JP5124702B2 - 情報表示システム、情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、情報提供装置、および、記録媒体 - Google Patents

情報表示システム、情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、情報提供装置、および、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、Webページ等を縮約した情報を提供する情報表示システム、情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、情報提供装置、および、記録媒体の技術分野に関する。
端末の表示画面上で一度に表示ができないサイズを有するWebページの場合、キーボードやマウス等の操作部によりスクロールして、Webページを見る必要がある。このような場合、ユーザの利便性を高めるために、自動スクロール等の技術が開発されている。例えば、特許文献1には、データの自動スクロールに連動して、カーソルポインタを自動スクロールによって更新された画面内のデータ上に自動的に移動させるカーソルポインタ処理プログラムが開示されている。
特開2004−326687号公報
しかしながら、上記技術では、Webページ上で見ている箇所と同じ内容や、関連した内容を探したい場合、次々にスクロールをして探して、内容を逐次確認していく必要があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その課題の一例は、画面内に収まらない分量のコンテンツ情報がある場合、画面内に表示されていない部分において、表示されている部分と関連した内容の箇所を容易に確認できる情報表示システム、情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、情報提供装置、および、記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コンテンツ情報を表示可能な表示手段と、前記表示手段に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示手段に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を取得する表示位置情報取得手段と、前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を取得する操作位置情報取得手段と、前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定手段と、前記注視部分から当該注視部分内のコンテンツの特徴要素を抽出する特徴要素抽出手段と、前記表示手段に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定手段と、前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報を縮約した縮約情報を、前記特徴要素に基づき生成する縮約情報生成手段と、前記縮約情報を前記表示手段に表示させる縮約情報表示手段と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示システムにおいて、前記未表示部分特定手段が、前記表示位置情報と、前記表示手段における前記コンテンツ情報の初期の表示部分を示す初期表示位置情報と、に基づき、前記未表示部分を特定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の情報表示システムにおいて、入力を受け付ける入力手段と、前記入力手段の入力情報に基づき、一定時間入力が無く、再度入力がなされた場合の入力判定情報を取得する入力判定情報取得手段と、を更に備え、前記縮約情報表示手段が、前記入力判定情報を取得した場合に、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報表示システムにおいて、前記操作位置情報に基づき、前記表示部分または前記注視部分が変更されたか否かを判定する判定手段を更に備え、前記表示部分または前記注視部分が変更された場合に、前記縮約情報生成手段が前記縮約情報を生成し、前記縮約情報表示手段が、前記縮約情報を表示させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、情報を表示する情報表示方法において、表示手段に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示手段に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を取得する表示位置情報取得ステップと、前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を取得する操作位置情報取得ステップと、前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定ステップと、前記注視部分から当該注視部分内のコンテンツの特徴要素を抽出する特徴要素抽出ステップと、前記表示手段に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定ステップと、前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報の縮約情報を、前記特徴要素に基づき生成する縮約情報生成ステップと、前記縮約情報を前記表示手段に表示させる縮約情報表示ステップと、を有する。
請求項6に記載の発明は、コンピュータに、表示手段に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示手段に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を取得する表示位置情報取得ステップと、前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を取得する操作位置情報取得ステップと、前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定ステップと、前記表示手段に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定ステップと、前記注視部分から抽出した当該注視部分内のコンテンツの特徴要素に基づいて前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報を縮約した縮約情報を、前記表示手段に表示させる縮約情報表示ステップと、を実行させる。
請求項7に記載の発明は、コンピュータに、表示手段に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示手段に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を取得する表示位置情報取得ステップと、前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を取得する操作位置情報取得ステップと、前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定ステップと、前記表示手段に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定ステップと、前記注視部分から抽出した当該注視部分内のコンテンツの特徴要素に基づいて前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報を縮約した縮約情報を、前記表示手段に表示させる縮約情報表示ステップと、を実行させる情報表示プログラムであって、前記情報表示プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されている。
