JP5122520B2 - 商品販売システム、商品販売データ処理装置およびその制御プログラム - Google Patents

商品販売システム、商品販売データ処理装置およびその制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンビニエンスストア、スーパーマーケットおよびドラッグストア等の商品販売店舗にて商品の販売処理に使用される商品販売システム、このシステムで使用される商品販売データ処理装置およびその制御プログラムに関する。
近年、薬事法の改正に伴い、薬局のみならずコンビニエンスストア、スーパーマーケットおよび大型のドラッグストア等においても医薬品の販売が行われている。医薬品は使用方法によっては人体に害を与え得る性質のものであるから、その販売に際しては、客が十分に安全性を確保できるように担保しなければならない。かかる事情に鑑みて、医薬品の販売に関する種々の発明がなされている。例えば、特許文献1に記載された医薬品類の販売システムでは、客のID情報や病状の入力を受け付け、入力された情報に基づいて当該病状に対応可能な医薬品を特定する手段が講じられている。
昨今では一般用医薬品の販売に関して薬事法の法整備が益々進められている。一般用医薬品とは、医薬品のうち効能,効果の人体に対する作用が著しくなく、医薬関係者から提供された情報に基づき、需要者の選択により使用されるものである。
上記一般用医薬品は、薬事法36条の3において第1類医薬品,第2類医薬品および第3類医薬品の3つのリスク区分に分類されている。第1類医薬品とは、その副作用等により日常生活に支障をきたす程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品のうちその使用に関し特に注意が必要なものとして厚生労働大臣が指定するものなどであり、第2類医薬品とは、その副作用等により日常生活に支障をきたす程度の健康被害が生ずるおそれがある医薬品(第1類医薬品を除く)であって厚生労働大臣が指定するものであり、第3類医薬品とは、第1類医薬品及び第2類医薬品以外の一般用医薬品である。また、第2類医薬品のうち特に注意を要する医薬品については指定第2類医薬品と称され、通常の第2類医薬品と商品の包装への表示において若干異なる取扱いがなされる。
一般用医薬品の販売について、図12を用いて説明する。各リスク区分における規定は、販売に対応すべき専門家や情報提供に関して差異がある。すなわち、第1類医薬品は薬剤師でなければ販売することができないのに対し、第2類医薬品および第3類医薬品については薬剤師に加えて登録販売者も販売することができる。また、第1類医薬品は販売時において文書による情報提供が義務付けられているのに対し、第2類医薬品は積極的な情報提供については努力義務に止まり、第3類医薬品は積極的な情報提供について薬事法上の規定が設けられていない。ただし、第1類医薬品、第2類医薬品および第3類医薬品のすべてにおいて、購入者からの相談があった場合に情報提供を行わなければならない旨が規定されている。
日用品などの通常の商品と一般用医薬品とを取り扱う店舗では、必ずしも全ての取引にて上記説明義務が生じるわけではないので、薬剤師でも登録販売員でもない無資格の店員がレジにて会計業務を担当することがある。
しかしながら、レジに会計待ちの客が並んでいる場合、一般用医薬品を購入しようとする客が自分の会計の順番が回ってきたにも関わらずキャッシャが販売資格を有していないのでは、再度他のレジに並び直すことになる。かかる事態は客にとって手間であり、店舗に対する印象を悪化させかねない。
また、客は薬事法の規定を知らない場合が多いと想定されるため、自分が購入しようとする商品の販売ができない理由等の説明をキャッシャに対して求める状況も生じ得る。このような場合、特に繁盛時においてはレジにおける会計処理の進行が滞ってしまい、他の会計待ちの客を長時間待たせかねない。
このような問題を解決するためには、客にどのレジで一般用医薬品の購入が可能かを知らせ、特定のレジに客を誘導する必要がある。
本発明は、上記のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、一般用医薬品を購入しようとする客を該医薬品が購入可能なレジに誘導し、会計処理を円滑化する商品販売システム、商品販売データ処理装置およびその制御プログラムを提供することである。
本発明に係る商品販売データ処理装置は、音声又は表示にて情報を出力する出力デバイスと、店員のサインオンを受け付けるサインオン受付手段と、自装置を含む複数の商品販売データ処理装置それぞれの識別子に対し、各商品販売データ処理装置にサインオンした店員による医薬品の販売可否を示す情報を関連付けたマスタデータにおいて自装置の識別子に関連付けられた情報を参照し、前記サインオン受付手段によりサインオンを受け付けた店員による医薬品の販売可否を特定する販売可否特定手段と、この販売可否特定手段により医薬品の販売が不可であると特定されたとき、前記マスタデータにおいて医薬品の販売が可能である旨の情報が関連付けられた識別子を検索する検索手段と、この検索手段の検索結果である識別子に対応する商品販売データ処理装置が設置されたレジに医薬品を購入しようとする客を誘導するメッセージを生成するメッセージ生成手段と、このメッセージ生成手段により生成したメッセージを前記出力デバイスによる音声又は表示にて報知する報知制御手段とを備えていることを特徴としている。
