JP2000050603A - 直流ブラシレスモータ及びそれを用いたポリゴンスキャナ - Google Patents

直流ブラシレスモータ及びそれを用いたポリゴンスキャナ

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JP2000050603A
JP2000050603A JP22090698A JP22090698A JP2000050603A JP 2000050603 A JP2000050603 A JP 2000050603A JP 22090698 A JP22090698 A JP 22090698A JP 22090698 A JP22090698 A JP 22090698A JP 2000050603 A JP2000050603 A JP 2000050603A
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phase
poles
brushless motor
winding
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Yukio Itami
幸男 伊丹
Mitsuo Suzuki
光夫 鈴木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータ磁石の磁力を全周にわたって有効利用
し、モータの駆動効率改善により、高速、高効率、低消
費電力の直流ブラシレスモータとポリゴンスキャナを実
現する。 【解決手段】 複数の巻線部23aが、1相当たり偶数
個(n個)で、円周上等間隔に配置されるとともに、同
じ相で隣り合う巻線が通電時に反対の磁極が現れるよう
に巻かれて接続された3相の巻線群U、V、Wからな
り、かつ、3相の巻線群はY型結線で接続され、Y型結
線の共通接続点側から電流が流れたときに現れる磁極
が、互いに隣り合う巻線では反対になるように該3相の
巻線群が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流ブラシレスモ
ータに関し、特にレーザープリンター、デジタル複写機
等に用いられる動圧空気軸受型ポリゴンスキャナを代表
とする高速回転用の直流ブラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機、レーザープリン
タ等のレーザー書き込み系を用いた電子写真方式の記録
装置は、印字品質の高さ、高速プリント、低騒音などの
優れた特長と低価格化により、急速に普及してきてい
る。これらの記録装置のレーザー書き込み系の構成部品
であるポリゴンスキャナには記録装置のプリント速度、
画素密度に応じた回転速度が要求される。
【0003】近年、プリント速度の高速化、画素密度の
高密度化にともない、ポリゴンスキャナには20000
回転/分以上の高速回転が要求され、従来のボールベア
リングタイプでは、軸受寿命、軸受騒音などの面から要
求品質を満足することができなくなってきている。その
ため高速回転用のポリゴンスキャナとしては、動圧空気
軸受を用いたものが実用化されている。このように高速
化が進むポリゴンスキャナでは、高速回転になるほど消
費電力が大きくなり、モータ効率の差が消費電力の差に
顕著に現れるため、モータ効率の改善による低消費電力
化が重要な課題となっている。
【0004】例えば、米国特許明細書第5,382,8
53号には、4極に着磁された永久磁石と6つの突極と
巻線で構成される直流ブラシレスモータが開示されてい
る。図12は、従来の直流ブラシレスモータの一例を示
すその回転軸と垂直な断面図図である。同図において、
1は4極(2極対)に着磁された回転可能な永久磁石
で、2はこの永久磁石1と内外に対向するよう配置され
たステータ組立体である。このステータ組立体2は、強
磁性体からなるステータコア3に6つの突極3aが形成
され、突極3aの間の6つのスロット3bに6つの巻線
4が巻かれて配置されたものである。この巻線4は図中
にU相、V相、W相として示す三相からなり、U1とU
2の2つの巻線が1組でU相、V1とV2が1組でV