請求項8に記載の発明は、端末の表示部に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示部に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を前記端末から受信する表示位置情報受信手段と、前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を前記端末から受信する操作位置情報受信手段と、前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定手段と、前記注視部分から当該注視部分内のコンテンツの特徴要素を抽出する特徴要素抽出手段と、前記表示部に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定手段と、前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報を縮約した縮約情報を、前記特徴要素に基づき生成する縮約情報生成手段と、前記縮約情報を前記端末へ送信する縮約情報送信手段と、を備える。
請求項9に記載の発明は、表示部に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示部に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を取得する表示位置情報取得手段と、前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を、操作部から取得する操作位置情報取得手段と、前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定手段と、前記注視部分から当該注視部分内のコンテンツの特徴要素を抽出する特徴要素抽出手段と、前記表示部に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定手段と、前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報を縮約した縮約情報を、前記特徴要素に基づき生成する縮約情報生成手段と、前記縮約情報を前記表示部に表示させる縮約情報表示手段と、を備える。
本発明によれば、面内に収まらない分量のコンテンツ情報がある場合、画面内に表示されていない部分において、ユーザによって注視された部分と関連した内容を容易に確認できる。
本発明の一実施形態に係る情報表示システムの概要構成例を示す模式図である。 図1の情報提供サーバの概要構成の一例を示すブロック図である。 図1の端末の概要構成の一例を示すブロック図である。 図1の情報提供サーバが提供するコンテンツ情報の一例を示す模式図である。 図1の情報表示システムにおいて縮約情報を表示する動作例を示すシーケンス図である。 図1の端末に表示されているコンテンツ情報の一例を示す模式図である。 図1の端末に縮約情報を表示するための画面の一例を示す模式図である。 図1の端末に表示された縮約情報の一例を示す模式図である。 図1の端末に表示された縮約情報の変形例を示す模式図である。 図1の端末に表示された縮約情報の変形例を示す模式図である。 図1の情報提供サーバが提供するコンテンツ情報の変形例を示す模式図である。 図1の情報提供サーバが提供するコンテンツ情報の変形例を示す模式図である。 図1の情報表示システムにおいて縮約情報を表示する動作の変形例を示すシーケンス図である。 図6のコンテンツ情報における注視エリアの変形例を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
[1.情報表示システムの構成および機能概要]
まず、本発明の一実施形態に係る情報表示システムの構成および概要機能について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る情報表示システムの概要構成例を示す模式図である。
図1に示すように、情報表示システム1は、例えば、Webページ等のコンテンツの配信やWebページを縮約した情報(例えば、要約等)を提供する情報提供サーバ(情報提供装置の一例)10と、インターネット上のWebページを閲覧するユーザの端末20(情報表示装置の一例)と、を備えている。
情報提供サーバ10と、端末20とは、ネットワーク3により接続され、通信プロトコル(例えば、TCP/IP)により、データの送受信が可能になっている。なお、ネットワーク3は、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、および、ゲートウェイ等により構築されている。
情報提供サーバ10は、端末20に送信したコンテンツ情報のうち、端末20の表示部に表示されているコンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を端末20から受信する。そして、情報提供サーバ10は、表示位置情報に基づき、表示部分に表示されていないコンテンツ情報の要約情報等の縮約情報を生成し、端末20に送信する。
[2.サーバ等の構成および機能]
(2.1 情報提供サーバ10の構成および機能)
次に、情報提供サーバ10の構成および機能について、図2を用いて説明する。
図2は、情報提供サーバ10の概要構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、コンピュータとして機能する情報提供サーバ10は、通信部11と、記憶部12と、入出力インターフェース部13と、システム制御部14を備えている。そして、システム制御部14と入出力インターフェース部13とは、システムバス15を介して接続されている。
通信部11は、ネットワーク3に接続して端末20等との通信状態を制御し、さらに、ローカルエリアネットワークに接続して、ローカルエリアネットワーク上のサーバとデータの送受信を行う。
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、オペレーティングシステムおよびサーバプログラムや、端末20等にダウンロードして実行させるプログラム等の各種プログラムや、データ等を記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワーク3を介して取得されるようにしてもよいし、記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。
また、記憶部12は、コンテンツデータベース(以下「コンテンツDB」とする。)12aや、縮約情報データベース(以下「縮約情報DB」とする。)12b等を有している。
コンテンツDB12aには、HTML(HyperText Markup Language)、XML(Extensible Markup Language)等のマークアップ言語等により記述されたWebページのファイル等が記憶されている。また、コンテンツDB12aには、Webページに関する情報として、テキストデータや、画像データや、動画データ等が記憶されている。
縮約情報DB12bには、Webページに関する情報を要約した要約情報等の縮約情報が記憶される。ここで、Webページに関する情報の縮約情報として、要約情報の他に、Webページから抜粋した部分や、Webページを縮小した表示等が挙げられる。
なお、記憶部12に記憶されたWebページの一部には、情報表示プログラムの一例として、端末20におけるWebページの操作情報を情報提供サーバ10に送信したり、情報提供サーバ10から縮約情報を取得して表示させたりするスクリプト等が埋め込まれている。
このスクリプトは、例えば公知のJavaScript等によって記述されているがこれに限定されることはなく、任意に選択することができる。また、これらのスクリプトの詳細については、公知技術であるため詳しい説明は省略する。
次に、入出力インターフェース部13は、通信部11および記憶部12とシステム制御部14との間のインターフェース処理を行う。
