JP5123680B2 - 空気調和機のエリア空調方法および空気調和機 - Google Patents

空気調和機のエリア空調方法および空気調和機 Download PDF

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本発明は、吹き出し口の左右に設けられ、風向を上下方向に変更する左右独立に駆動されるフラップと、風向を左右方向に変更する左右独立に駆動されるルーバとを備えた空気調和機のエリア空調方法および空気調和機に関するものである。
空気調和機は、室内の空気を吸い込み口からファンを介して筐体内に吸い込み、筐体内に設けられている熱交換器を通して冷却または加熱した後、温調された空気を吹き出し口から室内へと吹き出すことにより、室内を空調するように構成されている。このような空気調和機の吹き出し口には、一般に吹き出し風の風向を上下方向に変更するためのフラップと、左右方向に変更するためのルーバとが設けられており、このフラップおよびルーバの向きを変更することによって、空調風の吹き出し方向を好みの方向に変えたり、あるいは連続的にスイングさせることにより室全体に対して空調風を吹き出し、温度分布の均一化を図ったりしている。
そして、空調風を室内空間に吹き出すに際し、その空調風を、例えば室内空間中の特定のエリアあるいはゾーンに向けスポット的に吹き出す等、きめ細かくコントロールするために、吹き出し口に設けられるフラップおよびルーバを吹き出し口の左右に各々独立して駆動されるように配設した空気調和機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この空気調和機では、吹き出し口の左右に分割されて設けられたフラップを各々別のモータで独立して駆動可能とするとともに、吹き出し口に設けられた多数のルーバ群を少なくとも左右の2群に分け、各々を別のモータで独立して駆動可能とし、一方のフラップおよびルーバで室全体に対して空調風を導くとともに、また他方で足元等にスポット的に空調風を導くことによって、より快適な空調ができるようにしている。
特開平9−324947号公報
上記の空気調和機では、室内空間中の特定のエリアあるいはゾーンをスポット的に空調することは可能である。しかしながら、かかる空調を実現するためには、その都度吹き出し口に設けられている左右独立のフラップおよびルーバの向きを希望の吹き出し方向が得られるように個別に変更しなければならず、ユーザーにとって煩雑な操作が必要となるという問題があった。また、希望するエリアあるいはゾーンを快適に空調するには、そこに向って空調風を上手くコントロールする必要があるが、そのためにフラップおよびルーバを最適な位置に調整することもユーザーにとっては困難を伴うという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、予め複数に区画されている空調空間の中の空調したい特定のエリアを選び、そのエリアを簡単な操作でかつ素早く快適な空間へと空調することができる空気調和機のエリア空調方法および空気調和機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の空気調和機のエリア空調方法および空気調和機は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる空気調和機のエリア空調方法は、吹き出し口の左右に設けられ、風向を上下方向に変更する左右独立に駆動されるフラップと、前記吹き出し口の左右に設けられ、風向を左右方向に変更する左右独立に駆動されるルーバとを備え、予め室内空間を少なくとも前後および左右の4つのエリアとそれに室全体および室中央の2つのエリアを加えた6つのエリアに区画し、それに対応して少なくとも6つのエリア設定ボタンが設けられ、その6つの前記エリア設定ボタンの組み合わせにより少なくとも16パターンの前記エリアが選択可能とされており、前記エリア設定ボタンを操作して任意の1以上のエリアを選び、その選択された前記エリアに対応して予め設定されている位置にもしくは動作で前記各フラップおよび前記各ルーバを駆動し、選択された前記エリアに向けて空調された空気を吹き出すことにより当該エリアを空調する空気調和機のエリア空調方法であって、前記空気調和機の据え付け位置が前記室内空間の中央以外の場合、運転モードが暖房でかつ2以上のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、前記各フラップおよび前記各ルーバの駆動位置が、予め設定されている複数の位置間で設定時間毎に交互に切り替え可能とされているとともに、運転モードが暖房以外でかつ前記空気調和機の据え付け位置に対して右側または左側の前後のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、当該右側または左側の前記フラップがスイングされることを特徴とする。