相、W1とW2が1組でW相を構成している。
【0005】図13はこの従来例の巻線を永久磁石側か
ら見て展開した巻線方法の説明図であり、同図に示すよ
うに、巻線U1とU2は通電により同梱の2つの突極3
aに発生する磁極が同極になるよう、同じ方向に巻かれ
て接続されている。同様に、V相の巻線V1とV2、W
相の巻線W1とW2も、同じ方向に巻かれて接続されて
いる。U相、V相及びW相の3組の巻線群は、図14に
示すように、Y型に接続される。ここで、U相、V相、
W相の3組の巻線群の各一端は、駆動回路に接続され、
位置検出信号にしたがって通電する相が切り替えられ
る。
【0006】この永久磁石の回転位置を検知するため、
3つの位置検出素子H1、H2、H3)が60゜間隔で
配置されており、その位置検出信号により2つの通電相
が選択されるよう通電の切替えが行なわれる。また、位
置検出素子としては、ホール素子などの磁電変換素子が
用いられる。図12は、これら位置検出素子H1、H
2、H3にそれぞれN、S、N極が検知されたときに、
U、Vの2相が選択されて通電され、励磁された状態を
示している。同図において、電流はU1から流れ込み、
V1から流れ出すことで、U1とU2の巻かれた突極に
はS極が、V1とV2の巻かれた突極にはN極が発生
し、永久磁石との間に磁気反発力あるいは磁気吸引力が
働き、永久磁石を同図中の反時計方向に回転させる。
【0007】図15は、位置検出素子H1〜H3による
位置検出とそれに応じた通電切替、並びに、その通電切
替に対応する回転磁界の発生と永久磁石(回転体)の回
転とを説明する図であり、30゜毎に通電切替が行われ
て回転磁界が発生し、永久磁石を含む回転体が反時計方
向に回転していく状態を示している。永久磁石が180
゜回転する間に6回の通電切替が行われ1回転の間には
12回の通電切替が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例にあっては、巻線U1とV1の間、巻線U2とV
2の間に、それぞれステータコアを通る磁気回路が構成
され、2ケ所に磁束が集中する。そのため、回転体側の
永久磁石に働く駆動トルクも2ケ所に集中し、永久磁石
の磁力を全周にわたって有効に利用することができな
い。
【0009】つまり、モータの駆動効率的に改善の余地
が有り、特に高速回転での効率改善、消費電力低減が望
まれていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は次のような手
段によって解決することができる。すなわち、請求項
1、2に記載の発明は、回転体に固定され、偶数極であ
るn極、例えば4極に着磁された永久磁石と、永久磁石
の回転位置を検出する回転位置検出手段と、ステータコ
アに磁極を発生させる複数の巻線が固定されたステータ
組立体と、を備え、前記巻線が駆動回路に接続され、通
電切替により回転磁界を発生させて回転体を回転させる
直流ブラシレスモータにおいて、前記複数の巻線が、1
相当たりn個(nは偶数、例えば4個)で、円周上等間
隔に配置されるとともに、同じ相で隣り合う巻線が通電
時に反対の磁極が現れるように巻かれて接続された3相
の巻線群からなり、かつ、3相の巻線群はY型結線で接
続され、Y型結線の共通接続点側から電流が流れたとき
に現れる磁極が、互いに隣り合う巻線では反対になるよ
うに該3相の巻線群が配置されていることを特徴とする
ものである。
【0011】この発明では、永久磁石の全周を有効に利
用し、すべての極とステータ側の磁極との間に磁気反発
力あるいは磁気吸引力を働かせることで、モータの駆動
効率を高めるとともに、巻線を分散させ、巻線の巻数を
減らして軸方向の厚さを薄くする。すなわち、駆動効率
が高く、消費電力が小さく、巻線部の偏平化ができる直
流ブラシレスモータを提供することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、前記駆動回路に
より、3相の巻線群のうち2相分の巻線コイルに選択的
に通電し、回転磁界を発生させて回転体を駆動するもの
である。したがって、請求項1又は2の直流ブラシレス
