JP4259567B2 - プロジェクタ、プロジェクションシステム、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
プロジェクタ、プロジェクションシステム、プログラム、及び記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4259567B2 JP4259567B2 JP2006298560A JP2006298560A JP4259567B2 JP 4259567 B2 JP4259567 B2 JP 4259567B2 JP 2006298560 A JP2006298560 A JP 2006298560A JP 2006298560 A JP2006298560 A JP 2006298560A JP 4259567 B2 JP4259567 B2 JP 4259567B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- color
- illumination
- image information
- light source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B33/00—Colour photography, other than mere exposure or projection of a colour film
- G03B33/08—Sequential recording or projection
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B21/00—Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
- G03B21/14—Details
- G03B21/20—Lamp housings
- G03B21/2066—Reflectors in illumination beam
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3129—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] scanning a light beam on the display screen
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3197—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using light modulating optical valves
Description
このDMDを用いたプロジェクタは、一部のデジタルシネマ用の高価格機を除いて、一般的には、DMDを1セット用い、照明光をカラーホイールで三色のRGB光等に時分割してDMDに供給し、各色光をDMDを用いたPWM(Pulse Width Modulation)によって画像生成する。
また、このような時分割形式の駆動制御は、投射画像を見ながら観察者が視線を動かすと、カラーブレークアップ現象が観察者に視認されるという問題がある。
複数の色光を時分割で射出する照明装置と、
入力される画像情報に基づいて、前記照明装置から射出された色光毎に時分割で光学像を形成する反射型光変調装置と、
前記反射型光変調装置で形成された各色光の光学像を拡大投射する投射光学装置と、
前記照明装置及び前記反射型光変調装置を制御する制御装置とを備えたプロジェクタであって、
前記制御装置は、
前記入力される画像情報を解析する画像情報解析手段と、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、前記照明装置による色光毎の照明時間を動的に変化させて制御する照明時間制御手段とを備え、
前記画像情報解析手段は、前記入力される画像情報を構成する各フレームにおける各色光の最も階調値の高い画素を取得し、
前記照明時間制御手段は、各色光の最も階調値の高い画素から照明時間を設定し、1フレーム内における照明のブランク期間をなくして各色光を連続的にかつ繰り返し照明するように、前記照明装置を制御するとともに、各色光の1フレーム内における照明回数に応じて光量の制御を行うことを特徴とする。
また、複数の色光は、赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色の他、これらに白(W)を加えてもよく、さらには、シアン(C)、マゼンダ(M)、黄色(Y)を加えてもよい。
ここで、従来のカラーホイールを用いたプロジェクタは、カラーホイールが等速で回転する構成であるため、輝度の強弱は、反射型光変調装置による変調光束の投射時間でしか制御することができない。
これに対して、本発明に係るプロジェクタでは、照明時間制御手段が照明装置による色光毎の照明時間を動的に変化させているため、輝度の強弱は、反射型光変調装置による変調光束の投射時間による制御に加えて、照明装置から射出される色光の照明時間を動的に制御することができ、これらを組み合わせることにより、従来よりも多彩な階調表現、色表現を実現することができる。
さらに、照明時間を動的に変化させるということは、従来の時分割形式のプロジェクタのように、反射型光変調装置により光を吸収板に吸収させる時間を短縮できるため、通常の時分割時のフレームレートよりも短く照明するで、観察者にカラーブレークアップ現象を視認ささせにくくすることができる。
前記照明時間制御手段としては、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、各色光の照明光量を算出する照明光量算出部と、
算出された各色光の照明光量に応じて前記回転駆動手段に制御指令を出力して、前記カラーホイールの回転制御を行う回転駆動制御部とを備えた構成を採用することができる。
この発明によれば、従来のカラーホイール方式による時分割形式のプロジェクタに回転制御手段というソフトウェアを組み込むだけで、各色光の照明時間を動的に変化させる制御を行うことができるため、既存のプロジェクタで本発明を実現することができる。
前記カラーホイールとしては、該カラーホイールの回転中心を中心とする円周方向に沿ったリング状の帯状体における各色光の透過色領域の割合が、前記回転中心から前記カラーホイールの外周端部に向かう半径方向位置に応じて変化するように構成され、
前記照明時間制御手段としては、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、各色光の照明光量を算出する照明光量算出部と、
算出された各色光の照明光量に応じて前記回転駆動手段に制御指令を出力して、前記カラーホイールの回転軸位置を制御する回転軸位置制御部とを備えた構成を採用することができる。
この発明によれば、回転軸位置制御部によりカラーホイールの回転軸位置をずらすことで、回転軸位置のずれに応じたリング状の帯状体の部分で白色光源を透過させることができるため、半径方向位置に応じた透過色領域の割合が異なるリング状の帯状体で色光の切換を行って、各色光の照明時間を動的に変化させることができる。
前記照明時間制御手段としては、前記照明光量算出部で算出された各色光の照明光量に応じて前記光源駆動手段に制御指令を出力して、前記白色光源の光量を調整する光源駆動制御部を備えた構成を採用することができる。
この発明によれば、照明装置による各色光の照明時間を動的に変化させることに加えて、白色光源自体の光量を調整しているため、投射画像におけるコントラスト比を向上させることができる上、光吸収板に吸収される色光の光量も低減されるため、一層好適である。
前記照明時間制御手段は、
前記照明光量算出部で算出された各色光の照明光量に応じて前記調光駆動手段に制御指令を出力して、前記調光手段による光量調整を行う調光制御部を備えた構成を採用することができる。
