JP2007071964A - 光学スキャナ用ガルバノ形モータ及びそれを用いた画像表示装置 - Google Patents

光学スキャナ用ガルバノ形モータ及びそれを用いた画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】オフセット回転において手回しでも定位置に停止可能であって、しかも再起動が可能な光学スキャナ用ガルバノ形モータの提供。
【解決手段】ガルバノミラーを一端1aに取着したモータシャフト1の周りに90°毎で隣り同士が異極の突極を持つ4磁極マグネット2と、このマグネット2の外周側でケース3に固定された積層コア5と、この積層コア5の内周側で90°毎に配置された4つの鞍形枠状の駆動コイル6a〜6dとを備えたガルバノ形モータにおいて、積層コア5の軸方向最端側のコア板5aは、駆動コイル6a〜6dの隣接位置Pにおいてその内周側から屈曲して軸方向の外方へ突出した突片Wを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ガルバノスキャナに関し、特に、ガルバノミラーを正逆方向に回動させるガルバノ形モータ及びそれを用いた画像表示装置に関する。
図5は従来のガルバノ形モータを示す一部切欠き正面図、図6(A)は同ガルバノ形モータにおいて用いるロータを示す平面図、図6(B)は同ロータを示す一部切欠き正面図、図7は同ガルバノ形モータにおいてロータとステ−タとの関係を示す平面図である。
従来、光を走査するガルバノスキャナにおいては、図5乃至図7に示す如く、ガルバノミラー(図示せず)を一端1aに取着したモータシャフト1と、この長さ中央部分の周りに90°間隔で隣り同士が異極の突極2a〜2dを持つ4磁極マグネット2と、その外周側においてケース3側に取付ボルト4で締め付け固定された積層コア5と、この積層コア5の内周側で90°間隔に配置された直列接続の4つの鞍形枠状の駆動コイル(空芯コイル)6a〜6d(6)とを備えたガルバノ(メータ)形モータ10を駆動装置としている。
なお、ケース3の下部にはロータリーエンコーダ(図示せず)が内蔵されており、7は駆動コイル6a〜6dに対する給電コード、8はロータリーエンコーダのためのコード孔、hは取付ボルト4の挿通孔である。
一般に、ガルバノ形モータでは、電流を同方向に流し続け、図7に示す如く、突極2a〜2dの中心Cが駆動コイル6a〜6dの中心P(駆動コイル6a〜6dが軸心Cに対して張る角度の中央点)に位置したとき、回転トルクがゼロのデッドポイント(死点)となるため、ガルバノミラーの振れがこのデッドポイントを通過しないようにすべく、通常、振れ角は正逆方向に十数度以内とするのが望ましく、また、走査時の振れ角ゼロにおいてはロータリーエンコーダの位置検出情報に基づき突極2a〜2dの中心Cが駆動コイル6a〜6dの隣接位置Pに合致するようサーボ制御し、起動時の回転トルクが余弦カーブの最大値(極大値)となるように設定する。
特開2003―107386
ある種の画像表示装置においては、スクリーン投射時に先立って例えば振れ角を90°にオフセット設定してスクリーン以外で光強度の検出を行うことが要請されている。即ち、この画像表示装置としては、列状空間光変調素子等により形成された1次元像の光を走査して2次元像を形成する光偏向手段と、その2次元像を拡大してスクリーンに投影する拡大投影系と、光偏向手段から拡大投影系に向かう光の光路よりも外れた位置で当該光偏向手段からの光の強度を検出する検出手段とを備え、光偏向手段は、スクリーン投影の際は1次元像の光を拡大投影系に向けて反射し、光強度検出の際は1次元像の光を検出手段に向けて反射するようになっている。
この光偏向手段の駆動装置として上記のガルバノ形モータを用いる場合には、機械的ストッパーを取り外した上、突極2a〜2dの中心Cが駆動コイル6a〜6dの隣接位置Pにあるとき、電流を流すと駆動コイル6a〜6dの中心Pに向かって加速し、中心Pの手前で電流を切ると慣性で中心Pを通過し、次の隣接位置Pに近づいたらロータリーエンコーダの位置検出情報に基づき次の隣接位置Pに停止するよう制御する。
しかしながら、光強度検出の際、オフセット回転の途中である中心Pにデッドポイントがあるため、動作が遅いとき、或いは、同一方向に電流を流し続けたときは、中心Pで停止し、そのまま動作不能となる。また、電源をオフした場合は、ロータが振動等でデッドポイントに移動していないとの保証は何もない。
そこで、上記問題点に鑑み、本発明の課題は、オフセット回転において手回しでも定位置に停止可能であって、しかも再起動が可能な光学スキャナ用ガルバノ形モータ及びそれを用いた画像表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の手段は、nを自然数とし、ガルバノミラーを一端に取着したモータシャフトの周りに2n等分角度毎で隣り同士が異極の突極を持つ2n磁極マグネットと、この2n磁極マグネットの外周側でケースに固定された積層コアと、この積層コアの内周側で2n等分角度毎に配置された2nの駆動コイルとを備えた光学スキャナ用ガルバノ形モータであって、積層コアの軸方向最端側のコア板が、駆動コイルの各隣接位置においてその内周側から屈曲して上記軸方向の外方へ突出した突片を有して成ることを特徴とする。
斯かる構成では、軸方向最端側のコア板に2n等分角度毎の突片が付帯するため、突極は、電源オフ状態において突片を横切る際、その近辺の回動域に比べて強い磁気吸引作用を受けて制動するため、つまりコギングトルクの正逆方向のゼロクロスが起るため、突片位置で停止する。この突片位置は駆動コイルの隣接位置であって、デッドポイントではないため、再起動が可能である。
そこで、ガルバノミラーの振れ角ゼロの状態の時に突極が駆動コイルの隣接位置である場合、手回しでロータを回すと、その突極が隣りの隣接位置(定位置)で停止するので、2n等分角度のオフセット回動が実現する。この停止した隣接位置はデッドポイントではないため、復帰起動が可能である。
また、駆動コイルの隣接位置(最大トルク位置)を中心にしてガルバノミラーを等速振動する実走査時においては、最大振れ角時に大電流を流して方向転換するものであるが、突片によりコギング力が駆動コイルの隣接位置に収束するため、逆転電流を減らすことができる。
他方、本発明の第2の手段は、nを自然数とし、ガルバノミラーを一端に取着したモータシャフトの周りに2n等分角度毎で隣り同士が異極の突極を持つ2n磁極マグネットと、この2n磁極マグネットの外周側でケースに固定された積層コアと、この積層コアの内周側で2n等分角度毎に配置された2nの駆動コイルとを備えた光学スキャナ用ガルバノ形モータであって、積層コアを構成するコア板は、その内周側において各駆動コイルが軸心に対して張る角度の中心部分に切欠きを有して成ることを特徴とする。
斯かる構成では、コア板の内周側で駆動コイルの中央部分に切欠きが形成されているため、電源オフ状態においてコギングトルクが発生し、切欠き位置ではコギングトルクの正逆方向の弱いゼロクロスが起るため、隣接切欠き同士の中間位置、つまり駆動コイルの隣接位置においてはコギングトルクの正逆方向の強いゼロクロスが起ることになり、突極は駆動コイルの隣接位置で停止する。この駆動コイルの隣接位置はデッドポイントではないため、再起動が可能である。
そこで、ガルバノミラーの振れ角ゼロの状態の時に突極が駆動コイルの隣接位置である場合、手回しでロータを回すと、その突極が切欠き位置を通過して隣りの駆動コイルの隣接位置(定位置)で停止するので、2n等分角度のオフセット回動が実現する。この停止した隣接位置はデッドポイントではないため、復帰起動が可能である。また、第1の手段と同様に、逆転電流を減らすことができる。
切欠きは、走査時の最大振れ角を考慮し、湾曲状であることが望ましい。n=1の場合、2磁極・2コイルのモータであって180°のオフセット回動となるが、n=2の場合、4磁極・4コイルのモータであって90°のオフセット回動となる。最大振れ角が±10°の場合では、n=3で6磁極・6コイルのモータにおいて60°のオフセット回動とすることもできる。
そして、1次元像の光を走査して2次元像を形成する光偏向手段と、2次元像を拡大してスクリーンに投影する拡大投影系と、光偏向手段から拡大投影系に向かう光の光路よりも外れた位置で当該光偏向手段からの光の強度を検出する検出手段とを備え、光偏向手段は、スクリーン投影の際は1次元像の光を拡大投影系に向けて反射し、光強度検出の際は1次元像の光を検出手段に向けて反射するようにした画像表示装置においては、光偏向手段として上記の光学スキャナ用ガルバノ形モータを用いることができる。オフセット回動のためだけの専用の駆動装置を必要としないため、コンパクト化及び低コスト化に資する。
本発明に係る光学スキャナ用ガルバノ形モータでは、軸方向最端側のコア板に突片が付帯し、或いは各コア板の内周側で駆動コイルの中央部分に切欠きが形成されているため、突極がコギングにより駆動コイルの隣接位置で停止し、またこの停止位置はデッドポイントではないので、オフセット回転において位置検出情報を用いずに定位置に停止でき、しかも再起動が可能となる。また、逆転電流を減らすことができる。
光強度検出が必要な画像表示装置に本発明の光学スキャナ用ガルバノ形モータを用いた場合には、オフセット回動のためだけの専用の駆動装置を必要としないため、コンパクト化及び低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。まず、画像表示装置について説明する。図1は本発明に係る画像表示装置の構成を示す図である。
同図において、画像表示装置110には、光源120と、表示素子(列状空間光変調素子)111との間に光を集光する集光光学系213が設けられている。集光光学系213は、光源120からの光を集光して表示素子111に照射するために設けられている。尚、同図には単レンズで簡略的に示しているが、表示素子111における光変調部の配列方向に沿う方向の線状ビームを表示素子111に対して照射するための構成を有する。
投影光学系112は、オフナー光学系を構成する正鏡214、副鏡215により構成されている。表示素子111については、光変調部の配列方向がY軸方向に規定されている。そして、その反射光(あるいは回折光)について図示しない制御手段によって画像信号に基づいて変調された上で、テレセントリックな条件で等倍投影のオフナー光学系(正鏡214、副鏡215)に入射される。オフナー光学系は、3回反射の後に後述する走査ミラー216に対して光を出射する。
正鏡214は、表示素子111からの光について、1回目と3回目の反射を担当しており、表示素子111に近づく方向を向いた凹面鏡である。また、副鏡215は、2回目の反射を担当しており、正鏡214に近づく方向を向いた凸面鏡である。集光光学系213から表示素子111に照射されてオフナー光学系に入射された光は、先ず、正鏡214で反射されてから副鏡215に到達し、ここで2回目の反射を受けて再び正鏡214へと向かう。そして、正鏡214で3回目の反射を受けた光が走査ミラー216へと向かうことになる。
光偏向部113には、ガルバノミラーにより構成される走査ミラー216が含まれている。平板状のミラーである走査ミラー216は、例えば1次元の表示素子111に係る配列方向(Y軸方向)に対して垂直なXZ面(図1の紙面)において、後述するガルバノ形モータにより回動されることで光走査を行うために設けられており、オフナー光学系から走査ミラー216に出射される光束は、表示素子111の等倍像を形成する光束であるが、当該像の形成前に光走査を行っている。走査ミラー216の走査角に応じた画像信号に基づき表示素子111で光変調を行うことにより、例えば1次元の中間像について、当該像を含む面に直交する方向に走査して形成される2次元像が得られる。
また、後述するガルバノ形モータにより、上述したように画像をスクリーン(図示せず)に表示する場合、光路(図示せず)の範囲内に光を反射するように走査ミラー216の基準位置が設定され、表示素子111の変調特性を測定する場合、光路(図示せず)の外側にある光検出部114に向かって光を反射するように、走査ミラー216の基準位置が設定される。
そしてこの2次元像を中間像として、さらに拡大投影系115による拡大投影が行われる構成とされる。すなわち、3枚構成の円筒レンズ群(224乃至226)による像面湾曲補正の後に、リニアフレネル素子227により、投影レンズ系228の中間像側瞳位置に関して、表示素子111に係る配列方向(Y方向)と、これに直交するX方向(光走査方向に対応する。)とで、光線方向を一致させる(つまり、無限遠方に一致させる)補正が行われるので、投影レンズ系228は、2次元像を単に拡大する機能を有していれば良い。例えば、液晶式プロジェクタ等で用いられる、2次元表示パネル(表示デバイス)用に設計された投影レンズ系の仕様を踏襲して、そのまま適用することができる。
さらに、光検出部114が集光レンズ231、および積分球232により構成されている。集光レンズ231は、走査ミラー216から照射される光を積分球232の受光部232−1に集光するために設けられている。積分球232の内部には光センサが設けられており、受光部232−1から入射した光を外部に漏出させないように積分球内部で反射し、入射された光の全てを集め、そのエネルギー、すなわち、入射された光の光量を測定する。
このように、本発明の画像表示装置110においては、表示素子111の変調特性を測定するときに光検出部114に光を向けるための反射ミラーなどを設ける必要がないため、製造コストが抑制されるとともに、反射ミラーの着脱操作なども不要となり利便性を向上させることができる。
次に、上記の光偏向部113として用いたガルバノ形モータについて説明する。図2(A)は本発明に係るガルバノ形モータにおいて積層コアの表面側のコア板を示す平面図、図2(B)はその半切断正面図、図3(A)は同コア板とデッドポイント状態のロータとの関係を示す平面図、図3(B)は同コア板と停止状態のロータとの関係を示す平面図である。
図5乃至図7に示すモータと比べて、本例モータの異なるところは、積層コア5の点にある。本例においては、積層コア5の表面部(上部と下部又はそのいずれか)のコア板5aが図2に示す如き形状となっている。
即ち、コア板5aは、挿通孔hを90°間隔で持つ円環状部Rと、挿通孔hの位置の円環状部Rの内周側から屈曲して軸方向の外方に突出した突片Wと有している。図3に示す如く、突片Wの位置と駆動コイル6a〜6dの隣接位置Pとが合致している。
軸方向最端側のコア板5aに90°毎の突片Wが付帯するため、突極2a〜2dは、電源オフの状態において突片Wを横切る際、その近辺の回動域に比べて強い磁気吸引作用を受けて制動するため、つまりコギングトルクの正逆方向のゼロクロスが起るため、図3(B)に示す如く、突片Wの位置で停止する。この突片位置は駆動コイル6a〜6dの隣接位置Pであって、図3(A)に示すようなデッドポイントではないため、再起動が可能である。勿論、走査時においては図3(A)に示すデッドポイントにならないような回動域でガルバノミラーを振らすことは云う迄もない。
従って、ガルバノミラーの振れ角ゼロの状態の時に突極2a〜2dが駆動コイル6a〜6dの隣接位置Pである場合(例えば図3(B))、手回しによりマグネット2を時計回りに回せば、その突極2a〜2dが図3(A)に示すデットポイントを通過した後、隣りの隣接位置Pで停止するので、90°のオフセット回動が実現する。この停止した隣接位置はデッドポイントではないため、復帰起動が可能である。また、駆動コイル6a〜6dの隣接位置(最大トルク位置)Pを中心にしてガルバノミラーを等速振動する実走査時においては、最大振れ角時に大電流を流して方向転換するものであるが、突片Wによりコギング力が駆動コイル6a〜6dの隣接位置Pに収束するため、逆転電流を減らすことができる。
図4(A)は別のコア板とデッドポイント状態のロータとの関係を示す平面図、図4(B)は同コア板と停止状態のロータとの関係を示す平面図である。このコア板5bは積層コア5を構成する各コア板に共有であって、内周側において駆動コイル6a〜6dが軸心Cに対して張る角度の中心Pの部分に湾曲状切欠きSを有する。このため、積層コア5の内周側には湾曲状切欠きSを断面とする軸方向の湾曲状溝が形成されている。
コア板5bの内周側で駆動コイル6a〜6dの中心Pの部分に湾曲状切欠きSが形成されているため、コギングトルクが発生し、切欠き位置(中心P)ではコギングトルクの正逆方向の弱いゼロクロスが起るため、隣接切欠き同士の中間位置、つまり駆動コイル6a〜6dの隣接位置Pにおいてはコギングトルクの正逆方向の強いゼロクロスが起ることになり、突極2a〜2dは駆動コイル6a〜6dの隣接位置Pで停止する。この隣接位置Pはデッドポイントではないため、再起動が可能である。
従って、ガルバノミラーの振れ角ゼロの状態の時に突極2a〜2dが駆動コイル6a〜6dの隣接位置Pである場合(例えば図4(B))、手回しでマグネット2を時計回りに回せば、慣性によりその突極2a〜2dが図4(A)に示すデットポイントを通過した後、隣りの駆動コイル6a〜6dの隣接位置Pで停止するので、90°のオフセット回動が実現する。この停止した隣接位置はデッドポイントではないため、復帰起動が可能である。また、逆転電流を減らすことができる。
なお、上記実施例は4磁極・4コイルのモータについて説明したが、2磁極・2コイルのモータ又は6磁極・6コイルのモータにおいても採用できる。
図1に示す画像表示装置110において、光偏向部113として上記のガルバノ形モータを用いると、光強度検出の際、走査ミラー216のオフセット回動のためだけの専用の駆動装置を必要としないため、コンパクト化及び低コスト化を図ることができる。
本発明に係る画像表示装置の構成を示す図である。 (A)は本発明に係るガルバノ形モータにおいて積層コアの表面側のコア板を示す平面図、(B)はその半切断正面図である。 (A)は同コア板とデッドポイント状態のロータとの関係を示す平面図、(B)は同コア板と停止状態のロータとの関係を示す平面図である。 (A)は別のコア板とデッドポイント状態のロータとの関係を示す平面図、(B)は同コア板と停止状態のロータとの関係を示す平面図である。 従来のガルバノ形モータを示す一部切欠き正面図である。 (A)は同ガルバノ形モータにおいて用いるロータを示す平面図、(B)は同ロータを示す一部切欠き正面図である。 同ガルバノ形モータにおいてロータとステ−タとの関係を示す平面図である。
符号の説明
1…モータシャフト
1a…一端
2…マグネット
2a〜2d…突極
3…ケース
4…取付ボルト
5…積層コア
5a…表面部のコア板
5b…コア板
6a〜6d,6…駆動コイル(空芯コイル)
7…給電コード
8…コード孔
10…ガルバノ形モータ
110…画像表示装置
111…表示素子(列状空間光変調素子)
112…投影光学系
113…光偏向部
114…光検出部
115…拡大投影系
120…光源
213…集光光学系
214…正鏡
215…副鏡
216…走査ミラー
224〜226…円筒レンズ群
227…リニアフレネル素子
228…投影レンズ系
231…集光レンズ
232…積分球
232−1…受光部
h…挿通孔
C…軸心
…突極の中心
…駆動コイルの中心
…駆動コイルの隣接位置
R…円環状部
S…湾曲状切欠き
W…突片

Claims (5)

  1. nを自然数とし、ガルバノミラーを一端に取着したモータシャフトの周りに2n等分角度毎で隣り同士が異極の突極を持つ2n磁極マグネットと、この2n磁極マグネットの外周側でケースに固定された積層コアと、この積層コアの内周側で2n等分角度毎に配置された2nの駆動コイルとを備えた光学スキャナ用ガルバノ形モータであって、
    前記積層コアの軸方向最端側のコア板は、前記駆動コイルの各隣接位置においてその内周側から屈曲して前記軸方向の外方へ突出した突片を有して成ることを特徴とする光学スキャナ用ガルバノ形モータ。
  2. nを自然数とし、ガルバノミラーを一端に取着したモータシャフトの周りに2n等分角度毎で隣り同士が異極の突極を持つ2n磁極マグネットと、この2n磁極マグネットの外周側でケースに固定された積層コアと、この積層コアの内周側で2n等分角度毎に配置された2nの駆動コイルとを備えた光学スキャナ用ガルバノ形モータであって、
    前記積層コアを構成するコア板は、その内周側において前記各駆動コイルが軸心に対して張る角度の中心部分に切欠きを有して成ることを特徴とする光学スキャナ用ガルバノ形モータ。
  3. 請求項2において、前記切欠きは湾曲状であることを特徴とする光学スキャナ用ガルバノ形モータ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、前記nが2以上であることを特徴とする光学スキャナ用ガルバノ形モータ。
  5. 1次元像の光を走査して2次元像を形成する光偏向手段と、前記2次元像を拡大してスクリーンに投影する拡大投影系と、前記光偏向手段から前記拡大投影系に向かう光の光路よりも外れた位置で当該光偏向手段からの光の強度を検出する検出手段とを備え、前記光偏向手段は、スクリーン投影の際は前記1次元像の光を前記拡大投影系に向けて反射し、光強度検出の際は前記1次元像の光を前記検出手段に向けて反射するようにした画像表示装置において、
    前記光偏向手段として、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の光学スキャナ用ガルバノ形モータを用いて成ることを特徴とする画像表示装置。
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