本発明によれば、予め室内空間を少なくとも前・後、左・右、室全体および室中央の6つのエリアに区画し、その6つのエリアに対応して設けられている6つのエリア設定ボタンの組み合わせにより選択可能とされている16パターンのエリアの中から、エリア設定ボタンを操作して任意の1以上のエリアを選び、その選択されたエリアに対応して予め設定されている位置にもしくは動作で各フラップおよび各ルーバを駆動することにより、選択されたエリアに向けて空調された空気を吹き出し、当該エリアを空調するようにしているため、室内空間の中にあって空調したい特定のエリアを選び、そこを狙ってスポット的に空調された空気を吹き出すことによって、当該エリアを空調することが可能となる。従って、簡単な操作でかつ素早く空調したい特定のエリアを快適な空間へと空調することができる。特に、空気調和機の据え付け位置が室内空間の中央以外の場合、運転モードが暖房でかつ2以上のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、各フラップおよび各ルーバの駆動位置が、予め設定されている複数の位置間で設定時間毎に交互に切り替え可能とされているため、各フラップおよび各ルーバの駆動位置を各エリアに対して設定されている最適な位置に設定時間毎に交互に切り替えることにより、上方に舞い上がり易い温風をコントロールして2以上のエリアを略同一状態に空調することができ、2以上のエリアを同時に暖房する場合でも各々のエリアを快適に空調することができる。また、運転モードが暖房以外でかつ空気調和機の据え付け位置に対して右側または左側の前後のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、当該右側または左側のフラップが上下にスイングされるため、各々のエリアに対して均一に空調風を送風し、選択されたエリア全域を均一に空調することができる。
さらに、本発明の空気調和機のエリア空調方法は、上記の空気調和機のエリア空調方法において、前記6つのエリア設定ボタンをリモコンに設け、該リモコン上で空調したい前記エリアが任意に選択可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、6つのエリア設定ボタンをリモコンに設け、リモコン上で空調したいエリアが任意に選択可能とされているため、空調エリアを選択するエリア選びをリモコン上でのボタン操作(押す)によって簡単に行うことができる。
さらに、本発明の空気調和機のエリア空調方法は、上述のいずれかの空気調和機のエリア空調方法において、選択された前記エリアに対応するように予め設定されている前記各フラップおよび前記各ルーバの駆動位置もしくは動作が、暖房時と暖房以外の時とに分けて各々設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、選択されたエリアに向けて空調された空気を吹き出すための各フラップおよび各ルーバの駆動位置もしくは動作が、暖房時と暖房以外の時とに分けて各々設定されているため、暖房時または暖房以外の例えば冷房時のいずれにおいても、各々適正な位置にもしくは動作で各フラップおよび各ルーバが駆動され、選択されたエリアに向けて温風または冷風を吹き出すことができる。従って、選択されたエリアに対して最適な状態で温風または冷風を導き、当該エリアを快適に暖房または冷房することができる。
さらに、本発明の空気調和機のエリア空調方法は、上述のいずれかの空気調和機のエリア空調方法において、前記室内空間内の前記空気調和機の据え付け位置に応じて前記各フラップおよび前記各ルーバの駆動位置が、風向き設定ボタンにより調整可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、室内空間内の空気調和機の据え付け位置に応じて各フラップおよび各ルーバの駆動位置が、風向き設定ボタンにより調整可能とされているため、空気調和機の据え付け位置が室内空間の中央、右端、左端のいずれであっても、それに合わせて各フラップおよび各ルーバの駆動位置を最適な位置に調整することができる。従って、ユーザー側においても空気調和機の据え付け位置に応じて最適な風向ないし好みの風向を適宜設定することができる。
さらに、本発明の空気調和機のエリア空調方法は、上述のいずれかの空気調和機のエリア空調方法において、空調エリアとして前記室全体が選択されたとき、前記各フラップおよび前記各ルーバが上下および左右に同時にスイングされ、空調された空気を立体的に吹き出すことを特徴とする。
本発明によれば、空調エリアとして室全体が選択されたとき、各フラップおよび各ルーバを上下および左右に同時にスイングさせて空調された空気を立体的に吹き出すようにしているため、吹き出し風をスクロールさせながら室内空間全体に対して斑無くかつ素早く行き渡らせることができる。従って、室内空間全体を均一の温度に短時間で空調することができる。
さらに、本発明の空気調和機のエリア空調方法は、上述のいずれかの空気調和機のエリア空調方法において、前記空気調和機の据え付け位置が前記室内空間の中央以外の場合、運転モードが暖房でかつエリア空調が設定されたとき、風量が強制的に最大風量とされることを特徴とする。
