JPH0645359Y2 - 調理用繊切り刃 - Google Patents

調理用繊切り刃

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JPH0645359Y2
JPH0645359Y2 JP1990012240U JP1224090U JPH0645359Y2 JP H0645359 Y2 JPH0645359 Y2 JP H0645359Y2 JP 1990012240 U JP1990012240 U JP 1990012240U JP 1224090 U JP1224090 U JP 1224090U JP H0645359 Y2 JPH0645359 Y2 JP H0645359Y2
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JP
Japan
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blade
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blade plate
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Application number
JP1990012240U
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JPH03103197U (ja
Inventor
正次 斉藤
Original Assignee
山城工業株式会社
正次 斉藤
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  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば大根の桂むき器に内蔵して薄波をけ
ん、すなわち、料理のつけあわせ、刺身などのつまに加
工する調理用極細繊切り刃に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、調理道具として用いられる極細繊切り刃は、実開
昭59−45046号公報に示すように、下面が開放するコ字
形の刃板と、この刃板の両側縁間に左右に一定の間隔を
存して切り起こしにより設けた千切刃とで構成したもの
や特開昭61−168497号公報に示すように、保持具の両側
間に交互に縦割刃とスペーサとが並べてあり、保持具に
対する縦割刃及びスペーサの集合状態の維持には、通常
接着方式やかしめ方式が採用してある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような従来技術の切り起こしにより刃板を設けた
り、或はかしめ接着により縦割刃とスペーサとの集合状
態を維持すると、一部分の刃板や縦割刃が摩耗したり或
は欠損などにより故障した場合、不良の刃板や縦割刃の
みを交換することができず、交換用の新品の千切刃や鉋
を購入することになる。
このため、不経済になる問題があった。
また、接着方式の場合、水洗いに齢と共に、落下などに
より大きな衝撃力が加わると割れて分解するなどの問題
もあった。
そこで、この考案は不良刃板のみを交換することができ
るようにした調理用繊切り刃を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案は両端間に上面
を開放させて並列する多数条の溝を設けたブロックと、
上縁の一部に設けてある刃先が上記ブロックの上面から
上方に突出するようそれぞれの溝に嵌入した刃板と、頂
壁の両端間に設けてある貫窓に上記刃先が貫通露出する
ようブロックに被せて各刃板を抱持するカバーと、ブロ
ックにカバーを固定するようねじ込むネジと、ブロック
と共にカバーを嵌装すると共に、ねじ込むビスを介し固
着するホルダとで構成したものである。
〔作用〕
不良刃板を交換する場合、まずビスを取り除いてホルダ
からカバーと共にブロックを取り出す。
次にビスを取り除いてブロックからカバーを取り外し、
然るのち不良刃板を抜き去る。
しかして、溝に新しい刃板を嵌入したのち、まずブロッ
クにカバーを被せる。
このとき、カバーの貫窓に刃板の刃先が貫通して、上記
カバーの上面上方に上記刃先が露出する。
次にビスをねじ込んでブロックにカバーを固定して各刃
板を抱持し、上記カバー内での刃板の移動を止める。
然るのち、ホルダにカバーと共にブロックを嵌め込み、
ビスのねじ込みにより上記ホルダにカバーと共にブロッ
クを取付ける。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
図において、1は多数枚の刃板Aを櫛歯状に並べるブロ
ックである。
上記のブロック1は、横長な基材2と、この基材2の両
端間に上面を開放させて並列する多数条設けた溝3とで
構成され、上記の各溝3に上方から、刃板Aを差し込ん
で並べる。
なお、図示の場合加工上の都合などにより基材2の上面
及び前後面を開放させて溝3を設けると共に、刃板Aの
両側縁を上記基材2の前後面に面一となるよう合致させ
てあるが、上面のみが開放する(図示省略)溝の場合、
溝の底面及び両端の縁に刃板の各辺の縁を当接させて、
基材に対し刃板をがたつかないよう考慮する。
4は頂壁の両端間に設けてある貫窓5に各刃板Aの刃先
aが貫通して露出するようブロック1に被せて上記刃板
Aを抱持するカバーである。
上記被せたカバー4による刃板Aの抱持は、第4図に示
すようにカバー4の貫窓5の縁により刃板Aの上縁を押
え込み、かつ刃板Aの両側縁に上記カバー4の両側内面
を接触させてある。
また、カバー4は、上記カバー4に設けてある透孔6に
嵌挿したネジ7をブロック1に設けてあるネジ孔8にね
じ込んで上記ブロック1に固定する。
磨耗或は欠損などによる刃板Aの交換に際しては、まず
ビス7を取り除き、そしてブロック1からカバー4を取
り外したのち、溝3から刃板Aを抜き去り、空の溝3に
新しい刃板Aを差し込む。
その後にブロック1にカバー4を被せ、ネジ7のねじ込
みにより上記ブロック1にカバー4を固定する。
9は嵌め込んだカバー4と共にブロック1をねじ込むネ
ジ10を介し保持させるホルダである。
上記のホルダ9は、例えば第2図に示すように板状体11
と、この板状体11の両端から連なって上記板状体11の一
面側に対向するよう突出させた端板12と、この両端板12
の対向面下縁から上縁に向け設けた凹部13とで構成し、
上記凹部13にカバー4の端を下方から嵌入する。
また、ネジ10は、端板12とカバー4の両端壁に一致する
よう設けてある透孔14に挿通し、そしてブロック1に設
けてあるネジ孔15にねじ込むようになっている。
なお、上記ネジ10は、刃板Aの交換にともない取り除
く。
上記のホルダ9は、第4図に示すように、周知の桂むき
器21内にセットする。
上記の桂むき器21内には、ホルダ9の長手方向に大根22
の中心線が平行するように上方から大根22を嵌装すると
共に、大根22の周面に櫛歯状の各刃板Aの刃先aを喰い
込ませる。
勿論、大根22の両端中心は、片方にハンドルを有する回
転自在に支軸を突き刺して支持する。
しかして、ハンドルの回転操作により第4図時計方向に
大根22を回転すると、大根22の外周面に喰い込ませてあ
る各刃先aにより並列する切込みが入り、また刃板Aの
前方に位置する刃板23により薄皮が剥がれ、剥がれた薄
皮は、切り込みによって極細に繊切りになる。
なお、薄皮が連続して剥がれるように、大根22に桂むき
器21を手で押し付ける。
図中18はカバー4の両端下縁部から突出する突片で、こ
の突片18がホルダ9の凹部13の下縁段部19に嵌り込んで
ホルダ9に対するカバー4の停止位置決めを行なう。
〔効果〕
以上のように、この考案に係る調理用繊切り刃によれ
ば、刃板が磨耗又は欠損しても研磨或は交換することが
できるので、簡単に対応することができ、経済的な利点
があると共に、製作工程が簡素化される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る調理用繊切り刃の斜視図、第2
図は同上の分解斜視図、第3図は第1図の縦断正面図、
第4図は使用状態を示す縦断側面図である。 A……刃板、a……刃先、 1……ブロック、2……基材、 3……溝、4……カバー、 5……貫窓、6……透孔、 7……ネジ、8……ネジ孔、 9……ホルダ、10……ネジ、 11……板状体、12……端板、 13……凹部、14……透孔、 15……ネジ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端間に上面を開放させて並列する多数条
    の溝を設けたブロックと、上縁の一部に設けてある刃先
    が上記ブロックの上面から上方に突出するようそれぞれ
    の溝に嵌入した刃板と、頂壁の両端間に設けてある貫窓
    に上記刃先が貫通露出するようブロックに被せて各刃板
    を抱持するカバーと、ブロックにカバーを固定するよう
    ねじ込むネジと、ブロックと共にカバーを嵌装すると共
    に、ねじ込むビスを介し固着するホルダとから成る調理
    用繊切り刃。
JP1990012240U 1990-02-09 1990-02-09 調理用繊切り刃 Expired - Lifetime JPH0645359Y2 (ja)

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JP1990012240U JPH0645359Y2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 調理用繊切り刃

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JPH03103197U JPH03103197U (ja) 1991-10-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5118118B2 (ja) * 2009-12-03 2013-01-16 株式会社榎村鉄工所 櫛刃ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945046U (ja) * 1982-09-20 1984-03-24 愛工業株式会社 千切器の千切刃取付装置
JPS61168497A (ja) * 1985-01-21 1986-07-30 水村 市太郎 野菜自動千切り機

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