際、第1リレー回路31のコイル31aへ通電されるため第1リレー回路31の接点31b,31bが可動接片31cにより閉成されて、電源10から第1ヒューズ21、第1リレー回路31の接点31b,31b、ローホーン41、アースEへ通電され、さらに、電源10から第1ヒューズ21、第1リレー回路31の接点31b,31b、第2リレー回路32の第1接点32b、コモン接点32d、セキュリティホーン42、アースEへ通電される。つまりローホーン41に通電されるとともにセキュリティホーン42に通電されるため、ローホーン41とセキュリティホーン42とが同時に鳴動して、ローホーン41の低音とセキュリティホーン42の高音とが同時に警笛として発せられることとなる。
一方、車両のドアがロックされた状態にある場合に、セキュリティ制御ユニット70が盗難行為を検知すると、図5に示すように、第2リレー回路32のコイル32aの接地側端子がアースEに短絡されて、電源10から第2ヒューズ22、第2リレー回路32のコイル32a、セキュリティ制御ユニット70、アースEへと通電される。この際、第2リレー回路32のコイル32aへの通電によって、第2リレー回路32の可動接片32eが第1接点32b−コモン接点32dを閉成した状態から第2接点32c−コモン接点32dを閉成する状態へと切換わる。これにより電源10から第2ヒューズ22、第2リレー回路32の第2接点32c−コモン接点32d、セキュリティホーン42、アースEへと通電され、このときのセキュリティホーン42への通電によりセキュリティホーン42が鳴動して高音の警報音が発せられる。
ここで、盗難行為等に起因して第1ヒューズ21に定格を上回る大電流が流れて第1ヒューズ21が作動して電路が遮断された場合、ホーンスイッチ60が押圧操作されても、第1リレー回路31の接点31b,31b間が閉成されずローホーン41は鳴動しない。しかし、この第1ヒューズ21によりローホーン41への電路が遮断された状態において、盗難行為が検知された場合、第2リレー回路32の可動接片32eの閉成状態が第1接点32b−コモン接点32dから第2接点32c−コモン接点32dへと切換わるため、車両外部からの接触が不能なセキュリティホーン42へ通電されて警報音が発せられる。そして、セキュリティホーン42が車両外部から接触不能なことで、セキュリティホーン42を迂回させて第2ヒューズ22を溶断させる等の盗難行為ができないのでセキュリティホーン42の鳴動が停止されない。
したがって、上述した車両用警報装置によれば、ホーンスイッチ60の作動時には電源10から第1ヒューズ21および第1リレー回路31を介してローホーン41に通電されるとともに、電源10から第1ヒューズ21および第2リレー回路32の第1接点32bを介してセキュリティホーン42に通電され、一方、盗難行為の発生が検知されたときには、電源10から第2ヒューズ22および第2リレー回路32の第2接点32cを介してセキュリティホーン42に通電されるので、通常のホーンスイッチ60の作動時にはローホーン41およびセキュリティホーン42の両方を鳴動させることができ、また、盗難行為などによって第1ヒューズ21が切れた場合であっても盗難行為の発生が検知されたときには第2ヒューズ22を介して確実にセキュリティホーン42を鳴動させることができるため、部品点数の増加を防止して低コスト化を実現しつつセキュリティ性の向上を図ることができる。
また、第1ヒューズ21が切れている場合に車両のストップランプが点灯せず、また、第2ヒューズ22が切れている場合に車両のスモールランプが点灯されないので第1ヒューズ21および第2ヒューズ22のヒューズ切れを容易に認知することができ、この結果、ヒューズ切れ状態を解消してホーンスイッチ60の作動時に確実にローホーン41およびセキュリティホーン42を鳴動させることができると共に、盗難行為の発生が検知された場合に確実にセキュリティホーン42を鳴動させることができる。
さらに、ストップランプが点灯しない場合には第1ヒューズ21が作動した可能性があり、またスモールランプが点灯しない場合には第2ヒューズ22が作動した可能性があることをユーザに認識させることができるため、とりわけ第1ヒューズ21、第2ヒューズ22の何れか一方が作動した場合に第1ヒューズ21および第2ヒューズ22の両方を点検する場合と比較して点検作業の時間を短縮することができる。
なお、上述した実施形態の車両用警報装置1においては第1ヒューズ21と第1リレー回路31との間にストップランプ系負荷35を分岐接続し、さらに、第2ヒューズ22と第2リレー回路32との間にスモールランプ系負荷36を分岐接続した場合について説明したが、第1ヒューズ21と第1リレー回路31との間にスモールランプ系負荷36、第2ヒューズ22と第2リレー回路32との間にストップランプ系負荷35を分岐接続するようにしてもよい。また、第1ヒューズ21および第2ヒューズ22の作動をストップランプとスモールランプとの点灯状態により認知可能な構成としたが、ストップランプおよびスモールランプに限られず、ユーザの簡単な操作により点灯可能な光源等であればよい。
10 電源
21 第1ヒューズ(第1ヒューズ)
22 第2ヒューズ
31 第1リレー回路(第1リレー)
32 第2リレー回路(第2リレー)
32b 第1接点
32c 第2接点
41 ローホーン(第1ホーン)
42 セキュリティホーン(第2ホーン)
60 ホーンスイッチ

Claims (2)

  1. 複数の警報器を有する車両用警報装置において、
    第1ホーンと、
    車両の外部から接触不能な場所に配置された第2ホーンとを備え、
    前記第1ホーンは、ホーンスイッチの作動時に閉成される第1リレーと該第1リレーに直列に接続される第1ヒューズとを介して電源に接続され、
    前記第2ホーンは、盗難行為の発生を検知したときに接点が切換え可能な第2リレーと該第2リレーに直列に接続され前記第1ヒューズとは別系統の第2ヒューズとを介して前記電源に接続され、前記第2リレーは、前記第2ホーンを前記第2ヒューズを介して前記電源に接続する第2接点と、前記第2ホーンを前記第1ヒューズおよび前記第1リレーを介して前記電源に対し前記第1ホーンと並列に接続する第1接点とを有し、前記盗難行為の発生を検知したときに前記第2接点を用いることを特徴とする車両用警報装置。
  2. 前記第1ヒューズおよび前記第2ヒューズのうち少なくとも一方は、車両に搭載される所定の灯具と前記電源との間に設けられるヒューズと共用されることを特徴とする請求項1に記載の車両用警報装置。
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