本発明によれば、空気調和機の据え付け位置が室内空間の中央以外の場合、運転モードが暖房でかつエリア空調が設定されたとき、風量が強制的に最大風量とされるため、一般に空気調和機の据え付け位置が室内の右端あるいは左端の場合、選択されたエリア(特に据え付け位置の反対側の手前や奥のエリア)によっては温風が到達し難くなるが、風量が強制的に最大風量とされることから、どのエリアにも十分に温風を到達させることが可能となる。従って、各エリアとも快適な暖房を実現することができる。
さらに、本発明にかかる空気調和機は、吹き出し口の左右に設けられ、風向を上下方向に変更する左右独立に駆動されるフラップと、前記吹き出し口の左右に設けられ、風向を左右方向に変更する左右独立に駆動されるルーバとを備え、予め室内空間を少なくとも前後および左右の4つのエリアとそれに室全体および室中央の2つのエリアを加えた6つのエリアに区画し、それに対応して少なくとも6つのエリア設定ボタンが設けられ、その6つの前記エリア設定ボタンの組み合わせにより少なくとも16パターンの前記エリアが選択可能とされており、前記エリア設定ボタンを操作して任意の1以上のエリアを選び、その選択された前記エリアに対応して予め設定されている位置にもしくは動作で前記各フラップおよび前記各ルーバを駆動し、選択された前記エリアに向けて空調された空気を吹き出す空気調和機であって、前記空気調和機の据え付け位置が前記室内空間の中央以外の場合、運転モードが暖房でかつ2以上のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、前記各フラップおよび前記各ルーバの駆動位置が、予め設定されている複数の位置間で設定時間毎に交互に切り替え可能とされているとともに、運転モードが暖房以外でかつ前記空気調和機の据え付け位置に対して右側または左側の前後のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、当該右側または左側の前記フラップがスイングされることを特徴とする。
本発明によれば、予め室内空間を少なくとも前・後、左・右、室全体および室中央の6つのエリアに区画し、その6つのエリアに対応して設けられている6つのエリア設定ボタンの組み合わせにより選択可能とされている16パターンのエリアの中から、エリア設定ボタンを操作して任意の1以上のエリアを選び、その選択されたエリアに対応して予め設定されている位置にもしくは動作で各フラップおよび各ルーバを駆動することにより、選択されたエリアに向けて空調された空気を吹き出すようにしているため、室内空間の中にあって空調したい特定のエリアを選び、そこを狙ってスポット的に空調された空気を吹き出すことにより当該エリアを空調することが可能となる。従って、簡単な操作でかつ素早く空調したい特定のエリアを快適な空間へと空調することができる。特に、空気調和機の据え付け位置が室内空間の中央以外の場合、運転モードが暖房でかつ2以上のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、各フラップおよび各ルーバの駆動位置が、予め設定されている複数の位置間で設定時間毎に交互に切り替え可能とされているため、各フラップおよび各ルーバの駆動位置を各エリアに対して設定されている最適な位置に設定時間毎に交互に切り替えることにより、上方に舞い上がり易い温風をコントロールして2以上のエリアを略同一状態に空調することができ、2以上のエリアを同時に暖房する場合でも各々のエリアを快適に空調することができる。また、運転モードが暖房以外でかつ空気調和機の据え付け位置に対して右側または左側の前後のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、当該右側または左側のフラップが上下にスイングされるため、各々のエリアに対して均一に空調風を送風し、選択されたエリア全域を均一に空調することができる。
さらに、本発明の空気調和機は、上記の空気調和機において、前記エリア設定ボタンがリモコンに設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、エリア設定ボタンがリモコンに設けられているため、空調したいエリアの選択をリモコン上のエリア設定ボタンのボタン操作(押す)により簡単に行うことができる。従って、エリア選びを簡単にかつ容易に行うことができる。
本発明の空気調和機のエリア空調方法および空気調和機によると、エリア設定ボタンの操作で簡単に、室内空間の中にあって空調したい特定のエリアを選び、そこを狙ってスポット的に空調された空気を吹き出すことによって当該エリアを空調することが可能となるため、簡単な操作でかつ素早く空調したい特定のエリアを快適な空間へと空調することができる。特に、空気調和機の据え付け位置が室内空間の中央以外の場合、運転モードが暖房でかつ2以上のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、各フラップおよび各ルーバの駆動位置が、予め設定されている複数の位置間で設定時間毎に交互に切り替え可能とされているため、各フラップおよび各ルーバの駆動位置を各エリアに対して設定されている最適な位置に設定時間毎に交互に切り替えることにより、上方に舞い上がり易い温風をコントロールして2以上のエリアを略同一状態に空調することができ、2以上のエリアを同時に暖房する場合でも各々のエリアを快適に空調することができる。また、運転モードが暖房以外でかつ空気調和機の据え付け位置に対して右側または左側の前後のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、当該右側または左側のフラップが上下にスイングされるため、各々のエリアに対して均一に空調風を送風し、選択されたエリア全域を均一に空調することができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図15を用いて説明する。