モータにおいて、永久磁石の磁力利用率が高い駆動方式
を実現することができる。請求項4に記載の発明は、前
記駆動回路が、3相の巻線群のうち1相分の巻線コイル
に選択的に通電し、回転磁界を発生させて回転体が駆動
されることを特徴とする。したがって、通電切替用スイ
ッチング素子数を減らして、駆動回路の小型・低コスト
化を図ることができる。また、通電切替回数を減らして
スイッチング損失を低減し、特に高速回転での損失低減
効果が高い直流ブラシレスモータの駆動方式を実現する
ことができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、ポリゴンミラー
が固定された回転体をラジアル動圧空気軸受とアキシャ
ル軸受で半径方向及び軸方向に回転自在に支持し、前記
回転体を駆動するモータを有するハウジングからなる動
圧空気軸受型ポリゴンスキャナであって、前記モータが
請求項1又は2に記載の直流ブラシレスモータであるこ
とを特徴とするものである。この発明では、請求項1又
は2に記載の直流ブラシレスモータを用いて消費電力が
小さい動圧空気軸受型ポリゴンスキャナを提供すること
ができる。
【0014】請求項6に記載の発明は、前記直流ブラシ
レスモータの駆動回路が、3相の巻線群のうち2相分又
は1相分の巻線コイルに選択的に通電し、回転磁界を発
生させて回転体を駆動するものである。この発明では、
請求項3又は4に記載の駆動方法を用いて消費電力が小
さい動圧空気軸受型ポリゴンスキャナを提供することが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について添付図面を参照しつつ説明する。 <第1実施形態>図1〜図10は、本発明に係る動圧空
気軸受型ポリゴンスキャナの一実施形態を示す図であ
る。
【0016】まず、構成について説明すると、図1およ
び図2において、20はモータ部、21はハウジングで
あり、ハウジング21には図示しない光学ハウジングへ
の取付け基準面21aがつば状に形成されている。この
ハウジング21の内部には、モータ部20の一部を構成
するプリント基板22が配置され、ねじ21s(又は接
着剤でもよい)によってハウジング21に固定されてい
る。このプリント基板22には、巻線23が巻かれた強
磁性材料からなるステータコア25と、回転位置検出手
段を構成するホール素子24とが取り付けられ、図示し
ないが、これらを駆動回路および位置検出回路に接続す
るためのパターン配線がされている。また、本例のモー
タ部20は、回転体26に取付け・固定されたロータマ
グネット27(永久磁石)と巻線23が巻かれたステー
タコア25とが回転軸と垂直な半径方向に対向するラジ
アルギャップ・アウターロータ型のブラシレスモータで
ある。
【0017】プリント基板22は外周部22aで円周状
にハウジング21と密着し、内周部でステータコア25
の基台25bと密着している。また、基台25bはハウ
ジング21と密着しており、ハウジング21はカバー3
9とともに回転体26の配置される空間を外部から遮断
して、回転体26の配置される密閉空間を形成する。ハ
ウジング21の中央には、周辺から延びた複数の梁21
bに連結され一体加工された円筒状の軸受取付け基準部
21cが形成されており、基準面21dを基準にして動
圧空気軸受を構成する固定軸28が接着固定されてい
る。固定軸28の円筒表面には動圧空気軸受を構成する
ための溝28aが形成されている。回転体26が回転を
開始すると、中空回転軸29と固定軸28のすきまの空
気の圧力が高まり非接触でラジアル方向(半径方向)に
回転体26を支持する。
【0018】固定軸28の内側には吸引型磁気軸受の固
定部33がハウジング21の中央に形成された円筒状の
軸受取付け基準部21cの端面21eを基準にして埋設
されている。吸引型磁気軸受の固定部33は回転軸方向
に2極に着磁されたリング状リング状磁石30と、前記
リング状永久磁石30の内径よりも小さい中心円が形成
された強磁性材料からなる第1の固定ヨーク板31と、
同様に、前記リング状磁石30の内径よりも小さい中心
円が形成された強磁性材料からなる第2の固定ヨーク板
