JP5129005B2 - 圧電振動子及び圧電素子の製造方法並びに圧電振動子の製造方法 - Google Patents

圧電振動子及び圧電素子の製造方法並びに圧電振動子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、蓋体及びベース体により気密封止された空間に振動部が設けられた圧電振動子及びその製造方法、並びに振動部に励振電極及び引き出し電極が形成された圧電素子の製造方法に関する。
従来のパッケージ型水晶振動子は、図8に示すようにセラミック製のベース体12と金属製の蓋体13とからなるパッケージ10に、図9に示すように両主面に励振電極14a,14bが形成された水晶片11が格納された構成となっている。前記ベース体12と蓋体13とは、例えば溶接材からなるシール材を介してシーム溶接され、その内部は真空状態となっている。前記励振電極14a,14bは、夫々水晶片11の側面を介して裏面に跨るように形成された引き出し電極15a,15bと電気的に接続されており、この引き出し電極15a,15bは、パッケージ10内に設けられた一対の電極16と導電性接着剤17を介して電気的に接続されている。図中18はパッケージ10の下部に設けられた電極であり、パッケージ10内の配線を介して前記電極16に電気的に接続されている。
上述のパッケージ型水晶振動子は、水晶片11に対して励振電極14a,14b及び引き出し電極15a,15bを形成した後、この水晶片11をベース体12及び蓋体13によって封止し、前記引き出し電極15a,15bを前記パッケージ10に設けられた電極16と電気的に接続することにより製造されている。この際、水晶により構成されたウエハWから水晶片11を形成するにあたり、図10に示すように、水晶片11とウエハWとを接続する接続部10が残るように、水晶片11の形成領域の周に沿ってウエハの表裏を貫通する貫通溝19を形成し、続いて各水晶片11が前記接続部10によりウエハWに固定された状態で、前記貫通溝19を利用して水晶片11の表裏に跨る電極(励振電極及び引き出し電極)を形成し、この後ウエハWから当該水晶片11を切り離すことが検討されている。
この手法において前記電極を形成する工程は、例えば次のように行われる。先ず水晶片11の周囲、つまり水晶片11の表面、裏面及び側面に電極の材料となる金属膜を形成し、次いで前記金属膜の表面にレジスト膜を成膜する。そして所定のパターンを用いた露光処理と、現像処理とを順次行って、電極のパターンに合わせたレジストパターンを得る。続いてこのレジストパターンをマスクとして金属膜をエッチングし、こうして所定形状の電極を形成する。前記レジストパターンは電極を形成しない領域のレジスト膜が除去されるが、例えばポジ型のレジストを用いる場合には、光が照射された領域が現像処理により溶解し、除去されるため、露光工程では電極を形成しない領域に対して、十分に光を照射する必要がある。
ここで前記露光工程では、例えば水晶片11の表面側及び裏面側からウエハWに対して光を照射しているが、前記水晶片11の厚さは貫通溝19の幅よりも小さく、例えば水晶片11の厚さは例えば30μm程度、貫通溝19の幅は例えば100μm程度であるため、水晶片11の側面に対しては、その表面や裏面側に比べて光が到達しにくく、側面のレジストは感光しにくい。一方水晶片11の側面は引き出し電極15a,15bを形成する領域と形成しない領域が存在するため、当該側面のレジストに対しても十分に光を照射する必要があるが、水晶片11の表面や裏面のレジストを感光させるための最適条件で露光処理を行うと、水晶片11の側面のレジストは十分に感光されず、次の現像工程において、本来であれば除去される部位のレジストが残ってしまう。この結果水晶片11の側面において、電極形成部位以外に金属膜が残ってしまうという問題が生じる。
一方、水晶片11の側面のレジストを十分に感光させる条件で露光処理を行うと、水晶片11の表面や裏面のレジストに対しては必要以上に露光処理が行われてしまうので、高い解像度を確保することができず、微小なレジストパターンを精度よく形成することが困難となり、この結果水晶片11の表面や裏面に形成される励振電極14a,14bの形状が崩れてしまうという問題がある。このように水晶片11の側面に不要な金属膜が残ったり、励振電極14a,14bを精度のよい形状で形成できないと、ショートを起したり、電気的特性が悪化してしまうという問題が発生する。