システム制御部14は、CPU(Central Processing Unit)14a、ROM(Read Only Memory)14b、RAM(Random Access Memory)14c等により構成されている。システム制御部14は、CPU14aがROM14bや記憶部12に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより、端末20等からの要求に基づき、Webページの送信処理等を行う。
(2.2 端末20の構成および機能)
次に、端末20の構成および機能について、図3を用いて説明する。
図3は、端末20の概要構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、コンピュータとして機能する端末20は、例えば、パーソナルコンピュータや携帯型無線電話機やPDA等の携帯端末であり、通信部21と、記憶部22と、表示部23と、操作部24と、入出力インターフェース部25と、システム制御部26とを備えている。そして、システム制御部26と入出力インターフェース部25とは、システムバス27を介して接続されている。
通信部21は、ネットワーク3を通して、情報提供サーバ10等と通信を制御する。なお、端末20が携帯型無線電話機の場合、ネットワーク3の移動体通信網に接続するために、通信部21は、無線通信機能を有する。
記憶部22は、例えば、ハードディスクドライブ等からなり、オペレーティングシステム、Webブラウザプログラム等を記憶する。また、記憶部22には、操作部24によるスクロールの動きや、表示部23上を移動するポインタの動きが記憶される。なお、各種プログラムは、例えば、ネットワーク3を介して取得されるようにしてもよいし、記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。
表示部23(表示手段の一例)は、例えば、液晶表示素子またはEL(Electro Luminescence)素子等によって構成されている。表示部23には、マウスの操作により移動するポインタや、情報提供サーバ10から取得したWebページ等が表示される。
操作部24(入力手段の一例)は、例えば、キーボードおよびマウス等によって構成されている。なお、表示部23がタッチパネルのようなタッチスイッチ方式の表示パネルの場合、操作部24は、表示部23の画面が押された箇所の位置情報を取得する。なお、入力手段の一例として、カメラ等の撮像手段やセンサあってもよい。
入出力インターフェース部25は、通信部21および記憶部22とシステム制御部26とのインターフェースである。
システム制御部26は、例えば、CPU26aと、ROM26bと、RAM26cとを有する。システム制御部26は、CPU26aが、ROM26bや、RAM26cや、記憶部22に記憶された各種プログラムを読み出して実行する場合や、Webページのスクリプトを実行することにより、要約情報等の縮約情報を表示部23に表示させる。また、RAM26c等には、コンテンツ情報を表示部23に表示させるためのグラフィック領域が形成される。
[3.情報表示システム1の動作]
次に、本発明の一実施形態に係る情報表示システム1の動作について図4〜図8に基づき説明する。
図4は、情報提供サーバ10が提供するコンテンツ情報の一例を示す模式図である。図5は、情報表示システム1において縮約情報を表示する動作例を示すシーケンス図である。図6は、端末20に表示されているコンテンツ情報の一例を示す模式図である。図7は、端末20に縮約情報を表示するための画面の一例を示す模式図である。図8は、端末20に表示された縮約情報の一例を示す模式図である。
まず、端末20は、情報提供サーバ10からコンテンツ情報を受信する。図4に示すように、このコンテンツ情報30(表示部23に表示させるコンテンツ情報の一例)は、端末20の表示部23の画面内に収まらない分量の情報量を有する。コンテンツ情報30は、Webブラウザ40の画面内に表示される表示エリア31(表示部分の一例)と、既表示エリア32(非表示部分の一例)と、未表示エリア33(非表示部分の一例)とに分かれる。
表示エリア31は、Yの座標が、Y1〜Y2のエリアである。既表示エリア32は、Yの座標が、0〜Y1のエリアであり、Webブラウザ40の画面内に既に表示されたエリアで、ユーザのスクロール等の操作により、Webブラウザ40の画面内に現在表示されていないエリアである。未表示エリア33は、Yの座標が、Y2〜Ymaxのエリアであり、Webブラウザ40の画面内に未だ表示されていないエリアである。また、既表示エリア32および未表示エリア33は、Webブラウザ40の画面内に現在表示されていない非表示エリア(非表示部分の一例)である。
なお、図4に示す状態は、ユーザが操作部24によりY方向にスクロールして、コンテンツ情報30の一部を、表示部23に表示されたWebブラウザ40の画面内に表示させている状態を示している。すなわち、図4に示す状態は、コンテンツ情報30におけるY=0の状態からY=Y1の状態まで、画面をスクロールさせた状態である。また、コンテンツ情報が表示部23においてX方向にスクロールされる場合は、X方向の位置座標が、表示位置情報となる。
図5に示すように、端末20は、注視エリア(表示部分においてユーザによって注視された注視部分の一例)を特定するための操作位置情報の測定・記憶を行う(ステップS1)。具体的に、端末20のシステム制御部26は、図6に示すように、ユーザの操作部24によるWebブラウザ40の表示エリア31におけるスクロールの動きや、表示部23上を移動するポインタ45の軌跡45a等の操作位置情報を測定し、記憶部22に記憶する。このように、端末20のシステム制御部26は、表示部分(表示エリア31)において、ユーザにより画面操作(スクロール、ポインタの移動、クリック、ピンチイン、ピンチアウト等)された操作位置に関する操作位置情報を取得する操作位置情報取得手段の一例として機能する。
次に、端末20は、縮約表示のトリガを取得する(ステップS2)。具体的に、端末20のシステム制御部26は、操作部24のマウスの右クリック等の信号を受信し、図7に示すように、Webブラウザ40に、表示エリア31のコンテンツ上にメニュー表示枠46を表示させる。メニュー表示枠46の中には、縮約情報を表示させるための”要約を表示”、”抜粋を表示”、および、”縮小の表示”が表示される。メニュー表示枠46の”要約を表示”が選択されと、端末20のシステム制御部26は、縮約表示のトリガの一例として、要約表示のトリガを取得する。なお、端末20のシステム制御部26は、”抜粋を表示”が選択されると、抜粋表示のトリガを取得し、”縮小の表示”が選択されると、縮小表示のトリガを取得する。
次に、端末20は、表示エリア情報を取得する(ステップS3)。具体的に、端末20のシステム制御部26は、コンテンツ情報30の表示エリア情報を取得するため、コンテンツ情報30がWebブラウザ40に表示されている表示エリア31のY方向の位置座標(Y1、Y2)を取得する。さらに具体的には、端末20のシステム制御部26は、RAM26cのグラフィック領域の情報等から、コンテンツ情報30の表示エリア31の位置座標を表示位置情報の一例として取得する。このように、端末20のシステム制御部26は、コンテンツ情報30のうち、表示部23に表示されている表示エリア31を特定するための表示位置情報を取得する。ここで、図4に示すように、Y2−Y1は、表示部23上に開かれているWebブラウザ40のY方向の表示幅Ywである。
次に、端末20のシステム制御部26は、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を決定する。例えば、記憶部22に記憶されていた、Webブラウザ40におけるスクロールの動きの情報や、ポインタ45の動きの軌跡45aの情報から、表示エリア31において注視された注視エリア34を特定するための操作位置情報を決定する。端末20のシステム制御部26は、例えば、スクロールが止まったところや、スクロールの方向が変わったところ等でのYの値(例えば、Y=Ya、Y=Yb)や、ポインタ45の位置の情報等を、操作位置情報とする。なお、ポインタ45の位置の情報として、例えば、ポインタ45の軌跡45aのX-Y方向の最大値、最小値や、軌跡45aの折り返した位置や、ポインタ45の滞在時間が長い点等の軌跡45aの特徴点が挙げられる。また、ステップS1において、スクロールが止まったときや、スクロールの方向が変わったとき等に、Yの値やポインタ45の位置の情報を記憶部22に記憶してもよい。また、図4に示すように、注視エリアが、表示部分として、既に表示された既表示エリア32において注視された注視エリア34Bの場合もある。
