JP5185240B2 - サーバ装置、ユーザ関心度算出方法、ユーザ関心度算出プログラム、及び情報提供システム - Google Patents

サーバ装置、ユーザ関心度算出方法、ユーザ関心度算出プログラム、及び情報提供システム Download PDF

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Description

本発明は、インターネット上のWebサイトから提供されるWebページへの関心度を判定する技術の分野に関する。
インターネット上には多数のWebサイトが存在し、これらのWebサイトによって多種多様な情報が公開されている。インターネットに接続されたユーザ端末は、WebブラウザによりWebサイトのURL(Uniform Resource Locator)を指定することで該Webサイトにアクセスし、該Webサイトから提供されたWebページを表示可能になっている。これにより、ユーザ端末のユーザは、Webサイトから提供されたWebページに掲載される情報を閲覧することができる。そのため、Webページに掲載される情報の提供者にとっては、当該Webページやこれに掲載される情報に対するユーザの関心の度合い(関心度)を把握することは重要である。
従来、ユーザの関心度は、Webページの閲覧時間(Webページへの滞在時間)に基づいて判定されていた。この方法では、閲覧時間が長いWebページほどユーザの関心が高いと評価される。例えば、特許文献1には、Webページの遷移を終了イベントとしてそれまでの経過時間を計測し、これを各Webページの閲覧時間としてサーバに送信する技術が開示されている。
特開2001−51925号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された技術のように、ユーザの関心度をWebページの閲覧時間に基づいて判定する方法では、ユーザがWebページを閲覧していない時間(放置時間)と、実際に閲覧している時間とを判別できないため、これらの時間を総合して閲覧時間と見做してしまうため、当該Webページに対するユーザの関心度の判定精度に関する問題が解決されていない。
本発明は、以上の問題等に鑑みてなされたものであり、Webページ等に対するユーザの関心度の精度を向上させることが可能なサーバ装置、ユーザ関心度算出方法、ユーザ関心度算出プログラム、及び情報提供システムを提供することを課題の一例とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、端末装置がネットワークを介してアクセス可能なサーバ装置であって、前記端末装置の表示領域に対するスクロール操作情報と、当該表示領域に表示されているコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報とを当該端末装置から取得する情報取得手段と、前記取得したスクロール操作情報に基づいて、前記取得したコンテンツ特定情報により特定されるコンテンツに対するユーザの関心度を算出する関心度算出手段と、を備え、前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、ユーザが前記コンテンツの内容を把握する時間に影響を与えるパラメータに応じた重み付けにより当該関心度を調整することを特徴とする。
この発明によれば、表示されたコンテンツがユーザによるスクロール操作に応じてスクロールしたときの当該スクロールに関するスクロール操作情報に基づいて、当該コンテンツに対するユーザの関心度を算出するので、コンテンツに対するユーザの関心度の精度を向上させ、当該関心度を適切に評価することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサーバ装置において、前記取得したスクロール操作情報とコンテンツ特定情報を対応付けて記憶する記憶手段と、前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報を前記記憶手段から抽出する抽出手段を更に備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のサーバ装置において、前記記憶手段には、複数のコンテンツの夫々に対応する前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報が記憶されており、前記関心度算出手段は、前記コンテンツ毎に前記関心度を算出し、前記算出された各関心度に基づいて、関心度のランキングを決定するランキング決定手段を更に備えることを特徴とする。
この発明によれば、精度の高いユーザの関心度のランキングをコンテンツの提供者等に提供することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載のサーバ装置において、前記算出された関心度に基づいて、前記ユーザに対して提供するべき情報を選択する情報選択手段と、前記選択された情報を前記端末装置に送信する情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、よりユーザの嗜好に合った情報をユーザに提示でき、より効果的に、例えば、商品やサービス等をリコメンドすることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一項に記載のサーバ装置において、前記スクロール操作情報には、スクロール操作速度が示されており、前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報に示されるスクロール操作速度が遅いほど前記関心度が大きくなるように算出することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザによるスクロール操作速度が速いか遅いかによって関心度の高低が決まるので、スクロール操作という通常の操作の中でユーザが特に意識せずに精度の高い関心度を判定することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一項に記載のサーバ装置において、前記スクロール操作情報には、スクロール操作時間が示されており、前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報に示されるスクロール操作時間が長いほど前記関心度が大きくなるように算出することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザによるスクロール操作時間が長いか短いかによって関心度の高低が決まるので、スクロール操作という通常の操作の中でユーザが特に意識せずに精度の高い関心度を判定することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一項に記載のサーバ装置において、前記スクロール操作情報には、スクロール操作速度が示されており、前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報に示されるスクロール操作速度の変化頻度が多いほど前記関心度が大きくなるように算出することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザがスクロールを速くしたり遅くしたりを繰り返す場合であっても、精度の高い関心度を算出することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか一項に記載のサーバ装置において、
前記情報取得手段は、前記端末装置の画面サイズを示す画面サイズ情報を、前記スクロール操作情報及び前記コンテンツ特定情報と共に当該端末装置から取得し、前記記憶手段は、前記取得した前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報と前記画面サイズ情報とを対応付けて記憶し、前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報と前記画面サイズ情報を前記記憶手段から抽出し、当該抽出したスクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、前記パラメータとして前記抽出した画面サイズ情報に示される画面サイズに応じた重み付けにより当該関心度を調整することを特徴とする。
この発明によれば、一人のユーザが画面サイズの大きい端末装置と、画面サイズの小さい端末装置とを使用する場合であっても、夫々の端末装置から取得されたスクロール操作情報を用いて算出された各関心度を共通に使用することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか一項に記載のサーバ装置において、
前記情報取得手段は、前記端末装置上に表示されたコンテンツにおける表示文字サイズを示す表示文字サイズ情報を、前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報と共に当該端末装置から取得し、前記記憶手段は、前記取得した前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報と前記表示文字サイズ情報とを対応付けて記憶し、前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報と前記画面サイズ情報を前記記憶手段から抽出し、当該抽出したスクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、前記パラメータとして前記抽出した表示文字サイズ情報に示される表示文字サイズに応じた重み付けにより当該関心度を調整することを特徴とする。
