JP2018195024A - 関心度評価プログラム、装置、及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテンツに対するユーザの関心度の評価処理にかかる負荷を低減することができる。【解決手段】情報処理端末16は、コンテンツを表示している間に第1のスクロール操作の入力を受け付ける。そして、情報処理端末16は、入力を受け付けた場合、第1のスクロール操作の入力を受け付けてから第1のスクロール操作の終了を検出するまでの第1の操作時間における第1のスクロール操作の速度を算出する。そして、情報処理端末16は、第1のスクロール操作の後に入力を受け付けた第2のスクロール操作の第2の操作時間における第2のスクロール操作の速度を算出する。そして、情報処理端末16は、算出した第1のスクロール操作の速度から第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、コンテンツに対する関心度を評価する。【選択図】図1
Description
本発明は、関心度評価プログラム、装置、及び方法に関する。
Webページを参照する不特定多数のユーザが、Webページの「どこ」に関心をもったか解析する手法がある。Webページにアクセスしたユーザが、「どこ」に関心を持ち、逆に「どこ」が原因で離脱したかは、顧客情報として価値がある。
Webページを訪れた人の潜在的な購買意欲を引き出し、実購買行動へ結びつけるインバウンドマーケティング手法がある。インバウンドマーケティング手法では、Webページにおけるユーザの行動から、コンテンツに対する関心の度合いを表す関心度を計測するアクセス解析の技術が用いられる。関心度を活用して、Webページを作った側は期待通りに注目を集めているかといった確認や、Webページをよりよく目に留まるように改善することが可能となる。また、関心度を活用して、Webページを訪れたユーザに対しても、ユーザの興味対象を推定することで文書を推薦する、といったサービスへつなげることが可能になる。最近Webページへはスマートフォンからのアクセスが増え、スマートフォンを利用するユーザから顧客情報が取得できれば、ユーザにとって有益なコンテンツを増やすことができる。
上記の技術では、基本的に閲覧時間を計測して、計測された閲覧時間の長さから関心度を計測している。例えば、コンテンツ内の文書の単位情報量当たりの閲覧時間(正規化閲覧時間)を算出して、区間内の文書に対する閲覧時間から、興味スコアを関心度として予測する技術がある。
また、特に電子新聞や電子雑誌のように固定にレイアウトされたコンテンツにおいて、コンテンツ中の所定の領域を検出し、コンテンツの中のどの領域に関心があったかを拡大操作を元に検出する技術がある。
上記の関心度を予測する技術では、既定のコンテンツのセグメント単位の区間に対する関心度を検出することはできる。しかし、上記の技術で検出できる関心度はコンテンツに依存するものであり、コンテンツの内容に応じて、関心度の検出に用いるためのデータベースなどを作る必要がある。また、拡大操作を元にコンテンツ中の関心があった領域を検出する手法も、レイアウト依存性による問題がある。特にスマートフォンでは横幅の制限からレイアウトが自動で変更されるケースがあり、横幅の制限が機種の解像度によって変わるため、機種に応じて拡大操作の態様が変わり、一律に関心度を検出することは困難である。
以上のように、従来の関心度を測る手法はコンテンツに依存しており、コンテンツを様々に作り変える状況で、興味を引いている部分の分解能を高くしてコンテンツに対する関心度を評価しようとすると、評価に非常に手間がかかる。また、コンテンツのレイアウトが変化するケースでは一律に検出手法を適用することができない。
本発明は、一つの側面として、コンテンツに対するユーザの関心度の評価処理にかかる負荷を低減することを目的とする。
一つの態様として、情報処理端末にコンテンツを表示している間に第1のスクロール操作の入力を受け付ける。入力を受け付けた場合、前記第1のスクロール操作の入力を受け付けてから前記第1のスクロール操作の終了を検出するまでの第1の操作時間における前記第1のスクロール操作の速度を算出する。また、前記第1のスクロール操作の後に入力を受け付けた第2のスクロール操作の第2の操作時間における前記第2のスクロール操作の速度を算出する。算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する。
一つの側面として、コンテンツに対するユーザの関心度の評価処理にかかる負荷を低減することができる、という効果を有する。
以下、図面を参照して本発明に係る各実施形態の一例を詳細に説明する。
従来のユーザのコンテンツに対する関心の度合いを表す関心度を評価する技術では、コンテンツのセグメント単位で関心度を評価していたため、コンテンツを作り変える状況では、手間とコストが掛かるという問題があった。このように従来の技術では、関心度の評価がコンテンツに依存しているという課題があった。
上記課題を解決するため以下に説明する各実施形態では、以下の2つの原理を導入することで、コンテンツに依存しない手法で関心度を評価する場合について説明する。以下の2つの原理は、ユーザが「興味を引いた」状態とは心理の変化であり、心理の変化が読み方に変化として現れるという想定に基づくものである。
第1の原理としては、時間の経過とともに変化する尺度として、ユーザの情報処理端末の操作状態を数値化した関心度を導入する。コンテンツの区間でなく、情報処理端末の操作状態の時系列を用いることでコンテンツに依存せずに関心度を評価できる。例えば、Webページを読み進む入力操作(マウスクロール、タップ等)や端末運動量といった操作状態から、コンテンツの中でユーザの関心を引いた箇所、引かなかった箇所を検出する。ユーザの関心を引いた箇所は、Webページのコンテンツに対してユーザからフィードバックされた顧客情報として、デジタルマーケティングに生かすことを可能にする。
第2の原理としては、関心度の時系列において現れる特徴的なパターンに着目する。これは、ユーザがコンテンツに興味を引いた際、単調なページ繰り動作による単調なパターンから、単調ではない特徴的なパターンが時系列上に出現するからである。この特徴的なパターンの出現は、実際のデータ収集及び分析から導き出されたものである。そのため、時系列上の特徴的なパターンを検出することで、ユーザが関心を持ったコンテンツの箇所を検出すると共に、ユーザの特性を特定することを可能にする。
以下、上記の2つの原理に基づく各実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1に示す関心度評価システム10は、コンテンツサーバ12及び情報処理端末16を備える。コンテンツサーバ12と情報処理端末16とは、例えばインターネット等のネットワーク14を介して接続されている。
図1に示す関心度評価システム10は、コンテンツサーバ12及び情報処理端末16を備える。コンテンツサーバ12と情報処理端末16とは、例えばインターネット等のネットワーク14を介して接続されている。
コンテンツサーバ12は、情報処理端末16からのコンテンツの要求信号に応じて、コンテンツを情報処理端末16へ送信する。
情報処理端末16は、通信部18と、制御部20と、表示部22と、操作検出部24と、スクロール検出部26と、パラメータ記憶部28と、関心度数値化部30と、時間変化比較検出部32と、ユーザ情報記憶部33とを備えている。なお、情報処理端末16が、関心度評価装置の一例である。また、関心度数値化部30、及び時間変化比較検出部32が、関心度評価部の一例である。
通信部18は、コンテンツサーバ12との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部18は、コンテンツサーバ12から送信されたコンテンツを受信する。また、通信部18は、後述する制御部20によって出力されたコンテンツの要求信号をコンテンツサーバ12へ送信する。また、通信部18は、ユーザ情報記憶部33に記憶された情報を外部のユーザ管理用のサーバに定期的に送信するようにしてもよい。
制御部20は、通信部18によって受信されたコンテンツが表示されるように、後述する表示部22を制御する。また、制御部20は、後述する、操作検出部24によって検出されたユーザの操作情報及びスクロール検出部26によって検出されたスクロール量に応じて、ユーザが所望するコンテンツが表示されるように表示部22を制御する。
表示部22は、例えばLiquid Crystal Display(LCD)、Organic Electroluminescence Display(OELD)等によって実現される。表示部22は、制御部20による制御に応じてコンテンツを表示する。なお、コンテンツサーバ12から提供されるコンテンツは、表示部22に表示可能なものであればよく、文書などのテキストを含むコンテンツや、画像を含むコンテンツであってもよい。
操作検出部24は、情報処理端末16にコンテンツを表示している間に、表示部22に重畳されたタッチパネルからユーザによる操作の入力を受け付け、ユーザによる入力操作を検出する。具体的には、操作検出部24は、ユーザによりタップ、フリック、スワイプ、ピンチなどの入力操作の種別を検出する。また、操作検出部24は、入力操作の時刻、ユーザの指とタッチパネルとの接触位置の座標を検出する。また、操作検出部24は、入力操作の種別から画面をスクロールさせる操作が行われているスクロール操作を検出する。そして、操作検出部24は、単位時間のうちの操作の操作時間を計測する。操作時間には、スクロール操作が行われているスクロール操作時間が含まれる。また、操作検出部24は、単位時間のうちの、操作が行われていない無操作時間を計測する。したがって、操作検出部24によって、情報処理端末16の操作状態の一例である入力操作の種別、入力操作の時刻、接触位置、各単位時間の操作時間、及び無操作時間を含む操作情報が検出される。
スクロール検出部26は、操作検出部24によって検出されたスクロールの操作時間の間の情報処理端末16の操作状態の一例であるスクロール速度を算出する。スクロール速度は、コンテンツが表示されている画面でのスクロールの速さを表す。具体的には、スクロール検出部26は、表示部22に重畳されたタッチパネルからユーザにより入力された、画面のスクロール量[pixel]を検出する。そして、スクロール検出部26は、操作検出部24によって検出されたスクロールの操作時間[s]によってスクロール量を除算して単位時間当たりのスクロール速度[pixel/s]を算出する。
パラメータ記憶部28には、後述する関心度数値化部30により関心度を算出する際の閾値を決定する複数のパラメータの値が格納されている。格納されているパラメータが、スクロール速度を表すパラメータである場合には、複数のパラメータの値は、例えば、70[pixel/s],150[pixel/s],500[pixel/s]などである。
関心度数値化部30は、操作検出部24によって検出されたスクロールの操作時間、無操作時間、及びスクロール検出部26によって算出されたスクロール速度に基づいて、単位時間の各々の単位時間当たりの関心度を算出する。また、関心度数値化部30では、上記の関心度の算出を、パラメータ記憶部28に記憶されているスクロール速度を表すパラメータの値の各々について行う。以下の説明においては、パラメータの値として70[pixel/s]、及び500[pixel/s]を用い、パラメータのそれぞれの値を用いて関心度を算出する場合を例に説明する。
