JP3847313B2 - 空気調和機 - Google Patents
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冷房運転時に第1左右風向可変手段及び第1上下風向可変手段により前記左側吹出口及び前記右側吹出口の一方から第1気流を吹出すとともに、第2左右風向可変手段及び第2上下風向可変手段により前記左側吹出口及び前記右側吹出口の他方から第1気流と左右及び上下に異なる方向に第2気流を吹出し、前記室内機を左右に分断する鉛直面で1つの部屋を分割した第1、第2領域に温度差を設けることができることを特徴としている。この構成によると、室内を均一な温度にできるとともに、使用者の指示により第1、第2領域をそれぞれ所定の温度にすることができる。
また本発明は、上記構成の空気調和機において、第1、第2上下風向可変手段をそれぞれ上下に分割したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の空気調和機において、上方または下方の第1、第2上下風向可変手段を同一部材により形成したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の空気調和機において、同一部材により形成した第1、第2上下風向可変手段が可撓性を有することを特徴としている。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の空気調和機の室内機1を示す斜視図である。空気調和機の室内機1は、キャビネット2により本体部が保持されており、キャビネット2には上面側と前面側に吸込口4が設けられたフロントパネル3が着脱自在に取り付けられている。キャビネット2は後方側面に爪部(不図示)が設けられ、室内の側壁W1(図2参照)に取り付けられた取付板(不図示)に該爪部を係合して支持される。
室内の温度分布を均一にする場合は、第1の気流制御が行われる。図5に示すように上方の横ルーバ111a、111bは前方が上方になるように例えば水平に対して20゜の角度で配置される。下方の横ルーバ111c、111dは前方が若干下方となる斜め下方から略水平の間で例えば水平に対して5゜以下の角度で配置される。また、縦ルーバ12a、12bは前述の図3に示すように正面に向けて配置される。縦ルーバ12a、12bは前方を外側に向けて約5゜までの範囲で傾斜してもよい。そして、風速が「微風」に設定され、吹出口5から調和空気が送出される。
次に、操作部31aにより室内を左右に分割した各領域を異なる温度に設定した場合は、第2の気流制御が行われる。前述の図4に示すリモートコントローラ31の表示部31bは、室内機1に向かって左側の第1領域E1(図10参照)の設定温度を24℃に設定し、右側の第2領域E2(図10参照)の設定温度を26℃に設定した状態を表わしている。第1、第2領域E1、E2は室内機1を左右に分断する鉛直面によって分割されている。
リモートコントローラ31の操作によって第1、第2領域E1、E2の温度差を更に大きく設定した場合は、第3の気流制御が行われる。第3の気流制御では縦ルーバ12a及び横ルーバ111a〜111dは第2の気流制御の場合と同様に配置される。右側の縦ルーバ12bは前方が内側(左側)に向けて傾斜して配置される。
次に、操作部31aにより室内を前後に分割した各領域を異なる温度に設定した場合は、第4の気流制御が行われる。図15はリモートコントローラ31の操作によって室内機1に近い側の第1領域E3(図16参照)の設定温度を26℃に設定し、遠い側の第2領域E4(図16参照)の設定温度を24℃に設定した状態を表わしている。第1、第2領域E3、E4は部屋Rの中央部を分断する鉛直面によって分割されている。
リモートコントローラ31の操作によって第1、第2領域E3、E4の温度差を更に大きく設定した場合は、第5の気流制御が行われる。第5の気流制御では、縦ルーバ12a、12b及び横ルーバ111a〜111dは第4の気流制御の場合と同様に配置される。送風ファン7の回転数は増加され、吹出し気流の風速が増加される。また、第1、第2領域E3、E4の絶対的な室温は圧縮機(不図示)の回転数を可変して調整される。
次に、操作部31aにより室内を上下に分割した各領域を異なる温度に設定した場合は、第6の気流制御が行われる。図18はリモートコントローラ31の操作によって室内の上部の第1領域E5(図20参照)の設定温度を26℃に設定し、遠い側の第2領域E6(図20参照)の設定温度を24℃に設定した状態を表わしている。第1、第2領域E5、E6は部屋Rの中央部を分断する水平面によって分割されている。
リモートコントローラ31の操作によって第1、第2領域E5、E6の温度差を更に大きく設定した場合は、第7の気流制御が行われる。第7の気流制御では縦ルーバ12a、12b及び横ルーバ111a〜111dは第6の気流制御の場合と同様に配置される。送風ファン7の回転数は減少され、吹出し気流の風速が低下される。また、第1、第2領域E5、E6の絶対的な室温は圧縮機(不図示)の回転数を可変して調整される。
次に、図22は第2実施形態の空気調和機の室内機1を示す斜視図である。説明の便宜上、前述の図1〜図21に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態の横ルーバ111a、111b、111c、111dに替えて横ルーバ112a、112b、112cが設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
次に、図24は第3実施形態の空気調和機の室内機1を示す斜視図である。前述の図1〜図21に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1の実施形態の横ルーバ111a、111b、111c、111dに替えて横ルーバ113a、113bが設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
次に、図27は第4実施形態の空気調和機の室内機1の設置状態を示す斜視図である。説明の便宜上、前述の図1〜図21に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態の空気調和機は所謂コーナーエアコンになっており、第1実施形態と同様の室内機1が部屋Rの隣接する2側壁W5、W6が交差したコーナーLの天井壁Sに接する位置に取り付られる。
2 キャビネット
3 フロントパネル
4 吸込口
5 吹出口
6 送風経路
7 送風ファン
8 エアフィルタ
9 室内熱交換器
10 ドレンパン
111a〜111d、112a〜112c、113a、113b 横ルーバ
12a、12b 縦ルーバ
31 リモートコントローラ
61 温度センサ
Claims (15)
- 室内機に設けた空気を送出するとともに左側の左側吹出口及び右側の右側吹出口を有する吹出口と、前記左側吹出口及び前記右側吹出口の一方の風向を上下に可変する第1上下風向可変手段と、他方の風向を上下に可変する第2上下風向可変手段と、前記左側吹出口及び前記右側吹出口の一方の風向を左右に可変する第1左右風向可変手段と、他方の風向を左右に可変する第2左右風向可変手段とを備え、
冷房運転時に第1左右風向可変手段及び第1上下風向可変手段により前記左側吹出口及び前記右側吹出口の一方から第1気流を吹出すとともに、第2左右風向可変手段及び第2上下風向可変手段により前記左側吹出口及び前記右側吹出口の他方から第1気流と左右及び上下に異なる方向に第2気流を吹出し、前記室内機を左右に分断する鉛直面で1つの部屋を分割した第1、第2領域に温度差を設けることができることを特徴とする空気調和機。 - 第1気流は前記吹出口から左右方向の一方の下方または水平方向に吹出されて該一方の側壁に沿って流通するとともに、第2気流は前記吹出口から正面上方へ吹出されて室内の天井壁に沿って流通して第1、第2領域に温度差が形成され、第1気流の風量と第2気流の風量との割合の増減によって第1、第2領域の温度差を可変することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 第1気流の吹出し方向を前記鉛直面に対して20゜以上傾斜したことを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
- 第1気流の吹出し時の風量または風速が第2気流の吹出し時よりも少ないことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の空気調和機。
- 第1気流の吹出し温度が第2気流の吹出し温度よりも低いことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の空気調和機。
- 第1、第2上下風向可変手段によって前記右側吹出口及び前記左側吹出口の上下方向の吹出角度を同じにするとともに、第1、第2左右風向可変手段によって前記右側吹出口及び前記左側吹出口の左右方向の吹出角度を同じにし、前記吹出口から正面上方へ気流を吹出して室内の天井壁に沿って流通させ、1つの部屋を鉛直面で分割された前記室内機に近い側と遠い側とに温度差を設けることができることを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれかに記載の空気調和機。
- 冷房運転時に前記室内機に近い側と遠い側に温度差を設ける際に、前記室内機に近い側の平均温度を遠い側の平均温度よりも高くしたことを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
- 前記吹出口の吹出し時の風速の増減によって前記室内機に近い側と遠い側の温度差を可変することを特徴とする請求項7に記載の空気調和機。
- 第1、第2上下風向可変手段によって前記右側吹出口及び前記左側吹出口の上下方向の吹出角度を同じにするとともに、第1、第2左右風向可変手段によって前記右側吹出口及び前記左側吹出口の左右方向の吹出角度を同じにし、前記吹出口から真下方向または下方後方へ気流を吹出して前記室内機が設置された側壁に沿って流通させ、1つの部屋を水平面で分割された上部と下部に温度差を設けることができることを特徴とする請求項2〜請求項8のいずれかに記載の空気調和機。
- 冷房運転時に室内の上部と下部に温度差を設ける際に、室内の上部の平均温度を下部の平均温度よりも高くしたことを特徴とする請求項9に記載の空気調和機。
- 前記吹出口の吹出し風速の増減によって室内の上部と下部の温度差を可変することを特徴とする請求項9または請求項10に記載の空気調和機。
- 第1、第2上下風向可変手段をそれぞれ上下に分割したことを特徴とする請求項2〜請求項11のいずれかに記載の空気調和装置。
- 上方または下方の第1、第2上下風向可変手段を同一部材により形成したことを特徴とする請求項12に記載の空気調和装置。
- 同一部材により形成した第1、第2上下風向可変手段が可撓性を有することを特徴とする請求項13に記載の空気調和装置。
- 室内の中央下部の平均風速を0.5m/s以下にしたことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれかに記載の空気調和装置。
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