この発明によれば、前記と同様に投射画像のコントラストを向上させることができ、白色光源の光量を調整する場合と比較して、調光部材を調光駆動手段で駆動させるだけで光量を調整することができるため、光源の光量調整を応答性に優れたものとすることができる。
前記照明時間制御手段は、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、各色光の照明光量を算出する照明光量算出部と、
前記照明光量算出部で算出された各色光の照明光量に応じて前記光源素子駆動手段に制御指令を出力して、各色光に応じた固体光源素子の光量を調整する光源素子駆動制御部を備えた構成を採用することができる。
この発明によれば、従来のようにカラーホイールを用いることなく、各色光に応じた固体光源素子の点消灯制御を行うだけで時分割で照明することが可能となり、また、固体光源素子の光源素子駆動手段を制御することにより、各色光に応じた固体光源素子による照
明時間を動的に変化させることができる上、各色光に応じた固体光源素子から射出される光束の光量をも変化させることができる。また、固体光源素子の点消灯は応答性がよいので、本発明を好適に採用することができる。
具体的には、本発明に係るプロジェクションシステムは、
複数の色光を時分割で射出する照明装置、入力される画像情報に基づいて、前記照明装置から射出された色光毎に時分割で光学像を形成する反射型光変調装置、及び、前記反射型光変調装置で形成された各色光の光学像を拡大投射する投射光学装置を備えたプロジェクタと、
前記プロジェクタと伝送手段を介して接続され、該プロジェクタに画像情報を出力する情報処理装置とを備えたプロジェクションシステムであって、
前記情報処理装置は、
前記プロジェクタに出力する画像情報を解析する画像情報解析手段と、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、前記照明装置による色光毎の照明時間を動的に変化させて制御する照明時間制御手段と、
前記照明時間制御手段による照明時間制御指令を、前記伝送手段を介して前記プロジェクタに送信するデータ送信手段とを備え、
前記画像情報解析手段は、前記入力される画像情報を構成する各フレームにおける各色光の最も階調値の高い画素を取得し、
前記照明時間制御手段は、各色光の最も階調値の高い画素から照明時間を設定し、1フレーム内における照明のブランク期間をなくして各色光を連続的にかつ繰り返し照明するように、前記照明装置を制御するとともに、各色光の1フレーム内における照明回数に応じて光量の制御を行うことを特徴とする。
このようなプロジェクションシステムに係る発明によっても、前記と同様の作用及び効果を享受できる。
複数の色光に応じて設けられる複数の固体光源素子と、各固体光源素子を駆動する光源駆動手段とを備え、
前記照明時間制御手段は、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、各色光の照明光量を算出する照明光量算出部と、
前記照明光量算出部で算出された各色光の照明光量に応じて前記光源駆動手段に制御指令を出力して、各色光に応じた固体光源素子の光量を調整する光源駆動制御部を備えている構成を採用することができる。
この発明によっても前記と同様の作用及び効果を享受できる。
具体的に本発明に係るプログラムは、
複数の色光を時分割で射出する照明装置、入力される画像情報に基づいて、前記照明装置から射出された色光毎に時分割で光学像を形成する反射型光変調装置、前記反射型光変調装置で形成された各色光の光学像を拡大投射する投射光学装置とを備えたプロジェクタに画像情報を出力する情報処理装置上で実行されるプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記プロジェクタに出力する画像情報を解析する画像情報解析手段と、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、前記照明装置による色光毎の照明時間を動的に変化させて制御する照明時間制御手段として機能させ、
前記画像情報解析手段は、前記入力される画像情報を構成する各フレームにおける各色光の最も階調値の高い画素を取得し、
前記照明時間制御手段は、各色光の最も階調値の高い画素から照明時間を設定し、1フレーム内における照明のブランク期間をなくして各色光を連続的にかつ繰り返し照明するように、前記照明装置を制御するとともに、各色光の1フレーム内における照明回数に応じて光量の制御を行うことを特徴とする。
また、本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記のプログラムを記録したことを特徴とする。
この発明によれば、前記と同様の作用及び効果を享受できる上、汎用のコンピュータにインストール等するだけで本発明を実施することができる。
〔第1実施形態〕
〔1〕全体構成
図1には本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ1の光学系が示されており、このプロジェクタ1は、パーソナルコンピュータやAV(Audio-Visual)機器からの画像情報に基づく光学像を形成し、この光学像をスクリーンScに拡大投射する光学機器であり、本実施形態では、本実施形態では、入力される画像情報に応じて光学像を形成する光変調装置としてDMD(Digital Micromirror Device)が採用されている。
具体的にプロジェクタ1は、光源装置2と、ロッドインテグレータ3と、色光切換装置4と、導光系5と、光変調装置としてのDMD6と、光吸収板7と、投射光学装置としての投射光学装置8とを備えて構成される。尚、本実施形態では、光源装置2、ロッドインテグレータ3、色光切換装置4、及び導光系5が複数の色光を時分割で射出する照明装置として機能する。
ロッドインテグレータ3は、断面略長方形の柱状の透光性材料から構成され、光源装置2からの光束を内部で多重反射させる。このため、光源装置2の発光体の像が持つ像内の輝度ムラを低減し、照度分布の均一な光束を生成する。このロッドインテグレータ3は、射出端面の近傍においてDMD6の画像形成領域を照明する光源面を形成する。
具体的には、この色光切換装置4は、カラーホイール41と、ステッピングモータ42とを備えて構成される。
カラーホイール41には、図2(A)に示されるように、RGB三色のカラーフィルタ(透過色領域)41R、41G、41Bが形成され、各カラーフィルタ41R、41G、41Bは、回転中心Oを中心として中心角120degの扇状に形成され、カラーホイール41内を3つに区画している。尚、時分割で色光を切り換えるタイミングをより速くする場合には、図2(B)に示されるカラーホイール43のように、各カラーフィルタ41R、41G、41Bを中心角60degの扇状に形成し、カラーホイール43内を6箇所に区画してもよい。
このような色光切換装置4の回転軸は、図1に示されるように、ロッドインテグレータ3から射出された光束の照明軸から外側にオフセットされた位置に配置され、ステッピングモータ42に駆動パルスを与えてカラーホイール41を回転させると、ロッドインテグレータ3から射出された光束は、時分割で41R、41G、41Bを透過し、これにより、RGBの各色光を時分割で射出することが可能となる。
第1リレーレンズ51は、カラーホイール41から射出される光束を集束および発散させて光の透過幅を拡大する。第2リレーレンズ52は、第1リレーレンズ51を介した発
散光を集束させて平行光にして、DMD6の画像形成領域を照明する。
尚、前述した色光切換装置4および導光系5は、照明効率を向上させるために、ロッドインテグレータ3の射出端面とDMD6の画像形成領域とを共役とする結像関係を満足するように配置される。
例えばDMD6は、CMOSウェハープロセスを基にマイクロマシン技術により半導体チップ上に多数の可動マイクロミラーを集積して構成される。