次に、端末20は、表示エリア・注視エリアの情報を送信する(ステップS4)。具体的に、端末20のシステム制御部26は、通信部21を通して、コンテンツ情報30の表示エリア31のY方向の位置座標(Y1、Y2)や、注視エリア34のY方向の位置座標(Ya、Yb)等の注視エリアを特定するための操作位置情報を情報提供サーバ10に送信する。
次に、情報提供サーバ10は、表示エリア・注視エリアの情報を受信する(ステップS5)。具体的に、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、端末20の表示部23に表示されているコンテンツ情報30の表示エリア31を特定するための表示位置情報や、表示エリア31においてユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報の一例として、表示エリア31のY方向の位置座標(Y1、Y2)や注視エリア34のY方向の位置座標(Ya、Yb)等を端末20から受信する。
次に、情報提供サーバ10は、注視エリアを特定する(ステップS6)。具体的に、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、Y方向の位置座標(Ya、Yb)のような操作位置情報から、注視エリア34を特定する。さらに、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、図6に示すように、ポインタ45の軌跡45aのX-Y方向の最大値や最小値等に基づき、注視エリア34aを特定してもよい。
次に、情報提供サーバ10は、注視エリアから特徴要素を抽出する(ステップS7)。具体的に、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、注視エリア34や注視エリア34aのコンテンツから、特徴要素(注視部分内のコンテンツの特徴的な要素)の一例として、文章や語句等のテキスト情報や画像情報等を抽出する。このとき、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、コンテンツ情報30に既存の自動要約生成の手法を適用して、特徴要素を抽出したり、注視エリア34のコンテンツにおける単語の出現頻度と逆出現頻度等のように、特徴要素を抽出するための所定のアルゴリズムにより特徴要素を抽出したりする。また、情報提供サーバ10のシステム制御部14は操作位置情報に基づき、ポインタ45の滞在時間が長かった付近の語句や画像等を、特徴要素としてもよい。
次に、情報提供サーバ10は、未表示エリア(未表示部分の一例)を特定する(ステップS8)。具体的に、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、表示部23に表示されていないコンテンツ情報30の既表示エリア32および未表示エリア33(非表示エリア32、33)を、表示エリア31の位置座標(Y1、Y2)と、コンテンツ情報30の位置座標(0、Ymax)から特定する。さらに具体的には、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、既表示エリア32の位置情報として位置座標(0、Y1)、未表示エリア33の位置情報として位置座標(Y2、Ymax)を特定する。
そして、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、表示部23に未だ表示されていないコンテンツ情報の未表示エリアとして、未表示エリア33を特定する。これは、ユーザがY=0から順にスクロールして行く場合が通常であり、コンテンツ情報の未表示エリア33が、未だ表示されていないと想定されるからである。
ここで、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、未表示エリア33の位置座標(Y2、Ymax)に関しては、表示エリア31の位置座標(Y1、Y2)と、表示部23におけるコンテンツ情報30の初期の表示エリアを示す初期表示位置情報の一例の初期位置座標(0、Yw)と、に基づき、未表示エリア33を特定する。
次に、情報提供サーバ10は、特徴要素に基づき、未表示エリアのコンテンツを要約する(ステップS9)。具体的に、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、未表示エリア33において、特徴要素が含まれるテキスト情報や画像情報の部分を抽出して、その部分を要約して要約情報を生成したり、特徴要素が含まれるテキスト情報や画像情報の所定量を抽出し、抜粋を生成したり、未表示エリア33において特徴要素が存在する付近の縮小画像を生成したりする。このように、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、要約情報、抜粋、縮小画像のような縮約情報を生成するための所定のアルゴリズムにより、未表示エリアのコンテンツの縮約情報を生成する。なお、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、未表示エリア33において、特徴要素に類似のテキスト情報や画像情報を特定し、要約情報、縮小画像等の縮約情報を生成してもよい。
または、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、未表示エリアのコンテンツ情報30を所定の単位に分割して、各単位の要約情報、縮小表示等の縮約情報を求め、特徴要素に最も近い内容の要約情報等の縮約情報を、端末20に表示させる縮約情報としてもよい。また、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、特徴要素が画像の場合、例えば、画像の注釈(ALTタグの情報)に記述されたテキストを特徴要素とし、この特徴要素に基づき未表示エリアから要約情報等の縮約情報を生成する。また、画像そのものを特徴要素とした場合には、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、特徴要素の画像のサイズ、色等の画像の特徴と、類似の特徴を有する画像を未表示エリアのコンテンツから抽出し、縮約情報としてもよい。
次に、情報提供サーバ10は、縮約情報を送信する(ステップS10)。具体的に、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、通信部11を通して、要約情報等の縮約情報を端末20に送信する。そして、端末20のシステム制御部26は、通信部21を通して、要約情報等の縮約情報を情報提供サーバ10から受信する。
次に、端末20は、縮約情報を表示する(ステップS11)。具体的に、図8に示すように、端末20のシステム制御部26は、Webブラウザ40の画面に、表示エリア31のコンテンツ上に開かれた要約表示枠41に、縮約情報の一例の要約情報35を表示する。なお、要約情報35にはリンクが張られていて、操作部24のマウス等によりクリックされると、端末20のシステム制御部26は、Webブラウザ40の画面をスクロールし、要約情報35に対応したコンテンツ情報30が記載されている箇所に移動させる。また、メニュー表示枠46で、”抜粋を表示”が指定された場合、Webページにおいて、特徴要素を含む部分の抜粋が表示される。また、メニュー表示枠46で、”縮小の表示”が指定された場合、Webページの画面情報を縮小した縮小表示が表示される。
以上、本実施形態によれば、コンテンツ情報30の表示エリア31を特定するための表示位置情報、および、表示エリア31において注視された注視エリア34や、既表示エリア32において注視された注視エリア34Bを特定するための操作位置情報を端末20から受信し、操作位置情報に基づき、注視エリア34、34Bを特定し、注視エリア34、34Bから特徴要素を抽出し、表示部23に未だ表示されていないコンテンツ情報の未表示エリア33を表示位置情報から特定し、未表示エリア33に含まれるコンテンツ情報の要約情報等の縮約情報を、特徴要素に基づき生成し、要約情報等の縮約情報を端末20へ送信することにより、画面内に収まらない分量のコンテンツ情報がある場合、画面内に表示されていない部分において、表示されている部分と関連した内容の箇所を容易に確認できる。また、本実施形態によれば、未表示エリア33のように表示されていない部分の情報を確認できる。
また、本実施形態によれば、単に見ていない部分(未表示エリア33)を全て要約したり、全てを縮小等したりするのではなく、見た部分(注視エリア34、34a、34B)と関連のある部分を要約したり、縮小等したりして表示させることができ、ユーザが関心を示すであろう箇所にユーザをより効率的に導くことができ、ユーザの利便性を高めることができる。
また、表示位置情報(例えば、位置座標(Y1、Y2))と、表示部23におけるコンテンツ情報の初期の表示エリアを示す初期表示位置情報(例えば、初期表示位置情報(0、Yw))と、に基づき、未表示エリア33を特定する場合、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、ユーザが、読んでない部分を容易に特定し、未だ読んでいない部分のみを要約したり縮小等したりすることで、ユーザに先のページ等のコンテンツ情報の見通しを与えることができ、ユーザが関心を示すであろう箇所にユーザをより効率的に導くことができ、ユーザの利便性を高めることができる。
なお、端末20のシステム制御部26は、注視エリアとして、矩形選択された領域や、ユーザのフリーハンドによりポインタ45や画面に対するタッチ等の軌跡で囲まれた領域でもよい。軌跡で囲まれた領域の場合、注視エリアは、この領域を含む矩形領域でもよい。また、端末20のシステム制御部26は、Webブラウザ40の画面内において、所定時間以上、ポインタが滞在した位置(滞在点)の近傍や、マウスのクリックのボタンが押された位置の近傍を、注視エリアとしてもよい。特に、タッチパネルの場合、端末20のシステム制御部26は、タッチパネルにおいて入力があった位置、例えば、タッチされた位置、ピンチインまたはピンチインされた部分の近傍を注視エリアとしてもよい。
操作位置情報は、矩形選択された領域の場合、四隅の座標、フリーハンドにより囲まれた領域の場合、この領域を含む矩形の四隅の座標でもよい。また、操作位置情報は、ポインタが滞在した位置の座標や、クリックのボタンが押された位置の座標、タッチパネルにおいて入力があった位置の座標でもよい。さらに、操作位置情報は、軌跡のデータ自体でもよい。
次に、端末20の表示部23に表示される縮約情報の変形例について、図9および図10を用いて説明する。
図9は、端末20に表示された縮約情報の変形例を示す模式図である。図10は、端末20に表示された縮約情報の変形例を示す模式図である。
図9に示すように、Webブラウザ40の要約表示枠41に画像データ36aを含む要約情報36を表示してもよい。図10に示すように、Webブラウザ40のタイトルバー42に、要約情報37を表示してもよい。
次に、図10に示すように、Webブラウザ40の要約表示枠41に、第1の要約情報35と、第2の要約情報38とを示してもよい。第1の要約情報35と、第2の要約情報38との順は、コンテンツ情報30に記載されている順であるとすると、未表示エリア33における、コンテンツ情報30の内容をより把握しやすくなる。
次に、コンテンツ情報の変形例について、図11を用いて説明する。
図11は、情報提供サーバ10が提供するコンテンツ情報の変形例を示す模式図である。
図11に示すように、WebページがWebページ51、Webページ52と遷移してきたとき、Webページ52から遷移可能なWebページ53、54、55を含めたWebページ51〜55のコンテンツ情報50を、画面内に収まらない分量のコンテンツ情報としてもよい。Webページ52が表示エリアに対応し、マウスのクリック等によって表示されなくなった部分の情報のWebページ51が、既表示エリアに対応し、Webページ53、54、55が未表示エリアに対応する。この場合、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、例えば、コンテンツDB12aを参照して、表示部23に未だ表示されていないコンテンツ情報の未表示エリアを特定する。なお、表示エリアや、既表示エリアおよび未表示エリア等の非表示エリアを特定するに際し、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、クッキー(Cookie)等から取得した閲覧履歴を用いてもよいし、情報提供サーバ10が備える図示しない閲覧履歴DBから抽出した閲覧履歴を用いてもよい。
なお、コンテンツ情報の一例として、ワードプロセッサーや表計算等のアプリケーションで閲覧できる電子データのコンテンツでもよい。例えば、図12に示すように、ドキュメント60(コンテンツ情報の一例)が3ページに渡る場合であって、アプリケーションの画面70に既に、表示済みである1ページ目の既表示部分62や、アプリケーションの画面70に表示されている2ページ目の表示部分61から、端末20のシステム制御部26は、ステップS6のように、ポインタ45等の軌跡等から注視部分64を特定する。そして、端末20のシステム制御部26は、ステップS7のように、注視部分64から特徴要素を抽出し、ステップS9のように、特徴要素に基づき、未表示部分63の3ページ目のコンテンツを要約する(ステップS9)。なお、端末20のシステム制御部26は、操作部24のマウスによるスクロールや、次ページや前ページのコンテンツを表示させるページ操作ボタン47の操作の履歴等により、ページが表示済みであるか否かを判定する。
また、ステップS2において、端末20の操作部24や、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、要約表示等の縮約表示のトリガの取得として、端末20の操作部24の操作情報等の入力情報に基づき、一定時間操作等の入力が無く、再度操作等の入力がなされた場合の入力判定情報を取得してもよい。
具体的には、操作部24からの入力の有無を判定するため、端末20のシステム制御部26は、マウスやキーボード等の操作部24により、Webブラウザ40が操作されているか否かを判定する。そして、端末20のシステム制御部26は、操作部24からの入力がある場合、操作部24からの入力が無しの状態になるまで待ちの状態になる。
次に、操作部24からの入力が無しの状態で、端末20は、位置座標を取得するため、端末20のシステム制御部26は、ステップS3のように、コンテンツ情報30がWebブラウザ40に表示されている表示エリア31のY方向の位置座標(Y1、Y2)等を取得する。例えば、端末20のシステム制御部26は、RAM26cのグラフィック領域の情報等から、コンテンツ情報30の表示エリア31等の位置座標を表示位置情報の一例として取得する。
次に、操作部24からの入力無しの状態が所定時間以上経過したか否かを判定するため、端末20のシステム制御部26は、所定時間以上経過していない場合、操作部24の入力の有無を判定して新しい表示位置情報等を取得する。これは、ユーザが端末20のアプリケーション等を、離席等せず現在実際に使用しているか等の使用状況をチェックするためである。特に、端末20のシステム制御部26は、Webブラウザ40に対する操作の有無をチェックする。例えば、端末20のシステム制御部26はWebブラウザ40を開いた状態で、他のウィンドウ画面等で作業していて、Webブラウザ40に対する操作の有無を判定する。
また、入力手段がカメラのように人の動きを捉えたり、赤外線センサのように人を感知したりする場合、端末20のシステム制御部26が、カメラが捉えた画像を解析したり、センサからの情報を判断して、ユーザの使用状況をチェックして、一定時間入力が無く、再度入力がなされたと判断してもよい。
次に、所定時間以上経過した場合、端末20のシステム制御部26は、ステップS4のように、通信部21を通して、コンテンツ情報30の表示エリア31のY方向の位置座標(Y1、Y2)や、注視エリア34のY方向の位置座標(Ya、Yb)等を情報提供サーバ10に送信し、情報提供サーバ10において、ステップS5〜ステップS10の処理がされる。
このように、端末20の操作部24の操作情報に基づき、一定時間操作が無く、再度操作がなされた場合の操作判定情報を取得し、操作判定情報を取得した場合に、要約情報等の縮約情報を端末へ送信すると、一定時間、マウス等の操作が無ければ、放置していて既に見た内容を忘れていると推定でき、より適切なタイミングに、自動的に要約等の縮約情報を提示することが可能である。
また、端末20の表示部23に縮約情報を表示させる情報表示用のプログラムを、Webブラウザ等のエージェントにより端末20のシステム制御部26が実行してもよい。この場合、端末20のシステム制御部26が、表示部23に表示させるコンテンツ情報30のうち、表示部23に表示されている表示エリア31を特定するための表示位置情報や、表示エリア31において注視されている注視エリア34、34aを特定するための操作位置情報を操作部24から取得し、コンテンツ情報のうち、表示部23に表示されていない未表示エリア33を、表示位置情報から特定し、操作位置情報に基づき、注視エリア34、34aを特定し、注視エリア34、34aから特徴要素を抽出し、表示部23に未だ表示されていないコンテンツ情報の未表示エリア33を、表示位置情報から特定し、未表示エリア33に含まれるコンテンツ情報の要約情報等の縮約情報を、特徴要素に基づき生成を生成し、要約情報等の縮約情報を表示部23に表示させる。特に、これは、コンテンツ情報30として、ワードプロセッサーに入力している情報等に適用される。また、縮約情報を表示させる等の機能が、Webブラウザ等にアドオンにより追加されてもよい。
また、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、Webブラウザ40の画面に、表示エリア31のコンテンツ上に開かれた要約表示枠41を表示させ、要約表示枠41に要約情報35を表示させるWebページやプログラムを生成したり、要約情報等の縮約情報を端末20に送信したりすることにより、要約情報等の縮約情報を表示部23に表示させる。
また、情報提供サーバ10のシステム制御部14が、端末20の操作部24の操作情報を端末20から受信し、操作情報に基づき、一定時間操作が無く、再度操作がなされた否かを判定し、判定結果として再度操作がなされた場合の操作判定情報を取得し、操作判定情報を取得した場合に、要約情報等の縮約情報を端末20へ送信してもよい。
また、情報提供サーバ10のシステム制御部14が、端末20において測定された、操作部24によるWebブラウザ40におけるスクロールの動きの情報や、表示部23上を移動するポインタ45の軌跡45aの情報を、端末20から受信し、ステップS1〜ステップS4の動作を行ってもよい。
また、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、ステップS8で、未表示エリア33を特定する際に、特徴要素に基づき、特徴要素に関連する部分にエリア(未表示エリア33よりも狭いエリア)を限定しておいてもよい。この場合、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、要約する部分(縮約する部分)が狭くなり、処理速度が速くなる。
次に、端末20の表示部23に表示される縮約情報の変形例について、図13および図14を用いて説明する。
図13は、情報表示システム1において縮約情報を表示する動作の変形例を示すシーケンス図である。図14は、図6のコンテンツ情報における注視エリアの変形例を示す模式図である。
まず、図13に示すように、端末20は、ステップS1のように、注視エリア特定のための操作位置情報の測定・記憶を行う(ステップS21)。
次に、端末20は、表示エリア情報を取得し、記憶する(ステップS22)。端末20のシステム制御部26は、ステップS3のように表示エリア情報を取得し、記憶部22に記憶する。例えば、図14に示すように、表示エリア31のY方向の位置座標(Y3、Y4)を取得して、記憶部22に記憶する。
次に、端末20は、表示エリアまたは注視エリアが変更されたか否かを判定する(ステップS23)。端末20のシステム制御部26は、図14に示すように、操作部24によるWebブラウザ40におけるスクロール等の動きによる表示エリア31の変動や、ポインタ85の動きや軌跡等による注視エリアの変動を検出する。
表示エリアに関して、例えば、端末20のシステム制御部26は、記憶部22に記憶されているスクロールされる前の表示エリアのY方向の位置座標(Y1、Y2)と、取得した位置座標(Y3、Y4)とを比較し、所定値以上の位置座標が移動している場合に、表示エリア31は変更されたと判定する。また、表示幅Yw(=Y2−Y1)に対して、表示幅Yw’(=Y4−Y3)が所定値以上、変動している場合、端末20のシステム制御部26は、表示エリア31は変更されたと判定してもよい。なお、端末20のシステム制御部26は、Webブラウザ40に対するスクロールがされ始め、所定時間スクロールが止まったと判定した場合、例えば、スクロール信号を操作部24から受信した後、所定時間スクロール信号が来ない場合に、表示エリア31が変更されたと判定もよい。
次に注視エリアに関して、例えば、端末20のシステム制御部26は、スクロールする前の注視エリア80を、ポインタの軌跡85aの始点(Y=Yc)と終点(Y=Yd)とから特定し、スクロール後の注視エリア81を、ポインタの軌跡85aの折り返し点(Y=Ye)と終点(Y=Yf)とから特定する。そして、端末20のシステム制御部26は、注視エリア80のY方向の位置座標(Yc、Yd)と、注視エリア81のY方向の位置座標(Ye、Yf)とを比較し、所定値以上の位置座標が移動している場合に、注視エリアは変更されたと判定する。
なお、図14において、ポインタ85から、ポインタ86へは、マウス等によるスクロールにより、画面が移動したことによる、ポインタの移動で、ポインタ86から、軌跡86aおよび軌跡87aを経てポインタ87の位置に移動し、さらに、軌跡88aを経てポインタ88の位置に移動したとする。
また、端末20のシステム制御部26は、ポインタ等の滞在点が変動した場合や、ポインタが移動した場合や、マウス委のクリックのボタンが新たに押された場合に、注視エリアが変更されたと判定してもよい。また、端末20のシステム制御部26は、注視エリアが矩形の場合、矩形の四隅の座標が変動した場合に、注視エリアが変更されたと判定してもよい。また、端末20のシステム制御部26は、タッチパネルにおいて入力された位置が、所定時間前と異なる場合に、端末20のシステム制御部26は、注視エリアが変更されたと判定してもよい。
ここで、注視エリアの変動の例として、注視エリアの拡大や縮小、注視エリアの移動が挙げられる。注視エリアの拡大の例として、注視エリア80のY方向の位置座標(Yc、Yd)のYdが増加する場合や、Ycが減少する場合が挙げられる。また、注視エリアの移動の例として、注視エリア80から注視エリア81への移動が挙げられる。図14では、注視エリア80から注視エリア81の場合、重なるエリアが無いが、重なるエリアがあってもよい。
次に、端末20は、表示エリア・注視エリアの位置情報を送信する(ステップS24)。端末20のシステム制御部26は、ステップS4のように、
コンテンツ情報30の表示エリア31のY方向の位置座標(Y3、Y4)や、注視エリア81のY方向の位置座標(Ye、Yf)等の操作位置情報を情報提供サーバ10に送信する。さらに、端末20のシステム制御部26は、ポインタ86、87、88が示す位置のX座標値およびY座標値の座標情報や、軌跡86a、87a、88aの始点、終点、軌跡の折り返し点のような曲率半径が所定値以下の位置のX座標値およびY座標値の座標情報や、軌跡86a、87a、88a自体の座標情報を送信してもよい。また、端末20のシステム制御部26は、スクロール後の注視エリア81の操作位置情報と共に、スクロール前の注視エリア80のY方向のY方向の位置座標(Yc、Yd)の操作位置情報も送信してもよい。
なお、端末20のシステム制御部26は、表示エリアの差分情報や、注視エリアの差分情報を送信してもよい。例えば、端末20のシステム制御部26は、表示エリア31のY方向の差分位置座標(Y3−Y1、Y4−Y2)や、注視エリアのY方向の差分位置座標(Ye−Yc、Yf−Yd)等の差分情報を送信する。さらに、端末20のシステム制御部26は、表示エリア31に対する注視エリア81の差分情報を送信してもよい。例えば、表示エリア31のY方向の始点Y3を基準にした差分位置座標(Ye−Y3、Yf−Y3)の差分情報を送信してもよい。
次に、情報提供サーバ10は、ステップS5のように、表示エリア・注視エリアの位置情報を受信する(ステップS25)。
次に、情報提供サーバ10は、注視エリアを特定する(ステップS26)。具体的に、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、Y方向の位置座標(Ye、Yf)のような操作位置情報から、注視エリア81を特定する。さらに、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、図14に示すように、ポインタ86、87の軌跡86a、87aから、注視エリア81aを特定してもよい。例えば、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、ポインタが所定時間滞在していた位置の一例である軌跡87aの終点(ポインタ87が示す位置)から上方(Y方向)または近傍にあるテキスト領域または画像領域等の空白でない領域を囲う矩形エリア(注視エリア81a)を、軌跡87aの終点の座標情報に基づき、画像処理等してコンテンツ情報30から特定してもよい。また、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、ポインタ88が示していた位置から下方(−Y方向)または近傍にあるテキスト領域等を囲う矩形エリアから、注視エリア82aを特定してもよい。そして、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、特定された注視エリア82aから、注視エリア82を求めてもよい。なお、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、Yポインタ85が示していた位置から上方または近傍にあるテキスト領域等を囲う矩形エリアから、注視エリア80aを特定してもよい。
次に、情報提供サーバ10は、ステップS7のように、注視エリア81、82(注視エリア81a、82a)から特徴要素を抽出する(ステップS27)。なお、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、注視エリア81(81a)と注視エリア82(82a)の両方の注視エリアから、特徴要素を抽出してもよいし、一方の注視エリアを優先して特徴要素を抽出してもよい。例えば、情報提供サーバ10のシステム制御部14は、注視エリア81(81a)よりも後から注視された注視エリア82(82a)のみから、特徴要素を抽出する。図14と異なるが、注視エリア81(81a)と注視エリア82(82a)とに重なりがある場合、注視エリア81(81a)と注視エリア82(82a)とが重なったエリアを、特徴要素を抽出する注視エリアとしてもよい。これらのように、特徴要素を抽出する注視エリアを狭めることで、情報量を絞ることができ、よりユーザの好みを反映させた情報を表示させることができる。
次に、情報提供サーバ10は、ステップS8のように、未表示エリアを特定する(ステップS28)。
次に、情報提供サーバ10は、ステップS9のように、特徴要素に基づき未表示エリアのコンテンツを縮約する(ステップS29)。
次に、情報提供サーバ10は、ステップS10ように、縮約情報を送信する(ステップS30)。
次に、端末20は、ステップS11のように、縮約情報を表示する(ステップS31)。
以上、情報表示システム1が、操作位置情報に基づき、表示部分または注視部分が変更されたか否かを判定し、表示部分(表示エリア31)または注視部分(注視エリア80)が変更された場合に、縮約情報を生成し、縮約情報を表示させる場合、ユーザが縮約情報の表示の指定をしなくても、自動的に、画面内に表示されていない部分において、表示されている部分と関連した内容の箇所を容易に確認できる。
なお、以上の実施形態および変形例は、端末20単独でも実施されてもよい。例えば、端末20のシステム制御部26が、ステップS6(S26)の注視エリアの特定し(注視部分特定手段)、ステップS7(S27)の注視エリアから特徴要素を抽出し(特徴要素抽出手段)、ステップS8(S28)の未表示エリアを特定し(未表示部分特定手段)、ステップS9(S29)特徴要素に基づき未表示エリアのコンテンツを縮約して(縮約情報生成手段)もよい。
また、以上のような実施形態および変形例は、端末20のWebブラウザにプログラムをアドオンすることにより実現されもよい。例えば、アドオンプログラムは、表示手段に表示させるコンテンツ情報のうち、表示手段に表示されているコンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を取得する表示位置情報取得ステップ(ステップS3、ステップS23に対応)と、表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を取得する操作位置情報取得ステップ(ステップS1、ステップS21に対応)と、操作位置情報に基づき、表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定ステップ(ステップS6、ステップS23に対応)と、表示手段に未だ表示されていないコンテンツ情報の未表示部分を、表示位置情報から特定する未表示部分特定ステップ(ステップS8、ステップS8に対応)と、注視部分から抽出した特徴要素に基づいて未表示部分に含まれるコンテンツ情報を縮約した縮約情報を、表示手段に表示させる縮約情報表示ステップ(ステップS11、ステップS31に対応)と、を実行させるプログラムでもよい。この場合、例えば、情報提供サーバ10が、注視部分から特徴要素を抽出する特徴要素抽出ステップと、未表示部分に含まれるコンテンツ情報の縮約情報を特徴要素に基づき生成する縮約情報生成ステップとを実行する。
さらに、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではない。上記各実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1:情報表示システム
3:ネットワーク
10:情報提供サーバ(情報提供装置)
12a:コンテンツDB
12b:縮約情報DB
20:端末(情報表示装置)
23:表示部(表示手段)
24:操作部
30、50、60:コンテンツ情報
31:表示エリア(表示部分)
33:未表示エリア(未表示部分)
34、34a、80、80a、81、81a、82、82a:注視エリア(注視部分)
35:縮約情報
52:Webページ(表示部分)
53、54、55、63:Webページ(未表示部分)
61:表示部分
63:未表示部分
64:注視部分

Claims (9)

  1. コンテンツ情報を表示可能な表示手段と、
    前記表示手段に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示手段に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を取得する表示位置情報取得手段と、
    前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を取得する操作位置情報取得手段と、
    前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定手段と、
    前記注視部分から当該注視部分内のコンテンツの特徴要素を抽出する特徴要素抽出手段と、
    前記表示手段に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定手段と、
    前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報を縮約した縮約情報を、前記特徴要素に基づき生成する縮約情報生成手段と、
    前記縮約情報を前記表示手段に表示させる縮約情報表示手段と、
    を備えた情報表示システム。
  2. 請求項1に記載の情報表示システムにおいて、
    前記未表示部分特定手段が、前記表示位置情報と、前記表示手段における前記コンテンツ情報の初期の表示部分を示す初期表示位置情報と、に基づき、前記未表示部分を特定することを特徴とする情報表示システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の情報表示システムにおいて、
    入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段の入力情報に基づき、一定時間入力が無く、再度入力がなされた場合の入力判定情報を取得する入力判定情報取得手段と、を更に備え、
    前記縮約情報表示手段が、前記入力判定情報を取得した場合に、前記表示手段に表示させることを特徴とする情報表示システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報表示システムにおいて、
    前記操作位置情報に基づき、前記表示部分または前記注視部分が変更されたか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記表示部分または前記注視部分が変更された場合に、前記縮約情報生成手段が前記縮約情報を生成し、前記縮約情報表示手段が、前記縮約情報を表示させることを特徴とする情報表示システム。
  5. 情報を表示する情報表示方法において、
    表示手段に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示手段に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を取得する表示位置情報取得ステップと、
    前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を取得する操作位置情報取得ステップと、
    前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定ステップと、
    前記注視部分から当該注視部分内のコンテンツの特徴要素を抽出する特徴要素抽出ステップと、
    前記表示手段に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定ステップと、
    前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報の縮約情報を、前記特徴要素に基づき生成する縮約情報生成ステップと、
    前記縮約情報を前記表示手段に表示させる縮約情報表示ステップと、
    を有する情報表示方法。
  6. コンピュータに、
    表示手段に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示手段に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を取得する表示位置情報取得ステップと、
    前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を取得する操作位置情報取得ステップと、
    前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定ステップと、
    前記表示手段に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定ステップと、
    前記注視部分から抽出した当該注視部分内のコンテンツの特徴要素に基づいて前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報を縮約した縮約情報を、前記表示手段に表示させる縮約情報表示ステップと、
    を実行させる情報表示プログラム。
  7. コンピュータに、
    表示手段に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示手段に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を取得する表示位置情報取得ステップと、
    前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を取得する操作位置情報取得ステップと、
    前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定ステップと、
    前記表示手段に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定ステップと、
    前記注視部分から抽出した当該注視部分内のコンテンツの特徴要素に基づいて前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報を縮約した縮約情報を、前記表示手段に表示させる縮約情報表示ステップと、
    を実行させる情報表示プログラムであって、
    前記情報表示プログラムがコンピュータ読み取り可能に記録されている記録媒体。
  8. 端末の表示部に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示部に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を前記端末から受信する表示位置情報受信手段と、
    前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を前記端末から受信する操作位置情報受信手段と、
    前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定手段と、
    前記注視部分から当該注視部分内のコンテンツの特徴要素を抽出する特徴要素抽出手段と、
    前記表示部に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定手段と、
    前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報を縮約した縮約情報を、前記特徴要素に基づき生成する縮約情報生成手段と、
    前記縮約情報を前記端末へ送信する縮約情報送信手段と、
    を備えた情報提供装置。
  9. 表示部に表示させるコンテンツ情報のうち、前記表示部に表示されている前記コンテンツ情報の表示部分を特定するための表示位置情報を取得する表示位置情報取得手段と、
    前記表示部分において、ユーザにより画面操作された操作位置に関する操作位置情報を、操作部から取得する操作位置情報取得手段と、
    前記操作位置情報に基づき、前記表示部分においてユーザによって注視された注視部分を特定する注視部分特定手段と、
    前記注視部分から当該注視部分内のコンテンツの特徴要素を抽出する特徴要素抽出手段と、
    前記表示部に未だ表示されていないと推定される前記コンテンツ情報の未表示部分を、前記表示位置情報から特定する未表示部分特定手段と、
    前記未表示部分に含まれるコンテンツ情報を縮約した縮約情報を、前記特徴要素に基づき生成する縮約情報生成手段と、
    前記縮約情報を前記表示部に表示させる縮約情報表示手段と、
    を備えた情報表示装置。
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