JP2011138271A - 情報検索装置、件数決定方法、情報検索プログラム及び情報検索システム - Google Patents

情報検索装置、件数決定方法、情報検索プログラム及び情報検索システム Download PDF

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Abstract

【課題】検索結果をユーザが効率的に閲覧することができる情報検索装置、件数決定方法、情報検索プログラム及び情報検索システムを提供する。
【解決手段】検索された情報群に対応するデータであるデータ群のうち、予め定められた件数のデータで構成される第1のデータ群を端末装置に送信し、第1のデータ群とは異なるデータの送信要求を端末装置から受信し、受信された送信要求に対応して、検索された情報群に対応するデータ群のうち、第1のデータ群とは異なる第2のデータ群を端末装置に送信し、第1のデータ群が送信されてから送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定し、経過時間が閾時間以下である場合には、第1のデータ群を構成するデータの件数よりも多い件数のデータで構成される第2のデータ群を送信する。
【選択図】図4

Description

本発明は、端末装置からの要求に応じて情報を検索し、検索結果をネットワークを介して前記端末装置に送信して、検索結果を端末装置に表示させる情報検索装置等の技術分野に関する。
従来、端末装置からの要求に応じて情報を検索する情報検索装置が知られている(例えば、特許文献1)。かかる情報検索装置は、例えば、検索された情報の一覧を検索結果として表示するWebページを端末装置に送信する。情報検索装置から送信されたWebページを端末装置が表示することにより、ユーザは、検索結果を閲覧することができる。
検索結果1ページあたりの表示件数は、システム上予め設定されていたり、ユーザにより設定される。
特開平9−167130号公報
ところで、ユーザは、検索結果を更に閲覧したい場合、例えば、「次へ」と表示されたリンクを選択操作する。すると、今まで表示されていた検索結果の一覧とは異なる一覧が表示される。検索された情報の件数が1ページあたりの表示件数に対して相当に多い場合には、興味のある情報や、所望する情報を見つけるのに、ユーザが上述した操作を何度も選択する場合がある。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、検索結果をユーザが効率的に閲覧することができる情報検索装置、件数決定方法、情報検索プログラム及び情報検索システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、端末装置からの要求に応じて情報を検索し、前記端末装置に表示させる検索結果をページ単位でネットワークを介して前記端末装置に送信する情報検索装置であって、前記端末装置から送信された検索条件を受信する検索条件受信手段と、前記情報に関するデータとして前記情報が検索されたときに表示されるデータを前記情報1件毎に対応して記憶するデータ記憶装置に前記データが記憶された複数の前記情報の中から、前記検索条件を満たす情報群を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データであるデータ群のうち、予め定められた件数の前記データで構成される第1のデータ群を前記端末装置に送信する第1データ送信手段と、前記第1のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信するデータ要求受信手段と、前記データ要求受信手段により受信された前記送信要求に対応して、前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データ群のうち、前記第1のデータ群とは異なる第2のデータ群を前記端末装置に送信する第2データ送信手段と、前記第1のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記第2データ送信手段は、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数よりも多い件数の前記データで構成される前記第2のデータ群を送信することを特徴とする。
この発明によれば、第1のデータ群が1ページ分の検索結果として端末装置により表示される。その後、第1のデータ群と異なるデータが要求された場合には、第2のデータ群が1ページ分の検索結果として端末装置により表示される。
第1のデータ群が送信されてから送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下となる場合、ユーザが検索結果としての第1のデータ群を閲覧した時間は短かったものと考えられる。検索結果として表示されたデータ群を閲覧した時間が短いということは、そのデータ群の中に、ユーザが興味を持ったり所望したりするデータが存在しなかったと考えることができる。この場合、この後に表示されるデータ群の中にユーザが興味を持ったり所望したりするデータが存在する可能性は、現在表示されているデータ群の中にユーザが興味を持ったり所望したりしたデータが存在した場合よりも低いとユーザが考える傾向があるものと推測される。
そこで、第1のデータ群として表示される検索結果の表示件数よりも多い件数の第2のデータ群が次の検索結果として表示されることで、ユーザが興味のないデータや、所望しないデータを要求するための操作を減らすことができる。よって、検索結果をユーザが効率的に閲覧することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報検索装置において、前記第2データ送信手段は、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、前記第2のデータ群を構成する前記データの件数を、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数よりもα件(ただし、α≧1)多くすることを特徴とする。
この発明によれば、端末装置に表示される1ページあたりの検索結果の表示件数が、所定数増加するので、所望しないデータを要求するための操作を減らすことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の情報検索装置において、前記データ要求受信手段は、送信された前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信し、前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求が受信された場合には、前回送信した前記第2のデータ群とは異なるデータ群を新たな前記第2のデータ群として前記端末装置に送信し、前記判定手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定し、前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が予め定められた閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、今回送信する前記第2のデータ群を構成する前記データの件数を、前回送信した前記第2のデータ群を構成する前記データの件数よりもα件多くすることを特徴とする。
この発明によれば、端末装置に表示される1ページあたりの検索結果の表示件数が、送信要求の送信回数に比例して増加するので、所望しないデータを要求するための操作をより減らすことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の情報検索装置において、前記第2データ送信手段は、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、前記第2のデータ群を構成する前記データの件数を、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数のβ倍(ただし、β>1)とすることを特徴とする。
この発明によれば、端末装置に表示される1ページあたりの検索結果の表示件数が、所定倍に増加するので、所望しないデータを要求するための操作を減らすことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の情報検索装置において、前記データ要求受信手段は、送信された前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信し、前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求が受信された場合には、前回送信した前記第2のデータ群とは異なるデータ群を新たな前記第2のデータ群として前記端末装置に送信し、前記判定手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定し、前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が予め定められた閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、今回送信する前記第2のデータ群を構成する前記データの件数を、前回送信した前記第2のデータ群を構成する前記データの件数のβ倍とすることを特徴とする。
この発明によれば、端末装置に表示される1ページあたりの検索結果の表示件数が、送信要求の送信回数に応じて指数関数的に増加するので、所望しないデータを要求するための操作をより減らすことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報検索装置において、前記端末装置から送信されたソート条件を受信するソート条件受信手段と、前記検索手段により検索された前記情報群における前記情報の並び順を前記ソート条件に従ってソートするソート手段と、を更に備え、前記第2データ送信手段は、前記ソート手段によりソートされた後の前記情報の並び順が前記第1のデータ群と連続するデータ群を前記第2のデータ群とすることを特徴とする。
この発明によれば、ソート条件によりソートの基準とされた項目の内容が同じだったり比較的近い情報の検索結果がまとまってデータ群として端末装置により表示される。情報の並び順が連続するデータ群同士は、情報の並び順が連続しないデータ群同士と比較して、前記の項目の内容が近いと考えられる。よって、検索結果として表示されたデータ群の次に表示されるデータ群の前記の項目の内容が、先に表示されたデータ群の前記の項目の内容に近いので、現在表示されているデータ群の中にユーザが興味を持ったり所望したりするデータが存在しなかった場合、次に表示されるデータ群の中にユーザが興味を持ったり所望したりするデータが存在しない可能性がより高くなるものと推測される。従って、所望しないデータを要求するための操作をより減らすことができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の情報検索装置において、前記検索手段は、商品情報を検索し、前記ソート条件は、商品の価格が低い順であることを特徴とする。
この発明によれば、商品の価格が低い順にデータ群が表示されるので、価格の低さを基準の1つとして商品の情報を探すユーザにとって、所望しないデータを要求するための操作をより減らすことができる。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の情報検索装置において、前記検索手段は、商品情報を検索し、前記ソート条件は、商品の価格が高い順であることを特徴とする。
この発明によれば、商品の価格が高い順にデータ群が表示されるので、価格の高さを基準の1つとして商品の情報を探すユーザにとって、所望しないデータを要求するための操作をより減らすことができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1、6乃至8の何れか1項に記載の情報検索装置において、前記データ要求受信手段は、送信された前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信し、前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求が受信された場合には、前回送信した前記第2のデータ群とは異なるデータ群を新たな前記第2のデータ群として前記端末装置に送信し、前記判定手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定し、前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が予め定められた閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、今回送信する前記第2のデータ群を構成する前記データの件数を、前回送信した前記第2のデータ群を構成する前記データの件数よりも多くすることを特徴とする。
この発明によれば、1ページあたりの検索結果の表示件数が次第に増加するので、所望しないデータを要求するための操作をより減らすことができる。
請求項10に記載の発明は、請求項3、5及び9の何れか1項に記載の情報検索装置において、前記判定手段は、前記第2データ送信手段により送信された前記第2のデータ群の件数が多いほど、前記閾時間を長くして判定を行うことを特徴とする。
この発明によれば、検索結果の表示件数によりユーザの閲覧時間が変わることに応じて、表示件数を増加させるか否かの判定を的確に行うことができる。
請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報検索装置において、前記経過時間は、前記第1データ送信手段が第1のデータ群を前記端末装置に送信したときを、前記第1のデータ群が送信されたときとして得られる時間であることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報検索装置において、前記経過時間は、前記第1のデータ群を受信した前記端末装置が前記第1のデータ群の表示処理を完了したときを、前記第1のデータ群が送信されたときとして得られる時間であることを特徴とする。
これらの発明によれば、ユーザが検索結果としてのデータ群を閲覧した時間をより正確に判定することができる。
請求項13に記載の発明は、端末装置からの要求に応じて情報を検索し、前記端末装置に表示させる検索結果をページ単位でネットワークを介して前記端末装置に送信する情報検索装置において、1ページあたりの前記検索結果の件数を決定する件数決定方法であって、前記端末装置から送信された検索条件を受信する検索条件受信工程と、前記情報に関するデータとして前記情報が検索されたときに表示されるデータを前記情報1件毎に対応して記憶するデータ記憶装置に前記データが記憶された複数の前記情報の中から、前記検索条件を満たす情報群を検索する検索工程と、前記検索工程において検索された前記情報群に対応する前記データであるデータ群のうち、予め定められた件数の前記データで構成される第1のデータ群を前記端末装置に送信する第1データ送信工程と、前記第1のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信するデータ要求受信工程と、前記データ要求受信工程において受信された前記送信要求に対応して、前記検索工程において検索された前記情報群に対応する前記データ群のうち、前記第1のデータ群とは異なる第2のデータ群を前記端末装置に送信する第2データ送信工程と、前記第1のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定する判定工程と、を有し、前記第2データ送信工程においては、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定工程において判定された場合には、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数よりも多い件数の前記データで構成される前記第2のデータ群を送信することを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、端末装置からの要求に応じて情報を検索し、前記端末装置に表示させる検索結果をページ単位でネットワークを介して前記端末装置に送信する情報検索装置に含まれるコンピュータを、前記端末装置から送信された検索条件を受信する検索条件受信手段、前記情報に関するデータとして前記情報が検索されたときに表示されるデータを前記情報1件毎に対応して記憶するデータ記憶装置に前記データが記憶された複数の前記情報の中から、前記検索条件を満たす情報群を検索する検索手段、前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データであるデータ群のうち、予め定められた件数の前記データで構成される第1のデータ群を前記端末装置に送信する第1データ送信手段、前記第1のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信するデータ要求受信手段、前記データ要求受信手段により受信された前記送信要求に対応して、前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データ群のうち、前記第1のデータ群とは異なる第2のデータ群を前記端末装置に送信する第2データ送信手段、及び、前記第1のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定する判定手段、として機能させ、前記第2データ送信手段としての前記コンピュータを、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数よりも多い件数の前記データで構成される前記第2のデータ群を送信するように機能させることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、端末装置と、前記端末装置からの要求に応じて情報を検索し、前記端末装置に表示させる検索結果をページ単位でネットワークを介して前記端末装置に送信する情報検索装置と、前記情報に関するデータとして前記情報が検索されたときに表示されるデータを前記情報1件毎に対応して記憶するデータ記憶装置と、を備える情報検索システムであって、前記情報検索装置は、前記端末装置から送信された検索条件を受信する検索条件受信手段と、前記データ記憶装置に前記データが記憶された複数の前記情報の中から、前記検索条件を満たす情報群を検索する検索手段と、前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データであるデータ群のうち、予め定められた件数の前記データで構成される第1のデータ群を前記端末装置に送信する第1データ送信手段と、前記第1のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信するデータ要求受信手段と、前記データ要求受信手段により受信された前記送信要求に対応して、前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データ群のうち、前記第1のデータ群とは異なる第2のデータ群を前記端末装置に送信する第2データ送信手段と、前記第1のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記端末装置は、前記検索条件を前記情報検索装置に送信する検索条件送信手段と、前記情報検索装置から送信された前記第1のデータ群を受信する第1データ受信手段と、前記第1データ群を表示する第1表示手段と、前記第1表示手段により表示された前記第1データ群を構成する前記データに関する前記ユーザ操作を検出する操作検出手段と、ユーザの操作に基づいて前記送信要求を前記情報検索装置に送信するデータ要求送信手段と、前記情報検索装置から送信された前記第2のデータ群を受信する第2データ受信手段と、前記第2データ群を表示する第2表示手段と、を備え、前記第2データ送信手段は、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数よりも多い件数の前記データで構成される前記第2のデータ群を送信することを特徴とする。
本発明によれば、第1のデータ群として表示される検索結果の表示件数よりも多い件数の第2のデータ群が次の検索結果として表示されることで、ユーザが興味のないデータや、所望しないデータを要求するための操作を減らすことができる。よって、検索結果をユーザが効率的に閲覧することができる。
一実施形態に係るショッピングシステムSの概要構成の一例を示す図である。 一実施形態に係るショッピングサーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。 ユーザ端末2による検索結果ページの画面表示例を示す図である。 一実施形態に係るショッピングシステムSの処理例を示すシーケンス図である。 一実施形態に係るショッピングサーバ1のシステム制御部20の処理例を示すフローチャートである。 一実施形態に係るショッピングサーバ1のシステム制御部20の処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、ネットワーク上での電子的な情報のやりとりによって商品の売買が行われるショッピングシステムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[第1実施形態]
[1.ショッピングシステムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係るショッピングシステムSの構成及び概要機能について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るショッピングシステムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、ショッピングシステムSは、情報検索装置の一例としてのショッピングサーバ1と、端末装置の一例としての複数のユーザ端末2と、を含んで構成されている。そして、ショッピングサーバ1と各ユーザ端末2とは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
このような構成のショッピングシステムSにおいて、ショッピングサーバ1は、ユーザ端末2からのリクエストに応じて、ショッピングサイトを構成するWebページをユーザ端末2に送信するWebサーバである。そして、ショッピングサーバ1は、Webページを閲覧したユーザのユーザ端末2からのリクエストに基づいて、商品の検索、購入等の処理を行う。
ユーザ端末2は、ショッピングサイトで商品を購入するユーザに使用される端末装置である。ユーザ端末2としては、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機等が用いられる。
[2.ショッピングサーバの構成]
次に、ショッピングサーバ1の構成及び機能について、図2を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係るショッピングサーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、ショッピングサーバ1は、操作部11と、表示部12と、通信部13と、ドライブ部14と、記憶部15と、入出力インターフェース部16と、システム制御部20と、を備えている。そして、システム制御部20と入出力インターフェース部16とは、システムバス21を介して接続されている。
操作部11は、例えば、キーボード、マウス等により構成されており、オペレータ等からの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号としてシステム制御部20に出力するようになっている。表示部12は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等により構成されており、文字や画像等の情報を表示するようになっている。通信部13は、ネットワークNW等に接続して、ユーザ端末2等との通信状態を制御するようになっている。ドライブ部14は、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等のディスクDKからデータ等を読み出す一方、当該ディスクDKに対してデータ等を記録するようになっている。記憶部15は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、各種プログラム及びデータ等を記憶するようになっている。入出力インターフェース部16は、操作部11〜記憶部15とシステム制御部20との間のインターフェース処理を行うようになっている。システム制御部20は、CPU(Central Processing Unit)17、ROM(Read Only Memory)18、RAM19等により構成されている。
記憶部15は、本発明におけるデータ記憶装置の一例を構成する。この記憶部15には、会員DB(データベース)101、店舗DB102、商品DB103、会員利用DB104等の各種データベースが構築されている。会員DB101には、ショッピングサイトに会員として登録されているユーザに関する情報(例えば、会員の識別情報としての会員ID、パスワード、氏名、住所、電話番号、メールアドレス等)がユーザ毎に対応付けて登録されている。また、店舗DB102には、ショッピングサイトにおいて商品を販売する店舗に関する情報(例えば、店舗の識別情報としての店舗ID、パスワード、店舗の名称、住所、電話番号、メールアドレス、店舗の案内情報等)が店舗毎に対応付けて登録されている。また、商品DB103には、ショッピングサイトにおいて販売されている商品に関する情報(例えば、商品を販売する店舗の店舗ID、商品の識別情報としての商品ID、商品名、価格、商品の説明情報、商品に関する画像、販売開始日時、商品の感想等)が、店舗毎及び商品毎に対応付けて登録されている。なお、商品DB103に登録されている情報は、本発明における商品情報の一例である。また、会員利用ID104には、ショッピングサイトの利用に関するユーザの情報(例えば、会員ID、購入履歴、閲覧履歴、お気に入りの商品の情報等)がユーザ毎に登録されている。
また、記憶部15には、ショッピングサイトのWebページを構成する各種HTML(Hyper Text Markup Language)文書、画像データ、音声データ、テキストデータ等が記憶されている。
更に、記憶部15には、所定のオペレーティングシステムが記憶されている。また、記憶部15には、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルを用いて、ユーザ端末2等から送信されたリクエストに応じて、当該記憶部15に記憶されている各種のデータに基づきWebページをユーザ端末2等に送信するためのWWW(World Wide Web)サーバプログラムが記憶されている。また更に、ショッピングサーバ1には、ショッピングサイトにおける商品の検索、購入等に関する処理を行うショッピング処理プログラム等が記憶されている。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしても良いし、CD−ROM等のディスクDKに記録されてドライブ部14を介して読み込まれるようにしても良い。
システム制御部20は、CPU17が、ROM18や記憶部15に記憶された各種プログラムを読み出し実行することによりショッピングサーバ1の各部を制御する。また、システム制御部20は、本発明における検索条件受信手段、検索手段、第1データ送信手段、データ要求受信手段、第2データ送信手段、判定手段、ソート条件受信手段、ソート手段及び操作通知受信手段として機能するようになっている。
なお、ショッピングサーバ1を、例えば、各種データベースを管理するサーバ、商品の検索処理を行う検索処理サーバ、各種情報を提供するWWWサーバ等の複数のサーバ装置により構成しても良い。
[3.検索結果の表示]
次に、ショッピングシステムSにおいて、商品が検索された場合における検索結果の表示態様について、図3及び図4を用いて説明する。
ショッピングサーバ1は、商品を検索すると、検索結果として、ユーザにより入力された検索条件を満たす商品(以下、「該当商品」という)の一覧を示すWebページをユーザ端末2に送信する。このWebページを、「検索結果ページ」という。図3は、ユーザ端末2による検索結果ページの画面表示例を示す図である。
図3に示すように、検索結果ページ上には、該当商品一覧201、ソート条件リンク群202、他検索結果リンク群203、及び比較ボタン204等が表示される。
該当商品一覧201は、検索条件を満たす商品の一覧が表示されている。具体的に、該当商品一覧201は、1件情報210を複数含む。1件情報210は、該当商品1件分の情報を示す。1件情報210は、商品の画像、商品リンク211、感想リンク212、商品の価格、店舗リンク213、及びチェックボックス214を含む。商品リンク211は、当該リンクに対応する商品の名称を表示するリンク(ハイパーリンク)である。感想リンク212は、当該リンクに対応する商品を購入したユーザにより登録された商品の感想の件数を表示するリンクである。店舗リンク213は、当該リンクに対応する商品を販売する店舗の名称を表示するリンクである。チェックボックス214は、複数の商品を比較する場合に、比較する商品を選択するためのチェックボックスである。
商品リンク211がユーザにより選択されると、当該リンクに対応する商品の詳細な情報を表示するWebページに遷移する。このWebページを、「商品詳細ページ」という。商品詳細ページには、例えば、商品名、1又は複数の商品に関する画像、商品の説明、商品の価格、決済方法、送料、発送方法、問い合わせ先等の情報が表示される。
感想リンク212がユーザにより選択されると、当該リンクに対応する商品の感想を表示するWebページに遷移する。このWebページを、「感想詳細ページ」という。感想詳細ページには、例えば、感想を投稿した投稿者のニックネーム、評価値、投稿日、感想文等が表示される。
店舗リンク213がユーザにより選択されると、当該リンクに対応する商品を販売する店舗の詳細な情報を表示するWebページに遷移する。このWebページを、「店舗詳細ページ」という。店舗詳細ページには、例えば、店舗の名称、店舗の案内情報、店舗が販売する各商品の商品詳細ページへのリンク、決済方法、送料、発送方法等が表示される。
商品詳細ページ、感想詳細ページ、及び店舗詳細ページは、店舗DB102や商品DB103に登録された情報に基づいて、ショッピングサーバ1により生成され、記憶部15に記憶されている。
ソート条件リンク群202は、ソート条件をユーザが選択するためのリンクを複数含む。ソート条件とは、検索条件を満たす商品を検索結果に表示させる優先順位をソートする条件を示す。ソート条件としては、例えば、標準、商品の価格が安い順、商品の価格が高い順、新着順、感想の件数が多い順がある。なお、ソート条件としての標準とは、例えば、検索された順番で該当商品をソートすることを意味する。ソート条件リンク群202の中の何れかのリンクがユーザにより選択されると、選択されたリンクに対応するソート条件で、該当商品の表示の優先順位がソートされる。そして、ソートされた優先順位に従って、該当商品一覧201に表示される該当商品の一覧が並べ換えられる。
他検索結果リンク群203は、検索条件を満たす商品のうち、現在の該当商品一覧201に一覧として表示されている商品とは異なる商品の一覧を表示する検索結果ページに遷移するためのリンクを複数含む。例えば、ページ番号を表示するリンクがユーザにより選択されると、当該リンクに対応するページ番号の検索結果ページに遷移する。また、「次へ」と表示された次結果リンク230がユーザにより選択されると、現在表示されている検索結果ページの次の検索結果ページに遷移する。例えば、現在1件目から10件目までの該当商品の一覧が表示されている場合に、次結果リンク230が選択されると、11件目以降の該当商品の一覧を表示する検索結果ページに遷移する。このように、ソート条件に従ってソートされた表示の優先順位において、現在一覧として表示されている該当商品と優先順位が連続する該当商品の一覧が表示される。
比較ボタン204がユーザにより選択されると、チェックボックス214が選択状態にされた複数の商品の情報を表示するWebページに遷移する。このWebページを、「比較詳細ページ」という。この比較詳細ページには、例えば、選択状態にされた商品の名称、画像、価格、商品の説明、店舗名、送料、支払い方法等が一覧で表示される。
なお、商品詳細ページ、感想詳細ページ、店舗詳細ページ、及び比較詳細ページを総称して、「詳細ページ」と称する。詳細ページは、該当商品一覧201に一覧表示された商品のうち1つ以上の商品に関連する情報を表示するWebページであり、且つ、1件情報210には表示されていない情報を少なくとも1つ以上表示するWebページである。
また、検索結果ページ全体が1画面に表示しきれない場合、ユーザ端末2の画面には、スクロールバー300が表示される。スクロールバー300が操作されると、検索結果ページがスクロール表示される。なお、スクロールバー300自体は、検索結果ページを構成するものではない。
このような検索結果ページにおいて、該当商品一覧201に一覧表示される該当商品の件数を、「表示件数」という。この表示件数の初期値は、ショッピングシステムSにおいて予め定められている。この表示件数の初期値は、ユーザ設定により変更することも可能である。
ユーザは、検索結果ページにおいて一覧表示された該当商品の中に、興味を引く商品又は所望する商品がなかった場合、例えば次結果リンク230を選択して、別の一覧を表示させる。表示件数が初期値のまま変化しない場合、検索条件に該当する商品の件数が、表示件数と比較して相当に多いと、興味を引く商品又は所望する商品が見つかるまで、ユーザは、次結果リンク230を何度も選択しなければならない。この選択操作の手間や、選択操作に時間を要すること等により、検索結果を閲覧する効率が低下してしまう。
そこで、ショッピングシステムSにおいては、或る検索結果ページが表示されてから、別の検索結果ページが表示されるまでに経過した時間(以下、「経過時間」という)が、所定時間以下である場合には、表示件数が増加するようになっている。
或る検索結果ページが表示されてから、別の検索結果ページが表示されるまでの時間が短いということは、商品の一覧を閲覧する時間が短いということである。そして、商品の一覧を閲覧する時間が短いということは、一覧表示された商品の中に、ユーザが興味を引かなかったか、或いは、ユーザが所望する品がなかったと考えることができる。この場合、ユーザは、次結果リンク230を選択して、今まで表示されていた一覧とは別の一覧を表示させることになる。このとき、ユーザは、興味を引く、又は、所望する商品が今回も存在しない可能性の方が、存在する可能性よりも高いであろうという心理状態になりやすいものと推測される。そのような心理状態においては、ユーザは、最初よりも短時間で商品の一覧の閲覧を行う傾向にあるものと考えられる。そのようなときに、表示件数が多くなれば、短時間でより多くの情報を閲覧することができる。また、次結果リンク230を選択する回数も減らすことができる。
一覧表示された商品の中に、ユーザが興味を持った商品が存在したり、ユーザが所望する商品が存在した場合、ユーザは、商品リンク211、感想リンク212、又は店舗リンク213、又は比較ボタン204を選択して、詳細ページを表示させる。この後、ユーザは、更に別の検索結果ページを閲覧する場合がある。このときは、詳細ページをユーザが閲覧する時間分、別の検索結果ページを表示させるまでの時間が長くなる。また、ユーザは、詳細ページを表示させないまでも、一覧表示された商品の中に興味のある商品が存在した場合、その一覧をじっくり見る(時間をかけて見る)傾向があるものと考えられる。このような場合、ユーザは、興味を引く、又は、所望する商品がまだ存在する可能性の方が、存在しない可能性よりも高いであろうという心理状態になりやすいものと考えられる。そのような心理状態においては、ユーザは、別の検索結果ページを閲覧する場合、最初と同じような時間で、或いは、最初よりも時間をかけて商品の一覧の閲覧を行う傾向にあるものと考えられる。そのようなときは、表示件数を多くする必要はない。つまり、検索結果の閲覧に要する全体の手間や時間のうち、次結果リンク230を選択する手間や時間の比重が低くなるので、次結果リンク230を選択する回数が減らなくても特に影響はないものと考えられるからである。また、ユーザが時間をかけて商品の一覧を閲覧する場合、表示件数が多くならない方が、ユーザにとっては見やすいものと考えられる。
なお、詳細ページをユーザが閲覧した場合であっても、別の検索結果ページを表示させるまでの時間が短い場合がある。この場合も、表示件数が増加する。この場合、ユーザが詳細ページを閲覧した時間が短いことから、詳細ページが表示された商品が、結局ユーザの興味を引く商品ではなかったと考えることができる。
表示件数を増加させるか否かを判定するための閾値となる時間を閾時間という。閾時間のは予め設定されている。閾時間をどのような長さにするかは任意であるが、例えば、実際に被験者にショッピングシステムSを利用させて、主観実験等の結果に基づいて決定すると良い。また、閾時間は、ユーザ設定により変更可能としても良い。また、ショッピングシステムSにおいては、閾時間が検索結果1ページあたりの表示件数に比例して長くなるようになっている。ユーザによる検索結果の閲覧時間が表示件数に応じて長くなることに対応するためである。
また、経過時間をショッピングサーバ1が計測する必要があることから、本実施形態において実際に計測される経過時間は、ショッピングサーバ1が検索結果ページを送信してから、この検索結果ページを受信したユーザ端末2からの別の検索結果ページのリクエストを受信するまでの時間である。
次に、検索結果ページにおける表示件数の制御に関するショッピングシステムSの動作概要を説明する。
図4は、本実施形態に係るショッピングシステムSの処理例を示すシーケンス図である。なお、図4は、表示件数の初期値を10件とし、表示件数が2倍ずつ増加する場合の処理例である。また、図4は、閾時間を表示件数10件あたり5秒とした場合の処理例である。
図4に示すように、ユーザ端末2において、ユーザが検索条件を入力する(ステップS11)。検索条件としては、例えば、キーワード、商品の価格の範囲、商品の属するカテゴリ等がある。なお、このときにソート条件を選択することも可能である。すると、ユーザ端末2は、入力された検索条件を含む検索リクエストをショッピングサーバ1に送信する(ステップS12)。
ショッピングサーバ1は、受信した検索リクエストに含まれる検索条件に基づいて検索処理を実行する(ステップS13)。そして、ショッピングサーバ1は、1件目から10件目までの10件分の該当商品の一覧を表示する検索結果ページをユーザ端末2に送信する(ステップS14)。ユーザ端末2は、受信した検索結果ページを表示する(ステップS15)。
ここで、ユーザが、次結果リンク230を選択すると(ステップS16)、当該操作を検出したユーザ端末2が、次結果リクエスト(本発明における送信要求の一例)をショッピングサーバ1に送信する(ステップS17)。ここで、ショッピングサーバ1は、ステップS14における検索結果ページの送信から5秒以内に次結果リクエストを受信したと判定すると(ステップS18)、11件目から30件目までの20件分の該当商品の一覧を表示する検索結果ページをユーザ端末2に送信する(ステップS19)。つまり、ショッピングサーバ1は、表示件数を増加させる。ユーザ端末2は、受信した検索結果ページを表示する(ステップS20)。
ユーザが、更に次結果リンク230を選択すると(ステップS21)、当該操作を検出したユーザ端末2が、次結果リクエストをショッピングサーバ1に送信する(ステップS22)。ここで、ショッピングサーバ1は、ステップS19における検索結果ページの送信から10秒以内に次結果リクエストを受信したと判定すると(ステップS23)、31件目から70件目までの40件分の該当商品の一覧を表示する検索結果ページをユーザ端末2に送信する(ステップS24)。つまり、ショッピングサーバ1は、表示件数を更に増加させる。ユーザ端末2は、受信した検索結果ページを表示する(ステップS25)。
ここで、ユーザが、検索結果ページの該当商品一覧201から何れかの商品、例えば35件目の商品リンク211を選択すると(ステップS26)、当該操作を検出したユーザ端末2が、商品詳細リクエストをショッピングサーバ1に送信する(ステップS27)。すると、ショッピングサーバ1は、商品詳細リクエストに対応する商品詳細ページをユーザ端末2に送信する(ステップS28)。ユーザ端末2は、受信した商品詳細ページを表示する(ステップS29)。
ここで、ユーザが、Webブラウザに「戻る」と表示されたボタン、又は、商品詳細ページ上に「戻る」と表示されたボタンを選択すると(ステップS30)、当該操作を検出したユーザ端末2が、検索結果復帰リクエストをショッピングサーバ1に送信する(ステップS31)。すると、ショッピングサーバ1は、ステップS24において送信した検索結果ページと同内容の検索結果ページ(31件目から70件目までの40件分の該当商品の一覧を表示する検索結果ページ)をユーザ端末2に送信する(ステップS32)。ユーザ端末2は、受信した検索結果ページを表示する(ステップS33)。
ここで、ユーザが、次結果リンク230を選択すると(ステップS34)、当該操作を検出したユーザ端末2が、次結果リクエストをショッピングサーバ1に送信する(ステップS35)。ここで、ショッピングサーバ1は、ステップS24(ステップS32ではない)における検索結果ページの送信から20秒を経過して次結果リクエストを受信したと判定すると(ステップS36)、71件目から80件目までの10件分の該当商品の一覧を表示する検索結果ページをユーザ端末2に送信する(ステップS37)。つまり、ショッピングサーバ1は、表示件数を初期値に戻す。ユーザ端末2は、受信した検索結果ページを表示する(ステップS38)。
具体的な商品の検索例について説明する。ユーザは、自身が所望する条件を満たすデジタルカメラであって、できるだけ価格が安いデジタルカメラを探すものとする。この場合、検索条件をデジタルカメラとし、ソート条件を価格の安い順とする。この条件で検索が実行されると、デジタルカメラ本体と、デジタルカメラのアクセサリが該当商品として検索結果に含まれたものとする。ここで、デジタルカメラ本体の価格よりも、アクセサリの価格の方が安いものとする。すると、最初の方の検索結果ページに表示されるのは、ほぼアクセサリのみとなる。従って、ユーザは、次結果リンク230を選択して、該当商品の表示件数を、10件から、20件、40件と増やしていく。そして、67件目に所望のデジタルカメラが見つかると、ユーザは、その商品の商品詳細ページを閲覧する。この場合、ユーザが次結果リンク230を選択した回数は2回である。その一方で、表示件数が10件のまま変化しないとすると、ユーザは、次結果リンク230を6回選択しなければならないことになる。
このように、ショッピングシステムSにおいては、表示件数が次第に多くなるので、他検索結果リンク群203のリンクを選択する回数を減らすことができる。
[4.ショッピングシステムの動作]
次に、ショッピングシステムSの動作について、図5を用いて説明する。
図5は、本実施形態に係るショッピングサーバ1のシステム制御部20の処理例を示すフローチャートである。図5の処理は、例えば、ショッピングサーバ1が、ユーザ端末2からのリクエスト待ち状態になったときに開始される。
先ず、システム制御部20は、ユーザ端末2からリクエストを受信したか否かを判定する(ステップS51)。このとき、システム制御部20は、リクエストを受信していない場合には(ステップS51:NO)、ステップS51の判定処理を再度行う。
一方、システム制御部20は、ユーザ端末2からリクエストを受信した場合には(ステップS51:YES)、受信したリクエストを送信してきたユーザ端末2のユーザを特定する(ステップS52)。例えば、ユーザは、事前にユーザ端末2を操作してショッピングサーバ1にアクセスし、自身の会員IDとパスワードとを入力することによりショッピングサイトにログインする。このログインにより、ショッピングサーバ1はユーザ端末2に対してセッションIDを発行し、セッション情報として、会員IDを含む各種情報をセッションIDに対応付けて管理する。また、ショッピングサーバ1は、セッションIDを、例えば、クッキーとしてユーザ端末2に送信する。その後のユーザ端末2からショッピングサーバ1へのリクエストにはセッションIDが含まれているので、システム制御部20は、どのユーザからのリクエストであるかを特定することができる。
システム制御部20は、ユーザを特定すると、受信したリクエストの種別が何であるかを判定する(ステップS53)。このとき、システム制御部20は、受信したリクエストが検索リクエストである場合には(ステップS53:検索)、検索処理を実行する(ステップS54)。具体的に、システム制御部20は、受信した検索リクエストに含まれる検索条件に基づいて、商品DB103を検索する。次いで、システム制御部20は、検索条件を満たす商品の商品ID、価格、販売開始日時、感想の件数等の情報を商品DB103から抽出する。そして、システム制御部20は、抽出した情報に基づいて検索結果のリストを生成し、この検索結果のリストをセッションIDに対応付けて記憶部15に記憶する。なお、検索結果のリスト上において、各該当商品の情報は、例えば、検索された順番で並べられる。
システム制御部20は、検索処理を終えると、特定したユーザのセッション情報に含まれる変数を初期化する。具体的に、システム制御部20は、表示開始番号Lに1を設定する(ステップS55)。また、システム制御部20は、制御カウンタCに0を設定する(ステップS56)。ここで、表示開始番号Lとは、検索結果ページに一覧表示される該当商品のうちの先頭の商品の番号を示す。この商品の番号は、検索結果がソートされたときの表示の優先順位を示す。この番号の値が小さいほど優先順位がより高いことを示す。また、制御カウンタCは、経過時間が閾時間以下であった回数を示す。
システム制御部20は、変数を初期化すると、検索結果1ページあたりの表示件数Nを算出する(ステップS57)。具体的に、システム制御部20は、下記の式(1)を計算する。
N=D×β^C ・・・(1)
ここで、Dは、表示件数の初期値である。また、βは、β>1を満たす予め設定された係数である。なお、図4の例は、β=2とした場合の例である。
システム制御部20は、表示件数Nを算出すると、生成したリストに設定されている商品IDに基づき、表示の優先順位に従ってL件目からL+N−1件目までの商品の表示データ(本発明における商品情報が検索されたときに表示されるデータの一例)を、店舗DB102及び商品DB103から取得する(ステップS58)。商品の表示データとは、検索結果ページに表示される情報であり、具体的には、画像、商品名、価格、店舗名等である。次いで、システム制御部20は、取得した表示データに基づいて、検索結果ページのHTML文書を生成する(ステップS59)。次いで、システム制御部20は、生成した検索結果ページのHTML文書を、リクエストを送信してきたユーザ端末2に送信する(ステップS60)。次いで、システム制御部20は、受信したリクエストが検索結果復帰リクエストであるか否かを判定する(ステップS61)。このとき、システム制御部20は、受信したリクエストが検索結果復帰リクエストではない場合には(ステップS61:NO)、検索結果ページの送信時刻として、現在時刻を取得する(ステップS62)。システム制御部20は、受信したリクエストが検索結果復帰リクエストである場合(ステップS61:YES)、又は、ステップS62の処理を終えた場合には、ステップS51に移行する。
ステップS53において、システム制御部20は、受信したリクエストがソートリクエストである場合には(ステップS53:ソート)、ソート処理を実行する(ステップS63)。ソートリクエストは、検索結果ページのソート条件リンク群202のリンクが選択されたときに、ユーザ端末2から送信される。このソートリクエストには、ユーザにより選択されたソート条件が設定されている。ソート処理において、システム制御部20は、受信したソートリクエストに含まれるソート条件で、検索結果リストに設定されている商品の情報をソートする。つまり、システム制御部20は、該当商品の表示の優先順位を、ソート条件で示された順に並べ換える。システム制御部20は、ソート処理を終えると、ステップS55に移行する。つまり、システム制御部20は、新しいソート条件でソートされた該当商品の1件目からD−1件目までの一覧を表示する検索結果ページをユーザ端末2に送信する。
ステップS53において、システム制御部20は、受信したリクエストが次結果リクエストである場合には(ステップS53:次結果)、次結果リクエストの受信時刻として、現在時刻を取得する(ステップS64)。次結果リクエストは、次結果リンク230が選択されたときに、ユーザ端末2から送信される。次いで、システム制御部20は、表示開始番号Lに表示件数Nを加算する(ステップS65)。
次いで、システム制御部20は、ステップS62とステップS64とで取得された時刻に基づいて、検索結果ページが送信されてから次結果リクエストを受信するまでに要した経過時間T1を算出する(ステップS66)。経過時間T1は、ステップ64で取得した次結果リクエストの受信時刻から、ステップS62で取得した検索結果ページの送信時刻を引いた時間である。すなわち、本実施形態では、システム制御部20(第1データ送信手段)が検索結果ページ(第1のデータ群)をユーザ端末2に送信したときを、経過時間の開始時間として用いる。次いで、システム制御部20は、閾時間T2を算出する(ステップS67)。具体的に、システム制御部20は、下記の式(2)を算出する。
T2=(C+1)×T ・・・(2)
ここで、Tは、表示件数がD件あたりの閾時間として予め設定された設定時間である。
次いで、システム制御部20は、経過時間T1が閾時間T2以下であるか否かを判定する(ステップS68)。このとき、システム制御部20は、経過時間T1が閾時間T2よりも大きい場合には(ステップS68:NO)、ステップS56に移行する。つまり、システム制御部20は、1ページあたりの表示件数を初期値に戻して、検索結果ページをユーザ端末2に送信する。
一方、システム制御部20は、経過時間T1が閾時間T2以下である場合には(ステップS68:YES)、制御カウンタCに1を加算して(ステップS69)、ステップS57に移行する。つまり、システム制御部20は、1ページあたりの表示件数を前回よりもβ倍に増加させて、検索結果ページをユーザ端末2に送信する。
ステップS53において、システム制御部20は、受信したリクエストが詳細リクエストである場合には(ステップS53:詳細)、受信したリクエストに対応する詳細ページを、リクエストを送信してきたユーザ端末2に送信する(ステップ70)。詳細リクエストは、商品詳細リクエスト、感想詳細リクエスト、店舗詳細リクエスト、及び比較詳細リクエストの総称である。商品詳細リクエストは、検索結果ページに表示された商品リンク211が選択された場合に、ユーザ端末2から送信されるリクエストである。また、感想詳細リクエストは、検索結果ページに表示された感想リンク212が選択された場合に、ユーザ端末2から送信されるリクエストである。また、店舗詳細リクエストは、検索結果ページに表示された店舗リンク213が選択された場合に、ユーザ端末2から送信されるリクエストである。また、比較詳細リクエストは、検索結果ページに表示された比較ボタン204が選択された場合に、ユーザ端末2から送信されるリクエストである。システム制御部20は、この処理を終えると、ステップS51に移行する。
ステップS53において、システム制御部20は、受信したリクエストが検索結果復帰リクエストである場合には(ステップS53:検索結果復帰)、ステップS58に移行する。検索結果復帰リクエストは、詳細ページが画面に表示されているときに、Webブラウザの「戻る」ボタン、又は、当該詳細ページ上に表示された「戻る」ボタンが選択された場合に、ユーザ端末2により送信されるリクエストである。ステップS58に移行したシステム制御部20は、詳細ページを送信する前に送信した検索結果ページと同じ内容の検索結果ページをユーザ端末2に送信する。このとき、システム制御部20は、ステップS62における現在時刻の取得を実行しない。
ステップS53において、システム制御部20は、受信したリクエストが、検索リクエスト、ソートリクエスト、次結果リクエスト、詳細リクエスト、及び検索結果復帰リクエストの何れでもない場合には(ステップS53:その他)、受信したリクエストに応じた処理を実行して(ステップS71)、ステップS51に移行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、ショッピングサーバ1のシステム制御部20が、記憶部15に構築された商品DB103にデータが登録された複数の商品の情報であり、表示データを含む商品の情報の中から、検索条件を満たす商品の情報を検索し、検索された商品の情報に対応する表示データうち、表示件数の初期値に相当する件数の表示データを表示する検索結果ページをユーザ端末2に送信し、検索結果ページに表示された表示データ以外のデータを要求する次結果リクエストをユーザ端末2から受信し、次結果リクエストに対応して、先に送信した検索結果ページに表示される表示データとは異なる表示データを表示する検索結果ページをユーザ端末に送信する。また、システム制御部20が、検索結果ページを送信してから次結果リクエストを受信するまでの経過時間が閾時間以下であるか否かを判定する。そして、システム制御部20が、経過時間が閾時間以下であると判定した場合には、先に送信された検索結果ページに表示された表示データの件数よりも多い件数の表示データを表示する検索結果ページをユーザ端末2に送信する。
従って、次に送信する検索結果ページに表示される表示データの件数を多くすることで、ユーザが興味のない商品の検索結果や、所望しない検索結果を要求するための操作を減らすことができる。よって、検索結果をユーザが効率的に閲覧することができる。これに対し、従来のショッピングサーバでは、1ページあたりの表示件数は、ユーザが変更しない限り一定であったため、検索結果の閲覧が非効率的であった。
また、システム制御部20が、経過時間が閾時間以下であると判定した場合には、次に送信する検索結果ページに表示される表示データの件数を、先に送信された検索結果ページに表示された表示データの件数のβ倍とする。
従って、1ページあたりの検索結果の表示件数が、βに増加するので、所望しない検索結果を要求するための操作を減らすことができる。
また、システム制御部20が、次結果リクエストを受信する毎に、経過時間が閾時間以下であると判定した場合には、今回送信する検索結果ページに表示される表示データの件数を、前回送信された検索結果ページに表示された表示データの件数よりも多くする。
従って、1ページあたりの検索結果の表示件数が次第に増加するので、所望しない商品の検索結果を要求するための操作をより減らすことができる。
また、システム制御部20が、次結果リクエストを受信する毎に、経過時間が閾時間以下であると判定した場合には、今回送信する検索結果ページに表示される表示データの件数を、前回送信された検索結果ページに表示された表示データのβ倍とする。
従って、1ページあたりの検索結果の表示件数が指数関数的に増加するので、所望しない商品の検索結果を要求するための操作をより減らすことができる。
また、システム制御部20は、ユーザ端末2からソート条件を含むソートリクエストを受信し、当該ソート条件に従って該当商品の表示の優先順位をソートし、前回送信した検索結果ページに表示データが表示された該当商品と優先順位が連続する該当商品の表示データが表示される検索結果ページを送信する。
従って、ソート条件によりソートの基準とされた項目の内容が同じだったり比較的近い商品の検索結果がまとまって端末装置により表示される。表示の優先順位が連続する商品同士は、優先順位が連続しない商品同士と比較して、前記の項目の内容が近いと考えられる。よって、次の検索結果として表示データが表示される商品の前記の項目の内容が、先に検索結果として表示データが表示された商品の前記の項目の内容と近いので、現在表示データが表示されている商品の中にユーザが興味を持ったり所望したりする商品が存在しなかった場合、次に表示データが表示される商品の中にユーザが興味を持ったり所望したりする商品が存在しない可能性がより高くなるものと推測される。従って、所望しない商品の検索結果を要求するための操作をより減らすことができる。
また、ソート条件を商品の価格が安い順にした場合には、商品の価格が安い順に検索結果が表示されるので、価格の安さを基準の1つとして商品を探すユーザにとって、所望しない商品の検索結果を要求するための操作をより減らすことができる。
また、ソート条件を商品の価格が高い順にした場合には、商品の価格が高い順に検索結果が表示されるので、価格の高さを基準の1つとして商品を探すユーザにとって、所望しない商品の検索結果を要求するための操作をより減らすことができる。
また、システム制御部20は、判定に用いる閾時間を1ページあたりの表示件数に比例させるので、表示件数を増加させるか否かの判定を的確に行うことができる。
[第2実施形態]
上記第1実施形態においては、ショッピングサーバ1が検索結果ページを送信してから、当該検索結果ページを受信したユーザ端末2からの別の検索結果ページのリクエストを受信するまでの時間を、閾時間と比較する経過時間としていた。これに対し、以下に説明する第2実施形態においては、検索結果ページを受信したユーザ端末2が当該検索結果ページの表示処理を完了してから、当該ユーザ端末2からの別の検索結果ページのリクエストを受信するまでの時間を経過時間とする。
例えば、ネットワークNWのトラフィック状況によって、検索結果ページの送受信に要する時間が変わる場合がある。また、ユーザ端末2の処理能力によって、検索結果ページの表示に要する時間が変わる場合がある。そうした場合、ショッピングサーバ1が検索結果ページを送信してから、ユーザ端末2において検索結果ページが表示されるまでの時間が、検索結果1ページあたりの表示件数を増加させるための判定に影響を与える可能性がある。そこで、経過時間の計測開始タイミングを、検索結果ページの表示処理が完了したタイミングとすることで、これらの影響を排除することができる。
具体的に、ショッピングサーバ1が、検索結果ページを生成する際、検索結果ページの表示が完了した時点の時刻をユーザ端末2に取得させるスクリプトを、検索結果ページのHTML文書に埋め込む。例えば、HTML文書のbodyタグにonload属性を記述することにより、検索結果ページの表示が完了したタイミングで、スクリプトを実行させることができる。そして、例えば、スクリプトの実行を開始した時点の時刻をユーザ端末2に取得させて、ショッピングサーバ1に送信されるリクエストに、取得された時刻を含ませるように、スクリプトを記述する。ショッピングサーバ1は、受信したリクエストに含まれる時刻に基づいて経過時間を算出することができる。なお、検索結果ページの表示が完了したときに、ユーザ端末2がショッピングサーバ1に対して通知メッセージを送信するようにしても良い。この場合、ショッピングサーバ1は、通知メッセージを受信した時点から次結果リクエストを受信する時点までの時間を経過時間とする。
図6は、本実施形態に係るショッピングサーバ1のシステム制御部20の処理例を示すフローチャートであり、同図において、図5と同様の処理については同一のステップ番号を付してある。
システム制御部20は、ステップS58において、店舗DB102及び商品DB103から表示データを取得すると、受信したリクエストが検索結果復帰リクエストであるか否かを判定する(ステップS81)。このとき、システム制御部20は、受信したリクエストが検索結果復帰リクエストではない場合には(ステップS81:NO)、取得した表示データに基づいて、検索結果ページのHTML文書を生成する(ステップS82)。ここで、システム制御部20は、検索結果ページのHTML文書に、検索結果ページの表示完了時刻を取得するためのスクリプトを埋め込む。一方、システム制御部20は、受信したリクエストが検索結果復帰リクエストである場合にも(ステップS81:YES)、取得した表示データに基づいて、検索結果ページのHTML文書を生成する(ステップS83)。ただし、システム制御部20は、検索結果ページのHTML文書に、検索結果ページの表示完了時刻を取得するためのスクリプトを埋め込まない。そして、システム制御部20は、ステップS82又はS83の処理を終えると、生成した検索結果ページのHTML文書を、リクエストを送信してきたユーザ端末2に送信する(ステップS60)。
ユーザ端末2は、検索結果ページのHTML文書を受信すると、HTML文書を解析して検索結果ページの表示処理を行う。ここで、HTML文書に検索結果ページの表示完了時刻を取得するためのスクリプトが含まれている場合、ユーザ端末2は、検索結果ページの表示処理が完了した時点で当該スクリプトを実行し、表示完了時刻として、現在時刻を取得する。そして、ユーザ端末2は、ユーザによって次結果リンク230が選択された場合には、取得した表示完了時刻を含む次結果リクエストをショッピングサーバ1に送信する。或いは、ユーザ端末2は、ユーザが先に商品リンク211、感想リンク212、又は店舗リンク213、又は比較ボタン204を選択した場合には、取得した表示完了時刻を含む詳細リクエストをショッピングサーバ1に送信する。
ショッピングサーバ1のシステム制御部20は、詳細リクエストを受信した場合には(ステップS53:詳細)、詳細リクエストに含まれる表示完了時刻を保存する(ステップS84)。そして、システム制御部20は、詳細ページをユーザ端末2に送信する(ステップS70)。また、システム制御部20は、次結果リクエストを受信した場合には(ステップS53:次結果)、経過時間T1を算出する(ステップS66)。このとき、システム制御部20は、次結果リクエストに検索結果ページの表示完了時刻が含まれている場合には、当該表示完了時刻に基づいて経過時間T1を算出する。一方、システム制御部20は、次結果リクエストに検索結果ページの表示完了時刻が含まれていない場合には、詳細リクエストを受信したときに保存した表示完了時刻に基づいて経過時間T1を算出する。経過時間T1は、ステップS64で取得した次結果リクエストの受信時刻から、ステップS53で取得した次結果リクエストに含まれる検索結果ページの表示完了時刻又はステップ84で保存した検索結果ページの表示完了時刻を引いた時間である。すなわち、本実施形態では、ユーザ端末20が検索結果ページ(第1のデータ群)の表示処理を完了したときを、経過時間の開始時間として用いる。
以上説明したように、本実施形態によれば、システム制御部20が、ユーザ端末2が検索結果ページの表示処理を完了してから次結果リクエストを受信するまでの経過時間が閾時間以下であるか否かを判定するので、ユーザによる検索結果の閲覧時間をより正確に判定することができる。
なお、上記各実施形態においては、表示件数が指数関数的増加するようになっていたが、例えば、表示件数の増加の態様はこれに限定されるものではない。例えば、制御カウンタCに比例して表示件数が増加しても良い。この場合は、システム制御部20が、図5に示すステップS57において、例えば下記の式(2)を計算することにより、表示件数Nを算出する。
N=D+C×α ・・・(2)
ここで、αは、α≧1を満たす予め設定された係数である。また、係数α又はβは、ユーザ設定により変更可能になっていても良い。
また、表示件数の上限値が予め設定されていても良い。つまり、システム制御部20は、1ページあたりの表示件数が、その上限値を越えて増加しないように制御しても良い。また、この上限値は、ユーザ設定により変更可能になっていても良い。
また、上記各実施形態においては、検索結果ページにおいて次結果リンク230がユーザに選択操作された場合に、検索結果1ページあたりの表示件数を増加させていたが、例えば、検索結果としてページ番号を指定するリンクが選択されたり、「前へ」と表示されたリンクが選択された場合に検索結果1ページあたりの表示件数を増加させても良い。
また、上記各実施形態においては、検索結果1ページあたりの表示件数が増加するに従い、閾時間が表示件数に比例して長くなっていたが、閾時間を表示件数に比例させなくても良い。また、検索結果1ページあたりの表示件数に関係なく、閾時間を一定としても良い。
上記実施形態では、ショッピングサーバ1が、ステップS24における検索結果ページの送信から閾時間を経過して次結果リクエストを受信したと判定した場合(ステップS36)に、初期値に戻した表示件数分の商品の一覧を表示する検索結果ページをユーザ端末2に送信している(ステップS37)。しかしながら、本発明は上記実施形態に限られず、例えば、ショッピングサーバ1が、ステップS14、S19、S24における検索結果ページの送信から閾時間を経過して次結果リクエストを受信したと判定した場合に、各商品に対し当初表示されていなかった情報(例えば、商品説明、商品の感想等)を追加表示してもよい。
すなわち、ユーザ端末2からの要求に応じて情報を検索し、ユーザ端末2に表示させる検索結果をページ単位でネットワークを介してユーザ端末2に送信する情報検索装置(ショッピングサーバ1)では、第1データ送信手段は、予め定められた件数の情報で構成される第1の情報群に対応するデータ群として、予め定められた第1の項目(例えば、商品の画像、商品名、及び価格等)のデータで構成される第1のデータ群をユーザ端末2に送信し、第2データ送信手段は、判定手段により経過時間が閾時間を超えると判定された場合には、第2のデータ群を構成するデータの項目として、第1の項目と異なる第2の項目(例えば、商品詳細情報等)を追加して、第2のデータ群をユーザ端末2に送信してもよい。
第1のデータ群が送信されてから送信要求が受信されるまでの経過時間が、閾時間を超えるということは、閾時間を超えて閲覧していたユーザが、表示されている検索結果に少なくとも興味を持ったことを意味すると考えることができる。そして、ユーザは、興味を引く商品が存在したので、この商品以外にも興味を引く商品が存在するのではないかと思う傾向があるものと推測される。つまり、閾時間以下で次の情報を要求するときと比較して、ユーザが閾時間を超えて検索結果ページを閲覧したことは、ユーザが興味を引く商品が存在するとユーザが考える可能性が高くなるものと推測される。このような場合に、検索結果ページに或る程度詳細な情報が表示されれば、一覧表示された商品の中にユーザが興味を持った場合に、ユーザは、わざわざ詳細ページを表示させる操作をしなくても、或る程度詳細な情報を得ることができる。一方で、最初から検索結果ページに詳細な情報が表示されていると、ユーザが興味を持っていないかもしれないときに多くの情報が表示されてしまうので、閲覧が煩わしかったり、1ページの縦の長さが追加情報分長くなることによりスクロール操作の負担が大きくなる。これにより、検索結果ページに表示された表示データに関してユーザが閾時間以下で異なる情報を要求してきた場合には、次に送信する検索結果ページに表示される表示データの件数を多くすることで、ユーザが興味のない商品の検索結果や、所望しない検索結果を要求するための操作を減らすことができる一方、検索結果ページに表示された表示データに関してユーザが閾時間を超えて異なる情報を要求してきた場合には、次に送信する検索結果ページに表示される表示データの項目数(情報量)を多くすることで、ユーザが興味のある商品の詳細情報を一覧として閲覧することができる。よって、検索結果をユーザが効率的に閲覧することができる。
また、上記実施形態においては、販売される商品の情報を検索し、検索結果をユーザ端末に送信するサーバ装置に対して本発明の情報検索装置を適用していたが、商品の情報以外の情報を検索する装置に対して本発明の情報検索装置を適用しても良い。例えば、検索エンジン等に対して本発明の情報検索装置を適用した場合、検索される情報は、例えば、Webページ、画像データ、ニュース記事等である。
1 ショッピングサーバ
2 ユーザ端末
11 操作部
12 表示部
13 通信部
14 ドライブ部
15 記憶部
16 入出力インターフェース部
17 CPU
18 ROM
19 RAM
20 システム制御部
21 システムバス
101 会員DB
102 店舗DB
103 商品DB
104 会員利用DB
NW ネットワーク
S ショッピングシステム

Claims (15)

  1. 端末装置からの要求に応じて情報を検索し、前記端末装置に表示させる検索結果をページ単位でネットワークを介して前記端末装置に送信する情報検索装置であって、
    前記端末装置から送信された検索条件を受信する検索条件受信手段と、
    前記情報に関するデータとして前記情報が検索されたときに表示されるデータを前記情報1件毎に対応して記憶するデータ記憶装置に前記データが記憶された複数の前記情報の中から、前記検索条件を満たす情報群を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データであるデータ群のうち、予め定められた件数の前記データで構成される第1のデータ群を前記端末装置に送信する第1データ送信手段と、
    前記第1のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信するデータ要求受信手段と、
    前記データ要求受信手段により受信された前記送信要求に対応して、前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データ群のうち、前記第1のデータ群とは異なる第2のデータ群を前記端末装置に送信する第2データ送信手段と、
    前記第1のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記第2データ送信手段は、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数よりも多い件数の前記データで構成される前記第2のデータ群を送信することを特徴とする情報検索装置。
  2. 請求項1に記載の情報検索装置において、
    前記第2データ送信手段は、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、前記第2のデータ群を構成する前記データの件数を、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数よりもα件(ただし、α≧1)多くすることを特徴とする情報検索装置。
  3. 請求項2に記載の情報検索装置において、
    前記データ要求受信手段は、送信された前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信し、
    前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求が受信された場合には、前回送信した前記第2のデータ群とは異なるデータ群を新たな前記第2のデータ群として前記端末装置に送信し、
    前記判定手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定し、 前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が予め定められた閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、今回送信する前記第2のデータ群を構成する前記データの件数を、前回送信した前記第2のデータ群を構成する前記データの件数よりもα件多くすることを特徴とする情報検索装置。
  4. 請求項1に記載の情報検索装置において、
    前記第2データ送信手段は、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、前記第2のデータ群を構成する前記データの件数を、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数のβ倍(ただし、β>1)とすることを特徴とする情報検索装置。
  5. 請求項4に記載の情報検索装置において、
    前記データ要求受信手段は、送信された前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信し、
    前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求が受信された場合には、前回送信した前記第2のデータ群とは異なるデータ群を新たな前記第2のデータ群として前記端末装置に送信し、
    前記判定手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定し、
    前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が予め定められた閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、今回送信する前記第2のデータ群を構成する前記データの件数を、前回送信した前記第2のデータ群を構成する前記データの件数のβ倍とすることを特徴とする情報検索装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報検索装置において、
    前記端末装置から送信されたソート条件を受信するソート条件受信手段と、
    前記検索手段により検索された前記情報群における前記情報の並び順を前記ソート条件に従ってソートするソート手段と、を更に備え、
    前記第2データ送信手段は、前記ソート手段によりソートされた後の前記情報の並び順が前記第1のデータ群と連続するデータ群を前記第2のデータ群とすることを特徴とする情報検索装置。
  7. 請求項6に記載の情報検索装置において、
    前記検索手段は、商品情報を検索し、
    前記ソート条件は、商品の価格が低い順であることを特徴とする情報検索装置。
  8. 請求項6に記載の情報検索装置において、
    前記検索手段は、商品情報を検索し、
    前記ソート条件は、商品の価格が高い順であることを特徴とする情報検索装置。
  9. 請求項1、6乃至8の何れか1項に記載の情報検索装置において、
    前記データ要求受信手段は、送信された前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信し、
    前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群とは異なる前記データの送信要求が受信された場合には、前回送信した前記第2のデータ群とは異なるデータ群を新たな前記第2のデータ群として前記端末装置に送信し、
    前記判定手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定し、
    前記第2データ送信手段は、前記第2のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が予め定められた閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、今回送信する前記第2のデータ群を構成する前記データの件数を、前回送信した前記第2のデータ群を構成する前記データの件数よりも多くすることを特徴とする情報検索装置。
  10. 請求項3、5及び9の何れか1項に記載の情報検索装置において、
    前記判定手段は、前記第2データ送信手段により送信された前記第2のデータ群の件数が多いほど、前記閾時間を長くして判定を行うことを特徴とする情報検索装置。
  11. 請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報検索装置において、
    前記経過時間は、前記第1データ送信手段が第1のデータ群を前記端末装置に送信したときを、前記第1のデータ群が送信されたときとして得られる時間であることを特徴とする情報検索装置。
  12. 請求項1乃至10の何れか1項に記載の情報検索装置において、
    前記経過時間は、前記第1のデータ群を受信した前記端末装置が前記第1のデータ群の表示処理を完了したときを、前記第1のデータ群が送信されたときとして得られる時間であることを特徴とする情報検索装置。
  13. 端末装置からの要求に応じて情報を検索し、前記端末装置に表示させる検索結果をページ単位でネットワークを介して前記端末装置に送信する情報検索装置において、1ページあたりの前記検索結果の件数を決定する件数決定方法であって、
    前記端末装置から送信された検索条件を受信する検索条件受信工程と、
    前記情報に関するデータとして前記情報が検索されたときに表示されるデータを前記情報1件毎に対応して記憶するデータ記憶装置に前記データが記憶された複数の前記情報の中から、前記検索条件を満たす情報群を検索する検索工程と、
    前記検索工程において検索された前記情報群に対応する前記データであるデータ群のうち、予め定められた件数の前記データで構成される第1のデータ群を前記端末装置に送信する第1データ送信工程と、
    前記第1のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信するデータ要求受信工程と、
    前記データ要求受信工程において受信された前記送信要求に対応して、前記検索工程において検索された前記情報群に対応する前記データ群のうち、前記第1のデータ群とは異なる第2のデータ群を前記端末装置に送信する第2データ送信工程と、
    前記第1のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定する判定工程と、
    を有し、
    前記第2データ送信工程においては、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定工程において判定された場合には、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数よりも多い件数の前記データで構成される前記第2のデータ群を送信することを特徴とする件数決定方法。
  14. 端末装置からの要求に応じて情報を検索し、前記端末装置に表示させる検索結果をページ単位でネットワークを介して前記端末装置に送信する情報検索装置に含まれるコンピュータを、
    前記端末装置から送信された検索条件を受信する検索条件受信手段、
    前記情報に関するデータとして前記情報が検索されたときに表示されるデータを前記情報1件毎に対応して記憶するデータ記憶装置に前記データが記憶された複数の前記情報の中から、前記検索条件を満たす情報群を検索する検索手段、
    前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データであるデータ群のうち、予め定められた件数の前記データで構成される第1のデータ群を前記端末装置に送信する第1データ送信手段、
    前記第1のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信するデータ要求受信手段、
    前記データ要求受信手段により受信された前記送信要求に対応して、前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データ群のうち、前記第1のデータ群とは異なる第2のデータ群を前記端末装置に送信する第2データ送信手段、及び、
    前記第1のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定する判定手段、
    として機能させ、
    前記第2データ送信手段としての前記コンピュータを、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数よりも多い件数の前記データで構成される前記第2のデータ群を送信するように機能させることを特徴とする情報検索プログラム。
  15. 端末装置と、前記端末装置からの要求に応じて情報を検索し、前記端末装置に表示させる検索結果をページ単位でネットワークを介して前記端末装置に送信する情報検索装置と、前記情報に関するデータとして前記情報が検索されたときに表示されるデータを前記情報1件毎に対応して記憶するデータ記憶装置と、を備える情報検索システムであって、
    前記情報検索装置は、
    前記端末装置から送信された検索条件を受信する検索条件受信手段と、
    前記データ記憶装置に前記データが記憶された複数の前記情報の中から、前記検索条件を満たす情報群を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データであるデータ群のうち、予め定められた件数の前記データで構成される第1のデータ群を前記端末装置に送信する第1データ送信手段と、
    前記第1のデータ群とは異なる前記データの送信要求を前記端末装置から受信するデータ要求受信手段と、
    前記データ要求受信手段により受信された前記送信要求に対応して、前記検索手段により検索された前記情報群に対応する前記データ群のうち、前記第1のデータ群とは異なる第2のデータ群を前記端末装置に送信する第2データ送信手段と、
    前記第1のデータ群が送信されてから前記送信要求が受信されるまでの経過時間が、予め定められた閾時間以下であるか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記端末装置は、
    前記検索条件を前記情報検索装置に送信する検索条件送信手段と、
    前記情報検索装置から送信された前記第1のデータ群を受信する第1データ受信手段と、
    前記第1データ群を表示する第1表示手段と、
    前記第1表示手段により表示された前記第1データ群を構成する前記データに関する前記ユーザ操作を検出する操作検出手段と、
    ユーザの操作に基づいて前記送信要求を前記情報検索装置に送信するデータ要求送信手段と、
    前記情報検索装置から送信された前記第2のデータ群を受信する第2データ受信手段と、
    前記第2データ群を表示する第2表示手段と、
    を備え、
    前記第2データ送信手段は、前記経過時間が前記閾時間以下であると前記判定手段により判定された場合には、前記第1のデータ群を構成する前記データの件数よりも多い件数の前記データで構成される前記第2のデータ群を送信することを特徴とする情報検索システム。
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