JP5132181B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP5132181B2
JP5132181B2 JP2007102277A JP2007102277A JP5132181B2 JP 5132181 B2 JP5132181 B2 JP 5132181B2 JP 2007102277 A JP2007102277 A JP 2007102277A JP 2007102277 A JP2007102277 A JP 2007102277A JP 5132181 B2 JP5132181 B2 JP 5132181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
unit
bucket
vending machine
bucket unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007102277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008262249A (ja
Inventor
正信 高橋
秀樹 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2007102277A priority Critical patent/JP5132181B2/ja
Publication of JP2008262249A publication Critical patent/JP2008262249A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5132181B2 publication Critical patent/JP5132181B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は自動販売機、特に、自動販売機の前面部に透光性を有するパネルが配設され、この透光性パネルを通して内部の商品収納部に収納された商品を視認できる、いわゆるシースルー型の自動販売機に関するものである。
図13、図14に示すように、自動販売機50の前面部51に透光性を有する透光性パネル52が配設され、この透光性パネル52を通して内部の商品収納部53に収納された商品54を実際に視認できる、いわゆるシースルー型の自動販売機50は既に知られている(例えば、特許文献1等)。この種の自動販売機によれば、商品見本を前面扉に展示している構成の自動販売機と異なり、商品見本ではなくて、実際の商品54を見ながら利用者が商品54を選択できる利点がある。
この種の自動販売機は、一般に、図13、図14に示すように、前面扉55を開閉自在に支持する自動販売機本体56内に、商品1を前後一列に収納する収納コラム57を上下段、左右列に並べて商品収納部53を構築し、この商品収納部53に対して、その前方(手前側)にバケットユニット58を搭載したX(左右)−Y(上下)搬送機構59(簡略的に移動範囲を仮想線で示す)を配備し、販売指示があった際に収納コラム57から払い出した商品54をバケットユニット58に移載して商品取出口60に送出する構造とされている。
商品を移載するためのバケットユニット58は、販売待機時には、商品取出口60の後方など、正面から見えない場所に配置されている。一方、商品を購入する利用者が、前面扉55に設けられている操作部61を操作して、購入商品に対応する番号などを入力すると、その番号に対応する収納コラム57まで、バケットユニット58が移動され、このバケットユニット58に、収納コラム57から払い出した商品54が移載され、さらに、バケットユニット58が商品取出口60に対応する位置まで移動して、商品取出口60内に排出される。
特開平10−302140号公報
この種のいわゆるシースルー型の自動販売機では、利用者が商品54を選択(商品番号を入力)してから、商品取出口60内に商品54が払い出されるまでに、バケットユニット58の商品取出口60近傍箇所から選択商品に対応する収納コラム57の箇所への移動動作と、商品54の収納コラム57からバケットユニット58内への排出動作と、バケットユニット58の収納コラム57側から商品取出口60近傍箇所への移動動作と、バケットユニット58内から商品取出口60内への排出動作とが必要である。したがって、利用者が商品54を選択してから商品取出口60に払い出されるまでに、比較的長い時間がかかり、利用者によっては待ち時間が長過ぎると感じることがあった。
つまり、シースルー型でない、一般の自動販売機、例えばサーペンタイン式の自動販売機においては、利用者によって商品が選択されると、商品の落下を規制しているストッパの規制を解除することで、商品収納部に収納している商品がその重力により落下してシュートにより案内されながら排出される構造であり、この種のサーペンタイン式の自動販売機と比較して、シースルー型の自動販売機では、商品が商品取出口60に排出されるまでの動作が多くてその搬送時間が長いため、急いでいる利用者などに対して、気が急きながら思うようにならず、いらいらする感情(いわゆるイライラ感)を与えることがあった。