32とからなる。第1の固定ヨーク板31と第2の固定
ヨーク板32はリング状磁石30を軸方向に挟み、第1
の固定ヨーク板31の中心円及び第2の固定ヨーク板3
2の中心円が回転中心軸に対して同軸になるように配
置、固定軸28の先端凹部に埋設されて弾性部材34又
は接着剤などで固定されている。リング状磁石30の材
質としては主に希土類系の永久磁石が用いられる。
【0019】固定ヨーク板31、32には鉄鋼系の板材
が用いられる。固定軸28は非磁性材料が用いられる。
回転体26は中空回転軸29の外側にフランジ36が固
定されたもので、フランジ36の中央部には吸引型磁気
軸受の回転部35が圧入され固定されている。吸引型磁
気軸受の回転部35は第1の固定ヨーク板31の中心円
及び第2の固定ヨーク板32の中心円との間に磁気ギャ
ップを構成する外筒面が形成され、その外筒面が回転中
心軸と同軸になるように配置されている。吸引型磁気軸
受の回転部35には永久磁石又は鉄鋼系の強磁性材料が
用いられる。フランジ36の上面にはポリゴンミラー3
7が載置され、板ばね38を挟んでねじ38aを回転部
35に形成されたねじ穴に対して締め付けることによ
り、ポリゴンミラー37が押えられて固定されている。
また、フランジ36には空気が通過するときの粘性抵抗
を利用して上下振動を減衰させる微細穴36aが形成さ
れている。
【0020】ロータマグネット27は、周方向に交互に
N極とS極を配置して偶数極(例えば4つの極)に着磁
され、フランジ36の下側に接着固定されている。この
ポリゴンスキャナの上部には回転体26を囲むように内
部がくり抜かれたカバー39が、ハウジング21にねじ
39aで固定されている。カバー39には図示しない半
導体レーザーからのレーザー光の入出射用の開口部にガ
ラス窓が両面テープ又は接着剤で固定されて密閉されて
いる。なお、光学ハウジングに取り付けたときに密閉空
間に回転体が配置されれば、特にカバー39は設けなく
ても良い。
【0021】一方、プリント基板22には前記駆動回路
が一体で設けられており、ホール素子24の位置検出信
号にしたがって、順次巻線23への通電を切り替えて回
転体26を回転させて定速制御するようになっている。
図1に示すように、駆動素子40は、回転体が配置され
る密閉空間の外側で、ハウジング21に形成された梁2
1bの間に配置・実装されている。なお、図示はしない
が、本体に取り付けられた送風ファンによって駆動素子
40やその他の回路部品41が冷却されるようになって
いる。
【0022】また、回転体26は、不釣り合い(アンバ
ランス)振動が非常に小さいレベルになるように、回転
体26の上下2ケ所の修正面36b、37aでバランス
修正が行われている。図3は、本実施形態の直流ブラシ
レスモータの回転軸と直交する平面断面を示している。
【0023】前記ハウジング21、プリント基板22お
よびステータコア25は、ステータ組立体を構成してお
り、このステータ組立体は4極(2極対)に着磁された
環状永久磁石であるロータマグネット27と対向するよ
うに配置されている。このステータ組立体は、具体的に
は、強磁性体からなるステータコア25に12個の放射
外方への突極を形成し、その突極の間のスロットに12
個の巻線部23aを巻回配置したものである。この巻線
23はU、V、Wの3相からなり、U1、U2、U3お
よびU4の4つの巻線が1組でU相を、V1、V2、V
3およびV4の4つの巻線がV相を、W1、W2、W3
およびW4の4つの巻線がW相をそれぞれ構成してい
る。
【0024】図4は本実施形態における巻線方法を説明
する図で、永久磁石側から見た巻線展開図となってい
る。この図において、通電により突極の永久磁石と対向
する面(ステータコアの外周面)に発生する磁極が交互
に逆極性になるように、U1、U2、U3、U4は隣り
合う巻線部23aが反対方向に巻かれて接続されてい
る。また、U、V、W相の各3組(3相)の巻線群は、
図5に示すようにY型結線で互いに接続されている。こ
のY型結線の共通接続点から電流が流れたときに現れる
磁極は、U1とW4の間、W4とV1の間のように互い
に隣り合う巻線ではすべて反対になるようにU、V、W