例えば、関心度数値化部30は、スクロール検出部26によって検出されたスクロール速度に応じた重み係数を、パラメータ記憶部28のスクロール速度を表すパラメータの値により定まる閾値により決定する。重み係数の決定方法については後述する。そして、関心度数値化部30は、スクロールの操作時間及び無操作時間と、スクロール速度の重み係数とに基づいて、以下の(1)式に従って、ユーザのコンテンツに対する関心度I(t)を算出する。なお、スクロール速度の重み係数が、第1のスクロール操作の速度から第2のスクロール操作の速度へのスクロール速度への変化の一例である。
(1)
本実施形態では、単位時間(一例としては1秒)毎にコンテンツに対する関心度I(t)が算出される。上記(1)式において、「スクロール操作時間」は単位時間のうちのスクロール操作による操作時間を表し、「無操作時間」は単位時間のうちの無操作時間を表す。関心度I(t)は、上記(1)式に示すように、コンテンツの表示を開始した時刻から時刻tまでの各単位時間に対する積算値の形式で算出される。
また、上記(1)式の単位時間ごとのスクロール速度重み係数wscrの設定方法の一例を図2に示す。図2に示すように、スクロール速度vaが0から閾値vthまでは重み係数を一定として設定し、スクロール速度vaが閾値vth以上である場合には、スクロール速度vaが大きいほど重み係数も大きくなるように予め設定することができる。例えば、図2に示すように、スクロール速度vaがvthから2vthに増加する際に、スクロール速度vaの重み係数をAからBへ増加させるように予め設定する。つまり、上記(1)式ではスクロール速度が大きくなると重み係数wsrcが大きくなり、結果としてスクロール操作中の関心度が低く評価される。同様に、スクロール操作を止めている時間が短いほど、関心度が低く評価される。すなわちコンテンツに対して読み飛ばしているようなケースでは(1)式では関心度が低く評価され、眼球が追従できる程度の速度でゆっくりスクロールしているか、スクロールを止めて読んでいるケースでは(1)式は関心度が高く評価される。例えば、パラメータの値に70[pixel/s]を用いた場合は、70[pixel/s]を閾値vthとし、70[pixel/s]以上は重み係数を大きくなるようにして、関心度を算出する。また、パラメータの値に500[pixel/s]を用いた場合は、500[pixel/s]を閾値vthとし、500[pixel/s]以上は重み係数を大きくなるようにして、関心度を算出する。
また、関心度数値化部30は、スクロール速度を表すパラメータの値ごとに、前時刻の単位時間で算出された関心度と、現時刻の単位時間で算出された関心度との差分を、時系列の各区間における関心度の変化量として算出する。図3に積算値の形式で算出された関心度の時間変化をグラフにした場合の一例を示す。図3のグラフにおける、ある単位時間から次の単位時間までの区間における傾きが関心度の変化量を表す。図3のグラフでは、関心度が急激に立ち上がる区間があり、関心度の変化量に特徴的なパターンが現れているといえる。なお、前の時刻の単位時間で検出されたスクロール速度が第1のスクロール操作の速度の一例であり、現時刻の単位時間で検出されたスクロール速度が第2のスクロール操作の速度の一例である。
時間変化比較検出部32は、パラメータの値の各々について算出された時系列における各区間の変化量を、全てのパラメータの値同士で比較し、2以上のパラメータの値において同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間を検出する。また、時間変化比較検出部32は、閾値以上であった同一の区間の前の区間における変化量を比較し、他のパラメータの値よりも変化量が大きいパラメータの値を特定する。そして、時間変化比較検出部32は、検出した同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間(閾値以上区間)、及び前の区間について特定された他のパラメータの値よりも変化量が大きいパラメータの値(特定パラメータ値)をユーザ情報記憶部33に記憶する。ここで、閾値以上区間、及び特定パラメータ値は、ユーザID、コンテンツID、及びアクセス時刻と対応付けてユーザ情報記憶部33に記憶する。アクセス時刻は、コンテンツに対する操作の最初の検出時刻とすればよい。また、また、時間変化比較検出部32は、時系列に対応付けられたコンテンツの表示画面の表示位置をユーザ情報記憶部33に格納する。なお、同一の区間の前の区間だけでなく、後ろの区間についても比較してパラメータの値を特定してもよい。また、2以上のパラメータの値において同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間を検出したが、パラメータの値の数に応じて、3以上や4以上のパラメータの値に設定してもよい。
図4にスクロール速度を表すパラメータの値を70[pixel/s]、及び500[pixel/s]のそれぞれとして算出した場合の関心度の時間変化を表したグラフの一例を示す。図4に示すように、時間変化比較検出部32では、70[pixel/s]、及び500[pixel/s]のパラメータの値の組について、各区間の変化量を比較する。比較の結果として、それぞれパラメータの値において同一の区間で、単位時間当たりの変化量が大きい急峻な勾配がある区間、つまりグラフ上で急激に立ち上がった、関心度の変化量が大きい箇所(関心度の高い箇所)を検出する。そして、急峻な勾配がある区間の前の区間についても比較する。急峻な勾配がある区間の前の区間は、閾値以上の区間よりも緩慢な勾配となるが、その中でも他のパラメータの値についての変化量よりも大きい変化量のパラメータの値を特定する。もともと関心度の高いとされる急峻な勾配がある区間は、パラメータの値の変化によって変化量に特徴的な変化は見られない。しかし、急峻な勾配がある区間が現れる前の関心度の低い区間については、パラメータの値によって変化量の動きに変化がみられる。図4の例では、急峻な勾配の前の区間では、500[pixel/s]のパラメータの方が変化量が大きく、70[pixel/s]のパラメータでは現れない、500[pixel/s]のパラメータに特徴的な変化量のパターンが現れることがわかる。つまり、複数のパラメータの値のそれぞれについて求めた変化量を比較することで、ユーザ固有のパラメータの値がわかる。特定したパラメータの値によって、ユーザ固有の心理的性質、すなわち、ユーザがどのような操作の特性(スクロール速度が速い、遅い等)を持っているのかを捉えることができる。
なお、本実施形態では説明の便宜のため、パラメータの値が2つの場合を例に説明したが、実際は2以上のパラメータの値について関心度、及び変化量を算出し、比較を行うようにしてもよい。
ユーザ情報記憶部33には、ユーザID、コンテンツID、及びアクセス時刻と対応付けられた閾値以上区間、及び特定パラメータ値がユーザ固有の情報として記憶されている。例えば、図5に示すテーブル5Aには、ユーザIDが「AA1」であるユーザは、コンテンツIDが「WWW1」であるコンテンツを「yy:mm:dd1:tt1」の時刻に閲覧をしている。そのときに時間変化比較検出部32によって検出された閾値以上区間が「CC1,CC2」であり、特定パラメータ値が「D2」であることを表している。なお、ユーザ情報記憶部33には、時系列に対応付けられたコンテンツの表示画面の表示位置が記憶されているものとする。
情報処理端末16は、例えば、図6に示すコンピュータ50で実現することができる。コンピュータ50はCPU51、一時記憶領域としてのメモリ52、及び不揮発性の記憶部53を備える。また、コンピュータ50は、表示部22及び表示部22に重畳されたタッチパネル等の入出力装置54、及び記録媒体59に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するread/write(R/W)部55を備える。また、コンピュータ50は、インターネット等のネットワークに接続されるネットワークinterface(I/F)56を備える。CPU51、メモリ52、記憶部53、入出力装置54、R/W部55、及びネットワークI/F56は、バス57を介して互いに接続される。
記憶部53は、Hard Disk Drive(HDD)、Solid State Drive(SSD)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部53には、コンピュータ50を情報処理端末16として機能させるための関心度評価プログラム60が記憶されている。関心度評価プログラム60は、通信プロセス62と、制御プロセス63と、操作検出プロセス65と、スクロール検出プロセス66と、計算プロセス67と、比較プロセス68とを有する。また、記憶部53は、パラメータ記憶部28を構成する情報が記憶されるパラメータ記憶領域69を有する。また、記憶部53は、ユーザ情報記憶部33を構成する情報が記憶されるユーザ情報記憶領域71を有する。
CPU51は、関心度評価プログラム60を記憶部53から読み出してメモリ52に展開し、関心度評価プログラム60が有するプロセスを順次実行する。CPU51は、通信プロセス62を実行することで、図1に示す通信部18として動作する。また、CPU51は、制御プロセス63を実行することで、図1に示す制御部20として動作する。また、CPU51は、操作検出プロセス65を実行することで、図1に示す操作検出部24として動作する。また、CPU51は、スクロール検出プロセス66を実行することで、図1に示すスクロール検出部26として動作する。また、CPU51は、計算プロセス67を実行することで、図1に示す関心度数値化部30として動作する。また、CPU51は、比較プロセス68を実行することで、図1に示す時間変化比較検出部32として動作する。また、CPU51は、パラメータ記憶領域69から情報を読み出して、パラメータ記憶部28をメモリ52に展開する。また、CPU51は、ユーザ情報記憶領域71から情報を読み出して、ユーザ情報記憶部33をメモリ52に展開する。これにより、関心度評価プログラム60を実行したコンピュータ50が、情報処理端末16として機能することになる。なお、プログラムを実行するCPU51はハードウェアである。
なお、関心度評価プログラム60により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはApplication Specific Integrated Circuit(ASIC)等で実現することも可能である。
また、コンテンツサーバ12は、例えば、図7に示すコンピュータ80で実現することができる。コンピュータ80はCPU81、一時記憶領域としてのメモリ82、及び不揮発性の記憶部83を備える。また、コンピュータ80は、表示装置及び入力装置等の入出力装置84、及び記録媒体89に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するR/W部85を備える。また、コンピュータ80は、インターネット等のネットワークに接続されるネットワークI/F86を備える。CPU81、メモリ82、記憶部83、入出力装置84、R/W部85、及びネットワークI/F86は、バス87を介して互いに接続される。