また、このシースルー型の自動販売機においても、前面扉55内に設けた商品取出口60に商品54が排出される構造であるが、この商品取出口60内が暗くて払い出された商品54が見難い場合があった。これに対処する方法としては、商品取出口60に、内部を照らす照明装置などを取り付けることが考えられるが、この場合には、商品取出口60の内部を照らすだけのために、別途に照明装置を設けなければならないため、その分だけ製造コストが増加してしまう。
本発明は上記課題を解決するもので、前面部に配設された透光性パネルを通して商品を視認でき、移動自在のバケットユニットにより商品を商品取出口に搬送する自動販売機において、商品販売時に商品取出口に商品が排出されるまでの、気が急きながら思うようにならずいらいらする感情(いわゆるイライラ感)を緩和することができ、しかも、商品取出口内に払い出された商品を見易くすることもできる自動販売機を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、前面部に配設された透光性を有する透光性パネルを通して内部の商品収納部に収納された商品を視認でき、左右方向および上下方向に移動自在で前面および背面に商品が通過可能な開口部が設けられたバケットユニットにより、商品収納部から払い出された商品を商品取出口に搬送する自動販売機であって、バケットユニットに、バケットユニットの移動中に点灯または点滅して外部から視認できる照明部が設けられ、バケットユニットの前記照明部を点灯させ、商品取出口の内部を前記照明部によって照明するように構成し、商品取出口から離れた上方位置に庫内を照らす庫内照明装置を備え、商品取出口の天井面をなす部分に、庫内照明装置からの光を通す孔部が形成されていることを特徴とする。
上記構成により、バケットユニットを移動させて商品収納部から払い出された商品を商品取出口に搬送する際に、移動しているバケットユニットに設けられた照明部が点灯または点滅するため、利用客はこれを外部から、より良好に視認でき、商品が搬送中であることを認識したり、移動する照明部を見て楽しんだりすることができ、商品取出口に商品が排出されるまでの、気が急きながら思うようにならずいらいらする感情(いわゆるイライラ感)が緩和される。
また、バケットユニットの前記照明部を点灯させ、商品取出口の内部を前記照明部によって照明するように構成し、商品取出口から離れた上方位置に庫内を照らす庫内照明装置を備え、商品取出口の天井面をなす部分に、庫内照明装置からの光を通す孔部を形成したことにより、バケットユニットに設けられた照明部および庫内照明装置によって、商品取出口内に払い出された商品が照明されて視認し易くなり、商品の取り出しの際に便利である。また、バケットユニットを移動させる際に点灯または点滅させる照明部を、商品取出口内を照明する照明部としても兼用することができるので、バケットユニットを移動させる際に点灯または点滅させる照明部とは別に商品取出口に照明部を設けた場合と比較して製造コストの増加を抑えることができる。
また、本発明は、販売待機時において照明部を点灯または点滅させながらバケットユニットを移動させるように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
この構成により、販売待機時において、照明部を点灯または点滅させながらバケットユニットが移動されるので、当該自動販売機を遠くからでも目立たせることができ、集客力が向上する。
また、本発明は、前面部に配設された透光性を有する透光性パネルを通して内部の商品収納部に収納された商品を視認でき、左右方向および上下方向に移動自在で前面および背面に商品が通過可能な開口部が設けられたバケットユニットにより、商品収納部から払い出された商品を商品取出口に搬送する自動販売機であって、バケットユニットの移動中に点灯または点滅して外部から視認できる照明部が設けられ、前記照明部は、バケットユニットの前面で、且つ、バケットユニットが商品取出口の後方位置にあるときに商品取出口の前面に取り付けられる取出口扉から見える位置に配設され、バケットユニットの前記照明部を点灯させ、商品取出口の内部を前記照明部によって照明するように構成したことを特徴とする。
本発明によれば、バケットユニットに、バケットユニットの移動中に点灯または点滅して外部から視認できる照明部を設けることで、商品が商品取出口に搬送される際に、移動しているバケットユニットの照明部が点灯または点滅するため、利用客はこの移動状態を、より良好に視認できて、外部から見て商品が搬送中であることを認識したり、移動する照明部を見て楽しんだりすることができ、商品取出口に商品が排出されるまで待たされることによる、気が急きながら思うようにならずいらいらする感情(いわゆるイライラ感)が緩和される。
