JP5115820B2 - カラーホイール用駆動モータ - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクター等の光学機器、リアプロジェクションTV等の表示装置などにおいて、カラーホイールを駆動回転するためのカラーホイール用駆動モータに関するものである。
近年、ホームシアター、プレゼンテーションといった大画面表示が、にわかに注目を集めており、最近では、小型の液晶パネルやDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)の表示画像を投写レンズなどにより拡大投影し、大画面の表示画像を得る液晶プロジェクター又はDMDプロジェクターが商品化されている。
このようなプロジェクターには、主に、単板式プロジェクターを用いたカラー表示装置があり、時分割による混色を利用した時分割色順次方式のカラー表示装置が用いられる。
この単板式プロジェクターは、光源より照射された光がRGBのカラーホイール(ガラスディスク)を通過する際に、RGBいずれかの周波数帯の光が順次取り出され、1つのデジタルマイクロミラーデバイスに照射される。そして、デジタルマイクロミラーデバイスからの反射光は、所定のスクリーンに導かれてカラー画像が表示される構成となっている。このような装置に用いられるカラーホイール用駆動モータは、一般的に、DCブラシレスモータが使用されている。
このカラーホイール用駆動モータは、内部に軸受を保持する中空の軸受ハウジングの外周に設けられ、珪素鋼板をプレス加工にて積層し、マグネットワイヤーを巻回させてコイルを構成したステータヨークと、ステータヨークの外周面に対応するロータマグネットを有し、このマグネットの片側端面に磁性材料からなるカラーホイール装着用のプレート部備えて中心部にシャフトを貫通させ、軸受によって回転自在に保持したロータとを含むアウターロータ型のDCブラシレスモータとして構成されている。
カラーホイール用駆動モータは、ロータ側に取り付けた複数色からなるカラーホイールを制御するため、カラーホイールの基準位置を検出する必要があり、ロータの外周に位置検出用の反射シールを貼付け、モータ以外の部分に光学センサを設置し、カラーホイールの位置検出を行っている。
このため、図4に示す従来例では、カラーホイール30を回転させるブラシレスアウターロータモータ32のロータの外周面34に、光の反射率の高い検出用反射シール36を貼り付け、外付けされた光学センサ用中継基板38に設けた、光学センサ40を用いて、検出用反射シール36の通過を検出している。
このように、カラーホイール30の回転位置検出には、図4のようにロータ34の外周に位置検出用の反射シール36を貼付け、モータ以外の部分に光学センサ40を設置し、カラーホイール30の位置検出を行っている。このため光学センサ40のスペースを必要とする。また、別部品となるため、光学センサ40の位置調整作業が必要となり、組立作業が煩雑になるという問題がある。
また、図5に示す従来例では、カラーホイール30を固定する保持リング42の下面に位置マーキング44を設け、モータ支持体46に設けた位置報告器50にてカラーホイール30の回転位置を検出した構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1の構成では、支持体48と保持リング42により固着されたフィルターセグメント(カラーホイール)30は、モータ45内のロータ35により駆動回転する。保持リング42の下面には、位置マーキング44が設けられている。モータ支持体46において、モータ45のハウジングの外径より外側の箇所に、位置報告器50が設けられている。
以上のような構成で、位置報告器50は、モータ45の外径よりも外側のモータ支持体46に設けられているため、位置マーキング44もモータ45の外径よりも外側に配置されており、カラーホイール30は、光ビームを受けるスペースがモータ支持体46よりも外側に必要となり、上記位置報告器50および位置マーキング44は、モータ外径より外側に離れた位置にあって、径方向外側に伸びたモータ支持体46及びカラーホイール支持体48に取り付けられるために、装置の小型化の妨げとなる。
位置報告器50が、モータ45の外側に設けたモータ支持体46に配置されるため、モータ45内の配線と位置報告器50の配線は、それぞれ別配線となるため小型化の妨げとなる。
また、カラーホイール30とモータ支持体46にそれぞれ配置される上記位置マーキング44と位置報告器50の位置調整作業が必要となり、組立作業が煩雑になるという問題がある。
また、カラーホイール用駆動モータの別の形態として、特許文献2に示す構成がある。この装置は、図6に示すように、複数の色領域に分割された円盤状カラーフィルタ52と、これを回転させるロータ部54とで構成されるカラーホイールモータ56において、高速回転時、及び高温時においても正確にカラーホイール52の位置検出が可能なカラーホイールモータを開示する。
図6において、モータ56は、概略、ロータ部54とブラケット部58から構成され、ロータ部54に円盤状カラーフィルタ52が接合され、ブラケット部58には磁気センサとしてホールIC60が設置されている。ロータ部54に設置された検出用のマグネット62が回転して通過する毎にホールIC60の磁電変換特性によりパルス信号が発生する。
これにより、円盤状カラーフィルタ52とロータ部54のみにより、円盤状カラーフィルタ52の位置検出を行うためのパルス信号を発生させることができ、磁気センサ60をモータ内部に設けることにより、従来の円盤状カラーフィルタ52にインデックスマークを貼り付ける必要がなく、高速回転時、及び高温時においても安定して位置検出信号を得ることができる。
しかし、このモータ56では、モータと円盤状カラーフィルタ52との位置合わせを、カラーフィルタ52の位置決め穴とモータの位置決め穴とに共通のピンを挿入する方法、あるいは、位置決め用のキー溝とキーとのはめ合わせによって行う等の面倒な作業が必要となる。
さらに、磁気センサとしてのホールIC60がブラケット部58の内周面に配置され、検出用のマグネット62をロータ部54の外周面に配置するため、これらの検出手段およびその間隙をモータの径方向に並置した形で設ける必要があり、その結果、アウターロータ形ブラシレスDCモータの外形寸法を小型化することができない。
特開平10−48542号公報 特開2001−337390号公報
今後、市場拡大が期待される小型モバイルプロジェクターにおいて、小径、薄型のカラーホイール用駆動モータの開発が急務の課題となっている。
上記従来技術の第1形態(図4参照)では、カラーホイールの回転位置検出は、モータ以外の場所に外付けで回転位置検出器を必要とするため、回転位置検出器用のスペースを必要としている。
図4において、回転位置検出器は、光学センサであって、別部品となるため、部品点数が増加し、回転位置検出器の取り付けとその調整に手間が掛かり、さらにモータの他に、回転位置検出器のためのコストがかかるという問題もある。
また、図5に示す第2形態では、モータに設けられた支持体に位置報告器が設けられ、カラーホイールの保持リングに位置マーキングが設けられているが、これらの検出手段が、ブラケット部の内周面とロータ外周面に設けられるため、モータの外径よりも外側に位置することから小型化の妨げとなる。
さらに、図6の第3形態では、検出手段をモータ内に配置することはできるが、カラーフィルタとモータとの位置合わせにピン等の治具や、キーとキー溝との加工が必要であり、その位置合わせの調整が面倒であり、また、モータ内の検出手段により、モータ外形寸法を小型化することが困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、モータ外形寸法の範囲内で、カラーホイールとモータの対向位置に位置信号発生手段と回転位置検出手段を設置するとともに、モータ内に配置される回転位置検出手段を、モータのコイル配線引出しのための中継基板上に組み付けて、製品精度の安定と組立工程の低減を可能にしかつモータの小型化を実現したカラーホイール用駆動モータを提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、本発明は、ロータの回転軸に連結され、カラーホイールと共転可能なカラーホイール取付盤を有するカラーホイール用駆動モータにおいて、
前記カラーホイール取付盤に配置され、前記モータの一端側に対面する位置信号発生手段と、この位置信号発生手段に対向して前記モータ内に配置され、かつ前記モータのコイル配線引出しのために前記モータ内から径方向外側に突出する中継基板上に位置して、前記位置信号発生手段からの信号を受ける回転位置検出手段と、を含むことを特徴としている。
上記構成によれば、本発明は、カラーホイールと一体に回転するカラーホイール取付盤に、位置信号発生手段を配置し、この位置信号発生手段からの信号を受ける回転位置検出手段をモータ内に配置したので、モータの外形寸法を越えて回転位置検出手段を設けるスペースが不要となり、また、モータとカラーホイールとの位置合わせがモータの組立時点で完了する。
この結果、モータでのカラーホイールの位置信号の保証ができると共に、回転位置検出手段の面倒な取付けとその調整を不要にする。
さらに、回転位置検出手段をモータのコイル配線引出し用の中継基板上に位置させるので、コイル配線及び回転位置検出手段の接続端子を1つの基板上に配置できることから、プロジェクター製造時における部品組立が簡素化され、カラーホイール用駆動モータの製品精度の安定と組立工程の低減、モータの小型化を達成することができる。
また、他の構成によれば、位置信号発生手段は、マグネットまたは光反応媒体であり、回転位置検出手段は、磁気検出器または光学センサであることを特徴とする。
この構成により、位置信号発生手段及び回転位置検出手段として、カラーホイールとモータに対応して種々の選択が可能である。
さらに、前記回転位置検出手段は、前記中継基板が突出する前記モータのハウジング側壁または前記モータのフロントプレートから露出した状態で、位置信号発生手段に対面している。
この構成により、回転位置検出手段の取付け確認と、位置信号発生手段からの信号をより確実に検出することができる。
この位置信号発生手段は、カラーホイール取付盤の径方向に対称に2箇所設けられている。さらに、位置信号発生手段はプラスチック磁石とし、カラーホイール取付盤に位置決め用ボスを設けたことを特徴とする。
この構成により、回転位置検出手段からの信号の検出をカラーホイールの1回転あたり2度検出することができ、また位置信号発生手段がプラスチック磁石なので、その加工を容易にし、かつカラーホイール取付盤との位置合わせ及び固定を確実にできる。
位置信号発生手段は、カラーホイール取付盤の下面より、突出しない位置に設けたことを特徴とする。
この構成により、位置信号発生手段がカラーホイール取付盤から突出しないため、モータのフロントプレートとの間隙をより接近させることができ、カラーホイール取付盤の外周面をモータのハウジングの外形寸法に合わせることを可能にして、小径、薄型のカラーホイール用駆動モータを作ることができる。
また、磁石が下面から突出しないので、モータ回転時の風切り音を低減でき、モータ外径から外に位置信号発生手段がはみ出さないため、カラーホールを通過する光をさえぎることがない。
カラーホイール取付盤は、位置信号発生手段のための取付溝と、この位置信号発生手段用の位置決め用ボスに嵌合する貫通穴または凹部を設けたことを特徴とする。
この構成により、カラーホイール取付盤が、位置信号発生手段の形状に合わせて、取付溝と貫通穴または凹部が設けられるので、カラーホイール取付盤と位置信号発生手段の位置合わせ及び固定を確実にできる。
回転位置検出手段の出力は、中継基板を介してモータの外部に出力されることを特徴とする。
この構成により、回転位置検出手段の出力端子を中継基板に形成できるので、配線を簡単にかつ配線部品を削除することができる。
カラーホイール取付盤と回転位置検出手段の中間に設けられるモータのフロントプレートを非磁性材料としたことを特徴とする。また、フロントプレートは、回転位置検出手段を露出させるように形成されていることを特徴とする。
この構成により、フロントプレートが非磁性材料であるため、位置信号発生手段と回転位置検出手段との間で生じる信号の受信に影響を与えることなく、また、回転位置検出手段の一部が露出することにより、確実に信号を検出することができる。
本発明は、カラーホイールからの位置信号を受ける回転位置検出手段をモータ内に配置したことにより、モータでのカラーホイールの位置信号の検出が確実となり、プロジェクターの製造において、モータ組立後の調整を不要し、カラーホイールからの位置信号に対する検出精度を高めるとともに、組立及び調整工程の低減、さらにモータの小型化を達成することができる。
以下、本発明に係るカラーホイール用駆動モータ1の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明のカラーホイール用駆動モータ1の外形構造を示す斜視図、図2は、該駆動モータにおいて、位置信号発生手段と回転位置検出手段の取付位置を示す断面図、図3は、本発明の駆動モータ内に組み付けられる中継基板7を示す図である。
図1、図2において、本発明のカラーホイール用駆動モータ1は、ハウジング2内に設けた軸受3,3に支持される回転軸4に組み付けられたロータ5と、このロータ5に対向してハウジング2に固定されるステータ6とを有し、モータ1内に配置した中継基板7にホールICからなる磁気検出器8等の回転位置検出手段を配置するとともに、カラーホイール取付盤9にマグネット10等の位置信号発生手段を取り付けたことを特徴としている。
このカラーホイール用駆動モータ1は、図1に示すように、中継基板7が、円筒形状のハウジング2の側壁から外側に突出した中継板受けプレート16に支持され、その開口16aから横方向に長く伸び取り付けられている。
中継基板上には、開口16aから露出した磁気検出器8が配置され、ロータ5の回転軸4に取り付けられたカラーホイール取付盤9の裏面側には、マグネット10が配置されている。このマグネット10は、モータ1のフロントプレート14の切欠き部分14aを臨むようにして、中継基板上の磁気検出器8に対面している。そして、モータ1は、底面を固定用プレート13に、上面のカラーホイール取付盤9にカラーホイール17(図2参照)をそれぞれ取り付けるように構成されている。
図2aの断面図で示すモータ1の内部構造では、ステータ6は、内周に複数の突極を有する珪素鋼板をプレス加工にて積層して構成したステータヨーク11と、このステータヨーク11に高分子材料からなるボビンにマグネットワイヤーを巻回したコイル12とを有し、一方のロータ5は、ステータヨーク11の内周に配置された突極と微小間隔を有し、外周に多極着磁を施したロータマグネット5aを回転軸4上に備えている。
また、軸受3,3は、ステータヨーク11の外周に嵌合するハウジング2の後端凹部2aと、ハウジング2の前端に取り付けられるフロントプレート14に固定された軸受ホルダー15とに設けられ、回転軸4を回転自在に保持している。
中継基板7が取付けられる中継板受けプレート16は、軸受ホルダー15に固定され、その一端側がロータ外周よりも外側に突出した部分を有し、細長く伸びた中継基板7を支持する。このため、モータ1のハウジング2の側壁には、中継板受けプレート16上に配置される中継基板7が突き出るための開口16aが設けられる。
また、磁気検出器8は、カラーホイール取付盤9に設けた位置信号発生用のマグネット10に対向して配置されるもので、このマグネット10からの磁気信号を受けるホールIC等で構成されている。
磁気検出器8は、中継基板7に取り付けられ、カラーホイール取付盤9の下面に設けた位置信号発生用のマグネット10の外径寸法に合わせて配置され、好ましくは、磁気検出器8の先端がモータ1のハウジング2の外径に一致した位置とすることが望ましい。このため、磁気検出器8の先端が、ハウジング2の内径に一致したフロントプレート14の外径寸法よりわずかに外側に突出しており、磁気検出器8は、モータ1から露出した部分を有してカラーホイール側のマグネット10に対面している。
本発明のカラーホイール用駆動モータ1では、カラーホイール17は、図2bに示すように、カラーホイール取付盤9とカラーホイール固定盤18とに挟み付けられて固定される。カラーホイール取付盤9は、ロータ5の回転軸4が嵌挿される中心穴9aを有する軸部9bと、モータ1の外形寸法に対応したフランジ部9cを有する。また、カラーホイール固定盤18は、中心孔を有して、カラーホイール17に対面する底面に複数の嵌合用ボス18aを有している。
カラーホイール17の固定は、先ず、カラーホイール固定盤18の嵌合用ボス18aをカラーホイールの貫通孔17aにはめこんで接着して結合体となし、ロータ5の回転軸4に嵌合したカラーホイール取付盤9の軸部9bに前側からこの結合体を組み付けて接着剤を用いて固定することで行うことができる。
また、カラーホイール取付盤9には、モータ1のフロント側に面する底面にマグネット10を埋め込むための取付溝9dと位置決め用の凹部9eまたは貫通孔が配置されている。
この取付溝9c及び凹部9dには、成形容易なプラスチック磁石で構成されるマグネット10がはめ込まれ、マグネット10の一面に突出した位置決め用凸部10aと凹部9eを係合させ、接着剤を用いて固定される。位置信号発生手段であるマグネット10は、1個以上、より好ましくは、カラーホイール取付盤9の径方向に対称に2箇所設けられ、マグネット10の外表面は、風切り音を低減させるため、カラーホイール取付盤9の底面に一致させている。
このような構造により、マグネット10は、その表面がモータ側に露出し、かつカラーホイール取付盤9の下面より突出しない位置に組み込まれて固定される。また、磁気検出器8は、マグネット10に対向して配置されているので、モータ内の中継基板上に位置することになる。
本発明の駆動用モータ1に用いる中継基板7は、中継板受けプレート16上に配置され、コイル12の端末を外部に引き出すためのものであり、図3に示すように、プリント配線基板として構成されているが、フレキシブル基板等の利用も可能である。
この中継基板7は、一端側にコイル12の端子が接続される6つの穴20を有するコイル接続端部22が設けられ、他端側に伸びた直線部分7bにコイルモータ励磁用の端子25、磁気検出器用の端子26がそれぞれプリント配線されている。
そして、中継基板7の円形部分7aと直線部分7bとの間に磁気検出器(回転位置検出手段)8を配置するための3つの接続端子27を備えている。このため、本発明は、コイルの結線と磁気検出器8の配線が、1つの基板に設けた接続端子25,26によって接続できる。
この中継基板7の配線で、コイル12の配線に加えて磁気検出器8の出力を得ることができる。また、磁気検出器8のための配線をモータ内部で引き回す必要が無いため、配線の途中で混入するノイズを少なくすることができ、また、配線のために特別な部材を用意する必要がなく、コストを安く構成することができるという利点を生じる。
また、中継基板7上に回転位置検出手段を、また、カラーホイール取付盤9に位置信号発生手段が設けることができ、本実施形態では、回転位置検出手段は、ホールIC等の磁気検出器8であり、位置信号発生手段は、位置信号発生用のマグネット10として構成されている。
しかし、この組合せは、例えば、回転位置検出手段を光学センサとし、位置信号発生手段を光反応媒体とすることも可能である。そして、本発明のカラーホイール駆動用モータでは、これらのセンサを、モータの外形寸法内配置できるので、小径、薄型のカラーホイール用駆動モータを製作することができる。
本発明に係る実施形態のカラーホイール用駆動モータの組み付け状態を示す外観構成図である。 本発明に係る図1の駆動モータの断面図である。 本発明の駆動モータに用いる中継基板の配線形状を示す平面図である。 従来例のカラーホイールモータの検出用反射シールと光学センサとの配置関係を示す斜視図である。 他の従来例を示すカラーホイールモータの断面図である。 更に他の従来例を示すカラーホイールモータの断面図である。
符号の説明
1 カラーホイール駆動用モータ
2 ハウジング
7 中継基板
8 磁気検出器
9 カラーホイール取付盤
9d 取付溝
9 e 位置決め用凹部
10 マグネット
14 フロントプレート
16 中継板受けプレート
17 カラーホイール
18 カラーホイール固定盤

Claims (10)

  1. ロータの回転軸に連結され、カラーホイールと共転可能なカラーホイール取付盤を有するカラーホイール用駆動モータにおいて、
    前記カラーホイール取付盤に配置され、前記モータの一端側に対面する位置信号発生手段と、
    この位置信号発生手段に対向して前記モータ内に配置され、かつ前記モータのコイル配線引出しのために前記モータ内から径方向外側に突出する中継基板上に位置して、前記位置信号発生手段からの信号を受ける回転位置検出手段と、を含むことを特徴とするカラーホイール用駆動モータ。
  2. 前記位置信号発生手段は、マグネットまたは光反応媒体であり、前記回転位置検出手段は、磁気検出器または光学センサであることを特徴とする請求項1記載のカラーホイール用駆動モータ。
  3. 前記回転位置検出手段は、前記中継基板が突出する前記モータのハウジング側壁または前記モータのフロントプレートから露出した状態で、前記位置信号発生手段に対面することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカラーホイール用駆動モータ。
  4. 前記位置信号発生手段は、前記カラーホイール取付盤に径方向に対称に2箇所設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のカラーホイール用駆動モータ。
  5. 前記位置信号発生手段に、前記カラーホイール取付盤に配置するための位置決め用凸部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカラーホイール用駆動モータ。
  6. 前記位置信号発生手段は、前記カラーホイール取付盤の下面より、突出しない位置に設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のカラーホイール用駆動モータ。
  7. 前記カラーホイール取付盤は、前記位置信号発生手段のための取付溝と、前記位置信号発生手段の位置決め用凸部に嵌合する貫通穴または凹部を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のカラーホイール用駆動モータ。
  8. 前記回転位置検出手段の出力は、前記中継基板を介して前記モータの外部に出力されることを特徴とする請求項1記載のカラーホイール用駆動モータ。
  9. 前記フロントプレートを非磁性材料としたことを特徴とする請求項に記載のカラーホイール用駆動モータ。
  10. 前記フロントプレートに前記回転位置検出手段を露出させる切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のカラーホイール用駆動モータ。
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