相の巻線が配置されている。各相の巻線は、図5(a)
に示すように、各4つの巻線U1〜U4、V1〜V4、
W1〜W4をそれぞれ直列に接続してもよいし、図5
(b)に示すように、これらの巻線を2つずつ並列に接
続してもよい。また、図示しないが、4つの巻線を並列
にしてもよい。
【0025】U、V、W相の各3組(3相)の巻線群の
各一端は前記駆動回路に接続され、これらの巻線群に対
し通電する相を順次切り替えて回転磁界を発生させ、回
転体26を回転させる。ロータマグネット27の回転位
置を検知するため、3つの位置検出素子H1、H2、H
3が約60゜間隔で配置されており、その位置検出信号
により2つの通電相が選択される。位置検出素子として
はホール素子などの磁電変換素子が用いられる。
【0026】図3は、位置検出素子H1、H2、H3に
それぞれN、S、N極が検知されたときにU、Vの2相
が選択されて通電され、励磁された状態を示している。
この図に矢印で示すように、電流はU1から流れ込み、
V1から流れ出すことで、U1とU3の突極にはS極、
U2とU4の突極にはN極、V1とV3の突極にはN
極、V2とV4の突極にはS極が発生し、永久磁石との
間に磁気反発力あるいは磁気吸引カが働き、永久磁石を
反時計方向に回転させることができる。
【0027】図6は、このような2相励磁駆動方式を実
現する駆動回路の通電切替用スイッチング素子を示す図
である。同図に示すように、通電切替用スイッチング素
子61〜65にはトランジスタや電界効果トランジスタ
等が用いられ、この場合、6個必要になる。図7は、本
実施形態における位置検出・通電切替による回転磁界の
発生と、それによるロータマグネット27(永久磁石)
および回転体26の回転を説明する図である。同図にお
いては、12極の1極分である30゜毎に励磁極を構成
するための通電相の切り替えが行われ、回転磁界が発生
し、ロータマグネット27を含む回転体26が反時計方
向に回転していく状態を示したものである。ロータマグ
ネット27が180゜回転する間に6回の通電切替が行
われ、1回転の間には12回の通電切替が行われる。
【0028】このように、各一対の巻線U1とV1の
間、巻線U2とV2の間、巻線U3とV3の間、巻線U
4とV4の間に、それぞれW4、W1、W2、W3を挟
んで磁気回路が構成されていることから、永久磁石の4
極すべてとの間に所定方向へのロータ回転を生じさせる
磁気反発力と磁気吸引力を働かせ、ロータマグネット2
7の全周を有効に利用することができる。したがって、
モータの駆動効率を高めることができるとともに、巻線
を分散させ、1つの巻線の巻数を減らしてステータ組立
体の厚さ(モータ軸方向の厚さ)を薄くすることができ
る。
【0029】さらに、前記駆動回路により、3相の巻線
群のうち2相分の巻線コイル23aに選択的に通電し、
回転磁界を発生させて回転体を駆動するので、永久磁石
であるロータマグネット27の磁力利用率が高い駆動方
式を実現することができる。なお、上述例においては、
永久磁石が4極で、これに対向する突極、スロット及び
巻線がそれぞれ12個である構成のブラシレスモータに
ついて説明したが、以下の構成でも同様の効果が得られ
る。
【0030】すなわち、磁極数をn極(nは偶数)とし
たとき、1相当たりn個の巻線部23aで構成され、n
個の巻線部23aは円周上等間隔に配置されるととも
に、同じ相で隣り合う巻線(例えばU1とU2)につい
ては通電時に反対の磁極が現れるように、(反対に)巻
かれて接続された、合計3組(3相)の巻線群からな
り、かつ、3組(3相)の巻線群はY型に接続され、そ
のY型の共通接続点から電流が流れたときに現れる磁極
は、互いに隣り合う巻線の間ではすべて反対の磁極が現
れるように3組(3相)の巻線群が配置された直流ブラ
シレスモータとする。
【0031】具体的には永久磁石の磁極が6極で突極
(巻線)の数が18、永久磁石の磁極が8極で、突極
(巻線)数が24等の組み合わせがある。 <第2実施形態>図8は、本発明に係る直流ブラシレス
モータの第2実施形態を示す図であり、その回転軸と垂
直な断面を示している。
【0032】同図において、41は、上述例と同様なハ
ウジング21と、プリント基板22の中央部に配置され
たステータコア42を有するステータ組立体である。こ
のステータ組立体41は、4極(2極対)に着磁された
環状の永久磁石であるロータマグネット27と対向する
ように配置されており、強磁性体からなるステータコア
42に突極41aが形成され、これら突極42aの間の
スロット42bに巻線43が巻回・配置されている。巻
線43は、U相、V相、W相の3相からなり、U1、U
2、U3及びU4の4つの巻線が1組でU相を、V1、
V2、V3及びV4の4つの巻線がV相を、W1、W
2、W3及びW4の4つの巻線がW相を、それぞれ構成
している。
【0033】この第2実施形態における巻線方法は図4
に示した上述例と同様である。すなわち、通電によって
ステータコア25の外周面(ロータマグネット27(永
久磁石)と対向する面)に発生する磁極が交互になるよ
うに、巻線U1、U2、U3およびU4は、隣り合う巻
線が反対方向に巻かれ接続されている。また、前記U
相、V相、W相の各3組(3相)の巻線群の両端は、駆
動回路に接続され、位置検出信号に従って通電する相を
切り替え、回転磁界を発生させることにより、回転体2
6を回転させる。そして、ロータマグネット27の回転
位置を検知するため、3つの位置検出素子H1、H2、
H3が60゜間隔で配置され、その位置検出信号により
巻線群のうち1つの通電相が選択される。位置検出素子
としては、ホール素子などの磁電変換素子が用いられ
る。
【0034】なお、図8では位置検出素子H1、H2、
H3にそれぞれN、S、N極が検知されたときにU相が
選択されて通電され、励磁された状態を示している。同
図において電流はU相に流れることで、U1とU3の突
極にはS極、U2とU4の突極にはN極、が発生し、永
久磁石との間に磁気反発力あるいは磁気吸引力が働き、
永久磁石を反時計方向に回転させる。
【0035】図9は、このような1相励磁駆動方式を実
現する駆動回路の通電切替用スイッチング素子を示す図
である。同図に示すように、通電切替用スイッチング素
子にはトランジスタや電界効果トランジスタ等が用いら
れ、この場合、3個必要になる。したがって、2相励磁
から1相励磁に変更するとすれば、通電切替用スイッチ
ング素子は半分の3個ですむので、駆動回路がより小型
化され、コストも低減されることになる。
【0036】このように、前記駆動回路が、3相の巻線
群のうち1相分の巻線コイルに選択的に通電し、回転磁
界を発生させて回転体を駆動するので、通電切替用のス
イッチング素子数91〜93を減らして、駆動回路の小
型・低コスト化を図ることができる。また、通電切替回
数を減らしてスイッチング損失を低減し、特に高速回転
での損失低減効果が高い直流ブラシレスモータの駆動方
式を実現することができる。
【0037】なお、上述のU相、V相、W相の3組(3
相)の巻線群は、図5に示した上述例と同様にY型結線
で接続されている。Y型結線の共通接続点から電流が流
れたときに現れる磁極は、U1とW4、W4とV1のよ
うに互いに隣り合う巻線ではすべて反対になるようにU
相、V相、W相が配置されている。各相の巻線は同図
(a)に示すように4つを直列に接続してもよいし、同
図(b)に示すように2つずつ並列に接続してもよい。
また、図示しないが4つを並列にしてもよい。
【0038】図11は、本実施形態における位置検出・
通電切替による回転磁界の発生と、ロータマグネット
(永久磁石)の回転を説明する図で、60゜毎に通電切
替が行われて回転磁界が発生し、永久磁石を含む回転体
が反時計方向に回転していく状態を示したものである。
この場合、ロータマグネット27が180゜回転する間
に、3回の通電切替が行われ、1回転の間には6回の通
電切替が行われる。従来例と比較すると、1回転の間に
行われる通電切替は半分にすることができ、スイッチン
グによる損失を低減することができる。スイッチングに
よる損失はスイッチングの回数に比例するので、高速に
なるほど単位時間当たりの通電切替回数が多くなるた
め、スイッチングによる損失の低減も可能になる。な
お、この図11では比較のため従来例と同様に30゜ず
つ回転していく状態を示している。
【0039】なお、図10は、1相励磁駆動するときの
通電切替用スイッチング素子と巻線の接続の他の態様を
示す図である。この場合、3つの通電切替用スイッチン
グ素子が電源51側に設置された図9の場合とは反対
に、各4つの巻線を3つの通電切替用スイッチング素子
に対し接地側に配している。このようにしても、上述の
場合と同様な効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】請求項1、2記載の発明によれば、ロー
タ用の永久磁石のすべての極とステータ側の磁極との間
に磁気反発力あるいは磁気吸引力を働かせ、この永久磁
石の全周を有効に利用することができ、モータの駆動効
率を高めるとともに巻線を分散させることができる。そ
の結果、巻線の巻数を減らして、軸方向の厚さを薄くす
ることができ、駆動効率を高めつつ、消費電力を抑え、
かつ、巻線部を偏平化した直流ブラシレスモータを提供
することができる。
【0041】請求項3記載の発明によれば、前記直流ブ
ラシレスモータを2相励磁駆動することによって、永久
磁石の磁力の利用率をより高め、モータ駆動効率を高め
ることができる。請求項4記載の発明によれば、前記直
流ブラシレスモータを1相励磁駆動することによって、
通電切替用スイッチング素子を減らし、駆動回路の小型
化とコスト低減を図ることができる。また、通電切替回
数を減らしてスイッチング損失を低減し、特に高速回転
での損失低減効果が高い直流ブラシレスモータを提供す
ることができる。
【0042】請求項5記載の発明によれば、前記ブラシ
レスモータを用いるポリゴンスキャナに採用すること
で、特に高速回転における消費電力が小さい動圧空気軸
受型ポリゴンスキャナを提供することができる。請求項
6記載の発明によれば、前記直流ブラシレスモータの駆
動回路が、3相の巻線群のうち2相分又は1相分の巻線
コイルに選択的に通電するので、特に高速回転における
消費電力が小さく、小型、高効率の動圧空気軸受型ポリ
ゴンスキャナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動圧空気軸受型ポリゴンスキャナ
の一実施例を示すその正面断面図である。
【図2】一実施例の主要部の分解斜視図である。
【図3】一実施形態の直流ブラシレスモータの回転軸と
垂直な断面の断面図である。
【図4】一実施形態の巻線を永久磁石側から見た説明図
である。
【図5】一実施形態の直流ブラシレスモータの巻線の2
つの接続態様を示す回路図である。
【図6】一実施形態における2相励磁駆動回路の通電切
替用スイッチング素子と巻線の接続態様を示す図であ
る。
【図7】一実施形態における位置検出・通電切替による
回転磁界の発生と永久磁石(回転体)の回転を示す図で
ある。
【図8】他の実施形態の直流ブラシレスモータの回転軸
と垂直な断面の断面図である。
【図9】他の実施形態の1相励磁駆動するときの通電切
替用スイッチング素子と巻線の接続態様を示す図であ
る。
【図10】他の実施形態における1相励磁駆動回路の通
電切替用スイッチング素子と巻線の他の接続態様を示す
図である。
【図11】他の実施形態における位置検出・通電切替に
よる回転磁界の発生と永久磁石(回転体)の回転を示す
図である。
【図12】従来例における直流ブラシレスモータの回転
軸と垂直な断面の断面図である。
【図13】従来例の巻線方法を説明する永久磁石側から
見た展開図である。
【図14】従来例の直流ブラシレスモータの巻線回路図
である。
【図15】従来例における位置検出・通電切替による回
転磁界の発生と永久磁石(回転体)の回転を示す図であ
る。
【符号の説明】
20 モータ部 21 ハウジング 21a 取付け基準面 21b 複数の梁 21c 軸受取付け基準部 21d 基準面 22 プリント基板 23 巻線 24 ホール素子 25 ステータコア 26 回転体 27 ロータマグネット(永久磁石) 28 固定軸 29 中空回転軸 30 リング状磁石 31 第1の固定ヨーク板 32 第2の固定ヨーク板 36 フランジ 35 吸引型磁気軸受の回転部 36a 微細穴 36b、37a 修正面 37 ポリゴンミラー 38 板ばね 39 カバー 40 駆動素子 41 他の回路部品
フロントページの続き Fターム(参考) 5H019 AA00 AA04 AA07 AA08 AA09 BB01 BB05 BB15 BB20 BB22 CC04 DD01 DD09 DD10 EE01 EE07 FF00 FF01 FF03 5H621 BB10 GA01 GA04 JK07 JK11 JK13 JK14 JK17 JK19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体に固定され、偶数極であるn極に着
    磁された永久磁石と、永久磁石の回転位置を検出する回
    転位置検出手段と、ステータコアに磁極を発生させる複
    数の巻線が固定されたステータ組立体と、を備え、前記
    巻線が駆動回路に接続され、通電切替により回転磁界を
    発生させて回転体を回転させる直流ブラシレスモータに
    おいて、 前記複数の巻線が、1相当たり偶数であるn個で、円周
    上等間隔に配置されるとともに、同じ相で隣り合う巻線
    が通電時に反対の磁極が現れるように巻かれて接続され
    た3相の巻線群からなり、かつ、3相の巻線群はY型結
    線で接続され、Y型結線の共通接続点側から電流が流れ
    たときに現れる磁極が、互いに隣り合う巻線では反対に
    なるように該3相の巻線群が配置されていることを特徴
    とする直流ブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】回転体に固定され、4極に着磁された永久
    磁石と、永久磁石の回転位置を検出する回転位置検出手
    段と、ステータコアに磁極を発生させる複数の巻線が固
    定されたステータ組立体と、を備え、前記巻線が駆動回
    路に接続され、通電切替により回転磁界を発生させて回
    転体を回転させる直流ブラシレスモータにおいて、 前記複数の巻線が、1相当たり4個で、円周上等間隔に
    配置されるとともに、互いに隣り合う巻線が通電時に反
    対の磁極が現れるように巻かれて接続され、Y型結線の
    共通接続点から電流が流れたときに現れる磁極は、互い
    に隣り合う巻線は反対になるように3相の巻線群が配置
    されていることを特徴とする直流ブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】前記駆動回路が、3相の巻線群のうち2相
    分の巻線コイルに選択的に通電し、回転磁界を発生させ
    て回転体を駆動することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の直流ブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】前記駆動回路が、3相の巻線群のうち1相
    分の巻線コイルに選択的に通電し、回転磁界を発生させ
    て回転体が駆動されることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の直流ブラシレスモータ。
  5. 【請求項5】ポリゴンミラーが固定された回転体をラジ
    アル動圧空気軸受とアキシャル軸受で半径方向及び軸方
    向に回転自在に支持し、前記回転体を駆動するモータを
    有するハウジングからなる動圧空気軸受型ポリゴンスキ
    ャナであって、前記モータが請求項1又は2に記載の直
    流ブラシレスモータであることを特徴とする動圧空気軸
    受型ポリゴンスキャナ。
  6. 【請求項6】前記直流ブラシレスモータの駆動回路が、
    3相の巻線群のうち2相分又は1相分の巻線コイルに選
    択的に通電し、回転磁界を発生させて回転体を駆動する
    ことを特徴とする請求項5に記載の動圧空気軸受型ポリ
    ゴンスキャナ。
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