JP5118118B2 - 櫛刃ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、根菜類等の千切り装置に用いられる櫛刃ユニットに関する。
従来の根菜類の千切り装置の一例として、本件出願人にかかる根菜類の千切り装置が特許文献1に開示されている。その千切り装置は、モータ装置により上下方向に往復運動させるスライダーの前面側に、根菜類を縦に切截する櫛刃と、同櫛刃によって切截された部分をスライスする直線刃とからなる千切刃が各刃部を対向させた状態にて2列に配置されていて、ホッパーから投入され二つに切断されて送り込まれる根菜類の上方部を上部の千切刃により切截し、下方部を下部の千切刃により切截する構造とされている。
櫛刃ユニットは、図示しない刃物台の端縁に形成された斜面に、図8(イ)に示す櫛刃体51をあてがった状態で押え板(図示せず)をボルトにより締め付けることにより当該櫛刃体51を固定している。櫛刃体51については、平行な2本のロッド52に座板54、1番目の櫛刃片55、スペーサー56、2番目の櫛刃片55、スペーサー56、・・・n番目の櫛刃片55、座板54の順に各部品に設けられた2つの透孔(図示せず)を挿入してから、ロッド52にナット53を螺着することにより一体化される構造とされている。
ところで、櫛刃片55の破損等により新しい櫛刃片55に交換する場合には、まず、刃物台から櫛刃体51を取り外し、ついで、図8(ロ)に示すように、櫛刃体51のナット53を外してから座板54、目的の破損した櫛刃片55に至るまでスペーサー56や他の櫛刃片55をロッド52から順に取り外す。そして、新しい櫛刃片55をロッド52に挿入し、ついで、取り外しの場合と逆の順序でスペーサー56、櫛刃片55、座板54をロッド52に挿入した後、各ロッド52にナット53を螺着することにより各部品は一体に組み付けられる。
上述したように、櫛刃片55の交換作業は、ナット53、座板54、櫛刃片55、スペーサー56、櫛刃片55、スペーサー56・・・の順にロッド52から一々取り外さなければならない。また、組み付ける際には、それらの部品を1つずつ2本のロッド52に挿入しなければならないため、大変手間が掛かって煩わしさを否めない。
特開2008−284627号公報
本発明の目的は、櫛刃片の取り付けや交換作業が行い易い千切刃における櫛刃ユニットを提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、被切截物を長手方向に切截する櫛刃ユニットの櫛刃と当該櫛刃により切截された部分をスライスする平切刃とからなる千切刃において、
前記櫛刃ユニットは、平板形状の刃物台の端縁に形成された斜面に、多数の櫛刃片が一定厚さ寸法のスペーサーを各櫛刃片の間に夫々介在させた状態で収納可能な凹部を長手方向に延びるように形成すると共に長手方向に進退可能な駒片を該凹部の内方に収めたホルダーを着脱可能に設け、それら櫛刃片及びスペーサーには同心状に位置決め穴を夫々設け、そのホルダーの透孔から差し込まれる芯出し用ロッドをそれら位置決め穴に挿入することにより各櫛刃片の刃先が一定位置に揃うように設けられ、それら櫛刃片の刃先を該刃物台の被切截物が当接する平坦面から一定寸法だけ突出させた状態で調整ネジによって前記駒片を移動させることにより、前記櫛刃片を前記ホルダーに固定することができるように構成したことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の千切刃における櫛刃ユニットにおいて、前記ホルダーを左右対称に設け、それらのホルダーを前記刃物台の両端縁に形成された斜面に夫々着脱可能に設けたことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載の千切刃における櫛刃ユニットにおいて、前記ホルダーを前記刃物台の斜面に複数のボルトにより締め付けて固定するように設けたことを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
この千切刃における櫛刃ユニットによれば、駒片を調整ネジによって前進させることにより凹部に収納された櫛刃片がホルダーに確実に固定される。他方、調整ネジを緩めて駒片を後退させることにより何れの櫛刃片もホルダーから容易に取り外すことができるので、破損等を生じた櫛刃片の交換作業が行ない易い。
さらには、ホルダーの透孔から差し込まれる芯出し用ロッドを櫛刃片及びスペーサーの位置決め穴に挿入することにより櫛刃片の刃先が一定位置に揃うように設けているので、櫛刃片をホルダーに取り付ける作業が円滑に行なえる。
(請求項2の発明)
この千切刃における櫛刃ユニットは、左右対称に設けたホルダーを刃物台の両端縁に夫々着脱可能に設けており、往復運動するスライダーに、当該ユニットと平切刃を取り付けることによりスライダーの前進及び後退時に被切截物を効率よく切截することが可能である。
(請求項3の発明)
この千切刃における櫛刃ユニットは、櫛刃片を収納するホルダーを刃物台の斜面にボルトにより締め付けて固定するように設けており、櫛刃片を交換する際にボルトを緩めてから調整ネジを緩めて駒片を後退させることにより櫛刃片とスペーサーとの密着状態が解放されるので何れの櫛刃片もホルダーから簡単に取り外すことができるため、櫛刃片の交換作業が簡単に行なえる。
本発明に係る櫛刃ユニットの斜視図 同、平面図 同、側面図 櫛刃片とスペーサーを重ねた状態を示す斜視図 櫛刃の(イ)セット状態と(ロ)交換時の説明図 櫛刃ユニットをスライダーに設ける場合の説明図 櫛刃ユニットを回転円盤に設ける場合の説明図
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。
根菜類等の千切り装置は、根菜類等の被切截物を長手方向に切截する櫛刃ユニットの櫛刃と当該櫛刃により切截された部分をスライスする平切刃とからなる千切刃をスライダー等に取り付け、スライダーの前進及び/又は後退時に被切截物を千切刃により切截する一般的な構成とされる。
しかして、本発明に係る櫛刃ユニットUは、図1、図2に示すように、平板形状の刃物台1の両端縁に形成された角度55°の斜面2,2に、左右対称に設けられたホルダー7,7、を複数の、この実施例では2本のボルト25を図示しない雌ネジに螺合することにより固定/及び取り外し可能に設けている。なお、刃物台1には、特許文献1に示すような公知の千切り装置のスライダーに取り付けるための取付け孔3と、位置決め穴4を設けている。
図2に示すように、ホルダー7は、多数の櫛刃片20が後記スペーサーを各櫛刃片20の間に夫々介在させた状態で収納可能な断面L字形の凹部8が長手方向に延びるように形成され、前部7aと、前記刃物台1の斜面2に対応する取付け面7bとを開放した形態に設けている。ホルダー7の上部には、2個の雌ネジ9と透孔10が凹部8に連通するように形成されている。それら雌ネジ9に螺着した調整ネジ12の先端が、凹部8に納められた駒片13の後端面に当接可能に設けられている。
図4に示すように、長方形状の櫛刃片20は、前記刃物台1の斜面2に対向する側に刃部20aが設けられ、芯出し用ロッド30を挿入するための位置決め穴21が適宜位置に形成されている。スペーサー23は、一定厚さ寸法のブロック形状とされていて、櫛刃片20と同様に、芯出し用ロッド30を挿入するための位置決め穴(図示せず)が形成されている。それら櫛刃片20及びスペーサー23に形成される位置決め穴は、ホルダー7の凹部8に収納されたときに同心状となるように設けられている。
しかして、多数の櫛刃片20の刃先20bを刃物台1の被切截物が当接する平坦面1aから一定寸法だけ突出させた状態にて調整ネジ12によって駒片13を移動させることにより、櫛刃片20をホルダー7に確実に固定することができる千切刃における櫛刃ユニットUが構成される。
そして、櫛刃片20の刃先20bは、ホルダー7の透孔10から差し込まれる芯出し用ロッド30が位置決め穴21(スペーサー23の位置決め穴も含めて)に挿入されることにより一定位置に揃うように設けられているので、芯出し用ロッド30を挿入した状態で櫛刃片20を固定した後に当該ロッド30を位置決め穴21及び透孔10から抜くように組み付けるものとする。
つぎに、本発明に係る櫛刃ユニットUにおける櫛刃片20の交換手順について述べる。
(1)図5において、ホルダー7を刃物台1に固定しているボルト25,25を緩めた後、調整ネジ12を緩めて駒片13を後退させる。
(2)損傷等による交換を要する櫛刃片20だけをホルダー7から取り外して新しい櫛刃片20を同じ箇所に差し込む。
(3)ついで、芯出し用ロッド30を透孔10から全部の櫛刃片20の位置決め穴21に挿入した状態にて調整ネジ12を締めて駒片13を前進させる。これにより、櫛刃片20はホルダー7に確実に固定される。
(4)ロッド30を透孔10から抜いてから、ボルト25,25を締め付けることによりホルダー7を刃物台1に確実に固定する。
なお、この実施例の櫛刃ユニットUは、刃物台1の両端縁に左右対称のホルダー7,7を設けているが、本発明はこれに限定されることなく、刃物台1の一方の端縁にホルダー7を設ける構造とすることも含まれる。
本発明に係る櫛刃ユニットUを利用する千切刃は、図6に示す前記千切装置のスライダーに設ける場合と、図7に示す回転円盤に設ける場合とがある。
図6(イ)は、左右方向に往復運動するスライダー41に1枚の櫛刃ユニットUを取り付け、被切截物を往きに切截する形式を示す。42は平切刃である。
また、図6(ロ)は、左右方向に往復運動するスライダー41に2枚の櫛刃ユニットUを刃部が対向するように取り付け、被切截物を往き及び戻りに切截する形式を示す。
図7は、回転円盤45に2枚の櫛刃ユニットUを対称に取り付け、被切截物を切截する形式を示す。46は平切刃である。
U・・・本発明に係る櫛刃ユニット
1・・・刃物台
2・・・斜面
7・・・ホルダー
8・・・凹部
10・・・透孔
12・・・調整ネジ
13・・・駒片
20・・・櫛刃片
20b・・・刃先
21・・・位置決め穴
23・・・スペーサー
30・・・芯出し用ロッド

Claims (3)

  1. 被切截物を長手方向に切截する櫛刃ユニットの櫛刃と当該櫛刃により切截された部分をスライスする平切刃とからなる千切刃において、
    前記櫛刃ユニットは、平板形状の刃物台の端縁に形成された斜面に、多数の櫛刃片が一定厚さ寸法のスペーサーを各櫛刃片の間に夫々介在させた状態で収納可能な凹部を長手方向に延びるように形成すると共に長手方向に進退可能な駒片を該凹部の内方に収めたホルダーを着脱可能に設け、それら櫛刃片及びスペーサーには同心状に位置決め穴を夫々設け、そのホルダーの透孔から差し込まれる芯出し用ロッドをそれら位置決め穴に挿入することにより各櫛刃片の刃先が一定位置に揃うように設けられ、それら櫛刃片の刃先を該刃物台の被切截物が当接する平坦面から一定寸法だけ突出させた状態で調整ネジによって前記駒片を移動させることにより、前記櫛刃片を前記ホルダーに固定することができるように構成したことを特徴とする千切刃における櫛刃ユニット。
  2. 前記ホルダーを左右対称に設け、それらのホルダーを前記刃物台の両端縁に形成された斜面に夫々着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の千切刃における櫛刃ユニット。
  3. 前記ホルダーを前記刃物台の斜面に複数のボルトにより締め付けて固定するように設けたことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の千切刃における櫛刃ユニット。
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