また、バケットユニットの照明部を点灯させて、商品取出口の内部を前記照明部により照明するように構成し、商品取出口から離れた上方位置に庫内を照らす庫内照明装置を備え、商品取出口の天井面をなす部分に、庫内照明装置からの光を通す孔部を形成したことにより、バケットユニットに設けられた照明部および庫内照明装置によって、商品取出口内に払い出された商品が照明されて見易くなって、商品の取り出しの際に便利となり、また、バケットユニットを移動させる際に点灯または点滅させる照明部が、商品取出口内を照明する照明部としても兼用されるので、別途に商品取出口内を照らす照明部を設けた場合と比較して製造コストの増加を抑えることができる。なお、バケットユニットが商品取出口に到着する前(商品取出口に移動の際)から照明部を点灯させておいてもよい。
また、本発明は、販売待機時において照明部を点灯または点滅させながらバケットユニットを移動させるように制御する制御手段を備えたことにより、当該自動販売機を遠くからでも目立たせることができ、集客力を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る自動販売機の全体正面図、図2は同自動販売機の全体斜視図、図3は同自動販売機の簡略的な側面断面図(図2、図3は商品を省いた状態を簡略的に示している)、図4は同自動販売機におけるバケットユニットを駆動するX−Y搬送機構を簡略的に示す斜視図、図5は商品取出口およびその近傍箇所の要部切欠斜視図である。
図1〜図3に示すように、自動販売機1は、その前面部に透光性を有する透光性パネルが配設され、この透光性パネルを通して内部の商品収納部に収納された商品を視認できるよう構成されている。詳しくは、自動販売機本体2に開閉自在に取り付けられている前面扉(いわゆる外扉)3と、自動販売機本体2内の断熱空間を形成する内箱4の前面開口部を開閉する内扉5との、上部から中央部にかけて、透明な樹脂板やガラス板などからなる透光性パネル6(6A、6B)が嵌め込まれており、これらの透光性パネル6(6A、6B)を通して、内箱4の内部である商品収納部7に収納された商品8を利用者が視認できるよう構成されている。なお、この実施の形態では、断熱性を高めるために、内扉5に間隔をあけて前後2枚の透光性のガラスパネル6B(いわゆるペアガラス)がはめ込まれているが、これに限るものではない。また、図1〜図3における9、10は前面扉3に設けられている商品取出口およびこの商品取出口9を開閉する取出口扉、17は入力用のテンキーなどが設けられている操作部、34はコイン投入口、35は釣銭返却用押ボタン、36は投入金額ならびに商品選択時に選択した商品の識別番号等を表示する表示部、37は紙幣投入口、38は釣銭返却口、32A、32Bは商品収納部7等の庫内空間を照明する蛍光灯などからなる庫内照明装置、33A、33B(図3参照)は透光性を有する照明カバーである。また、この実施の形態では、内箱4の底面部以外は、自動販売機本体の外枠(いわゆる外箱)と共通化して構成されている場合を示しているが、これに限るものではない。
内箱4内には、商品8を前後一列に収納する収納コラム11を上下段、左右列に並べて商品収納部7を構築し、この商品収納部7に対して、その前方(手前側)にバケットユニット12を搭載したX(左右)−Y(上下)搬送機構13(図4において簡略的に示す)を配備し、販売指示があった際に収納コラム11から払い出した商品8をバケットユニット12に移載して、前面扉3に設けられた(この実施の形態では、前面扉3の向かって左側の高さ方向中央部に設けられている)商品取出口9に送出する構造とされている。なお、X−Y搬送機構13は、この実施の形態においては、内箱4内の左端部と右端部においてそれぞれ上下に延びる縦案内部材(図示せず)に沿って昇降する左右に長い矩形枠状の昇降フレーム15内で、バケットユニット12が、昇降フレーム15内において左右に延びる姿勢で組み付けられた横ガイドロッド16に沿って、左右方向(X方向)に移動自在に支持されている。そして、昇降フレーム15全体が図示しない昇降モータによりY(上下)方向の任意の位置に移動される構成とされ、また、昇降フレーム枠15内の下部において左右に延びる状態で架け渡された無端状の横移動ベルト14の一部にバケットユニット12が固定され、横移動ベルト14を移動させる横駆動モータ45の駆動力によって、横移動ベルト14とともにバケットユニット12が一体的に左右方向(X方向)に移動されるよう構成されており、この結果、バケットユニット12がX(左右)−Y(上下)方向に対して任意の位置に移動可能とされている。なお、X−Y搬送機構13によりバケットユニット12がX(左右)−Y(上下)方向に移動できればよく、前記構造に限定されない。