この可動マイクロミラーは、図示を略したが、対角軸を中心に回転し、2つの所定角度(±θ)に傾斜した双安定状態をとる。そして、この2つの状態間で4θの大きな光偏向角が得られ、S/N比の良好な光スイッチングを行うことができ、回転方向を一定の反射時間で切り替えることにより、所定の投射光量を反射させて投射光学装置8に入射させることができる。
光吸収板7は、例えばその表面にテクスチャが施され、さらに多層の反射防止膜がコーティングされる。このような表面により、微視的な形状効果と干渉原理により入射光束の反射を防止できる。
プリズム81は、DMD6から射出される光束に対して傾斜配置され、入射角度に応じて光を反射したり、透過したりする光学膜83と、ミラー84とを備えて構成される。
DMD6から射出された光束は、入射角が大きいため、この光学膜83で反射し、ミラー84で再度反射することにより、入射角が小さくなって光学膜83を透過する。
投射レンズ82は、RGBの各色光における色収差等による投射画像の不鮮明を防止する目的で、複数の集光素子を光軸方向に沿って配置した組レンズとして構成されている。
図3には、前述したプロジェクタ1の駆動系を制御する制御装置9が示されており、この制御装置9は、入力される画像情報VIDEOに基づいて、DMD6を駆動するDMD駆動回路61、色光切換装置4のステッピングモータ42を駆動するモータ駆動回路44、及び、光源装置2の光源ランプ21を駆動する光源駆動回路25に対して、制御指令を生成、出力して、DMD6、ステッピングモータ42、光源ランプ21の駆動制御を行う部分である。
この制御装置9は、画像情報入力手段91、画像処理手段92、DMD駆動制御手段93、画像情報解析手段94、及び照明時間制御手段95を備えて構成され、画像処理手段92、画像情報解析手段94、及び照明時間制御手段95は、制御装置9の演算領域上で実行されるプログラムとして構成される。
この画像情報入力手段91には、DVI(Digital Visual Interface)端子、USB(Univesal Serial Bus)端子等のデジタル伝送端子、D−Sub端子等のアナログ伝送端子
を介して画像情報が入力され、デジタル伝送端子を介して入力されたデジタルの画像情報は、各規格に応じたデコード処理が行われ、アナログ伝送端子を介して入力されたアナログの画像情報は、デジタルデータへの変換処理が行われる。
Progressive)変換処理、解像度変換処理、色変換処理、γ補正処理等がある。尚、この画像処理手段92は、図示を略したが、フレームバッファを備え、入力される画像情報はフレーム単位でこのフレームバッファ内に蓄積され、フレーム単位で画像処理を行う。
DMD駆動制御手段93は、画像処理手段92で画像処理が施された画像情報に基づいて、RGBの各色光に応じて時分割でDMD6を駆動させるための駆動制御信号を生成する部分であり、生成した駆動制御信号をDMD駆動回路61に出力する。
このDMD駆動制御手段93で生成される駆動制御信号は、色光切換装置4のカラーホイール41の回転制御と同期させる必要があるため、詳しくは後述するが、照明時間制御手段95からの照明時間に関する制御情報も加味されて生成される。
具体的には、画像情報解析手段94は、図4に示されるように、画像情報中の各フレームの各画素におけるRGBの各色光の階調値(0階調〜255階調)の変化を取得して解析する。図4を見ても判るように、動画像等の入力画像情報において、すべての色光について形成される画像の階調値は大きく変動しており、すべてをフルスケール(例えば、図4では255階調)で使うことは少ない。
尚、画像情報解析手段94による解析は、実際にDMD6で光学像を形成する画像情報のフレームよりも、フレームバッファの数だけ先行して行われれ、DMD6の変調画像と照明時間制御手段95による照明時間の制御の同期が取られている。
照明光量算出部95Aは、画像情報解析手段94の解析結果から、照明光量を算出する部分である。前述したように、時分割形式のプロジェクタ1では、観察者は、投射画像の階調値を、RGB各色光の輝度値の時間積分値として認識している。
従って、詳しくは後述するが、照明光量算出部95Aは、画像情報中の各フレームにおける階調値から照明光量を算出し、これに基づいて、RGBの各色光によるDMD6の照明時間と、光源ランプ21から射出される白色光の光量とを算出する。
例えば、図4において、フレーム番号が略80におけるG光の階調値150を観察者に認識させたい場合、光源ランプ21の白色光の輝度を上げてG光による照明時間を短くしてもよいし、光源ランプ21の白色光の輝度を下げてG光による照明時間を長くしてもよい。尚、この照明光量算出部95Aで算出された照明時間は、回転駆動制御部95B及びDMD駆動制御手段93に出力される。
光源駆動制御部95Cは、照明光量算出部95Aで算出された光源ランプ21から射出される白色光の光量に基づいて、光源駆動回路25に制御指令に出力し、光源ランプ21から射出される光量を変化させる部分であり、具体的には、光源ランプ21に印加される電圧を制御することで光源ランプ21の光量を変化させる。
次に、前述したプロジェクタ1の作用を、図5に示されるフローチャートに基づいて説明する。
まず、画像情報入力手段91は、例えば、デジタル伝送端子から画像情報が入力されると、所定の規格に従ってデコード処理を行い(処理S1)、入力された画像情報を画像処理手段92及び画像情報解析手段94に出力する。
画像情報解析手段94は、入力された画像情報中の先行する複数のフレームの各画素におけるRGBの各色光の階調値の変化を取得して解析する(処理S2)。
照明光量算出部95Aによって、画像情報解析手段94のフレームバッファ内のすべてのフレームについて照明時間の算出及び光量算出が終了したら、照明光量算出部95Aは、算出された光源ランプ21の光量を光源駆動制御部95Cに出力し、また、算出された各フレームにおけるRGBの各色光の照明時間を、DVD駆動制御手段93、回転駆動制御部95Bに出力する(処理S6)。
同時に、回転駆動制御部95Bは、RGBの各色光の照明時間に基づいて、制御指令を生成し、モータ駆動回路44に出力してステッピングモータ42の回転を制御する(処理S9)。
そして、これらの制御により、投射光学装置8からRGBの各色光に応じて形成された画像が時分割で投射表示され(処理S11)、これにより、観察者は、投射画像をカラー画像として認識する。
以後、初めに戻って次に入力する画像情報の解析から繰り返す。
照して照明時間の動的変化について説明しているが、実際には、DMD6に作り込まれた画像形成領域内の画素すべてについてを考慮しなければならない。
また、図6〜図8において横軸は時間tを表し、各画素1〜4における横棒の長さは、その色光かつ画素におけるDMD6による変調時間であり、照明光量の縦方向の高さK1、K2は、光源装置2から射出される光束の光量を表している。
従って、DMDによってある色光、例えば色光Rについての階調表示が終了しても、次の色光Gは、カラーフィルタによる照明時間が終了しなければ、DMDによる階調表示をすることができない。
このため、色光Rから色光Gに階調表示を遷移させるに際して、ブランク期間が生じてしまい、この間の無駄な光は、すべて光吸収板に吸収させた状態となる。
この結果、従来のように各色光RGBにおける変調後のブランク期間をなくすことができ、光吸収板7に吸収させる光の光量を少なくして階調表現の無駄を抑制することができる。
さらに、図6(A)と図6(B)とを比較すると、1フレームの画像表示に要する時間の間でRGBを2倍の回数で照明できるので、従来における光源ランプの単位時間当たり照明光量K1に対して、本実施形態における光源ランプ21の単位時間当たりの照明光量K2を略半分としても、1フレーム内で2回の照明を行っているので、時間値tによる積分値に差が出ることはなく、光源ランプ21の照明光量を半減することができる。
すなわち、光源ランプ21の光量を小さくすることができるため、プロジェクタの消費電力を削減することができる。
すなわち、このようにRGBの各色光の照明時間を動的に変化させることで多彩な階調表現、色表現を実現することができるのである。
これにより、各フレームの画像を短い時間で表示し、黒画像を挿入することで投射画像