図1には、本実施形態に係る壁掛け型の空気調和機1の正面図が示され、図2には、その縦断面図が示されている。なお、本実施形態では、壁掛け型の空気調和機1を例示しているが、本発明は、このような壁掛け型の空気調和機1に限定されるものではなく、床置き型、天吊り型、天埋め型、ウォールスルー型等、他のあらゆる型式の空気調和機にも同様に適用することができるものである。
空気調和機1は、ベース本体2と、このベース本体2にその前方部位を上下、左右、および前面から被うように取り付けられる前面パネル3とから構成される筐体4を備えている。筐体4の上面には、その略全面に格子状の空気吸い込み口5が開口されており、下面の前方部位には、その略全幅にわたって空調空気の室内への吹き出し口6が開口されている。吹き出し口6には、風向を左右方向に変更する左右に分割されて個別に駆動される各々複数枚のルーバ7A,7Bと、風向を上下方向に変更するとともに、吹き出し口6を閉鎖可能な左右に分割されて個別に駆動される上下各2枚のフラップ8A,8Bとが設けられている。
これらのルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bは、図示省略の4個のステッピングモータにより各々独立して揺動可能(スイング可能)に構成されている。すなわち、フラップ8A,8Bは、図4に示すように、下死点Aから上死点Pまでの角度範囲を上下に16段階(A点,P点を含む)に区分した位置に駆動され、あるいは連続的にスイング駆動されるように構成されている。また、ルーバ7A,7Bは、図5に示すように、空気調和機1の正面にルーバ7A,7Bが向いている状態を0度(g点)とし、左右に各々6段階のa点からm点までの角度範囲を左右に13段階(a点,g点,m点を含む)に区分した位置に駆動され、あるいは連続的にスイング駆動されるように構成されている。
ベース本体2の前面側には、ファンケース9の一部が一体に成形されており、その前方側に取り付けられるスタビライザ10との間に、空気吸い込み口5から空調空気の吹き出し口6に至る空気流路11が形成されている。空気流路11内には、モータにより回転駆動される細長い筒状の羽根車を有するクロスフローファンからなる室内ファン12が水平方向に配設されている。この室内ファン12を介して室内空気が吸い込み口5から筐体4内に吸い込まれ、空気流路11を流通後、吹き出し口6から再び室内へと吹き出されるように構成されている。
室内ファン(クロスフローファン)12の上方部位には、その吸い込み側を取り囲むように山形状に折り曲げ形成された横長の空気熱交換器13が配設されており、室内ファン12によって循環される空気を冷房時は冷却、暖房時は加熱して室内空気を温調できるように構成されている。空気熱交換器13の下部には、ベース本体2およびスタビライザ10と一体をなすドレンパン14,15が各々配設されている。また、空気吸い込み口5と空気熱交換器13との間の空気流路11には、空気中の比較的大きな塵埃を除去するプレフィルタ16が設置されており、その下流側には、各種の空気清浄化フィルタ17が設置された構成とされている。
筐体4の右側部には、室内側のコントローラ18が内蔵されており、図3(A)、(B)に示されているリモコン20からの操作信号を受信部19によって受信し、空気調和機1の運転を制御するように構成されている。リモコン20は、図3(A)、(B)に示されるように、運転状態を表示する表示部21を備えるとともに、多数の操作ボタン群の1つとして6個のエリア設定ボタン22Aないし22Fを備えている。また、リモコンの蓋を開けた内部位置に3個の風向き設定ボタン23Aないし23Cを備えている。
エリア設定ボタン22Aないし22Fは、空気調和機1の据え付け位置に対して室内空間を予め前後(手前と奥)および左右の4つのエリアと、室全体および室中央の2つのエリアとの合計6つのエリアに区画し、この6つのエリアに対応させて6個のエリア設定ボタン22Aないし22Fが設けられている。従って、この6個のエリア設定ボタン22Aないし22Fの組み合わせによって、図6および図7に示されるように、少なくとも16パターンの空調エリアが選択可能とされるとともに、中央、左端、右端の3種の据え付け位置が設定可能とされている。
そして、上記の16パターンのエリア設定および3種の据え付け位置設定に従い、吹き出し口6のルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bの駆動位置もしくは動作が、図6および図7の表示に基づき制御されるように設定されている。つまり、6個のエリア設定ボタン22Aないし22Fを操作して16パターンの中から好みの空調エリアを選択すると、選択されたエリアに対応して左右のフラップ8A,8Bは、各々図4に示されているA点からP点までの範囲において、図6および図7に示されている何れかの位置に駆動されるか、もしくは連続的にスイング動作され、同様に、左右のルーバ7A,7Bは、各々図5に示されているa点からm点までの範囲において、図6および図7に示されている何れかの位置に駆動されるように構成されている。
このルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bの駆動位置もしくは動作は、運転モードにより、図6に示される暖房以外の例えば冷房あるいは除湿の時と、図7に示される暖房時とに分けて設定されている。また、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bの駆動位置は、風向き設定ボタン23Aないし23Cにより空気調和機1の据え付け位置や室の形状等に応じて適宜最適位置あるいは好みの位置に補正(調整)できるように構成されている。
さらに、本実施形態では、空気調和機1の据え付け位置が室内空間の中央以外の左端または右端の場合において、運転モードが暖房でかつ2以上のエリアが同時に空調エリアとして選択されたとき、つまり、エリア設定ボタンの22Aと22D、22Aと22Bと22D、22Aと22Bと22C、22Aと22C、22Cと22B、22Cと22Dと22B、22Cと22Dと22A、22Dと22Bが各々同時に選択されたときには、図7に示すように、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bの駆動位置が、予め設定されている複数の位置間で設定時間毎(例えば、1分毎)に上段の位置から下段の位置へと交互に切り替えられるように設定され、上方に舞い上がり易い温風をコントロールして2以上のエリアを略同じ状態に空調できるようにしている。
また、運転モードが暖房以外の冷房あるいは除湿時等であって、かつ空気調和機1の据え付け位置に対して少なくとも右側または左側の前後のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、つまり、エリア設定ボタンの22Aと22B、22Aと22Bと22D、22Aと22Bと22C、22Cと22D、22Cと22Dと22B、22Cと22Dと22Aが各々同時に選択されたときには、図6に示すように、当該右側または左側のフラップ8A,8Bが上下にスイングされるように設定され、各々のエリアに均一に空調風を送風できるようにしている。
また、エリア設定ボタン22Eが操作され、空調したいエリアとして室全体が選択されたときには、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bを各々左右および上下に同時にスイングさせ、空調された空気が立体的に吹き出されるように設定している。この立体吹き出しは、左右のフラップ8A,8Bを運転モードが暖房以外の時には、図14(A)に示すように、P点を基準位置としてP点、F点、D点の間をサイクル動作させ、運転モードが暖房時には、図14(B)に示すように、G点を基準位置としてG点、B点、I点の間をサイクル動作させるとともに、左右のルーバ7A,7Bを両運転時共に、図15に示すように、g点を基準位置としてg点、j点、f点、k点、l点、k点、f点、j点、d点、h点、c点、a点、c点、h点、d点、g点の間をサイクル動作させることにより実現している。これによって、吹き出し風をスクロールさせ、十分な到達距離を確保して空調風を室内空間全体に素早く行き渡らせることができるようにしている。
さらに、空気調和機1の据え付け位置が室内空間の中央以外の左端または右端寄りとされた場合には、運転モードが暖房でかつエリア空調が設定されたとき、風量が強制的に最大風量とされるように設定している。これは、空気調和機1の据え付け位置が室内空間の左端あるいは右端寄りとされた場合、選択されたエリア(特に据え付け位置の反対側の手前や奥のエリア)によっては温風が到達し難くなるためであり、風量を強制的に最大風量とすることによって、どのエリアに対しても十分に温風を到達させることが可能となる。
以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
空気調和機1による空調運転は、空気熱交換器13に図示省略の冷凍サイクルから断熱膨張された低温低圧の気液二相冷媒を供給し、この冷媒と室内ファン12により循環される室内空気とを熱交換させ、空気を冷却して室内へと吹き出すことによって冷房あるいは除湿運転を行い、また、空気熱交換器12に冷凍サイクルから高温高圧のホットガス冷媒を供給し、これと室内空気とを熱交換させ、空気を加熱して室内へと吹き出すことにより暖房運転を行うことができる。
空調運転は、リモコン20から空気調和機1のコントローラ18に送信される操作信号に従って様々なモードに切り替えられて運転され、その間、空気調和機1が据え付けられている室内の温度あるいは湿度が、設定温度あるいは湿度となるように圧縮機の回転数や室内ファン12の回転数等が負荷状態に見合うように適宜制御される。
ここで、空気調和機1が据え付けられる室がリビングダイニング等のように多目的に使われる室の場合、必ずしも室全体を同時に空調する必要がないこともあり、室全体の空調以外にも、生活シーンに合わせて特定のエリア、例えばソファコーナー、ダイニングテーブルコーナー、キッチンコーナー等を簡単にスポット的に空調できれば、これらのエリアを効率的に素早く快適な空間へと空調することができることから使い勝手がよくなる。
本実施形態によれば、リモコン20に設けられているエリア設定ボタン22Aないし22Fを操作し、6つに区画されているエリアの中から任意の1以上のエリアを選んでコントローラ18に信号を送信することにより、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bが、図6および図7に示されるように、運転モード(暖房時と暖房以外の時)に応じて予め設定されている位置にもしくは動作で駆動され、上記で選択されたエリアに向けて空調された空気を吹き出し、当該エリアをスポット的に空調することが可能となる。
例えば、暖房以外の冷房運転時において、エリア設定ボタン22Cを押して空気調和機1に対して手前右側のエリアを選択すると、リモコン20の表示部21には、図8に示されるように、エリア設定が表示され、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bは、図6中の右列最上段の欄の据え付け位置に対応して各々記載されている位置に駆動される。同様に、2つのエリア設定ボタン22A、22Dが押されると、リモコン20には図9に示すようにエリア設定が表示され、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bは、図6中の左列4段目の欄に記載されている位置に駆動され、またエリア設定ボタン22B、22Dが押されると、図10に示すようにエリア設定が表示され、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bは、図6中の右列7段目の欄に記載されている位置に駆動され、さらにエリア設定ボタン22C、22Dが押されると、図11に示すようにエリア設定が表示され、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bは、図6中の右列3段目の欄に記載されている位置に駆動される。
また、室中央を空調エリアとして選択するエリア設定ボタン22Fが押されると、図12に示されるようにエリア設定が表示され、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bは、図6中の右列最下段の欄に記載されている位置に駆動され、更に室内全体を空調エリアとして選択するエリア設定ボタン22Eが押されると、図13に示すようにエリア設定が表示され、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bは、吹き出し風を図6中の左列最下段に記載されている立体気流とするために、図14(A)および図15に示されるように、サイクル動作によりスイングされて空調風を室内へと吹き出す。
このため、運転モードが暖房時または暖房以外の時のいずれの場合でも、室内空間中にあって空調したい特定のエリアを選択し、そこを狙ってスポット的に空調された空気を吹き出すことによって当該エリアを空調することが可能となる。従って、リモコン20上のエリア設定ボタン22Aないし22Fによる簡単なエリア選び操作で素早く空調したい特定のエリアを快適な空間へと空調することができる。なお、このエリア選びは、図6および図7に示されるように、6個のエリア設定ボタン22Aないし22Fの組み合わせによる16パターンの中から任意のエリアを選択することができる。しかも、この16パターンに対応してルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bの駆動位置および動作が予め当該エリアを空調するのに最適な状態に設定されているため、ユーザーによる煩雑な操作も不要である。
また、リモコン20には、空気調和機1の据え付け位置や室の形状等に応じて風向きを補正(調整)できる風向き設定ボタン23Aないし23Cが設けられているため、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bの駆動位置を、それに合わせて最適な位置に適宜補正(調整)することができる。従って、ユーザー側においても空気調和機1の据え付け位置や室の形状に対応した最適な風向あるいは好みの風向を適宜設定することができる。
また、空気調和機1の据え付け位置が中央以外の左端または右端寄りの場合、暖房でかつ2以上のエリアが同時に選択されたとき、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bの駆動位置が、2段階で設定時間毎に交互に切り替えられるようにしているため、ルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bの駆動位置を各々のエリアに対して設定されている最適な位置に設定時間毎に交互に切り替えることにより、上方に舞い上がり易い温風をコントロールして2以上のエリアを略同じ状態に空調することができる。従って、運転モードが暖房でかつ2以上のエリアを同時に空調する場合においても各々のエリアを快適に空調することができる。
また、運転モードが暖房以外の冷房あるいは除湿等であって、かつ空気調和機1の据え付け位置に対して右側または左側の前後のエリアが同時に空調したいエリアに選択されたときには、当該エリアに対応する右側または左側のフラップ8A,8Bが上下にスイングされるようにしている。このため、各々のエリアに対して均一に空調風を送風し、選択されたエリア全域を均一に空調することができる。
また、空調エリアとしてエリア設定ボタン22Eの操作により室全体が選択されたときには、図14及び図15に示すように、左右のルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bを左右および上下に同時にサイクル動作によりスイングさせて空調された空気を立体的に吹き出すようにしているため、吹き出し風をスクロールさせながら室内空間全体に対して斑無くかつ素早く行き渡らせることができる。従って、室内空間全体を均一の温度に短時間で空調することができる。
さらに、空気調和機1の据え付け位置が室内空間の中央以外の左端または右端の場合には、運転モードが暖房でかつエリア空調が設定されたとき、風量が強制的に最大風量とされるようにしている。このため、空気調和機1の据え付け位置が室内空間の右端あるいは左端の場合、選択されたエリア(特に据え付け位置の反対側の手前や奥のエリア)によっては温風が到達し難い状態となるが、風量を強制的に最大風量とすることによって、どのエリアに対しても十分に温風を到達させることができる。従って、各エリアとも快適な暖房を実現することが可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図16を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、フラップ7A,7Bのリモコン20上でのスイング表示範囲を暖房時と冷房時とで切り替えるようにしている点が異なる。その他の点については第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、図16に示すように、リモコン20上に表示されるフラップ7A,7Bのスイング範囲を予め広めの、例えば6段階に設定しておき、冷房時は上から5段を使用して冷房時のスイング範囲を表示し、暖房時は下から5段を使用して暖房時のスイング範囲を表示するようにしている。
このように、冷房時と暖房時とでフラップ7A,7Bのスイング範囲の表示を切り替えることによって、冷房時および暖房時における実際のフラップ7A,7Bのスイング範囲に近づけることが可能となるため、ユーザーに誤解を与えることがなくなり、品質の向上を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、室内空間を前後、左右の4つのエリアに区画した例について説明したが、これに限定されるものではなく、部屋の大きさ等に合わせて更に細かく区画することも可能であり、空気調和機の容量に対応させてエリア設定を変えてもよい。また、図6および図7に示される各エリアに対応したルーバ7A,7Bおよびフラップ8A,8Bの駆動位置もしくは動作は一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る空気調和機の正面図である。 図1に示す空気調和機の縦断面図である。 図1に示す空気調和機を操作するリモコンの蓋閉じ状態の正面図(A)と蓋開き状態の正面図(B)である。 図1に示す空気調和機の左右フラップのスイング範囲を模式的に記載した図である。 図1に示す空気調和機の左右ルーバのスイング範囲を模式的に記載した図である。 図1に示す空気調和機の運転モードが暖房以外の時のエリア設定パターンと据付位置、並びにフラップおよびルーバの駆動位置等とを対応させた説明図である。 図1に示す空気調和機の運転モードが暖房時のエリア設定パターンと据付位置、並びにフラップおよびルーバの駆動位置等とを対応させた説明図である。 図1に示す空気調和機のリモコン表示部におけるエリア設定状態の画像図である。 図1に示す空気調和機のリモコン表示部におけるエリア設定状態の他の画像図である。 図1に示す空気調和機のリモコン表示部におけるエリア設定状態の他の画像図である。 図1に示す空気調和機のリモコン表示部におけるエリア設定状態の他の画像図である。 図1に示す空気調和機のリモコン表示部におけるエリア設定状態の他の画像図である。 図1に示す空気調和機のリモコン表示部におけるエリア設定状態の他の画像図である。 図1に示す空気調和機の室全体がエリア設定時におけるフラップの暖房以外の場合のサイクル動作図(A)と暖房時のサイクル動作図(B)である。 図1に示す空気調和機の室全体がエリア設定時におけるルーバのサイクル動作図である。 本発明の第2実施形態に係る空気調和機の冷房時と暖房時におけるフラップのスイング範囲の表示切り替え状態の説明図である。
1 空気調和機
6 吹き出し口
7A,7B ルーバ
8A,8B フラップ
20 リモコン
22A,22B,22C,22D,22E,22F エリア設定ボタン
23A,23B,23C 風向き設定ボタン

Claims (8)

  1. 吹き出し口の左右に設けられ、風向を上下方向に変更する左右独立に駆動されるフラップと、前記吹き出し口の左右に設けられ、風向を左右方向に変更する左右独立に駆動されるルーバとを備え、
    予め室内空間を少なくとも前後および左右の4つのエリアとそれに室全体および室中央の2つのエリアを加えた6つのエリアに区画し、それに対応して少なくとも6つのエリア設定ボタンが設けられ、その6つの前記エリア設定ボタンの組み合わせにより少なくとも16パターンの前記エリアが選択可能とされており、
    前記エリア設定ボタンを操作して任意の1以上のエリアを選び、その選択された前記エリアに対応して予め設定されている位置にもしくは動作で前記各フラップおよび前記各ルーバを駆動し、選択された前記エリアに向けて空調された空気を吹き出すことにより当該エリアを空調する空気調和機のエリア空調方法であって、
    前記空気調和機の据え付け位置が前記室内空間の中央以外の場合、運転モードが暖房でかつ2以上のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、前記各フラップおよび前記各ルーバの駆動位置が、予め設定されている複数の位置間で設定時間毎に交互に切り替え可能とされているとともに、
    運転モードが暖房以外でかつ前記空気調和機の据え付け位置に対して右側または左側の前後のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、当該右側または左側の前記フラップがスイングされることを特徴とする空気調和機のエリア空調方法。
  2. 前記6つのエリア設定ボタンをリモコンに設け、該リモコン上で空調したい前記エリアが任意に選択可能とされていることを特徴とする請求項に記載の空気調和機のエリア空調方法。
  3. 選択された前記エリアに対応するように予め設定されている前記各フラップおよび前記各ルーバの駆動位置もしくは動作が、暖房時と暖房以外の時とに分けて各々設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機のエリア空調方法。
  4. 前記室内空間内の前記空気調和機の据え付け位置に応じて前記各フラップおよび前記各ルーバの駆動位置が、風向き設定ボタンにより調整可能とされていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の空気調和機のエリア空調方法。
  5. 空調エリアとして前記室全体が選択されたとき、前記各フラップおよび前記各ルーバが上下および左右に同時にスイングされ、空調された空気を立体的に吹き出すことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の空気調和機のエリア空調方法。
  6. 前記空気調和機の据え付け位置が前記室内空間の中央以外の場合、運転モードが暖房でかつエリア空調が設定されたとき、風量が強制的に最大風量とされることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の空気調和機のエリア空調方法。
  7. 吹き出し口の左右に設けられ、風向を上下方向に変更する左右独立に駆動されるフラップと、前記吹き出し口の左右に設けられ、風向を左右方向に変更する左右独立に駆動されるルーバとを備え、
    予め室内空間を少なくとも前後および左右の4つのエリアとそれに室全体および室中央の2つのエリアを加えた6つのエリアに区画し、それに対応して少なくとも6つのエリア設定ボタンが設けられ、その6つの前記エリア設定ボタンの組み合わせにより少なくとも16パターンの前記エリアが選択可能とされており、
    前記エリア設定ボタンを操作して任意の1以上のエリアを選び、その選択された前記エリアに対応して予め設定されている位置にもしくは動作で前記各フラップおよび前記各ルーバを駆動し、選択された前記エリアに向けて空調された空気を吹き出す空気調和機であって、
    前記空気調和機の据え付け位置が前記室内空間の中央以外の場合、運転モードが暖房でかつ2以上のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、前記各フラップおよび前記各ルーバの駆動位置が、予め設定されている複数の位置間で設定時間毎に交互に切り替え可能とされているとともに、
    運転モードが暖房以外でかつ前記空気調和機の据え付け位置に対して右側または左側の前後のエリアが同時に空調エリアに選択されたとき、当該右側または左側の前記フラップがスイングされることを特徴とする空気調和機。
  8. 前記エリア設定ボタンがリモコンに設けられていることを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
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