この際、貫通溝19の幅を大きくして、水晶片11の側面に対しても十分に露光光を到達させるようにすることも考えられるが、このようにするとウエハWに形成される開口部の面積が多くなるため、ウエハWの強度が低下し、ウエハ破損率が高くなってしまうという問題もある。
ところで、特許文献1には、複数の素子が同時に形成されているウエハの段階でパッケージングを行なって積層体とし、この積層体を所定のラインに沿って切り出すことでパッケージされた素子の状態とする技術が提案されている。しかしながら、この文献1には、水晶片11に電極を形成するにあたり、その側面において電極形成部位以外の電極膜を残さずに、水晶片の表面や裏面に精度のよい形状で電極を形成する手法については全く考えられていない。
特開2006−180168号公報
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、振動部に対して励振電極や引き出し電極を精度のよい形状で形成することができる技術を提供することにある。
このため本発明の圧電振動子は、蓋体及びベース体により気密封止された空間に振動部が設けられた圧電振動子において、
前記振動部と、この振動部を溝部を介して取り囲む枠部とが支持部を介して一体に形成された圧電基板と、
前記振動部の一面側及び他面側に夫々形成された励振電極と、
前記励振電極に接続され、前記振動部の一面側から当該振動部の側面を介して他面側まで引き出された引き出し電極と、を備え、
前記圧電基板における振動部の周囲に形成された前記溝部は、前記振動部の側面における引き出し電極が形成される領域の幅が、前記振動部の側面における引き出し電極が形成されない領域の幅よりも大きくなるように形成されていることを特徴とする。
ここで前記圧電基板における振動部の周囲に形成された前記溝部は、前記振動部の側面における引き出し電極が形成される領域の幅は、前記振動部の厚さ以上の大きさに設定され、前記振動部の側面における引き出し電極が形成されない領域の幅は、前記振動部の厚さより小さい大きさに設定される。
また本発明の圧電素子の製造方法は、振動部と、この振動部の一面側及び他面側に夫々形成された励振電極と、この励振電極に接続され、前記振動部の一面側から当該振動部の側面を介して他面側まで引き出された引き出し電極と、を備えた圧電素子を製造する方法において、
圧電材料からなる素子用のウエハに、前記振動部を多数配列するように、この振動部を取り囲む溝部を、当該振動部を前記ウエハに接続する部位を除いて形成する工程と、
次いで前記振動部の一面側及び他面側に励振電極を形成すると共に、前記振動部の側面に引き出し電極を形成する工程と、を含み、
前記溝部を形成する工程は、前記振動部の側面における引き出し電極が形成される領域の幅が、前記振動部の側面における引き出し電極が形成されない領域の幅よりも大きくなるように形成することを特徴とする。
ここで前記振動部に励振電極及び引き出し電極を形成する工程は、前記振動部の一面側及び他面側並びに、側面における引き出し電極が形成される領域に励振電極及び引き出し電極の材料となる導電性膜を形成する工程と、次いで前記導電性膜の上に前記励振電極及び引き出し電極の形状に対応するレジストパターンを形成する工程と、次いで前記導電性膜を前記レジストパターンを用いてエッチングすることにより、前記振動部に励振電極及び引き出し電極を形成する工程と、を含むものとすることができる。
さらに本発明の圧電振動子を製造する方法は、圧電材料からなる素子用のウエハに、前記支持部により前記振動部を接続した状態でこの振動部を多数配列するように、当該振動部を取り囲む溝部を形成する工程と、
次いで前記振動部の一面側及び他面側に励振電極を形成すると共に、前記振動部の側面に引き出し電極を形成する工程と、を含み、
前記溝部を形成する工程は、前記振動部の側面における引き出し電極が形成される領域の幅が、前記振動部の側面における引き出し電極が形成されない領域の幅よりも大きくなるように形成することを特徴とする。
