JP4940265B2 - ウェブページ情報表示制御装置および方法 - Google Patents

ウェブページ情報表示制御装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4940265B2
JP4940265B2 JP2009115849A JP2009115849A JP4940265B2 JP 4940265 B2 JP4940265 B2 JP 4940265B2 JP 2009115849 A JP2009115849 A JP 2009115849A JP 2009115849 A JP2009115849 A JP 2009115849A JP 4940265 B2 JP4940265 B2 JP 4940265B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web page
symbol
page information
information
link information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009115849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010266958A (ja
Inventor
篤彦 前田
博人 稲垣
匡伸 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2009115849A priority Critical patent/JP4940265B2/ja
Publication of JP2010266958A publication Critical patent/JP2010266958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4940265B2 publication Critical patent/JP4940265B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ウェブページ情報表示制御装置および方法に関するものである。
近年、インターネットに接続する機能がゲーム機やテレビ装置などに搭載され、これらの装置により、いわゆるウェブサイト/ウェブページを閲覧/ブラウジングできるようになってきた。つまり、これらの装置が、ウェブサイトに記憶されたデータにより得られる情報(ウェブページ情報という)を表示できるようになってきた。
パーソナルコンピュータは卓上に設置されるので、マウスなどのポインティングデバイスを利用して、ウェブサイトを自由に閲覧できるが、テレビ装置は離れた場所から見ることが多いので、テレビ装置にマウスなどを接続し、近くで閲覧の操作を行うことに馴染みがない。
そのため、加速度センサ等を搭載し、離れた場所で空中に持ち上げて使用できるポインティングデバイス、またはいわゆるリモコンを用いる方法が考案されてきた。この方法は、いわゆるリンク先に対応する表示データが画面に表示され、表示データへのフォーカスを上下左右のカーソルキーを用いて移動する方法である。
また、ウェブページのブラウジングに必要なクリック操作を低減するために、シナリオを用いる方法も考案されている(特許文献1参照)。
特開2000−003369号公報
図23は、ウェブページ情報の表示例を示す図である。例えば、ニュースの一覧を示すウェブページ情報が表示された際には、ニュースヘッドラインや各ジャンルへのリンクに対応する表示データが多数表示される。図23は、単に区別できるように、特段の意味を有しない表示データ「リンクB」、「リンクC」、「リンクD」、「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクL」が表示されている様子を示している。
図23のように表示された1つの表示データの位置にあるフォーカスは、例えば、リモコンで押下されたカーソルキーに対応する方向で最も近い表示データに移動する
そのため、フォーカスを離れた表示データへ移動させるには、カーソルキーを多数回押下しなければならない。
また、表示データが整然と並んでいる場合は、フォーカスがどの表示データに移動するかを予測できるが、そうでない場合は、フォーカスの移動先を実際に確認することが必要であり、その確認が煩わしいという問題があった。
一方、空中に持ち上げて使用できるポインティングデバイスを使用すると、ポインティングデバイスを移動させることにより、フォーカスを離れた表示データへ直接移動させることができるが、表示データの表示領域が小さい場合は、ポインティングデバイスの位置がずれると、その表示データからフォーカスが移動してしまう場合があった。
また、特許文献1に開示されている方法では、表示データ間でフォーカスを移動させるのが困難であった。
したがって、従来にあっては、リンク先のウェブページ情報を表示させるのが困難であった。その結果、あるウェブページ情報の要求される程度が高いにも拘わらず、そのウェブページ情報を表示させるのが困難であった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、要求される程度の高いリンク先のウェブページ情報を表示しやすくできるウェブページ情報表示制御装置および方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の本発明は、ウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得する通信手段と、予め用意された入力手段に入力される1以上の文字からなる記号が入力しやすい順に複数記憶される記号記憶手段と、前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報における別のウェブページ情報を示すリンク情報と前記記号記憶手段に記憶された記号とが対応づけて記憶されるマップ記憶手段と、前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報からリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出する座標算出手段と、前記リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与する順位付与手段と、前記記号記憶手段から記号を読み出し、前記リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させ、互いに等しい複数のリンク情報がある場合において、対応する各表示データの距離を計測し、予め定められた距離未満の表示データに対しては、対応するリンク情報の順位が最高の表示データにのみに記号を付与する一方、予め定められた距離以上の表示データに対しては、前記最高の順位のリンク情報に対応する表示データに付与された記号または独自の記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させる記号付与手段と、前記記号を付与された表示データを含む前記ウェブページ情報を予め用意された表示手段に表示させる表示制御手段と、前記ウェブページ情報が表示された際に前記入力手段に入力された記号を示す信号を受信する信号受信手段と、前記マップ記憶手段から、当該信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、前記通信手段を制御する信号処理手段とを備えることを特徴とするウェブページ情報表示制御装置をもって解決手段とする。
請求項2の本発明は、前記記号記憶手段は、前方一致する記号同士を少なくとも並ばないように記憶し、前記信号処理手段は、前記入力手段に入力された1以上の文字に前方一致しない記号を前記マップ記憶手段から読み出し、読み出した記号が非顕在化されるまたは非表示となるように、前記表示制御手段を制御することを特徴とする請求項1記載のウェブページ情報表示制御装置をもって解決手段とする。
請求項3の本発明は、ウェブページ情報を表示するためのウェブページ情報表示制御装置が行うウェブページ情報表示制御方法であって、前記ウェブページ情報表示制御装置は、予め用意された入力手段に入力される1以上の文字からなる記号が入力しやすい順に複数記憶される記号記憶手段と、前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報における別のウェブページ情報を示すリンク情報と前記記号記憶手段に記憶された記号とが対応づけて記憶されるマップ記憶手段とを備え、前記ウェブページ情報表示制御方法は、前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された通信手段が、ウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するステップと、前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された座標算出手段が、前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報からリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出するステップと、前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された順位付与手段が、前記リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与するステップと、前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された記号付与手段が、前記記号記憶手段から記号を読み出し、前記リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させ、互いに等しい複数のリンク情報がある場合において、対応する各表示データの距離を計測し、予め定められた距離未満の表示データに対しては、対応するリンク情報の順位が最高の表示データにのみに記号を付与する一方、予め定められた距離以上の表示データに対しては、前記最高の順位のリンク情報に対応する表示データに付与された記号または独自の記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させるステップと、前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された表示制御手段が、前記記号を付与された表示データを含む前記ウェブページ情報を予め用意された表示手段に表示させるステップと、前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された信号受信手段が、前記ウェブページ情報が表示された際に前記入力手段に入力された記号を示す信号を受信するステップと、前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された信号処理手段が、前記マップ記憶手段から、当該信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、前記通信手段を制御するステップとを含むことを特徴とするウェブページ情報表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項4の本発明は、前記記号記憶手段は、前方一致する記号同士を少なくとも並ばないように記憶し、前記信号処理手段は、前記入力手段に入力された1以上の文字に前方一致しない記号を前記マップ記憶手段から読み出し、読み出した記号が非顕在化されるまたは非表示となるように、前記表示制御手段を制御することを特徴とする請求項3記載のウェブページ情報表示制御方法をもって解決手段とする。
請求項5の本発明は、請求項1または2記載のウェブページ情報表示制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムをもって解決手段とする。
請求項6の本発明は、請求項5記載のコンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体をもって解決手段とする。
本発明によれば、記号付与手段は、互いに等しい複数のリンク情報がある場合において、対応する各表示データの距離を計測し、予め定められた距離未満の表示データに対しては、対応するリンク情報の順位が最高の表示データにのみに記号を付与する一方、予め定められた距離以上の表示データに対しては、最高の順位のリンク情報に対応する表示データに付与された記号または独自の記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、マップ記憶手段に記憶させるので、記号同士が近接して冗長に感じる問題を解消することができる。
第1の実施の形態に係るウェブページ情報表示制御装置を使用したウェブページ表示システムの構成図である。 リモコン2の外観図である。 テレビ装置1の構成図である。 記号記憶部105の内容を例示した図である。 マップ記憶部106の内容を例示した図である。 ウェブページ表示システムの動作の流れを示すフローチャートである。 ウェブページ情報の表示例を示す図である。 記号を含むウェブページ情報の表示例を示す図である。 スクロール後の記号を含むウェブページ情報の表示例を示す図である。 減算後の基準y座標を使用して順位付与を行った後のウェブページ情報の表示例を示す図である。 加算後の基準y座標を使用して順位付与を行った後のウェブページ情報の表示例を示す図である。 同一のURLを有する要素を複数含むウェブページ情報の一例を示す図である。 図12のウェブページ情報による表示例を示す図である。 同一のURLを有する要素を複数含むウェブページ情報の他の一例を示す図である。 図14のウェブページ情報による表示例を示す図である。 図15の各表示データA、Bの四隅に符号を付けて示した図である。 第3の実施の形態における記号入力オフモードのときのウェブページ情報の表示例を示す図である。 図17のウェブページ情報が表示されているときに記号入力オンモードになってからリモコンのボタンが押されていく過程での表示例を示す図である。 第3の実施の形態における図18と同様の過程での表示例を示す図である。 記号を数字としたときの記号記憶部105の内容を例示した図である。 記号を数字としたときのウェブページ情報の表示例を示す図である。 ボタン数の少ないリモコン2の外観図である。 従来におけるウェブページ情報の表示例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係るウェブページ情報表示制御装置を使用したウェブページ表示システムの構成図である。
ウェブページ表示システムは、テレビジョン放送波を受信して映像を表示するテレビ装置1と、テレビ装置1を遠隔制御するリモートコントローラ(以下、「リモコン」という)2と、図示しないインターネットとの通信を行うためのモデム(変復調装置)3を備える。テレビ装置1は、モデム3を介して、インターネットに接続されている。
なお、モデムの代わりにターミナルアダプタやルータなどのネットワーク機器を用いてインターネットに接続しても良い。
ウェブページ表示システムは、テレビ装置1の表示部にいわゆるウェブページ(以下、ウェブページ情報という)を表示する際、別のウェブページ情報を示すリンク情報に対応する表示データに記号を付与して表示し、その記号をリモコン2により入力することで、その記号に対応するウェブページ情報を表示させるものである。
ウェブページ表示システムでは、記号が表示される状態を記号入力オンモードといい、一方、記号が表示されない状態を記号入力オフモードという。
記号入力オンモードでは、上記のように、記号入力により別のウェブページ情報を表示させる動作だけが可能であり、一方、記号入力オフモードでは、かかる動作以外の動作、例えば、ウェブページ情報をスクロールさせる動作、以前に表示されたウェブページ情報を再表示させる動作などが可能である。
図2は、リモコン2の外観図である。
リモコン2は、電源をオンオフするための電源ボタン21と、ウェブページ情報を表示させるためのネットボタン22と、テレビ装置1に表示されたウェブページ情報をスクロールさせるための方向ボタン23と、表示されたウェブページ情報内の表示データに記号を付与するための確定ボタン24と、各種の数字入力に使用される数字ボタン25と、チャネルを変えるためのチャネルボタン26と、音量を変えるための音量ボタン27を備える。方向ボタン23は、上下左右の方向ごとに1個ずつ設けられている。数字ボタン25は、1から12までの各数字ごとに1個ずつ設けられている。チャネルボタン26は、実際には、チャネルを送るためのボタンとチャネルを戻すためのボタンとからなる。音量ボタン27は、実際には、音量を上げるボタンと音量を下げるボタンとからなる。
各ボタンには、特有の情報が割り当てられており、これを「文字」という。また、1以上の文字からなるものを記号という。
例えば、左方向の方向ボタン23を押下し、続けて、右方向の方向ボタン23を押下すると、左方向の方向ボタン23に割り当てられた文字の後ろに右方向の方向ボタン23に割り当てられた文字を続けてなる文字列すなわち記号がリモコン2内に生じる。本実施の形態では、このような記号であって、記号入力オンモードのときに生じたものだけを「記号」という。また、リモコン2でのこのような操作を「記号の入力」という。
図3は、テレビ装置1の構成図である。なお、テレビ装置1および他の実施の形態で使用されるテレビ装置は、ウェブページ情報表示制御装置に相当するものである。
テレビ装置1は、インターネットとの通信を行う通信部101と、ウェブページ情報が表示される表示部102と、ウェブページ情報から別のウェブページ情報を示すリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出する座標算出部103と、当該リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与する順位付与部104と、リモコン2に入力される記号が入力しやすい順に複数記憶される記号記憶部105と、リンク情報と記号記憶部105に記憶された記号とが対応づけて記憶されるマップ記憶部106と、記号記憶部105から記号を読み出し、リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるようにリンク情報に対応する表示データに記号を付与するとともに、リンク情報と記号とを対応づけて、マップ記憶部106に記憶させる記号付与部107と、記号を付与された表示データを含むウェブページ情報を表示させるブラウザ部108と、ウェブページ情報が表示された際にリモコン2に入力された記号を示す信号を受信する信号受信部109と、マップ記憶部106から、信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、通信部101を制御する信号処理部110と、ウェブページ情報がスクロールされた際に当該スクロールの方向を示す情報が記憶されるスクロール方向記憶部111と、リモコン2に入力された記号により他のウェブページ情報を表示させることができる記号入力オンモードを示すモード情報または記号により他のウェブページ情報を表示させることができない記号入力オフモードを示すモード情報が記憶されるモード記憶部112を備える。モード記憶部112には、記号入力オフモード示すモード情報が初期値として記憶される。テレビ装置1では、表示部102を除く部分が、ウェブページ情報表示制御装置に該当する。
なお、スクロール方向記憶部111は、後述するように、スクロールの方向によって動作を変えるためのものであり、動作を変える必要がなければ、スクロール方向記憶部111は不要である。
図4は、記号記憶部105の内容を例示した図である。
記号記憶部105には、複数の記号が、入力しやすい順に記憶されている。記号は、1以上の文字からなるものである。記号の入力しやすさは、被験者実験などで評価される。 図4では、「←」が左方向の方向ボタン23を押下したときに生じる文字または該文字からなる記号を示す。「↑」は上方向の方向ボタン23を押下したときに生じる文字または該文字からなる記号を示す。「→」は右方向の方向ボタン23を押下したときに生じる文字または該文字からなる記号を示す。「↓」は下方向の方向ボタン23を押下したときに生じる文字または該文字からなる記号を示す。
記号は、短いほど入力しやすいわけではない。ここで、例えば、左方向の方向ボタン23を押下し、続けて、右方向の方向ボタンを押下することを「←→」と表記し、他の操作についても同様に表記すると、「←→」や「→←」よりも「→→↑」や「↑↑→」などの方が入力しやすくしかも間違えずに入力できる場合がある。
図5は、マップ記憶部106の内容を例示した図である。
マップ記憶部106には、ウェブページ情報のhref属性に記憶された複数のURLのそれぞれに記号と表示データが対応づけて記憶されることとなる。URLは、他のウェブページ情報を表示するためのものであり、リンク情報という。
(ウェブページ表示システムの動作)
図6は、第1の実施の形態に係るウェブページ表示システムの動作の流れを示すフローチャートである。
テレビ装置1では、信号受信部109が、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
一方、リモコン2は、ネットボタン22が押下されると、該ボタンに対応する信号(赤外線や電磁波)を送出する。電磁波は、例えばBluetooth(登録商標)で使用されるものである。
信号受信部109は、信号を受信し、同じ意味の信号を信号処理部110に送信する。信号処理部110は、信号を受信し、これがウェブページ情報を表示させるための信号か否かを判定する(S1)。
ここでは、YESと判定されるので、信号処理部110は、予め初期設定されたウェブページ情報を表示するためのコマンドをブラウザ部108に送信する。
ブラウザ部108は、コマンドを受信し、このコマンドに予め対応づけて記憶してあったURLに対応するウェブサーバとHTTPを用いて通信してHTML(Hyper Text Markup Language)データを取得する(S3)。ブラウザ部108は、HTMLデータをDOM(Document Object Model)ツリーに変換し、座標算出部103に出力する。なお、DOMツリーは、後にレンダリングされて表示されるものであるから、前述のウェブページ情報に該当する。また、HTMLデータによりウェブページ情報が得られるので、HTMLデータをウェブページデータという。
DOMツリーは、各表示データごとの要素からなる。各要素は、対応する表示データを有する。表示データは、要素のinnerHTML属性に記憶される。要素は、他の要素を親としたときに子である子の要素と、そうでない最上位の要素に分かれる。
最上位の要素は、DOMツリーのレンダリング結果(表示可能な全領域)における左上隅を基準とした座標(絶対座標ともいう)を有する。絶対座標は、横方向のx座標と縦方向のy座標を有し、それぞれ要素のabsoluteLeft属性、absoluteTop属性に記憶される。最上位の要素は、それぞれ0を記憶したoffsetLeft属性、offsetTop属性を有する。
一方、子の要素は、親の要素に対応する表示場所の左上隅を基準とした座標(相対座標ともいう)を有する。相対座標は、同様にx座標とy座標を有し、それぞれ要素のoffsetLeft属性、offsetTop属性に記憶される。
例えば、DOMツリー内の複数の要素のぞれぞれには、<A>タグとリンク先のURL、すなわちハイパーリンクが設定されている。
座標算出部103は、DOMツリーからハイパーリンクが設定されている要素を検索し、検索した各子の要素につき絶対座標を算出する(S5)。まずは要素から相対座標を読み出し、各x座標、y座標につき、読み出した要素から親を辿りながら、最上位の要素まで積算する。積算した結果が、子の要素の絶対座標の各x座標、y座標となる。座標算出部103は、各子の要素につき、absoluteLeft属性、absoluteTop属性を作成し、それぞれに絶対座標の各x座標、y座標を記憶させる。
例えば、要素y1の親要素が要素y2、要素y2の親要素が最上位の要素y3とし、要素y3のabsoluteLeft属性、offsetLeft属性が0、要素y2のoffsetLeft属性が50、要素y1のoffsetLeft属性が120とする。この場合、要素y1のabsoluteLeft属性は170となる。
ブラウザ部108は、DOMツリーをレンダリングし、レンダリングの結果(以下、ウェブページWPという)の一部(部分ウェブページWPDという)を表示部102に表示させる(S7)。
図7は、ウェブページWPにおける部分ウェブページWPDの位置を示す図である。
図7および以下に示す同様の図には、表示データ(「リンクA」など)が示されているが、表示データは、単に区別できるように特段の意味を有しない「リンクA」のような表現で示されている。
図7は、ハイパーリンクが設定された各要素内の表示データを示している。図7は、部分ウェブページWPDに含まれない表示データ「リンクA」、「リンクH」、「リンクE」、「リンクF」、「リンクM」、「リンクN」、「リンクG」が表示されず、一方、部分ウェブページWPDに含まれる表示データ「リンクB」、「リンクC」、「リンクD」、「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクL」が表示されている様子を示している。
ステップS7の後、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
さて、リモコン2は、図7のような状態で、確定ボタン24が押下されると、記号入力オンモードを示す信号を送出する。
信号受信部109は、信号を受信し、同じ意味の信号を信号処理部110に送信する。信号処理部110は、信号を受信し、これがウェブページ情報を表示させるための信号か否かを判定する(S1)。
ここでは、NOと判定されるので、信号処理部110は、記号入力オフモードを記号入力オンモードに変更すべきか否かを判定する(S11)。具体的には、信号処理部110は、モード記憶部112からモード情報を読み出し、これが記号入力オフモードを示すモード情報であり、かつ、受信した信号が記号入力オンモードを示す信号であるか否かを判定する(S11)。
ここでは、YESと判定されるので、信号処理部110は、記号入力オフモードを記号入力オンモードに変更する(S13)。具体的には、信号処理部110は、モード記憶部112において、記号入力オフモードを示すモード情報に代えて、記号入力オンモードを示すモード情報を記憶させる(S13)。
次に、順位付与部104は、表示部102を上下に均等に二分するラインを構成する各点において同一のy座標(基準y座標という)を求める。順位付与部104は、基準y座標を、レンダリング結果(表示可能な全領域)における左上隅を基準として求める。
このような基準y座標を求めるのは、ウェブページ情報は、要求される程度の高いリンク先のウェブページ情報に対応する表示データを基準y座標の位置に配置することが多いためである。
次に、順位付与部104は、DOMツリーからURL(リンク情報)、具体的には、そのURLを含む要素を検索する(S15)。順位付与部104は、図7の例では、表示データ「リンクB」、「リンクC」、「リンクD」、「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクL」に対応する要素をDOMツリーから検索する(S15)。
次に、順位付与部104は、検索した要素のリンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、基準y座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与する(S17)。具体的には、順位付与部104は、検索した要素につき、要素内のabsoluteTop属性に記憶されたy座標と基準y座標との差を求め、差が高い順に高い順位を要素に付与する(S17)。また、順位付与部104は、差が同じ要素については、要素内のabsoluteLeft属性に記憶されたx座標の小さい順に高い順位を要素に付与する(S17)。
ここでは、各要素に対し、図7の表示データ「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクC」、「リンクD」、「リンクB」、「リンクL」の順で高い順位が付与されたこととする。
記号付与部107は、記号記憶部105から記号を読み出し、各要素内の表示データの末尾に付け加える(S19)。記号付与部107は、付け加えられる記号が、要素の順位が高いほど入力しやすい記号となるようにする。これにより、DOMツリーは、記号を付与された表示データを含むものとなる。
また、記号付与部107は、図5に示すように、要素のhref属性に記憶されたURLと記号と表示データを対応づけて、マップ記憶部106に記憶させる(S19)。
ブラウザ部108は、記号を付与されたDOMツリーをレンダリングし、レンダリングの結果(以下、ウェブページWP’という)の一部(部分ウェブページWPD’という)を表示部102に表示させる(S7)。
図8は、ウェブページWP’における部分ウェブページWPD’の位置を示す図である。
図8は、部分ウェブページWPD’に含まれる表示データ「リンクB」、「リンクC」、「リンクD」、「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクL」と、各表示データの末尾に、対応する記号が表示されている様子を示している。図8のラインLは、表示部102を上下に均等に二分するラインであり、ラインLに近い表示データであるほど、入力しやすい記号がその末尾に表示されている。
ステップS7の後、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
さて、リモコン2は、図8の状態で、表示された記号が入力されると、その記号を示す信号を送出する。
信号受信部109は、信号を受信し、同じ意味の信号を信号処理部110に送信する。信号処理部110は、信号を受信し、これがウェブページ情報を表示させるための信号か否かを判定する(S1)。
ここでは、NOと判定されるので、信号処理部110は、記号入力オフモードを記号入力オンモードに変更すべきか否かを判定する(S11)。
ここでは、NOと判定されるので、信号処理部110は、現在、記号入力オンモードであるか否かを判定する(S21)。具体的には、信号処理部110は、読み出したモード情報が記号入力オンモードを示すモード情報であるか否かを判定する(S21)。
ここでは、YESと判定されるので、信号処理部110は、記号入力が行われたか否かを判定する(S23)。具体的には、信号処理部110は、受信した信号が、マップ記憶部106に記憶された記号を示す信号であるか否かを判定する(S23)。
ここでNOと判定された場合、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
ここでは、YESと判定されるので、信号処理部110は、記号入力オンモードを記号入力オフモードに変更する(S25)。具体的には、信号処理部110は、モード記憶部112において、記号入力オンモードを示すモード情報に代えて、記号入力オフモードを示すモード情報を記憶させる(S25)。
次に、信号処理部110は、信号により示される記号に対応づけてマップ記憶部106に記憶されたURL(リンク情報)を読み出し、このURLを含むコマンドをブラウザ部108に送信する(S27)。
ブラウザ部108は、コマンドを受信し、このコマンド内のURLに対応するウェブサーバとHTTPを用いて通信してHTMLデータを取得する(S3)。
その後、前述の動作により、入力された記号に対応するウェブページが表示される(S7)。
さて、リモコン2は、図7のような状態で、いわゆる下方向のスクロールをさせるべく、下方向の方向ボタン23が押下されると、下方向のスクロールを示す信号を送出する。 信号受信部109は、信号を受信し、同じ意味の信号を信号処理部110に送信する。信号処理部110は、信号を受信し、これがウェブページ情報を表示させるための信号か否かを判定する(S1)。
ここでは、NOと判定されるので、信号処理部110は、記号入力オフモードを記号入力オンモードに変更すべきか否かを判定する(S11)。
ここでは、NOと判定されるので、信号処理部110は、現在、記号入力オンモードであるか否かを判定する(S21)。
ここでは、NOと判定されるので、受信した信号に応じた処理を行う(S31)。ここでは、下方向のスクロール後の表示結果を得るための準備を行うが、この信号が音量ボタン27の操作により生じたものなら、信号処理部110は、音量を変える処理を行う。 次に、信号処理部110は、受信した信号がスクロールを示す信号であるか否かを判定する(S33)。NOと判定された場合、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
ここでは、YESと判定されるので、信号処理部110は、スクロールの方向を示す情報をスクロール方向記憶部111に記憶させる(S35)。
なお、ステップS33、S35は、後述するように、スクロールの方向によって動作を変えるためのものであり、動作を変える必要がなければ行わなくてもよい。
次に、ブラウザ部108は、下方向のスクロール後の表示結果が得られるように、DOMツリーをレンダリングし、レンダリングの結果(ウェブページ)の一部(部分ウェブページ)を表示部102に表示させる(S7)。
ステップS7の後、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
この状態で、リモコン2の確定ボタン24が押下されると、上記と同様に、ブラウザ部108は、DOMツリーをレンダリングし、レンダリングの結果(以下、ウェブページWP’’という)の一部(部分ウェブページWPD’’という)を表示部102に表示させる(S7)。
図9は、ウェブページWP’’における部分ウェブページWPD’’の位置を示す図である。
図9に示すように、ステップS35での処理により、ステップS7では、下方向のスクロール後のウェブページ情報が表示される。
また、図9は、部分ウェブページWPD’’に含まれる表示データ「リンクD」、「リンクI」、「リンクJ」、「リンクK」、「リンクL」、「リンクE」、「リンクF」、「リンクM」と、各表示データの末尾に、対応する記号が表示されている様子を示している。図9のラインL’は、表示部102を上下に均等に二分するラインであり、ラインL’に近い表示データであるほど、入力しやすい記号がその末尾に表示されている。
ステップS7の後、信号受信部109は、リモコン2から信号が送出されるのを待機する。
したがって、第1の実施の形態によれば、通信部101(通信手段)が、ウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得し(S1)、座標算出部103(座標算出手段)が、ウェブページデータにより得られるウェブページ情報から別のウェブページ情報を示すリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出し(S5)、順位付与部104(順位付与手段)が、リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与し(S17)、記号付与部107(記号付与手段)が、記号記憶部105(記号記憶手段)から記号を読み出し、リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるようにリンク情報に対応する表示データに記号を付与するとともに、リンク情報と記号とを対応づけて、マップ記憶部106(マップ記憶手段)に記憶させ、ブラウザ部108(表示制御手段)が、記号を付与された表示データを含むウェブページ情報を表示部102(表示手段)に表示させ、信号受信部109(信号受信手段)が、ウェブページ情報が表示された際にリモコン2(入力手段)に入力された記号を示す信号を受信し、信号処理部110(信号処理手段)が、マップ記憶部106から、信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、通信部101を制御することで、基準座標の位置に近い表示データに対応するリンク先、つまり、要求される程度の高いリンク先のウェブページ情報を表示しやすくできる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について、第1の実施の形態との差異を中心に説明する。
第1の実施の形態では、基準y座標は、表示部102を上下に均等に二分するラインを示すものであり、この基準y座標を使用してDOMツリーの要素に順位を付与したが、以下のようにしてもよい。
順位付与部104は、DOMツリーの要素に順位を付与する前に、スクロール方向記憶部111に記憶された情報を読み出す。順位付与部104は、読み出した情報により示されるスクロールの方向が上方向であるなら、基準y座標から所定の値を減算し、順位付与は減算後の基準y座標を使用して行う。順位付与部104は、読み出した情報により示されるスクロールの方向が下方向であるなら、基準y座標に所定の値(例えば、上方向のときの値と同じ値)を加算し、順位付与は加算後の基準y座標を使用して行う。
つまり、順位付与部は、基準y座標の位置がスクロールの方向に移動するように基準y座標を変更し、順位付与は、変更後の基準y座標を使用して行うのである。
図10は、減算後の基準y座標を使用して順位付与を行った後のウェブページ情報の表示例を示す図である。
図10のラインLUは、減算後の基準y座標によって示されるラインであり、表示部102を上下に均等に二分するライン(図示せず)よりも、上方向つまりスクロールの方向にずれて位置している。そして、ラインLUに近い表示データであるほど、入力しやすい記号がその末尾に表示されている。
図11は、加算後の基準y座標を使用して順位付与を行った後のウェブページ情報の表示例を示す図である。
図11のラインLDは、加算後の基準y座標によって示されるラインであり、表示部102を上下に均等に二分するライン(図示せず)よりも、下方向つまりスクロールの方向にずれて位置している。そして、ラインLDに近い表示データであるほど、入力しやすい記号がその末尾に表示されている。
ラインLU、LDに近い表示データは、スクロール前には表示されていない場合があり、かかる表示データに対応するウェブページ情報を表示させたい場合にスクロールがなされるのであるから、かかる表示データに入力しやすい記号を付与することで、かかる所望のウェブページ情報を表示させやすくすることができる。
また、記号付与部107は、同一のURLを有する要素が複数ある場合は、順位が最高のURLに付与される同一の記号を各要素に付与し、各URLと同一の記号を対応づけて、マップ記憶部106に記憶させてもよい。これにより、多くの種類の記号が表示されてしまって、その選択の妨げになるのを防止することができる。
しかしながら、同一のURLを有する複数の要素に同一の記号を付与し表示させる場合であっても、その複数の要素の表示データの表示位置が近接している場合には、記号表示が冗長に感じる。一方、表示位置が互いに離れていて、その中の例えば1つにだけ記号を表示させた場合、記号のない表示データを見ても、記号が表示されていないので、選択可能とは理解されず、すなわち、その表示データによっては、当該URLでリンクするウェブページ情報を表示することができない。
そこで、状況により記号を必要十分な数だけ付与・表示することで、URLの選択がより容易になるように工夫してもよい。
以下、その具体例を説明する。
図12は、同一のURLを有する要素を複数含むウェブページ情報の一例を示す図である。
図13(a)は、このウェブページ情報の記号入力オフモードのときの表示例を示す図である。図13(b)は、このウェブページ情報の記号入力オンモードのときの表示例を示す図である。記号は、各要素内の表示データの末尾ではなく、表示データに重ねて表示されている。ここでは、表示データ「023」、「○○○○ウォーター」、「178円」の要素は同一のリンク情報「item/024.html」を有しているが、表示データ「023」にのみ記号が付与されている。これは表示データ「024」、「025」、「026」に関しても同様である。つまり、図13(c)のように、全ての表示データに記号を付与すると、記号表示が冗長に感じるので、冗長に感じないようにしているのである。
図14は、同一のURLを有する要素を複数含むウェブページ情報の他の一例を示す図である。
図15(a)は、このウェブページ情報の記号入力オフモードのときの表示例を示す図である。図15(b)は、このウェブページ情報の記号入力オンモードのときの表示例を示す図である。ここでは、表示データ「○○自、09年3月期に営業・当期損益ともに赤字転落へ」、「[記事全文]」の各要素は、同一のリンク情報「artiicle/2009091745.html」を有しているが、図15(b)では、図13(b)と異なり、どちらにも記号が付与されている。なお、記号は互いに異なっているが同じであってもよい。
図15(b)のような表示を行う際、記号付与部107が、互いに等しいURLを有する要素が複数あるなら、各要素内の表示データが表示部102に表示されたときの表示データ間の距離を算出し、算出した距離が予め定められた距離未満か否かを判定する。記号付与部107は、距離がその予め定められた距離未満であれば、その中では順位が最高の表示データにのみ記号を付与し、一方、その予め定められた距離以上であれば、表示データに独自の記号を付与するからである。図15(b)は、後者の場合に相当する。
なお、予め定められた距離以上と判定された表示データに対しては、最高の順位のリンク情報に対応する表示データに付与された記号を付与してもよい。これにより、図15(b)では、各表示データ「○○自、09年3月期に営業・当期損益ともに赤字転落へ」、「[記事全文]」に対応する記号同士が等しくなる。
さて、この距離の判定は、詳しくは、以下の通りに実行される。
図16は、図15の表示データ「○○自、09年3月期に営業・当期損益ともに赤字転落へ」(便宜的に表示データAという)と表示データ「[記事全文]」(便宜的に表示データBという)の四隅に符号を付けて示した図である。
図15の表示データ「○○新聞」を含む要素は、これら表示データA、Bを含む要素と同一のリンク情報を有していないので、図16では記載省略している。
A1は、表示データAの(absoluteLeft, absoluteTop)の座標を示している。
同様に、A2は(absoluteLeft+innerWidth, absoluteTop)、A3は(absoluteLeft, absoluteTop+innerHeight)、A4は(absoluteLeft+innerWidth, absoluteTop+innerHeight)の座標を示している。
表示データBにおけるB1、B2、B3、B4も同様である。
記号付与部107は、順位が最高のリンク情報から順に記号を付与していくが、記号を付与しようとするリンク情報と同じものが、記号を既に付与したリンク情報の中に存在するか否かを判定する。
記号付与部107は、存在するなら、例えば、記号を付与しようとするリンク情報を含む要素内の表示データを表示データα、記号を既に付与した同一のリンク情報を含む要素内の表示データを表示データβとすると、表示データαの四隅のいずれかの座標と、表示データβの四隅のいずれかの座標との距離が、予め定められた距離(例えば3ピクセルとする)未満か否かを判定する。
記号付与部107は、座標間の距離が予め3ピクセル未満なら、表示データαに対応するリンク情報には記号を付与せず、座標間の距離が3ピクセル以上なら記号を付与する。
図16の表示データA、Bについては、座標間の距離が3ピクセル以上と判定され、よって、各表示データA、Bに対応するリンク情報に記号が付与され表示されている。
一方、図12におけるtableタグのborder属性が1なので、図13(b)では、例えば、表示データ「023」、「○○○○ウォーター」の距離は1ピクセルであり、したがって、表示データ「023」に対応するリンク情報だけに記号が付与され表示されているのである。
したがって、第2の実施の形態によれば、記号付与部107(記号付与手段)は、互いに等しい複数のリンク情報がある場合において、対応する各表示データの距離を計測し、予め定められた距離未満の表示データに対しては、対応するリンク情報の順位が最高の表示データにのみに記号を付与する一方、予め定められた距離以上の表示データに対しては、最高の順位のリンク情報に対応する表示データに付与された記号または独自の記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、マップ記憶部106(マップ記憶手段)に記憶させるので、記号同士が近接して冗長に感じる問題を解消することができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について、第1、第2の実施の形態との差異を中心に説明する。
図17は、第3の実施の形態において、あるウェブページ情報が記号入力オフモードのときに表示された表示例を示す図である。
図18(a)は、記号入力オンモードになった直後の表示例を示す図である。記号は、表示データの末尾ではなく、表示データに重ねて表示されている。
ここで、画面中央下寄りの表示データ「>>○○部注目のピックアップ」を選択するには、記号「→↓↓」を入力しなければならない。したがって、リモコン2の方向ボタン23を、右方向、下方向、下方向と順に押す必要がある。
このとき、最初の「右方向」を押した時点では、「→」だけからなる記号「→」の入力の可能性があるから、通常の処理方法としては、信号処理部110は、図18(b)のように、記号「→」が選択されたことがわかるよう記号「→」が顕在化するように、ブラウザ部108に記号「→」の表示の書き換え(色を変える、大きさを変える等)を指示する。
次に、「下方向」を押した時点では、先と同様、記号「→↓」の入力の可能性があるから、図18(c)のように、記号「→↓」を顕在化させる。
そして、最後の「下方向」を押した時点で、図18(d)のように、記号「→↓↓」を顕在化させる。
しかし、このような通常の処理方法では、方向ボタン23が操作されるたびに、選択するつもりのない表示データ(リンク情報)に注意が引き付けられてしまう。
そこで、第3の実施の形態では、例えば、図19(a)〜(d)のように、方向ボタン23が操作されたなら、入力不可能になった記号を非表示にしていく。入力不可能になった記号を小さくするまたは半透明にして非顕在化するようにしてもよい。
これにより、選択するつもりのない表示データ(リンク情報)に注意が引き付けられる問題がなくなり、さらに、方向ボタン23が操作されるたびに、画面上の情報量が少なくなるので、視覚的な負荷を減少させることができる。
図19(a)は、記号入力オンモードにした直後の状態、図19(b)は、最初の「右方向」を押した時点、図19(c)は、次の「下方向」を押した時点、そして図19(d)は、最後の「下方向」を押した時点を示している。
信号処理部110は、方向ボタン23が操作されたなら、これまでの1回以上の各操作に対応する矢印文字からなる1以上の矢印文字に対して前方一致しない記号をマップ記憶部105から全て読み出し、読み出した記号の消去等をブラウザ部108に指示する。例えば、図19(b)では、「右方向」に対する「→」に前方一致する「→」「→↓」「→↓↓」だけを残して、「↓」「←」「↑↓」「↑↑」「←↑」「←↑↑」が消去されている。
なお、記号記憶部105において、例えば、ある記号「→→」、その次に入力しやすい記号「→↑」、その次に入力しやすい記号「→↓」というように記憶させると、視覚的な負荷が大きくなる場合がある。
これら記号は、基準座標から次第に離れる位置に表示されるが、記号同士は近接していることが多いと思われる。
例えば、記号「→↑」を入力しようとすると、まずは、「右方向」が押されるが、その時点では、各記号「→→」、「→↑」、「→↓」の入力の可能性が残っているので、それらは変わらず表示されたままである。よって、入力しようとする記号「→↑」を顕在化できず、視覚的な負荷が大きくなるのである。
一方、例えば、記号記憶部105において、記号「→↑」、次に記号「←↑」、次に記号「↓→」のように記憶させると、つまり、前方一致する記号同士を少なくとも並ばないように記憶させると、「右方向」が押された時点では、各記号「←↑」、「↓→」の入力の可能性はなくなるので、それらは消去等される。よって、入力しようとする記号「→↑」を顕在化でき、視覚的な負荷を軽減することができる。
したがって、第3の実施の形態によれば、記号記憶部105(記号記憶手段)は、前方一致する記号同士を少なくとも並ばないように記憶し、信号処理部110(信号処理手段)は、入力された1以上の文字に前方一致しない記号をマップ記憶部105(マップ記憶手段)から読み出し、読み出した記号が非顕在化されるまたは非表示となるように、ブラウザ部108(表示制御手段)を制御するので、入力しようとする記号を顕在化でき、視覚的な負荷を軽減することができる。
なお、これまでの説明では、記号に「←」などを用いたが、数字等を用いてもよい。
例えば、図4では、方向ボタン23を操作して得られる記号を記憶した記号記憶部105を示したが、図20に示すように、記号記憶部105に記憶される記号は、数字ボタン25を操作して得られる文字を1以上含むもの(数字)でもよい。入力しやすさは、被験者実験などで評価すればよい。
数字は、同じ長さでも入力しやすさが異なる場合があり、例えば、「30」や「90」よりも「11」や「22」などの方が入力しやすくしかも間違えずに入力できる場合がある。
こうして記号を数字にすることよって、図21に示すように、表示データの末尾等に、対応する記号(数字)が表示される。
また、図22に示すように、リモコン2は、方向ボタン23、確定ボタン24を備えないものであってもよい。この場合、「2」、「4」、「6」、「8」の数字ボタン25を方向ボタン23に代えて使用すればよい。また、「5」の数字ボタン25を確定ボタン24に代えて使用すればよい。
また、各実施の形態に係るウェブページ情報表示制御装置は、専用のハードウェアで構成してもよいし、演算処理装置、記憶装置、メモリ等を備えたコンピュータで構成し、各部の処理をコンピュータプログラムつまりウェブページ情報表示制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムによって実行させてもよい。コンピュータプログラムは、記憶装置などに記憶され、これを演算処理装置が逐次読み出して実行することにより、各部の処理が可能となる。
コンピュータプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよい。また、コンピュータプログラムは、インターネットなどの介して、他者に提供してもよい。
1…テレビ装置
2…リモコン
3…モデム
21…電源ボタン
22…ネットボタン
23…方向ボタン
24…確定ボタン
25…数字ボタン
26…チャネルボタン
27…音量ボタン
101…通信部
102…表示部
103…座標算出部
104、104A…順位付与部
105、105A…記号記憶部
106…マップ記憶部
107、107A…記号付与部
108…ブラウザ部
109…信号受信部
110…信号処理部
111…スクロール方向記憶部
112…モード記憶部

Claims (6)

  1. ウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得する通信手段と、
    予め用意された入力手段に入力される1以上の文字からなる記号が入力しやすい順に複数記憶される記号記憶手段と、
    前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報における別のウェブページ情報を示すリンク情報と前記記号記憶手段に記憶された記号とが対応づけて記憶されるマップ記憶手段と、
    前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報からリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出する座標算出手段と、
    前記リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与する順位付与手段と、
    前記記号記憶手段から記号を読み出し、前記リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させ、互いに等しい複数のリンク情報がある場合において、対応する各表示データの距離を計測し、予め定められた距離未満の表示データに対しては、対応するリンク情報の順位が最高の表示データにのみに記号を付与する一方、予め定められた距離以上の表示データに対しては、前記最高の順位のリンク情報に対応する表示データに付与された記号または独自の記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させる記号付与手段と、
    前記記号を付与された表示データを含む前記ウェブページ情報を予め用意された表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記ウェブページ情報が表示された際に前記入力手段に入力された記号を示す信号を受信する信号受信手段と、
    前記マップ記憶手段から、当該信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、前記通信手段を制御する信号処理手段と
    を備えることを特徴とするウェブページ情報表示制御装置。
  2. 前記記号記憶手段は、前方一致する記号同士を少なくとも並ばないように記憶し、
    前記信号処理手段は、前記入力手段に入力された1以上の文字に前方一致しない記号を前記マップ記憶手段から読み出し、読み出した記号が非顕在化されるまたは非表示となるように、前記表示制御手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載のウェブページ情報表示制御装置。
  3. ウェブページ情報を表示するためのウェブページ情報表示制御装置が行うウェブページ情報表示制御方法であって、
    前記ウェブページ情報表示制御装置は、
    予め用意された入力手段に入力される1以上の文字からなる記号が入力しやすい順に複数記憶される記号記憶手段と、
    前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報における別のウェブページ情報を示すリンク情報と前記記号記憶手段に記憶された記号とが対応づけて記憶されるマップ記憶手段とを備え、
    前記ウェブページ情報表示制御方法は、
    前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された通信手段が、ウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するステップと、
    前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された座標算出手段が、前記ウェブページデータにより得られるウェブページ情報からリンク情報を検索し、当該リンク情報に対応する表示データが表示される位置の座標を算出するステップと、
    前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された順位付与手段が、前記リンク情報に対し、対応する表示データの座標の位置が、予め定められた基準座標の位置に近いほど高い順位となるように、順位を付与するステップと、
    前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された記号付与手段が、前記記号記憶手段から記号を読み出し、前記リンク情報の順位が高いほど入力しやすい記号となるように前記リンク情報に対応する表示データに当該記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させ、互いに等しい複数のリンク情報がある場合において、対応する各表示データの距離を計測し、予め定められた距離未満の表示データに対しては、対応するリンク情報の順位が最高の表示データにのみに記号を付与する一方、予め定められた距離以上の表示データに対しては、前記最高の順位のリンク情報に対応する表示データに付与された記号または独自の記号を付与するとともに、当該リンク情報と当該記号とを対応づけて、前記マップ記憶手段に記憶させるステップと、
    前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された表示制御手段が、前記記号を付与された表示データを含む前記ウェブページ情報を予め用意された表示手段に表示させるステップと、
    前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された信号受信手段が、前記ウェブページ情報が表示された際に前記入力手段に入力された記号を示す信号を受信するステップと、
    前記ウェブページ情報表示制御装置に構成された信号処理手段が、前記マップ記憶手段から、当該信号により示される記号に対応づけられたリンク情報を読み出し、当該リンク情報に対応するウェブページ情報を表示するためのウェブページデータを取得するように、前記通信手段を制御するステップと
    を含むことを特徴とするウェブページ情報表示制御方法。
  4. 前記記号記憶手段は、前方一致する記号同士を少なくとも並ばないように記憶し、
    前記信号処理手段は、前記入力手段に入力された1以上の文字に前方一致しない記号を前記マップ記憶手段から読み出し、読み出した記号が非顕在化されるまたは非表示となるように、前記表示制御手段を制御する
    ことを特徴とする請求項3記載のウェブページ情報表示制御方法。
  5. 請求項1または2記載のウェブページ情報表示制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
  6. 請求項5記載のコンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2009115849A 2009-05-12 2009-05-12 ウェブページ情報表示制御装置および方法 Active JP4940265B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009115849A JP4940265B2 (ja) 2009-05-12 2009-05-12 ウェブページ情報表示制御装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009115849A JP4940265B2 (ja) 2009-05-12 2009-05-12 ウェブページ情報表示制御装置および方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010266958A JP2010266958A (ja) 2010-11-25
JP4940265B2 true JP4940265B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=43363905

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009115849A Active JP4940265B2 (ja) 2009-05-12 2009-05-12 ウェブページ情報表示制御装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4940265B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101884313B1 (ko) * 2011-10-18 2018-08-01 주식회사 알티캐스트 미디어 컨텐츠 제어 방법 및 이를 위한 기록 매체

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69726028T2 (de) * 1996-09-18 2004-07-15 Access Co., Ltd. Programm für Internet-Gerät
JP3591319B2 (ja) * 1998-08-27 2004-11-17 オムロン株式会社 文字入力装置
JP4805188B2 (ja) * 2007-03-01 2011-11-02 日本電信電話株式会社 ウェブページ閲覧方法、ウェブページ閲覧装置、ウェブページ閲覧プログラム及びウェブページ閲覧プログラムを記録した記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010266958A (ja) 2010-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7441196B2 (en) Apparatus and method of manipulating a region on a wireless device screen for viewing, zooming and scrolling internet content
CN104978317B (zh) 网页生成方法及装置、网站生成方法及建站服务器
US10705710B2 (en) Web page content insertion based on scroll operation
US20130254643A1 (en) Digital Content Enhancement Platform
WO2004107212A1 (ja) ウェブ対応電子機器装置、ウェブページ処理方法およびプログラム
JP2008108280A (ja) 遠隔制御装置によるハイパーテキスト・オブジェクト間のナビゲーションが可能なウェブ・ブラウザ
CN102057369A (zh) 用于当显示电子文档的选定区域时动态地文本换行的方法和设备
US20110066983A1 (en) Electronic device and method for providing shortcut interface
JP5124702B2 (ja) 情報表示システム、情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラム、情報提供装置、および、記録媒体
JPWO2008013128A1 (ja) 端末装置、コンテンツ表示方法、およびコンテンツ表示プログラム
JP5113811B2 (ja) ウェブページ情報表示制御装置および方法
JP4805188B2 (ja) ウェブページ閲覧方法、ウェブページ閲覧装置、ウェブページ閲覧プログラム及びウェブページ閲覧プログラムを記録した記録媒体
JP4940265B2 (ja) ウェブページ情報表示制御装置および方法
TW201207669A (en) A display control apparatus and method for selecting an interactive object on a display frame by a numberic controller
CN102385467A (zh) 影像式控制方法、处理方法及其系统
US20040199932A1 (en) Navigating web content with a simplified interface using directional input
JP4926125B2 (ja) ウェブページ情報表示装置および方法
JP4932775B2 (ja) ネットワーク端末に表示するページを生成する方法、装置及びプログラム
JP5134639B2 (ja) クライアント装置、表示方法、プログラム、情報処理装置、及び情報処理システム
JP2009169883A (ja) Webブラウザの簡易操作方法
JP5095585B2 (ja) 通信装置、操作キー制御方法、及び操作キー制御プログラム
JP2005275721A (ja) プログラム及び情報処理方法
JP2014164736A (ja) ウェブページ閲覧装置及びプログラム
JP6088409B2 (ja) ウェブコンテンツ表示装置、ウェブコンテンツ表示装置の動作方法およびコンピュータプログラム
JP5890703B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、画像表示方法及び画像表示システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120227

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4940265

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350