JP5120234B2 - ラック - Google Patents
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Description
これらのラックは、本体フレームを備えており、この本体フレームの所定の位置にサーバ装置が固定されることによって、サーバ装置などを保持するものである。
また、サーバ装置自体に昇降機能が設けられたものも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
また、特許文献2に記載のラックでは、サーバ装置本体を昇降させることはできるものの、このサーバ装置自体をラックに設置する必要がある点は変わらないため、所定の位置(高さ)まで持ち上げることによる搭載作業効率の低下や高さ調整の困難性という同様の問題が生じることになる。
本発明は、電子機器を保持する保持部と、前記保持部を昇降可能に支持するラック本体部と、前記電子機器を保持した状態の前記保持部を昇降させる昇降部とを備え、前記保持部は、前記ラック本体部と前記昇降部とに選択的に係止される係止部を有することを特徴とする。
以下、本発明の実施形態におけるラックについて、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態としてのラックを示す正面図である。
図2は、図1のA−A線矢視断面図である。
ラック1は、サーバ装置(電子機器)Sを搭載するものである。
このラック1は、矩形フレーム状の本体フレーム(ラック本体部)2を備えている。
本体フレーム2の奥行方向Dの両端部には、一対の固定フレーム5が設けられている。
固定用係止孔51は、円形の貫通孔であり、本体フレーム2の高さ方向Hに延びる直線上に一定の間隔d1をあけて複数形成されている。
ベルト部7は、幅方向Wの両端部及び奥行方向Dの両端部(本体フレーム2の4隅)にそれぞれ設けられ、合計4つ配置されている。それぞれのベルト部7は、本体フレーム2の上下に設けられた一対のローラ9(昇降部、駆動部)にわたって巻かれている。
ローラ9は、幅方向Wに延びる回転軸線を中心に回転可能に支持されており、駆動モータ10(昇降部、駆動部)に接続されている。
そして、駆動モータ10を駆動すると、ローラ9が回転し、これにより本体フレーム2の上下にわたってベルト部7が回転するようになっている。
また、ベルト部7には、図3に示すように、その厚さ方向に貫通する昇降用係止孔(昇降用被係止部)71が形成されている。
昇降用係止孔71は、円形の貫通穴であり、ベルト部7の長手方向に延びる直線上に一定の間隔d2をあけて複数形成されている。
なお、固定用係止孔51の間隔d1と昇降用係止孔71の間隔d2とは同一に設定されている。
なお、図4は、固定用係止孔51と昇降用係止孔71とが、奥行方向Dにおいて一致した位置に配され、互いに対向配置された様子を示している。
保持部3は、本体フレーム2のそれぞれ幅方向Wの両端部に配置されている。
さらに、保持部3は、図5及び図6に示すように、奥行方向Dに延びる矩形板状の本体レール(保持レール)31及び支持レール(保持レール、図7に示す)37を備えている。
本体レール31は、それぞれの内面31b同士が幅方向Wに互いに対向するようにして配置されている。それぞれの内面31bの長手方向(奥行方向D)の両端部には、本体レール31に垂直に延びる矩形板状の一対の接続部35が設けられている。
接続部35は、奥行方向Dに対向して配置されている。また、接続部35には、奥行方向Dに貫通する取付用貫通孔351が形成されている。取付用貫通孔351は、矩形状に形成されており、高さ方向Hに延びる直線上に複数形成されている。
なお、図7及び図8においては、図1の保持部3のうち、右半分のみを示している。
支持レール37の外面37aの奥行方向Dの両端部には、外面37aに垂直に延びる接続板371がそれぞれ設けられている。接続板371には、奥行方向Dに貫通する取付用貫通孔3711が形成されている。取付用貫通孔3711は、高さ方向Hに向けられた直線上に複数形成されている。また、支持レール37の内面37bには、奥行方向Dに延びるレール(取付保持部)372が設けられている。
レール372は、横断面がコ字状に形成されており、その底面部が支持レール37の内面37bに取り付けられている。
このような構成のもと、支持レール37が一対の接続部35の間に配されて、互いの取付用貫通孔351,3711にわたって固定ねじ38が締められることにより、本体レール31と支持レール37とがそれぞれの内面31bと外面37aとを対向させた状態で取り付けられている。
なお、サーバ装置Sの幅方向Wの両端面には、奥行方向Dに延びる矩形状の突出レールS1がそれぞれ設けられている。そして、突出レールS1がレール372に嵌め込まれることにより、サーバ装置Sは、幅方向Wから保持部3によって奥行方向Dにスライド可能に支持されるようになっている。
これら一対の支持部32は、奥行方向Dに対向して配置されている。支持部32には、奥行方向Dに貫通する円形の支持貫通孔321が形成されている。
支持貫通孔321には、奥行方向Dに延びる円柱状のストッパー(係止部)33が設けられている。すなわち、ストッパー33は、支持貫通孔321を通されて、奥行方向Dにスライド可能に支持されている。また、ストッパー33は、バネ(付勢部、図6に示す)39により、それぞれ奥行方向Dの外方(互いに遠ざかる方向)に付勢されている。
また、本体レール31の先端面31cには、スイッチ(切替操作部)36が設けられている。そして、スイッチ36は、奥行方向Dに押されると、不図示のスライド機構を介して、ストッパー33をそれぞれ奥行方向Dの内方(互いに近づけられる方向)に移動させ、一方、解放されると、バネ39の付勢力により、ストッパー33をそれぞれ奥行方向Dの外方に移動させる。
そして、固定用係止孔51と支持貫通孔321と昇降用係止孔71とが、奥行方向Dに延びる直線上に配されるようになっている。これにより、ストッパー33は、図9に示すように、奥行方向Dの一端部のみが固定用係止孔51に係止する固定位置Aと、図10に示すように、奥行方向Dの他端部のみが昇降用係止孔71に係止する昇降位置Bとの間で往復移動するようになっている。すなわち、スイッチ36を操作することにより、ストッパー33の位置を固定位置Aと昇降位置Bとで選択的に切り替えることができるようになっている。
ラック1にサーバ装置Sを搭載する場合には、以下のようにして行う。
まず、サーバ装置Sの搭載作業者がスイッチ36を押すと、ストッパー33が図10に示す昇降位置Bに配される。そして、スイッチ36を押したまま、駆動モータ10を逆方向に駆動すると、ベルト部7の外面7aが下方向に移動する。そのため、ベルト部7の外面7aとともに、保持部3が下方向に移動する。そして、適切な位置で搭載作業者が駆動モータ10を止め、スイッチ36を解放する。すると、バネ39の付勢力により、ストッパー33が図9に示す固定位置Aに配され、これにより保持部3が固定される。
それから、スイッチ36を押して、ストッパー33を昇降位置Bに移動させる。さらに、スイッチ36を押したまま、駆動モータ10を正方向に駆動すると、ベルト部7の外面7aが上方向に移動する。そのため、ベルト部7の外面7aとともに、保持部3を介してサーバ装置Sが上方向に移動する。そして、適切な位置で搭載作業者が駆動モータ10を止め、スイッチ36を解放する。すると、バネ39の付勢力により、ストッパー33が固定位置Aに配され、これにより保持部3を介してサーバ装置Sが所望の高さで固定される。
さらに、サーバ装置Sを撤去する場合には、上記の搭載と反対の動作によって、サーバ装置Sをラック1の下方位置に配すればよい。
また、サーバ装置Sの高さ調整や撤去も容易に行うことができる。
さらに、固定フレーム5に形成された固定用係止孔51とベルト部7に形成された昇降用係止孔71とにストッパー33を選択的に係止させることにより、簡易な構成によって確実に保持部3を昇降又は固定することができる。
また、バネ39がストッパー33を固定位置Aに付勢していることから、スイッチ36から手を離すという簡易な操作により、保持部3を介してサーバ装置Sを迅速かつ容易に固定することができる。
また、本実施形態においては、サーバ装置Sを搭載するとしたが、これに限ることはなく、他の通信装置、情報処理装置、モニタなどであってもよい。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
2 本体フレーム(ラック本体部)
3 保持部
7 ベルト部(昇降部)
9 ローラ(昇降部、駆動部)
10 駆動モータ(昇降部、駆動部)
31 本体レール(保持レール)
32 支持部
33 ストッパー(係止部)
39 バネ(付勢部)
36 スイッチ(切替操作部)
37 支持レール(保持レール)
51 固定用係止孔(固定用被係止部)
71 昇降用係止孔(昇降用被係止部)
372 レール(取付保持部)
A 固定位置
B 昇降位置
S サーバ装置(電子機器)
Claims (8)
- 電子機器を保持する保持部と、
前記保持部を昇降可能に支持するラック本体部と、
前記電子機器を保持した状態の前記保持部を昇降させる昇降部とを備え、
前記保持部は、
前記ラック本体部と前記昇降部とに選択的に係止される係止部を有することを特徴とするラック。 - 前記昇降部は、
前記ラック本体部の高さ方向に延ばされたベルト部と、
前記ベルト部を回転させる駆動部とを備え、
前記ラック本体部には、
前記高さ方向に複数設けられた固定用被係止部が形成され、
前記ベルト部には、
前記高さ方向に複数設けられた昇降用被係止部が形成されており、
前記係止部は、前記固定用被係止部と前記昇降用被係止部とに選択的に係止されることを特徴とする請求項1に記載のラック。 - 前記固定用被係止部と前記昇降用被係止部とはそれぞれ対向して配置されており、
前記係止部は、長尺状に形成され、かつ前記固定用被係止部と前記昇降用被係止部との間において前記固定用被係止部の側と前記昇降用被係止部の側とに向けられて前記長尺状の長手方向に移動可能に支持されていることを特徴とする請求項2に記載のラック。 - 前記係止部が前記固定用被係止部の側に移動すると、前記係止部の一端が前記固定用被係止部に係止され、
前記係止部が前記昇降用被係止部の側に移動すると、前記係止部の他端が前記昇降用被係止部に係止されることを特徴とする請求項3に記載のラック。 - 前記係止部の一端が前記固定用被係止部に係止される固定位置と、前記係止部の他端が前記昇降用被係止部に係止される昇降位置とで、前記係止部の位置を切り替える切替操作部を備えることを特徴とする請求項4に記載のラック。
- 前記係止部を前記固定位置に向けて付勢する付勢部を備えることを特徴とする請求項5に記載のラック。
- 前記保持部は、
前記ラック本体部の奥行方向に延ばされて、かつ前記電子機器をその幅方向の両側から挟持する板状の一対の保持レールと、
前記一対の保持レールのそれぞれの内面に設けられて、前記電子機器が取り付けられる取付保持部と、
前記一対の保持レールのそれぞれの外面に設けられて、前記保持レールの長手方向に交差する方向に延び、前記係止部を前記保持レールの長手方向に沿って移動可能に支持する支持部とを備えることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のラック。 - 前記保持部が、前記ラック本体部の高さ方向に複数設けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のラック。
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