JP2015191551A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】有用な情報を提供できる電子機器を提供する。【解決手段】電子機器(10)は、表示画面に表示データが表示された状態で、ユーザが入力装置(101)に対して行った操作に関する情報を取得する第1取得部(111)と、前記操作が行われたときに、前記表示画面上に表示されていた前記表示データの領域の情報を取得する第2取得部(111)と、前記第1取得部及び前記第2取得部が取得した情報に基づいて、前記表示データにおいて前記ユーザが注目した領域を評価する評価部(111)と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器に関する。
従来から、ウェブコンテンツにおいてユーザが興味を持った箇所に関する情報を取得するための技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−188792号公報
しかしながら、従来の技術では、必要な情報が十分に取得できているとはいえなかった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、有用な情報を提供できる電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器(10)は、表示画面に表示データが表示された状態で、ユーザが入力装置(101)に対して行った操作に関する情報を取得する第1取得部(111)と、前記操作が行われたときに、前記表示画面上に表示されていた前記表示データの領域の情報を取得する第2取得部(111)と、前記第1取得部及び前記第2取得部が取得した情報に基づいて、前記表示データにおいて前記ユーザが注目した領域を評価する評価部(111)と、を備える。
この場合において、前記第1取得部は、前記ユーザが前記入力装置に対して行った操作の操作量の変化を取得することとしてもよい。また、本発明の電子機器は、前記ユーザの生体情報を取得する生体情報取得部(105,111)を備え、前記評価部は、前記生体情報の変化に基づいて、前記ユーザが注目した領域を評価することとしてもよい。
また、本発明の電子機器は、前記入力装置に対する操作に連動した前記表示画面上のオブジェクトの動作に関する情報を取得する第3取得部(111)を備え、前記評価部は、前記オブジェクトの動作に関する情報に基づいて、前記ユーザが注目した領域を評価することとしてもよい。この場合において、前記第3取得部は、前記入力装置に対する操作に連動して前記表示画面上を移動するポインタの動作に関する情報を取得することとしてもよい。また、前記第3取得部は、前記入力装置に対する操作に連動してスクロールされる前記表示データのスクロール速度を取得することとしてもよい。
また、本発明の電子機器は、前記ユーザの視線に関する情報を取得する第4取得部を備え、前記評価部は、前記ユーザの視線に関する情報に基づいて、前記ユーザが注目した領域を評価することとしてもよい。また、本発明の電子機器は、前記ユーザが起動中のアプリケーションを取得する第5取得部(111)を備え、前記評価部は、前記起動中のアプリケーションに基づいて、前記ユーザが注目した領域を評価することとしてもよい。
なお、本発明をわかりやすく説明するために、上記においては一実施形態を表す図面の符号に対応つけて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させても良い。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
本発明の電子機器は、有用な情報を提供できるという効果を奏する。
一実施形態に係る電子機器システムの構成を示す図である。 図2(A)は電子機器の一例を示す図であり、図2(B)は入力部としてのマウスの一例を示す図である。 ウェブページを複数の領域に分割した状態を示す概念図である。 領域定義テーブルの一例を示す図である。 電子機器が実行する評価データ蓄積処理の一例を示すフローチャートである。 図5の処理について説明するための図である。 図7(A)〜図7(C)は、図5の処理について説明するための図である。 図5の処理について説明するための図である。 図9(A)及び図9(B)は、図5の処理について説明するための図である。 分析テーブルの一例を示す図である。 図11(A)及び図11(B)は、情報処理装置が実行する統計処理の一例について説明する図である。 ウェブページの分割の別例を示す図である。 図13(A)は電子機器の別例を示す正面図であり、図13(B)は電子機器の別例を示す背面図である。
以下、一実施形態について、図1〜図11に基づいて、詳細に説明する。図1には、一実施形態にかかる電子機器システム500の構成がブロック図にて示されている。
電子機器システム500は、ウェブページに対するユーザの興味の有無を評価するためのシステムである。図1に示すように、電子機器システム500は、電子機器10−1〜10−Nと、情報処理装置30とを備える。電子機器10−1〜10−Nは、ユーザが使用するデスクトップ型PC(Personal Computer)やノート型PCである。情報処理装置30は、例えば、インターネットショッピングサイトを運営する会社、家電製品やカメラ等を製造・販売するメーカー、又はブログ等のサービスを提供する会社等に設置されたウェブサーバである。電子機器10−1〜10−Nと、情報処理装置30とは、ネットワーク50に接続されている。ネットワーク50は、例えば、ユーザが勤務する会社の社内LAN(Local Area Network)、公衆無線LAN、インターネット、携帯電話回線網などを含む。なお、電子機器10−1〜10−Nは、同一又は同等の構成を備えるため、以後の説明において、特に区別する必要がないかぎり、電子機器10と記載する。
(電子機器10)
電子機器10は、図1に示すように、入力部101、表示部103、センサ105、記憶部107、通信部109、及び制御部111を備える。なお、本実施形態では、電子機器10は、ノート型PCであるものとする。
入力部101は、図2(A)に示すように、キーボード101Aとタッチパッド101Bとを備え、電子機器10のユーザの操作に応じた入力を受け付ける。
表示部103は、例えば、液晶ディスプレイであって、制御部111の制御の下、各種情報を表示する。
センサ105は、脈波センサ105Aと発汗センサ105Bとを備える。
脈波センサ105Aは、ユーザの指先が触れる場所に設けられる。脈波センサ105Aは、例えば、図2(A)に示すように、キーボード101Aのホームポジションキー、スクロールキー、Page Upキー、及びPage Downキー等のキートップに設けられる。なお、キーボード101Aが備える全てのキーのキートップに脈波センサ105Aを設けてもよい。また、脈波センサ105Aは、図2(A)に示すように、タッチパッド101Bが備えるボタン部にも設けられている。なお、電子機器10が、タッチパッド101Bに加えて、又は、タッチパッド101Bに代えてマウス101Cを入力部101として備える場合には、図2(B)に示すように、マウス101Cのボタン部に脈波センサ105Aを設ければよい。
脈波センサ105Aは、赤外線照射部と、赤外線受光部と、を備え、赤外線照射部から、例えば、キートップに触れている指先に向けて赤外線を照射し、指先にて反射した赤外線を赤外線受光部にて受光する。そして、受光した赤外線の強度から、血管内の血液の連続的な容積変化を脈波として検出する。検出された脈波は、所定時間(例えば、1秒)間隔で、制御部111に入力される。制御部111は、入力された脈波に基づいて、ユーザの脈拍を算出するとともに、所定時間あたりの脈拍の増加量を算出する。
発汗センサ105Bは、ユーザの皮膚電気抵抗値を測定し、ユーザの発汗状態を検出するセンサである。発汗センサ105Bの検出結果は、制御部111に入力される。発汗センサ105Bは、例えば、図2(A)に示すように、ユーザが、キーボード101Aやタッチパッド101Bを操作する際に、掌を置く位置(例えば、キーボード101Aのパームレスト)に設けられる。なお、電子機器10が入力部101としてマウス101Cを備える場合には、発汗センサ105Bは、図2(B)に示すように、マウス101Cのボディ部に設けられる。
記憶部107は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性の半導体メモリや、ハードディスクドライブであり、情報処理装置30から送信されてきた表示データ等を記憶する。また、記憶部107は、後述する評価データテーブル(図7参照)を記憶する。
通信部109は、ネットワーク50を介して、他の装置(情報処理装置30)と無線通信又は有線通信を行う。
制御部111は、電子機器10全体を統括的に制御する。制御部111は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える。なお、制御部111が実行する処理の詳細については、後述する。
(情報処理装置30)
情報処理装置30は、図1に示すように、通信部301と、記憶部303と、制御部305と、を備える。
通信部301は、ネットワーク50を介して、他の装置(電子機器10)と無線通信又は有線通信を行う。
記憶部303は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性の半導体メモリや、ハードディスクドライブである。記憶部303は、電子機器10からの要求に応じて電子機器10へ送信され、電子機器10の表示部103に表示される表示データを記憶する。本実施形態では、記憶部303は、テキストデータやHTML(HyperText Markup Language)によるレイアウト情報、文書中に埋め込まれた画像や音声、動画などから構成されるウェブページデータを記憶する。各ウェブページには、ユーザ操作情報取得プログラムが含まれている。当該ユーザ操作情報取得プログラムは、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語を用いてHTMLファイルに埋め込まれており、マウスの移動やクリック、ドラッグ、文字列の選択、キーを押下げたり離したりする動作、画面のスクロール等の操作を検出することができる。また、ユーザ操作情報取得プログラムは、ウェブブラウザの表示領域においてマウスポインタが位置する座標や、画面のスクロール量等も検出することができる。なお、本実施形態において、スクロール量とは、ウェブページのトップからのスクロール量を意味する。
