JP2001337390A - カラーホイールとそれを用いた色順次カラー表示装置 - Google Patents

カラーホイールとそれを用いた色順次カラー表示装置

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JP2001337390A
JP2001337390A JP2000155016A JP2000155016A JP2001337390A JP 2001337390 A JP2001337390 A JP 2001337390A JP 2000155016 A JP2000155016 A JP 2000155016A JP 2000155016 A JP2000155016 A JP 2000155016A JP 2001337390 A JP2001337390 A JP 2001337390A
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color
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color wheel
color filter
disc
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JP2000155016A
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English (en)
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Hideki Omae
秀樹 大前
Sakae Ariga
栄 有賀
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の色領域に分割された円盤状カラーフィ
ルタと、これを回転させるモータとで構成されるカラー
ホイールにおいて、高速回転時、及び高温時においても
正確にカラーホイールの位置検出が可能なカラーホイー
ルを提供する。 【解決手段】 複数の色領域に分割された円盤状カラー
フィルタと、これを回転させるモータとで構成されるカ
ラーホイールにおいて、前記モータ内部にモータの回転
を検出するセンサを具備し、前記センサが少なくともモ
ータ1回転につき1パルスを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の色領域に分
割された円盤状カラーフィルタと、これを回転させるモ
ータとで構成されるカラーホイールにおいて、特に、時
分割、色順次でカラー表示を行う色順次カラー表示装置
に用いるカラーホイールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ホームシアター、プレゼンテーシ
ョンといった大画面表示がにわかに注目を集めており、
最近では小型の液晶パネルやDMD(Digital Micromir
ror Device)の表示画像を投写レンズなどにより拡大投
影し、大画面の表示画像を得る液晶プロジェクタまたは
DMDプロジェクタが商品化されている。
【0003】従来、これらのプロジェクタに採用されて
いる方式には、主として単板式と3板式がある。3板式
プロジェクタの例としては、色分解した各色光をそれぞ
れ対応する空間光変調素子であるSLMで変調し、色合
成して同時にスクリーンに投影する方式が挙げられる。
これは3つのSLMが並列に、各々が赤(R)用、緑
(G)用そして青(B)用に使用されている。一方、単
板式プロジェクタはSLMを唯1つのみ必要とし、R、
G、Bの光は時系列で順番に単板のSLMで反射され
る。そのため、SLMを唯1つのみ必要とする単板式の
プロジェクタは、前記3つのSLMを必要とする3板式
プロジェクタに比べ、SLMに関連するハードウェアに
対する要求が1/3倍で済む。なお、これはプロジェク
タに関わらず、SLMを用いたカラー表示ディスプレイ
全てに関して上記内容は該当する。
【0004】以下に、この単板式のプロジェクタを用い
たカラー表示装置について説明する。この単板式プロジ
ェクタを用いたカラー表示装置の例として、時分割によ
る混色を利用した時分割色順次方式のカラー表示装置が
挙げられる。この時分割色順次方式とは、それぞれの画
素が赤、緑、および青の値を有し、それぞれのフレーム
期間中において、そのフレームの諸画素は、該諸画素の
赤、青、次に緑のデータにより、順次アドレス指定され
る。
【0005】一方でこれらと同じ色のフィルタが円盤状
に構成され、少なくとも3つの異なる色領域を有するカ
ラーホイールが、このデータに同期され、それぞれの色
に対するデータがSLMにより表示される。この時、S
LMに入射する光はカラーホイールにより帯域制御され
る。以上のように時分割色順次方式のカラー表示装置
は、時分割でカラー表示が可能となり、60画像毎秒の
標準ディスプレイ速度以上に時分割レートが速くなれ
ば、目は画像を本来の色を有するものとして知覚する。
【0006】このような時分割色順次方式のカラー表示
装置において、円盤状の色フィルタ(以下、円盤状カラ
ーフィルタと称する。)がモータなどによって高速に回
転して赤、緑、青の色を切り替えるタイミング情報を、
正確かつ精度良く入手し、さらに色と同期させてSLM
を変調させるために、円盤状カラーフィルタの回転速度
と位相をいかに制御するかが非常に重要になってくる。
【0007】そのため、従来の色順次カラー表示装置に
おいては、円盤状カラーフィルタの位置検出に反射型の
ホトセンサが一般に用いられてきた。図8にその概略図
を示す。カラーホイールは、円盤状カラーフィルタ81
とモータ80とにより構成され、円盤状カラーフィルタ
81のハブ82は全面黒色塗装され、緑フィルタ83と
赤フィルタ84の継ぎ目部分の位置に、インデックスマ
ークとしてのアルミテープ86が貼り付けられている。
反射型ホトセンサ85は円盤状カラーフィルタ81を収
納する箱体88に取り付けられ、この円盤状カラーフィ
ルタ81が回転すれば、反射型ホトセンサ85により、
反射面であるアルミテープを検出し、1回転に1パルス
のパルス信号を発生する。これによりSLMの制御回路
は緑色映像駆動信号から、赤色映像駆動信号に切り替え
るとともに、円盤状カラーフィルタ81が1フレーム周
波数で回転するようにモータの回転速度と位相を制御す
る。なお、カラーホイールからのパルス帰還を受けて、
モータの回転速度および位相を制御する方法の一例は、
特開平8−214580号公報に詳述されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のカ
ラーホイールを用いた色順次カラー表示装置では、色分
離せずに所望の表示品位を得ようとすると、円盤状カラ
ーフィルタ81の回転数を約10000rpm以上にす
る必要がある。しかしながら、このような高速回転では
円盤状カラーフィルタ81にかかる遠心力は非常に大き
くなり、すぐに円盤状カラーフィルタ81に貼り付けた
インデックスマークであるアルミテープ86が剥離、飛
散してしまう。
【0009】また、カラーホイールはランプボックスの
すぐ近傍に置かれるとともに、円盤状カラーフィルタ8
1上で小さなスポットに集光された光線を色分離するの
で、熱の影響を受け易く、たちまち温度が70℃以上ま
で上がる。そのため、円盤状カラーフィルタ81に貼り
付けられたインデックスマークであるアルミテープ86
の粘着剤は常温よりも粘着力が劣るため、さらに剥がれ
やすくなる。
【0010】さらに、カラーホイールの製造において、
円盤状カラーフィルタ81のハブ82を黒色塗装し、そ
の上にインデックスマークであるアルミテープ86を位
置決めて貼り合わす工程が必要になる。また、カラーホ
イールを用いた色順次カラー表示装置においては、カラ
ーホイールは防塵のために箱体に納められており、円盤
状カラーフィルタ81上に形成されたインデックスマー
クを検出するためのホトセンサ85を箱体88の所定位
置に設置する必要がある。これらはいずれも精度が必要
であり、コストアップの要因となる。
【0011】また、円盤状カラーフィルタ81のフラン
ジ下の開口部(図7参照)にモータ80が取り付けられ
ており、これによって円盤状カラーフィルタ81は箱体
88内で回転する。このときインデックスマークを検出
するホトセンサ85は円盤状カラーフィルタ81に対し
て突き出すように箱体88に取り付けられる。(図7に
示すように、カラーフィルタ81は箱体本体88の底面
8aと箱体蓋8bとに対向しており、また、円盤状カラ
ーフィルタ81は、箱体本体88の底面に近接してい
る。)
【0012】故に、円盤状カラーフィルタ81が回転し
ているとき、回転軸付近と外周部とでは周速が異なるこ
とから、このカラーフィルタ81と箱体本体88との間
隙では、円盤状カラーフィルタ81の中心から外側に向
かう空気流が生じる(図7中、矢印)。このときセンサ
は空気流の流れを妨げ、騒音が発生する原因となる。
【0013】また、ホトセンサ85が、インデックスマ
ークを読みとるために、直接光が通過しないハブの領域
が必要であり、円盤状カラーフィルタの径を小型化、軽
量化する場合にも、問題である
【0014】本発明は上記課題を鑑みてなされたもので
あり、複数の色領域に分割された円盤状カラーフィルタ
と、これを回転させるモータとで構成されるカラーホイ
ールにおいて、高速回転時、及び高温時においても正確
に円盤状カラーフィルタの位置検出が可能なカラーホイ
ールを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載のカラーホイールは、複数
の色領域に分割された円盤状カラーフィルタと、これを
回転させるモータとで構成されるカラーホイールにおい
て、前記モータ内部にモータの回転を検出するセンサを
具備し、前記センサが少なくともモータ1回転につき1
パルスを出力するものである。
【0016】また、請求項2に記載のカラーホイール
は、請求項1に記載のカラーホイールにおいて、前記セ
ンサは、磁気センサであり、前記磁気センサより少なく
ともモータ1回転につき1パルスを出力するものであ
る。
【0017】また、請求項3に記載のカラーホイール
は、請求項1に記載のカラーホイールにおいて、前記セ
ンサは、光センサであり、前記光センサより少なくとも
モータ1回転につき1パルスを出力するものである。
【0018】また、請求項4に記載のカラーホイール
は、複数の色領域に分割された円盤状カラーフィルタ
と、これを回転させるモータとで構成されるカラーホイ
ールにおいて、前記モータと前記円盤状カラーフィルタ
とが位置合わせされ、カラーフィルタの指定された色の
切り替わりにおいて、前記モータ内部に設置されたセン
サより少なくともモータ1回転につき1パルスを出力す
るものである。
【0019】また、請求項5に記載のカラーホイール
は、請求項4に記載のカラーホイールにおいて、前記モ
ータと前記円盤状カラーフィルタとの位置合わせを、前
記円盤状カラーフィルタにあらかじめ形成された位置決
め穴と、前記モータの回転部であるロータにあらかじめ
形成された位置決め穴に、共通のピンを立てて行なうも
のである。
【0020】また、請求項6に記載のカラーホイール
は、請求項4に記載のカラーホイールにおいて、前記モ
ータと前記円盤状カラーフィルタとの位置合わせを、前
記円盤状カラーフィルタにあらかじめ形成された位置決
めのためのキー溝と、前記モータの回転部であるロータ
にあらかじめ形成された位置決めのためのキー溝に共通
のキーを立てて行なうものである。
【0021】また、請求項7に記載のカラーホイール
は、請求項1、又は請求項4に記載のカラーホイールに
おいて、前記モータ内部に設けられたセンサの位置がモ
ータの周縁方向に微調整可能なように、モータ内部にお
いてセンサが可動するように構成されたものである。
【0022】また、請求項8に記載の色順次カラー表示
装置は、請求項1、又は請求項4に記載のカラーホイー
ルを具備する色順次カラー表示装置であって、前記カラ
ーホイールのモータ内部に設置されたセンサより出力さ
れたパルスに同調して、画像データを表示する空間光変
調素子の駆動を行うことを特徴とするものである。
【0023】また、請求項9に記載の色順次カラー表示
装置は、請求項1、又は請求項4に記載のカラーホイー
ルを具備する色順次カラー表示装置であって、前記カラ
ーホイールのモータ内部に設置されたセンサより出力さ
れたパルスの位相を電気的に進める、または遅らせて、
画像データを表示する空間光変調素子の駆動を行うこと
を特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下に、本発明
の実施の形態1にかかるカラーホイールについて、図
1、図2を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態
1によるカラーホイールの一例を示す概略図であり、図
1に示すように、本発明の実施の形態1によるカラーホ
イールは、円盤状カラーフィルタ1と、モータ2とから
なる。円盤状カラーフィルタ1は、赤(R)、緑
(G)、青(B)のカラーフィルタ3r、3g、3bを
ハブ4、5で両側から挟み込んで固定する構造になって
いる。
【0025】カラーフィルタ3r、3g、3bは、いず
れも1mm厚のガラス板であり、内角が60゜の略扇型に
外形加工されている。これらのカラーフィルタ3r、3
g、3bには透過した白色光がそれぞれR、G、Bの光
に変調されるように、ガラス板の表面に光学薄膜がコー
トされており、各色2枚ずつ、合計6枚用意されてい
る。
【0026】アルミ製のハブ4及びハブ5は、いずれも
円板状であり、特にハブ4には中心に開口部が設けら
れ、モータ2とクランパ9(図2参照)によって接合さ
れている。
【0027】また、カラーフィルタ3r、3g、3b
は、ハブ4及びハブ5によって次のように固定される。
即ち、壁5bを形成した面が上方を向くようにハブ4を
置いたとき、カラーフィルタ3r、3g、3bは同色同
士が中心を挟んで向かい合うように、壁5bに当接しな
がら載置される。そして、カラーフィルタ3r、3g、
3bの上方から重ねたハブ5を接着剤やネジなどでハブ
4に固定することで、カラーフィルタ3r、3g、3b
は、ハブ4及びハブ5によって挟持される。
【0028】一方、モータ2は、例えばボールベアリン
グタイプのDCブラシレスモータであり、大きくはボー
ルベアリング、軸、コイル、マグネットなどを含むロー
タ部6とこれを覆うブラケット部7とからなる。モータ
2の外部から、引き出し線8を通して、駆動信号を与え
られて、所定の回転数でロータ部6が回転する。当然な
がらロータ部6と接合された円盤状カラーフィルタ1も
一緒に回転する。
【0029】図2は、本発明の実施の形態1によるカラ
ーホイールの一例を示す断面図であり、モータ2がアウ
タロータ形ブラシレスDCモータである場合を例にとっ
て説明する。
【0030】モータ2は、大きくはロータ部6とブラケ
ット部7から構成される。ロータ部6は回転部で、シャ
フト22を軸として、ベアリング23によって固定され
ている。コイル24へ電流を流すことで、ロータ部6の
永久磁石25との作用で回転力を発生させている。
【0031】ブラケット部7には磁気センサとしてホー
ルIC27が設置されており、ロータ部6に設置された
検出用のマグネット28が回転して通過する毎にホール
IC27の磁電変換特性により、パルス信号が発生す
る。
【0032】なお、ホールIC27は、ホール素子と波
形整形用ICをハイブリッド化したもので、単にホール
素子であっても構わず、本発明では、ホールIC27
は、例えば、3端子ホールICを用い、DC5V電源を供給
することにより、マグネット28を検知するとLow、そ
れ以外はHighの信号を出力するものとする。
【0033】このように、モータ2内部に磁気センサで
あるホールIC27を設け、ロータ部6に設置された検
出用のマグネット28が磁気センサであるホールIC2
7上を回転して通過する毎にホールIC27の磁電変換
特性により、パルス信号を発生させることにより、円盤
状カラーフィルタ1とこれを回転させるモータ2のみに
より円盤状カラーフィルタ1の位置検出を行なうための
パルス信号を発生させることが可能となる。
【0034】また、磁気センサをモータ2内部に設ける
ことにより、インデックスマークとしてのアルミテープ
を円盤状カラーフィルタ1上に貼り付ける必要がなく、
高速回転時、及び高温時においても安定して位置検出信
号を得ることができる。また、磁気センサをモータ2内
部に設けることにより、防塵のためにカラーホイールが
箱体に設けられた場合であっても、箱体内の空気流を妨
げることなく、騒音の発生を防止することができる。
【0035】さらに、磁気センサをモータ2内部に設け
ることにより、直接光が透過しないハブ領域を設ける必
要がなくなり、カラーホイールの径を小型化、軽量化す
ることが可能となる。
【0036】また、本発明の第1の実施例ではセンサと
して磁気センサを用いたが、このセンサは光センサであ
っても良く、例えば反射型ホトセンサを用いることが可
能である。その場合には、図2に示したホールIC27
を反射型ホトセンサに置き換え、検出のためのマグネッ
ト28を光が反射するアルミテープに置き換えればよ
い。また、アルミテープを貼り付ける代わりに、モータ
のロータ部分側面の一部分が光沢のある反射面で、他の
部分は光を吸収する黒色面、あるいは光を散乱させるシ
ボ面、あるいはその反対に、一部光を吸収する黒色面、
あるいは光を散乱させるシボ面であり、残りの部分は光
を反射する光沢面であっても構わない。
【0037】また、本発明の実施の形態1では、モータ
2として、アウタロータ形ブラシレスDCモータを例に
挙げて説明したが、あくまで一例であって、モータの形
式には限定されない。
【0038】(実施の形態2)
【0039】色順次カラー表示装置において、本発明の
カラーホイールを用いる場合、円盤状カラーフィルタと
モータとの位置関係が非常に重要になる。色順次カラー
表示装置のカラーホイールのフィルタ色切り替えは、前
述した実施の形態1のようにカラーホイールからパルス
信号を発生させて、これを基準信号と比較して、モータ
の速度と位相を制御し、SLMが変調する光の色に応じ
て駆動可能にする。そのため、あらかじめ定められた色
の切り替わりにおいて、パルス信号を出力させるために
は、円盤状カラーフィルタとモータの取り付けが一義的
に決まる必要がある。なおかつ初期的に調整された状態
が維持されることが好ましい。
【0040】以下に、本発明の実施の形態2によるカラ
ーホイールについて図3を用いて説明する。図3は、本
発明の実施形態2によるカラーホイールの一例を示すの
概略図である。なお、本発明の実施の形態2によるカラ
ーホイールは、円盤状カラーフィルタとモータの位置決
めを行う点においてのみ、前述した実施の形態1のカラ
ーホイールと異なる。従って前述した実施の形態1のカ
ラーホイールと同じ構成要素については同一の符号を付
し説明を省略する。本発明の実施の形態2によるカラー
ホイールは、円盤状カラーフィルタ31と、モータ32
とからなる。
【0041】円盤状カラーフィルタ31は赤(R)、緑
(G)、青(B)のカラーフィルタ3r、3g、3bを
ハブ34、35で両側から挟み込んで固定する構造にな
っている。また、円盤状カラーフィルタ31のハブ34
のモータと接合する開口部の周縁、及びモータ32のロ
ータ部37には、それぞれ位置決め穴36、38が設け
られている。
【0042】円盤状カラーフィルタ31と、モータ32
の位置決めは、円盤状カラーフィルタ31のハブ34の
中心にモータ32と接合する開口部の周縁に設けられた
位置決め穴36とモータ32のロータ部37に設けられ
た位置決め穴38とを位置合わせして、ピン39を圧入
して固定する。さらにその後、クランパ等を用いて円盤
状カラーフィルタ31とモータ32とを固定すれば尚良
い。
【0043】このように、円盤状カラーフィルタ31に
あらかじめ形成された位置決め穴36と、モータ32の
回転部であるロータ部37にあらかじめ形成された位置
決め穴38に、共通の位置決めピン39を立てることに
より、前述した実施の形態1によるカラーホイールの効
果に加え、さらに、円盤状カラーフィルタ31とモータ
32との位置合せを容易に行うことができ、かつ一度位
置決めした状態をモータ32の高速回転時においても保
持することができる。
【0044】(実施の形態3)以下に、本発明の実施の
形態3によるカラーホイールについて図4を用いて説明
する。図4は、本発明の実施形態3によるカラーホイー
ルの一例を示すの概略図である。なお、本発明の実施の
形態3によるカラーホイールは、円盤状カラーフィルタ
とモータの位置決めを行う点においてのみ、前述した実
施の形態1のカラーホイールと異なる。従って前述した
実施の形態1のカラーホイールと同じ構成要素について
は同一の符号を付し説明を省略する。
【0045】本発明の実施の形態3によるカラーホイー
ルは、円盤状カラーフィルタ41と、モータ42とから
なる。円盤状カラーフィルタ41は赤(R)、緑
(G)、青(B)のカラーフィルタ3r、3g、3bを
ハブ44、45で両側から挟み込んで固定する構造にな
っている。また、円盤状カラーフィルタ41のハブ44
のモータと接合する開口部の周縁、及びモータ42のロ
ータ部47には、それぞれキー溝、46、48が設けら
れている。
【0046】円盤状カラーフィルタ41と、モータ42
の位置決めは、円盤状カラーフィルタのハブ44の中心
にモータと接合する開口部の周縁に設けられたキー溝4
6とモータ42のロータ部に設けられたキー溝48とを
位置合わせして、キー49を圧入して固定する。さらに
その後、クランパ等を用いて円盤状カラーフィルタ41
とモータ42とを固定すれば尚良い。
【0047】このように、円盤状カラーフィルタ41に
あらかじめ形成されたキー溝46と、モータ42の回転
部であるロータ部47にあらかじめ形成されたキー溝4
8とを位置合わせして、キー49を圧入して固定するこ
とにより、前述した実施の形態1によるカラーホイール
の効果に加え、さらに、円盤状カラーフィルタ41とモ
ータ42との位置合せを容易に行うことができ、かつ一
度位置決めした状態をモータの高速回転時においても保
持することができる。
【0048】なお、前述した実施の形態2、3として最
も簡易で実用性の高い2つの方法を上げて説明したが、
これに限定されず、円盤状カラーフィルタとモータの位
置決め方法は、例えば、1つの凹凸を組み合わせるもの
や、ギアの様に多数の凹凸を組み合わせるもの、あるい
はクランパを用いて円盤状カラーフィルタとモータとを
位置合わせするもの等、モータと円盤状カラーフィルタ
とがあらかじめ位置合わせされ、指定された色の切り替
わりにおいて、前記モータ内部に設置されたホール素子
より、少なくとも1回転に1パルスを出力するものであ
ればよい。
【0049】(実施の形態4)以下に、本発明の実施の
形態4によるカラーホイールについて図5を用いて説明
する。図5は、本発明の実施形態4によるカラーホイー
ルの一例を示すの概略図である。なお、本発明の実施の
形態4によるカラーホイールは、円盤状カラーフィルタ
とモータとの位置決め後に、機械的にモータから出力さ
れるパルス信号の位相を少し進めたり、遅らせたりする
ことができる点においてのみ、前述した実施の形態1の
カラーホイールと異なる。従って前述した実施の形態1
のカラーホイールと同じ構成要素については同一の符号
を付し説明を省略する。
【0050】本発明の実施の形態4によるからホイール
は、円盤状カラーフィルタ51と、モータ52とからな
る。円盤状カラーフィルタ51に取り付けられたモータ
52の背面レバー53はセンサ(図示せず)と直結して
おり、レバー53をモータ周縁と平行に可動すればセン
サも同様に微動するように構成されている。カラーホイ
ールの回転方向は図面に矢印で示す。レバー53をカラ
ーホイールの回転方向と同じ側に少し回せば位相は遅
れ、レバー53をカラーホイールの回転方向と反対側に
少し回せば位相は進む。
【0051】このように、モータ52内に設けられたセ
ンサを微動させるレバー53を設けることにより、円盤
状カラーフィルタ51やモータ52の加工精度上の誤差
により、フィルタの色切り替わりとセンサの位置関係が
僅かにズレが生じていても、機械的に補正することが可
能となる。
【0052】(実施の形態5)以下に、本発明の実施の
形態5による色順次カラー表示装置について図6を用い
て説明する。図6は、本発明の実施の形態5による色順
次カラー表示装置の構成を示すブロック図である。
【0053】図6において、本発明の実施の形態5によ
る色順次カラー表示装置は、信号インターフェイス10
1と、画素データプロセッサ102と、ディスプレイメ
モリ103と、SLM104と、カラーホイール105
と、モータ制御部106とからなる。
【0054】信号インターフェイス101は、様々な種
類の入力信号を受けることができ、ここでは水平および
垂直同期成分を有する標準ビデオ信号であるものと仮定
する。なお、以下に説明されるように、垂直同期信号
は、カラーホイール105の速度を調節するための基準
信号として用いられる。入力信号はPCなどのグラフィ
ックスデータでもよく、基準信号は他の信号源から来る
ものでもかまわない。
【0055】画素データプロセッサ102は、さまざま
な処理タスクを行うことにより、SLM上に表示するた
めのデータを準備する。データプロセッサは、処理に際
しデータを記憶する処理メモリを含む。データプロセッ
サが行う処理には、デガンマ補正、カラースペース変
換、およびインターレス補間が含まれる。デガンマ補正
は、放送信号に対して行われるガンマ補正の影響を除去
し、CRTの非直線動作を補償する。カラースペース変
換は、前記データをRGBデータへ変換する。インター
レス補間は、インタレースデータフィールドを、奇数ま
たは偶数線を満たすための新データを発生させることに
より、完全なフレームに変換するために用いられうる。
これらの処理が行われる順序は、いずれでも良い。
【0056】ディスプレイメモリ103は、データプロ
セッサから処理された画素データを受ける。ディスプレ
イメモリ103は、該データを入力または出力上におい
て「ビットプレーン」形式にフォーマットし、該ビット
プレーンをSLM104へ供給する。該ビットプレーン
フォーマットは、SLM104のそれぞれの画素に対し
一時に1ビットを供給し、それぞれの画素は、そのビッ
トの値に従ってオンまたはオフが切り替わる。例えば、
それぞれの画素が3色のそれぞれに対する8ビットによ
り表される場合は、3×8=24ビットプレーン毎フレ
ームが存在する。典型的な表示システムにおいては、メ
モリは二重バッファメモリであり、これは、それが少な
くとも2つのディスプレイフレーム用の容量を有するこ
とを意味する。1ディスプレイフレーム用のバッファ
は、もう1つのディスプレイフレーム用のバッファが書
込まれている間に、SLM104へ読出されうる。これ
らの2バッファは、データが連続的にSLM104に読
み出されるように、交互に制御される。
【0057】SLM104は、空間光変調素子であり、
例えば、液晶パネルや、DMD(Digital Micromirror
Device)がある。この液晶パネルは、マトリクス状の画
素を有し、映像信号によって高速で表示の切り替えが可
能である。ビデオレートの動画を表示するためには1フ
ィールド内に60フレームの映像を表示できることが必
要で、そのためには液晶の応答速度としては少なくとも
1/60=16.7m秒以下が要求される。好ましくは
さらにこの間にRGB3色の表示が可能であるために
は、応答速度として5.6m秒が要求される。このよう
な高速応答の液晶は例えば強誘電液晶、反強誘電液晶、
OCB(Optically Compensated Bend)液晶などが挙げら
れる。前記において、OCB液晶とはベンド配向セルを
用い、液晶の複屈折により視野角方向の変化を自己補償
する方式であり、負の光学補償フィルムと組み合わせる
ことで、広視野角にできることに加え、高速応答が可能
となる液晶である。また、DMDは、主に投写型ディス
プレイとして用いられ、1個のチップに数十万または百
万個以上の極めて微小なミラーを有し、それぞれのミラ
ーは1画素に相当する。また、DMDは、前記ミラーを
傾斜させることにより、ミラーへ入射する光線の出射角
度を変えて、オン/オフを制御する。そのために、それ
ぞれのミラーを、支持柱に取り付けられた1つまたはそ
れ以上のヒンジに取り付け、下にある制御回路上へ、エ
アギャップにより隔離する構造になっており、この制御
回路から、それぞれのミラーを選択的に傾斜させる静電
気力を作用させる。ディスプレイへの応用においては、
画像データがDMDのメモリセルへロードされ、ミラー
はこのデータによって、光をオン方向へ反射、またはオ
ン方向からそらせるように反射するように傾斜させられ
る。
【0058】カラーホイール105は、前述した実施の
形態1から4のいずれかに記載のカラーホイールであ
り、複数の色フィルタからなる円盤状カラーフィルタ
と、これを回転させるモータとで構成され、前記モータ
の内部にモータの回転を検出するセンサを具備し、モー
タ1回転につき1パルスを出力する。
【0059】なお、本実施の形態5では、モータ1回転
に1パルスを出力するものについて説明するが、これに
限定されず、少なくともモータ1回転につき1パルスを
出力するものであれば、同様の効果を得ることができ
る。
【0060】モータ制御部106は、カラーホイール1
05から出力されたパルスに基づいてカラーホイールの
回転速度、位置を検出し、信号インターフェイス101
から出力される垂直同期信号である基準信号(所定の回
転数、位相)と同期するようにカラーホイール105の
モータに駆動信号を出力し、カラーホイール105の回
転速度及び位相を制御する。例えば、回転速度は、60
フレーム毎秒のディスプレイ速度に対応するようにモー
タの回転数を60回転毎秒となるように制御する。ま
た、位相は、色フィルタを通過する光がSLM104で
表示されるデータと対応するように、カラーホイール1
05のモータの速度を加速または減速して制御する。
【0061】次に本発明のカラーホイールを用いた色順
次カラー表示装置の動作について説明する。カラーホイ
ール105の円盤状カラーフィルタ上に集光するように
配置されたキセノン、メタルハライドランプ、超高圧水
銀灯などの放電タイプの高出力ランプ等のランプから出
射された白色光は、カラーホイール105の円盤状カラ
ーフィルタを通してSLM104に送られる。カラーホ
イール105は、赤、青、緑の各色の色フィルタが円盤
状に配置された円盤状カラーフィルタを有し、それぞれ
のフィルタが光線を遮るのに同期してSLM105は光
線の色の画像フレームを表示する。単一画像フレーム、
通常は1/60秒に対してカラーホイール105の円盤
除カラーフィルタを画像フレーム毎に1回転、または毎
分3600回転(r.p.m)でモータにより回転させてい
る。この様なシステムでは、1フレーム周波数間に6つ
のカラーサブフレームが存在し、その各々は赤、緑、
青、赤、緑、青であって、それぞれの色に対してSLM
104は非常に高速に表示画像を切り替え、変調された
各色光線は投写レンズを用いてスクリーンに拡大投影さ
れる。スクリーンに投写された表示は1/60秒の間に
R、G、B、R、G、Bの各色の映像が順次表示される
ため、目ではこれらは残像として見え、フルカラーの映
像が認識される。
【0062】このときカラーホイール105の円盤状カ
ラーフィルタの色と、SLM104の表示する映像とが
同調しなければならなず、このカラーホイール105の
円盤状カラーフィルタの色と、SLM104の表示する
映像とを同調させる処理は、モータ制御部106により
行わる。
【0063】モータ制御部106は、まず、信号インタ
ーフェイスから出力された基準信号である基準位相およ
び速度データを、モータから出力されたパルス信号であ
る位相帰還信号および速度帰還信号から得られるデータ
と比較する。
【0064】この比較は、位相誤差値または速度誤差値
を与える。両誤差値は、パルス幅変調された駆動信号の
デューティサイクルが、モータを加速または減速するた
めに、どれだけ延長または短縮されるべきかを表す。な
お、本説明の例においては、基準信号は、標準テレビジ
ョン信号の垂直同期信号である。そのパルスは約60フ
ィールド毎秒の速度で生じ、それはカラーホイール10
5の円盤状カラーフィルタの60回転毎秒の速度に対応
する。該同期パルスは、カラーホイール105の円盤状
カラーフィルタ上のある位置が基準時刻に関してある場
所になくてはならない該基準時刻を与えることによっ
て、位相をセットする。カラーホイール105から出力
されるパルス信号は、基準パルスと一致することが所望
されうる。
【0065】動作において、最初のモータのスタートア
ップ中に、カラーホイール105は、ほぼ所望速度であ
る速度にされる。次に、毎回転のカラーホイール105
から出力されたパルス信号は、毎回転の基準パルスと同
じになるまで、速度誤差が検出される。次に、フェーズ
ロックがおこなわれ、フェーズロック中は、インデック
ス位置と基準位置との間の誤差が検出される。前記のよ
うにカラーホイール105の円盤状カラーフィルタはモ
ータで回転駆動され、このモータはモータ制御部106
によって位相と回転数が制御されている。
【0066】一方、信号インターフェース101に入力
された入力データは、画素データプロセッサでSLMの
時分割駆動に応じた信号形式に変換される。さらにこの
データをディスプレイメモリに蓄えて、所定のタイミン
グでSLMにデータを出力する。
【0067】このように、前述した実施の形態1から4
のいずれかに記載のカラーホイールを用いて、時分割、
色順次でカラー表示を行うことにより、円盤状カラーホ
イールと、これを回転させるモータだけで円盤状のカラ
ーフィルタの位置検出が可能となる。
【0068】また、色順次カラー表示装置は、高速回転
時および高温時においても安定して位置検出信号を得る
ことができるため、高速回転時および高温時であって
も、円盤状カラーフィルタの色と、SLMの表示する映
像とを同調させる処理を正確に行うことができる。
【0069】なお、本発明の実施の形態5による色順次
カラー表示装置としては、例えば投写レンズを用いた色
順次カラー表示装置や、接眼レンズを用いた直視型の色
順次カラー表示装置がある。
【0070】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のカラーホ
イールおよびこれを用いた色順次カラー表示装置によれ
ば、円盤状カラーフィルタと、これを回転させるモータ
だけで円盤状カラーフィルタの位置検出が可能となり、
高速回転時および高温時においても安定して位置検出信
号を得ることができる。
【0071】さらに本発明のカラーホイールを用いれ
ば、円盤状カラーフィルタとモータをあらかじめ位置合
わせしたうえで取り付け、その後は位置が固定されるの
で、位置ズレなどを起こさない。また、取り付け精度、
加工精度などの微小なズレは、センサの機械的な位置調
整、または電気的な位相調整で補正できる。
【0072】さらに本発明のカラーホイールを用いれ
ば、カラーホイールのケースにホトセンサを取り付ける
必要がなくなり、騒音を防ぐことができる。さらに円盤
状カラーフィルタにインデックスマークを貼り付ける必
要がないため、そのためのハブのスペースを削減でき、
カラーホイールを小型軽量化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるカラーホイールの
一例を示す概略図である。
【図2】本発明の実施の形態1によるカラーホイールの
一例を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2によるカラーホイールの
一例を示す概略図である。
【図4】本発明の実施の形態3によるカラーホイールの
一例を示す概略図である。
【図5】本発明の実施の形態4によるカラーホイールの
一例を示す概略図である。
【図6】本発明の実施の形態5によるカラーホイールを
用いた色順次カラー表示装置の一例を示すブロック図で
ある。
【図7】従来のカラーホイールを説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1、31、41、51 円盤状カラーフィルタ 2、32、42、52 モータ 3r、3g、3b 色フィルタ 4、5、34、35、44、45 ハブ 6、37、47 ロータ部 7 ブラケット部 8 引き出し線 9 クランパ 22 シャフト 23 ベアリング 24 コイル 25 永久磁石 27 ホールIC 28 検出用マグネット 36、38 位置決め穴 39 位置決めピン 46、48 キー溝 49 キー 53 レバー 101 信号インターフェイス 102 画像データプロセッサ 103 ディスプレイメモリ 104 SLM 105 カラーホイール 106 モータ駆動制御装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色領域に分割された円盤状カラー
    フィルタと、これを回転させるモータとで構成されるカ
    ラーホイールにおいて、 前記モータ内部にモータの回転を検出するセンサを具備
    し、 前記センサが少なくともモータ1回転につき1パルスを
    出力することを特徴とするカラーホイール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラーホイールにおい
    て、 前記センサは、磁気センサであり、 前記磁気センサより少なくともモータ1回転につき1パ
    ルスを出力することを特徴とするカラーホイール。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカラーホイールにおい
    て、 前記センサは、光センサであり、 前記光センサより少なくともモータ1回転につき1パル
    スを出力することを特徴とするカラーホイール。
  4. 【請求項4】 複数の色領域に分割された円盤状カラー
    フィルタと、これを回転させるモータとで構成されるカ
    ラーホイールにおいて、 前記モータと前記円盤状カラーフィルタとが位置合わせ
    され、カラーフィルタの指定された色の切り替わりにお
    いて、前記モータ内部に設置されたセンサより少なくと
    もモータ1回転につき1パルスを出力することを特徴と
    するカラーホイール。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のカラーホイールにおい
    て、 前記モータと前記円盤状カラーフィルタとの位置合わせ
    を、前記円盤状カラーフィルタにあらかじめ形成された
    位置決め穴と、前記モータの回転部であるロータにあら
    かじめ形成された位置決め穴に、共通のピンを立てて行
    なうことを特徴とするカラーホイール。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のカラーホイールにおい
    て、 前記モータと前記円盤状カラーフィルタとの位置合わせ
    を、前記円盤状カラーフィルタにあらかじめ形成された
    位置決めのためのキー溝と、前記モータの回転部である
    ロータにあらかじめ形成された位置決めのためのキー溝
    に共通のキーを立てて行なうことを特徴とするカラーホ
    イール。
  7. 【請求項7】 請求項1、又は請求項4に記載のカラー
    ホイールにおいて、 前記モータ内部に設けられたセンサの位置がモータの周
    縁方向に微調整可能なように、モータ内部においてセン
    サが可動するように構成されたことを特徴とするカラー
    ホイール。
  8. 【請求項8】 請求項1、又は請求項4に記載のカラー
    ホイールを具備する色順次カラー表示装置であって、 前記カラーホイールのモータ内部に設置されたセンサよ
    り出力されたパルスに同調して、画像データを表示する
    空間光変調素子の駆動を行うことを特徴とする色順次カ
    ラー表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、又は請求項4に記載のカラー
    ホイールを具備する色順次カラー表示装置であって、 前記カラーホイールのモータ内部に設置されたセンサよ
    り出力されたパルスの位相を電気的に進める、または遅
    らせて、画像データを表示する空間光変調素子の駆動を
    行うことを特徴とする色順次カラー表示装置。
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