記憶部83は、HDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部83には、コンピュータ80をコンテンツサーバ12として機能させるためのコンテンツ提供プログラム90が記憶されている。また、コンテンツ記憶領域98には、情報処理端末16へ提供可能なコンテンツが予め記憶される。
なお、コンテンツ提供プログラム90により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
次に、第1実施形態に係る関心度評価システム10の作用について説明する。関心度評価システム10において、情報処理端末16がコンテンツサーバ12からコンテンツを受信する。そして、情報処理端末16の表示部22に受信したコンテンツが表示され、操作検出部24がユーザによる操作の入力を受け付けたときに、情報処理端末16において、図8に示す関心度評価処理が実行される。以下、各処理について詳述する。
ステップS100において、操作検出部24は、単位時間について、ユーザによるスクロール操作時間を検出すると共に、スクロール検出部26は、表示部22に重畳されたタッチパネルからユーザにより入力された、画面のスクロール量を検出する。
ステップS101において、スクロール検出部26は、単位時間について、上記ステップS100で検出されたスクロールの操作時間によって、検出されたスクロール量を除算し、スクロール速度[pixel/s]を算出する。
ステップS102において、関心度数値化部30は、コンテンツの表示が終了したか否かを判定し、終了していればステップS103へ移行し、終了していなければステップS100に戻って処理を繰り返す。
ステップS103において、関心度数値化部30は、パラメータ記憶部28に記憶されているスクロール速度を表すパラメータの値を選択する。
ステップS104において、関心度数値化部30は、ステップS102で選択されたパラメータの値について、単位時間の各々の単位時間当たりの関心度を算出する。単位時間当たりの関心度は、ステップS100で検出されたスクロールの操作時間、無操作時間、及びステップS101によって算出されたスクロール速度に基づいて、上記(1)式に従って算出する。
ステップS105において、関心度数値化部30は、ステップS102で選択されたパラメータの値について、単位時間の各々における関心度の変化量を算出する。変化量は、時系列の各区間における、前時刻の単位時間で算出された関心度と、現時刻の単位時間で算出された関心度との差分から算出する。
ステップS106において、パラメータ記憶部28に格納されている全てのパラメータの値について、関心度、及び変化量を算出したか否かを判定する。判定の結果、全てのパラメータの値について算出していればステップS107に移行し、全てのパラメータの値について算出していなければステップS103に戻って次のパラメータの値を選択して処理を繰り返す。
ステップS107において、時間変化比較検出部32は、パラメータの値の各々について算出された時系列における各区間の変化量を、全てのパラメータの値同士で比較する。そして、時間変化比較検出部32は、2以上のパラメータの値において同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間を検出する。
ステップS108において、時間変化比較検出部32は、閾値以上であった同一の区間の前の区間における変化量を比較し、他のパラメータの値よりも変化量が大きいパラメータの値を特定する。
ステップS109において、時間変化比較検出部32は、ステップS107で検出された同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間、及びステップS108で特定されたパラメータの値を、ユーザ情報記憶部33に格納する。格納する情報は、コンテンツを閲覧したユーザ固有の情報(ユーザID、コンテンツID、及びアクセス時刻)と対応付けて記憶する。
以上説明したように、第1実施形態に係る関心度評価システムは、情報処理端末にコンテンツを表示している間に操作の入力を受け付けた場合、スクロール操作の速度を含む操作状態を検出する。そして、情報処理端末は、検出された操作状態をもとに、パラメータの値の各々についての関心度を算出し、関心度から時系列における各区間の変化量を算出する。そして、情報処理端末は、変化量を比較し、2以上のパラメータの値において同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間を検出する。そして、情報処理端末は、同一の区間の前の区間における変化量を比較し、他のパラメータの値よりも変化量が大きいパラメータの値を特定する。これにより、コンテンツに対するユーザの関心度の評価処理にかかる負荷を低減することができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
次に本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態では、関心度評価に情報処理端末の端末運動量を用いる点が第1実施形態と異なる。また、第2実施形態では、関心度評価がユーザ情報管理サーバ側で行われる点が、第1実施形態と異なる。なお、端末運動量が「動き」の一例である。
図9に示す第2実施形態に係る関心度評価システム210は、コンテンツサーバ12、情報処理端末216、及びユーザ情報管理サーバ213を備える。コンテンツサーバ12と情報処理端末216とユーザ情報管理サーバ213とは、例えばインターネット等のネットワーク14を介して接続されている。
情報処理端末216は、通信部18と、制御部20と、表示部22と、操作検出部24と、スクロール検出部26と、端末運動量検出部227とを備える。
端末運動量検出部227は、情報処理端末216の操作状態の一例である端末運動量を単位時間ごとに検出する。本実施形態では、端末運動量検出部227は、9軸センサによって実現される態様を説明する。9軸センサは、3軸の角速度センサ、3軸の加速度センサ、及び3軸の地磁気センサの3種類のセンサから構成される。但し、端末運動量検出部227は、上記の3種類のうちの1種類以上のセンサによって実現してもよい。なお、ここでの単位時間は所定の検出周期T(一例としてT=1秒)とする。
第2実施形態の通信部18は、制御部20による制御処理によって、操作検出部24によって検出された、入力操作の種別、入力操作の時刻、接触位置、操作時間、及び無操作時間を含む操作情報を、ユーザ情報管理サーバ213へ送信する。本実施形態では、操作情報には、スクロール検出部26によって検出されたスクロール速度も含まれているものとする。また、通信部18は、端末運動量検出部227によって検出された端末運動量を、ユーザ情報管理サーバ213へ送信する。また、送信する操作情報、及び端末運動量には、ユーザID、表示しているコンテンツID、及び単位時間ごとの検出時刻が対応付けられている。また、時系列に対応付けられたコンテンツの表示画面の表示位置を送信する。
ユーザ情報管理サーバ213は、通信部218と、操作状態記憶部219と、サーバ制御部220と、パラメータ記憶部228と、関心度数値化部230と、時間変化比較検出部232と、ユーザ情報記憶部233とを備えている。
通信部218は、情報処理端末216との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部218は、情報処理端末216から送信されたユーザID、コンテンツID、及び検出時刻と対応付けられた操作情報、及び端末運動量を受信する。また、通信部218は、時系列に対応付けられたコンテンツの表示画面の表示位置を受信する。
サーバ制御部220は、通信部218により受信した操作情報、及び端末運動量を取得し、操作状態記憶部219に格納する。また、サーバ制御部320は、新たに受信した操作情報、及び端末運動量を操作状態記憶部219に格納したことを関心度数値化部230に通知する。また、サーバ制御部220は、ユーザ情報記憶部233に、時系列に対応付けられたコンテンツの表示画面の表示位置を格納する。
操作状態記憶部219には、ユーザID、コンテンツID、及び検出時刻と対応付けられた操作情報、及び端末運動量が記憶されている。
パラメータ記憶部228には、後述する関心度数値化部230により端末運動量の変化を数値化する際の閾値を決定する複数のパラメータの値が格納されている。格納されているパラメータが、スクロール速度を表すパラメータである場合、複数のパラメータの値は、例えば、70[pixel/s],150[pixel/s],500[pixel/s]などである。また、端末運動量を表す複数のパラメータの値は、例えば、0.05(rad/s2),0.01(rad/s2),0.0025(rad/s2)などである。パラメータとして記憶しておく端末運動量の値は、予め情報処理端末から回転運動量を秒間5回程度取得して計測し、それらの2乗和をとった値である。
関心度数値化部230は、操作状態記憶部219に記憶されている操作情報に含まれる操作時間、及び無操作時間、並びに端末運動量に基づいて、単位時間の各々の単位時間当たりの関心度を算出する。また、関心度数値化部230では、上記の関心度の算出を、パラメータ記憶部228に記憶されている端末運動量を表す複数のパラメータの値の各々について行う。なお、上記第1の実施の形態と同様に、スクロール速度を表す複数のパラメータの値の各々について関心度の算出を行うと共に、端末運動量を表す複数のパラメータの値の各々について関心度の算出を行ってもよい。
例えば、関心度数値化部230は、端末運動量に応じた重み係数を、パラメータ記憶部228の端末運動量を表すパラメータの値により定まる閾値により決定する。そして、関心度数値化部230は、操作時間及び無操作時間と、端末運動量の重み係数とに基づいて、以下の(2)式に従って、ユーザのコンテンツに対する関心度I(t)を算出する。なお、端末運動量の重み係数が、端末運動量の変化の一例である。
(2)
本実施形態では、単位時間(一例としては1秒)毎にコンテンツに対する関心度I(t)が算出される。上記(2)式において、「操作時間」は単位時間のうちの操作時間、「無操作時間」は単位時間のうちの無操作時間である。端末運動量の重み係数は、操作時間用の端末運動重み係数wdと、無操作時間用の端末運動重み係数wnopとのそれぞれについて設定する。例えば、図10に示すように、操作時間用の端末運動重み係数wdは、単位時間のうち操作時間内における情報処理端末の運動パワーと、操作時間における運動量の閾値PAaveと、から求まる。また、図10に示すように、無操作時間用の端末運動重み係数wnopは、単位時間のうち無操作時間内における情報処理端末の運動パワーと、無操作時間における運動量の閾値PBaveと、から求まる。以下の説明では、それぞれ重み係数wd、重み係数wnopと記載する。
重み係数wdと、重み係数wnopとは、例えば、パラメータの値を0.05(rad/s2)と設定した場合には、閾値を超えた運動量に対して0.05(rad/s2)の増加につき重みが1増加するように設定する。また、パラメータの値を0.01(rad/s2)と設定した場合には、閾値を超えた運動量に対して0.01(rad/s2)の増加につき重みが1増加するように設定する。つまり、パラメータの値に応じて重みの増加量を設定する。