この発明によれば、一人のユーザが表示文字サイズの大きい端末装置と、表示文字サイズの小さい端末装置とを使用する場合であっても、夫々の端末装置から取得されたスクロール操作情報を用いて算出された各関心度を共通に使用することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9の何れか一項に記載のサーバ装置において、 前記スクロール操作情報には、スクロール操作速度が示されており、前記スクロール操作速度は、前記コンテンツがスクロールした変移量を、スクロール操作の開始から次のスクロール操作の開始までの時間で除することにより算出されることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが素早くスクロールさせた後一時停止させてコンテンツをじっくり閲覧し再びスクロールをさせるといったスクロール操作を行った場合であっても、的確なユーザの関心度を判定することが可能となる。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10の何れか一項に記載のサーバ装置において、前記コンテンツは、前記端末装置上に表示されたWebページ上に表示される動画像、静止画像及びテキストの少なくとも何れか一つから構成されることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、端末装置がネットワークを介してアクセス可能なサーバ装置におけるユーザ関心度算出方法であって、前記端末装置の表示領域に対するスクロール操作情報と、当該表示領域に表示されているコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報とを当該端末装置から取得するステップと、前記取得したスクロール操作情報に基づいて、前記取得したコンテンツ特定情報により特定されるコンテンツに対するユーザの関心度を算出するステップと、を含み、前記関心度算出ステップにおいては、前記スクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、ユーザが前記コンテンツの内容を把握する時間に影響を与えるパラメータに応じた重み付けにより当該関心度を調整することを特徴とする。
請求項13に記載のユーザ関心度算出プログラムの発明は、端末装置がネットワークを介してアクセス可能なコンピュータを、前記端末装置の表示領域に対するスクロール操作情報と、当該表示領域に表示されているコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報とを当該端末装置から取得する情報取得手段、前記取得したスクロール操作情報に基づいて、前記取得したコンテンツ特定情報により特定されるコンテンツに対するユーザの関心度を算出する関心度算出手段として機能させ、前記関心度算出手段が、前記スクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、ユーザが前記コンテンツの内容を把握する時間に影響を与えるパラメータに応じた重み付けにより当該関心度を調整するように機能させることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、端末装置と、該端末装置がネットワークを介してアクセス可能なサーバ装置とを備える情報提供システムにおいて、前記端末装置は、該端末装置の表示領域に対するスクロール操作情報を取得する取得手段と、前記取得されたスクロール操作情報と、前記コンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報とを、前記サーバ装置に送信する送信手段と、前記サーバ装置は、前記端末装置から送信されてきた前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報とを受信する受信手段と、受信したスクロール操作情報に基づいて、前記受信したコンテンツ特定情報により特定されるコンテンツに対するユーザの関心度を算出する関心度算出手段と、を備え、前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、ユーザが前記コンテンツの内容を把握する時間に影響を与えるパラメータに応じた重み付けにより当該関心度を調整することを特徴とする。
本発明によれば、表示されたコンテンツがユーザによるスクロール操作に応じてスクロールしたときの当該スクロールに関するスクロール操作情報に基づいて、当該コンテンツに対するユーザの関心度を算出するので、コンテンツに対するユーザの関心度の精度を向上させ、当該関心度を適切に評価することができる。
本実施形態に係る情報提供システムSの概要構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る情報提供サーバ2の概要構成の一例を示すブロック図である。 各データベースに登録される情報の構成例を示す図である。 ユーザ端末1における操作情報ファイルの作成及び送信処理を示すフローチャートである。 Webページの変移量とスクロール操作時間との関係の一例を示す概念図である。 情報提供サーバ2のシステム制御部24におけるスクロール操作情報等の登録処理を示すフローチャートである。 情報提供サーバ2のシステム制御部24における関心度に基づく情報提供処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報提供システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.情報提供システムの構成及び機能概要]
先ず、本発明の一実施形態に係る情報提供システムSの構成及び概要機能について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る情報提供システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、情報提供システムSは、ユーザ端末1(端末装置の一例)と、情報提供サーバ2(サーバ装置の一例)と、複数のWebサイト3k(k=A,B・・・Nの何れか)と、を含んで構成されている。なお、図1の例では、説明の便宜上、1つのユーザ端末1を示しているが、ユーザ端末1はユーザ毎に多数存在する。
ユーザ端末1と、情報提供サーバ2又はWebサイト3kとは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
各Webサイト3kは、固有のドメイン名が付与されたWebサーバ等により構成される。また、各Webサイト3kには、固有のサイトIDが付与されている。このサイトIDは、例えば各Webサイト3kのURL又はドメイン名とすればよい。また、各Webサイト3kには、複数のWebページが登録されている。このWebページは、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)又はXML(Extensible Markup Language)ファイル等の構造化文書ファイル、及び画像データ等から構成されるものであり、ユーザの関心度の算出対象となるコンテンツの一例である。また、各Webページには、固有のページIDが付与されている。このページIDは、コンテンツとしてのWebページを特定するためのコンテンツ特定情報(Webページ特定情報)の一例である。このページIDは、例えば各WebページのURLとすればよい。
なお、Webページ上に表示される動画像、静止画像及びテキストの少なくとも何れか一つから構成される表示オブジェクトもコンテンツの一例である。この表示オブジェクトは、例えばHTML文書内に記述されたタグ内のIDやURI(例えばファイル名)、或いはアクティブな表示領域における表示オブジェクトの表示位置情報(レンダリング後の表示オブジェクトの複数点の座標)等により特定することができる。この表示オブジェクトを特定するための情報を、以下、オブジェクトID(コンテンツ特定情報の一例)という。
ユーザ端末1は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機、又は携帯ゲーム機等であり、Webブラウザ機能を有する。ユーザ端末1は、Webブラウザにより、Webサイト3kにアクセスしてWebページを取得し、該Webページをディスプレイ上に表れたウインドウ画面内に表示(レンダリング)する。これにより、ユーザは、Webサイト3kから提供されたWebページを閲覧することができる。なお、ウインドウ画面はWebブラウザのアクティブな表示領域であり、全画面表示の場合、アクティブな表示領域は全画面となる。
また、ユーザ端末1のディスプレイ上に表れたウインドウ画面内にWebページの一部表示領域が収まりきれない場合、ユーザ端末1は、ユーザによるスクロール操作に応じて、ウインドウ画面内でWebページ(言い換えれば、テキストや画像等が表示される表示領域)を、水平方向、垂直方向又は斜め方向等にスクロール(Webブラウザのアクティブな表示領域内で移動)させる。当該スクロールは、ユーザによるスクロール操作の開始からスクロール操作の終了まで実行される。ここで、ユーザによるスクロール操作の例としては、ユーザがマウス(ユーザ端末1の操作部)のホイール(左右ボタンの間にあるボタン)を回転させること、ユーザがウインドウ画面近傍に表示されたスクロールバーをマウスのドラッグ機能により移動させること、ユーザがキーボード(ユーザ端末1の操作部)の上、下、左、又は右キーを押下すること、ユーザがマウス等のポインティングデバイスを利用してウインドウ画面をドラッグしてアクティブな表示領域を任意の方向に移動すること、及びユーザがタッチパネル式のウインドウ画面上をフリック(例えば、指で軽く払う)すること、などが挙げられる。
そして、ユーザ端末1のWebブラウザは、Webページがスクロール操作に応じてスクロールしたときの当該スクロールに関するスクロール操作情報(表示領域に対するスクロール操作情報の一例)を取得する。続いて、ユーザ端末1のWebブラウザは、該取得したスクロール操作情報と、該WebページのページIDと、該Webページを提供したWebサイト3kのサイトIDと、該Webページのスクロールしている時にウインドウ画面内に表示されていた表示オブジェクトのオブジェクトIDと、を含む操作情報ファイルを作成する。そして、ユーザ端末1のWebブラウザは、作成した操作情報ファイル及びユーザ端末1に記憶されているユーザIDをネットワークNWを介して情報提供サーバ2に送信する。
なお、Webブラウザには、スクロール操作情報を取得して操作情報ファイルを作成し、これを情報提供サーバ2に送信するためのプログラム(例えば、ブラウザの機能を拡張するプラグインソフト)が組み込まれている。このプログラムには、情報提供サーバ2へアクセスするために必要なIPアドレス等の情報、並びに、操作情報ファイルの送信タイミング等の情報が規定されている。この操作情報ファイルの送信タイミングは、例えば、スクロール操作情報の取得対象となるスクロールを実行させるためのスクロール操作の終了時である。あるWebページが表示されている状態で、スクロールの開始と終了が繰り返される場合、その都度、操作情報ファイル及びユーザIDが情報提供サーバ2に送信されることになる。
また、操作情報ファイルに格納されるスクロール操作情報には、例えば、スクロール操作速度やスクロール操作時間等が含まれており、これらはWebページや表示オブジェクトに対するユーザの関心度の判定に用いられる。
ここで、スクロール操作速度は、Webページがスクロールする速度である。例えば、Webページがウインドウ画面内で変移(移動)した変移量を、当該変移(移動)に係るスクロール操作時間で割った値が、スクロール操作速度として検出(算出)される。上記「変移量」は、例えば、ウインドウ画面内に表示された、Webページ上の任意のピクセル(或いはピクセス群)が画面上の第一座標(x1,y1)から第二座標(x2,y2)に移動した場合における、第一座標と第二座標間の距離に相当する。また、上記「スクロール操作時間」とは、例えば、Webページがスクロールしている時間(つまり、スクロール操作の開始からスクロール操作の終了までの時間)である(計時プログラムにより算出される)。
なお、ユーザ端末1のWebブラウザは、Webページの表示開始からWebページの表示終了までの時間(以下、「ページ滞在時間」という)を計算し、該WebページのページIDと、該Webページを提供したWebサイト3kのサイトIDと、該ページ滞在時間を示す情報と、を含む操作情報ファイル及びユーザIDをネットワークNWを介して情報提供サーバ2に送信する。ここで、Webページの表示終了は、例えば、ハイパーリンクの指定(マウスによるクリックなど)、Webブラウザの戻るボタン又はWebブラウザの閉じるボタンの押下などのユーザ操作により行われる。
[2. 情報提供サーバ2の構成及び機能]
次に、情報提供サーバ2の構成及び機能について、図2を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係る情報提供サーバ2の概要構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、情報提供サーバ2は、通信部21と、記憶部22と、入出力インターフェース部23と、システム制御部24と、を備えている。そして、システム制御部24と入出力インターフェース部23とは、システムバス25を介して接続されている。
通信部21は、ネットワークNWに接続して、ユーザ端末1との通信状態を制御するようになっている。
記憶部22は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、オペレーティングシステム及びユーザ関心度算出プログラム等の各種プログラムを記憶する。なお、本発明のユーザ関心度算出プログラムは、例えば、他のサーバ等からネットワークNWを介して取得されるようにしても良いし、記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良い。
また、記憶部22(記憶手段の一例)には、ユーザ端末1に提供するWebページを構成するためのデータ(例えば、HTMLファイル、画像データ等)が記憶されている。
また、記憶部22には、ユーザ情報データベース(DB)221、認証情報データベース(DB)222、サイト情報データベース(DB)223、操作情報データベース(DB)224、関心度情報データベース(DB)225、及び広告情報データベース(DB)226が構築されている。
図3は、各データベースに登録される情報の構成例を示す図である。
図3(A)に示すユーザ情報データベース221には、会員登録されたユーザのユーザID、氏名、性別、住所、電話番号、及びメールアドレス等のユーザ情報がユーザ毎に対応付けられて登録されている。
図3(B)に示す認証情報データベース222には、ユーザID、ログインID、及びパスワードがユーザ毎に対応付けられて登録されている。ログインID及びパスワードは、ログイン処理(ユーザの認証処理)に使用される認証情報である。
図3(C)に示すサイト情報データベース223には、サイトID、ページID、及びオブジェクトIDがWebサイト毎に対応付けられて登録されている。通常、1つのWebサイトには、複数のWebページが登録されているので、サイト情報データベース223には、1つのサイトIDに対して複数のページIDが対応付けられ登録されている。また、通常、1つのWebページには、複数の表示オブジェクトが表示されるので、1つのWebページに対して複数のオブジェクトIDが対応付けられ登録されている。
なお、図示しないが、サイト情報データベース223には、Webページ毎に、Webページに関する情報(例えば、Webページに表示される文章の要約、画像、ジャンル(例えば、ショッピング、トラベル等)等)がページIDに対応付けられて登録されている。更に、サイト情報データベース223には、表示オブジェクト毎に、表示オブジェクトに関する情報(例えば、表示オブジェクトに表示されるジャンルや商品種別(サービス種別)等)がオブジェクトIDに対応付けられて登録されている。
図3(D)に示す操作情報データベース224には、ユーザID、ページID、オブジェクトID、スクロール操作速度(複数回分)、スクロール操作速度_平均値、スクロール操作速度_最大頻度、スクロール操作速度_最大値、スクロール操作速度_最小値、スクロール操作時間、及びページ滞在時間が、ユーザ毎に対応付けられて登録されている。つまり、操作情報データベース224は、複数のWebサイト3kにおいてユーザ端末1のユーザにより閲覧された複数のWebページの各々のページIDと、各Webページ閲覧時のスクロール操作情報とを各々対応付けて記憶している。また、スクロール操作速度は、通常、1回のWebページの表示に対して複数回検出されるので、複数回分のスクロール操作速度が登録されており、各スクロール操作速度とそのスクロールしている時に表示されていた表示オブジェクトのオブジェクトIDとが対応付けられるようになっている。
ここで、スクロール操作速度_平均値は、複数回検出されたスクロール操作速度の平均値である。スクロール操作速度_最大頻度は、複数回検出されたスクロール操作速度のうち出現頻度が一番高いスクロール操作速度である。スクロール操作速度_最大値は、複数回検出されたスクロール操作速度のうちの最大値である。スクロール操作速度_最小値は、複数回検出されたスクロール操作速度のうちの最小値である。なお、スクロール操作速度_平均値、スクロール操作速度_最大頻度、スクロール操作速度_最大値、及びスクロール操作速度_最小値は、ユーザ端末1により算出されスクロール操作情報に含められるように構成しても良いし、情報提供サーバ2のシステム制御部24により算出されるように構成しても良い。
図3(E)に示す関心度情報データベース225には、ユーザID、ページID、ページ関心度、オブジェクトID、及びオブジェクト関心度が、ユーザ毎に対応付けられて登録されている。
ここで、ページ関心度は、ページIDにより特定されるWebページに対するユーザの関心度を示す。ページ関心度は、Webページ毎に登録される。また、オブジェクト関心度は、オブジェクトIDにより特定される表示オブジェクトに対するユーザの関心度を示す。オブジェクト関心度は、表示オブジェクト毎に登録される。なお、以下の説明において、単に「関心度」という場合、ページ関心度又はオブジェクト関心度を意味するものとする。
なお、図3には、広告情報データベース226の構成例は示さないが、広告情報データベース226には、ユーザ端末1のユーザに対して推奨するべき商品又はサービスに関する複数の広告情報が登録されている。各広告情報には、ジャンルや商品種別(又はサービス種別)等の情報が付与されている。また、広告情報データベースの他にも、記憶部22には、ユーザに対して提供されるレコメンド情報を登録するレコメンド情報データベース、又はユーザに対して提供されるコンテンツ情報(例えば、広告情報又はレコメンド情報など)を構成するコンテンツ素材を登録するコンテンツ素材データベースなどが設けられている。 入出力インターフェース部23は、通信部21及び記憶部22とシステム制御部24との間のインターフェース処理を行うようになっている。
システム制御部24は、CPU(Central Processing Unit)24a、ROM(Read Only Memory)24b、RAM(Random Access Memory)24c等により構成されている。そして、システム制御部24は、CPU24aが、ROM24bや記憶部22に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより、Webページの提供処理等を行う。
更に、システム制御部24は、本発明の情報取得手段、関心度算出手段、ランキング決定手段、情報選択手段、及び情報送信手段等として機能する。
具体的には、システム制御部24は、ユーザ端末1から送信された操作情報ファイル及びユーザIDを取得し、当該操作情報ファイルに含まれるスクロール操作情報、サイトID、ページID、及びオブジェクトIDと、ユーザIDとを対応付けて操作情報データベース224に登録(記憶)する。このとき、操作情報ファイルに、スクロール操作速度_平均値、スクロール操作速度_最大頻度、スクロール操作速度_最大値、及びスクロール操作速度_最小値が含まれていない場合、システム制御部24は、これらのスクロール操作速度を算出して操作情報データベース224に登録する。
また、システム制御部24は、あるユーザのユーザIDに対応付けられた、スクロール操作情報、ページID及びオブジェクトIDを操作情報データベース224から抽出し、当該抽出したスクロール操作情報に基づいて、当該抽出したオブジェクトIDにより特定される表示オブジェクトに対するユーザのオブジェクト関心度を表示オブジェクト毎に判定(算出)する。また、システム制御部24は、上記抽出したページIDにより特定されるWebページに対するユーザのページ関心度をWebページ毎に判定(算出)する。なお、オブジェクト関心度及びページ関心度は、例えば、スコア(数値)で表され、このスコアが大きいほど関心度が高く(言い換えれば、興味がある)、スコアが低いほど関心度が低い(言い換えれば、興味がない)と判定してもよい。
例えば、システム制御部24は、「スクロール操作速度」が遅いほど関心度が大きくなるように算出する。この場合、例えば、Sc(関心度)=α(任意の係数)/v(スクロール操作速度)の計算式で算出される。この計算式で、α>0であり、v>0である。
また、例えば、システム制御部24は、「スクロール操作速度/ページ滞在時間」が小さいほど関心度が大きくなるように算出するように構成しても良い。この場合、例えば、Sc(関心度)=α(任意の係数)/(v(スクロール操作速度)/Tt(ページ滞在時間))の計算式で算出される。なお、この計算式で(v/Tt)>0である。また、この計算式で、ページ滞在時間Ttに代えてスクロール操作時間を用いるように構成しても良い。
また、スクロール操作速度の変化頻度が多い(加速度の変化が多い)ほど、ユーザはスクロールを速くしたり遅くしたりを繰り返すので、関心度が高いと言える。従って、システム制御部24は、スクロール操作速度の変化頻度が多いほど関心度が大きくなるように算出するように構成しても良い。この場合、例えば、Sc(関心度)=α(任意の係数)*m(スクロール操作速度の変化頻度)の計算式で算出される。ここで、スクロール操作速度の変化頻度は、例えば複数回検出されたスクロール操作速度のうちの所定数(例えば、10)のスクロール操作速度のうち、時系列的に隣り合う2つのスクロール操作速度の差の絶対値が閾値以上である数を計算することにより求められる。
なお、上記のようにスクロール操作速度を用いたページ関心度の算出では、スクロール操作速度_平均値、スクロール操作速度_最大頻度、スクロール操作速度_最大値、及びスクロール操作速度_最小値の何れか一つが用いられる。また、オブジェクトIDに複数のスクロール操作速度が対応付けられて登録されている場合、それらのスクロール操作速度の平均値、最大頻度、最大値、及び最小値の何れか一つが用いられてオブジェクト関心度が算出される。
また、上記の例では、スクロール操作速度に基づいて関心度を算出するように構成したが、別の例として、Webページの表示開始からWebページ表示終了までにおける各スクロール操作時間の積算値(合計)に基づいて関心度を算出するように構成しても良い。このスクロール操作時間の積算値は、Webページのスクロールが一時停止し、スクロールが再開されるような場合、スクロール停止中の時間を除いたスクロール中の積算時間である。例えば、システム制御部24は、スクロール操作時間(積算値)が長いほど関心度が大きくなるように算出する。この場合、例えば、Sc(関心度)=α(任意の係数)*t(スクロール操作時間(積算値))の計算式で算出される。
なお、ページ関心度は、対応するWebページ上に表示された全ての表示オブジェクトに対するオブジェクト関心度を積算して算出されるように構成しても良い。
以上のようにして算出されたオブジェクト関心度は、対応する表示オブジェクトのオブジェクトID及びユーザIDに対応付けられて関心度情報データベース225に登録される。また、算出されたページ関心度は、対応するWebページのページID及びユーザIDに対応付けられて関心度情報データベース225に登録される。
そして、システム制御部24は、関心度情報データベース225において、あるユーザのユーザIDに対応付けられた全て(或いは所定数)のページ関心度に基づいて、ページ関心度のランキングを決定する。
また、システム制御部24は、関心度情報データベース225において、あるユーザのユーザIDに対応付けられた全て(或いは所定数)のオブジェクト関心度に基づいて、オブジェクト関心度のランキングを決定する。
このように決定された関心度のランキングを示すデータは、例えば、Webサイト運営者等に提供される。
また、システム制御部24は、関心度情報データベース225において、あるユーザのユーザIDに対応付けられたページ関心度又はオブジェクト関心度に基づいて、当該ユーザに対して推奨するべき商品又はサービスに関する広告情報(ユーザに対して提供するべき情報の一例)を広告情報データベース226から選択し、選択した広告情報を当該ユーザのログイン時(又はユーザ端末1からの特定サイトへのアクセス時)に、ユーザ端末1に送信する。
また、システム制御部24は、上記関心度に基づいて、当該ユーザに対して提供するべきレコメンド情報をレコメンド情報データベースから選択し、選択したレコメンド情報をユーザ端末1に送信するように構成しても良い。例えば、上記関心度が基準値よりも高いWebページ又は表示オブジェクトから得られるキーワード等の情報に関連付けられたレコメンド情報が選択される。
更に、システム制御部24は、上記関心度に基づいて、当該ユーザの関心が高いコンテンツ素材の種別を判定し、当該判定に基づいてユーザに対して提供されるコンテンツ情報を構成するコンテンツ素材をコンテンツ素材データベースから選択し、当該選択したコンテンツ素材で構成されたコンテンツ情報をユーザ端末1に送信するように構成しても良い。ここで、コンテンツ素材の種別としては、例えば、テキスト、静止画像、及び動画像等が挙げられる。例えば、オブジェクト関心度が基準値よりも高い表示オブジェクトのコンテンツ素材の種別が、ユーザの関心が高いコンテンツ素材の種別として判定され、当該コンテンツ素材の種別で構成された広告情報やレコメンド情報等のコンテンツ情報がユーザ端末1に提供される。
[3.情報提供システムの動作]
次に、本実施形態に係る情報提供システムSの動作について説明する。
(3.1.操作情報ファイルの作成及び送信)
先ず、ユーザ端末1による操作情報ファイルの作成及び送信処理について、図4を用いて説明する。
図4は、ユーザ端末1における操作情報ファイルの作成及び送信処理を示すフローチャートである。図4に示す処理は、ユーザ端末1においてWebブラウザが起動後、ユーザ端末1から例えばWebサイト3Aへのアクセス要求(例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)リクエスト)に対するレスポンスとして該Webサイト3Aから送信されたWebページがユーザ端末1により受信、表示された場合に開始される。なお、当該Webページには、当該WebページのページID及びWebサイト3AのサイトIDが付加されている。
図4に示す処理が開始されると、ユーザ端末1のWebブラウザは、ユーザによるスクロール操作が開始されたか否かを、操作部からのスクロール操作に係る操作信号により判定する(ステップS1)。そして、スクロール操作が開始されたと判定した場合には(ステップS1:YES)、上述したスクロール操作時間を計測するタイマのカウントを開始し、ステップS2に進み、スクロール操作が開始されていないと判定した場合には(ステップS1:NO)、ステップS7に進む。
ステップS2では、ユーザ端末1のWebブラウザは、上記スクロール操作に応じて、ウインドウ画面内に表示されたWebページをスクロールさせるスクロール処理を実行する。
次いで、ユーザ端末1のWebブラウザは、上記スクロール操作が終了したか否かを、操作部からのスクロール操作に係る操作信号により判定する(ステップS3)。そして、例えばスクロール操作が所定時間(例えば、0.5秒間)無い(操作部からスクロール操作に係る操作信号が所定時間無い)場合、ユーザ端末1のWebブラウザは、スクロール操作が終了したと判定し(ステップS3:YES)、上述したスクロール操作時間を計測するタイマのカウントを停止し、ステップS4に進む。一方、ユーザ端末1のWebブラウザは、スクロール操作が終了していないと判定した場合には(ステップS3:NO)、ステップS2に戻り、スクロール処理を継続する。
ステップS4では、ユーザ端末1のWebブラウザは、当該Webページがスクロール操作に応じてスクロールしたときの当該スクロールに関するスクロール操作情報の取得処理を実行する。具体的には、ユーザ端末1のWebブラウザは、Webページがウインドウ画面内で変移した変移量を算出し、当該変移量を上記計測されたスクロール操作時間で除することによりスクロール操作速度として検出(算出)する。
次いで、ユーザ端末1のWebブラウザは、スクロールされたWebページのページIDと、該Webページを提供したWebサイト3AのサイトIDと、該Webページのスクロールしている時にウインドウ画面内に表示されていた表示オブジェクトのオブジェクトIDと、を取得する(ステップS5)。
次いで、ユーザ端末1のWebブラウザは、上記取得したスクロール操作情報、サイトID、ページID、及びオブジェクトIDを含む操作情報ファイルを作成し(ステップS6)、これを一時、RAMに記憶する。
ステップS7では、ユーザ端末1のWebブラウザは、操作情報ファイルの送信タイミングの条件を満たしたか否かを判定する。例えば、当該送信タイミングとして、「スクロール操作情報の取得対象となるスクロールを実行させるためのスクロール操作の終了時」が規定されている場合、当該送信タイミングの条件を満たしている場合(ステップS7:YES)、ステップS8に進み、当該条件を満たしていない場合(ステップS7:NO)、ステップS9に進む。
ステップS8では、ユーザ端末1のWebブラウザは、上記ステップS6で作成した操作情報ファイル及び予め記憶されているユーザIDをネットワークNWを介して情報提供サーバ2に送信する。
なお、上記送信タイミングとして、「スクロール操作情報の取得対象となるスクロールの終了後、次のスクロールを実行させるためのスクロール操作の開始時」と規定しても良い。この場合、スクロール操作情報の取得対象となるスクロールの終了後、次のスクロールを実行させるためのスクロール操作が開始された時に、上記ステップS6で作成した操作情報ファイル等が情報提供サーバ2に送信される。
或いは、上記送信タイミングとして、「スクロール操作情報の取得対象となるスクロールの終了後、スクロール操作以外のユーザによる指定(又は選択)操作時」と規定しても良い。この場合、スクロール操作情報の取得対象となるスクロールの終了後、スクロール操作以外のユーザによる指定(又は選択)操作がなされた時に、上記ステップS6で作成した操作情報ファイル等が情報提供サーバ2に送信される。なお、上記スクロール操作以外のユーザによる指定(又は選択)とは、例えば、購入ボタン、予約ボタン、又は決済ボタン等の各種ボタンの指定(マウスでクリック)や、他のWebページへジャンプするためのリンクの指定等が挙げられる。
或いは、上記送信タイミングとして、「前回の操作情報ファイルの送信から所定時間が経過した時」と規定しても良い。この場合、所定時間(例えば、1分)毎に、上記ステップS6で作成された操作情報ファイル等が情報提供サーバ2に送信される。
或いは、上記送信タイミングとして、「所定量のデータ蓄積が検知された時」と規定しても良い。この場合、所定量の操作情報ファイルのデータが蓄積される毎に、上記ステップS6で作成された操作情報ファイル等が情報提供サーバ2に送信される。ステップS9では、ユーザ端末1のWebブラウザは、Webページの表示終了指示があったか否かを判定する。例えば、ユーザにより、Webページを閉じるボタン(又は戻るボタン)が指定された場合、又は他のWebページへジャンプするためのハイパーリンクが指定された場合、ユーザ端末1のWebブラウザは、Webページの表示終了指示があったと判定し(ステップS9:YES)、ステップS11に進む。一方、ユーザ端末1のWebブラウザは、Webページの表示終了指示がないと判定した場合(ステップS9:NO)、ステップS10に進み、その他の処理(例えば、ユーザによる入力操作等に応じた処理)を行い、ステップS1に戻る。
ステップS11では、ユーザ端末1のWebブラウザは、ページ滞在時間を計算し、該ページ滞在時間を示す情報、ページID、及びサイトIDを含む操作情報ファイルを作成し、該作成した操作情報ファイル及び予め記憶されているユーザIDをネットワークNWを介して情報提供サーバ2に送信し、当該処理を終了する。
なお、上記ステップS4で用いられる「スクロール操作時間」は、スクロール操作の開始からスクロール操作の終了までの時間としたが、この時間を用いてスクロール操作速度を算出すると、例えば、ユーザが素早くスクロールさせた後一時停止させてWebページをじっくり閲覧し再びスクロールをさせるといったスクロール操作を行った場合、的確なユーザの関心度を判定できない可能性がある。
そこで、このような場合を考慮して、「スクロール操作時間」を、スクロール操作の開始から次のスクロール操作の開始までの時間とすれば、ユーザが素早くスクロールさせた後一時停止させてWebページをじっくり閲覧し再びスクロールをさせるといったスクロール操作を行った場合であっても、的確なユーザの関心度を判定することが可能となる。ここで、スクロール操作の開始から次のスクロール操作の開始までの時間とは、具体的には、スクロール操作情報の取得対象となるスクロールを実行させるためのスクロール操作の開始から、スクロールの一時停止時間を経て、次のスクロールを実行するためのスクロール操作の開始までの時間である。この場合、ユーザ端末1のWebブラウザは、上記ステップS3でスクロール操作が終了したと判定した場合に、上述したスクロール操作時間を計測するタイマのカウントを停止せずに、次のスクロール操作が開始された時に停止する。そして、ユーザ端末1のWebブラウザは、ステップS4で、Webページがウインドウ画面内で変移した変移量を、上記計測されたスクロール操作時間(スクロール操作の開始から次のスクロール操作の開始までの時間)で除することによりスクロール操作速度として算出することになる。また、この場合、ユーザ端末1のWebブラウザは、ステップS8で、スクロール操作情報の取得対象となるスクロールの終了後、次のスクロールを実行させるためのスクロール操作が開始された時に、算出したスクロール操作速度を含む操作情報ファイル等を情報提供サーバ2に送信する。
図5は、Webページの変移量とスクロール操作時間との関係の一例を示す概念図である。図5に示す期間P1において、“t1”はスクロールしている時間(つまり、スクロール操作の開始からスクロール操作の終了までの時間)であり、“t2”はスクロールの一時停止時間であり、“t3”(=t1+t2)はスクロール操作の開始から次のスクロール操作の開始までの時間である。また、図5に示す期間P1において、“d1”はスクロールによる変移量である。
そして、上記スクロール操作時間として“t1”を用いた場合、スクロール操作速度v1=d1/t1となる。一方、上記スクロール操作時間として“t3”を用いた場合、スクロール操作速度v3=d1/t3となる。このように、期間P1において、上記スクロール操作時間として“t1”を用いてスクロール操作速度を計算した場合、当該速度は相対的に速くなるため、ユーザの関心度は低いと判定される。一方、上記スクロール操作時間として、スクロールの一時停止時間を含めた“t3”を用いてスクロール操作速度を計算した場合、当該速度は相対的に遅くなるため、ユーザの関心度は高いと判定することができる。
また、上記スクロール操作時間を「スクロール操作の開始から次のスクロール操作の開始までの時間」とした場合、図5に示す期間P4においては、次のスクロール操作が開始されない(Webページの表示終了等による)ので、この期間P4では、スクロール操作時間及びスクロール操作速度が算出されないことになる。もし、スクロール操作速度_平均値を算出する場合、期間P1〜P3における3つのスクロール操作速度のみが用いられ、期間P4は考慮されない。
なお、図4に示す処理においては、Webページが表示されている状態でスクロールがある度に、操作情報ファイルが情報提供サーバ2に送信されるように構成したが、別の例として、作成された操作情報ファイルが記憶部(ハードディスク等)に保存されるようにしておき、ユーザ端末1が情報提供サーバ2にログイン要求等を行う時に、上記保存された操作情報ファイル及びユーザIDが情報提供サーバ2に送信されるように構成しても良い。
また、上記操作情報ファイルには、Webサイト3Aに関する情報及び当該Webサイト3Aから提供されたWebページに関する情報が格納されるように構成しても良い。
また、上記動作例では、Webサイト3Aを例にとったが、他のWebサイト3kにおいても同様である。
(3.2.スクロール操作情報等の登録)
次に、情報提供サーバ2によるスクロール操作情報等の登録処理について、図6を用いて説明する。
図6は、情報提供サーバ2のシステム制御部24におけるスクロール操作情報等の登録処理を示すフローチャートである。図6に示す処理は、ユーザ端末1から送信された操作情報ファイル及びユーザIDが受信された場合に開始される。
図6に示す処理が開始されると、情報提供サーバ2のシステム制御部24は、受信された操作情報ファイルから、スクロール操作情報、サイトID、ページID、及びオブジェクトIDを取得する(ステップS21)。
次いで、システム制御部24は、受信されたユーザIDに対応付けて、取得したスクロール操作情報、サイトID、ページID、及びオブジェクトIDを操作情報データベース224に登録し(ステップS22)、当該処理を終了する。
なお、上記ユーザIDに対応付けられて、上記取得されたページID及びオブジェクトIDの組と同じページID及びオブジェクトIDの組が既に操作情報データベース224に登録されている場合、上記取得されたスクロール操作情報、サイトID、ページID、及びオブジェクトIDは登録されず破棄されるか、或いは既に登録されているスクロール操作情報、サイトID、ページID、及びオブジェクトIDに代えて、上記取得されたスクロール操作情報、サイトID、ページID、及びオブジェクトIDが登録(上書き更新)されるように構成しても良い。
また、操作情報ファイルに、Webページに関する情報が格納されている場合、Webページに関する情報及びページIDが対応付けられてサイト情報データベース223に登録される。操作情報ファイルに、表示オブジェクトに関する情報が格納されている場合、表示オブジェクトに関する情報及びオブジェクトIDが対応付けられてサイト情報データベース223に登録される。
ところで、上記例では、ユーザ端末1がスクロール操作速度を算出するように構成したが、情報提供サーバ2がスクロール操作速度を算出するように構成しても良い。この場合、ユーザ端末1により算出された「Webページの変移量」と「スクロール操作時間」(「スクロール操作の開始からスクロール操作の終了までの時間」又は「スクロール操作の開始から次のスクロール操作の開始までの時間」)とが操作情報ファイルに含められて情報提供サーバ2に送信される。そして、「Webページの変移量」と「スクロール操作時間」によりスクロール操作速度がシステム制御部24により算出され、操作情報データベース224に登録される。
なお、図6に示す処理は、ユーザ端末1から、ページ滞在時間を示す情報、ページID、及びサイトIDを含む操作情報ファイル及びユーザIDを受信した場合にも行われる。
(3.3.関心度に基づく情報提供)
次に、情報提供サーバ2による関心度に基づく情報提供処理について、図7を用いて説明する。
図7は、情報提供サーバ2のシステム制御部24における関心度に基づく情報提供処理を示すフローチャートである。なお、この処理の前提として、会員登録処理により、ユーザ端末1のユーザのユーザ情報は、ユーザ情報データベース221に既に登録され、且つ、当該ユーザの認証情報は、認証情報データベース222に既に登録されているものとする。
図7に示す処理は、情報提供サーバ2において、アクセスされたユーザ端末1からのログイン要求(ログインID及びパスワードを含む)に応じてログイン処理が行われ、ユーザ端末1のユーザIDが特定されると開始される。なお、ログイン処理では、ログイン要求に含まれるログインIDとパスワードの組が認証情報データベース222に登録されているか否かが判別され、登録されていれば、ユーザIDが特定される。
図7に示す処理が開始されると、情報提供サーバ2のシステム制御部24は、オブジェクト関心度又はページ関心度を算出するかを判別する(ステップS31)。オブジェクト関心度とページ関心度のどちらを算出するかは、管理者により予め設定されるように構成しても良いし、ユーザ端末1のユーザに選択させるように構成しても良い。
そして、システム制御部24は、オブジェクト関心度を算出すると判別した場合には、ステップS32に進み、ページ関心度を算出すると判別した場合には、ステップS36に進む。
ステップS32では、システム制御部24は、上記特定したユーザIDに対応付けられたオブジェクトID及びこれに対応付けられたスクロール操作情報を操作情報データベース224から抽出する。
次いで、システム制御部24は、上記抽出した各オブジェクトIDに対応付けられたスクロール操作情報に基づいて、上述したように、当該オブジェクトIDにより特定される表示オブジェクトに対するユーザのオブジェクト関心度を表示オブジェクト毎に算出する(ステップS33)。
次いで、システム制御部24は、算出した各オブジェクト関心度を、対応する表示オブジェクトのオブジェクトID、及び上記特定したユーザIDに対応付けて関心度情報データベース225に登録する(ステップS34)。
次いで、システム制御部24は、特定したユーザIDに対応付けられた全て(或いは所定数)のオブジェクトID及びこれに対応付けられたオブジェクト関心度を関心度情報データベース225抽出し、抽出したオブジェクト関心度に基づいて、オブジェクト関心度のランキングを決定し(ステップS35)、ステップS40に進む。このオブジェクト関心度のランキングでは、例えばオブジェクト関心度の高い順にオブジェクトIDが並べられ、各表示オブジェクトに対してオブジェクト関心度の順位が付与される。
一方、ステップS36では、システム制御部24は、上記特定したユーザIDに対応付けられたページID及びこれに対応付けられたスクロール操作情報を操作情報データベース224から抽出する。
次いで、システム制御部24は、上記抽出した各ページIDに対応付けられたスクロール操作情報に基づいて、上述したように、当該ページIDにより特定されるWebページに対するユーザのページ関心度をWebページ毎に算出する(ステップS37)。
次いで、システム制御部24は、算出した各ページ関心度を、対応するWebページのページID、及び上記特定したユーザIDに対応付けて関心度情報データベース225に登録する(ステップS38)。
次いで、システム制御部24は、特定したユーザIDに対応付けられた全て(或いは所定数)のページID及びこれに対応付けられたページ関心度を関心度情報データベース225抽出し、抽出したページ関心度に基づいて、ページ関心度のランキングを決定し(ステップS39)、ステップS40に進む。このページ関心度のランキングでは、例えばページ関心度の高い順にページIDが並べられ、各Webページに対してページ関心度の順位が付与される。
そして、ステップS40では、システム制御部24は、決定したオブジェクト関心度(又はページ関心度)のランキングに基づいて、ユーザに対して推奨するべき商品又はサービスに関する広告情報を広告情報データベース226から選択する。例えば、システム制御部24は、オブジェクト関心度のランキングが1位の表示オブジェクトのジャンル又は商品種別をサイト情報データベース223から特定し、特定したジャンル又は商品種別が付与された広告情報を広告情報データベース226から選択する。
なお、Webページ毎又は表示オブジェクト毎に広告情報を広告情報データベース226に予め登録しておき、上記関心度に基づいて何れかの広告情報が選択される(出し分ける)ように構成しても良い。この場合、例えば、オブジェクト関心度のランキングが1位の表示オブジェクトのジャンル又は商品種別(又はサービス種別)が付与された広告情報が選択される。
次いで、システム制御部24は、選択した広告情報が表示されるWebページを生成し、生成したWebページをユーザ端末1に送信する(ステップS41)。そして送信されたWebページは、ユーザ端末1のディスプレイ上に表示される。こうして、関心度に基づき、ジャンル単位や商品単位(又はサービス単位)で商品(又はサービス)をユーザにリコメンドすることができる。
なお、上記Webページの生成に当たって、該Webページの基本レイアウトとは異なるレイアウトを構成する素材データを予め複数登録しておき、上記関心度に基づいて何れかの素材データ(例えばオブジェクト関心度が1位の表示オブジェクトのジャンルが付与された素材データ)が選択され、選択された素材データから構成されるレイアウトが決定されるように構成しても良い。この構成によれば、ユーザが好みのレイアウトのWebページを自動的に提供することができる。
また、上記ステップS40において、オブジェクト関心度のランキング又はページ関心度のランキングに基づいて、ユーザに対して推奨するべき商品又はサービスに関する広告情報が選択されるように構成したが、オブジェクト関心度のランキングとページ関心度のランキングの双方に基づいて、ユーザに対して推奨するべき商品又はサービスに関する広告情報が選択されるように構成しても良い。例えば、システム制御部24は、オブジェクト関心度のランキングが1位の表示オブジェクトのジャンル又は商品種別が付与され、且つページ関心度のランキングが1位のWebページのジャンルが付与された広告情報を広告情報データベース226から選択する。この構成によれば、よりユーザの関心度が高いであろう商品又はサービスを該ユーザにリコメンドすることができる。
また、オブジェクト関心度又はページ関心度の算出及び関心度情報データベース225への登録は、ログイン処理によりユーザIDが特定されることにより実行されるように構成したが、別の例として、オブジェクト関心度及びページ関心度の算出、並びに関心度情報データベース225への登録は、特にログイン処理とは無関係に、所定時間(例えば、12時間)間隔で実行されるように構成しても良い。この構成によれば、上記選択された広告情報が表示されるWebページをより迅速に生成及び送信することができる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、情報提供サーバ2は、ユーザ端末1上に表示されたWebページがユーザによるスクロール操作に応じてスクロールしたときの当該スクロールに関するスクロール操作情報を取得し、該スクロール操作情報に基づいて、Webページ又は表示オブジェクトに対するユーザの関心度を判定するように構成したので、Webページ又は表示オブジェクトに対するユーザの関心度の精度を向上させ、当該関心度を適切に評価することができる。また、このような精度の高いユーザの関心度を利用することで、よりユーザの嗜好に合った広告情報等をユーザに提示でき、より効果的に、商品やサービスをリコメンドすることができる。
特に、ユーザによるスクロール操作速度が速いか遅いかによって関心度の高低が決まるので、スクロール操作という通常の操作の中でユーザが特に意識せずに精度の高い関心度を判定することができる。
また、ページ単位と表示オブジェクト単位で関心度を判定するように構成したので、使用目的に応じて関心度を使い分けることができる。例えば、オブジェクト関心度を用いたい場合、より細かい単位でユーザの関心度を把握することができる。
[4.画面サイズによる関心度の調整]
上記実施形態において、情報提供サーバ2は、スクロール操作情報に基づいて関心度を算出する際に、ユーザ端末1のWebブラウザの画面サイズに応じた重み付けにより当該関心度を調整するように構成しても良い。
この場合、ユーザ端末1のWebブラウザは、スクロール操作情報、サイトID、ページID、及びオブジェクトIDに加えて、上記画面サイズを示す画面サイズ情報を含む操作情報ファイルを作成し、該操作情報ファイル及びユーザIDを情報提供サーバ2に送信する。なお、Webブラウザの画面サイズはJavaScript(登録商標)により取得できる。
そして、情報提供サーバ2のシステム制御部24は、ユーザ端末1からの操作情報ファイルを受信すると、該操作情報ファイルから、スクロール操作情報、サイトID、ページID、オブジェクトID、及び画面サイズ情報を取得し、該ユーザIDに対応付けて、スクロール操作情報、サイトID、ページID、オブジェクトID、及び画面サイズ情報を操作情報データベース224に登録する。
そして、情報提供サーバ2のシステム制御部24は、ユーザIDに対応付けられた、スクロール操作情報、ページID、オブジェクトID、及び画面サイズ情報を操作情報データベース224から抽出し、当該抽出したスクロール操作情報に基づいて、上記関心度を算出する際に、抽出した画面サイズ情報に示される画面サイズに応じた重み付けにより当該関心度を調整する。
例えば、Sc(関心度)=α(任意の係数)/v(スクロール操作速度)の計算式で関心度を算出する場合、αを重み付けとし、上記画面サイズが、予め規定された画面基準サイズ(例えば、横800dot×縦600dot)よりも大きい(例えば、面積が大きい)場合、上記画面サイズと画面基準サイズとが同じ場合の“α”(例えば、α=100)よりも小さく(例えば、α=80)することにより関心度を調整する。これは、画面サイズが画面基準サイズより大きい場合、Webページの内容を把握するのに時間がかかり、スクロール操作速度が遅くなりがちになるので(つまり、ユーザがあまり興味がないにも関わらず関心度が高くなってしまう)、その分、関心度を下げるためである。
一方、上記画面サイズが予め規定された画面基準サイズよりも小さい(例えば、面積が小さい)場合、画面サイズと画面基準サイズとが同じ場合の“α”(例えば、α=100)よりも大きく(例えば、α=120)することにより関心度を調整する。これは、画面サイズが画面基準サイズより小さい場合、Webページの内容を把握するのに短時間で済み、スクロール操作速度が速くなりがちになるので(つまり、ユーザが興味があるにも関わらず関心度が低くなってしまう)、その分、関心度を上げるためである。
このような構成によれば、例えば、一人のユーザが画面サイズの大きいユーザ端末(例えば、PC)と、画面サイズの小さいユーザ端末(例えば、PDA)とを使用する場合であっても、夫々のユーザ端末で検出されたスクロール操作速度等を用いて算出された各関心度を共通に使用することができる。
[5.表示文字サイズによる関心度の調整]
上記実施形態において、情報提供サーバ2は、スクロール操作情報に基づいて関心度を算出する際に、ユーザ端末1上に表示されたWebページ又は表示オブジェクトにおける表示文字サイズに応じた重み付けにより当該関心度を調整するように構成しても良い。
この場合、ユーザ端末1のWebブラウザは、スクロール操作情報、サイトID、ページID、及びオブジェクトIDに加えて、上記表示文字サイズを示す表示文字サイズ情報を含む操作情報ファイルを作成し、該操作情報ファイル及びユーザIDを情報提供サーバ2に送信する。
そして、情報提供サーバ2のシステム制御部24は、ユーザ端末1からの操作情報ファイルを受信すると、該操作情報ファイルから、スクロール操作情報、サイトID、ページID、オブジェクトID、及び表示文字サイズ情報を取得し、該ユーザIDに対応付けて、スクロール操作情報、サイトID、ページID、オブジェクトID、及び表示文字サイズ情報を操作情報データベース224に登録する。
そして、情報提供サーバ2のシステム制御部24は、ユーザIDに対応付けられた、スクロール操作情報、ページID、オブジェクトID、及び表示文字サイズ情報を操作情報データベース224から抽出し、当該抽出したスクロール操作情報に基づいて、上記関心度を算出する際に、抽出した表示文字サイズ情報に示される表示文字サイズに応じた重み付けにより当該関心度を調整する。
例えば、Sc(関心度)=α(任意の係数)/v(スクロール操作速度)の計算式で関心度を算出する場合、αを重み付けとし、上記表示文字サイズが、予め規定された文字基準サイズ(例えば、中)よりも小さい場合、表示文字サイズと文字基準サイズとが同じ場合の“α”(例えば、α=100)よりも小さく(例えば、α=80)することにより関心度を調整する。これは、表示文字サイズが文字基準サイズより小さい場合、Webページの内容を把握するのに時間がかかり、スクロール操作速度が遅くなりがちになるので(つまり、ユーザがあまり興味がないにも関わらず関心度が高くなってしまう)、その分、関心度を下げるためである。
一方、上記表示文字サイズが予め規定された文字基準サイズよりも大きい場合、表示文字サイズと文字基準サイズとが同じ場合の“α”(例えば、α=100)よりも大きく(例えば、α=120)することにより関心度を調整する。これは、表示文字サイズが文字基準サイズより大きい場合、Webページの内容を把握するのに短時間で済み、スクロール操作速度が速くなりがちになるので(つまり、ユーザが興味があるにも関わらず関心度が低くなってしまう)、その分、関心度を上げるためである。
このような構成によれば、例えば、一人のユーザが表示文字サイズの大きいユーザ端末(例えば、PC)と、表示文字サイズの小さいユーザ端末(例えば、PDA)とを使用する場合であっても、夫々のユーザ端末で検出されたスクロール操作速度を用いて算出された各関心度を共通に使用することができる。また、一人のユーザが一つのユーザ端末を使用する場合に、表示文字サイズを適宜変更する場合であっても、夫々の表示文字サイズで表示されていたときに検出されたスクロール操作速度等を用いて算出された各関心度を共通に使用することができる。
なお、上述した画面サイズ及び表示文字サイズ以外のパラメータにより関心度の調整するように構成しても良い。例えば、表示オブジェクトの種別(例えば、動画像と静止画像)によって関心度を調整するように構成しても良い。これは、動画像の場合、静止画像とは異なり、ユーザは動画像の部分でスクロール操作を一時停止若しくはゆっくりスクロールさせて見るため、その時間を考慮する必要があるためである。この場合、例えば、スクロールされているときの表示オブジェクトが動画像の場合、表示オブジェクトが静止画像の場合の“α”(例えば、α=100)よりも小さく(例えば、α=50)することにより関心度を調整する(つまり、関心度を下げる)。
1 ユーザ端末
2 情報提供サーバ
3k Webサイト
21 通信部
22 記憶部
23 入出力インターフェース部
24 システム制御部
25 システムバス
NW ネットワーク
S 情報提供システム

Claims (14)

  1. 端末装置がネットワークを介してアクセス可能なサーバ装置であって、
    前記端末装置の表示領域に対するスクロール操作情報と、当該表示領域に表示されているコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報とを当該端末装置から取得する情報取得手段と、
    前記取得したスクロール操作情報に基づいて、前記取得したコンテンツ特定情報により特定されるコンテンツに対するユーザの関心度を算出する関心度算出手段と、
    を備え
    前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、ユーザが前記コンテンツの内容を把握する時間に影響を与えるパラメータに応じた重み付けにより当該関心度を調整することを特徴とするサーバ装置。
  2. 請求項1に記載のサーバ装置において、
    前記取得したスクロール操作情報とコンテンツ特定情報を対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報を前記記憶手段から抽出する抽出手段を更に備えることを特徴とするサーバ装置。
  3. 請求項2に記載のサーバ装置において、
    前記記憶手段には、複数のコンテンツの夫々に対応する前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報が記憶されており、
    前記関心度算出手段は、前記コンテンツ毎に前記関心度を算出し、
    前記算出された各関心度に基づいて、関心度のランキングを決定するランキング決定手段を更に備えることを特徴とするサーバ装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載のサーバ装置において、
    前記算出された関心度に基づいて、前記ユーザに対して提供するべき情報を選択する情報選択手段と、
    前記選択された情報を前記端末装置に送信する情報送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のサーバ装置において、
    前記スクロール操作情報には、スクロール操作速度が示されており、
    前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報に示されるスクロール操作速度が遅いほど前記関心度が大きくなるように算出することを特徴とするサーバ装置。
  6. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のサーバ装置において、
    前記スクロール操作情報には、スクロール操作時間が示されており、
    前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報に示されるスクロール操作時間が長いほど前記関心度が大きくなるように算出することを特徴とするサーバ装置。
  7. 請求項1乃至4の何れか一項に記載のサーバ装置において、
    前記スクロール操作情報には、スクロール操作速度が示されており、
    前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報に示されるスクロール操作速度の変化頻度が多いほど前記関心度が大きくなるように算出することを特徴とするサーバ装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載のサーバ装置において、
    前記情報取得手段は、前記端末装置の画面サイズを示す画面サイズ情報を、前記スクロール操作情報及び前記コンテンツ特定情報と共に当該端末装置から取得し、
    前記記憶手段は、前記取得した前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報と前記画面サイズ情報とを対応付けて記憶し、
    前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報と前記画面サイズ情報を前記記憶手段から抽出し、当該抽出したスクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、前記パラメータとして前記抽出した画面サイズ情報に示される画面サイズに応じた重み付けにより当該関心度を調整することを特徴とするサーバ装置。
  9. 請求項1乃至7の何れか一項に記載のサーバ装置において、
    前記情報取得手段は、前記端末装置上に表示されたコンテンツにおける表示文字サイズを示す表示文字サイズ情報を、前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報と共に当該端末装置から取得し、
    前記記憶手段は、前記取得した前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報と前記表示文字サイズ情報とを対応付けて記憶し、
    前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報と前記画面サイズ情報を前記記憶手段から抽出し、当該抽出したスクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、前記パラメータとして前記抽出した表示文字サイズ情報に示される表示文字サイズに応じた重み付けにより当該関心度を調整することを特徴とするサーバ装置。
  10. 請求項1乃至9の何れか一項に記載のサーバ装置において、
    前記スクロール操作情報には、スクロール操作速度が示されており、
    前記スクロール操作速度は、前記コンテンツがスクロールした変移量を、スクロール操作の開始から次のスクロール操作の開始までの時間で除することにより算出されることを特徴とするサーバ装置。
  11. 請求項1乃至10の何れか一項に記載のサーバ装置において、
    前記コンテンツは、前記端末装置上に表示されたWebページ上に表示される動画像、静止画像及びテキストの少なくとも何れか一つから構成されることを特徴とするサーバ装置。
  12. 端末装置がネットワークを介してアクセス可能なサーバ装置におけるユーザ関心度算出方法であって、
    前記端末装置の表示領域に対するスクロール操作情報と、当該表示領域に表示されているコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報とを当該端末装置から取得するステップと、
    前記取得したスクロール操作情報に基づいて、前記取得したコンテンツ特定情報により特定されるコンテンツに対するユーザの関心度を算出する関心度算出ステップと、
    を含み、
    前記関心度算出ステップにおいては、前記スクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、ユーザが前記コンテンツの内容を把握する時間に影響を与えるパラメータに応じた重み付けにより当該関心度を調整することを特徴とするユーザ関心度算出方法。
  13. 端末装置がネットワークを介してアクセス可能なコンピュータを、
    前記端末装置の表示領域に対するスクロール操作情報と、当該表示領域に表示されているコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報とを当該端末装置から取得する情報取得手段、
    前記取得したスクロール操作情報に基づいて、前記取得したコンテンツ特定情報により特定されるコンテンツに対するユーザの関心度を算出する関心度算出手段として機能させ
    前記関心度算出手段が、前記スクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、ユーザが前記コンテンツの内容を把握する時間に影響を与えるパラメータに応じた重み付けにより当該関心度を調整するように機能させることを特徴とするユーザ関心度算出プログラム。
  14. 端末装置と、該端末装置がネットワークを介してアクセス可能なサーバ装置とを備える情報提供システムにおいて、
    前記端末装置は、
    該端末装置の表示領域に対するスクロール操作情報を取得する取得手段と、
    前記取得されたスクロール操作情報と、前記表示領域に表示されているコンテンツを特定するためのコンテンツ特定情報とを、前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    前記サーバ装置は、
    前記端末装置から送信されてきた前記スクロール操作情報と前記コンテンツ特定情報とを受信する受信手段と、
    前記受信したスクロール操作情報に基づいて、前記受信したコンテンツ特定情報により特定されるコンテンツに対するユーザの関心度を算出する関心度算出手段と、
    を備え
    前記関心度算出手段は、前記スクロール操作情報に基づいて前記関心度を算出する際に、ユーザが前記コンテンツの内容を把握する時間に影響を与えるパラメータに応じた重み付けにより当該関心度を調整することを特徴とする情報提供システム。
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