JP4926125B2 - ウェブページ情報表示装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェブページ情報表示装置および方法に関するものである。
近年、インターネットに接続する機能がゲーム機やテレビ装置などに搭載され、これらの装置により、いわゆるウェブサイト/ウェブページを閲覧/ブラウジングできるようになってきた。つまり、これらの装置が、ウェブサイトに記憶されたデータにより得られる情報(ウェブページ情報という)を表示できるようになってきた。
パーソナルコンピュータは卓上に設置されるので、マウスなどのポインティングデバイスを利用して、ウェブサイトを自由に閲覧できるが、テレビ装置は離れた場所から見ることが多いので、テレビ装置にマウスなどを接続し、近くで閲覧の操作を行うことに馴染みがない。
そのため、加速度センサ等を搭載し、離れた場所で空中に持ち上げて使用できるポインティングデバイス、またはいわゆるリモコンを用いる方法が考案されてきた。この方法は、いわゆるリンク先に対応する表示データが画面に表示され、表示データへのフォーカスを上下左右のカーソルキーを用いて移動する方法である。
また、ウェブページのブラウジングに必要なクリック操作を低減するために、シナリオを用いる方法も考案されている(特許文献1参照)。
特開2000−003369号公報
図22は、ウェブページ情報の表示例を示す図である。例えば、ニュースの一覧を示すウェブページ情報が表示された際には、ニュースヘッドラインや各ジャンルへのリンクに対応する表示データが多数表示される。図22は、単に区別できるように、特段の意味を有しない表示データ「リンクB」、「リンクC」、「リンクD」、「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクL」が表示されている様子を示している。
図22のように表示された1つの表示データの位置にあるフォーカスは、例えば、リモコンで押下されたカーソルキーに対応する方向で最も近い表示データに移動する
そのため、フォーカスを離れた表示データへ移動させるには、カーソルキーを多数回押下しなければならない。
また、表示データが整然と並んでいる場合は、フォーカスがどの表示データに移動するかを予測できるが、そうでない場合は、フォーカスの移動先を実際に確認することが必要であり、その確認が煩わしいという問題があった。
一方、空中に持ち上げて使用できるポインティングデバイスを使用すると、ポインティングデバイスを移動させることにより、フォーカスを離れた表示データへ直接移動させることができるが、表示データの表示領域が小さい場合は、ポインティングデバイスの位置がずれると、その表示データからフォーカスが移動してしまう場合があった。
また、特許文献1に開示されている方法では、表示データ間でフォーカスを移動させるのが困難であった。
したがって、従来にあっては、リンク先のウェブページ情報を表示させるのが困難であった。その結果、あるウェブページ情報の要求される程度が高いにも拘わらず、そのウェブページ情報を表示させるのが困難であった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、要求される程度の高いリンク先のウェブページ情報を表示しやすくできるウェブページ情報表示制御装置および方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の本発明は、ウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得する通信手段と、前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報から別のウェブページ情報を示すリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出する座標算出手段と、前記リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与する順位付与手段と、予め用意された入力手段に入力される1以上の文字からなる記号が入力しやすい順に複数記憶される記号記憶手段と、前記リンク情報と前記記号記憶手段に記憶された記号とが対応づけて記憶されるマップ記憶手段と、前記記号記憶手段から記号を読み出し、前記リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させる記号付与手段と、前記記号を付与された表示データを含む前記ウェブページ情報を予め用意された表示手段に表示させる表示制御手段と、前記ウェブページ情報が表示された際に前記入力手段に入力された記号を示す信号を受信する信号受信手段と、前記マップ記憶手段から、当該信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、前記通信手段を制御する信号処理手段とを備えることを特徴とするウェブページ表示制御装置をもって解決手段とする。
請求項2の本発明は、前記ウェブページ情報がスクロールされた際に当該スクロールの方向を示す情報が記憶されるスクロール方向記憶手段を備え、前記順位付与手段は、順位を付与する際に、前記スクロール方向記憶手段から情報を読み出し、前記基準座標の位置が、当該情報により示されるスクロールの方向に移動するように、当該基準座標を変更することを特徴とする請求項1記載のウェブページ表示制御装置をもって解決手段とする。
請求項3の本発明は、前記記号付与手段は、同一のリンク情報が複数ある場合は、最高の順位を付与されたリンク情報に付与される同一の記号を当該各リンク情報に付与し、各リンク情報と当該同一の記号を対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1または2記載のウェブページ表示制御装置をもって解決手段とする。
請求項4の本発明は、前記表示手段における表示領域を区分してなる各部分表示領域が当該表示領域のどの部分を占めるかを示す部分表示領域位置情報を記憶した部分表示領域位置情報記憶手段と、前記部分表示領域位置情報記憶手段から読み出した各部分表示領域位置情報に基づいて、前記リンク情報に対応する表示データの座標の位置がどの部分表示領域に含まれるかを求め、求められた部分表示領域を示す部分表示領域識別情報を当該リンク情報に付与する部分表示領域識別情報付与手段とを備え、前記記号記憶手段は、前記各部分表示領域識別情報に対応づけて記号が入力しやすい順に複数記憶されるものであり、前記順位付与手段は、同一の部分表示領域識別情報を付与された複数のリンク情報のそれぞれに対し、対応する表示データの座標の位置が前記基準座標の位置に近いほど当該複数のリンク情報の中で高い順位となるように、順位を付与するものであり、前記記号付与手段は、記号を付与しようとするリンク情報に付与された部分表示領域識別情報に対応づけられた記号を前記記号記憶手段から読み出し、当該リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させるものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のウェブページ表示制御装置をもって解決手段とする。
