JP5124205B2 - 液体容器 - Google Patents

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本発明は、インキなどの液体が充填される液体容器に関するものである。
従来から一般オフィスで使用できるデジタル印刷機などとしてインキを用いるリソグラフィ方式の印刷装置があり、このような印刷装置向けに、合成樹脂製の容器にインキを充填し、その容器ごと装置に装填できるようにしたものが提供されている。
そして、インキを充填する容器では、上記装置側の吸引機構などでインキが吸引され、その吸引に伴なって略偏平に変形させるなどの目的のために、軟質の合成樹脂製フィルムからなるものが採用されている。
上記液体容器は、例えば上記印刷装置の吸引機構が接続できるように口部材を有した前面板とこの前面板に対向する後面板との間に、容器内方側に向けて折り込み可能な一対の内折れ面板を対向するように配置し、そして、前記前面板と後面板との間に、前記内折り面板が容器内方に向けて折り込まれて互いに離間している内折れ面板を配置した状態で、前面板と後面板との直接相対する辺をヒートシールし、また内折れ面板と正面板との直接相対する辺をヒートシールし、さらには内折れ面板と後面板との直接相対する辺をヒートシールしていて、内折れ面板を二つ折りした状態で前後面板の間に配しながら前後面板の周辺をヒートシールすることで作製されている。前面板、後面板、内折れ面板それぞれは内面(容器内方となる面)がヒートシール性を備えた合成樹脂製の積層フィルムを用いている。
そして、液体(例えばインキ)を前記口部材から充填することで、内折れ面板それぞれが折り状態から展開して容器全体が略ブロック状となり、上述のように液体を吸引することで容器内圧が負圧になって内折れ面板それぞれが容器内方側に向けて二つ折り状態になり、全体形状が略扁平に変形するようにしている。(特許文献1、特許文献2参照)
特開2001−341752号公報 特開2002−145280号公報
上述した一対の内折れ面板を前後面板の間に配置して面板の直接相対している辺同士がヒートシールされている液体容器では、つぎのような問題があった。この問題点を図5と図6に示す従来例に基づいて説明する。
図中1は液体容器1であり、軟質の合成樹脂製フィルムを組み合せてなる液体容器である。そして、容器高さ方向に対向する位置にしてそれぞれが容器内方側に向けて折り込まれている一対の内折れ面板2口部材3を有する前面板4とこの前面板4に対向する後面板5とからなり、前面板4と後面板5の間に前記内折れ面板2が配置されている。
そして、上述したように前面板4と後面板5との相対する辺がヒートシールされ、内折れ面板2と前面板4との相対する辺がヒートシールされ、内折れ面板2と後面板5とが相対する辺がヒートシールされていて、前記前後面板4、5および内折れ面板2それぞれの周辺のヒートシール辺部6において、内折れ面板2が折り曲げられている内折れ面板折り位置の対応部分7で、前後面板4、5それぞれの内折れ面板2に対するヒートシール辺部6aと前後面板4、5相互のヒートシール辺部6bとが連続した状態となっている。
この液体容器1にはインキが充填され、上下の内折れ面板2それぞれが展開し、前面板4と後面板5とも離れ、各面板の容器側部が折れ曲がって略ブロック状の形状を呈する。
この液体容器1を構成している各面板の内、内折れ面板2は容器成型の時点で二つ折りとなり、液体充填の時点で折り状態から展開し、さらに液体吸引に伴なって二つ折り状態に戻る方向に曲がるようにするために、軟質で剛性の低い合成樹脂製フィルムが採用され、一方、前後面板それぞれは液体容器としての前面形状と後面形状を維持するとともに、前記内折れ面板の折れと展開とが行ない易いようにするために、変形可能ではあるが内折れ面板よりは硬質で剛性のある合成樹脂製フィルムが採用されている。
そのため、液体を充填したこの液体容器を取り扱うときに誤って落下させた場合、容器内で液体が瞬間的に軟質の内折れ面板側に移動し、内折れ面板の変形によって、落下の衝撃により容器内で生じた高い圧力の変動を、内折れ面板と前面板と後面板とが集合している部分に呼び込んでしまう。
そして、内折れ面板と前面板と後面板とが集合している部分、即ち、ヒートシール辺部の内折れ面板折り位置対応部分は、容器内方側から見れば一点の局所となっており、この内折れ面板折り位置対応部分に高い圧力が瞬間的に集中すると、この内折れ面板折り位置対応部分が破損したり、集合部分にシール辺の剥離により隙間が生じて液体の漏れが発生し易いという問題があった。
また、充填済みの液体容器を多数重ねて積み置き状態にすると、その積み置き時に容器の内部の圧力に対する剛性が、やはり上記内折れ面板が他の前後面板に比べて低いために、下方に積まれている液体容器の内折れ面板が外部に膨出するような変形をしてしまい、その変形による引っ張り力が、内折れ面板の内折れ面板折り位置対応部分側に集中して、この位置で剥離が進んで液体の漏れが発生し易いという問題があった。
そして、液体の充填時に充填圧力が高かったり、充填量が規定量より多い場合でも、同様に内折れ面板が外部に膨出した形状となり、変形による引っ張り力が内折れ面板の内折れ面板折り位置対応部分側に集中し、剥離が進んで液体の漏れが発生し易いという問題もあった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、ヒートシール辺部における上記内折れ面板折り位置対応部分に向けて、上記容器落下時の液体からの高い圧力が集中しかけた場合にその圧力を分散させたり、また、内折れ面板が膨出して引っ張り力が内折れ面板折り位置対応部分に向く場合にもその引っ張り力を分散させるようにすることを課題として、ヒートシール部の前記内折れ面板折り位置対応部分での破損やその部分からの液体の漏れを確実に防止することを目的とするものである。
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、口部材を有する合成樹脂製フィルムである前面板(4)と、この前面板(4)に対向する合成樹脂製フィルムである後面板(5)と、容器高さ方向または容器幅方向に対向する位置にしてそれぞれが容器内方側に向けて折り込み可能とされて前面板(4)と後面板(5)より軟質の合成樹脂製フィルムである一対の内折れ面板(2)とからなり、前記前面板(4)と前記後面板(5)との間に前記一対の内折れ面板(2)が配置され、
二つ折りして互いに離間している前記一対の内折れ面板(2)を、前記前面板(4)と前記後面板(5)との間に配置した状態で、前記前面板(4)と前記後面板(5)との直接に相対する辺がヒートシールされ、前記内折れ面板(2)と前記前面板(4)との直接に相対する辺がヒートシールされ、前記内折れ面板(2)と前記後面板(5)との直接に相対する辺がヒートシールされていて
前記内折れ面板(2)と前記前後面板(4、5)それぞれの周辺のヒートシール辺部における内折れ面板折り位置対応部分(7)で、前後面板それぞれの内折れ面板に対するヒートシール辺部(6a)と前後面板相互のヒートシール辺部(6b)とが連続している液体容器において、
前記内折れ面板折り位置対応部分(7)それぞれのヒートシール辺部におけるシール内縁形状を外方に向けて凸の形状にして、内折れ面板折り位置対応部分(7)それぞれに非シール状態の凹部(9)を設け、前記凹部(9)それぞれの開放部分が容器内方側に臨んでいることを特徴とする液体容器を提供して、上記課題を解消するものである。
請求項1の発明によれば、内折れ面板折り位置対応部分に、内折れ面板の非シール状態の凹部と前面板の非シール状態の凹部と後面板の非シール状態の凹部とが設けられているので、仮に液体容器を落下させて上述したような液体の瞬間的な高い圧力が集中しかけても、三面の面板の非シール状態の凹部よりなる凹陥部の内部でその圧力が分散される。また、充填した内容物により継続的に内折れ面板に膨出するような力が加わって引っ張り力が、内折れ面板の内折れ面板折り位置対応部分側に向いていても、非シール状態の凹部でその引っ張り力が分散されて内折れ面板折り位置対応部分に集中しないようにしている。
このように液体側からの瞬間的な高い圧力や、内折り面板での引っ張り力が集中しないため、内折れ面板折り位置対応部分で破損や剥離が生じないようになる。
また本発明によれば、本液体容器を液体を吸引する手段に接続するものとすることで、その吸引による内圧の低下に伴なって内折れ面板が二つ折りして、吸引手段側に吸引不良を生じさせず、また、容器自体が偏平になる。即ち、収容物が空になった状態で容易に偏平にすることができ、不要処分するときに嵩張ることがない。
つぎに本発明を図1から図4に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。なお、図4と図5とに示す従来例と構成が重複する部分は同符号を付してその説明を省略する。
本発明の液体容器1は、上述の例と同様に容器高さ方向に対向する位置にして容器内方側に向けて折り込み可能な一対の内折れ面板2口部材3を有する前面板4と、この前面板4に対向する後面板5とからなり、前記前面板4と後面板5との間に前記一対の内折れ面板2が配置されている。
前記前面板4と後面板5との間に、それぞれ二つ折りにて容器内方に向けて折り込まれて互いに離間している一対の内折れ面板2を配置する。その状態で、前記前面板4と後面板5との直接に相対する辺がヒートシールされ、内折れ面板2と前面板4との直接に相対する辺がヒートシールされ、内折れ面板2と後面板5との直接に相対する辺がヒートシールされていて、これにより、内折れ面板2と前後面板4、5それぞれの周辺のヒートシール辺部6における内折れ面板折り位置対応部分7で、前後面板4、5それぞれの内折れ面板に対するヒートシール辺部6aと前後面板4、5相互のヒートシール辺部6bとが連続している。この点は、従来の例と同じである。
そして、この液体容器1では、例えば、図2に示すように内折れ面板折り位置対応部分7でのヒートシール辺部6におけるシール内縁8の形状を外方に向けて凸の形状にしていて、内折れ面板折り位置対応部分7に非シール状態の凹部9が位置している。
この非シール状態の凹部9は、本液体容器1の作製時、内折れ面板2それぞれを二つ折りにしてこれを前面板4と後面板5との間に配置し、そして、周辺をヒートシールするに際して、内折れ面板折り位置対応部分7に対応する一部分が弧状に切り欠かれた金型を用いてヒートシールすればよい。
液体容器1では、内折れ面板折り位置対応部分7でヒートシール辺部6におけるシール内縁8の形状を外方に向けて凸の形状にしているので、図3と図4とに示されているように上記非シール状態の凹部9が、内折れ面板2の内折れ面板折り位置対応部分7の位置と前面板4の内折れ面板折り位置対応部分7の位置と後面板5の内折れ面板折り位置対応部分7の位置とに設けられる。
そのため、内容物として液体が充填されている液体容器1には、三つの面板2、4、5の前記非シール状態の凹部9よりなる凹陥部10が形成されていて、凹部9の非シール面で囲まれて容器内方側に開放部分を臨ませている前記凹陥部10が内折れ面板折り位置対応部分7それぞれの位置に存在している。
このように液体容器1は、三つの非シール状態の凹部9が集合してその凹部9の非シール面で囲まれて容器内方側を開放している凹陥部10を、内折れ面板折り位置対応部分7それぞれの位置に設けているので、充填済みの液体容器1を誤って落下させた時に液体に生じる強い衝撃の圧力が、局所である内折れ面板折り位置対応部分7に向けて集中しかけても、前記凹陥部10の内部で前記圧力が分散されるようになる。
また、充填済みの液体容器1の積み重ねや液体の充填により容器内圧が高くなり、内折れ面板2が外部に膨出し、その内折れ面板2での引っ張り力が内折れ面板折り位置対応部分7側に向いていても、やはり上記非シール状態の凹部9にその引っ張り力が作用することで分散され、局所に引っ張り力が集中して作用することはない。
以上のことから内折れ面板折り位置対応部分7で損傷や剥離による液漏れが防止できる。
なお、図において、符号11は提げ手を示している。
内折れ面板と前面板と後面板とはそれぞれ積層フィルムからなるものであり、ドライラミネーション、ウエットラミネーション、エクストルージョンラミネーションなどのラミネート加工法、又は共押出成形法で作製されるものである。
そして、上記前面板と後面板は、ポリアマイド/変性ポリエチレン/ポリエチレン構成、エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/変性ポリエチレン/ポリエチレン構成、ポリアマイド/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/変性ポリエチレン/ポリエチレン構成、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート/ポリアマイド/変性ポリエチレン/ポリエチレン構成、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/変性ポリエチレン/ポリエチレン構成、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート/ポリアマイド/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/変性ポリエチレン構成、2軸延伸ポリプロピレン/ポリアマイド/変性ポリエチレン/ポリエチレン構成などの積層フィルムを容器の使用目的に合わせて使用することができる。なお、変性ポリエチレンは、無水マレイン酸変性ポリエチレンなどである。
また、内折れ面板は、2軸延伸ポリアマイド/ポリエチレン構成、2軸延伸ポリエチレンテレフタレート/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/変性ポリエチレン/ポリエチレン構成、2軸延伸ポリアマイド/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/変性ポリエチレン/ポリエチレン構成、2軸延伸ポリプロピレン/ポリアマイド/変性ポリエチレン/ポリエチレン構成などの積層フィルムを容器の使用目的に合わせて使用することができる。
上記実施の例において、内折れ面板を前面板と後面板とより軟質で剛性が低いものとしていて、内折れ面板を前面板と後面板とより軟質で剛性が低いものとするには、剛性のあるバリア層を有するものである場合、即ち、エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物やポリアマイドの層を有するものである場合、その層を薄くすることや、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートの層を薄くするなどの方法があり、また、フィルムの層厚を薄くすることによって軟質にして剛性を低くすることができる。
上記口部材は、通常、射出成形法によりポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いて作製される。そして、上記前面板となる部材に透孔を開けてこの口部材をセットし、超音波シール法や熱融着シール法などで融着して、上記内折れ面板と前面板と後面板とのヒートシール時の前にはその前面板部材に取り付けられているものである。
なお、上記実施の例では容器高さ方向に内折れ面板を配したものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、容器幅方向に内折れ面板が配されるものであってもよい。
インキを充填した液体容器を落下させたインキ充填落下試験と、水を充填した液体容器を落下させた水充填落下試験とを行なった。
インキ充填落下試験では、以下のように一般室内環境の下で落下高さを変えて試験を行なっている。水充填落下試験では、一般室内環境の下で落下高さを変えて試験を行なっている。
異なる試験条件ごとに本発明よりなる液体容器(表中、本発明液体容器と表記)と従来液体容器(表中、従来液体容器と表記)において最大5体で試験を行ない、破損の有無を確認した。なお、液漏れが認められた場合でも破損と判定した。そして、それぞれの試験では、破損無しとしたものについては続けて条件の異なる落下の試験体として用いた。表中での表記方法は、(落下させた試験体数)−(落下により破損した試験体数)としている。即ち、例えば5−4の記述は、5体を落下させた結果、4体に破損が生じたことを示す。
試験で用いた本発明の液体容器と従来液体容器との材料とヒートシール温度は以下のように同一にした。
前面板と後面板とは、ポリアマイド/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/変性ポリエチレン/ポリエチレンの積層フィルムとし、厚さ250μmとした。また、内折れ面板は、2軸延伸ポリアマイド/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/変性ポリエチレン/ポリエチレンの積層フィルムとし、厚さ200μmとした。液体容器の作製に際してヒートシール温度は135℃とした。
本発明の液体容器と従来液体容器との違いは、本発明の液体容器では上述したように内折り面板折り位置対応部分に非シール状態の凹部を設けて上記凹陥部が形成されているものであり、一方、従来液体容器は図5と図6に示すように内折り面板折り位置対応部分に非シール状態の凹部が設けられていないものである。
Figure 0005124205
Figure 0005124205
以上の試験において、従来液体容器の破損は全て内折れ面板折り位置対応部分での破損(破れ、シール辺の剥離)であった。一方、本発明の液体容器には破損が一度も発生しなかった。よって、本発明の液体容器が破損、液漏れを防止する上で有効であることが確認できた。
本発明に係る液体容器の一例を示す説明図である。 本発明に係る液体容器の一例において略偏平した状態を示す説明図である。 本発明の一例において液体を充填した状態での内折れ面板折り位置対応部分を示すもので、(a)は前面板側を示す説明図、(b)は後面板側を示す説明図である。 本発明の一例における内折れ面板折り位置対応部分を断面で示すもので、(a)は前面板と後面板との内折れ面板折れ位置対応部分を断面で示す説明図、(b)は上位の内折れ面板での内折れ面板折れ位置対応部分を断面で示す説明図である。 従来例において液体を充填した状態での内折れ面板折り位置対応部分を示す説明図である。 従来例における液体容器を略偏平した状態で示す説明図である。
符号の説明
1…液体容器
2…内折れ面板
3…口部材
4…前面板
5…後面板
6…周辺のヒートシール辺部
6a…内折れ面板に対するヒートシール辺部
6b…前後面板相互のヒートシール辺部
7…内折れ面板折り位置対応部分
8…シール内縁
9…非シール状態の凹部
10…凹陥部
11…提げ手

Claims (1)

  1. 口部材を有する合成樹脂製フィルムである前面板(4)と、この前面板(4)に対向する合成樹脂製フィルムである後面板(5)と、容器高さ方向または容器幅方向に対向する位置にしてそれぞれが容器内方側に向けて折り込み可能とされて前面板(4)と後面板(5)より軟質の合成樹脂製フィルムである一対の内折れ面板(2)とからなり、前記前面板(4)と前記後面板(5)との間に前記一対の内折れ面板(2)が配置され、
    二つ折りして互いに離間している前記一対の内折れ面板(2)を、前記前面板(4)と前記後面板(5)との間に配置した状態で、前記前面板(4)と前記後面板(5)との直接に相対する辺がヒートシールされ、前記内折れ面板(2)と前記前面板(4)との直接に相対する辺がヒートシールされ、前記内折れ面板(2)と前記後面板(5)との直接に相対する辺がヒートシールされていて
    前記内折れ面板(2)と前記前後面板(4、5)それぞれの周辺のヒートシール辺部における内折れ面板折り位置対応部分(7)で、前後面板それぞれの内折れ面板に対するヒートシール辺部(6a)と前後面板相互のヒートシール辺部(6b)とが連続している液体容器において、
    前記内折れ面板折り位置対応部分(7)それぞれのヒートシール辺部におけるシール内縁形状を外方に向けて凸の形状にして、内折れ面板折り位置対応部分(7)それぞれに非シール状態の凹部(9)を設け、前記凹部(9)それぞれの開放部分が容器内方側に臨んでいることを特徴とする液体容器。
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