商品8を移載するバケットユニット12は、販売待機時には、図1に示すように、商品取出口9の後方など、正面から見えない場所に配置されている。一方、商品8を購入しようとする利用者が、前面扉3に設けられている操作部17を操作して、購入商品に対応する識別番号などを入力すると、その識別番号に対応する収納コラム11まで、バケットユニット12が移動され(図12参照)、このバケットユニット12に、収納コラム11から払い出した商品8が移載され、さらに、バケットユニット12が商品取出口9に対応する位置まで移動して(図5参照)、商品取出口9内に排出される。
図6、図7に示すように、この実施の形態では、バケットユニット12は、背面側が開放され、前面側に開口部20aが設けられた平面視略コ字状の本体20の底面部に、前後方向に移動自在で無端状の移送用ベルト18が掛け渡された状態で配置された構成とされている。そして、バケットユニット12における移送用ベルト18よりも下方の箇所に配設された駆動モータ19の駆動力が減速機構39を介して移送用ベルト18に伝達されて、移送用ベルト18の上面部分が奥側より手前側に移動されることで、商品8を収納コラム11側からバケットユニット12内に引き込んだり、バケットユニット12側から商品取出口9側に排出できるよう構成されている。
また、図8、図9に示すように、収納コラム11の下辺部における前端部から後端部にかけても前後方向に移動自在で無端状の移動ベルト21が掛け渡されている(なお、移動ベルト21の上面となる箇所は金属製の支持板40(図8(b)参照)により下方から支持されている)が、この収納コラム11には前記移動ベルト21の駆動源は設けられておらず、バケットユニット12が対応してその手前部分に配置された際に、このバケットユニット12の前記駆動モータ19の駆動力が、図9(b)、(c)に示すように、駆動プーリ22a、ベルト22b、力伝達軸22c、ローラ22dなどを有する力伝達機構22を介して、収納コラム11の前記移動ベルト21に伝達されて、移動ベルト21とともに商品8が手前側に送り出されるようになっている。なお、図8における23は移動ベルト21の上面の一部から立設した状態で一体的に固定されて、商品8が後方に倒れることを防止する倒れ防止板である。
また、図8、図9に示すように、収納コラム11の前端部には、一番手前の商品が前方に移動することを規制する規制ゲート24が開閉自在に支持されており、バケットユニット12の一部から収納コラム11の所定箇所内に突入自在のピン27が、バケットユニット12の下端部に収納された出退用駆動モータ28の駆動力でリンク機構26等を介して出退されることで、収納コラム11の前端部に内装された前後に移動可能なスライダ29を押すようになっている。そして、このスライダ29の上面部の一部に形成された係合凸部29aは、規制ゲート24の中心軸部後延部外周において後方に伸びるように形成された異形の突条部24bに係合され、前記ピン27の突出動作によりスライダ29が後方に押し込まれることで、前記係合凸部29aおよび突条部24bを介して、規制ゲート24が開姿勢に回転して、一番手前の商品8が手前に移動されるとともにバケットユニット12側に押し出されることが許容されるよう構成されている。なお、このバケットユニット12と収納コラム11との詳しい構造については、本出願人の出願内容を開示する特開2004−295341号公報を参照されたい。
このようにして、バケットユニット12が、払い出し指示を受けた収納コラム11の手前位置に移動された状態で、バケットユニット12に組みつけられた駆動モータ19や出退用駆動モータ28が駆動されることで、これらの駆動力が、収納コラム11側に伝達されて、規制ゲート24が開けられるとともに移動ベルト21の上面部分が手前側に移動するように駆動されて、最も手前の商品8が収納コラム11側からバケットユニット12内に移送される。なお、この構成に限るものではなく、収納コラム11側からバケットユニット12に商品8を送り出せる構成であればよい。
図5などに示すように、前面扉3に設けられた商品取出口9の背面上部には、バケットユニット12により搬出されてきた商品8が投入される投入開口部9bが形成されているが、内扉5における、投入開口部9bに対応する位置に排出孔部31が形成されている。この排出孔部31は、その上端部において回動自在に支持された搬出扉30が開閉自在に取り付けられている。
図5、図6、図10などに示すように、バケットユニット12におけるバケット本体20の前面部に形成された開口部20aには、バケットユニット12から商品8が排出されたことを検知する検知用扉42が開閉自在に取り付けられている。そして、検知用扉42が開けられると、検知用扉42の向かって左側の一部から後方に突出して設けられた検知用突部42aが、バケットユニット12に内蔵された光透過式等の検知センサ46A、46B(図6参照)の光経路が接続されることでONされ(検知用扉42が閉じられるとOFFされ)、この検知用扉42の開閉動作を検知できるよう構成される。なお、図5における43は、検知用扉42の背面上部に開閉自在に設けられる防盗用扉である。