請求項5の本発明は、ウェブページ情報を表示するためのウェブページ表示制御装置が行うウェブページ表示制御方法であって、前記ウェブページ表示制御装置に構成された通信手段が、ウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するステップと、前記ウェブページ表示制御装置に構成された座標算出手段が、前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報から別のウェブページ情報を示すリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出するステップと、前記ウェブページ表示制御装置に構成された順位付与手段が、前記リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与するステップと、前記ウェブページ表示制御装置に構成された記号付与手段が、前記ウェブページ表示制御装置に構成された記号記憶手段から記号を読み出し、前記リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記ウェブページ表示制御装置に構成されたマップ記憶手段に記憶させるステップと、前記ウェブページ表示制御装置に構成された表示制御手段が、前記記号を付与された表示データを含む前記ウェブページ情報を予め用意された表示手段に表示させるステップと、前記ウェブページ表示制御装置に構成された信号受信手段が、前記ウェブページ情報が表示された際に前記入力手段に入力された記号を示す信号を受信するステップと、前記ウェブページ表示制御装置に構成された信号処理手段が、前記マップ記憶手段から、当該信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、前記通信手段を制御するステップとを含むことを特徴とするウェブページ表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項6の本発明は、前記信号処理手段が、前記ウェブページ情報がスクロールされた際に当該スクロールの方向を示す情報を、前記ウェブページ表示制御装置に構成されたスクロール方向記憶手段に記憶させるステップと、前記順位付与手段が、順位を付与する際に、前記スクロール方向記憶手段から情報を読み出し、前記基準座標の位置が、当該情報により示されるスクロールの方向に移動するように、当該基準座標を変更するステップとを含む特徴とする請求項5記載のウェブページ表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項7の本発明は、前記記号付与手段は、同一のリンク情報が複数ある場合は、最高の順位を付与されたリンク情報に付与される同一の記号を当該各リンク情報に付与し、各リンク情報と当該同一の記号を対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項5または6記載のウェブページ表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項8の本発明は、前記ウェブページ表示制御装置は、前記表示手段における表示領域を区分してなる各部分表示領域が当該表示領域のどの部分を占めるかを示す部分表示領域位置情報を記憶した部分表示領域位置情報記憶手段を備え、前記記号記憶手段は、前記各部分表示領域識別情報に対応づけて記号が入力しやすい順に複数記憶されるものであり、前記ウェブページ表示制御方法は、前記ウェブページ表示制御装置に設けられた部分表示領域識別情報付与手段が、前記部分表示領域位置情報記憶手段から読み出した各部分表示領域位置情報に基づいて、前記リンク情報に対応する表示データの座標の位置がどの部分表示領域に含まれるかを求め、求められた部分表示領域を示す部分表示領域識別情報を当該リンク情報に付与するステップを含み、前記順位付与手段は、同一の部分表示領域識別情報を付与された複数のリンク情報のそれぞれに対し、対応する表示データの座標の位置が前記基準座標の位置に近いほど当該複数のリンク情報の中で高い順位となるように、順位を付与し、前記記号付与手段は、記号を付与しようとするリンク情報に付与された部分表示領域識別情報に対応づけられた記号を前記記号記憶手段から読み出し、当該リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載のウェブページ表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項9の本発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のウェブページ表示制御装置をコンピュータで構成するためのコンピュータプログラムをもって解決手段とする。
請求項10の本発明は、請求項9記載のコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体をもって解決手段とする。
本発明によれば、リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が基準座標の位置に近いほど高い順位となるように順位を付与し、リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるようにリンク情報に対応する表示データに記号を付与するとともに、リンク情報と記号とを対応づけて、マップ記憶手段に記憶させ、記号を付与された表示データを含むウェブページ情報を表示させ、入力された記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように通信手段を制御することで、基準座標の位置に近い表示データに対応するリンク先、つまり、要求される程度の高いリンク先のウェブページ情報を表示しやすくできる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係るウェブページ情報表示装置を使用したウェブページ表示システムの構成図である。
ウェブページ表示システムは、テレビジョン放送波を受信して映像を表示するテレビ装置1と、テレビ装置1を遠隔制御するリモートコントローラ(以下、「リモコン」という)2と、図示しないインターネットとの通信を行うためのモデム(変復調装置)3を備える。テレビ装置1は、モデム3を介して、インターネットに接続されている。
ウェブページ表示システムは、テレビ装置1の表示部にいわゆるウェブページ(以下、ウェブページ情報という)を表示する際、別のウェブページ情報を示すリンク情報に対応する表示データに記号を付与して表示し、その記号をリモコン2により入力することで、その記号に対応するウェブページ情報を表示させるものである。
ウェブページ表示システムでは、記号が表示される状態を記号入力オンモードといい、一方、記号が表示されない状態を記号入力オフモードという。
記号入力オンモードでは、上記のように、記号入力により別のウェブページ情報を表示させる動作だけが可能であり、一方、記号入力オフモードでは、かかる動作以外の動作、例えば、ウェブページ情報をスクロールさせる動作、以前に表示されたウェブページ情報を再表示させる動作などが可能である。
図2は、リモコン2の外観図である。
リモコン2は、電源をオンオフするための電源ボタン21と、ウェブページ情報を表示させるためのネットボタン22と、テレビ装置1に表示されたウェブページ情報をスクロールさせるための方向ボタン23と、表示されたウェブページ情報内の表示データに記号を付与するための確定ボタン24と、各種の数字入力に使用される数字ボタン25と、チャネルを変えるためのチャネルボタン26と、音量を変えるための音量ボタン27を備える。方向ボタン23は、上下左右の方向ごとに1個ずつ設けられている。数字ボタン25は、1から12までの各数字ごとに1個ずつ設けられている。チャネルボタン26は、実際には、チャネルを送るためのボタンとチャネルを戻すためのボタンとからなる。音量ボタン27は、実際には、音量を上げるボタンと音量を下げるボタンとからなる。
各ボタンには、特有の情報が割り当てられており、これを「文字」という。また、1以上の文字からなるものを記号という。
例えば、左方向の方向ボタン23を押下し、続けて、右方向の方向ボタン23を押下すると、左方向の方向ボタン23に割り当てられた文字の後ろに右方向の方向ボタン23に割り当てられた文字を続けてなる文字列すなわち記号がリモコン2内に生じる。本実施の形態では、このような記号であって、記号入力オンモードのときに生じたものだけを「記号」という。また、リモコン2でのこのような操作を「記号の入力」という。
図3は、テレビ装置1の構成図である。
テレビ装置1は、インターネットとの通信を行う通信部101と、ウェブページ情報が表示される表示部102と、ウェブページ情報から別のウェブページ情報を示すリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出する座標算出部103と、当該リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与する順位付与部104と、リモコン2に入力される記号が入力しやすい順に複数記憶される記号記憶部105と、リンク情報と記号記憶部105に記憶された記号とが対応づけて記憶されるマップ記憶部106と、記号記憶部105から記号を読み出し、リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるようにリンク情報に対応する表示データに記号を付与するとともに、リンク情報と記号とを対応づけて、マップ記憶部106に記憶させる記号付与部107と、記号を付与された表示データを含むウェブページ情報を表示させるブラウザ部108と、ウェブページ情報が表示された際にリモコン2に入力された記号を示す信号を受信する信号受信部109と、マップ記憶部106から、信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、通信部101を制御する信号処理部110と、ウェブページ情報がスクロールされた際に当該スクロールの方向を示す情報が記憶されるスクロール方向記憶部111と、リモコン2に入力された記号により他のウェブページ情報を表示させることができる記号入力オンモードを示すモード情報または記号により他のウェブページ情報を表示させることができない記号入力オフモードを示すモード情報が記憶されるモード記憶部112を備える。モード記憶部112には、記号入力オフモード示すモード情報が初期値として記憶される。テレビ装置1では、表示部102を除く部分が、ウェブページ情報表示制御装置に該当する。
なお、スクロール方向記憶部111は、後述するように、スクロールの方向によって動作を変えるためのものであり、動作を変える必要がなければ、スクロール方向記憶部111は不要である。
図4は、記号記憶部105の内容を例示した図である。
記号記憶部105には、複数の記号が、入力しやすい順に記憶されている。記号は、1以上の文字からなるものである。記号の入力しやすさは、被験者実験などで評価される。 図4では、「←」が左方向の方向ボタン23を押下したときに生じる文字または該文字からなる記号を示す。「↑」は上方向の方向ボタン23を押下したときに生じる文字または該文字からなる記号を示す。「→」は右方向の方向ボタン23を押下したときに生じる文字または該文字からなる記号を示す。「↓」は下方向の方向ボタン23を押下したときに生じる文字または該文字からなる記号を示す。
記号は、短いほど入力しやすいわけではない。ここで、例えば、左方向の方向ボタン23を押下し、続けて、右方向の方向ボタンを押下することを「←→」と表記し、他の操作についても同様に表記すると、「←→」や「→←」よりも「→→↑」や「↑↑→」などの方が入力しやすくしかも間違えずに入力できる場合がある。
図5は、マップ記憶部106の内容を例示した図である。
マップ記憶部106には、ウェブページ情報のhref属性に記憶された複数のURLのそれぞれに記号と表示データが対応づけて記憶されることとなる。URLは、他のウェブページ情報を表示するためのものであり、リンク情報という。
(ウェブページ表示システムの動作)
図6は、第1の実施の形態に係るウェブページ表示システムの動作の流れを示すフローチャートである。
テレビ装置1では、信号受信部109が、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
一方、リモコン2は、ネットボタン22が押下されると、該ボタンに対応する信号(赤外線や電磁波)を送出する。電磁波は、例えばBluetooth(登録商標)で使用されるものである。
信号受信部109は、信号を受信し、同じ意味の信号を信号処理部110に送信する。信号処理部110は、信号を受信し、これがウェブページ情報を表示させるための信号か否かを判定する(S1)。
ここでは、YESと判定されるので、信号処理部110は、予め初期設定されたウェブページ情報を表示するためのコマンドをブラウザ部108に送信する。
ブラウザ部108は、コマンドを受信し、このコマンドに予め対応づけて記憶してあったURLに対応するウェブサーバとHTTPを用いて通信してHTML(Hyper Text Markup Language)データを取得する(S3)。ブラウザ部108は、HTMLデータをDOM(Document Object Model)ツリーに変換し、座標算出部103に出力する。なお、DOMツリーは、後にレンダリングされて表示されるものであるから、前述のウェブページ情報に該当する。また、HTMLデータによりウェブページ情報が得られるので、HTMLデータをウェブページデータという。
DOMツリーは、各表示データごとの要素からなる。各要素は、対応する表示データを有する。表示データは、要素のinnerHTML属性に記憶される。要素は、他の要素を親としたときに子である子の要素と、そうでない最上位の要素に分かれる。
最上位の要素は、DOMツリーのレンダリング結果(表示可能な全領域)における左上隅を基準とした座標(絶対座標ともいう)を有する。絶対座標は、横方向のx座標と縦方向のy座標を有し、それぞれ要素のabsoluteLeft属性、absoluteTop属性に記憶される。最上位の要素は、それぞれ0を記憶したoffsetLeft属性、offsetTop属性を有する。
一方、子の要素は、親の要素に対応する表示場所の左上隅を基準とした座標(相対座標ともいう)を有する。相対座標は、同様にx座標とy座標を有し、それぞれ要素のoffsetLeft属性、offsetTop属性に記憶される。
例えば、DOMツリー内の複数の要素のぞれぞれには、<A>タグとリンク先のURL、すなわちハイパーリンクが設定されている。
座標算出部103は、DOMツリーからハイパーリンクが設定されている要素を検索し、検索した各子の要素につき絶対座標を算出する(S5)。まずは要素から相対座標を読み出し、各x座標、y座標につき、読み出した要素から親を辿りながら、最上位の要素まで積算する。積算した結果が、子の要素の絶対座標の各x座標、y座標となる。座標算出部103は、各子の要素につき、absoluteLeft属性、absoluteTop属性を作成し、それぞれに絶対座標の各x座標、y座標を記憶させる。
例えば、要素y1の親要素が要素y2、要素y2の親要素が最上位の要素y3とし、要素y3のabsoluteLeft属性、offsetLeft属性が0、要素y2のoffsetLeft属性が50、要素y1のoffsetLeft属性が120とする。この場合、要素y1のabsoluteLeft属性は170となる。
ブラウザ部108は、DOMツリーをレンダリングし、レンダリングの結果(以下、ウェブページWPという)の一部(部分ウェブページWPDという)を表示部102に表示させる(S7)。
図7は、ウェブページWPにおける部分ウェブページWPDの位置を示す図である。
図7および以下に示す同様の図には、表示データ(「リンクA」など)が示されているが、表示データは、単に区別できるように特段の意味を有しない「リンクA」のような表現で示されている。
図7は、ハイパーリンクが設定された各要素内の表示データを示している。図7は、部分ウェブページWPDに含まれない表示データ「リンクA」、「リンクH」、「リンクE」、「リンクF」、「リンクM」、「リンクN」、「リンクG」が表示されず、一方、部分ウェブページWPDに含まれる表示データ「リンクB」、「リンクC」、「リンクD」、「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクL」が表示されている様子を示している。
ステップS7の後、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
さて、リモコン2は、図7のような状態で、確定ボタン24が押下されると、記号入力オンモードを示す信号を送出する。
信号受信部109は、信号を受信し、同じ意味の信号を信号処理部110に送信する。信号処理部110は、信号を受信し、これがウェブページ情報を表示させるための信号か否かを判定する(S1)。
ここでは、NOと判定されるので、信号処理部110は、記号入力オフモードを記号入力オンモードに変更すべきか否かを判定する(S11)。具体的には、信号処理部110は、モード記憶部112からモード情報を読み出し、これが記号入力オフモードを示すモード情報であり、かつ、受信した信号が記号入力オンモードを示す信号であるか否かを判定する(S11)。
ここでは、YESと判定されるので、信号処理部110は、記号入力オフモードを記号入力オンモードに変更する(S13)。具体的には、信号処理部110は、モード記憶部112において、記号入力オフモードを示すモード情報に代えて、記号入力オンモードを示すモード情報を記憶させる(S13)。
次に、順位付与部104は、表示部102を上下に均等に二分するラインを構成する各点において同一のy座標(基準y座標という)を求める。順位付与部104は、基準y座標を、レンダリング結果(表示可能な全領域)における左上隅を基準として求める。
このような基準y座標を求めるのは、ウェブページ情報は、要求される程度の高いリンク先のウェブページ情報に対応する表示データを基準y座標の位置に配置することが多いためである。
次に、順位付与部104は、DOMツリーからURL(リンク情報)、具体的には、そのURLを含む要素を検索する(S15)。順位付与部104は、図7の例では、表示データ「リンクB」、「リンクC」、「リンクD」、「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクL」に対応する要素をDOMツリーから検索する(S15)。
次に、順位付与部104は、検索した要素のリンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、基準y座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与する(S17)。具体的には、順位付与部104は、検索した要素につき、要素内のabsoluteTop属性に記憶されたy座標と基準y座標との差を求め、差が高い順に高い順位を要素に付与する(S17)。また、順位付与部104は、差が同じ要素については、要素内のabsoluteLeft属性に記憶されたx座標の小さい順に高い順位を要素に付与する(S17)。
ここでは、各要素に対し、図7の表示データ「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクC」、「リンクD」、「リンクB」、「リンクL」の順で高い順位が付与されたこととする。
記号付与部107は、記号記憶部105から記号を読み出し、各要素内の表示データの末尾に付け加える(S19)。記号付与部107は、付け加えられる記号が、要素の順位が高いほど入力しやすい記号となるようにする。これにより、DOMツリーは、記号を付与された表示データを含むものとなる。
また、記号付与部107は、図5に示すように、要素のhref属性に記憶されたURLと記号と表示データを対応づけて、マップ記憶部106に記憶させる(S19)。
ブラウザ部108は、記号を付与されたDOMツリーをレンダリングし、レンダリングの結果(以下、ウェブページWP’という)の一部(部分ウェブページWPD’という)を表示部102に表示させる(S7)。
図8は、ウェブページWP’における部分ウェブページWPD’の位置を示す図である。
図8は、部分ウェブページWPD’に含まれる表示データ「リンクB」、「リンクC」、「リンクD」、「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクL」と、各表示データの末尾に、対応する記号が表示されている様子を示している。図8のラインLは、表示部102を上下に均等に二分するラインであり、ラインLに近い表示データであるほど、入力しやすい記号がその末尾に表示されている。
ステップS7の後、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
さて、リモコン2は、図8の状態で、表示された記号が入力されると、その記号を示す信号を送出する。
信号受信部109は、信号を受信し、同じ意味の信号を信号処理部110に送信する。信号処理部110は、信号を受信し、これがウェブページ情報を表示させるための信号か否かを判定する(S1)。
ここでは、NOと判定されるので、信号処理部110は、記号入力オフモードを記号入力オンモードに変更すべきか否かを判定する(S11)。
ここでは、NOと判定されるので、信号処理部110は、現在、記号入力オンモードであるか否かを判定する(S21)。具体的には、信号処理部110は、読み出したモード情報が記号入力オンモードを示すモード情報であるか否かを判定する(S21)。
ここでは、YESと判定されるので、信号処理部110は、記号入力が行われたか否かを判定する(S23)。具体的には、信号処理部110は、受信した信号が、マップ記憶部106に記憶された記号を示す信号であるか否かを判定する(S23)。
ここでNOと判定された場合、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
ここでは、YESと判定されるので、信号処理部110は、記号入力オンモードを記号入力オフモードに変更する(S25)。具体的には、信号処理部110は、モード記憶部112において、記号入力オンモードを示すモード情報に代えて、記号入力オフモードを示すモード情報を記憶させる(S25)。
次に、信号処理部110は、信号により示される記号に対応づけてマップ記憶部106に記憶されたURL(リンク情報)を読み出し、このURLを含むコマンドをブラウザ部108に送信する(S27)。
ブラウザ部108は、コマンドを受信し、このコマンド内のURLに対応するウェブサーバとHTTPを用いて通信してHTMLデータを取得する(S3)。
その後、前述の動作により、入力された記号に対応するウェブページが表示される(S7)。
さて、リモコン2は、図7のような状態で、いわゆる下方向のスクロールをさせるべく、下方向の方向ボタン23が押下されると、下方向のスクロールを示す信号を送出する。 信号受信部109は、信号を受信し、同じ意味の信号を信号処理部110に送信する。信号処理部110は、信号を受信し、これがウェブページ情報を表示させるための信号か否かを判定する(S1)。
ここでは、NOと判定されるので、信号処理部110は、記号入力オフモードを記号入力オンモードに変更すべきか否かを判定する(S11)。
ここでは、NOと判定されるので、信号処理部110は、現在、記号入力オンモードであるか否かを判定する(S21)。
ここでは、NOと判定されるので、受信した信号に応じた処理を行う(S31)。ここでは、下方向のスクロール後の表示結果を得るための準備を行うが、この信号が音量ボタン27の操作により生じたものなら、信号処理部110は、音量を変える処理を行う。 次に、信号処理部110は、受信した信号がスクロールを示す信号であるか否かを判定する(S33)。NOと判定された場合、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
ここでは、YESと判定されるので、信号処理部110は、スクロールの方向を示す情報をスクロール方向記憶部111に記憶させる(S35)。
なお、ステップS33、S35は、後述するように、スクロールの方向によって動作を変えるためのものであり、動作を変える必要がなければ行わなくてもよい。
次に、ブラウザ部108は、下方向のスクロール後の表示結果が得られるように、DOMツリーをレンダリングし、レンダリングの結果(ウェブページ)の一部(部分ウェブページ)を表示部102に表示させる(S7)。
ステップS7の後、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
この状態で、リモコン2の確定ボタン24が押下されると、上記と同様に、ブラウザ部108は、DOMツリーをレンダリングし、レンダリングの結果(以下、ウェブページWP’’という)の一部(部分ウェブページWPD’’という)を表示部102に表示させる(S7)。
図9は、ウェブページWP’’における部分ウェブページWPD’’の位置を示す図である。
図9に示すように、ステップS35での処理により、ステップS7では、下方向のスクロール後のウェブページ情報が表示される。
また、図9は、部分ウェブページWPD’’に含まれる表示データ「リンクD」、「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクL」、「リンクE」、「リンクF」、「リンクM」と、各表示データの末尾に、対応する記号が表示されている様子を示している。図9のラインL’は、表示部102を上下に均等に二分するラインであり、ラインL’に近い表示データであるほど、入力しやすい記号がその末尾に表示されている。
ステップS7の後、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
(変形例)
なお、基準y座標は、表示部102を上下に均等に二分するラインを示すものであり、この基準y座標を使用してDOMツリーの要素に順位を付与したが、以下のようにしてもよい。
順位付与部104は、DOMツリーの要素に順位を付与する前に、スクロール方向記憶部111に記憶された情報を読み出す。順位付与部104は、読み出した情報により示されるスクロールの方向が上方向であるなら、基準y座標から所定の値を減算し、順位付与は減算後の基準y座標を使用して行う。順位付与部104は、読み出した情報により示されるスクロールの方向が下方向であるなら、基準y座標に所定の値(例えば、上方向のときの値と同じ値)を加算し、順位付与は加算後の基準y座標を使用して行う。
つまり、順位付与部は、基準y座標の位置がスクロールの方向に移動するように基準y座標を変更し、順位付与は、変更後の基準y座標を使用して行うのである。
図10は、減算後の基準y座標を使用して順位付与を行った後のウェブページ情報の表示例を示す図である。
図10のラインLUは、減算後の基準y座標によって示されるラインであり、表示部102を上下に均等に二分するライン(図示せず)よりも、上方向つまりスクロールの方向にずれて位置している。そして、ラインLUに近い表示データであるほど、入力しやすい記号がその末尾に表示されている。
図11は、加算後の基準y座標を使用して順位付与を行った後のウェブページ情報の表示例を示す図である。
図11のラインLDは、加算後の基準y座標によって示されるラインであり、表示部102を上下に均等に二分するライン(図示せず)よりも、下方向つまりスクロールの方向にずれて位置している。そして、ラインLDに近い表示データであるほど、入力しやすい記号がその末尾に表示されている。
ラインLU、LDに近い表示データは、スクロール前には表示されていない場合があり、かかる表示データに対応するウェブページ情報を表示させたい場合にスクロールがなされるのであるから、かかる表示データに入力しやすい記号を付与することで、かかる所望のウェブページ情報を表示させやすくすることができる。
また、記号付与部107は、同一のURLを有する要素が複数ある場合は、順位が最高のリンク情報に付与される同一の記号を各要素に付与し、各URLと同一の記号を対応づけて、マップ記憶部106に記憶させてもよい。これにより、多くの記号が表示されてしまって、その選択の妨げになるのを防止することができる。
また、図4では、方向ボタン23を操作して得られる記号を記憶した記号記憶部105を示したが、図12に示すように、記号記憶部105に記憶される記号は、数字ボタン25を操作して得られる文字を1以上含むもの(数字)でもよい。入力しやすさは、被験者実験などで評価すればよい。
数字は、同じ長さでも入力しやすさが異なる場合があり、例えば、「30」や「90」よりも「11」や「22」などの方が入力しやすくしかも間違えずに入力できる場合がある。
こうして記号を数字にすることよって、図13に示すように、表示データの末尾に、対応する記号(数字)が表示される。
また、図14に示すように、リモコン2は、方向ボタン23、確定ボタン24を備えないものであってもよい。この場合、「2」、「4」、「6」、「8」の数字ボタン25を方向ボタン23に代えて使用すればよい。また、「5」の数字ボタン25を確定ボタン24に代えて使用すればよい。
以上のように、第1の実施の形態によれば、通信部101(通信手段)が、ウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得し(S1)、座標算出部103(座標算出手段)が、ウェブページデータにより得られるウェブページ情報から別のウェブページ情報を示すリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出し(S5)、順位付与部104(順位付与手段)が、リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与し(S17)、記号付与部107(記号付与手段)が、記号記憶部105(記号記憶手段)から記号を読み出し、リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるようにリンク情報に対応する表示データに記号を付与するとともに、リンク情報と記号とを対応づけて、マップ記憶部106(マップ記憶手段)に記憶させ、ブラウザ部108(表示制御手段)が、記号を付与された表示データを含むウェブページ情報を表示部102(表示手段)に表示させ、信号受信部109(信号受信手段)が、ウェブページ情報が表示された際にリモコン2に入力された記号を示す信号を受信し、信号処理部110(信号処理手段)が、マップ記憶部106から、信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、通信部101を制御することで、基準座標の位置に近い表示データに対応するリンク先、つまり、要求される程度の高いリンク先のウェブページ情報を表示しやすくできる。
また、第1の実施の形態の変形例で説明したように、順位付与部104が、順位を付与する際に、スクロール方向記憶部111から情報を読み出し、基準座標の位置が、当該情報により示されるスクロールの方向に移動するように、当該基準座標を変更することで、スクロールの方向に位置する表示データに対応するリンク先、つまり、要求される程度の高いリンク先のウェブページ情報を表示しやすくできる。
また、第1の実施の形態の変形例で説明したように、記号付与部107が、同一のリンク情報(URL)を有する要素が複数ある場合は、順位が最高のリンク情報に付与される同一の記号を各リンク情報に付与し、各リンク情報と同一の記号を対応づけて、マップ記憶部106に記憶させることで、多くの記号が表示されてしまって、その選択の妨げになるのを防止することができる。
[第2の実施の形態]
図15は、第2の実施の形態に係るウェブページ情報表示装置を使用したウェブページ表示システムの構成図である。
第2の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と類似しているので、同一要素には同一符号を付与し、重複説明を省略する。以下、第1の実施の形態との差異を中心に説明するが、説明を省略した技術については、第1の実施の形態と同様である。
テレビ装置1Aは、通信部101と、表示部102と、座標算出部103と、順位付与部104Aと、記号記憶部105Aと、マップ記憶部106と、記号付与部107Aと、ブラウザ部108と、信号受信部109と、信号処理部110と、スクロール方向記憶部111と、モード記憶部112と、部分表示領域位置情報記憶部113と、部分表示領域識別情報付与部114とを備える。
部分表示領域位置情報記憶部113には、表示部102における表示領域を区分してなる各部分表示領域が当該表示領域のどの部分を占めるかを示す部分表示領域位置情報が記憶されている。
部分表示領域識別情報付与部114は、部分表示領域位置情報記憶部113から読み出した各部分表示領域位置情報に基づいて、リンク情報に対応する表示データの座標の位置がどの部分表示領域に含まれるかを求め、求められた部分表示領域を示す部分表示領域識別情報を当該リンク情報に付与するようになっている。
図16は、各部分表示領域が表示領域のどの部分を占めるかを示す図である。
表示領域は、同図のように、部分表示領域識別情報A1〜A8のそれぞれにより示される部分表示領域に区分される。部分表示領域位置情報記憶部113には、各部分表示領域について、左上隅の座標と右下隅の座標とが、その部分表示領域を示す部分表示領域識別情報に対応づけて記憶されている。
図17は、記号記憶部105Aの内容を例示した図である。
記号記憶部105Aでは、各部分表示領域識別情報A1〜A8に対応づけて、記号が入力しやすい順に複数記憶されている。同一の部分表示領域識別情報に対応づけられた複数の記号については、記号記憶部105に記憶された複数の記号と同様に、入力しやすい順に記憶されている。また、例えば、表示領域の左上部分を占める部分表示領域を示す部分表示領域識別情報A1には、左向き矢印「←」と上向き矢印「↑」で構成した記号が対応づけられ、他の部分表示領域識別情報に対しても、同様の規則性を持つ記号が対応づけられている。
図15に戻り、順位付与部104Aは、同一の部分表示領域識別情報を付与された複数のリンク情報のそれぞれに対し、対応する表示データの座標の位置が基準y座標の位置に近いほど当該複数のリンク情報の中で高い順位となるように、順位を付与するようになっている。
記号付与部107Aは、記号を付与しようとするリンク情報に付与された部分表示領域識別情報に対応づけられた記号を記号記憶部105Aから読み出し、当該リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、マップ記憶部106に記憶させるようになっている。
(ウェブページ表示システムの動作)
以下、第2の実施の形態に係るウェブページ表示システムの動作を図6を参照して説明する。
ステップS1からS5を経て、ステップS7では、ブラウザ部108が、DOMツリーをレンダリングし、レンダリングの結果の一部を図18に例示するように表示部102に表示させる(S7)。
図18には、「野球」、「サッカー」、…、「北海道」、…、「○○、惜しくも助演女優賞逃がす」、…のような表示データが示されている。各表示データには、図示しないがハイパーリンクが設定されている。
図6に戻り、ステップS13で信号処理部110が、モード記憶部112に、記号入力オンモードを示すモード情報を記憶させると、次に、部分表示領域識別情報付与部114が、DOMツリーからURL(リンク情報)、具体的には、そのURLを含む要素を検索する。
次に、部分表示領域識別情報付与部114は、部分表示領域位置情報記憶部113から各部分表示領域位置情報を読み出し、各部分表示領域位置情報に基づいて、検索した要素内の表示データの座標の位置がどの部分表示領域に含まれるかを求める。
次に、部分表示領域識別情報付与部114は、求められた部分表示領域を示す部分表示領域識別情報を当該リンク情報に付与する。このとき、部分表示領域識別情報付与部114は、第1の実施の形態で行われた方法と同様の方法で、表示データの座標を求め、その座標の位置がどの部分表示領域に含まれるかを求める。また、部分表示領域識別情報付与部114は、例えば、ある部分表示領域位置情報を構成する左上隅のy座標と右下隅のy座標の間に表示データのy座標が含まれ、かつ、左上隅のx座標と右下隅のx座標の間に表示データのx座標が含まれていれば、その座標の位置は、対応する部分表示領域に含まれると判定する。次に、部分表示領域識別情報付与部114は、求められた部分表示領域を示す部分表示領域識別情報を当該リンク情報に付与する。
次に、順位付与部104Aは、基準y座標を求める。次に、順位付与部104Aは、DOMツリーからURL(リンク情報)、具体的には、そのURLを含む要素を検索する(S15)。
次に、順位付与部104Aは、同一の部分表示領域識別情報を付与された複数のリンク情報のそれぞれに対し、第1の実施の形態で行われた方法と同様の方法で、対応する表示データの座標の位置が基準y座標の位置に近いほど当該複数のリンク情報の中で高い順位となるように、順位を付与する(S17)。
次に、記号付与部107Aが、記号を付与しようとするリンク情報に付与された部分表示領域識別情報に対応づけられた記号を記号記憶部105Aから読み出し、当該リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、マップ記憶部106に記憶させる(S19)。記号を付与する方法、マップ記憶部106に記憶させる方法は、第1の実施の形態で行われた方法と同様である。
次に、ブラウザ部108は、記号を付与されたDOMツリーをレンダリングし、レンダリングの結果の一部を図19に例示するように表示部102に表示させる(S7)。
図19は、「野球」、「サッカー」、…、「北海道」、…、「○○、惜しくも助演女優賞逃がす」、…のような表示データとともに、対応する記号が表示されている様子を示している。
図20は、各記号と各部分表示領域とラインLを示す図である。ラインLは、表示部102を上下に均等に二分するラインである。
例えば、部分表示領域識別情報A8の部分表示領域にあっては、7個の表示データが表示されているが、ラインLに近い表示データであるほど、入力しやすい記号がその末尾に表示されている。他の部分表示領域についても同様である。
ここで、ある記号を入力すると、第1の実施の形態と同様に、入力された記号に対応するウェブページが表示される。
以上のように、第2の実施の形態によれば、表示部102(表示手段)における表示領域を区分してなる各部分表示領域が当該表示領域のどの部分を占めるかを示す部分表示領域位置情報を記憶した部分表示領域位置情報記憶部113(部分表示領域位置情報記憶手段)と、部分表示領域位置情報記憶手段から読み出した各部分表示領域位置情報に基づいて、前記リンク情報に対応する表示データの座標の位置がどの部分表示領域に含まれるかを求め、求められた部分表示領域を示す部分表示領域識別情報を当該リンク情報に付与する部分表示領域識別情報付与部114(部分表示領域識別情報付与手段)とを備え、記号記憶部105A(記号記憶手段)は、各部分表示領域識別情報に対応づけて記号が入力しやすい順に複数記憶されるものであり、順位付与部104A(順位付与手段)は、同一の部分表示領域識別情報を付与された複数のリンク情報のそれぞれに対し、対応する表示データの座標の位置が前記基準座標の位置に近いほど当該複数のリンク情報の中で高い順位となるように、順位を付与するものであり、記号付与部107A(記号付与手段)は、記号を付与しようとするリンク情報に付与された部分表示領域識別情報に対応づけられた記号を前記記号記憶手段から読み出し、当該リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、マップ記憶部106(マップ記憶手段)に記憶させるものであるので、部分表示領域ごとに、基準座標の位置に近い表示データに対応するリンク先、つまり、要求される程度の高いリンク先のウェブページ情報を表示しやすくできる。
なお、第1の実施の形態の変形例と同様に、順位付与部104が、順位を付与する際に、スクロール方向記憶部111から情報を読み出し、基準座標の位置が、当該情報により示されるスクロールの方向に移動するように、当該基準座標を変更することで、スクロールの方向に位置する表示データに対応するリンク先、つまり、要求される程度の高いリンク先のウェブページ情報を表示しやすくできる。
また、第1の実施の形態の変形例と同様に、記号付与部107が、同一のリンク情報(URL)を有する要素が複数ある場合は、順位が最高のリンク情報に付与される同一の記号を各リンク情報に付与し、各リンク情報と同一の記号を対応づけて、マップ記憶部106に記憶させることで、多くの記号が表示されてしまって、その選択の妨げになるのを防止することができる。
また、図17に示したように、記号記憶部105Aにあっては、例えば、部分表示領域識別情報A1には、左向き矢印「←」と上向き矢印「↑」で構成した記号が対応づけられ、他の部分表示領域識別情報に対しても、同様の規則性を持つ記号が対応づけられているので、入力すべき記号が直感的に把握しやすいという効果を奏する。
なお、図21に示すように、表示領域は、さらに細かく区分してもよい。また、この場合であっても、記号記憶部105Aにおいては、同様に、部分表示領域の位置に応じた記号を部分表示領域識別情報に対応づけることで、入力すべき記号が直感的に把握しやすいという効果を奏する。
なお、第1および第2の実施の形態に係るウェブページ情報表示装置は、専用のハードウェアで構成してもよいし、演算処理装置、記憶装置、メモリ等を備えたコンピュータで構成し、各部の処理をコンピュータプログラムによって実行させてもよい。コンピュータプログラムは、記憶装置などに記憶され、これを演算処理装置が逐次読み出して実行することにより、各部の処理が可能となる。
コンピュータプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。また、コンピュータプログラムは、インターネットなどの介して、他者に提供してもよい。
第1の実施の形態に係るウェブページ情報表示装置を使用したウェブページ表示システムの構成図である。 リモコン2の外観図である。 テレビ装置1の構成図である。 記号記憶部105の内容を例示した図である。 マップ記憶部106の内容を例示した図である。 ウェブページ表示システムの動作の流れを示すフローチャートである。 ウェブページ情報の表示例を示す図である。 記号を含むウェブページ情報の表示例を示す図である。 スクロール後の記号を含むウェブページ情報の表示例を示す図である。 減算後の基準y座標を使用して順位付与を行った後のウェブページ情報の表示例を示す図である。 加算後の基準y座標を使用して順位付与を行った後のウェブページ情報の表示例を示す図である。 記号を数字としたときの記号記憶部105の内容を例示した図である。 記号を数字としたときのウェブページ情報の表示例を示す図である。 ボタン数の少ないリモコン2の外観図である。 第2の実施の形態に係るウェブページ情報表示装置を使用したウェブページ表示システムの構成図である。 各部分表示領域が表示領域のどの部分を占めるかを示す図である。 記号記憶部105Aの内容を例示した図である。 ウェブページ情報の表示例を示す図である。 記号を含むウェブページ情報の表示例を示す図である。 各記号と各部分表示領域とラインLを示す図である。 各部分表示領域が表示領域のどの部分を占めるかを示す図である。 従来におけるウェブページ情報の表示例を示す図である。
符号の説明
1、1A…テレビ装置
2…リモコン
3…モデム
21…電源ボタン
22…ネットボタン
23…方向ボタン
24…確定ボタン
25…数字ボタン
26…チャネルボタン
27…音量ボタン
101…通信部
102…表示部
103…座標算出部
104、104A…順位付与部
105、105A…記号記憶部
106…マップ記憶部
107、107A…記号付与部
108…ブラウザ部
109…信号受信部
110…信号処理部
111…スクロール方向記憶部
112…モード記憶部
113…部分表示領域位置情報記憶部
114…部分表示領域識別情報付与部

Claims (10)

  1. ウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得する通信手段と、
    前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報から別のウェブページ情報を示すリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出する座標算出手段と、
    前記リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与する順位付与手段と、
    予め用意された入力手段に入力される1以上の文字からなる記号が入力しやすい順に複数記憶される記号記憶手段と、
    前記リンク情報と前記記号記憶手段に記憶された記号とが対応づけて記憶されるマップ記憶手段と、
    前記記号記憶手段から記号を読み出し、前記リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させる記号付与手段と、
    前記記号を付与された表示データを含む前記ウェブページ情報を予め用意された表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記ウェブページ情報が表示された際に前記入力手段に入力された記号を示す信号を受信する信号受信手段と、
    前記マップ記憶手段から、当該信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、前記通信手段を制御する信号処理手段と
    を備えることを特徴とするウェブページ表示制御装置。
  2. 前記ウェブページ情報がスクロールされた際に当該スクロールの方向を示す情報が記憶されるスクロール方向記憶手段を備え、
    前記順位付与手段は、順位を付与する際に、前記スクロール方向記憶手段から情報を読み出し、前記基準座標の位置が、当該情報により示されるスクロールの方向に移動するように、当該基準座標を変更する
    ことを特徴とする請求項1記載のウェブページ表示制御装置。
  3. 前記記号付与手段は、同一のリンク情報が複数ある場合は、最高の順位を付与されたリンク情報に付与される同一の記号を当該各リンク情報に付与し、各リンク情報と当該同一の記号を対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1または2記載のウェブページ表示制御装置。
  4. 前記表示手段における表示領域を区分してなる各部分表示領域が当該表示領域のどの部分を占めるかを示す部分表示領域位置情報を記憶した部分表示領域位置情報記憶手段と、 前記部分表示領域位置情報記憶手段から読み出した各部分表示領域位置情報に基づいて、前記リンク情報に対応する表示データの座標の位置がどの部分表示領域に含まれるかを求め、求められた部分表示領域を示す部分表示領域識別情報を当該リンク情報に付与する部分表示領域識別情報付与手段とを備え、
    前記記号記憶手段は、前記各部分表示領域識別情報に対応づけて記号が入力しやすい順に複数記憶されるものであり、
    前記順位付与手段は、同一の部分表示領域識別情報を付与された複数のリンク情報のそれぞれに対し、対応する表示データの座標の位置が前記基準座標の位置に近いほど当該複数のリンク情報の中で高い順位となるように、順位を付与するものであり、
    前記記号付与手段は、記号を付与しようとするリンク情報に付与された部分表示領域識別情報に対応づけられた記号を前記記号記憶手段から読み出し、当該リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させるものである
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のウェブページ表示制御装置。
  5. ウェブページ情報を表示するためのウェブページ表示制御装置が行うウェブページ表示制御方法であって、
    前記ウェブページ表示制御装置に構成された通信手段が、ウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するステップと、
    前記ウェブページ表示制御装置に構成された座標算出手段が、前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報から別のウェブページ情報を示すリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出するステップと、
    前記ウェブページ表示制御装置に構成された順位付与手段が、前記リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与するステップと、
    前記ウェブページ表示制御装置に構成された記号付与手段が、前記ウェブページ表示制御装置に構成された記号記憶手段から記号を読み出し、前記リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記ウェブページ表示制御装置に構成されたマップ記憶手段に記憶させるステップと、
    前記ウェブページ表示制御装置に構成された表示制御手段が、前記記号を付与された表示データを含む前記ウェブページ情報を予め用意された表示手段に表示させるステップと、
    前記ウェブページ表示制御装置に構成された信号受信手段が、前記ウェブページ情報が表示された際に前記入力手段に入力された記号を示す信号を受信するステップと、
    前記ウェブページ表示制御装置に構成された信号処理手段が、前記マップ記憶手段から、当該信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、前記通信手段を制御するステップと
    を含むことを特徴とするウェブページ表示制御方法。
  6. 前記信号処理手段が、前記ウェブページ情報がスクロールされた際に当該スクロールの方向を示す情報を、前記ウェブページ表示制御装置に構成されたスクロール方向記憶手段に記憶させるステップと、
    前記順位付与手段が、順位を付与する際に、前記スクロール方向記憶手段から情報を読み出し、前記基準座標の位置が、当該情報により示されるスクロールの方向に移動するように、当該基準座標を変更するステップと
    を含む特徴とする請求項5記載のウェブページ表示制御方法。
  7. 前記記号付与手段は、同一のリンク情報が複数ある場合は、最高の順位を付与されたリンク情報に付与される同一の記号を当該各リンク情報に付与し、各リンク情報と当該同一の記号を対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項5または6記載のウェブページ表示制御方法。
  8. 前記ウェブページ表示制御装置は、前記表示手段における表示領域を区分してなる各部分表示領域が当該表示領域のどの部分を占めるかを示す部分表示領域位置情報を記憶した部分表示領域位置情報記憶手段を備え、
    前記記号記憶手段は、前記各部分表示領域識別情報に対応づけて記号が入力しやすい順に複数記憶されるものであり、
    前記ウェブページ表示制御方法は、前記ウェブページ表示制御装置に設けられた部分表示領域識別情報付与手段が、前記部分表示領域位置情報記憶手段から読み出した各部分表示領域位置情報に基づいて、前記リンク情報に対応する表示データの座標の位置がどの部分表示領域に含まれるかを求め、求められた部分表示領域を示す部分表示領域識別情報を当該リンク情報に付与するステップを含み、
    前記順位付与手段は、同一の部分表示領域識別情報を付与された複数のリンク情報のそれぞれに対し、対応する表示データの座標の位置が前記基準座標の位置に近いほど当該複数のリンク情報の中で高い順位となるように、順位を付与し、
    前記記号付与手段は、記号を付与しようとするリンク情報に付与された部分表示領域識別情報に対応づけられた記号を前記記号記憶手段から読み出し、当該リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載のウェブページ表示制御方法。
  9. 請求項1ないし4のいずれかに記載のウェブページ表示制御装置をコンピュータで構成するためのコンピュータプログラム。
  10. 請求項9記載のコンピュータプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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