かかる手段を講じた本発明によれば、一般用医薬品を購入しようとする客を該医薬品が購入可能なレジに誘導し、会計処理を円滑化する商品販売システム、商品販売データ処理装置およびその制御プログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態における商品販売システムの構成図。 同実施形態における販売員マスタのデータ構造の一例を示す模式図。 同実施形態におけるメッセージテーブルのデータ構造の一例を示す模式図。 同実施形態におけるレジマスタのデータ構造の一例を示す模式図。 同実施形態におけるPOS端末のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態におけるPOS端末のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態におけるサインオン処理の流れ図。 同実施形態におけるレジマスタ更新処理の流れ図。 同実施形態における報知処理の流れ図。 同実施形態におけるラインディスプレイへのメッセージ表示例を示す図。 同実施形態における客面ディスプレイへのメッセージ表示例を示す図。 一般用医薬品のリスク区分を説明するための図。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態は、一般用医薬品と日用品とを取り扱う店舗で使用されるPOS端末に対して本発明を適用した場合である。
図1は、当該店舗にて稼動する商品販売システムの構成図である。このシステムは、4台のPOS端末1〜4と、ストアコントローラ5とをLAN(Local Area Network)6を介して相互通信可能に接続して構成されている。
POS端末1〜4は、当該店舗にて買い物をする客の会計を処理するものである。当該店舗内にはレジナンバ(No.)1〜4が割り当てられた4つのレジが設置されており、POS端末1はレジナンバ1のレジに設置され、POS端末2はレジナンバ2のレジに設置され、POS端末3はレジナンバ3のレジに設置され、POS端末4はレジナンバ4のレジに設置されている。
ストアコントローラ5は、本実施形態におけるサーバ装置として機能するものであり、当該店舗の運営に関する諸情報を統括管理する。ストアコントローラ5が備えるハードディスクドライブなどの記憶部には、少なくとも販売員マスタ7と、メッセージテーブル8と、レジマスタ9とが記憶管理されている。
図2は、上記販売員マスタ7のデータ構造の一例を示す模式図である。販売員マスタ7は、店員名の記憶エリアと、この記憶エリアに対応付けられた店員コード、資格、販売許可フラグの記憶エリアとを備えている。
店員名の記憶エリアには、当該店舗の店員の氏名が記憶されている。店員コードの記憶エリアには、各店員に割り当てられた固有の識別子である店員コードが記憶されている。資格の記憶エリアには、各店員が有する資格が記憶されている。ここでいう資格とは、薬事法に関するものであり、具体的には薬剤師、登録販売員、一般(すなわち、無資格者)のいずれかである。販売許可フラグの登録エリアには、各店員による一般用医薬品の販売可否を特定する情報が記憶されている。具体的には、無資格の一般店員は一般用医薬品の販売権限がないため販売が“不可”である旨記憶され、薬剤師および登録販売員は一般用医薬品の販売権限を有するため販売が“可”である旨記憶されている。なお、本実施形態においては、薬剤師と登録販売員とを区別することなく一般用医薬品を販売できる者として取り扱うが、薬剤師と登録販売員とを区別して取り扱うようにしてもよい。この場合にあっては、販売許可フラグを薬剤師、登録販売員、一般の3区分に分けて記憶しておけばよい。
図3は、メッセージテーブル8のデータ構造の一例を示す模式図である。メッセージテーブル8は、メッセージナンバ(No.)の記憶エリアと、この記憶エリアに対応付けられたメッセージの記憶エリアとを備えている。
メッセージの記憶エリアには、各POS端末1〜4に操作責任者登録(以下、サインオン)した店員(以下、キャッシャ)が薬剤師でも登録販売員でもない場合に、一般用医薬品を購入しようとする客を他のレジへ誘導するメッセージが記憶されている。メッセージナンバは、例えば昇順の番号であり、各メッセージを区別するための識別子である。なお、メッセージテーブル8に記憶されたメッセージの使用用途については、POS端末の動作に関する説明にて後述する。
図4は、レジマスタ9のデータ構造の一例を示す模式図である。レジマスタ9は、レジナンバの記憶エリアと、この記憶エリアに対応付けられた店員名、販売許可フラグ、報知タイミング、報知形式、メッセージナンバの記憶エリアとを備えている。
店員名の記憶エリアには、各POS端末1〜4にサインオンしたキャッシャの氏名が記憶される。報知タイミングの記憶エリアには、客に対する一般用医薬品の販売可否に関するメッセージを報知するタイミングが記憶されている。このタイミングは、例えば常に繰り返し同一のメッセージを報知する旨を示す“常時”、ある客に対する会計処理が開始されてからスキャナ19aにて第1回目のバーコードのスキャニングが行われた際にメッセージを報知する旨を示す“第1回目のスキャン”、所定の周期で定期的にメッセージを報知する旨を示す“定期的”など、店舗の運営に合せた種々のタイミングを指定できる。報知形式の記憶エリアには、前記メッセージの報知態様が記憶されている。報知態様としては、POS端末のハードウェア構成にもよるが、ラインディスプレイによる通知を示す“ラインディスプレイ”、スピーカによる音声通知を示す“音声”、客面ディスプレイへのダイアログ表示による通知を示す“ダイアログ”などを指定できる。メッセージナンバの記憶エリアには、メッセージテーブル8に記憶されたメッセージのいずれかのメッセージナンバが記憶されている。
次に、POS端末1〜4のハードウェア構成について説明する。
本実施形態においては、POS端末1,2は同一機種の装置であって同一のハードウェア構成を備えており、POS端末3,4は同一機種の装置であって同一のハードウェア構成を備えているものとする。しかしながら、店舗に設置されるPOS端末の数やハードウェア構成等は説明を具体的にするために一例を挙げたものであり、当然ながら本実施形態におけるものに限定されない。
図5は、POS端末1,2のハードウェア構成を示すブロック図である。
POS端末1,2は、制御の中枢としてCPU10を搭載している。このCPU10に対し、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、I/O(Input/Output)ポート13、LANインターフェイス(I/F)14、ハードディスクドライブ(HDD)15、キーボードコントローラ16、ディスプレイコントローラ17、プリンタコントローラ18、スキャナインターフェイス(I/F)19、スピーカコントローラ20、およびラインディスプレイコントローラ21などを、例えばPCIバスなどのバスライン30を介して接続している。
そして、I/Oポート13にモードスイッチ13aとドロワ開放装置13bとを接続し、LANインターフェイス14にLANケーブル14aを接続し、キーボードコントローラ16にキーボード16aを接続し、ディスプレイコントローラ17にタッチパネル付きディスプレイ17aのタッチパネルセンサ17bとディスプレイ部17cとを接続し、プリンタコントローラ18にレシートプリンタ18aを接続し、スキャナインターフェイス19にスキャナ19aを接続し、スピーカコントローラ20にスピーカ20aを接続し、ラインディスプレイコントローラ21にラインディスプレイ21aを接続している。
ROM11は、POS端末1,2の動作に欠かせない基本的な制御プログラム等の固定的データを記憶している。
RAM12は、POS端末1,2の処理場面に応じて各種の作業用記憶領域を形成する。
モードスイッチ13aは、所定の鍵を用いて回動可能な鍵機構を備え、回動の停止位置に応じた信号をI/Oポート13を介してCPU10に通知する。CPU10は、モードスイッチ13aからの信号に基づいて、メンテナンスモードや商品登録モードなど、実行するアプリケーションを切り替える。
ドロワ開放装置13bは、I/Oポート13からの指令に応じて図示しないドロワを開放する。このドロワの開放は、主に商品販売処理において商品の登録作業が完了した際に、キャッシャが所定の操作にて締めを宣言したことに応じて行われる。
LANケーブル14aは、POS端末1をLAN6に接続するものであり、相互通信可能な電気通信回線である。LANインターフェイス14は、LANケーブル14aを介して接続されたネットワーク機器、例えばストアコントローラ5とのデータ通信を制御する。
なお、上記LANインターフェイス14は、本実施形態における通信手段として機能する。
ハードディスクドライブ15は、OSファイル、アプリケーションファイル、各種データベース等を記憶している。ハードディスクドライブ15に記憶されるアプリケーションファイルは、POS端末1,2が実行する商品販売処理やメンテナンス処理に使用されるアプリケーションである。
キーボードコントローラ16は、キーボード16aが操作されたキーに応じて出力する信号を取り込んでCPU10に通知する。キーボード16aは、数値データを入力するための置数キーの他、PLUキー,小計キー,預/現計キー,合計キーなどの各種ファンクションキーを配設したものである。
ディスプレイコントローラ17は、CPU10からの指令に応じてディスプレイ部17cに各種の画面を選択的に表示させるとともに、タッチパネルセンサ17bがタッチ操作位置に応じて出力する信号を取り込んでタッチ位置座標を算出し、CPU10に通知する。
プリンタコントローラ18は、レシートプリンタ18aによるレシート印字及びジャーナル印字を制御する。
スキャナインターフェイス19は、スキャナ19aが商品に付されたバーコード等をスキャニングした際に発生する電気信号を2値化し、この2値化した電気信号をバーコードデータにデコードしてCPU10に通知する。
スピーカコントローラ20は、スピーカ20aによる音声の出力を制御する。当該スピーカ20aは、主にレジ待ちの客が待機する方向に向けて音声を発するように、例えばPOS端末1,2の客面側に設けられている。
ラインディスプレイコントローラ21は、商品販売処理にて登録される商品の情報、取引の代金、または所定のメッセージ等の客に知らせるべき情報をラインディスプレイ21aに表示させる。ラインディスプレイ21aは、例えば蛍光表示管(VFD:Vacuum Fluorescent Display)を採用した表示器である。
続いて、POS端末3,4のハードウェア構成について説明する。
図6は、POS端末3,4のハードウェア構成を示すブロック図である。
POS端末3,4は、POS端末1,2が備えるラインディスプレイコントローラ21およびラインディスプレイ21aに代えて、客面ディスプレイコントローラ22および客面ディスプレイ22aを備えている点で、POS端末1,2のハードウェア構成と相違する(図5,6において相違箇所を破線で囲っている)。他の構成はPOS端末1,2と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
客面ディスプレイ22aは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)を採用した表示器であり、VFDよりも高画質かつ多彩な表示が可能であって、より大きな表示画面を有している。客面ディスプレイコントローラ22は、CPU10からの指令に応じて、登録された商品に関する情報や店舗のコマーシャル情報などを客面ディスプレイ22aに選択的に表示させる。
なお、上記スピーカ20a、ラインディスプレイ21a、客面ディスプレイ22aは、本実施形態における出力デバイスとして機能する。
以上説明したようなハードウェア構成を有するPOS端末1〜4のCPU10は、次の(1)〜(7)の各機能を実現する。
(1)店員のサインオンを受け付けるサインオン受付機能。
(2)サインオン受付機能によりサインオンを受け付けた店員による医薬品の販売可否を特定する販売可否特定機能。
(3)販売可否特定機能により医薬品の販売が不可であると特定されたとき、医薬品の販売が可能な店員がサインオンした他のPOS端末を検索する検索機能。
(4)検索機能の検索結果であるPOS端末が設置されたレジに医薬品を購入しようとする客を誘導するメッセージを生成するメッセージ生成手段
(5)メッセージ生成機能により生成したメッセージを出力デバイスによる音声又は表示にて報知する報知制御機能。
(6)メッセージ生成機能により生成したメッセージの報知タイミングを特定するタイミング特定機能。
(7)メッセージ生成機能により生成したメッセージを複数の出力デバイスのいずれを用いて報知するかを特定する報知形式特定機能。
次に、上記のような構成のPOS端末1〜4の動作について説明する。以降説明する処理は、POS端末1〜4が共通して実行する処理である。
店員がPOS端末1〜4の操作を担当して商品販売処理を実行するためには、上記サインオンを行う必要がある。サインオンを行うためには、先ずキーボード16aに設けられたサインオンキーを操作してサインオンを宣言する。このようにサインオンが宣言されたことをトリガとしてCPU10が実行するサインオン処理の流れ図を図7に示している。この処理は、ROM11あるいはハードディスクドライブ15に記憶された動作プログラムに基づいて実行される。
先ず、CPU10は、店員コードの入力を受け付ける状態に移行して(ST101)、店員コードの入力を待つ(ST102)。店員コードは、キーボード16aに設けられた置数キーの操作あるいはタッチパネル付きディスプレイ17aのタッチ操作により入力することができるし、バーコード化された店員コードをスキャナ19aによりスキャニングして入力することもできる。
いずれかの方法で店員コードが入力されると(ST102のYes)、CPU10は、入力された店員コードと当該POS端末が設置されたレジのレジナンバとをLANインターフェイス14を介してストアコントローラ5に送信し(ST103)、ストアコントローラ5からの返信を待つ(ST104)。なお、レジンナンバは、ROM11に予め記憶されたものであり、上記送信時にROM11から取得する。
POS端末から店員コードとレジナンバとを受信したストアコントローラ5では、図8に示したレジマスタ更新処理が制御部(不図示)により実行される。
先ず、ストアコントローラ5の制御部は、POS端末から受信した店員コードを販売員マスタ7から検索する(ST201)。このとき、該当する店員コードが発見されたならば(ST202のYes)、受信したレジナンバで特定されるPOS端末に対し、LAN6を介してサインオンを許可する旨の通知を送信する(ST203)。そして、当該店員コードに対応付けて販売員マスタ7に記憶された店員名と販売許可フラグとで、レジマスタ9の当該レジナンバに対応付けられた店員名と販売許可フラグとを更新する(ST204)。
一方、販売員マスタ7から該当する店員コードが発見されなかったならば(ST202のNo)、受信したレジナンバで特定されるPOS端末に対し、LAN6を介してサインオンを拒否する旨の通知を送信する(ST205)。
ST204またはST205の処理を実行した後、ストアコントローラ5の制御部は、当該レジマスタ更新処理を終了する。
図7に戻り、CPU10は、LAN6を介してLANインターフェイス14がストアコントローラ5からの返信を受信したならば(ST104のYes)、サインオンが成功したか否かを判断する(ST105)。ストアコントローラ5からサインオンを許可する旨の通知を受信した場合には、サインオンが成功したと判断し(ST105のYes)、商品販売処理等のアプリケーションを実行可能な状態に移行して、当該サインオン処理を終了する。
一方、ストアコントローラ5からサインオンを拒否する旨の通知を受信した場合には、サインオンが失敗したと判断し(ST105のNo)、ディスプレイ部17cにサインオンが失敗した旨のエラーメッセージを表示するとともに、スピーカ20aから警告音を発し、再び店員コードの入力を受け付ける(ST101)。その後、サインオンが成功するまで同様の処理が繰り返される。
さて、POS端末1〜4は、上記サインオン処理が完了した後、客に対するメッセージの報知処理を実行する。この処理は、各POS端末1〜4が設置されたレジでの一般用医薬品の販売可否を判定し、販売できないならば客を他のレジへ誘導するメッセージを報知する処理である。図9は、報知処理にてCPU10が実行する処理の流れ図である。この処理は、ROM11あるいはハードディスクドライブ15に記憶された動作プログラムに基づいて実行される。
先ず、CPU10は、LANインターフェイス14およびLAN6を介してストアコントローラ5にアクセスし、レジマスタ9をダウンロードしてRAM12に記憶する(ST301)。
次に、CPU10は、当該キャッシャによる一般用医薬品の販売可否を特定し、その結果を判定する(ST302)。具体的には、RAM12に記憶したレジマスタ9を参照し、当該POS端末が設置されたレジのレジナンバに対応付けられた販売許可フラグが“可”に設定されている場合には、当該キャッシャにより一般用医薬品の販売が可能であると特定される(ST302のYes)。かかる場合には当該報知処理を終了する。このように、キャッシャが有資格者である場合に報知処理を終了するのは、有資格者であれば日用品であっても一般用医薬品であっても販売が可能であるため、メッセージテーブル8に登録されたメッセージを報知する必要がないからである。なお、キャッシャが有資格者であるならば、当該レジにて一般用医薬品を販売できる旨のメッセージを生成してスピーカ20a、ラインディスプレイ21a、客面ディスプレイ22a等から客に向けて報知するようにしてもよい。
一方、販売許可フラグが“不可”に設定されている場合には、当該キャッシャには一般用医薬品の販売が不可能であると特定される(ST302のNo)。かかる場合には、一般用医薬品を購入しようとする客を他のレジへ誘導すべく、ST303〜ST308の処理を実行する。
先ず、CPU10は、客に報知すべきメッセージを検出する(ST303)。具体的には、ST301の処理にてRAM12に記憶したレジマスタ9において当該POS端末が設置されたレジのレジナンバに対応付けられたメッセージナンバを特定し、LANインターフェイス14およびLAN6を介してストアコントローラ5のメッセージテーブル8にアクセスし、上記特定したメッセージナンバに対応付けられたメッセージを取得してRAM12に記憶する。
次に、CPU10は、一般用医薬品を販売可能なレジを特定する(ST304)。具体的には、ST301の処理にてRAM12に記憶したレジマスタ9を参照し、販売許可フラグが“可”に設定されているレジナンバを検索する。
この検索の後、一般用医薬品を販売可能なレジが発見されたか否かを判定する(ST305)。もし、全てのレジナンバに対して販売許可フラグが“不可”に設定されているならば、一般用医薬品を販売可能なレジは無いと判定する(ST305のNo)。かかる場合には、店舗の全てのレジにて一般用医薬品が販売できないこととなり、営業上好ましくない。したがって、いずれかのPOS端末に有資格者がサインオンする必要がある旨の警告をタッチパネル付きディスプレイ17aのディスプレイ部17cに表示して、当該報知処理を終了する。
一方、レジマスタ9から販売許可フラグが“可”に設定されたレジナンバを発見したならば、一般用医薬品を販売可能なレジが有ると判定する(ST305のYes)。かかる場合、CPU10は、客に対して報知すべきメッセージを生成してRAM12に記憶する(ST306)。具体的には、ST303の処理にてRAM12に記憶したメッセージの任意設定部分(図3に示した例では、“XX”部分)に、ST304の処理にて特定した一般用医薬品を販売可能なレジのレジナンバを挿入したメッセージを生成する。なお、一般用医薬品を販売可能なレジが複数有る場合には、その中からランダムに一つのレジを選択してそのレジナンバを挿入してもよいし、全てのレジのレジナンバを挿入してもよい。また、既述の如く、販売許可フラグとして薬剤師、登録販売員、一般の3区分に区分したものを用いる場合にあっては、登録販売員がサインオンしたレジのレジナンバよりも、薬剤師がサインオンしたレジのレジナンバを優先して選択するようにしてもよい。
報知すべきメッセージを生成した後、CPU10は、生成したメッセージの報知準備処理を実行する(ST307)。具体的には、ST301の処理にてRAM12に記憶したレジマスタ9において当該POS端末が設置されたレジのレジナンバに対応付けて記憶された報知形式を参照し、メッセージの報知に使用する出力デバイス(スピーカ20a、ラインディスプレイ21a、客面ディスプレイ22a等)を特定する。そして、ST307の処理にて生成したメッセージに基づいて、特定した出力デバイスのコントローラ(スピーカコントローラ20、ラインディスプレイコントローラ21、客面ディスプレイコントローラ22等)が認識可能な出力データを作成する。
例えば、報知形式が“音声”であれば、出力デバイスがスピーカ20aであると特定されるので、メッセージをスピーカコントローラ20が認識可能な音声データに変換してRAM12に記憶する。
また、報知形式が“ラインディスプレイ”であれば、出力デバイスがラインディスプレイ21aであると特定されるので、メッセージをラインディスプレイコントローラ21が認識可能な表示データに変換してRAM12に記憶する。
また、報知形式が“ダイアログ”であれば、出力デバイスが客面ディスプレイ22aであると特定されるので、メッセージを客面ディスプレイコントローラ22が認識可能な表示データに変換してRAM12に記憶する。なお、この場合にはメッセージをダイアログ表示するため、客面ディスプレイ22aの表示画面全体における当該ダイアログの位置、大きさ、範囲等を特定する表示位置データも併せて作成し、RAM12に記憶した表示データに対応付けて記憶する。表示位置データは、予め設定してROM11に記憶し、それをロードするようにしてもよい。
また、報知形式が“ダイアログ,音声”のように複数の報知態様を指定している場合には、それぞれの報知態様に応じた出力デバイスのコントローラが認識可能な出力データを作成してRAM12に記憶する。
このようにしてメッセージの報知を準備した後、CPU10は、メッセージの報知タイミングの到来を待つ(ST308)。そして、報知タイミングが到来したならば(ST308のYes)、ST307の処理にてRAM12に記憶した出力データを、出力対象である出力デバイスのコントローラに出力してメッセージを報知させる(ST309)。
かくしてメッセージを報知した後、CPU10は、次の報知タイミングの到来を待つ(ST308)。この処理は、新たに店員がサインオンするまで、あるいはPOS端末のシステムがシャットダウンされるまで継続して実行される。
上記報知処理をPOS端末1〜4が実行した際の具体例について、図3に示したメッセージテーブル8と、図4に示したレジマスタ9とを用いて説明する。
[POS端末1]
図4に示したように、POS端末1には店員Aがサインオンしており、その販売許可フラグは“不可”に設定されているので、キャッシャは有資格者でないと判断される(ST302のNo)。このとき、メッセージナンバは“1”に設定されているので、メッセージテーブル8に登録されたメッセージナンバ“1”のメッセージ“このレジでは一般用医薬品の販売は……XX番のレジへお回りください”が検出される(ST303)。ここで、販売許可フラグが“可”に設定されているレジナンバを検索すると、レジナンバ2,4が該当するので、検出したメッセージの任意設定部分にレジナンバ“2”,“4”のいずれかまたは双方を挿入したメッセージが生成される(ST306)。また、報知形式は“ラインディスプレイ”に設定されているので、検出したメッセージに基づいてラインディスプレイ21aへの表示データが作成される(ST307)。そして、報知タイミングは“常時”に設定されているので、当初から報知タイミングが到来したと判断され(ST308のYes)、ラインディスプレイコントローラ21に表示データが出力され、ラインディスプレイコントローラ21の制御下にてラインディスプレイ21aに上記メッセージが表示される(ST309)。
このときメッセージが表示されたラインディスプレイ21aの一例を図10に示している。通常VFDを採用したラインディスプレイは、同時に多くの文字や数字を表示できないと想定される。したがって、メッセージの全文を一度に表示できないのであれば、画面40の一端から他端へと徐々にメッセージをスクロールしながら表示する。
[POS端末2,4]
POS端末2,4にはそれぞれ店員B,Dがサインオンしており、その販売許可フラグはそれぞれ“可”に設定されているので、キャッシャは有資格者であると判断される(ST302のYes)。したがって、メッセージは表示されない。
[POS端末3]
POS端末3には店員Cがサインオンしており、その販売許可フラグは“不可”に設定されているので、キャッシャは有資格者でないと判断される(ST302のNo)。このとき、メッセージナンバは“1”に設定されているので、メッセージテーブル8に登録されたメッセージナンバ“1”のメッセージ“このレジでは一般用医薬品の販売は……XX番のレジへお回りください”が検出される(ST303)。ここで、販売許可フラグが“可”に設定されているレジナンバを検索すると、レジナンバ2,4が該当するので、検出したメッセージの任意設定部分にレジナンバ“2”,“4”のいずれかまたは双方を挿入したメッセージが生成される(ST306)。また、報知形式は“ダイアログ,音声”に設定されているので、検出したメッセージに基づいて客面ディスプレイ22aに表示するダイアログの表示データおよび位置情報データと、スピーカ20aに出力する音声データとが作成される(ST307)。そして、報知タイミングは“定期的”に設定されているので、所定の時間間隔が経過する度に報知タイミングが到来したと判断され(ST308のYes)、客面ディスプレイコントローラ22にダイアログの表示データおよび位置情報データが出力され、客面ディスプレイコントローラ22の制御下にて客面ディスプレイ22aにメッセージが表示されるとともに、スピーカコントローラ20に音声データが出力され、スピーカコントローラ20の制御下にてスピーカ20aからメッセージが音声出力される(ST309)。
このときメッセージ表示用のダイアログが表示された客面ディスプレイ22aの一例を図11に示している。客面ディスプレイ22aの表示画面50には、ダイアログの位置情報データに応じた位置、大きさ、範囲にてダイアログ51が表示され、当該ダイアログ51にはST306の処理にて生成したメッセージが表示される。
以上説明したように、本実施形態におけるPOS端末は、サインオンした店員が一般用医薬品を販売できない場合には、一般用医薬品を購入しようとする客を一般用医薬品の販売が可能なレジへ誘導するメッセージを報知する。したがって、一般用医薬品を購入しようとする客は、予めどのレジにて会計すればよいかを認識することができるので、自分が会計する順番が回ってきたにも関わらず他のレジに並び直さなければならないような事態を防止できる。さらには、キャッシャがいちいち自身のレジでは一般用医薬品の販売ができない旨を説明する必要もないので、円滑に会計処理が進行する。
また、メッセージを報知するタイミングや出力デバイスをも制御するので、店舗の運営に併せた適切なタイミングや出力デバイスを設定することにより、客に対して明確にメッセージの内容を伝えることができる。
また、店員はPOS端末を操作してサインオンするのみで販売可否の判断や報知すべきメッセージの生成がなされるので、別段手間は生じない。さらに、メッセージ、報知形式および報知タイミングは、ストアコントローラにて一括して管理されているので、新たなPOS端末をシステムに追加する場合、既存のPOS端末の報知形式および報知タイミングを変更する場合、新たな店員を登録したり資格を変更したりする場合であっても、ストアコントローラ5の入力デバイスを操作して販売員マスタ7、メッセージテーブル8、レジマスタ9の記憶内容を変更するだけでよい。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階においては、その要旨を逸脱しない範囲内にて各構成要素を適宜変形して具体化することができる。
例えば、上記実施形態においては、4つのPOS端末を備える商品販売システムに本発明を適用した場合を例に挙げて説明したが、より多数あるいは少数のPOS端末を備えるシステムに対して本発明を適用した場合であっても同様の効果を奏することはいうまでもない。
また、メッセージの報知タイミングや報知形式は、店舗の運営によって適宜変更すればよいし、薬剤師あるいは登録販売員がサインオンしたPOS端末には、一般用医薬品が販売可能である旨を出力デバイスに報知させるようにしてもよい。
また、出力デバイスとして、VFDを採用したラインディスプレイ、LCDを採用した客面ディスプレイ、スピーカを例に挙げて説明したが、他の種類の出力デバイスを備えているならばそれらを利用するようにレジマスタ9のデータを変更すればよい。
また、販売員マスタ7、メッセージテーブル8、レジマスタ9は、POS端末が任意のタイミングにてストアコントローラ5からダウンロードするようにし、サインオン処理、レジマスタ更新処理、報知処理にてストアコントローラ5に分担させた処理を、POS端末側で実行させてもよい。ただし、各POS端末は、一般用医薬品を販売可能な他のレジを検索するために、他のPOS端末にどの店員がサインオンしているのかを特定しておく必要がある。したがって、上記任意のタイミングの一例としては、いずれかのPOS端末に新たな店員がサインオンしたときが考え得る。
また、図3においてメッセージナンバ“2”に割り当てて記憶したメッセージ “このレジでは商品Xの販売はできません……”のように特定の商品(“商品X”の部分に相当)の販売可否を表すメッセージを使用する場合、予め当該商品をストアコントローラ5側で設定しておいてもよいし、ストアコントローラ5あるいはPOS端末が自動的に設定するようにしてもよい。自動的に設定する場合には、例えばストアコントローラ5が記憶管理する店舗の売上データを参照して販売数が多い一般用医薬品を特定し、その商品の名称を上記メッセージ内に組み込むようにする方法が考えられる。また、予め複数の一般用医薬品の名称をPOS端末のRAM12あるいはハードディスクドライブ15に設けたテーブルに記憶しておき、このテーブルから選択的に一般用医薬品の名称を抽出して上記メッセージに組み込む方法も考えられる。このように、具体的な商品名を組み込んだメッセージを報知することで、当該医薬品を購入しようとする客に対してその会計ができないレジであることを確実に知らせることができる。
また、薬事法やその関連規則などの改正に伴いリスク区分が変更されたり、新たな販売資格が生じたりした場合であっても、販売員マスタ7、メッセージテーブル8、レジマスタ9を適当に変更することにより対応可能である。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全体構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合せてもよい。
本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を以下に付記する。
[1]音声又は表示にて情報を出力する出力デバイスと、店員のサインオンを受け付けるサインオン受付手段と、このサインオン受付手段によりサインオンを受け付けた店員による医薬品の販売可否を特定する販売可否特定手段と、この販売可否特定手段により医薬品の販売が不可であると特定されたとき、医薬品の販売が可能な店員がサインオンした他の商品販売データ処理装置を検索する検索手段と、この検索手段の検索結果である商品販売データ処理装置が設置されたレジに医薬品を購入しようとする客を誘導するメッセージを生成するメッセージ生成手段と、このメッセージ生成手段により生成したメッセージを前記出力デバイスによる音声又は表示にて報知する報知制御手段と、を備えていることを特徴とする商品販売データ処理装置。
[2]サーバ装置とデータ通信する通信手段をさらに備え、前記販売可否特定手段は、前記通信手段を介して前記サーバ装置からサインオン中の店員による医薬品の販売可否を示す情報を受信し、この情報に基づいて当該店員による医薬品の販売可否を特定することを特徴とする上記[1]に記載の商品販売データ処理装置。
[3]前記メッセージ生成手段により生成したメッセージの報知タイミングを特定するタイミング特定手段をさらに備え、前記報知制御手段は、前記タイミング特定手段により特定した報知タイミングにて前記メッセージを報知することを特徴とする上記[1]に記載の商品販売データ処理装置。
[4]複数の前記出力デバイスと、前記メッセージ生成手段により生成したメッセージを複数の前記出力デバイスのいずれを用いて報知するかを特定する報知形式特定手段とをさらに備え、前記報知制御手段は、前記報知形式特定手段により特定した出力デバイスによる音声又は表示にて前記メッセージを報知することを特徴とする上記[1]に記載の商品販売データ処理装置。
[5]音声又は表示にて情報を出力する出力デバイスを備えた商品販売データ処理装置と、サーバ装置とを相互通信可能に接続した商品販売システムにおいて、前記サーバ装置は、前記商品販売データ処理装置にサインオンした店員による医薬品の販売可否を示す情報および客に報知すべきメッセージを記憶した記憶手段を備え、前記商品販売データ処理装置は、前記サーバ装置の記憶手段に記憶された販売可否を示す情報に基づき、サインオンした店員による医薬品の販売可否を特定する販売可否特定手段と、この販売可否特定手段により医薬品の販売が不可であると特定されたとき、医薬品の販売が可能な店員がサインオンした他の商品販売データ処理装置を検索する検索手段と、この検索手段の検索結果である商品販売データ処理装置が設置されたレジに医薬品を購入しようとする客を誘導するメッセージを生成するメッセージ生成手段と、このメッセージ生成手段により生成したメッセージを前記出力デバイスによる音声又は表示にて報知する報知制御手段と、を備えていることを特徴とする商品販売システム。
[6]音声又は表示にて情報を出力する出力デバイスを備えた商品販売データ処理装置の制御プログラムであって、前記商品販売データ処理装置に、店員のサインオンを受け付けるサインオン受付機能と、このサインオン受付機能によりサインオンを受け付けた店員による医薬品の販売可否を特定する販売可否特定機能と、この販売可否特定機能により医薬品の販売が不可であると特定されたとき、医薬品の販売が可能な店員がサインオンした他の商品販売データ処理装置を検索する検索機能と、この検索機能の検索結果である商品販売データ処理装置が設置されたレジに医薬品を購入しようとする客を誘導するメッセージを生成するメッセージ生成機能と、このメッセージ生成機能により生成したメッセージを前記出力デバイスによる音声又は表示にて報知する報知制御機能と、を実現させるための制御プログラム。
1〜4…POS端末、5…ストアコントローラ、6…LAN、7…販売員マスタ、8…メッセージテーブル、9…レジマスタ、10…CPU、11…ROM、12…RAM、20a…スピーカ、21a…ラインディスプレイ、22a…客面ディスプレイ
特開2001−52063号公報

Claims (6)

  1. 音声又は表示にて情報を出力する出力デバイスと、
    店員のサインオンを受け付けるサインオン受付手段と、
    自装置を含む複数の商品販売データ処理装置それぞれの識別子に対し、各商品販売データ処理装置にサインオンした店員による医薬品の販売可否を示す情報を関連付けたマスタデータにおいて自装置の識別子に関連付けられた情報を参照し、前記サインオン受付手段によりサインオンを受け付けた店員による医薬品の販売可否を特定する販売可否特定手段と、
    この販売可否特定手段により医薬品の販売が不可であると特定されたとき、前記マスタデータにおいて医薬品の販売が可能である旨の情報が関連付けられた識別子を検索する検索手段と、
    この検索手段の検索結果である識別子に対応する商品販売データ処理装置が設置されたレジに医薬品を購入しようとする客を誘導するメッセージを生成するメッセージ生成手段と、
    このメッセージ生成手段により生成したメッセージを前記出力デバイスによる音声又は表示にて報知する報知制御手段と、
    を備えていることを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 前記マスタデータを記憶したサーバ装置とデータ通信して前記マスタデータを受信する通信手段をさらに備え、
    記販売可否特定手段は、前記通信手段前記サーバ装置から受信した前記マスタデータにおいて自装置の識別子に関連付けられた情報を参照し、前記サインオン受付手段によりサインオンを受け付けた店員による医薬品の販売可否を特定し、
    前記検索手段は、前記通信手段が前記サーバ装置から受信した前記マスタデータにおいて医薬品の販売が可能である旨の情報が関連付けられた識別子を検索することを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記メッセージ生成手段により生成したメッセージの報知タイミングを特定するタイミング特定手段をさらに備え、
    前記報知制御手段は、前記タイミング特定手段により特定した報知タイミングにて前記メッセージを報知することを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 複数の前記出力デバイスと、
    前記メッセージ生成手段により生成したメッセージを複数の前記出力デバイスのいずれを用いて報知するかを特定する報知形式特定手段とをさらに備え、
    前記報知制御手段は、前記報知形式特定手段により特定した出力デバイスによる音声又は表示にて前記メッセージを報知することを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  5. 音声又は表示にて情報を出力する出力デバイスを備えた複数の商品販売データ処理装置と、サーバ装置とを相互通信可能に接続した商品販売システムにおいて、
    前記サーバ装置は、
    前記各商品販売データ処理装置から操作者である店員の店員コードを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した店員コードに対応する店員による医薬品の販売可否を示す情報と、当該店員コードの送信元である商品販売データ処理装置の識別子とを関連付けたマスタデータを記憶する記憶手段と、を備え、
    前記商品販売データ処理装置は、
    自装置の操作者である店員の店員コードを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された店員コードを前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    前記マスタデータにおいて自装置の識別子に関連付けられた情報を参照し、自装置の操作者である店員による医薬品の販売可否を特定する販売可否特定手段と、
    この販売可否特定手段により医薬品の販売が不可であると特定されたとき、前記マスタデータにおいて医薬品の販売が可能である旨の情報が関連付けられた識別子を検索する検索手段と、
    この検索手段の検索結果である識別子に対応する商品販売データ処理装置が設置されたレジに医薬品を購入しようとする客を誘導するメッセージを生成するメッセージ生成手段と、
    このメッセージ生成手段により生成したメッセージを前記出力デバイスによる音声又は表示にて報知する報知制御手段と、
    を備えていることを特徴とする商品販売システム。
  6. 音声又は表示にて情報を出力する出力デバイスを備えた商品販売データ処理装置の制御プログラムであって、
    前記商品販売データ処理装置に、
    店員のサインオンを受け付けるサインオン受付機能と、
    自装置を含む複数の商品販売データ処理装置それぞれの識別子に対し、各商品販売データ処理装置にサインオンした店員による医薬品の販売可否を示す情報を関連付けたマスタデータにおいて自装置の識別子に関連付けられた情報を参照し、前記サインオン受付機能によりサインオンを受け付けた店員による医薬品の販売可否を特定する販売可否特定機能と、
    この販売可否特定機能により医薬品の販売が不可であると特定されたとき、前記マスタデータを参照して医薬品の販売が可能である旨の情報が関連付けられた識別子を検索する検索機能と、
    この検索機能の検索結果である識別子に対応する商品販売データ処理装置が設置されたレジに医薬品を購入しようとする客を誘導するメッセージを生成するメッセージ生成機能と、
    このメッセージ生成機能により生成したメッセージを前記出力デバイスによる音声又は表示にて報知する報知制御機能と、
    を実現させるための制御プログラム。
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