さらに特に、本発明においては、図5、図10、図11に示すように、バケットユニット12におけるバケット本体20の前面部下部に、照明部としてのLED部44が、複数個横方向に並べられて配設されている。(なお、図10においては、バケット本体20の前面部および両側面部を覆うカバーを取り付けた状態を示しており、図11は前記カバーを取り外した状態を示している。)そして、図示しない制御部により商品8の排出指示があって、バケットユニット12が、待機位置である商品取出口9の背面箇所から、排出指示に対応する収納コラム11の箇所まで移動開始され(図12参照)、その後、その商品8がバケットユニット12に取り込まれて、また、商品取出口9内に搬出されるまでの間、前記LED部44が点滅するように制御される。
また、商品取出口9内に商品を排出した後は、例えば所定時間(例えば15秒間)だけ、LED部44が点灯されて、商品取出口9内の商品8などが照らされるようになっている。なお、この実施の形態においては、商品取出口9の天井面をなす部分に、庫内を照らす庫内照明装置32Aからの光を通す孔部9c(図5参照)が複数形成されている。
上記構成において、利用客の商品購入動作が行われて、制御部により商品8の排出指示があった場合には、バケットユニット12の対応する収納コラム11への移動動作と、収納コラム11からバケットユニット12内への商品8の排出動作と、前記収納コラム11の位置から商品取出口9の後方位置への移動動作と、バケットユニット12内から商品取出口9内への排出動作とが行われ、これらの動作を全て行うのに比較的長い時間がかかる。
しかしながら、本発明においては、図10、図12に示すように、これらの移動動作(搬送動作)の際、すなわち、バケットユニット12を商品取出口9の後方位置から移動させて収納コラム11から払い出された商品8をバケットユニット12で受け取って商品取出口9内まで搬送する際に、移動しているバケットユニット12に設けられた照明部としてのLED部44が点滅するため、利用客はこの移動しながら点滅するLED部44を外部から良好に視認でき、商品8が搬送中であることを認識したり、移動するLED部44を見て楽しんだりする(アミューズメント性を高める)ことができ、この結果、商品取出口9に商品8が排出されるまでの、利用者の、気が急きながら思うようにならずいらいらする感情(いわゆるイライラ感)を緩和させることができる。
なお、この際、LED部44を点滅ではなくて、点灯させたり、左右に点灯部が流れるように順に点灯制御させたりしてもよく、また、このバケットユニット12の移動時に常時点灯させる代わりに、移動時の一部の時間だけ、例えば、バケットユニット12を収納コラム11から商品取出口9側まで移動させる際だけ、点滅させたり、点灯させたりしてもよい。
また、上記構成によれば、バケットユニット12が収納コラム11から商品8を取り込んで、商品取出口9に対応する位置に移動した際に、バケットユニット12のLED部44を点灯させ、商品取出口9の内部をLED部44により照明するように構成したことにより、商品取出口9の内部が、この商品取出口9から離れた位置の庫内照明装置32Aによって孔部9cを通して照明されるだけでなく、バケットユニット12の前面部に設けられたLED部44によっても照明されるので、商品取出口9内に払い出された商品8が、庫内照明装置32Aだけで照明されている場合と比較して、より明るく照明されて視認し易くなり、商品8の取り出しの際に便利となる。
また、このLED部44は、上記のように、バケットユニット12の移動時に点滅させて利用者のいわゆるイライラ感を緩和するためにも用いられて兼用されているので、別途に商品取出口9に内部を照らす照明部を設けた場合と比較すると、製造コストの増加を抑えることができる。
なお、この構成により、省エネルギーのために、商品収納部7等の庫内空間を照明する蛍光灯などからなる庫内照明装置32A、32Bを消灯した場合でも、商品取出口9に商品8が排出された際に、商品8を良好に照らすことができて、利便性を向上させることができ、また、省エネルギーによる電気代の削減も可能となる。
また、さらに上記構成に加えて、販売待機時において、LED部44を点灯または点滅させながらバケットユニット12を移動させるように制御部で制御する構成としてもよい。
つまり、従来のシースルー型の自動販売機においては、販売待機時にはバケットユニット12は商品取出口9の後方に待機しているだけであったため、販売待機時に自動販売機を目立たせることは殆ど行えなかった。また、一般の自動販売機においては、前面扉に多数の商品見本が展示されているとともに、各商品見本に対応して商品選択ボタンが設けられているが、近年の自動販売機では、自動販売機を目立たせるために、販売待機時に前記商品選択ボタンをランダムに点滅させるように構成したものがある。これに対して、シースルー型の自動販売機においては、商品見本やこれに対応する商品選択ボタンが設けられていないので、商品選択ボタンを点滅させることができない。