また、記憶部303は、ウェブページを分割した各領域を定義する領域定義テーブルを記憶する。図3には、ウェブページを複数の領域に分割した状態を示す概念図が示されている。また、図4には、領域定義テーブルの一例が示されている。図3に示すように、例えば、ウェブページWP1は、N×M(N及びMは1以上の整数。図3では、M=2)のマトリックス状に分割される。ウェブページWP1を分割して生成される各領域には、各領域を一意に識別するための識別子(領域ID)が割り当てられている(図3では、領域R11〜RN2)。
領域定義テーブルは、ウェブページWP1を分割して生成される各領域の情報を格納するテーブルである。領域定義テーブルは、図4に示すように、ページID、領域ID、始点X座標、始点Y座標、終点X座標、及び終点Y座標の項目を備える。ページIDの項目は、各ウェブページを一意に識別するための識別子を格納する。領域IDの項目は、ウェブページに対して設定された領域を一意に識別するための識別子を格納する。始点X座標及び始点Y座標の項目は、図3に示すように、ウェブページの左上の座標を(0,0)とし、水平方向にX軸を定義し、垂直方向にY軸を定義した場合の、各領域の左上の頂点の座標(ウェブページ内の絶対座標)を格納する。また、終点X座標及び終点Y座標の項目は、各領域の右下の頂点の座標を格納する。
また、記憶部303は、分析テーブル(図10参照)を記憶する。分析テーブルについては後述する。
制御部305は、情報処理装置30全体を統括的に制御する。制御部305は、CPU、RAM、ROM等を備える。制御部305は、電子機器10からの要求に応じて、記憶部303に記憶されているウェブページを、通信部301及びネットワーク50を介して電子機器10に送信するなどの処理を行う。また、制御部305は、ネットワーク50及び通信部301を介して、電子機器10から評価データ(詳細は後述する)を受信する。
(評価データ蓄積処理)
次に、図5のフローチャートに基づいて、電子機器10が実行する、ユーザのウェブページに対する興味の度合いを評価したデータである評価データを蓄積する処理(評価データ蓄積処理)について説明する。図5の処理は、電子機器10が送信を要求したウェブページを情報処理装置30から受信し、当該ウェブページがウェブブラウザに表示されると開始される。なお、本実施形態において、電子機器10は、ウェブページとともに、ウェブページに対して設定された領域の情報を格納する領域定義テーブル(図4参照)も情報処理装置30から受信するものとする。
図5の処理では、まず、制御部111は、ステップS13において、情報処理装置30から受信したウェブページのうち、ウェブブラウザに表示された領域の表示時間の計測を開始する。このとき、制御部111は、ウェブページに設定された領域(図3参照)のうち、どの領域がウェブブラウザに表示されているのかを特定する。なお、本実施形態において、制御部111は、領域の面積の半分以上が表示されている場合に、領域がウェブブラウザに表示されていると判断する。例えば、図6に示すように、ウェブブラウザWBにウェブページWP1が表示されているとする。この場合、制御部111は、領域R51,R52については、面積の半分以上が表示されていないため、ウェブブラウザWB上に表示されていないと判断する。したがって、図6において、ウェブブラウザWBに表示されているウェブページWP1の領域は、領域R11〜R42となる。なお、制御部111は、例えば、ウェブブラウザの表示領域の最初及び最後に表示されているコンテンツのウェブページ内での絶対座標と領域定義テーブル(図4参照)とに基づいて、ウェブページのどの領域がウェブブラウザに表示されているのかを特定することができる。なお、ウェブページ内の絶対座標は、例えば、ウェブブラウザの表示領域中での位置を表す座標にスクロール量を加算することで算出できる。
続くステップS15において、制御部111は、ウェブページのスクロールが開始されたか否かを判断する。スクロールが開始されていない場合、制御部111は、ステップS17に移行する。
ステップS17に移行すると、制御部111は、所定時間前(例えば、1秒前)に脈波センサ105Aの出力値から計算したユーザの脈拍と、現在の脈拍とに基づいて、ユーザの脈拍の増加量を算出する。また、制御部111は、発汗センサ105Bからユーザの発汗量を取得する。