この際、前記振動部に励振電極及び引き出し電極を形成する工程は、前記振動部の一面側及び他面側並びに、側面における引き出し電極が形成される領域に励振電極及び引き出し電極の材料となる導電性膜を形成する工程と、次いで前記導電性膜の上に前記励振電極及び引き出し電極の形状に対応するレジストパターンを形成する工程と、次いで前記導電性膜を前記レジストパターンを用いてエッチングすることにより、前記励振電極及び引き出し電極を形成して圧電素子を形成する工程と、次いでこの圧電素子を、蓋体及びベース体により気密封止する工程と、を含むことを特徴とする。
また本発明の圧電振動子を製造する方法は、素子用のウエハに、励振電極及び引き出し電極が形成され、その周囲に溝部が形成された振動部を、当該ウエハにその支持部により接続しながら、多数配列して形成する工程と、 前記素子用のウエハの上面及び下面に夫々の蓋用のウエハ及びベース体用のウエハを重ねて互いに接合する工程と、この工程の後、ウエハの積層体を切断して、各圧電振動子に分割する工程と、を備えたことを特徴とするものであってもよい。
本発明の圧電振動子は、振動部の周囲に形成される溝部を、振動部の側面において引き出し電極が形成されている領域はその幅が大きく、振動部の側面において引き出し電極が形成されていない領域はその幅が小さくなるように形成しているので、振動部に対して励振電極や引き出し電極を精度のよい形状で形成することができる。つまり前記引き出し電極が形成されていない領域では、溝部の幅が狭いため、振動部の側面に電極の材料となる導電性膜やレジスト膜が形成されにくく、当該領域では付着するレジスト量が極めて少なくなる。このため例えばポジ形のレジストを用いた場合でも、振動部の一面側や他面側のレジスト膜が十分感光される程度に露光を行えば、当該側面のレジスト膜も十分に感光する。この結果、前記振動部の側面における不要なレジスト膜は確実に除去することができると共に、露光時におけるレジストパターンの形状の崩れを抑えることができるので、精度のよい形状の励振電極及び引き出し電極を形成することができる。
また素子用のウエハに多数の振動部を配列して形成する場合には、電極を精度よく形成するために必要な溝部の大きさを確保しながらも、ウエハにおける開口部の面積のむやみな増大が抑えられるので、素子用のウエハの強度の低下を抑制することができる。さらに素子用のウエハにおいて、溝部の周囲に枠部を形成することにより、振動部が支持部と枠部とによりウエハに支持されるので、ウエハとの接合面積が大きくなり、ウエハ及び振動部の強度の低下を抑えることができる。
本発明の一実施の形態について、パッケージ型水晶振動子に用いられる水晶基板を例にして説明する。先ずこの水晶基板の構造について図1〜図4を参照しながら説明する。図中の2は矩形状の圧電基板をなす水晶基板であり、この水晶基板2は、凹部2Aとこの凹部2Aの周囲に設けられた接合枠部2Bとを備えている。前記凹部2Aは、枠部21とこの枠部21の内側に空間を介して位置する振動部22とを備え、これら枠部21、振動部22は水晶基板2の一端側に幅方向に間隔をおいて並ぶ二つの支持部23a,23bを介して一体的に形成されている。前記枠部21と振動部22との間には、当該水晶基板2の表裏面を貫通するように溝部をなす貫通溝3が形成されている。貫通溝3は図2及び図3に示すように、振動部22における支持部23a,23bと接続された部位以外に、振動部22の外周囲に沿って形成されている。ここで説明の便宜上、支持部23a,23bの間にある貫通溝を貫通溝3a,その他の領域の貫通溝を貫通溝3bとする。
前記振動部22の一面側及び他面側には一方の励振電極4a及び他方の励振電極4bが夫々形成されている。また前記振動部22の一面側には、一方の引き出し電極41aの一端側が前記一方の励振電極4aに接続されて形成されている。この引き出し電極4aは図2及び図3に示すように、励振電極4aから帯状に振動部22の一縁側に引き出され、貫通溝3aを越えて枠部21まで形成されると共に、貫通溝3bを越えて枠部21まで形成されている。さらに振動部22の側面に沿って屈曲され、振動部22の他面側に回しこまれ、さらに支持部23bを介して他面側の枠部21まで引き出されて形成されている(図4参照)。