しかしながら、本発明の上記構成によれば、販売待機時において、LED部44を点灯または点滅させながらバケットユニット12を移動させることで、いわゆるイルミネーション効果を発揮できて、当該自動販売機1を遠くからでも目立たせることができ、集客力を向上させることができる。
なお、このバケットユニット12のXY方向の移動時に、XY移動量を自在に変更するよう設定したり、移動速度を変更したりすることも可能であり、これにより、イルミネーション効果を一層大きくすることができる。
また、上記実施の形態では照明部としてLEDを用いた場合を述べたが、これに限るものではなく、他の照明装置(例えば、豆電球など)でもよいことはもちろんである。
本発明の実施の形態に係る自動販売機の全体正面図である。 同自動販売機の全体斜視図(商品がない状態を簡略的に示している)である。 同自動販売機の簡略的な側面断面図(商品がない状態を簡略的に示している)である。 同自動販売機におけるバケットユニットを駆動するX−Y搬送機構を簡略的に示す斜視図である。 同自動販売機における商品取出口およびその近傍箇所の要部切欠斜視図である。 (a)および(b)はそれぞれ同自動販売機におけるバケットユニットを背面側からみた斜視図である。 (a)および(b)はそれぞれ同自動販売機におけるバケットユニットの左側面図である。 (a)および(b)は同自動販売機の収納コラムの斜視図および側面図である。 (a)〜(c)はそれぞれ同自動販売機におけるバケットユニットのピンに応じて規制ゲートが開閉する様子を示す要部左側面図である。 同自動販売機における収納コラムの手前箇所にバケットユニットが移動した状態を示す図である。 同自動販売機のバケットユニットの斜視図(バケットユニットの外側枠部分をなすパネルを取り外した状態)である。 同自動販売機の正面図で、収納コラムの手前箇所にバケットユニットが移動した状態を示す。 (a)および(b)は従来の自動販売機の自動販売機本体の正面図および全体側面断面図である。 (a)および(b)は同従来の自動販売機の全体正面図および前面扉を開けた状態の全体斜視図である。
符号の説明
1 自動販売機
2 自動販売機
3 前面扉
4 内箱
5 内扉
6、6A、6B 透光性パネル
7 商品収納部
8 商品
9 商品取出口
11 収納コラム
12 バケットユニット
13 X−Y搬送機構
15 昇降フレーム
20 バケット本体
42 検知用扉
44 LED部(照明部)

Claims (3)

  1. 前面部に配設された透光性を有する透光性パネルを通して内部の商品収納部に収納された商品を視認でき、左右方向および上下方向に移動自在で前面および背面に商品が通過可能な開口部が設けられたバケットユニットにより、商品収納部から払い出された商品を商品取出口に搬送する自動販売機であって、
    バケットユニットに、バケットユニットの移動中に点灯または点滅して外部から視認できる照明部が設けられ
    バケットユニットの前記照明部を点灯させ、商品取出口の内部を前記照明部によって照明するように構成し、
    商品取出口から離れた上方位置に庫内を照らす庫内照明装置を備え、
    商品取出口の天井面をなす部分に、庫内照明装置からの光を通す孔部が形成されている
    ことを特徴とする自動販売機。
  2. 販売待機時において照明部を点灯または点滅させながらバケットユニットを移動させるように制御する制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前面部に配設された透光性を有する透光性パネルを通して内部の商品収納部に収納された商品を視認でき、左右方向および上下方向に移動自在で前面および背面に商品が通過可能な開口部が設けられたバケットユニットにより、商品収納部から払い出された商品を商品取出口に搬送する自動販売機であって、
    バケットユニットの移動中に点灯または点滅して外部から視認できる照明部が設けられ、
    前記照明部は、バケットユニットの前面で、且つ、バケットユニットが商品取出口の後方位置にあるときに商品取出口の前面に取り付けられる取出口扉から見える位置に配設され、
    バケットユニットの前記照明部を点灯させ、商品取出口の内部を前記照明部によって照明するように構成した
    ことを特徴とする自動販売機。
JP2007102277A 2007-04-10 2007-04-10 自動販売機 Expired - Fee Related JP5132181B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007102277A JP5132181B2 (ja) 2007-04-10 2007-04-10 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007102277A JP5132181B2 (ja) 2007-04-10 2007-04-10 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008262249A JP2008262249A (ja) 2008-10-30
JP5132181B2 true JP5132181B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=39984701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007102277A Expired - Fee Related JP5132181B2 (ja) 2007-04-10 2007-04-10 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5132181B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5359290B2 (ja) * 2009-01-13 2013-12-04 富士電機株式会社 商品収納装置
JP5375129B2 (ja) 2009-01-23 2013-12-25 富士電機株式会社 自動販売機の商品収納装置
JP5316268B2 (ja) * 2009-07-08 2013-10-16 富士電機株式会社 商品収納装置
EP3703020A4 (en) 2017-11-30 2021-11-03 V-Sync Co., Ltd. VENDING MACHINE
JP6745785B2 (ja) * 2017-12-28 2020-08-26 株式会社ブイシンク 店舗
JP6745786B2 (ja) * 2017-12-28 2020-08-26 株式会社ブイシンク 店舗

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3015409B2 (ja) * 1990-05-23 2000-03-06 三洋電機株式会社 自動販売機の表示装置
JP2000113309A (ja) * 1998-10-01 2000-04-21 Sanyo Electric Co Ltd 自動販売機の商品収納装置
JP2003123131A (ja) * 2001-10-09 2003-04-25 Sanden Corp 自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008262249A (ja) 2008-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5132181B2 (ja) 自動販売機
JP2006330910A (ja) 自動販売機
JP2005292939A (ja) 自動販売機
JP2005332253A (ja) 広告ユニット
JP2002092725A (ja) 自動販売機
JP4562259B2 (ja) 自動販売機
JP4175803B2 (ja) 自動販売機の商品取出口照明装置
JPH0433090A (ja) 自動販売機の表示装置
MX2015001875A (es) Aparato de almacenamiento de productos.
JP2009211271A (ja) 自動販売機
KR200257879Y1 (ko) 게임자판기
JP4534720B2 (ja) 自動販売機
JP3771771B2 (ja) 自動販売機
JP5440102B2 (ja) 自動販売機
KR101335482B1 (ko) 자판기용 구동부 어셈블리
JP2006244368A (ja) 自動販売機
JP5228904B2 (ja) 自動販売機
JP4844404B2 (ja) 商品収納装置
JP5375530B2 (ja) 自動販売機
JP5434488B2 (ja) 自動販売機
JP3835002B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP5434487B2 (ja) 自動販売機
WO2016134756A1 (en) Point of sale vending machine
JP2599640B2 (ja) 自動販売機
JP4136728B2 (ja) 商品販売陳列ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121106

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees