JP5121798B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、米などの食品の入った鍋状容器を本体内に収納して加熱調理する炊飯器に関するものである。
従来の炊飯器は、加熱手段に通電して鍋内の炊飯物を加熱しているときに、鍋の温度勾配を検知して鍋内の米と水の量を算出し、その量に応じて加熱手段の通電を制御し、炊飯量による炊き上がりの違いを抑制している(例えば、特許文献1)。
特開2005−124786号公報(要約、図1)
しかしながら、前述した従来の炊飯器では、鍋の温度上昇を基に内容量を検知する場合、米量と水量を合わせた量となるため、米量に対する適正水量を細かく検知することが難しかった。また、米の種類による性状変化や温度上昇に違いがあるため、炊飯量の検知誤差を生じることがあった。その結果、水量の入れ間違いをした場合や、適正に米や水をセットした場合にも炊きあがりがよくないことがあった。
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、炊飯前に水位や米量を検知することにより水量の入れ間違いや炊飯量の誤検知による美味しさの低下を防ぐことのできる炊飯器を提供することを目的とする。
本発明に係る炊飯器は、本体と、一端が本体の上部に回動自在に取り付けられ、本体の上部開口を開閉する蓋体と、本体内に着脱自在に収納される鍋状容器と、本体に配設され、鍋状容器を加熱する加熱部と、炊飯前に本体内に収納された鍋状容器内の炊飯物の収納状態を検知する炊飯物センサーと、蓋体が全開の状態から本体の上部開口を閉じる方向に所定角度まで傾いたときに信号を出力する蓋体検知部と、炊飯物センサーにより検知された炊飯物の収納状態から米量と水位を認識し、炊飯開始の際に、先に得られた米量と水位に応じて加熱部の電力を制御する制御部とを備え、制御部は、蓋体検知部からの信号が入力されたときに、炊飯物センサーに通電して鍋状容器内の炊飯物の収納状態を検知させる。
本発明においては、蓋体が全開の状態から本体の上部開口を閉じる方向に所定角度まで傾いたときに、炊飯部センサーにより鍋状容器内の炊飯物の収納状態を検知させ、検知された炊飯物の収納状態から米量と水位を認識し、炊飯開始の際に、先に得られた米量と水位に応じて加熱部の電力を制御するようにしている。そのため、より正確に炊飯量に応じた制御で炊飯することが可能になり、常に安定した炊き上がりを実現できる。
実施の形態1に係る炊飯器の構成を示す断面図である。 実施の形態1の炊飯器における炊飯物センサの設置位置を示す模式図である。 実施の形態1に係る炊飯器のブロック構成図である。 実施の形態2に係る炊飯器の鍋状容器を示す斜視図である。 実施の形態2に係る炊飯器の本体及び鍋状容器を示す部分斜視図である。 実施の形態3に係る炊飯器の構成を示す断面図である。 実施の形態4に係る炊飯器の構成を示す断面図である。 実施の形態5の炊飯器における米量の規定水位に対する炊飯調整上限水位と炊飯調整下限水位の相関を示す図である。 実施の形態5に係る炊飯器の制御動作を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る炊飯器の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る炊飯器の構成を示す断面図、図2は実施の形態1の炊飯器における炊飯物センサの設置位置を示す模式図、図3は実施の形態1に係る炊飯器のブロック構成図である。
図1乃至3において、炊飯器の本体1は、例えば外観が有底筒状に形成され、容器カバー2と、加熱部である加熱コイル3と、鍋底温度センサー4と、炊飯物センサーである例えばCCDイメージセンサー15と、蓋体を開閉自在に支持するヒンジ部16と、蓋体検知部である例えば磁気センサー17と、制御部31及びインバータ部32とを備えている。前述の蓋体は、外蓋10と内蓋7とで構成されている。なお、加熱部として、加熱コイル3に代えてシーズヒーターでも良い。
前述の容器カバー2は、有底筒状に形成され、鍋状容器5が着脱自在に収納される。容器カバー2の上部開口の周縁部に形成されたフランジ部2aには、例えば周方向に等間隔で配置された複数個の凸状の支持部材6が取り付けられている。この支持部材6は、容器カバー2内に収納された鍋状容器5を係止するために設けられている。また、容器カバー2の底部中央には、鍋底温度センサー4を挿入させる孔部2bが設けられている。
加熱コイル3は、容器カバー2の外底部に配設された第1の加熱コイル3aと、容器カバー2の外底部のコーナー部に配設された第2の加熱コイル3bとからなっている。これら加熱コイル3a、3bは、スパイラル状に旋回されて直列に接続されている。鍋底温度センサー4は、例えばサーミスタからなり、本体1の内底部に固着された圧縮バネ4aによって、容器カバー2の孔部2bを貫通し、支持されている。
外蓋10は、一端がヒンジ部16の回転軸16aに回動自在に取り付けられ、上面に操作/表示部13が設けられている。また、外蓋10の上面には、内蓋7まで貫通するカートリッジ12が着脱自在に取り付けられている。このカートリッジ12には、炊飯中に発生する蒸気圧に応じて上下動する弁を備えた蒸気取入口12aと、蒸気取入口12aの弁を通過した蒸気を外部へ排出する蒸気排出口12bとが設けられている。
内蓋7は、外蓋10の本体1側の面に係止材11を介して取り付けられ、周縁部に、鍋状容器5のフランジ部との密閉性を得るためのシール材の蓋パッキン9が取り付けられている。内蓋7の外蓋10側の面には、蓋ヒーター内蔵部8が接触して取り付けられている。蓋ヒーター内臓部8は、表面が金属からなり、内部に蓋ヒーターが収納されている。その蓋ヒーターによって、鍋状容器5内の炊飯物(米と水)が上方から加熱され、内蓋7に付着する結露が除去される。また、内蓋7には、鍋状容器5内の温度を検知する例えばサーミスタからなる内部温度センサー14が取り付けられている。
前述のCCDイメージセンサー15は、本体1内に収納された鍋状容器5の上部開口より外側で、かつその上部開口より上方の位置から鍋状容器5の内壁面を撮影できるように、本体1の容器カバー2の上部に設けられた内壁面に設置されている。この設置位置は、図2に示すように、鍋状容器5内に最少量の米を入れたときの米の高さから鍋状容器5の上部開口の周縁部を繋ぐ線と、鍋状容器5の内壁面から上方に延びる線とで形成される斜線部分の空間21内である。なお、鍋状容器5の上部開口の付近では、炊飯中や炊飯後に発生する蒸気によってセンサー故障の危険があるため、CCDイメージセンサー15を前述した位置に配置している。そのCCDイメージセンサー15は、制御部32からの通電によって撮影可能となり、鍋状容器5内の炊飯物を撮影する。
磁気センサー17は、例えば、ヒンジ部16の回転軸16aの近傍に配置され、回転軸16aに固着された磁石18の磁界を検知したときに信号を制御部32に出力する。磁気センサー17と磁石18の相互の位置関係は、外蓋10が全開の状態から本体1側に所定角度まで傾いたときに、磁気センサー17が磁石18の磁界を検知するように配置されている。
制御部31は、鍋状容器5の内壁面を背景とする炊飯物の米量及び米量に応じて設定された規定の水位の画像がデータとして格納されたメモリを備えている。このメモリには、画像データの他に、白米、玄米などの各米に設定された炊き上がり状態(硬めや柔らかめ)やお粥などの炊飯メニュー、各炊飯メニューに設定された炊飯量(米量と水位)、炊飯メニューと炊飯量とから予熱工程・炊飯工程・蒸らし工程の各工程における加熱時間及び電力、炊飯に必要な目標温度などがデータとして格納されている。
前述の制御部31は、炊飯開始前に磁気センサー17からの信号を検知すると、CCDイメージセンサー15に通電して撮影可能にする。制御部31は、CCDイメージセンサー15への通電により鍋状容器5内の炊飯物の画像が入力されると、メモリに格納された画像データと比較し、ほぼ同一の画像データから鍋状容器5内の炊飯量(米量と水位)を認識する。その後、制御部31は、CCDイメージセンサー15への通電を遮断して、CCDイメージセンサー15による撮影を停止させる。さらに、制御部31は、操作/表示部13の操作による炊飯メニューの選択及び炊飯開始を順次に検知すると、その炊飯メニューと先に検知した炊飯量とから予熱工程・炊飯工程・蒸らし工程の各工程における加熱時間及び電力、炊飯に必要な目標温度を判定して炊飯を実行する。また、制御部31は、CCDイメージセンサー15により撮影された炊飯物の画像とほぼ同一の画像データを判定した際に、鍋状容器5内の米量に対して炊飯に適していない水位を認識したときは、ユーザーに操作/表示部13を介して水位の間違いを報知して水位の再調整を促す。その報知は、例えば音声とLEDの点滅により行われている。
次に、図1乃至3を用いて本実施の形態の動作について説明する。
所定量の米とその米量に応じた水の入った鍋状容器5を本体1内の容器カバー2に収納して、外蓋10を本体1側に倒していくと、磁気センサー17がヒンジ部16の回転軸16aに固着された磁石18を検知し信号を制御部31に出力する。この時、制御部31は、外蓋10が容器カバー2内の鍋状容器5を閉める方向に傾いていると判定して、CCDイメージセンサー15に通電し撮影可能にする。CCDイメージセンサー15は、制御部31からの通電により、鍋状容器5内の対向する内壁面及び炊飯物を撮影し、その画像情報を制御部31に転送する。
一方、制御部31は、CCDイメージセンサー15からの画像情報が入力されると、メモリに格納された画像データと比較し、ほぼ同一の画像データから鍋状容器5内の米量と水位を認識する。この時、制御部31は、鍋状容器5内の米量に対して炊飯に適していない水位であると認識したときは、ユーザーに操作/表示部13を介して水位の間違いを報知して水位の再調整を促す。一方、制御部31は、画像情報とほぼ同一の画像データから鍋状容器5内の米量に対して炊飯に適した水位と認識したときは、CCDイメージセンサー15への通電を遮断して、CCDイメージセンサー15による撮影を停止させる。そして、制御部31は、操作/表示部13のスイッチ操作による炊飯メニューの選択及び炊飯開始のオン操作がなされたかどうかを判定する。制御部31は、炊飯メニューの選択を検知し、次いで炊飯開始のオン操作を検知すると、その炊飯メニューと先に検知した米量及び水位とから予熱工程・炊飯工程・蒸らし工程の各工程における加熱時間及び電力、炊飯に必要な目標温度を判定する。
制御部31は、先ず、予熱工程に入って、先に判定した電力で鍋状容器5が誘導加熱されるようにインバータ部32を制御する。この時、加熱コイル3a、3bに高周波磁界が発生し、加熱コイル3a、3bと磁気結合された鍋状容器5の加熱コイル3a、3bの対向面が励磁され、鍋状容器5の底面に渦電流が誘起される。この渦電流と鍋状容器5の持つ抵抗によりジュール熱が発生し、鍋状容器5の底面が発熱して内部の炊飯物が加熱される。
一方、制御部31は、鍋底温度センサー4の検出温度が目標温度である予熱温度(例えば60℃)に達したかどうかを判定しており、検出温度が予熱温度に達したときに予熱温度が保たれるようにインバータ部32を制御する。この場合の制御は、先に判定した電力で鍋状容器5が間欠的に誘導加熱されるように、インバータ部32を制御する。そして、制御部31は、前記と同様に先に判定した予熱工程の加熱時間が経過したときに炊飯工程に移行する。
制御部31は、炊飯工程に入ると、先に判定した電力で鍋状容器5が間欠的に誘導加熱されるようにインバータ部32を制御する。その電力は、予熱工程時の電力より高い電力である。また、制御部31は、インバータ部32を制御している際、蓋ヒーター内蔵部8の蓋ヒーターに通電して内蓋7を加熱する。内蓋7を加熱することにより、内蓋7に付着する結露をなくすことができ、鍋状容器5内の温度を高温に保つことができる。
その後、制御部31は、鍋状容器5内の炊飯物(米と水)が目標温度である沸騰温度に達したかどうかを内部温度センサー14の検出温度から判定する。制御部31は、内部温度センサー14の検出温度が沸騰温度に達したことを検知したときに、沸騰温度が保たれるようにインバータ部32を制御する。この場合の制御は、先に判定した電力で鍋状容器5が間欠的に誘導加熱されるようにインバータ部32を制御する。
制御部31は、沸騰温度を保持しているときに、炊飯物の米の吸水糊化と蒸発により炊飯水がなくなるドライアップ温度を鍋底温度センサー4を介して検知すると、加熱コイル3への通電を停止して蒸らし工程に入る。制御部31は、その蒸らし工程を先に判定した加熱時間が経過するまで行い、その時間を経過したときに蒸らし工程を終了して、炊飯終了を操作/表示部13を介して報知する。制御部31は、炊飯終了を報知した後、鍋状容器5の温度が所定温度まで低下すると、再び加熱コイル3a、3bへの通電を間欠的に行う保温工程に移行する。
以上のように実施の形態1においては、炊飯開始前に本体1内の容器カバー2に収納された鍋状容器5内の炊飯物を撮影し、その画像と予め設定された画像データと比較し、ほぼ同一の画像データから鍋状容器5内の米量と水位(炊飯量)を認識するようにしている。これにより、炊飯開始の際には、より正確に炊飯量に応じた制御で炊飯することが可能になり、常に安定した炊き上がりを実現できる。また、鍋状容器5内の米量と水位を認識した際に、米量に対して炊飯に適した水位でないと判定したときは、ユーザーに操作/表示部13を介して水位の間違いを報知し水位の再調整を促すようにしている。このため、水量の入れ間違いによる美味しさの低下を未然に防ぐことができる。
また、磁気センサー17からの信号を検知したときにCCDイメージセンサー15に通電して撮影可能にし、CCDイメージセンサー15により撮影された鍋状容器5内の炊飯物の画像から米量と水位を判定した際にCCDイメージセンサー15への通電を遮断するようにしている。そのため、常にCCDイメージセンサー15に通電する必要がなく、消費電力を抑えることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、鍋状容器5内の炊飯物をCCDイメージセンサー15で撮影して、その炊飯物の米量と水位を認識するようにしたが、実施の形態2は、鍋状容器5の内壁面に印刷パターン41を施し、その印刷パターン41をCCDイメージセンサー15で撮影して、その炊飯物の水位と米量を認識するようにしたものである。
図4は実施の形態2に係る炊飯器の鍋状容器を示す斜視図、図5は実施の形態2に係る炊飯器の本体及び鍋状容器を示す部分斜視図である。なお、図1乃至図3で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
実施の形態2においては、鍋状容器5の内壁面に施された印刷パターン41は、水中に浸った場合に屈折率の違いにより変形して見えるので、撮影された変形の印刷パターン41と予め取得した米量に対する規定水位における印刷パターンの変形画像データとを比較して、ほぼ同一の変形画像データから水位を認識する。また、米量においては、米で隠れて見えなくなった印刷パターン41の部分と予め取得した全ての印刷パターンの画像データとを比較して判定する。
なお、前述の印刷パターン41の画像を正確に取得するために、白と黒といった色差のある印刷パターン41を用いたほうが良い。また、本体1の設置環境により明るさが不足していた場合、印刷パターン41の画像取得が難しいことから、CCDイメージセンサー15に照明を備えるようにした方が良い。
印刷パターン41を鍋状容器5の内壁面の一部に施す場合、本体1に備えられたCCDイメージセンサー15を常に印刷パターン41に対向する位置に設置する必要がある。例えば図5に示すように、鍋状容器5を本体1内の容器カバー2に収納する際に、設置方向が限定されるように、鍋状容器5の上部開口に形成されたフランジ部に凸部51を設け、本体1の上部開口の周縁に凸部51が着脱自在に嵌め込まれる凹部52を設ける。
それにより、鍋状容器5の設置方向が限定され、印刷パターン41がCCDイメージセンサー15によって撮影されないというエラーを起こすことがない。
なお、前述の凸部51と凹部52の形状は、図5によらず、鍋状容器5の設置方向を限定することができれば良い。また、鍋状容器5に凹部52を設け、本体1に凸部51を設ける構成でも良い。ただし、印刷パターン41を鍋状容器5の内壁全周に施す場合には、鍋状容器5を位置決めするための凸部51と凹部52はなくても良い。
実施の形態3.
実施の形態1では、CCDイメージセンサー15が本体1に固定されていることを述べたが、実施の形態3は、CCDイメージセンサー15を本体1に上下動可能に設置したものである。
図6は実施の形態3に係る炊飯器の構成を示す断面図である。なお、図1乃至図3で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
CCDイメージセンサー15は、容器カバー2と本体1の側壁との間に配置されたセンサ支持部61の上部に設置されている。センサ支持部61は、本体1にセンサ駆動部62によって上下動可能に設けられている。これにより、CCDイメージセンサー15は、通常は本体1内に収納され、鍋状容器5内の炊飯物を撮影する際に、センサ駆動部62の駆動により上方に出てきて撮影可能な位置で停止する。この停止位置は、図2に示す空間21内である。
外蓋10が閉じているときや、炊飯物の撮影を実施しないときには、本体1内に収納されているので、清掃や作業を妨げることがない。また、CCDイメージセンサー15は、鍋状容器5の取り出しや米飯をよそうときに妨げとならないように、本体1のうち外蓋10の開閉方向と直交する方向の側面側に設置されている。例えば操作/表示部13が対向する方向を前方とした場合に、CCDイメージセンサー15は本体1の側面に設置されている。
鍋状容器5内の炊飯物を撮影するタイミングは、実施の形態1と同様に、磁気センサー17がヒンジ部6の回転軸16aに装着された磁石18を検知したときである。つまり、外蓋10が全開状態から所定角度まで閉じる方向に傾いたときに、CCDイメージセンサー15が鍋状容器5内の炊飯物を撮影する。これに代えて、例えば操作/表示部13に炊飯物検知スイッチ(図示せず)を設置し、これが押されたときにセンサ駆動部62が駆動してCCDイメージセンサー15を上方に移動させ、撮影可能な位置で停止して鍋状容器5内の炊飯物を撮影するようにしても良い。
このように、炊飯前に鍋状容器5内の炊飯物を撮影し、その画像とほぼ同一の画像データと比較して米量と水位を認識するようにしたので、炊飯開始の際には、より正確に炊飯量に応じた制御で炊飯することが可能になり、常に安定した炊き上がりを実現できる。
実施の形態4.
図7は実施の形態4に係る炊飯器の構成を示す断面図である。なお、図1乃至図3で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
実施の形態4においては、CCDイメージセンサー15が外蓋10の先端部の裏面に設置されている。また、磁気センサー17が無く、これに代えて操作/表示部13に炊飯物検知スイッチが設けられている。外蓋10が全開状態のときに炊飯物検知スイッチがオンされると、制御部31は、CCDイメージセンサー15に通電して、鍋状容器5の対向する内壁面の炊飯物を撮影させ、再び炊飯物検知スイッチがオンされたときに、制御部31は、CCDイメージセンサー15への通電を遮断して撮影を終了させる。
このように、炊飯物検知スイッチのオン操作に応じてCCDイメージセンサー15を起動/停止させるようにしているので、常にCCDイメージセンサー15に通電する必要がなく、消費電力を抑えることができる。
実施の形態4では、炊飯物検知スイッチがオンされたときに、CCDイメージセンサー15が鍋状容器5内の炊飯物を撮影するようにしたが、外蓋10が閉じる方向に傾いた際にCCDイメージセンサー15が図2に示す空間21内に入ったとき、鍋状容器5内の炊飯物を撮影するようにしても良い。その炊飯物の撮影タイミングは、磁気センサー17が磁石18を検知したときで、その位置関係は、CCDイメージセンサー15が前述の空間21内に入ったときに磁石18が磁気センサーの前を通過するように設定されている。
また、CCDイメージセンサー15は、外蓋10内に収納可能とし、炊飯物を撮影するとき以外には外蓋10内に収納することで、炊飯終了後、外蓋10が開放されたときに蒸気がCCDイメージセンサー15に当たり、故障するという危険が回避される。
実施の形態5.
実施の形態5は、実施の形態1〜4の何れかにて決定した鍋状容器5内の米量と水位を基に、同一炊飯量であっても水位の違いによる加熱制御を変更するようにしたものである。
図8は実施の形態5の炊飯器における米量の規定水位に対する炊飯調整上限水位と炊飯調整下限水位の相関を示す図、図9は実施の形態5に係る炊飯器の制御動作を示すフローチャートである。なお、図1乃至図3で説明した実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
本実施の形態においては、米量に対する水位の間違いを報知したり、炊飯量(米量と水位)に応じた制御を選択したりするだけでなく、規定水位からの僅かな水量の違いを検知し、同一米量に対しても水量が多い場合と少ない場合に加熱制御を変更することで安定的に炊き上がりを調整できるようにしたものである。
図8に示すように、米量に対する水量が制御にて炊きあがりを調整できる範囲Aの炊飯調整上限水位WH よりも多かったり、逆に、炊きあがりを調整できる範囲Bの炊飯調整下限水位WL よりも少なかったりした場合には、その旨を操作/表示部13から音声及びLED点滅により報知し、水位の再調整を促すこととする。例えば、米量に対する規定水位WO よりも投入水量が多い場合には、炊飯工程における電力を規定水位のときよりも高く設定し、水を速く飛ばすことにより規定水位WO のときと同じ炊き上がりを実現することが可能となる。逆に、米量に対する規定水位WO よりも投入水量が少ない場合には、炊飯工程における電力を規定水位WO のときよりも低く設定し、水の蒸発を抑制することで規定水位WO のときと同じ炊き上がりを実現することができる。
ここで、図8及び図9を用いて本実施の形態の動作を説明する。なお、炊飯器のブロック構成は実施の形態1と同様であるため、図3を参照して説明する
まず、制御部31は、磁気センサー17からの信号で鍋状容器5内の炊飯物の撮影タイミングを検知すると(S1)、制御部31は、CCDイメージセンサー15に通電して撮影可能にし、それにより鍋状容器5内の炊飯物の画像が入力されたときは、その画像とほぼ同一の画像データから米量Kと水位Wを認識する(S2)。その後、制御部31は、認識した米量Kに対する規定水位WO を算出し(S3)、先に認識した水位Wと規定水位WO とが同じかどうかを判定する(S4)。
制御部31は、水位Wが規定水位WO と同等であった場合、予め設定された通常制御aにて炊飯を実施する(S5)。また、制御部31は、水位Wが規定水位WO よりも高く(S6)、かつ炊飯調整上限水位WH よりも低いと判定した場合は(水位が範囲A内で検知された場合)には(S7)、水位Wの高さに応じて通常制御aよりも蒸気を飛ばす設定の制御bにて炊飯を実施する(S8)。
さらに、制御部31は、水位Wが規定水位WO よりも低く(S10)、かつ炊飯調整下限水位WL よりも高かいと判定した場合(水位が範囲B内で検知された場合)には(S11)、水位Wの高さに応じて通常制御aよりも蒸気を抑制する設定の制御cにて炊飯を実施する(S12)。
また、制御部31は、水位Wが炊飯調整上限水位WH よりも高い範囲C内にあるとき、又は炊飯調整下限水位WL よりも低い範囲C内にあるときは、水位の間違いを操作/表示部13を介して報知し(S9/S13)、ユーザに水位の再調整を促す。
以上のように実施の形態5においては、米量に対する規定水位WO よりも投入水量が多い場合、炊飯工程における電力を規定水位のときよりも高く設定し、逆に、米量に対する規定水位WO よりも投入水量が少ない場合、炊飯工程における電力を規定水位WO のときよりも低く設定するようにしている。これにより、投入米量に対する水位が範囲A又はB内にあるとき規定水位WO のときと同じ炊き上がりを実現することができる。また、投入米量に対する水位が範囲C内にあるときは、水位の間違いを操作/表示部13を介して報知するようにしたので、勘違いによる炊飯の失敗を防止できる。
なお、前述した実施の形態1〜5では、鍋状容器5内の炊飯物をCCDイメージセンサー15で撮影して、その炊飯物の米量と水位を認識するようにしたが、CCDイメージセンサー15と重量センサーとで炊飯物の米量と水位を決定するようにしても良い。その場合、重量センサーで鍋状容器5内の炊飯物の重量を検知し、CCDイメージセンサー15によって撮影された鍋状容器5内の炊飯物から水位を認識する。そして、その水位と重量センサーにより検知された炊飯物の重量とから米量を算出する。これは、よく洗米せずに鍋状容器5が本体1内にセットされた場合には、水が白濁し、CCDイメージセンサー15にて米の高さを検知することが難しいからである。そのため、重量センサの検知による炊飯物の重量を用いることで、より正確な炊飯量を決定することができる。また、鍋状容器5内の炊飯物の撮影タイミングを磁気センサー17からの信号を検知したときとしたが、炊飯物検知スイッチの操作を検知したときにCCDイメージセンサー15で鍋状容器5内の炊飯物の撮影を行うようにしてもよい。
また、実施の形態1〜5では、鍋状容器5内の炊飯物をCCDイメージセンサー15で撮影するようにしたが、これに限定されるものではなく、CMOSイメージセンサーなど鍋状容器5内の炊飯物を撮影できるものでもよい。
1 本体、2 容器カバー、2a フランジ部、2b 孔部、3 加熱コイル、4 鍋底温度センサー、4a 圧縮バネ、5 鍋状容器、6 支持部材、7 内蓋、8 蓋ヒーター内蔵部、9 蓋パッキン、10 外蓋、11 係止材、12 カートリッジ、13 操作/表示部、14 内部温度センサー、15 CCDイメージセンサー、16 ヒンジ部、16a 回転軸、17 磁気センサー、18 磁石、21 CCDイメージセンサーの設置空間、31 制御部、32 インバータ部、41 印刷パターン、51 凸部、52 凹部、61 センサ支持部、62 センサ駆動部。

Claims (11)

  1. 本体と、
    一端が前記本体の上部に回動自在に取り付けられ、前記本体の上部開口を開閉する蓋体と、
    前記本体内に着脱自在に収納される鍋状容器と、
    前記本体に配設され、前記鍋状容器を加熱する加熱部と、
    炊飯前に前記本体内に収納された前記鍋状容器内の炊飯物の収納状態を検知する炊飯物センサーと、
    前記蓋体が全開の状態から前記本体の上部開口を閉じる方向に所定角度まで傾いたときに信号を出力する蓋体検知部と、
    前記炊飯物センサーにより検知された炊飯物の収納状態から米量と水位を認識し、炊飯開始の際に、先に得られた米量と水位に応じて前記加熱部の電力を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記蓋体検知部からの信号が入力されたときに、前記炊飯物センサーに通電して前記鍋状容器内の炊飯物の収納状態を検知させることを特徴とする炊飯器。
  2. 前記制御部は、先に得られた米量に対する規定水位を算出して前記水位と比較し、その水位が前記規定水位を基準に所定の範囲内にあるときは、炊飯開始の際に、その水位に応じて前記加熱部の電力を制御することを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
  3. 前記炊飯物センサーは、前記本体内に収納された前記鍋状容器の上部開口より外側で、かつその上部開口より上方の位置から前記鍋状容器内の炊飯物の収納状態を検知できるように、前記本体に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の炊飯器。
  4. 前記炊飯物センサーは、前記本体に上下動可能に設けられ、前記本体内に収納された前記鍋状容器内の炊飯物の収納状態を検知する際に、当該鍋状容器の上部開口よりも上に突出することを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の炊飯器。
  5. 前記炊飯物センサーは、前記本体の側面のうち前記蓋体が開閉自在に支持された側面に対向する側面に当該本体の内側に向けて設けられていることを特徴とする請求項又は記載の炊飯器。
  6. 前記炊飯物センサーは、前記蓋体の先端部の裏側に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の炊飯器。
  7. 前記炊飯物センサーは,撮像手段を備え、炊飯前に前記鍋状容器内の炊飯物の収納状態を撮影し、
    前記制御部は、前記炊飯物センサーにより撮影された炊飯物の収納状態に基づいて米量と水位を認識することを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の炊飯器。
  8. 前記鍋状容器の内壁面にパターンが印刷され、
    前記炊飯物センサーは、前記鍋状容器の内壁面に印刷されたパターンを撮影し、
    前記制御部は、前記炊飯物センサーにより撮影されたパターンの画像に基づいて前記鍋状容器内の炊飯物の米量と水位を認識することを特徴とする請求項記載の炊飯器。
  9. 前記鍋状容器の上部開口に形成されたフランジ部に凸部が設けられ、
    前記本体の上部開口の周縁に前記凸部が着脱自在に嵌め込まれる凹部が設けられ、
    前記本体の凹部は、前記鍋状容器の凸部が嵌め込まれた際に、前記鍋状容器の内壁面に印刷されたパターンと前記炊飯物センサーとが互いに対向するような位置に設けられていることを特徴とする請求項記載の炊飯器。
  10. 前記制御部は、前記鍋状容器内の米量に対して炊飯に適していない水位を認識したとき、ユーザーに水位の間違いを報知して水位の再調整を促すようにしたことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の炊飯器。
  11. 前記本体内に収納された前記鍋状容器内の炊飯物の重量を検知する重量センサーを備え、
    前記制御部は、前記炊飯物センサーにより撮影された炊飯物の収納状態から水位を認識し、その水位と前記重量センサーにより検知された炊飯物の重量とから米量を算出し、炊飯開始の際に、先に得られた米量と水位に応じて前記加熱部の電力を制御することを特徴とする請求項乃至の何れか一項に記載の炊飯器。
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