操作時間内における情報処理端末の運動パワーの閾値PAave、及び無操作時間内における情報処理端末の運動パワーの閾値PBaveは、パラメータ記憶部228の端末運動量を表すパラメータの値によって決定する。例えば、パラメータの値を閾値PBaveに割り当てることとし、閾値PBaveから所定の値を加えた値を閾値PAaveとする等して設定すればよい。
上記の(2)式及び図10に示す重み係数wdによれば、操作時間内における情報処理端末の運動パワーが閾値PAave以下の場合は、重み係数wd=1.0になることで、操作時間がそのまま関心度評価値I(t)に加算される。従って、操作時間内における情報処理端末の運動パワーが小さく、コンテンツに対するユーザの関心度が高いと推測されるときには、関心度評価値I(t)の値が高くなる。
また、操作時間内における情報処理端末の運動パワーが閾値PAaveを超えている場合は、運動パワーが大きくなるに従って重み係数wdの値が大きくなることで、操作時間が関心度評価値I(t)に及ぼす影響が小さくなる。従って、操作時間内における情報処理端末の運動パワーが大きく、ユーザがコンテンツの閲覧に集中していないと推測されるときには、関心度評価値I(t)の値が低くなる。
また、上記の(2)式及び図10に示す重み係数wnopによれば、無操作時間内における情報処理端末の運動パワーが閾値PBave以下の場合は、重み係数wnop=1.0になることで、無操作時間がそのまま関心度評価値I(t)に加算される。従って、無操作時間内における情報処理端末の運動パワーが小さく、コンテンツに対するユーザの関心度が高いと推測されるときには、関心度評価値I(t)の値が高くなる。
また、無操作時間内における情報処理端末の運動パワーが閾値PBaveを超えている場合は、運動パワーが大きくなるに従って重み係数wnopの値が大きくなることで、無操作時間が関心度評価値I(t)に及ぼす影響が小さくなる。従って、無操作時間内における情報処理端末の運動パワーが大きく、ユーザがコンテンツの閲覧に集中していないと推測されるときには、関心度評価値I(t)の値が低くなる。
また、第1実施形態と同様に関心度数値化部230は、端末運動量を表すパラメータの値の各々について、前時刻の単位時間で算出された関心度と、現時刻の単位時間で算出された関心度との差分を、時系列の各区間における関心度の変化量として算出する。
時間変化比較検出部232は、第1実施形態と同様に、パラメータの値の各々について算出された時系列における各区間の変化量を、全てのパラメータ同士で比較し、2以上のパラメータの値において同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間を検出する。また、時間変化比較検出部232は、閾値以上であった同一の区間の前の区間における変化量を比較し、他のパラメータの値よりも変化量が大きいパラメータの値を特定する。そして、時間変化比較検出部232は、検出した同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間(閾値以上区間)を、ユーザID、コンテンツID、及びアクセス時刻と対応付けてユーザ情報記憶部233に記憶する。また、時間変化比較検出部232は、同一の区間の前の区間について特定された他のパラメータの値よりも変化量が大きいパラメータの値(特定パラメータ値)を、ユーザID、コンテンツID、及びアクセス時刻と対応付けてユーザ情報記憶部233に記憶する。
ユーザ情報記憶部233には、ユーザID、コンテンツID、及びアクセス時刻と対応付けられた閾値以上区間、及び特定パラメータ値がユーザ固有の情報として記憶されている。例えば、図11に示すテーブル11Aには、ユーザIDが「AA2」であるユーザは、コンテンツIDが「WWW1」であるコンテンツを「yy:mm:dd1:tt1」の時刻に閲覧をしている。そのときに時間変化比較検出部32によって検出された閾値以上区間が「CC1,CC2」であり、特定パラメータ値が「D2」であることを表している。なお、ユーザ情報記憶部233には、時系列に対応付けられたコンテンツの表示画面の表示位置が記憶されているものとする。
情報処理端末216は、例えば、図12に示すコンピュータ250で実現することができる。コンピュータ250はCPU51、一時記憶領域としてのメモリ52、及び不揮発性の記憶部253を備える。また、コンピュータ250は、入出力装置54、R/W部55、及びネットワークI/F56を備える。CPU51、メモリ52、記憶部253、入出力装置54、R/W部55、及びネットワークI/F56は、バス57を介して互いに接続される。
記憶部253は、HDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部253には、コンピュータ250を情報処理端末216として機能させるための操作プログラム260が記憶されている。操作プログラム260は、通信プロセス62と、制御プロセス63と、操作検出プロセス65と、スクロール検出プロセス66と、運動量検出プロセス266とを有する。
CPU51は、操作プログラム260を記憶部253から読み出してメモリ52に展開し、操作プログラム260が有するプロセスを順次実行する。CPU51は、通信プロセス62を実行することで、図9に示す通信部18として動作する。また、CPU51は、制御プロセス63を実行することで、図9に示す制御部20として動作する。また、CPU51は、操作検出プロセス65を実行することで、図9に示す操作検出部24として動作する。また、CPU51は、スクロール検出プロセス66を実行することで、図9に示すスクロール検出部26として動作する。また、CPU51は、運動量検出プロセス266を実行することで、図9に示す端末運動量検出部227として動作する。これにより、操作プログラム260を実行したコンピュータ250が、情報処理端末216として機能することになる。なお、プログラムを実行するCPU51はハードウェアである。
なお、操作プログラム260により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
また、ユーザ情報管理サーバ213は、例えば、図13に示すコンピュータ280で実現することができる。コンピュータ280はCPU91、一時記憶領域としてのメモリ92、及び不揮発性の記憶部283を備える。また、コンピュータ280は、表示装置及び入力装置等の入出力装置94、及び記録媒体99に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するR/W部95を備える。また、コンピュータ280は、インターネット等のネットワークに接続されるネットワークI/F96を備える。CPU91、メモリ92、記憶部283、入出力装置94、R/W部95、及びネットワークI/F96は、バス97を介して互いに接続される。
記憶部283は、HDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部283には、コンピュータ280をユーザ情報管理サーバ213として機能させるための関心度評価プログラム261が記憶されている。関心度評価プログラム261は、通信プロセス262と、制御プロセス263と、計算プロセス267と、比較プロセス268とを有する。また、記憶部283は、パラメータ記憶部228を構成する情報が記憶されるパラメータ記憶領域269を有する。また、記憶部283は、操作状態記憶部219を構成する情報が記憶される操作状態記憶領域270を有する。また、記憶部283は、ユーザ情報記憶部233を構成する情報が記憶されるユーザ情報記憶領域271を有する。
CPU91は、関心度評価プログラム261を記憶部283から読み出してメモリ82に展開し、関心度評価プログラム261が有するプロセスを順次実行する。CPU91は、通信プロセス262を実行することで、図9に示す通信部218として動作する。また、CPU91は、制御プロセス263を実行することで、図9に示すサーバ制御部220として動作する。また、CPU91は、計算プロセス267を実行することで、図9に示す関心度数値化部230として動作する。また、CPU91は、比較プロセス268を実行することで、図9に示す時間変化比較検出部232として動作する。また、CPU91は、パラメータ記憶領域269から情報を読み出して、パラメータ記憶部228をメモリ92に展開する。また、CPU91は、操作状態記憶領域270から情報を読み出して、操作状態記憶部219をメモリ92に展開する。また、CPU91は、ユーザ情報記憶領域271から情報を読み出して、ユーザ情報記憶部233をメモリ92に展開する。これにより、関心度評価プログラム261を実行したコンピュータ280が、ユーザ情報管理サーバ213として機能することになる。なお、プログラムを実行するCPU91はハードウェアである。
なお、関心度評価プログラム261により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
次に、第2実施形態に係る関心度評価システム210の作用について説明する。関心度評価システム210において、情報処理端末216がコンテンツサーバ12からコンテンツを受信する。そして、情報処理端末216の表示部22に受信したコンテンツが表示され、ユーザによる操作の入力が行われ、操作検出部24、スクロール検出部26、及び端末運動量検出部227による各検出処理が単位時間ごとに行われる。そして、情報処理端末216はコンテンツの表示を終了まで各検出処理を行う。そして、情報処理端末216の通信部18は、制御部20による制御処理により、ユーザ情報管理サーバ213へ単位時間ごとに検出された操作情報、及び端末運動量をユーザID、コンテンツID、及び検出時刻と対応付けて送信する。ユーザ情報管理サーバ213の通信部218が、情報処理端末216から送信された情報を受信すると、ユーザ情報管理サーバ213は、図14に示す関心度評価処理を実行する。以下、各処理について詳述する。
ステップS200において、サーバ制御部220は、通信部218が受信した単位時間ごとに検出された操作情報、及び端末運動量を、ユーザID、コンテンツID、及び検出時刻と対応付けて操作状態記憶部219に記憶する。また、サーバ制御部220は、操作状態記憶部219に情報を格納したことを関心度数値化部230に通知する。
ステップS201において、関心度数値化部230は、パラメータ記憶部228に記憶されている端末運動量を表すパラメータの値を選択する。
ステップS202において、関心度数値化部230は、ステップS201で選択されたパラメータの値について、単位時間の各々の単位時間当たりの関心度を算出する。単位時間当たりの関心度は、操作状態記憶部219に記憶された操作情報における操作時間、無操作時間、及び端末運動量に基づいて、上記(2)式に従って算出する。
ステップS105〜ステップS109において、第1実施形態と同様に、変化量を算出し、同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間を検出し、同一の区間の前の区間で他のパラメータの値よりも変化量が大きいパラメータの値を特定する。そして、検出した区間、及び特定したパラメータの値をユーザ固有の情報としてユーザ情報記憶部233に記憶する。
以上説明したように、第2実施形態に係る関心度評価システムは、情報処理端末にコンテンツを表示している間に操作の入力を受け付けた場合、端末運動量を含む操作状態を検出する。そして、ユーザ情報管理サーバは、検出された操作状態をもとに、パラメータの値の各々についての関心度を算出し、関心度から時系列における各区間の変化量を算出する。そして、ユーザ情報管理サーバは、変化量を比較し、2以上のパラメータの値において同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間を検出する。そして、ユーザ情報管理サーバは、同一の区間の前の区間における変化量を比較し、他のパラメータの値よりも変化量が大きいパラメータの値を特定する。これにより、コンテンツに対するユーザの関心度の評価処理にかかる負荷を低減することができる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態について説明する。なお、第2実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
次に本発明の第3実施形態について説明する。なお、第2実施形態と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態では、関心度評価に情報処理端末の画面拡大率を用いる点が第2実施形態と異なる。
図15に示す第3実施形態に係る関心度評価システム310は、コンテンツサーバ12、情報処理端末316、及びユーザ情報管理サーバ313を備える。コンテンツサーバ12と情報処理端末316とユーザ情報管理サーバ313とは、例えばインターネット等のネットワーク14を介して接続されている。
情報処理端末316は、通信部18と、制御部20と、表示部22と、操作検出部24と、スクロール検出部26と、画面拡大率検出部327とを備える。
画面拡大率検出部327は、情報処理端末316の操作状態の一例である画面拡大率を検出する。画面拡大率は、操作検出部24で検出した入力操作のうちピンチイン、及びピンチアウトにより画面をズーミングする操作の状況から検出する。また、画面拡大率検出部327は、ピンチイン、及びピンチアウトの拡大操作のズーム操作時間を検出する。
第3実施形態の通信部18は、制御部20による制御処理によって、操作検出部24によって検出された、入力操作の種別、入力操作の時刻、接触位置、操作時間、及び無操作時間を含む操作情報を、ユーザ情報管理サーバ213へ送信する。本実施形態では、操作情報には、スクロール検出部26によって検出されたスクロール速度も含まれているものとする。また、通信部18は、画面拡大率検出部327によって検出された画面拡大率、及びズーム操作時間を、ユーザ情報管理サーバ213へ送信する。また、送信する操作情報、画面拡大率、及びズーム操作時間には、ユーザID、表示しているコンテンツID、及び単位時間ごとの検出時刻が対応付けられている。
ユーザ情報管理サーバ313は、通信部218と、サーバ制御部220と、操作状態記憶部319と、パラメータ記憶部228と、関心度数値化部330と、時間変化比較検出部232と、ユーザ情報記憶部233とを備えている。
第3実施形態の通信部218は、情報処理端末316から送信されたユーザID、コンテンツID、及び検出時刻と対応付けられた操作情報、画面拡大率、及びズーム操作時間を受信する。
第3実施形態のサーバ制御部220は、通信部218により受信した操作情報、画面拡大率、及びズーム操作時間を取得し、操作状態記憶部319に格納する。また、サーバ制御部320は、新たに受信した操作情報、画面拡大率、及びズーム操作時間を操作状態記憶部219に格納したことを関心度数値化部330に通知する。
操作状態記憶部319には、ユーザID、コンテンツID、及び検出時刻と対応付けられた操作情報、画面拡大率、及びズーム操作時間が記憶されている。
関心度数値化部330は、操作状態記憶部319に記憶されている操作情報に含まれるスクロール操作時間、無操作時間、スクロール速度、並びに画面拡大率、及びズーム操作時間に基づいて、単位時間の各々の単位時間当たりの関心度を算出する。また、関心度数値化部330では、上記の関心度の算出を、パラメータ記憶部228に記憶されているスクロール速度を表すパラメータの値の各々について行う。
例えば、関心度数値化部330は、スクロール速度に応じた重み係数を、パラメータ記憶部228のスクロール速度を表すパラメータの値により定まる閾値により決定する。スクロール速度重み係数の決定方法については第1実施形態と同様である。また、画面拡大率に応じた重み係数についても画面拡大率に応じて決定する。そして、関心度数値化部330は、スクロールの操作時間及び無操作時間と、スクロール速度の重み係数と、画面拡大率の重み係数とに基づいて、以下の(3)式に従って、ユーザのコンテンツに対する関心度I(t)を算出する。なお、画面拡大率の重み係数が、画面拡大率の変化の一例である。
(3)
本実施形態では、単位時間(一例としては1秒)毎にコンテンツに対する関心度I(t)が算出される。上記(3)式において、スクロール速度の重み係数wscrの設定方法は第1実施形態と同様である。画面拡大率の重み係数は、拡大率係数zscrと、拡大率係数znopとのそれぞれについて設定する。拡大率係数zscrは、操作時間用の画面拡大率に関する重み係数である。拡大率係数znopは、無操作時間用の画面拡大率に関する重み係数である。図16に示すように、例えば、画面拡大率が2.0のときの重みを1.0として、拡大率が大きくなるにつれて、ユーザのコンテンツに対する関心が強いと仮定して、線形に拡大率係数zscr,znopが増加するように設定する。図16の例では、画面拡大率が2.0になると、拡大率係数zscr,znopが2.0となるように、画面拡大率の倍数に従って1ずつ拡大率係数zscr,znopが増加する。なお、本実施形態では、拡大率係数zscr、及び拡大率係数znopの増加率を同じにしたが、例えば、無操作時間中は関心が強いと仮定して拡大率係数znopの増加率を1.2倍にしてもよい。
情報処理端末316は、例えば、図17に示すコンピュータ350で実現することができる。コンピュータ350はCPU51、一時記憶領域としてのメモリ52、及び不揮発性の記憶部353を備える。また、コンピュータ350は、入出力装置54、R/W部55、及びネットワークI/F56を備える。CPU51、メモリ52、記憶部253、入出力装置54、R/W部55、及びネットワークI/F56は、バス57を介して互いに接続される。
記憶部353は、HDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部353には、コンピュータ350を情報処理端末316として機能させるための操作プログラム360が記憶されている。操作プログラム360は、通信プロセス62と、制御プロセス63と、操作検出プロセス65と、スクロール検出プロセス66と、画面拡大率検出プロセス366とを有する。
CPU51は、操作プログラム360を記憶部353から読み出してメモリ52に展開し、操作プログラム360が有するプロセスを順次実行する。CPU51は、通信プロセス62を実行することで、図15に示す通信部18として動作する。また、CPU51は、制御プロセス63を実行することで、図15に示す制御部20として動作する。また、CPU51は、操作検出プロセス65を実行することで、図15に示す操作検出部24として動作する。また、CPU51は、スクロール検出プロセス66を実行することで、図15に示すスクロール検出部26として動作する。また、CPU51は、画面拡大率検出プロセス366を実行することで、図15に示す画面拡大率検出部327として動作する。これにより、操作プログラム360を実行したコンピュータ350が、情報処理端末316として機能することになる。なお、プログラムを実行するCPU51はハードウェアである。
なお、操作プログラム360により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
また、ユーザ情報管理サーバ313は、例えば、図18に示すコンピュータ380で実現することができる。コンピュータ380はCPU91、一時記憶領域としてのメモリ92、及び不揮発性の記憶部383を備える。また、コンピュータ380は、入出力装置94、及び記録媒体99に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するR/W部95を備える。また、コンピュータ380は、インターネット等のネットワークに接続されるネットワークI/F96を備える。CPU91、メモリ92、記憶部383、入出力装置94、R/W部95、及びネットワークI/F96は、バス97を介して互いに接続される。
記憶部383は、HDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部383には、コンピュータ380をユーザ情報管理サーバとして機能させるための関心度評価プログラム361が記憶されている。関心度評価プログラム361は、通信プロセス262と、制御プロセス263と、計算プロセス367と、比較プロセス268とを有する。また、記憶部383は、パラメータ記憶部228を構成する情報が記憶されるパラメータ記憶領域269を有する。また、記憶部383は、操作状態記憶部319を構成する情報が記憶される操作状態記憶領域370を有する。また、記憶部383は、ユーザ情報記憶部233を構成する情報が記憶されるユーザ情報記憶領域271を有する。
CPU91は、関心度評価プログラム361を記憶部383から読み出してメモリ92に展開し、関心度評価プログラム361が有するプロセスを順次実行する。CPU91は、通信プロセス262を実行することで、図15に示す通信部218として動作する。また、CPU91は、制御プロセス263を実行することで、図15に示すサーバ制御部220として動作する。また、CPU91は、計算プロセス367を実行することで、図15に示す関心度数値化部330として動作する。また、CPU91は、比較プロセス268を実行することで、図15に示す時間変化比較検出部232として動作する。また、CPU91は、パラメータ記憶領域269から情報を読み出して、パラメータ記憶部228をメモリ92に展開する。また、CPU91は、操作状態記憶領域370から情報を読み出して、操作状態記憶部319をメモリ92に展開する。また、CPU91は、ユーザ情報記憶領域271から情報を読み出して、ユーザ情報記憶部233をメモリ92に展開する。これにより、関心度評価プログラム361を実行したコンピュータ380が、ユーザ情報管理サーバ313として機能することになる。なお、プログラムを実行するCPU91はハードウェアである。
なお、関心度評価プログラム361により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
次に、第3実施形態に係る関心度評価システム310の作用について説明する。関心度評価システム310において、情報処理端末316がコンテンツサーバ12からコンテンツを受信する。そして、情報処理端末316の表示部22に受信したコンテンツが表示され、ユーザによる操作の入力が行われ、操作検出部24、スクロール検出部26、及び画面拡大率検出部327による各検出処理が単位時間ごとに行われる。そして、情報処理端末216はコンテンツの表示を終了まで各検出処理を行う。そして、情報処理端末316の通信部18は、制御部20による制御処理により、ユーザ情報管理サーバ313へ単位時間ごとに検出された操作情報、画面拡大率、及びズーム操作時間をユーザID、コンテンツID、及び検出時刻と対応付けて送信する。ユーザ情報管理サーバ313の通信部218が、情報処理端末216から送信された情報を受信すると、ユーザ情報管理サーバ313は、図19に示す関心度評価処理を実行する。以下、各処理について詳述する。
ステップS300において、サーバ制御部220は、通信部218が受信した単位時間ごとに検出された操作情報、及び画面面拡大率を、ユーザID、コンテンツID、及び検出時刻と対応付けて操作状態記憶部319に記憶する。また、サーバ制御部220は、操作状態記憶部319に情報を格納したことを関心度数値化部330に通知する。
ステップS301において、関心度数値化部330は、パラメータ記憶部228に記憶されているスクロール速度を表すパラメータの値を選択する。
ステップS302において、関心度数値化部330は、ステップS201で選択されたパラメータの値について、単位時間の各々の単位時間当たりの関心度を算出する。単位時間当たりの関心度は、操作状態記憶部319に記憶された操作情報に含まれるスクロール操作時間、無操作時間、及びスクロール速度、並びに画面拡大率、及びズーム操作時間に基づいて、上記(3)式に従って算出する。
ステップS105〜ステップS109において、第1実施形態と同様に、変化量を算出し、同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間を検出し、同一の区間の前の区間で他のパラメータの値よりも変化量が大きいパラメータの値を特定する。そして、検出した区間、及び特定したパラメータの値をユーザ固有の情報としてユーザ情報記憶部233に記憶する。
以上説明したように、第3実施形態に係る関心度評価システムは、情報処理端末にコンテンツを表示している間に操作の入力を受け付けた場合、スクロール速度、及び画面拡大率を含む操作状態を検出する。そして、ユーザ情報管理サーバは、検出された操作状態をもとに、パラメータの値の各々についての関心度を算出し、関心度から時系列における各区間の変化量を算出する。そして、ユーザ情報管理サーバは、変化量を比較し、2以上のパラメータの値において同一の区間で変化量が所定の閾値以上である区間を検出する。そして、ユーザ情報管理サーバは、同一の区間の前の区間における変化量を比較し、他のパラメータの値よりも変化量が大きいパラメータの値を特定する。これにより、コンテンツに対するユーザの関心度の評価処理にかかる負荷を低減することができる。
次に、各実施形態の変形例を説明する。
上記各実施形態では、第1実施形態において、情報処理端末において、操作時間、及びスクロール速度を用いて関心度、及び関心度の変化量を算出する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、情報処理端末において、操作時間、無操作時間、及び端末運動量を用いて関心度を算出するようにしてもよい。また、情報処理端末において、操作時間、無操作時間、スクロール速度、画面拡大率、及びズーム操作時間を用いて、関心度を算出するようにしてもよい。
また、第2、及び第3実施形態では、関心度評価システムは、情報処理端末、コンテンツサーバ、及びユーザ情報管理サーバによって構成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、関心度評価システムに更にプロキシサーバを設けてもよい。プロキシサーバは、情報処理端末がコンテンツサーバからコンテンツを取得する際に経由するサーバである。プロキシサーバを設ける場合には、例えば、プロキシサーバに解析タグ埋込部、操作状態記憶部、関心度数値化部、及び時間変化比較検出部を設け、ユーザ情報管理サーバにユーザ情報記憶部を設ける構成とする。プロキシサーバの解析タグ埋込部は、情報処理端末がコンテンツサーバからコンテンツを取得する際に、コンテンツに特定の解析タグを埋め込み、解析をできるようにするものである。コンテンツに埋め込まれた解析タグによって、ユーザの情報処理端末における、操作情報、端末運動量、及び画面拡大率等の操作状態を取得する。取得した操作状態から関心度数値化部によって、パラメータの値ごとの関心度を算出し、関心度の変化量を算出する。パラメータの値同士の変化量を比較し、比較の結果をユーザ情報管理サーバのユーザ情報記憶部に記憶する。
第2、及び第3実施形態の関心度評価システムにおいて、ユーザ情報管理サーバに解析タグ埋込部を設ける構成としてもよい。この場合には、情報処理端末がコンテンツサーバからコンテンツを取得する際に、ユーザ情報管理サーバに解析タグ埋込部を経由してコンテンツを取得するようにすればよい。
また、関心度の算出方法は、上記各実施形態で例示した算出式を用いる場合に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態での関心度の算出式を組み合わせた以下(4)式に従って、関心度を算出するようにしてもよい。
(4)
(4)
上記(4)式で関心度を算出する場合には、スクロール速度を表すパラメータの値と、端末運動量を表すパラメータの値との組み合わせの各々について、関心度を算出するようにすればよい。
以上の各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
情報処理端末にコンテンツを表示している間に第1のスクロール操作の入力を受け付けた場合、前記第1のスクロール操作の入力を受け付けてから前記第1のスクロール操作の終了を検出するまでの第1の操作時間における前記第1のスクロール操作の速度を算出するとともに、前記第1のスクロール操作の後に入力を受け付けた第2のスクロール操作の第2の操作時間における前記第2のスクロール操作の速度を算出し、
算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする関心度評価プログラム。
情報処理端末にコンテンツを表示している間に第1のスクロール操作の入力を受け付けた場合、前記第1のスクロール操作の入力を受け付けてから前記第1のスクロール操作の終了を検出するまでの第1の操作時間における前記第1のスクロール操作の速度を算出するとともに、前記第1のスクロール操作の後に入力を受け付けた第2のスクロール操作の第2の操作時間における前記第2のスクロール操作の速度を算出し、
算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする関心度評価プログラム。
(付記2)
情報処理端末にコンテンツを表示している間に操作の入力を受け付けた場合、前記操作の入力を受け付けてから前記操作の終了を検出するまでの操作時間を検出し、前記情報処理端末にコンテンツを表示している間に、前記情報処理端末の動きを検出し、検出した前記動きの変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする関心度評価プログラム。
情報処理端末にコンテンツを表示している間に操作の入力を受け付けた場合、前記操作の入力を受け付けてから前記操作の終了を検出するまでの操作時間を検出し、前記情報処理端末にコンテンツを表示している間に、前記情報処理端末の動きを検出し、検出した前記動きの変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする関心度評価プログラム。
(付記3)
前記情報処理端末に前記コンテンツを表示している間に、更に、前記情報処理端末の画面拡大率を検出し、検出した前記画面拡大率の変化、及び算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する付記1に記載の関心度評価プログラム。
前記情報処理端末に前記コンテンツを表示している間に、更に、前記情報処理端末の画面拡大率を検出し、検出した前記画面拡大率の変化、及び算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する付記1に記載の関心度評価プログラム。
(付記4)
情報処理端末にコンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作状態を検出し、
前記操作状態に関する複数のパラメータの値ごとに、前記検出された操作状態と、前記複数のパラメータの値とに基づいて、単位時間ごとの前記コンテンツに対する関心度を算出し、
前記複数のパラメータの値ごとに、前記算出された単位時間ごとの前記関心度に基づいて、時系列の各区間における前記関心度の変化量を算出し、
前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量の比較に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする関心度評価プログラム。
情報処理端末にコンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作状態を検出し、
前記操作状態に関する複数のパラメータの値ごとに、前記検出された操作状態と、前記複数のパラメータの値とに基づいて、単位時間ごとの前記コンテンツに対する関心度を算出し、
前記複数のパラメータの値ごとに、前記算出された単位時間ごとの前記関心度に基づいて、時系列の各区間における前記関心度の変化量を算出し、
前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量の比較に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする関心度評価プログラム。
(付記5)
前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間のスクロール操作を検出し、
前記操作状態として、前記スクロール操作の開始を検出してから前記スクロール操作の終了を検出するまでの操作時間におけるスクロール操作の速度を算出し、
前記複数のパラメータの値として、前記スクロール操作の速度に関する複数の値を含む付記4に記載の関心度評価プログラム。
前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間のスクロール操作を検出し、
前記操作状態として、前記スクロール操作の開始を検出してから前記スクロール操作の終了を検出するまでの操作時間におけるスクロール操作の速度を算出し、
前記複数のパラメータの値として、前記スクロール操作の速度に関する複数の値を含む付記4に記載の関心度評価プログラム。
(付記6)
前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作時間、及び端末運動量を検出し、
前記複数のパラメータの値として、前記端末運動量に関する複数の値を含む付記4に記載の関心度評価プログラム。
前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作時間、及び端末運動量を検出し、
前記複数のパラメータの値として、前記端末運動量に関する複数の値を含む付記4に記載の関心度評価プログラム。
(付記7)
前記操作状態に、前記情報処理端末の画面拡大率を更に含む付記5に記載の関心度評価プログラム。
前記操作状態に、前記情報処理端末の画面拡大率を更に含む付記5に記載の関心度評価プログラム。
(付記8)
前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量を比較して、2以上の前記パラメータの値において同一の区間で前記変化量が所定の閾値以上である区間を検出する付記4〜付記7の何れかに記載の関心度評価プログラム。
前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量を比較して、2以上の前記パラメータの値において同一の区間で前記変化量が所定の閾値以上である区間を検出する付記4〜付記7の何れかに記載の関心度評価プログラム。
(付記9)
前記変化量が前記所定の閾値以上であった前記同一の区間の周辺の区間における前記パラメータの値同士の前記変化量を比較し、他の前記パラメータの値よりも前記変化量が大きい前記パラメータの値を特定する付記8に記載の関心度評価プログラム。
前記変化量が前記所定の閾値以上であった前記同一の区間の周辺の区間における前記パラメータの値同士の前記変化量を比較し、他の前記パラメータの値よりも前記変化量が大きい前記パラメータの値を特定する付記8に記載の関心度評価プログラム。
(付記10)
情報処理端末にコンテンツを表示している間に第1のスクロール操作の入力を受け付けた場合、前記第1のスクロール操作の入力を受け付けてから前記第1のスクロール操作の終了を検出するまでの第1の操作時間における前記第1のスクロール操作の速度を算出するとともに、前記第1のスクロール操作の後に入力を受け付けた第2のスクロール操作の第2の操作時間における前記第2のスクロール操作の速度を算出するスクロール検出部と、
算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する関心度評価部と、
を含む関心度評価装置。
情報処理端末にコンテンツを表示している間に第1のスクロール操作の入力を受け付けた場合、前記第1のスクロール操作の入力を受け付けてから前記第1のスクロール操作の終了を検出するまでの第1の操作時間における前記第1のスクロール操作の速度を算出するとともに、前記第1のスクロール操作の後に入力を受け付けた第2のスクロール操作の第2の操作時間における前記第2のスクロール操作の速度を算出するスクロール検出部と、
算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する関心度評価部と、
を含む関心度評価装置。
(付記11)
操作検出部は、情報処理端末にコンテンツを表示している間に操作の入力を受け付けた場合、前記操作の入力を受け付けてから前記操作の終了を検出するまでの操作時間を検出し、端末運動量検出部は、前記情報処理端末にコンテンツを表示している間に、前記情報処理端末の動きを検出し、検出した前記動きの変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する関心度評価装置。
操作検出部は、情報処理端末にコンテンツを表示している間に操作の入力を受け付けた場合、前記操作の入力を受け付けてから前記操作の終了を検出するまでの操作時間を検出し、端末運動量検出部は、前記情報処理端末にコンテンツを表示している間に、前記情報処理端末の動きを検出し、検出した前記動きの変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する関心度評価装置。
(付記12)
前記情報処理端末に前記コンテンツを表示している間に、更に、画面拡大率検出部は、前記情報処理端末の画面拡大率を検出し、検出した前記画面拡大率の変化、及び算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する付記11に記載の関心度評価装置。
前記情報処理端末に前記コンテンツを表示している間に、更に、画面拡大率検出部は、前記情報処理端末の画面拡大率を検出し、検出した前記画面拡大率の変化、及び算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する付記11に記載の関心度評価装置。
(付記13)
操作状態検出部は、情報処理端末にコンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作状態を検出し、
関心度数値化部は、前記操作状態に関する複数のパラメータの値ごとに、前記検出された操作状態と、前記複数のパラメータとに基づいて、単位時間ごとの前記コンテンツに対する関心度を算出し、前記複数のパラメータの値ごとに、前記算出された単位時間ごとの前記関心度に基づいて、時系列の各区間における前記関心度の変化量を算出し、
時間変化比較部は、前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量の比較に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する関心度評価装置。
操作状態検出部は、情報処理端末にコンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作状態を検出し、
関心度数値化部は、前記操作状態に関する複数のパラメータの値ごとに、前記検出された操作状態と、前記複数のパラメータとに基づいて、単位時間ごとの前記コンテンツに対する関心度を算出し、前記複数のパラメータの値ごとに、前記算出された単位時間ごとの前記関心度に基づいて、時系列の各区間における前記関心度の変化量を算出し、
時間変化比較部は、前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量の比較に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する関心度評価装置。
(付記14)
操作検出部は、前記コンテンツを表示している間のスクロールの操作時間を検出し、
スクロール検出部は、前記スクロール操作の開始を検出してから前記スクロール操作の終了を検出するまでの操作時間におけるスクロール操作の速度を算出し、
前記パラメータとして、前記スクロール操作の速度に関するパラメータの各々を含み、
前記複数のパラメータの値として、前記スクロール操作の速度に関する複数の値を含む付記13に記載の関心度評価装置。
操作検出部は、前記コンテンツを表示している間のスクロールの操作時間を検出し、
スクロール検出部は、前記スクロール操作の開始を検出してから前記スクロール操作の終了を検出するまでの操作時間におけるスクロール操作の速度を算出し、
前記パラメータとして、前記スクロール操作の速度に関するパラメータの各々を含み、
前記複数のパラメータの値として、前記スクロール操作の速度に関する複数の値を含む付記13に記載の関心度評価装置。
(付記15)
操作検出部は、前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作時間を検出し、
端末運動量検出部は、前記コンテンツを表示している間の前記情報処理端末の端末運動量を検出し、
前記複数のパラメータの値として、前記端末運動量に関する複数の値を含む付記13に記載の関心度評価装置。
操作検出部は、前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作時間を検出し、
端末運動量検出部は、前記コンテンツを表示している間の前記情報処理端末の端末運動量を検出し、
前記複数のパラメータの値として、前記端末運動量に関する複数の値を含む付記13に記載の関心度評価装置。
(付記16)
前記操作状態に、前記情報処理端末の画面拡大率を更に含む付記14に記載の関心度評価装置。
前記操作状態に、前記情報処理端末の画面拡大率を更に含む付記14に記載の関心度評価装置。
(付記17)
時間変化比較部は、前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量を比較して、2以上の前記パラメータの値において同一の区間で前記変化量が所定の閾値以上である区間を検出する付記13〜付記16の何れかに記載の関心度評価装置。
時間変化比較部は、前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量を比較して、2以上の前記パラメータの値において同一の区間で前記変化量が所定の閾値以上である区間を検出する付記13〜付記16の何れかに記載の関心度評価装置。
(付記18)
時間変化比較部は、前記変化量が前記所定の閾値以上であった前記同一の区間の周辺の区間における前記パラメータの値同士の前記変化量を比較し、他の前記パラメータの値よりも前記変化量が大きい前記パラメータの値を特定する付記17に記載の関心度評価装置。
時間変化比較部は、前記変化量が前記所定の閾値以上であった前記同一の区間の周辺の区間における前記パラメータの値同士の前記変化量を比較し、他の前記パラメータの値よりも前記変化量が大きい前記パラメータの値を特定する付記17に記載の関心度評価装置。
(付記19)
情報処理端末にコンテンツを表示している間に第1のスクロール操作の入力を受け付けた場合、前記第1のスクロール操作の入力を受け付けてから前記第1のスクロール操作の終了を検出するまでの第1の操作時間における前記第1のスクロール操作の速度を算出するとともに、前記第1のスクロール操作の後に入力を受け付けた第2のスクロール操作の第2の操作時間における前記第2のスクロール操作の速度を算出し、
算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する、
ことを含む処理をコンピュータが実行することを特徴とする関心度評価方法。
情報処理端末にコンテンツを表示している間に第1のスクロール操作の入力を受け付けた場合、前記第1のスクロール操作の入力を受け付けてから前記第1のスクロール操作の終了を検出するまでの第1の操作時間における前記第1のスクロール操作の速度を算出するとともに、前記第1のスクロール操作の後に入力を受け付けた第2のスクロール操作の第2の操作時間における前記第2のスクロール操作の速度を算出し、
算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する、
ことを含む処理をコンピュータが実行することを特徴とする関心度評価方法。
(付記20)
情報処理端末にコンテンツを表示している間に操作の入力を受け付けた場合、前記操作の入力を受け付けてから前記操作の終了を検出するまでの操作時間を検出し、前記情報処理端末にコンテンツを表示している間に、前記情報処理端末の動きを検出し、検出した前記動きの変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価することを含む処理をコンピュータが実行することを特徴とする関心度評価方法。
情報処理端末にコンテンツを表示している間に操作の入力を受け付けた場合、前記操作の入力を受け付けてから前記操作の終了を検出するまでの操作時間を検出し、前記情報処理端末にコンテンツを表示している間に、前記情報処理端末の動きを検出し、検出した前記動きの変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価することを含む処理をコンピュータが実行することを特徴とする関心度評価方法。
(付記21)
前記情報処理端末に前記コンテンツを表示している間に、更に、前記情報処理端末の画面拡大率を検出し、検出した前記画面拡大率の変化、及び算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する付記19に記載の関心度評価方法。
前記情報処理端末に前記コンテンツを表示している間に、更に、前記情報処理端末の画面拡大率を検出し、検出した前記画面拡大率の変化、及び算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する付記19に記載の関心度評価方法。
(付記22)
情報処理端末にコンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作状態を検出し、
前記操作状態に関する複数のパラメータの値ごとに、前記検出された操作状態と、前記複数のパラメータの値とに基づいて、単位時間ごとの前記コンテンツに対する関心度を算出し、
前記複数のパラメータの値ごとに、前記算出された単位時間ごとの前記関心度に基づいて、時系列の各区間における前記関心度の変化量を算出し、
前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量の比較に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する、
ことを含む処理をコンピュータが実行することを特徴とする関心度評価方法。
情報処理端末にコンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作状態を検出し、
前記操作状態に関する複数のパラメータの値ごとに、前記検出された操作状態と、前記複数のパラメータの値とに基づいて、単位時間ごとの前記コンテンツに対する関心度を算出し、
前記複数のパラメータの値ごとに、前記算出された単位時間ごとの前記関心度に基づいて、時系列の各区間における前記関心度の変化量を算出し、
前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量の比較に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する、
ことを含む処理をコンピュータが実行することを特徴とする関心度評価方法。
(付記23)
前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間のスクロール操作を検出し、
前記操作状態として、前記スクロール操作の開始を検出してから前記スクロール操作の終了を検出するまでの操作時間におけるスクロール操作の速度を算出し、
前記複数のパラメータの値として、前記スクロール操作の速度に関する複数の値を含む付記22に記載の関心度評価方法。
前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間のスクロール操作を検出し、
前記操作状態として、前記スクロール操作の開始を検出してから前記スクロール操作の終了を検出するまでの操作時間におけるスクロール操作の速度を算出し、
前記複数のパラメータの値として、前記スクロール操作の速度に関する複数の値を含む付記22に記載の関心度評価方法。
(付記24)
前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作時間、及び端末運動量を検出し、
前記複数のパラメータの値として、前記端末運動量に関する複数の値を含む付記22に記載の関心度評価方法。
前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作時間、及び端末運動量を検出し、
前記複数のパラメータの値として、前記端末運動量に関する複数の値を含む付記22に記載の関心度評価方法。
(付記25)
前記操作状態に、前記情報処理端末の画面拡大率を更に含む付記23に記載の関心度評価方法。
前記操作状態に、前記情報処理端末の画面拡大率を更に含む付記23に記載の関心度評価方法。
(付記26)
前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量を比較して、2以上の前記パラメータの値において同一の区間で前記変化量が所定の閾値以上である区間を検出する付記22〜付記25の何れかに記載の関心度評価方法。
前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量を比較して、2以上の前記パラメータの値において同一の区間で前記変化量が所定の閾値以上である区間を検出する付記22〜付記25の何れかに記載の関心度評価方法。
(付記27)
前記変化量が前記所定の閾値以上であった前記同一の区間の周辺の区間における前記パラメータの値同士の前記変化量を比較し、他の前記パラメータの値よりも前記変化量が大きい前記パラメータの値を特定する付記26に記載の関心度評価方法。
前記変化量が前記所定の閾値以上であった前記同一の区間の周辺の区間における前記パラメータの値同士の前記変化量を比較し、他の前記パラメータの値よりも前記変化量が大きい前記パラメータの値を特定する付記26に記載の関心度評価方法。
10,210,310 関心度評価システム
12 コンテンツサーバ
16,216,316 情報処理端末
18,218 通信部
20 制御部
22 表示部
24 操作検出部
26 スクロール検出部
30、230、330 関心度数値化部
32,232 時間変化比較検出部
33,233 ユーザ情報記憶部
50,80,250,350,380 コンピュータ
51,81,91 CPU
52,82,92 メモリ
53,83,253,283,353,383 記憶部
59,89,99 記録媒体
60,261、361 関心度評価プログラム
260,360 操作プログラム
213,313 ユーザ情報管理サーバ
219,319 操作状態記憶部
220,320 サーバ制御部
227 端末運動量検出部
28,228 パラメータ記憶部
327 画面拡大率検出部
12 コンテンツサーバ
16,216,316 情報処理端末
18,218 通信部
20 制御部
22 表示部
24 操作検出部
26 スクロール検出部
30、230、330 関心度数値化部
32,232 時間変化比較検出部
33,233 ユーザ情報記憶部
50,80,250,350,380 コンピュータ
51,81,91 CPU
52,82,92 メモリ
53,83,253,283,353,383 記憶部
59,89,99 記録媒体
60,261、361 関心度評価プログラム
260,360 操作プログラム
213,313 ユーザ情報管理サーバ
219,319 操作状態記憶部
220,320 サーバ制御部
227 端末運動量検出部
28,228 パラメータ記憶部
327 画面拡大率検出部
Claims (11)
- 情報処理端末にコンテンツを表示している間に第1のスクロール操作の入力を受け付けた場合、前記第1のスクロール操作の入力を受け付けてから前記第1のスクロール操作の終了を検出するまでの第1の操作時間における前記第1のスクロール操作の速度を算出するとともに、前記第1のスクロール操作の後に入力を受け付けた第2のスクロール操作の第2の操作時間における前記第2のスクロール操作の速度を算出し、
算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする関心度評価プログラム。 - 情報処理端末にコンテンツを表示している間に操作の入力を受け付けた場合、前記操作の入力を受け付けてから前記操作の終了を検出するまでの操作時間を検出し、前記情報処理端末にコンテンツを表示している間に、前記情報処理端末の動きを検出し、
検出した前記操作時間、及び前記動きの変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする関心度評価プログラム。 - 前記情報処理端末に前記コンテンツを表示している間に、更に、前記情報処理端末の画面拡大率を検出し、検出した前記画面拡大率の変化、及び算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する請求項1に記載の関心度評価プログラム。
- 情報処理端末にコンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作状態を検出し、
前記操作状態に関する複数のパラメータの値ごとに、前記検出された操作状態と、前記複数のパラメータの値とに基づいて、単位時間ごとの前記コンテンツに対する関心度を算出し、
前記複数のパラメータの値ごとに、前記算出された単位時間ごとの前記関心度に基づいて、時系列の各区間における前記関心度の変化量を算出し、
前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量の比較に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする関心度評価プログラム。 - 前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間のスクロール操作を検出し、
前記操作状態として、前記スクロール操作の開始を検出してから前記スクロール操作の終了を検出するまでの操作時間におけるスクロール操作の速度を算出し、
前記複数のパラメータの値として、前記スクロール操作の速度に関する複数の値を含む請求項4に記載の関心度評価プログラム。 - 前記操作状態として、前記コンテンツを表示している間の前記情報処理端末の操作時間、及び端末運動量を検出し、
前記複数のパラメータの値として、前記端末運動量に関する複数の値を含む請求項4又は請求項5に記載の関心度評価プログラム。 - 前記操作状態に、前記情報処理端末の画面拡大率を更に含む請求項5に記載の関心度評価プログラム。
- 前記パラメータの値同士の前記各区間における前記変化量を比較して、2以上の前記パラメータの値において同一の区間で前記変化量が所定の閾値以上である区間を検出する請求項4〜請求項7の何れか1項に記載の関心度評価プログラム。
- 前記変化量が前記所定の閾値以上であった前記同一の区間の周辺の区間における前記パラメータの値同士の前記変化量を比較し、他の前記パラメータの値よりも前記変化量が大きい前記パラメータの値を特定する請求項8に記載の関心度評価プログラム。
- 情報処理端末にコンテンツを表示している間に第1のスクロール操作の入力を受け付けた場合、前記第1のスクロール操作の入力を受け付けてから前記第1のスクロール操作の終了を検出するまでの第1の操作時間における前記第1のスクロール操作の速度を算出するとともに、前記第1のスクロール操作の後に入力を受け付けた第2のスクロール操作の第2の操作時間における前記第2のスクロール操作の速度を算出するスクロール検出部と、
算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する関心度評価部と、
を含む関心度評価装置。 - 情報処理端末にコンテンツを表示している間に第1のスクロール操作の入力を受け付けた場合、前記第1のスクロール操作の入力を受け付けてから前記第1のスクロール操作の終了を検出するまでの第1の操作時間における前記第1のスクロール操作の速度を算出するとともに、前記第1のスクロール操作の後に入力を受け付けた第2のスクロール操作の第2の操作時間における前記第2のスクロール操作の速度を算出し、
算出した前記第1のスクロール操作の速度から前記第2のスクロール操作の速度への変化に基づいて、前記コンテンツに対する関心度を評価する、
ことを含む処理をコンピュータが実行することを特徴とする関心度評価方法。
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