続くステップS18において、制御部111は、式(1)に基づいて、心理評価値(Imd)を算出する。ここで、心理評価値とは、ユーザの動作や行動には現れていないユーザの心の深層を表す値、すなわちユーザが無意識に示した興味を表す値である。
Imd=b1×dHT+b2×dGSR・・・・(1)
ここで、b1及びb2は重み係数を表し、dHTは脈拍の増加量を表し、dGSRは発汗量を表す。なお、b1及びb2は、例えば、0以上の値であり、脈拍の増加量や発汗量の値が大きいほどImdの値は大きくなり、ユーザの興味の度合いが大きいことになる。b1及びb2は、複数のユーザを対象とする実験等によって予め算出されているものとする。
制御部111は、心理評価値を算出した後、ステップS19において、記憶部107に記憶されている評価データテーブルを更新する。ここで、評価データテーブルについて説明する。
図7(A)〜図7(C)は、評価データテーブルの一例を示す図である。評価データテーブルは、ページID、領域ID、所定操作実行回数、表示時間、スクロール速度、動作評価値、心理評価値、及び総合評価値の項目を備える。
ページIDの項目は、各ウェブページを一意に識別するための識別子を格納する。領域IDの項目は、ウェブページに対して設定された領域を一意に識別するための識別子を格納する。所定操作実行回数の項目は、領域IDで識別される領域において所定の操作(詳細は後述する)が実行された回数を格納する。表示時間の項目は、領域IDで識別される領域が、ウェブブラウザの表示領域に表示されていた時間を格納する。スクロール速度の項目は、領域IDで識別される領域がスクロールされたときの速度を格納する。動作評価値の項目は、ユーザの動作や行動から推定される、領域IDで識別される領域に対するユーザの興味を表す値である動作評価値を格納する。心理評価値の項目は、上述した心理評価値を格納する。総合評価値の項目は、動作評価値及び心理評価値から算出される、領域IDで識別される領域に対するユーザの興味を表す値を格納する。
制御部111は、ステップS19では、ウェブブラウザに表示されているウェブページの領域の心理評価値の項目を更新する。本実施形態では、制御部111は、心理評価値の項目に既に記憶されている値に、ステップS18で算出した心理評価値を加算する。例えば、図6に示すように、ウェブブラウザWBにウェブページWP1の領域R11〜R42が表示されている場合、制御部111は、図7(A)に示すように、領域R11〜R42の心理評価値の項目を更新する。
続くステップS21において、制御部111は、ユーザが所定の操作を行ったか否かを判断する。具体的には、制御部111は、ウェブブラウザに表示されたコンテンツに対してユーザが高い興味や関心を示していると推定可能な操作を、ユーザが行ったか否かを判断する。制御部111は、ユーザが、タッチパッド101B又はマウス101Cに対する操作に連動して動くマウスポインタの動作を上述したユーザ操作情報取得プログラムにより検出することによって、ユーザが所定の操作を行ったか否かを判断することができる。本実施形態において、制御部111は、マウスポインタを文字列に重ね、ドラッグすることで文字列を選択する操作(以後、文字列選択操作と記載する)、マウスポインタで文字列の上をなぞる操作(以後、なぞり読み操作と記載する)、マウスポインタをある位置を中心にして回転させる操作(以後、注目喚起操作と記載する)をユーザが行ったか否かを判断する。ユーザが所定の操作を行った場合、制御部111は、ステップS23に移行する。
ステップS23に移行すると、制御部111は、ユーザが所定の操作を行った領域を特定する。例えば、図8に示すように、ユーザがウェブページ内の「起動時間はわずか0.YY秒」という文字列CS1を選択する文字列選択操作を行ったとする。この場合、制御部111は、ウェブブラウザWBの表示領域内におけるマウスポインタの座標にスクロール量を加算して、当該操作が行われたウェブページ内での絶対座標を求める。そして、当該ウェブページ内での絶対座標と領域定義テーブル(T02参照)とに基づいて、制御部111は、領域R31において、文字列選択操作が行われたと特定する。
続くステップS25において、制御部111は、記憶部107に記憶されている評価データテーブルにおいて、ステップS23で特定した領域に対する所定操作実行回数の項目を更新する。例えば、制御部111は、図7(B)に示すように、領域R31に対する所定操作実行回数の項目の値を、0から1に更新する。
続くステップS27において、制御部111は、ユーザが現在ウェブブラウザに表示されているウェブページの閲覧を終了したか否かを判断する。制御部111は、例えば、ウェブページ内のリンクがクリックされて、他ページへの移動が指示された場合、ウェブブラウザが終了された場合、ウェブブラウザ以外の他のアプリケーションがアクティブな状態となった場合に、ユーザがウェブページの閲覧を終了したと判断する。ここでの判断が否定された場合、ステップS15に戻るが、肯定された場合、ステップS29に移行する。
ステップS29に移行すると、制御部111は、表示時間の計測を終了し、ステップS31において、評価データテーブルを更新する。制御部111は、評価データテーブルにおいて、ウェブブラウザに表示されているウェブページの領域の表示時間の項目の値を、計測した表示時間で更新する。例えば、図6に示す領域R11〜R42が表示されていた場合、制御部111は、図7(C)に示すように領域R11〜R42の表示時間の項目を更新する。なお、本実施形態では、制御部111は、表示時間の項目に既に値が記憶されている場合には、当該値に計測した表示時間を加算するものとする。
ところで、制御部111は、ステップS15において、ウェブページのスクロールが開始されたと判断した場合、ステップS35に移行する。
ステップS35に移行すると、制御部111は、前述したステップS29及びS31と同様に、ステップS35及びS37の処理を実行する。
続くステップS39において、制御部111は、スクロールが行われている時間(スクロール時間)の計測を開始する。なお、このとき、制御部111は、スクロールが開始された時点において、ウェブブラウザの表示領域のトップに表示されていた領域(図6の例では、領域R11,R12)を、スクロール開始領域として特定する。また、制御部111は、スクロールが開始された時点におけるスクロール量を取得する。
続くステップS41において、制御部111は、スクロールが終了したか否かを判断する。制御部111は、例えば、所定時間(例えば、1秒間)、スクロールが検出されない場合、スクロールが終了したと判断する。スクロールの検出は、上述したユーザ操作情報取得プログラムにより行うことができる。制御部111は、スクロールが終了するまでステップS41の判断を繰り返し、スクロールが終了した段階で、ステップS42に移行する。
ステップS42に移行すると、制御部111は、スクロール時間の計測を終了する。なお、このとき、制御部111は、スクロールが終了した時点でウェブブラウザの表示領域のトップに表示されている領域の1つ前の領域を、スクロール終了領域として特定する。例えば、スクロールが終了した時点で、領域R51,R52がウェブブラウザの表示領域のトップに表示されていたとする。この場合、制御部111は、領域R41,R42をスクロール終了領域として特定する。
続くステップS43において、制御部111は、スクロール速度を算出する。具体的には、制御部111は、(スクロールが開始された時点におけるスクロール量―現在のスクロール量)の絶対値をスクロール時間で除して、スクロール速度を算出する。
続くステップS44において、制御部111は、評価データテーブルを更新する。制御部111は、評価データテーブルにおいて、ステップS39において取得したスクロール開始領域からステップS42において取得したスクロール終了領域までのスクロール速度の項目を更新する。例えば、制御部111は、図9(A)に示すように、領域R11〜R42のスクロール速度の項目を更新する。なお、本実施形態では、制御部111は、スクロール速度の項目に既に値が登録されている場合には、当該値と今回取得したスクロール速度との平均値でスクロール速度の項目を更新するものとする。
続くステップS45において、制御部111は、前述したステップS27と同様に、ユーザがウェブページの閲覧を終了したか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合、ステップS13に戻るが、肯定された場合、ステップS32に移行する。
ステップS32に移行すると、制御部111は、ウェブページの各領域に対するユーザの興味の度合いを示す評価値を計算し、評価データテーブルを更新する。本実施形態では、制御部111は、まず、式(2)に基づいて、動作評価値(Ima)を計算する。
Ima=a1×(OPRF+1)×(a2×DT+a3×SCRS)・・・・(2)
ここで、a1,a2,a3は重み付け係数、OPRFは所定操作実行回数、DTは表示時間、SCRSはスクロール速度を表す。a1,a2は0以上の値であり、a3は0未満の値であるとする。したがって、所定操作実行回数(OPRF)の値及び表示時間(DT)の値が大きいほど、動作評価値(Ima)の値は大きくなる。また、スクロール速度(SCRS)の値が小さいほど、動作評価値(Ima)の値は大きくなる。動作評価値の算出後、制御部111は、動作評価値に心理評価値を加算して、総合評価値を算出する。なお、動作評価値と心理評価値とを乗算して総合評価値を算出してもよい。これにより、各領域に対するユーザの興味の度合いを評価した値が算出され(図9(B)参照)、領域の総合評価値が大きいほど、当該領域に対するユーザの興味の度合いが大きいことがわかる。なお、本実施形態において、スクロールも行われず、かつ、ウェブブラウザ上に表示もされなかったウェブページの領域については、総合評価値が0となるものとする(図9(B)の領域RN2参照)。
続くステップS33において、制御部111は、評価データを情報処理装置30に送信し、図5の全処理を終了する。なお、制御部111は、評価データテーブルそのものを情報処理装置30に送信してもよいし、評価データテーブルが備える項目のうち、一部の項目のデータを情報処理装置30に送信するようにしてもよい。例えば、制御部111は、ページID、領域ID、心理評価値、動作評価値、及び総合評価値の項目のデータを情報処理装置30に送信するようにしてもよい。また、制御部111は、評価データテーブルとともに、ユーザの属性に関する情報を送信してもよい。例えば、ウェブブラウザに表示されたウェブページが、会員制のインターネットショッピングサイト等のウェブページである場合、ユーザの会員番号等の情報を送信してもよい。
以上の処理により、電子機器10は、ウェブブラウザに表示されたウェブページにおいて、ユーザがどの領域に記載されたコンテンツに興味や関心を示したのかに関する情報を取得し、情報処理装置30に提供することができる。
一方、情報処理装置30の制御部305は、各電子機器10−1〜10−Nから受信した評価データを、例えば、図10に示す分析テーブルに登録する。
例えば、情報処理装置30がインターネットショッピングサイトを運営する会社に設置されているとする。この場合、情報処理装置30は、例えば、インターネットショッピングサイトにログインしたユーザの属性情報(ここでは、ID、性別、及び年齢)と、評価データとを電子機器10から受信し、分析テーブルに登録する。
図10に示す分析テーブルは、ユーザ情報、ページID、領域ID、動作評価値、心理評価値、総合評価値、及び購入商品の項目を備える。ユーザ情報の項目は、ID、性別、及び年齢の項目に分かれており、IDの項目には、ユーザを一意に識別する識別子が登録され、性別の項目には、ユーザの性別が登録され、年齢の項目には、ユーザの年齢が登録される。ページID、領域ID、動作評価値、心理評価値、及び総合評価値の各項目は、図7(A)〜図7(C)において説明した評価データテーブルの各項目と同一であるため、詳細な説明を省略する。購入商品の項目には、ユーザがインターネットショッピングサイトで購入した商品が登録される。なお、ユーザが商品を購入しなかった場合には、購入商品の項目は空欄となる。
情報処理装置30は、上述した分析テーブルに対して、統計処理を行う。例えば、情報処理装置30は、分析テーブルのデータを用いて、図11(A)に示すように、各ウェブページの領域毎に、性別・年代別の評価値の平均を算出する。これにより、例えば、ウェブページのある領域に表示されるコンテンツ(例えば、商品の仕様や商品の画像)に興味を持つ性別や年代を分析することができる。さらに、ウェブページの作成担当者や、商品の販売担当者は、当該分析結果に基づいて、例えば、ある顧客層(例えば、30代の男性)向けに作成するウェブページにどのようなコンテンツを掲載すればユーザを当該ウェブページに誘因することができるのか等を検討することが可能となる。
また、情報処理装置30は、分析テーブルのデータを用いて、例えば、図11(B)に示すように、購入商品別に、各ウェブページの領域に対する評価値の平均を算出してもよい。これにより、各商品を購入したユーザが興味を示すコンテンツ(領域)の傾向を捕らえることができる。また、例えば、電子機器10から送信されてくる評価データの傾向が、ある商品に対する傾向と似ている場合には、ユーザに、当該商品を推奨品として提示するなどして、商品の購入につなげることができる。
なお、情報処理装置30が実行する統計処理の方法は、上記に限られるものではなく、分析データを利用する担当者(マーケティング担当者、製品開発担当者、ウェブページ作成担当者)が、自分の使用目的に合うよう集計項目を適宜変更して必要な情報を獲得すればよい。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によれば、電子機器10の制御部111は、ウェブブラウザの表示領域に表示データであるウェブページが表示された状態で、ユーザが入力部101に対して行った操作に関する情報を取得する。そして、入力部101に対して操作が行われたときに、ウェブブラウザの表示領域に表示されていたウェブページの領域の情報を取得し、入力部101に対して行った操作に関する情報とウェブブラウザの表示領域に表示されていたウェブページの領域の情報とから、ウェブページ内においてユーザが注目した領域を評価する。そのため、ユーザがウェブページ内のどの領域に存在する情報に興味を持ったのかに関する有用な情報を提供することができる。また、ユーザが入力部101に対して行った操作に関する情報(Ima)に基づいて、ウェブページ内においてユーザが注目した領域を分析できるため、ユーザの脳波等を測定するための特別な機器をユーザに装着させたりする必要がない。
また、本実施形態によれば、電子機器10は、ユーザの生体情報を取得するセンサ105を備え、制御部111は、生体情報の変化(例えば、脈拍の増加量)に基づいて、ユーザが表示領域に表示されているウェブページの領域に注目したか否かを評価するので、ユーザの動作や操作には現れない、ユーザが無意識に示した興味に関する情報を取得することができる。
また、本実施形態において、制御部111は、入力部101に対する操作に連動した表示画面上のマウスポインタの動作に関する情報を取得し、マウスポインタの動作に関する情報に基づいて、ユーザがウェブブラウザ上に表示されているウェブページの領域に注目したか否かを評価する。具体的には、制御部111は、マウスポインタの動作に基づいて、ユーザが、文字列選択操作、なぞり読み操作、又は注目喚起操作を行ったか否かを判断し、当該操作が行われた場合に、ユーザが当該操作が行われたウェブページの領域に存在する情報に興味を持ったと判断する。これにより、当該操作が行われた領域に対するユーザの興味の度合いを表す評価値を、当該操作が行われなかった領域に対する評価値よりも高くすることができ、ユーザの興味の度合いをより正確に評価データに反映することができる。
また、本実施形態において、制御部111は、入力部101に対する操作に連動してスクロールされるウェブページのスクロール速度を取得するので、スクロール速度の違いを、領域に対するユーザの興味の度合いを表す評価値に反映することができる。例えば、領域をスクロールしたときのスクロール速度が速ければ、評価値を小さくし、領域をスクロールしたときのスクロール速度が遅ければ、評価値を大きくすることができる。これにより、ユーザの興味の度合いをより正確に評価データに反映することができる。
なお、上記実施形態において、電子機器10は、ユーザの視線を検出する視線検出部を備え、制御部111は、視線検出部から取得したユーザの視線情報に基づいて、ユーザが注目したウェブページ内の領域を取得してもよい。これにより、ユーザが注目した領域をより正確に特定することができる。なお、この場合、視線検出部は、例えば、表示部103の上方に設けることができる。
また、上記実施形態において、制御部111は、ユーザが起動中のアプリケーションを取得し、起動中のアプリケーションの種類に基づいて、ユーザが表示領域に表示されたウェブページの領域に注目しているのか否かを評価してもよい。例えば、ユーザがテレビ番組を視聴可能なアプリケーションを起動しており、テレビ番組を見ながら、ウェブページを閲覧していたとする。この場合、ユーザがテレビ番組に気を取られて、ウェブページの表示時間が長くなる可能性がある。そこで、制御部111は、例えば、テレビ番組を視聴可能なアプリケーションが起動されている場合には、計測された表示時間を補正して短くしたり、重み付け係数を変更したりしてもよい。これにより、ユーザの興味の度合いをより正確に評価データに反映することができる。
また、上記実施形態において、制御部111は、動作評価値を、式(2)に基づいて計算していたが、これに限られるものではない。例えば、制御部111は、スクロールキーの入力間隔(dSK)、マウスホイールの回転速度(omMW)、ウェブページのスクロール速度(SCRS)とから、以下の式(3)に基づいて、動作評価値(Ima)を計算してもよい。
Ima=a1×dSK+a2×omMW+a3×SCRS・・・・(3)
ここで、a1は0以上の値、a2,a3は0未満の値である。
また、制御部111は、上記の式(3)に、スクロールバーのクリック間隔(dSBC)及びスクロールボックスのドラッグ速度(dSBMv)を変数として加えて、以下の式(4)に基づいて動作評価値(Ima)を計算してもよい。
Ima=a1×dSK+a2×omMW+a3×SCRS
+a4×dSBC+a5×dSBMv・・・・(4)
ここで、a4は0以上の値、a5は0未満の値をとる。
このように、ユーザがウェブページを閲覧するときに行う動作のうち、ユーザの興味の度合いを推定可能な動作に関連する変数を動作評価値(Ima)の計算に取り入れることにより、ユーザの興味の度合いをより正確に評価データに反映することができる。
なお、上記実施形態において、湿度や温度等のユーザの周辺環境の状態がユーザの脈拍や発汗量に影響を与える可能性がある。すなわち、同じ状況においてもユーザの周辺環境の状態によっては、脈拍の増加量や発汗量が異なる値を示す場合がある。例えば、ユーザの周囲の温度が上昇すれば、ユーザが興味を持っていないウェブページの領域を閲覧している場合でも、発汗量が増加する恐れがある。したがって、電子機器10に温度センサ及び湿度センサを設け、制御部111は、当該温度センサ及び湿度センサの出力値に基づいて、ユーザの脈拍の増加量や発汗量を補正したり、重み付け係数を変更したりしてもよい。これにより、ユーザの興味の度合いをより正確に評価データに反映することができる。
なお、上記実施形態において、ウェブページをN×Mのマトリクス状に分割して領域を設定していたが、領域の設定の仕方はこれに限られるものではない。例えば、図12に示すように、領域毎にY方向の高さや、X方向の長さが異なっていてもよい。これにより、ユーザが興味を示す領域の評価をより詳細に行うことが可能となる。なお、領域の設定は、ウェブページの作成者が行ってもよいし、ウェブページがウェブブラウザに表示された段階で、電子機器10の制御部111が自動で実行するようにしてもよい。なお、ウェブページを領域に自動で分割する手法としては、特開2012−23509号公報に記載された手法を用いることができる。
また、上記実施形態において、ユーザが文字列選択操作を行った場合には、電子機器10は、選択された文字列を記憶部107に記憶し、評価データとともに、情報処理装置30に送信するようにしてもよい。これにより、ユーザが興味を持った仕様やキーワード等の情報を取得することができ、例えば、メーカー等の企業や製品開発担当者がユーザに訴求したかった仕様等にユーザが注目したか否か等を評価することが可能となる。
なお、上記実施形態において、電子機器10の制御部111は、ユーザがウェブページの閲覧を終えてから、当該ウェブページに対する評価データを情報処理装置30に送信していたが、これに限られるものではない。例えば、制御部111は、評価データテーブルを更新するタイミングで、評価データを情報処理装置30に送信するようにしてもよい。また、制御部111が実行する評価データ蓄積処理(図5参照)の一部の処理を、情報処理装置30の制御部305が行ってもよい。例えば、情報処理装置30の制御部305が、電子機器10から受信した情報(ユーザの操作に関する情報や、スクロール量、ウェブページ上の座標値等)に基づいて、表示時間の計測や、スクロール時間の計測、スクロール速度の算出、評価値の計算、評価データテーブルの更新等を行ってもよい。この場合、評価データテーブルは、情報処理装置30の記憶部303に記憶しておけばよい。
また、上記実施形態において、電子機器10は、ノート型PCであるものとしたが、これに限られるものではない。電子機器10は、通信機能を備えるタブレット型端末や、スマートフォンであってもよい。この場合、制御部111は、表示部103に設けられた、又は、表示部103内に組み込まれたタッチパネル(入力部101)上でのユーザのドラッグ操作、指で画面を上下左右のいずれかの方向に滑らせるスワイプ操作、指で画面を払うフリック操作、拡大や縮小を行うために二本指でつまんだり広げたりするピンチ操作等が行われたか否かを検出し、当該操作に基づいて、動作評価値を算出すればよい。また、電子機器10が、例えば、スマートフォンである場合、図13(A)に示すように、ユーザが電子機器10を保持した場合に、ユーザの指先が接触する部分に、脈波センサ105Aを配置すればよい。また、図13(B)に示すように、表示部103と反対側の面において、ユーザが電子機器10を保持した場合にユーザの掌が接触する部分に発汗センサ105Bを配置すればよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置(CPU)が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例であり、適宜組み合わせることができる。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
10 電子機器
101 入力部
105 センサ
111 制御部

Claims (8)

  1. 表示画面に表示データが表示された状態で、ユーザが入力装置に対して行った操作に関する情報を取得する第1取得部と、
    前記操作が行われたときに、前記表示画面上に表示されていた前記表示データの領域の情報を取得する第2取得部と、
    前記第1取得部及び前記第2取得部が取得した情報に基づいて、前記表示データにおいて前記ユーザが注目した領域を評価する評価部と、
    を備える電子機器。
  2. 前記第1取得部は、前記ユーザが前記入力装置に対して行った操作の操作量の変化を取得する請求項1記載の電子機器。
  3. 前記ユーザの生体情報を取得する生体情報取得部を備え、
    前記評価部は、前記生体情報の変化に基づいて、前記ユーザが注目した領域を評価する請求項1または2記載の電子機器。
  4. 前記入力装置に対する操作に連動した前記表示画面上のオブジェクトの動作に関する情報を取得する第3取得部を備え、
    前記評価部は、前記オブジェクトの動作に関する情報に基づいて、前記ユーザが注目した領域を評価する請求項1から3のいずれか1項記載の電子機器。
  5. 前記第3取得部は、前記入力装置に対する操作に連動して前記表示画面上を移動するポインタの動作に関する情報を取得する請求項4記載の電子機器。
  6. 前記第3取得部は、前記入力装置に対する操作に連動してスクロールされる前記表示データのスクロール速度を取得する請求項4または5記載の電子機器。
  7. 前記ユーザの視線に関する情報を取得する第4取得部を備え、
    前記評価部は、前記ユーザの視線に関する情報に基づいて、前記ユーザが注目した領域を評価する請求項1から6のいずれか1項記載の電子機器。
  8. 前記ユーザが起動中のアプリケーションを取得する第5取得部を備え、
    前記評価部は、前記起動中のアプリケーションに基づいて、前記ユーザが注目した領域を評価する請求項1から7のいずれか1項記載の電子機器。
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