におけるフレーム更新時に尾引現象等が生じるのを防止して、観察者の動画視認性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、階調表現に無駄を生じさせることがなく、多彩な階調表現、色表現を可能とすることができる上、カラーブレークアップ現象を観察者に視認させにくくすることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。尚、以下の説明では、既に説明した部分と同一の部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
前述の第1実施形態では、照明時間制御手段95によるRGBの各色光の照明時間の動的変化は、色光切換装置4のカラーホイール41を回転駆動するステッピングモータ42の回転速度を制御することによって実現していた。
また、前述の第1実施形態では、光源ランプ21から射出される光源の光量調整は、光源駆動回路25を制御することによって実現していた。
また、第2実施形態に係るプロジェクタ1Aでは、光源装置2の後段に調光装置10を設け、この調光装置10を制御することにより、光源装置2から射出される光束の光量を調整している点が相違する。
以下、これらの相違点について詳述する。
図9に示されるように、本実施形態に係るプロジェクタ1Aの色光切換装置4Aは、カラーホイール141と、ステッピングモータ142と、アクチュエータ143とを備えて構成される。
カラーホイール141は、図10(A)に示されるように、RGB三色のカラーフィルタ141R、141G、141Bによって区画され、隣接するカラーフィルタ、例えば、互いに隣接するカラーフィルタ141Rとカラーフィルタ141Bとの境界部分は、カラーホイール141の回転中心Oから外周端部に向かう半径を与える線Lに対して、半径方向位置に応じて、カラーフィルタ141R側に突出したり、カラーフィルタ141B側に突出している。カラーフィルタ141B及びカラーフィルタ141G間の境界部分も同様である。
尚、本実施形態で採用することのできるカラーホイールは、これに限られるものではなく、図10(B)に示されるように、隣接するカラーフィルタ144R及びカラーフィルタ144Bの境界部分のように、曲線によって区画したカラーホイール144を採用してもよい。
スによって駆動し、駆動パルス数の増減によって回転速度を変更することができるものであるが、本実施形態では、従来の場合と同様に等速で回転する。
アクチュエータ143は、カラーホイール141の回転軸位置を、ロッドインテグレータ3から射出された光束の照明光軸に対して接近、離間させる回転軸駆動手段として機能し、高速で位置決めすることのできる、公知のリニアアクチュエータ、圧電素子を用いたアクチュエータ等を採用することができる。
カラーホイール141のカラーフィルタ141R、141G、141Bは、前述したように、リング状の帯状体におけるRGBの領域の割合が、帯状体W1、W2のように、半径方向位置によって変化しているため、光束透過位置が移動すると、カラーホイールとして機能する帯状体の位置が変動し、これによりRGBの各色光の照明時間を動的に変化させることができる。
例えば、図11に示されるように、カラーホイール145と、このカラーホイール145を回転可能に保持する枠体146とを備えた色光切換装置4BによってもRGBの各色光の照明時間を動的に変化させることができる。
すなわち、カラーホイール145は、等分に区画されたカラーフィルタ145R、145G、145Bが形成されており、その外周には、歯車145Aが形成されている。
一方、枠体146には、カラーホイール145の外径よりも大きな開口部が形成され、その開口縁には歯車146Aが形成されている。
一方、ロッドインテグレータ3から射出された光束により、カラーホイール145が回転することで投影される円形状の軌跡(すなわち、リング状の帯状体)W3は、枠体146の開口部中心と一致させておく。
また、ロッドインテグレータ3から射出された光束に対して枠体146を、アクチュエータを用いて水平方向に移動させれば、枠体146の開口部中心が帯状体W3とずれることとなるため、帯状体W3内のカラーフィルタ145R、145G、145Bの領域の割合を変化させることが可能となる。
調光装置10は、図9に示されるように、一端11Aが回動自在に軸支された調光部材としての一対の遮光板11を備え、これら遮光板11は、調光量0という全開状態では、光源装置2から射出された光束の外側に互いに対向配置される。
調光制御を開始して、調光装置10から射出される光束を少なくする場合には、一対の遮光板11を互いに接近する方向に回動させ、回動量に応じて一対の遮光板11間の隙間が調整され、調光することができるようになっている。
もちろん、本実施形態に採用することのできる調光装置はこれに限られる訳ではなく、公知の構造の種々の調光装置を採用してもよい。
前述したプロジェクタ1Aは、図12に示されるように、制御装置9Aに制御され、この制御装置9Aは、第1実施形態に係る制御装置9と比較すると、照明時間制御手段195が構成上相違している。
照明時間制御手段195は、照明光量算出部95Aと、回転軸位置制御部195Bと、調光制御部195Cとを備えて構成される。
照明光量算出部95Aは、第1実施形態の場合と同様に、画像情報解析手段94からの解析結果に基づいて、最適なRGBの各色光の照明時間、光源装置2から射出される光束の光量を算出するという点で第1実施形態と何ら相違ない。
以上のような制御装置9AによるRGBの各色光の照明時間制御、及び、調光装置10による調光制御は、制御対象が異なるだけで基本的に第1実施形態の場合と同様なので、その説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
前述した第1実施形態では、放電発光型の光源ランプ21を備えた光源装置2を採用し、また、RGBの各色光の切換は、カラーホイール41を備えた色光切換装置4によって行っていた。
また、前述した各実施形態に係るプロジェクタ1、1Aでは、画像処理、画像解析、照明時間制御をすべて1台のプロジェクタ内で行っていた。
また、本実施形態では、図14に示されるように、プロジェクタ1Bとコンピュータ1Cとをケーブル1Dで接続したプロジェクションシステムとして構成され、コンピュータ1Cで処理された画像情報及び照明制御情報ががケーブル1Dを介してプロジェクタ1Bに伝送され、これに基づいて、プロジェクタ1Bで投射画像の表示が行われている点が相違する。
以下、これらの相違点について詳述する。
プロジェクタ1Bの光源装置15は、図13に示されるように、LED151R、151G、151Bと、クロスダイクロイックプリズム152とを備えて構成される。
LED151R、151G、151Bは、矩形板状体に複数の固体光源素子を配置して構成される面状発光体であり、LED151Rが赤色光、LED151Gが緑色光、LED151Bが青色光を射出する。各固体光源素子は、半導体の光電変換効果を利用することにより、電圧を印加すると所定の波長の光を放射する。
尚、本実施形態では固体光源素子としてLEDを採用しているが、これに限らず、面状のLD(Laser Diode)を採用してもよく、面状発光体でない、1つの固体光源素子からなるLEDを採用してもよい。
2つの誘電体多層膜のうち、一方の誘電体多層膜は、赤色領域の波長を反射し、緑色領域の波長を透過し、他方の誘電体多層膜は、青色領域の波長を反射し、緑色領域の波長を透過するようになっている。
そして、LED151Gを、光源装置15の照明光軸に正対させる位置にクロスダイクロイックプリズム152の側面と対向するように配置し、他のLED151R及び151Bをクロスダイクロイックプリズム152の他の隣接する側面に配置することにより、LED151R、LED151G、LED151Bから射出されたRGBの各色光は、同一の照明光軸に沿って射出されることとなる。
本実施形態に係るプロジェクションシステムは、前述したプロジェクタ1Bと、情報処理装置としてのコンピュータ1Cとをケーブル1Dで接続した構成を具備する。