また前記振動部22の他面側には、他方の引き出し電極41bの一端側が前記他方の励振電極4bに接続されて形成されている。この引き出し電極41bは、図4に示すように、励振電極4bから帯状に振動部22の一縁側に引き出され、さらに支持部23aを介して他面側の枠部21まで引き出されて形成され、当該枠部21の長さ方向に伸びるように形成されている。
前記貫通溝3は、振動部22の側面において引き出し電極41が形成されている第1の領域31は第1の幅により形成され、振動部22の側面において引き出し電極41が形成されていない第2の領域32は第1の幅よりも狭い第2の幅により形成されている。ここで前記振動部22の側面において引き出し電極41が形成されている領域31とは、この例では図2に太線にて示すように、一面側の励振電極4aと接続された引き出し電極41aが支持部23a,23bの間に形成された貫通溝3aを介して他面側まで回りこむ領域42と、前記引き出し電極41aが貫通溝3bを介して他面側まで回りこむ領域43である。
そして貫通溝3a,3bでは、前記電極41aが形成されている領域に対応する領域が第1の領域31に相当し、前記引き出し電極41aが形成された領域42では、貫通溝3aが例えば振動部22側に広がる状態に形成され、前記引き出し電極41aが形成された領域43では、例えば貫通溝3bが枠部21側に広がる状態で形成される。但し貫通溝3の第1の領域31は引き出し電極41aが形成されている領域42,43をカバーすることができればよく、これら領域42,43よりも大きく設定してもよい。また前記第1の幅とは例えば振動部22の厚み以上の大きさ例えば100μm程度であり、第2の幅とは振動部22の厚みより小さい大きさ例えば20μm以下程度である。
前記水晶基板2の上方側には、矩形状の水晶からなる蓋体5が設けられている。この蓋体5は、AuSi,AuS,AuGeなどの半田によって水晶基板2の一面側の接合枠部2Aに接合される。一方、前記水晶基板2の下方側には、前記振動部22及び支持部23a,23bを収納する凹部61を有する矩形状の水晶からなるベース体6が設けられている。このベース体6における凹部61の周囲には前記水晶基板2の他面側と接合される枠部62が形成されており、当該枠部62には、図3に示すように、前記水晶基板2の他面側に形成された引き出し電極41a及び他方の引き出し電極41bと電気的に接続される電極部63a,63bが夫々形成されている。またベース体6の外部底面には、図4に示すように外部電極である電極パッド64a〜64dが形成されている。これら電極パッド64a〜64dは前記電極部63a,63bと図示しない配線を介して電気的に接続されている。このベース体6の枠部62の上面は、AuSi,AuS,AuGeなどの半田によって水晶基板2の他面側に接合される
このように構成されたパッケージ型水晶振動子の発振動作は、ベース体6の外部底面に設けられた電極パッド64a〜64d、電極部63a,63b、引き出し電極41a,41bを通って振動部22の励振電極4a,4bに電圧が印加されることで起こる。
次に、上述したパッケージ型水晶振動子の製造方法について、図5〜図7を参照しながら説明する。この製造方法では、図5に示すように、素子用のウエハ91、ベース体用のウエハ92、蓋用のウエハ93の3枚のウエハが用いられる。なお図5では素子用のウエハ91及びベース体用のウエハ92には、夫々点線により水晶基板2の形成領域94と、ベース体6の形成領域95を示している。続いて素子用のウエハ91に圧電基板である水晶基板2が形成される工程について説明する。先ず図6を参照して、振動部22の周囲に貫通溝3を形成して、振動部22の外形を形成する工程について説明する。図6(a)中、7はウエハWの水晶層、71は水晶基板2における凹部2Aの形成領域、72は水晶基板2における接合枠部2Bの形成領域を夫々示し、前記凹部2Aの形成領域71における水晶層7と、前記接合枠部2Bの形成領域72における水晶層7においては、前工程においてその厚さが夫々調整されている。
図6(a)に示すように、このウエハ91に対して、振動部22の外形を形成するために行うエッチングのマスクとなるCr及びAuからなる金属膜73を成膜し、この金属膜73の上にレジスト膜74を成膜する。次いでこのレジスト膜74が露光、現像され、当該レジスト膜74に、貫通溝3の形状に対応した所定のレジストパターンが形成される(図6(b)参照)。ここで図6では、図3においてA−A´で示すライン状の水晶基板2を、図3中矢印の方向に見たときの断面図を示している。
次いで図6(c)に示すように、このレジストパターンに沿って金属膜73をエッチングして、金属膜73に水晶層7が露出されるように外形用開口領域をなすマスクパターンが形成される。続いてウエハ91は例えばエッチング液であるフッ酸を含む溶液に浸漬されてマスクパターンに沿って水晶層7がエッチングされ、貫通溝3が形成されていき(図6(d)参照)、さらに水晶層7のエッチングが進行して、振動部22の周囲に貫通溝3が形成され、振動部22の外形が形成される。この後、レジスト膜74と金属膜73が除去される(図6(e)参照)。
続いて図7を参照して、振動部22に電極を形成して圧電素子を製造する工程について説明する。図7(a)は、図6(e)と同様の状態を示している。先ず図7(b)に示すように、水晶層7の振動部22の周囲、つまり振動部22の表面、裏面及び側面に、励振電極4a,4b及び引き出し電極41a,41bを構成する導電性膜81を形成する。この導電性膜81としては、例えばCr膜を下層にAu膜を上層にした積層膜等が用いられ、例えばウエハWの表面及び裏面側から蒸着あるいはスパッタリングにより形成される。
ここで導電性膜81は貫通溝3を介して振動部22の側面にも形成されるが、既述のように貫通溝3は、振動部22の側面における引き出し電極41aが形成される第1の領域31はその幅が広く、引き出し電極41aが形成されない第2の領域はその幅が狭くなるように形成されている。ここで前記第1の領域31の貫通溝3の幅は例えば100μm程度であるので、例えばスパッタリングにより導電性膜81を形成する場合には、当該貫通溝3の隙間に確実にターゲット材原子が入り込み、当該領域31における振動部22の側面に対しては十分な厚さの導電性膜81が成膜される。一方前記第2の領域32の貫通溝3の幅は例えば20μm以下程度であるので、前記ターゲット材原子が入り込みにくく、当該領域32における振動部22の側面に対しては導電性膜81がほとんど形成されないか、形成されるとしても極めて薄い厚さで形成されることになる。
続いて図5(c)に示すように前記導電性膜81の上にレジスト膜82が形成される。このレジスト膜82の形成は、例えばウエハ91の表面及び裏面側から、例えば静電スプレー法等によりウエハ91に対してレジスト液を噴霧することにより行われる。ここでレジスト膜は貫通溝3を介して振動部22の側面にも形成されるが、既述のように振動部22の側面における引き出し電極41aが形成される領域31はその幅が広いので、レジスト液が行き渡りやすく、当該領域31における振動部22の側面に対しては十分な厚さのレジスト膜82が成膜される。一方引き出し電極41aが形成されない領域32は貫通溝3の幅が極めて狭く、しかも前工程において導電性膜81が形成されているため、間口がさらに狭められており、レジスト液が入り込みにくい。従って当該領域32における振動部22の側面に対してはレジスト膜82がほとんど形成されないか、形成されるとしても極めて薄い厚さで形成されることになる。
次いでこのレジスト膜82は露光、現像されることにより、図5(d)に示すように振動部22の励振電極4a,4b及び引き出し電極41aの形状に夫々対応するように成形され、所定のレジストパターンが形成される。ここでレジスト液がポジ型である場合には、光が照射された領域が現像処理により溶解除去されるため、電極を形成しない領域には十分に露光光を照射することが必要となる。
従って振動部22の側面における引き出し電極41aを形成しない領域32に対しては、十分に露光光を照射し、後の工程において現像液により除去しなければならないが、もともと引き出し電極41aを形成しない領域32にレジスト膜82が付着しにくい状態であり、付着量が少ない。また光は、貫通溝3の幅が小さい場合であっても、導電性膜81やレジスト膜82よりは当該貫通溝3に入り込みやすい。従って、振動部22の表面や裏面のレジスト膜82を十分に感光させる程度の露光条件であれば、側面のレジスト膜82に対しても、現像処理において不要な部位を除去する程度に、十分に感光させることができる。
次いで図7(e)に示すように、レジスト膜82をマスクとして導電性膜81をエッチングし、励振電極4a,4b及び引き出し電極41a,41bを形成する。然る後、レジスト膜82を除去し、図7(f)に示すように、振動部22に励振電極4a,4bや引き出し電極41a,41bが形成された圧電素子が製造される。
ところでベース体用のウエハ92にはエッチング等により凹部61がマトリックス状に整列して形成されると共に電極部63a,63bが形成される。そしてベース体用のウエハ92の表面にAuSi,AuS,AuGe等の半田を蒸着させ、次いで真空雰囲気中でベース体用のウエハ92の表面に素子用のウエハ91を貼り合わせ、半田部分をレーザにより加熱して半田を溶融させることで、ベース用のウエハ92の表面に素子用のウエハ91を接合させる。
次に素子用のウエハ91の表面にAuSi,AuS,AuGe等の半田を蒸着させ、次いで真空雰囲気中で素子用のウエハ91の表面に蓋用のウエハ93を貼り合わせ、半田部分をレーザにより加熱して半田を溶融させることで、素子用のウエハ91の表面に蓋用のウエハ93を接合させる。その後、蓋用のウエハ93の表面をダイシングテープで覆い、このダイシングテープの上から図示しないダイシングソーでダイシングラインに沿って切ることで、層状に重ね合わせたウエハWから図1に示すパッケージ型水晶振動子が1個ずつ切り分けられていく。
本実施の形態では、振動部22の周囲に形成される貫通溝3を、振動部22の側面において引き出し電極41aが形成されている領域31はその幅が大きく、振動部22の側面において引き出し電極41aが形成されていない領域32はその幅が小さくなるように形成している。従って前記引き出し電極41aが形成される領域では振動部22の側面に電極の材料となる導電性膜81やレジスト膜82を十分に形成することができる一方、引き出し電極41aが形成されていない領域32では、振動部22の側面に導電性膜81やレジスト膜82が入り込みにくく、これらが形成されにくい。
これにより振動部22の側面では現像処理によって除去しなければならないレジスト量が極めて少なくなるため、振動部22の表面や裏面に比べて露光光が到達しにくい場合であって、ポジ形のレジストを用いた場合でも、それ程露光量を大きくしなくてもよい。このため振動部22の一面側や他面側のレジスト膜が十分感光される程度に露光を行えば、当該側面のレジスト膜も十分に感光する。この結果次の現像処理において前記振動部22の側面における不要なレジスト膜を十分に除去することができる。
また振動部22の側面における不要な導電性膜を除去するエッチング工程においても、もともと振動部22の側面における引き出し電極41aが形成されない領域には、導電性膜が付着していないか、付着していたとしてもその量は極めて少ないので、確実に当該不要な導電性膜を除去することができる。この結果、本来であれば除去される領域の導電性膜が除去し切れずに残存することが防止できる。また既述のように振動部22の一面側や他面側のレジスト膜に合わせた条件で露光処理を行うことができるので、レジストパターンの形状が崩れるおそれがなく、精度のよい形状の励振電極4a,4b及び引き出し電極41a,41bを形成することができる。
また素子用のウエハ91に多数の振動部22を配列して形成する場合には、振動部22の側面において引き出し電極41aが形成される領域31についてのみ、貫通溝3の幅を大きくしているので、電極を精度よく形成するために必要な貫通溝3の大きさを確保しながらも、開口部のむやみな増大が抑えられる。これにより開口部の増大に伴う素子用のウエハ91の強度の低下を抑えることができ、ウエハ破損率の増大を抑制することができる。
さらに素子用のウエハ91に多数の振動部22と貫通溝3とを形成すると共に、貫通溝3の周囲に枠部21を形成することにより、振動部22が支持部23,23bと枠部21とによりウエハに支持されるので、ウエハとの接合面積が大きくなる。このためウエハや振動部22の強度の低下が抑えられるので、振動部22に電極を形成する工程においても、振動部22の揺れの発生等が抑えられ、電極形状が崩れるといったことが起こりにくく、素子欠陥が発生するおそれが少なくなる。
以上において、水晶振動子の形状は上述の例に限らず、1つの支持部を備える構成であってもよいし、振動部に形成される励振電極や引き出し電極の形状が異なるものであってもよく、振動部の側面において引き出し電極が形成されている領域において、貫通溝の幅がその他の領域よりも大きく設定されていればよい。また振動部22の周囲に形成された貫通溝3においては、枠部21側の側面に電極が形成されている場合には、当該領域に対応する溝部の幅を、その他の領域に比べて大きくしてもよい。
さらに上述の実施の形態では、露光された領域が現像処理により除去されるポジ型のレジストを用いた場合を例にして説明したが、露光された領域が残るネガ型のレジストを用いて励振電極4a,4b及び引き出し電極41a,41bを形成してもよい。ネガ型のレジストを用いた場合であっても、振動部22の側面における引き出し電極41aが形成される領域については、十分に導電性膜やレジスト膜が形成されるのに対し、振動部22の側面における引き出し電極41aが形成されない領域については、導電性膜やレジスト膜が形成されないか形成されるとしても極めて薄い厚さで形成されるため、当該不要な領域のレジスト膜は現像処理において確実に除去できる。また振動部22の側面における不要な導電性膜を除去するエッチング工程においても、もともと振動部22の側面における引き出し電極41aが形成されない領域には、導電性膜が付着していないか、付着していたとしてもその量は極めて少ないので、確実に当該不要な導電性膜を除去することができる。
さらに振動部22の側面における引き出し電極41aが形成される領域に対しては、十分に露光させることが必要であるが、この領域は貫通溝3の幅が大きく設定されているので、既述のように振動部22の一面側や他面側のレジスト膜に合わせた条件で露光処理を行うことにより、十分に感光され、この結果精度のよい形状の励振電極4a,4b及び引き出し電極41a,41bを形成することができる。
さらにパッケージ型水晶振動子の製造方法としては、上述の手法に限らず、ウエハWに多数の貫通溝3を配列して形成することにより、当該ウエハWに多数の振動部22を配列して形成し、次いでウエハWに振動部22を接続した状態で当該振動部22に励振電極4a,4b及び引き出し電極41a,41bを形成し、この後各振動部22を切断して個片化してから、当該振動部22を蓋体及びベース体により気密に封止するようにしてもよい。
さらにまた振動部22に対する、金属膜や導電性膜の形成処理や、レジスト液の塗布処理、露光処理、現像処理等については、従来から実施されている種々の手法を用いて行うことができる。
本発明に係る水晶振動子の一例を示す概略断面図である。 前記水晶振動子を示す概略平面図である。 前記水晶振動子を示す概略斜視図である。 前記水晶振動子を示す概略斜視図である。 蓋体と水晶基板とケース体とを重ね合わせる様子を示す概略斜視図である。 水晶基板において振動部の周りに貫通溝を形成するための工程図である。 振動部に電極を形成するための工程図である。 従来の水晶振動子を示す概略断面図である。 水晶片を示す概略平面図である。 ウエハに水晶片が配列される様子を示す概略平面図と要部斜視図である。
符号の説明
2 水晶基板
21 枠部
22 振動部
23a,23b 支持部
3 貫通溝
31 第1の領域
32 第2の領域
4a,4b 励振電極
41a,41b 引き出し電極
5 蓋体
6 ベース体

Claims (7)

  1. 蓋体及びベース体により気密封止された空間に振動部が設けられた圧電振動子において、
    前記振動部と、この振動部を溝部を介して取り囲む枠部とが支持部を介して一体に形成された圧電基板と、
    前記振動部の一面側及び他面側に夫々形成された励振電極と、
    前記励振電極に接続され、前記振動部の一面側から当該振動部の側面を介して他面側まで引き出された引き出し電極と、を備え、
    前記圧電基板における振動部の周囲に形成された前記溝部は、前記振動部の側面における引き出し電極が形成される領域の幅が、前記振動部の側面における引き出し電極が形成されない領域の幅よりも大きくなるように形成されていることを特徴とする圧電振動子。
  2. 前記圧電基板における振動部の周囲に形成された前記溝部は、前記振動部の側面における引き出し電極が形成される領域の幅は、前記振動部の厚さ以上の大きさに設定され、前記振動部の側面における引き出し電極が形成されない領域の幅は、前記振動部の厚さより小さい大きさに設定されることを特徴とする請求項1記載の圧電振動子。
  3. 振動部と、この振動部の一面側及び他面側に夫々形成された励振電極と、この励振電極に接続され、前記振動部の一面側から当該振動部の側面を介して他面側まで引き出された引き出し電極と、を備えた圧電素子を製造する方法において、
    圧電材料からなる素子用のウエハに、前記振動部を多数配列するように、この振動部を取り囲む溝部を、当該振動部を前記ウエハに接続する部位を除いて形成する工程と、
    次いで前記振動部の一面側及び他面側に励振電極を形成すると共に、前記振動部の側面に引き出し電極を形成する工程と、を含み、
    前記溝部を形成する工程は、前記振動部の側面における引き出し電極が形成される領域の幅が、前記振動部の側面における引き出し電極が形成されない領域の幅よりも大きくなるように形成することを特徴とする圧電素子の製造方法。
  4. 前記振動部に励振電極及び引き出し電極を形成する工程は、
    前記振動部の一面側及び他面側並びに、側面における引き出し電極が形成される領域に励振電極及び引き出し電極の材料となる導電性膜を形成する工程と、
    次いで前記導電性膜の上に前記励振電極及び引き出し電極の形状に対応するレジストパターンを形成する工程と、
    次いで前記導電性膜を前記レジストパターンを用いてエッチングすることにより、前記振動部に励振電極及び引き出し電極を形成する工程と、を含むことを特徴とする請求項3記載の圧電素子の製造方法。
  5. 請求項1記載の圧電振動子を製造する方法において、
    圧電材料からなる素子用のウエハに、前記支持部により前記振動部を接続した状態でこの振動部を多数配列するように、当該振動部を取り囲む溝部を形成する工程と、
    次いで前記振動部の一面側及び他面側に励振電極を形成すると共に、前記振動部の側面に引き出し電極を形成する工程と、を含み、
    前記溝部を形成する工程は、前記振動部の側面における引き出し電極が形成される領域の幅が、前記振動部の側面における引き出し電極が形成されない領域の幅よりも大きくなるように形成することを特徴とする圧電振動子の製造方法。
  6. 前記振動部に励振電極及び引き出し電極を形成する工程は、
    前記振動部の一面側及び他面側並びに、側面における引き出し電極が形成される領域に励振電極及び引き出し電極の材料となる導電性膜を形成する工程と、
    次いで前記導電性膜の上に前記励振電極及び引き出し電極の形状に対応するレジストパターンを形成する工程と、
    次いで前記導電性膜を前記レジストパターンを用いてエッチングすることにより、前記励振電極及び引き出し電極を形成して圧電素子を形成する工程と、
    次いでこの圧電素子を、蓋体及びベース体により気密封止する工程と、を含むことを特徴とする請求項5記載の圧電振動子の製造方法。
  7. 請求項1記載の圧電振動子を製造する方法において、
    請求項5記載の方法を用いて、素子用のウエハに、励振電極及び引き出し電極が形成され、その周囲に溝部が形成された振動部を、当該ウエハにその支持部により接続しながら、多数配列して形成する工程と、
    前記素子用のウエハの上面及び下面に夫々の蓋用のウエハ及びベース体用のウエハを重ねて互いに接合する工程と、
    この工程の後、ウエハの積層体を切断して、各圧電振動子に分割する工程と、を備えたことを特徴とする請求項5記載の圧電振動子の製造方法。
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