ケーブル1Dは、デジタル形式で双方向通信可能なケーブルとして構成され、例えば、USB2.0等の規格に準拠したものを採用することができる。
コンピュータ1Cは、画像情報生成手段191、画像処理手段92、画像情報解析手段94、照明時間制御手段295、及びデータ送受信手段192を備えて構成され、各機能的手段は、コンピュータ1Cの演算処理装置上で実行されるプログラムとして構成される。
画像処理手段92は、プロジェクタ1Bを構成するDMD6に適切な画像を形成させるためのものであり、前述した第1実施形態に係る画像処理手段92と何ら変わるところはないが、画像処理済みの画像情報は、データ送受信手段192に出力される。
画像情報解析手段94は、画像情報生成手段191で生成された画像情報を解析するが、第1実施形態と同様に、画像処理手段92で処理される画像情報のフレームに先行して解析を行う。
照明光量算出部95Aは、前述した第1実施形態に係る照明光量算出部95Aと何ら相違するところはないが、算出したRGBの各色光の照明時間、光源光量に関する制御情報
は、データ送受信手段192に出力される。
データ送受信手段192は、前述した画像処理手段92によって画像処理された画像情報、及び、照明光量算出部95Aによって算出された、照明時間、光源光量に関する制御情報を、ケーブル1Dを介してプロジェクタ1Bに送信する部分であり、データ送信に際しては、通信規格に応じた符号化を行って送信する。
データ送受信手段193は、コンピュータ1Cから送信され、符号化された画像処理済みの画像情報、制御情報を、復号化してDMD駆動制御手段93、及び光源素子駆動制御手段194に出力する。
DMD駆動制御手段93は、データ送受信手段193で受信されたRGB各色光の照明時間に関する制御情報及び画像情報に基づいて、DMD駆動回路61の駆動制御を行い、DMD6による光変調を実現する。
本実施形態では、LED駆動回路153がLED151R、151G、151Bのそれぞれに設けられているため、光源素子駆動制御手段194は、照明時間に関する制御情報に基づいて、LED151R、151G、151Bの点消灯の切換タイミングに関する制御指令をLED駆動回路に出力することで、RGBの各色光の照明時間を動的に変化させる。一方、光源素子駆動制御手段194は、光源光量に関する制御情報に基づいて、各LED151R、151G、151Bの点灯時の光量を調整し、光源光量を調整する。
つまり、本実施形態においては、LED光源151R、151G、151Bに対する制御情報を生成し、これに基づいて制御するだけで、RGBの各色光の照明時間の動的変化、及び、光源光量の調整を同時に行うことができるのである。
次に、前述したプロジェクションシステムの作用を、図15に示されるフローチャートに基づいて説明する。
まず、コンピュータ1Cの画像情報生成手段191は、圧縮された画像ファイルをデコードしてフレーム単位の画像情報として順次画像処理手段92、画像情報解析手段94に出力する(処理S12)。
画像情報解析手段94は、先行して画像情報の複数のフレームを自己のフレームバッファ内に蓄積し、各フレームの解析を行い(処理S13)、解析結果を照明光量算出部95Aに出力し、照明光量算出部95Aでは、解析結果に基づいて、光源光量の算出(処理S14)、及び、RGBの各色光の照明時間の算出を行う(処理S15)。
データ送受信手段192は、画像処理手段92で処理されたフレーム単位の画像情報、及び、これに同期するRGB各色光の照明時間、及び光源光量に関する制御情報を同期させ、各情報の符号化を行って、ケーブル1Dを介してプロジェクタ1Bに送信する(処理S18)。
る制御情報をDMD駆動制御手段93に出力し、RGBの各色光の照明時間、及びLED光源151R、151G、151Bの光量に関する制御情報を、光源素子駆動制御手段194に出力する(処理S19)。
DMD駆動制御手段93は、画像情報、及び、RGBの各色光の照明時間に関する制御情報に基づいて、DMD駆動回路61に制御指令を出力して、DMD6を駆動制御する(処理S20)。
同時に、光源素子駆動制御手段194は、RGBの各色光の照明時間、光源光量に関する制御情報に基づいて、LED駆動回路153に制御指令を出力して、LED151R、151G、151Bを駆動制御する(処理S21)。
また、光源装置15が三色のLED151R、151G、151Bを備えていることにより、LED駆動回路153を駆動制御するだけで、RGBの各色光の照明時間の制御及び各LED151R、151G、151Bの光量の制御を同時に行うことができるため、制御装置9Bの処理構成を簡単化することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、次に示すような変形をも含むものである。
前記第1実施形態では、カラーホイール41は、RGB三色のカラーフィルタ41R、41G、41Bに区画されていたが、本発明はこれに限らず、白色のカラーフィルタを入れた四色のカラーフィルタで区画されたカラーホイールを用いてもよい。
また、前記第3実施形態では、LED151R、151G、151Bを備えた光源装置15を、プロジェクションシステムを構成するプロジェクタ1Bに採用していたが、本発明はこれに限らず、複数色のLEDを備えたプロジェクタにおいて、制御装置が第3実施形態と同様の光源素子駆動制御手段を備えたものとしてもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造及び処理手順等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
Claims (10)
- 複数の色光を時分割で射出する照明装置と、
入力される画像情報に基づいて、前記照明装置から射出された色光毎に時分割で光学像を形成する反射型光変調装置と、
前記反射型光変調装置で形成された各色光の光学像を拡大投射する投射光学装置と、
前記照明装置及び前記反射型光変調装置を制御する制御装置とを備えたプロジェクタであって、
前記制御装置は、
前記入力される画像情報を解析する画像情報解析手段と、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、前記照明装置による色光毎の照明時間を動的に変化させて制御する照明時間制御手段とを備え、
前記画像情報解析手段は、前記入力される画像情報を構成する各フレームにおける各色光の最も階調値の高い画素を取得し、
前記照明時間制御手段は、各色光の最も階調値の高い画素から照明時間を設定し、1フレーム内における照明のブランク期間をなくして各色光を連続的にかつ繰り返し照明するように、前記照明装置を制御するとともに、各色光の1フレーム内における照明回数に応じて光量の制御を行うことを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
前記照明装置は、
白色光を射出する白色光源と、前記白色光源の光路後段に設けられ、前記複数の色光に応じた透過色領域に区画され、回転することで射出する色光を切り換えるカラーホイールと、前記カラーホイールを回転駆動させる回転駆動手段とを備え、
前記照明時間制御手段は、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、各色光の照明光量を算出する照明光量算出部と、
算出された各色光の照明光量に応じて前記回転駆動手段に制御指令を出力して、前記カラーホイールの回転制御を行う回転駆動制御部とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
前記照明装置は、
白色光を射出する白色光源と、前記白色光源の光路後段に設けられ、前記複数の色光に応じた透過色領域に区画され、回転することで射出する色光を切り換えるカラーホイールと、前記カラーホイールを回転駆動させる回転駆動手段と、前記カラーホイールの回転軸を、前記白色光源の光路と直交する面内で移動させる回転軸駆動手段とを備え、
前記カラーホイールは、該カラーホイールの回転中心を中心とする円周方向に沿ったリング状の帯状体における各色光の透過色領域の割合が、前記回転中心から前記カラーホイールの外周端部に向かう半径方向位置に応じて変化するように構成され、
前記照明時間制御手段は、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、各色光の照明光量を算出する照明光量算出部と、
算出された各色光の照明光量に応じて前記回転軸駆動手段に制御指令を出力して、前記カラーホイールの回転軸位置を制御する回転軸位置制御部とを備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項2又は請求項3に記載のプロジェクタにおいて、
前記照明装置は、
前記白色光源を駆動する光源駆動手段を備え、
前記照明時間制御手段は、
前記照明光量算出部で算出された各色光の照明光量に応じて前記光源駆動手段に制御指令を出力して、前記白色光源の光量を調整する光源駆動制御部を備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項2又は請求項3に記載のプロジェクタにおいて、
前記照明装置は、
前記白色光源から射出される光の光量を調整するために、前記白色光源から射出される光束の光路上に進退自在に設けられる調光部材と、この調光部材を駆動する調光駆動手段とを有する調光手段を備え、
前記照明時間制御手段は、
前記照明光量算出部で算出された各色光の照明光量に応じて前記調光駆動手段に制御指令を出力して、前記調光手段による光量調整を行う調光制御部を備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 請求項1に記載のプロジェクタにおいて、
前記照明装置は、
複数の色光に応じて設けられる複数の固体光源素子と、各固体光源素子を駆動する光源素子駆動手段とを備え、
前記照明時間制御手段は、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、各色光の照明光量を算出する照明光量算出部と、
前記照明光量算出部で算出された各色光の照明光量に応じて前記光源素子駆動手段に制御指令を出力して、各色光に応じた固体光源素子の光量を調整する光源素子駆動制御部を備えていることを特徴とするプロジェクタ。 - 複数の色光を時分割で射出する照明装置、入力される画像情報に基づいて、前記照明装置から射出された色光毎に時分割で光学像を形成する反射型光変調装置、及び、前記反射型光変調装置で形成された各色光の光学像を拡大投射する投射光学装置を備えたプロジェクタと、
前記プロジェクタと伝送手段を介して接続され、該プロジェクタに画像情報を出力する情報処理装置とを備えたプロジェクションシステムであって、
前記情報処理装置は、
前記プロジェクタに出力する画像情報を解析する画像情報解析手段と、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、前記照明装置による色光毎の照明時間を動的に変化させて制御する照明時間制御手段と、
前記照明時間制御手段による照明時間制御指令を、前記伝送手段を介して前記プロジェクタに送信するデータ送信手段とを備え、
前記画像情報解析手段は、前記入力される画像情報を構成する各フレームにおける各色光の最も階調値の高い画素を取得し、
前記照明時間制御手段は、各色光の最も階調値の高い画素から照明時間を設定し、1フレーム内における照明のブランク期間をなくして各色光を連続的にかつ繰り返し照明するように、前記照明装置を制御するとともに、各色光の1フレーム内における照明回数に応じて光量の制御を行うことを特徴とするプロジェクションシステム。 - 請求項7に記載のプロジェクションシステムにおいて、
前記照明装置は、
複数の色光に応じて設けられる複数の固体光源素子と、各固体光源素子を駆動する光源素子駆動手段とを備え、
前記照明時間制御手段は、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、各色光の照明光量を算出する照明光量算出部と、
前記照明光量算出部で算出された各色光の照明光量に応じて前記光源素子駆動手段に制御指令を出力して、各色光に応じた固体光源素子の光量を調整する光源素子駆動制御部を備えていることを特徴とするプロジェクションシステム。 - 複数の色光を時分割で射出する照明装置、入力される画像情報に基づいて、前記照明装置から射出された色光毎に時分割で光学像を形成する反射型光変調装置、前記反射型光変調装置で形成された各色光の光学像を拡大投射する投射光学装置とを備えたプロジェクタに画像情報を出力する情報処理装置上で実行されるプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記プロジェクタに出力する画像情報を解析する画像情報解析手段と、
前記画像情報解析手段の解析結果に基づいて、前記照明装置による色光毎の照明時間を動的に変化させて制御する照明時間制御手段として機能させ、
前記画像情報解析手段は、前記入力される画像情報を構成する各フレームにおける各色光の最も階調値の高い画素を取得し、
前記照明時間制御手段は、各色光の最も階調値の高い画素から照明時間を設定し、1フレーム内における照明のブランク期間をなくして各色光を連続的にかつ繰り返し照明するように、前記照明装置を制御するとともに、各色光の1フレーム内における照明回数に応じて光量の制御を行うことを特徴とするプログラム。 - 請求項9に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006298560A JP4259567B2 (ja) | 2006-11-02 | 2006-11-02 | プロジェクタ、プロジェクションシステム、プログラム、及び記録媒体 |
US11/976,901 US7942534B2 (en) | 2006-11-02 | 2007-10-29 | Projector for achieving a wide varity of gradation and color representation, projection system, program and recording medium |
TW096140734A TWI370946B (en) | 2006-11-02 | 2007-10-30 | Projector, projection system, program and recording medium |
CN2007101680479A CN101174126B (zh) | 2006-11-02 | 2007-11-02 | 投影机、投影系统及投影机的控制方法 |
KR1020070111470A KR100936836B1 (ko) | 2006-11-02 | 2007-11-02 | 프로젝터, 프로젝터 시스템, 및 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 |
US13/083,862 US8083358B2 (en) | 2006-11-02 | 2011-04-11 | Projector for achieving a wide variety of gradation and color representation, projection system, program and recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006298560A JP4259567B2 (ja) | 2006-11-02 | 2006-11-02 | プロジェクタ、プロジェクションシステム、プログラム、及び記録媒体 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008116604A JP2008116604A (ja) | 2008-05-22 |
JP2008116604A5 JP2008116604A5 (ja) | 2008-07-03 |
JP4259567B2 true JP4259567B2 (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=39359436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006298560A Expired - Fee Related JP4259567B2 (ja) | 2006-11-02 | 2006-11-02 | プロジェクタ、プロジェクションシステム、プログラム、及び記録媒体 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US7942534B2 (ja) |
JP (1) | JP4259567B2 (ja) |
KR (1) | KR100936836B1 (ja) |
CN (1) | CN101174126B (ja) |
TW (1) | TWI370946B (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5116288B2 (ja) * | 2006-11-16 | 2013-01-09 | 株式会社リコー | 画像投影装置及び画像投影方法 |
DE102008049477A1 (de) * | 2008-09-29 | 2010-04-08 | Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Verfahren und Vorrichtung zur Projektion mindestens eines Lichtstrahls |
SE0802526L (sv) * | 2008-12-04 | 2010-04-06 | Skaeret Ab | Lågenergilampa |
JP2011108502A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Stanley Electric Co Ltd | 光源装置および照明装置 |
US20110157488A1 (en) * | 2009-12-24 | 2011-06-30 | Acer Incorporated | Method and apparatus of projector color enhancement by dynamic lamp waveform |
JP2011146892A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Seiko Epson Corp | プロジェクターおよび制御方法 |
DE102010001715B4 (de) * | 2010-02-09 | 2023-08-24 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Oberflächenprüfung |
JP5494053B2 (ja) * | 2010-03-16 | 2014-05-14 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクター |
US9664361B2 (en) | 2010-09-10 | 2017-05-30 | Martin Professional Aps | Light effect system for forming a light beam |
JP2012181394A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Casio Comput Co Ltd | 光源装置及びプロジェクタ |
WO2012161693A1 (en) * | 2011-05-24 | 2012-11-29 | Halliburton Energy Services, Inc. | Methods to increase the number of filters per optical path in a downhole spectrometer |
JP2013003238A (ja) * | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Sony Corp | 映像信号処理回路、映像信号処理方法、表示装置、及び、電子機器 |
US20130242533A1 (en) * | 2011-09-12 | 2013-09-19 | Appotronics Corporation Limited | Method and apparatus for a color filter |
CN103969926B (zh) | 2013-01-24 | 2017-04-12 | 中强光电股份有限公司 | 投影机、色轮保护电路及色轮保护方法 |
US9736443B2 (en) | 2013-03-04 | 2017-08-15 | Intel Corporation | Adaptive image management of a projector system |
JP6417709B2 (ja) * | 2014-01-24 | 2018-11-07 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクター、およびプロジェクターの制御方法 |
CN105093791A (zh) | 2014-05-16 | 2015-11-25 | 中强光电股份有限公司 | 投影装置及投影装置的保护方法 |
CN106324952B (zh) * | 2015-07-07 | 2019-02-12 | 芋头科技(杭州)有限公司 | 一种融合显示系统 |
TWI574098B (zh) | 2015-08-14 | 2017-03-11 | 台達電子工業股份有限公司 | 雷射投影光源 |
CN109212875B (zh) * | 2017-07-06 | 2021-07-06 | 深圳光峰科技股份有限公司 | 一种投影仪控制系统及控制方法 |
CN111487839A (zh) * | 2019-01-25 | 2020-08-04 | 青岛海信激光显示股份有限公司 | 光学引擎和投影设备 |
CN111031209B (zh) * | 2019-12-17 | 2021-11-05 | 威海华菱光电股份有限公司 | 图像处理装置 |
TWI823539B (zh) * | 2022-08-29 | 2023-11-21 | 中強光電股份有限公司 | 投影裝置 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6002452A (en) | 1995-06-08 | 1999-12-14 | Texas Instruments Incorporated | Sequential color display system with spoke synchronous frame rate conversion |
US5650832A (en) | 1995-06-13 | 1997-07-22 | Texas Instruments Incorporated | Multimode color wheel for display device |
JP2003121926A (ja) | 2001-10-12 | 2003-04-23 | Seiko Epson Corp | 投射型表示装置とその駆動方法 |
KR20030076907A (ko) * | 2002-03-23 | 2003-09-29 | (주)맥스소프트 | 빔 프로젝터를 개조하여 고해상도 공간 광 변조기를제조하는 방법 및 이를 이용한 공간 광 변조기 |
JP4085723B2 (ja) | 2002-07-15 | 2008-05-14 | カシオ計算機株式会社 | 投影型表示装置及びその表示駆動方法 |
JP3689688B2 (ja) | 2002-11-12 | 2005-08-31 | 由男 門條 | プロジェクタ |
JP3909595B2 (ja) | 2003-04-23 | 2007-04-25 | セイコーエプソン株式会社 | 表示装置、及びその調光方法 |
JP3771546B2 (ja) | 2003-05-19 | 2006-04-26 | 株式会社タムロン | 画像表示装置 |
JP4603250B2 (ja) | 2003-07-23 | 2010-12-22 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | カラー表示装置 |
JP2005203859A (ja) * | 2004-01-13 | 2005-07-28 | Olympus Corp | プロジェクタ |
JP2006011087A (ja) | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Funai Electric Co Ltd | プロジェクタ及びその制御方法 |
JP2006017801A (ja) | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Olympus Corp | 光源装置及び画像投影装置 |
KR100689845B1 (ko) * | 2004-10-11 | 2007-03-08 | 삼성전자주식회사 | 영상재생장치 및 그 제어방법 |
KR100815366B1 (ko) * | 2005-02-16 | 2008-03-19 | 삼성전기주식회사 | 1판넬 회절형 광변조기 및 그를 이용한 칼라 디스플레이 장치 |
JP2006251445A (ja) | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Seiko Epson Corp | プロジェクタ、画像表示方法、および画像表示プログラム |
WO2006103835A1 (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 画像処理装置、画像表示装置、及び画像表示方法 |
-
2006
- 2006-11-02 JP JP2006298560A patent/JP4259567B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-10-29 US US11/976,901 patent/US7942534B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2007-10-30 TW TW096140734A patent/TWI370946B/zh not_active IP Right Cessation
- 2007-11-02 CN CN2007101680479A patent/CN101174126B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2007-11-02 KR KR1020070111470A patent/KR100936836B1/ko active IP Right Grant
-
2011
- 2011-04-11 US US13/083,862 patent/US8083358B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWI370946B (en) | 2012-08-21 |
JP2008116604A (ja) | 2008-05-22 |
US20110193893A1 (en) | 2011-08-11 |
US20080106703A1 (en) | 2008-05-08 |
US7942534B2 (en) | 2011-05-17 |
KR20080040604A (ko) | 2008-05-08 |
KR100936836B1 (ko) | 2010-01-14 |
TW200821732A (en) | 2008-05-16 |
US8083358B2 (en) | 2011-12-27 |
CN101174126B (zh) | 2010-08-18 |
CN101174126A (zh) | 2008-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4259567B2 (ja) | プロジェクタ、プロジェクションシステム、プログラム、及び記録媒体 | |
US10134317B2 (en) | Projection device, projection control system, and projection control method | |
US7185990B2 (en) | Projection display apparatus | |
JP2005043884A (ja) | 画像投射装置 | |
JP2005031677A (ja) | 照明ユニット及びこれを備えた投射型画像表示装置 | |
WO2010018623A1 (ja) | プロジェクタおよびその制御方法 | |
JP2013057930A (ja) | 投射型表示装置及びその制御方法 | |
JP2003149738A (ja) | 単板型映像表示装置 | |
JP4061898B2 (ja) | 照明装置ならびにプロジェクタとその駆動方法 | |
JPH10260375A (ja) | 液晶プロジェクタおよびその駆動方法 | |
JP6787290B2 (ja) | 投影装置及び投影方法 | |
JP2016180979A (ja) | 投写型表示装置 | |
JP2005043854A (ja) | 投射型映像表示装置 | |
JP2008249747A (ja) | インテグレータユニット | |
JP2008181032A (ja) | プロジェクタ | |
JP4736350B2 (ja) | プロジェクタおよび表示装置 | |
JP4155113B2 (ja) | 照明装置、投射型表示装置及びその駆動方法 | |
JPH10206813A (ja) | 液晶プロジェクタおよびその駆動方法 | |
JP4736341B2 (ja) | プロジェクタおよび表示装置 | |
JP4866867B2 (ja) | インテグレータユニット及びプロジェクタ | |
JP2006064825A (ja) | 画像表示装置及びその駆動方法 | |
JP4655514B2 (ja) | プロジェクタ | |
JP4138846B2 (ja) | 照明装置ならびにプロジェクタとその駆動方法 | |
JP4759936B2 (ja) | 表示装置及びプロジェクタ | |
JP2009210765A (ja) | プロジェクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080407 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080407 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080407 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081023 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081028 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090120 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090202 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4259567 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |